JPH08159104A - 油圧モータの駆動制御装置 - Google Patents
油圧モータの駆動制御装置Info
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Abstract
ータの駆動制御装置を提供すること。 【構成】 操作レバー61を操作するとその操作量が操
作量検出器610で検出される。コントローラ10は当
該操作量に応じた電流を流量制御弁51に出力しこれを
切り換え、油圧ポンプ1の圧油を旋回モータ3に供給し
これを回転させる。この状態で操作レバー61が操作さ
れると、コントローラ10圧力検出器11a、11bの
検出値に基づいてその時点での旋回モータの流入側と排
出側の差圧の絶対値を演算し、これを予め定められた最
大値および最小値と比較し、差圧が最大値と最小値の間
にあるように流量制御弁51を制御する。これにより、
旋回モータ3の良好な操作性が維持できる。
Description
械に備えられた油圧モータの駆動を制御する油圧モータ
の駆動制御装置に関する。
構の旋回等に使用される油圧モータが備えられている。
このような油圧モータの油圧回路を図8および図9によ
り説明する。図8は油圧ショベルの油圧回路の回路図で
ある。この図で、1はエンジン等により回転駆動される
油圧ポンプ、1aは油圧ポンプ1のおしのけ容積可変機
構、2はおしのけ容積可変機構1aを制御するレギュレ
ータ、3は油圧ポンプ1の吐出油により駆動される旋回
モータ(油圧ショベルの上部旋回体を駆動する油圧モー
タ)、4は旋回モータと上部旋回体との間に介在する減
速機である。5は油圧ポンプ1と各油圧アクチュエータ
との間に介在する弁ブロックであり、流量制御弁51〜
54より成る。流量制御弁51は旋回モータ3を制御
し、他の流量制御弁52〜54は図示しない他の油圧ア
クチュエータ(ブームシリンダ、アームシリンダ等)を
制御する。各流量制御弁51〜54には比例電磁弁が用
いられている。
は操作レバー61、62の操作量を検出し、これに比例
した電気信号を出力する操作量検出器である。操作レバ
ー61は上部旋回体(旋回モータ)を操作する操作レバ
ーであり、操作レバー62は図示しない他の油圧アクチ
ュエータを操作する操作レバーである。その他の操作レ
バーの図示は省略されている。7は油圧ショベルに備え
られている各種のスイッチを示す。8は操作量検出器6
10、620、スイッチ7等の信号を入力し、これに応
じて所定の制御を行なうコントローラであり、マイクロ
コンピュータで構成されている。
る。1は油圧ポンプ、3は旋回モータ、51は流量制御
弁であり、これらは図8に示すものと同じである。51
0a、510bは流量制御弁51の電磁ソレノイドを示
し、これら電磁ソレノイド510a、510bに供給さ
れる電流値に応じて流量制御弁51のスプールが右方又
は左方に変位する。当該スプールの左方向の変位によ
り、旋回モータ3は図示矢印方向に回転し、右方向変位
により、旋回モータ3は図示矢印と反対方向に回転す
る。流量制御弁51は、油圧ポンプ1に接続されたポー
トP、タンクに接続されたポートT、油圧モータ3の両
側主管路に接続されたポートAおよびポートBを有す
る。
ールの変位量に対する開口面積の変化を示す特性図であ
る。この図で、横軸にはスプールの変位量が、又、縦軸
には開口面積がとってある。(P→T)はポートPから
ポートTへの流路の開口面積の特性、(B→T)はポー
トBからポートTへの流路の開口面積の特性、(P→
A)はポートPからポートAへの流路の開口面積の特性
を示す。
へ操作されて左側位置に切り換えられる場合、スプール
の変位が不感帯位置P0 を超えると、ポートPからポー
トTへの開口面積は特性曲線に沿って絞られ、同時にポ
ートPからポートAへの開口面積とポートBからポート
Tへの開口面積は特性曲線に沿って増加してゆく。切り
換え位置から中立位置へ戻る場合も各開口面積は各特性
曲線に従って増減することとなる。
回動すべく操作レバー61を操作すると、その操作量に
比例した電気信号が操作量検出器610から出力され
る。コントローラ8は当該電気信号を入力し、この電気
信号に対応して予め設定されている電流値を記憶部から
取り出し流量制御弁51の一方の電磁ソレノイド510
aに供給する。これにより、電磁ソレノイド510aが
励磁され、流量制御弁51のスプールは当該電流値に応
じて変位し、流量制御弁51は油圧ポンプ1からの圧油
をその開口面積に比例した流量で旋回モータ3に供給す
る。この結果、旋回モータ3は供給された流量に比例し
た速度で回転する。オペレータが操作レバー61を中立
位置に戻すと、操作量検出器610からの出力信号によ
り、コントローラ8は流量制御弁51を図9に示す中立
位置とする。これにより、旋回モータ3の管路は閉鎖さ
れて制動力が作用し、旋回モータ3は停止する。
作において、例えば上記のように流量制御弁51が左側
位置に切り換えられたとき、ポートAにおける圧力はそ
のときの操作レバー61の操作に応じたある圧力とな
る。しかし、油圧ポンプ1を駆動するエンジンの回転数
が低下したり、旋回モータ3が他の油圧アクチュエータ
と複合操作されているような場合には、ポートPからポ
ートT、ポートPからポートAへの流量が通常時より低
下し、通常時と同じストロークで操作レバー61を操作
してもポートAにおける圧力は通常時より低い圧力とな
り、所期の駆動力は得られなくなる。この場合、旋回モ
ータ3は通常時の動き(オペレータが期待する動き)と
異なる動きを示すので、操作性が悪化する。
が悪化する。即ち、旋回モータ3の回転中に操作レバー
61を操作すると、旋回モータ3はその操作方向に応じ
て加速又は減速され、操作速度(流量制御弁51のスプ
ールの変位速度)が早ければ当該加減速度は大きくな
り、遅ければ小さくなる。操作速度が早く、加減速度が
大きいと、油圧ショベルの車体には当該加減速度による
衝撃が発生し、油圧ショベルの寿命の短縮につながり、
かつ、オペレータに不快感を与えるばかりでなく、衝撃
によりオペレータの体が意図しない方向に動かされ、オ
ペレータが握っている操作レバー61もオペレータの体
と一緒に動かされる。このとき、車体の動きと操作レバ
ーの動きとの間には時間差が存在し、車体の加速度の方
向と操作レバーの動きが逆になると上部旋回体にがくが
くした動きを生じ、操作性が著しく悪化し危険である。
題を解決し、良好な操作性を維持することができる油圧
モータの駆動制御装置を提供することにある。
め、請求項1の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプ
により駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前
記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁
と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたも
のにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧
を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量
に対応して予め定められた前記差圧の最大値および最小
