JPH08154385A - 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モー タ - Google Patents
超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モー タInfo
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- JPH08154385A JPH08154385A JP6292991A JP29299194A JPH08154385A JP H08154385 A JPH08154385 A JP H08154385A JP 6292991 A JP6292991 A JP 6292991A JP 29299194 A JP29299194 A JP 29299194A JP H08154385 A JPH08154385 A JP H08154385A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、二種類の圧電素子を必要とせず構
成の簡略化が図れるとともに低電圧駆動可能な超音波振
動子を提供する。 【構成】 本発明の超音波振動子10は、角柱状の弾性
体11と、この弾性体11の長手方向と平行な面の内の
少なくとも二つ以上の面に、それぞれの変位方向が弾性
体11の長手方向に対し鋭角をなすように設けられた複
数の積層型圧電素子を上記弾性体11の長手方向の端面
に設けられた駆動子15と、を具備しており、上記複数
の積層型圧電素子に、互いに相位差を有する交番電圧印
加することにより、上記弾性体11に長手方向に沿った
縦共振振動を発生させる構成とした。
成の簡略化が図れるとともに低電圧駆動可能な超音波振
動子を提供する。 【構成】 本発明の超音波振動子10は、角柱状の弾性
体11と、この弾性体11の長手方向と平行な面の内の
少なくとも二つ以上の面に、それぞれの変位方向が弾性
体11の長手方向に対し鋭角をなすように設けられた複
数の積層型圧電素子を上記弾性体11の長手方向の端面
に設けられた駆動子15と、を具備しており、上記複数
の積層型圧電素子に、互いに相位差を有する交番電圧印
加することにより、上記弾性体11に長手方向に沿った
縦共振振動を発生させる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機械変換素子を駆
動源とした超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超
音波モータに関する。
動源とした超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超
音波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電磁型モータに代わる新しいモー
タとして超音波モータが注目されている。この超音波モ
ータは、従来の電磁型モータに比べ以下のような利点を
有している。 (1)ギヤなしで低回転高トルクが得られる。 (2)保持力が大きい。 (3)高分解能である。 (4)静粛性にとんでいる。 (5)磁気的ノイズを発生せず、また、ノイズの影響も
うけない。
タとして超音波モータが注目されている。この超音波モ
ータは、従来の電磁型モータに比べ以下のような利点を
有している。 (1)ギヤなしで低回転高トルクが得られる。 (2)保持力が大きい。 (3)高分解能である。 (4)静粛性にとんでいる。 (5)磁気的ノイズを発生せず、また、ノイズの影響も
うけない。
【0003】従来の超音波モータとして、本出願人が提
案した特開昭62-203570 号公報記載の超音波モータがあ
る。以下特開昭62-203570 号公報に基づき従来の超音波
モータについて説明する。
案した特開昭62-203570 号公報記載の超音波モータがあ
る。以下特開昭62-203570 号公報に基づき従来の超音波
モータについて説明する。
【0004】同公報に開示した従来の超音波モータは、
図11に示すようにコの字状部材52の開口部に厚みす
べり圧電素子51を挟み込むとともに、コの字状部材5
2の結合端外側面の両肩部に一対の厚み縦圧電素子53
を取り付けてある。そして、この厚み縦圧電素子53に
対し一側面が接触可能なように軸54aを有する回転子
54を押圧状態で配置している。
