JPH08158288A - 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 - Google Patents
積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙Info
- Publication number
- JPH08158288A JPH08158288A JP29989794A JP29989794A JPH08158288A JP H08158288 A JPH08158288 A JP H08158288A JP 29989794 A JP29989794 A JP 29989794A JP 29989794 A JP29989794 A JP 29989794A JP H08158288 A JPH08158288 A JP H08158288A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic polyamide
- weight
- polyamide fiber
- fiber paper
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】芳香族ポリアミド繊維紙を基材とする積層板
が、加熱加圧成形時のマトリックス樹脂の流れやリード
レスチップ部品実装時の半田付けの熱などに起因して、
反ったり捻じれたりしないようにする。 【構成】芳香族ポリアミド繊維80重量%とフィブリル
化したセルロース繊維20重量%を配合して抄造し単位
重量60g/m2の芳香族ポリアミド繊維紙を得た。こ
の芳香族ポリアミド繊維紙を基材とし、これに臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂ワニスを含浸乾燥して、
樹脂付着量50重量%のプリプレグを作製した。得られ
たプリプレグを5プライ重ね、その両側に18μmの銅
箔を載置して、加熱加圧成形により0.5mm厚の銅張り
積層板を得た。フィブリル化したセルロース繊維の含有
率は5〜50重量%、好ましくは30重量%以下、さら
に好ましくは25重量%以下である。
が、加熱加圧成形時のマトリックス樹脂の流れやリード
レスチップ部品実装時の半田付けの熱などに起因して、
反ったり捻じれたりしないようにする。 【構成】芳香族ポリアミド繊維80重量%とフィブリル
化したセルロース繊維20重量%を配合して抄造し単位
重量60g/m2の芳香族ポリアミド繊維紙を得た。こ
の芳香族ポリアミド繊維紙を基材とし、これに臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂ワニスを含浸乾燥して、
樹脂付着量50重量%のプリプレグを作製した。得られ
たプリプレグを5プライ重ね、その両側に18μmの銅
箔を載置して、加熱加圧成形により0.5mm厚の銅張り
積層板を得た。フィブリル化したセルロース繊維の含有
率は5〜50重量%、好ましくは30重量%以下、さら
に好ましくは25重量%以下である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗、IC等のリード
レスチップ部品を表面実装するプリント配線板の絶縁基
板として適した積層板ないし金属箔張り積層板および積
層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙に関するものであ
る。
レスチップ部品を表面実装するプリント配線板の絶縁基
板として適した積層板ないし金属箔張り積層板および積
層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型軽量化、高密度化
の点より、電子部品を表面実装方式でプリント配線板に
搭載する技術が主流となってきた。この背景の中で、プ
リント配線板の絶縁基板である積層板には、熱膨張係数
を小さくすることが要求されている。これは、プリント
配線板の絶縁基板のタテ、ヨコ方向の熱膨張係数を、表
面実装するリードレスチップ部品の熱膨張係数(2〜7
×10~6/℃程度)とできるだけマッチングさせて、リ
ードレスチップ部品とプリント配線の半田接合部に冷熱
サイクルの繰返しによるクラックが生じないようにする
ためである。上記の要求に対して、負の熱膨張係数を有
する芳香族ポリアミド繊維紙を基材とし、これに熱硬化
性樹脂(マトリックス樹脂)を含浸乾燥して加熱加圧成
形した積層板ないしは金属箔張り積層板の検討がされて
きた。
の点より、電子部品を表面実装方式でプリント配線板に
