JPH08155174A - 針棒揺動ミシン - Google Patents
針棒揺動ミシンInfo
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- JPH08155174A JPH08155174A JP30591794A JP30591794A JPH08155174A JP H08155174 A JPH08155174 A JP H08155174A JP 30591794 A JP30591794 A JP 30591794A JP 30591794 A JP30591794 A JP 30591794A JP H08155174 A JPH08155174 A JP H08155174A
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- sewing machine
- needle
- swing
- rocking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、針棒の揺動停止状態の設定を簡
単な作業で行うことができる針棒揺動ミシンの提供を目
的とする。 【構成】 この発明は、針棒1をその軸線方向に沿って
移動可能に保持する針棒揺動台2に、ミシン機枠Mに回
動自在に支持された針棒揺動軸3の一端を固定し、前記
針棒揺動軸をリンク機構4で回転駆動させることにより
針棒を揺動させるようにする一方、針棒の外周面に合致
する凹面部12a,13aを備えた一対の針棒案内部材
12,13をミシン機枠に固定可能に設ける一方、前記
リンク機構と駆動源との連動を遮断すると共に前記針棒
案内部材をミシン機枠に固定することにより、針棒を一
定の垂直経路に沿って昇降させ得るようにしたものであ
る。
単な作業で行うことができる針棒揺動ミシンの提供を目
的とする。 【構成】 この発明は、針棒1をその軸線方向に沿って
移動可能に保持する針棒揺動台2に、ミシン機枠Mに回
動自在に支持された針棒揺動軸3の一端を固定し、前記
針棒揺動軸をリンク機構4で回転駆動させることにより
針棒を揺動させるようにする一方、針棒の外周面に合致
する凹面部12a,13aを備えた一対の針棒案内部材
12,13をミシン機枠に固定可能に設ける一方、前記
リンク機構と駆動源との連動を遮断すると共に前記針棒
案内部材をミシン機枠に固定することにより、針棒を一
定の垂直経路に沿って昇降させ得るようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縫い針をその昇降動
作に同期して揺動させるようにした針棒揺動ミシンに関
する。
作に同期して揺動させるようにした針棒揺動ミシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】縫い針の昇降動作に同期して針棒を水平
方向へと揺動させる針棒揺動ミシンとして、現在では、
例えば図3に示すような揺動機構を有する針送りミシン
が知られている。この針送りミシンにおける揺動機構に
は、針棒1をその軸線方向に摺動し得るよう挿通させて
なる針棒揺動台2が設けられており、これが針棒揺動軸
3の一端部に連結されている。針棒揺動軸3はミシン機
枠に保持された前メタル5及び後メタル6によって回動
自在に支持され、その他端部には、リンク41,42,
43からなる四節リンク機構4が連結されている。ま
た、四節リンク機構4におけるリンク43は周知の送り
歯を駆動する水平送り軸7にねじ43aによって締結さ
れている。
方向へと揺動させる針棒揺動ミシンとして、現在では、
例えば図3に示すような揺動機構を有する針送りミシン
が知られている。この針送りミシンにおける揺動機構に
は、針棒1をその軸線方向に摺動し得るよう挿通させて
なる針棒揺動台2が設けられており、これが針棒揺動軸
3の一端部に連結されている。針棒揺動軸3はミシン機
枠に保持された前メタル5及び後メタル6によって回動
自在に支持され、その他端部には、リンク41,42,
43からなる四節リンク機構4が連結されている。ま
た、四節リンク機構4におけるリンク43は周知の送り
歯を駆動する水平送り軸7にねじ43aによって締結さ
れている。
【0003】従って、水平送り軸7が縫い針Nの昇降動
作に同期して揺動回転し、送り歯に周知の四運動を行わ
せると、これに同期して四節リンク機構4は針棒揺動軸
3を揺動回転させ、針棒揺動台2と共に針棒1を布搬送
方向Xへと移動させる。このため、縫い針Nは布を貫通
しつつ移動することとなり、厚手の布などのように搬送
しにくいワークにあっても送り歯に協働して安定した適
正なピッチで搬送動作を行うことができると共に、針N
がワークによって無理に押し曲げられることもなくな
