JPH0815914B2 - 精密部品搬送用トレー - Google Patents
精密部品搬送用トレーInfo
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- JPH0815914B2 JPH0815914B2 JP5351637A JP35163793A JPH0815914B2 JP H0815914 B2 JPH0815914 B2 JP H0815914B2 JP 5351637 A JP5351637 A JP 5351637A JP 35163793 A JP35163793 A JP 35163793A JP H0815914 B2 JPH0815914 B2 JP H0815914B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路、記憶回路等
の半導体素子や各種の異形部品(例えばコネクタ、スイ
ッチ、発信器)など種々の電子機器もしくは精密機械組
立て用の比較的小型の精密部品等(これらを総称して
「ICチップ」という)個別に保持して自動組立機等に
搬入するに適した精密部品搬送用のトレーに関する。
の半導体素子や各種の異形部品(例えばコネクタ、スイ
ッチ、発信器)など種々の電子機器もしくは精密機械組
立て用の比較的小型の精密部品等(これらを総称して
「ICチップ」という)個別に保持して自動組立機等に
搬入するに適した精密部品搬送用のトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の作動信頼性と組立て能
率とを向上すべく殆どの主要回路部品がチップ化される
傾向にある。そのため、種々の中間加工ラインや最終組
立てライン等へのICチップ供給には、チップ収容用の
凹部を縦横複数列に配置した比較的大型の搬送容器が使
用されている。このような大型容器にあっては、搬送ラ
インの一方の側縁の近傍に並置されるロボットハンド等
により前記加工もしくは組立てラインへのチップ個別移
載が行われるが、搬送ラインの他方の側縁に近い部位の
ICチップを該容器から取り出す際にはロボットハンド
が長い距離を往復せねばならない。これは加工ライン側
における待ち時間を長くするので能率向上にとってマイ
ナスであるばかりでなく、掴み位置を毎回変えねばなら
ないため、万一掴みそこないが起こればチップ破損や加
工ライン混乱を招く虞れがある。そのような弊害を避け
るには、ロボットハンドの位置制御を高精密に行わねば
ならず、制御のためのコストも増大する。
率とを向上すべく殆どの主要回路部品がチップ化される
傾向にある。そのため、種々の中間加工ラインや最終組
立てライン等へのICチップ供給には、チップ収容用の
凹部を縦横複数列に配置した比較的大型の搬送容器が使
用されている。このような大型容器にあっては、搬送ラ
インの一方の側縁の近傍に並置されるロボットハンド等
により前記加工もしくは組立てラインへのチップ個別移
載が行われるが、搬送ラインの他方の側縁に近い部位の
ICチップを該容器から取り出す際にはロボットハンド
が長い距離を往復せねばならない。これは加工ライン側
における待ち時間を長くするので能率向上にとってマイ
ナスであるばかりでなく、掴み位置を毎回変えねばなら
ないため、万一掴みそこないが起こればチップ破損や加
工ライン混乱を招く虞れがある。そのような弊害を避け
るには、ロボットハンドの位置制御を高精密に行わねば
ならず、制御のためのコストも増大する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、コン
パクトで互いに連鎖状に連結可能な単位トレーを一体成
型品によって形成して、所望の数だけの単位トレーを連
鎖状に連結することによりライン上でのロボットハンド
による操作を容易にすると共に、収納物品の出し入れ時
に該物品を係合する係合爪が邪魔にならない位置に後退
させることができるようにして、スムースにかつ抵抗な
く物品を出し入れすることが出来、しかも収納物品を確
実にロックさせた状態で保持することのできるトレーを
提供することを主たる目的とするものである。
パクトで互いに連鎖状に連結可能な単位トレーを一体成
型品によって形成して、所望の数だけの単位トレーを連
鎖状に連結することによりライン上でのロボットハンド
