JPH05229062A - 金属箔張り積層板および印刷回路板 - Google Patents

金属箔張り積層板および印刷回路板

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JPH05229062A
JPH05229062A JP3824392A JP3824392A JPH05229062A JP H05229062 A JPH05229062 A JP H05229062A JP 3824392 A JP3824392 A JP 3824392A JP 3824392 A JP3824392 A JP 3824392A JP H05229062 A JPH05229062 A JP H05229062A
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JP
Japan
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glass
prepreg
printed circuit
resin layer
metal foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3824392A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Nishimura
勝彦 西村
Masayuki Noda
雅之 野田
Yukihiro Yamashita
山下  幸宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05229062A publication Critical patent/JPH05229062A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱硬化性樹脂積層板を絶縁基板とする印刷回路
板において、熱膨張率の小さい表面実装部品を搭載した
ときに冷熱サイクルが繰り返されても半田接続部の信頼
性を確保できるようにする。 【構成】積層板の基材層構成を、(ガラス不織布1枚/
ガラス織布1枚/ガラス不織布3枚/ガラス織布1枚/
ガラス不織布1枚)とする。ガラス不織布を基材とする
表面樹脂層の厚さは、30〜200μmである。表面樹
層の弾性率は、600Kgf/mm2以下が望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面実装部品を搭載す
る印刷回路板用として適した金属箔張り積層板ならびに
印刷回路板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器に用いられる印刷回路板
の部品搭載形態は、機器の高信頼性、小型化のため高密
度表面実装の方向に向かっている。それにより、熱膨張
率が14ppm/℃であった表面実装用パッケージは、8pp
m/℃のTSOP(Thin Small Outline Package)、TQ
FP(Thin Quad Flat Package)などに変わりつつあ
る。しかし、それら部品を載せる印刷回路板の熱膨張率
は、20ppm/℃前後までしか小さくされていない。その
ため、冷熱サイクルが繰り返されると、搭載した部品と
印刷回路板の熱膨張率の差によって半田接続部分に熱応
力が直接かかりクラックが発生し易い。印刷回路板の絶
縁基板には、熱硬化性樹脂を含浸した複数枚のシート状
基材を重ねて加熱加圧成形した積層板が用いられている
が、その表面樹脂層は、熱膨張率を小さくすることを考
慮してガラス織布を基材としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、積層板を絶縁基板とする印刷回路板におい
て、熱膨張率の小さい表面実装部品を搭載したときに冷
熱サイクルが繰り返されても半田接続部の信頼性を維持
できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る金属箔張り積層板は、熱硬化性樹脂を
含浸したシート状基材として少なくとも1枚のガラス織
布を含み、表面金属箔の直下にはガラス不織布を基材と
する厚さ30〜200μmの表面樹脂層を配置したこと
を特徴とする。また、熱硬化性樹脂積層板を絶縁基板と
する本発明に係る印刷回路板は、シート状基材として少
なくとも1枚のガラス織布を含み、ガラス不織布を基材
とする厚さ30〜200μmの表面樹脂層を配置したこ
とを特徴とする。上記の積層板および印刷回路板の厚さ
30〜200μmの表面樹脂層は、弾性率が600Kgf/
mm2以下であることが好ましい。
【0005】
【作用】一般に、印刷回路板の表面樹脂層はガラス織布
を基材として用いているが、ガラス織布はガラス不織布
に比べ高弾性であり、搭載部品と回路板の熱膨張率の差
により生ずる熱応力が半田接続部分に直接かかる。本発
明においては、ガラス不織布を基材とする30〜200
μm厚さの表面樹脂層を配置しており、この低弾性樹脂
層で半田接続部分にかかる熱応力を緩和することができ
る。この作用によって、半田接続部分のクラック発生を
抑制できる。しかし、表面樹脂層の厚みが30μm未満
であると、搭載された部品の半田接続部分にかかる熱応
力を十分に緩和できないため、半田接続信頼性が悪くな
る。また、表面樹脂層の厚みが200μmより大きい
と、熱膨張率が大きくなり過ぎて半田接続信頼性が悪く
なる。上記表面樹脂層の弾性率を600kgf/mm2以下に
すると、搭載された部品の半田接続部分にかかる熱応力
を十分に緩和でき、半田接続信頼性がさらに高くなる。
また、ガラス不織布を基材とする表面樹脂層は、ガラス
織布を基材とする表面樹脂層より表面の凹凸が小さく、
表面平滑性が良くなる。そのため、レジスト密着性が大
きくなり、高精細な回路を描いても断線やショートをす
る割合を小さくする作用もある。
【0006】
【実施例】本発明で使用する熱硬化性樹脂は特に限定す
るものではなく、ポリブタジエン、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
ケイ素樹脂など通常使用されているものである。積層板
を難燃化するためにブロム化合物や三酸化アンチモン、
五酸化アンチモン、リン化合物、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウムなどの難燃剤を樹脂中に配合しても
よい。また、ガラス不織布は、通常電気絶縁用に使用さ
れているEガラスやDガラスよりなるものであり特に限
定しない。ガラス不織布の繊維同士を結合するためのバ
インダとしては、エポキシ樹脂、ポバール、アクリロニ
トリル、パルプなどが使用されている。本発明に係る積
層板および印刷回路板では、表面樹脂層以外に少なくと
も1枚のガラス織布を含むが、これにより強度や寸法制
度を保持しそりの発生も抑制される。使用する金属箔
は、銅箔、ニッケル箔、アルミニウム箔などであるが特
に限定しない。
【0007】《プリプレグの調製》積層板を成形するた
めのプリプレグを次のようにして調製した。Ep−10
01(油化シェル製エポキシ樹脂,エポキシ当量50
0)100gに、ジシアンジアミド3g、触媒として2
−エチル4−メチルイミダゾール0.2gを均一に溶か