搭載する技術が主流となってきた。この背景の中で、プ
リント配線板の絶縁基板である積層板には、熱膨張係数
を小さくすることが要求されている。これは、プリント
配線板の絶縁基板のタテ、ヨコ方向の熱膨張係数を、表
面実装するリードレスチップ部品の熱膨張係数(2〜7
×10~6/℃程度)とできるだけマッチングさせて、リ
ードレスチップ部品とプリント配線の半田接合部に冷熱
サイクルの繰返しによるクラックが生じないようにする
ためである。上記の要求に対して、負の熱膨張係数を有
する芳香族ポリアミド繊維紙を基材とし、これに熱硬化
性樹脂(マトリックス樹脂)を含浸乾燥して加熱加圧成
形した積層板ないしは金属箔張り積層板の検討がされて
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の積層板は、
芳香族ポリアミド繊維同士を樹脂バインダだけで結合し
た構成の芳香族ポリアミド繊維紙を基材としている。こ
のような構成の芳香族ポリアミド繊維紙は、樹脂バイン
ダのガラス転移温度(110℃程度)以上の領域でその
弾性率が急激に低下する。従って、このような芳香族ポ
リアミド繊維紙を基材とする限り、芳香族ポリアミド繊
維紙が、積層板の加熱加圧成形工程において溶融したマ
トリックス樹脂の流れおよび圧力の影響で不均一に変形
することになる。何故なら、マトリックス樹脂の溶融温
度範囲は80℃〜140℃が一般的であり、上記樹脂バ
インダのガラス転移温度を越えることになるからであ
る。基材が不均一に変形したままの積層板を絶縁基板と
したプリント配線板は、反ったり捻じれたりする心配が
ある。また、芳香族ポリアミド繊維紙は、コンポジット
積層板の基材に使用されているガラス繊維不織布と同様
の不織布である。従って、芳香族ポリアミド繊維紙基材
積層板を絶縁基板としたプリント配線板にリードレスチ
ップ部品を表面実装する際に、リフロー装置などによる
高熱が加わると、基材全体が均一に伸びたり収縮するの
ではなく、ある部分では伸び、ある部分では収縮すると
いった不均一な挙動を示す。このような挙動により、プ
リント配線板が、反ったり捻じれたりする心配がある。
本発明が解決しようとする課題は、芳香族ポリアミド繊
維紙を基材とする積層板が、加熱加圧成形時のマトリッ
クス樹脂の流れやリードレスチップ部品実装時の半田付
けの熱などに起因して、反ったり捻じれたりしないよう
にすることである。
芳香族ポリアミド繊維同士を樹脂バインダだけで結合し
た構成の芳香族ポリアミド繊維紙を基材としている。こ
のような構成の芳香族ポリアミド繊維紙は、樹脂バイン
ダのガラス転移温度(110℃程度)以上の領域でその
弾性率が急激に低下する。従って、このような芳香族ポ
リアミド繊維紙を基材とする限り、芳香族ポリアミド繊
維紙が、積層板の加熱加圧成形工程において溶融したマ
トリックス樹脂の流れおよび圧力の影響で不均一に変形
することになる。何故なら、マトリックス樹脂の溶融温
度範囲は80℃〜140℃が一般的であり、上記樹脂バ
インダのガラス転移温度を越えることになるからであ
る。基材が不均一に変形したままの積層板を絶縁基板と
したプリント配線板は、反ったり捻じれたりする心配が
ある。また、芳香族ポリアミド繊維紙は、コンポジット
積層板の基材に使用されているガラス繊維不織布と同様
の不織布である。従って、芳香族ポリアミド繊維紙基材
積層板を絶縁基板としたプリント配線板にリードレスチ
ップ部品を表面実装する際に、リフロー装置などによる
高熱が加わると、基材全体が均一に伸びたり収縮するの
ではなく、ある部分では伸び、ある部分では収縮すると
いった不均一な挙動を示す。このような挙動により、プ
リント配線板が、反ったり捻じれたりする心配がある。
本発明が解決しようとする課題は、芳香族ポリアミド繊
維紙を基材とする積層板が、加熱加圧成形時のマトリッ
クス樹脂の流れやリードレスチップ部品実装時の半田付
けの熱などに起因して、反ったり捻じれたりしないよう
にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙
は、芳香族ポリアミド繊維とフィブリル化したセルロー
ス繊維の混抄紙であり、前記セルロース繊維の含有率が
5〜50重量%であることを特徴とする。フィブリル化
したセルロース繊維の含有率は、好ましくは25重量%
以下である。これら積層板用基材には樹脂バインダを含
有していてもよい。本発明に係る積層板は、熱硬化性樹
脂を含浸したシート状基材を加熱加圧成形してなる積層
板において、前記シート状基材の一部ないし全部が上記
の芳香族ポリアミド繊維紙であることを特徴とする。本
