JPH08155708A - クランク軸のチャック方法、およびクランク軸のチャック装置 - Google Patents
クランク軸のチャック方法、およびクランク軸のチャック装置Info
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- JPH08155708A JPH08155708A JP30363094A JP30363094A JPH08155708A JP H08155708 A JPH08155708 A JP H08155708A JP 30363094 A JP30363094 A JP 30363094A JP 30363094 A JP30363094 A JP 30363094A JP H08155708 A JPH08155708 A JP H08155708A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランク軸1のジャーナル大径部1b1、お
よびジャーナル小径部1b2をチャックして、該クラン
ク軸1のクランクピン1aを、スピンドル12の中心軸
X−Xに一致せしめ得る技術を提供する。 【構成】 クランク軸1のジャーナル大径部1b1を、
Vブロック14のV面・大14aで受ける。ジャーナル
小径部1b2を、Vブロック14のV面・小14bで受
ける。上記Vブロック14を、偏心軸x′−x′を中心
として回動せさて調節する。クランクピン1aの中心線
が前記の軸X−Xに一致したところでVブロック14の
回動調節を止め、その状態を固定する。固定は、ネジ輪
26の締め込みによって行なわれる。
よびジャーナル小径部1b2をチャックして、該クラン
ク軸1のクランクピン1aを、スピンドル12の中心軸
X−Xに一致せしめ得る技術を提供する。 【構成】 クランク軸1のジャーナル大径部1b1を、
Vブロック14のV面・大14aで受ける。ジャーナル
小径部1b2を、Vブロック14のV面・小14bで受
ける。上記Vブロック14を、偏心軸x′−x′を中心
として回動せさて調節する。クランクピン1aの中心線
が前記の軸X−Xに一致したところでVブロック14の
回動調節を止め、その状態を固定する。固定は、ネジ輪
26の締め込みによって行なわれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物をスピンドル
に取り付けて機械加工する場合、該被加工物の被加工部
分の中心線をスピンドルの回転中心軸と一致せしめるよ
うに心出ししてチャックする方法、および同じく心出し
してチャックする装置に関するものである。
に取り付けて機械加工する場合、該被加工物の被加工部
分の中心線をスピンドルの回転中心軸と一致せしめるよ
うに心出ししてチャックする方法、および同じく心出し
してチャックする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばクランクシャフトのクランクピン
のように、主軸部に対して偏心している円板状部分を機
械加工する際は、被加工物をスピンドルに取り付ける。
図6はクランクシャフトをスピンドルに取り付けた状態
を示し、部分的に破断して描いた模式図である。クラン
クシャフト1のクランクピン1aは、クランクジャーナ
ル1bの中心線x″に対して寸法Eだけ偏心している。
このクランクピン1aを、スピンドル2の中心線Xと同
心に揃えて取り付ける作業を高精度で行なうことは容易
でなく、これを手作業で行なうには高度の熟練と多大の
時間と労力とを要する。また、この作業を自動的ないし
半自動的に行なうと誤差を生じやすい。
のように、主軸部に対して偏心している円板状部分を機
械加工する際は、被加工物をスピンドルに取り付ける。
図6はクランクシャフトをスピンドルに取り付けた状態
を示し、部分的に破断して描いた模式図である。クラン
クシャフト1のクランクピン1aは、クランクジャーナ
ル1bの中心線x″に対して寸法Eだけ偏心している。
このクランクピン1aを、スピンドル2の中心線Xと同
心に揃えて取り付ける作業を高精度で行なうことは容易
でなく、これを手作業で行なうには高度の熟練と多大の
時間と労力とを要する。また、この作業を自動的ないし
半自動的に行なうと誤差を生じやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したクランク
シャフト1をスピンドル2に対して位置決めするため、
該スピンドル2にVブロックv1,v2(仮想線で示す)
が設置されるが、これだけでクランクピン1aをスピン
ドル中心線Xに対して正確に位置決めすることは容易で
ない。すなわち、 (1).被加工物の円柱面とVブロックのV形溝との間
にある程度の隙間を与えた状態で、該被加工物を矢印i
方向に供給してからVブロックに押し付ける必要が有
り、このため位置決めにバラツキを生じる。 (2).上記のようなバラツキが有るため、これを見越
して素材の寸法を大きくしておく(取代を大きくとって
おく)必要が有る。このため、機械加工に要する時間が
長くなって製品コストを上昇させている。また、このよ
うに取代が大きいことは、製品の寸法精度に関しても好
ましくない影響を与えている。 (3).被加工物の偏心寸法Eは必ずしも一定ではな
い。一方、機械加工設備は高価な耐久機器であるから、
被加工物の仕様変更ごとに機械加工設備を更新するよう
な不経済は許されない。 その結果、クランクシャフトのチャック装置は、各種寸
法の偏心量に順応する汎用性が求められる。こうした汎
用機能が無くては経済面に関して実用性が無い。本発明
は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的
とするところを図6の例について言うと、(イ)クラン
クピン1aがスピンドルの中心軸Xと同心になるよう
に、クランクジャーナル1bをチャックすることがで
き、しかも、(ロ)偏心量Eが変化しても、迅速かつ容
易に偏心量対応調整を行ない得る、チャック技術を提供
しようとするものである。これにより、スピンドル2を
交換することなく、偏心量Eを異にするクランクシャフ
ト1の機械加工を施工することが期待できる。
シャフト1をスピンドル2に対して位置決めするため、
該スピンドル2にVブロックv1,v2(仮想線で示す)
が設置されるが、これだけでクランクピン1aをスピン
ドル中心線Xに対して正確に位置決めすることは容易で
ない。すなわち、 (1).被加工物の円柱面とVブロックのV形溝との間
にある程度の隙間を与えた状態で、該被加工物を矢印i
方向に供給してからVブロックに押し付ける必要が有
り、このため位置決めにバラツキを生じる。 (2).上記のようなバラツキが有るため、これを見越
して素材の寸法を大きくしておく(取代を大きくとって
おく)必要が有る。このため、機械加工に要する時間が
長くなって製品コストを上昇させている。また、このよ
うに取代が大きいことは、製品の寸法精度に関しても好
ましくない影響を与えている。 (3).被加工物の偏心寸法Eは必ずしも一定ではな
い。一方、機械加工設備は高価な耐久機器であるから、
被加工物の仕様変更ごとに機械加工設備を更新するよう
な不経済は許されない。 その結果、クランクシャフトのチャック装置は、各種寸
法の偏心量に順応する汎用性が求められる。こうした汎
用機能が無くては経済面に関して実用性が無い。本発明
は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的
とするところを図6の例について言うと、(イ)クラン
クピン1aがスピンドルの中心軸Xと同心になるよう
に、クランクジャーナル1bをチャックすることがで
き、しかも、(ロ)偏心量Eが変化しても、迅速かつ容
易に偏心量対応調整を行ない得る、チャック技術を提供
しようとするものである。これにより、スピンドル2を
交換することなく、偏心量Eを異にするクランクシャフ
ト1の機械加工を施工することが期待できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的(偏心量に順
応調整容易)を達成するため本発明に係るクランク軸の
チャック方法は、互いに平行な二つの軸部を有するクラ
ンク軸について、上記二つの軸部の内の片方の軸部をス
ピンドルに対して位置決めして、該二つの軸部の内の他
方の軸部を上記スピンドルと同心ならしめるチャック方
法において、前記スピンドルの中心軸をXとするととも
に、上記の軸Xに対して平行な偏心軸x′を想定し、前
記二つの軸部のうちでスピンドルにチャックされる片方
の軸部に当接するVブロックを構成するとともに、該V
ブロックの谷の線が前記X軸と平行になるように配置
し、上記のVブロックを、前記の偏心軸x′を中心とし
て回動させることにより、上記Vブロックに対して片方
の軸部を当接せしめたクランク軸を偏心軸x′のまわり
に回動せしめ、上記クランク軸の他方の軸部がスピンド
ルの中心軸Xに一致した状態で、前記Vブロックの偏心
軸x′まわりの回動を停止させて固定し、前記のクラン
ク軸に比して軸径とアーム長さとの等しい多数のクラン
ク軸を、順次に前記のVブロックに搭載,脱却を繰り返
し、それぞれのクランク軸の片方の軸を上記Vブロック
によって位置決めすることによって、該それぞれのクラ
ンク軸の他方の軸をスピンドルに対して同心に心出しす
ることを特徴とする。
応調整容易)を達成するため本発明に係るクランク軸の
チャック方法は、互いに平行な二つの軸部を有するクラ
ンク軸について、上記二つの軸部の内の片方の軸部をス
