JPH08155333A - 空気洗浄機 - Google Patents

空気洗浄機

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Publication number
JPH08155333A
JPH08155333A JP32132894A JP32132894A JPH08155333A JP H08155333 A JPH08155333 A JP H08155333A JP 32132894 A JP32132894 A JP 32132894A JP 32132894 A JP32132894 A JP 32132894A JP H08155333 A JPH08155333 A JP H08155333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
activated carbon
ionizer
dust
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP32132894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Komagata
幸博 駒形
Shinichi Hara
慎一 原
Shinji Okuhara
伸二 奥原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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Publication of JPH08155333A publication Critical patent/JPH08155333A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダストの捕集能力を保持するとともに、空気
洗浄機の小型化を図る。 【構成】 導電性を有する第1導電性フィルタと、第1
導電戦フィルタの下流側に設けられた帯電フィルタと、
帯電フィルタの下流側に設けられ、導電性を有する第2
フィルタと、第1導電性フィルタ−第2導電性フィルタ
間に高電圧を印加する高電圧印加手段と、を備える。放
電電極及び対向電極を有し、コロナ放電を行うことによ
り塵埃を正または負のいずれかの電荷により帯電させる
アイオナイザと、アイオナイザの下流側に設けられると
ともに、電気的にフロート状態にされ、アイオナイザか
らのイオン電流によりバイアス電圧を生じる導電性を有
する導電性フィルタと、その下流側に設けられた帯電フ
ィルタと、帯電フィルタの下流側に設けられた導電性フ
ィルタと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気洗浄機に係り、特
に自動車、船舶、航空機、一般建物の室内、工場内等の
空気中に浮遊するダスト(塵埃)を効率的に除去するた
めの空気洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気洗浄機においては、空気中に
浮遊するダストを除去するために、帯電フィルタを用い
ているものがある。
【0003】この帯電フィルタは、絶縁体の表面に正ま
たは負の電荷を帯電させたものであり、ダスト自身の帯
電によるクーロン引力を利用したフィルタ及び物理的な
フィルタとして機能し、ダストを捕集するものである。
【0004】ところで、この帯電フィルタを用いた空気
洗浄機は効率がそれほど高くないため、アイオナイザ
(Ionizer )を設けて、集塵効率を向上させた空気洗浄
機がよく知られている。
【0005】アイオナイザを用いた空気洗浄機は、例え
ば、空気流路上流側から下流側にむかって、コロナ放電
を行うことにより塵埃を正側あるいは負側に帯電させる
アイオナイザ、アイオナイザの放電電極からイオン電流
が流れることによりバイアス電圧が印加されるフロート
電極、フロート電極に接続された第1プレート電極、及
びアイオナイザによる帯電とは異なる電荷により帯電さ
れた第2プレート電極を有するコレクタ、脱臭フィルタ
(あるいは脱臭兼オゾン分解フィルタ)が順番で配置さ
れている。
【0006】空気洗浄機内にダストを含む空気が導入さ
れると、アイオナイザは、コロナ放電を行うことにより
塵埃を正側あるいは負側に帯電させる。
【0007】これと並行して、フロート電極には、アイ
オナイザの放電電極からイオン電流が流れることにより
バイアス電圧が印加され、コレクタの第1プレート電極
はアイオナイザにより帯電された塵埃の電荷と同一の電
荷に帯電される。また、コレクタの第2プレート電極