発明に係る積層板は、表面に金属箔が一体化されている
ものであってもよい。
に、本発明に係る積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙
は、芳香族ポリアミド繊維とフィブリル化したセルロー
ス繊維の混抄紙であり、前記セルロース繊維の含有率が
5〜50重量%であることを特徴とする。フィブリル化
したセルロース繊維の含有率は、好ましくは25重量%
以下である。これら積層板用基材には樹脂バインダを含
有していてもよい。本発明に係る積層板は、熱硬化性樹
脂を含浸したシート状基材を加熱加圧成形してなる積層
板において、前記シート状基材の一部ないし全部が上記
の芳香族ポリアミド繊維紙であることを特徴とする。本
発明に係る積層板は、表面に金属箔が一体化されている
ものであってもよい。
【0005】
【作用】本発明に係る積層板基材用の芳香族ポリアミド
繊維紙は、フィブリル化したセルロース繊維が芳香族ポ
リアミド繊維と絡み合いバインダの効果を発揮する。そ
して、セルロース繊維は弾性率の温度依存性が少なく、
これをバインダとした芳香族ポリアミド繊維紙は、高温
度になっても高い弾性率を維持する。従って、これを基
材とすることにより、積層板の加熱加圧成形工程で、当
該基材が溶融したマトリックス樹脂の流れおよび圧力の
影響を受けにくくなる。加熱加圧成形工程における基材
の不均一な変形を低減できるため、これに起因する積層
板の反りや捻じれの発生を抑制することができる。ま
た、高温度になっても基材の弾性率の低下が少ないため
に、当該基材を用いた積層板を絶縁基板としたプリント
配線板は、リードレスチップ部品実装時の半田付けなど
の高い熱による絶縁基板の伸びや収縮を低減できるた
め、これに起因する反りや捻じれの発生を抑制すること
ができる。但し、セルロース繊維の含有率が5重量%未
満になると、芳香族ポリアミド繊維同士を結合する強度
が低くなるので、反りや捻じれを十分に抑制できない。
一方、セルロース繊維の含有率が50重量%を越える
と、セルロース繊維の吸湿性の問題から積層板の耐湿絶
縁性や耐熱性が劣ってしまうため、セルロース繊維の含
有率は、5〜50重量%の範囲にする必要がある。
繊維紙は、フィブリル化したセルロース繊維が芳香族ポ
リアミド繊維と絡み合いバインダの効果を発揮する。そ
して、セルロース繊維は弾性率の温度依存性が少なく、
これをバインダとした芳香族ポリアミド繊維紙は、高温
度になっても高い弾性率を維持する。従って、これを基
材とすることにより、積層板の加熱加圧成形工程で、当
該基材が溶融したマトリックス樹脂の流れおよび圧力の
影響を受けにくくなる。加熱加圧成形工程における基材
の不均一な変形を低減できるため、これに起因する積層
板の反りや捻じれの発生を抑制することができる。ま
た、高温度になっても基材の弾性率の低下が少ないため
に、当該基材を用いた積層板を絶縁基板としたプリント
配線板は、リードレスチップ部品実装時の半田付けなど
の高い熱による絶縁基板の伸びや収縮を低減できるた
め、これに起因する反りや捻じれの発生を抑制すること
ができる。但し、セルロース繊維の含有率が5重量%未
満になると、芳香族ポリアミド繊維同士を結合する強度
が低くなるので、反りや捻じれを十分に抑制できない。
一方、セルロース繊維の含有率が50重量%を越える
と、セルロース繊維の吸湿性の問題から積層板の耐湿絶
縁性や耐熱性が劣ってしまうため、セルロース繊維の含
有率は、5〜50重量%の範囲にする必要がある。
【0006】樹脂バインダを含有させた本発明に係る積
層板基材用の芳香族ポリアミド繊維紙は、樹脂バインダ
が繊維の毛羽立ちを抑えて、積層板を製造する際のプレ
プレグ(基材に熱硬化性樹脂を含浸乾燥させたもの)か
らのゴミの発生を抑えることができる。
層板基材用の芳香族ポリアミド繊維紙は、樹脂バインダ
が繊維の毛羽立ちを抑えて、積層板を製造する際のプレ
プレグ(基材に熱硬化性樹脂を含浸乾燥させたもの)か
らのゴミの発生を抑えることができる。
【0007】
実施例1 芳香族ポリアミド繊維95重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維5重量%を配合して抄造し単位重量60g
/m2の芳香族ポリアミド繊維紙を得た。この芳香族ポ
リアミド繊維紙を基材とし、これに臭素化ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂ワニス(マトリックス樹脂)を含浸
乾燥して、樹脂付着量50重量%のプリプレグを作製し
た。得られたプリプレグを5プライ重ね、その両側に1
