JPH08159430A - ゴム系廃棄物の燃焼処理方法 - Google Patents
ゴム系廃棄物の燃焼処理方法Info
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- JPH08159430A JPH08159430A JP29958094A JP29958094A JPH08159430A JP H08159430 A JPH08159430 A JP H08159430A JP 29958094 A JP29958094 A JP 29958094A JP 29958094 A JP29958094 A JP 29958094A JP H08159430 A JPH08159430 A JP H08159430A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/20—Waste processing or separation
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 系内で自己完結するように廃タイヤ等のゴム
系廃棄物を処理することができるようにする。 【構成】 ゴム系廃棄物Wを破砕処理する破砕工程1
と、破砕物W1を熱分解処理する熱分解工程2と、熱分
解残渣W2を金属残渣W3とカーボン残渣W4とに選別
する選別工程3と、選別されたカーボン残渣W4を粉砕
するカーボン粉砕工程4と、熱分解工程2で発生した熱
分解ガスGを精製し、精製ガスG1を熱分解工程2の燃
料として送出するガス処理工程5と、カーボン粉砕工程
4で粉砕された粉砕カーボンW5を、ガス処理工程5で
得られた回収油Kを燃料として粉油乾式混合バーナ60
を用いて燃焼処理する燃焼処理工程6と、この燃焼処理
工程6および熱分解工程2で発生した燃焼排ガスG3,
G4から熱回収する熱回収工程7とから構成されてい
る。
系廃棄物を処理することができるようにする。 【構成】 ゴム系廃棄物Wを破砕処理する破砕工程1
と、破砕物W1を熱分解処理する熱分解工程2と、熱分
解残渣W2を金属残渣W3とカーボン残渣W4とに選別
する選別工程3と、選別されたカーボン残渣W4を粉砕
するカーボン粉砕工程4と、熱分解工程2で発生した熱
分解ガスGを精製し、精製ガスG1を熱分解工程2の燃
料として送出するガス処理工程5と、カーボン粉砕工程
4で粉砕された粉砕カーボンW5を、ガス処理工程5で
得られた回収油Kを燃料として粉油乾式混合バーナ60
を用いて燃焼処理する燃焼処理工程6と、この燃焼処理
工程6および熱分解工程2で発生した燃焼排ガスG3,
G4から熱回収する熱回収工程7とから構成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタイヤや物品移
送用のゴムベルト等、金属が混在してなるゴム系の廃棄
物の燃焼処理方法に関するものである。
送用のゴムベルト等、金属が混在してなるゴム系の廃棄
物の燃焼処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴム系廃棄物の熱処理は、大別して焼却
処理と乾留処理とに分類され、焼却処理に利用される加
熱処理装置として、従来図8に示すようなものが、また
乾留処理に利用される乾留装置としては図9に示すよう
なものが知られている。
処理と乾留処理とに分類され、焼却処理に利用される加
熱処理装置として、従来図8に示すようなものが、また
乾留処理に利用される乾留装置としては図9に示すよう
なものが知られている。
【0003】図8の(イ)に示す焼却装置10aは、最
も一般的ないわゆる火格子式といわれるものであって、
本体101aの内部に火格子102aが設けられ、この
火格子102a上にゴム系廃棄物Wが供給されるように
なっている。燃焼空気は火格子102a下部から導入さ
れる。
も一般的ないわゆる火格子式といわれるものであって、
本体101aの内部に火格子102aが設けられ、この
火格子102a上にゴム系廃棄物Wが供給されるように
なっている。燃焼空気は火格子102a下部から導入さ
れる。
【0004】燃焼空気が火格子102aの隙間および本
体101aの側壁からその上のゴム系廃棄物Wに供給さ
れるため、火格子102aに接しているゴム系廃棄物W
は良好に燃焼する。燃焼残渣は火格子102aの下部お
よび下樋103aに蓄積され、適宜取り出される。この
タイプの焼却装置としては、例えば特開昭56−113
919号公報、特開昭58−150708号公報等によ
って開示されたものが知られている。
体101aの側壁からその上のゴム系廃棄物Wに供給さ
れるため、火格子102aに接しているゴム系廃棄物W
は良好に燃焼する。燃焼残渣は火格子102aの下部お
よび下樋103aに蓄積され、適宜取り出される。この
タイプの焼却装置としては、例えば特開昭56−113
919号公報、特開昭58−150708号公報等によ
って開示されたものが知られている。
【0005】図8の(ロ)に示す焼却装置10bは、本
体101bが軸心回りに回転可能に斜め横置きされたい
わゆるロータリーキルン方式のものであり、本体101
b内に燃焼室102bが形成されている。燃焼室102
bの一方の側部に投入口103bが設けられ、他方の側
部にバーナ104bおよび燃焼空気供給口が設けられて
いる。ゴム系廃棄物Wは軸心回りに回転している燃焼室
102bの投入口103bから燃焼室102b内に投入
され、バーナ104bの火炎と向流接触して燃焼するよ
うになっている。
体101bが軸心回りに回転可能に斜め横置きされたい
わゆるロータリーキルン方式のものであり、本体101
b内に燃焼室102bが形成されている。燃焼室102
bの一方の側部に投入口103bが設けられ、他方の側
部にバーナ104bおよび燃焼空気供給口が設けられて
いる。ゴム系廃棄物Wは軸心回りに回転している燃焼室
102bの投入口103bから燃焼室102b内に投入
され、バーナ104bの火炎と向流接触して燃焼するよ
うになっている。
【0006】上記本体101bの軸心回りの回転によっ
て燃焼室102b内のゴム系廃棄物Wは撹拌されるた
め、それと火炎および燃焼空気との接触が良好に行わ
れ、ゴム系廃棄物Wは均一にかつ良好に燃焼する。燃焼
残渣は本体101bの他側部に設けられた排出口から系
外に排出される。通常セメント製造用のセメントキルン
が焼却装置10bとして利用され、セメント製造の補助
燃料としてゴム系廃棄物Wの焼却処理が行われる。ゴム
系廃棄物Wの燃料としての寄与率は10%以下である。
て燃焼室102b内のゴム系廃棄物Wは撹拌されるた
め、それと火炎および燃焼空気との接触が良好に行わ
れ、ゴム系廃棄物Wは均一にかつ良好に燃焼する。燃焼
残渣は本体101bの他側部に設けられた排出口から系
外に排出される。通常セメント製造用のセメントキルン
が焼却装置10bとして利用され、セメント製造の補助
燃料としてゴム系廃棄物Wの焼却処理が行われる。ゴム
系廃棄物Wの燃料としての寄与率は10%以下である。
【0007】図8の(ハ)に示す焼却装置10cは、本
体101c内部に形成された燃焼室102cに砂が充填
され、この砂で流動層103cが形成されている。そし
て、この流動層103cの下部から燃焼室102c内に
燃焼空気が供給されるとともに、破砕されたゴム系廃棄
物Wが上部の投入口104cから燃焼室102c内に投
入されるようになっている。そして、燃焼室102c内
に投入されたゴム系廃棄物Wは、流動層103cを介し
て供給される燃焼空気を得て燃焼し、燃焼排ガスは排出
口105cから系外に排出されるようになっている。燃
焼温度は通常800〜900℃に設定されている。
体101c内部に形成された燃焼室102cに砂が充填
され、この砂で流動層103cが形成されている。そし
て、この流動層103cの下部から燃焼室102c内に
燃焼空気が供給されるとともに、破砕されたゴム系廃棄
物Wが上部の投入口104cから燃焼室102c内に投
入されるようになっている。そして、燃焼室102c内
に投入されたゴム系廃棄物Wは、流動層103cを介し
て供給される燃焼空気を得て燃焼し、燃焼排ガスは排出
口105cから系外に排出されるようになっている。燃
焼温度は通常800〜900℃に設定されている。
【0008】このように燃焼床が、砂の流動層103c
によって形成されているため、たとえ燃焼によって流動
性を備えた粘性物が生成しても、粘性物が砂の中に拡散
するため、燃焼空気の流通は阻害されることがない。燃
焼残渣は流動層103cの砂の中に残留するため、適宜
砂の入れ替えが行われる。
によって形成されているため、たとえ燃焼によって流動
性を備えた粘性物が生成しても、粘性物が砂の中に拡散
するため、燃焼空気の流通は阻害されることがない。燃
焼残渣は流動層103cの砂の中に残留するため、適宜
砂の入れ替えが行われる。
【0009】図9の(ニ)は、間接加熱式の乾留装置1
0dを示している。この乾留装置10dは、外熱式の本
体101dと、この本体を囲繞した燃焼室102dとか
ら構成されている。燃焼室102d内に設けられたバー
ナ103dによって燃料を燃焼させることによって本体
101d内に装填されたゴム系廃棄物Wが乾留処理され
る。本体101d内で発生した乾留ガスは回収装置10
4dに導入され、ここで再生油等が回収されるようにな
っている。再生された再生油は自身の燃料として循環使
用される。本体101d内に残留した固形の乾留残渣
は、乾留装置10dの操業を一時停止させて系外に取り
出される。また、回収残渣は酸化されていないため、カ
ーボンブラックや活性炭の再生原料として利用すること
ができるという利点を備えている。
0dを示している。この乾留装置10dは、外熱式の本
体101dと、この本体を囲繞した燃焼室102dとか
ら構成されている。燃焼室102d内に設けられたバー
ナ103dによって燃料を燃焼させることによって本体
101d内に装填されたゴム系廃棄物Wが乾留処理され
る。本体101d内で発生した乾留ガスは回収装置10
4dに導入され、ここで再生油等が回収されるようにな
っている。再生された再生油は自身の燃料として循環使
用される。本体101d内に残留した固形の乾留残渣
は、乾留装置10dの操業を一時停止させて系外に取り
出される。また、回収残渣は酸化されていないため、カ
ーボンブラックや活性炭の再生原料として利用すること
ができるという利点を備えている。
【0010】同図の(ホ)は、直接加熱式の乾留装置1
0eを示している。この乾留装置10eは、内部に装填
されたゴム系廃棄物Wを燃焼空気が不足した状態で燃焼
させ、その燃焼熱で乾留する本体101eと、この本体
101eから導出される乾留ガスを燃焼させる燃焼炉1
02eとから構成されている。上記燃焼炉102eの上
部には燃焼排ガスとの熱交換によって廃熱を回収するた
めの熱交換器103eが設けられており、廃熱の有効利
用を図ることが可能になっている。このタイプのゴム系
廃棄物処理用の乾留装置については、例えば、特開平5
−141638号公報、特開平5−141639号公
報、特開平5−296427号公報等によって開示され
たものが知られている。
0eを示している。この乾留装置10eは、内部に装填
されたゴム系廃棄物Wを燃焼空気が不足した状態で燃焼
させ、その燃焼熱で乾留する本体101eと、この本体
101eから導出される乾留ガスを燃焼させる燃焼炉1
02eとから構成されている。上記燃焼炉102eの上
部には燃焼排ガスとの熱交換によって廃熱を回収するた
めの熱交換器103eが設けられており、廃熱の有効利
用を図ることが可能になっている。このタイプのゴム系
廃棄物処理用の乾留装置については、例えば、特開平5
−141638号公報、特開平5−141639号公
報、特開平5−296427号公報等によって開示され
たものが知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図8の
(イ)に示す火格子式の焼却装置10aにおいては、燃
焼温度が600℃〜900℃と低いため、ゴム系廃棄物
Wを完全に燃焼させることは極めて困難である。例えば
ゴム系廃棄物Wが廃タイヤである場合は、タイヤ中には
総重量の約33%を占めるカーボンブラックや、同10
〜25%を占めるスチールワイヤが含まれており、それ
らの合計量はタイヤの略半量に相当するが、焼却装置1
0a内では、燃え易いゴム分が先に燃焼してしまうた
め、燃え難いカーボンブラック粒子は、燃焼空気の吹き
上げにより燃焼廃ガスに同伴して煙突から排出されてし
まうとともに、スチールワイヤは燃焼残渣として焼却装
置10a内に残留するという問題点を有している。
(イ)に示す火格子式の焼却装置10aにおいては、燃
焼温度が600℃〜900℃と低いため、ゴム系廃棄物
Wを完全に燃焼させることは極めて困難である。例えば
ゴム系廃棄物Wが廃タイヤである場合は、タイヤ中には
総重量の約33%を占めるカーボンブラックや、同10
〜25%を占めるスチールワイヤが含まれており、それ
らの合計量はタイヤの略半量に相当するが、焼却装置1
