JPH081528A - 理化学用挟持器具及びその製造方法 - Google Patents
理化学用挟持器具及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH081528A JPH081528A JP16448194A JP16448194A JPH081528A JP H081528 A JPH081528 A JP H081528A JP 16448194 A JP16448194 A JP 16448194A JP 16448194 A JP16448194 A JP 16448194A JP H081528 A JPH081528 A JP H081528A
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- Japan
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- surface layer
- alloy
- physicochemical
- sandwiching
- physics
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- Pending
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- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価なPtやPt合金の使用量を必要最小限
として十分な特性を備えた理化学用挟持器具を提供す
る。 【構成】 挟持部2の少なくとも相対向する面に、Pt
又はPt合金を析出堆積した表面層3が形成されている
ことにより、表面層を厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を
有したPt又はPt合金とする。
として十分な特性を備えた理化学用挟持器具を提供す
る。 【構成】 挟持部2の少なくとも相対向する面に、Pt
又はPt合金を析出堆積した表面層3が形成されている
ことにより、表面層を厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を
有したPt又はPt合金とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、理化学用るつぼや分析
試料等を挟んで電気炉やバーナ炉へ入れたり、出した
り、あるいは移動したりするのに用いるトングやピンセ
ット等の理化学用挟持器具及びその製造方法に関する。
試料等を挟んで電気炉やバーナ炉へ入れたり、出した
り、あるいは移動したりするのに用いるトングやピンセ
ット等の理化学用挟持器具及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の理化学用挟持器具は、被
挟持物の汚染を防止するため、耐熱性、耐食性及び化学
的安定性に優れたPt又はPt合金からなる被膜又はさ
やによって挟持部(掴み部)を被覆して構成されてい
る。上記被膜やさやによる挟持部の被膜は、被膜のろう
付や分割されたさやの溶接によって行われている(特開
平3−92284号公報、特開平3−92285号公報
参照)。
挟持物の汚染を防止するため、耐熱性、耐食性及び化学
的安定性に優れたPt又はPt合金からなる被膜又はさ
やによって挟持部(掴み部)を被覆して構成されてい
る。上記被膜やさやによる挟持部の被膜は、被膜のろう
付や分割されたさやの溶接によって行われている(特開
平3−92284号公報、特開平3−92285号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
理化学用挟持器具及びその製造方法では、挟持部の被覆
を必要最小限のPt又はPt合金で行うことが望ましい
ものの、被膜等を別途パーツとして作製する必要がある
ので、薄さや大きさに限界がある。又、別ピースの取付
け作業となるので、接合しにくかったり、剥がれたりあ
るいは平坦でない等の不具合がある。そこで、本発明
は、高価なPt又はPt合金の使用量を必要最小限とし
て十分な特性を備えた理化学用挟持器具、及び長寿命で
精度良く容易に製造し得る理化学用挟持器具の製造方法
を提供することを目的とする。
理化学用挟持器具及びその製造方法では、挟持部の被覆
を必要最小限のPt又はPt合金で行うことが望ましい
ものの、被膜等を別途パーツとして作製する必要がある
ので、薄さや大きさに限界がある。又、別ピースの取付
け作業となるので、接合しにくかったり、剥がれたりあ
るいは平坦でない等の不具合がある。そこで、本発明
は、高価なPt又はPt合金の使用量を必要最小限とし
て十分な特性を備えた理化学用挟持器具、及び長寿命で
精度良く容易に製造し得る理化学用挟持器具の製造方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の理化学用挟持器具は、挟持部の少なくとも
相対向する面に、Pt又はPt合金を析出堆積した表面
層が形成されていることを特徴とする。前記挟持部を有
するものが、トングであることが好ましい。又、前記挟
持部を有するものが、ピンセットであってもよい。前記
表面層の厚さが、10〜 100μmであることが好ましい。
一方、本発明の理化学用挟持器具の製造方法は、挟持部
の少なくとも相対向する面に、無電解めっきにより下地
層を形成した後、電気めっきによりPt又はPt合金の
