JPH08159069A - 真空ポンプ - Google Patents
真空ポンプInfo
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- JPH08159069A JPH08159069A JP30507194A JP30507194A JPH08159069A JP H08159069 A JPH08159069 A JP H08159069A JP 30507194 A JP30507194 A JP 30507194A JP 30507194 A JP30507194 A JP 30507194A JP H08159069 A JPH08159069 A JP H08159069A
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- rotor
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/344—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C18/3441—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation
- F04C18/3442—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation the surfaces of the inner and outer member, forming the inlet and outlet opening
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2220/00—Application
- F04C2220/10—Vacuum
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】吐出口からポンプ内へのオイルの逆流を低減可
能な真空ポンプを提供する。 【構成】ベーン式の真空ポンプの吐出口5は車両用エン
ジンのギヤボックスなどのオイルが内部に滞留するオイ
ル収容空間Sに連通しているので、吐出口5を通じてこ
のオイル収容空間Sに連通する部分空間Pは連通初期に
おいてオイル収容空間Sからオイルを吸い込むが、吸い
込まれたオイルは連通終期における部分空間Pの容積縮
小にともなって吐出口5から再度オイル収容空間Sへ吐
出される。各ベーン4の前方側に近接してロータ2の外
周部に吐出ガス案内用の案内溝6が凹設される。案内溝
6は、吐出工程の最終段階において吐出口5と軸方向に
重なって吐出口5の入口開口近傍の空間を拡大し、吐出
口5へ流入するまでの吐出ガスの圧力損失(流体抵抗)
を低減するとともに、部分空間Pのオイルの排出を促進
する。
能な真空ポンプを提供する。 【構成】ベーン式の真空ポンプの吐出口5は車両用エン
ジンのギヤボックスなどのオイルが内部に滞留するオイ
ル収容空間Sに連通しているので、吐出口5を通じてこ
のオイル収容空間Sに連通する部分空間Pは連通初期に
おいてオイル収容空間Sからオイルを吸い込むが、吸い
込まれたオイルは連通終期における部分空間Pの容積縮
小にともなって吐出口5から再度オイル収容空間Sへ吐
出される。各ベーン4の前方側に近接してロータ2の外
周部に吐出ガス案内用の案内溝6が凹設される。案内溝
6は、吐出工程の最終段階において吐出口5と軸方向に
重なって吐出口5の入口開口近傍の空間を拡大し、吐出
口5へ流入するまでの吐出ガスの圧力損失(流体抵抗)
を低減するとともに、部分空間Pのオイルの排出を促進
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベーン式の真空ポンプに
関する。
関する。
【0002】
【従来技術】本出願人の出願になる特願平5−3137
00号公報及び特願平6−2828号公報は、車両用ブ
レーキ倍力装置の負圧発生用のベーン式真空ポンプを開
示している。このベーン式の真空ポンプは、円筒状の周
壁部及び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空間を有する
ケーシングと、ケーシングの内周面より径小な外周面を
有してケーシングの内周面に内接しつつ両端壁部に回転
自在に支持されるロータと、互いに所定角度離れてロー
タの外周面に軸方向に延設された複数の条溝内に個別に
収容されるとともに外端がケーシングの内周面に摺接し
てガス圧縮空間を複数の部分空間に区分する複数のベー
ンと、周壁部の内周面への前記ロータの外周面の近接に
より前記ロータの外周面及び前記周壁部の内周面の間の
間隔が消滅しつつある角度位置にてケーシングに貫設さ
れてガス圧縮空間を外部のオイル収容空間(すなわちギ
ヤボックスの内部空間)に連通する吐出口とを備えてい
る。
00号公報及び特願平6−2828号公報は、車両用ブ
レーキ倍力装置の負圧発生用のベーン式真空ポンプを開
示している。このベーン式の真空ポンプは、円筒状の周
壁部及び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空間を有する
ケーシングと、ケーシングの内周面より径小な外周面を
有してケーシングの内周面に内接しつつ両端壁部に回転
自在に支持されるロータと、互いに所定角度離れてロー
タの外周面に軸方向に延設された複数の条溝内に個別に
収容されるとともに外端がケーシングの内周面に摺接し
てガス圧縮空間を複数の部分空間に区分する複数のベー
ンと、周壁部の内周面への前記ロータの外周面の近接に