0a内では、燃え易いゴム分が先に燃焼してしまうた
め、燃え難いカーボンブラック粒子は、燃焼空気の吹き
上げにより燃焼廃ガスに同伴して煙突から排出されてし
まうとともに、スチールワイヤは燃焼残渣として焼却装
置10a内に残留するという問題点を有している。
【0012】その結果、煙突から排出された燃焼廃ガス
中には多くの黒い未燃カーボンが含まれ、たとえそれを
電気集塵機などの後処理設備で取り除いたとしても、ま
っ黒な未燃カーボン灰中から酸化亜鉛等の有価金属を回
収することは純度が低くて経済的に困難であり、あたら
有用な有価金属をみすみす廃棄しなければならないとい
う問題点を有している。
中には多くの黒い未燃カーボンが含まれ、たとえそれを
電気集塵機などの後処理設備で取り除いたとしても、ま
っ黒な未燃カーボン灰中から酸化亜鉛等の有価金属を回
収することは純度が低くて経済的に困難であり、あたら
有用な有価金属をみすみす廃棄しなければならないとい
う問題点を有している。
【0013】また、上記図8の(ロ)に示すロータリー
キルン式の焼却装置10bにあっては、ゴム系廃棄物W
の大量処理に向いてはいるが、セメントキルンでセメン
ト製造とゴム系廃棄物Wの焼却処理とを同時に行う場合
には、ゴム系廃棄物Wの燃焼処理とセメント製造とを両
立させる必要があり、炉内温度や圧力制御等の燃焼管理
が困難になるとともに、ゴム系廃棄物Wの燃焼残渣がセ
メント内に混入することによりセメントの品質が低下す
るという問題点を有している。
キルン式の焼却装置10bにあっては、ゴム系廃棄物W
の大量処理に向いてはいるが、セメントキルンでセメン
ト製造とゴム系廃棄物Wの焼却処理とを同時に行う場合
には、ゴム系廃棄物Wの燃焼処理とセメント製造とを両
立させる必要があり、炉内温度や圧力制御等の燃焼管理
が困難になるとともに、ゴム系廃棄物Wの燃焼残渣がセ
メント内に混入することによりセメントの品質が低下す
るという問題点を有している。
【0014】また、セメントキルンは通常僻地に設けら
れているため、ゴム系廃棄物の処理のためにそれを僻地
にまで搬送しなければならず、搬送コストが嵩み、経済
的に不利になるという問題点を有している。
れているため、ゴム系廃棄物の処理のためにそれを僻地
にまで搬送しなければならず、搬送コストが嵩み、経済
的に不利になるという問題点を有している。
【0015】また、上記図8の(ハ)に示す流動床式の
焼却装置10cにあっては、ゴム系廃棄物Wが破砕小片
や小形タイヤであるなら、燃焼体が流動層を形成してい
る砂の中に拡散するため、燃焼空気の流通が阻害される
ことはないが、トラックやバス等の大きなタイヤは、砂
に埋没してしまい流動が良好に行われず、その結果燃焼
空気の流通が阻害され、良好に燃焼しないという問題点
を有している。また、スチールワイヤ等は絡まり合って
大きな毛玉になり、炉内を閉塞させるという問題点を有
している。そして、この種の炉は、通常800〜900
℃の低温燃焼が行われるため、ゴム中のカーボンはほと
んど燃焼せず、大量のカーボン残渣が発生し、その処理
で操業コストが上昇するという問題点を有している。
焼却装置10cにあっては、ゴム系廃棄物Wが破砕小片
や小形タイヤであるなら、燃焼体が流動層を形成してい
る砂の中に拡散するため、燃焼空気の流通が阻害される
ことはないが、トラックやバス等の大きなタイヤは、砂
に埋没してしまい流動が良好に行われず、その結果燃焼
空気の流通が阻害され、良好に燃焼しないという問題点
を有している。また、スチールワイヤ等は絡まり合って
大きな毛玉になり、炉内を閉塞させるという問題点を有
している。そして、この種の炉は、通常800〜900
℃の低温燃焼が行われるため、ゴム中のカーボンはほと
んど燃焼せず、大量のカーボン残渣が発生し、その処理
で操業コストが上昇するという問題点を有している。
【0016】また、上記図9の(ニ)および(ホ)に示
す乾留装置10d,10eにあっては、ゴム系廃棄物W
の乾留ガスおよび油を有効利用することができる利点は
共通するが、(ニ)に示す乾留装置10dにおいては、
ゴム系廃棄物Wの乾留残渣が釜底に残留し、それの取り
除き作業が困難を極め、作業性が劣るという問題点を有
しており、また、また(ホ)に示す乾留装置10eにお
いては、酸化により品質の劣化した多量のカーボン残渣
が発生し、その処理に困るという問題点を有している。
す乾留装置10d,10eにあっては、ゴム系廃棄物W
の乾留ガスおよび油を有効利用することができる利点は
共通するが、(ニ)に示す乾留装置10dにおいては、
ゴム系廃棄物Wの乾留残渣が釜底に残留し、それの取り
除き作業が困難を極め、作業性が劣るという問題点を有
しており、また、また(ホ)に示す乾留装置10eにお
いては、酸化により品質の劣化した多量のカーボン残渣
が発生し、その処理に困るという問題点を有している。
【0017】そして、上記図8および図9の(ニ)、
(ホ)に示すような従来のゴム系廃棄物Wの焼却装置に
あっては、いずれも、系内でエネルギーバランスや、物
質バランスが自己完結するようには構成されておらず、
例えば燃料は系外から導入しなければならなかったり、
燃焼残渣の二次処理が必要であったりし、その結果エネ
ルギーコストや作業コストが嵩むという問題点が存在す
る。
(ホ)に示すような従来のゴム系廃棄物Wの焼却装置に
あっては、いずれも、系内でエネルギーバランスや、物
質バランスが自己完結するようには構成されておらず、
例えば燃料は系外から導入しなければならなかったり、
燃焼残渣の二次処理が必要であったりし、その結果エネ
ルギーコストや作業コストが嵩むという問題点が存在す
る。
【0018】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、系内のエネルギーバランス
および物質バランスが有効に設定され、余剰エネルギー
の有効活用ができ、ひいては系内で自己完結するように
ゴム系廃棄物を処理することが可能であり、その結果処
理コストを軽減させ得るゴム系廃棄物の燃焼処理方法を
提供することを目的としている。
ためになされたものであり、系内のエネルギーバランス
および物質バランスが有効に設定され、余剰エネルギー
の有効活用ができ、ひいては系内で自己完結するように
ゴム系廃棄物を処理することが可能であり、その結果処
理コストを軽減させ得るゴム系廃棄物の燃焼処理方法を
提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ゴム系廃棄物の燃焼処理方法は、金属が混在してなるゴ
ム系廃棄物の熱処理方法であって、ゴム系廃棄物を破砕
処理する破砕工程、この破砕工程で破砕された破砕物を
熱分解処理する熱分解工程、この熱分解工程で得られた
熱分解残渣を金属残渣とカーボン残渣とに選別する選別
工程、この選別工程で選別されたカーボン残渣を粉砕す
るカーボン粉砕工程、上記熱分解工程で発生した熱分解
ガスを精製して得られる精製ガスを熱分解工程の燃料と
して送出するガス処理工程、および上記カーボン粉砕工
程で粉砕された粉砕カーボンの80重量%未満と、上記
ガス処理工程で得られた回収油の20重量%以上とを粉
油乾式混合バーナを用いて燃焼させ、発生した燃焼排ガ
スから熱回収する熱回収工程から構成されていることを
特徴とするものである。
ゴム系廃棄物の燃焼処理方法は、金属が混在してなるゴ
ム系廃棄物の熱処理方法であって、ゴム系廃棄物を破砕
処理する破砕工程、この破砕工程で破砕された破砕物を
熱分解処理する熱分解工程、この熱分解工程で得られた
熱分解残渣を金属残渣とカーボン残渣とに選別する選別
工程、この選別工程で選別されたカーボン残渣を粉砕す
るカーボン粉砕工程、上記熱分解工程で発生した熱分解
ガスを精製して得られる精製ガスを熱分解工程の燃料と
して送出するガス処理工程、および上記カーボン粉砕工
程で粉砕された粉砕カーボンの80重量%未満と、上記
ガス処理工程で得られた回収油の20重量%以上とを粉
油乾式混合バーナを用いて燃焼させ、発生した燃焼排ガ
スから熱回収する熱回収工程から構成されていることを
特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項2記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法は、請求項1記載のゴム系廃棄物の燃焼処理
方法において、上記熱分解工程には、円筒状の熱分解室
がその外周面を加熱手段に囲繞された状態で軸心回りに
回転するように構成された、外熱式ロータリーキルン方
式の熱分解炉が適用されていることを特徴とするもので
ある。
焼処理方法は、請求項1記載のゴム系廃棄物の燃焼処理
方法において、上記熱分解工程には、円筒状の熱分解室
がその外周面を加熱手段に囲繞された状態で軸心回りに
回転するように構成された、外熱式ロータリーキルン方
式の熱分解炉が適用されていることを特徴とするもので
ある。
【0021】本発明の請求項3記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法は、請求項1または2記載のゴム系廃棄物の
燃焼処理方法において、上記カーボン粉砕工程におい
て、略200メッシュの粉砕カーボンを得ることを特徴
とするものである。
焼処理方法は、請求項1または2記載のゴム系廃棄物の
燃焼処理方法において、上記カーボン粉砕工程におい
て、略200メッシュの粉砕カーボンを得ることを特徴
とするものである。
【0022】本発明の請求項4記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載のゴム
系廃棄物の燃焼処理方法において、上記粉油乾式混合バ
ーナを用いた燃焼処理において、上記粉砕カーボンをす
でに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気とと
もに吹き込み、かつ、燃焼温度を1000℃以上に制御
することを特徴とするものである。
焼処理方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載のゴム
系廃棄物の燃焼処理方法において、上記粉油乾式混合バ
ーナを用いた燃焼処理において、上記粉砕カーボンをす
でに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気とと
もに吹き込み、かつ、燃焼温度を1000℃以上に制御
することを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項5記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法は、請求項1乃至4のいずれかに記載のゴム
系廃棄物の燃焼処理方法において、上記熱回収工程から
導出された熱回収済みのガスを除塵および脱硫処理する
ことを特徴とするものである。
焼処理方法は、請求項1乃至4のいずれかに記載のゴム
系廃棄物の燃焼処理方法において、上記熱回収工程から
導出された熱回収済みのガスを除塵および脱硫処理する
ことを特徴とするものである。
【0024】
【作用】上記請求項1記載のゴム系廃棄物の燃焼処理方
法によれば、金属が混在してなるゴム系廃棄物は、まず
破砕工程において所定のサイズに破砕され、つぎの熱分
解工程において熱分解処理が施され、熱分解ガスが発生
するとともに、カーボン残渣および金属残渣が生成す
る。そして、上記熱分解ガスはガス処理工程において精
製されて精製ガスと回収油とに分離されるとともに、上
記カーボン残渣および金属残渣は選別工程において選別
され、カーボン残渣のみがカーボン粉砕工程で粉砕され
た後、燃焼処理工程に供給される。
法によれば、金属が混在してなるゴム系廃棄物は、まず
破砕工程において所定のサイズに破砕され、つぎの熱分
解工程において熱分解処理が施され、熱分解ガスが発生
するとともに、カーボン残渣および金属残渣が生成す
る。そして、上記熱分解ガスはガス処理工程において精
製されて精製ガスと回収油とに分離されるとともに、上
記カーボン残渣および金属残渣は選別工程において選別
され、カーボン残渣のみがカーボン粉砕工程で粉砕され
た後、燃焼処理工程に供給される。
【0025】そして、この燃焼処理工程に供給された粉
状のカーボン残渣と、上記ガス処理工程で得られた回収
油とは粉油乾式混合バーナにおいて同バーナの固有の特
質によりそれぞれが燃焼状態で混合され、確実に完全燃
焼する。この完全燃焼によって生成した燃焼排ガスから
下流側の熱回収工程において廃熱が回収される。
状のカーボン残渣と、上記ガス処理工程で得られた回収
油とは粉油乾式混合バーナにおいて同バーナの固有の特
質によりそれぞれが燃焼状態で混合され、確実に完全燃
焼する。この完全燃焼によって生成した燃焼排ガスから
下流側の熱回収工程において廃熱が回収される。
【0026】このように、熱分解工程において一旦熱分
解処理の施されたゴム廃棄物のカーボン残渣は、選別工
程において不燃物である金属残渣と選別され、カーボン
粉砕工程において微粉砕され、燃焼処理工程において粉