による操作を容易にすると共に、収納物品の出し入れ時
に該物品を係合する係合爪が邪魔にならない位置に後退
させることができるようにして、スムースにかつ抵抗な
く物品を出し入れすることが出来、しかも収納物品を確
実にロックさせた状態で保持することのできるトレーを
提供することを主たる目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るトレーにあっては、合成樹脂材による一体成形
品であって、搬送対象物品を収納する収納凹部(1)を
備えたトレー主体(2)を含み、該トレー主体(2)の
前端縁並びに後端縁にはトレー相互を屈曲可能に連結す
るための連結片(5)、(6)が形成されており、前記
物品収納凹部(1)の左右側壁(11)、(11)の内
面に沿って前後又は上下に延びる少なくとも左右一対の
揺動板(13)、(13)が配設され、該揺動板(1
3)はその中間部で側壁(11)から延設された支持杆
(12)を支点としてシーソ状に弾性揺動できるように
形成されており、更に前記揺動板(13)の一端に前記
側壁に形成された開口部(14)を貫通して側壁外方に
突出する接触子(15)が形成され、揺動板(13)の
他端には物品収納凹部(7)の内側に向かって突出する
係合爪(16)が設けられている構造とした。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るトレーにあっては、合成樹脂材による一体成形
品であって、搬送対象物品を収納する収納凹部(1)を
備えたトレー主体(2)を含み、該トレー主体(2)の
前端縁並びに後端縁にはトレー相互を屈曲可能に連結す
るための連結片(5)、(6)が形成されており、前記
物品収納凹部(1)の左右側壁(11)、(11)の内
面に沿って前後又は上下に延びる少なくとも左右一対の
揺動板(13)、(13)が配設され、該揺動板(1
3)はその中間部で側壁(11)から延設された支持杆
(12)を支点としてシーソ状に弾性揺動できるように
形成されており、更に前記揺動板(13)の一端に前記
側壁に形成された開口部(14)を貫通して側壁外方に
突出する接触子(15)が形成され、揺動板(13)の
他端には物品収納凹部(7)の内側に向かって突出する
係合爪(16)が設けられている構造とした。
【0005】
【作用】上記のごとく形成されたトレー(A)は、図6
に示すように、連結片(5)、(6)によって多数のト
レー(A)…を連鎖状に連結して使用される。そしてこ
のトレー(A)…を、トレー物品収納凹部(1)の左右
巾と略等しい巾で形成された浅いガイド溝(18)に沿
って送行させる。トレーがガイド溝(18)の側縁に面
して形成されたドッグ(19)、(19)まで送られて
きたとき、図4に示すように揺動板(13)、(13)
の接触子がドッグ(19)に接触して揺動板(13)が
支持杆(12)を支点としてシーソ状に揺動し、係合爪
(16)を外方に後退させる。この後退時にICチップ
(B)を収納凹部(1)に収納することにより係合爪
(16)に邪魔されることなく容易にトレーに装填する
ことができる。トレー(A)が更に移動してドッグ(1
9)から離れると、揺動板(13)が元位置に弾性復帰
して図5に示すようにICチップ(B)の脚上面に係合
し、これによりICチップを確実に抱合保持するもので
ある。また、自動機ラインに送り込まれてICチップを
取り出す場合も、前記と同様にガイド溝に沿ってドッグ
(19)を設けておくことにより係合片(16)に邪魔
されることなく取り出すことができるものである。
に示すように、連結片(5)、(6)によって多数のト
レー(A)…を連鎖状に連結して使用される。そしてこ
のトレー(A)…を、トレー物品収納凹部(1)の左右
巾と略等しい巾で形成された浅いガイド溝(18)に沿
って送行させる。トレーがガイド溝(18)の側縁に面
して形成されたドッグ(19)、(19)まで送られて
きたとき、図4に示すように揺動板(13)、(13)
の接触子がドッグ(19)に接触して揺動板(13)が
支持杆(12)を支点としてシーソ状に揺動し、係合爪
(16)を外方に後退させる。この後退時にICチップ
(B)を収納凹部(1)に収納することにより係合爪
(16)に邪魔されることなく容易にトレーに装填する
ことができる。トレー(A)が更に移動してドッグ(1
9)から離れると、揺動板(13)が元位置に弾性復帰
