JPH08154539A - 模様を有する釣竿とその製造方法 - Google Patents

模様を有する釣竿とその製造方法

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JPH08154539A
JPH08154539A JP32163694A JP32163694A JPH08154539A JP H08154539 A JPH08154539 A JP H08154539A JP 32163694 A JP32163694 A JP 32163694A JP 32163694 A JP32163694 A JP 32163694A JP H08154539 A JPH08154539 A JP H08154539A
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern
fishing rod
depth
protective film
fine
Prior art date
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Pending
Application number
JP32163694A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Mori
裕幸 森
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 略一定の深さに刻設できて釣竿強度の低下を
防止しつつ模様の耐久性と高級感をもたらし、しかも模
様の自由度が高く、細かな部分も高精度に形成でき、更
には安く形成できる模様を有した釣竿とその製造方法を
提供する。 【構成】 釣竿10の表面に予め模様窓12A,12B
を形成した保護膜14を被着させ、該保護膜14に形成
した前記模様窓12A,12Bから前記釣竿10表面に
対してショットブラスト加工16,18を施し、釣竿表
面部に刻設模様を形成するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や単なる凹部を含
む広い意味での模様を表面部に形成した釣竿とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人による特開平6−90643号
公報には、釣竿表面に塗料層を肉盛形成する手法による
耐久性が乏しいことや高級感が欠如する等の観点から従
来行われていた彫刻用刃具による深さ方向が直線的に一
定な彫りの欠点、即ち、釣竿曲面の中央部が深く彫られ
て、このことによる釣竿強度が低下することを解決する
目的で、ばね付勢されたスピンドルの先端に回動自在に
球体を保持し、この保持球体から彫刻刃具を所定寸法突
出させ、これによって釣竿竿管の直径寸法の40%以内
程度の範囲においては略一定深さの彫り込みが可能にな
ることを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、刃具や研
削工具によって加工された釣竿は、加工表面には鋭く切
り取られた状態が残るため、加工面からクラックが発生
したり、繊維と樹脂の境界剥離が発生し、釣竿が模様の
刻設部分から破損し易い傾向がある。また、刃具や研削
工具のサイズや形状によって模様に制限を受け、細部の
細かな文字や形状、また高精度を要求される部分には適
用が困難である。更には、上記公報の方法では一定深さ
に彫れる範囲には制限があり、釣竿表面に対する模様サ
イズに制限が課せられる。
【0004】依って本発明は、略一定深さに刻設できて
釣竿の強度低下を防止しつつ模様の耐久性と高級感をも
たらし、しかも模様の自由度が高く、細かな部分も高精
度に形成でき、更には安く形成できる模様を有した釣竿
とその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、まず、釣竿の表面に予め模様窓を形成した保護膜を
被着させ、該保護膜に形成した前記模様窓から前記釣竿
表面に対してショットブラスト加工を施し、釣竿表面部
に刻設模様を形成することを特徴とする釣竿の製造方法
を提供する。この模様窓は完全に抜き取られて形成され
ている場合の他、強度の弱い膜によって形成されていて
もよい。また本発明でいう模様は、狭義の模様(デザイ
ン)の他、釣竿の名称や継合釣竿の継合部に設ける固着
防止用の凹部等も含む広い意味の模様である。ショット
ブラストはサンドブラストも含み、種類を問わず微細な
粒子を吹付けて加工するブラスト加工全般を意味する。
また、極微細な梨地状の表面を有する模様を、釣竿の非
平面状の表面部に該釣竿表面からの深さを略均等深さに
刻設したことを特徴とする釣竿を提供する。
【0006】
【作用】製造方法では、釣竿の保護膜による被覆領域は
ショットブラストによっても梨地面は形成されずに保護
されており、模様窓の領域のみが梨地状に形成される。
従って、予め模様窓を形成した保護膜を釣竿の表面に被
着させておけば、その保護膜の全体に亘ってショットブ
ラスト加工を施しても模様窓の領域のみが加工でき、模
様形成が容易であり、また、ショットブラスト加工なの
で用いる吹付粒子の選定次第で、任意模様が高精度な輪
郭を有して形成でき、加工深さも模様内の場所に依らず
略一定深さに形成でき、釣竿強度を保持したまま高級感
のある模様を形成できる。また、加工が簡単であり、加
工コストが低減できる。
【0007】釣竿では、ショットブラストによって極微