値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記
差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操
作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁
の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値
未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2
の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段と
を設けたことを特徴とする。
の油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧
ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する
流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーと
を備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を
検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に
対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値および
最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、
前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバー
の操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制
御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最
小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる
第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手
段とを設けたことを特徴とする。
の油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧
ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する
流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーと
を備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を
検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に
対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値および
最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、
前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバー
の操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制
御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および前記最
小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少させる
第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手
段とを設けたことを特徴とする。
の油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧
ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する
流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーと
を備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出
側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバー
の各操作速度に対応して予め定められた前記差圧の最大
値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶
手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操
作レバーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき
前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、お
よび前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を
増加させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成さ
れる制御手段とを設けたことを特徴とする。
の油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧
ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する
流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーと
を備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を
検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度
に対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値およ
び最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段
と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レ
バーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記
流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および
前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加
させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される
制御手段とを設けたことを特徴とする。
の油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧
ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する
流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーと
を備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を
検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度
に対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値およ
び最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段
と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レ
バーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記
流量制御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および
前記最小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少
させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される
制御手段とを設けたことを特徴とする。
油の流入側と排出側の圧力の差(差圧)が求められる。
この差圧は、そのときの操作レバーの操作量に対応する
予め定められた差圧の最大値又は最小値或いはそれら両
者と比較され、最大値を超えているときには流量制御弁
の通過流量を減少させ、最小値未満のときには流量制御
弁の通過流量を増加させる。これにより、差圧が大きい
(加減速が大きい)場合には流量が制限されて駆動力又
は制動力が急激に立ち上がるのを防止し、車体の揺れを
抑えることができ、差圧が小さい(駆動圧力が低い)場
合には流量が増加して駆動力が確実に立上り、油圧モー
タが確実に加速される。これにより、良好な操作性を維
持することができる。
圧に代えて流入側圧力が用いられ、操作レバーの操作量
に対して流入側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両
者が設定され、流入側圧力と設定値とが比較され、最大
値を超えているときには流量制御弁の通過流量を減少さ
せ、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加
させる。これにより、請求項1の発明と同様に良好な操
作性を維持することができる。
圧に代えて排出側圧力が用いられ、操作レバーの操作量
に対して排出側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両
者が設定され、排出側圧力と設定値とが比較され、最大
値を超えているときには流量制御弁の排出流量を増加さ
せ、最小値未満のときには流量制御弁の排出流量を減少
させる。これにより、油圧モータの急減速が抑えられ、
又は確実な減速が行われ、良好な操作性を維持すること
ができる。
側の差圧が、そのときの操作レバーの操作速度に対応す
る予め定められた差圧の最大値又は最小値或いはそれら
両者と比較され、最大値を超えているときには流量制御
弁の通過流量を減少させ、最小値未満のときには流量制
御弁の通過流量を増加させる。これにより、請求項1の
発明と同様の理由で良好な操作性を維持することができ
る。
圧に代えて流入側圧力が用いられ、操作レバーの操作速
度に対して流入側圧力の最大値又は最小値或いはそれら
両者が設定され、流入側圧力と設定値とが比較され、最
大値を超えているときには流量制御弁の通過流量を減少
させ、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増
加させる。これにより、請求項1の発明と同様に良好な
操作性を維持することができる。
圧に代えて排出側圧力が用いられ、操作レバーの操作速
度に対して排出側圧力の最大値又は最小値或いはそれら
両者が設定され、排出側圧力と設定値とが比較され、最
大値を超えているときには流量制御弁の排出流量を増加
させ、最小値未満のときには流量制御弁の排出流量を減
少させる。これにより、油圧モータの急減速が抑えら
れ、又は確実な減速が行われ、良好な操作性を得ること
ができる。
する。図1は本発明の実施例に係る旋回モータの駆動制
御装置の油圧回路図である。この図で、図8に示す部分
と同一又は等価な部分には同一符号を付して説明を省略
する。10は図8に示すコントローラ8に相当するコン
トローラであり、マイクロコンピュータで構成されてい
る。11a、11bは旋回モータ3の圧油の流入側と排
出側に設けられた圧力検出器であり、圧力に比例した電
気信号を出力する。
ータの流入側と排出側との圧力の差(差圧)の絶対値の
特性図である。この図で、横軸に操作量が、縦軸に差圧
がとってある。MAXは各操作量における予め定められ
た当該差圧の最大値、MINは各操作量における予め定
められた当該差圧の最小値を示す。この特性は、コント
ローラ10の記憶部に記憶されている。
ャートを参照して説明する。油圧ショベルのオペレータ
が操作レバー61を操作すると、前述のようにコントロ
ーラ10から流量制御弁51に電流が出力されて流量制
御弁51が切り換えられ、旋回モータ3が回転する。こ
の状態で、コントローラ10は圧力検出器11a、11
bの検出値を順次入力してこれを読み込み(図4に示す
手順S1 )、それら各検出値の差(差圧)の絶対値を演
算し(手順S3 )、次いで操作レバー61の操作量を入
力して読み込む(手順S4 )。なお、圧力検出器11
a、11bの検出値の読み込み、および差圧の演算は、
操作レバー61が操作された後で行なってもよい。
量に対応する差圧のMAX値とMIN値とを記憶部から
読み出し(手順S5 )、これらMAX値およびMIN値
と手順S3 で演算した差圧とを比較する。まず、当該差
圧がMAX値より大きいか否かを判断し(手順S6 )、
MAX値以下であれば、次に、当該差圧がMIN値より
小さいか否かを判断する(手順S7 )。当該差圧がMI
N値以上であれば、即ち差圧がMAX値とMIN値との
間に存在し、操作性に悪影響がないと判断された場合に
は、処理を手順S1 に戻して再び同じ処理を繰り返す。
X値より大きいと判断された場合には、コントローラ1
0から流量制御弁51に対する出力電流を単位量だけ減
少させて流量制御弁51を絞り、その通過流量を減少さ
せて(手順S8 )、処理を手順S1 に戻し、再び同じ処
理を繰り返す。又、手順S7 の処理で、演算された差圧
がMIN値未満であると判断された場合には、コントロ
ーラ10から流量制御弁51に対する出力電流を単位量
だけ増加させて流量制御弁51の開口面積を大きくし、
その通過流量を増加させて(手順S9 )、処理を手順S
1 に戻し、再び同じ処理を繰り返す。手順S8 又は手順
S9 の処理は、演算された差圧がMAX値以下、又はM
IN値以上になるまで継続される。
タ3の流入側と排出側との差圧の絶対値に対するMAX
値とMIN値を操作レバー61の各操作量に対応して定
めておき、旋回モータ3の旋回中の上記差圧がMAX値