し樹脂ワニスとした。この樹脂ワニスを、ガラス織布お
よび各種ガラス不織布に含浸乾燥して、表1に示したガ
ラス織布基材のプリプレグ0およびガラス不織布基材の
プリプレグ1〜8を調製した。尚、表1中、層厚さは、
プリプレグ1枚を加熱加圧成形したときの厚さを示し、
積層板または印刷回路板の表面樹脂層の厚さに相当する
ものである。また、弾性率は、プリプレグ1枚を加熱加
圧成形した板状体の弾性率を示し、積層板または印刷回
路板の表面樹脂層の弾性率に相当するものである。
【0008】
【表1】
【0009】実施例1 プリプレグ2を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/ガラス不織布プリプレ
グ2を1枚の構成で、その上下に銅箔(厚さ18μm)
を置き、温度170℃,圧力40Kg/cm2で60分間加熱
加圧成形して銅張り積層板を得た。表面の銅箔を常法の
印刷エッチングの工程で回路加工し形成した回路にIC
チップ(熱膨張率:8ppm/℃)を半田付けして、半田接
続部分の信頼性を評価した。この評価は、−30℃・1
時間と150℃・1時間の冷熱サイクルを繰り返し、半
田接続部分の導通不良の個数が1%に至るまでのサイク
ル数を調べた。また、表面粗さ計により表面平滑性を測
定した。これらの結果を図1及び表2に示す。
【0010】実施例2 プリプレグ3を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ3を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0011】実施例3 プリプレグ4を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ4を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0012】比較例1 プリプレグ5を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ5を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0013】比較例2 プリプレグ6を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ6を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0014】従来例1 プリプレグ0を1枚/プリプレグ1を3枚/プリプレグ
0を1枚の構成で、以下実施例1と同様とした(この場
合、表面樹脂層の厚さは0である)。
【0015】
【表2】
【0016】図1から、ガラス不織布を基材とする表面
樹脂層の厚さを30〜200μmとすることにより、冷
熱サイクルにおける半田接続部分の信頼性が高くなるこ
とが分かる。
【0017】実施例4 プリプレグ3を1枚/プリプレグ0を7枚/プリプレグ
3を1枚の構成で、以下実施例1と同様とした。半田接
続部分の信頼性の評価結果および表面平滑性の測定結果
を表3に示す。評価の方法は、図1および表2の場合と
同様である。
【0018】実施例5 プリプレグ7を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ7を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0019】実施例6 プリプレグ8を1枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ
1を3枚/プリプレグ0を1枚/プリプレグ8を1枚の
構成で、以下実施例1と同様とした。
【0020】従来例2 プリプレグ0を8枚の構成で、以下実施例1と同様とし
た(この場合、表面樹脂層の厚さは0である)。
【0021】
【表3】
【0022】表3から、ガラス不織布を基材とする表面
樹脂層の弾性率を600Kgf/mm2以下とすることによ
り、半田接続部分の信頼性が一層高くなることが分か
る。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る金属箔張り積層板および印
刷回路板は、大きな温度変化に対しても、表面樹脂層が
積層板と表面実装部品の熱膨張率の差に起因する熱応力
を吸収して、回路と表面実装部品との間の半田接続部分
を安定に保持し、回路−部品間接続の信頼性を確保する
ことができる。ガラス不織布を基材とする厚さ30〜2
00μmの表面樹脂層の弾性率が600Kgf/mm2以下の
とき、前記効果は一層顕著になる。また、表面平滑性が
優れているので、レジスト密着性が大きくなり、高精細
な回路を描いても断線やショートをする割合が小さくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面樹脂層の厚さと半田接続信頼性の関係を示
す曲線図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂を含浸した複数枚のシート状
    基材と表面に金属箔とを重ねて加熱加圧成形した積層板
    において、シート状基材として少なくとも1枚のガラス
    織布を含み、表面金属箔の直下にはガラス不織布を基材
    とする厚さ30〜200μmの表面樹脂層を配置したこ
    とを特徴とする金属箔張り積層板。
  2. 【請求項2】表面樹脂層の弾性率が600Kgf/mm2以下
    である請求項1記載の金属箔張り積層板。
  3. 【請求項3】熱硬化性樹脂を含浸した複数枚のシート状
    基材を重ねて加熱加圧成形した積層板を絶縁基板とする
    印刷回路板において、絶縁基板は、シート状基材として
    少なくとも1枚のガラス織布を含み、ガラス不織布を基
    材とする厚さ30〜200μmの表面樹脂層を配置した
    ものであることを特徴とする印刷回路板。
  4. 【請求項4】表面樹脂層の弾性率が600Kgf/mm2以下
    である請求項3記載の印刷回路板。
JP3824392A 1992-02-26 1992-02-26 金属箔張り積層板および印刷回路板 Pending JPH05229062A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001217514A (ja) * 2000-02-03 2001-08-10 Denso Corp 多層配線基板
JP2006315391A (ja) * 2005-04-12 2006-11-24 Hitachi Chem Co Ltd 積層板およびこれを用いたプリント配線板
JP2014128971A (ja) * 2012-11-29 2014-07-10 Panasonic Corp 金属張積層板の製造方法及びプリント配線板

Cited By (3)

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JP2006315391A (ja) * 2005-04-12 2006-11-24 Hitachi Chem Co Ltd 積層板およびこれを用いたプリント配線板
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