JPH0815472B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0815472B2
JPH0815472B2 JP63258275A JP25827588A JPH0815472B2 JP H0815472 B2 JPH0815472 B2 JP H0815472B2 JP 63258275 A JP63258275 A JP 63258275A JP 25827588 A JP25827588 A JP 25827588A JP H0815472 B2 JPH0815472 B2 JP H0815472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電動機あるいはエアタービンなどにより回
転駆動される回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体
に関する。
(従来の技術) 従来、第5図に示すように、ブラシ台1の外周面にブ
ラシ毛2を植設してなる回転ブラシ3の端部の回転軸体
4を回転自在に支持する軸受5を吸込口本体6の軸受支
持部7に保持した電気掃除機の吸込口本体において、軸
受5の下方でもじゅうたん8などから塵埃を掻き出せる
ように、ブラシ台1の端部に軸受5側へ傾斜したブラシ
毛2aを植設した構造が採られている。しかし、この第5
図に示す従来の電気掃除機の吸込口体においては、ブラ
シ毛2,2aによりじゅうたん8上から掻き上げた毛髪、糸
屑などが軸受5部分にからみつき、この軸受5とブラシ
台1との摺動部のうち回転ブラシ3の内側に詰ってしま
い取り除くことができなくなり、回転ブラシ3の回転を
妨げる問題がある。
そこで、毛髪、糸屑などが軸受5部分にからみつくこ
とを防止するために、従来、第6図に示すように、ブラ
シ台1の端面の外周部を軸受5側へ突出させて円筒形状
のリブ9を形成した構造が採られている。この円筒形状
のリブ9は、回転ブラシ3の回転に伴って、吸込口本体
6の側壁から内側へ突出した軸受支持部7の外側を回転
し、軸受5部分への塵埃の侵入を防ぐものである。しか
し、この従来の構造でも、円筒形状のリブ9と吸込口本
体6の内面との間の隙間から糸屑などが軸受部分に入り
込んでしまい、この軸受5部分とくに回転ブラシ3との
摺動部のうち糸屑などを取り除くことが困難なところ、
すなわち摺動部のうち内側への糸屑などのからみつきを
防止できない。
また、例えば実開昭58−125564号公報に記載のよう
に、回転ブラシの両端部に設けた外側に向けて拡径する
円錐状の傾斜面に連続して大径のフランジ部を設けて、
軸受への糸屑の巻き込みおよび糸屑の巻き込みによる回
転ブラシの回転不良を防止している。
しかしながら、この実開昭58−125564号公報に記載の
ものは、フランジ部で糸屑等が外側に移動するのを防止
しているため、これら糸屑を取り除くときにはこのフラ
ンジ部がじゃまになってしまい外側へ移動させて取り除
くことができないという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来の第5図に示す電気掃除機の吸込
口体では、ブラシ毛2,2aにて掻き上げた糸屑が軸受にか
らみつき、第6図に示すブラシ台1の端面の外周部を軸
受5側へ突出させて円筒形状のリブ9を形成したもの
は、円筒形状のリブ9と吸込口本体6の内面との間の隙
間から糸屑などが軸受5部分に入り込んで、軸受5部分
とくに回転ブラシ3との摺動部への糸屑などのからみつ
きを防止できない。さらに、実開昭58−125564号公報に
記載のものでは、軸受部への侵入を防止された糸屑を容
易に除去できないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決して、軸受部分と
くに回転ブラシとの摺動部への糸屑などのからみつきを
確実に防止でき、回転ブラシの回転が妨げられることが
ないとともにからみついた糸屑等を容易に除去できる電
気掃除機の吸込口体を提供することを目的とする。ま
た、軸受部分に毛糸などがからみついたとき、軸受と回
転ブラシとの摺動部への毛糸の粉体などの侵入をより確