して図5に示すようにICチップ(B)の脚上面に係合
し、これによりICチップを確実に抱合保持するもので
ある。また、自動機ラインに送り込まれてICチップを
取り出す場合も、前記と同様にガイド溝に沿ってドッグ
(19)を設けておくことにより係合片(16)に邪魔
されることなく取り出すことができるものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜図6は本発明に係るトレー(A)の第一の実
施例を示すものであって、長方形状のICチップ(B)
を収納するのに用いられる。このトレー(A)はICチ
ップ(B)を収納する平面視略四角形の物品収納凹部
(1)を備えたトレー主体(2)を含み、合成樹脂材に
よって一体成形されている。樹脂材料として、例えばポ
リアセタール(POM)が好ましい。前記物品収納凹部
(1)はICチップ(B)が収納された時に収納凹部の
内面とICチップ(B)との間にロボットハンドの爪が
はまり込むことができる隙間ができるような一回り大き
な寸法で形成されている。尚、本実施例では物品収納凹
部(1)前後巾が20mm、左右巾が30mmで形成さ
れている。
る。図1〜図6は本発明に係るトレー(A)の第一の実
施例を示すものであって、長方形状のICチップ(B)
を収納するのに用いられる。このトレー(A)はICチ
ップ(B)を収納する平面視略四角形の物品収納凹部
(1)を備えたトレー主体(2)を含み、合成樹脂材に
よって一体成形されている。樹脂材料として、例えばポ
リアセタール(POM)が好ましい。前記物品収納凹部
(1)はICチップ(B)が収納された時に収納凹部の
内面とICチップ(B)との間にロボットハンドの爪が
はまり込むことができる隙間ができるような一回り大き
な寸法で形成されている。尚、本実施例では物品収納凹
部(1)前後巾が20mm、左右巾が30mmで形成さ
れている。
【0007】前記トレー主体(2)の水平な左右側壁
(11)、(11)の上端に連なる左右側縁(3),
(3)に搬送機構のコマ送り用係合部(4)…が所定の
間隔をあけて形成されている。この実施例では係合部
(4)…は穴で形成されているが、突起体でもよい。更
にトレー主体(2)の前壁面(9)並びに後壁面(1
0)にトレー相互を屈曲可能に連鎖状に連結するための
左右1対ずつの連結片(5)、(6)が水平に延出形成
されている。
(11)、(11)の上端に連なる左右側縁(3),
(3)に搬送機構のコマ送り用係合部(4)…が所定の
間隔をあけて形成されている。この実施例では係合部
(4)…は穴で形成されているが、突起体でもよい。更
にトレー主体(2)の前壁面(9)並びに後壁面(1
0)にトレー相互を屈曲可能に連鎖状に連結するための
左右1対ずつの連結片(5)、(6)が水平に延出形成
されている。
【0008】この一方の連結片(5)は開口縁部を若干
狭くした上向きに開口する略U字形の凹溝(5a)を備
え、他方の連結片(6)には前記凹溝(5a)の狭くな
った開口縁部の巾より大径で且つ該凹溝(5a)に押し
込み嵌合することの可能な径をもつ横向きの嵌合ピン
(6b)が設けられている。従って、一方のトレーの連
結片(6)の嵌合ピン(6a)を、他方のトレー連結片
(5)の凹溝(5a)に狭くなった開口縁部を押し広げ
るようにして押し込むことによって、トレー相互を簡単
に連鎖状に連結することができる。連結された状態で
は、嵌合ピン(6a)が前記凹溝(5a)の狭くなった
開口縁部の巾より大径で形成されているから、トレー走
行中に容易に分離するようなことはない。またトレーを
分離するときは嵌合ピン(6a)を凹溝(5a)から弾
性係合力に抗して上方に引き出すことにより簡単に行う
ことができる。
狭くした上向きに開口する略U字形の凹溝(5a)を備
え、他方の連結片(6)には前記凹溝(5a)の狭くな
った開口縁部の巾より大径で且つ該凹溝(5a)に押し
込み嵌合することの可能な径をもつ横向きの嵌合ピン
(6b)が設けられている。従って、一方のトレーの連
結片(6)の嵌合ピン(6a)を、他方のトレー連結片
(5)の凹溝(5a)に狭くなった開口縁部を押し広げ
るようにして押し込むことによって、トレー相互を簡単
に連鎖状に連結することができる。連結された状態で
は、嵌合ピン(6a)が前記凹溝(5a)の狭くなった