は、アイオナイザによる帯電とは異なる電荷に帯電され
る。これらにより、コレクタは、クーロン引力により導
入された空気内の塵埃を捕集し、さらに脱臭フィルタに
より脱臭されて清浄空気として排出される。あるいは脱
臭兼オゾン分解フィルタにより、アイオナイザにより生
成されたオゾンを分解するととともに脱臭されて清浄空
気として排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記帯電フィルタを用
いた空気洗浄機においては、帯電フィルタの帯電能力が
短期間で低下するため、捕集能力が短期間で低下してし
まうという問題点があった。特に、湿度が高い環境で使
用したり、カーボン等の導電性物質を捕集した場合等に
は帯電能力が低下し、捕集能力が低下しやすくなるとい
う傾向が顕著となっていた。
【0009】また、上記アイオナイザを用いた空気洗浄
機においては、部品点数が増大し、それらを空気流路に
そって配置する必要があるため、空気の流れ方向の寸法
が大きくなるとともに、コストも増大するという問題点
があった。仮に、寸法を小さくするためには、脱臭フィ
ルタ(あるいは脱臭兼オゾン分解フィルタ)を取り除く
方法があるが、このような構成では、空気清浄効果が十
分には得られないという新たな課題が生じる。
【0010】そこで本発明の目的は、ダストの捕集能力
を保持するとともに、空気洗浄機の小型化を図ることが
できる空気洗浄機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、導電性を有する第1導電性
フィルタと、前記第1導電性フィルタの下流側に設けら
れた帯電フィルタと、帯電フィルタの下流側に設けら
れ、導電性を有する第2導電性フィルタと、前記第1導
電性フィルタ−前記第2導電性フィルタ間に高電圧を印
加する高電圧印加手段と、を備えて構成する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1導電性フィルタの上流側に放電電極及
び対向電極を有し、コロナ放電を行うことにより塵埃を
正または負のいずれかの電荷により帯電させるアイオナ
イザを設けて構成する。
【0013】請求項3記載の発明は、放電電極及び対向
電極を有し、コロナ放電を行うことにより塵埃を正また
は負のいずれかの電荷により帯電させるアイオナイザ
と、前記アイオナイザの下流側に設けられるとともに、
電気的にフロート状態にされ、前記アイオナイザからの
イオン電流によりバイアス電圧を生じる導電性を有する
第1導電性フィルタと、前記第1導電性フィルタの下流
側に設けられた帯電フィルタと、帯電フィルタの下流側
に設けられ、導電性を有する第2導電性フィルタと、を
備えて構成する。
【0014】請求項4記載の発明は、放電電極及び対向
電極を有し、コロナ放電を行うことにより塵埃を正また
は負のいずれかの電荷により帯電させるアイオナイザ
と、前記アイオナイザの下流側に設けられるとともに、
前記対向電極に接続された導電性を有する第1導電性フ
ィルタと、前記第1導電性フィルタの下流側に設けられ
た帯電フィルタと、前記帯電フィルタの下流側に設けら
れ、接地された第2導電性フィルタと、一端が前記対向
電極と前記第1導電性フィルタの中間接続点に接続さ
れ、他端が接地に接続された電圧降下手段と、を備えて
構成する。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記電圧降下手段は、一つのツェナーダイ
オードあるいは直列に接続された複数のツェナーダイオ
ードであるように構成する。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、高電圧印加手段
は、第1導電性フィルタ−第2導電性フィルタ間に高電
圧を印加する。
【0017】これにより、帯電フィルタにも常に高電圧
が印加されることとなり、帯電フィルタは帯電状態を保
持することができ、塵埃の除去性能を維持することが可
能となる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、放電電極−対向電極間に高電
圧を印加し、アイオナイザに、コロナ放電を行わせるこ
とにより塵埃を正または負のいずれかの電荷により帯電
させることができ、電気的に中性の塵埃を除去すること
が可能となる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、前記アイオ
ナイザの放電電極−対向電極間に高電圧を印加し、アイ
オナイザにコロナ放電を行わせることにより塵埃を正ま
たは負のいずれかの電荷により帯電させる。
【0020】これに伴い、アイオナイザからのイオン電