実に防止できる電気掃除機の吸込口体を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の電気掃除機の吸込口体は、吸込口を有
する吸込口本体と、この吸込口本体内に設けられた駆動
源と、ブラシ台の外周面にブラシ部材を設けてなり前記
吸込口本体内に前記吸込口に臨んで設けられ前記駆動源
により回転駆動される回転ブラシと、前記吸込口本体内
に設けられ前記回転ブラシの両端を回転自在に支持する
軸受とを備え、前記回転ブラシの軸方向の少なくとも一
端部の外周部に軸方向外方へ突出する円筒形状のリブを
形成し、前記軸受にはこの軸受と同軸状に前記円筒形状
のリブの内周面に外周面が近接する円盤状のフランジを
形成し、前記円筒形状のリブの先端は前記円盤状のフラ
ンジの外周面より軸方向外方へ突出させたものである。
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、請求項1記
載の電気掃除機の吸込口体において、軸受は吸込口本体
に可動に支持し、回転ブラシのブラシ台における円筒形
状のリブの内側の部分と前記軸受の円盤状のフランジと
に前記回転ブラシの軸方向と平行でなくかつ前記リブ側
で軸方向外方へ向いた対向面をそれぞれ形成し、これら
対向面間に弾性部材を少なくともいずれか一方の対向面
に対して摺動自在に設けたものである。
(作用) 請求項1記載の電気掃除機の吸込口体は、回転する回
転ブラシのブラシ部材にて被掃除面から掻き出される塵
埃を吸込口から吸込む際、とくに回転ブラシの端部にお
いて、たとえば毛髪や糸屑などが軸受の円盤状のフラン
ジの外側で回転しているブラシ台の円筒形状のリブの外
周面にからみつくが、このリブの内周面に軸受のフラン
ジの外周面が近接していてかつこのフランジの外周面よ
りもリブの先端が軸方向外方へ突出しているので、軸受
とブラシ台との間への糸屑などの侵入は確実に防止さ
れ、軸受部分とくに回転ブラシとの摺動部への糸屑など
のからみつきが防止され、回転ブラシの回転が妨げられ
ることが防止される。
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、請求項1記
載の電気掃除機の吸込口体において、ブラシ部材にて掻
き上げられた糸屑などが軸受にからみつくと、糸屑など
は軸受におけるフランジよりも軸方向外側の部分にから
みつくことになり、からみついた糸屑などにより可動な
軸受のフランジはブラシ台側へ押圧され、ブラシ台にお
ける円筒形状のリブの内側の部分とフランジとの軸方向
に平行でなくかつリブ側で軸方向外方に向いた対向面間
にある弾性部材が両対向面に圧接され、軸受とブラシ台
との間へ糸屑の粉体などの塵埃の侵入がより確実に防止
される。なお、糸屑などが軸受にからみついていないと
きは、弾性部材は圧縮されず、回転ブラシの回転中弾性
部材による摩耗抵抗はほとんど働かないので、回転ブラ
シはスムーズに回転する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の構
成を第1図および第2図を参照して説明する。
11は吸込口本体で、この吸込口本体11は、上面を開口
した下部本体ケース12と、この下部本体ケース12の上側
にバンパー13を介して結合された下面を開口した図示し
ない上部本体ケースとからなっている。そして、吸込口
本体11の内部には、下部本体ケース12および上部本体ケ
ースとそれぞれ一体に形成された仕切壁16,17,18,19に
よって、回転ブラシ室20と切換摘み室21と連通室22とタ
ービン室23とタービン保持室24とが区画形成されてい
る。すなわち、左右方向へ延びる前後の仕切壁16によ
り、前側に回転ブラシ室20が形成され、前後の仕切壁16
から後方へ延びる左右の仕切壁17,18,19により、後側に
左右方向へ並んで切換摘み室21と連通室22とタービ室23
とタービン保持室24とが形成されている。
そして、回転ブラシ室20に臨んで下部本体ケース12の
底面部には吸込口31が開口形成されている。また、前後
の仕切壁16には、連通室22に臨んで比較的開口面積の大
きい第1連通口32が形成され、タービン室23の下部に臨