開口縁部の巾より大径で形成されているから、トレー走
行中に容易に分離するようなことはない。またトレーを
分離するときは嵌合ピン(6a)を凹溝(5a)から弾
性係合力に抗して上方に引き出すことにより簡単に行う
ことができる。
【0009】更に、前記物品収納凹部(1)の左右側壁
(11)、(11)の内面に沿って前後に延びる右一対
の揺動板(13)、(13)が配設されている。該揺動
板(13)はその中間部で支持杆(12)により隣接す
る側壁(11)に対して保持され、且つ該支持杆(1
2)を支点としてシーソ状に弾性揺動できるように形成
されている。更に該揺動板(13)の一端に前記側壁
(11)に形成された開口部(14)を貫通して側壁外
方に突出する接触子(15)が形成され、他端には物品
収納凹部(1)の内側に向かって突出する係合爪(1
6)が設けられている。本実施例では、前記左右の揺動
板(13)、(13)の各係合爪(16)、(16)が
前後逆に配設されているが、左右対称位置に形成しても
よい。尚、トレー主体(2)の底板(8)には収納され
たICチップ(B)を下方から押し出すための突き上げ
用穴(11)が開口されている。
(11)、(11)の内面に沿って前後に延びる右一対
の揺動板(13)、(13)が配設されている。該揺動
板(13)はその中間部で支持杆(12)により隣接す
る側壁(11)に対して保持され、且つ該支持杆(1
2)を支点としてシーソ状に弾性揺動できるように形成
されている。更に該揺動板(13)の一端に前記側壁
(11)に形成された開口部(14)を貫通して側壁外
方に突出する接触子(15)が形成され、他端には物品
収納凹部(1)の内側に向かって突出する係合爪(1
6)が設けられている。本実施例では、前記左右の揺動
板(13)、(13)の各係合爪(16)、(16)が
前後逆に配設されているが、左右対称位置に形成しても
よい。尚、トレー主体(2)の底板(8)には収納され
たICチップ(B)を下方から押し出すための突き上げ
用穴(11)が開口されている。
【0010】上記のごとく構成されたトレー(A)にあ
っては、図6に示すように、連結片(5)、(6)によ
って多数のトレー(A)…を連鎖状に連結して使用され
る。そしてこのトレー(A)…を、トレーの物品収納凹
部(1)の左右巾と略等しい巾で形成された浅いガイド
溝に沿って送行させる。ガイド溝(18)は揺動板(1
3)の接触子(15)が接触しない程度の深さで形成し
ておき、且つガイド溝(18)の前方位置には該ガイド
溝の側縁に面してドッグ(19)、(19)を設けてお
く。 トレーがこのドッグ(19)、(19)まで送ら
れてきたとき、図4に示すように揺動板(13)、(1
3)の接触子がドッグ(19)に接触して揺動板(1
3)が支持杆(12)を支点としてシーソ状に揺動し、
係合爪(16)を側板(11)側に後退させる。この後
退時にICチップ(B)を収納凹部(1)に収納するこ
とにより係合爪(16)に邪魔されることなく容易にト
レーに装填することができる。トレー(A)が更に移動
してドッグ(19)から離れると、揺動板(13)が元
位置に弾性復帰して図5に示すようにICチップ(B)
の脚上面に係合し、これによりICチップを確実に抱合
保持するものである。また、自動機ラインに送り込まれ
てICチップを取り出す場合も、前記と同様にガイド溝
に沿ってドッグ(19)を設けておくことにより係合片
(16)に邪魔されることなく取り出すことができる。
っては、図6に示すように、連結片(5)、(6)によ
って多数のトレー(A)…を連鎖状に連結して使用され
る。そしてこのトレー(A)…を、トレーの物品収納凹
部(1)の左右巾と略等しい巾で形成された浅いガイド
溝に沿って送行させる。ガイド溝(18)は揺動板(1
3)の接触子(15)が接触しない程度の深さで形成し
ておき、且つガイド溝(18)の前方位置には該ガイド
溝の側縁に面してドッグ(19)、(19)を設けてお
く。 トレーがこのドッグ(19)、(19)まで送ら
れてきたとき、図4に示すように揺動板(13)、(1
3)の接触子がドッグ(19)に接触して揺動板(1
3)が支持杆(12)を支点としてシーソ状に揺動し、
係合爪(16)を側板(11)側に後退させる。この後
退時にICチップ(B)を収納凹部(1)に収納するこ
とにより係合爪(16)に邪魔されることなく容易にト