図11に示すようにコの字状部材52の開口部に厚みす
べり圧電素子51を挟み込むとともに、コの字状部材5
2の結合端外側面の両肩部に一対の厚み縦圧電素子53
を取り付けてある。そして、この厚み縦圧電素子53に
対し一側面が接触可能なように軸54aを有する回転子
54を押圧状態で配置している。
【0005】次にこの超音波モータの動作について説明
する。厚みすべり圧電素子51にコの字状部材52の振
り子運振動(捻れ振動)の固有振動数と同一の周波数の
交番電圧を印加し捻れ振動を励起する。同時に厚み縦振
動子53にも上述した場合と同一の周波数の交番電圧を
印加し縦方向の振動を同時に励起する。これらの捻れ振
動と縦振動を励起すると、回転子54を一定の方向に回
転させることができる。また、捻れ振動と縦振動を逆位
相で励起すると、回転子54を反対方向に回転させるこ
とができる。
する。厚みすべり圧電素子51にコの字状部材52の振
り子運振動(捻れ振動)の固有振動数と同一の周波数の
交番電圧を印加し捻れ振動を励起する。同時に厚み縦振
動子53にも上述した場合と同一の周波数の交番電圧を
印加し縦方向の振動を同時に励起する。これらの捻れ振
動と縦振動を励起すると、回転子54を一定の方向に回
転させることができる。また、捻れ振動と縦振動を逆位
相で励起すると、回転子54を反対方向に回転させるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波モータは以下のような問題点が存在する。 (1) すべり圧電素子と厚み縦圧電素子二種類の圧電
素子を必要とする。 (2) すべり圧電素子と厚み縦圧電素子共に一枚から
二枚の板状の圧電素子を利用しているため、駆動電圧が
数百Vp−pと高くなってしまう。
来の超音波モータは以下のような問題点が存在する。 (1) すべり圧電素子と厚み縦圧電素子二種類の圧電
素子を必要とする。 (2) すべり圧電素子と厚み縦圧電素子共に一枚から
二枚の板状の圧電素子を利用しているため、駆動電圧が
数百Vp−pと高くなってしまう。
【0007】そこで本発明の請求項1の目的は、二種類
の圧電素子を必要とせず構成の簡略化が図れるとともに
低電圧駆動可能な超音波振動子を提供することを目的と
する。請求項2の目的は、請求項1記載の超音波振動子
を用いて構成の簡略化が図れるとともに低電圧駆動可能
な超音波モータを提供することを目的とする。
の圧電素子を必要とせず構成の簡略化が図れるとともに
低電圧駆動可能な超音波振動子を提供することを目的と
する。請求項2の目的は、請求項1記載の超音波振動子
を用いて構成の簡略化が図れるとともに低電圧駆動可能
な超音波モータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の超音波振動子は、角柱状の弾性体
と、この弾性体の長手方向と平行な面の内の少なくとも
二つ以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体の長手
方向に対し鋭角をなすように設けられた複数の積層型圧
電子と、上記弾性体の長手方向の端面に設けられた駆動
子とを具備しており、上記複数の積層型圧電素子に、互
いに位相差を有する交番電圧印加することにより、上記
弾性体に長手方向に沿った縦共振振動を捻れ共振振動と
同時に励起し、上記駆動子が設けられた端面に超音波楕
円振動を発生させるものである。
に、請求項1記載の超音波振動子は、角柱状の弾性体
と、この弾性体の長手方向と平行な面の内の少なくとも
二つ以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体の長手
方向に対し鋭角をなすように設けられた複数の積層型圧
電子と、上記弾性体の長手方向の端面に設けられた駆動
子とを具備しており、上記複数の積層型圧電素子に、互
いに位相差を有する交番電圧印加することにより、上記
弾性体に長手方向に沿った縦共振振動を捻れ共振振動と
同時に励起し、上記駆動子が設けられた端面に超音波楕
円振動を発生させるものである。
【0009】請求項2記載の超音波モータは、角柱状の
弾性体と、この弾性体の長手方向と平行な面の内の少な
くとも二つ以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体
の長手方向に対し鋭角をなすように設けられた複数の積
層型圧電素子と、上記弾性体の長手方向の端面に設けら