ピンドルに対して位置決めして、該二つの軸部の内の他
方の軸部を上記スピンドルと同心ならしめるチャック方
法において、前記スピンドルの中心軸をXとするととも
に、上記の軸Xに対して平行な偏心軸x′を想定し、前
記二つの軸部のうちでスピンドルにチャックされる片方
の軸部に当接するVブロックを構成するとともに、該V
ブロックの谷の線が前記X軸と平行になるように配置
し、上記のVブロックを、前記の偏心軸x′を中心とし
て回動させることにより、上記Vブロックに対して片方
の軸部を当接せしめたクランク軸を偏心軸x′のまわり
に回動せしめ、上記クランク軸の他方の軸部がスピンド
ルの中心軸Xに一致した状態で、前記Vブロックの偏心
軸x′まわりの回動を停止させて固定し、前記のクラン
ク軸に比して軸径とアーム長さとの等しい多数のクラン
ク軸を、順次に前記のVブロックに搭載,脱却を繰り返
し、それぞれのクランク軸の片方の軸を上記Vブロック
によって位置決めすることによって、該それぞれのクラ
ンク軸の他方の軸をスピンドルに対して同心に心出しす
ることを特徴とする。
【0005】上記方法において前記のスピンドルに対し
てチャックされる片方の軸部が段付形状であって、大径
部と小径部とを有している場合、前記のVブロックに、
上記大径部に当接するV字状溝および小径部に当接する
V字状溝を設けることが推奨される。さらに、前記Vブ
ロックの外周部、若しくは該Vブロックを固定された部
材に、前記偏心軸x′を中心とする凸形円柱面を形成す
るとともに、前記スピンドルに、前記偏心軸x′を中心
とする凹形円柱面を形成し、前記の凸形円柱面と凹形円
柱面とを回動可能に嵌合せしめて、上記Vブロックを偏
心軸x′まわりの回動可能に支承すると好都合である。
上記方法における前記のVブロックに、その凸形円柱面
の半径方向に突出する調整レバーを形成するとともに、
上記調整レバーに力を加えて上記Vブロックを偏心軸の
まわりに回動せしめて、前記クランク軸の二つの軸部の
うちの他方の軸部がスピンドルの中心軸Xと同心になっ
た状態で、Vブロックのスピンドルに対する回動を固定
すると、偏心量順応調整を円滑,正確に、しかも容易か
つ迅速に行ない得る。
てチャックされる片方の軸部が段付形状であって、大径
部と小径部とを有している場合、前記のVブロックに、
上記大径部に当接するV字状溝および小径部に当接する
V字状溝を設けることが推奨される。さらに、前記Vブ
ロックの外周部、若しくは該Vブロックを固定された部
材に、前記偏心軸x′を中心とする凸形円柱面を形成す
るとともに、前記スピンドルに、前記偏心軸x′を中心
とする凹形円柱面を形成し、前記の凸形円柱面と凹形円
柱面とを回動可能に嵌合せしめて、上記Vブロックを偏
心軸x′まわりの回動可能に支承すると好都合である。
上記方法における前記のVブロックに、その凸形円柱面
の半径方向に突出する調整レバーを形成するとともに、
上記調整レバーに力を加えて上記Vブロックを偏心軸の
まわりに回動せしめて、前記クランク軸の二つの軸部の
うちの他方の軸部がスピンドルの中心軸Xと同心になっ
た状態で、Vブロックのスピンドルに対する回動を固定
すると、偏心量順応調整を円滑,正確に、しかも容易か
つ迅速に行ない得る。
【0006】上記の調整状態を安定させて確実に維持す
るためには、スピンドルに設けられた偏心軸x′を中心
とする凹形円柱面よりなる穴の入口部にメネジを設ける
とともに、上記のメネジに螺合するオネジを有するネジ
輪を構成し、上記のネジ輪をスピンドルに螺合させて締
め込むことによって前記のVブロック若しくはVブロッ
クに固定された部材をスピンドルの端面若しくはスピン
ドルの穴の入口部に形成された段付面に当接せしめ、摩
擦力により、Vブロックの偏心軸x′まわりの回動を固
定することが好適である。
るためには、スピンドルに設けられた偏心軸x′を中心
とする凹形円柱面よりなる穴の入口部にメネジを設ける
とともに、上記のメネジに螺合するオネジを有するネジ
輪を構成し、上記のネジ輪をスピンドルに螺合させて締
め込むことによって前記のVブロック若しくはVブロッ
クに固定された部材をスピンドルの端面若しくはスピン
ドルの穴の入口部に形成された段付面に当接せしめ、摩
擦力により、Vブロックの偏心軸x′まわりの回動を固
定することが好適である。
【0007】以上に概要を述べた本発明に係るチャック
方法を、高精度で、しかも迅速・容易に実施するには、
前記クランク軸の二つの軸部のうちでスピンドルにチャ
ックされる片方の軸部と同径のダミー軸と、上記ダミー
軸と同心の円板状フランジとを有する調整治具を構成
し、上記ダミー軸を前記のVブロックに当接して位置決
めした状態で前記スピンドルを回しながら、前記円板状
フランジの外周面にゲージを当てて該円板状フランジの
偏心量を測定し、上記偏心量が所望の値となるように、
Vブロックを偏心軸x′のまわりに回動させて固定する
と良い。またチャックしようとするクランク軸のチャッ
ク部が段付形であるときは、前記のスピンドルに対して
チャックされる片方の段付形状の軸部の大径部および小
径部のそれぞれと同径の大径ダミー軸および小径ダミー
軸、並びに円板状フランジを同心状に一体連設して調整
治具を構成し、クランク軸の大径部を当接させる前記の
V字状溝に上記大径ダミー軸を当接させるとともに、ク
ランク軸の小径部を当接させる前記のV字状溝に上記小
径ダミー軸を当接させた状態で前記スピンドルを回しな
がら、前記円板状フランジの外周面にゲージを当てて該
円板状フランジの偏心量を測定し、上記の偏心量が所望
の値となるように、Vブロックを偏心軸x′のまわりに
回動させて固定することが好適である。
方法を、高精度で、しかも迅速・容易に実施するには、
前記クランク軸の二つの軸部のうちでスピンドルにチャ
ックされる片方の軸部と同径のダミー軸と、上記ダミー
軸と同心の円板状フランジとを有する調整治具を構成
し、上記ダミー軸を前記のVブロックに当接して位置決
めした状態で前記スピンドルを回しながら、前記円板状
フランジの外周面にゲージを当てて該円板状フランジの
偏心量を測定し、上記偏心量が所望の値となるように、
Vブロックを偏心軸x′のまわりに回動させて固定する
と良い。またチャックしようとするクランク軸のチャッ
ク部が段付形であるときは、前記のスピンドルに対して
チャックされる片方の段付形状の軸部の大径部および小
径部のそれぞれと同径の大径ダミー軸および小径ダミー
軸、並びに円板状フランジを同心状に一体連設して調整
治具を構成し、クランク軸の大径部を当接させる前記の
V字状溝に上記大径ダミー軸を当接させるとともに、ク
ランク軸の小径部を当接させる前記のV字状溝に上記小
径ダミー軸を当接させた状態で前記スピンドルを回しな
がら、前記円板状フランジの外周面にゲージを当てて該
円板状フランジの偏心量を測定し、上記の偏心量が所望
の値となるように、Vブロックを偏心軸x′のまわりに
回動させて固定することが好適である。
【0008】以上に説明した本発明のチャック方法を容
易に実施するため創作した本発明に係る装置の構成は、
互いに平行な二つの軸部を有するクランク軸について、
上記二つの軸部の内の片方の軸部をスピンドルに対して
位置決めして、該二つの軸部の内の他方の軸部を上記ス
ピンドルと同心ならしめるチャック装置において、前記
スピンドルの中心軸をXとするとともに、上記の軸Xに
対して平行な偏心軸x′を想定し、前記二つの軸部のう
ちでスピンドルにチャックされる片方の軸部に当接する
Vブロックを構成するとともに、該Vブロックの谷の線
が前記X軸と平行になるように配置し、上記のVブロッ
クを、前記の偏心軸x′を中心として回動可能に支承し
て、上記Vブロックに対して片方の軸部を当接せしめた
クランク軸が偏心軸x′のまわりに回動し得る構造とし
たことを特徴とする。
易に実施するため創作した本発明に係る装置の構成は、
互いに平行な二つの軸部を有するクランク軸について、
上記二つの軸部の内の片方の軸部をスピンドルに対して
位置決めして、該二つの軸部の内の他方の軸部を上記ス
ピンドルと同心ならしめるチャック装置において、前記
スピンドルの中心軸をXとするとともに、上記の軸Xに
対して平行な偏心軸x′を想定し、前記二つの軸部のう
ちでスピンドルにチャックされる片方の軸部に当接する
Vブロックを構成するとともに、該Vブロックの谷の線
が前記X軸と平行になるように配置し、上記のVブロッ
クを、前記の偏心軸x′を中心として回動可能に支承し
て、上記Vブロックに対して片方の軸部を当接せしめた
クランク軸が偏心軸x′のまわりに回動し得る構造とし
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】前記の発明方法によると、例えばクランク軸の
クランクジャーナルをVブロックに当接せしめて位置決
めした状態で、該Vブロックを偏心軸のまわりに回動さ
せたとき(該偏心軸がスピンドルの中心軸と平行である
から)上記クランク軸のクランクピンは偏心軸を中心と
して回動し、クランクピンに対する平行を保ちつつクラ
ンクピンに対する偏心量が変化する。そこで、多数の同
形同寸のクランク軸の内の1本(若しくは、該クランク
軸を模して作った調整用ダミー軸)をVブロックに当接
せしめた状態で該Vブロックを偏心軸まわりに回動させ
ると、何れかの1点においてクランクピンがスピンドル
に対して同心となるから、上記の1点でVブロックの回
動を停めて固定することにより、Vブロックの調整が完
了する。この調整状態を崩すことなく、前記多数の同形