より前記ロータの外周面及び前記周壁部の内周面の間の
間隔が消滅しつつある角度位置にてケーシングに貫設さ
れてガス圧縮空間を外部のオイル収容空間(すなわちギ
ヤボックスの内部空間)に連通する吐出口とを備えてい
る。
【0003】これらの従来のベーン式真空ポンプは、そ
れを駆動するドライブギヤなどの各種ギヤとともにギヤ
ボックス内に収容され、上記ギヤを通じてエンジンによ
り駆動される。これらのギヤはオイルポンプにより圧送
されるオイルにより潤滑され、そのため、ギヤボックス
内には常にオイルが滞留している。
れを駆動するドライブギヤなどの各種ギヤとともにギヤ
ボックス内に収容され、上記ギヤを通じてエンジンによ
り駆動される。これらのギヤはオイルポンプにより圧送
されるオイルにより潤滑され、そのため、ギヤボックス
内には常にオイルが滞留している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たベーン式の真空ポンプは、その圧縮原理上、一つのベ
ーンが吐出口を通過して、次の部分空間が吐出口に連通
した初期には外部のオイル収容空間(すなわちギヤボッ
クスの内部空間)よりも負圧となって、ギヤボックスの
内部空間から真空ポンプ内部のこの部分空間へ空気やオ
イルが逆流する場合がある。そして、その後の吐出工程
の進行すなわち吐出口に連通する上記部分空間の体積減
少とともに、逆流した前記オイルは空気とともに再びギ
ヤボックス側へ吐出される。
たベーン式の真空ポンプは、その圧縮原理上、一つのベ
ーンが吐出口を通過して、次の部分空間が吐出口に連通
した初期には外部のオイル収容空間(すなわちギヤボッ
クスの内部空間)よりも負圧となって、ギヤボックスの
内部空間から真空ポンプ内部のこの部分空間へ空気やオ
イルが逆流する場合がある。そして、その後の吐出工程
の進行すなわち吐出口に連通する上記部分空間の体積減
少とともに、逆流した前記オイルは空気とともに再びギ
ヤボックス側へ吐出される。
【0005】ここで、吐出中の部分空間に逆流したオイ
ルが多いと、吐出工程(吐出中の部分空間の容積減少工
程)の終期において、気液二相圧縮によるオイル圧縮が
生じてしまい、気液二相圧縮に伴う良く知られた問題す
なわち、動力、異音、振動の増加が生じる可能性が考え
られる。なお、吐出口の吐出側開口近傍にオイル逆流を
規制するカバー等を設けることも考えられるが、このカ
バー内にオイルが滞留した場合、問題は却って深刻化し
てしまう。その他、吐出口に逆止弁を設けることも考え
られるが、それによる構成及び圧力損失の増大が実用化
に際して重大な苦痛となる。
ルが多いと、吐出工程(吐出中の部分空間の容積減少工
程)の終期において、気液二相圧縮によるオイル圧縮が
生じてしまい、気液二相圧縮に伴う良く知られた問題す
なわち、動力、異音、振動の増加が生じる可能性が考え
られる。なお、吐出口の吐出側開口近傍にオイル逆流を
規制するカバー等を設けることも考えられるが、このカ
バー内にオイルが滞留した場合、問題は却って深刻化し
てしまう。その他、吐出口に逆止弁を設けることも考え
られるが、それによる構成及び圧力損失の増大が実用化
に際して重大な苦痛となる。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、構成及び圧力損失の増大を回避しつつ、吐出口か
らポンプ内へのオイルの逆流を低減可能な真空ポンプを
提供することを、その目的としている。また、上記した
逆流減少は、たとえ逆流ガスがオイルを随伴しない場合
でも、ポンプ動力を増大させる不具合を生じる。
あり、構成及び圧力損失の増大を回避しつつ、吐出口か
らポンプ内へのオイルの逆流を低減可能な真空ポンプを
提供することを、その目的としている。また、上記した
逆流減少は、たとえ逆流ガスがオイルを随伴しない場合
でも、ポンプ動力を増大させる不具合を生じる。
【0007】本発明の他の目的は、ポンプ動力の低減が
可能なベーン式の真空ポンプを提供することを、その目
的としている。
可能なベーン式の真空ポンプを提供することを、その目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
円筒状の周壁部及び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空
間を有するケーシングと、前記ケーシングの内周面より
径小な外周面を有して前記ケーシングの内周面に内接し
つつ前記両端壁部に回転自在に支持されるロータと、互
いに所定角度離れて前記ロータの外周面に軸方向に延設
された複数の条溝内に個別に収容されるとともに外端が
前記ケーシングの内周面に摺接して前記ガス圧縮空間を
複数の部分空間に区分する複数のベーンと、前記周壁部
の内周面への前記ロータの外周面の近接により前記ロー
タの外周面及び前記周壁部の内周面の間の間隔が消滅し
つつある角度位置にて前記ケーシングに貫設されて前記
ガス圧縮空間を外部のオイル収容空間に連通する吐出口
とを備える真空ポンプにおいて、前記吐出口の吐出方向
の流体抵抗は、前記吐出口の反吐出方向の流体抵抗より
小さいことを特徴とする真空ポンプである。
円筒状の周壁部及び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空
間を有するケーシングと、前記ケーシングの内周面より
径小な外周面を有して前記ケーシングの内周面に内接し
つつ前記両端壁部に回転自在に支持されるロータと、互
いに所定角度離れて前記ロータの外周面に軸方向に延設
された複数の条溝内に個別に収容されるとともに外端が
前記ケーシングの内周面に摺接して前記ガス圧縮空間を