レーに装填することができる。トレー(A)が更に移動
してドッグ(19)から離れると、揺動板(13)が元
位置に弾性復帰して図5に示すようにICチップ(B)
の脚上面に係合し、これによりICチップを確実に抱合
保持するものである。また、自動機ラインに送り込まれ
てICチップを取り出す場合も、前記と同様にガイド溝
に沿ってドッグ(19)を設けておくことにより係合片
(16)に邪魔されることなく取り出すことができる。
【0011】本発明において、トレー主体(2)の物品
収納部(1)の形態は、収納される物品の形態に応じて
変更されることは勿論である。また、それに応じて、揺
動板(13)の係合爪(16)の上下位置も変更され
る。図7は、係合爪(16)が収納物品(B)の上端に
係合する位置に形成されている実施例が示されている。
此の際、収納される物品(B)の前後幅巾(図13の左
右方向に沿った巾)が短い場合は、図12並びに図13
で示すように係合爪(16)の長さを物品(B)の上面
にかかるように長くして形成することは勿論である。ま
た、前記係合爪(16)は接触子(15)と共に4カ所
形成し、収納される物品の上面四隅部分に 係合爪(1
6)を係合させるようにしてもよい。
収納部(1)の形態は、収納される物品の形態に応じて
変更されることは勿論である。また、それに応じて、揺
動板(13)の係合爪(16)の上下位置も変更され
る。図7は、係合爪(16)が収納物品(B)の上端に
係合する位置に形成されている実施例が示されている。
此の際、収納される物品(B)の前後幅巾(図13の左
右方向に沿った巾)が短い場合は、図12並びに図13
で示すように係合爪(16)の長さを物品(B)の上面
にかかるように長くして形成することは勿論である。ま
た、前記係合爪(16)は接触子(15)と共に4カ所
形成し、収納される物品の上面四隅部分に 係合爪(1
6)を係合させるようにしてもよい。
【0012】第9図ないし第11図は本発明に係るトレ
ー(A)を、コンデンサー等の円筒状部品(B’)を収
納するのに都合のよい形態に変更した第二実施例を示す
ものである。この実施例では揺動板(13)が上下に長
く形成され中間部で支持杆(12)によりシーソ状に弾
性揺動できるように支持されている。また揺動板(1
3)の下端に前記側壁(11)に形成された開口部(1
4)を貫通して側壁外方に突出する接触子(15)が形
成され、上端には物品収納凹部(1)の内側に向かって
突出する係合爪(16)が設けられている。従って、こ
の実施例においても、前記第一実施例で述べたのと同様
にガイド溝(18)に沿って走行させてドッグ(1
9)、(19)まで送られてきたとき、図1に示すよう
に揺動板(13)の接触子(15)がドッグ(19)に
接触して揺動板(13)が支持杆(12)を支点として
シーソ状に揺動し、係合爪(16)を外方に後退させる
ことができる。また、トレー(A)が更に移動してドッ
グ(19)から離れると、揺動板(13)が元位置に弾
性復帰して図9に示すように筒状部品(B’)の上端面
に係合し、これにより筒状の部品(B’)を確実に抱合
保持することができるものである。
ー(A)を、コンデンサー等の円筒状部品(B’)を収
納するのに都合のよい形態に変更した第二実施例を示す
ものである。この実施例では揺動板(13)が上下に長
く形成され中間部で支持杆(12)によりシーソ状に弾
性揺動できるように支持されている。また揺動板(1
3)の下端に前記側壁(11)に形成された開口部(1
4)を貫通して側壁外方に突出する接触子(15)が形
成され、上端には物品収納凹部(1)の内側に向かって
突出する係合爪(16)が設けられている。従って、こ
の実施例においても、前記第一実施例で述べたのと同様
にガイド溝(18)に沿って走行させてドッグ(1
9)、(19)まで送られてきたとき、図1に示すよう
に揺動板(13)の接触子(15)がドッグ(19)に
接触して揺動板(13)が支持杆(12)を支点として
シーソ状に揺動し、係合爪(16)を外方に後退させる
ことができる。また、トレー(A)が更に移動してドッ
グ(19)から離れると、揺動板(13)が元位置に弾
性復帰して図9に示すように筒状部品(B’)の上端面
に係合し、これにより筒状の部品(B’)を確実に抱合