り、布からの抜脱もスムーズに行われる。
作に同期して揺動回転し、送り歯に周知の四運動を行わ
せると、これに同期して四節リンク機構4は針棒揺動軸
3を揺動回転させ、針棒揺動台2と共に針棒1を布搬送
方向Xへと移動させる。このため、縫い針Nは布を貫通
しつつ移動することとなり、厚手の布などのように搬送
しにくいワークにあっても送り歯に協働して安定した適
正なピッチで搬送動作を行うことができると共に、針N
がワークによって無理に押し曲げられることもなくな
り、布からの抜脱もスムーズに行われる。
【0004】なお、図1において、8は図外のミシン主
軸の回転を前記針棒の軸線方向への昇降運動へと変換す
る針棒昇降機構であり、針棒1に固定される針棒抱き8
1、針棒抱き81に連結される針棒クランク82、及び
この針棒クランク82に回動自在に支持される角駒83
等からなる。
軸の回転を前記針棒の軸線方向への昇降運動へと変換す
る針棒昇降機構であり、針棒1に固定される針棒抱き8
1、針棒抱き81に連結される針棒クランク82、及び
この針棒クランク82に回動自在に支持される角駒83
等からなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
針送りミシンは、基本的には縫い針Nを垂直方向へと昇
降させて縫製動作を行う通常の本縫いミシンに対し、針
振り機構を付設した構造となっているため、この針振り
機構の動作を停止させれば、通常の本縫いミシンとして
の使用も可能である。このため、縫製現場によっては取
り扱う製品の変更等に伴って、針送りミシンを薄物縫い
等に適した通常の本縫いミシンに改造したいとの要求が
なされることもあった。
針送りミシンは、基本的には縫い針Nを垂直方向へと昇
降させて縫製動作を行う通常の本縫いミシンに対し、針
振り機構を付設した構造となっているため、この針振り
機構の動作を停止させれば、通常の本縫いミシンとして
の使用も可能である。このため、縫製現場によっては取
り扱う製品の変更等に伴って、針送りミシンを薄物縫い
等に適した通常の本縫いミシンに改造したいとの要求が
なされることもあった。
【0006】しかしながら、上記従来の針送りミシンに
おいて上述のような改造を行う場合には、後メタル6に
替えて図4に示すような針棒揺動メタル9を装着し、こ
の針棒揺動メタル9を揺動固定部材9a,9bで締着さ
せることによって針棒揺動軸3の回転を固定し、揺動台
2の不要な揺動を阻止するという作業を行っていた。こ
のため、針棒揺動メタル9と後メタル6との交換時に
は、針棒揺動軸3及び水平送り軸7に対する四節リンク
機構4の係合を解除することに加え、四節リンク機構4
における各リンク間の連結状態も全て解除しなければな
らず、その解体及び組立て作業は煩雑を極め、多大な時
間と労力を要するという問題があった。
おいて上述のような改造を行う場合には、後メタル6に
替えて図4に示すような針棒揺動メタル9を装着し、こ
の針棒揺動メタル9を揺動固定部材9a,9bで締着さ
せることによって針棒揺動軸3の回転を固定し、揺動台
2の不要な揺動を阻止するという作業を行っていた。こ
のため、針棒揺動メタル9と後メタル6との交換時に
は、針棒揺動軸3及び水平送り軸7に対する四節リンク
機構4の係合を解除することに加え、四節リンク機構4
における各リンク間の連結状態も全て解除しなければな
らず、その解体及び組立て作業は煩雑を極め、多大な時
間と労力を要するという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、針棒をその
軸線方向に沿って移動可能に保持する針棒揺動台に、ミ
シン機枠に回動自在に支持された針棒揺動軸の一端を固
定し、前記針棒揺動軸をリンク機構で回転駆動させるこ
とにより針棒を揺動させるようにする一方、針棒揺動台
または針棒の外周面に合致する凹面部を備えた複数の針
棒案内部材をミシン機枠に固定可能に設けると共に、垂
直状態にある針棒揺動台または針棒の外周面に対して前
記凹面部が摺動可能に接するよう前記各針棒案内部材の
固定位置を設定し、前記リンク機構と駆動源との連動を
遮断すると共に前記針棒案内部材をミシン機枠に固定す
るようにすることにより、針棒を一定の垂直経路に沿っ
て昇降させ得るようにしたものである。
軸線方向に沿って移動可能に保持する針棒揺動台に、ミ
シン機枠に回動自在に支持された針棒揺動軸の一端を固
定し、前記針棒揺動軸をリンク機構で回転駆動させるこ
とにより針棒を揺動させるようにする一方、針棒揺動台
または針棒の外周面に合致する凹面部を備えた複数の針
棒案内部材をミシン機枠に固定可能に設けると共に、垂
直状態にある針棒揺動台または針棒の外周面に対して前