れた駆動子と、この駆動子に対して押圧されたロータと
を具備しており、上記複数の積層型圧電素子に、互いに
位相差を有する交番電圧印加することにより、上記弾性
体に長手方向に沿った縦共振振動を捻れ共振振動とを同
時に励起し、上記駆動子が設けられた端面に超音波楕円
振動を発生させ、上記ロータを駆動するものである。
弾性体と、この弾性体の長手方向と平行な面の内の少な
くとも二つ以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体
の長手方向に対し鋭角をなすように設けられた複数の積
層型圧電素子と、上記弾性体の長手方向の端面に設けら
れた駆動子と、この駆動子に対して押圧されたロータと
を具備しており、上記複数の積層型圧電素子に、互いに
位相差を有する交番電圧印加することにより、上記弾性
体に長手方向に沿った縦共振振動を捻れ共振振動とを同
時に励起し、上記駆動子が設けられた端面に超音波楕円
振動を発生させ、上記ロータを駆動するものである。
【0010】
【作用】このような手段を講じたことにより、以下のよ
うな作用を生じる。
うな作用を生じる。
【0011】(請求項1の作用)上述した請求項1記載
の超音波振動子における角柱状の弾性体の長手方向と平
行な面の少なくとも二つ以上の面に、それぞれの変位方
向が前記弾性体の長手方向に対し鋭角をなすように設け
られた複数の積層型圧電素子に対して、互いに位相差を
有する交番電圧を印加することにより、前記弾性体に長
手方向に沿った縦共振振動と捻れ共振振動とが同時に励
起され、縦共振振動により、前記駆動子が設けられた端
面に超音波楕円振動が発生する。このような超音波振動
子によれば、異なる種類の圧電素子を用いる必要が無
く、構成の簡略化が図れるとともに低電圧で駆動するこ
とが可能となる。
の超音波振動子における角柱状の弾性体の長手方向と平
行な面の少なくとも二つ以上の面に、それぞれの変位方
向が前記弾性体の長手方向に対し鋭角をなすように設け
られた複数の積層型圧電素子に対して、互いに位相差を
有する交番電圧を印加することにより、前記弾性体に長
手方向に沿った縦共振振動と捻れ共振振動とが同時に励
起され、縦共振振動により、前記駆動子が設けられた端
面に超音波楕円振動が発生する。このような超音波振動
子によれば、異なる種類の圧電素子を用いる必要が無
く、構成の簡略化が図れるとともに低電圧で駆動するこ
とが可能となる。
【0012】(請求項2の作用)請求項2記載の超音波
モータは、請求項1記載の超音波振動子における駆動子
によりロータを押圧状態で保持し、前記駆動子が設けら
れた端面に生じる超音波楕円振動に基づいてロータを回
転駆動するものであるから、異なる種類の圧電素子を用
いる必要が無く、構成の簡略化が図れるとともに低電圧
駆動でロータを回転させることが可能となる。
モータは、請求項1記載の超音波振動子における駆動子
によりロータを押圧状態で保持し、前記駆動子が設けら
れた端面に生じる超音波楕円振動に基づいてロータを回
転駆動するものであるから、異なる種類の圧電素子を用
いる必要が無く、構成の簡略化が図れるとともに低電圧
駆動でロータを回転させることが可能となる。
【0013】
[第一実施例] (超音波振動子の構成)図1に第一実施例の超音波振動
子10の平面図を示し、図2に超音波振動子10の正面
図を示し、図3に第一実施例の超音波振動子10の背面
図を示す。図2は図1に示す矢印α方向から見た図であ
り、図3は図1に示す矢印β方向から見た図である。
子10の平面図を示し、図2に超音波振動子10の正面
図を示し、図3に第一実施例の超音波振動子10の背面
図を示す。図2は図1に示す矢印α方向から見た図であ
り、図3は図1に示す矢印β方向から見た図である。
【0014】この超音波振動子10は、ステンレス材に
より形成した角柱形状の弾性体11と、この弾性体11
の正面及び背面に各々配置した同一構造からなる2個の
積層型圧電素子14a、14bと、前記弾性体11の一
方の端面に配置した円環状の駆動子15とを有してい
る。
より形成した角柱形状の弾性体11と、この弾性体11
の正面及び背面に各々配置した同一構造からなる2個の
積層型圧電素子14a、14bと、前記弾性体11の一
方の端面に配置した円環状の駆動子15とを有してい
る。
【0015】前記弾性体11の正面の上部側には、図2
