JPH08158494A - シーリング材 - Google Patents

シーリング材

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JPH08158494A
JPH08158494A JP30738494A JP30738494A JPH08158494A JP H08158494 A JPH08158494 A JP H08158494A JP 30738494 A JP30738494 A JP 30738494A JP 30738494 A JP30738494 A JP 30738494A JP H08158494 A JPH08158494 A JP H08158494A
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JP
Japan
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molecular weight
sealing
polymer blend
sealing material
low molecular
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Application number
JP30738494A
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English (en)
Inventor
Satoru Takezawa
哲 竹澤
Shigehiko Mashita
成彦 真下
Itsuo Tanuma
逸夫 田沼
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、シーリング特性、取扱性、
施工性、作業性に優れ、しかも、高い生産性にて製造す
ることができ、経済性にも優れたシーリング材が提供す
ることである。 【構成】 本発明のシーリング材は、可撓性材料からな
る芯部材に、高分子有機材料と低分子材料とを主成分と
する三次元連続の網状骨格構造を有する高分子ブレンド
材料からなる被覆材で被覆したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーリング材に係り、
特に、取扱性、作業性に優れたシーリング材に関する。
【0002】
【従来の技術】建築部材の接合箇所には、隙間充填材と
してシーリング材が適用される。特に、建築構造物のプ
レハブ化、軽量化が進むに従って、建築部材の接合がよ
り一層必要とされ、このためシーリング材の需要はます
ます増加している。しかして、近年の建築物の高機能化
に伴い、建築物の耐水性、気密性の向上が要求され、シ
ーリング材について、より一層のシール性能の向上、更
には取扱性や作業性の改善が求められている。
【0003】従来、シーリング材には、無定形で現場に
て充填する方式のものと、予め成形されたものとがあ
り、例えば次のようなものが用いられている。
【0004】 油性コーキング材:炭酸カルシウムな
どの鉱物質充填材と油脂または樹脂などの液状展色材な
どを混練したもの。 ゴム状コーキング材(弾性シーラント):ポリサル
ファイド系、シリコン系、ポリウレタン系、アクリル系
などのシーリング材。 ガラスパテ:油性コーキング材と成分的には同様で
あり、粘度が高い。 粘度シーリング材:ゴム入りアスファルト、ブチル
ゴム、発泡プラスチックにアスファルトなどを含浸させ
たもの。 ガスケット:塩化ビニルまたはクロロプレン製ガス
ケット。
【0005】このようなシーリング材としては、シーリ
ング特性に優れること、即ち、目地に充填されたとき
に、隙間を構成している材料の相互変位によく追随し、
はだわかれや亀裂など、密閉性を阻害するような欠点を
生じないために、長期間柔軟性を保持し得ることが要求
される上に、当然、施工性、作業性(現場施工性)に優
れていることが要求される。
【0006】しかしながら、無定形で現場にて充填する
方式のシーリング材の場合、作業者間の施工のばらつき
が大きく、また、熟練を要する上、充填されてからシー
リング材としての性能を発揮するまでに長時間の養成時
間を必要とする等の欠点ある。
【0007】また、予め成形されたシーリング材を使用
する場合、例えば、建築部材の隙間が施工条件のばらつ
き等により元のシーリング材の厚さよりも薄くなるとシ
ーリング材を圧縮するのに大きな力が必要となる等、作
業性が悪くなる等の欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたものであって、シーリング特性に優れる上