流によりバイアス電圧を生じ、フロート電極にはバイア
ス電圧が生じることとなる。
【0021】この結果、フロート電極と導電性フィルタ
の間にはバイアス電圧に応じた高電圧を印加することと
なる。
【0022】これにより帯電フィルタにも常に高電圧が
印加されることとなり、帯電フィルタは帯電状態を保持
することができ、塵埃の除去性能を維持することが可能
となる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、前記アイオ
ナイザの放電電極−対向電極間に高電圧を印加し、アイ
オナイザにコロナ放電を行わせることにより塵埃を正ま
たは負のいずれかの電荷により帯電させる。
【0024】これと並行して電圧降下手段は、アイオナ
イザに印加された高電圧を降圧し、所定の電圧を第1導
電性フィルタ−第2導電性フィルタ間に印加する。
【0025】これにより帯電フィルタにも常に所定の電
圧が印加されることとなり、帯電フィルタは帯電状態を
保持することができ、塵埃の除去性能を維持することが
可能となる。
【0026】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の作用に加えて、電圧降下手段は、一のツェナ
ーダイオードあるいは直列に接続された複数のツェナー
ダイオードであるように構成するので、容易に安定した
電圧を生成し、印加することができる。
【0027】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。第1実施例 図1に請求項1記載の発明に対応する第1実施例の空気
洗浄機の主要部の概略断面図を示す。
【0028】空気洗浄機1は、塵埃を含む清浄対象であ
る空気を導入するための給気用ファン2と、第1導電性
フィルタとしての第1活性炭フィルタ3と、表面積を大
きくするために断面形状がジグザグ形状をなし、帯電フ
ィルタとしてのポリエチレンフィルタ4と、第2導電性
フィルタとしての第2活性炭フィルタ5と、ポリエチレ
ンフィルタ4の帯電状態を保持するとともに、第1活性
炭フィルタ3及び第2活性炭フィルタ5を帯電状態とし
て集塵効率を向上させるべく第1活性炭フィルタ3−第
2活性炭フィルタ5間に高電圧(例えば、2kV)を印
加する高圧電源6と、第1活性炭フィルタ3の上流側に
設けられ、予め大きなダストを除去し、第1活性炭フィ
ルタ3、第2活性炭フィルタ5及びポリエチレンフィル
タ4の寿命を延ばすためのプレフィルタ7と、を備えて
構成されている。
【0029】次に動作を説明する。
【0030】まず、給気用ファン2は、ダスト(塵埃)
を含む清浄対象である空気を空気洗浄機1内に導入し、
プレフィルタ7は導入された空気から大きなダストを除
去すする。これと並行して高電圧電源6は、第1活性炭
フィルタ3−第2活性炭フィルタ5間に高電圧を印加
し、第1活性炭フィルタ3に正の電荷を帯電させ、第2
活性炭フィルタ5に負の電荷を帯電させる。
【0031】この結果、第1活性炭フィルタ3は、物理
的なフィルタとして機能するとともに、負の電荷が帯電
したダストをクーロン引力により付着させ除去し、臭い
を除去する。同様にして第2活性炭フィルタ5は、物理
的なフィルタとして機能するとともに、正の電荷が帯電
したダストをクーロン引力により付着させ除去し、臭い
を除去する。
【0032】さらに第1活性炭フィルタ3及び第2活性
炭フィルタ5を介してポリエチレンフィルタ4に高電圧
が印加され、ポリエチレンフィルタ4の帯電状態は保持
されることとなり、集塵効率が長期にわたって高く保持
されることとなる。
【0033】以上の説明のように本第1実施例によれ
ば、帯電フィルタとしてのポリエチレンフィルタ4の帯
電状態は保持されるので、長期にわたって集塵効率を高
く維持することができる。
【0034】なお、第2活性炭フィルタ5は、脱臭フィ
ルタとしてばかりでなくオゾン分解フィルタとしても機
能する。この場合の反応は、以下のように表わされる。
【0035】2O3 +2C→2CO2 +O2 第2実施例 次に図2に請求項2記載の発明に対応する第2実施例の
空気洗浄機の主要部の概略断面図を示す。
【0036】空気洗浄機10は、ダストを含む清浄対象
である空気を導入するための給気用ファン11と、高電
位側に接続された線状の放電電極12及び低電位側(接
地側)に接続されたプレート状の対向電極13を有し、
両電極12、13間でコロナ放電を行うことによりダス
トに正の電荷を帯電させるアイオナイザ14と、電気的
にフロート状態にあるフロート電極として機能する第1
活性炭フィルタ15と、表面積を大きくするために断面
形状がジグザグ形状をなし、帯電フィルタとしてのポリ
