JPH08157152A - エレベーターの制御装置 - Google Patents
エレベーターの制御装置Info
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- JPH08157152A JPH08157152A JP6299573A JP29957394A JPH08157152A JP H08157152 A JPH08157152 A JP H08157152A JP 6299573 A JP6299573 A JP 6299573A JP 29957394 A JP29957394 A JP 29957394A JP H08157152 A JPH08157152 A JP H08157152A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベーター巻上用の誘導電動機をインバー
タで駆動する場合、平滑コンデンサの静電容量の低下を
速やかに検出する。 【構成】 直流電圧検出回路(17)は平滑コンデンサ(3)
によって平滑された直流電圧を検出して制御回路(5)へ
送出する。制御回路(5)は直流電圧に含まれるリプル電
圧が大きくなると、平滑コンデンサ(3)の静電容量が低
下したと判定する。
タで駆動する場合、平滑コンデンサの静電容量の低下を
速やかに検出する。 【構成】 直流電圧検出回路(17)は平滑コンデンサ(3)
によって平滑された直流電圧を検出して制御回路(5)へ
送出する。制御回路(5)は直流電圧に含まれるリプル電
圧が大きくなると、平滑コンデンサ(3)の静電容量が低
下したと判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータを介して
誘導電動機により駆動されるエレベーターを制御する装
置に関するものである。
誘導電動機により駆動されるエレベーターを制御する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交流電源から供給される交流をコンバー
タで直流に変換し、これを平滑コンデンサで平滑し、こ
の平滑された直流をインバータで任意の電圧及び周波数
の交流に変換して誘導電動機を駆動してエレベーターの
かごを昇降させるようにしたものがある。図8は例えば
特公昭62−60349号公報に示された上記従来のエ
レベーターの制御装置を示す構成図である。
タで直流に変換し、これを平滑コンデンサで平滑し、こ
の平滑された直流をインバータで任意の電圧及び周波数
の交流に変換して誘導電動機を駆動してエレベーターの
かごを昇降させるようにしたものがある。図8は例えば
特公昭62−60349号公報に示された上記従来のエ
レベーターの制御装置を示す構成図である。
【0003】図において、R、S、Tは三相交流電源、
(1)は交流電源R、S、Tを投入又は遮断する電源スイ
ッチ、(2)は電源スイッチ(1)に接続されサイリスタで構
成され交流を直流に変換するコンバータ、(3)はコンバ
ータ(2)の直流側に接続された平滑コンデンサ、(4)は平
滑コンデンサ(3)に接続されトランジスタ及びダイオー
ドにより構成され直流を任意の電圧及び周波数の交流に
変換するインバータ、(5)はコンバータ(2)及びインバー
タ(4)を制御する制御回路である。
(1)は交流電源R、S、Tを投入又は遮断する電源スイ
ッチ、(2)は電源スイッチ(1)に接続されサイリスタで構
成され交流を直流に変換するコンバータ、(3)はコンバ
ータ(2)の直流側に接続された平滑コンデンサ、(4)は平
滑コンデンサ(3)に接続されトランジスタ及びダイオー
ドにより構成され直流を任意の電圧及び周波数の交流に
変換するインバータ、(5)はコンバータ(2)及びインバー
タ(4)を制御する制御回路である。
【0004】(6)はインバータ(4)の交流側に接続された
巻上用の三相誘導電動機、(7)は電動機(6)により駆動さ
れる駆動綱車、(8)は駆動綱車(7)に巻き掛けられた主索
で、その両端にそれぞれかご(9)及びつり合おもり(10)
が結合されている。
巻上用の三相誘導電動機、(7)は電動機(6)により駆動さ
れる駆動綱車、(8)は駆動綱車(7)に巻き掛けられた主索
で、その両端にそれぞれかご(9)及びつり合おもり(10)
が結合されている。
【0005】(11)は電源スイッチ(1)に接続された整流
回路で、その直流側の一方は平滑コンデンサ(3)の一端
に接続されている。(12)は整流回路(11)の直流側の他方
に接続された抵抗、(13)は抵抗(12)と平滑コンデンサ
(3)の他端に接続され、電源スイッチ(1)が投入されてか
ら一定時間だけ閉成する電磁接触器接点、(14)は平滑コ
ンデンサ(3)の両端に接続され平滑コンデンサ(3)の充電
時間を測定し、それに相当する出力を制御回路(5)へ送
出する充電時間測定回路である。
回路で、その直流側の一方は平滑コンデンサ(3)の一端
に接続されている。(12)は整流回路(11)の直流側の他方
に接続された抵抗、(13)は抵抗(12)と平滑コンデンサ
(3)の他端に接続され、電源スイッチ(1)が投入されてか
ら一定時間だけ閉成する電磁接触器接点、(14)は平滑コ
ンデンサ(3)の両端に接続され平滑コンデンサ(3)の充電
時間を測定し、それに相当する出力を制御回路(5)へ送
出する充電時間測定回路である。
【0006】従来のエレベーターの制御装置は上記のよ
うに構成され、電源スイッチ(1)が投入されると、交流
電源R、S、Tの交流はコンバータ(2)で直流に変換さ
れ、平滑コンデンサ(3)により平滑されてインバータ(4)
に供給される。インバータ(4)は供給された直流を可変
電圧・可変周波数の交流に変換し、それを電動機(6)に供
給する。これらは制御回路(5)によって制御される。こ
れで、電動機(6)は駆動され、かご(9)は昇降する。
うに構成され、電源スイッチ(1)が投入されると、交流
電源R、S、Tの交流はコンバータ(2)で直流に変換さ
れ、平滑コンデンサ(3)により平滑されてインバータ(4)
に供給される。インバータ(4)は供給された直流を可変
電圧・可変周波数の交流に変換し、それを電動機(6)に供
給する。これらは制御回路(5)によって制御される。こ
れで、電動機(6)は駆動され、かご(9)は昇降する。
【0007】一方、電源スイッチ(1)が投入されると、
接点(13)は一定時間(平滑コンデンサ(3)が充電される
までの時間)閉成する。これで平滑コンデンサ(3)は抵
抗(12)を通じて充電を開始し、その充電電圧は、平滑コ
ンデンサ(3)の静電容量と抵抗(12)の抵抗値によって定
まる時定数に従って漸増する。この間、コンバータ(2)
及びインバータ(2)及びインバータ(4)は動作させないよ
うにしている。
接点(13)は一定時間(平滑コンデンサ(3)が充電される
までの時間)閉成する。これで平滑コンデンサ(3)は抵
抗(12)を通じて充電を開始し、その充電電圧は、平滑コ
ンデンサ(3)の静電容量と抵抗(12)の抵抗値によって定
まる時定数に従って漸増する。この間、コンバータ(2)
及びインバータ(2)及びインバータ(4)は動作させないよ
うにしている。
【0008】ここで、充電時間測定回路(14)は、平滑コ
ンデンサ(3)の充電時間を測定する。制御回路(5)は上記
充電時間を監視し、それが所定時間よりも短いことが検
出されると異常信号を発する。この異常信号により、か
ご(9)が正常なサービスができなくなる前に、平滑コン
デンサ(3)を交換する処置が可能となるようにしてい
る。
ンデンサ(3)の充電時間を測定する。制御回路(5)は上記
充電時間を監視し、それが所定時間よりも短いことが検
出されると異常信号を発する。この異常信号により、か
ご(9)が正常なサービスができなくなる前に、平滑コン
デンサ(3)を交換する処置が可能となるようにしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの制御装置は、電源スイッチ(1)を投入する
ことによって平滑コンデンサ(3)の充電を開始するよう
にしているため、平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下
を検出するには、エレベーターの定期点検時に保守員が
電源スイッチ(1)を投入して実施される。そのため、速
やかに平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下を検出する
ことはできないという問題点がある。
レベーターの制御装置は、電源スイッチ(1)を投入する
ことによって平滑コンデンサ(3)の充電を開始するよう
にしているため、平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下
を検出するには、エレベーターの定期点検時に保守員が
電源スイッチ(1)を投入して実施される。そのため、速
やかに平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下を検出する
ことはできないという問題点がある。
【0010】したがって、定期点検後に平滑コンデンサ
(3)が急速に静電容量の低下を起こしたような場合に
は、エレベーターの運転制御に悪影響を及ぼし、最悪の
場合乗客をかご内に閉じ込めてしまうことがあるという
問題点がある。
(3)が急速に静電容量の低下を起こしたような場合に
は、エレベーターの運転制御に悪影響を及ぼし、最悪の
場合乗客をかご内に閉じ込めてしまうことがあるという
問題点がある。
【0011】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、電源スイッチの操作をすることなく、速
やかに平滑コンデンサの静電容量の低下を検出し、安全
を確保できるようにしたエレベーターの制御装置を提供
することを目的とする。
されたもので、電源スイッチの操作をすることなく、速
やかに平滑コンデンサの静電容量の低下を検出し、安全
を確保できるようにしたエレベーターの制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの制御装置は、平滑された直流電圧を検
出する直流電圧検出回路と、検出された直流電圧に含ま
れるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電
容量の低下を判定する容量低下判定手段とを備えたもの
である。
るエレベーターの制御装置は、平滑された直流電圧を検
出する直流電圧検出回路と、検出された直流電圧に含ま
れるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電
容量の低下を判定する容量低下判定手段とを備えたもの
である。
【0013】また、第2発明に係るエレベーターの制御
装置は、第1発明のものに加えて、容量低下判定手段が
かごの運転中に動作した場合にかごの停止後再起動を阻
止する再起動阻止手段を設けたものである。
装置は、第1発明のものに加えて、容量低下判定手段が
かごの運転中に動作した場合にかごの停止後再起動を阻
止する再起動阻止手段を設けたものである。
【0014】また、第3発明に係るエレベーターの制御
装置は、第1発明のものにおいて、エレベーターの設置
直後に検出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
を記憶する初期リプル電圧記憶手段と、記憶したリプル
電圧の大きさと、現在検出した直流電圧に含まれるリプ
ル電圧の大きさとを比較して、平滑コンデンサの静電容
量の低下を判定する容量低下判定手段を備えたものであ
る。
装置は、第1発明のものにおいて、エレベーターの設置
直後に検出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
を記憶する初期リプル電圧記憶手段と、記憶したリプル
電圧の大きさと、現在検出した直流電圧に含まれるリプ
ル電圧の大きさとを比較して、平滑コンデンサの静電容
量の低下を判定する容量低下判定手段を備えたものであ
る。
【0015】また、第4発明に係るエレベーターの制御
装置は、インバータの直流側又は交流側に接続された負
荷に直流を通電する直流通電手段と、第1発明の直流電
圧検出回路及び容量低下判定手段とを備えたものであ
る。
装置は、インバータの直流側又は交流側に接続された負
荷に直流を通電する直流通電手段と、第1発明の直流電
圧検出回路及び容量低下判定手段とを備えたものであ
る。
【0016】また、第5発明に係るエレベーターの制御
装置は、第4発明の直流通電手段を、誘導電動機に直流
を通電する構成としたものである。
装置は、第4発明の直流通電手段を、誘導電動機に直流
を通電する構成としたものである。
【0017】また、第6発明に係るエレベーターの制御
装置は、インバータの直流側に誘導電動機からの回生電
力を消費させる抵抗を接続し、第4発明の直流通電手段
を、上記抵抗に直流を通電する構成としたものである。
装置は、インバータの直流側に誘導電動機からの回生電
力を消費させる抵抗を接続し、第4発明の直流通電手段
を、上記抵抗に直流を通電する構成としたものである。
【0018】また、第7発明に係るエレベーターの制御
装置は、コンバータの交流側の電圧及び直流側の電圧を
検出し、この両電圧の減算値を演算する電圧減算回路
と、演算された減算値に基づいて平滑コンデンサの静電
容量の低下を判定する容量低下判定手段とを備えたもの
である。
装置は、コンバータの交流側の電圧及び直流側の電圧を
検出し、この両電圧の減算値を演算する電圧減算回路
と、演算された減算値に基づいて平滑コンデンサの静電
容量の低下を判定する容量低下判定手段とを備えたもの
である。
【0019】また、第8発明に係るエレベーターの制御
装置は、検出された直流電圧から交流電源の周波数によ
って定まる周波数帯域の電圧成分を検出する直流電圧成
分検出回路と、検出された電圧成分によって平滑コンデ
ンサの静電容量の低下を判定する容量低下判定手段とを
備えたものである。
装置は、検出された直流電圧から交流電源の周波数によ
って定まる周波数帯域の電圧成分を検出する直流電圧成
分検出回路と、検出された電圧成分によって平滑コンデ
ンサの静電容量の低下を判定する容量低下判定手段とを
備えたものである。
【0020】また、第9発明に係るエレベーターの制御
装置は、第1発明のものにおいて、かご内負荷を検出す
る負荷検出器を設け、容量低下判定手段を、負荷検出器
が無負荷を検出すると、直流電圧検出回路で検出された
直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさによって平滑コ
ンデンサの静電容量の低下を判定する構成としたもので
ある。
装置は、第1発明のものにおいて、かご内負荷を検出す
る負荷検出器を設け、容量低下判定手段を、負荷検出器
が無負荷を検出すると、直流電圧検出回路で検出された
直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさによって平滑コ
ンデンサの静電容量の低下を判定する構成としたもので
ある。
【0021】
【作用】この発明の第1発明においては、直流電圧を検
出し、これに含まれるリプル電圧の大きさによって平滑
コンデンサの静電容量の低下を判定するようにしたた
め、人為操作を伴うことなく静電容量の低下が判定され
る。
出し、これに含まれるリプル電圧の大きさによって平滑
コンデンサの静電容量の低下を判定するようにしたた
め、人為操作を伴うことなく静電容量の低下が判定され
る。
【0022】また、第2発明においては、かごの運転中
に平滑コンデンサの静電容量の低下が判定されると、か
ごの停止後再起動を阻止するようにしたため、異常が顕
在化する前にかごの走行が阻止される。
に平滑コンデンサの静電容量の低下が判定されると、か
ごの停止後再起動を阻止するようにしたため、異常が顕
在化する前にかごの走行が阻止される。
【0023】また、第3発明においては、エレベーター
の設置直後の直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
と、現在検出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大き
さとを比較して、平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたため、電源インピーダンスの影響を受
けることなく静電容量の低下が判定される。
の設置直後の直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
と、現在検出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大き
さとを比較して、平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたため、電源インピーダンスの影響を受
けることなく静電容量の低下が判定される。
【0024】また、第4発明においては、インバータに
接続された負荷に直流を通電して直流電圧を検出し、こ
れに含まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデン
サの静電容量の低下を判定するようにしたため、かごを
走行させることなく静電容量の低下が判定される。
接続された負荷に直流を通電して直流電圧を検出し、こ
れに含まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデン
サの静電容量の低下を判定するようにしたため、かごを
走行させることなく静電容量の低下が判定される。
【0025】また、第5発明においては、誘導電動機に
直流を通電して直流電圧を検出し、これに含まれるリプ
ル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低
下を判定するようにしたため、かごを走行させることな
く静電容量の低下が判定される。
直流を通電して直流電圧を検出し、これに含まれるリプ
ル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低
下を判定するようにしたため、かごを走行させることな
く静電容量の低下が判定される。
【0026】また、第6発明においては、回生電力消費
用の抵抗に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含
まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静
電容量の低下を判定するようにしたため、かごを走行さ
せることなく静電容量の低下が判定される。
用の抵抗に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含
まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静
電容量の低下を判定するようにしたため、かごを走行さ
せることなく静電容量の低下が判定される。
【0027】また、第7発明においては、交流電源電圧
と直流電圧の減算値に基づいて平滑コンデンサの静電容
量の低下を判定するようにしたため、上記減算値は直流
電圧に含まれるリプル電圧の増減によって変化する。
と直流電圧の減算値に基づいて平滑コンデンサの静電容
量の低下を判定するようにしたため、上記減算値は直流
電圧に含まれるリプル電圧の増減によって変化する。
【0028】また、第8発明においては、直流電圧から
交流電源の周波数によって定まる周波数帯域の電圧成分
を検出して平滑コンデンサの静電容量の低下を判定する
ようにしたため、上記周波数帯域の電圧成分は直流電圧
に含まれるリプル電圧の増減により変化する。
交流電源の周波数によって定まる周波数帯域の電圧成分
を検出して平滑コンデンサの静電容量の低下を判定する
ようにしたため、上記周波数帯域の電圧成分は直流電圧
に含まれるリプル電圧の増減により変化する。
【0029】また、第9発明においては、かご内が無負
荷のとき、検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の
大きさによって、平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたため、同一負荷条件下で静電容量の低
下が判定される。
荷のとき、検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の
大きさによって、平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたため、同一負荷条件下で静電容量の低
下が判定される。
【0030】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1発明の一実施
例を示す図で、図1は構成図、図2は電圧波形図であ
り、従来装置と同様の部分は同一符号で示す(以下の実
施例も同じ)。図1において、(15)は電源スイッチ(1)
に接続された力率改善用リアクタ、(16)はリアクタ(15)
に接続され交流を直流に変換するコンバータ、(17)は平
滑コンデンサ(3)の両端に接続された直流電圧検出回
路、(18)は回生電力消費用の抵抗、(19)はスイッチング
用半導体素子で、両者は直列に接続されてコンバータ
(4)の直流側に接続されている。
例を示す図で、図1は構成図、図2は電圧波形図であ
り、従来装置と同様の部分は同一符号で示す(以下の実
施例も同じ)。図1において、(15)は電源スイッチ(1)
に接続された力率改善用リアクタ、(16)はリアクタ(15)
に接続され交流を直流に変換するコンバータ、(17)は平
滑コンデンサ(3)の両端に接続された直流電圧検出回
路、(18)は回生電力消費用の抵抗、(19)はスイッチング
用半導体素子で、両者は直列に接続されてコンバータ
(4)の直流側に接続されている。
【0031】次に、実施例1の動作を説明する。電源ス
イッチ(1)が投入されると、交流電源R、Sの交流はコ
ンバータ(16)で直流に変換され、平滑コンデンサ(3)に
より平滑されてインバータ(4)に供給される。インバー
タ(4)は供給された直流を交流に変換して電動機(6)に供
給する。これらは制御回路(5)によって制御される。こ
れで、電動機(6)は駆動され、かご(9)は昇降する。
イッチ(1)が投入されると、交流電源R、Sの交流はコ
ンバータ(16)で直流に変換され、平滑コンデンサ(3)に
より平滑されてインバータ(4)に供給される。インバー
タ(4)は供給された直流を交流に変換して電動機(6)に供
給する。これらは制御回路(5)によって制御される。こ
れで、電動機(6)は駆動され、かご(9)は昇降する。
【0032】一方、直流電圧検出回路(17)は、平滑コン
デンサ(3)によって平滑された直流電圧を検出し、制御
回路(5)へ送出する。また、電動機(6)が回生運転時に回
生される電力は、制御回路(5)の動作により、インバー
タ(4)で直流に変換される。このとき、制御回路(5)は半
導体素子(19)をオンして、上記回生電力を抵抗(18)を通
じて消費させる。
デンサ(3)によって平滑された直流電圧を検出し、制御
回路(5)へ送出する。また、電動機(6)が回生運転時に回
生される電力は、制御回路(5)の動作により、インバー
タ(4)で直流に変換される。このとき、制御回路(5)は半
導体素子(19)をオンして、上記回生電力を抵抗(18)を通
じて消費させる。
【0033】さて、平滑コンデンサ(3)によって平滑さ
れた直流電圧は、かご(9)が停止しており、ほとんど直
流電力が消費されなければ、図2に示す電圧Vdのよう
に、リプル電圧を含まない直流電圧に保たれる。次に、
かご(9)の走行によって直流電力が消費されれば、リア
クタ(15)と平滑コンデンサ(3)のインピーダンスによっ
て、電圧Vd1のように、直流電圧はリプル電圧を含ん
だ波形となる。ここで、平滑コンデンサ(3)の静電容量
が低下した場合、更にリプル電圧は大きくなり、電圧V
d2で示すような波形となる。これらの波形の最も電圧
の低下した値を、それぞれV1、V2とする。
れた直流電圧は、かご(9)が停止しており、ほとんど直
流電力が消費されなければ、図2に示す電圧Vdのよう
に、リプル電圧を含まない直流電圧に保たれる。次に、
かご(9)の走行によって直流電力が消費されれば、リア
クタ(15)と平滑コンデンサ(3)のインピーダンスによっ
て、電圧Vd1のように、直流電圧はリプル電圧を含ん
だ波形となる。ここで、平滑コンデンサ(3)の静電容量
が低下した場合、更にリプル電圧は大きくなり、電圧V
d2で示すような波形となる。これらの波形の最も電圧
の低下した値を、それぞれV1、V2とする。
【0034】ここで、かご(9)の走行条件、すなわち消
費される消費電力の大きさによって、直流電圧に含まれ
るリプルの大きさが変動するため、リプル電圧の大きさ
によって、平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下を検出
できる。すなわち、インバータ(4)の出力が特定値のと
きに、直流電圧検出回路(17)を介して、図2の電圧Vd
2の波形から、最も低下した電圧V2を検出し、その値が
規定値よりも低下しているかを判断し、低下していれば
平滑コンデンサ(3)の静電容量が低下したと判定する。
費される消費電力の大きさによって、直流電圧に含まれ
るリプルの大きさが変動するため、リプル電圧の大きさ
によって、平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下を検出
できる。すなわち、インバータ(4)の出力が特定値のと
きに、直流電圧検出回路(17)を介して、図2の電圧Vd
2の波形から、最も低下した電圧V2を検出し、その値が
規定値よりも低下しているかを判断し、低下していれば
平滑コンデンサ(3)の静電容量が低下したと判定する。
【0035】このようにして、人為操作を伴うことな
く、静電容量の低下が速やかに判定され、常時又は比較
的短い時間間隔で平滑コンデンサ(3)の静電容量の変化
を監視することが可能となる。ここで、制御回路(5)は
容量低下判定手段を構成する。また、実施例1では平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下を判定するものとした
が、その結果により警報を発するように構成することも
容易である。
く、静電容量の低下が速やかに判定され、常時又は比較
的短い時間間隔で平滑コンデンサ(3)の静電容量の変化
を監視することが可能となる。ここで、制御回路(5)は
容量低下判定手段を構成する。また、実施例1では平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下を判定するものとした
が、その結果により警報を発するように構成することも
容易である。
【0036】実施例2.実施例2は、この発明の第2発
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用する。
この実施例は、かご(9)の運転中に、制御回路(5)が平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下を判定すると、かご(9)
の停止後、制御回路(5)はインバータ(4)を制御して、か
ご(9)の再起動を阻止するようにしたものである。
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用する。
この実施例は、かご(9)の運転中に、制御回路(5)が平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下を判定すると、かご(9)
の停止後、制御回路(5)はインバータ(4)を制御して、か
ご(9)の再起動を阻止するようにしたものである。
【0037】すなわち、平滑コンデンサ(3)の静電容量
の低下は、平滑コンデンサ(3)の故障の前兆であるが、
異常が顕在化する前にかご(9)を走行させないようにし
て、乗客をかご(9)内に閉じ込めてしまうことを防止す
ることが可能となる。ここで、制御回路(5)は再起動阻
止手段を構成する。
の低下は、平滑コンデンサ(3)の故障の前兆であるが、
異常が顕在化する前にかご(9)を走行させないようにし
て、乗客をかご(9)内に閉じ込めてしまうことを防止す
ることが可能となる。ここで、制御回路(5)は再起動阻
止手段を構成する。
【0038】実施例3.実施例3は、この発明の第3発
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用する。
この実施例は、エレベーターの設置直後に、平滑コンデ
ンサ(3)の静電容量の低下のない状態の直流電圧Vdか
ら、最も低下した電圧V1を制御回路(5)に記憶する。そ
の後、適宜検出される電圧V2と比較し、その差電圧V1
−V2が規定値以上になったとき、平滑コンデンサ(3)の
静電容量が低下したと判断するようにしたものである。
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用する。
この実施例は、エレベーターの設置直後に、平滑コンデ
ンサ(3)の静電容量の低下のない状態の直流電圧Vdか
ら、最も低下した電圧V1を制御回路(5)に記憶する。そ
の後、適宜検出される電圧V2と比較し、その差電圧V1
−V2が規定値以上になったとき、平滑コンデンサ(3)の
静電容量が低下したと判断するようにしたものである。
【0039】すなわち、設置された建物特有の条件を考
慮して、平滑コンデンサ(3)の静電容量の経年変化を監
視しているため、エレベーター設置場所ごとに異なる電
源インピーダンスの影響を受けることなく、正確に平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下の判定が可能となり、
建物特有の条件を考慮して平滑コンデンサ(3)の経年変
化を監視することが可能となる。ここで、制御回路(5)
は初期リプル電圧記憶手段及び容量低下判定手段を構成
する。
慮して、平滑コンデンサ(3)の静電容量の経年変化を監
視しているため、エレベーター設置場所ごとに異なる電
源インピーダンスの影響を受けることなく、正確に平滑
コンデンサ(3)の静電容量の低下の判定が可能となり、
建物特有の条件を考慮して平滑コンデンサ(3)の経年変
化を監視することが可能となる。ここで、制御回路(5)
は初期リプル電圧記憶手段及び容量低下判定手段を構成
する。
【0040】実施例4.実施例4は、この発明の第4及
び第5発明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共
用する。この実施例は、制御回路(5)の動作によりイン
バータ(4)を制御して、電動機(6)に直流を通電し、直流
電圧にリプルを発生させて、平滑コンデンサ(3)の静電
容量の低下を判定するようにしたものである。
び第5発明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共
用する。この実施例は、制御回路(5)の動作によりイン
バータ(4)を制御して、電動機(6)に直流を通電し、直流
電圧にリプルを発生させて、平滑コンデンサ(3)の静電
容量の低下を判定するようにしたものである。
【0041】すなわち、平滑コンデンサ(3)の静電容量
の低下判定を、電動機(6)を回転することなく、かご(9)
の停止中に実施できるため、直流電流値を任意の値とす
ることが可能である。また、検出運転などによるエレベ
ーターのサービス低下を招くこともない。ここで、制御
回路(5)は直流通電手段及び容量低下判定手段を構成す
る。
の低下判定を、電動機(6)を回転することなく、かご(9)
の停止中に実施できるため、直流電流値を任意の値とす
ることが可能である。また、検出運転などによるエレベ
ーターのサービス低下を招くこともない。ここで、制御
回路(5)は直流通電手段及び容量低下判定手段を構成す
る。
【0042】実施例5.実施例5は、この発明の第6発
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用し、実
施例4が電動機(6)に直流を通電するものであるのに対
し、抵抗(18)に通電させるようにしたものである。すな
わち、制御回路(5)の動作により半導体素子(19)をオン
させ、抵抗(18)に直流を通電して、平滑コンデンサ(3)
の静電容量の低下を判定するようにしたものである。
明の一実施例を示すもので、図1及び図2を共用し、実
施例4が電動機(6)に直流を通電するものであるのに対
し、抵抗(18)に通電させるようにしたものである。すな
わち、制御回路(5)の動作により半導体素子(19)をオン
させ、抵抗(18)に直流を通電して、平滑コンデンサ(3)
の静電容量の低下を判定するようにしたものである。
【0043】この実施例においても、電動機(6)を回転
することなく、かご(9)の停止中に実施できるため、直
流電流値を任意の値とすることが可能である。また、検
出運転などによるエレベーターサービス低下を招くこと
もない。
することなく、かご(9)の停止中に実施できるため、直
流電流値を任意の値とすることが可能である。また、検
出運転などによるエレベーターサービス低下を招くこと
もない。
【0044】実施例6.図3及び図4はこの発明の第7
発明の一実施例を示す図で、図3は構成図、図4は電圧
波形図である。図3において、(20)はコンバータの交流
側及び直流側に接続された電圧減算回路である。
発明の一実施例を示す図で、図3は構成図、図4は電圧
波形図である。図3において、(20)はコンバータの交流
側及び直流側に接続された電圧減算回路である。
【0045】次に、実施例6の動作を説明する。通常の
エレベーター動作は実施例1で説明したとおりである。
このとき、電圧減算回路(20)は平滑コンデンサ(3)によ
って平滑された直流電圧から、コンバータ(16)に入力さ
れる交流電圧を減算して、制御回路(5)へ送出する。す
なわち、図4において、平滑コンデンサ(3)によって平
滑された電圧Vd2から、コンバータ(16)に入力される
交流電圧を全波整流した電圧Vaを減算した差電圧Vb
を制御回路(5)へ送出することになる。
エレベーター動作は実施例1で説明したとおりである。
このとき、電圧減算回路(20)は平滑コンデンサ(3)によ
って平滑された直流電圧から、コンバータ(16)に入力さ
れる交流電圧を減算して、制御回路(5)へ送出する。す
なわち、図4において、平滑コンデンサ(3)によって平
滑された電圧Vd2から、コンバータ(16)に入力される
交流電圧を全波整流した電圧Vaを減算した差電圧Vb
を制御回路(5)へ送出することになる。
【0046】ここで、差電圧Vbの値は、直流電圧に含
まれるリプル電圧の大きさにより変化するため、平滑コ
ンデンサ(3)の静電容量の低下を判定することが可能に
なる。また、コンバータ(16)の両側電圧の減算値を求め
ているため、電源電圧が変動しても減算値が影響を受け
ることはなく、検出精度は向上する。
まれるリプル電圧の大きさにより変化するため、平滑コ
ンデンサ(3)の静電容量の低下を判定することが可能に
なる。また、コンバータ(16)の両側電圧の減算値を求め
ているため、電源電圧が変動しても減算値が影響を受け
ることはなく、検出精度は向上する。
【0047】実施例7.図5及び図6はこの発明の第8
発明の一実施例を示す図で、図5は構成図、図6は電圧
波形図である。図5において、(21)は平滑コンデンサ
(3)の両端に接続され、平滑された直流電圧に含まれる
交流成分を検出する交流成分検出回路である。
発明の一実施例を示す図で、図5は構成図、図6は電圧
波形図である。図5において、(21)は平滑コンデンサ
(3)の両端に接続され、平滑された直流電圧に含まれる
交流成分を検出する交流成分検出回路である。
【0048】次に、実施例7の動作を説明する。通常の
エレベーター動作は実施例1で説明したとおりである。
このとき、交流成分検出回路(21)は平滑コンデンサ(3)
によって平滑された直流電圧に含まれる交流電圧成分を
検出して、制御回路(5)へ送出する。例えば、単相電源
の全波整流によって得られる直流電圧であれば、商用周
波数の2倍、三相電源の全波整流によって得られる直流
電圧であれば、商用周波数の6倍の周波数成分の交流電
圧を多く含むことになる。
エレベーター動作は実施例1で説明したとおりである。
このとき、交流成分検出回路(21)は平滑コンデンサ(3)
によって平滑された直流電圧に含まれる交流電圧成分を
検出して、制御回路(5)へ送出する。例えば、単相電源
の全波整流によって得られる直流電圧であれば、商用周
波数の2倍、三相電源の全波整流によって得られる直流
電圧であれば、商用周波数の6倍の周波数成分の交流電
圧を多く含むことになる。
【0049】すなわち、図6に示すように、直流電圧が
電圧Vdから電圧Vd1、Vd2と直流電圧に含まれるリ
プル電圧の増加に伴って、その直流電圧に含まれる商用
周波数の2倍の周波数成分の交流電圧値も、電圧V
a1、Va2と変化するため、平滑コンデンサ(3)の静電
容量の低下を判定することが可能になる。また、基本波
成分によって判定しているため、電源R、Sの波形が多
少ひずんでいても、正確に判定可能である。
電圧Vdから電圧Vd1、Vd2と直流電圧に含まれるリ
プル電圧の増加に伴って、その直流電圧に含まれる商用
周波数の2倍の周波数成分の交流電圧値も、電圧V
a1、Va2と変化するため、平滑コンデンサ(3)の静電
容量の低下を判定することが可能になる。また、基本波
成分によって判定しているため、電源R、Sの波形が多
少ひずんでいても、正確に判定可能である。
【0050】実施例8.図7はこの発明の第9発明の一
実施例を示す構成図である。この実施例は、図1におい
て、かご(9)にかご(9)内の負荷を検出する負荷検出器(2
2)を設置し、制御回路(5)に接続したものである。すな
わち、負荷検出器(22)はかご(9)内の負荷を検出して負
荷検出信号を制御回路(5)へ送出する。制御回路(5)は負
荷検出器(22)が無負荷を検出したとき、実施例1で説明
したように平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下の有無
を判定する。
実施例を示す構成図である。この実施例は、図1におい
て、かご(9)にかご(9)内の負荷を検出する負荷検出器(2
2)を設置し、制御回路(5)に接続したものである。すな
わち、負荷検出器(22)はかご(9)内の負荷を検出して負
荷検出信号を制御回路(5)へ送出する。制御回路(5)は負
荷検出器(22)が無負荷を検出したとき、実施例1で説明
したように平滑コンデンサ(3)の静電容量の低下の有無
を判定する。
【0051】直流電圧に含まれるリプル電圧は、平滑コ
ンデンサ(3)の静電容量の低下、及び負荷電流の大きさ
によって変化する。そのため、かご(9)の走行中に静電
容量の低下を判定する場合、負荷電流すなわちかご(9)
内の負荷条件を同じにしておく必要がある。かご(9)内
を無負荷にすることは、上記条件を最も容易に設定でき
ることになる。
ンデンサ(3)の静電容量の低下、及び負荷電流の大きさ
によって変化する。そのため、かご(9)の走行中に静電
容量の低下を判定する場合、負荷電流すなわちかご(9)
内の負荷条件を同じにしておく必要がある。かご(9)内
を無負荷にすることは、上記条件を最も容易に設定でき
ることになる。
【0052】上記各実施例では、交流電源R、Sは単相
電源を使用するものとしたが、三相電源にも適用可能で
ある。
電源を使用するものとしたが、三相電源にも適用可能で
ある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、直流電圧を検出し、これに含まれるリプル電圧の
大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低下を判定
するようにしたので、人為操作を伴うことなく静電容量
の低下か判定され、速やかに平滑コンデンサの静電容量
の低下を発見でき、常時又は比較的短い時間間隔で平滑
コンデンサの静電容量の変化を監視することができ、エ
レベーターの安全性を向上することができる効果があ
る。
では、直流電圧を検出し、これに含まれるリプル電圧の
大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低下を判定
するようにしたので、人為操作を伴うことなく静電容量
の低下か判定され、速やかに平滑コンデンサの静電容量
の低下を発見でき、常時又は比較的短い時間間隔で平滑
コンデンサの静電容量の変化を監視することができ、エ
レベーターの安全性を向上することができる効果があ
る。
【0054】また、第2発明では、かごの運転中に平滑
コンデンサの静電容量の低下が判定されると、かごの停
止後再起動を阻止するようにしたので、異常が顕在化す
る前にかごの走行が阻止され、乗客をかご内に閉じ込め
てしまうことを防止することができる効果がある。
コンデンサの静電容量の低下が判定されると、かごの停
止後再起動を阻止するようにしたので、異常が顕在化す
る前にかごの走行が阻止され、乗客をかご内に閉じ込め
てしまうことを防止することができる効果がある。
【0055】また、第3発明では、エレベーター設置直
後の直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさと、現在検
出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさとを比較
して、平滑コンデンサの静電容量の低下を判定するよう
にしたので、電源インピーダンスの影響を受けることな
く静電容量の低下が判定され、建物特有の条件を考慮し
て平滑コンデンサの経年変化を監視することができる効
果がある。
後の直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさと、現在検
出した直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさとを比較
して、平滑コンデンサの静電容量の低下を判定するよう
にしたので、電源インピーダンスの影響を受けることな
く静電容量の低下が判定され、建物特有の条件を考慮し
て平滑コンデンサの経年変化を監視することができる効
果がある。
【0056】また、第4発明では、インバータに接続さ
れた負荷に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含
まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静
電容量の低下を判定するようにしたので、かごを走行さ
せることなく静電容量の低下が判定され、エレベーター
のサービス低下を招くことをなくすことができるととも
に、検出精度を向上させることができる効果がある。
れた負荷に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含
まれるリプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静
電容量の低下を判定するようにしたので、かごを走行さ
せることなく静電容量の低下が判定され、エレベーター
のサービス低下を招くことをなくすことができるととも
に、検出精度を向上させることができる効果がある。
【0057】また、第5発明では、誘導電動機に直流を
通電して直流電圧を検出し、これに含まれるリプル電圧
の大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたので、かごを走行させることなく静電
容量の低下が判定され、第4発明と同様の効果がある。
通電して直流電圧を検出し、これに含まれるリプル電圧
の大きさによって平滑コンデンサの静電容量の低下を判
定するようにしたので、かごを走行させることなく静電
容量の低下が判定され、第4発明と同様の効果がある。
【0058】また、第6発明では、回生電力消費用の抵
抗に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含まれる
リプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電容量
の低下を判定するようにしたので、かごを走行させるこ
となく静電容量の低下が判定され、第4発明と同様の効
果がある。
抗に直流を通電して直流電圧を検出し、これに含まれる
リプル電圧の大きさによって平滑コンデンサの静電容量
の低下を判定するようにしたので、かごを走行させるこ
となく静電容量の低下が判定され、第4発明と同様の効
果がある。
【0059】また、第7発明では、交流電源電圧と直流
電圧の減算値に基づいて平滑コンデンサの静電容量の低
下を判定するようにしたので、上記減算値は直流電圧に
含まれるリプル電圧の増減によって変化し、かつ電源電
圧が変動しても減算値が影響を受けることはなく、平滑
コンデンサの静電容量の低下を、常に精度高く判定する
ことができる効果がある。
電圧の減算値に基づいて平滑コンデンサの静電容量の低
下を判定するようにしたので、上記減算値は直流電圧に
含まれるリプル電圧の増減によって変化し、かつ電源電
圧が変動しても減算値が影響を受けることはなく、平滑
コンデンサの静電容量の低下を、常に精度高く判定する
ことができる効果がある。
【0060】また、第8発明では、直流電圧から交流電
源の周波数によって定まる周波数帯域の電圧成分を検出
して平滑コンデンサの静電容量の低下を判定するように
したので、周波数帯域の電圧成分は直流電圧に含まれる
リプル電圧の増減によって変化し、かつ基本波成分によ
って判定され、電源波形が多少ひずんでいても、平滑コ
ンデンサの静電容量の低下を正確に判定することができ
る効果がある。
源の周波数によって定まる周波数帯域の電圧成分を検出
して平滑コンデンサの静電容量の低下を判定するように
したので、周波数帯域の電圧成分は直流電圧に含まれる
リプル電圧の増減によって変化し、かつ基本波成分によ
って判定され、電源波形が多少ひずんでいても、平滑コ
ンデンサの静電容量の低下を正確に判定することができ
る効果がある。
【0061】また、第9発明では、かご内が無負荷のと
き、検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
によって、平滑コンデンサの静電容量の低下を判定する
ようにしたので、同一負荷条件下で静電容量の低下が判
定され、かつこの負荷条件を容易に設定できる効果があ
る。
き、検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
によって、平滑コンデンサの静電容量の低下を判定する
ようにしたので、同一負荷条件下で静電容量の低下が判
定され、かつこの負荷条件を容易に設定できる効果があ
る。
【図1】この発明の実施例1を示す構成図。
【図2】図1の電圧波形図。
【図3】この発明の実施例6を示す構成図。
【図4】図3の電圧波形図。
【図5】この発明の実施例7を示す構成図。
【図6】図5の電圧波形図。
【図7】この発明の実施例8を示す構成図。
【図8】従来のエレベーターの制御装置を示す構成図。
R,S 交流電源、3 平滑コンデンサ、4 インバー
タ、5 容量低下判定手段、再起動阻止手段、初期リプ
ル電圧記憶手段、直流通電手段(制御回路)、6 誘導
電動機、9 かご、16 コンバータ、17 直流電圧
検出回路、18回生電力消費用抵抗、19 スイッチン
グ用半導体素子、20 電圧減算回路、21 交流電圧
成分検出回路、22 負荷検出器。
タ、5 容量低下判定手段、再起動阻止手段、初期リプ
ル電圧記憶手段、直流通電手段(制御回路)、6 誘導
電動機、9 かご、16 コンバータ、17 直流電圧
検出回路、18回生電力消費用抵抗、19 スイッチン
グ用半導体素子、20 電圧減算回路、21 交流電圧
成分検出回路、22 負荷検出器。
Claims (9)
- 【請求項1】 交流電源から供給される交流を直流に変
換するコンバータと、上記変換された直流を平滑するコ
ンデンサと、上記平滑された直流を任意の周波数の交流
に変換してかご駆動用の誘導電動機を制御するインバー
タを有する制御装置において、上記直流電圧を検出する
直流電圧検出回路と、上記検出された直流電圧に含まれ
るリプル電圧の大きさによって上記平滑コンデンサの静
電容量の低下を判定する容量低下判定手段とを備えたこ
とを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 【請求項2】 容量低下判定手段がかごの運転中に動作
した場合に上記かごの停止後再起動を阻止する再起動阻
止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベ
ーターの制御装置。 - 【請求項3】 エレベーターの設置直後に検出した直流
電圧に含まれるリプル電圧の大きさを記憶する初期リプ
ル電圧記憶手段を設け、容量低下判定手段を、上記記憶
したリプル電圧の大きさと現在検出した直流電圧に含ま
れるリプル電圧の大きさとを比較して、平滑コンデンサ
の静電容量の低下を判定する構成としたことを特徴とす
る請求項1記載のエレベーターの制御装置。 - 【請求項4】 交流電源から供給される交流を直流に変
換するコンバータと、上記変換された直流を平滑するコ
ンデンサと、上記平滑された直流を任意の周波数の交流
に変換してかご駆動用の誘導電動機を制御するインバー
タを有する制御装置において、上記インバータの直流側
又は交流側に接続された負荷に直流を通電する直流通電
手段と、上記直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、
上記検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の大きさ
によって上記平滑コンデンサの静電容量の低下を判定す
る容量低下判定手段とを備えたことを特徴とするエレベ
ーターの制御装置。 - 【請求項5】 直流通電手段を、誘導電動機に直流を通
電する構成としたことを特徴とする請求項4記載のエレ
ベーターの制御装置。 - 【請求項6】 インバータの直流側に誘導電動機からの
回生電力を消費させる抵抗を接続し、直流通電手段を、
上記抵抗に直流を通電する構成としたことを特徴とする
請求項4記載のエレベーターの制御装置。 - 【請求項7】 交流電源から供給される交流を直流に変
換するコンバータと、上記変換された直流を平滑するコ
ンデンサと、上記平滑された直流を任意の周波数の交流
に変換してかご駆動用の誘導電動機を制御するインバー
タを有する制御装置において、上記コンバータの交流側
の電圧及び直流側の電圧を検出しこの両電圧の減算値を
演算する電圧減算回路と、上記演算された減算値に基づ
いて上記平滑コンデンサの静電容量の低下を判定する容
量低下判定手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
ーの制御装置。 - 【請求項8】 交流電源から供給される交流を直流に変
換するコンバータと、上記変換された直流を平滑するコ
ンデンサと、上記平滑された直流を任意の周波数の交流
に変換してかご駆動用の誘導電動機を制御するインバー
タを有する制御装置において、上記直流電圧を検出する
直流電圧検出回路と、上記検出された直流電圧から上記
交流電源の周波数によって定まる周波数帯域の電圧成分
を検出する交流電圧成分検出回路と、上記検出された電
圧成分によって上記平滑コンデンサの静電容量の低下を
判定する容量低下判定手段とを備えたことを特徴とする
エレベーターの制御装置。 - 【請求項9】 かご内負荷を検出する負荷検出器を設
け、上記負荷検出器が無負荷を検出すると、直流電圧検
出回路で検出された直流電圧に含まれるリプル電圧の大
きさによって平滑コンデンサの静電容量の低下を判定す
る構成としたことを特徴とする容量低下検出手段を備え
た請求項1記載のエレベーターの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299573A JPH08157152A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | エレベーターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6299573A JPH08157152A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | エレベーターの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157152A true JPH08157152A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17874385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6299573A Pending JPH08157152A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | エレベーターの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08157152A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006109415A1 (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-19 | Fujitec Co., Ltd. | 昇降機の制御装置 |
| US7497304B2 (en) | 2004-05-27 | 2009-03-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Device for detecting failure in driving power supply for elevator, and method for detecting failure in driving power supply for elevator |
| JP2009168587A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Fujitsu General Ltd | 平滑コンデンサの異常検出回路及びこれを備えた電子機器 |
| JP2010160001A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 主回路コンデンサの容量演算装置及び劣化検出装置 |
| JP2010265093A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベーターの診断装置及び診断方法 |
| JP2018154429A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP6299573A patent/JPH08157152A/ja active Pending
Cited By (9)
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