に、取扱性、作業性も著しく良好なシーリング材を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するするための手段】本発明の請求項1の
シーリング材は、可撓性材料からなる芯部材に、高分子
有機材料と低分子材料とを主成分とする三次元連続の網
状骨格構造を有する高分子ブレンド材料からなる被覆材
で被覆したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2のシーリング材は、上記
高分子ブレンド材料が数平均分子量20000以上の高
分子有機材料と数平均分子量20000未満の低分子材
料とを主成分とし、かつ前記高分子有機材料と前記低分
子材料との溶解度パラメーターの差が3.0以下である
ことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3のシーリング材は、上記
可撓性材料がゴム、ウレタン、樹脂を単独又は2種以上
を組み合わせたものであることを特徴とする。
【0012】
【作用】即ち、本発明者らは、優れた特性を備えるシー
リング材として鋭意研究を重ねた結果、芯部材として可
撓性材料を用いることにより隙間等の変位に対する追随
性が優れ、さらに、芯部材を高分子有機材料と低分子材
料とを主成分とする三次元連続の網状骨格構造を有する
高分子ブレンド材料からなる被覆材で被覆することによ
り十分なシーリング特性を有する極めて優れたシーリン
グ材を得ることができることを見いだし、本発明を完成
させた。
【0013】
【実施例】以下に、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明の高分子ブレンド材料と組み合わせる芯部材につい
て述べる。図1は本発明のシーリング材の一例を示す斜
視図であり、本発明のシーリング材1は可撓性材料から
なる芯部材2を高分子ブレンド材料からなる被覆材3で
被覆した構成からなる。また、図2は本発明のシーリン
グ材のその他の例を示す断面図であり、ここで4は本発
明の高分子ブレンド材料やその他の弾性体を示してい
る。
【0014】芯部材2の断面形状としては、特に限定さ
れず、例えば、円形、だ円形、かまぼこ形、たいこ形、
台形、長方形等が挙げられ、また、図2(a)、(b)
に示したように、その断面の内部は中空(図1参照)若
しくはソリッド(図2(a)参照)でも良く、中空の場
合にはその内部に本発明の高分子ブレンド材料やその他
の弾性体を充填すること(図2(b)参照)、さらに、
市販のパッキング材の表面に高分子ブレンド材料を被覆
すること(図2(c)参照)もできる。
【0015】芯部材2を構成する可撓性材料としては、
特に制限されず、例えば、ゴム、樹脂、ポリウレタン等
及びこれらの発泡体等が挙げられるが、用途によっては
各種金属製スチールコードのゴム引き布、糸、紙等も用
いることができる。また、これらの芯部材及び/又は高
分子ブレンド材料を単独または2種以上を組み合わせて
用いることにより、取扱性、作業性(現場施工性)の優
れたシーリング材を得ることができる。
【0016】本発明において、被覆材3を構成する高分
子ブレンド材料は主に高分子有機材料と低分子材料から
なる。まず、高分子有機材料としては、数平均分子量が
20000以上、特に、30000以上、とりわけ40
000以上の熱可塑性高分子有機材料が好ましく、例え
ば、スチレン系(ブタジエンスチレン系、イソプレンス
チレン系など)、エステル系、アミド系、ウレタン系な
どの各種熱可塑性エラストマー、並びに、それらの水
添、その他による変性物、スチレン系、ABS系、オレ
フィン系(エチレン系、プロピレン系、エチレンプロピ
レン系、エチレンスチレン系、プロピレンスチレン系な
ど)、塩化ビニル系、アクリル酸エステル系(アクリル
酸メチル系など)、メタクリル酸エステル系(メタクリ
ル酸メチル系、など)カーボネート系、アセタール系、
ナイロン系、ハロゲン化ポリエーテル系(塩化ポリエー
テル系など)、ハロゲン化オレフィン系(四フッ化エチ
レン系、フッ化−塩化エチレン系、フッ化エチレンプロ
ピレン系など)、セルロース系(アセチルセルロース
系、エチルセルロース系など)、ビニリデン系、ビニル
ブチラール系、アルキレンオキサイド系(プロピレンオ
キサイド系など)などの熱可塑性樹脂、及びこれらの樹
脂のゴム変性物などが挙げられる。
【0017】具体的な熱可塑性高分子材料としては、こ
のうちで結晶構造、凝集構造などの硬質ブロックを形成