油乾式混合バーナを用いた燃焼処理に付されるため、粉
油乾式混合バーナの利用により、従来、通常の燃焼処理
では確実な燃焼が行われ難かったカーボンブラックは良
好に燃焼する。
解処理の施されたゴム廃棄物のカーボン残渣は、選別工
程において不燃物である金属残渣と選別され、カーボン
粉砕工程において微粉砕され、燃焼処理工程において粉
油乾式混合バーナを用いた燃焼処理に付されるため、粉
油乾式混合バーナの利用により、従来、通常の燃焼処理
では確実な燃焼が行われ難かったカーボンブラックは良
好に燃焼する。
【0027】また、カーボン粉砕工程で粉砕された粉砕
カーボン、および上記ガス処理工程で得られた回収油と
の混合割合は、80重量%未満および20重量%以上に
設定されているため、このような混合割合であれば、燃
焼制御が容易であり、かつカーボンブラックが主成分で
ある粉砕カーボンをも完全燃焼させることができる。そ
の結果燃焼灰中は未燃カーボンが含まれない状態にな
り、従来方式の燃焼炉では廃タイア重量の30〜13%
も残った燃焼灰の量が本発明方法であると略2%にまで
減少するとともに、燃焼灰からの酸化亜鉛等の分離回収
が容易になる。
カーボン、および上記ガス処理工程で得られた回収油と
の混合割合は、80重量%未満および20重量%以上に
設定されているため、このような混合割合であれば、燃
焼制御が容易であり、かつカーボンブラックが主成分で
ある粉砕カーボンをも完全燃焼させることができる。そ
の結果燃焼灰中は未燃カーボンが含まれない状態にな
り、従来方式の燃焼炉では廃タイア重量の30〜13%
も残った燃焼灰の量が本発明方法であると略2%にまで
減少するとともに、燃焼灰からの酸化亜鉛等の分離回収
が容易になる。
【0028】さらに、破砕工程から熱回収工程に到る全
系内でエネルギーバランスがとられた自己完結の処理を
施すことが可能になり、しかも熱回収によって余剰のエ
ネルギーの有効利用を図ることが可能である等で運転コ
ストが軽減される。
系内でエネルギーバランスがとられた自己完結の処理を
施すことが可能になり、しかも熱回収によって余剰のエ
ネルギーの有効利用を図ることが可能である等で運転コ
ストが軽減される。
【0029】上記請求項2記載のゴム系廃棄物の燃焼処
理方法によれば、熱分解工程においては、供給されたゴ
ム系廃棄物は、外熱式ロータリーキルン方式の熱分解炉
の回転によって炉内で一様に撹拌され、熱の供給がむら
なく行われるため、ゴム系廃棄物は、均一、確実かつ効
率的に熱分解される。
理方法によれば、熱分解工程においては、供給されたゴ
ム系廃棄物は、外熱式ロータリーキルン方式の熱分解炉
の回転によって炉内で一様に撹拌され、熱の供給がむら
なく行われるため、ゴム系廃棄物は、均一、確実かつ効
率的に熱分解される。
【0030】上記請求項3記載のゴム系廃棄物の燃焼処
理方法によれば、カーボン粉砕工程において、略200
メッシュの粉砕カーボンが粉油乾式混合バーナに供給さ
れるため、粉砕カーボンは微細な粒子になり、トータル
の表面積が非常に大きくなっており、その結果燃焼空気
や火炎との接触面積が増大し、完全燃焼に寄与する。
理方法によれば、カーボン粉砕工程において、略200
メッシュの粉砕カーボンが粉油乾式混合バーナに供給さ
れるため、粉砕カーボンは微細な粒子になり、トータル
の表面積が非常に大きくなっており、その結果燃焼空気
や火炎との接触面積が増大し、完全燃焼に寄与する。
【0031】上記請求項4記載のゴム系廃棄物の燃焼処
理方法によれば、燃焼処理において、上記粉砕カーボン
をすでに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気
とともに吹き込み、かつ、燃焼温度が1000℃以上に
制御されるため、粉砕カーボンが回収油に合流されたと
きにはすでに粉砕カーボンは燃焼状態になっており、回
収油の火炎中で確実に燃焼する。
理方法によれば、燃焼処理において、上記粉砕カーボン
をすでに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気
とともに吹き込み、かつ、燃焼温度が1000℃以上に
制御されるため、粉砕カーボンが回収油に合流されたと
きにはすでに粉砕カーボンは燃焼状態になっており、回
収油の火炎中で確実に燃焼する。
【0032】上記請求項5記載のゴム系廃棄物の燃焼処
理方法によれば、熱回収工程から導出された熱回収済み
のガスが、除塵および脱硫処理されるようになっている
ため、清浄化された排ガスが系外に排出されるととも
に、除塵処理によって集められた燃焼灰から、酸化亜鉛
等の有価金属を回収することができる。
理方法によれば、熱回収工程から導出された熱回収済み
のガスが、除塵および脱硫処理されるようになっている
ため、清浄化された排ガスが系外に排出されるととも
に、除塵処理によって集められた燃焼灰から、酸化亜鉛
等の有価金属を回収することができる。
【0033】
【実施例】図1は、本発明に係るゴム系廃棄物の燃焼処
理方法の一例を示す工程図である。この図に示すよう
に、本発明のゴム系廃棄物の燃焼処理方法は、破砕工程
1と、熱分解工程2と、選別工程3と、カーボン粉砕工
程4と、ガス処理工程5と、燃焼処理工程6と、熱回収
工程7と、廃ガス処理工程9とから構成されている。図
中これらの各工程を結ぶ矢印は、系内を移動する物質の
流れを示しており、太い実線矢印は固体の流れを、白抜
き矢印は気体の流れを、点線矢印は液体の流れを、点描
のある矢印は気液混合物の流れを、斜線入り矢印は気体
と固体との混合物の流れをそれぞれ示している。
理方法の一例を示す工程図である。この図に示すよう
に、本発明のゴム系廃棄物の燃焼処理方法は、破砕工程
1と、熱分解工程2と、選別工程3と、カーボン粉砕工
程4と、ガス処理工程5と、燃焼処理工程6と、熱回収
工程7と、廃ガス処理工程9とから構成されている。図
中これらの各工程を結ぶ矢印は、系内を移動する物質の
流れを示しており、太い実線矢印は固体の流れを、白抜
き矢印は気体の流れを、点線矢印は液体の流れを、点描
のある矢印は気液混合物の流れを、斜線入り矢印は気体
と固体との混合物の流れをそれぞれ示している。
【0034】上記破砕工程1は、処理対象のゴム系廃棄
物を破砕処理する工程である。この破砕工程1に、原姿
を留めたゴム系廃棄物Wが供給され、これが破砕機によ
って所定寸法にまで破砕され、その結果得られた破砕物
W1が次工程の熱分解工程2に供給されるようになって
いる。ちなみに、本実施例においてはゴム系廃棄物Wを
約5〜20cmの大きさに破砕するようにしている。
物を破砕処理する工程である。この破砕工程1に、原姿
を留めたゴム系廃棄物Wが供給され、これが破砕機によ
って所定寸法にまで破砕され、その結果得られた破砕物
W1が次工程の熱分解工程2に供給されるようになって
いる。ちなみに、本実施例においてはゴム系廃棄物Wを
約5〜20cmの大きさに破砕するようにしている。
【0035】ゴム系廃棄物Wとしては、車両用のタイヤ
やチューブ、ゴムホース、物品移送用のゴムベルト、さ
らにはゴム製の履物等を挙げることができるが、本実施
例においては車両用のタイヤが処理対象として選択され
ている。
やチューブ、ゴムホース、物品移送用のゴムベルト、さ
らにはゴム製の履物等を挙げることができるが、本実施
例においては車両用のタイヤが処理対象として選択され
ている。
【0036】上記熱分解工程2は、上流側の破砕工程で
破砕されて得られた破砕物W1を熱分解処理する工程で
あり、所定の外熱式の熱分解炉が用いられ、加熱状態の
熱分解炉内に上記破砕物W1を装填することによってそ
れを熱分解するようにしている。熱分解用の燃料として
ガス処理工程5で精製された精製ガスG1が使用され
る。この精製ガスG1は略8500kcal/Nm3の
高発熱量を有しており、熱分解用の燃料として好適であ
る。また、この熱分解工程2には、ガス処理工程5で発
生したスラッジW7も破砕物W1と一緒にフィードバッ
ク供給するようにしている。
破砕されて得られた破砕物W1を熱分解処理する工程で
あり、所定の外熱式の熱分解炉が用いられ、加熱状態の
熱分解炉内に上記破砕物W1を装填することによってそ
れを熱分解するようにしている。熱分解用の燃料として
ガス処理工程5で精製された精製ガスG1が使用され
る。この精製ガスG1は略8500kcal/Nm3の
高発熱量を有しており、熱分解用の燃料として好適であ
る。また、この熱分解工程2には、ガス処理工程5で発
生したスラッジW7も破砕物W1と一緒にフィードバッ
ク供給するようにしている。
【0037】この熱分解工程2においては、破砕物W1
から熱分解ガスGが発生するとともに、無機物質の熱分
解残渣W2が生成する。上記熱分解ガスGは、ガス状の
分解油を含む油ガス状態になっている。熱分解残渣W2
は、タイヤ中に埋設されたスチールワイヤ、並びにゴム
中に混入されたカーボンブラックおよび各種添加剤に起
因して生成する。従って、熱分解残渣W2中には針金と
カーボン粉とが混在した状態になっている。
から熱分解ガスGが発生するとともに、無機物質の熱分
解残渣W2が生成する。上記熱分解ガスGは、ガス状の
分解油を含む油ガス状態になっている。熱分解残渣W2
は、タイヤ中に埋設されたスチールワイヤ、並びにゴム
中に混入されたカーボンブラックおよび各種添加剤に起
因して生成する。従って、熱分解残渣W2中には針金と
カーボン粉とが混在した状態になっている。
【0038】上記選別工程3は、上記熱分解工程2で生
成した熱分解残渣W2を金属残渣W3とカーボン残渣W
4とに選別する工程である。この工程では、磁気を利用
した磁選機等が使用され、ベルト移送中の熱分解残渣W
2から、鉄などの磁性体からなる金属残渣W3が取り除
かれるようになっている。取り除かれた金属残渣W3
は、金属残渣ヤード3aに貯蔵されるとともに、カーボ
ン残渣W4は次工程のカーボン粉砕工程4に送出され
る。
成した熱分解残渣W2を金属残渣W3とカーボン残渣W
4とに選別する工程である。この工程では、磁気を利用
した磁選機等が使用され、ベルト移送中の熱分解残渣W
2から、鉄などの磁性体からなる金属残渣W3が取り除
かれるようになっている。取り除かれた金属残渣W3
は、金属残渣ヤード3aに貯蔵されるとともに、カーボ
ン残渣W4は次工程のカーボン粉砕工程4に送出され
る。
【0039】上記金属残渣W3は熱分解工程2において
還元雰囲気で加熱されているため全く酸化しておらず、
良質の金属スクラップになる。また、上記カーボン残渣
W4は、カーボンブラックまたはオイルコークスと類似
のものであり、揮発分が10重量%以下と少なく、略8
5重量%が炭素で構成されている。このようなカーボン
残渣W4は極めて燃焼しにくい難燃性物質であり、従来
の通常の焼却設備では高温でかつ長い燃焼滞留時間をか
けなければ完全燃焼させることができないものである。
還元雰囲気で加熱されているため全く酸化しておらず、
良質の金属スクラップになる。また、上記カーボン残渣
W4は、カーボンブラックまたはオイルコークスと類似
のものであり、揮発分が10重量%以下と少なく、略8
5重量%が炭素で構成されている。このようなカーボン
残渣W4は極めて燃焼しにくい難燃性物質であり、従来
の通常の焼却設備では高温でかつ長い燃焼滞留時間をか
けなければ完全燃焼させることができないものである。
【0040】上記カーボン粉砕工程4は、選別工程3で
選別されたカーボン残渣W4を粉砕するための工程であ
る。このカーボン粉砕工程4においては、カーボン残渣
W4は一旦粗炭サイロに貯留され、順次底部から粉砕機
に切り出され、略200メッシュに粉砕されるようにな
っている。この粉砕によってカーボン残渣W4はその合
計表面積が増大し、燃焼空気との接触面積が多くなって
燃焼しやすくなる。粉砕されて形成した粉砕カーボンW
5は、気流輸送で次工程の燃焼処理工程6に送出され
る。
選別されたカーボン残渣W4を粉砕するための工程であ
る。このカーボン粉砕工程4においては、カーボン残渣
W4は一旦粗炭サイロに貯留され、順次底部から粉砕機
に切り出され、略200メッシュに粉砕されるようにな
っている。この粉砕によってカーボン残渣W4はその合
計表面積が増大し、燃焼空気との接触面積が多くなって
燃焼しやすくなる。粉砕されて形成した粉砕カーボンW
5は、気流輸送で次工程の燃焼処理工程6に送出され
る。
【0041】上記ガス処理工程5は、熱分解工程2で発
生した熱分解ガスGを精製する工程である。このガス処
理工程5においては、まず、冷却塔で高温の熱分解ガス
Gを冷却油に接触させて冷却し、液状成分を凝縮させる
とともに、分離された精製ガスG1を熱分解工程2の燃
料として送り出すようにしている。また、上記凝縮した
液状成分は、分解油成分とスラッジ油とに分離され、分
解油成分は上記冷却油として使用されるとともに、スラ
ッジ油は所定の精製操作が施されたのち回収油Kにな
り、燃料として次工程の燃焼処理工程6に送出されるよ
うになっている。
生した熱分解ガスGを精製する工程である。このガス処