んで比較的開口面積の小さい第2連通口33が形成されて
いるとともに、タービン保持室24に臨んでベルト挿通口
34が開口形成されている。さらに、吸込口本体11の後面
部には、連通室22に臨んで連結管挿通口35が開口形成さ
れている。
一方、41は連結管で、この連結管41は、後部をほぼ円
筒形状に形成した回動管42と、この回動管42の後部に周
方向へ回動自在に嵌合接続された屈曲した円筒形状の接
続管43とからなり、吸込口本体11の後部中央に位置して
下部本体ケース12および上部本体ケースにより所定角度
回動自在に挟持されている。また、回動管42の前部は前
面を先端開口部44とした半円筒部45となっているが、こ
の半円筒部45の切換摘み室21側の端面には支持部46が形
成されており、反対側の端面部には支持部46と同軸的に
内部が軸開口部47をなす円筒形状の支軸部48が形成され
ている。そして、これら支軸部46,48が連通室22の両側
の仕切壁17,18に形成された軸受孔49,50に回動自在に嵌
合されて、半円筒部45が連通室22内に前後方向へ回動自
在に支持されている。そして、軸開口部47により、ター
ビン室23と連結管41の内部とが連通されている。なお、
接続管43は連結管挿通口35を介して後方へ突出されてい
る。
一方、51は切換摘みで、この切換摘み51は、切換摘み
室21内に形成された一対のガイドリブ52上に左右摺動自
在に支持されている。そして、切換摘み51の上面には摘
み部53が突出形成されており、この摘み部53は上部本体
ケースより上方へ突出されている。また、切換摘み51の
前部には、前後の仕切壁16の前面を摺動し第1連通口32
を開閉自在に閉塞する開閉板54が一体に形成されてい
る。さらに、切換摘み51の後部には係合片55が形成され
ている。一方、切換摘み室21内には、係合片55が径脱自
在に係合されて切換摘み51を所定位置に保持する左右一
対の係合凹部56が形成されている。
また、61は回転ブラシで、この回転ブラシ61は、左右
方向を長手方向で軸方向とする円柱形状のブラシ台62を
有しており、このブラシ台62は、細長いブラシ台本体63
と、このブラシ台本体63の両端にそれぞれ同軸的に固定
されたギヤ状のプーリ64および端部ブラシ台65とからな
っている。そして、ブラシ台62の外周面部には複数のブ
ラシ部材としてのブラシ毛66が螺旋状に並べて植設され
ている。とくに、ブラシ台62の端部ブラシ台65側の端部
には、その軸方向に対し傾斜してブラシ台62から軸方向
外方へ突出した複数のブラシ部材としてのブラシ毛66a
が植設されている。また、ブラシ台62の両端部には回転
軸体67が同軸的に圧入固定されており、これら回転軸体
67に、少なくとも先端側外周面が4角柱形状をなす軸受
68,69がそれぞれ回転自在に嵌合されている。一方、回
転ブラシ室20内の左右両端面に位置して下部本体ケース
12には上方へ開口した側面視ほぼコ字形状のリブからな
る軸受支持部70,71がそれぞれ形成されている。そし
て、これら軸受支持部70,71に軸受68,69の先端側がそれ
ぞれ着脱自在に嵌合されていることによって、回転ブラ
シ61が回転ブラシ室20内に軸方向を回転軸方向として回
転自在に支持されている。なお、斜めに突出したブラシ
毛66aの先端部は、一方の軸受68におけるブラシ台62か
ら軸方向外方へ突出した部分の径方向外方に位置してい
る。
そして、ブラシ台62の端部ブラシ台65側の端面の外周
部には、この端面から軸方向外方へすなわち軸受68の先
端側へ突出した円筒形状のリブ72が同軸的にかつ一体に
形成されている。またブラシ台62の端面中央部には凹部
73が形成されており、この凹部73内に軸受68の基端側が
位置している。そして、この軸受68の基端面と凹部73の
底面との間には回転軸体67に嵌合されたワッシャ74が摺
動自在に挟着されている。なお、同様にワッシャ74は反
端側の軸受69にも設けられている。
一方、軸受68の外周面の中間位置には円盤状のフラン
ジ75が一体に同軸状に形成されており、このフランジ75
の外周面はブラシ台62の円筒形状のリブ72の内周面に近
接対向されている。なお、フランジ75の外周部およびこ