8μmの銅箔を載置して、加熱加圧成形により0.5mm
厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維5重量%を配合して抄造し単位重量60g
/m2の芳香族ポリアミド繊維紙を得た。この芳香族ポ
リアミド繊維紙を基材とし、これに臭素化ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂ワニス(マトリックス樹脂)を含浸
乾燥して、樹脂付着量50重量%のプリプレグを作製し
た。得られたプリプレグを5プライ重ね、その両側に1
8μmの銅箔を載置して、加熱加圧成形により0.5mm
厚の銅張り積層板を得た。
【0008】実施例2 芳香族ポリアミド繊維80重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維20重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維20重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
【0009】実施例3 芳香族ポリアミド繊維70重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維30重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維30重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
【0010】実施例4 芳香族ポリアミド繊維50重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維50重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維50重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
【0011】実施例5 実施例2の芳香族ポリアミド繊維紙に水溶性エポキシバ
インダ(ガラス転移温度:110℃)を5重量%付着さ
せた以外は実施例2と同様にして、0.5mm厚の銅張り
積層板を得た。本実施例における芳香族ポリアミド繊維
紙を基材として臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
ワニスを含浸乾燥したプレプレグは、取り扱い時のゴミ
の発生が少なく、成形した銅張り積層板の銅箔表面の打
痕不良を低減できることを確認できた。
インダ(ガラス転移温度:110℃)を5重量%付着さ
せた以外は実施例2と同様にして、0.5mm厚の銅張り
積層板を得た。本実施例における芳香族ポリアミド繊維
紙を基材として臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
ワニスを含浸乾燥したプレプレグは、取り扱い時のゴミ
の発生が少なく、成形した銅張り積層板の銅箔表面の打
痕不良を低減できることを確認できた。
【0012】実施例6 実施例2の芳香族ポリアミド繊維紙に水溶性エポキシバ
インダ(ガラス転移温度:110℃)を10重量%付着
させた以外は実施例2と同様にして、0.5mm厚の銅張
り積層板を得た。本実施例の銅張り積層板も実施例5と
同様、打痕不良を低減できることを確認できた。尚、樹
脂バインダの付着量は、15重量%程度までが適当であ
る。
インダ(ガラス転移温度:110℃)を10重量%付着
させた以外は実施例2と同様にして、0.5mm厚の銅張
り積層板を得た。本実施例の銅張り積層板も実施例5と
同様、打痕不良を低減できることを確認できた。尚、樹
脂バインダの付着量は、15重量%程度までが適当であ
る。
【0013】比較例1 芳香族ポリアミド繊維97重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維3重量%を配合して抄造した以外は実施例
1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維3重量%を配合して抄造した以外は実施例
1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
【0014】比較例2 芳香族ポリアミド繊維45重量%とフィブリル化したセ
ルロース繊維55重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
ルロース繊維55重量%を配合して抄造した以外は実施
