JPH08156186A - 複合板およびその製造方法 - Google Patents
複合板およびその製造方法Info
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- JPH08156186A JPH08156186A JP6307249A JP30724994A JPH08156186A JP H08156186 A JPH08156186 A JP H08156186A JP 6307249 A JP6307249 A JP 6307249A JP 30724994 A JP30724994 A JP 30724994A JP H08156186 A JPH08156186 A JP H08156186A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキン層の増大を行うことなく強度や剛性を
最大限に引き出すことを可能にする複合板および製造方
法の提供。 【構成】 平板状芯材1の少なくとも片面に少なくとも
2本の凹溝4を列状に並べ、その表面に長繊維fからな
る繊維強化樹脂スキン層2を長繊維fが凹溝4に交差す
るように積層し、該凹溝4にスキン層部分を埋込みロッ
ド3と共に埋設する。製造方法では、未硬化樹脂を含浸
した長繊維からなるスキン層をその長繊維が凹溝に交差
するように貼り合わせ、埋込みロッドと共に凹溝内に押
し込むことにより該スキン層を緊張させたのち、未硬化
樹脂を硬化させる。
最大限に引き出すことを可能にする複合板および製造方
法の提供。 【構成】 平板状芯材1の少なくとも片面に少なくとも
2本の凹溝4を列状に並べ、その表面に長繊維fからな
る繊維強化樹脂スキン層2を長繊維fが凹溝4に交差す
るように積層し、該凹溝4にスキン層部分を埋込みロッ
ド3と共に埋設する。製造方法では、未硬化樹脂を含浸
した長繊維からなるスキン層をその長繊維が凹溝に交差
するように貼り合わせ、埋込みロッドと共に凹溝内に押
し込むことにより該スキン層を緊張させたのち、未硬化
樹脂を硬化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状の芯材と繊維強
化樹脂層からなる複合板とその製造方法に関し、特にX
線機器用平天板の他、床材、壁板などに使用される複合
板とその製造方法に関する。
化樹脂層からなる複合板とその製造方法に関し、特にX
線機器用平天板の他、床材、壁板などに使用される複合
板とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】X線機器用の平天板は、発泡体からなる
平板状の芯材の両面に、炭素繊維強化樹脂のスキン層が
サンドイッチ状に積層された複合板として構成されてい
る。このような複合板の製造に当たり、芯材にスキン層
の材料を積層する方法としては、例えば未硬化樹脂を塗
布した炭素繊維クロス原反を接着するか、或いは炭素繊
維クロスプリプレグを接着する方法の二通りある。しか
し、いずれの場合も、積層時にスキン層に緩みを発生す
ることが避けられない。
平板状の芯材の両面に、炭素繊維強化樹脂のスキン層が
サンドイッチ状に積層された複合板として構成されてい
る。このような複合板の製造に当たり、芯材にスキン層
の材料を積層する方法としては、例えば未硬化樹脂を塗
布した炭素繊維クロス原反を接着するか、或いは炭素繊
維クロスプリプレグを接着する方法の二通りある。しか
し、いずれの場合も、積層時にスキン層に緩みを発生す
ることが避けられない。
【0003】このようにスキン層が緩みを発生した状態
で積層されていると、そのスキン層の補強効果が減殺さ
れ、複合板にしたときに十分な強度や剛性を発現するこ
とができない。そのため、所要の強度や剛性を得るた
め、スキン層の積層数を増やしたり、或いは補強用繊維
の容量を増やしたりしなければならず、コストの増大を
招く結果になっていた。
で積層されていると、そのスキン層の補強効果が減殺さ
れ、複合板にしたときに十分な強度や剛性を発現するこ
とができない。そのため、所要の強度や剛性を得るた
め、スキン層の積層数を増やしたり、或いは補強用繊維
の容量を増やしたりしなければならず、コストの増大を
招く結果になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スキ
ン層の増大を行うことなく強度や剛性を最大限に引き出
すことを可能にする複合板およびその製造方法を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、スキン層の補強効
果を最大限に引き出すことにより、低コストで生産可能
な複合板およびその製造方法を提供することにある。
ン層の増大を行うことなく強度や剛性を最大限に引き出