同寸のクランク軸を順次に供給して、そのクランクジャ
ーナルをVブロックに当接させるとクランクピンがスピ
ンドルの中心軸と同心になるから、当該クランク軸のク
ランクジャーナルをVブロックに対して固定してクラン
クピンの機械加工を行なえば良い。前記多数の同形同寸
のクランク軸に比して偏心量を異にするクランク軸の機
械加工を行なうには、前記Vブロックを偏心軸まわりに
回動させて「クランクピンがスピンドルと同心になる1
点」を求め直すことにより、迅速,容易に段取り変えが
完了する。このようにしてクランク軸の偏心量変化に順
応し得て汎用性の高いチャック装置を構成することが可
能となる。以上の作用説明は、クランクジャーナルをチ
ャックしてクランクピンをスピンドルと同心に揃える場
合を例として述べたが、これと反対に、クランクピンを
チャックしてクランクジャーナルをスピンドルと同心な
らしめてチャックすることも、同様にして可能である。
クランクジャーナルをVブロックに当接せしめて位置決
めした状態で、該Vブロックを偏心軸のまわりに回動さ
せたとき(該偏心軸がスピンドルの中心軸と平行である
から)上記クランク軸のクランクピンは偏心軸を中心と
して回動し、クランクピンに対する平行を保ちつつクラ
ンクピンに対する偏心量が変化する。そこで、多数の同
形同寸のクランク軸の内の1本(若しくは、該クランク
軸を模して作った調整用ダミー軸)をVブロックに当接
せしめた状態で該Vブロックを偏心軸まわりに回動させ
ると、何れかの1点においてクランクピンがスピンドル
に対して同心となるから、上記の1点でVブロックの回
動を停めて固定することにより、Vブロックの調整が完
了する。この調整状態を崩すことなく、前記多数の同形
同寸のクランク軸を順次に供給して、そのクランクジャ
ーナルをVブロックに当接させるとクランクピンがスピ
ンドルの中心軸と同心になるから、当該クランク軸のク
ランクジャーナルをVブロックに対して固定してクラン
クピンの機械加工を行なえば良い。前記多数の同形同寸
のクランク軸に比して偏心量を異にするクランク軸の機
械加工を行なうには、前記Vブロックを偏心軸まわりに
回動させて「クランクピンがスピンドルと同心になる1
点」を求め直すことにより、迅速,容易に段取り変えが
完了する。このようにしてクランク軸の偏心量変化に順
応し得て汎用性の高いチャック装置を構成することが可
能となる。以上の作用説明は、クランクジャーナルをチ
ャックしてクランクピンをスピンドルと同心に揃える場
合を例として述べたが、これと反対に、クランクピンを
チャックしてクランクジャーナルをスピンドルと同心な
らしめてチャックすることも、同様にして可能である。
【0010】また、本発明に係るクランク軸のチャック
装置は、上記の本発明方法の実施に必要なVブロック
が、上記発明方法の実施に適当なように配置され、か
つ、上記発明方法の実施に必要な偏心軸まわりの回動が
可能なように支承されているので、この発明装置によれ
ば前述した本発明方法を容易に実施して、その作用を充
分に発揮せしめることができる。
装置は、上記の本発明方法の実施に必要なVブロック
が、上記発明方法の実施に適当なように配置され、か
つ、上記発明方法の実施に必要な偏心軸まわりの回動が
可能なように支承されているので、この発明装置によれ
ば前述した本発明方法を容易に実施して、その作用を充
分に発揮せしめることができる。
【0011】
【実施例】次に、実施例を説明するに先立って、先ず基
本的原理について略述する。図7は本発明に係るチャッ
ク方法および同チャック装置の原理を説明するために示
した模式図であって、2種類の回動角位置におけるVブ
ロックのそれぞれと、該Vブロックによって位置決めさ
れたクランク軸のクランクジャーナルとを描いてある。
実線で描いたV1はVブロックが或る特定の角位置をと
ったときの断面である。このVブロックは図示の点Εv
を中心として回動可能に支承されている。この図に現わ
れている点Εvは偏心軸の切口が現われているものであ
って、紙面と垂直方向に長さを有している。なお、本発
明の明細書における「偏心」は、(イ)被加工物である
クランク軸のクランクジャーナルとクランクピンとの偏
心、および、(ロ)Vブロックを回動可能に支承してい
る偏心軸、の二つが有る。紛らわしい場合は、Vブロッ
クの偏心軸を「偏心軸x′」と呼ぶことにする。クラン
ク軸については偏心軸という語を用いず、「クランクジ
ャーナル」および「クランクピン」と呼び分けることに
する。本図7に示したY−Yはスピンドル(図示せず)
の軸心に直交する水平軸であり、Z−Zは同じく垂直軸
である。該スピンドルの中心軸は紙面に垂直であり、
Y,Z両軸の交点Xは該中心軸の切口である。本図7は
基本的原理を示しているので、上記のVブロックV1に
よって位置決めされる円柱はクランクピン,クランクジ
ャーナルといった具体的な部材ではなく、抽象的な直円
柱であって、VブロックV1によって位置決めされた円
柱S1(実線)の中心はx1′である。上記のVブロック
V1を矢印Lのように点Εvを中心としてV2位置(破
線)まで回動させると、これに当接して位置決めされた
円柱はS2位置(破線)に移動し、その中心はx2′とな
る。上述した例では、Vブロックの位置二つと、円柱の
位置二つと、該円柱の中心位置二つとを示したのみであ
るが、この作用から容易に理解されるように、Vブロッ
クを点Εv(Vブロックの回転中心である偏心軸)のま
わりに回動させると、これに当接して位置決めされてい
る円柱の中心は、図示の寸法εを中心とする円弧S3に
沿って移動する。上記の円弧S3は、図示しないスピン
ドルの中心軸Xを通っている。このため、実線で示した
VブロックV1を矢印R方向に回動させると、円柱の中
心をX軸(スピンドル中心軸)に一致させることも可能
である。以上のようにして、Vブロックを偏心軸のまわ
りに回動させることにより、これに当接して位置決めさ
れている円柱の中心を、円弧S3に沿わせて移動させる
ことができる。従って、Vブロックの回動角位置を固定
すると円柱の中心位置を円弧S3上の1点に規制するこ
とができる。
本的原理について略述する。図7は本発明に係るチャッ
ク方法および同チャック装置の原理を説明するために示
した模式図であって、2種類の回動角位置におけるVブ
ロックのそれぞれと、該Vブロックによって位置決めさ
れたクランク軸のクランクジャーナルとを描いてある。
実線で描いたV1はVブロックが或る特定の角位置をと
ったときの断面である。このVブロックは図示の点Εv
を中心として回動可能に支承されている。この図に現わ
れている点Εvは偏心軸の切口が現われているものであ
って、紙面と垂直方向に長さを有している。なお、本発
明の明細書における「偏心」は、(イ)被加工物である
クランク軸のクランクジャーナルとクランクピンとの偏
心、および、(ロ)Vブロックを回動可能に支承してい
る偏心軸、の二つが有る。紛らわしい場合は、Vブロッ
クの偏心軸を「偏心軸x′」と呼ぶことにする。クラン
ク軸については偏心軸という語を用いず、「クランクジ
ャーナル」および「クランクピン」と呼び分けることに
する。本図7に示したY−Yはスピンドル(図示せず)
の軸心に直交する水平軸であり、Z−Zは同じく垂直軸
である。該スピンドルの中心軸は紙面に垂直であり、
Y,Z両軸の交点Xは該中心軸の切口である。本図7は
基本的原理を示しているので、上記のVブロックV1に
よって位置決めされる円柱はクランクピン,クランクジ
ャーナルといった具体的な部材ではなく、抽象的な直円
柱であって、VブロックV1によって位置決めされた円
柱S1(実線)の中心はx1′である。上記のVブロック
V1を矢印Lのように点Εvを中心としてV2位置(破
線)まで回動させると、これに当接して位置決めされた
円柱はS2位置(破線)に移動し、その中心はx2′とな
る。上述した例では、Vブロックの位置二つと、円柱の
位置二つと、該円柱の中心位置二つとを示したのみであ
るが、この作用から容易に理解されるように、Vブロッ
クを点Εv(Vブロックの回転中心である偏心軸)のま
わりに回動させると、これに当接して位置決めされてい
る円柱の中心は、図示の寸法εを中心とする円弧S3に
沿って移動する。上記の円弧S3は、図示しないスピン
ドルの中心軸Xを通っている。このため、実線で示した
VブロックV1を矢印R方向に回動させると、円柱の中
心をX軸(スピンドル中心軸)に一致させることも可能
である。以上のようにして、Vブロックを偏心軸のまわ
りに回動させることにより、これに当接して位置決めさ
れている円柱の中心を、円弧S3に沿わせて移動させる
ことができる。従って、Vブロックの回動角位置を固定
すると円柱の中心位置を円弧S3上の1点に規制するこ
とができる。
【0012】次に、図1ないし図4を併せて参照しつ
つ、本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るク
ランク軸のチャック方法を実施するために創作した本発
明のチャック装置の要部を描いた断面側面図に、被加工
物であるクランク軸を付記した図である。図2は上掲の
図1に示した実施例のチャック装置を該図1の左方から
見て描いた全体的正面図である。図3は上掲の図2に示
した全体的正面図の中央部付近に相当する要部を描いた
拡大詳細図である。そして図4は前掲の図1に示した実
施例の中央部付近に相当する要部を抽出して描いた拡大
断面図である。(図1参照)10は装置のベース部材で
あって、このベース部材に対してベアリング11を介し