例1と同様にして、0.5mm厚の銅張り積層板を得た。
【0015】従来例 芳香族ポリアミド繊維だけを抄造し水溶性エポキシバイ
ンダ(ガラス転移温度:110℃)を15重量%付着さ
せた芳香族ポリアミド繊維紙(単位重量60g/m2)
を基材として、実施例1と同様にして、0.5mm厚の銅
張り積層板を得た。
ンダ(ガラス転移温度:110℃)を15重量%付着さ
せた芳香族ポリアミド繊維紙(単位重量60g/m2)
を基材として、実施例1と同様にして、0.5mm厚の銅
張り積層板を得た。
【0016】以上の実施例1〜6、比較例1〜2、従来
例における銅張り積層板の反り、耐湿絶縁性、半田耐熱
性、熱膨張係数を表1に示す。各特性の測定条件、評価
方法等は次のとおりである。 反り:試料の四つの角部(表裏で8点)の平面からの浮
き上がり量を測定しその最大値を採用。「成形後反り」
は、加熱加圧成形した後の積層板(500mm×500m
m)の反り。「部品実装工程後反り」は、試料(50mm
×70mm)を最高温度230℃のリフロー処理に供した
後の反り。 耐湿絶縁性:プレッシャークッカー6時間処理後の絶縁
抵抗を測定。 半田耐熱性:常態の積層板を300℃の半田浴に浮かべ
て表面にフクレが発生するまでの時間を測定。 熱膨張係数:基材タテ方向を測定。
例における銅張り積層板の反り、耐湿絶縁性、半田耐熱
性、熱膨張係数を表1に示す。各特性の測定条件、評価
方法等は次のとおりである。 反り:試料の四つの角部(表裏で8点)の平面からの浮
き上がり量を測定しその最大値を採用。「成形後反り」
は、加熱加圧成形した後の積層板(500mm×500m
m)の反り。「部品実装工程後反り」は、試料(50mm
×70mm)を最高温度230℃のリフロー処理に供した
後の反り。 耐湿絶縁性:プレッシャークッカー6時間処理後の絶縁
抵抗を測定。 半田耐熱性:常態の積層板を300℃の半田浴に浮かべ
て表面にフクレが発生するまでの時間を測定。 熱膨張係数:基材タテ方向を測定。
【0017】
【表1】
【0018】上記の実施例では、芳香族ポリアミド繊維
紙だけを基材とした積層板について説明したが、他の基
材、例えばガラス繊維織布などと組み合わせて用いるこ
とができる。
紙だけを基材とした積層板について説明したが、他の基
材、例えばガラス繊維織布などと組み合わせて用いるこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る芳香族ポ
リアミド繊維紙を基材とした積層板ないし金属箔張り積
層板は、表1に示した積層板の基本特性を損なうことな
く、反りや捻じれを小さくすることができる。フィブリ
ル化したセルロース繊維の含有率を好ましくは30重量
%以下、さらに好ましくは25重量%以下にすれば、全
体の特性をバランス良く保持することができる。また、
樹脂バインダを含有させた本発明に係る芳香族ポリアミ
ド繊維紙は、ゴミの発生が少ないので、積層板の成形に
おいてゴミによる打痕不良を低減するのに有利である。
リアミド繊維紙を基材とした積層板ないし金属箔張り積
層板は、表1に示した積層板の基本特性を損なうことな
く、反りや捻じれを小さくすることができる。フィブリ
ル化したセルロース繊維の含有率を好ましくは30重量
%以下、さらに好ましくは25重量%以下にすれば、全
体の特性をバランス良く保持することができる。また、
樹脂バインダを含有させた本発明に係る芳香族ポリアミ
ド繊維紙は、ゴミの発生が少ないので、積層板の成形に
おいてゴミによる打痕不良を低減するのに有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B32B 27/02 9349−4F 27/34 9349−4F
Claims (5)
- 【請求項1】芳香族ポリアミド繊維とフィブリル化した
セルロース繊維の混抄紙であり、前記セルロース繊維の
含有率が5〜50重量%であることを特徴とする積層板
基材用芳香族ポリアミド繊維紙。 - 【請求項2】フィブリル化したセルロース繊維の含有率
が25重量%以下である請求項1記載の積層板基材用芳
香族ポリアミド繊維紙。 - 【請求項3】繊維同士を結合する樹脂バインダが含有さ
れている請求項1又は2に記載の積層板基材用芳香族ポ
リアミド繊維紙。 - 【請求項4】熱硬化性樹脂を含浸したシート状基材を加
熱加圧成形してなる積層板において、前記シート状基材
の一部ないし全部が請求項1〜3のいずれかに記載の芳
香族ポリアミド繊維紙であることを特徴とする積層板。 - 【請求項5】表面に金属箔が一体化されている請求項4