複数の部分空間に区分する複数のベーンと、前記周壁部
の内周面への前記ロータの外周面の近接により前記ロー
タの外周面及び前記周壁部の内周面の間の間隔が消滅し
つつある角度位置にて前記ケーシングに貫設されて前記
ガス圧縮空間を外部のオイル収容空間に連通する吐出口
とを備える真空ポンプにおいて、前記吐出口の吐出方向
の流体抵抗は、前記吐出口の反吐出方向の流体抵抗より
小さいことを特徴とする真空ポンプである。
【0009】本発明の第2の構成は、円筒状の周壁部及
び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空間を有するケーシ
ングと、前記ケーシングの内周面より径小な外周面を有
して前記ケーシングの内周面に内接しつつ前記両端壁部
に回転自在に支持されるロータと、互いに所定角度離れ
て前記ロータの外周面に軸方向に延設された複数の条溝
内に個別に収容されるとともに外端が前記ケーシングの
内周面に摺接して前記ガス圧縮空間を複数の部分空間に
区分する複数のベーンと、前記周壁部の内周面への前記
ロータの外周面の近接により前記ロータの外周面及び前
記周壁部の内周面の間の間隔が消滅しつつある角度位置
にて前記ケーシングに貫設されて前記ガス圧縮空間を外
部空間に連通する吐出口とを備える真空ポンプにおい
て、前記各ベーンの前方側に近接して前記ロータの外周
部に凹設されるとともに吐出工程の後半にて前記吐出口
と軸方向に重なって前記吐出口の入口開口近傍の空間を
拡大する吐出ガス案内用の案内溝を有することを特徴と
する真空ポンプである。
び一対の端壁部に囲まれたガス圧縮空間を有するケーシ
ングと、前記ケーシングの内周面より径小な外周面を有
して前記ケーシングの内周面に内接しつつ前記両端壁部
に回転自在に支持されるロータと、互いに所定角度離れ
て前記ロータの外周面に軸方向に延設された複数の条溝
内に個別に収容されるとともに外端が前記ケーシングの
内周面に摺接して前記ガス圧縮空間を複数の部分空間に
区分する複数のベーンと、前記周壁部の内周面への前記
ロータの外周面の近接により前記ロータの外周面及び前
記周壁部の内周面の間の間隔が消滅しつつある角度位置
にて前記ケーシングに貫設されて前記ガス圧縮空間を外
部空間に連通する吐出口とを備える真空ポンプにおい
て、前記各ベーンの前方側に近接して前記ロータの外周
部に凹設されるとともに吐出工程の後半にて前記吐出口
と軸方向に重なって前記吐出口の入口開口近傍の空間を
拡大する吐出ガス案内用の案内溝を有することを特徴と
する真空ポンプである。
【0010】本発明の第3の構成は、上記第2の構成に
おいて更に、前記外部空間が、オイルが貯溜するオイル
収容空間であることを特徴としている。本発明の第4の
構成は、上記第2又は第3の構成において更に、前記吐
出口の入口開口は、前記ロータの軸心を中心として前記
ロータの外径に略等しい円弧状に配設された径大な大円
弧状辺部を有することを特徴としている。なお、ここで
略等しいとは、大円弧状辺部の径がロータの外径の0.
95〜105%の範囲となっているものとする。
おいて更に、前記外部空間が、オイルが貯溜するオイル
収容空間であることを特徴としている。本発明の第4の
構成は、上記第2又は第3の構成において更に、前記吐
出口の入口開口は、前記ロータの軸心を中心として前記
ロータの外径に略等しい円弧状に配設された径大な大円
弧状辺部を有することを特徴としている。なお、ここで
略等しいとは、大円弧状辺部の径がロータの外径の0.
95〜105%の範囲となっているものとする。
【0011】本発明の第5の構成は、上記第2又は第3
の構成において更に、前記吐出口の入口開口及び前記案
内溝の出口開口が、前記ロータの軸心を中心として円弧
状に配設された径小な小円弧状辺部をそれぞれを有し、
前記両小円弧状辺部は略一致して配設されることを特徴
としている。
の構成において更に、前記吐出口の入口開口及び前記案
内溝の出口開口が、前記ロータの軸心を中心として円弧
状に配設された径小な小円弧状辺部をそれぞれを有し、
前記両小円弧状辺部は略一致して配設されることを特徴
としている。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明のベーン式の真空ポンプ
の吐出口は、例えば車両用エンジンのギヤボックスなど
のオイルが内部に滞留するオイル収容空間に連通してい
るので、吐出口を通じてこのオイル収容空間に連通する
部分空間は連通初期においてオイル収容空間からオイル
を吸い込む可能性があり、吸い込まれたオイルは連通終
期における部分空間の容積縮小にともなって吐出口から
再度オイル収容空間へ吐出される。
の吐出口は、例えば車両用エンジンのギヤボックスなど
のオイルが内部に滞留するオイル収容空間に連通してい
るので、吐出口を通じてこのオイル収容空間に連通する
部分空間は連通初期においてオイル収容空間からオイル
を吸い込む可能性があり、吸い込まれたオイルは連通終
期における部分空間の容積縮小にともなって吐出口から
再度オイル収容空間へ吐出される。
【0013】本発明の第1の構成では、吐出口の吐出方
向の流体抵抗は、吐出口の反吐出方向の流体抵抗より小
さくされる。このようにすれば、吐出口を通じてのオイ
ルの逆流が阻害され、かつ、吐出口を通じてのオイルの
排出は促進されるので、簡単な構成によりオイル圧縮を
低減することができる。本発明の第2の構成では、各ベ
ーンの前方側に近接して前記ロータの外周部に吐出ガス
案内用の案内溝が凹設される。この案内溝は、吐出工程
の後半好ましくはその最終段階において、吐出口と軸方