エチレンフィルタ16と、導電性フィルタとしての第2
活性炭フィルタ17と、ポリエチレンフィルタ16の帯
電状態を保持するとともに、コロナ放電を行わせるため
に放電電極12−対向電極13間に高電圧を印加する高
圧電源18と、第1活性炭フィルタ15の上流側に設け
られ、予め大きなダストを除去し、第1活性炭フィルタ
15、第2活性炭フィルタ17及びポリエチレンフィル
タ16の寿命を延ばすためのプレフィルタ19と、を備
えて構成されている。
【0037】この場合において、対向電極13と第1活
性炭フィルタ15との設置距離は、アーク放電を起こさ
ないように十分な距離を設ける必要がある。
【0038】次に動作を説明する。
【0039】まず、給気用ファン11は、ダストを含む
清浄対象である空気を空気洗浄機1内に導入し、プレフ
ィルタ19は導入された空気から大きなダストを除去す
る。これと並行して高電圧電源18は、放電電極12−
対向電極13間に高電圧(例えば、約6kV)を印加す
る。これにより、アイオナイザ14はコロナ放電を行
い、アイオナイザ14内を通過するダストを正の電荷に
より帯電させる。
【0040】この時、アイオナイザ14の放電電極12
から、フロート電極として機能する第1活性炭フィルタ
15に対し、イオン電流が流れ、第1活性炭フィルタ1
5−第2活性炭フィルタ17間には自動バイアス電圧と
しての高電圧(例えば、2kV)が印加される。
【0041】この結果、第1活性炭フィルタ15は、物
理的なフィルタとして機能するとともに、負の電荷が帯
電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、臭
いを除去する。同様にして第2活性炭フィルタ17は、
物理的なフィルタとして機能するとともに、正の電荷が
帯電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、
臭いを除去する。
【0042】さらに第1活性炭フィルタ15及び第2活
性炭フィルタ17を介してポリエチレンフィルタ16に
高電圧が印加され、ポリエチレンフィルタ16の帯電状
態は保持されることとなり、集塵効率が長期にわたって
高く保持されることとなる。
【0043】以上の説明のように本第2実施例によれ
ば、帯電フィルタとしてのポリエチレンフィルタ4の帯
電状態は保持されるので、長期にわたって集塵効率を高
く維持することができる。さらにアイオナイザ14によ
り電気的に中性であったダストも強制的に帯電状態とし
ているので、第1実施例と比較して集塵効率をさらに向
上させることができる。
【0044】なお、この場合においても、第1実施例の
第2活性炭フィルタ5と同様に、第2活性炭フィルタ1
7は、脱臭フィルタとしてばかりでなくオゾン分解フィ
ルタとしても機能する。第3実施例 次に図3に請求項3及び請求項5記載の発明に対応する
第3実施例の空気洗浄機の主要部の概略断面図を示す。
【0045】空気洗浄機20は、ダストを含む清浄対象
である空気を導入するための給気用ファン21と、高電
位側に接続された線状の放電電極22及び低電位側(接
地側)に接続されたプレート状の対向電極23を有し、
両電極22、23間でコロナ放電を行うことによりダス
トに正の電荷を帯電させるアイオナイザ24と、対向電
極に接続され、第1導電性フィルタとして機能する第1
活性炭フィルタ25と、表面積を大きくするために断面
形状がジグザグ形状をなし、帯電フィルタとしてのポリ
エチレンフィルタ26と、第2導電性フィルタとして機
能するとともに、接地された第2活性炭フィルタ27
と、ポリエチレンフィルタ26の帯電状態を保持すると
ともに、コロナ放電を行わせるために放電電極22−対
向電極23間に高電圧(例えば、7kV)を印加する高
圧電源28と、第1活性炭フィルタ25の上流側に設け
られ、予め大きなダストを除去し、第1活性炭フィルタ
25、第2活性炭フィルタ27及びポリエチレンフィル
タ26の寿命を延ばすためのプレフィルタ29と、対向
電極23と第1活性炭フィルタ25−接地間に逆方向に
接続され、電圧降下手段として機能するツェナーダイオ
ード30(例えば、電圧降下量2kV)を備えて構成さ
れている。
【0046】次に動作を説明する。
【0047】まず、給気用ファン21は、ダストを含む
清浄対象である空気を空気洗浄機1内に導入し、プレフ
ィルタ29は導入された空気から大きなダストを除去す
る。これと並行して高電圧電源28は、放電電極22−
対向電極23間に高電圧(上述の例の場合、約5kV
[=7−2kV])を印加する。これにより、アイオナ
イザ24はコロナ放電を行い、アイオナイザ24内を通