理工程5においては、まず、冷却塔で高温の熱分解ガス
Gを冷却油に接触させて冷却し、液状成分を凝縮させる
とともに、分離された精製ガスG1を熱分解工程2の燃
料として送り出すようにしている。また、上記凝縮した
液状成分は、分解油成分とスラッジ油とに分離され、分
解油成分は上記冷却油として使用されるとともに、スラ
ッジ油は所定の精製操作が施されたのち回収油Kにな
り、燃料として次工程の燃焼処理工程6に送出されるよ
うになっている。
【0042】上記燃焼処理工程6は、カーボン粉砕工程
4で粉砕された粉砕カーボンW5と、上記ガス処理工程
5で得られた回収油Kとを合流させて燃焼処理する工程
である。この工程では、高性能の粉油乾式混合バーナが
用いられ、上記カーボン粉砕工程4から気流輸送で送り
込まれた粉砕カーボンW5と、ガス処理工程5からの回
収油Kとが粉油乾式混合バーナにおいて合流されて燃焼
し、その結果生成した燃焼排ガスG3は次工程の熱回収
工程7に送出されるようになっている。
4で粉砕された粉砕カーボンW5と、上記ガス処理工程
5で得られた回収油Kとを合流させて燃焼処理する工程
である。この工程では、高性能の粉油乾式混合バーナが
用いられ、上記カーボン粉砕工程4から気流輸送で送り
込まれた粉砕カーボンW5と、ガス処理工程5からの回
収油Kとが粉油乾式混合バーナにおいて合流されて燃焼
し、その結果生成した燃焼排ガスG3は次工程の熱回収
工程7に送出されるようになっている。
【0043】上記熱回収工程7は、燃焼処理工程6で発
生した燃焼排ガスG3から熱回収する工程である。この
熱回収工程7では、熱回収設備としてボイラが用いら
れ、このボイラによって蒸気G5が発生する。この蒸気
G5を発電設備8に供給して廃熱発電を行うようにして
いる。
生した燃焼排ガスG3から熱回収する工程である。この
熱回収工程7では、熱回収設備としてボイラが用いら
れ、このボイラによって蒸気G5が発生する。この蒸気
G5を発電設備8に供給して廃熱発電を行うようにして
いる。
【0044】また、熱回収工程7から導出される排ガス
G6は排気ガス処理工程9に供給され、ここで所定の排
気ガス清浄化処理が施され、清浄ガスG7として系外に
放出されるようになっている。排気ガス処理工程9には
電気集塵機や湿式脱硫装置が適用されている。
G6は排気ガス処理工程9に供給され、ここで所定の排
気ガス清浄化処理が施され、清浄ガスG7として系外に
放出されるようになっている。排気ガス処理工程9には
電気集塵機や湿式脱硫装置が適用されている。
【0045】以下、上記各工程の詳細について、図2〜
図6を基に詳細に説明する。図2は、破砕工程1の一例
を示す説明図である。この図に示すように、破砕工程1
には、ゴム系廃棄物WであるタイヤW0を貯蔵するタイ
ヤヤード11と、その下流側に設けられたタイヤリフタ
12と、このタイヤリフタ12によって送り込まれたタ
イヤW0を破砕する破砕機13と、この破砕機13によ
って破砕された破砕物W1を熱分解工程2に導入する定
量供給装置14とが備えられている。
図6を基に詳細に説明する。図2は、破砕工程1の一例
を示す説明図である。この図に示すように、破砕工程1
には、ゴム系廃棄物WであるタイヤW0を貯蔵するタイ
ヤヤード11と、その下流側に設けられたタイヤリフタ
12と、このタイヤリフタ12によって送り込まれたタ
イヤW0を破砕する破砕機13と、この破砕機13によ
って破砕された破砕物W1を熱分解工程2に導入する定
量供給装置14とが備えられている。
【0046】上記タイヤリフタ12は、本実施例の場
合、チエンベルトの表面に所定ピッチで滑り止めのフッ
クが突設された、いわゆるフックコンベヤが適用されて
いる。タイヤヤード11に貯蔵されたタイヤW0は、人
手または所定の荷役機械によって上記タイヤリフタ12
の基端側に順次供給され、コンベヤにより上昇し、頂部
から破砕機13内に供給されるようになっている。
合、チエンベルトの表面に所定ピッチで滑り止めのフッ
クが突設された、いわゆるフックコンベヤが適用されて
いる。タイヤヤード11に貯蔵されたタイヤW0は、人
手または所定の荷役機械によって上記タイヤリフタ12
の基端側に順次供給され、コンベヤにより上昇し、頂部
から破砕機13内に供給されるようになっている。
【0047】上記破砕機13は、本実施例の場合、二軸
剪断型のロータリーシュレッダーが適用されている。破
砕機13に供給されたタイヤW0は上方から下降しなが
ら、軸心回りに回転している円形歯によって、約10〜
20cm平方のサイズに破砕され、破砕物W1となって
下方に放出されるようになっている。破砕機13の下部
にはコンベヤベルト13aが設けられており、上方から
落下した破砕物W1は、このコンベヤベルト13aに運
ばれて定量供給装置14に供給されるようになってい
る。
剪断型のロータリーシュレッダーが適用されている。破
砕機13に供給されたタイヤW0は上方から下降しなが
ら、軸心回りに回転している円形歯によって、約10〜
20cm平方のサイズに破砕され、破砕物W1となって
下方に放出されるようになっている。破砕機13の下部
にはコンベヤベルト13aが設けられており、上方から
落下した破砕物W1は、このコンベヤベルト13aに運
ばれて定量供給装置14に供給されるようになってい
る。
【0048】上記定量供給装置14は、その上部に貯留
部14aが設けられているとともに、貯留部14aの下
部に破砕片を掻き出すレーキ14bと、スクリュフィー
ダ14cとが設けられている。上記スクリュフィーダ1
4cから排出された破砕物W1は、下流側に設けられた
コンベヤベルト14dに運ばれて次工程の熱分解工程2
に導入されるようになっている。
部14aが設けられているとともに、貯留部14aの下
部に破砕片を掻き出すレーキ14bと、スクリュフィー
ダ14cとが設けられている。上記スクリュフィーダ1
4cから排出された破砕物W1は、下流側に設けられた
コンベヤベルト14dに運ばれて次工程の熱分解工程2
に導入されるようになっている。
【0049】図3は、熱分解工程2および選別工程3を
示す説明図である。この図においては、一点鎖線より左
側に熱分解工程2を示し、同右側に選別工程3を示して
いる。熱分解工程2には、外熱式ロータリーキルン方式
の熱分解炉21が備えられている。この熱分解炉21
は、図略の回転駆動手段によって軸心回りに回転する円
筒状の炉本体22と、この炉本体22の外周面を囲繞す
るように設けられた環状の加熱炉23とから構成されて
いる。
示す説明図である。この図においては、一点鎖線より左
側に熱分解工程2を示し、同右側に選別工程3を示して
いる。熱分解工程2には、外熱式ロータリーキルン方式
の熱分解炉21が備えられている。この熱分解炉21
は、図略の回転駆動手段によって軸心回りに回転する円
筒状の炉本体22と、この炉本体22の外周面を囲繞す
るように設けられた環状の加熱炉23とから構成されて
いる。
【0050】この加熱炉23は図略の支持部材に固定さ
れ、炉本体22が軸心回りに回転しても共回りしないよ
うになっている。そして炉本体22の内部には破砕物W
1を熱分解するための熱分解室22aが形成されている
とともに、炉本体22の外周面と加熱炉23の内周面と
の間には燃焼室23aが形成されている。
れ、炉本体22が軸心回りに回転しても共回りしないよ
うになっている。そして炉本体22の内部には破砕物W
1を熱分解するための熱分解室22aが形成されている
とともに、炉本体22の外周面と加熱炉23の内周面と
の間には燃焼室23aが形成されている。
【0051】炉本体22の上流端(図面の左側)には、
同心状態で破砕物投入筒24が設けられ、この破砕物投
入筒24の上部には図略のシールダンパを付設し、か
つ、内部には長手方向に延びるスクリューフィーダ24
aが内装されている。そして、スクリューフィーダ24
aは図略の駆動手段によって軸心回りに回転駆動し、破
砕物投入筒24内に供給された破砕物W1を熱分解室2
2a内に導入するようになっている。この破砕物投入筒
24には破砕物W1の他にガス処理工程5で得られるス
ラッジW7も供給される。
同心状態で破砕物投入筒24が設けられ、この破砕物投
入筒24の上部には図略のシールダンパを付設し、か
つ、内部には長手方向に延びるスクリューフィーダ24
aが内装されている。そして、スクリューフィーダ24
aは図略の駆動手段によって軸心回りに回転駆動し、破
砕物投入筒24内に供給された破砕物W1を熱分解室2
2a内に導入するようになっている。この破砕物投入筒
24には破砕物W1の他にガス処理工程5で得られるス
ラッジW7も供給される。
【0052】また、熱分解炉21の下流端には、熱分解
残渣W2を外部に排出する残渣排出筒25が設けられて
いる。この残渣排出筒25には下部に図略のシリンダダ
ンパを付設し、かつ、図略の駆動手段の回転駆動によっ
て軸心回りに回転するスクリュフィーダ25aが内装さ
れており、このスクリュフィーダ25aの回転によって
熱分解室22a内の熱分解残渣W2が外部に導出される
ようになっている。
残渣W2を外部に排出する残渣排出筒25が設けられて
いる。この残渣排出筒25には下部に図略のシリンダダ
ンパを付設し、かつ、図略の駆動手段の回転駆動によっ
て軸心回りに回転するスクリュフィーダ25aが内装さ
れており、このスクリュフィーダ25aの回転によって
熱分解室22a内の熱分解残渣W2が外部に導出される
ようになっている。
【0053】一方、上記加熱炉23には、外周壁面を貫
通した燃焼バーナ23bが設けられている。ガス処理工
程5で精製された精製ガスG1はこの燃焼バーナ23b
を介して燃焼室23a内に導入され、図略のファンから
導入される燃焼空気を得て燃焼し、この燃焼熱で熱分解
室22a内に充填された破砕物W1は熱分解するように
なっている。
通した燃焼バーナ23bが設けられている。ガス処理工
程5で精製された精製ガスG1はこの燃焼バーナ23b
を介して燃焼室23a内に導入され、図略のファンから
導入される燃焼空気を得て燃焼し、この燃焼熱で熱分解
室22a内に充填された破砕物W1は熱分解するように
なっている。
【0054】また、炉本体22の上流側には熱分解ガス
排出部26が設けられ、この熱分解ガス排出部26を介
して熱分解室22a内で発生した熱分解ガスGはガス処
理工程5に向けて導出されるとともに、燃焼室23a内
で生成した燃焼排ガスG4は、加熱炉23に設けられた
燃焼排ガス導出管を通って系外に導出されるようになっ
ている。本実施例においては、熱分解室22a内の温度
は500〜700℃の範囲内に調節されている。このよ
うな温度範囲に調節されるのは、500℃よりも温度が
低いと長い熱分解時間を要し、生産的でなく、また70
0℃よりも温度が高いと一旦熱分解した熱分解ガスGが
さらにクラッキングを起こして硬いカーボン残渣が析出
するためである。
排出部26が設けられ、この熱分解ガス排出部26を介
して熱分解室22a内で発生した熱分解ガスGはガス処
理工程5に向けて導出されるとともに、燃焼室23a内
で生成した燃焼排ガスG4は、加熱炉23に設けられた
燃焼排ガス導出管を通って系外に導出されるようになっ
ている。本実施例においては、熱分解室22a内の温度
は500〜700℃の範囲内に調節されている。このよ
うな温度範囲に調節されるのは、500℃よりも温度が
低いと長い熱分解時間を要し、生産的でなく、また70
0℃よりも温度が高いと一旦熱分解した熱分解ガスGが
さらにクラッキングを起こして硬いカーボン残渣が析出
するためである。
【0055】上記選別工程3は、熱分解炉21から排出
された熱分解残渣W2を移送する移送ベルト31と、移
送途中の移送ベルト31上の熱分解残渣W2から金属残
渣W3を磁選する磁選機32とから構成されている。上
記磁選機32は、熱分解残渣W2中から鉄等の磁性体を
選別除去するようになっている。所定量の金属残渣W3
が除去された時点で磁選機32は金属残渣ヤード3aに
移動し、金属残渣W3を金属残渣ヤード3aに落下させ
る。
された熱分解残渣W2を移送する移送ベルト31と、移
送途中の移送ベルト31上の熱分解残渣W2から金属残
渣W3を磁選する磁選機32とから構成されている。上
記磁選機32は、熱分解残渣W2中から鉄等の磁性体を
選別除去するようになっている。所定量の金属残渣W3
が除去された時点で磁選機32は金属残渣ヤード3aに
移動し、金属残渣W3を金属残渣ヤード3aに落下させ
る。
【0056】また、上記移送ベルト31の下部には、吸
引フード33が設けられている。この吸引フード33は
磁選後のカーボン残渣W4を吸引し、それを粉体気流と
して次工程のカーボン粉砕工程4に導入するためのもの
である。
引フード33が設けられている。この吸引フード33は
磁選後のカーボン残渣W4を吸引し、それを粉体気流と
して次工程のカーボン粉砕工程4に導入するためのもの
である。
【0057】図4は、カーボン粉砕工程4の一例を示す
説明図である。この図に示すように、カーボン粉砕工程
4には、カーボン残渣W4を一時貯留する粗炭サイロ4
