JPH081526A - シート状研摩ゴム - Google Patents

シート状研摩ゴム

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JPH081526A
JPH081526A JP16616294A JP16616294A JPH081526A JP H081526 A JPH081526 A JP H081526A JP 16616294 A JP16616294 A JP 16616294A JP 16616294 A JP16616294 A JP 16616294A JP H081526 A JPH081526 A JP H081526A
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JP
Japan
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fiber
fibers
rubber
matrix
sheet
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Hiroshi Tada
紘 多田
Hironori Kodama
洋典 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折れ目が生せず、台部に貼り付け易い研摩材
を得る。 【構成】 ゴム又はプラスチックをベースとしアクロン
磨耗試験機にかけて荷重2.72kg,傾角15°で 1000 回転
したとき、マトリックス表面から突出している繊維に曲
がりや繊維先端部の変形が生じないような繊維を使用
し、繊維の引張り弾性率E〔kgf/mm2 〕及び繊維の直径
d〔mm〕が≧1×103 及びd≦0.1 であり、シート表面
において、繊維の先端がマトリックス面から突出し、1
mm2 当りに1×104/(E・d)本以上の平均密度で分布
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート状研摩ゴムに関
し、特に複雑な形状の物体にも容易に適用でき、しかも
耐用命数に優れたシート状研摩ゴムに関する。
【0002】
【従来の技術】機械・器具等の角の部分,プラスチック
・ゴム等を成形するためのモールドのキャビティ,プラ
モデルや工具等の全面,長尺状のパイプ等の内面等の仕
上げ工程での研摩材としては、研摩布紙が最も多く使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の研摩布紙に
おいては、機械・器具等の角の部分を研摩するとき、角
の部分に沿って研摩布紙を折らなければならず、研摩を
長く続けるとその部分で切れてしまい、その都度、他の
部分を折り曲げて研摩を続けねばならず、不経済であ
り、プラスチック・ゴム等を成形するためのモールドの
キヤビティ内を研摩するときは、その外面が複雑な曲面
になっている場合は硬いため、その曲面に密着するよう
に馴染みにくく、十分な研摩がしにくい憾みがあり、プ
ラモデルや工具等の全面を研摩するときは、前記モール
ドのキャビティ内よりもその表面がさらに立体的で複雑
であるためさらに研摩がしにくく、長尺状のパイプ内面
等を研摩するときは、柄の長いグラインダー等によって
行うが、その先部の研摩砥石に相当する部分、例えば台
部に装着するときに、剛性があるため貼り付けにくい等
の欠点があった。又、研摩布紙等においては耐水性も悪
く、粒子が外れ易く、立体的なものに成形できない等の
欠点も併有していた。本発明は、前記のような従来の研
摩布紙が有していた欠点を全て克服することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴム又は合成
樹脂のマトリックスに繊維を含有せしめた試料をアクロ
ン磨耗試験機にかけて荷重2.72kg,傾角15°で 1000 回
転したとき、マトリックス表面から突出している繊維に
曲がりや繊維先端部の変形が生じないような繊維を使用
し、繊維の引張り弾性率E〔kgf/mm2 〕及び繊維の直径
d〔mm〕が≧1×103 及びd≦0.1 であり、シート表面
において、繊維の先端がマトリックス面から突出し、1
mm2 当りに1×104/(E・d)本以上の平均密度で分布
しているシート状研摩ゴムを特徴とする。
【0005】本発明を実施するに当たって繊維として
は、ガラス繊維,金属繊維,セラミック繊維,芳香族ア
ミド繊維,ホイスカー繊維などがある。繊維はゴム及び
合成樹脂と混合し易いように、長くても5mm以下、一般
には3mm以下の短繊維として使用し、必要に応じてマト
リックスであるゴム又は合成樹脂との接着を良くするた
めの処理を施す。
【0006】ゴム又は合成樹脂としては、ポリイソプレ
ンゴム,天然ゴム,ポリブタジエンゴム,スチレンブタ
ジエン共重合ゴム,アクリロニトリルブタジエン共重合
ゴム,ブチルゴム,エチレンプロプレン共重合ゴム,ポ
リクロロプレンゴム,ポリウレタン,ポリ塩化ビニル等
が用いられる。
【0007】研摩面が機械・器具等のように油が塗布さ
れているときは、アクリロニトリルブタジエン共重合ゴ
ム,ポリクロロプレンゴム,ポリウレタン,ポリ塩化ビ
ニル等が好ましく、高熱の表面を研摩するときは、アク
リロニトリルブタジエン共重合ゴム,エチレンプロピレ
ン共重合ゴムが好ましく、グラインダーの台部、即ち変
形した状態で貼り付けて長時間使用する場合は、亀裂が
生じないようにブチルゴム,エチレンプロピレン共重合
ゴムを使用するのが好ましい。
【0008】厚みは1〜30mmのものが使用され、1mm未
満であると耐用命数が短く、又、製法上スライス等がし
にくく、又、30mmを超えると完全な加硫がしにくくな
る。従って、理想的には 1.5〜25mmの範囲である。硬さ
はJIS K6253による試験法でタイプAデュロメータ