保持することができるものである。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものでない。例えば上記実施例では、
トレー主体(2)の左右側縁(3),(3)に搬送機構
のコマ送り用係合部(4)…が設けられているが、これ
を省略して、多数連結されたトレー(A)の主体の前後
側壁部分を送り爪で引掛けて順次移行するようにしても
よい。その他本発明では、その構成要件を備え、かつ前
記の目的を達成し、下記の効果を有する限りにおいては
適宜に改変して実施することができるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものでない。例えば上記実施例では、
トレー主体(2)の左右側縁(3),(3)に搬送機構
のコマ送り用係合部(4)…が設けられているが、これ
を省略して、多数連結されたトレー(A)の主体の前後
側壁部分を送り爪で引掛けて順次移行するようにしても
よい。その他本発明では、その構成要件を備え、かつ前
記の目的を達成し、下記の効果を有する限りにおいては
適宜に改変して実施することができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明のトレーは上記のごとく、コンパ
クトで互いに連鎖状に連結可能な単位トレーを一体成型
品によって形成して、所望の数だけの単位トレーを連鎖
状に連結することにより、自動機ライン上でのロボット
ハンドによる操作領域を小さくできてその操作を容易に
することができるものであるが、殊に本発明では、上記
したように収納物品の装填時並びに取り出し時におい
て、収納物品を係合する係合爪が物品出し入れに邪魔に
ならない位置に後退させることができるので、スムース
にかつ抵抗なく物品を収納および取出すことができて微
細で超精密な部品の損傷を未然に防止することができ、
しかも係合爪と収納物品とが弾性力で係合されるもので
ないから、収納物品を確実にロックさせた状態で保持す
ることができ、これにより自動機ライン上でトレーを図
8に示すように屈曲させたり、あるいは反転させた状態
で送行させた場合でも収納物品がトレーから分離落下す
ることがない、といった種々顕著な効果がある。
クトで互いに連鎖状に連結可能な単位トレーを一体成型
品によって形成して、所望の数だけの単位トレーを連鎖
状に連結することにより、自動機ライン上でのロボット
ハンドによる操作領域を小さくできてその操作を容易に
することができるものであるが、殊に本発明では、上記
したように収納物品の装填時並びに取り出し時におい
て、収納物品を係合する係合爪が物品出し入れに邪魔に
ならない位置に後退させることができるので、スムース
にかつ抵抗なく物品を収納および取出すことができて微
細で超精密な部品の損傷を未然に防止することができ、
しかも係合爪と収納物品とが弾性力で係合されるもので
ないから、収納物品を確実にロックさせた状態で保持す
ることができ、これにより自動機ライン上でトレーを図
8に示すように屈曲させたり、あるいは反転させた状態
で送行させた場合でも収納物品がトレーから分離落下す
ることがない、といった種々顕著な効果がある。
【図1】本発明に係るトレーの第一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】上記トレーの平面図。
【図3】上記トレーの要部の拡大断面図。
【図4】上記トレーにおける係合爪の動作を示す拡大断
面図。
面図。
【図5】係合爪の係合状態を示す拡大縦断面図。
【図6】本発明に係るトレーを連鎖状に連結した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図7】係合爪の他の実施例を示す図5同様の断面図。
【図8】本発明に係るトレーを連鎖状に連結して屈曲さ
せた状態を示す断面図。
せた状態を示す断面図。
【図9】本発明に係るトレーの第二実施例を示す斜視
図。
図。
【図10】上記第二実施例の1部の縦断面図。
【図11】上記第二実施例における係合爪の動作を示す
拡大断面図。
拡大断面図。
【図12】上記係合爪の更に他の実施例示す図1同様の
斜視図。
斜視図。
【図13】図12で示した実施例の平面図。
(1)物品収納凹部 (2)トレー主体 (3)左右側縁 (4) コマ送り用係合部 (5) 連結片 (6) 連結片 (11)左右の側壁 (12)支持杆 (13)揺動板 (14)側壁に設けられた開口部 (15)接触子 (16)係合爪 (A) トレー (B) ICチップ