記凹面部が摺動可能に接するよう前記各針棒案内部材の
固定位置を設定し、前記リンク機構と駆動源との連動を
遮断すると共に前記針棒案内部材をミシン機枠に固定す
るようにすることにより、針棒を一定の垂直経路に沿っ
て昇降させ得るようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明に係る針棒揺動ミシンにおいて、針棒
の揺動運動を停止させようとする場合には、前記リンク
機構と駆動源との連動を遮断すると共に前記針棒案内部
材をミシン機枠に固定するようにすることにより、針棒
を一定の垂直経路に沿って昇降させることができる。従
って、リンク機構と駆動源との連動を遮断するに際し、
作業者は最も連結状態を解除し易い箇所で作業を行えば
良く、従来のようにリンク機構を他の部材から一旦取り
外したり、リンク機構内での分解を要せず、極めて容易
に針棒揺動運動の停止、遮断を行うことができる。
の揺動運動を停止させようとする場合には、前記リンク
機構と駆動源との連動を遮断すると共に前記針棒案内部
材をミシン機枠に固定するようにすることにより、針棒
を一定の垂直経路に沿って昇降させることができる。従
って、リンク機構と駆動源との連動を遮断するに際し、
作業者は最も連結状態を解除し易い箇所で作業を行えば
良く、従来のようにリンク機構を他の部材から一旦取り
外したり、リンク機構内での分解を要せず、極めて容易
に針棒揺動運動の停止、遮断を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。なお、
上記実施例と同一もしくは相当部分には同一符号を付
し、その説明の詳細は省く。図において、10は糸くず
や布屑及び塵埃等がミシンアームM内に侵入するのを防
止するための屑カバーである。この屑カバー10は、ミ
シンアームMの一端部に形成される開口部Maを閉塞す
るようねじ11によって水平に固定されるようになって
いる。なお、10cは前記針棒を挿通させるための針棒
挿通孔であり、針棒の揺動範囲よりやや大なる形状をな
している。
上記実施例と同一もしくは相当部分には同一符号を付
し、その説明の詳細は省く。図において、10は糸くず
や布屑及び塵埃等がミシンアームM内に侵入するのを防
止するための屑カバーである。この屑カバー10は、ミ
シンアームMの一端部に形成される開口部Maを閉塞す
るようねじ11によって水平に固定されるようになって
いる。なお、10cは前記針棒を挿通させるための針棒
挿通孔であり、針棒の揺動範囲よりやや大なる形状をな
している。
【0010】12、13は前記この屑カバー10の上面
に相対向して固定される一対の針棒案内部材である。こ
の針棒案内部材12,13の内側面には、針棒揺動台2
の針棒軸受け部2aの外周面と略同形状をなす半円筒状
の凹弧面12a,13aが形成されており、両針棒案内
部材12,13の平坦な内側面を互いに接合させること
により、針棒を摺動可能に挿通させ得る円筒状の案内孔
H(図2(b)参照)が両円弧面によって形成されるよ
うになっている。
に相対向して固定される一対の針棒案内部材である。こ
の針棒案内部材12,13の内側面には、針棒揺動台2
の針棒軸受け部2aの外周面と略同形状をなす半円筒状
の凹弧面12a,13aが形成されており、両針棒案内
部材12,13の平坦な内側面を互いに接合させること
により、針棒を摺動可能に挿通させ得る円筒状の案内孔
H(図2(b)参照)が両円弧面によって形成されるよ
うになっている。
【0011】また、この両針棒案内部材12,13は、
それぞれ2本のねじ14a,14b、15a,15bに
よって屑カバー10に固定されるようになっている。こ
の各針棒案内部材12,13における一方のねじ14
b,15bは、屑カバー10に形成された他方のねじ1
4a,15aを中心とした円弧状の長孔10a,10b
に挿通されており、この長孔10a,10bの範囲で固
定位置を調整し得るようになっている。そして、前述の
ように案内孔を形成した状態で、針棒案内部材12,1
3を屑カバー10に固定すれば、その案内孔Hは針棒挿
通孔10cの中央に位置し、針棒揺動台2を垂直方向に
沿って保持されるようになっている。
それぞれ2本のねじ14a,14b、15a,15bに
よって屑カバー10に固定されるようになっている。こ
の各針棒案内部材12,13における一方のねじ14
b,15bは、屑カバー10に形成された他方のねじ1
4a,15aを中心とした円弧状の長孔10a,10b
に挿通されており、この長孔10a,10bの範囲で固
定位置を調整し得るようになっている。そして、前述の
ように案内孔を形成した状態で、針棒案内部材12,1
3を屑カバー10に固定すれば、その案内孔Hは針棒挿