しやすい部分と、アモルファス構造などの軟質ブロック
とを一緒に持ち合わせているものが特に好ましく、具体
的には、下記〜が挙げられる。
【0018】 ポリブタジエンとブタジエン−スチレ
ンランダム共重合体とのブロック共重合体を水添して得
られるポリエチレン/ブチレンとエチレン−スチレンラ
ンダム共重合体とのブロック共重合体。 ポリエチレン/ブチレンとポリスチレンとのブロッ
ク共重合体、ポリエチレン/ブチレンとポリエチレンと
のブロック共重合体、ポリエチレン/ブチレンとポリス
チレンとポリエチレンとのブロック共重合体。 エチレン−プロピレンゴム、このうち特にポリエチ
レン/ブチレンとエチレン−スチレンランダム共重合体
とのブロック共重合体が好ましい。
【0019】これらの各種熱可塑性高分子材料は主に単
独で用いられるが、2種以上をブレンドして用いてもよ
い。
【0020】一方、低分子材料としては、100℃にお
ける粘度が5×105 センチポイズ以下、特に、1×1
5 センチポイズ以下であることが好ましく、また、分
子量の観点からは、低分子材料の数平均分子量は20,
000以下、特に10,000以下、とりわけ5,00
0以下であることが好ましい。このような低分子材料と
しては、通常、室温で液体または液状の材料が好適に用
いられる。また、親水性、疎水性のいずれの低分子材料
も使用できる。低分子材料としては特に限定されない
が、次のものが適している。
【0021】軟化材: 鉱物油系、植物油系、合成系
などの各種ゴム用または樹脂用軟化材。鉱物油系として
は、アロマティック系、ナフテン系、パラフィン系など
のプロセス油などが挙げられる。植物油系としては、ひ
まし油、綿実油、あまみ油、なたね油、大豆油、パーム
油、やし油、落花生油、木ろう、パインオイル、オリー
ブ油などが挙げられる。
【0022】可塑剤: フタル酸エステル、フタル酸
混基エステル、脂肪族二塩基酸エステル、グリコールエ
ステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、ステアリン
酸エステルなどの各種エステル系可塑剤、エポキシ系可
塑剤、その他プラスチック用可塑剤またはフタレート
系、アジベート系、セバケート系、フォスフェート系、
ポリエーテル系、ポリエステル系などのNBR用可塑
剤。
【0023】粘着付与剤: クマロン樹脂、クマロン
−インデン樹脂、フェノールテルペン樹脂、石油系炭化
水素、ロジン誘導体などの各種粘着付与剤(タッキファ
イヤー)。
【0024】オリゴマー: クラウンエーテル、含フ
ッ素オリゴマー、ポリイソブチレン、キシレン樹脂、塩
化ゴム、ポリエチレンワックス、石油樹脂、ロジンエス
テルゴム、ポリアルキレングリコールジアクリレート、
液状ゴム(ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリクロロポ
レンなど)、シリコーン系オリゴマー、ポリ−α−オレ
フィンなどの各種オリゴマー。
【0025】滑剤: パラフィン、ワックスなどの炭
化水素系滑剤、高級脂肪酸、オキシ脂肪酸などの脂肪酸
系滑剤、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミドな
どの脂肪酸アミド系滑剤、脂肪酸低級アルコールエステ
ル、脂肪酸多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコ
ールエステルなどのエステル系滑剤、脂肪アルコール、
多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロールな
どのアルコール系滑剤、金属石鹸、混合系滑剤の各種滑
剤。
【0026】その他、ラテックス、エマルジョン、液
晶、歴青組成物、粘土、天然のデンプン、糖、更に無機
系のシリコンオイル、フォスファゼンなども低分子材料
として適している。更に、牛油、豚油、馬油の動物油、
鳥油または魚油:はちみつ、果汁、またはチョコレー
ト、ヨーグルトなどの乳製品系、炭化水素系、ハロゲン
化炭化水素系、アルコール系、フェノール系、エーテル
系、アセタール系、ケトン系、脂肪酸系、エステル系、
窒素化合物系、硫黄化合物系などの有機溶剤:あるい
は、種々の薬効成分、土壌改質剤、肥料類、石油類、
水、水溶液なども用いられる。
【0027】これらの低分子材料は1種を単独で用いて
も、2種以上を混合してもよい。
【0028】本発明においては、多量の低分子材料と高
分子有機材料によって、多量に低分子材料を含む高分子
ブレンド材料を得るために、用いる低分子材料と高分子