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂材による一体成形品であって、
搬送対象物品を収納する収納凹部(1)を備えたトレー
主体(2)を含み、該トレー主体(2)の前端縁並びに
後端縁にはトレー相互を屈曲可能に連結するための連結
片(5)、(6)が形成されており、前記物品収納凹部
(1)の左右側壁(11)、(11)の内面に沿って前
後又は上下に延びる少なくとも左右一対の揺動板(1
3)、(13)が配設され、該揺動板(13)はその中
間部で支持杆(12)により隣接する側壁(11)に保
持され且つ該支持杆(12)を支点としてシーソ状に弾
性揺動できるように形成されており、更に前記揺動板
(13)の一端に前記側壁(11)に形成された開口部
(14)を貫通して側壁外方に突出する接触子(15)
が形成され、揺動板(13)の他端には物品収納凹部
(7)の内側に向かって突出する係合爪(16)が設け
られている精密部品搬送用トレー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351637A JPH0815914B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 精密部品搬送用トレー |
| DE69408293T DE69408293D1 (de) | 1993-12-27 | 1994-11-15 | Behältereinrichtungen-Zusammenbau zum Transportieren von Präzisionsvorrichtung |
| EP94308446A EP0660655B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-11-15 | A tray assembly for transporting precision devices |
| US08/354,902 US5526936A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-12 | Tray assembly for transporting precision devices |
| KR1019940037191A KR100338429B1 (ko) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | 정밀부품반송용트레이조립체 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351637A JPH0815914B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 精密部品搬送用トレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187227A JPH07187227A (ja) | 1995-07-25 |
| JPH0815914B2 true JPH0815914B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=18418604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5351637A Expired - Fee Related JPH0815914B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 精密部品搬送用トレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815914B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5351637A patent/JPH0815914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07187227A (ja) | 1995-07-25 |
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