JPH081596Y2 - 加熱炉用ヒータ - Google Patents
加熱炉用ヒータInfo
- Publication number
- JPH081596Y2 JPH081596Y2 JP1990127981U JP12798190U JPH081596Y2 JP H081596 Y2 JPH081596 Y2 JP H081596Y2 JP 1990127981 U JP1990127981 U JP 1990127981U JP 12798190 U JP12798190 U JP 12798190U JP H081596 Y2 JPH081596 Y2 JP H081596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heating furnace
- hydrogen
- heater body
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、還元性雰囲気(水素雰囲気)の中、高温高
圧下で材料の強度試験等を行うための加熱炉内に設置さ
れる加熱炉用ヒータに関するものである。
圧下で材料の強度試験等を行うための加熱炉内に設置さ
れる加熱炉用ヒータに関するものである。
[従来の技術] 近年、水素エンジン等の開発に伴い、水素の如き還元
性雰囲気の中、高温高圧下で材料の強度試験等を行うた
めに第2図に示される如き加熱1が用いられており、該
加熱炉1は、内部に還元性ガス5を充填し高圧に保持可
能な炉体2内に、ヒータ本体3を設置し、該ヒータ本体
3に電源4を接続して構成されている。
性雰囲気の中、高温高圧下で材料の強度試験等を行うた
めに第2図に示される如き加熱1が用いられており、該
加熱炉1は、内部に還元性ガス5を充填し高圧に保持可
能な炉体2内に、ヒータ本体3を設置し、該ヒータ本体
3に電源4を接続して構成されている。
前記ヒータ本体3は、第2、3図に示される如く、下
端外周部にフランジ部6aが一体に形成されたカーボン製
の円筒部材6に、上端から下方へ延びるスリット7と、
下端のフランジ部6aから上方へ延びるスリット8とを、
円周方向に交互に配設されるよう形成し、前記フランジ
部6aに孔9,10を穿設して構成されており、該孔9,10に、
前記炉体2内底面から突設され且つ前記電源4に接続さ
れた電極を兼ねるボルト11,12を嵌挿せしめると共に、
該ボルト11,12を図示しないナットを螺着して前記ヒー
タ本体3を炉体2内に固定するようにしてある。
端外周部にフランジ部6aが一体に形成されたカーボン製
の円筒部材6に、上端から下方へ延びるスリット7と、
下端のフランジ部6aから上方へ延びるスリット8とを、
円周方向に交互に配設されるよう形成し、前記フランジ
部6aに孔9,10を穿設して構成されており、該孔9,10に、
前記炉体2内底面から突設され且つ前記電源4に接続さ
れた電極を兼ねるボルト11,12を嵌挿せしめると共に、
該ボルト11,12を図示しないナットを螺着して前記ヒー
タ本体3を炉体2内に固定するようにしてある。
材料の強度試験等を行う際には、試験片(図示せず)
をヒータ本体3内部の軸心位置に配設すると共に、炉体
2内に水素の如き還元性ガス5を充填して高圧に保持し
た状態で、前記ヒータ本体3に通電することにより該ヒ
ータ本体3をそれ自体の抵抗によって昇温せしめ、前記
試験片を高温に加熱し、該試験片に外力を付加せしめる
等して各種データをとるようにしている。
をヒータ本体3内部の軸心位置に配設すると共に、炉体
2内に水素の如き還元性ガス5を充填して高圧に保持し
た状態で、前記ヒータ本体3に通電することにより該ヒ
ータ本体3をそれ自体の抵抗によって昇温せしめ、前記
試験片を高温に加熱し、該試験片に外力を付加せしめる
等して各種データをとるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如き加熱炉1の場合、ヒータ本
体3は高温高圧下で還元性ガス5に晒されるため、ヒー
タ本体3を形成する炭素が水素と反応してメタン(C
H4)となり、ヒータ本体3が目減りして抵抗値が変化し
たり、最悪の場合には破断したりしてしまい、ヒータと
して使用できなくなり、ヒータの寿命が非常に短かくな
るという問題があった。
体3は高温高圧下で還元性ガス5に晒されるため、ヒー
タ本体3を形成する炭素が水素と反応してメタン(C
H4)となり、ヒータ本体3が目減りして抵抗値が変化し
たり、最悪の場合には破断したりしてしまい、ヒータと
して使用できなくなり、ヒータの寿命が非常に短かくな