に示すように、この弾性体11と一体の右下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する突出部12aが形成され、前
記弾性体11の背面には、図3に示すように、この弾性
体11と一体の左下がりの傾斜面を有し三角形状を呈す
る突出部12bが形成されている。
に示すように、この弾性体11と一体の右下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する突出部12aが形成され、前
記弾性体11の背面には、図3に示すように、この弾性
体11と一体の左下がりの傾斜面を有し三角形状を呈す
る突出部12bが形成されている。
【0016】また、前記弾性体11の正面の下部側に
は、前記突出部12aと対向する配置で右下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する挟持用弾性体13aがビス1
6により弾性体に固定されるようになっており、これに
より前記弾性体11の正面において前記突出部12a
と、前記挟持用弾性体13とにより一方の積層型圧電素
子14aを圧縮状態で保持するようになっている。
は、前記突出部12aと対向する配置で右下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する挟持用弾性体13aがビス1
6により弾性体に固定されるようになっており、これに
より前記弾性体11の正面において前記突出部12a
と、前記挟持用弾性体13とにより一方の積層型圧電素
子14aを圧縮状態で保持するようになっている。
【0017】同様に前記弾性体11の背面の下部側に
は、前記突出部12bと対向する配置で左下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する挟持用弾性体13bがビス1
6により弾性体に固定されるようになっており、これに
より前記弾性体11の背面において前記突出部12b
と、前記挟持用弾性体13bとにより他方の積層型圧電
素子14bを圧縮状態で保持するようになっている。
は、前記突出部12bと対向する配置で左下がりの傾斜
面を有し三角形状を呈する挟持用弾性体13bがビス1
6により弾性体に固定されるようになっており、これに
より前記弾性体11の背面において前記突出部12b
と、前記挟持用弾性体13bとにより他方の積層型圧電
素子14bを圧縮状態で保持するようになっている。
【0018】前記弾性体11の中央部には貫通孔17が
穿設され、この貫通孔17の略中間部は図4に示すよう
にタップ18を刻設している。前記積層型圧電素子14
a、14bの寸法は、2mm×3mm×9mmに設定してい
る。
穿設され、この貫通孔17の略中間部は図4に示すよう
にタップ18を刻設している。前記積層型圧電素子14
a、14bの寸法は、2mm×3mm×9mmに設定してい
る。
【0019】前記駆動子15は、合成樹脂にアルミナセ
ラミックの砥粒を分散させた砥石からなり円環状に形成
されている。
ラミックの砥粒を分散させた砥石からなり円環状に形成
されている。
【0020】上述した該超音波振動子10を作成する際
には、図4に示すように、積層型圧電素子14aを、弾
性体11と一体に形成された傾斜面を有する突出部12
aと、やはり同様な傾斜面を有する挟持用弾性体13a
により積層型圧電素子14に圧縮力を加え挟持する状態
で弾性体11の正面側に配置し、ビス16により挟持用
弾性体13aを弾性体11にねじ止めする。積層型圧電
素子14bの場合も同様である。
には、図4に示すように、積層型圧電素子14aを、弾
性体11と一体に形成された傾斜面を有する突出部12
aと、やはり同様な傾斜面を有する挟持用弾性体13a
により積層型圧電素子14に圧縮力を加え挟持する状態
で弾性体11の正面側に配置し、ビス16により挟持用
弾性体13aを弾性体11にねじ止めする。積層型圧電
素子14bの場合も同様である。
【0021】また、積層型圧電素子14a、14bは、
弾性体11及びその突出部12a、12b及び挟持用弾
性体13a,13bと接する全ての面に於いてエポキシ
系の接着剤を用いて接着され、固定される。
弾性体11及びその突出部12a、12b及び挟持用弾
性体13a,13bと接する全ての面に於いてエポキシ
系の接着剤を用いて接着され、固定される。
【0022】前記超音波振動子10は、その寸法、形状
が1次の共振縦振動(図2の上下方向の振動)及び1次
の共振捻れ振動(縦振動の振動方向を捻れの軸とする振