1と、この粗炭サイロ41の上部に設けられた第1バグ
フィルタ集塵機42と、上記粗炭サイロ41の底部に接
続された定量フィーダ43と、この定量フィーダ43の
下流側に接続された粉砕機44と、この粉砕機44の下
流側に設けられた第2バグフィルタ集塵機45とが備え
られている。
説明図である。この図に示すように、カーボン粉砕工程
4には、カーボン残渣W4を一時貯留する粗炭サイロ4
1と、この粗炭サイロ41の上部に設けられた第1バグ
フィルタ集塵機42と、上記粗炭サイロ41の底部に接
続された定量フィーダ43と、この定量フィーダ43の
下流側に接続された粉砕機44と、この粉砕機44の下
流側に設けられた第2バグフィルタ集塵機45とが備え
られている。
【0058】上記第1バグフィルタ集塵機42には、上
記選別工程3において吸引フード33から吸引された粉
体(カーボン残渣W4)が導入されるようになってお
り、搬送空気のみがフィルタを通過し、吸引ブロワ42
aを通って外部に放出されるようになっている。一方第
1バグフィルタ集塵機42のフィルタに捕捉された粉体
は粗炭サイロ41に一時貯留されるようになっている。
記選別工程3において吸引フード33から吸引された粉
体(カーボン残渣W4)が導入されるようになってお
り、搬送空気のみがフィルタを通過し、吸引ブロワ42
aを通って外部に放出されるようになっている。一方第
1バグフィルタ集塵機42のフィルタに捕捉された粉体
は粗炭サイロ41に一時貯留されるようになっている。
【0059】そして、粗炭サイロ41の底部からは順次
微粉の混ざったカーボン残渣W4が抜き出され、定量フ
ィーダ43に供給されるようになっている。定量フィー
ダ43にはテーブルフィーダ43aが内装されており、
このテーブルフィーダ43aの回転数制御によって、定
量のカーボン残渣W4が下流側の粉砕機44に供給され
るようになっている。上記粉砕機44は、本実施例の場
合、衝撃式のハンマークラッシャーが適用されている。
微粉の混ざったカーボン残渣W4が抜き出され、定量フ
ィーダ43に供給されるようになっている。定量フィー
ダ43にはテーブルフィーダ43aが内装されており、
このテーブルフィーダ43aの回転数制御によって、定
量のカーボン残渣W4が下流側の粉砕機44に供給され
るようになっている。上記粉砕機44は、本実施例の場
合、衝撃式のハンマークラッシャーが適用されている。
【0060】そして、本発明においては、上記カーボン
残渣W4は、略200メッシュの粒度にまで微粉砕され
るようになっている。そのために粉砕機44の衝撃式の
粉砕羽根の軸心回りの回転数や、粉砕羽根と衝撃板との
間隙寸法等が適切に調節されている。カーボン残渣W4
を略200メッシュ以下の粒度の粉砕カーボンW5に微
粉砕するのは、カーボン残渣W4のトータルの表面積を
大きくし、燃焼空気や火炎との接触面積を増大させ、そ
の結果カーボンの燃焼効率を向上させるためである。
残渣W4は、略200メッシュの粒度にまで微粉砕され
るようになっている。そのために粉砕機44の衝撃式の
粉砕羽根の軸心回りの回転数や、粉砕羽根と衝撃板との
間隙寸法等が適切に調節されている。カーボン残渣W4
を略200メッシュ以下の粒度の粉砕カーボンW5に微
粉砕するのは、カーボン残渣W4のトータルの表面積を
大きくし、燃焼空気や火炎との接触面積を増大させ、そ
の結果カーボンの燃焼効率を向上させるためである。
【0061】そして、粉砕機44で粉砕されて生成した
粉砕カーボンW5は、下流側の第2バグフィルタ集塵機
45に気流輸送で供給されるようになっている。この第
2バグフィルタ集塵機45でフィルタを透過した空気
は、吸引ブロワ45aを介して外部に放出されるととも
に、フィルタに捕捉された粉砕カーボンW5は、第2バ
グフィルタ集塵機45の下部から導出され、燃焼空気A
を送り込むために設けられた空気配管46内に導入さ
れ、この空気配管46の基端側に設けられた押込みブロ
ワ47から空気配管46に送り込まれる空気流による気
流輸送で燃焼処理工程6に供給されるようになってい
る。
粉砕カーボンW5は、下流側の第2バグフィルタ集塵機
45に気流輸送で供給されるようになっている。この第
2バグフィルタ集塵機45でフィルタを透過した空気
は、吸引ブロワ45aを介して外部に放出されるととも
に、フィルタに捕捉された粉砕カーボンW5は、第2バ
グフィルタ集塵機45の下部から導出され、燃焼空気A
を送り込むために設けられた空気配管46内に導入さ
れ、この空気配管46の基端側に設けられた押込みブロ
ワ47から空気配管46に送り込まれる空気流による気
流輸送で燃焼処理工程6に供給されるようになってい
る。
【0062】図5は、ガス処理工程5の一例を示す説明
図である。この図に示すように、ガス処理工程5には、
熱分解ガスGを冷却する冷却塔51と、この冷却塔51
の底部に貯留した分解油K1を抜き出す抜出しポンプ5
2と、抜出しポンプ52によって抜き出された分解油K
1を循環油K2とスラッジ油K3とに分離するシックナ
53と、上記スラッジ油K3を遠心分離して回収油Kを
分離回収する遠心分離機56と、この遠心分離機56に
よって分離回収された回収油Kを貯留する油タンク57
とが備えられている。
図である。この図に示すように、ガス処理工程5には、
熱分解ガスGを冷却する冷却塔51と、この冷却塔51
の底部に貯留した分解油K1を抜き出す抜出しポンプ5
2と、抜出しポンプ52によって抜き出された分解油K
1を循環油K2とスラッジ油K3とに分離するシックナ
53と、上記スラッジ油K3を遠心分離して回収油Kを
分離回収する遠心分離機56と、この遠心分離機56に
よって分離回収された回収油Kを貯留する油タンク57
とが備えられている。
【0063】上記冷却塔51は、いわゆる気液分離器で
あり、熱分解工程2から導入された熱ガス状態の熱分解
ガスGを、頂部から供給される冷却油と向流で直接熱交
換させて冷却し、油成分を取り除くものである。熱分解
ガスGから取り除かれた油成分は、冷却塔51の底部に
分解油K1となって貯留されるとともに、油成分の抜け
た熱分解ガスGは、精製ガスG1となって熱分解工程2
の熱分解炉21に燃料として供給されるようになってい
る。
あり、熱分解工程2から導入された熱ガス状態の熱分解
ガスGを、頂部から供給される冷却油と向流で直接熱交
換させて冷却し、油成分を取り除くものである。熱分解
ガスGから取り除かれた油成分は、冷却塔51の底部に
分解油K1となって貯留されるとともに、油成分の抜け
た熱分解ガスGは、精製ガスG1となって熱分解工程2
の熱分解炉21に燃料として供給されるようになってい
る。
【0064】上記シックナ53で分離された循環油K2
は、流路途中に設けられた循環油クーラ54によって冷
却水と間接熱交換で冷却され、上記冷却油として頂部か
ら冷却塔51内に供給されるようになっている。また、
シックナ53において分離されたスラッジ油K3も、オ
イルクーラ55において冷却水との間接熱交換で冷却さ
れるようになっている。そして、上記遠心分離機56に
おいては、遠心分離の結果分離されたスラッジW7は、
熱分解工程2に返送され、破砕物W1と一緒に熱分解炉
21内に装填されるようにしている。
は、流路途中に設けられた循環油クーラ54によって冷
却水と間接熱交換で冷却され、上記冷却油として頂部か
ら冷却塔51内に供給されるようになっている。また、
シックナ53において分離されたスラッジ油K3も、オ
イルクーラ55において冷却水との間接熱交換で冷却さ
れるようになっている。そして、上記遠心分離機56に
おいては、遠心分離の結果分離されたスラッジW7は、
熱分解工程2に返送され、破砕物W1と一緒に熱分解炉
21内に装填されるようにしている。
【0065】上記遠心分離機56から導出された回収油
Kは、油タンク57に一時貯留され、下流側に設けられ
た圧送ポンプ58の駆動によって順次抜き出され、燃焼
処理工程6に燃料として供給されるようになっている。
Kは、油タンク57に一時貯留され、下流側に設けられ
た圧送ポンプ58の駆動によって順次抜き出され、燃焼
処理工程6に燃料として供給されるようになっている。
【0066】図6は、燃焼処理工程6、熱回収工程7お
よび排気ガス処理工程9の一例を示す説明図である。こ
の図において、左側に燃焼処理工程6、中央に熱回収工
程7、そして右側に排気ガス処理工程9を描いている。
この図に示すように、燃焼処理工程6には、粉油乾式混
合バーナ60が備えられている。この粉油乾式混合バー
ナ60は、本実施例の場合、バーナ本体65と、このバ
ーナ本体65に連設された予備燃焼室66とから構成さ
れている。なお、上記予備燃焼室66は必須ではなく、
バーナ本体60から直接ボイラ71に接続してもよい。
上記バーナ本体65には、第2バグフィルタ集塵機45
から気流輸送された粉砕カーボンW5と、ガス処理工程
5から配管移送された回収油Kとが供給され、それらが
合流されて燃焼に供されるようになっている。
よび排気ガス処理工程9の一例を示す説明図である。こ
の図において、左側に燃焼処理工程6、中央に熱回収工
程7、そして右側に排気ガス処理工程9を描いている。
この図に示すように、燃焼処理工程6には、粉油乾式混
合バーナ60が備えられている。この粉油乾式混合バー
ナ60は、本実施例の場合、バーナ本体65と、このバ
ーナ本体65に連設された予備燃焼室66とから構成さ
れている。なお、上記予備燃焼室66は必須ではなく、
バーナ本体60から直接ボイラ71に接続してもよい。
上記バーナ本体65には、第2バグフィルタ集塵機45
から気流輸送された粉砕カーボンW5と、ガス処理工程
5から配管移送された回収油Kとが供給され、それらが
合流されて燃焼に供されるようになっている。
【0067】図7は、粉油乾式混合バーナの一例を示す
横断面図である。この図に示すように、上記バーナ本体
65は、横置きの円筒状の風箱65aと、この風箱65
aに軸方向に内嵌された粉体供給管65bと、この粉体
供給管65bに軸方向に内嵌された内筒65cとを具備
している。上記風箱65aの外周面には、内部に燃焼空
気A2を導入するための空気導入孔657が設けられて
いるとともに、粉体供給管65bの風箱65aから外部
に突出した部分には、気流輸送の粉砕カーボンW5を導
入するカーボン導入口658が設けられている。
横断面図である。この図に示すように、上記バーナ本体
65は、横置きの円筒状の風箱65aと、この風箱65
aに軸方向に内嵌された粉体供給管65bと、この粉体
供給管65bに軸方向に内嵌された内筒65cとを具備
している。上記風箱65aの外周面には、内部に燃焼空
気A2を導入するための空気導入孔657が設けられて
いるとともに、粉体供給管65bの風箱65aから外部
に突出した部分には、気流輸送の粉砕カーボンW5を導
入するカーボン導入口658が設けられている。
【0068】上記風箱65aの下流側(右方)には、予
備燃焼室66内に向いた環状の空気供給口652が形成
されているとともに、上記粉体供給管65bの下流側に
も予備燃焼室66内に向いた環状のカーボン供給口65
4が設けられている。また、内筒65cの内部に油バー
ナ室656が形成され、この油バーナ室656に、先端
が予備燃焼室66内に向いた油バーナ65dが内装され
ている。この油バーナ65dには、ガス処理工程5から
の回収油Kと、図略の圧縮機からの圧縮空気A3が供給
されるようになっており、この圧縮空気A3で回収油K
を勢いよく予備燃焼室66内に噴出させるようにしてい
る。また、上記粉体供給管65bの下流端の外周には、
火炎を保持するための所定形状のスワラー655が取り
付けられている。
備燃焼室66内に向いた環状の空気供給口652が形成
されているとともに、上記粉体供給管65bの下流側に
も予備燃焼室66内に向いた環状のカーボン供給口65
4が設けられている。また、内筒65cの内部に油バー
ナ室656が形成され、この油バーナ室656に、先端
が予備燃焼室66内に向いた油バーナ65dが内装され
ている。この油バーナ65dには、ガス処理工程5から
の回収油Kと、図略の圧縮機からの圧縮空気A3が供給
されるようになっており、この圧縮空気A3で回収油K
を勢いよく予備燃焼室66内に噴出させるようにしてい
る。また、上記粉体供給管65bの下流端の外周には、
火炎を保持するための所定形状のスワラー655が取り
付けられている。
【0069】上記予備燃焼室66内で、カーボン供給口
654を介して導入された粉砕カーボンW5、および油
バーナ65dから導入された回収油Kが、風箱65aか
ら空気供給口652を通って供給された燃焼空気A2を
得て燃焼に供されるようになっている。
654を介して導入された粉砕カーボンW5、および油
バーナ65dから導入された回収油Kが、風箱65aか
ら空気供給口652を通って供給された燃焼空気A2を
得て燃焼に供されるようになっている。
【0070】上記燃焼処理工程6に適用される粉油乾式
混合バーナ60は、以上のように構成されているので、
カーボン導入口658を介して予備燃焼室66内に気流
輸送で導入された燃焼空気A同伴の粉砕カーボンW5