てスピンドル12が回転自在に支持されている。X−X
は該スピンドル12の中心軸である。10aはベアリン
グ蓋、10bはオイルシールである。上記スピンドル1
2には、前記の中心軸X−Xと平行に、かつ若干(本例
では12mm)偏心させて、凹円柱面よりなる偏心穴12
aが穿たれている。上記偏心穴12aに対して回動自在
にスリーブ13が嵌合され、かつ、上記偏心穴12aに
対してVブロック14が結合ボルト15によって一体的
に結合されている。前記のVブロック14とスリーブ1
3とを別体に構成したのは、主として機械加工上の便宜
のためであって、本発明における構造機能の面から見れ
ばスリーブ13とVブロック14とは一体の部材として
機能する。上記のVブロック14によって位置決めされ
ているクランク軸1の形状は、拡大図である図4に示す
ごとくであって、そのジャーナルは大径部1b1と小径
部1b2とから成っている。1aはクランクピンであ
る。クランクジャーナルが径寸法一定の直円柱である場
合は1個のVブロックで位置決めするが、本例のように
クランクジャーナルが段付形状の場合は、ジャーナル大
径部1b1を受けるV面・大14aと、ジャーナル小径
部1b2を受けるV面・小14bとを形成する。V面・
大14aがクランクジャーナル大径部1b1に当接し、
V面・小14bがクランクジャーナル小径部1b2に当
接して位置決めしている状態は、図3を併せて参照する
ことにより理解される。
つ、本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るク
ランク軸のチャック方法を実施するために創作した本発
明のチャック装置の要部を描いた断面側面図に、被加工
物であるクランク軸を付記した図である。図2は上掲の
図1に示した実施例のチャック装置を該図1の左方から
見て描いた全体的正面図である。図3は上掲の図2に示
した全体的正面図の中央部付近に相当する要部を描いた
拡大詳細図である。そして図4は前掲の図1に示した実
施例の中央部付近に相当する要部を抽出して描いた拡大
断面図である。(図1参照)10は装置のベース部材で
あって、このベース部材に対してベアリング11を介し
てスピンドル12が回転自在に支持されている。X−X
は該スピンドル12の中心軸である。10aはベアリン
グ蓋、10bはオイルシールである。上記スピンドル1
2には、前記の中心軸X−Xと平行に、かつ若干(本例
では12mm)偏心させて、凹円柱面よりなる偏心穴12
aが穿たれている。上記偏心穴12aに対して回動自在
にスリーブ13が嵌合され、かつ、上記偏心穴12aに
対してVブロック14が結合ボルト15によって一体的
に結合されている。前記のVブロック14とスリーブ1
3とを別体に構成したのは、主として機械加工上の便宜
のためであって、本発明における構造機能の面から見れ
ばスリーブ13とVブロック14とは一体の部材として
機能する。上記のVブロック14によって位置決めされ
ているクランク軸1の形状は、拡大図である図4に示す
ごとくであって、そのジャーナルは大径部1b1と小径
部1b2とから成っている。1aはクランクピンであ
る。クランクジャーナルが径寸法一定の直円柱である場
合は1個のVブロックで位置決めするが、本例のように
クランクジャーナルが段付形状の場合は、ジャーナル大
径部1b1を受けるV面・大14aと、ジャーナル小径
部1b2を受けるV面・小14bとを形成する。V面・
大14aがクランクジャーナル大径部1b1に当接し、
V面・小14bがクランクジャーナル小径部1b2に当
接して位置決めしている状態は、図3を併せて参照する
ことにより理解される。
【0013】Vブロック14とスリーブ13との一体結
合部材は(図1参照)スピンドル12の偏心穴12aと
嵌合しているので、該偏心穴12aの中心線である偏心
軸x′の回りに回動し得るようになっている。この回動
は図7(原理図)において説明した点Εvを中心とする
回動であって、この回動角を調節することと、固定する
ことが必要である。そこで本実施例は次のように構成さ
れている。図1に示すように、Vブロック14から調整
レバー14cが半径方向に突出している。そして、図
2,図3に現われているように該調整レバー14cを挟
んで1対の押しネジ形の調整ボルト18a,18bが設
けられていて、該1対の調整ボルトの何れか一方を弛め
て他方を締め込むことにより、Vブロック14が回動方
向に微調整される。図示を省略するが、上記の押しネジ
形の調整ボルトに代えて、ウォームホイールを調整レバ
ー14cに取り付けるとともに、ウォームギヤーをVブ
ロック14に対して回転可能に支承して双方を噛合せし
めても良い。この場合のウォームホイールは完全なホイ
ール状をしていなくても、半割ホイールないし数分割ホ
イール状の「ウォームホイールに類似する部材」であっ
ても良い。その理由は、Vブロックの回動ストローク角
度が僅少(数分の1回転程度)で足りるからである。押
しネジとウォームとは互いに長短が有るから、適宜のも
のを選定する必要が有る。押しネジの使用は職人的な熟
練を要するのに比して、ウォームによる調整は迅速・容
易であるが、ウォーム歯車機構においてはバックラッシ
を絶無に出来ない。本実施例においては、当初押しネジ
を用いたがユーザーの技能実情を考慮してウォームに改
造した。
合部材は(図1参照)スピンドル12の偏心穴12aと
嵌合しているので、該偏心穴12aの中心線である偏心
軸x′の回りに回動し得るようになっている。この回動
は図7(原理図)において説明した点Εvを中心とする
回動であって、この回動角を調節することと、固定する
ことが必要である。そこで本実施例は次のように構成さ
れている。図1に示すように、Vブロック14から調整
レバー14cが半径方向に突出している。そして、図
2,図3に現われているように該調整レバー14cを挟
んで1対の押しネジ形の調整ボルト18a,18bが設
けられていて、該1対の調整ボルトの何れか一方を弛め
て他方を締め込むことにより、Vブロック14が回動方
向に微調整される。図示を省略するが、上記の押しネジ
形の調整ボルトに代えて、ウォームホイールを調整レバ
ー14cに取り付けるとともに、ウォームギヤーをVブ
ロック14に対して回転可能に支承して双方を噛合せし
めても良い。この場合のウォームホイールは完全なホイ
ール状をしていなくても、半割ホイールないし数分割ホ
イール状の「ウォームホイールに類似する部材」であっ
ても良い。その理由は、Vブロックの回動ストローク角
度が僅少(数分の1回転程度)で足りるからである。押
しネジとウォームとは互いに長短が有るから、適宜のも
のを選定する必要が有る。押しネジの使用は職人的な熟
練を要するのに比して、ウォームによる調整は迅速・容
易であるが、ウォーム歯車機構においてはバックラッシ
を絶無に出来ない。本実施例においては、当初押しネジ
を用いたがユーザーの技能実情を考慮してウォームに改
造した。
【0014】上述のようにしてVブロックを回転方向に
調節すると、次にはこれを固定しなければならない。
(図1参照)偏心穴12aの入口付近は大径になってい
て、スリーブ13の外径もこれに応じて大径となってい
て、両者の段差部が調整座金17を介して対向,当接し
ている。そして、ネジ輪26のオネジ26aがスピンド
ル12のメネジ12bと螺合していて、このネジ輪26
を締め込むと摩擦によってスリーブ13およびVブロッ
ク14の回動が制動され、該ネジ輪26を弛めるとVブ
ロック14が偏心軸x′まわりに回動可能となる。
調節すると、次にはこれを固定しなければならない。
(図1参照)偏心穴12aの入口付近は大径になってい
て、スリーブ13の外径もこれに応じて大径となってい
て、両者の段差部が調整座金17を介して対向,当接し
ている。そして、ネジ輪26のオネジ26aがスピンド
ル12のメネジ12bと螺合していて、このネジ輪26
を締め込むと摩擦によってスリーブ13およびVブロッ
ク14の回動が制動され、該ネジ輪26を弛めるとVブ
ロック14が偏心軸x′まわりに回動可能となる。
【0015】本実施例においては、先に説明したように
段付形状のクランクジャーナルの大径部と小径部とをそ
れぞれVブロック14のV面・大14aとV面・小14
bとで受けているので、これら2個のV面に対向せしめ
て2個の油圧シリンダ・甲15と同・乙16とを設けて
ある。クランクジャーナルが段付形状でなくてストレー
トであれば1個のシリンダで押圧固定することも可能で
ある。また、クランクジャーナルが3段階もしくはそれ
以上の多段形状の場合も、V面とシリンダとの数は2組
で足りる。
段付形状のクランクジャーナルの大径部と小径部とをそ
れぞれVブロック14のV面・大14aとV面・小14
bとで受けているので、これら2個のV面に対向せしめ
て2個の油圧シリンダ・甲15と同・乙16とを設けて
ある。クランクジャーナルが段付形状でなくてストレー
トであれば1個のシリンダで押圧固定することも可能で
ある。また、クランクジャーナルが3段階もしくはそれ
以上の多段形状の場合も、V面とシリンダとの数は2組
で足りる。
【0016】次に、前記2個のシリンダ甲,乙の力のバ
ランスについて考察する。(図4参照)この状態におけ
るクランク軸の機械加工はクランクピン1aに施される
ので、加工反力はジャーナル大径部1b1を押圧してい
るシリンダ・甲15に大きく掛かる。油圧シリンダの押
圧力は、油圧とピストン有効面積とを選定して任意に設
定し得るが、工業製品として考察した場合、双方のシリ
ンダの油圧を同一にすることが形状,重量,コストの面