表面層を形成することを特徴とする。前記下地層が、P
t、Ni又はCuであることが好ましい。
め、本発明の理化学用挟持器具は、挟持部の少なくとも
相対向する面に、Pt又はPt合金を析出堆積した表面
層が形成されていることを特徴とする。前記挟持部を有
するものが、トングであることが好ましい。又、前記挟
持部を有するものが、ピンセットであってもよい。前記
表面層の厚さが、10〜 100μmであることが好ましい。
一方、本発明の理化学用挟持器具の製造方法は、挟持部
の少なくとも相対向する面に、無電解めっきにより下地
層を形成した後、電気めっきによりPt又はPt合金の
表面層を形成することを特徴とする。前記下地層が、P
t、Ni又はCuであることが好ましい。
【0005】
【作用】本発明の理化学用挟持器具においては、表面層
が厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を有したPt又はPt
合金となる。表面層の厚さが、10μm未満であると、P
t又はPt合金の特性が有効に発揮されず、 100μmを
超えると、コスト高になると共に、厚さに見合う効果が
なく形成時間が長くなる。又、本発明の理化学用挟持器
具の製造方法においては、所要の厚さの表面層の形成が
容易になり、かつその密着(接合)強度が十分となる。
下地層をPt、Ni又はCuとすることにより、安定し
た電気めっきが可能となる。
が厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を有したPt又はPt
合金となる。表面層の厚さが、10μm未満であると、P
t又はPt合金の特性が有効に発揮されず、 100μmを
超えると、コスト高になると共に、厚さに見合う効果が
なく形成時間が長くなる。又、本発明の理化学用挟持器
具の製造方法においては、所要の厚さの表面層の形成が
容易になり、かつその密着(接合)強度が十分となる。
下地層をPt、Ni又はCuとすることにより、安定し
た電気めっきが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2は本発明の理化学用挟持器具の
1実施例を示すトングの斜視図、要部の拡大図である。
このトング1は、挟持部2の表面にPt又はPt合金を
析出堆積した厚さ10〜100μmの表面層3が形成されて
なる。挟持部2を覆う表面層3のPt又はPt合金は、
上記析出堆積により、厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を
有している。ここで、表面層3の厚さが10μm未満であ
ると、Pt又はPt合金の特性が十分に発揮されず、
又、 100μmを超えると、コスト高になると共に、それ
に見合う効果が得られず、かつ形成時間が長くなった。
したがって、上記構成のトング1によれば、高価なPt
又はPt合金の使用量を最小限にすることができると共
に、接合強度が十分で長寿命のものとすることができ
る。
て説明する。図1、図2は本発明の理化学用挟持器具の
1実施例を示すトングの斜視図、要部の拡大図である。
このトング1は、挟持部2の表面にPt又はPt合金を
析出堆積した厚さ10〜100μmの表面層3が形成されて
なる。挟持部2を覆う表面層3のPt又はPt合金は、
上記析出堆積により、厚さ方向へ緻密な結晶組織構造を
有している。ここで、表面層3の厚さが10μm未満であ
ると、Pt又はPt合金の特性が十分に発揮されず、
又、 100μmを超えると、コスト高になると共に、それ
に見合う効果が得られず、かつ形成時間が長くなった。
したがって、上記構成のトング1によれば、高価なPt
又はPt合金の使用量を最小限にすることができると共
に、接合強度が十分で長寿命のものとすることができ
る。
【0007】上記構成のトングに際しては、ステンレス
鋼からなるトングを脱脂した後、挟持部以外をマスキン
グし、Pt、Ni又はCuの無電解めっきにより厚さ
0.1μmの下地層を形成した後、所要のめっき浴(例え
ばプラチナート 100(Pt;10g/l ):日本エレクトロ
プレイティング・エンジニヤース(株)製)を用いて厚
さ 300μmの表面層を形成した。得られたトングにおけ
る挟持部の表面層は、ビッカース硬さ 300を有している
と共に、ピンホールやクラック等の欠陥が無く、かつ良
好な平坦度と外観を呈した。比較のために、トングにお
ける挟持部の相対向する面に、厚さ 500μmのPtをろ
う付したところ、ビッカース硬さ50となると共に、良好
な平坦度が得られなかった。
鋼からなるトングを脱脂した後、挟持部以外をマスキン
グし、Pt、Ni又はCuの無電解めっきにより厚さ
0.1μmの下地層を形成した後、所要のめっき浴(例え
ばプラチナート 100(Pt;10g/l ):日本エレクトロ
プレイティング・エンジニヤース(株)製)を用いて厚
さ 300μmの表面層を形成した。得られたトングにおけ
る挟持部の表面層は、ビッカース硬さ 300を有している
と共に、ピンホールやクラック等の欠陥が無く、かつ良
好な平坦度と外観を呈した。比較のために、トングにお
ける挟持部の相対向する面に、厚さ 500μmのPtをろ
う付したところ、ビッカース硬さ50となると共に、良好
な平坦度が得られなかった。
【0010】なお、上記実施例においては、トングにつ
いて述べたが、ピンセットに本発明を適用しても同様の
作用効果が得られる。又、表面層は、挟持部の全表面に
形成する場合に限らず、被挟持物と接触する少なくとも