は、すでに燃焼している油バーナ65dの高温火炎中に
吹き込まれて着火し、完全燃焼する。
混合バーナ60は、以上のように構成されているので、
カーボン導入口658を介して予備燃焼室66内に気流
輸送で導入された燃焼空気A同伴の粉砕カーボンW5
は、すでに燃焼している油バーナ65dの高温火炎中に
吹き込まれて着火し、完全燃焼する。
【0071】そして、本実施例においては、粉砕カーボ
ンW5、回収油K、圧縮空気A3および燃焼空気A2の
予備燃焼室66内への供給量が適切に調節され、予備燃
焼室66内の燃焼温度が1000℃以上になるように制
御されている。予備燃焼室66内の温度を1000℃以
上の高温に設定することにより、通常は燃焼し難いカー
ボンブラックからなる粉砕カーボンW5は良好に燃焼
し、燃焼効率が向上する。
ンW5、回収油K、圧縮空気A3および燃焼空気A2の
予備燃焼室66内への供給量が適切に調節され、予備燃
焼室66内の燃焼温度が1000℃以上になるように制
御されている。予備燃焼室66内の温度を1000℃以
上の高温に設定することにより、通常は燃焼し難いカー
ボンブラックからなる粉砕カーボンW5は良好に燃焼
し、燃焼効率が向上する。
【0072】具体的には、粉砕カーボンW5の混合割合
は、粉砕カーボンW5と回収油Kとを合わせた合計燃料
量の80重量%未満に設定され、回収油Kは20重量%
以上に設定されている。また、排ガスG6中の酸素濃度
は3〜10%になるように燃焼管理が行われている。粉
砕カーボンW5の混合割合が80重量%未満に設定され
るのは、80重量%以上になると粉砕カーボンW5が完
全燃焼し難くなるからである。そして、通常は粉砕カー
ボンW5の混合割合が約40重量%になるように調節さ
れている。
は、粉砕カーボンW5と回収油Kとを合わせた合計燃料
量の80重量%未満に設定され、回収油Kは20重量%
以上に設定されている。また、排ガスG6中の酸素濃度
は3〜10%になるように燃焼管理が行われている。粉
砕カーボンW5の混合割合が80重量%未満に設定され
るのは、80重量%以上になると粉砕カーボンW5が完
全燃焼し難くなるからである。そして、通常は粉砕カー
ボンW5の混合割合が約40重量%になるように調節さ
れている。
【0073】なお、本実施例においては、燃焼処理工程
6の粉油乾式混合バーナ60は、バーナ本体65と、こ
のバーナ本体65に連設された予備燃焼室66とから構
成されているが、本発明は、バーナ本体65に予備燃焼
室66が連設されることに限定されるものではなく、特
に予備燃焼室66を設けることなくバーナ本体65をボ
イラ71に直接接続させてもよい。
6の粉油乾式混合バーナ60は、バーナ本体65と、こ
のバーナ本体65に連設された予備燃焼室66とから構
成されているが、本発明は、バーナ本体65に予備燃焼
室66が連設されることに限定されるものではなく、特
に予備燃焼室66を設けることなくバーナ本体65をボ
イラ71に直接接続させてもよい。
【0074】上記熱回収工程7には、図6に示すよう
に、ボイラ71が備えられている。このボイラ71は内
部に熱交換室70を有する円筒体または箱状体で形成さ
れている。この熱交換室70内には熱交換用のパイプが
多数並設された蒸気発生器72が設けられ、この蒸気発
生器72に軟質化されたイオン交換水K4が供給され
る。ボイラ71の下部には燃焼室70aが設けられ、そ
の下にはすり鉢状のホッパー部71aが形成されてい
る。
に、ボイラ71が備えられている。このボイラ71は内
部に熱交換室70を有する円筒体または箱状体で形成さ
れている。この熱交換室70内には熱交換用のパイプが
多数並設された蒸気発生器72が設けられ、この蒸気発
生器72に軟質化されたイオン交換水K4が供給され
る。ボイラ71の下部には燃焼室70aが設けられ、そ
の下にはすり鉢状のホッパー部71aが形成されてい
る。
【0075】そして、上記ボイラ71には、上流側の粉
油乾式混合バーナ60から排出された燃焼排ガスG3が
導入され、蒸気発生器72においてこの燃焼排ガスG3
とイオン交換水K4とが熱交換され、蒸気G5が発生す
る。この蒸気G5は、本実施例においては、発電用とし
て発電設備8に供給される。なお、蒸気G5は発電用以
外にも利用可能である。蒸気G5発生用に使用された燃
焼排ガスG3は、イオン交換水K4との熱交換によって
低温化し、排ガスG6となって排出される。
油乾式混合バーナ60から排出された燃焼排ガスG3が
導入され、蒸気発生器72においてこの燃焼排ガスG3
とイオン交換水K4とが熱交換され、蒸気G5が発生す
る。この蒸気G5は、本実施例においては、発電用とし
て発電設備8に供給される。なお、蒸気G5は発電用以
外にも利用可能である。蒸気G5発生用に使用された燃
焼排ガスG3は、イオン交換水K4との熱交換によって
低温化し、排ガスG6となって排出される。
【0076】上記燃焼排ガスG3に同伴して熱交換室7
0内に導入されたダストW8は、大きな容積の熱交換室
70内をゆっくり移動している間に重力落下してホッパ
ー部71a内に貯留され、適宜外部に抜き出される。
0内に導入されたダストW8は、大きな容積の熱交換室
70内をゆっくり移動している間に重力落下してホッパ
ー部71a内に貯留され、適宜外部に抜き出される。
【0077】上記排気ガス処理工程9には、乾式の集塵
機であるマルチサイクロン73および電気集塵機91
と、湿式脱硫装置93とが備えられている。上記マルチ
サイクロン73においては、排ガスG6中に残留しダス
トW10が除塵され、適宜底部から抜き出されるように
なっている。上記電気集塵機91にはボイラ71から導
出された排ガスG6が供給され、この排ガスG6中に残
留しているダストが除去されるようになっている。電気
集塵機91の下部にはコンベヤ装置96が設けられてい
る。このコンベヤ装置96は、上記マルチサイクロン7
3およびボイラ71の下部にまで延設され、電気集塵機
91、マルチサイクロン73およびボイラ71捕捉され
たダストW9,W10,W8は、コンベヤ装置96で移
送され、系外に導出されるようになっている。この系外
に導出されたダストから、酸化亜鉛等の有価金属が別途
回収処理される。ゴム系廃棄物Wとして廃タイヤが用い
られた場合、コンベヤ装置96からは高濃度の亜鉛(約
40重量%)を含有した有価集塵灰が導出される。
機であるマルチサイクロン73および電気集塵機91
と、湿式脱硫装置93とが備えられている。上記マルチ
サイクロン73においては、排ガスG6中に残留しダス
トW10が除塵され、適宜底部から抜き出されるように
なっている。上記電気集塵機91にはボイラ71から導
出された排ガスG6が供給され、この排ガスG6中に残
留しているダストが除去されるようになっている。電気
集塵機91の下部にはコンベヤ装置96が設けられてい
る。このコンベヤ装置96は、上記マルチサイクロン7
3およびボイラ71の下部にまで延設され、電気集塵機
91、マルチサイクロン73およびボイラ71捕捉され
たダストW9,W10,W8は、コンベヤ装置96で移
送され、系外に導出されるようになっている。この系外
に導出されたダストから、酸化亜鉛等の有価金属が別途
回収処理される。ゴム系廃棄物Wとして廃タイヤが用い
られた場合、コンベヤ装置96からは高濃度の亜鉛(約
40重量%)を含有した有価集塵灰が導出される。
【0078】上記湿式脱硫装置93は、本実施例の場
合、液体と気体とを向流接触させて気体中に含まれる粉
塵を物理的に液体に移行させて除去する機能と、気体中
に含まれる有害物質を化学的に液体に移行させて除去す
る機能とを兼ね備えたものを採用している。そして、湿
式脱硫装置93は吸収塔93aで形成し、水に苛性ソー
ダ等が溶解されたアルカリ液を洗浄液K5として使用
し、この洗浄液K5を吸収塔93a内の頂部から散液
し、この洗浄液K5と、吸収塔93a内の下部に導入さ
れた電気集塵機91からの排ガスG6′とを向流接触さ
せるようにしている。
合、液体と気体とを向流接触させて気体中に含まれる粉
塵を物理的に液体に移行させて除去する機能と、気体中
に含まれる有害物質を化学的に液体に移行させて除去す
る機能とを兼ね備えたものを採用している。そして、湿
式脱硫装置93は吸収塔93aで形成し、水に苛性ソー
ダ等が溶解されたアルカリ液を洗浄液K5として使用
し、この洗浄液K5を吸収塔93a内の頂部から散液
し、この洗浄液K5と、吸収塔93a内の下部に導入さ
れた電気集塵機91からの排ガスG6′とを向流接触さ
せるようにしている。
【0079】この向流接触によって、排ガスG6′中に
残留しているダストは除去されるとともに、排ガスG
6′内に存在している硫黄酸化物はアルカリ洗浄液K5
によって中和されて除去される。洗浄液K5は循環使用
される。そして、上記湿式脱硫装置93によって清浄化
された排ガスG6′は、清浄ガスG7となり、排出ブロ
ワ94によって吸収塔93aの頂部から排出され、スタ
ック95を通って外部に排出される。
残留しているダストは除去されるとともに、排ガスG
6′内に存在している硫黄酸化物はアルカリ洗浄液K5
によって中和されて除去される。洗浄液K5は循環使用
される。そして、上記湿式脱硫装置93によって清浄化
された排ガスG6′は、清浄ガスG7となり、排出ブロ
ワ94によって吸収塔93aの頂部から排出され、スタ
ック95を通って外部に排出される。
【0080】本発明のゴム系廃棄物の燃焼処理方法は、
以上詳述したように、金属が混在してなるゴム系廃棄物
Wを破砕処理する破砕工程1と、破砕物W1を熱分解処
理する熱分解工程2と、熱分解残渣W2を金属残渣W3
とカーボン残渣W4とに選別する選別工程3と、選別さ
れたカーボン残渣W4を粉砕するカーボン粉砕工程4
と、熱分解工程2で発生した熱分解ガスGを精製し、精
製ガスG1を熱分解工程2の燃料として送出するガス処
理工程5と、カーボン粉砕工程4で粉砕された粉砕カー
ボンW5を、ガス処理工程5で得られた回収油Kを燃料
として粉油乾式混合バーナ60を用いて燃焼処理する燃
焼処理工程6と、この燃焼処理工程6で発生した燃焼排
ガスG3から熱回収する熱回収工程7と、熱回収後の排
ガスG6を清浄化する排気ガス処理工程9とからなるも
のである。
以上詳述したように、金属が混在してなるゴム系廃棄物
Wを破砕処理する破砕工程1と、破砕物W1を熱分解処
理する熱分解工程2と、熱分解残渣W2を金属残渣W3
とカーボン残渣W4とに選別する選別工程3と、選別さ
れたカーボン残渣W4を粉砕するカーボン粉砕工程4
と、熱分解工程2で発生した熱分解ガスGを精製し、精
製ガスG1を熱分解工程2の燃料として送出するガス処
理工程5と、カーボン粉砕工程4で粉砕された粉砕カー
ボンW5を、ガス処理工程5で得られた回収油Kを燃料
として粉油乾式混合バーナ60を用いて燃焼処理する燃
焼処理工程6と、この燃焼処理工程6で発生した燃焼排
ガスG3から熱回収する熱回収工程7と、熱回収後の排
ガスG6を清浄化する排気ガス処理工程9とからなるも
のである。
【0081】従って、破砕工程1で破砕されたゴム系廃
棄物Wは、熱分解工程2において熱分解され、その結果
熱分解ガスGと熱分解残渣W2とが生成し、上記熱分解
ガスGはガス処理工程5において精製されて精製ガスG
1と回収油Kとになるとともに、上記熱分解残渣W2は
選別工程3で選別されて金属残渣W3が取り除かれたカ
ーボン残渣W4になり、このカーボン残渣W4はつぎの
カーボン粉砕工程4で粉砕されたのち燃焼処理工程6に
おいて燃焼処理され、その結果得られた燃焼排ガスG3
は熱回収工程7において熱回収され、その後排気ガス処
理工程9で清浄化され、清浄ガスG7として系外に排出
される。
棄物Wは、熱分解工程2において熱分解され、その結果
熱分解ガスGと熱分解残渣W2とが生成し、上記熱分解
ガスGはガス処理工程5において精製されて精製ガスG
1と回収油Kとになるとともに、上記熱分解残渣W2は
選別工程3で選別されて金属残渣W3が取り除かれたカ
ーボン残渣W4になり、このカーボン残渣W4はつぎの
カーボン粉砕工程4で粉砕されたのち燃焼処理工程6に
おいて燃焼処理され、その結果得られた燃焼排ガスG3
は熱回収工程7において熱回収され、その後排気ガス処
理工程9で清浄化され、清浄ガスG7として系外に排出
される。
【0082】そして、本発明においては、ガス処理工程
5で精製された精製ガスG1は、熱分解工程2の燃料と
して使用され、かつ、ガス処理工程5で分離された回収
油Kおよびカーボン粉砕工程4からの粉砕カーボンW5
は燃焼処理工程6の燃料とされるとともに、熱分解工程
2および燃焼処理工程6で発生した燃焼排ガスG3は熱
回収工程7で熱回収されるようになっているため、外部
からエネルギーを補給することなく系内で自己完結的に
エネルギーバランスがとられた状態になっており、ゴム
系廃棄物Wの処理コストの低減を図ることができる。
5で精製された精製ガスG1は、熱分解工程2の燃料と
して使用され、かつ、ガス処理工程5で分離された回収
油Kおよびカーボン粉砕工程4からの粉砕カーボンW5
は燃焼処理工程6の燃料とされるとともに、熱分解工程