から望ましい。さらに、部品互換性の面から2個の油圧
シリンダを同形,同寸にすることが望ましい。そこで本
実施例は、同一油圧,同形シリンダによって所望の押圧
力分布が得られるよう、同形,同寸の2個のシリンダ
甲,乙15,16を、揺動ブロック甲17a,同乙17
bに設置し、レバー軸19によってシーソー状に支承す
るとともに、油道17cを介して同一の圧力油を与え
る。
ランスについて考察する。(図4参照)この状態におけ
るクランク軸の機械加工はクランクピン1aに施される
ので、加工反力はジャーナル大径部1b1を押圧してい
るシリンダ・甲15に大きく掛かる。油圧シリンダの押
圧力は、油圧とピストン有効面積とを選定して任意に設
定し得るが、工業製品として考察した場合、双方のシリ
ンダの油圧を同一にすることが形状,重量,コストの面
から望ましい。さらに、部品互換性の面から2個の油圧
シリンダを同形,同寸にすることが望ましい。そこで本
実施例は、同一油圧,同形シリンダによって所望の押圧
力分布が得られるよう、同形,同寸の2個のシリンダ
甲,乙15,16を、揺動ブロック甲17a,同乙17
bに設置し、レバー軸19によってシーソー状に支承す
るとともに、油道17cを介して同一の圧力油を与え
る。
【0017】揺動ブロックを甲17aと乙17bとに分
割したのは機械工作,組立上の必要によるものであっ
て、本発明における構造・機能については、一体の部材
として作用する。前記のレバー軸19は、図2に示した
1対のブラケット20a,20bにより、Vブロック1
4に対して支持されている。2個の油圧シリンダ・甲1
5と同・乙16とは、抵抗が等しければ等しい力を発生
する。従って、図示のレバーの腕長さ寸法L1とL2とが
等しければ等しい力を発生して「てこ」が釣り合う。し
かし、本例においては、大きい力を与えたいシリンダ・
甲15のレバーの腕長さ寸法L1を大きくしてある。こ
れだけの構成では、腕の長いシリンダ・甲15が勝って
伸長し、腕の短いシリンダ・乙16は強制的に押し縮め
られ、揺動ブロック・甲17a,同・乙17bは図にお
いて右回り(時計方向)に傾動してしまう。そこで、上
記右回り傾動を阻止するようにストッパボルト21を設
けてある。上記ストッパボルト21の作用で揺動ブロッ
ク・甲17a,同・乙17bは図示の状態に静止し、2
個のシリンダは等しい伸長力を発生する。その結果、そ
れぞれのシリンダ15,16は、レバーの腕長さL1,
L2に比例した力の分布でクランク軸1を押圧する。
割したのは機械工作,組立上の必要によるものであっ
て、本発明における構造・機能については、一体の部材
として作用する。前記のレバー軸19は、図2に示した
1対のブラケット20a,20bにより、Vブロック1
4に対して支持されている。2個の油圧シリンダ・甲1
5と同・乙16とは、抵抗が等しければ等しい力を発生
する。従って、図示のレバーの腕長さ寸法L1とL2とが
等しければ等しい力を発生して「てこ」が釣り合う。し
かし、本例においては、大きい力を与えたいシリンダ・
甲15のレバーの腕長さ寸法L1を大きくしてある。こ
れだけの構成では、腕の長いシリンダ・甲15が勝って
伸長し、腕の短いシリンダ・乙16は強制的に押し縮め
られ、揺動ブロック・甲17a,同・乙17bは図にお
いて右回り(時計方向)に傾動してしまう。そこで、上
記右回り傾動を阻止するようにストッパボルト21を設
けてある。上記ストッパボルト21の作用で揺動ブロッ
ク・甲17a,同・乙17bは図示の状態に静止し、2
個のシリンダは等しい伸長力を発生する。その結果、そ
れぞれのシリンダ15,16は、レバーの腕長さL1,
L2に比例した力の分布でクランク軸1を押圧する。
【0018】(図1参照)本発明者が本実施例の装置を
試作して実験,研究を繰り返したとき、スピンドル12
の中心軸12に対する偏心軸x′の平行度について高精
度を得ることが容易でなかった。そこで、図1について
先に述べた調整座金17をスピンドル12の段差面とス
リーブ13の段差面との間に介装するとともに、この調
整座金17の両面に極微小のテーパを付して偏心軸x′
の平行度を修正した。
試作して実験,研究を繰り返したとき、スピンドル12
の中心軸12に対する偏心軸x′の平行度について高精
度を得ることが容易でなかった。そこで、図1について
先に述べた調整座金17をスピンドル12の段差面とス
リーブ13の段差面との間に介装するとともに、この調
整座金17の両面に極微小のテーパを付して偏心軸x′
の平行度を修正した。
【0019】以上のように構成されたクランク軸のチャ
ック装置にクランク軸を装着するには、調整ボルト18
を操作してVブロック14を偏心軸x′まわりに回動さ
せて、クランク軸1のクランクピンが軸X(スピンドル
中心線)に一致させる調整が必要である。本実施例にお
いては、図4について先に説明したジャーナル大径部1
b1とジャーナル小径部1b2とを有するクランク軸1を
チャックするように調整するための調整治具を構成し
た。次に、調整方法について詳しく述べる。図5は本発
明に係るクランク軸のチャック装置を用いて本発明に係
るクランク軸のチャック方法を実施する場合の調節用に
構成した調整治具の2例を示し、(A)は段付形状のク
ランクジャーナルをチャックするための調整治具の一部
を破断して描いた側面図に、心振れ量計測用のダイヤル
ゲージを付記した説明図、(B)はストレート形状のク
ランクジャーナルをチャックするための調整治具の外観
側面図である。図5(A)に示した調整治具31は、ク
ランク軸のクランクジャーナル大径部と同径の大径ダミ
ー軸31aと、ジャーナル小径部と同径の小径ダミー軸
31bと、円板状フランジ31cとを同心に、一体に連
設した構造である。図1に示したクランク軸1に代えて
上記の調整治具31を取り付けると、円板状フランジ3
1cの中心軸はスピンドル12の中心軸X−Xとは一致
しないし、また偏心軸x′とも一致しない。この場合、
調整治具31の中心は図7(原理図)に示した円弧S3
上の何処かに位置している。図6に示したクランクシャ
フト1のクランクピン1aの中心軸Xと、クランクジャ
ーナル1bの中心軸X″との間の距離Eは、クランクシ
ャフト1の仕様ごとに定まる個有の値である。いま、図
1に示した実施例のクランク軸1について、正しい調整
状態にあるものとし、クランクジャーナルの中心軸とク
ランクピンの中心軸との間の距離寸法がEであるとす
る。このクランク軸1に代えて前記の調整治具31をセ
ットすると、該調整治具の中心軸はスピンドルの中心軸
X−Xに比して平行に、寸法Eだけ離間する。そこで、
ネジ輪26を弛めて、スリーブ13がスピンドル12に
対して回動し得るようにし、調整ボルト18を操作して
Vブロック14を偏心軸x′まわりに回動させながら、
調整治具31のフランジ31cの周囲にダイヤルゲージ
D1(図5参照)を当て、指針の振れ量が2Eとなるよ
うにすると、当該クランク軸のチャック装置は上記クラ
ンク軸1(ジャーナル−ピン間距離E)に関する正しい
調整状態が再現される。この状態でネジ輪26を締め込
んでVブロックの回動を固定する。この際、図5(A)
に示したダイヤルゲージD2のようにしてフランジ31
cの平面部の面振れを計測することによって軸心の平行
度を確認し、要すれば調整座金17(図1)によって調
整する。調整治具31を用いる上記の調整操作は、クラ
ンク軸1が図4に示したようにジャーナル大径部1b1
とジャーナル小径部1b2とを有する段付形状の場合で
あったが、これと異なる実施例として(図示を省略する
が)クランク軸のジャーナルが段付形状でなくストレー
ト軸部を有するものである場合には、図5(B)に示し
た調整治具32のように、クランク軸ジャーナルと同径
のダミー軸32aと円板状フランジ32bとを同心に一
体連設した治具を用いて、前記調整治具31におけると
同様にして調整すれば良い。
ック装置にクランク軸を装着するには、調整ボルト18
を操作してVブロック14を偏心軸x′まわりに回動さ
せて、クランク軸1のクランクピンが軸X(スピンドル
中心線)に一致させる調整が必要である。本実施例にお
いては、図4について先に説明したジャーナル大径部1
b1とジャーナル小径部1b2とを有するクランク軸1を
チャックするように調整するための調整治具を構成し
た。次に、調整方法について詳しく述べる。図5は本発
明に係るクランク軸のチャック装置を用いて本発明に係
るクランク軸のチャック方法を実施する場合の調節用に
構成した調整治具の2例を示し、(A)は段付形状のク
ランクジャーナルをチャックするための調整治具の一部
を破断して描いた側面図に、心振れ量計測用のダイヤル
ゲージを付記した説明図、(B)はストレート形状のク
ランクジャーナルをチャックするための調整治具の外観
側面図である。図5(A)に示した調整治具31は、ク
ランク軸のクランクジャーナル大径部と同径の大径ダミ
ー軸31aと、ジャーナル小径部と同径の小径ダミー軸
31bと、円板状フランジ31cとを同心に、一体に連
設した構造である。図1に示したクランク軸1に代えて
上記の調整治具31を取り付けると、円板状フランジ3
1cの中心軸はスピンドル12の中心軸X−Xとは一致
しないし、また偏心軸x′とも一致しない。この場合、
調整治具31の中心は図7(原理図)に示した円弧S3
上の何処かに位置している。図6に示したクランクシャ
フト1のクランクピン1aの中心軸Xと、クランクジャ
ーナル1bの中心軸X″との間の距離Eは、クランクシ
ャフト1の仕様ごとに定まる個有の値である。いま、図