有機材料の各々の溶解度パラメーター値δ=(ΔE/
V)1/2 (ΔE=モル蒸発エネルギー,V=モル体積)
の差が3.0以下、好ましくは2.5以下となるよう、
両材料を選択することが好ましい。この差が3.0を越
えると両材料の相溶性の点から、低分子材料が多量に保
持されにくく、得られる高分子ブレンド材料の低弾性化
の障害となり、また、低分子材料のブリードが発生しや
すくなるので好ましくない。
【0029】なお、本発明に係る高分子ブレンド材料に
は、必要に応じて、更に、次のような充填材を配合して
もよい。すなわち、クレー、珪藻土、カーボンブラッ
ク、シリカ、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、金属酸化物、マイカ、グラファイ
ト、水酸化アルミニウムなどの鱗片状無機充填剤、各種
の金属粉、木片、ガラス粉、セラミックス粉、粒状ない
し粉末ポリマーなどの粒状ないし粉末状固体充填剤、そ
の他の各種の天然または人工の短繊維、長繊維(例え
ば、ワラ、毛、ガラスファイバー、金属ファイバー、そ
の他各種のポリマーファイバーなど)などを配合するこ
とができる。
【0030】また、中空フィラー、例えば、ガラスバル
ーン、シリカバルーンなどの無機中空フィラー、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン共重合物からな
る有機中空フィラーを配合することにより、軽量化を図
ることができる。更に軽量化などの各種物性に改善のた
めに、各種発泡剤を混入することも可能であり、また、
混合時などの機械的に気体を混ぜ込むことも可能であ
る。
【0031】本発明に係る高分子ブレンド材料は、25
℃における被シーリング物との引張り接着力が0.02
Kg/cm2 以上、好ましくは、0.1Kg/cm2
上、最大荷重時の伸びが100%以上、好ましくは、2
00%以上であることが好ましい。被シーリング物との
粘着力が0.1Kg/cm2 未満であると、シーリング
材と被シーリング物とがはがれやすく、十分なシーリン
グ特性を示さない場合がある。また、シーリング材自身
の最大荷重時の伸びが100%未満であると、特にシー
リング部に振動や変形が加わる場合において、シーリン
グ材が追随できず、十分なシーリング特性を示さない場
合がある。
【0032】なお、粘着力とは、高分子ブレンド材料を
5cm×1.2cmで厚さ1.5cmに成型し、コンク
リート、発泡ボード、発泡コンクリートなどの被シーリ
ング物の試験片(5cm×5cm、任意の厚さ)2枚に
てはさみこみ、100l・g/cm2 の荷重で押しつけ
て作成した粘着力試験用サンプルを、室温で50mm/
minの速度で引っ張り、高分子ブレンド材料がはがれ
た時の値から計算して求めたものである。
【0033】最大荷重時の伸びは、高分子ブレンド材料
をシーリング材の引張り接着性試験(JIS A575
8)に準拠して測定した値をいう。
【0034】このような特性を備えるためには、高分子
ブレンド材料を構成する高分子有機材料で形成される三
次元連続の網状骨格構造は、その骨格の平均径が50μ
m以下、好ましくは30μm以下、セル(網目)の平均
径は、500μm以下、好ましくは300μm以下であ
り、高分子有機材料の体積分率を[高分子有機材料をの
体積/(高分子有機材料の体積+低分子材料の体積)]
×100(%)と定義したとき、高分子有機材料の体積
分率が30%以下、特に25%以下であることが望まし
い。
【0035】本発明で用いられる高分子ブレンド材料
は、所定量の高分子有機材料及び低分子材料、必要に応
じてその他の配合剤を、高分子有機材料が三次元連続の
網状骨格構造の形成し得る混合条件にて混合することに
より得ることができるが、この場合、高分子有機材料に
よる均一な三次元連続の網状骨格構造を有すると共に、
低分子材料のブリードが少なく、しかも前述の特性を満
たす高分子ブレンド材料を得るためには、混合機として
は高剪断型混合機を用いるのが好ましく、特に、固定壁
と回転するローターとの間で高い剪断力、高い剪断速度
を与え得るものであって、固定壁と回転部(ローター)
との距離(クリヤランス)をt(m)、ローターの回転
周速度をv(m/sec)とし、ローターの剪断速度V
をV=v/t(sec-1)と定義した場合、 V≧5.0×102 (sec-1) 好ましくは V≧1.0×103 (se
-1) より好ましくは V≧2.5×103 (se
-1) もっとも好ましくは V≧5.0×103 (se
-1) を満たす高剪断型特殊ミキサーを用いるのが有利であ
る。