過するダストを正の電荷により帯電させる。
【0048】この時、第1活性炭フィルタ25には、ツ
ェナーダイオード30により電圧降下量相当の電圧(上
述の例の場合、2kV)が印加されることとなり、第1
活性炭フィルタ25−第2活性炭フィルタ27間には高
電圧(上述の例の場合、2kV)が印加される。
【0049】この結果、第1活性炭フィルタ25は、物
理的なフィルタとして機能するとともに、負の電荷が帯
電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、臭
いを除去する。同様にして第2活性炭フィルタ27は、
物理的なフィルタとして機能するとともに、正の電荷が
帯電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、
臭いを除去する。
【0050】さらに第1活性炭フィルタ25及び第2活
性炭フィルタ27を介してポリエチレンフィルタ26に
高電圧が印加され、ポリエチレンフィルタ26の帯電状
態は保持されることとなり、集塵効率が長期にわたって
高く保持されることとなる。
【0051】以上の説明のように本第3実施例によれ
ば、帯電フィルタとしてのポリエチレンフィルタ26の
帯電状態は保持されるので、長期にわたって集塵効率を
高く維持することができる。さらにアイオナイザ24に
より電気的に中性であったダストも強制的に帯電状態と
しているので、第1実施例と比較して集塵効率をさらに
向上させることができる。
【0052】なお、この場合においても、第1実施例の
第2活性炭フィルタ5と同様に、第2活性炭フィルタ2
7は、脱臭フィルタとしてばかりでなくオゾン分解フィ
ルタとしても機能する。
【0053】さらに図3中、ツェナーダイオード30は
1個しか図示していないが、同一の電圧降下量を有する
ように複数のツェナーダイオードを直列に接続するよう
に構成することも可能である。
【0054】また、電圧効果手段としては、ツェナーダ
イオードに限定されるものではなく、例えば、抵抗によ
り分圧する等の他の手段によることも可能である。第4実施例 次に図4に請求項4記載の発明に対応する第4実施例の
空気洗浄機の主要部の概略断面図を示す。
【0055】空気洗浄機40は、ダストを含む清浄対象
である空気を導入するための給気用ファン41と、後述
の第1高圧電源48の高電位側に接続された線状の放電
電極42及び後述の第1高圧電源48の低電位側(接地
側)に接続されたプレート状の対向電極43を有し、両
電極42、43間でコロナ放電を行うことによりダスト
に正の電荷を帯電させるアイオナイザ44と、後述の第
2高圧電源50の高電位側に接続され、第1導電性フィ
ルタとして機能する第1活性炭フィルタ45と、表面積
を大きくするために断面形状がジグザグ形状をなし、帯
電フィルタとしてのポリエチレンフィルタ46と、第2
導電性フィルタとして機能するとともに、接地された第
2活性炭フィルタ47と、ポリエチレンフィルタ46の
帯電状態を保持するとともに、コロナ放電を行わせるた
めに放電電極42−対向電極43間に高電圧(例えば、
6kV)を印加する第1高圧電源48と、第1活性炭フ
ィルタ45の上流側に設けられ、予め大きなダストを除
去し、第1活性炭フィルタ45、第2活性炭フィルタ4
7及びポリエチレンフィルタ46の寿命を延ばすための
プレフィルタ49と、第1活性炭フィルタ45−接地間
に接続され、第1活性炭フィルタ45−第2活性炭フィ
ルタ47間に高電圧(例えば、2kV)を印加する第2
高圧電源50を備えて構成されている。
【0056】次に動作を説明する。
【0057】まず、給気用ファン41は、ダストを含む
清浄対象である空気を空気洗浄機1内に導入し、プレフ
ィルタ49は導入された空気から大きなダストを除去す
る。これと並行して第1高電圧電源48は、放電電極4
2−対向電極43間に高電圧(上述の例の場合、約6k
V)を印加する。これにより、アイオナイザ44はコロ
ナ放電を行い、アイオナイザ44内を通過するダストを
正の電荷により帯電させる。
【0058】この時、第1活性炭フィルタ45−第2活
性炭フィルタ47間には、第2高圧電源50により高電
圧(上述の例の場合、2kV)が印加されることとな
り、第1活性炭フィルタ45−第2活性炭フィルタ47
間には高電圧(上述の例の場合、2kV)が印加され
る。
【0059】この結果、第1活性炭フィルタ45は、物
理的なフィルタとして機能するとともに、負の電荷が帯
電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、臭
いを除去する。同様にして第2活性炭フィルタ47は、
物理的なフィルタとして機能するとともに、正の電荷が
