JPH0815566B2 - 精米機 - Google Patents

精米機

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JPH0815566B2
JPH0815566B2 JP26873090A JP26873090A JPH0815566B2 JP H0815566 B2 JPH0815566 B2 JP H0815566B2 JP 26873090 A JP26873090 A JP 26873090A JP 26873090 A JP26873090 A JP 26873090A JP H0815566 B2 JPH0815566 B2 JP H0815566B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は玄米を白米に精米処理する精米機に関するも
のである。
従来の技術 従来の精米機は、例えば第5図に示すような構成のも
のが一般的である。第5図において、精白筒51の内部
に、送りロール52と精白ロール53が配設され、精白筒51
の出口54には通路の断面積を規制する規制板55が設けら
れ、ばね56にて出口54を閉塞する方向に付勢され、搗精
度を一定に保持するように構成されている。
送りロール52と精白ロール53をモータ57で回転駆動
し、上部から精白筒51内に玄米を投入すると、玄米は送
りロール52で規制板55に向かって押し込まれ、精白筒51
の内側の網58と回転駆動されている精白ロール53との間
で精米処理され、精米された白米は出口54から払い出さ
れる。ここで、ばね56の付勢力を強くした場合には、精
白筒51の内部圧力が高くなって搗精度が高くなり、付勢
力を小さくすると内部圧力が低くなって搗精度が低くな
る。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記のような構成では、規制板55を出口54
の外側からばね56を介して押し付けているので、出口54
の開度を調整するばね56が白米が排出される側に位置し
ており、そのため精白筒51を垂直に配設すると、排出さ
れた白米の流れによってばね56の付勢力が影響を受け、
適正な開度調整ができない恐れがあるという問題があ
る。
そこで、精白ロール53や送りロール52の軸芯位置を貫
通する開度調整軸を設け、その一端に規制板55を連結す
るとともにこの開度調整軸の他端を精白筒51から突出さ
せ、開度調整軸の他端に係合部材を設けて開度調整軸に
嵌合した移動部材との間にばねを介装し、移動部材の位
置を駆動手段にて位置調整することによってばねの付勢
力を調整するようにしたものが考えられる。
しかし、そのような構成にすると、開度調整軸に摩擦
力等の外力が作用すると、規制板55に精白筒51の内部圧
力以外の力が作用することになって適正な開度調整がで
きない恐れがあり、特に開度調整軸の軸芯と移動部材の
駆動手段の駆動方向の平行度が低い場合移動部材の移動
に伴って開度調整軸に摩擦力が発生して開度調整に悪影
響を与えることになる。しかし、開度調整軸の軸芯と駆
動手段の平行度を高くするにはその調整作業に手間を要
するとともに開度調整軸の剛性も高めなければならない
という問題がある。
本発明は煩雑な調整作業を行わなくても開度調整軸に
外力が作用するようなことがなく、白米出口の開度調整
が常に適正に行われる精米機を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明の精米機は、軸芯方向に沿って精米ロールを配
設された精白筒部の一端に設けた白米出口の開度を精白
筒部の軸芯方向に移動して調整する開度規制部材を設
け、この開度規制部材を一端に結合した開度調整軸を精
白ロールの軸芯位置を貫通させて精白筒部の他端から突
出させ、開度調整軸の他端から適当距離の位置に相対回
転自在に嵌合させた移動部材と開度調整軸の他端に相対
回転自在に係合させた係合部材の間にばねを介装し、移
動部材とその駆動手段とを連結ブラケットを介して開度
調整軸の軸芯に対して垂直な第1の垂直軸芯回りに揺動
可能にかつ開度調整軸の軸芯及び第1の垂直軸芯に対し
て垂直な第2の垂直軸芯に沿って相対移動並びにその軸
芯回りに揺動可能に連結したことを特徴とする。
作用 この構成によると、移動部材は連結ブラケットを介す
ることによって駆動手段に対して相対間隔可変にかつ開
度調整軸の軸芯に対して垂直な2方向に首振り可能に連
結されているため、駆動手段の移動方向と開度調整軸の
軸芯とを高精度に平行に調整しなくても、移動部材は開
度調整軸に外力を作用させることなく開度調整軸に沿っ
て相対移動可能であり、従って開度規制部材及び開度調
整軸は常に精白筒部の内部圧力の変動に応じて的確に移
動して開度調整が行われる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
しながら説明する。
第1図において、1は本体ケーシングで、上部ケーシ
ング2、精白筒部3、中間ケーシング4及び下部軸受ケ
ーシング5を上部から下部に向かって順次嵌合接続して
構成され、互いに嵌合接続することによってそれらの軸
芯が一致するように構成されている。上部ケーシング2
の上部一側に形成された開度に玄米を供給するスクリュ