とMIN値の間にあるように流量制御弁51を制御する
ようにしたので、差圧が低下した場合は流量を増加させ
て駆動力を確実に立ち上げて旋回を確実に加速すること
ができ、又、差圧が大きい場合は流量を減少させて駆動
力の急激な立上りを防止し、旋回の急加速を抑えること
ができ、これらにより、操作性を良好に維持することが
できる。
MIN値の両方を操作レバー61の操作量に対応させて
設定する例について説明したが、差圧のMAX値とMI
N値のいずれか一方のみを設定することもできる。
を検出し、操作レバーの操作量に対する流入側圧力のM
AX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を設定し、
旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバーの操
作量に対する設定値とそのときの流入側圧力検出値とを
比較して上記と同様の処理を行ってもよい。この場合
の、MAX値とMIN値とを設定したときの動作の概略
を図により説明する。
ータの流入側圧力の特性図である。この図で、横軸に操
作量が、縦軸に流入側圧力がとってある。MAXは各操
作量における予め定められた当該流入側圧力の最大値、
MINは各操作量における予め定められた当該流入側圧
力の最小値を示す。この特性は、コントローラ10の記
憶部に記憶されている。
ーチャートで示すが、この場合の動作はさきの差圧を用
いる実施例の動作と類似している。コントローラ10は
圧力検出器11aの検出値を入力してこれを読み込み
(図5に示す手順S11)、次いで操作レバー61の操作
量を入力して読み込む(手順S12)。次に、コントロー
ラ10は当該操作の操作量に対応する流入側圧力のMA
X値とMIN値とを記憶部から読み出し(手順S13)、
これらMAX値およびMIN値と手順S11で入力した圧
力とを比較する。まず、当該圧力がMAX値より大きい
か否かを判断し(手順S14)、MAX値以下であれば、
次に、当該圧力がMIN値より小さいか否かを判断する
(手順S15)。当該圧力がMIN値以上であれば、即ち
圧力がMAX値とMIN値との間に存在し、操作性に悪
影響がないと判断された場合には、処理を手順S11に戻
して再び同じ処理を繰り返す。
きいと判断された場合には、コントローラ10から流量
制御弁51に対する出力電流を単位量だけ減少させて流
量制御弁51を絞り、その通過流量を減少させて(手順
S16)、処理を手順S11に戻し、再び同じ処理を繰り返
す。又、手順S15の処理で、圧力がMIN値未満である
と判断された場合には、コントローラ10から流量制御
弁51に対する出力電流を単位量だけ増加させて流量制
御弁51の開口面積を大きくし、その通過流量を増加さ
せて(手順S17)、処理を手順S11に戻し、再び同じ処
理を繰り返す。手順S16又は手順S17の処理は、演算さ
れた差圧がMAX値以下、又はMIN値以上になるまで
継続される。
り、差圧を用いた場合と同様、流入側圧力が低下した場
合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を
確実に加速することができ、又、流入側圧力が大きい場
合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、
旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作
性を良好に維持することができる。
施例について述べた。しかしながら、これに限ることは
なく、差圧や流入側圧力に代えて排出側圧力を用いるこ
ともできる。即ち、排出側圧力を検出し、操作レバーの
操作量に対する排出側圧力のMAX値とMIN値、又は
それらのうちの一方を、例えば図4に示す特性と同様に
設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レ
バーの操作量に対する設定値とそのときの排出側圧力検
出値とを比較して上記と同様の処理を行う。この場合、
排出側圧力がMAX値を超えたときには、排出流量を大
きくして圧力の急激な立上りによる急減速を防止し、排
出圧力がMIN値未満のときには、排出流量を小さくし
て圧力を確実に立ち上げて旋回モータ3を確実に減速さ
せ、これらにより、良好な操作性を得ることができる。
対する差圧又は流入側圧力、或いは排出側圧力のMAX
値とMIN値の何れか一方又は両方を設定し、それら圧
力と設定値とを比較する構成とした。しかし、設定値と
しては、操作レバーの操作量に限らず、操作レバーの操
作速度を採用することもできる。このような実施例にお
ける差圧と流入側圧力の特性図を図6および図7に示
す。
の絶対値の特性図である。図で、横軸に操作速度が、縦
軸に差圧がとってある。MAXは各操作速度における予
め定められた当該差圧の最大値、MINは各操作速度に
おける予め定められた当該差圧の最小値を示す。この特
性は、さきの実施例の場合と同様、コントローラ10の
記憶部に記憶されている。
例の処理に準じる。この処理において、操作レバー61
の操作速度は、図3に示す手順S4 の処理の代わりに、
前回入力した操作レバー61の操作量を記憶しておき、
今回入力した操作レバー61の操作量との差を演算する
ことにより得ることができる。勿論、手順S5 の「操作
量」は「操作速度」となる。
値とMIN値を設定して流量制御弁51を制御する場合
の効果もさきの実施例の効果と同じく、差圧が低下した
場合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回
を確実に加速することができ、又、差圧が大きい場合は
流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、旋回
の急加速を抑えることができ、これらにより、操作性を
良好に維持することができる。
MIN値を操作レバー61の操作速度に対応させて設定
する例について説明したが、差圧のMAX値とMIN値
のいずれか一方を設定することもできる。
を検出し、操作レバーの操作速度に対する流入側圧力の
MAX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を設定
し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバー
の操作速度に対する設定値とそのときの流入側圧力検出
値とを比較して上記と同様の処理を行ってもよい。この
場合の、MAX値とMIN値とを設定したときの特性図
を図7に示す。
モータの流入側圧力の特性図である。この図で、横軸に
操作速度が、縦軸に流入側圧力がとってある。MAXは
各操作速度における予め定められた当該流入側圧力の最
大値、MINは各操作速度における予め定められた当該
流入側圧力の最小値を示す。この特性は、コントローラ
10の記憶部に記憶されている。
フローチャートに準じる。この処理において、操作レバ
ー61の操作速度は、図5に示す手順S12の処理の代わ
りに、前回入力した操作レバー61の操作量を記憶して
おき、今回入力した操作レバー61の操作量との差を演
算することにより得ることができる。勿論、手順S13の
「操作量」は「操作速度」となる。
り、差圧を用いた場合と同様、流入側圧力が低下した場