動)がほぼ同一周波数Fr(50kHz 〜56kHz )で励
起出来る様なものとなっている。
が1次の共振縦振動(図2の上下方向の振動)及び1次
の共振捻れ振動(縦振動の振動方向を捻れの軸とする振
動)がほぼ同一周波数Fr(50kHz 〜56kHz )で励
起出来る様なものとなっている。
【0023】そして、上述した周波数近傍では屈曲共振
振動の固有振動はないような形状に設計されている。
振動の固有振動はないような形状に設計されている。
【0024】(超音波振動子の動作)次に超音波振動子
10の動作について説明する。まず、積層型圧電素子1
4aのA端子、GND端子間に周波数Frで振幅10V
p−pの交番電圧を印加し、積層型圧電素子14bのB
端子、GND端子間に同一周波数、同振幅で同位相の交
番電圧を印加すると一次の共振縦振動が励起出来る。次
に、積層型圧電素子14aのA端子、GND端子間に周
波数Frで振幅10Vp−pの交番電圧を印加し、積層
型圧電素子14bのB端子、GND端子間に同一周波
数、同振幅で逆位相の交番電圧を印加すると一次の共振
捻れ振動が励起出来る。
10の動作について説明する。まず、積層型圧電素子1
4aのA端子、GND端子間に周波数Frで振幅10V
p−pの交番電圧を印加し、積層型圧電素子14bのB
端子、GND端子間に同一周波数、同振幅で同位相の交
番電圧を印加すると一次の共振縦振動が励起出来る。次
に、積層型圧電素子14aのA端子、GND端子間に周
波数Frで振幅10Vp−pの交番電圧を印加し、積層
型圧電素子14bのB端子、GND端子間に同一周波
数、同振幅で逆位相の交番電圧を印加すると一次の共振
捻れ振動が励起出来る。
【0025】次に、積層型圧電素子14aのA端子、G
ND端子間に周波数Frで振幅10Vp−pの交番電圧
を印加し、積層型圧電素子14bのB端子、GND端子
間に同一周波数、同振幅で位相が90度異なった交番電
圧を印加すると、共振縦振動と、共振捻れ振動が合成さ
れて、駆動子15の位置において楕円振動が(超音波楕
円振動)励起出来る。
ND端子間に周波数Frで振幅10Vp−pの交番電圧
を印加し、積層型圧電素子14bのB端子、GND端子
間に同一周波数、同振幅で位相が90度異なった交番電
圧を印加すると、共振縦振動と、共振捻れ振動が合成さ
れて、駆動子15の位置において楕円振動が(超音波楕
円振動)励起出来る。
【0026】(超音波モータの構成と動作)次に、図5
乃至図7を参照して前記超音波振動子10を用いた超音
波モータ20について説明する。図5は超音波モータ2
0の平面図であり、図6は超音波モータ20の正面図で
あり、図7は超音波モータ20の一部の断面図である。
乃至図7を参照して前記超音波振動子10を用いた超音
波モータ20について説明する。図5は超音波モータ2
0の平面図であり、図6は超音波モータ20の正面図で
あり、図7は超音波モータ20の一部の断面図である。
【0027】前記超音波振動子10の貫通孔17に、外
周にねじが設けられ、かつ、接着剤が塗布された軸21
が挿入され、貫通孔17に設けたタップ18に軸21の
ねじを螺合することによりこの軸21を超音波振動子1
0の中心部の位置で接着固定するようになっている。ま
た、前記超音波振動子10における駆動子15により、
ジルコニアセラミックスからなる円環状の摺動材25及
びこの摺動材25に接着した円環状の回転体22からな
るロータ28を押圧状態で保持するようになっている。
周にねじが設けられ、かつ、接着剤が塗布された軸21
が挿入され、貫通孔17に設けたタップ18に軸21の
ねじを螺合することによりこの軸21を超音波振動子1
0の中心部の位置で接着固定するようになっている。ま
た、前記超音波振動子10における駆動子15により、
ジルコニアセラミックスからなる円環状の摺動材25及
びこの摺動材25に接着した円環状の回転体22からな
るロータ28を押圧状態で保持するようになっている。
【0028】即ち、前記ロータ28の上方から軸21を
囲むようにコイルバネ23を挿入し前記軸21にナット
24を螺合することでコイルバネ23の付勢力によりロ
ータ28を駆動子15に押圧するようになっている。そ
して、前記ナット24を回転調整することで前記ロータ
28の駆動子15に対する押圧力を調節し、これによ
り、ロータ28の回転トルクを調整可能としている。
尚、前記回転体22の内部にはベアリング26が圧入さ