れに対向するブラシ台62の軸方向端面は、軸方向外方へ
向けて縮径するテーパ形状になっている。そして、リブ
72の先端はフランジ75の外周面よりも軸方向外方へ若干
突出している。
また、81は駆動源としてのエアタービンで、このター
ビン81は、左右方向へ延びる回転軸体82の第1図におけ
る左側に固定されている。そして、回転軸体82の第1図
における右端部には、ギヤ状プーリ83が設けられてい
る。さらに、回転軸体82には、タービン81とプーリ83と
の間に位置して、軸受84が回転自在に嵌合されている。
そして、この軸受84が仕切壁19およびタービン保持室24
内に形成された左右一対の支持壁85に固定されているこ
とによって、タービン81がタービン室23内に回転自在に
支持されている。さらに、タービン81のプーリ83と回転
ブラシ61のプーリ64とには、タイミングベルト86が張架
されている。なお、このタイミングベルト86は前後の仕
切壁16のベルト挿通口34を挿通している。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
掃除にあたっては、図示しない掃除機本体に接続され
たホースまたは延長管の先端部を接続管43に着脱自在に
嵌合接続しておく。
そして、回転ブラシ61を回転させる必要がない床やた
たみなどを掃除するときには、第1図に鎖線で示すよう
に、切換摘み51をA方向へ摺動させて、第1連通口32を
開放させておく。この状態で、掃除機本体内の電動送風
機を駆動すると、吸込口31から流入し回転ブラシ室20、
第1連通口32、連通室22、連結管41の先端開口部44、連
結管41内、延長管およびホースを介して掃除機本体に至
る空気流が生じる。これとともに、回転ブラシ室20から
第2連通口33、タービン室23および軸開口部47を介して
連結管41内に流入する気流も生じるが、第2連通口33は
第1連通口32より小さく、タービン81などによる風路抵
抗も大きいので、大部分の気流は、第1連通口32から流
入してタービン81を通らずに連結管41内に流入する。一
方、タービン81を通る気流はこのタービン81を回転させ
るに至らず、回転ブラシ61は回転しない。
そして、気流とともに吸込まれた塵埃は、掃除機本体
の集塵室に導かれて補捉される。
一方、回転ブラシ61を回転させる必要があるじゅうた
んなどを掃除するときには、第1図に実線で示すよう
に、切換摘み51をB方向へ摺動させて、その開閉板54に
より第1連通口32を閉塞する。この状態では、すべての
空気流が、第2連通口33からタービン室23内に流入し、
タービン81に吹き付けるので、このタービン81が回転す
る。そして、このタービン81の回転力は、プーリ83、タ
イミングベルト86およびプーリ64を介して回転ブラシ61
に伝達され、この回転ブラシ61が回転する。この回転す
る回転ブラシ61のブラシ毛66がじゅうたんなどの被掃除
物から塵埃を掻き出し、掻き出された塵埃が吸込口31か
ら吸込まれる。とくに、吸込口本体11の側面付近の軸受
68の下方の位置においては、傾斜したブラシ毛66aが塵
埃を掻き出す。したがって、傾斜したブラシ毛66aのあ
る方の吸込口本体11の側面を壁際などに沿わせることに
よって、この壁際などにおいても塵埃を掻き出せる。
その際、傾斜したブラシ毛66aによって掻き上げられ
た塵埃とくに毛髪や糸屑などは、回転ブラシ61あるいは
その軸受68部分にからみつくとすれば、軸受68のフラン
ジ75の外側で回転しているブラシ台62の円筒形状のリブ
72の外周面、吸込口本体11の軸受支持部70およびこの軸
受支持部70と軸受68のフランジ75の外側面との間に巻き
付く。そして、このフランジ75の外周面がブラシ台62の
リブ72の内周面に近接していてかつこのリブ72の先端が
フランジ75の外周面よりも軸方向外方へ突出しているの
で、軸受68とブラシ台62との間への糸屑などの侵入は確
実に防止される。すなわち、かりにフランジ75の外周面
の一部がリブ72から外方へ突出していたとすると、フラ
ンジ75の外周面とリブ72との間に糸屑などがからみつく
おそれがあるが、それがない。また、軸受68のフランジ
75より軸方向外側の部分の対角線方向両端がフランジ75