【0036】本発明に係る高分子ブレンド材料は、通常
のバルク状、ゲル状、フォーム状など特に限定されない
が、ゲル状態であるもの、特に熱可塑性高分子材料より
なる三次元連続の均一な網状骨格構造を有するゲル状態
であるものはとりわけ本発明に有効である。
【0037】また、芯部材2に被覆材3を被覆する方法
としては、特に制限されず、例えば、公知のゴムチュー
ブ等(芯部材)を押し出す成形機に高分子ブレンド材料
(被覆材)の口金を1つ以上設け同時に押し出して被覆
する方法や予め成形されている芯部材を液体状態にある
高分子ブレンド材料中にディップして被覆する等の方法
等が挙げられる。また、被覆材3と芯部材2との接着
は、基本的には高分子ブレンド材料中の低分子材料及び
粘着付与材料などにより行われるが、各種の接着剤も使
用することができる。
【0038】次に、本発明のシーリング材の施工方法に
ついて述べる。図3は、本発明のシーリング材の施工方
法の一例を示す概略図であり、符号5は外壁材を示して
いる。施工方法の手順としては、まず、予め片方の建築
部材5に本発明の芯部材2の内部が中空であるシーリン
グ材(一方の口が閉じられているもの)を取りつけてお
き(図3(a))、もう一方の建築部材5を設置後(図
3(b))、空気等の流体を注入することによりシーリ
ング材を膨らませて建築部材の隙間を充填する(図3
(c))等の方法が挙げられる。また、その他には、予
めシーリング材中に流体を充填して両方の口を閉じてお
き、施工後に開封してシーリングすることもできる。な
お、本発明のシーリング材を施工後、従来の無定形若し
くは予め成形されたシーリング材を充填してもよい。
【0039】また、施工前、保存時及び輸送時には、優
れたシール特性を発揮するため、高分子ブレンド材料面
が保護されていることが好ましく、保護材料としては、
特に制限されないが、シリコーン塗布したプラスチック
フィルム、紙などが望ましく、施工時にこれを取り除き
シーリング施工する。
【0040】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。
【0041】(実施例1)表1に示す材料を表1に示す
配合にて高剪断型特殊ミキサー(「T.K.オートホモ
キクサー」特殊機化工業(株)製)を用いて表1に示す
混合条件で混合して、これを直径14〜16mm、長さ
300mmのゴムチューブをディップしてシーリング材
を得た。
【0042】成型終了後、得られたシーリング材を図3
のように住宅の外壁のシーリング材として、現場にて外
壁の隙間に押し込み充填したところ、極めて容易に充填
してシーリング施工を行うことができ、しかも、長期に
わたり亀裂などを生じることなく、十分なシーリング特
性を示すことが確認された。
【0043】なお、この高分子ブレンド材料の粘着力は
0.5Kg/cm2 、最大荷重時の伸びは270%であ
った。また、この高分子ブレンド材料の切片を切り出
し、光学顕微鏡で確認したところ、熱可塑性高分子有機
材料からなる三次元連続の網状骨格構造(骨格の平均径
15μm、セルの平均径25μm)が形成されているこ
とが確認された。
【表1】
【表2】
【0044】(実施例2)表1に示す材料を表1に示す
配合にて高剪断型特殊ミキサー(「T.K.オートホモ
キクサー」特殊機化工業(株)製)を用いて表1に示す
混合条件で混合して、直径10mm、長さ3000mm
のポリウレタンフォームをディップしてシーリング材を
得た。
【0045】成型終了後、得られたシーリング材を住宅
の外壁のシーリング材として、現場にて実施例1と同様
に図3に示すように外壁の隙間に押し込み充填したとこ
ろ、極めて容易に充填してシーリング施工を行うことが
でき、しかも、長期にわたり亀裂などを生じることな
く、十分なシーリング特性を示すことが確認された。
【0046】なお、この高分子ブレンド材料の粘着力は
0.5Kg/cm2 、最大荷重時の伸びは200%であ
った。また、この高分子ブレンド材料の切片を切り出
し、光学顕微鏡で確認したところ、熱可塑性高分子有機
材料からなる三次元連続の網状骨格構造(骨格の平均径
15μm、セルの平均径25μm)が形成されているこ
とが確認された。
【0047】(実施例3)表1に示す材料を表1に示す
配合にて高剪断型特殊ミキサー(「T.K.オートホモ
キクサー」特殊機化工業(株)製)を用いて表1に示す
混合条件で混合して、直径10mm、長さ3000mm
のポリウレタンフォームをディップしてシーリング材を
得た。
【0048】成型終了後、得られたシーリング材を住宅
の外壁のシーリング材として、現場にて実施例1と同様