細な梨地状の表面を有する模様を、釣竿表面からの深さ
が略均等深さになるように刻設したので、高級感のある
模様を有しつつ、該模様形成による釣竿強度の低下が防
止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す一実施例に基
づき、更に詳細に説明する。図1は本発明に係る模様を
有する釣竿の要部側面図であり、図2はその矢視線B−
Bによる拡大横断面図である。釣竿10の後部は握り部
10Eに形成されており、その前部には図形模様ZDと
文字模様MDから成る模様12が刻設形成されている。
【0009】この模様は、後で図3を用いて説明するシ
ョットブラスト方法によって形成されており、釣竿10
の非平面状、即ち曲面状の表面10Sから内部に向って
略一定深さhに刻設されている。従って、釣竿10の周
面の特定位置の肉厚が特に薄くなることはなく、釣竿強
度の低下が防止できる。この刻設深さhは任意深さに可
能であるが、例えば0.1〜0.2mm程度に設定で
き、その後、刻設模様12の中に塗料を流し込んだり、
クリヤー塗装を施すこともできる。その刻設された模様
表面12Sは極微細な梨地状の表面であり、ショットブ
ラストされた微細粒子の衝突研磨によって形成され、従
来の彫刻刃具や研削工具による深い切り取り跡を有しな
いため、クラックが発生したり、繊維と樹脂の境界剥離
が発生したりし難い。
【0010】この模様12の形成方法を図3を参照しな
がら説明する。釣竿10の表面に、予め模様窓12A,
12Bを形成した保護膜14を被着させる。この保護膜
14としては、感光性フィルムを使用したものやマスキ
ングシールがある。感光性フィルムは、模様を描いた原
稿を介して露光させて現像、乾燥させて保護膜を製作す
る。感光しない領域は微細な粒子のブラストに弱く模様
窓になるが、感光した領域はブラストに対して強い保護
膜になる。一方、マスキングシールとしては、例えば薄
くて釣竿表面に沿って貼り付け可能な金属シートの他、
クッション性の有る軟質部材シート、例えばポリアミド
(PA)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の
シートであってもよい。軟質部材シートはそのクッショ
ン性のためにブラストされた微細粒子の衝撃を緩和する
ため、釣竿表面程加工され難い。更には、肉厚の厚いシ
ートを使用し、その板厚が保持されている間に釣竿表面
に加工を施すこともできるが、この場合には、特にショ
ット方向を模様窓に対して直交させるように留意しなけ
れば、模様の輪郭が正確に形成されない。
【0011】上記のようにして形成され、釣竿10の表
面に被着された保護膜14には、ショットブラストに使
用するブラストガン16から微細な研磨粒子18が吹付
けされ、所定位置に形成された模様窓12A,12Bを
介して釣竿10の表面に微細な研磨粒子18が吹付けら
れる。この場合、各模様窓に対して垂直に吹付けるよう
にすることが、均一深さの刻設模様を形成するため好ま
しいため、円周方向に離れた、又は円周方向に長い模様
の場合には釣竿を回転させながら吹付ける。この吹付け
の微細研磨粒子は数ミクロン以下のものを使用すれば、
高精度な輪郭模様が形成できる。またこのショットブラ
ストによる模様成形方法は早くて簡単であり、低コスト
でできる。
【0012】この刻設模様の形成方法は、既述のように
継竿の継合時の固着を防止するために、該継部表面に設
ける凹部形成にも用いられる。この方法によれば、継合
部の外径を変化させることなく凹部のみを形成できるた
め好ましい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、略一定深さに刻設できて釣竿の強度低下を防止
しつつ模様の耐久性と高級感をもたらし、しかも模様の
自由度が高く、細かな部分も高精度に形成でき、更には
安く形成できる模様を有した釣竿とその製造方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る釣竿の要部側面図である。
【図2】図2は図1の矢視線B−Bによる拡大横断面図
である。
【図3】図3は本発明に係る釣竿の製造方法を説明する
図である。
【符号の説明】
10 釣竿 12 模様 12A,12B 模様窓 12S 模様表面 14 保護膜 h 刻設模様の深さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿の表面に予め模様窓を形成した保護
    膜を被着させ、該保護膜に形成した前記模様窓から前記
    釣竿表面に対してショットブラスト加工を施し、釣竿表
    面部に刻設模様を形成することを特徴とする模様を有す
    る釣竿の製造方法。
  2. 【請求項2】 極微細な梨地状の表面を有する模様を、
    釣竿の非平面状の表面部に該釣竿表面からの深さを略均
    等深さに刻設したことを特徴とする模様を有する釣竿。
JP32163694A 1994-11-30 1994-11-30 模様を有する釣竿とその製造方法 Pending JPH08154539A (ja)

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JPH08154539A true JPH08154539A (ja) 1996-06-18

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