JPH0815916B2 - 紙製容器 - Google Patents

紙製容器

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JPH0815916B2
JPH0815916B2 JP2130514A JP13051490A JPH0815916B2 JP H0815916 B2 JPH0815916 B2 JP H0815916B2 JP 2130514 A JP2130514 A JP 2130514A JP 13051490 A JP13051490 A JP 13051490A JP H0815916 B2 JPH0815916 B2 JP H0815916B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は紙を主体とした構成材料よりなる容器に関
し、更に詳しくは、ガスバリヤー性に優れ、かつ電子レ
ンジ等のマイクロ波による加熱可能な紙製容器に関す
る。
[従来の技術] 紙製容器は紙の有する剛性、加工性、大量生産性、廃
棄容易性、低価格性等の特徴のため、広く利用され、特
にアルコール飲料、清涼飲料、乳飲料等の飲料用として
の小型液体用紙カップの普及は近年著しい。
しかしながら、上記紙を主体とする構成材料からなる
容器は、その性質上内容物の保存性、耐ピンホール性、
物性強度等の点で実用上難点があるため、実際には容器
原紙とアルミニウム箔、ポリエステルフィルム、ポリエ
チレン等との複合材料を容器構成材料として用いている
のが実状である。
[発明が解決しようとする課題] 近年、電子レンジの普及により、家庭等においても電
子レンジを用いた加熱が一般に行なわれるようになって
きた。しかしながら、上記の容器構成材料、特に容器全
体がアルミニウム箔を用いた構成材料からなる容器の場
合、アルミニウムがマイクロ波を反射するため内容物を
電子レンジにより加熱することは困難であった。
このような電子レンジによる加熱を可能にするため、
アルミニウム箔を用いない構成材料からなる紙製容器も
実用化されているが、いずれも酸素バリアー性に劣る等
内容物の保存性に問題があった。
従って、本発明の目的は強度及び内容物の保存性に優
れ、かつ電子レンジ等のマイクロ波による内容物の加熱
を可能にする紙製容器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は上記課題に鑑みて、鋭意研究の結果、本
発明の上記目的は、ポリエチレンで被覆した紙の該ポリ
エチレンと反対側の面上に順次塩化ビニリデンコートポ
リエステルフィルム及びポリエチレンを有してなる多層
材料からなり、かつ上記紙の塩化ビニリデンコートポリ
エステルフィルムを有する側を容器内側とする紙製容器
を提供することにより達成されることを見出した。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の紙製容器を構成する塩化ビニリデンコートポ
リエステルフィルム(以下「K−コートフィルム」と称
す)としては、好ましくはボイル適性を有するものが用
いられ、ソルベントタイプかつハイバリヤータイプのも
のが用いられる。このようなソルベントタイプのものは
後述の如く紙とウェットラミネーションする際に、接着
剤との親和性をよくするために用いられるものである。
また、このようなK−コートフィルムとしては被膜強度
が250g/15mm巾以上(測定方法;10×25cmの大きさのサン
プルを作製し、サンプルのコート面に2液型エポキシ接
着剤を薄く塗布し、折り返してコート面同志を貼り合わ
せた後40℃で約20時間放置する。このサンプルを15mm巾
に切断し、引張試験機で引張速度30cm/分にて90℃剥離
して、その強度を測定した。)のものが好ましく用いら
れ、塩化ビニリデンの塗布厚としては1.0〜1.5μのもの
が好ましく、例えばダイセル(株)製 KET HB60等が
用いられる。
上記K−コートフィルムは、その厚みが12〜16μのも
のが好ましく用いられ、例えば容器の側部に用いられる
場合は12μ程度の厚みのものが、また、底部に用いられ
る場合はポリエステルベースのピンホール、傷等を防止
するため16μ程度の厚みのものが用いられる。
上記のK−コートフィルムを容器に用いる場合、紙及
び最外層ポリエチレンの臭気を遮断するため、また、ポ
リエチレン層押出ラミネートによる塩化ビニリデンコー
トの破壊を防ぐため、塩化ビニリデンコート面は好まし
くは容器の外側、即ち接液側と反対側の紙側に向けて配
置される。
本発明においては、前記K−コートフィルム上にポリ
エチレンを押出ラミネートするが、このようなポリエチ
レンとしては、好ましくはスリップ剤および酸化防止剤
無添加の低密度ポリエチレンが用いられ、厚みとしては
60〜75μが好ましい。K−コートフィルム上にポリエチ
レンを押出ラミネートするには比較的低温でポリエチレ
ンの溶融樹脂を押し出して、溶融樹脂を一度フィルム状
に固化させた後行なう等の方法が用いられる。
本発明においては、更に容器原紙に上記ポリエチレン
を押出ラミネートしたK−コートフィルムを好ましくは
ウェットラミネーションにより積層する。このようなウ
ェットラミネーションに用いられる接着剤としては、塩
化ビニリデン面と接着可能で耐熱性を有するタイプのも
のが用いられ、好ましくはエチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)系ラテックスの接着剤であり、このようなも