向に重なって吐出口の入口開口近傍の空間を拡大し、吐
出口へ流入するまでの吐出ガスの圧力損失(流体抵抗)
を低減する。
向の流体抵抗は、吐出口の反吐出方向の流体抵抗より小
さくされる。このようにすれば、吐出口を通じてのオイ
ルの逆流が阻害され、かつ、吐出口を通じてのオイルの
排出は促進されるので、簡単な構成によりオイル圧縮を
低減することができる。本発明の第2の構成では、各ベ
ーンの前方側に近接して前記ロータの外周部に吐出ガス
案内用の案内溝が凹設される。この案内溝は、吐出工程
の後半好ましくはその最終段階において、吐出口と軸方
向に重なって吐出口の入口開口近傍の空間を拡大し、吐
出口へ流入するまでの吐出ガスの圧力損失(流体抵抗)
を低減する。
【0014】このようにすれば、ベーンが吐出口を通過
した直後で部分空間が外部のオイル収容空間より負圧と
なる可能性がある吐出工程初期には吐出口の部分空間側
の吐出開口近傍の空間部分における流体抵抗は低下させ
ず、吐出中の部分空間の容積縮小により部分空間がオイ
ル収容空間より正圧となる吐出工程の後半好ましくはそ
の最終段階において、上記理由により吐出ガスの圧力損
失(流体抵抗)を低減して部分空間内のガス(及びオイ
ル)の吐出を促進するので、吐出工程の後半におけるオ
イル圧縮を抑止することができる。また、逆流が生じる
吐出工程の前半での流体抵抗が高いので逆流ガス量が少
なく、ガスを外部に吐出する吐出工程の後半部では流体
抵抗が小さいので、逆流ガス量の抑止によりポンプ動力
を低減することができる。
した直後で部分空間が外部のオイル収容空間より負圧と
なる可能性がある吐出工程初期には吐出口の部分空間側
の吐出開口近傍の空間部分における流体抵抗は低下させ
ず、吐出中の部分空間の容積縮小により部分空間がオイ
ル収容空間より正圧となる吐出工程の後半好ましくはそ
の最終段階において、上記理由により吐出ガスの圧力損
失(流体抵抗)を低減して部分空間内のガス(及びオイ
ル)の吐出を促進するので、吐出工程の後半におけるオ
イル圧縮を抑止することができる。また、逆流が生じる
吐出工程の前半での流体抵抗が高いので逆流ガス量が少
なく、ガスを外部に吐出する吐出工程の後半部では流体
抵抗が小さいので、逆流ガス量の抑止によりポンプ動力
を低減することができる。
【0015】本発明の第3の構成では、上記第2の構成
において更に、前記外部空間が、オイルが貯溜するオイ
ル収容空間であるので上記オイルの逆流抑止効果及び逆
流時の排出促進効果が一層向上する。本発明の第4の構
成では、上記第2又は第3の構成において更に、吐出口
の入口開口は、前記ロータの軸心を中心として前記ロー
タの外径に略等しい円弧状に配設された径大な大円弧状
辺部を有するので、ガス又はオイルの逆流をほとんど阻
止し、ポンプ動力を節減することができる。なお、吐出
口は、吐出工程の開始すなわち一つのベーンが吐出口を
通過した後、ロータが所定角度回動後(好ましくはその
後、吐出されるべきガスを保持する部分空間のガスが外
部空間の圧力に等しくなった時点)後、案内溝に重なる
ものとする。
において更に、前記外部空間が、オイルが貯溜するオイ
ル収容空間であるので上記オイルの逆流抑止効果及び逆
流時の排出促進効果が一層向上する。本発明の第4の構
成では、上記第2又は第3の構成において更に、吐出口
の入口開口は、前記ロータの軸心を中心として前記ロー
タの外径に略等しい円弧状に配設された径大な大円弧状
辺部を有するので、ガス又はオイルの逆流をほとんど阻
止し、ポンプ動力を節減することができる。なお、吐出
口は、吐出工程の開始すなわち一つのベーンが吐出口を
通過した後、ロータが所定角度回動後(好ましくはその
後、吐出されるべきガスを保持する部分空間のガスが外
部空間の圧力に等しくなった時点)後、案内溝に重なる
ものとする。
【0016】すなわち、上記重なりが生じない吐出工程
の前半では、外部空間からオイルやガスが吐出口を通じ
て部分空間内に逆流することが無いか又は非常に少なく
することができる。本発明の第5の構成では、上記第2
又は第3の構成において更に、吐出口の出口開口及び案
内溝の入口開口が、前記ロータの軸心を中心として円弧
状に配設された径小な小円弧状辺部をそれぞれを有し、
前記両小円弧状辺部は略一致して配設されるので、吐出
ガスの排出時の流体抵抗が小さくなる。
の前半では、外部空間からオイルやガスが吐出口を通じ
て部分空間内に逆流することが無いか又は非常に少なく
することができる。本発明の第5の構成では、上記第2
又は第3の構成において更に、吐出口の出口開口及び案
内溝の入口開口が、前記ロータの軸心を中心として円弧
状に配設された径小な小円弧状辺部をそれぞれを有し、
前記両小円弧状辺部は略一致して配設されるので、吐出
ガスの排出時の流体抵抗が小さくなる。
【0017】
(実施例1)本発明の真空ポンプの一実施例を図1〜図
3に基づいて説明する。図1はこの真空ポンプの吐出口
を含む軸方向断面図であり、図2は吐出工程初期のロー
タ回転位置を示すその径方向断面図であり、図3は吐出
工程終期のロータ回転位置を示すその径方向断面図であ
る。
3に基づいて説明する。図1はこの真空ポンプの吐出口
を含む軸方向断面図であり、図2は吐出工程初期のロー
タ回転位置を示すその径方向断面図であり、図3は吐出
工程終期のロータ回転位置を示すその径方向断面図であ
る。
【0018】この真空ポンプは、車両用ブレーキ倍力装
置の負圧発生用のベーン式真空ポンプであって、内周面
が円筒面となっている有底円筒形状の筒部11と、筒部
11の開口端に固定されて筒部11の開口を閉鎖する蓋
部12とからなり、内部にガス圧縮空間を有するケーシ
