JPH0815656B2 - ろう付方法 - Google Patents

ろう付方法

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JPH0815656B2
JPH0815656B2 JP2327464A JP32746490A JPH0815656B2 JP H0815656 B2 JPH0815656 B2 JP H0815656B2 JP 2327464 A JP2327464 A JP 2327464A JP 32746490 A JP32746490 A JP 32746490A JP H0815656 B2 JPH0815656 B2 JP H0815656B2
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JP
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brazing
copper
brazed
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pump
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敏邦 草野
伊藤  公一
昌彦 佐藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は自動車、産業用車両等に使用される複数の鋼
板よりなる製品のろう付に関するものである。
(従来技術) 本発明に係る従来技術としては、銅、銀、黄銅、ニツ
ケルなどのろう付方法に於いて、そのろう材の供給方法
として、ペーストろう、プリフオームろう、銅メツキ
法、銅クラツド法がある。
圧延鋼板よりプレス成形される自動車用トルクコンバ
ータポンプは銅ろう材を使用し羽根(ブレード)をシエ
ルポンプアウタとコアポンプインナーにろう付けをして
おり、トルクコンバータの銅ろう付は各部品を組付けた
のちに接合部位にペースト銅ろう、ヘアピン形状のプリ
フオームろうをセツトしたのちに、無酸化雰囲気の連続
炉のメシツユベルト上に載せて予備加熱、本加熱を経て
1090℃〜1150℃でろう付を行いその後300℃まで徐冷し
て炉外に出してろう接合を行つている。
又銅メツキ法、銅クラッド法ではあらかじめ銅をメツ
キ、あるいはクラツドした鋼板よりブレードを成形しそ
のブレードをシエルポンプアウターならびにコアポンプ
インナーに組付けて前記と同様に連続炉でろう付するも
のである。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記ペースろう、プリフオームろうではろう材
をろう付が必要な部位にセツトする必要があるが、複雑
形状でろう付部位が多くなるとその工数が増加するとい
う問題があり、一方ろう付が必要な部位にあらかじめメ
ツキ、クラツドにて銅を付加しておく方法はろう材をセ
ツトする必要はないがメツキやクラッドに要するコスト
が高いので、前記ペーストろう材、プリフオームろう材
を使用する場合よりもコストアツプになる。
又銅ろう付をする一般的な連続ろう付炉は銅の融点が
1083℃と高いために設備としては加熱ゾーンが5〜6mと
長く大きいものとなつている。
更にベース銅ろう、プリフオーム銅ろうでは、トクク
コンバータポンプのように接合部位が多い場合にはろう
材をセツトする工数が多くなり、銅をメツキ、クラツド
する方法はセツトする工数は不要であるが、メツキの場
合ろう付に必要な膜厚40μmを確保するのに過大な工数
がかかりコストアツプとなる。
クラツドは厚膜化は容易であるが、ブレードを成形後
クラツドはできないもので、粗形材でしかできず歩留ま
りが著しく悪いという問題点がある。
本発明はトルクコンバーターポンプのような鋼板をろ
う付する方法に於いて、ろう材の供給を容易とし、更に
ろう付炉の加熱ゾーンを少なくすることを技術的課題と
するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 課題を解決するために講じた技術的手段は次のようで
ある。
複数の鋼板を被ろう付品とし、該被ろう付品の接合部
位をろう付する方法において、前記接合部位に銅ろうを
アークまたはプラズマにより溶射して、当該溶射被膜に
より前記接合部位をろう付することを特徴とするろう付
方法。
更に、上記のろう付方法において、被ろう付品をろう
付する前に高周波誘導加熱で前記被ろう付品を予備加熱
するろう付方法である。
(作用) 高周波誘導加熱により予め組み付けられた状態で複数
の鋼板を回転させながら外側から加熱し、更にアークま
たはプラズマ溶射により溶融銅粒子を製品に付着せしめ
ることにより、製品の温度が高くなり銅ろうの付着力も
大きくなり、然も予備加熱後ろう付することにより効率
的なろう付を行うことができる。
(実施例) 以下実施例について説明する。
第1図のAは被ろう付品として複数の鋼板より形成さ
れる自動車用トルクコンバータポンプの1部を示すもの
で、1はシエルポンプアウター、2はコアポンプインナ
ー、3はブレード、4はコアカシメ部、5は銅ろう付部
であり、トルクコンバータの材質はすべて圧延鋼板でプ
レス成形されている。
第2図のBはトルクコンバータポンプAのプラズマ
(アーク)溶射装置で11はプラズマ溶射、12は溶解銅粒
子、13は高周波誘導加熱コイル、14は回転軸である。
被ろう付品Aを100γpmで回転させ高周波誘導加熱コ
イルでシエルポンプアウタ1を急速予備加熱する。(20
kw、周波数400KHZ、45秒で400℃)、その予備加熱時に
プラズマ溶射またはアーク溶射で接合部位に銅ろうを付
着せしめる。これらを別工程すなわち銅ろうを付着せし
めたのち予備加熱を行つても差し支えない。
しかし同時に行つた方が熱効率、ワークの温度均一化
の点で有利である。
これは高周波誘導加熱はシエルポンプアウター1を直
接加熱するものであり、ブレードならびにコアポンプイ
ンナの温度上昇はシエルポンプアウターからの熱伝達で
しかなく、これだけではブレードとシエルポンプアウタ
ーでは50℃の温度差を生じる。
しかしながらこの時コアポンプインナー側からプラズ
マ溶射により飛来する溶融銅粒子を付着せしめることに
よつてコアポンプインナー、ブレードが加熱されるので
被ろう付品全体が均一温度になるのである。このことは
シエルポンプアウターからの加熱を抑えることもできる
ので低入熱で容易に所定の温度まで到達しうるのであ
る。そして均一温度である歪みも小さくなる。
又被ろう付品の温度が高いので銅ろう付着力も大きく
なるので剥離しにくいものである。
プラズマ溶射、アーク溶射による銅ろうの被ろう付品
への供給する方法は被ろう付品を回転させるだけで100
μmの膜厚が得られるもので、殆ど工数を必要とせず高
効率で銅ろうを供給させることができる。
第4図は従来のトルクコンバータの銅ろう付のヒート
パターンを示し、第3図の本実施例のトルクコンバータ
の銅ろう付のヒートパターンを示したもので、第3図の
様に高周波誘導加熱で400℃まで急速予備加熱すること
により連続炉で容易にろう付温度により加熱することが
できるので、加熱ゾーンの長さを半減することができ
る。
今回の実施例では400℃まで予備加熱したが500℃まで
加熱してもよい、然しそれ以上では歪みの増大ならびに
酸化スケールが付着するので好ましくないものである。
本実施例はトルクコンバーターポンプのろう付につい
ての例であるが、産業車両、家電品等の鋼板のろう付に
実施できるものである。
(発明の効果) 本発明は次の効果を有する。すなわち、 (1)アークまたはプラズマ溶射による銅ろう供給によ
り、銅ろう付部位が多くても容易にろう材を供給でき、
ろう材のセット工数を低減できる (2)メッキ法よりも容易に厚膜化できるので工数が低
減できる、又クラツド法は複数の鋼板を成形する前の素
材の段階でしかできないが、本方法は成形後も容易にで
きるので材料歩留まりが向上する。
(3)高周波誘導加熱により被ろう付品を急速予備加熱
することよりろう付炉が小型化し、安価となると共スペ
ースなどが低減できる。
(4)溶射時に被ろう付品が100℃近く温度上昇するの
で、高周波誘導加熱の予備加熱と同時に行うことにより
熱効率が良くなる。
(5)予備加熱時に銅ろうを溶射することにより、被ろ
う付品の溶射部位の温度が200〜300℃まで上がつている
のでろうの付着が上昇し剥離しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)はトルクコンバーターポンプの一部破断
した平面図で、(b)は断面図、第2図はプラズマ溶射
装置の簡略した説明図、第3図は本実施例のトルクコン
バータポンプの銅ろう付のヒートパターン図、第4図は
従来例のトルクコンバーターポンプの銅ろう付ヒートパ
ターン図である。 A……トルクコンバーターポンプ、1……トルクコンバ
ーターアウターケース、3……ブレード、5……銅ろう
付部、11……プラズマ溶射。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−265185(JP,A) 特開 昭63−104780(JP,A) 特開 昭59−150662(JP,A) 特開 昭58−221670(JP,A) 特開 平1−133671(JP,A) 実開 昭63−11166(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鋼板を被ろう付品とし、前記被ろう
    付品の接合部位をろう付する方法において、 前記接合部位に銅ろうをアークまたはプラズマにより溶
    射し、当該容射被膜により前記接合部位をろう付するこ
    とを特徴とするろう付方法。
  2. 【請求項2】請求項1のろう付方法において、 前記接合部位をろう付する前に高周波誘導加熱で前記被
    ろう付品を予備加熱するろう付方法。
JP2327464A 1990-11-27 1990-11-27 ろう付方法 Expired - Fee Related JPH0815656B2 (ja)

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