に図3に示すように外壁の隙間に押し込み充填したとこ
ろ、極めて容易に充填してシーリング施工を行うことが
でき、しかも、長期にわたり亀裂などを生じることな
く、十分なシーリング特性を示すことが確認された。
【0049】なお、この高分子ブレンド材料の粘着力は
0.5Kg/cm2 、最大荷重時の伸びは200%であ
った。また、この高分子ブレンド材料の切片を切り出
し、光学顕微鏡で確認したところ、熱可塑性高分子有機
材料からなる三次元連続の網状骨格構造(骨格の平均径
15μm、セルの平均径25μm)が形成されているこ
とが確認された。
【0050】(実施例4)表1に示す材料を表1に示す
配合にて高剪断型特殊ミキサー(「T.K.オートホモ
キクサー」特殊機化工業(株)製)を用いて表1に示す
混合条件で混合して、直径10mm、長さ3000mm
のポリウレタンフォームをディップしてシーリング材を
得た。
【0051】成型終了後、得られたシーリング材を住宅
の外壁のシーリング材として、現場にて実施例1と同様
に図3に示すように外壁の隙間に押し込み充填したとこ
ろ、極めて容易に充填してシーリング施工を行うことが
でき、しかも、長期にわたり亀裂などを生じることな
く、十分なシーリング特性を示すことが確認された。
【0052】なお、この高分子ブレンド材料の粘着力は
0.02Kg/cm2 、最大荷重時の伸びは150%で
あった。また、この高分子ブレンド材料の切片を切り出
し、光学顕微鏡で確認したところ、熱可塑性高分子有機
材料からなる三次元連続の網状骨格構造(骨格の平均径
15μm、セルの平均径25μm)が形成されているこ
とが確認された。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシーリン
グ材によれば、シーリング特性、取扱性、施工性、作業
性に優れ、しかも、高い生産性にて製造することがで
き、経済性にも優れたシーリング材が提供され、特に、
住宅用の外壁、屋内・屋外壁面、水まわり、窓枠などの
シーリング施工に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーリング材の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明のシーリング材のその他の例を示す断面
図である。
【図3】本発明のシーリング材の施工方法の一例を示す
概略図である。
【符号の説明】
1: シーリング材 2: 芯部材 3: 被覆材 4: 高分子ブレンド材料又はその他の弾性体 5: 外壁材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/10 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性材料からなる芯部材に、高分子有
    機材料と低分子材料とを主成分とする三次元連続の網状
    骨格構造を有する高分子ブレンド材料からなる被覆材で
    被覆したことを特徴とするシーリング材。
  2. 【請求項2】 上記高分子ブレンド材料が数平均分子量
    20000以上の高分子有機材料と数平均分子量200
    00未満の低分子材料とを主成分とし、かつ前記高分子
    有機材料と前記低分子材料との溶解度パラメーターの差
    が3.0以下であることを特徴とする請求項1記載のシ
    ーリング材。
  3. 【請求項3】 上記可撓性材料がゴム、ウレタン、樹脂
    を単独又は2種以上を組み合わせたものであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のシーリング材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001070876A1 (en) * 2000-03-24 2001-09-27 Asahi Chemical Synthetic Co., Ltd. Stringy molding of thermoplastic styrene elastomer
JP2002226617A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Bridgestone Corp 耐候性ゴム弾性体部材
KR20240163359A (ko) * 2023-05-10 2024-11-19 최광호 고무배관이 적용된 온수패널

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