帯電したダストをクーロン引力により付着させ除去し、
臭いを除去する。
【0060】さらに第1活性炭フィルタ45及び第2活
性炭フィルタ47を介してポリエチレンフィルタ46に
高電圧が印加され、ポリエチレンフィルタ46の帯電状
態は保持されることとなり、集塵効率が長期にわたって
高く保持されることとなる。
【0061】以上の説明のように本第3実施例によれ
ば、帯電フィルタとしてのポリエチレンフィルタ46の
帯電状態は保持されるので、長期にわたって集塵効率を
高く維持することができる。さらにアイオナイザ44に
より電気的に中性であったダストも強制的に帯電状態と
しているので、第1実施例と比較して集塵効率をさらに
向上させることができる。
【0062】上述のように、アイオナイザ44用の高圧
電源である第1高圧電源48と、第1及び第2活性炭フ
ィルタ45,47用の高圧電源と、を別個に設けている
ので、第3実施例の場合と比較して、電源電圧を低くす
ることができる。また、一方の電源の影響を他方の電源
が受けることがないので、より安定な空気清浄動作を行
うことができる。
【0063】なお、この場合においても、第1実施例の
第2活性炭フィルタ5と同様に、第2活性炭フィルタ4
7は、脱臭フィルタとしてばかりでなくオゾン分解フィ
ルタとしても機能する。
【0064】以上の各実施例によれば、 1) 帯電フィルタ、活性炭フィルタの寿命を延ばすこ
とができるので、実質的なランニングコストを低減する
ことができる。
【0065】2) 帯電フィルタの帯電状態を保持する
ことができるので、ダストの捕集効率(集塵率)を向上
させることができる。
【0066】3) 集塵、脱臭を行う部分は活性炭フィ
ルタ、ポリエチレンフィルタ等のフィルタで構成してい
るため、メンテナンスが容易であり、コストを低減する
ことができる。
【0067】4) ダストの捕集効率(集塵率)を高く
維持することが可能なので、一定捕集効率とすれば、装
置を小型化することができる。
【0068】5) 構造が簡単であり、メンテナンスが
容易となる。というような効果が得られる。
【0069】以上の各実施例においては、帯電フィルタ
としてポリエチレンフィルタを用いていたが、他の絶縁
材料で構成されたフィルタを用いることも可能である。
さらに導電性フィルタあるいはフロート電極として活性
炭フィルタを用いていたが、金属製フィルタ等の他の導
電性材料で構成されたフィルタを用いることも可能であ
る。
【0070】また、給気用ファンを空気流路の上流側に
設けていたが、下流側に設けるように構成することも可
能である。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高電圧印
加手段は、第1導電性フィルタ−第2導電性フィルタ間
に高電圧を印加するので、帯電フィルタにも常に高電圧
が印加されることとなり、帯電フィルタは帯電状態を保
持することができ、塵埃の除去性能を維持することが可
能となり、帯電フィルタの寿命を延ばすことが可能とな
り、ひいては空気洗浄機の寿命を延ばすことが可能とな
る。
【0072】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、放電電極−対向電極間に高電
圧が印加されるので、アイオナイザは、コロナ放電を行
うことにより塵埃を正または負のいずれかの電荷により
帯電させることができ、電気的に中性の塵埃を除去する
ことが可能となる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、アイオナイ
ザの放電電極−対向電極間に高電圧を印加し、アイオナ
イザにコロナ放電を行わせることにより塵埃を正または
負のいずれかの電荷により帯電させることにより電気的
に中性の塵埃も除去することができるとともに、フロー
ト電極と導電性フィルタの間にはバイアス電圧に応じた
高電圧を印加することとなるので、帯電フィルタは帯電
状態を保持することができ、塵埃の除去性能を維持する
ことが可能となる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、アイオナイ
ザの放電電極−対向電極間に高電圧を印加し、アイオナ
イザにコロナ放電を行わせることにより塵埃を正または
負のいずれかの電荷により帯電させる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、電圧降下手段は、一のツェナ
ーダイオードあるいは直列に接続された複数のツェナー
ダイオードであるように構成するので、簡易な構成で容
易に安定した電圧を生成し、印加することができ、空気