通孔10cの中央に位置し、針棒揺動台2を垂直方向に
沿って保持されるようになっている。
【0012】なお、その他の構成は上記従来技術と同様
である。
である。
【0013】以上のように構成されたこの実施例におい
て、厚手の布等のように搬送動作においてずれの発生し
易い布を縫製する場合には、水平送り軸から四節リンク
機構4を経て針棒揺動軸3に至る一連の連動機構を連結
状態に保つと共に、屑カバー10から針棒案内部材を取
り外しておく。そしてこの状態で縫製動作を行えば、水
平送り軸7から針棒揺動軸3に亘って一連の揺動運動が
行われ、針棒が屑カバーの針棒挿通孔10aの範囲内で
揺動し、縫い針Nは布を貫通しながら布搬送方向Xへと
移動する。このため、布はずれなく適正に搬送され、正
確な縫目ピッチが得られる。
て、厚手の布等のように搬送動作においてずれの発生し
易い布を縫製する場合には、水平送り軸から四節リンク
機構4を経て針棒揺動軸3に至る一連の連動機構を連結
状態に保つと共に、屑カバー10から針棒案内部材を取
り外しておく。そしてこの状態で縫製動作を行えば、水
平送り軸7から針棒揺動軸3に亘って一連の揺動運動が
行われ、針棒が屑カバーの針棒挿通孔10aの範囲内で
揺動し、縫い針Nは布を貫通しながら布搬送方向Xへと
移動する。このため、布はずれなく適正に搬送され、正
確な縫目ピッチが得られる。
【0014】一方、この針送り動作を行う針棒揺動ミシ
ンを薄物縫いに適したミシンとして使用する場合には、
屑カバー10に針棒案内部材12,13を取り付けると
共に、四節リンク機構4と水平送り軸7との連結を解除
することによって容易に行うことができる。すなわち、
屑カバー12,13を取り付ける場合には、まず、ミシ
ンアームMから屑カバー12,13を取り外し、その上
面に両針棒案内部材12,13を載せ、ねじ14,14
b、15a,15bを位置調整可能な程度に締め付けて
仮止めする。この時、両針棒案内部材12,13は図2
(a)に示すように互いの内側面が離開するような位置
に設定しておく。
ンを薄物縫いに適したミシンとして使用する場合には、
屑カバー10に針棒案内部材12,13を取り付けると
共に、四節リンク機構4と水平送り軸7との連結を解除
することによって容易に行うことができる。すなわち、
屑カバー12,13を取り付ける場合には、まず、ミシ
ンアームMから屑カバー12,13を取り外し、その上
面に両針棒案内部材12,13を載せ、ねじ14,14
b、15a,15bを位置調整可能な程度に締め付けて
仮止めする。この時、両針棒案内部材12,13は図2
(a)に示すように互いの内側面が離開するような位置
に設定しておく。
【0015】次いで、針棒1を針棒挿通孔10cに挿通
した状態で屑カバー10をミシンアームMに取り付け、
仮止めした両針棒案内部材12,13をそれらの内側面
が互いに接合するよう移動させ、ねじ14a,14b、
15a,15bを締め付けて固定する。これにより、両
針棒案内部材12,13の凹面部12aと13aとが組
み合わされて円筒状の挿通孔Hが形成され、その挿通孔
H内に針棒揺動台2の針棒軸受け部2aが挿通された状
態となる。そして、このときの挿通孔Hの中心軸線は、
垂直状態にある針棒1の中心と一致するため、挿通孔H
内に挿通される針棒1も垂直な状態に保持される。この
ように針棒案内部材12,13の取付作業はねじ11、
14a,14b、15a,15bを着脱させるだけの極
めて単純な作業で済むため、何人も容易に行うことがで
きる。
した状態で屑カバー10をミシンアームMに取り付け、
仮止めした両針棒案内部材12,13をそれらの内側面
が互いに接合するよう移動させ、ねじ14a,14b、
15a,15bを締め付けて固定する。これにより、両
針棒案内部材12,13の凹面部12aと13aとが組
み合わされて円筒状の挿通孔Hが形成され、その挿通孔
H内に針棒揺動台2の針棒軸受け部2aが挿通された状
態となる。そして、このときの挿通孔Hの中心軸線は、
垂直状態にある針棒1の中心と一致するため、挿通孔H
内に挿通される針棒1も垂直な状態に保持される。この
ように針棒案内部材12,13の取付作業はねじ11、
14a,14b、15a,15bを着脱させるだけの極
めて単純な作業で済むため、何人も容易に行うことがで
きる。
【0016】なお、この針棒案内部材12,13の固定
作業を行うに際し、針棒1は必ずしも垂直に保たれてい
るとは限らず、やや斜めに傾いている可能性もあるが、
両針棒案内部材を接合させて行けば、針棒は図2(a)
に示すように両凹面部12a,13aに嵌合するよう案
内されてゆき、最終的には図2(b)に示すように挿通
孔Hに嵌合するため、垂直な状態に保たれる。
作業を行うに際し、針棒1は必ずしも垂直に保たれてい