の外周より径方向内側に位置しているので、軸方向外側
の部分にからみつく糸屑などはフランジ75の外周よりも
径方向内側に位置し、かつ、このフランジ75の外周面と
リブ72との間の隙間は狭いので、この隙間への塵埃の侵
入は防止される。
こうして、軸受68部分とくに軸受68と回転ブラシ61と
の摺動部への糸屑などのからみつきが確実に防止され、
回転ブラシ61の回転が妨げられることが防止される。な
お、軸受支持部70および軸受68はいずれも固定部である
ので、これらの間に巻きついた糸屑などは、もとより回
転ブラシ61の回転を妨げることはない。
また、上記構成によれば、リブ72およびフランジ75
は、ブラシ台62および軸受68に一体に形成されたもので
あって、別部材が不要ないので、コストを低くできる。
さらに、フランジ75の外周面がリブ72の内周面に接し
ておらず、他にも、塵埃の軸受68部分へのからみつきを
防止するため回転ブラシ61に力が加えられていないの
で、回転トルクの弱いタービン81が駆動源であっても、
問題はない。
つぎに、本発明の他の実施例を第3図を参照して説明
する。
この第3図に示す実施例では、第1および第2に示す
実施例と同様に、円筒形状のリブ72内にブラシ台62の先
端面と軸受68の円盤状のフランジ75のブラシ台62側の端
面とがそれぞれほぼ軸方向において平行に近接対向した
対向面62a,75aとなっているが、これら対向面62a,75a間
に弾性部材としての環状のフェルト91が介在されてい
る。なお、このフェルト91は両対向面62a,75aの少なく
ともいずれか一方に対して摺動自在になっている。
そして、軸受68のフランジ75よりも軸方向外側の部分
と吸込口本体11の軸受支持部70との間に、傾斜したブラ
シ毛66aによってじゅうたん92などから掻き上げられた
糸屑などがからみつくと、この糸屑などにより、可動な
軸受68のフランジ75はブラシ台62側へ押圧される。その
ため、フランジ75およびブラシ台62の対向面75a,62a間
のフェルト91が圧縮されて両対向面75a,62aに圧接され
る。したがって、軸受68とブラシ台62との間への糸屑た
とえば毛糸の粉体などの塵埃の侵入がより確実に防止さ
れ、さらに効果的である。
一方、糸屑などが軸受68にからみついていないときに
は、フェルト91に圧力がかからないので、回転ブラシ61
は回転中フェルト91による摩擦抵抗をほとんど受けず、
スムーズに回転する。
なお、弾性部材はフェルト91以外の材料にしてもよ
い。
つぎに、本発明のさらに他の実施例を第4図を参照し
て説明する。
この第4図に示す実施例では、ブラシ台62の円筒形状
のリブ72が軸方向外方すなわち先端に向けて拡径するテ
ーパ形状になっている。なお、リブ72全体ではなく、こ
のリブ72の内周面のみをテーパ形状にしてもよい。一
方、このリブ72の内周面に近接対向する軸受68のフラン
ジ75の外周面も径方向外方へ向けて拡径するテーパ形状
になっている。そして、対向面72a,75bであるこれらリ
ブ72の内周面とフランジ75の外周面との間に環状のフェ
ルト91が挟着されており、このフェルト91は、少なくと
もいずれかの対向面72a,75bに対して摺動自在になって
いる。
そして、これら対向面72a,75bは軸方向に対して傾斜
しているので、軸受68に塵埃が巻きついたとき、フェル
ト91に圧力が加わる。
この第4図に示す構成によっても、フェルト91を設け
た第3図に示す実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。しかも、フェルト91は、ブラシ台62におけるリブ
72の内側の部分とフランジ75との間においてより外側に
位置しているので、よりいっそう効果的である。
なお、上記各実施例では、回転ブラシ61の駆動源をエ
アタービン81としたが、駆動源は電動機としてもよい。
また、回転ブラシの両端部に傾斜したブラシ毛を設け
てもよい。その場合、回転ブラシの両端部および両軸受
にリブにおよびフランジをそれぞれ設ける。
さらに、回転ブラシ61のブラシ部材としてのブラシ毛
66,66aは、糸状体を束ねたものではなく、軟質塩化ビニ