1に示した実施例のクランク軸1について、正しい調整
状態にあるものとし、クランクジャーナルの中心軸とク
ランクピンの中心軸との間の距離寸法がEであるとす
る。このクランク軸1に代えて前記の調整治具31をセ
ットすると、該調整治具の中心軸はスピンドルの中心軸
X−Xに比して平行に、寸法Eだけ離間する。そこで、
ネジ輪26を弛めて、スリーブ13がスピンドル12に
対して回動し得るようにし、調整ボルト18を操作して
Vブロック14を偏心軸x′まわりに回動させながら、
調整治具31のフランジ31cの周囲にダイヤルゲージ
D1(図5参照)を当て、指針の振れ量が2Eとなるよ
うにすると、当該クランク軸のチャック装置は上記クラ
ンク軸1(ジャーナル−ピン間距離E)に関する正しい
調整状態が再現される。この状態でネジ輪26を締め込
んでVブロックの回動を固定する。この際、図5(A)
に示したダイヤルゲージD2のようにしてフランジ31
cの平面部の面振れを計測することによって軸心の平行
度を確認し、要すれば調整座金17(図1)によって調
整する。調整治具31を用いる上記の調整操作は、クラ
ンク軸1が図4に示したようにジャーナル大径部1b1
とジャーナル小径部1b2とを有する段付形状の場合で
あったが、これと異なる実施例として(図示を省略する
が)クランク軸のジャーナルが段付形状でなくストレー
ト軸部を有するものである場合には、図5(B)に示し
た調整治具32のように、クランク軸ジャーナルと同径
のダミー軸32aと円板状フランジ32bとを同心に一
体連設した治具を用いて、前記調整治具31におけると
同様にして調整すれば良い。
【0020】(図1参照)Vブロック14と一体的に連
結されたスリーブ13が、スピンドル12の偏心穴12
aに嵌合されているため、その嵌合部がベアリング11
によって強固に支持されている。その結果、Vブロック
14も該ベアリング11の直近に位置している。このた
め、クランク軸1が機械加工を受ける部分が、スピンド
ル12から軸心方向について至近距離に位置し、しか
も、剛性の大きいVブロック14によって確実にチャッ
クされているので、単に無負荷状態で高精度に位置決め
されるというだけでなく、大きい切削反力(若しくは研
削反力)を確実に支持し、負荷状態(機械加工中)にお
いて高いチャック精度が得られる。従来技術におけるク
ランク軸チャックの調整は一般にシムを用いていたた
め、高度の熟練と多大の時間・労力とを費していたが、
本発明を適用してVブロックの回動角位置調整の形でク
ランク軸チャックの心出しをすることにより、格別の熟
練を要せず、しかも迅速,容易に高精度の調整を行ない
得るようになった。
結されたスリーブ13が、スピンドル12の偏心穴12
aに嵌合されているため、その嵌合部がベアリング11
によって強固に支持されている。その結果、Vブロック
14も該ベアリング11の直近に位置している。このた
め、クランク軸1が機械加工を受ける部分が、スピンド
ル12から軸心方向について至近距離に位置し、しか
も、剛性の大きいVブロック14によって確実にチャッ
クされているので、単に無負荷状態で高精度に位置決め
されるというだけでなく、大きい切削反力(若しくは研
削反力)を確実に支持し、負荷状態(機械加工中)にお
いて高いチャック精度が得られる。従来技術におけるク
ランク軸チャックの調整は一般にシムを用いていたた
め、高度の熟練と多大の時間・労力とを費していたが、
本発明を適用してVブロックの回動角位置調整の形でク
ランク軸チャックの心出しをすることにより、格別の熟
練を要せず、しかも迅速,容易に高精度の調整を行ない
得るようになった。
【0021】
【発明の効果】本発明方法を適用すると、例えばクラン
ク軸のクランクジャーナルをVブロックに当接せしめて
位置決めした状態で、該Vブロックを偏心軸のまわりに
回動させたとき(該偏心軸がスピンドルの中心軸と平行
であるから)上記クランク軸のクランクピンは偏心軸を
中心として回動し、クランクピンに対する平行を保ちつ
つクランクピンに対する偏心量が変化する。そこで、多
数の同形同寸のクランク軸の内の1本(若しくは、該ク
ランク軸を模して作った調整用ダミー軸)をVブロック
に当接せしめた状態で該Vブロックを偏心軸まわりに回
動させると、何れかの1点においてクランクピンがスピ
ンドルに対して同心となるから、上記の1点でVブロッ
クの回動を停めて固定することにより、Vブロックの調
整が完了する。この調整状態を崩すことなく、前記多数
の同形同寸のクランク軸を順次に供給して、そのクラン
クジャーナルをVブロックに当接させるとクランクピン
がスピンドルの中心軸と同心になるから、当該クランク
軸のクランクジャーナルをVブロックに対して固定して
クランクピンの機械加工を行なえば良い。前記多数の同
形同寸のクランク軸に比して偏心量を異にするクランク
軸の機械加工を行なうには、前記Vブロックを偏心軸ま
わりに回動させて「クランクピンがスピンドルと同心に
なる1点」を求め直すことにより、迅速,容易に段取り
変えが完了する。このようにしてクランク軸の偏心量変
化に順応し得て汎用性の高いチャック装置を構成するこ
とが可能となる。以上の作用説明は、クランクジャーナ
ルをチャックしてクランクピンをスピンドルと同心に揃
える場合を例として述べたが、これと反対に、クランク
ピンをチャックしてクランクジャーナルをスピンドルと
同心ならしめてチャックすることも、同様にして可能で
ある。
ク軸のクランクジャーナルをVブロックに当接せしめて
位置決めした状態で、該Vブロックを偏心軸のまわりに
回動させたとき(該偏心軸がスピンドルの中心軸と平行
であるから)上記クランク軸のクランクピンは偏心軸を
中心として回動し、クランクピンに対する平行を保ちつ
つクランクピンに対する偏心量が変化する。そこで、多
数の同形同寸のクランク軸の内の1本(若しくは、該ク
ランク軸を模して作った調整用ダミー軸)をVブロック
に当接せしめた状態で該Vブロックを偏心軸まわりに回
動させると、何れかの1点においてクランクピンがスピ
ンドルに対して同心となるから、上記の1点でVブロッ
クの回動を停めて固定することにより、Vブロックの調
整が完了する。この調整状態を崩すことなく、前記多数
の同形同寸のクランク軸を順次に供給して、そのクラン
クジャーナルをVブロックに当接させるとクランクピン
がスピンドルの中心軸と同心になるから、当該クランク
軸のクランクジャーナルをVブロックに対して固定して
クランクピンの機械加工を行なえば良い。前記多数の同
形同寸のクランク軸に比して偏心量を異にするクランク
軸の機械加工を行なうには、前記Vブロックを偏心軸ま
わりに回動させて「クランクピンがスピンドルと同心に
なる1点」を求め直すことにより、迅速,容易に段取り
変えが完了する。このようにしてクランク軸の偏心量変
化に順応し得て汎用性の高いチャック装置を構成するこ
とが可能となる。以上の作用説明は、クランクジャーナ
ルをチャックしてクランクピンをスピンドルと同心に揃
える場合を例として述べたが、これと反対に、クランク
ピンをチャックしてクランクジャーナルをスピンドルと
同心ならしめてチャックすることも、同様にして可能で
ある。
【0022】また、本発明に係るクランク軸のチャック
装置は、上記の本発明方法の実施に必要なVブロック
が、上記発明方法の実施に適当なように配置され、か
つ、上記発明方法の実施に必要な偏心軸まわりの回動が
可能なように支承されているので、この発明装置によれ
ば前述した本発明方法を容易に実施して、その作用を充
分に発揮せしめることができるという優れた実用的効果
を奏し、精密加工機器技術の進歩に貢献するところ多大
である。
装置は、上記の本発明方法の実施に必要なVブロック
が、上記発明方法の実施に適当なように配置され、か
つ、上記発明方法の実施に必要な偏心軸まわりの回動が
可能なように支承されているので、この発明装置によれ
ば前述した本発明方法を容易に実施して、その作用を充
分に発揮せしめることができるという優れた実用的効果
を奏し、精密加工機器技術の進歩に貢献するところ多大
である。
【図1】本発明に係るクランク軸のチャック方法を実施
するために創作した本発明のチャック装置の要部を描い
た断面側面図に、被加工物であるクランク軸を付記した
図である。
するために創作した本発明のチャック装置の要部を描い
た断面側面図に、被加工物であるクランク軸を付記した
図である。
【図2】上掲の図1に示した実施例のチャック装置を該
図1の左方から見て描いた全体的正面図である。
図1の左方から見て描いた全体的正面図である。
【図3】上掲の図2に示した全体的正面図の中央部付近
に相当する要部を描いた拡大詳細図である。
に相当する要部を描いた拡大詳細図である。
【図4】前掲の図1に示した実施例の中央部付近に相当
する要部を抽出して描いた拡大断面図である。
する要部を抽出して描いた拡大断面図である。
【図5】本発明に係るクランク軸のチャック装置を用い
て本発明に係るクランク軸のチャック方法を実施する場
合の調節用に構成した調整治具の2例を示し、(A)は
段付形状のクランクジャーナルをチャックするための調
整治具の一部を破断して描いた側面図に、心振れ量計測
用のダイヤルゲージを付記した説明図、(B)はストレ
ート形状のクランクジャーナルをチャックするための調
整治具の外観側面図である。
て本発明に係るクランク軸のチャック方法を実施する場
合の調節用に構成した調整治具の2例を示し、(A)は
段付形状のクランクジャーナルをチャックするための調