るとは限らず、やや斜めに傾いている可能性もあるが、
両針棒案内部材を接合させて行けば、針棒は図2(a)
に示すように両凹面部12a,13aに嵌合するよう案
内されてゆき、最終的には図2(b)に示すように挿通
孔Hに嵌合するため、垂直な状態に保たれる。
【0017】また、四節リンク機構4と水平送り軸7と
の連結を解除する場合には、ミシン本体を転倒させてミ
シンベッドの底面側を露出させ、水平軸7とリンク43
とを連結しているねじ43aを弛めれば良く、これも作
業としては殆ど労力を要しない簡単な作業となる。そし
てこのような状態で縫製動作を行った場合、水平送り軸
7の回転揺動運動は四節リンク機構4に伝達されないた
め、針棒1には針棒昇降機構8等による昇降運動のみが
伝達される。また、針棒揺動台2はそれ自体は揺動方向
への移動を規制されていないため揺動可能状態にある
が、針棒1は両針棒案内部材12,13によって垂直方
向へと案内されるため、縫い針Nは垂直に昇降する。
の連結を解除する場合には、ミシン本体を転倒させてミ
シンベッドの底面側を露出させ、水平軸7とリンク43
とを連結しているねじ43aを弛めれば良く、これも作
業としては殆ど労力を要しない簡単な作業となる。そし
てこのような状態で縫製動作を行った場合、水平送り軸
7の回転揺動運動は四節リンク機構4に伝達されないた
め、針棒1には針棒昇降機構8等による昇降運動のみが
伝達される。また、針棒揺動台2はそれ自体は揺動方向
への移動を規制されていないため揺動可能状態にある
が、針棒1は両針棒案内部材12,13によって垂直方
向へと案内されるため、縫い針Nは垂直に昇降する。
【0018】なお、上記実施例においては、針棒揺動台
2の針棒軸受け部2aを案内部材12,13で挟持する
ように構成したが、案内部材12,13を直接に針棒1
を摺動可能に挟持する構成としても良い。
2の針棒軸受け部2aを案内部材12,13で挟持する
ように構成したが、案内部材12,13を直接に針棒1
を摺動可能に挟持する構成としても良い。
【0019】また、上記実施例においては、一対の固定
板12,13によって針棒1を垂直に昇降させるように
したが、針棒揺動台2の針棒軸受け部2aあるいは針棒
1の外周に接触する3個以上の固定板によって針棒を垂
直に案内させるようにしても良く、また、固定板は屑カ
バー10に限らずその他の部材に取り付けても良く、こ
の発明は特に上記実施例に限定されるものではない。
板12,13によって針棒1を垂直に昇降させるように
したが、針棒揺動台2の針棒軸受け部2aあるいは針棒
1の外周に接触する3個以上の固定板によって針棒を垂
直に案内させるようにしても良く、また、固定板は屑カ
バー10に限らずその他の部材に取り付けても良く、こ
の発明は特に上記実施例に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係る針
棒揺動ミシンは、針棒揺動台の針棒軸受部あるいは針棒
の揺動を行うリンク機構とその駆動源との連結を遮断す
ると共に、針棒の外周面に接離可能に設けられた複数の
針棒案内部材をミシン機枠に固定することにより、針棒
を一定の垂直経路に沿って昇降させ得るようにしたた
め、針棒揺動ミシンの針棒揺動運動を停止させるに際
し、従来のような大掛かりな分解作業を必要とせず、最
小限の作業で針送り動作の停止を行うことができるよう
になり、作業に係る労力及び時間を大幅に削減すること
ができる。このため、縫製現場等では、この発明に係る
針棒揺動ミシンを導入することによって様々な製品への
対応が可能となり、設備費の低減を図ることができる。
棒揺動ミシンは、針棒揺動台の針棒軸受部あるいは針棒
の揺動を行うリンク機構とその駆動源との連結を遮断す
ると共に、針棒の外周面に接離可能に設けられた複数の
針棒案内部材をミシン機枠に固定することにより、針棒
を一定の垂直経路に沿って昇降させ得るようにしたた
め、針棒揺動ミシンの針棒揺動運動を停止させるに際
し、従来のような大掛かりな分解作業を必要とせず、最
小限の作業で針送り動作の停止を行うことができるよう
になり、作業に係る労力及び時間を大幅に削減すること
ができる。このため、縫製現場等では、この発明に係る
針棒揺動ミシンを導入することによって様々な製品への
対応が可能となり、設備費の低減を図ることができる。
【図1】この発明の一実施例における針棒揺動機構等を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】同上実施例において針棒案内部材の取付け時に
おける針棒と針棒案内部材の位置を示す説明平面図であ
り、(a)は針棒案内部材を固定する前の仮止め状態
を、(b)は針棒案内部材を固定した状態をそれぞれ示