ーフィーダ6が接続されている。7はその玄米投入用の
ホッパー、8は駆動モータである。
9は上部ケーシング2と精白筒部3及び中間ケーシン
グ4の上部にわたってその軸芯位置に配設された中空軸
から成る回転軸であり、上部ケーシング2内にほぼ対応
して送りロール10が、精白筒部3にほぼ対応して精白ロ
ール11が嵌合して装着されている。これら送りロール10
と精白ロール11は結合ピン12にて互いに結合され、かつ
精白ロール11の下端近傍位置がキー13にて回転軸9に周
方向に係合されている。又、精白ロール11の下端部には
円筒凹部14が形成され、開度規制部材15の上部に延出さ
れた嵌合筒部16が上下摺動自在に嵌合されている。開度
規制部材15の外周面は上下方向に適当な幅を有する円筒
面に形成されている。また、嵌合筒部16は上端が尖突状
となるようにその内周面が下方に向かってテーパ状に形
成され、かつ回転軸9の外周面との間に空間が形成さ
れ、精白ロール11の下端部の円筒凹部14の周面に付着し
た糠を落とすとともに、円筒凹部14の底面と嵌合筒部16
の上端との間に糠を噛み込むことがないように構成され
ている。精白筒部3内には、精白ロール11の外周に対し
て適当間隔あけて網17が配設され、また精白筒部3の下
部外周の一側には精米時に発生した糠の排出口18が開口
されている。さらに、精白筒部3の下端と中間ケーシン
グ4の上端との間には白米出口形成部材19が配設されて
いる。この白米出口形成部材19の内周は尖突縁に形成さ
れ、開度規制部材15の上下方向に適当な幅を有する外周
面に外嵌している。
中間ケーシング4の上端部の一側には白米排出口20が
形成され、シュート21が取付けられている。又、回転軸
9には白米出口形成部材19から落下した白米を受けてシ
ュート21に案内するための受鍔22が突設されている。中
間ケーシング4の中間部には上下一対の軸受24にて回転
自在に支持された支軸23が配設され、回転軸9の下端部
が嵌合固定されている。中間ケーシング4内の下部には
トルクセンサ25が配置され、その一端軸25aが支軸23に
軸芯方向にのみ摺動自在に嵌合されている。
下部軸受ケーシング5内には上下一対の軸受26にて回
転自在に支持された駆動軸27が配設され、その上端部に
トルクセンサ25の他端軸25bが軸芯方向にのみ摺動自在
に嵌合され、かつ下方に突出した駆動軸27の下端部に駆
動プーリ28が固定されている。この駆動プーリ28は図示
しないモータにて駆動ベルトを介して回転駆動可能に構
成されている。
中空の回転軸9内には開度調整軸29が挿通され、その
下端部と開度規制部材15が回転軸9に形成された長穴31
を貫通する連結部材30にて連結されている。開度調整軸
29の上端部は、昇降部材32上にばね33を介して支持され
た係合部材34の上面に相対回転自在に係合している。昇
降部材32は昇降手段35にて昇降移動可能に構成され、か
つ昇降手段35はトルクセンサ25からの出力信号が入力さ
れた制御手段36にて駆動制御される。
昇降手段35は、第2図に示すように、駆動モータ37に
て回転駆動される送りねじ軸38と、これに螺合された可
動ナット体39と、そのガイドロッド40にて構成され、第
3図、第4図に詳細に示すように可動ナット体39が連結
ブラケット41を介して昇降部材32に連結されている。第
3図、第4図において、連結ブラケット41は平面視コ字
状に形成され、その両側片と昇降部材32の両側が水平な
連結ピン42にて揺動自在に連結されている。また連結ブ
ラケット41の中間連結部から連結ピン42の軸芯方向に対
して垂直に可動ナット体39に向けて延出された結合軸43
が可動ナット体39に形成された嵌合穴44に出退可能にか
つ相対回転可能に嵌合されている。
尚、昇降部材32の下部には、開度調整軸29に遊嵌する
軸受45が配設され、開度調整軸29の上下方向の相対移動
を許すとともに略同芯状態で回転自在に支持できるよう
に構成されている。又、係合部材34の上部にはスラスト
軸受46が配設され、その上面に係合リング47とナット48
を介して開度調整軸29の上端部が係合され、開度調整軸
29に作用する下向きのスラスト力を回転自在に支持して
いる。
以上の構成によると、駆動プーリ28にて駆動軸27及び
トルクセンサ25を介して回転軸9を回転駆動した状態
で、ホッパー7からスクリューフィーダ6にて玄米を上
部ケーシング2内に投入すると、玄米は送りロール10に
て精白筒部3内に押し込まれ、回転する精白ロール11と
網17の間で精白処理される。なお、精白処理に伴って分
離された糠は、回転軸9内に導入された空気が回転軸9
及び精白ロール11に突設された通孔(図示せず)を通
り、網17を通って糠の排出口18に向かって流れる空気流
とともに外部に排出される。精白された白米は、精白筒
部3の網17と精白ロール11の間の空間に圧送された玄米
の圧力によってばね33の付勢力に抗して押し下げられた
開度規制部材15の外周と白米出口形成部材19との間に生
じた環状の通路から逐次払い出され、白米排出口20から
シュート21を経て外部に排出される。
搗精度が設定された状態より高くなった場合には、精
白ロール11に作用する負荷トルクが大きくなり、トルク
センサ25からの出力信号が設定値より過大となるため、
制御手段36からの指令にて昇降手段35にて昇降部材32が