のとして例えば電気化学工業(株)製のデンカLAテック
スW−203A、W−203B等が挙げられる。
上記接着剤はヌレ不良を改善するための水の配合を少
なくし、塗布量を制御して、例えば配合をW−203A/203
B/水=20/20/2とし、塗布量10〜15g/m2、乾燥温度60〜8
0℃等の条件で行なうことができる。
本発明において前記K−コートフィルムを重ねあわせ
る容器原紙としては、例えば新富士製紙(株)製のカッ
プ原紙等が用いられ、その坪量としては260〜280g/m2
範囲のものが好ましい。
上記紙のK−コートフィルムをラミネートした側の反
対側にはポリエチレン層が被覆される。このような被覆
は例えば押出塗布して約20μの厚さにて行なうことがで
きる。
本発明において紙製容器を構成する多層材料は、ポリ
エチレン紙K−コートフィルムポリエチレンの構
成を有するが、実際には例えばK−コートフィルムにポ
リエチレンを押出ラミネートし、次いで該ポリエチレン
をラミネートしたK−コートフィルムを紙にウェットラ
ミネーションにて積層した後、紙の他方の側にポリエチ
レンを押出コートして作成する。
本発明においては上記構成の素材を例えばカップ容器
の少なくとも側部及び底部に使用し、成型して容器を得
るが、このような成型方法としては通常のカップ成型法
が用いられる。
本発明の紙製容器は、紙カップ、特に液体飲料を収容
する密閉型小型液体用紙カップに適し、アルコール飲料
のほか清涼飲料、乳飲料、嗜好飲料等の内容物に利用可
能である。
[実施例] 以下に実施例をあげて更に具体的に説明する。12μ厚
さの塩化ビニリデンコートポリエステル(ダイセル化学
工業(株)製KET HB60)のポリエステル面上に60μ厚
さのポリエチレンを押出ラミネートし、次いで得られた
ポリエチレンをラミネートしたK−コートフィルムをK
−コート面を紙側に向けて260g/m2のカップ原紙上に、
デンカLAテックスW−203A/203B/水=20/20/2の配合を
有する接着剤を用いて10〜15g/m2の塗布量にて60〜80℃
の乾燥温度条件でウェットラミネーションした。次い
で、K−コートフィルムをラミネートした側と反対側の
紙の面上に20μの厚さのポリエチレンを押出コートして
本発明の容器胴部構成材料を得た。また、容器底部材料
として16μの塩化ビニリデンコートポリエステルを作製
した。
一方、比較構成材料として、ポリエステル上にポリエ
チレンを押出ラミネートし、該ラミネート材料のポリエ
ステル面上にアルミニウム箔をドライラミネートし、更
に該アルミニウム面と、カップ原紙をウェットラミネー
トした後にカップ原紙上にポリエチレンをラミネートし
たものを作製した。
上記得られた各々の構成材料がカップ容器の側部及び
底部となるように、各々カップ成型して180ccのカップ
容器を得た後、該各々の容器に日本酒を充填し、アルミ
ニウム製の蓋材で密封した。
その後常温で3ヶ月保存し、酒質評価(官能テスト)
を行なったところ、本発明の構成を有する容器は比較の
構成による容器に対し良好な結果を得た。
また、各々の容器について下記の方法にて酸素透過
度、電子レンジ適性、強度、及び味覚を測定又は評価し
たところ表1のような結果が得られ、本発明の容器が、
酸素バリアー性及び強度を維持しつつ電子レンジ適性に
優れていることがわかる。
酸素透過度;密閉容器中に送入パイプにより100%の窒
素ガスを常時送入し、排出パイプのセンサーで容器内の
酸素濃度を測定した。
電子レンジ適性;電子レンジ内における実際の加熱の程
度をみた。
落下強度;各々の容器を1mの高さの点から縦横それぞれ
5回ずつ落下させて容器のもれをみた。
圧縮強度;万能引張試験器を使用して圧縮速度50mm/分
で圧縮して測定した。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明により強度及び内
容物の保存性に優れ、かつ電子レンジ等のマイクロ波に
よる内容物の加熱を可能にする紙製容器を提供すること
ができる。更に容器の材料コストにおいても、また工程
も簡略化するためコストダウンを可能にすることができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエチレンで被覆した紙の該ポリエチレ
    ンと反対側の面上に順次塩化ビニリデンコートポリエス
    テルフィルム及びポリエチレンを有してなる多層材料か
    らなり、かつ上記紙の塩化ビニリデンコートポリエステ
    ルフィルムを有する側を容器内側とする紙製容器。
  2. 【請求項2】塩化ビニリデンコートポリエステルフィル
    ムが、塩化ビニリデンをコートした面を紙側に向けて配
    置される請求項(1)記載の紙製容器。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の多層材料を少なくとも
    側部及び底部に用い、かつ紙の塩化ビニリデンコートポ
    リエステルフィルムを有する側を容器内側とする紙製カ
    ップ容器。
JP2130514A 1990-05-21 1990-05-21 紙製容器 Expired - Fee Related JPH0815916B2 (ja)

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