れており、このベアリング26を介して前記軸21に結
合されるようになっている。また、この超音波モータ2
0を定位置に固定する場合には弾性体11の下部に突き
出た軸21を図示しない基台にねじ込めばよい。
囲むようにコイルバネ23を挿入し前記軸21にナット
24を螺合することでコイルバネ23の付勢力によりロ
ータ28を駆動子15に押圧するようになっている。そ
して、前記ナット24を回転調整することで前記ロータ
28の駆動子15に対する押圧力を調節し、これによ
り、ロータ28の回転トルクを調整可能としている。
尚、前記回転体22の内部にはベアリング26が圧入さ
れており、このベアリング26を介して前記軸21に結
合されるようになっている。また、この超音波モータ2
0を定位置に固定する場合には弾性体11の下部に突き
出た軸21を図示しない基台にねじ込めばよい。
【0029】この超音波モータ20における積層型圧電
素子14aのA端子、GND端子間に周波数Frで振幅
10Vp−pの交番電圧を印加し、積層型圧電素子14
bのB端子、GND端子間に同一周波数、同振幅で位相
が90度異なった(+90度又は−90度)交番電圧を
印加すると、共振縦振動と、共振捻れ振動が合成され
て、駆動子15の位置において楕円振動が励起出来る。
この楕円振動は前記ロータ28に伝達されこのロータ2
8を時計回りまたは反時計回りに回転駆動できる。
素子14aのA端子、GND端子間に周波数Frで振幅
10Vp−pの交番電圧を印加し、積層型圧電素子14
bのB端子、GND端子間に同一周波数、同振幅で位相
が90度異なった(+90度又は−90度)交番電圧を
印加すると、共振縦振動と、共振捻れ振動が合成され
て、駆動子15の位置において楕円振動が励起出来る。
この楕円振動は前記ロータ28に伝達されこのロータ2
8を時計回りまたは反時計回りに回転駆動できる。
【0030】[効果]本実施例の超音波振動子10によ
れば、同一構造の積層型圧電素子14a,14bを2個
用いた構造であるため、従来例のように2種類の圧電素
子を用いる必要が無く、この超音波振動子10の駆動電
圧を下げることができる。また、積層型圧電素子14
a,14bを圧縮力を付加した状態で組み立ててあるた
めこれらの内部での破壊が無くなり、寿命が大幅に延び
る。また、単純な構造であるので低コスト化が図りやす
い利点がある。
れば、同一構造の積層型圧電素子14a,14bを2個
用いた構造であるため、従来例のように2種類の圧電素
子を用いる必要が無く、この超音波振動子10の駆動電
圧を下げることができる。また、積層型圧電素子14
a,14bを圧縮力を付加した状態で組み立ててあるた
めこれらの内部での破壊が無くなり、寿命が大幅に延び
る。また、単純な構造であるので低コスト化が図りやす
い利点がある。
【0031】また、この超音波振動子10を利用して超
音波モータ20を構成したので、低電圧駆動が可能で、
かつ、高効率の超音波モータ20を提供することができ
る。
音波モータ20を構成したので、低電圧駆動が可能で、
かつ、高効率の超音波モータ20を提供することができ
る。
【0032】[第二実施例] (超音波振動子の構成)図8に第二実施例の超音波振動
子30を示す。本超音波振動子30は第一実施例の超音
波振動子10と基本的には同様な構成であるが、第一実
施例の超音波振動子10に比べ弾性体11の4個の端面
に各々既述した場合と同様な配置で4個の積層型圧電素
子14a乃至14dを配置した点が特徴である。
子30を示す。本超音波振動子30は第一実施例の超音
波振動子10と基本的には同様な構成であるが、第一実
施例の超音波振動子10に比べ弾性体11の4個の端面
に各々既述した場合と同様な配置で4個の積層型圧電素
子14a乃至14dを配置した点が特徴である。
【0033】図8は本実施例の超音波振動子30を上方
から見たものである。図9は図8に示す矢印α、γの方
向から見た状態であり、図10は図8に示す矢印β、δ
の方向から見た状態である。尚、図9においては、図8
に示す矢印γ方向から見た場合の下記に記す符号を付し
て示し、図10においては、図9に示す矢印δ方向から
見た場合の下記に記す符号を付して示す。
から見たものである。図9は図8に示す矢印α、γの方
向から見た状態であり、図10は図8に示す矢印β、δ
の方向から見た状態である。尚、図9においては、図8
に示す矢印γ方向から見た場合の下記に記す符号を付し