記載の積層板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29989794A JPH08158288A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29989794A JPH08158288A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08158288A true JPH08158288A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17878261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29989794A Pending JPH08158288A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08158288A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060988A1 (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-14 | Dupont Teijin Advanced Papers, Ltd. | 薄葉材、その製造方法及びそれを用いた電気・電子部品 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29989794A patent/JPH08158288A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009060988A1 (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-14 | Dupont Teijin Advanced Papers, Ltd. | 薄葉材、その製造方法及びそれを用いた電気・電子部品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3520604B2 (ja) | コンポジット積層板 | |
| US6040252A (en) | Laminate base material, a method of producing the same, a prepreg and a laminate | |
| JP3116341B2 (ja) | 積層板および積層板基材用ガラス織布、ならびに積層板の使用法 | |
| JPH08158289A (ja) | 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 | |
| JPH08158288A (ja) | 積層板および積層板基材用芳香族ポリアミド繊維紙 | |
| JPH05261861A (ja) | 積層板 | |
| JP2503601B2 (ja) | 積層板 | |
| JP3452674B2 (ja) | 高剛性銅張積層板の製造方法 | |
| JPH11100767A (ja) | 積層板用基材及びその製造法ならびにプリプレグ及び積層板 | |
| JPH07232405A (ja) | 金属箔張り積層板の製造法 | |
| JPH08216340A (ja) | 高剛性銅張積層板及びその製造方法 | |
| JPH0664095A (ja) | 積層板 | |
| JP2646935B2 (ja) | 積層板用ガラス織布および積層板 | |
| JPH05318640A (ja) | 積層板 | |
| JP3714752B2 (ja) | 積層板用基材の製造法 | |
| JP3211608B2 (ja) | 銅張積層板の製法 | |
| JP2626348B2 (ja) | 金属箔張り積層板およびその製造法 | |
| JPH05229062A (ja) | 金属箔張り積層板および印刷回路板 | |
| JP2003221794A (ja) | 積層板用基材及びプリプレグ、並びに積層板 | |
| JP3264443B2 (ja) | プリント基板の製造方法 | |
| JP3883727B2 (ja) | アラミド繊維基材絶縁基板ならびにプリント配線板 | |
| JP2858521B2 (ja) | 金属箔張り積層板およびその製造法 | |
| JPH07276563A (ja) | 金属箔張り積層板およびその製造法 | |
| JPH0626875B2 (ja) | 銅張積層板 | |
| JPH07115444B2 (ja) | 銅張積層板 |