ー硬さ45〜85のものが使用され、硬さ45未満であれば耐
用命数が短く、硬さ85を超えると弾性を失ってしまう。
従って、理想的には50〜70HS(A)の範囲である。
【0009】前記繊維の引張り弾性率は、ガラス繊維,
アラミド繊維などが103 〜104kgf/mm2程度で、アルミナ
繊維が104 kgf/mm2 台、アルミナホイスカー繊維が105
kgf/mm2 台であって、高弾性の材料を使用するので十分
な研摩作用が発揮されるが、細かい滑らかな研摩面をう
るため、繊維の直径は 0.1mm未満とする。
【0010】繊維の直径は曲げこわさに大きな影響をも
っており、研摩面との摺動時に曲がらないものは研摩面
が平滑で、硬いときは研摩性に劣る。従って、繊維の直
径は0.1mm 以下が良く、研摩面にもよるが、一般には0.
05mm未満にして繊維密度を上げるのがよい。引張り弾性
率が104 kgf/mm2 位の繊維では1mm2 当りの繊維密度
は、繊維直径が1μ程度のときは 1000 本以上、10μ程
度のときは 100以上必要である。
【0011】詳しくは、繊維の引張り弾性率E〔kgf/mm
2 〕と直径d〔mm〕との関連での繊維密度が1×104/
(E・d)の数値以上あれば研摩効果を示すことを見出
した。2種以上の繊維を混用するときはE×dの値は各
繊維についてのE×dの値を混用率で加重平均して用い
る。繊維断面が円形でないときは、等価な断面積をもつ
円の直径をもってその繊維のdとする。
【0012】本発明の研摩ゴムは、前述の条件下にマト
リックス面から繊維が突出して研摩の効果を発揮してい
る。使用中に研摩効果を持続させるためには繊維の永久
変形があまり大きくないことが望ましい。即ち、繊維の
マトリックス面から突出部が永久変形によって曲がった
り、或いは先端がばらけるなどの状態に変形、又は破壊
しない繊維を用いることが研摩効果の持続に必要であ
る。そのような繊維を選択するための実地テストとの類
似の方法で試験を行って決定する。
【0013】即ち本発明においては、マトリックスの表
面に繊維が突出するように調整した2mmの厚さ、11mm巾
の試料を中心部に取付け孔を有する直径60mm, 厚み12mm
のアルミ円枚の円筒部に巻付け、固着したものを試片と
して、アクロン磨耗試験機に取付け、荷重2.72kg(6ポ
ンド),傾角15°で 1000 回転した後、試料表面を顕微
鏡で観察し、繊維の突出部の曲がりや先端のばらけなど
の変形が生じない繊維を選択し使用する。
【0014】
【実施例】ゴムの配合 天然ゴム 70重量部 スチレンブタジエン共重合ゴム 30 〃 亜鉛華3号 5 〃 ステアリン酸 1 〃 加硫促進剤DM 1 〃 加硫促進剤TS 0.1〃 ホワイトカーボン 40重量部 石油系軟化剤 5 〃 老化防止剤D 1 〃 後記ガラス繊維 50 〃
【0015】ガラス繊維 直径 13mm ストランド長 3mm 表面処理剤 アクリルシラン 強熱減量 0.7% 引張強さ 150kgf/mm2 最大伸び 4% 引張強さ弾性率E 7×10kgf/mm2
【0016】前記ゴム配合に従い、混練,加硫,スライ
ス等の操作により、ゴムマトリックス表面に対しガラス
繊維が垂直になるように厚さ 1.5mmのシート状研摩ゴム
を作製した。ここで、前記単位による突出繊維密度は16
00であった。このようにして得られたシート状研摩ゴム
と比較例としての研摩布AA1000とを30°の鋭角なポリ
プロピレン成形体に乾時と湿時に密接して30回研摩を行
った。
【0017】本発明のシート状研摩ゴムは乾時と湿時に
おいても折れ目が全く生せず、滑らかな研摩面が得られ
たが、比較例の研摩布に折れ目ができ,作業困難であ
り、十分な研摩作業ができなかった。又、前者では繊維
が外れなかったが、後者においては粒子が外れ、特に湿
時において著しかった。
【0018】
【効果】何回研摩を続けても折れ目が生せず、即ち形
状,材質に対してもいかなる面にも適用でき、複雑な面
にも自在に貼着可能で、しかも滑らかな研摩を得ること
ができる自己再生性研摩材を得た。又、耐水性にも優
れ、繊維も外れにくかった。更に又、本発明の趣旨とは
直接関係しないが所望により自存な形に容易に成形しう
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又は合成樹脂のマトリックスに繊維
    を含有せしめた試料をアクロン磨耗試験機にかけて荷重
    2.72kg,傾角15°で 1000 回転したとき、マトリックス
    表面から突出している繊維に曲がりや繊維先端部の変形
    が生じないような繊維を使用し、 繊維の引張り弾性率E〔kgf/mm2 〕及び繊維の直径d
    〔mm〕が≧1×103 及びd≦0.1 であり、 シート表面において、繊維の先端がマトリックス面から
    突出し、1mm2 当りに1×104/(E・d)本以上の平均
    密度で分布していることを特徴とするシート状研摩ゴ
    ム。
JP06166162A 1994-06-24 1994-06-24 シート状研摩ゴム Expired - Fee Related JP3101155B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054368A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社シード シート状研磨材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015054368A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社シード シート状研磨材

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