合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を
確実に加速することができ、又、流入側圧力が大きい場
合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、
旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作
性を良好に維持することができる。
施例について述べた。しかしながら、操作レバーの操作
量を用いる場合と同様、操作レバーの操作速度を用いる
場合も、差圧や流入側圧力に代えて排出側圧力を用いる
ことができる。即ち、排出側圧力を検出し、操作レバー
の操作速度に対する排出側圧力のMAX値とMIN値、
又はそれらのうちの一方を、例えば図7に示す特性と同
様に設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操
作レバーの操作速度に対する設定値とそのときの排出側
圧力検出値とを比較して、流入側圧力を用いた場合と同
様の処理を行う。この場合、排出側圧力がMAX値を超
えたときには、排出流量を大きくして圧力の急激な立上
りによる急減速を防止し、排出圧力がMIN値未満のと
きには、排出流量を小さくして圧力を確実に立ち上げて
旋回モータ3を確実に減速させ、これらにより、良好な
操作性を得ることができる。
タとして油圧ショベルの旋回モータを例示して説明した
が、他の作業機械に適用可能であり、又、他の油圧モー
タ、例えば走行モータに適用可能であることは明らかで
ある。又、操作量又は操作速度に対する各圧力の特性
は、適用する作業機械に要求される性能等を勘案して適
宜設定することができる。
圧モータの流入側と排出側との差圧の絶対値、又は流入
側圧力、或いは排出側圧力に対するMAX値又はMIN
値或いはそれら両者を、操作レバーの各操作量又は操作
速度に対応して定めておき、油圧モータの作動中の上記
差圧、又は流入側圧力、或いは排出側圧力がMAX値と
MIN値の間にあるように流量制御弁を制御するように
したので、油圧モータの急激な加速を抑え、又は油圧モ
ータを確実に作動させることができ、これらにより、操
作性を良好に維持することができる。
置の油圧回路図である。
性図である。
トである。
図である。
ーチャートである。
特性図である。
性図である。
である。
する開口面積の特性図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出す
る差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応し
て予め定められた前記差圧の最大値および最小値のうち
の少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記差圧検出
手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対
応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流
量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のと
き前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段の
うちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けた
ことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。 - 【請求項2】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手
段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定めら
れた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少な
くとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の
検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する
前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減
少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記
流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のうちの
少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを
特徴とする油圧モータ駆動制御装置。 - 【請求項3】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手
段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定めら
れた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少な
くとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の
検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する
前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量を増
加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記
流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のうちの
少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを
特徴とする油圧モータ駆動制御装置。 - 【請求項4】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出す
る差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応
して予め定められた前記差圧の最大値および最小値のう
ちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記差圧検
出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度
に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通
過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満
のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手
段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設
けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。 - 【請求項5】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手
段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定め
られた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少
なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段
の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応
する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量
を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき
前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のう
ちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたこ
とを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。 - 【請求項6】 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆
動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モ
ータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油
圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおい
て、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手
段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定め
られた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少
なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段
の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応
する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量
を増加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき
前記流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のう
ちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたこ
とを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30759794A JP3564181B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 油圧モータの駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30759794A JP3564181B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 油圧モータの駆動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159104A true JPH08159104A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3564181B2 JP3564181B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=17970978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30759794A Expired - Fee Related JP3564181B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 油圧モータの駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3564181B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162450A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Volvo Construction Equipment Ab | 建設機械の油圧回路 |
| JP2008038587A (ja) * | 2006-05-23 | 2008-02-21 | Volvo Construction Equipment Ab | 掘削機のブーム速度増速装置 |
| CN113482983A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-10-08 | 三一汽车制造有限公司 | 支腿油缸油压均衡的控制方法、系统及作业机械 |
| JP2022157896A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 住友建機株式会社 | 作業機械 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP30759794A patent/JP3564181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162450A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Volvo Construction Equipment Ab | 建設機械の油圧回路 |
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| JP2022157896A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 住友建機株式会社 | 作業機械 |
| CN113482983A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-10-08 | 三一汽车制造有限公司 | 支腿油缸油压均衡的控制方法、系统及作业机械 |
| CN113482983B (zh) * | 2021-06-30 | 2023-06-16 | 三一汽车制造有限公司 | 支腿油缸油压均衡的控制方法、系统及作业机械 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3564181B2 (ja) | 2004-09-08 |
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