ング1を有している。筒部11の底部には、円筒状のボ
ス部11aが突設されており、ボス部11aは、ギヤボ
ックス12の壁部12aの取り付け孔12bに嵌合され
てボルト(図示せず)により固定され、ボス部12aの
先端部はギヤボックス12内部のギヤ室(本発明でいう
オイル収容空間)S内に突入している。蓋部12には、
ケーシング1内のガス圧縮空間に潤滑オイルを導く給油
口15が設けられるとともに、ブレーキ倍力装置に負圧
を供給する真空タンク(図示しない)と上記ガス圧縮空
間とを連通する吸入口16を有する吸入筒部16aが取
り付けられ、吸入口16にはチェックバルブ17が内設
されている。
置の負圧発生用のベーン式真空ポンプであって、内周面
が円筒面となっている有底円筒形状の筒部11と、筒部
11の開口端に固定されて筒部11の開口を閉鎖する蓋
部12とからなり、内部にガス圧縮空間を有するケーシ
ング1を有している。筒部11の底部には、円筒状のボ
ス部11aが突設されており、ボス部11aは、ギヤボ
ックス12の壁部12aの取り付け孔12bに嵌合され
てボルト(図示せず)により固定され、ボス部12aの
先端部はギヤボックス12内部のギヤ室(本発明でいう
オイル収容空間)S内に突入している。蓋部12には、
ケーシング1内のガス圧縮空間に潤滑オイルを導く給油
口15が設けられるとともに、ブレーキ倍力装置に負圧
を供給する真空タンク(図示しない)と上記ガス圧縮空
間とを連通する吸入口16を有する吸入筒部16aが取
り付けられ、吸入口16にはチェックバルブ17が内設
されている。
【0019】ケーシング1の上記ガス圧縮空間内には、
ケーシング1の内周面より径小なロータ2が収容されて
おり、その外周面はケーシング1の内周面に内接してい
る。ロータ2は回転軸3にスプライン嵌着されており、
その両端部は軸受け31、32を介して筒部11の底板
部及び蓋部12に回転自在に支承されている。ボス部1
1aの中央孔に回転自在に嵌入されてギヤ室S内に達し
た回転軸3の一端部にはドライブギヤ11bが固定され
ており、ドライブギヤ11bはギヤ室S内に収容された
不図示のアイドルギヤおよびタイミングギヤを介してエ
ンジン(図示せず)のクランク軸より駆動される構成と
なっている。
ケーシング1の内周面より径小なロータ2が収容されて
おり、その外周面はケーシング1の内周面に内接してい
る。ロータ2は回転軸3にスプライン嵌着されており、
その両端部は軸受け31、32を介して筒部11の底板
部及び蓋部12に回転自在に支承されている。ボス部1
1aの中央孔に回転自在に嵌入されてギヤ室S内に達し
た回転軸3の一端部にはドライブギヤ11bが固定され
ており、ドライブギヤ11bはギヤ室S内に収容された
不図示のアイドルギヤおよびタイミングギヤを介してエ
ンジン(図示せず)のクランク軸より駆動される構成と
なっている。
【0020】ロータ2の外周面には図2に示すように互
いに120度隔てて軸方向及び求心方向に条溝20が凹
設されている。条溝20には、それぞれ板状のベーン4
が径方向変位自在に収容されており、ベーン4の外端は
回転時の遠心力によりケーシング1の内周面に摺接して
ガス圧縮空間を複数の部分空間Pに区分している。各部
分空間Pの容積は、ロータ2がケーシング1の内周面の
軸心に対して偏心した位置で回転することから、ロータ
2の回転に伴って連続的に変化しつつ回動する。すなわ
ち、各部分空間Pの容積は吸入口16と連通する角度位
置にて拡大し、後述する吐出口5と連通する位置にて縮
小する。
いに120度隔てて軸方向及び求心方向に条溝20が凹
設されている。条溝20には、それぞれ板状のベーン4
が径方向変位自在に収容されており、ベーン4の外端は
回転時の遠心力によりケーシング1の内周面に摺接して
ガス圧縮空間を複数の部分空間Pに区分している。各部
分空間Pの容積は、ロータ2がケーシング1の内周面の
軸心に対して偏心した位置で回転することから、ロータ
2の回転に伴って連続的に変化しつつ回動する。すなわ
ち、各部分空間Pの容積は吸入口16と連通する角度位
置にて拡大し、後述する吐出口5と連通する位置にて縮
小する。
【0021】ボス部11aには、ケーシング1内のガス
圧縮空間と外部のギヤ室(本発明でいうオイル収容空
間)Sとを連通する吐出口5が貫設されている。吐出口
5は、ボス部11aの外周部に沿って一定の幅で円弧状
に設けられている。更に詳しく説明すると、図2におい
てロータ2は時計方向に回転するようになっており、吐
出口5は、筒部11の内周面とロータ2の外周面とが接
する部位よりも回転方向手前側、すなわち、ロータ2の
外周面及び筒部11の内周面の間の間隔が消滅しつつあ
る角度位置にて軸方向に貫設されている。
圧縮空間と外部のギヤ室(本発明でいうオイル収容空
間)Sとを連通する吐出口5が貫設されている。吐出口
5は、ボス部11aの外周部に沿って一定の幅で円弧状
に設けられている。更に詳しく説明すると、図2におい
てロータ2は時計方向に回転するようになっており、吐
出口5は、筒部11の内周面とロータ2の外周面とが接
する部位よりも回転方向手前側、すなわち、ロータ2の
外周面及び筒部11の内周面の間の間隔が消滅しつつあ
る角度位置にて軸方向に貫設されている。
【0022】上記説明からわかるように、ロータ2の回
転により、空気は吸入口16を通じて拡大する部分空間
Pに吸引される一方、吐出口5に連通する部分空間Pは
縮小して内部の空気を吐出口5を通じてギヤボックス1
2内のギヤ室Sに吐出される。また上述したように、吐
出口5との連通初期ではギヤ室Sから吐出口5を通じて
部分空間Pへの空気やオイルの逆流が生じる。