て示し、図10においては、図9に示す矢印δ方向から
見た場合の下記に記す符号を付して示す。
【0034】超音波振動子30の積層型圧電素子14
a、14bは図2、図3に示す場合と同様にして弾性体
11に取り付けられ、また、積層型圧電素子14c、1
4dは図9、図10に示すように各々弾性体11と一体
に形成された傾斜面を有する突出部12c、12dと、
やはり同様な傾斜面を有する挟持用弾性体13c、13
dに各々積層型圧電素子14c、14dに圧縮力を加え
挟持する状態で弾性体11に取り付けている。
a、14bは図2、図3に示す場合と同様にして弾性体
11に取り付けられ、また、積層型圧電素子14c、1
4dは図9、図10に示すように各々弾性体11と一体
に形成された傾斜面を有する突出部12c、12dと、
やはり同様な傾斜面を有する挟持用弾性体13c、13
dに各々積層型圧電素子14c、14dに圧縮力を加え
挟持する状態で弾性体11に取り付けている。
【0035】電気的な配線に関しては各積層型圧電素子
14a乃至14dのA端子同士を接続しA相とし、ま
た、B端子同士を接続しB相としいてる。この超音波振
動子30も第一実施例の超音波振動子10と同様にして
組み立てることができる。また、この超音波振動子30
によれば、第一実施例の超音波振動子10に対して積層
型圧電素子14c、14dが付加され個数が2個増大し
ているので、縦共振振動、捻れ共振振動の出力が大きく
なり、駆動子15の楕円振動の出力を増大できる。
14a乃至14dのA端子同士を接続しA相とし、ま
た、B端子同士を接続しB相としいてる。この超音波振
動子30も第一実施例の超音波振動子10と同様にして
組み立てることができる。また、この超音波振動子30
によれば、第一実施例の超音波振動子10に対して積層
型圧電素子14c、14dが付加され個数が2個増大し
ているので、縦共振振動、捻れ共振振動の出力が大きく
なり、駆動子15の楕円振動の出力を増大できる。
【0036】また、この超音波振動子30に第一実施例
の場合と同様にしてロータ28、コイルバネ23、ナッ
ト24を配置して超音波モータを構成することにより、
低電圧駆動が可能で、かつ、高出力、高効率の超音波モ
ータを提供することができる。
の場合と同様にしてロータ28、コイルバネ23、ナッ
ト24を配置して超音波モータを構成することにより、
低電圧駆動が可能で、かつ、高出力、高効率の超音波モ
ータを提供することができる。
【0037】[効果]第一実施例に比べ、4個の積層型
圧電素子14a乃至14dを用いているので、これらの
振動出力が大きくなるとともに、従来例のように2種類
の積層型圧電素子を用いる必要が無く、この超音波振動
子30の駆動電圧を下げることができる。 また、積層
型圧電素子14a乃至14dを圧縮力を付加した状態で
組み立ててあるためこれらの内部での破壊が無くなり、
寿命が大幅に延びる。また、単純な構造であるので低コ
スト化が図りやすい利点がある。また、この超音波振動
子30を利用して超音波モータを構成すると、低電圧駆
動が可能で、かつ、高出力、高効率の超音波モータを提
供することができる。
圧電素子14a乃至14dを用いているので、これらの
振動出力が大きくなるとともに、従来例のように2種類
の積層型圧電素子を用いる必要が無く、この超音波振動
子30の駆動電圧を下げることができる。 また、積層
型圧電素子14a乃至14dを圧縮力を付加した状態で
組み立ててあるためこれらの内部での破壊が無くなり、
寿命が大幅に延びる。また、単純な構造であるので低コ
スト化が図りやすい利点がある。また、この超音波振動
子30を利用して超音波モータを構成すると、低電圧駆
動が可能で、かつ、高出力、高効率の超音波モータを提
供することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明に関する効果は、異
なる種類の圧電素子を用いる必要が無く、構成の簡略化
が図れるとともに低電圧で駆動することが可能となるこ
とである。請求項2記載の発明に関する効果は、異なる
種類の圧電素子を用いる必要が無く、構成の簡略化が図
れるとともに低電圧駆動でロータを回転させることが可
能となることである。
なる種類の圧電素子を用いる必要が無く、構成の簡略化
が図れるとともに低電圧で駆動することが可能となるこ
とである。請求項2記載の発明に関する効果は、異なる
種類の圧電素子を用いる必要が無く、構成の簡略化が図