整治具の一部を破断して描いた側面図に、心振れ量計測
用のダイヤルゲージを付記した説明図、(B)はストレ
ート形状のクランクジャーナルをチャックするための調
整治具の外観側面図である。
【図6】クランクシャフトをスピンドルに取り付けた状
態を示し、部分的に破断して描いた模式図である。
態を示し、部分的に破断して描いた模式図である。
【図7】は本発明に係るチャック方法および同チャック
装置の原理を説明するために示した模式図であって、2
種類の回動角位置におけるVブロックのそれぞれと、該
Vブロックによって位置決めされたクランク軸のクラン
クジャーナルとを描いてある。
装置の原理を説明するために示した模式図であって、2
種類の回動角位置におけるVブロックのそれぞれと、該
Vブロックによって位置決めされたクランク軸のクラン
クジャーナルとを描いてある。
1…クランクシャフト、1a…クランクピン、1b…ク
ランクジャーナル、1b1…クランクジャーナル大径
部、1b2…クランクジャーナル小径部、2…スピンド
ル、10…ベース部材、10a…ベアリング蓋、10b
…オイルシール、11…ベアリング、12…スピンド
ル、12a…偏心穴、12b…メネジ、13…スリー
ブ、14…Vブロック、14a…V面・大、14b…V
面・小、15…シリンダ・甲、16…シリンダ・乙、1
7a…揺動ブロック・甲、17b…揺動ブロック・乙、
18…調整ボルト、19…レバー軸、20a,20b…
ブラケット、21…ストッパボルト、22…押圧ブロッ
ク、31…調整治具、31a…大径ダミー軸、31b…
小径ダミー軸、31c…フランジ、32…調整治具、3
2a…ダミー軸、32b…フランジ。
ランクジャーナル、1b1…クランクジャーナル大径
部、1b2…クランクジャーナル小径部、2…スピンド
ル、10…ベース部材、10a…ベアリング蓋、10b
…オイルシール、11…ベアリング、12…スピンド
ル、12a…偏心穴、12b…メネジ、13…スリー
ブ、14…Vブロック、14a…V面・大、14b…V
面・小、15…シリンダ・甲、16…シリンダ・乙、1
7a…揺動ブロック・甲、17b…揺動ブロック・乙、
18…調整ボルト、19…レバー軸、20a,20b…
ブラケット、21…ストッパボルト、22…押圧ブロッ
ク、31…調整治具、31a…大径ダミー軸、31b…
小径ダミー軸、31c…フランジ、32…調整治具、3
2a…ダミー軸、32b…フランジ。
Claims (26)
- 【請求項1】 互いに平行な二つの軸部を有するクラン
ク軸について、上記二つの軸部の内の片方の軸部をスピ
ンドルに対して位置決めして、該二つの軸部の内の他方
の軸部を上記スピンドルと同心ならしめるチャック方法
において、 前記スピンドルの中心軸をXとするとともに、上記の軸
Xに対して平行な偏心軸x′を想定し、 前記二つの軸部のうちでスピンドルにチャックされる片
方の軸部に当接するVブロックを構成するとともに、該
Vブロックの谷の線が前記X軸と平行になるように配置
し、 上記のVブロックを、前記の偏心軸x′を中心として回
動させることにより、 上記Vブロックに対して片方の軸部を当接せしめたクラ
ンク軸を偏心軸x′のまわりに回動せしめ、 上記クランク軸の他方の軸部がスピンドルの中心軸Xに
一致した状態で、前記Vブロックの偏心軸x′まわりの
回動を停止させて固定し、 前記のクランク軸に比して軸径とアーム長さとの等しい
多数のクランク軸を、順次に前記のVブロックに搭載,
脱却を繰り返し、 それぞれのクランク軸の片方の軸を上記Vブロックによ
って位置決めすることによって、該それぞれのクランク
軸の他方の軸をスピンドルに対して同心に心出しするこ
とを特徴とする、クランク軸のチャック方法。 - 【請求項2】 前記のスピンドルに対してチャックされ
る片方の軸部が段付形状であって、大径部と小径部とを
有している場合、 前記のVブロックに、上記大径部に当接するV字状溝お
よび小径部に当接するV字状溝を設けることを特徴とす
る、請求項1に記載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項3】 前記Vブロックの外周部、若しくは該V
ブロックを固定された部材に、前記偏心軸x′を中心と
する凸形円柱面を形成するとともに、 前記スピンドルに、前記偏心軸x′を中心とする凹形円
柱面を形成し、 前記凸形円柱面と凹形円柱面とを回動可能に嵌合せしめ
て、上記Vブロックを偏心軸x′まわりの回動可能に支
承することを特徴とする、請求項1または請求項2に記
載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項4】 前記のVブロックに、その凸形円柱面の
半径方向に突出する調整レバーを形成するとともに、上
記調整レバーに力を加えて上記Vブロックを偏心軸のま
わりに回動せしめて、前記クランク軸の二つの軸部のう
ちの他方の軸部がスピンドルの中心軸Xと同心になった
状態で、Vブロックのスピンドルに対する回動を固定す
ることを特徴とする、請求項3に記載したクランク軸の
チャック方法。 - 【請求項5】 前記調整レバーを挟んで、該調整レバー
とほぼ直角方向に対する1対の押しネジを設け、該1対
の押しネジの片方を僅かに弛めるとともに該1対の押し
ネジの他方を締め込むことにより、該調整レバーに力を
与えてVブロックを回動させることを特徴とする、請求
項4に記載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項6】 前記調整レバーにウォームホイール若し
くはウォームホイールに類似する部材を取り付けるとと
もに、スピンドルに対して回転可能に支承したウォーム
ギヤーを上記ウォームホイール若しくはこれに類似する
部材に噛合せしめ、上記ウォームギヤーを回転させるこ
とにより前記調整レバーに力を与えてVブロックを回動
させることを特徴とする、請求項4に記載したクランク
軸のチャック方法。 - 【請求項7】 スピンドルに設けられた、偏心軸x′を
中心とする凹形円柱面よりなる穴の入口部にメネジを設
けるとともに、 上記のメネジに螺合するオネジを有するネジ輪を構成
し、 上記のネジ輪をスピンドルに螺合させて締め込むことに
よって前記のVブロック若しくはVブロックに固定され
た部材をスピンドルの端面若しくはスピンドルの穴の入
口部に形成された段付面に当接せしめ、 摩擦力により、Vブロックの偏心軸x′まわりの回動を
固定することを特徴とする、請求項4に記載したクラン
ク軸のチャック方法。 - 【請求項8】 前記のVブロック若しくはVブロックに
固定された部材と、スピンドルの端面若しくは段付面と
の間に介装される座金状の部材を構成し、 かつ、上記の座金状部材は、その両面に各種のテーパ角
を有する多数のものを予め準備しておき、 上記の、テーパ角を異にする多数の座金状部材を着脱交
換することよって、Vブロックの谷の線がスピンドルの
中心軸Xと平行になるように調節することを特徴とす
る、請求項7に記載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項9】 前記のVブロックに対して支持されたシ
リンダによって、前記のクランク軸をVブロックに向け
て押圧し、該クランク軸をVブロックに対して固定する
ことを特徴とする、請求項1に記載したクランク軸のチ
ャック方法。 - 【請求項10】 前記の偏心軸x′に対して交わること
なく直角方向のレバー軸によって揺動ブロックを傾動可
能に支持するとともに、上記の揺動ブロックに2個のシ
リンダを搭載することを特徴とする、請求項9に記載し
たクランク軸のチャック方法。 - 【請求項11】 前記のVブロックに対してストッパ手
段を設置することにより、前記揺動ブロックの揺動角度
を制限して、前記2個のシリンダそれぞれの押圧力の分
担割合を調節することを特徴とする、請求項10に記載
したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項12】 前記クランク軸の二つの軸部のうちで
スピンドルにチャックされる片方の軸部と同径のダミー
軸と、上記ダミー軸と同心の円板状フランジとを有する
調整治具を構成し、 上記ダミー軸を前記のVブロックに当接して位置決めし
た状態で前記スピンドルを回しながら、前記円板状フラ
ンジの外周面にゲージを当てて該円板状フランジの偏心
量を測定し、 上記の偏心量が所望の値となるように、Vブロックを偏
心軸x′のまわりに回動させて固定することを特徴とす
る、請求項1に記載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項13】 前記のスピンドルに対してチャックさ
れる片方の段付形状の軸部の大径部および小径部のそれ
ぞれと同径の大径ダミー軸および小径ダミー軸、並びに
円板状フランジを同心状に一体連設して調整治具を構成
し、 クランク軸の大径部を当接させる前記のV字状溝に上記
大径ダミー軸を当接させるとともに、 クランク軸の小径部を当接させる前記のV字状溝に上記
小径ダミー軸を当接させた状態で前記スピンドルを回し
ながら、前記円板状フランジの外周面にゲージを当てて
該円板状フランジの偏心量を測定し、 上記の偏心量が所望の値となるように、Vブロックを偏
心軸x′のまわりに回動させて固定することを特徴とす
る、請求項2に記載したクランク軸のチャック方法。 - 【請求項14】 互いに平行な二つの軸部を有するクラ
ンク軸について、上記二つの軸部の内の片方の軸部をス
ピンドルに対して位置決めして、該二つの軸部の内の他
方の軸部を上記スピンドルと同心ならしめるチャック装
置において、 前記スピンドルの中心軸をXとするとともに、上記の軸
Xに対して平行な偏心軸x′を想定し、 前記二つの軸部のうちでスピンドルにチャックされる片
方の軸部に当接するVブロックを構成するとともに、該
Vブロックの谷の線が前記X軸と平行になるように配置
し、 上記のVブロックを、前記の偏心軸x′を中心として回
動可能に支承して、 上記Vブロックに対して片方の軸部を当接せしめたクラ
ンク軸が偏心軸x′のまわりに回動し得る構造としたこ
とを特徴とする、クランク軸のチャック装置。 - 【請求項15】 前記のスピンドルに対してチャックさ
れる片方の軸部が段付形状であって、大径部と小径部と
を有しており、 前記のVブロックに、上記大径部を当接せしめるV字状
溝および小径部を当接せしめるV字状溝が設けられてい
ることを特徴とする、請求項14に記載したクランク軸
のチャック装置。 - 【請求項16】 前記Vブロックの外周部、若しくは該
Vブロックを固定された部材に、前記偏心軸x′を中心
とする凸形円柱面が形成されるとともに、 前記スピンドルに、前記偏心軸x′を中心とする凹形円
柱面が形成されており、 前記の凸形円柱面と凹形円柱
面とが回動可能に嵌合されていて、上記Vブロックが偏
心軸x′まわりの回動可能に支承されていることを特徴
とする、請求項14または請求項15に記載したクラン
ク軸のチャック装置。 - 【請求項17】 前記のVブロックは、その凸形円柱面
の半径方向に突出する調整レバーが形成されていて、上
記調整レバーに力を加えて上記Vブロックを偏心軸のま
わりに回動せしめ得るようになっていることを特徴とす
る、請求項16に記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項18】 前記調整レバーを挟んで、該調整レバ
ーとほぼ直角方向に対向する1対の押しネジが設けられ
ていることを特徴とする、請求項17に記載したクラン
ク軸のチャック装置。 - 【請求項19】 前記調整レバーに、ウォームホイール
若しくはウォームホイールに類似する部材が取り付けら
れるとともに、 スピンドルに対して回転可能に支承したウォームギヤー
を上記ウォームホイール若しくはこれに類似する部材に
噛合せしめ、上記ウォームギヤーを回転させると前記調
整レバーに力が加えられてVブロックを回動させるよう
になっていることを特徴とする請求項17に記載したク
ランク軸のチャック装置。 - 【請求項20】 スピンドルに設けられた、偏心軸x′
を中心とする凹形円柱面よりなる穴の入口部にメネジが
設けられるとともに、 上記のメネジに螺合するオネジを有するネジ輪を具備し
ており、 上記のネジ輪をスピンドルに螺合させて締め込むことに
よって前記のVブロック若しくはVブロックに固定され
た部材がスピンドルの端面若しくはスピンドルの穴の入
口部に形成された段付面に当接せしめられ、 摩擦力により、Vブロックの偏心軸x′まわりの回動が
固定されるようになっていることを特徴とする、請求項
17に記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項21】 前記のVブロック若しくはVブロック
に固定された部材と、スピンドルの端面若しくは段付面
との間に介装される座金状の部材を具備し、 かつ、上記座金状部材は、その両面に各種のテーパ角を
有する多数のものが予め準備されていて、 上記の、テーパ角を異にする多数の座金状部材を着脱交
換することによって、Vブロックの谷の線がスピンドル
の中心軸Xと平行になるように調節し得るようになって
いることを特徴とする、請求項20に記載したクランク
軸のチャック装置。 - 【請求項22】 前記のVブロックに対して支持された
シリンダによって、前記のクランク軸をVブロックに向
けて押圧し、該クランク軸をVブロックに対して固定し
得るようになっていることを特徴とする、請求項14に
記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項23】 前記の偏心軸x′に対して交わること
なく直角方向のレバー軸によって揺動ブロックを傾動可
能に支持するとともに、上記の揺動ブロックに2個のシ
リンダが搭載されていることを特徴とする、請求項22
に記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項24】 前記のVブロックに対してストッパ手
段を設置することにより、前記揺動ブロックの揺動角度
を制限して、前記2個のシリンダそれぞれの押圧力の分
担割合が配分されていることを特徴とする、請求項23
に記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項25】 前記のクランク軸の二つの軸部のうち
でスピンドルにチャックされる片方の軸部と同径のダミ
ー軸と、上記ダミー軸と同心の円板状フランジとを有す
る調整治具を具備し、 上記ダミー軸を前記のVブロックに当接して位置決めし
た状態で前記スピンドルを回しながら、前記円板状フラ
ンジの外周面にゲージを当てて該円板状フランジの偏心
量を測定し得るようになっていることを特徴とする、請
求項14に記載したクランク軸のチャック装置。 - 【請求項26】 前記のスピンドルに対してチャックさ
れる片方の段付形状の軸部の大径部および小径部のそれ
ぞれと同径の大径ダミー軸および小径ダミー軸、並びに
円板状フランジを同心状に一体連設して調整治具を具備
し、 クランク軸の大径部を当接させる前記のV字状溝に上記
大径ダミー軸を当接させるとともに、 クランク軸の小径部を当接させる前記のV字状溝に上記
小径ダミー軸を当接させた状態で前記スピンドルを回し
ながら、前記円板状フランジの外周面にゲージを当てて
該円板状フランジの偏心量を測定し得るようになってい
ることを特徴とする、請求項15に記載したクランク軸
のチャック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30363094A JPH08155708A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | クランク軸のチャック方法、およびクランク軸のチャック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30363094A JPH08155708A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | クランク軸のチャック方法、およびクランク軸のチャック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08155708A true JPH08155708A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17923304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30363094A Pending JPH08155708A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | クランク軸のチャック方法、およびクランク軸のチャック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08155708A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010173000A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Kondo:Kk | 一対の給油孔を備えたドリル用ワーク、及び孔付ワークの芯出し方法、並びに芯出し装置 |
| CN102829686A (zh) * | 2012-08-15 | 2012-12-19 | 江苏沃得机电集团有限公司 | 多缸曲轴位置误差检测专用检具 |
| CN108942343A (zh) * | 2018-09-30 | 2018-12-07 | 山西华翔集团股份有限公司 | 一种空调压缩机曲轴偏心轴外圆新型夹具 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30363094A patent/JPH08155708A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010173000A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Kondo:Kk | 一対の給油孔を備えたドリル用ワーク、及び孔付ワークの芯出し方法、並びに芯出し装置 |
| CN102829686A (zh) * | 2012-08-15 | 2012-12-19 | 江苏沃得机电集团有限公司 | 多缸曲轴位置误差检测专用检具 |
| CN108942343A (zh) * | 2018-09-30 | 2018-12-07 | 山西华翔集团股份有限公司 | 一种空调压缩机曲轴偏心轴外圆新型夹具 |
| CN108942343B (zh) * | 2018-09-30 | 2024-03-08 | 山西华翔集团股份有限公司 | 一种空调压缩机曲轴偏心轴外圆新型夹具 |
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