転により、空気は吸入口16を通じて拡大する部分空間
Pに吸引される一方、吐出口5に連通する部分空間Pは
縮小して内部の空気を吐出口5を通じてギヤボックス1
2内のギヤ室Sに吐出される。また上述したように、吐
出口5との連通初期ではギヤ室Sから吐出口5を通じて
部分空間Pへの空気やオイルの逆流が生じる。
【0023】以下、本実施例の特徴部分を説明する。こ
の実施例では、図2に示すように各ベーン4の前方側に
近接してロータ2の吐出口側の端壁部の外周部(端壁部
の肩部)に案内溝6が凹設されている。案内溝6は、図
2に示すように吐出工程の前半では何ら吐出口5の入口
開口と干渉することは無いが、図3に示すように吐出工
程の後半特にその終期には吐出口5と軸方向に重なって
吐出口5の入口開口近傍の空間を実質的に拡大し、吐出
空気が吐出口5に流入する際の流体損失を大幅に低減す
る。すなわち、この案内溝6が無い吐出工程前半(図
2)において、上記したオイルの逆流は、ロータ2の外
周面及び筒部11の内周面の間の狭い間隔(隙間)を通
じて吐出中の部分空間Pに導入されざるを得ないので、
吐出口5の入口開口までの流体抵抗が増大する分だけオ
イル及び空気の逆流を有効に抑止することができる。一
方、吐出工程の終期には吐出中の部分空間Pは正圧とな
り吐出口5から吐出口されるが、吐出口5と案内溝6と
の重なりにより吐出空気が円滑に吐出口5に導かれるの
で、その流体抵抗は上記逆流時に比べて格段に低減され
る。
の実施例では、図2に示すように各ベーン4の前方側に
近接してロータ2の吐出口側の端壁部の外周部(端壁部
の肩部)に案内溝6が凹設されている。案内溝6は、図
2に示すように吐出工程の前半では何ら吐出口5の入口
開口と干渉することは無いが、図3に示すように吐出工
程の後半特にその終期には吐出口5と軸方向に重なって
吐出口5の入口開口近傍の空間を実質的に拡大し、吐出
空気が吐出口5に流入する際の流体損失を大幅に低減す
る。すなわち、この案内溝6が無い吐出工程前半(図
2)において、上記したオイルの逆流は、ロータ2の外
周面及び筒部11の内周面の間の狭い間隔(隙間)を通
じて吐出中の部分空間Pに導入されざるを得ないので、
吐出口5の入口開口までの流体抵抗が増大する分だけオ
イル及び空気の逆流を有効に抑止することができる。一
方、吐出工程の終期には吐出中の部分空間Pは正圧とな
り吐出口5から吐出口されるが、吐出口5と案内溝6と
の重なりにより吐出空気が円滑に吐出口5に導かれるの
で、その流体抵抗は上記逆流時に比べて格段に低減され
る。
【0024】このようにすれば、空気の吐出を阻害する
ことなく、空気及びオイルの逆流を阻止することができ
るという優れた作用効果を奏することができる。また、
吐出工程の前半にて吐出中の部分空間Pに逆流したオイ
ルも、吐出工程の終期にて再度吐出口に流入し易くなっ
ているため、オイル圧縮(気液二相圧縮)が生じにくい
という効果も奏することができる。
ことなく、空気及びオイルの逆流を阻止することができ
るという優れた作用効果を奏することができる。また、
吐出工程の前半にて吐出中の部分空間Pに逆流したオイ
ルも、吐出工程の終期にて再度吐出口に流入し易くなっ
ているため、オイル圧縮(気液二相圧縮)が生じにくい
という効果も奏することができる。
【0025】なお、本実施例は、吐出口5が、ギヤ室
(オイル収容空間)S以外の任意の空間に連通する場合
にも、上記した空気の逆流抑止による圧縮動力の節減と
いう効果を奏することができる。実施例1の案内溝の各
種形状を図4(b)〜(h)に示し、それらとの比較の
ために、案内溝6を有しない従来のロータ2を図4
(a)に示す。当然、各図の図中、上側が吐出口側であ
る。
(オイル収容空間)S以外の任意の空間に連通する場合
にも、上記した空気の逆流抑止による圧縮動力の節減と
いう効果を奏することができる。実施例1の案内溝の各
種形状を図4(b)〜(h)に示し、それらとの比較の
ために、案内溝6を有しない従来のロータ2を図4
(a)に示す。当然、各図の図中、上側が吐出口側であ
る。
【0026】(実施例2)本発明の真空ポンプの他の実
施例を図5を参照して説明する。この実施例において、
吐出口5以外の構成は実施例1と同じであるので説明は
省略される。この実施例の吐出口5は、ケーシング1の
部分空間P側の入口開口A1は大面積とされ、ギヤ室S
側の出口開口A2は小面積とされ、吐出口5の内部は入
口開口から出口開口へ向けてテーパ状に形成されてい
る。このようにすれば、通常の吐出方向においては、吐
出口5はガス流体(圧縮性流体)に対するノズルとなっ
てそれほど流体抵抗(圧力損失)は大きくならない。し
かし、上記逆流時には、吐出口5はガス流体(圧縮性流
体)に対するディフューザとなってその流体抵抗(圧力
損失)は格段に増大する。このましくは図5における先
細角Θは10度以上、更に好ましくは20度以上とされ
る。
施例を図5を参照して説明する。この実施例において、
吐出口5以外の構成は実施例1と同じであるので説明は
省略される。この実施例の吐出口5は、ケーシング1の
部分空間P側の入口開口A1は大面積とされ、ギヤ室S
側の出口開口A2は小面積とされ、吐出口5の内部は入
口開口から出口開口へ向けてテーパ状に形成されてい
る。このようにすれば、通常の吐出方向においては、吐
出口5はガス流体(圧縮性流体)に対するノズルとなっ
てそれほど流体抵抗(圧力損失)は大きくならない。し
かし、上記逆流時には、吐出口5はガス流体(圧縮性流
体)に対するディフューザとなってその流体抵抗(圧力
損失)は格段に増大する。このましくは図5における先
細角Θは10度以上、更に好ましくは20度以上とされ
