JPH0815636B2 - 精密鋳型作製用結合剤 - Google Patents
精密鋳型作製用結合剤Info
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- JPH0815636B2 JPH0815636B2 JP61177942A JP17794286A JPH0815636B2 JP H0815636 B2 JPH0815636 B2 JP H0815636B2 JP 61177942 A JP61177942 A JP 61177942A JP 17794286 A JP17794286 A JP 17794286A JP H0815636 B2 JPH0815636 B2 JP H0815636B2
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- mold
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
- B22C1/16—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
- B22C1/20—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents
- B22C1/205—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents of organic silicon or metal compounds, other organometallic compounds
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
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- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
- B22C1/16—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
- B22C1/165—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents in the manufacture of multilayered shell moulds
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋳物模型(以下、模型という。)上に耐火
性被覆層を形成させた後、脱模型及び焼成することによ
り鋳型を作製する方法に用いられる当該被覆層形成用結
合剤の改良に関する。
性被覆層を形成させた後、脱模型及び焼成することによ
り鋳型を作製する方法に用いられる当該被覆層形成用結
合剤の改良に関する。
上記模型上の耐火性被覆層は、一般に液状結合剤と耐
火物粉末の混合スラリーの被覆層又は液状結合剤若しく
はこれに耐火物粉末を混合したスラリーの被覆層に耐火
物粒子でサンディングを施すことにより得られる被覆層
を乾燥硬化させ、累積せしめることにより所望厚さを有
する耐火性累積被覆層として形成される。
火物粉末の混合スラリーの被覆層又は液状結合剤若しく
はこれに耐火物粉末を混合したスラリーの被覆層に耐火
物粒子でサンディングを施すことにより得られる被覆層
を乾燥硬化させ、累積せしめることにより所望厚さを有
する耐火性累積被覆層として形成される。
上記で使用される模型としては、水溶性であって、か
つ、強度、寸法安定性共に高く、しかも安価である尿素
模型が望ましく、また上記において使用される結合剤と
しても尿素模型に接した際、尿素模型を傷めないものが
望まれている。
つ、強度、寸法安定性共に高く、しかも安価である尿素
模型が望ましく、また上記において使用される結合剤と
しても尿素模型に接した際、尿素模型を傷めないものが
望まれている。
(従来の技術) エチルシリケートを酸で加水分解することによって得
られる結合剤、エチルシリケートにアミンを加えた結合
剤等を改良した結合剤として、特公昭54−22929号公報
に、ポリ珪酸のエチルエステルとγ−アミノプロピルエ
トキシシラン等アミン基含有有機官能性親水性珪素化合
物とキシレン等非極性の溶媒とを特定比率に混合した結
合剤、或いはこの結合剤に更にチタン、ジルコニウム、
アルミニウム等のアルコラートを特定比率に混合した結
合剤が開示されている。
られる結合剤、エチルシリケートにアミンを加えた結合
剤等を改良した結合剤として、特公昭54−22929号公報
に、ポリ珪酸のエチルエステルとγ−アミノプロピルエ
トキシシラン等アミン基含有有機官能性親水性珪素化合
物とキシレン等非極性の溶媒とを特定比率に混合した結
合剤、或いはこの結合剤に更にチタン、ジルコニウム、
アルミニウム等のアルコラートを特定比率に混合した結
合剤が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) エチルシリケートを酸で加水分解することにより得ら
れる結合剤は、保存安定性に乏しい他、尿素模型等水溶
性模型の表面に接触すると、模型表面を溶解してこれを
侵すために、前記プロセスにより得られる鋳型の精度を
低下せしめる。
れる結合剤は、保存安定性に乏しい他、尿素模型等水溶
性模型の表面に接触すると、模型表面を溶解してこれを
侵すために、前記プロセスにより得られる鋳型の精度を
低下せしめる。
エチルシケートにアミンを加えた結合剤は、密閉下の
保存安定性は良好であるが、尿素模型等水溶性模型の表
面に接触すると、結合剤中のアミンに原因してやはり模
型表面を侵し易く、更に模型上に被覆層を形成せしめる
際アミン臭を放ち、作業環境を害する。また、容器中に
保存された結合剤は、開放下使用している間に増粘、ゲ
ル化等が起り易い。
保存安定性は良好であるが、尿素模型等水溶性模型の表
面に接触すると、結合剤中のアミンに原因してやはり模
型表面を侵し易く、更に模型上に被覆層を形成せしめる
際アミン臭を放ち、作業環境を害する。また、容器中に
保存された結合剤は、開放下使用している間に増粘、ゲ
ル化等が起り易い。
特公昭54−22929号公報に開示の金属アルコラートを
含まない前記結合剤は、アミン臭を放つことがなく、尿
素模型等水溶性模型の表面侵食性を比較的低く、更に密
閉下では保存安定性も良好であるが、鋳型をつくる際容
器中の結合剤は解放下空気に触れるために、1週間程度
の使用後にはかなりの粘度変化が起る等性状が変り易
い。金属アルコラートを含む特公昭54−22929号公報に
開示の結合剤は、上記開放下空気に触れる使用中の安定
性はかなり良好であるが、なお充分と言える程ではな
く、更に密閉下でも保存中に変質が起って硬化速度が変
化するために、鋳型をつくる際に重要な硬化時間の設定
を困難ならしめる。
含まない前記結合剤は、アミン臭を放つことがなく、尿
素模型等水溶性模型の表面侵食性を比較的低く、更に密
閉下では保存安定性も良好であるが、鋳型をつくる際容
器中の結合剤は解放下空気に触れるために、1週間程度
の使用後にはかなりの粘度変化が起る等性状が変り易
い。金属アルコラートを含む特公昭54−22929号公報に
開示の結合剤は、上記開放下空気に触れる使用中の安定
性はかなり良好であるが、なお充分と言える程ではな
く、更に密閉下でも保存中に変質が起って硬化速度が変
化するために、鋳型をつくる際に重要な硬化時間の設定
を困難ならしめる。
(問題点を解決するための手段) 本発明の精密鋳型作製用結合剤は、チタン、ジルコニ
ウム、錫若しくはアルミニウムのアミノアルコキサイド
から選ばれた1種又は2種以上とアルキルシリケートを
含有する。
ウム、錫若しくはアルミニウムのアミノアルコキサイド
から選ばれた1種又は2種以上とアルキルシリケートを
含有する。
本発明に用いられるアルキルシリケートは、オルト珪酸
又は重合度2〜10程度のポリ珪酸のアルキルエステル、
或いはそれらの混合物である。そのアルキル基の例とし
ては、直鎖の又は分岐鎖を有する低級アルキル基が挙げ
られる。従って、アルキルシリケートの例としては、メ
チルオルトシリケート、エチルオルトシリケート、イソ
プロピルオルトシリケート、ブチルオルトシリケート等
のオルトシリケート、商品名エチルシリケート40として
知られるエチルポリシリケート等が挙げられる。
又は重合度2〜10程度のポリ珪酸のアルキルエステル、
或いはそれらの混合物である。そのアルキル基の例とし
ては、直鎖の又は分岐鎖を有する低級アルキル基が挙げ
られる。従って、アルキルシリケートの例としては、メ
チルオルトシリケート、エチルオルトシリケート、イソ
プロピルオルトシリケート、ブチルオルトシリケート等
のオルトシリケート、商品名エチルシリケート40として
知られるエチルポリシリケート等が挙げられる。
本発明に用いられる金属のアミノアルコキサイドは、
対応する金属のアルコキサイドのアルコキシ基が分子中
少なくとも1個のアミノアルコキシ基で置換された構造
を有する。アミノアルコキシ基の例としては、化学式で
示すと、−O−CH2−CH2−NH2, −O−CH2−CH2−NH−CH2−CH2−NH2, 1価のアミノアルコキシ基, 等の2価のアミノアルコキシ基, 等の3価のアミノアルコキシ基等が挙げられる。金属の
アミノアルコキサイドとしては、代表的にチタンのアミ
ノアルコキサイドを例にとって化学式で示すと、 等が挙げられる。これら金属のアミノアルコキサイド
は、チタン、ジルコニウム、錫又はアルミニウムのアル
コキサイドにアミノアルコールを加えてエステルを交換
反応させることにより容易に得られる。チタン、ジルコ
ニウム又は錫のアルコキサイドとしては、アミノアルコ
ールとのエステル交換反応し易いものであつて、炭素原
子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇含有するアルコキシ
基を1分子中に4箇有するテトラアルコキサイドが挙げ
られる。その好ましい例としては、これら金属のテトラ
メトキサイド、テトラエトキサイド、テトライソプロポ
キサイド、テトラブトキサイド等が挙げられる。また、
アルミニウムのアルコキサイドとしても、アミノアルコ
ールとのエステル交換反応し易いものであつて、炭素原
子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇有するアルコキシ基
を1分子中に3箇有するトリアルコキサイドが挙げられ
る。好ましい例としては、アルミニウムのトリメトキサ
イド、トリエトキサイド、トリイソプロポキサイド、ト
リイソブトキサイド等が挙げられる。
対応する金属のアルコキサイドのアルコキシ基が分子中
少なくとも1個のアミノアルコキシ基で置換された構造
を有する。アミノアルコキシ基の例としては、化学式で
示すと、−O−CH2−CH2−NH2, −O−CH2−CH2−NH−CH2−CH2−NH2, 1価のアミノアルコキシ基, 等の2価のアミノアルコキシ基, 等の3価のアミノアルコキシ基等が挙げられる。金属の
アミノアルコキサイドとしては、代表的にチタンのアミ
ノアルコキサイドを例にとって化学式で示すと、 等が挙げられる。これら金属のアミノアルコキサイド
は、チタン、ジルコニウム、錫又はアルミニウムのアル
コキサイドにアミノアルコールを加えてエステルを交換
反応させることにより容易に得られる。チタン、ジルコ
ニウム又は錫のアルコキサイドとしては、アミノアルコ
ールとのエステル交換反応し易いものであつて、炭素原
子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇含有するアルコキシ
基を1分子中に4箇有するテトラアルコキサイドが挙げ
られる。その好ましい例としては、これら金属のテトラ
メトキサイド、テトラエトキサイド、テトライソプロポ
キサイド、テトラブトキサイド等が挙げられる。また、
アルミニウムのアルコキサイドとしても、アミノアルコ
ールとのエステル交換反応し易いものであつて、炭素原
子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇有するアルコキシ基
を1分子中に3箇有するトリアルコキサイドが挙げられ
る。好ましい例としては、アルミニウムのトリメトキサ
イド、トリエトキサイド、トリイソプロポキサイド、ト
リイソブトキサイド等が挙げられる。
アミノアルコールの例としては、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ
イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、
トリイソプロパノールアミン、N−メチルエタノールア
ミン、N−エチルエタノールアミン、N−n−ブチルエ
タノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N
−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジブチルエタノー
ルアミン、N−(2−アミノエチル)エタノールアミ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、アミノ
エチルジエタノールアミン、N−メチル−N,N−ジエタ
ノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール等が挙げられる。
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ
イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、
トリイソプロパノールアミン、N−メチルエタノールア
ミン、N−エチルエタノールアミン、N−n−ブチルエ
タノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N
−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジブチルエタノー
ルアミン、N−(2−アミノエチル)エタノールアミ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、アミノ
エチルジエタノールアミン、N−メチル−N,N−ジエタ
ノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール等が挙げられる。
金属のアミノアルコキサイドとしては、その1分子中
に酸素原子と窒素原子とを合計して6箇以内含むものが
好ましい。特に好ましい例としては、(i-C3H7O)3Ti-OCH
2CH2NHCH3で表わされるトリイソプロポキシ(N−メチ
ルエタノールアミナト)チタニウム、 で表わされるビスジエタノールアミナトジルコニウム、
(i-C3H7O)3Ti-OCH2CH2NHCH2CH2NH2で表わされるトリイ
ソプロポキシ〔N−(2−アミノエチル)エタノールア
ミナト〕チタニウム、 で表わされるジイソプロポキシビス(イソプロポキシア
ミナト)チタニウム、 で表わされるトリエタノールアミナトアルミニウム、 で表わされるビスジエタノールアミナトチタニウム、 で表わされるジイソプロポキシ(ジエタノールアミナ
ト)チタニウム、(i-C3H7O)3Ti-OCH2CH2NH2で表わされ
るトリイソプロポキシ(エタノールアミナト)チタニウ
ム、 で表わされるジイソプロポキシ(ジエタノールアミナ
ト)チタニウム等が挙げられる。
に酸素原子と窒素原子とを合計して6箇以内含むものが
好ましい。特に好ましい例としては、(i-C3H7O)3Ti-OCH
2CH2NHCH3で表わされるトリイソプロポキシ(N−メチ
ルエタノールアミナト)チタニウム、 で表わされるビスジエタノールアミナトジルコニウム、
(i-C3H7O)3Ti-OCH2CH2NHCH2CH2NH2で表わされるトリイ
ソプロポキシ〔N−(2−アミノエチル)エタノールア
ミナト〕チタニウム、 で表わされるジイソプロポキシビス(イソプロポキシア
ミナト)チタニウム、 で表わされるトリエタノールアミナトアルミニウム、 で表わされるビスジエタノールアミナトチタニウム、 で表わされるジイソプロポキシ(ジエタノールアミナ
ト)チタニウム、(i-C3H7O)3Ti-OCH2CH2NH2で表わされ
るトリイソプロポキシ(エタノールアミナト)チタニウ
ム、 で表わされるジイソプロポキシ(ジエタノールアミナ
ト)チタニウム等が挙げられる。
本発明の結合剤は、上記アルキルシリケートに上記金
属のアミノアルコキサイドを加えて混合することにより
均一な透明な液体として容易に得られる。本発明の結合
剤としては、本発明の目的が達成される限り、上記成分
の他に任意の成分を加えてもよい。場合によって、例え
ば、キシレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコ
ール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のエー
テル等の溶媒を加えると更に好ましい結合剤が得られ
る。
属のアミノアルコキサイドを加えて混合することにより
均一な透明な液体として容易に得られる。本発明の結合
剤としては、本発明の目的が達成される限り、上記成分
の他に任意の成分を加えてもよい。場合によって、例え
ば、キシレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコ
ール、エチレングリコールモノエチルエーテル等のエー
テル等の溶媒を加えると更に好ましい結合剤が得られ
る。
また、上記アルキルシリケート中では、チタン、ジル
コニウム、錫又はアルミニウムのアルコキサイドはアミ
ノアルコールと容易にエステル交換反応を起して、それ
ら金属のアミノアルコキサイドとアルコールが生成する
から、本発明の結合剤として、上記アルキルシリケート
にチタン、ジルコニウム、錫又はアルミニウム等のアル
コキサイドとアミノアルコールを加えて充分に攪拌混合
したものも用いることができる。しかし、かゝる場合に
は、未反応のアミノアルコールが残存しないように化学
量論的反応量以下のアミノアルコールを加える必要があ
る。
コニウム、錫又はアルミニウムのアルコキサイドはアミ
ノアルコールと容易にエステル交換反応を起して、それ
ら金属のアミノアルコキサイドとアルコールが生成する
から、本発明の結合剤として、上記アルキルシリケート
にチタン、ジルコニウム、錫又はアルミニウム等のアル
コキサイドとアミノアルコールを加えて充分に攪拌混合
したものも用いることができる。しかし、かゝる場合に
は、未反応のアミノアルコールが残存しないように化学
量論的反応量以下のアミノアルコールを加える必要があ
る。
本発明の結合剤を調製するために混合されるアルキル
シリケートと金属のアミノアルコキサイドの比率として
は、上記アルキルシリケートの珪素原子1モルに対し上
記金属のアミノアルコキサイドの塩基性窒素原子0.01〜
1.0モル程度、特に0.03〜0.5モルとなる比率が好まし
い。
シリケートと金属のアミノアルコキサイドの比率として
は、上記アルキルシリケートの珪素原子1モルに対し上
記金属のアミノアルコキサイドの塩基性窒素原子0.01〜
1.0モル程度、特に0.03〜0.5モルとなる比率が好まし
い。
また、尿素模型等水溶性模型上に鋳型をつくるときに
は、更に上記アルキルシリケートに対しキシレン等非極
性溶媒を50〜300重量%程度加えた結合剤を用いるのが
好ましい。
は、更に上記アルキルシリケートに対しキシレン等非極
性溶媒を50〜300重量%程度加えた結合剤を用いるのが
好ましい。
(作用) 上記チタン、ジルコニウム、錫、アルミニウム等のア
ミノアルコキサイドは、上記アルキルシリケート中で安
定であり、密閉下に保存すれば本発明の結合剤は変質す
ることなく、不変の硬化速度を示す。上記金属のアミノ
アルコキサイドは、アルキルシリケートの加水分解触媒
として作用すると共に、自身も加水分解して結合力に関
与する。
ミノアルコキサイドは、上記アルキルシリケート中で安
定であり、密閉下に保存すれば本発明の結合剤は変質す
ることなく、不変の硬化速度を示す。上記金属のアミノ
アルコキサイドは、アルキルシリケートの加水分解触媒
として作用すると共に、自身も加水分解して結合力に関
与する。
上記金属のアミノアルコキサイドの加水分解触媒とし
ての活性は、アミノアルコールのそれよりも低く、また
自身の加水分解速度もアミノ基を含まない対応する金属
のアルコキサイドのそれよりも小さいので、本発明の結
合剤が模型上で吸水しながら乾燥する際初期の加水分解
速度は小さいが、時間経過と共にその速度が増大するの
で、好ましい硬化体を形成せしめる作用をする。また、
容器中の結合剤に、相対的小割合の吸水が起る開放下の
使用中、その増粘、ゲル化等を起り難くする。更に、こ
の金属のアミノアルコキサイドは、アルキルシリコート
と共に硬化する際、均一な複合硬化体を形成させ易くす
る。この均一性は、おそらく、チタノシロキサン結合が
多量に起ることによるものと考えられる。
ての活性は、アミノアルコールのそれよりも低く、また
自身の加水分解速度もアミノ基を含まない対応する金属
のアルコキサイドのそれよりも小さいので、本発明の結
合剤が模型上で吸水しながら乾燥する際初期の加水分解
速度は小さいが、時間経過と共にその速度が増大するの
で、好ましい硬化体を形成せしめる作用をする。また、
容器中の結合剤に、相対的小割合の吸水が起る開放下の
使用中、その増粘、ゲル化等を起り難くする。更に、こ
の金属のアミノアルコキサイドは、アルキルシリコート
と共に硬化する際、均一な複合硬化体を形成させ易くす
る。この均一性は、おそらく、チタノシロキサン結合が
多量に起ることによるものと考えられる。
上記金属のアミノアルコキサイドの加水分解触媒とし
ての活性が低いこと及び自身の加水分解速度が小さいこ
とは、ブラドレイ等の著書「金属アルコキサイド」(D.
C.Bradley,R.C.Mehrotea,D.P.Gaur,METAL ALKOXIDES Ac
ademic Press,Londan(1978))の第226〜241頁に記載
の如く、金属のアミノアルコキサイドは、分子中でその
窒素原子が金属原子と配位結合を形成して安定な分子内
錯化合物として存在しているために、この配位結合の存
在によって窒素原子の塩基性が著しく低下していること
によるものと考えられる。
ての活性が低いこと及び自身の加水分解速度が小さいこ
とは、ブラドレイ等の著書「金属アルコキサイド」(D.
C.Bradley,R.C.Mehrotea,D.P.Gaur,METAL ALKOXIDES Ac
ademic Press,Londan(1978))の第226〜241頁に記載
の如く、金属のアミノアルコキサイドは、分子中でその
窒素原子が金属原子と配位結合を形成して安定な分子内
錯化合物として存在しているために、この配位結合の存
在によって窒素原子の塩基性が著しく低下していること
によるものと考えられる。
更に、本発明の結合剤が尿素模型等水溶性模型の表面
を侵さず、模型上で乾燥硬化する際にアミン臭を放たな
いことも、溶媒の蒸発が盛んである乾燥の初期に、金属
アミノアルコキサイドの加水分解によるアミノアルコー
ルの生成が抑制され、溶媒中にアミノアルコールが殆ど
存在しないことによるものと考えられる。
を侵さず、模型上で乾燥硬化する際にアミン臭を放たな
いことも、溶媒の蒸発が盛んである乾燥の初期に、金属
アミノアルコキサイドの加水分解によるアミノアルコー
ルの生成が抑制され、溶媒中にアミノアルコールが殆ど
存在しないことによるものと考えられる。
本発明の好ましい結合剤であるアルキルシリケートと
金属のアミノアルコキサイドとキシレン等非極性溶媒と
の混合物は、適度の粘度及び固形分濃度を有し、作業性
が良好である他、特に水溶性模型表面の侵食を全く起さ
せず、開放下性状変化なしに1週間以上の使用を可能と
する。
金属のアミノアルコキサイドとキシレン等非極性溶媒と
の混合物は、適度の粘度及び固形分濃度を有し、作業性
が良好である他、特に水溶性模型表面の侵食を全く起さ
せず、開放下性状変化なしに1週間以上の使用を可能と
する。
本発明の好ましい結合剤として、アルキルシリケート
の珪素原子1モルに対しアミノアルコキサイドの塩基性
窒素原子0.03〜0.5モルとなる比率にアルキルシリケー
トと金属のアミノアルコキサイドを含有する結合剤は、
特に好ましい硬化速度を示す。
の珪素原子1モルに対しアミノアルコキサイドの塩基性
窒素原子0.03〜0.5モルとなる比率にアルキルシリケー
トと金属のアミノアルコキサイドを含有する結合剤は、
特に好ましい硬化速度を示す。
実施例1 キシレン1500重量部に、攪拌下常温で、テトライソプ
ロポキシチタン284重量部を加え、順次、N−メチルエ
タノールアミンを75重量部とエチリシリケート40を1500
重量部更に加えることにより結合剤(A)を得た。
ロポキシチタン284重量部を加え、順次、N−メチルエ
タノールアミンを75重量部とエチリシリケート40を1500
重量部更に加えることにより結合剤(A)を得た。
上記結合剤(A)をガラス板上に塗布し、25℃相対湿
度60%の空気中に40分放置することにより乾燥したとこ
ろ、ガラス板上に硬くゲル化した透明膜が形成された。
度60%の空気中に40分放置することにより乾燥したとこ
ろ、ガラス板上に硬くゲル化した透明膜が形成された。
上記結合剤(A)1000重量部にジルコンフラワ#350
を5000重量部混合することによりスラリー(A1)と、同じ
く結合剤(A)にジルコンフラワ#200を4800重量部混
合することによりスラリー(A2)とをそれぞれ調製した。
を5000重量部混合することによりスラリー(A1)と、同じ
く結合剤(A)にジルコンフラワ#200を4800重量部混
合することによりスラリー(A2)とをそれぞれ調製した。
別途、水溶性尿素粉末を150〜170℃に加熱溶融し、金
型に流し込むことによって幅20mm、長さ100mm、厚さ10m
mの水溶性模型を成形した。更にサンディング用スタッ
コ材を用意し、先ずスラリー(A1)に模型を浸漬した後と
り上げ、サンディングを施して第1被覆層を形成させ乾
燥後、この第1層被覆を有する模型をスラリー(A2)に浸
漬した後とり上げ、再びサンディングを施した後乾燥す
ることにより第2被覆層を形成させた。同様にしてスラ
リー(A2)を用いて第3〜6被覆層を順次積層せしめ、最
後の第7被覆層は、スラリー(A2)に浸漬した後とり上げ
サンディングを施さずにそのまゝ乾燥することにより模
型上に累積被覆層を形成させた。
型に流し込むことによって幅20mm、長さ100mm、厚さ10m
mの水溶性模型を成形した。更にサンディング用スタッ
コ材を用意し、先ずスラリー(A1)に模型を浸漬した後と
り上げ、サンディングを施して第1被覆層を形成させ乾
燥後、この第1層被覆を有する模型をスラリー(A2)に浸
漬した後とり上げ、再びサンディングを施した後乾燥す
ることにより第2被覆層を形成させた。同様にしてスラ
リー(A2)を用いて第3〜6被覆層を順次積層せしめ、最
後の第7被覆層は、スラリー(A2)に浸漬した後とり上げ
サンディングを施さずにそのまゝ乾燥することにより模
型上に累積被覆層を形成させた。
上記累積被覆層形成におけるサンディングに用いたス
タッコ材、乾燥条件は第1表に示す。
タッコ材、乾燥条件は第1表に示す。
上記累積被覆層の形成を20回繰り返したが、いずれも
極めて良好に再現することができた。また、上記得られ
た被覆模型を25℃の水中に120分間浸漬することによ
り、模型は容易に溶出させることができ、累積被覆層か
らなる硬化物を水中からとり出し室温で乾燥することに
より容易に生鋳型を得ることができた。
極めて良好に再現することができた。また、上記得られ
た被覆模型を25℃の水中に120分間浸漬することによ
り、模型は容易に溶出させることができ、累積被覆層か
らなる硬化物を水中からとり出し室温で乾燥することに
より容易に生鋳型を得ることができた。
次いで、上記生鋳型からダイヤモンドカッターを用い
て切断により、10個の試験片をつくり、その内5個を生
鋳型の強度測定用としてそのまゝ抗折強度試験に供し、
残り5個については、1000℃の電気炉中1時間の焼成を
施した後常温まで放冷し焼成鋳型の強度測定用として抗
折強度試験に供した。測定の結果、生鋳型の抗折強度は
平均36.1kg/cm2であり、また焼成鋳型の抗折強度は平均
49.7kg/cm2であった。
て切断により、10個の試験片をつくり、その内5個を生
鋳型の強度測定用としてそのまゝ抗折強度試験に供し、
残り5個については、1000℃の電気炉中1時間の焼成を
施した後常温まで放冷し焼成鋳型の強度測定用として抗
折強度試験に供した。測定の結果、生鋳型の抗折強度は
平均36.1kg/cm2であり、また焼成鋳型の抗折強度は平均
49.7kg/cm2であった。
上記調製直後の結合剤(A)を密閉下室温にて3ケ月
間保存した後、上記と同様にしてガラス板上に被膜を形
成させたが、同様の良好な被膜が得られた。更に、上記
と同様にして鋳型をつくり、抗折強度を測定したとこ
ろ、生鋳型では35.8kg/cm2、焼成鋳型では52.0kg/cm2の
強度が得られ、結合剤(A)の保存安定性は極めて良好
であることが確認できた。
間保存した後、上記と同様にしてガラス板上に被膜を形
成させたが、同様の良好な被膜が得られた。更に、上記
と同様にして鋳型をつくり、抗折強度を測定したとこ
ろ、生鋳型では35.8kg/cm2、焼成鋳型では52.0kg/cm2の
強度が得られ、結合剤(A)の保存安定性は極めて良好
であることが確認できた。
実施例2 SiO2 30重量%の水性シリカゾルを結合剤(J)と
し、これを1000重量部とジルコンフラワ#200を3500重
量と界面活性剤0.3重量部と消泡剤0.03重量部とを均一
に混合することによりスラリー(J1)を調製した。別途、
実施例1と同様にして水溶性模型を成形した。
し、これを1000重量部とジルコンフラワ#200を3500重
量と界面活性剤0.3重量部と消泡剤0.03重量部とを均一
に混合することによりスラリー(J1)を調製した。別途、
実施例1と同様にして水溶性模型を成形した。
次いで、実施例1で調製したスラリー(A1)を用い、こ
れに上記水溶性模型を浸漬した後とり上げ、スタッコ材
ジルコンサンド#80でサンディングを施し、25℃相対湿
度60%の空気中で3時間乾燥することにより上記水溶性
模型上に第1被覆層を形成させた。引き続き、この第1
被覆層を有する模型を上記スラリー(J1)中に浸漬した後
とり上げ、上記と同じスタッコ材でサンディングを施し
た後、上記と同じ乾燥条件で乾燥することにより模型上
に第2被覆層を形成させた。引き続き、第3層目もスラ
リー(J1)中に浸漬した後とり上げ、スタッコ材として粒
径0.5mmのシャモットサンドでサンディングを施した
後、25℃相対湿度60%の空気中で24時間乾燥することに
より、水溶性尿素模型上に3層からなる累積被覆層を形
成させた。
れに上記水溶性模型を浸漬した後とり上げ、スタッコ材
ジルコンサンド#80でサンディングを施し、25℃相対湿
度60%の空気中で3時間乾燥することにより上記水溶性
模型上に第1被覆層を形成させた。引き続き、この第1
被覆層を有する模型を上記スラリー(J1)中に浸漬した後
とり上げ、上記と同じスタッコ材でサンディングを施し
た後、上記と同じ乾燥条件で乾燥することにより模型上
に第2被覆層を形成させた。引き続き、第3層目もスラ
リー(J1)中に浸漬した後とり上げ、スタッコ材として粒
径0.5mmのシャモットサンドでサンディングを施した
後、25℃相対湿度60%の空気中で24時間乾燥することに
より、水溶性尿素模型上に3層からなる累積被覆層を形
成させた。
得られた上記の被覆模型について、模型部分は水と接
触しないようにして被覆部分の約2/3を25℃の水中に10
分間浸漬した後とり出し、常温の空気中で48時間乾燥
し、被覆層表面を観察したが、羽毛状結晶は存在せず、
第1被覆層の耐水性が極めて優れることを認めた。
触しないようにして被覆部分の約2/3を25℃の水中に10
分間浸漬した後とり出し、常温の空気中で48時間乾燥
し、被覆層表面を観察したが、羽毛状結晶は存在せず、
第1被覆層の耐水性が極めて優れることを認めた。
また、別に、上記の被覆模型全体を25℃の水中に30分
間浸漬することにより模型を溶出させた後、累積被覆層
からなる硬化物をとり出し常温の空気中で48時間乾燥す
ることにより生鋳型を得た。次いで、この生鋳型を破壊
し、上記模型と接していた表面及びその反対側の第3被
覆層表面の状態を眼視観察した結果、いずれの表面も欠
陥のない一様な表面であることを認めた。指触テストの
結果、上記模型と接していた表面の硬度は充分に高いこ
とも認めた。
間浸漬することにより模型を溶出させた後、累積被覆層
からなる硬化物をとり出し常温の空気中で48時間乾燥す
ることにより生鋳型を得た。次いで、この生鋳型を破壊
し、上記模型と接していた表面及びその反対側の第3被
覆層表面の状態を眼視観察した結果、いずれの表面も欠
陥のない一様な表面であることを認めた。指触テストの
結果、上記模型と接していた表面の硬度は充分に高いこ
とも認めた。
実施例3 水溶性尿素粉末を金型中130〜140℃、圧力150kg/cm2
で成形することにより、水溶性模型を作り、これを、別
途水溶性ワックスから作った湯道及び湯口となる模型部
材に接着剤を用いてとりつけることによりツリーを作っ
た。
で成形することにより、水溶性模型を作り、これを、別
途水溶性ワックスから作った湯道及び湯口となる模型部
材に接着剤を用いてとりつけることによりツリーを作っ
た。
このツリーを前記実施例1で調製した3ケ月保存の結
合剤(A)を用いたスラリ(A1)に浸漬した後とり上げ、
スタッコ材のジルコンサンド#80でサンディングし、25
℃、相対湿度50%の空気中で3時間乾燥することによ
り、ツリー上に第1被覆層を形成させた。引き続き上記
第1被覆層を有するツリーを前記実施例3で調製したス
ラリー(J1)中に浸漬した後とり上げ、上記と同様にサン
ディング及び乾燥を行って第2被覆層を形成させた。順
次、スラリー(J2)を用いて第7被覆層まで積層した。乾
燥条件は第7被覆層の乾燥時間を48時間とした他は全て
上記と同じであり、サンディングに用いられたスタッコ
材は、第3及び第4被覆層形成には粒径0.5mmのシャモ
ットサンドを、第5及び第6の被覆層形成には粒径1.0m
mのシャモットサンド用い、また、第7被覆層の形成は
サンディングを施さずに乾燥することにより行った。被
覆模型の被覆層表面には前記結晶が見られなかった。
合剤(A)を用いたスラリ(A1)に浸漬した後とり上げ、
スタッコ材のジルコンサンド#80でサンディングし、25
℃、相対湿度50%の空気中で3時間乾燥することによ
り、ツリー上に第1被覆層を形成させた。引き続き上記
第1被覆層を有するツリーを前記実施例3で調製したス
ラリー(J1)中に浸漬した後とり上げ、上記と同様にサン
ディング及び乾燥を行って第2被覆層を形成させた。順
次、スラリー(J2)を用いて第7被覆層まで積層した。乾
燥条件は第7被覆層の乾燥時間を48時間とした他は全て
上記と同じであり、サンディングに用いられたスタッコ
材は、第3及び第4被覆層形成には粒径0.5mmのシャモ
ットサンドを、第5及び第6の被覆層形成には粒径1.0m
mのシャモットサンド用い、また、第7被覆層の形成は
サンディングを施さずに乾燥することにより行った。被
覆模型の被覆層表面には前記結晶が見られなかった。
上記により得られた被覆ツリーを沸騰水中に15分間浸
漬することにより脱模型し、累積被覆層からなる硬化物
をとり出し100℃の空気中で1時間乾かすことにより生
鋳型を得た。この生鋳型の内部表面は充分な硬度を有
し、肌荒れは全く見られなかった。次いで、この生鋳型
を電気中1000℃で2時間焼成することにより、焼成鋳
型を得たが、やはり欠陥は全く認められなかった。
漬することにより脱模型し、累積被覆層からなる硬化物
をとり出し100℃の空気中で1時間乾かすことにより生
鋳型を得た。この生鋳型の内部表面は充分な硬度を有
し、肌荒れは全く見られなかった。次いで、この生鋳型
を電気中1000℃で2時間焼成することにより、焼成鋳
型を得たが、やはり欠陥は全く認められなかった。
次いで、上記焼成鋳型に、JIS SCS 13の1650℃溶湯を
注いだ後自然冷却し、鋳型を破壊して除くことにより鋳
物を得た。表面平滑な寸法精度の高い鋳物が得られた。
注いだ後自然冷却し、鋳型を破壊して除くことにより鋳
物を得た。表面平滑な寸法精度の高い鋳物が得られた。
実施例4及び比較例1 実施例1と同様にして、下記重量比率組成の本発明結
合剤(B),(C),(D),(E)及び(F)と、比
較例結合剤(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)を調製し
た。但し、(ニ)はエチルシリケート40の加水分解液で
ある。
合剤(B),(C),(D),(E)及び(F)と、比
較例結合剤(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)を調製し
た。但し、(ニ)はエチルシリケート40の加水分解液で
ある。
(B)エチルシリケート ……1500 テトラn−ブトキシジルコニウム ……383 ジエタノールアミン ……210 キシレン ……1500 (C)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……142 N−2−アミノエチルエタノールアミン ……52 トルエン ……1500 (D)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……43 イソプロパノールアミン ……22 トルエン ……1500 (E)エチルシリケート40 ……1500 トリsec−ブトキシアルミニウム ……246 エタノールアミン ……61 キシレン ……1500 (F)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……454 ジエタノールアミン ……315 トルエン ……1500 (イ)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……284 N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン ……222 キシレン ……1500 (ロ)エチルシリケート40 ……1500 N−メチルエタノールアミン ……75 キシレン ……1500 (ハ)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……284 ベンジルアミン ……107 キシレン ……1500 (ニ)エチルシリケート40 ……748 エタノール ……183 0.4%塩酸 ……69 次いで、前記結合剤(A)と、上記(B)〜(F)
と、(イ)〜(ニ)の結合剤について、調製直後と室温
3ケ月密閉保存後に、ガラス板上に塗布した後25℃相対
湿度60%の空気中で乾燥させることによる硬化時間を測
定すると共に、乾燥中のアミン臭の有無をしらべた。更
に別に上記結合剤について、結合剤中に水溶性尿素模型
を24時間浸漬した後とり出し、模型表面の侵食有無を眼
視観察することによる模型溶解性を測定した。これらの
結果を第2表に示す。
トキシシラン ……222 キシレン ……1500 (ロ)エチルシリケート40 ……1500 N−メチルエタノールアミン ……75 キシレン ……1500 (ハ)エチルシリケート40 ……1500 テトライソプロポキシチタン ……284 ベンジルアミン ……107 キシレン ……1500 (ニ)エチルシリケート40 ……748 エタノール ……183 0.4%塩酸 ……69 次いで、前記結合剤(A)と、上記(B)〜(F)
と、(イ)〜(ニ)の結合剤について、調製直後と室温
3ケ月密閉保存後に、ガラス板上に塗布した後25℃相対
湿度60%の空気中で乾燥させることによる硬化時間を測
定すると共に、乾燥中のアミン臭の有無をしらべた。更
に別に上記結合剤について、結合剤中に水溶性尿素模型
を24時間浸漬した後とり出し、模型表面の侵食有無を眼
視観察することによる模型溶解性を測定した。これらの
結果を第2表に示す。
第2表の結果は、本発明の結合剤(A)〜(F)のい
ずれもが、安定性が良好であって、アミン臭を放たず、
尿素模型を溶解しないことを示している。
ずれもが、安定性が良好であって、アミン臭を放たず、
尿素模型を溶解しないことを示している。
比較例2 調製直後と室温3ケ月密閉保存後の結合剤(イ)を用
いて、実施例1と同様にして生鋳型及び焼成鋳型をつく
り、抗折強度を測定したところ、第3表に記載の結果を
得た。
いて、実施例1と同様にして生鋳型及び焼成鋳型をつく
り、抗折強度を測定したところ、第3表に記載の結果を
得た。
上表の結果と、実施例1の結果を対比すると、鋳型の
強度についても、従来の結合剤によれば保存によってか
なりの低下をもたらしたのに対し、本発明の結合剤によ
ると殆ど変化がなく、品質一定の鋳型の製造が可能であ
ることがわかる。
強度についても、従来の結合剤によれば保存によってか
なりの低下をもたらしたのに対し、本発明の結合剤によ
ると殆ど変化がなく、品質一定の鋳型の製造が可能であ
ることがわかる。
実施例5及び比較例3 実施例4及び比較例1で得られた結合剤(B),
(ロ),(ハ)及び(ニ)を用いて実施例2と同様の鋳
型作製試験を行った。
(ロ),(ハ)及び(ニ)を用いて実施例2と同様の鋳
型作製試験を行った。
上記鋳型の作製過程において、3層からなる累積被覆
層を有する乾燥後の被覆模型について、羽毛状結晶の存
否を観察したところ、結合剤(B)を用いて得られた実
施例のものには結晶が存在しなかったが、結合剤
(ロ)、(ハ)及び(ニ)を用いた比較例のものにはい
ずれにも羽毛状結晶が存し、耐水性不良であることを認
めた。
層を有する乾燥後の被覆模型について、羽毛状結晶の存
否を観察したところ、結合剤(B)を用いて得られた実
施例のものには結晶が存在しなかったが、結合剤
(ロ)、(ハ)及び(ニ)を用いた比較例のものにはい
ずれにも羽毛状結晶が存し、耐水性不良であることを認
めた。
また、実施例2と同様にして生鋳型を得た後これを破
壊して、模型と接していた被覆層表面の硬度及び性状を
しらべたところ、結合剤(B)を用いたものは全て、表
面硬度が高く、かつ表面に欠陥のないことを認めたが、
スラリー(G1)を用いたものは表面が柔かくかつ荒れてお
り、実用性に欠けることを認めた。
壊して、模型と接していた被覆層表面の硬度及び性状を
しらべたところ、結合剤(B)を用いたものは全て、表
面硬度が高く、かつ表面に欠陥のないことを認めたが、
スラリー(G1)を用いたものは表面が柔かくかつ荒れてお
り、実用性に欠けることを認めた。
上記比較例に対し実施例は、本発明の結合剤を用いる
ことによって水溶性模型に接する第1被覆層の耐水性が
著しく向上し、その上に水性シリカゲル結合剤を用いた
累積被覆層を形成させても、精密鋳造を可能ならしめる
鋳型が得られることを示している。
ことによって水溶性模型に接する第1被覆層の耐水性が
著しく向上し、その上に水性シリカゲル結合剤を用いた
累積被覆層を形成させても、精密鋳造を可能ならしめる
鋳型が得られることを示している。
実施例6及び比較例4 実施例2及び比較例1で調製した結合剤(B)、
(イ)及び(ロ)を用いて実施例3と同様にして鋳型の
作製及び鋳造試験を行った。
(イ)及び(ロ)を用いて実施例3と同様にして鋳型の
作製及び鋳造試験を行った。
結合剤(B)を用いた例では、鋳型の作製及び鋳造共
に良好であったが、結合剤(イ)及び(ロ)を用いた実
施例では、被覆模型に羽毛状結晶が存し、鋳造後得られ
た鋳物の表面には目立った肌荒れが観察された。
に良好であったが、結合剤(イ)及び(ロ)を用いた実
施例では、被覆模型に羽毛状結晶が存し、鋳造後得られ
た鋳物の表面には目立った肌荒れが観察された。
また、繰返しテストの結果、結合剤(B)を用いたも
のは再現性も良好であったが、結合剤(イ)を用いた比
較例では、全10個中1個の焼成鋳型は注湯時に破壊を起
し、結合剤(ロ)を用いた比較例では、全10個中5個の
焼成鋳型は注湯時に破壊を起した。
のは再現性も良好であったが、結合剤(イ)を用いた比
較例では、全10個中1個の焼成鋳型は注湯時に破壊を起
し、結合剤(ロ)を用いた比較例では、全10個中5個の
焼成鋳型は注湯時に破壊を起した。
(発明の効果) 本発明によると、アルキルシリケートとチタン、ジル
コニウム、錫、アルミニウム等のアミノアルコキサイド
を混合するのみで極めて簡易に改良された精密鋳型作製
用結合剤が得られる。本発明の結合剤は調節された一定
の硬化速度を有すると共に、その安定性が良好であるか
ら、長時間にわたる使用において品質一定の鋳型をつく
ることができる。特に尿素模型等水溶性模型上に鋳型を
つくるとき、模型表面の侵食が起らないので精密鋳型を
つくるのに適し、しかも鋳型をつくる作業において、環
境がアミン臭によって害されることは殆どない。
コニウム、錫、アルミニウム等のアミノアルコキサイド
を混合するのみで極めて簡易に改良された精密鋳型作製
用結合剤が得られる。本発明の結合剤は調節された一定
の硬化速度を有すると共に、その安定性が良好であるか
ら、長時間にわたる使用において品質一定の鋳型をつく
ることができる。特に尿素模型等水溶性模型上に鋳型を
つくるとき、模型表面の侵食が起らないので精密鋳型を
つくるのに適し、しかも鋳型をつくる作業において、環
境がアミン臭によって害されることは殆どない。
本発明の結合剤によると、模型表面上に被覆層をつく
る段階で空気中の水分を吸収しながら充分な乾燥硬化が
起り、その硬化体の強度は高く、脱模型を容易に行うこ
とができる。そしてこれを焼成することにより容易に焼
成鋳型を得ることができる。
る段階で空気中の水分を吸収しながら充分な乾燥硬化が
起り、その硬化体の強度は高く、脱模型を容易に行うこ
とができる。そしてこれを焼成することにより容易に焼
成鋳型を得ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 田崎 桂子 千葉県船橋市坪井町722番地1 日産化学 工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 林 芳郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 結城 勇 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−18250(JP,A) 特公 昭48−24932(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】チタン、ジルコニウム、錫若しくはアルミ
ニウムのアミノアルコキサイドから選ばれた1種又は2
種以上とアルキルシリケートを含有する精密鋳型作製用
結合剤。 - 【請求項2】アルキルシリケートとアミノアルコキサイ
ドの混合比率が、アルキルシリケートの珪素原子1モル
に対しアミノアルコキサイドの塩基性窒素原子0.01〜1.
0モルとなる比率である特許請求の範囲第(1)項に記
載の精密鋳型作製用結合剤。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177942A JPH0815636B2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 精密鋳型作製用結合剤 |
| EP87401765A EP0255441B1 (en) | 1986-07-29 | 1987-07-28 | Binder for manufacture of precision casting mold |
| DE8787401765T DE3762191D1 (de) | 1986-07-29 | 1987-07-28 | Bindemittel zur herstellung einer form fuer praezisionsgiessen. |
| US07/078,653 US4769075A (en) | 1986-07-29 | 1987-07-28 | Binder for manufacture of precision casting mold |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61177942A JPH0815636B2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 精密鋳型作製用結合剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6333142A JPS6333142A (ja) | 1988-02-12 |
| JPH0815636B2 true JPH0815636B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16039765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61177942A Expired - Fee Related JPH0815636B2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 精密鋳型作製用結合剤 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4769075A (ja) |
| EP (1) | EP0255441B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0815636B2 (ja) |
| DE (1) | DE3762191D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| US5232610A (en) * | 1989-09-15 | 1993-08-03 | Mclaughlin Timothy M | Mold element construction |
| US5433261A (en) * | 1993-04-30 | 1995-07-18 | Lanxide Technology Company, Lp | Methods for fabricating shapes by use of organometallic, ceramic precursor binders |
| US5641817A (en) * | 1993-04-30 | 1997-06-24 | Lanxide Technology Company, Lp | Methods for fabricating shapes by use of organometallic, ceramic precursor binders |
| JP3139918B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2001-03-05 | 株式会社キャディック・テクノロジ−・サ−ビス | 耐火物成形品の製造方法および耐火物成形品用バインダ |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2935522A (en) * | 1956-10-22 | 1960-05-03 | Kendall & Co | Organo-metallic titanium compounds |
| US2991299A (en) * | 1958-06-24 | 1961-07-04 | Univ Ohio State Res Found | Titanium trialkanolamine derivatives |
| GB996894A (en) * | 1962-06-06 | 1965-06-30 | Unilever Ltd | Production of refractory objects |
| US3920578A (en) * | 1968-06-12 | 1975-11-18 | Du Pont | Colloidal silica-based binder vehicles and gels |
| US3894572A (en) * | 1971-06-01 | 1975-07-15 | Du Pont | Process for forming a refractory laminate based on positive sols and refractory materials containing chemical setting agents |
| US4211567A (en) * | 1972-02-01 | 1980-07-08 | Dynamit Nobel Aktiengesellschaft | Process for the manufacture of refractory ceramic products |
| US4159204A (en) * | 1972-02-01 | 1979-06-26 | Dynamit Nobel Aktiengesellschaft | Process for the manufacture of refractory ceramic products |
| US4204872A (en) * | 1974-07-18 | 1980-05-27 | Stauffer Chemical Company | Preparation of high temperature shell molds |
| CH594455A5 (ja) * | 1975-03-17 | 1978-01-13 | Sulzer Ag | |
| US4396430A (en) * | 1981-02-04 | 1983-08-02 | Ralph Matalon | Novel foundry sand binding compositions |
| US4522958A (en) * | 1983-09-06 | 1985-06-11 | Ppg Industries, Inc. | High-solids coating composition for improved rheology control containing chemically modified inorganic microparticles |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP61177942A patent/JPH0815636B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1987
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