すことを可能にする複合板およびその製造方法を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、スキン層の補強効
果を最大限に引き出すことにより、低コストで生産可能
な複合板およびその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の複合板は、平板状の芯材の少なくとも片面に少な
くとも2本の凹溝を列状に並べて設け、該芯材表面に長
繊維からなる繊維強化樹脂のスキン層を前記長繊維が前
記凹溝に交差するように積層すると共に、該凹溝に対応
するスキン層部分を埋込みロッドと共に該凹溝内に埋設
させたことを特徴とするものである。
発明の複合板は、平板状の芯材の少なくとも片面に少な
くとも2本の凹溝を列状に並べて設け、該芯材表面に長
繊維からなる繊維強化樹脂のスキン層を前記長繊維が前
記凹溝に交差するように積層すると共に、該凹溝に対応
するスキン層部分を埋込みロッドと共に該凹溝内に埋設
させたことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明による複合板の製造方法は、
平板状の芯材の少なくとも片面に少なくとも2本の凹溝
を列状に並べるように形成し、該芯材の表面に未硬化樹
脂を含浸した長繊維からなるスキン層を前記長繊維が前
記凹溝と交差するように配置し、前記スキン層の該凹溝
に対応する部分を埋込みロッドと共に該凹溝内に押し込
むことにより該スキン層における前記長繊維を緊張さ
せ、次いで該スキン層の未硬化樹脂を硬化させることを
特徴とするものである。
平板状の芯材の少なくとも片面に少なくとも2本の凹溝
を列状に並べるように形成し、該芯材の表面に未硬化樹
脂を含浸した長繊維からなるスキン層を前記長繊維が前
記凹溝と交差するように配置し、前記スキン層の該凹溝
に対応する部分を埋込みロッドと共に該凹溝内に押し込
むことにより該スキン層における前記長繊維を緊張さ
せ、次いで該スキン層の未硬化樹脂を硬化させることを
特徴とするものである。
【0007】このように芯材の少なくとも片面に少なく
とも2本の凹溝を列状に設け、この凹溝にスキン層の一
部を埋込みロッドと共に押し込むことにより、スキン層
の補強用長繊維を緊張状態にすることができる。したが
って、長繊維が有する強度や弾性率を最大限に発現させ
ることができ、最少量の補強用長繊維で最大の補強効果
を発揮することができる。また、その結果として、低コ
ストで高性能の複合板を生産可能にする。
とも2本の凹溝を列状に設け、この凹溝にスキン層の一
部を埋込みロッドと共に押し込むことにより、スキン層
の補強用長繊維を緊張状態にすることができる。したが
って、長繊維が有する強度や弾性率を最大限に発現させ
ることができ、最少量の補強用長繊維で最大の補強効果
を発揮することができる。また、その結果として、低コ
ストで高性能の複合板を生産可能にする。
【0008】本発明において、複合板を構成する芯材と
しては、樹脂やベニヤ板等の木質材料等が好ましく使用
される。特に、樹脂は発泡体を使用することが好まし
く、その樹脂発泡体の材質には、ウレタン、アクリル、
ポリエチレン、スチレン、フェノール等を使用すること
ができる。また、複合板を構成するスキン層には、長繊
維からなる繊維強化樹脂が使用される。その補強用長繊
維には、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、ポリエ
チレン繊維などを使用することができる。補強用長繊維
は、経糸と緯糸から織製されたクロスにして使用しても
よく、また一方向に引き揃えられたシート(所謂UD)
として使用するようにしてもよい。
しては、樹脂やベニヤ板等の木質材料等が好ましく使用
される。特に、樹脂は発泡体を使用することが好まし
く、その樹脂発泡体の材質には、ウレタン、アクリル、
ポリエチレン、スチレン、フェノール等を使用すること
ができる。また、複合板を構成するスキン層には、長繊
維からなる繊維強化樹脂が使用される。その補強用長繊
維には、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、ポリエ
チレン繊維などを使用することができる。補強用長繊維
は、経糸と緯糸から織製されたクロスにして使用しても
よく、また一方向に引き揃えられたシート(所謂UD)
として使用するようにしてもよい。
【0009】スキン層のマトリックスとしては、エポキ
シ、不飽和ポリエステル、ビニルエステルなどの熱硬化
性樹脂が好ましく使用される。複合板に積層加工する前
のスキン層の材料には、予め未硬化のマトリックス樹脂
が含浸されたクロスプリプレグまたはUDプリプレグを
使用してもよく、或いはクロスまたはUDに未硬化のマ
トリックス樹脂を塗布して使用してもよい。
シ、不飽和ポリエステル、ビニルエステルなどの熱硬化
性樹脂が好ましく使用される。複合板に積層加工する前
のスキン層の材料には、予め未硬化のマトリックス樹脂
が含浸されたクロスプリプレグまたはUDプリプレグを
使用してもよく、或いはクロスまたはUDに未硬化のマ
トリックス樹脂を塗布して使用してもよい。
【0010】埋込みロッドは、ロッド状のものであれば
特に材料は限定されない。例えば、長繊維を一方向に引
き揃えて補強材とする繊維強化樹脂や、スチール、アル
ミニウム等の金属を使用することができる。好ましく
は、軽量化の観点から繊維強化樹脂を使用するのがよ
く、特に炭素繊維強化樹脂、アラミド繊維強化樹脂、ガ
ラス繊維強化樹脂は比剛性が高いので好ましい。
特に材料は限定されない。例えば、長繊維を一方向に引
き揃えて補強材とする繊維強化樹脂や、スチール、アル
ミニウム等の金属を使用することができる。好ましく
は、軽量化の観点から繊維強化樹脂を使用するのがよ
く、特に炭素繊維強化樹脂、アラミド繊維強化樹脂、ガ
ラス繊維強化樹脂は比剛性が高いので好ましい。
【0011】本発明において、芯材には片面だけにスキ
ン層を積層してもよいが、好ましくは両面に積層するこ
とが望ましい。スキン層の厚さはとしては、0.2mm〜
3mmとするのが適当である。芯材の表面に設ける凹溝は
少なくとも2本であって、芯材の表面積に応じて適宜本
数を設定すればよい。凹溝の形状は好ましくは直線状に
形成し、かつ複数本を互いに平行に設けることが望まし
い。また、この直線状の凹溝に応じて、埋込みロッドの
形状も直線状にする。
ン層を積層してもよいが、好ましくは両面に積層するこ
とが望ましい。スキン層の厚さはとしては、0.2mm〜
3mmとするのが適当である。芯材の表面に設ける凹溝は
少なくとも2本であって、芯材の表面積に応じて適宜本
数を設定すればよい。凹溝の形状は好ましくは直線状に
形成し、かつ複数本を互いに平行に設けることが望まし
い。また、この直線状の凹溝に応じて、埋込みロッドの
形状も直線状にする。
【0012】また、スキン層は芯材の表面に積層する場
合、その長繊維の方向を凹溝の方向に交差するように配
置する。好ましくは、スキン層の長繊維の方向と凹溝の
方向とが直交する関係になるのがよい。上述のように凹
溝と埋込みロッドとが直線状、かつ互いに平行であり、
またスキン層の長繊維を凹溝の方向に直交するように配
置することにより、この状態でスキン層を埋込みロッド
と共に芯材の凹溝内に埋込むと、スキン層は長繊維の緩
みが無くなって、芯材の全面にムラなく均一な緊張状態
になる。その結果、最少量のスキン層で最大の補強効果
を発揮させることができる。
合、その長繊維の方向を凹溝の方向に交差するように配
置する。好ましくは、スキン層の長繊維の方向と凹溝の
方向とが直交する関係になるのがよい。上述のように凹
溝と埋込みロッドとが直線状、かつ互いに平行であり、
またスキン層の長繊維を凹溝の方向に直交するように配
置することにより、この状態でスキン層を埋込みロッド
と共に芯材の凹溝内に埋込むと、スキン層は長繊維の緩
みが無くなって、芯材の全面にムラなく均一な緊張状態
になる。その結果、最少量のスキン層で最大の補強効果
を発揮させることができる。
【0013】以下、図に示す実施例を参照して本発明を
説明する。図1は、本発明による複合板の一例を、要部
を破断して示す斜視図である。複合板Cは樹脂発泡体の
芯材1と繊維強化樹脂のスキン層2と埋込みロッド3か
ら構成されている。また、必要により、複合板Cの面内
の随所にボルト取付箇所として、複数の木ボス5が設け
られている。
説明する。図1は、本発明による複合板の一例を、要部
を破断して示す斜視図である。複合板Cは樹脂発泡体の
芯材1と繊維強化樹脂のスキン層2と埋込みロッド3か
ら構成されている。また、必要により、複合板Cの面内
の随所にボルト取付箇所として、複数の木ボス5が設け
られている。
【0014】芯材1の両面には、それぞれ左右2本ずつ
の直線状の凹溝4が互いに平行に設けられ、それらの凹
溝4の中にスキン層2が上面側に配置した直線状の埋込
みロッド3によって押し込められている。また、スキン
層2は長繊維fを補強繊維とする繊維強化樹脂から構成
されており、その長繊維fが凹溝4及び埋込みロッド3
の方向に直交するように配置されている。このような配
置により、スキン層2は長繊維fが全体に緩みのない緊
張状態になっている。
の直線状の凹溝4が互いに平行に設けられ、それらの凹
溝4の中にスキン層2が上面側に配置した直線状の埋込
みロッド3によって押し込められている。また、スキン
層2は長繊維fを補強繊維とする繊維強化樹脂から構成
されており、その長繊維fが凹溝4及び埋込みロッド3
の方向に直交するように配置されている。このような配
置により、スキン層2は長繊維fが全体に緩みのない緊
張状態になっている。
【0015】図2は、上述した複合板の製造工程の一部
を説明するものである。複合板の製造にあたり、まず芯
材1には両面にそれぞれ2本ずつの直線状の凹溝4が形
成される。この凹溝4は芯材1を成形するときに一体形
成してもよく、或いは研削により後加工により形成して
もよい。このように凹溝4を設けた芯材1の表面に、未
硬化樹脂を含浸または塗布したスキン層2を、その長繊
維fの方向が凹溝4と直交する位置関係になるように覆
う。
を説明するものである。複合板の製造にあたり、まず芯
材1には両面にそれぞれ2本ずつの直線状の凹溝4が形
成される。この凹溝4は芯材1を成形するときに一体形
成してもよく、或いは研削により後加工により形成して
もよい。このように凹溝4を設けた芯材1の表面に、未
硬化樹脂を含浸または塗布したスキン層2を、その長繊
維fの方向が凹溝4と直交する位置関係になるように覆
う。
【0016】次いで、図2に示すように、上記各凹溝4
に対応するスキン層2の部分に埋込みロッド3を押し当
てると共に、矢印Aのように凹溝4の中に押し込むよう
にする。この押込み操作により、スキン層2の一部が埋
込みロッド3と共に凹溝4内に押し込まれ、その際にス
キン層2が凹溝4に押し込まれた長さに相当する部分を
矢印Bのように凹溝4側に引っ張られる。その結果、ス
キン層2を構成する長繊維fは緩みの無い緊張状態に変
化する。
に対応するスキン層2の部分に埋込みロッド3を押し当
てると共に、矢印Aのように凹溝4の中に押し込むよう
にする。この押込み操作により、スキン層2の一部が埋
込みロッド3と共に凹溝4内に押し込まれ、その際にス
キン層2が凹溝4に押し込まれた長さに相当する部分を
矢印Bのように凹溝4側に引っ張られる。その結果、ス
キン層2を構成する長繊維fは緩みの無い緊張状態に変
化する。
【0017】次いで、上記のように芯材にスキン層を貼
り合わせた複合体を加熱し、スキン層2の未硬化樹脂を
硬化させて複合板Cにする。この複合板Cは、スキン層
の長繊維の緩みが無く、芯材の全面にムラなく均一な緊
張状態になっているため、最少量のスキン層で最大の補
強効果を発揮するようになる。なお、このように形成さ
れた複合板の表面には、必要によりメラミン板や化粧板
などを貼るようにしてもよい。上述した複合板は、X線
機器用の平天板として有効に利用できるほかに、床材、
壁板などとしても利用することができる。
り合わせた複合体を加熱し、スキン層2の未硬化樹脂を
硬化させて複合板Cにする。この複合板Cは、スキン層
の長繊維の緩みが無く、芯材の全面にムラなく均一な緊
張状態になっているため、最少量のスキン層で最大の補
強効果を発揮するようになる。なお、このように形成さ
れた複合板の表面には、必要によりメラミン板や化粧板
などを貼るようにしてもよい。上述した複合板は、X線
機器用の平天板として有効に利用できるほかに、床材、
壁板などとしても利用することができる。
【0018】
【実施例】芯材としてアクリル発泡体(10倍発泡)の
板材を使用し、またスキン層として目付量320gr/m
2 、厚さ0.5mmの炭素繊維クロスプリプレグを使用
し、かつ埋込みロッドとして炭素繊維強化樹脂からなる
ロッド材(3mm×6mm×2100mm)を使用することに
より、図1のように芯材の両面にスキン層を積層し、大
きさが12.5mm×630mm×2100mmであるX線機
器用平天板(本発明の複合板)を製作した。
板材を使用し、またスキン層として目付量320gr/m
2 、厚さ0.5mmの炭素繊維クロスプリプレグを使用
し、かつ埋込みロッドとして炭素繊維強化樹脂からなる
ロッド材(3mm×6mm×2100mm)を使用することに
より、図1のように芯材の両面にスキン層を積層し、大
きさが12.5mm×630mm×2100mmであるX線機
器用平天板(本発明の複合板)を製作した。
【0019】また、比較として、芯材とスキン層をそれ
ぞれ本発明に使用したと同じ材料を使用し、凹溝や埋込
みロッドは設けない従来構造の上記本発明と同一大きさ
を有するX線機器用平天板(従来の複合板)を製作し
た。これら2種類の平天板について、それぞれ両端部を
ボルトで固定すると共に、中央部に70kgの荷重を負荷
したときに発生する撓みを測定した。
ぞれ本発明に使用したと同じ材料を使用し、凹溝や埋込
みロッドは設けない従来構造の上記本発明と同一大きさ
を有するX線機器用平天板(従来の複合板)を製作し
た。これら2種類の平天板について、それぞれ両端部を
ボルトで固定すると共に、中央部に70kgの荷重を負荷
したときに発生する撓みを測定した。
【0020】その結果、従来構造の平天板は2.5mmの
撓みを発生したのに対し、本発明の平天板では1.9mm
の撓みを発生だけであり、約25%の曲げ強度の向上が
あることを確認した。