る。
【0027】(実施例3)本発明の真空ポンプの他の実
施例を図6を参照して説明する。この実施例は、等径の
吐出口5に先細テーパ孔50を有する筒状のカラー51
を嵌入して実施例1と同じ作用効果を奏するものであ
る。このようにすれば、吐出口5の作製が容易となる。
施例を図6を参照して説明する。この実施例は、等径の
吐出口5に先細テーパ孔50を有する筒状のカラー51
を嵌入して実施例1と同じ作用効果を奏するものであ
る。このようにすれば、吐出口5の作製が容易となる。
【0028】図7(a)〜(d)は、図6のカラーカラ
ー51の変形例を示すもので、(a)は段差形状、
(b)は鋸歯状断面形状、(c)は外付け構造、(d)
は三角断面形状のカラー51を用いるものである。これ
らの形状のカラー51を用いても図6のカラー51と同
じく、実施例2と同じ効果を奏することは明白である。
以上の構成により、オイルが逆流する時よりも逆流した
オイルを排出する時の吐出口13の流体抵抗を小さくで
き、内部の圧力上昇を押さえることができる。
ー51の変形例を示すもので、(a)は段差形状、
(b)は鋸歯状断面形状、(c)は外付け構造、(d)
は三角断面形状のカラー51を用いるものである。これ
らの形状のカラー51を用いても図6のカラー51と同
じく、実施例2と同じ効果を奏することは明白である。
以上の構成により、オイルが逆流する時よりも逆流した
オイルを排出する時の吐出口13の流体抵抗を小さくで
き、内部の圧力上昇を押さえることができる。
【0029】(実施例4)本発明の真空ポンプの他の実
施例を図8及び図9を参照して説明する。この実施例
は、実施例1における吐出口5の入口開口5a及び案内
溝6の出口開口6aの形状を工夫したものであって、吐
出口5の入口開口5aは、ロータ2の軸心を中心として
ロータ2の外径に等しい円弧状に配設された径大な大円
弧状辺部5aを有する。また、吐出口5の入口開口5a
及び案内溝6の出口開口6aが、ロータ2の軸心を中心
として円弧状に配設された径小な小円弧状辺部5c,6
cをを有し、両小円弧状辺部は5c,6cは等径であ
る。すなわち、本実施例では、吐出口5の入口開口5a
が、ケーシング1の内周面に沿ってでは無く、ロータ2
の外周面からその径方向内側に形成されているので、吐
出工程の前半においてガス又はオイルの逆流はほとんど
阻止され、ポンプ動力も節減される。そして、吐出口5
は、吐出工程の開始すなわち一つのベーン4が吐出口5
を通過した後、ロータ2が所定角度回動後(好ましくは
その後、吐出されるべきガスを保持する部分空間Pのガ
スがオイル収容空間Sの圧力に等しくなった時点)後、
案内溝6に重なるものとする。
施例を図8及び図9を参照して説明する。この実施例
は、実施例1における吐出口5の入口開口5a及び案内
溝6の出口開口6aの形状を工夫したものであって、吐
出口5の入口開口5aは、ロータ2の軸心を中心として
ロータ2の外径に等しい円弧状に配設された径大な大円
弧状辺部5aを有する。また、吐出口5の入口開口5a
及び案内溝6の出口開口6aが、ロータ2の軸心を中心
として円弧状に配設された径小な小円弧状辺部5c,6
cをを有し、両小円弧状辺部は5c,6cは等径であ
る。すなわち、本実施例では、吐出口5の入口開口5a
が、ケーシング1の内周面に沿ってでは無く、ロータ2
の外周面からその径方向内側に形成されているので、吐
出工程の前半においてガス又はオイルの逆流はほとんど
阻止され、ポンプ動力も節減される。そして、吐出口5
は、吐出工程の開始すなわち一つのベーン4が吐出口5
を通過した後、ロータ2が所定角度回動後(好ましくは
その後、吐出されるべきガスを保持する部分空間Pのガ
スがオイル収容空間Sの圧力に等しくなった時点)後、
案内溝6に重なるものとする。
【図1】実施例1の真空ポンプの吐出口を含む軸方向断
面図である。
面図である。
【図2】図1の真空ポンプの吐出工程初期のロータ回転
位置を示す径方向断面図である。
位置を示す径方向断面図である。
【図3】図1の真空ポンプの吐出工程終期のロータ回転
位置を示す径方向断面図である。
位置を示す径方向断面図である。
【図4】実施例1のロータ2の各種変形例及び従来のロ
ータ2を示す斜視図であり、(a)は従来のロータ2の
斜視図であり、(b)〜(h)はそれぞれ異なる案内溝
6を有する本実施例のロータ2の斜視図である。
ータ2を示す斜視図であり、(a)は従来のロータ2の
斜視図であり、(b)〜(h)はそれぞれ異なる案内溝
6を有する本実施例のロータ2の斜視図である。
【図5】実施例2の真空ポンプの吐出口を含む軸方向断
面図及びその吐出口5近傍の拡大断面図である。
面図及びその吐出口5近傍の拡大断面図である。
【図6】実施例3の真空ポンプの吐出口を含む軸方向断
面図及びその吐出口5近傍の拡大断面図である。
面図及びその吐出口5近傍の拡大断面図である。
【図7】実施例3のカラー51の各種変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図8】実施例4の真空ポンプの吐出口近傍の径方向拡
大断面図である。
大断面図である。
【図9】実施例4の真空ポンプの吐出口近傍の軸方向拡
大断面図である。
大断面図である。
1はケーシング、2はロータ、4はベーン、5は吐出
口、6は案内溝、20は条溝、Pは部分空間、Sはギヤ
室(オイル収容空間)。
口、6は案内溝、20は条溝、Pは部分空間、Sはギヤ
室(オイル収容空間)。
Claims (5)
- 【請求項1】円筒状の周壁部及び一対の端壁部に囲まれ
たガス圧縮空間を有するケーシングと、前記ケーシング