れるとともに低電圧駆動でロータを回転させることが可
能となることである。
【図1】本発明の第一実施例の超音波振動子を示す平面
図である。
図である。
【図2】本発明の第一実施例の超音波振動子を示す正面
図である。
図である。
【図3】本発明の第一実施例の超音波振動子を示す正面
図である。
図である。
【図4】本発明の第一実施例の超音波振動子の作成状態
を示す分解図である。
を示す分解図である。
【図5】本発明の第一実施例の超音波モータを示す平面
図である。
図である。
【図6】本発明の第一実施例の超音波モータを示す正面
図である。
図である。
【図7】本発明の第一実施例の超音波モータを示す断面
図である。
図である。
【図8】本発明の第二実施例の超音波振動子を示す平面
図である。
図である。
【図9】本発明の第二実施例の超音波振動子を示す右側
面図である。
面図である。
【図10】本発明の第二実施例の超音波振動子を示す左
側面図である。
側面図である。
【図11】従来の超音波モータを示す斜視図である。
10 超音波振動子 11 弾性体 12a 突出部 12b 突出部 13a 挟持用弾性体 13b 挟持用弾性体 14a 積層型圧電素子 14b 積層型圧電素子 15 駆動子 16 ビス 17 貫通孔 18 タップ 20 超音波モータ 21 軸 22 回転体 23 コイルバネ 24 ナット 25 摺動材 26 ベアリング 28 ロータ
Claims (2)
- 【請求項1】 角柱状の弾性体と、 この弾性体の長手方向と平行な面の内の少なくとも二つ
以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体の長手方向
に対し鋭角をなすように設けられた複数の積層型圧電素
子と、 上記弾性体の長手方向の端面に設けられた駆動子と、を
具備しており、上記複数の積層型圧電素子に、互いに位
相差を有する交番電圧を印加することにより、上記弾性
体に長手方向に沿った縦共振振動と捻れ共振振動とを同
時に励起し、上記駆動子が設けた端面に超音波楕円振動
を発生させることを特徴とする超音波振動子。 - 【請求項2】 角柱状の弾性体と、 この弾性体の長手方向と平行な面の内の少なくとも二つ
以上の面に、それぞれの変位方向が該弾性体の長手方向
に対し鋭角をなすように設けられた複数の積層型圧電素
子と、 上記弾性体の長手方向の端面に設けられた駆動子と、 この駆動子に対して押圧されたロータと、を具備してお
り、上記複数の積層型圧電素子に、互いに位相差を有す
る交番電圧を印加することにより、上記弾性体に長手方
向に沿った縦共振振動と捻れ共振振動とを同時に励起
し、上記駆動子が設けられた端面に超音波楕円振動を発
生させ、上記ロータを駆動することを特徴とする超音波
モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6292991A JPH08154385A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モー タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6292991A JPH08154385A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モー タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154385A true JPH08154385A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17789066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6292991A Withdrawn JPH08154385A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波モー タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08154385A (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6292991A patent/JPH08154385A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |