JPH08157266A - シャモット質流し込み耐火物用組成物 - Google Patents
シャモット質流し込み耐火物用組成物Info
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- JPH08157266A JPH08157266A JP29652194A JP29652194A JPH08157266A JP H08157266 A JPH08157266 A JP H08157266A JP 29652194 A JP29652194 A JP 29652194A JP 29652194 A JP29652194 A JP 29652194A JP H08157266 A JPH08157266 A JP H08157266A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/06—Aluminous cements
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
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- C04B2111/00551—Refractory coatings, e.g. for tamping
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【構成】粒径20μm超のシャモット質骨材72〜93
重量%と、酸性ヒュームドシリカ微粉3〜10重量%
と、酸性ヒュームドシリカ微粉以外の耐火性粉末であっ
て粒径20μm以下かつ平均粒径10μm以下の耐火性
粉末4〜18重量%と、少量の分散剤とからなるシャモ
ット質流し込み耐火物用組成物。 【効果】少い添加水分量で自己流動性を示し、ポンプ圧
送施工でき、加振施工した従来耐火物なみの嵩比重を示
す。
重量%と、酸性ヒュームドシリカ微粉3〜10重量%
と、酸性ヒュームドシリカ微粉以外の耐火性粉末であっ
て粒径20μm以下かつ平均粒径10μm以下の耐火性
粉末4〜18重量%と、少量の分散剤とからなるシャモ
ット質流し込み耐火物用組成物。 【効果】少い添加水分量で自己流動性を示し、ポンプ圧
送施工でき、加振施工した従来耐火物なみの嵩比重を示
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低水分量であっても、
ポンプ圧送して流し込み施工できる、流動性の優れたシ
ャモット質流し込み耐火物用組成物に関する。
ポンプ圧送して流し込み施工できる、流動性の優れたシ
ャモット質流し込み耐火物用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】流し込み耐火物によって代表される不定
形耐火物は、一般的に予め成形された定形耐火物(煉
瓦)と比較して施工後の耐火物の嵩比重が小さく、施工
後の耐火物の嵩比重が小さい分だけ耐用が劣るとされて
いる。しかし、その製造と施工の両面において必要とさ
れる人手が顕著に少なくて済み、焼成が不要であるため
省エネルギーも達成できる長所がある。特に最近は、流
し込み耐火物用組成物に水を加えて混練した坏土の分散
性、すなわち、坏土の流動性が改善され、混練する坏土
中に加える水分量を少なくできるようになって施工後の
嵩比重が大きい流し込み耐火物が開発され、流し込み耐
火物の耐用が向上しており、コストパーフォーマンスの
点で定形耐火物より優位を占めつつある。
形耐火物は、一般的に予め成形された定形耐火物(煉
瓦)と比較して施工後の耐火物の嵩比重が小さく、施工
後の耐火物の嵩比重が小さい分だけ耐用が劣るとされて
いる。しかし、その製造と施工の両面において必要とさ
れる人手が顕著に少なくて済み、焼成が不要であるため
省エネルギーも達成できる長所がある。特に最近は、流
し込み耐火物用組成物に水を加えて混練した坏土の分散
性、すなわち、坏土の流動性が改善され、混練する坏土
中に加える水分量を少なくできるようになって施工後の
嵩比重が大きい流し込み耐火物が開発され、流し込み耐
火物の耐用が向上しており、コストパーフォーマンスの
点で定形耐火物より優位を占めつつある。
【0003】かくして、不定形耐火物、特に流し込み耐
火物は従来の定形耐火物の使用箇所を次々に置き換えて
おり、その使用量は年々増加している。また、最近は性
能の良い分散剤を使用して坏土中の水分量を調整し、さ
らに省力化が達成できるポンプ圧送が可能な自己流動性
を示す流し込み耐火物が実用に供され始めている。
火物は従来の定形耐火物の使用箇所を次々に置き換えて
おり、その使用量は年々増加している。また、最近は性
能の良い分散剤を使用して坏土中の水分量を調整し、さ
らに省力化が達成できるポンプ圧送が可能な自己流動性
を示す流し込み耐火物が実用に供され始めている。
【0004】しかし、ポンプ圧送を可能とした自己流動
性を有する前述の流し込み耐火物は、通常の振動を加え
て流し込み施工される流し込み耐火物と比較して水分の
混入量を多くしており、水分の混入量が多い分だけ施工
後の流し込み耐火物の嵩比重が小さく、したがって耐用
が劣るという問題がある。
性を有する前述の流し込み耐火物は、通常の振動を加え
て流し込み施工される流し込み耐火物と比較して水分の
混入量を多くしており、水分の混入量が多い分だけ施工
後の流し込み耐火物の嵩比重が小さく、したがって耐用
が劣るという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の流し
込み耐火物の前述の問題点を解決し、従来技術では達成
されていない、振動を加えなくても流し込み施工でき、
ポンプ圧送が可能な自己流動性を有していて、さらに得
られる施工耐火物の嵩比重が、従来の振動を加えて施工
された流し込み耐火物と比べて遜色がないシャモット質
流し込み耐火物用組成物を提供することを目的とする。
込み耐火物の前述の問題点を解決し、従来技術では達成
されていない、振動を加えなくても流し込み施工でき、
ポンプ圧送が可能な自己流動性を有していて、さらに得
られる施工耐火物の嵩比重が、従来の振動を加えて施工
された流し込み耐火物と比べて遜色がないシャモット質
流し込み耐火物用組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、粒径20μm
超のシャモット質骨材72〜93重量%と、酸性ヒュー
ムドシリカ微粉3〜10重量%と、酸性ヒュームドシリ
カ微粉以外の耐火性粉末であって粒径20μm以下かつ
平均粒径10μm以下の耐火性粉末4〜18重量%と、
少量の分散剤とからなることを特徴とするシャモット質
流し込み耐火物用組成物である。以下において、「酸性
ヒュームドシリカ微粉以外の耐火性粉末であって粒径2
0μm以下かつ平均粒径10μm以下の耐火性粉末」を
単に「耐火性粉末」という。
超のシャモット質骨材72〜93重量%と、酸性ヒュー
ムドシリカ微粉3〜10重量%と、酸性ヒュームドシリ
カ微粉以外の耐火性粉末であって粒径20μm以下かつ
平均粒径10μm以下の耐火性粉末4〜18重量%と、
少量の分散剤とからなることを特徴とするシャモット質
流し込み耐火物用組成物である。以下において、「酸性
ヒュームドシリカ微粉以外の耐火性粉末であって粒径2
0μm以下かつ平均粒径10μm以下の耐火性粉末」を
単に「耐火性粉末」という。
【0007】本発明の流し込み耐火物用組成物中には、
坏土の流動性を向上させる成分として、酸性ヒュームド
シリカ微粉が含まれている。この酸性ヒュームドシリカ
微粉は、イオン交換水中にヒュームドシリカ微粉を分散
させたとき、分散液が酸性側のpH(6.5未満)を呈
するものである。このような酸性ヒュームドシリカ微粉
としては、好ましくはその分散液がpH4.5以下を呈
するものであり、分散液がこのような領域のpH値を呈
する酸性ヒュームドシリカ微粉としてはジルコンを脱珪
処理してジルコニア質原料を製造する際の副産物として
得られるものが好ましく使用できる。
坏土の流動性を向上させる成分として、酸性ヒュームド
シリカ微粉が含まれている。この酸性ヒュームドシリカ
微粉は、イオン交換水中にヒュームドシリカ微粉を分散
させたとき、分散液が酸性側のpH(6.5未満)を呈
するものである。このような酸性ヒュームドシリカ微粉
としては、好ましくはその分散液がpH4.5以下を呈
するものであり、分散液がこのような領域のpH値を呈
する酸性ヒュームドシリカ微粉としてはジルコンを脱珪
処理してジルコニア質原料を製造する際の副産物として
得られるものが好ましく使用できる。
【0008】本発明の流し込み耐火物用組成物に配合さ
れる酸性ヒュームドシリカ微粉の量は、3重量%より少
ないと優れた流動性が得られず、10重量%より多いと
耐火度が低下する傾向がある。より良好な流動性と耐火
度を付与できることから、好ましくは5〜9重量%とす
る。また、酸性ヒュームドシリカ微粉の平均粒径は2μ
m以下、さらには1μm以下であることが好ましい。
れる酸性ヒュームドシリカ微粉の量は、3重量%より少
ないと優れた流動性が得られず、10重量%より多いと
耐火度が低下する傾向がある。より良好な流動性と耐火
度を付与できることから、好ましくは5〜9重量%とす
る。また、酸性ヒュームドシリカ微粉の平均粒径は2μ
m以下、さらには1μm以下であることが好ましい。
【0009】シャモット質骨材はシャモット質流し込み
耐火物の主成分であり、主として粘土鉱物からなる原料
を焼成して製造される粒径が20μm超の耐火物原料で
ある。好ましくは得られる耐火物の嵩比重が大きくなる
ように粗粒、中粒、細粒の配合量を調整して使用する。
耐火物の主成分であり、主として粘土鉱物からなる原料
を焼成して製造される粒径が20μm超の耐火物原料で
ある。好ましくは得られる耐火物の嵩比重が大きくなる
ように粗粒、中粒、細粒の配合量を調整して使用する。
【0010】耐火性粉末と酸性ヒュームドシリカ微粉
は、いずれもシャモット質骨材の粒子間の隙間を埋める
結合部を形成する成分であり、酸性ヒュームドシリカ微
粉の配合量3〜10重量%に対して耐火性粉末の配合量
は、骨材の粒子間の隙間を埋めるのに見合う配合量であ
る4〜18重量%とされる。
は、いずれもシャモット質骨材の粒子間の隙間を埋める
結合部を形成する成分であり、酸性ヒュームドシリカ微
粉の配合量3〜10重量%に対して耐火性粉末の配合量
は、骨材の粒子間の隙間を埋めるのに見合う配合量であ
る4〜18重量%とされる。
【0011】最適な結合部成分の配合量は、骨材の粒度
分布によってある程度変動するが、上記の範囲を超えて
多くしすぎても、少なくしすぎても所要の流動性を坏土
に付与するのに必要な水分の量が増え、水分の量が増え
ると施工される耐火物の嵩比重は小さくなる。また、結
合部を形成する微粒成分の配合量が多すぎると、使用時
の加熱によって耐火物が収縮して亀裂が生じる原因とな
り、収縮して耐火物の緻密化が進むと耐熱衝撃性が低下
する。
分布によってある程度変動するが、上記の範囲を超えて
多くしすぎても、少なくしすぎても所要の流動性を坏土
に付与するのに必要な水分の量が増え、水分の量が増え
ると施工される耐火物の嵩比重は小さくなる。また、結
合部を形成する微粒成分の配合量が多すぎると、使用時
の加熱によって耐火物が収縮して亀裂が生じる原因とな
り、収縮して耐火物の緻密化が進むと耐熱衝撃性が低下
する。
【0012】組成物に配合する耐火性粉末には、アルミ
ナセメント、アルミナ、チタニア、ボーキサイト、ダイ
アスポア、ムライト、礬土頁岩、シャモット、パイロフ
ィライト、シリマナイト、アンダリュサイト、珪石、ク
ロム鉱石、スピネル、マグネシア、ジルコニア、クロミ
ア、窒化珪素、窒化アルミニウム、炭化珪素、硼化ジル
コニウム、硼化チタン等の粉末を使用できる。実用的に
は結合材として加えるアルミナセメント等の他は、比較
的安価なアルミナ、ボーキサイト、ダイアスポア、ムラ
イト、礬土頁岩、シャモット、パイロフィライト、シリ
マナイト、アンダリュサイト及び珪石から選ばれる1種
以上の耐火性粉末を配合するのが好ましい。
ナセメント、アルミナ、チタニア、ボーキサイト、ダイ
アスポア、ムライト、礬土頁岩、シャモット、パイロフ
ィライト、シリマナイト、アンダリュサイト、珪石、ク
ロム鉱石、スピネル、マグネシア、ジルコニア、クロミ
ア、窒化珪素、窒化アルミニウム、炭化珪素、硼化ジル
コニウム、硼化チタン等の粉末を使用できる。実用的に
は結合材として加えるアルミナセメント等の他は、比較
的安価なアルミナ、ボーキサイト、ダイアスポア、ムラ
イト、礬土頁岩、シャモット、パイロフィライト、シリ
マナイト、アンダリュサイト及び珪石から選ばれる1種
以上の耐火性粉末を配合するのが好ましい。
【0013】耐火性粉末は、平均粒径が10μm以下で
あるため、少ない水分量で良好な流動性を有する坏土が
得られる。本発明では、平均粒径は、レーザー回折式粒
度分布計を用いて求めた重量積算粒度分布における積算
重量が50重量%となる粒径をいう。
あるため、少ない水分量で良好な流動性を有する坏土が
得られる。本発明では、平均粒径は、レーザー回折式粒
度分布計を用いて求めた重量積算粒度分布における積算
重量が50重量%となる粒径をいう。
【0014】本発明の流し込み耐火物用組成物は、この
組成物100重量部に6.5重量部の水分を加えて混練
した坏土を、概ね水平な面上に置かれた、上端内径50
mm、底内径100mm、高さ150mmの上下が開口
した円錐台形状のコーン型(JIS−A1101に規定
されたスランプコーンである上端内径100mm、底内
径200mm、高さ300mmのスランプコーンの1/
2寸法のもの)に流し込み、コーン型を上方に抜き取っ
た状態で60秒間無振動で放置したときのフロー値(坏
土の広がり寸法)が180mm以上という優れた流動性
を呈する。
組成物100重量部に6.5重量部の水分を加えて混練
した坏土を、概ね水平な面上に置かれた、上端内径50
mm、底内径100mm、高さ150mmの上下が開口
した円錐台形状のコーン型(JIS−A1101に規定
されたスランプコーンである上端内径100mm、底内
径200mm、高さ300mmのスランプコーンの1/
2寸法のもの)に流し込み、コーン型を上方に抜き取っ
た状態で60秒間無振動で放置したときのフロー値(坏
土の広がり寸法)が180mm以上という優れた流動性
を呈する。
【0015】流し込み用耐火物の坏土の上記フロー値が
180mm以上あれば、施工時に坏土のポンプ圧送が可
能で、振動を加えなくても流し込まれた坏土の内部の気
泡が自然に浮上して放出され、坏土が型枠の隅々に隙間
なく流れ込むので、施工工事の所要時間が顕著に短縮で
きるとともに、作業員を重労働から解放し、施工では大
幅な省力化を達成できる。
180mm以上あれば、施工時に坏土のポンプ圧送が可
能で、振動を加えなくても流し込まれた坏土の内部の気
泡が自然に浮上して放出され、坏土が型枠の隅々に隙間
なく流れ込むので、施工工事の所要時間が顕著に短縮で
きるとともに、作業員を重労働から解放し、施工では大
幅な省力化を達成できる。
【0016】本発明の流し込み耐火物用組成物は、組成
物に混合される水分の量が外掛けで6.5重量%と比較
的少なくても、坏土が180mm以上のフロー値を呈す
る。水分の混入量が外掛け6.5重量%でこのレベルの
流動性を有するシャモット質流し込み耐火物坏土は、従
来の技術では実現されていない。坏土中の水分量が比較
的少ないことによって施工された耐火物の嵩比重が大き
くなり、かつ搬送及び施工時に坏土中の粗い骨材が沈降
して不均一化する傾向を抑止でき、耐用の優れたシャモ
ット質流し込み耐火物を提供できる。
物に混合される水分の量が外掛けで6.5重量%と比較
的少なくても、坏土が180mm以上のフロー値を呈す
る。水分の混入量が外掛け6.5重量%でこのレベルの
流動性を有するシャモット質流し込み耐火物坏土は、従
来の技術では実現されていない。坏土中の水分量が比較
的少ないことによって施工された耐火物の嵩比重が大き
くなり、かつ搬送及び施工時に坏土中の粗い骨材が沈降
して不均一化する傾向を抑止でき、耐用の優れたシャモ
ット質流し込み耐火物を提供できる。
【0017】坏土のフロー値は大きい方が施工性が良好
であるので、好ましくは上記と同じ条件におけるフロー
値が200mm以上、さらには220mm以上である。
他方、水を加えて混練した坏土中の水分量は少ない方が
施工後の耐火物の嵩比重、耐用等の特性が向上するの
で、添加する水分量を少なくして所要の流動性を有する
坏土が得られれば、水分の量を少なくした坏土で施工す
るのが好ましい。また、本発明の組成物に混入する水分
量をさらに減らし、従来の振動を加える方法で流し込み
施工すれば、さらに嵩比重の大きい耐用の優れた耐火物
を施工できる。
であるので、好ましくは上記と同じ条件におけるフロー
値が200mm以上、さらには220mm以上である。
他方、水を加えて混練した坏土中の水分量は少ない方が
施工後の耐火物の嵩比重、耐用等の特性が向上するの
で、添加する水分量を少なくして所要の流動性を有する
坏土が得られれば、水分の量を少なくした坏土で施工す
るのが好ましい。また、本発明の組成物に混入する水分
量をさらに減らし、従来の振動を加える方法で流し込み
施工すれば、さらに嵩比重の大きい耐用の優れた耐火物
を施工できる。
【0018】本発明の流し込み耐火物用組成物には、従
来から流し込み耐火物に使用されているアルミナセメン
トを結合材として使用できる。この場合組成物中の耐火
性粉末の一部として、組成物中に2〜10重量%のアル
ミナセメントを含有せしめるのが好ましい。アルミナセ
メントの組成物中への配合量は、2〜10重量%とする
ことによって耐火物に要求される必要十分な強度を付与
できる。組成物中のアルミナセメントの配合量を10重
量%を超えて多くしても、原料のコストが嵩む分に見合
う利点は得られない。
来から流し込み耐火物に使用されているアルミナセメン
トを結合材として使用できる。この場合組成物中の耐火
性粉末の一部として、組成物中に2〜10重量%のアル
ミナセメントを含有せしめるのが好ましい。アルミナセ
メントの組成物中への配合量は、2〜10重量%とする
ことによって耐火物に要求される必要十分な強度を付与
できる。組成物中のアルミナセメントの配合量を10重
量%を超えて多くしても、原料のコストが嵩む分に見合
う利点は得られない。
【0019】本発明の流し込み耐火物用組成物に配合す
る分散剤の量は、少ないと分散効果が充分発揮されず、
多すぎても分散効果が向上しない他、リン酸成分が鋼材
等の製品品質に悪影響を及ぼす可能性があり、施工され
た耐火物の耐火度を低下せしめることもあるため、好ま
しくは外掛けの合量で0.02〜1.0重量%とされ、
より好ましくは外掛けの合量で0.04〜0.5重量%
とされる。
る分散剤の量は、少ないと分散効果が充分発揮されず、
多すぎても分散効果が向上しない他、リン酸成分が鋼材
等の製品品質に悪影響を及ぼす可能性があり、施工され
た耐火物の耐火度を低下せしめることもあるため、好ま
しくは外掛けの合量で0.02〜1.0重量%とされ、
より好ましくは外掛けの合量で0.04〜0.5重量%
とされる。
【0020】分散剤としては、従来から流し込み耐火物
に使用されている、ポリメタリン酸塩類、ポリカルボン
酸塩類、ポリアクリル酸塩類、β−ナフタレンスルホン
酸塩類等の各種の分散剤(界面活性剤を含む)を使用で
きるが、シャモット質流し込み耐火物の坏土により良好
な流動性を付与するため、ピロリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
テトラポリリン酸ナトリウムから選ばれる一種以上を含
有せしめるのが好ましい。
に使用されている、ポリメタリン酸塩類、ポリカルボン
酸塩類、ポリアクリル酸塩類、β−ナフタレンスルホン
酸塩類等の各種の分散剤(界面活性剤を含む)を使用で
きるが、シャモット質流し込み耐火物の坏土により良好
な流動性を付与するため、ピロリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
テトラポリリン酸ナトリウムから選ばれる一種以上を含
有せしめるのが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例(例7〜16)、比較
例(例1〜6)によって具体的に説明するが、本発明は
これらによって限定されない。以下の例で組成物に配合
したヒュームドシリカ微粉(以下、HSと略記する)の
純度、分散液のpH及び平均粒径を表1に示した。表1
中、HS−Aはジルコンを脱珪処理する際に得られたヒ
ュームドシリカ微粉である。
例(例1〜6)によって具体的に説明するが、本発明は
これらによって限定されない。以下の例で組成物に配合
したヒュームドシリカ微粉(以下、HSと略記する)の
純度、分散液のpH及び平均粒径を表1に示した。表1
中、HS−Aはジルコンを脱珪処理する際に得られたヒ
ュームドシリカ微粉である。
【0022】
【表1】
【0023】シャモット質骨材(以下、CHと略記す
る)として、Al2 O3 、SiO2 及びFe2 O3 の含
有量がそれぞれ43重量%、53重量%及び0.9重量
%で、粒径が1.68〜5mmの粗粒、0.1〜1.6
8mmの中粒、粒径が0.1〜20μmで平均粒径が3
0μmの細粒からなる骨材を用いた。
る)として、Al2 O3 、SiO2 及びFe2 O3 の含
有量がそれぞれ43重量%、53重量%及び0.9重量
%で、粒径が1.68〜5mmの粗粒、0.1〜1.6
8mmの中粒、粒径が0.1〜20μmで平均粒径が3
0μmの細粒からなる骨材を用いた。
【0024】耐火性粒子として、Al2 O3 とCaOの
含有量がそれぞれ74重量%と24重量%で平均粒径が
5.5μmのアルミナセメント(以下ACと略記する)
粉末、及び、Al2 O3 の純度が99.6重量%で平均
粒径が4.3μmのバイヤーアルミナ(以下、BAと略
記する)粉末を用いた。
含有量がそれぞれ74重量%と24重量%で平均粒径が
5.5μmのアルミナセメント(以下ACと略記する)
粉末、及び、Al2 O3 の純度が99.6重量%で平均
粒径が4.3μmのバイヤーアルミナ(以下、BAと略
記する)粉末を用いた。
【0025】表2と表3に示す調合の組成物を調製し、
これらの組成物に表示した量の水分を加えて混練した坏
土と、これらの坏土を流し込み成形したシャモット質流
し込み耐火物の物性を調べた。
これらの組成物に表示した量の水分を加えて混練した坏
土と、これらの坏土を流し込み成形したシャモット質流
し込み耐火物の物性を調べた。
【0026】分散剤としては、P2 O5 とNa2 Oの含
有量がそれぞれ69.6重量%と30.4重量%のヘキ
サメタリン酸ナトリウム(以下、HPと略記する)、P
2 O5 とNa2 Oの含有量がそれぞれ60.4重量%と
39.6重量%のテトラポリリン酸ナトリウム(以下、
TPPと略記する)及びP2 O5 とNa2 Oの含有量が
それぞれ57.9重量%と42.1重量%のトリポリリ
ン酸ナトリウム(以下、TPと略記する)を用いた。
有量がそれぞれ69.6重量%と30.4重量%のヘキ
サメタリン酸ナトリウム(以下、HPと略記する)、P
2 O5 とNa2 Oの含有量がそれぞれ60.4重量%と
39.6重量%のテトラポリリン酸ナトリウム(以下、
TPPと略記する)及びP2 O5 とNa2 Oの含有量が
それぞれ57.9重量%と42.1重量%のトリポリリ
ン酸ナトリウム(以下、TPと略記する)を用いた。
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】流動性評価試験は、表2と表3に示した調
合の組成物に所定量の水を加えて万能ミキサー中で3分
間混練した坏土を、上端の開口内径が50mm下端の開
口内径が100mm、高さが150mmの円錐台形状の
コーン型中に流し込み、コーン型を上方に抜き取って6
0秒間無振動で放置し、概ね円形に広がった坏土の最大
広がり寸法とその直交する方向の広がり寸法の平均値を
求めてそのフロー値とした。表2と表3中の分散剤と添
加水量はいずれも外掛け重量%である。
合の組成物に所定量の水を加えて万能ミキサー中で3分
間混練した坏土を、上端の開口内径が50mm下端の開
口内径が100mm、高さが150mmの円錐台形状の
コーン型中に流し込み、コーン型を上方に抜き取って6
0秒間無振動で放置し、概ね円形に広がった坏土の最大
広がり寸法とその直交する方向の広がり寸法の平均値を
求めてそのフロー値とした。表2と表3中の分散剤と添
加水量はいずれも外掛け重量%である。
【0030】自己流動性については、上記と同様にして
調製した坏土を、ミキサーで混練後1分以内に230m
m×230mm×230mmの内寸を有する型に流し込
んだとき、流し込んだ坏土の表面が水平になり、かつ坏
土内部の気泡が浮上して坏土の表面から放出されるもの
を自己流動性ありとした。
調製した坏土を、ミキサーで混練後1分以内に230m
m×230mm×230mmの内寸を有する型に流し込
んだとき、流し込んだ坏土の表面が水平になり、かつ坏
土内部の気泡が浮上して坏土の表面から放出されるもの
を自己流動性ありとした。
【0031】気孔率と嵩比重は、同じ坏土を内寸40m
m×40mm×80mmの型に流し込んだものを、20
℃の室内に24時間放置後脱型し、次いで110℃で2
4時間乾燥した試験片につきJIS−R2205に規定
に準じて測定した。圧縮強度は、これらの試験片を乾燥
したものの中央部に寸法40mm×40mm×40mm
の金属ブロックを押し付けて圧壊時の最大圧縮荷重を求
めて圧縮強度とした。比較例では、満足な成形体が得ら
れなかったので、物性を調べていない。
m×40mm×80mmの型に流し込んだものを、20
℃の室内に24時間放置後脱型し、次いで110℃で2
4時間乾燥した試験片につきJIS−R2205に規定
に準じて測定した。圧縮強度は、これらの試験片を乾燥
したものの中央部に寸法40mm×40mm×40mm
の金属ブロックを押し付けて圧壊時の最大圧縮荷重を求
めて圧縮強度とした。比較例では、満足な成形体が得ら
れなかったので、物性を調べていない。
【0032】
【発明の効果】本発明の流し込み耐火物用組成物は、外
掛けで6.5重量%の水分を加えて混練すると良好な自
己流動性を有する坏土が得られる。6.5重量%あるい
はそれ以下という比較的少量の水分で自己流動性が得ら
れることから、施工において振動を加えなくても気泡が
表面から放出されて鋳型内の隅々にまで隙間なく鋳込む
ことができるとともに、施工された耐火物の嵩比重は従
来の振動を加えて流し込む耐火物と比べて遜色がなく、
耐火物としての耐用も優れる。
掛けで6.5重量%の水分を加えて混練すると良好な自
己流動性を有する坏土が得られる。6.5重量%あるい
はそれ以下という比較的少量の水分で自己流動性が得ら
れることから、施工において振動を加えなくても気泡が
表面から放出されて鋳型内の隅々にまで隙間なく鋳込む
ことができるとともに、施工された耐火物の嵩比重は従
来の振動を加えて流し込む耐火物と比べて遜色がなく、
耐火物としての耐用も優れる。
【0033】さらに、この耐火物の坏土の優れた自己流
動性を利用し、ポンプ圧送によって流し込み施工すれ
ば、耐火物の施工においてさらなる省力化と工期の短縮
が達成でき、一層優れたコストパーフォーマンスを確保
できる。
動性を利用し、ポンプ圧送によって流し込み施工すれ
ば、耐火物の施工においてさらなる省力化と工期の短縮
が達成でき、一層優れたコストパーフォーマンスを確保
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】粒径20μm超のシャモット質骨材72〜
93重量%と、酸性ヒュームドシリカ微粉3〜10重量
%と、酸性ヒュームドシリカ微粉以外の耐火性粉末であ
って粒径20μm以下かつ平均粒径10μm以下の耐火
性粉末4〜18重量%と、少量の分散剤とからなること
を特徴とするシャモット質流し込み耐火物用組成物。 - 【請求項2】請求項1の組成物100重量部に6.5重
量部の水を加えて混練した坏土を、概ね水平な面上に置
かれた、上端内径50mm、底内径100mm、高さ1
50mmの上下が開口した円錐台形状のコーン型に流し
込み、コーン型を上方に抜き取って60秒間無振動で放
置したときのフロー値が180mm以上である請求項1
のシャモット質流し込み耐火物用組成物。 - 【請求項3】酸性ヒュームドシリカ微粉が、ジルコンを
脱珪してジルコニア質原料を製造するときの副産物とし
て得られたものである請求項1または2のシャモット質
流し込み耐火物用組成物。 - 【請求項4】上記耐火性粉末の一部として、アルミナセ
メントを組成物中に2〜10重量%含有する請求項1〜
3のいずれかのシャモット質流し込み耐火物用組成物。 - 【請求項5】分散剤が、ピロリン酸ナトリウム、トリポ
リリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、テ
トラポリリン酸ナトリウムから選ばれる一種以上であ
り、分散剤の合量の配合比が組成物に対し外掛けで0.
02〜1.0重量%である、請求項1〜4のいずれかの
シャモット質流し込み耐火物用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29652194A JPH08157266A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | シャモット質流し込み耐火物用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29652194A JPH08157266A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | シャモット質流し込み耐火物用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157266A true JPH08157266A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17834616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29652194A Withdrawn JPH08157266A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | シャモット質流し込み耐火物用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08157266A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8618006B2 (en) | 2006-07-06 | 2013-12-31 | Vesuvius Crucible Company | Cement-free refractory |
| EP3375766A1 (en) * | 2017-03-16 | 2018-09-19 | Magneco/Metrel, Inc. | Refractory composition resistant to high temperature shock and creep, articles made from it, and method of making articles |
| US10429130B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-10-01 | Magneco/Metrel, Inc. | Refractory kiln car resistant to high temperature shock and creep |
| US10494305B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-12-03 | Magneco/Metrel, Inc. | Method of making refractory article resistant to high temperature shock and creep |
| JP2024034296A (ja) * | 2022-08-31 | 2024-03-13 | 黒崎播磨株式会社 | 断熱キャスタブル耐火物 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29652194A patent/JPH08157266A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8618006B2 (en) | 2006-07-06 | 2013-12-31 | Vesuvius Crucible Company | Cement-free refractory |
| EP3375766A1 (en) * | 2017-03-16 | 2018-09-19 | Magneco/Metrel, Inc. | Refractory composition resistant to high temperature shock and creep, articles made from it, and method of making articles |
| US10429130B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-10-01 | Magneco/Metrel, Inc. | Refractory kiln car resistant to high temperature shock and creep |
| US10494305B2 (en) | 2017-03-16 | 2019-12-03 | Magneco/Metrel, Inc. | Method of making refractory article resistant to high temperature shock and creep |
| JP2024034296A (ja) * | 2022-08-31 | 2024-03-13 | 黒崎播磨株式会社 | 断熱キャスタブル耐火物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041222 |