2および燃焼処理工程6で発生した燃焼排ガスG3は熱
回収工程7で熱回収されるようになっているため、外部
からエネルギーを補給することなく系内で自己完結的に
エネルギーバランスがとられた状態になっており、ゴム
系廃棄物Wの処理コストの低減を図ることができる。
【0083】また、上記熱分解工程2においては、高性
能の外熱ロータリーキルン方式の熱分解炉21が用いら
れているため、熱分解効率が向上するとともに、上記ボ
イラ71においては、炉内の燃焼温度を1000℃以上
の高温にすることが可能な粉油乾式混合バーナ60が適
用されているため、従来通常の焼却設備では容易に完全
燃焼させることができなかったカーボンブラックからな
る粉砕カーボンW5を瞬時に完全燃焼させることがで
き、ゴム系廃棄物Wを完全処理する上で極めて有効であ
る。
能の外熱ロータリーキルン方式の熱分解炉21が用いら
れているため、熱分解効率が向上するとともに、上記ボ
イラ71においては、炉内の燃焼温度を1000℃以上
の高温にすることが可能な粉油乾式混合バーナ60が適
用されているため、従来通常の焼却設備では容易に完全
燃焼させることができなかったカーボンブラックからな
る粉砕カーボンW5を瞬時に完全燃焼させることがで
き、ゴム系廃棄物Wを完全処理する上で極めて有効であ
る。
【0084】ちなみに、廃タイヤからなるゴム系廃棄物
Wの材料構成を、ゴム成分55重量%、カーボンブラッ
ク成分30重量%、スチール成分15重量%としたと
き、従来の通常の焼却設備においては、カーボンブラッ
ク成分は燃焼されなかったため、燃焼による廃タイヤ1
kg当りの発熱量は、5500kcal/kg(ゴムの
発熱量10000kcal/kg×0.55)であった
のに対し、本発明においては、カーボンブラック成分も
燃焼されるため、7750kcal/kg(ゴムの発熱
量10000kcal/kg×0.55+カーボンブラ
ックの発熱量7500kcal/kg×0.30)にな
り、従来の1.4倍の燃焼熱が得られることになる。従
来の1.4倍の燃焼熱が熱回収されるとすると、熱回収
率も従来の1.4倍になり、本発明が熱回収の面で如何
に優れたものであるかが判る。
Wの材料構成を、ゴム成分55重量%、カーボンブラッ
ク成分30重量%、スチール成分15重量%としたと
き、従来の通常の焼却設備においては、カーボンブラッ
ク成分は燃焼されなかったため、燃焼による廃タイヤ1
kg当りの発熱量は、5500kcal/kg(ゴムの
発熱量10000kcal/kg×0.55)であった
のに対し、本発明においては、カーボンブラック成分も
燃焼されるため、7750kcal/kg(ゴムの発熱
量10000kcal/kg×0.55+カーボンブラ
ックの発熱量7500kcal/kg×0.30)にな
り、従来の1.4倍の燃焼熱が得られることになる。従
来の1.4倍の燃焼熱が熱回収されるとすると、熱回収
率も従来の1.4倍になり、本発明が熱回収の面で如何
に優れたものであるかが判る。
【0085】以上の実施例においては、系内に破砕工程
1においてゴム系廃棄物Wを5〜20cmの破砕物W1
にしているが、本発明は、ゴム系廃棄物Wをこのような
サイズに破砕することに限定されるものではなく、ゴム
系廃棄物Wが廃タイヤの場合など、原姿を留めた状態で
熱分解工程2で熱分解に供してもよい。また、熱分解工
程に適用される熱分解炉21は、上記のようなロータリ
ー式のものに限定されるものではなく、従来一般に用い
られている図8の(イ)に示すような火格子式のもの
や、図9の(ニ)に示す間接加熱方式の乾留炉でもよ
い。
1においてゴム系廃棄物Wを5〜20cmの破砕物W1
にしているが、本発明は、ゴム系廃棄物Wをこのような
サイズに破砕することに限定されるものではなく、ゴム
系廃棄物Wが廃タイヤの場合など、原姿を留めた状態で
熱分解工程2で熱分解に供してもよい。また、熱分解工
程に適用される熱分解炉21は、上記のようなロータリ
ー式のものに限定されるものではなく、従来一般に用い
られている図8の(イ)に示すような火格子式のもの
や、図9の(ニ)に示す間接加熱方式の乾留炉でもよ
い。
【0086】また、従来の燃焼設備でゴム系廃棄物Wを
燃焼処理した際に生成する未燃分が多く残留した焼却灰
を、粉油乾式混合バーナ60に導入するように構成する
ことも可能である。そうすることによって、従来廃棄処
分に付されていた燃焼灰を再度燃焼させてエネルギーを
取り出すことが可能になり、エネルギーの有効活用の面
で好都合である。
燃焼処理した際に生成する未燃分が多く残留した焼却灰
を、粉油乾式混合バーナ60に導入するように構成する
ことも可能である。そうすることによって、従来廃棄処
分に付されていた燃焼灰を再度燃焼させてエネルギーを
取り出すことが可能になり、エネルギーの有効活用の面
で好都合である。
【0087】(燃焼試験例)図7に示す粉油乾式混合バ
ーナ60を用い、実際にゴム系廃棄物Wとして廃タイヤ
を用い、それから得られた粉砕カーボンW5と回収油K
とを合流させた燃焼試験を実施した。粉油乾式混合バー
ナ60としては、250万kcal/hrの能力のもの
を使用した。粉砕カーボンW5としては、ゴム系廃棄物
Wを乾留して得た乾留残渣をボールミルで微粉砕し、2
00メッシュの篩目を80%以上パスしたものを使用し
た。また、回収油Kとしては、それに性状が近いA重油
を使用した。
ーナ60を用い、実際にゴム系廃棄物Wとして廃タイヤ
を用い、それから得られた粉砕カーボンW5と回収油K
とを合流させた燃焼試験を実施した。粉油乾式混合バー
ナ60としては、250万kcal/hrの能力のもの
を使用した。粉砕カーボンW5としては、ゴム系廃棄物
Wを乾留して得た乾留残渣をボールミルで微粉砕し、2
00メッシュの篩目を80%以上パスしたものを使用し
た。また、回収油Kとしては、それに性状が近いA重油
を使用した。
【0088】そして、200メッシュ80%パスの粉砕
カーボンと、A重油との合計重量に対する粉砕カーボン
の割合を、21〜67重量%の間で種々変化させ、それ
らを粉油乾式混合バーナ60で実際に燃焼させて燃焼の
状態を観察した。なお、予備燃焼室66内の温度は11
00℃になるように制御した。試験条件および試験結果
は表1に示す通りである。
カーボンと、A重油との合計重量に対する粉砕カーボン
の割合を、21〜67重量%の間で種々変化させ、それ
らを粉油乾式混合バーナ60で実際に燃焼させて燃焼の
状態を観察した。なお、予備燃焼室66内の温度は11
00℃になるように制御した。試験条件および試験結果
は表1に示す通りである。
【0089】
【表1】
【0090】この表から判る通り、燃焼廃ガス中には二
酸化炭素がパーセントオーダでは検出されず、また、バ
ッカラッカ判定ではすべてが「2」であるとともに、炉
内の状況および燃焼廃ガスの目視観察による燃焼度の判
定はすべて良好であり、粉砕カーボンが確実に完全燃焼
したことが確認された。また、燃焼廃ガス中の酸素の濃
度は2.9〜3.2%であったが、この程度の酸素濃度
になるように燃焼管理を行うことによって微粉カーボン
が良好に燃焼することが確認された。
酸化炭素がパーセントオーダでは検出されず、また、バ
ッカラッカ判定ではすべてが「2」であるとともに、炉
内の状況および燃焼廃ガスの目視観察による燃焼度の判
定はすべて良好であり、粉砕カーボンが確実に完全燃焼
したことが確認された。また、燃焼廃ガス中の酸素の濃
度は2.9〜3.2%であったが、この程度の酸素濃度
になるように燃焼管理を行うことによって微粉カーボン
が良好に燃焼することが確認された。
【0091】上記燃焼試験のうち、特に実施例4につい
て、燃焼廃ガスの組成を分析した分析結果は表2の通り
である。
て、燃焼廃ガスの組成を分析した分析結果は表2の通り
である。
【0092】
【表2】
【0093】この表から判る通り、一酸化炭素の濃度は
116ppmと非常に稀薄であり、スタックから外気中
に排出しても問題のないことが判る。また、捕集された
煤塵量(図6のダストW8,9,10に相当)の実測値
は、2.84g/Nm3であり、この量は、燃料の組成
から逆算した計算値によく一致しており、このことから
も完全燃焼が確実に行われたことが確認された。
116ppmと非常に稀薄であり、スタックから外気中
に排出しても問題のないことが判る。また、捕集された
煤塵量(図6のダストW8,9,10に相当)の実測値
は、2.84g/Nm3であり、この量は、燃料の組成
から逆算した計算値によく一致しており、このことから
も完全燃焼が確実に行われたことが確認された。
【0094】また、上記実施例4の煤塵の組成分析を行
った。分析結果は表3に示す通りである。
った。分析結果は表3に示す通りである。
【0095】
【表3】
【0096】この表から判る通り、煤塵中には約40重
量%の亜鉛が含まれていることが確認された。この煤塵
から有価金属である亜鉛を回収することが可能である。
量%の亜鉛が含まれていることが確認された。この煤塵
から有価金属である亜鉛を回収することが可能である。
【0097】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のゴム系廃棄物の
燃焼処理方法によれば、金属が混在してなるゴム系廃棄
物は、まず破砕工程において所定のサイズに破砕され、
つぎの熱分解工程において熱分解処理が施され、熱分解
ガスが発生するとともに、カーボン残渣および金属残渣
が生成する。そして、上記熱分解ガスはガス処理工程に
おいて精製されて精製ガスと回収油とに分離されるとと
もに、上記カーボン残渣および金属残渣は選別工程にお
いて選別され、カーボン残渣のみがカーボン粉砕工程で
粉砕された後、燃焼処理工程に供給される。
燃焼処理方法によれば、金属が混在してなるゴム系廃棄
物は、まず破砕工程において所定のサイズに破砕され、
つぎの熱分解工程において熱分解処理が施され、熱分解
ガスが発生するとともに、カーボン残渣および金属残渣
が生成する。そして、上記熱分解ガスはガス処理工程に
おいて精製されて精製ガスと回収油とに分離されるとと
もに、上記カーボン残渣および金属残渣は選別工程にお
いて選別され、カーボン残渣のみがカーボン粉砕工程で
粉砕された後、燃焼処理工程に供給される。
【0098】そして、この燃焼処理工程に供給された粉
状のカーボン残渣と、上記ガス処理工程で得られた回収
油とは粉油乾式混合バーナにおいて同バーナの固有の特
質によりそれぞれが燃焼状態で混合され、確実に完全燃
焼する。この完全燃焼によって生成した燃焼排ガスから
下流側の熱回収工程において熱が回収される。
状のカーボン残渣と、上記ガス処理工程で得られた回収
油とは粉油乾式混合バーナにおいて同バーナの固有の特
質によりそれぞれが燃焼状態で混合され、確実に完全燃
焼する。この完全燃焼によって生成した燃焼排ガスから
下流側の熱回収工程において熱が回収される。
【0099】このように、熱分解工程において一旦熱分
解処理の施されたゴム廃棄物のカーボン残渣は、選別工
程において不燃物である金属残渣と選別され、カーボン
粉砕工程において微粉砕され、燃焼処理工程において粉
油乾式混合バーナを用いた燃焼処理に付されるため、粉
油乾式混合バーナの利用により、従来、通常の燃焼処理
では確実な燃焼が行われ難かったカーボンブラックは良
好に燃焼し、燃焼効率が向上するとともに、黒い未燃カ
ーボンが系外に排出されず、環境保全上好都合である。
解処理の施されたゴム廃棄物のカーボン残渣は、選別工
程において不燃物である金属残渣と選別され、カーボン
粉砕工程において微粉砕され、燃焼処理工程において粉
油乾式混合バーナを用いた燃焼処理に付されるため、粉
油乾式混合バーナの利用により、従来、通常の燃焼処理
では確実な燃焼が行われ難かったカーボンブラックは良
好に燃焼し、燃焼効率が向上するとともに、黒い未燃カ
ーボンが系外に排出されず、環境保全上好都合である。
【0100】また、カーボン粉砕工程で粉砕された粉砕
カーボン、および上記ガス処理工程で得られた回収油と
の混合割合は、80重量%未満および20重量%以上に
設定されているため、このような混合割合であれば、燃
焼制御が容易であり、かつカーボンブラックが主成分で
ある粉砕カーボンをも完全燃焼させることができる。そ
の結果燃焼灰中は未燃カーボンが含まれない状態にな
り、従来方式の燃焼炉ではタイア重量の30〜13重量
%も残った焼却灰の量が本初っめい方法にすれば略2重
量%にまで減少するとともに、燃焼灰からの酸化亜鉛等
の分離回収が容易になるという利点も得られる。
カーボン、および上記ガス処理工程で得られた回収油と
の混合割合は、80重量%未満および20重量%以上に
設定されているため、このような混合割合であれば、燃
焼制御が容易であり、かつカーボンブラックが主成分で
ある粉砕カーボンをも完全燃焼させることができる。そ
の結果燃焼灰中は未燃カーボンが含まれない状態にな
り、従来方式の燃焼炉ではタイア重量の30〜13重量
%も残った焼却灰の量が本初っめい方法にすれば略2重
量%にまで減少するとともに、燃焼灰からの酸化亜鉛等