の内周面より径小な外周面を有して前記ケーシングの内
周面に内接しつつ前記両端壁部に回転自在に支持される
ロータと、互いに所定角度離れて前記ロータの外周面に
軸方向に延設された複数の条溝内に個別に収容されると
ともに外端が前記ケーシングの内周面に摺接して前記ガ
ス圧縮空間を複数の部分空間に区分する複数のベーン
と、前記周壁部の内周面への前記ロータの外周面の近接
により前記ロータの外周面及び前記周壁部の内周面の間
の間隔が消滅しつつある角度位置にて前記ケーシングに
貫設されて前記ガス圧縮空間を外部のオイル収容空間に
連通する吐出口とを備える真空ポンプにおいて、 前記吐出口の吐出方向の流体抵抗は、前記吐出口の反吐
出方向の流体抵抗より小さいことを特徴とする真空ポン
プ。 - 【請求項2】円筒状の周壁部及び一対の端壁部に囲まれ
たガス圧縮空間を有するケーシングと、前記ケーシング
の内周面より径小な外周面を有して前記ケーシングの内
周面に内接しつつ前記両端壁部に回転自在に支持される
ロータと、互いに所定角度離れて前記ロータの外周面に
軸方向に延設された複数の条溝内に個別に収容されると
ともに外端が前記ケーシングの内周面に摺接して前記ガ
ス圧縮空間を複数の部分空間に区分する複数のベーン
と、前記周壁部の内周面への前記ロータの外周面の近接
により前記ロータの外周面及び前記周壁部の内周面の間
の間隔が消滅しつつある角度位置にて前記ケーシングに
貫設されて前記ガス圧縮空間を外部空間に連通する吐出
口とを備える真空ポンプにおいて、 前記各ベーンの前方側に近接して前記ロータの外周部に
凹設されるとともに吐出工程の後半にて前記吐出口と軸
方向に重なって前記吐出口の入口開口近傍の空間を拡大
する吐出ガス案内用の案内溝を有することを特徴とする
真空ポンプ。 - 【請求項3】前記外部空間は、オイルが貯溜するオイル
収容空間である請求項2記載の真空ポンプ。 - 【請求項4】前記吐出口の入口開口は、前記ロータの軸
心を中心として前記ロータの外径に略等しい円弧状に配
設された径大な大円弧状辺部を有する請求項2又は3記
載の真空ポンプ。 - 【請求項5】前記吐出口の入口開口及び前記案内溝の出
口開口は、前記ロータの軸心を中心として円弧状に配設
された径小な小円弧状辺部をそれぞれを有し、前記両小
円弧状辺部は略一致して配設される請求項2又は3記載
の真空ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30507194A JPH08159069A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30507194A JPH08159069A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 真空ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159069A true JPH08159069A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17940769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30507194A Pending JPH08159069A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 真空ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159069A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387467B1 (ko) * | 2000-08-01 | 2003-06-18 | 기아자동차주식회사 | 차량용 진공 펌프 |
| KR100494415B1 (ko) * | 2002-10-22 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 배출소음 감소를 위한 오일버쿰펌프구조 |
| KR100835882B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2008-06-09 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차용 엔진에 설치되는 진공펌프 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30507194A patent/JPH08159069A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387467B1 (ko) * | 2000-08-01 | 2003-06-18 | 기아자동차주식회사 | 차량용 진공 펌프 |
| KR100494415B1 (ko) * | 2002-10-22 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 배출소음 감소를 위한 오일버쿰펌프구조 |
| KR100835882B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2008-06-09 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차용 엔진에 설치되는 진공펌프 |
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