洗浄機の塵埃除去性能及び信頼性が向上する。
【0076】これと並行して電圧降下手段は、アイオナ
イザに印加された高電圧を降圧し、所定の電圧を第1導
電性フィルタ−第2導電性フィルタ間に印加し、塵埃を
正または負のいずれかの電荷により帯電させるので、電
気的に中性の塵埃も除去することができるとともに、第
1導電性フィルタと帯電性フィルタの間には所定の電圧
を印加することとなるので、帯電フィルタは帯電状態を
保持することができ、塵埃の除去性能を維持することが
可能となる。
【0077】以上をまとめると、 1) フィルタの寿命を延ばすことができるので、実質
的なランニングコストを低減することができる。
【0078】2) 帯電フィルタの帯電状態を保持する
ことができるので、ダストの捕集効率(集塵率)を向上
させることができる。
【0079】3) 集塵、脱臭を行う部分はフィルタで
構成しているため、メンテナンスが容易であり、コスト
を低減することができる。
【0080】4) ダストの捕集効率(集塵率)が高い
ので、一定捕集効率とすれば、装置を小型化することが
できる。
【0081】5) 構造が簡単であり、メンテナンスが
容易となる。というような効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の空気洗浄機の概要構成断面図であ
る。
【図2】第2実施例の空気洗浄機の概要構成断面図であ
る。
【図3】第3実施例の空気洗浄機の概要構成断面図であ
る。
【図4】第4実施例の空気洗浄機の概要構成断面図であ
る。
【符号の説明】
1、10、20、40 空気洗浄機 2、11、21、41 給気用ファン 3、15、25,45 第1活性炭フィルタ 4、16、26、46 ポリエチレンフィルタ 5、17、27、47 第2活性炭フィルタ 6、18、28 高圧電源 7、19、29、49 プレフィルタ 12、22、42 放電電極 13、23、43 対向電極 14、24、44 アイオナイザ 30 ツェナーダイオード 48 第1高圧電源 50 第2高圧電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する第1導電性フィルタと、 前記第1導電性フィルタの下流側に設けられた帯電フィ
    ルタと、 帯電フィルタの下流側に設けられ、導電性を有する第2
    導電性フィルタと、 前記第1導電性フィルタ−前記第2導電性フィルタ間に
    高電圧を印加する高電圧印加手段と、を備えたことを特
    徴とする空気洗浄機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気洗浄機において、 前記第1導電性フィルタの上流側に放電電極及び対向電
    極を有し、コロナ放電を行うことにより塵埃を正または
    負のいずれかの電荷により帯電させるアイオナイザを設
    けたことを特徴とする空気洗浄機。
  3. 【請求項3】 放電電極及び対向電極を有し、コロナ放
    電を行うことにより塵埃を正または負のいずれかの電荷
    により帯電させるアイオナイザと、 前記アイオナイザの下流側に設けられるとともに、電気
    的にフロート状態にされ、前記アイオナイザからのイオ
    ン電流によりバイアス電圧を生じる導電性を有する第1
    導電性フィルタと、 前記第1導電性フィルタの下流側に設けられた帯電フィ
    ルタと、 帯電フィルタの下流側に設けられ、導電性を有する第2
    導電性フィルタと、 を備えたことを特徴とする空気洗浄機。
  4. 【請求項4】 放電電極及び対向電極を有し、コロナ放
    電を行うことにより塵埃を正または負のいずれかの電荷
    により帯電させるアイオナイザと、 前記アイオナイザの下流側に設けられるとともに、前記
    対向電極に接続された導電性を有する第1導電性フィル
    タと、 前記第1導電性フィルタの下流側に設けられた帯電フィ
    ルタと、 前記帯電フィルタの下流側に設けられ、接地された第2
    導電性フィルタと、 一端が前記対向電極と前記第1導電性フィルタの中間接
    続点に接続され、他端が接地に接続された電圧降下手段
    と、を備えたことを特徴とする空気洗浄機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の空気洗浄機において、 前記電圧降下手段は、一つのツェナーダイオードあるい
    は直列に接続された複数のツェナーダイオードであるこ
    とを特徴とする空気洗浄機。
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