の分離回収が容易になるという利点も得られる。
【0101】さらに、破砕工程から熱回収工程に到る全
系内でエネルギーバランスがとられた自己完結の処理を
施すことが可能になり、しかも熱回収によって余剰のエ
ネルギーの有効利用を図ることが可能であり、運転コス
トを軽減する上で有効である。
系内でエネルギーバランスがとられた自己完結の処理を
施すことが可能になり、しかも熱回収によって余剰のエ
ネルギーの有効利用を図ることが可能であり、運転コス
トを軽減する上で有効である。
【0102】加えて、請求項1記載の発明は、破砕工程
から熱回収工程に到る全系内でエネルギーバランスおよ
び物質の流れのバランスがとられた自己完結方式の処理
方法であり、しかも熱回収によって余剰のエネルギーの
有効利用を図ることができるものであり、ゴム系廃棄物
の処理コストを軽減させる上で極めて有効である。
から熱回収工程に到る全系内でエネルギーバランスおよ
び物質の流れのバランスがとられた自己完結方式の処理
方法であり、しかも熱回収によって余剰のエネルギーの
有効利用を図ることができるものであり、ゴム系廃棄物
の処理コストを軽減させる上で極めて有効である。
【0103】本発明の請求項2記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法によれば、熱分解工程においては、供給され
たゴム系廃棄物は、外熱式ロータリーキルン方式の熱分
解炉の回転によって炉内で一様に撹拌され、熱の供給が
むらなく行われるため、ゴム系廃棄物は、均一、確実か
つ効率的に熱分解され、ゴム系廃棄物から高収率でカー
ボン残渣と回収油とを得る上で好都合である。
焼処理方法によれば、熱分解工程においては、供給され
たゴム系廃棄物は、外熱式ロータリーキルン方式の熱分
解炉の回転によって炉内で一様に撹拌され、熱の供給が
むらなく行われるため、ゴム系廃棄物は、均一、確実か
つ効率的に熱分解され、ゴム系廃棄物から高収率でカー
ボン残渣と回収油とを得る上で好都合である。
【0104】本発明の請求項3記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法によれば、カーボン粉砕工程において、略2
00メッシュの粉砕カーボンが粉油乾式混合バーナに供
給されるため、カーボンは微細な粒子の粉砕カーボンに
なり、その結果トータルの表面積が非常に大きくなり、
燃焼空気や火炎との接触面積が増大し、カーボンを完全
燃焼させる上で有効である。
焼処理方法によれば、カーボン粉砕工程において、略2
00メッシュの粉砕カーボンが粉油乾式混合バーナに供
給されるため、カーボンは微細な粒子の粉砕カーボンに
なり、その結果トータルの表面積が非常に大きくなり、
燃焼空気や火炎との接触面積が増大し、カーボンを完全
燃焼させる上で有効である。
【0105】本発明の請求項4記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法によれば、燃焼処理において、粉砕カーボン
をすでに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気
とともに吹き込み、かつ、燃焼温度が1000℃以上に
制御されるため、粉砕カーボンが回収油に合流されたと
きにはすでに粉砕カーボンは燃焼状態になっており、回
収油の火炎中で確実に燃焼する。
焼処理方法によれば、燃焼処理において、粉砕カーボン
をすでに燃焼している回収油の高温火炎の中に燃焼空気
とともに吹き込み、かつ、燃焼温度が1000℃以上に
制御されるため、粉砕カーボンが回収油に合流されたと
きにはすでに粉砕カーボンは燃焼状態になっており、回
収油の火炎中で確実に燃焼する。
【0106】本発明の請求項5記載のゴム系廃棄物の燃
焼処理方法によれば、熱回収工程から導出された熱回収
済みのガスが、除塵および脱硫処理されるようになって
いるため、清浄化された排ガスが系外に排出されるとと
もに、除塵処理によって集められた燃焼灰から、酸化亜
鉛等の有価金属を回収することができる。
焼処理方法によれば、熱回収工程から導出された熱回収
済みのガスが、除塵および脱硫処理されるようになって
いるため、清浄化された排ガスが系外に排出されるとと
もに、除塵処理によって集められた燃焼灰から、酸化亜
鉛等の有価金属を回収することができる。
【図1】本発明に係るゴム系廃棄物の燃焼処理方法の一
例を示す工程図である。
例を示す工程図である。
【図2】破砕工程の一例を示す説明図である。
【図3】熱分解工程および選別工程を示す説明図であ
る。
る。
【図4】カーボン粉砕工程の一例を示す説明図である。
【図5】ガス処理工程の一例を示す説明図である。
【図6】燃焼処理工程、熱回収工程および排気ガス処理
工程それぞれの一例を示す説明図である。
工程それぞれの一例を示す説明図である。
【図7】燃焼処理工程に適用される粉油乾式混合バーナ
の一例を示す横断面図である。
の一例を示す横断面図である。
【図8】従来の直接燃焼方式の廃棄物の焼却装置を示す
説明図であり、(イ)は格子式、(ロ)はロータリーキ
ルン式、(ハ)は流動層式のものをそれぞれ示してい
る。
説明図であり、(イ)は格子式、(ロ)はロータリーキ
ルン式、(ハ)は流動層式のものをそれぞれ示してい
る。
【図9】従来の乾留方式の廃棄物の処理装置を示す説明
図であり、(ニ)は外熱式、(ホ)は内熱式のものをそ
れぞれ示している。
図であり、(ニ)は外熱式、(ホ)は内熱式のものをそ
れぞれ示している。
1 破砕工程 11 タイヤヤード 12 タイヤリフタ 13 破砕機 14 定量供給装置 14a 貯留部 14b テーブルフィーダ 14c レベラー 14d コンベヤベルト 2 熱分解工程 21 熱分解炉 22 炉本体 22a 熱分解室 23 加熱炉 23a 燃焼室 23b 燃焼バーナ 23c 空気孔 24 破砕物投入筒 24a スクリュフィー
ダ 25 残渣排出筒 25a スクリュフィー
ダ 26 熱分解ガス排出部 3 選別工程 3a 金属残渣ヤード 31 移送ベルト 32 磁選機 33 吸引フード 4 カーボン粉砕工程 41 粗炭サイロ 42 第1バグフィルタ集塵機 43 定量フィーダ 44 粉砕機 45 第2バグフィルタ集塵機 46 空気配管 5 ガス処理工程 51 冷却塔 52 抜出しポンプ 53 シックナ 54 循環油クーラ 55 オイルクーラ 56 遠心分離機 57 油タンク 58 圧送ポンプ 6 燃焼処理工程 60 粉油乾式混合バー
ナ 65 バーナ本体 65a 風箱 65b 粉体供給管 65c 内筒 65d 油バーナ 652 空気供給口 654 カーボン供給口 655 スワラー 656 油バーナ室 657 空気導入孔 658 カーボン導入口 66 予備燃焼室 7 熱回収工程 70 熱交換室 70a 燃焼室 71 ボイラ 71a ホッパー部 72 蒸気発生器 8 発電設備 9 排気ガス処理工程 91 電気集塵機 92 押込みブロワ 93 湿式脱硫装置 93a 吸収塔 94 排出ブロワ 95 スタック W ゴム系廃棄物 W1 破砕物 W2 熱分解残渣 W3 金属残渣 W4 カーボン残渣 W5 粉砕カーボン W7 スラッジ W8,W9 ダスト G,G2,G4 熱分解ガス G1 精製ガス G3 燃焼排ガス G5 蒸気 G6 排ガス G7 清浄ガス K 回収油 K1 分解油 K2 循環油 K3 スラッジ油 K4 イオン交換水 K5 洗浄液 A,A2 燃焼空気 A3 圧縮空気
ダ 25 残渣排出筒 25a スクリュフィー
ダ 26 熱分解ガス排出部 3 選別工程 3a 金属残渣ヤード 31 移送ベルト 32 磁選機 33 吸引フード 4 カーボン粉砕工程 41 粗炭サイロ 42 第1バグフィルタ集塵機 43 定量フィーダ 44 粉砕機 45 第2バグフィルタ集塵機 46 空気配管 5 ガス処理工程 51 冷却塔 52 抜出しポンプ 53 シックナ 54 循環油クーラ 55 オイルクーラ 56 遠心分離機 57 油タンク 58 圧送ポンプ 6 燃焼処理工程 60 粉油乾式混合バー
ナ 65 バーナ本体 65a 風箱 65b 粉体供給管 65c 内筒 65d 油バーナ 652 空気供給口 654 カーボン供給口 655 スワラー 656 油バーナ室 657 空気導入孔 658 カーボン導入口 66 予備燃焼室 7 熱回収工程 70 熱交換室 70a 燃焼室 71 ボイラ 71a ホッパー部 72 蒸気発生器 8 発電設備 9 排気ガス処理工程 91 電気集塵機 92 押込みブロワ 93 湿式脱硫装置 93a 吸収塔 94 排出ブロワ 95 スタック W ゴム系廃棄物 W1 破砕物 W2 熱分解残渣 W3 金属残渣 W4 カーボン残渣 W5 粉砕カーボン W7 スラッジ W8,W9 ダスト G,G2,G4 熱分解ガス G1 精製ガス G3 燃焼排ガス G5 蒸気 G6 排ガス G7 清浄ガス K 回収油 K1 分解油 K2 循環油 K3 スラッジ油 K4 イオン交換水 K5 洗浄液 A,A2 燃焼空気 A3 圧縮空気
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 ZAB 5/00 ZAB C10B 53/00 B C10J 3/00 A F01K 27/02 F23G 5/027 ZAB A 5/20 ZAB A 5/46 ZAB A B09B 3/00 302 B 5/00 ZAB D
Claims (5)
- 【請求項1】 金属が混在してなるゴム系廃棄物の熱処
理方法であって、ゴム系廃棄物を破砕処理する破砕工
程、この破砕工程で破砕された破砕物を熱分解処理する
熱分解工程、この熱分解工程で得られた熱分解残渣を金
属残渣とカーボン残渣とに選別する選別工程、この選別
工程で選別されたカーボン残渣を粉砕するカーボン粉砕
工程、上記熱分解工程で発生した熱分解ガスを精製して
得られる精製ガスを熱分解工程の燃料として送出するガ
ス処理工程、および上記カーボン粉砕工程で粉砕された
粉砕カーボンの80重量%未満と、上記ガス処理工程で
得られた回収油の20重量%以上とを粉油乾式混合バー
ナを用いて燃焼させ、発生した燃焼排ガスから熱回収す
る熱回収工程から構成されていることを特徴とするゴム
系廃棄物の燃焼処理方法。 - 【請求項2】 上記熱分解工程には、円筒状の熱分解室
がその外周面を加熱手段に囲繞された状態で軸心回りに
回転するように構成された、外熱式ロータリーキルン方
式の熱分解炉が適用されていることを特徴とする請求項
1記載のゴム系廃棄物の燃焼処理方法。 - 【請求項3】 上記カーボン粉砕工程において、略20
0メッシュの粉砕カーボンを得ることを特徴とする請求
項1または2記載のゴム系廃棄物の燃焼処理方法。 - 【請求項4】 上記粉油乾式混合バーナを用いた燃焼処
理において、上記粉砕カーボンをすでに燃焼している回
収油の高温火炎の中に燃焼空気とともに吹き込み、か
つ、燃焼温度を1000℃以上に制御することを特徴と
する請求項1乃至3のいずれかに記載のゴム系廃棄物の
燃焼処理方法。 - 【請求項5】 上記熱回収工程から導出された熱回収済
みのガスを除塵および脱硫処理することを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載のゴム系廃棄物の燃焼処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29958094A JPH08159430A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ゴム系廃棄物の燃焼処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29958094A JPH08159430A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ゴム系廃棄物の燃焼処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159430A true JPH08159430A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17874480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29958094A Pending JPH08159430A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ゴム系廃棄物の燃焼処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159430A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-12-02 JP JP29958094A patent/JPH08159430A/ja active Pending
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