撓みを発生したのに対し、本発明の平天板では1.9mm
の撓みを発生だけであり、約25%の曲げ強度の向上が
あることを確認した。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、スキン
層の補強繊維の性能を最大限に引き出すことができ、ス
キン層を増大することなく最少限の量で強度や剛性を最
大限に引き出すことが可能になる。また、スキン層の補
強効果を最大限に引き出すことができるので、高性能の
複合板を低コストで生産可能にすることができる。
層の補強繊維の性能を最大限に引き出すことができ、ス
キン層を増大することなく最少限の量で強度や剛性を最
大限に引き出すことが可能になる。また、スキン層の補
強効果を最大限に引き出すことができるので、高性能の
複合板を低コストで生産可能にすることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る複合板について、その
要部を破断して示す斜視図である。
要部を破断して示す斜視図である。
【図2】本発明の複合板の製造工程の一部を図示する説
明図である。
明図である。
1 芯材 2 スキン層 3 埋込みロッド 4 凹溝 f (スキン層を構成する)長繊維
Claims (2)
- 【請求項1】 平板状の芯材の少なくとも片面に少なく
とも2本の凹溝を列状に並べて設け、該芯材表面に長繊
維からなる繊維強化樹脂のスキン層を前記長繊維が前記
凹溝に交差するように積層すると共に、該凹溝に対応す
るスキン層部分を埋込みロッドと共に該凹溝内に埋設さ
せた複合板。 - 【請求項2】 平板状の芯材の少なくとも片面に少なく
とも2本の凹溝を列状に並べるように形成し、該芯材の
表面に未硬化樹脂を含浸した長繊維からなるスキン層を
前記長繊維が前記凹溝と交差するように配置し、前記ス
キン層の該凹溝に対応する部分を埋込みロッドと共に該
凹溝内に押し込むことにより該スキン層における前記長
繊維を緊張させ、次いで該スキン層の未硬化樹脂を硬化
させる複合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307249A JPH08156186A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 複合板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307249A JPH08156186A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 複合板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156186A true JPH08156186A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17966833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6307249A Pending JPH08156186A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 複合板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08156186A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005066870A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Tsuchiya Co Ltd | 複合材料 |
| KR20230137602A (ko) * | 2022-03-22 | 2023-10-05 | 성균관대학교산학협력단 | 강도가 보강된 일체형 경량화 구조물 및 이의 제조 방법 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6307249A patent/JPH08156186A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005066870A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Tsuchiya Co Ltd | 複合材料 |
| KR20230137602A (ko) * | 2022-03-22 | 2023-10-05 | 성균관대학교산학협력단 | 강도가 보강된 일체형 경량화 구조물 및 이의 제조 방법 |
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