下降され、ばね33による開度調整軸29の上昇付勢力が低
下して開度規制部材15が下降し、開度が大きくなって搗
精度が低く調整される。逆に、搗精度が低くなった場合
には、トルクセンサ25からの出力信号が過小となるた
め、昇降手段35にて昇降部材32が上昇され、開度規制部
材15が上昇して開度が小さくなり、搗精度が高く調整さ
れる。かくして、自動的に搗精度が設定されたものに制
御される。
又、運転開始時や精白終了時においては、上部ケーシ
ング2と精白筒部3内に玄米が充満した状態で玄米の供
給を停止し、その状態で所定時間回転軸9を回転駆動し
て精白処理を行うと、開度規制部材15の外周面が上下方
向に所定幅を有していることによって、その精白処理の
間に未精白の米が流出することはなく、運転初期や精白
終了時に白米排出口20から排出された未精白の米を元に
戻して再精白を行うようにしたり、精白ロール11や開度
規制部材15を複雑に制御したりすることなく、完全に精
白された白米が排出される。尚、米が丁度充満した状態
はトルクセンサ25からの出力信号にて検出することがで
きる。
さらに、開度規制部材15の上部に延出された嵌合筒部
16はその上端が尖突状となっているので、この開度規制
部材15の昇降動作時に精白ロール11の下端部の円筒凹部
14の周面に付着した糠を掻き落とすことができるととも
に、円筒凹部14の底面と嵌合筒部16の上端との間に糠を
噛み込むことがなく、さらに開度規制部材15の内周面が
テーパ面に形成されているので糠は回転軸9との間の空
気を通して円滑に下方に排出される。従って、嵌合凹部
14と嵌合筒部16の間に噛み込んだ糠のために開度規制材
15の動作が円滑で無くなったり、初期位置が下方に位置
ずれして運転開始時や精白終了時の上記動作中に未精白
の米が溢れ出すというようなことを確実に防止すること
ができ、上記作用効果が得られ無くなったり、不安定に
なったりするようなことはない。
又、上記構成によれば、送りロール10と精白ロール11
を装着した回転軸9、トルクセンサ25及び駆動軸27を、
上部ケーシング2と精白筒部3と中間ケーシング4と下
部軸受ケーシング5を同一軸芯上に嵌合接続して構成し
た本体ケーシング1の軸芯上に配設しているので、これ
ら本体ケーシング1を構成するケーシングとともに適宜
手順で嵌合接続して組立てることによってそれらの芯出
しができ、極めて簡単に、少ない工数で組立てることが
できる。
さらに、昇降部材32が連結ブラケット41を介して可動
ナット体39に対して相対間隔可変にかつ開度調整軸29の
軸芯に対して垂直な2方向に首振り可能に連結されてい
るため、送りねじ軸38とガイドロッド40にて規制されて
いる可動ナット体39の移動方向と開度調整軸29の軸芯を
高精度に平行に調整しなくても、昇降部材32と開度調整
軸29の相対移動時に開度調整軸29に外力が作用する恐れ
はなく、従って煩雑な調整作業を行わなくても、開度規
制部材15による適正な開度調整作用を常に確保すること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、移動部材は連結ブラケ
ットを介することによって駆動手段に対して相対間隔可
変にかつ開度調整軸の軸芯に対して垂直な2方向に首振
り可能に連結されているため、駆動手段の移動方向と開
度調整軸の軸芯とを高精度に平行に調整しなくても、移
動部材は開度調整軸に外力を作用させることなく開度調
整軸に沿って相対移動可能であり、開度規制部材は常に
精白筒部の内部圧力とばねの付勢力の相対関係に応答し
て的確に移動し、従って煩雑な調整作業を行わなくても
常に適正な開度調整が行われるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る精米機の縦断正面図、
第2図は開度規制部材の駆動機構の側面図、第3図は同
駆動機構の要部の拡大縦断正面図、第4図は第3図の部
分側面図、第5図は従来例の概略構成図である。 3…精白筒部、11…精白ロール、15…開度規制部材、19
…白米出口形成部材、29…開度調整軸、32…昇降部材
(移動部材)、33…ばね、34…係合部材、35…昇降手段
(駆動手段)、41…連結ブラケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯方向に沿って精白ロールを配設された
    精白筒部の一端に設けた白米出口の開度を精白筒部の軸
    芯方向に移動して調整する開度規制部材を設け、この開
    度規制部材を一端に結合した開度調整軸を精米ロールの
    軸芯位置を貫通させて精白筒部の他端から突出させ、開
    度調整軸の他端から適当距離の位置に相対回転自在に嵌
    合させた移動部材と開度調整軸の他端に相対回転自在に
    係合させた係合部材の間にばねを介装し、移動部材とそ
    の駆動手段とを連結ブラケットを介して開度調整軸の軸
    芯に対して垂直な第1の垂直軸芯回りに揺動可能にかつ
    開度調整軸の軸芯及び第1の垂直軸芯に対して垂直な第
    2の垂直軸芯に沿って相対移動並びにその軸芯回りに揺
    動可能に連結した精米機。
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