相対向する面に形成されていればよい。
いて述べたが、ピンセットに本発明を適用しても同様の
作用効果が得られる。又、表面層は、挟持部の全表面に
形成する場合に限らず、被挟持物と接触する少なくとも
相対向する面に形成されていればよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の理化学用
挟持器具によれば、表面層が、厚さ方向へ緻密な結晶組
織構造を有したPt又はPt合金となるので、従来に比
して高価なPt又はPt合金の使用量を必要最小限とし
て十分な特性を備えたものとすることができる。又、理
化学用挟持器具の製造方法によれば、表面層の密着(接
合)強度が十分となり、かつその所要の厚さの形成が容
易となるので、従来に比して長寿命とし得、かつ精度良
く容易に製造することができる。
挟持器具によれば、表面層が、厚さ方向へ緻密な結晶組
織構造を有したPt又はPt合金となるので、従来に比
して高価なPt又はPt合金の使用量を必要最小限とし
て十分な特性を備えたものとすることができる。又、理
化学用挟持器具の製造方法によれば、表面層の密着(接
合)強度が十分となり、かつその所要の厚さの形成が容
易となるので、従来に比して長寿命とし得、かつ精度良
く容易に製造することができる。
【図1】本発明の理化学用挟持器具の一実施例を示すト
ングの斜視図である。
ングの斜視図である。
【図2】図1のトングの要部の拡大図である。
1 トング 2 挟持部 3 表面層
Claims (6)
- 【請求項1】 挟持部の少なくとも相対向する面に、P
t又はPt合金を析出堆積した表面層が形成されている
ことを特徴とする理化学用挟持器具。 - 【請求項2】 前記挟持部を有するものが、トングであ
ることを特徴とする請求項1記載の理化学用挟持器具。 - 【請求項3】 前記挟持部を有するものが、ピンセット
であることを特徴とする請求項1記載の理化学用挟持器
具。 - 【請求項4】 前記表面層の厚さが、10〜 100μmであ
ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の理化学用
挟持器具。 - 【請求項5】 挟持部の少なくとも相対する面に、無電
解めっきにより下地層を形成した後、電気めっきにより
Pt又はPt合金の表面層を形成することを特徴とする
理化学用挟持器具の製造方法。 - 【請求項6】 前記下地層が、Pt、Ni又はCuであ
ることを特徴とする請求項5記載の理化学用挟持器具の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16448194A JPH081528A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 理化学用挟持器具及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16448194A JPH081528A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 理化学用挟持器具及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081528A true JPH081528A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15793997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16448194A Pending JPH081528A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 理化学用挟持器具及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081528A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010110838A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Pearl:Kk | 眼鏡の加工方法 |
| JP2014101575A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-06-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | カソード吊手矯正具 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP16448194A patent/JPH081528A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010110838A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Pearl:Kk | 眼鏡の加工方法 |
| JP2014101575A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-06-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | カソード吊手矯正具 |
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