ール樹脂などで形成された弾性突出片としてもよい。
(発明の効果) 請求項1記載の電気掃除機の吸込口体によれば、回転
ブラシの軸方向の少なくとも一端部の外周部に、軸受に
向けて突出する円筒形状のリブを形成し、軸受にはリブ
の内周面に外周面が近接する円盤状のフランジを形成
し、このフランジの外周面よりもリブの先端を軸方向外
方へ突出させたので、従来のように単にブラシ台のみに
軸受を覆う円筒形状のリブを形成した場合に比べ、ブラ
シ部材により掻き出された糸屑などの軸受部分とくに軸
受と回転ブラシとのフランジを含めた摺動部へのからみ
つきを確実に防止でき、糸屑などのからみつきによる回
転ブラシの回転が妨げられることをより確実に防止でき
る。
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体によれば、請求
項1記載の電気掃除機の吸込口体に加え、ブラシ台のリ
ブ内と軸受のフランジとに軸方向と平行でなくかつリブ
側で軸方向外方へ向いた対向面を形成し、これら対向面
間に弾性部材を設けたため、糸屑などが軸受のフランジ
より軸方向外側の部分にからみついたとき、弾性部材が
両対向面に圧接されることにより、軸受とブラシ台との
間への糸屑の粉体などの塵埃の侵入をよりいっそう確実
に防止できるとともに、糸屑などが軸受にからみついて
いないときには、弾性部材が圧縮されず、回転ブラシは
回転中に弾性部材により摩擦抵抗をほとんど受けないの
で、回転ブラシをスムーズに回転できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す上部本体ケースを除きかつ一部を切り欠いた平面図、
第2図は同上回転ブラシの一部の斜視図、第3図は本発
明の他の実施例を示す軸受付近の断面図、第4図は本発
明のさらに他の実施例を示す軸受付近の断面図、第5図
および第6図は従来の電気掃除機の吸込口体の例をそれ
ぞれ示す軸受付近の断面図である。 11……吸込口本体、31……吸込口、61……回転ブラシ、
62……ブラシ台、62a……対向面、66,66a……ブラシ部
材としてのブラシ毛、68……軸受、72……円筒形状のリ
ブ、72a……対向面、75……フランジ、75a……対向面、
75b……対向面、81……駆動源としてのタービン、91…
…弾性部材としてのフェルト。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−169252(JP,U) 実開 昭57−36257(JP,U) 実開 昭58−125564(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口を有する吸込口本体と、この吸込口
    本体内に設けられた駆動源と、ブラシ台の外周面にブラ
    シ部材を設けてなり前記吸込口本体内に前記吸込口に臨
    んで設けられ前記駆動源により回転駆動される回転ブラ
    シと、前記吸込口本体内に設けられ前記回転ブラシの両
    端を回転自在に支持する軸受とを備え、 前記回転ブラシの軸方向の少なくとも一端部の外周部に
    軸方向外方へ突出する円筒形状のリブを形成し、前記軸
    受にはこの軸受と同軸状に前記円筒形状のリブの内周面
    に外周面が近接する円盤状のフランジを形成し、前記円
    筒形状のリブの先端は前記円盤状のフランジの外周面よ
    り軸方向外方へ突出させた ことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. 【請求項2】軸受は吸込口本体に可動に支持し、 回転ブラシのブラシ台における円筒形状のリブの内側の
    部分と前記軸受の円盤状のフランジとに前記回転ブラシ
    の軸方向と平行でなくかつ前記リブ側で軸方向外方へ向
    いた対向面をそれぞれ形成し、これら対向面間に弾性部
    材を少なくともいずれか一方の対向面に対して摺動自在
    に設けた ことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込口
    体。
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