す。
おける針棒と針棒案内部材の位置を示す説明平面図であ
り、(a)は針棒案内部材を固定する前の仮止め状態
を、(b)は針棒案内部材を固定した状態をそれぞれ示
す。
【図3】従来の針棒揺動ミシンの針棒揺動機構等を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】従来の針棒揺動ミシンに用いられる針棒揺動メ
タル等を示す分解斜視図である。
タル等を示す分解斜視図である。
1 針棒 2 針棒揺動台 3 針棒揺動軸 4 リンク機構 12,13 針棒案内部材 12a,13a 凹面部 M ミシンアーム(ミシン機枠) Ma 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 針棒をその軸線方向に沿って昇降可能に
保持する針棒揺動台と、 ミシン機枠に回動自在に支持され、一端が前記針棒揺動
台に固定された針棒揺動軸と、 所定の揺動駆動源に連動して駆動前記針棒揺動軸を揺動
回転させるリンク機構とを備え、 針棒をその軸線方向に沿って昇降させると共に、その昇
降運動に同期して針棒を揺動させるようにした針棒揺動
ミシンにおいて、 前記針棒揺動台の外周面に合致する凹面部を備えた複数
の針棒案内部材をミシン機枠に固定可能に設ける一方、 前記リンク機構と駆動源との連動を遮断すると共に前記
針棒案内部材をミシン機枠に固定するようにすることに
より、針棒を一定の垂直経路に沿って昇降させ得るよう
にしたことを特徴とする針棒揺動ミシン。 - 【請求項2】 針棒案内部材は、針棒の外周面に接する
半円筒状の凹面部を備えた一対の針棒案内部材によって
構成されることを特徴とする請求項1記載の針棒揺動ミ
シン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30591794A JPH08155174A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 針棒揺動ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30591794A JPH08155174A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 針棒揺動ミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08155174A true JPH08155174A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17950859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30591794A Pending JPH08155174A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 針棒揺動ミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08155174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100417760C (zh) * | 2001-10-30 | 2008-09-10 | 重机公司 | 针送布缝纫机 |
| CN101591841A (zh) * | 2008-05-29 | 2009-12-02 | 大和缝纫机制造株式会社 | 曲腕式平缝缝纫机 |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30591794A patent/JPH08155174A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100417760C (zh) * | 2001-10-30 | 2008-09-10 | 重机公司 | 针送布缝纫机 |
| CN101591841A (zh) * | 2008-05-29 | 2009-12-02 | 大和缝纫机制造株式会社 | 曲腕式平缝缝纫机 |
| JP2009285206A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Yamato Sewing Mach Co Ltd | 送り出し腕形偏平縫いミシン |
| TWI456098B (zh) * | 2008-05-29 | 2014-10-11 | Yamato Sewing Machine Mfg | 曲腕式平縫縫紉機 |
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