るという問題があった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、水素との反応を大幅に
抑制し得、寿命延長を図り得る加熱炉用ヒータを提供し
ようとするものである。
抑制し得、寿命延長を図り得る加熱炉用ヒータを提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、加熱炉内に設置され、水素の如き還元性雰
囲気に晒されるカーボン製の加熱炉用ヒータにおいて、
ヒータ本体の表面に、水素透過量の少ないアルミナや酸
化チタン等のセラミックスをコーティングしてカーボン
保護膜を形成したことを特徴とするものである。
囲気に晒されるカーボン製の加熱炉用ヒータにおいて、
ヒータ本体の表面に、水素透過量の少ないアルミナや酸
化チタン等のセラミックスをコーティングしてカーボン
保護膜を形成したことを特徴とするものである。
[作用] 従って、加熱炉内において材料の強度試験等を行う際
に、加熱炉内に水素の如き還元性ガスを充填して高圧に
保持した状態で、試験片を高温に加熱するために、前記
ヒータ本体に通電し該ヒータ本体をそれ自体の抵抗によ
って昇温させても、ヒータ本体は水素透過量の少ないア
ルミナや酸化チタン等のセラミックスからなるカーボン
保護膜により直接還元性ガスに晒されることがなくな
り、ヒータ本体を形成する炭素と水素との反応が大幅に
抑制される。
に、加熱炉内に水素の如き還元性ガスを充填して高圧に
保持した状態で、試験片を高温に加熱するために、前記
ヒータ本体に通電し該ヒータ本体をそれ自体の抵抗によ
って昇温させても、ヒータ本体は水素透過量の少ないア
ルミナや酸化チタン等のセラミックスからなるカーボン
保護膜により直接還元性ガスに晒されることがなくな
り、ヒータ本体を形成する炭素と水素との反応が大幅に
抑制される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例であり、図中第2、3図と
同一の符号を付した部分は同一のものを表わしており、
基本的な構成は第2、3図に示す従来のものと同様であ
るが、本実施例の特長とするところは、第1図に示す如
く、還元性ガス5に晒されるヒータ本体3の表面に、ア
ルミナ(Al2O3)、酸化チタン(TiO2)等のセラミック
スをスパッタリングやイオンプレーティング等によりコ
ーティングしてカーボン保護膜13を形成した点にある。
同一の符号を付した部分は同一のものを表わしており、
基本的な構成は第2、3図に示す従来のものと同様であ
るが、本実施例の特長とするところは、第1図に示す如
く、還元性ガス5に晒されるヒータ本体3の表面に、ア
ルミナ(Al2O3)、酸化チタン(TiO2)等のセラミック
スをスパッタリングやイオンプレーティング等によりコ
ーティングしてカーボン保護膜13を形成した点にある。
前述の如く構成したので、材料の強度試験等を行う際
に、試験片(図示せず)をヒータ本体3内部の軸心位置
に配設すると共に、炉体2内に水素の如き還元性ガス5
を充填して高圧に保持した状態で、前記試験片を高温に
加熱するために、前記ヒータ本体3に通電し該ヒータ本
体3をそれ自体の抵抗によって昇温させても、ヒータ本
体3はカーボン保護膜13により直接還元性ガス5に晒さ
れることがなくなり、ヒータ本体3を形成する炭素と水
素との反応が大幅に抑制される。
に、試験片(図示せず)をヒータ本体3内部の軸心位置
に配設すると共に、炉体2内に水素の如き還元性ガス5
を充填して高圧に保持した状態で、前記試験片を高温に
加熱するために、前記ヒータ本体3に通電し該ヒータ本
体3をそれ自体の抵抗によって昇温させても、ヒータ本
体3はカーボン保護膜13により直接還元性ガス5に晒さ
れることがなくなり、ヒータ本体3を形成する炭素と水
素との反応が大幅に抑制される。
尚、実験において、700℃、300気圧という高温高圧下
における水素透過量は、カーボン保護膜13を形成しない
場合に比べ半分程度まで低減できることが確認されてい
る。
における水素透過量は、カーボン保護膜13を形成しない
場合に比べ半分程度まで低減できることが確認されてい
る。
こうして、ヒータ本体3の水素との反応による目減り
並びに抵抗値の変化、更には破断等を防止でき、ヒータ
の寿命を延長することが可能となる。
並びに抵抗値の変化、更には破断等を防止でき、ヒータ
の寿命を延長することが可能となる。
尚、本考案の加熱炉用ヒータは、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の加熱炉用ヒータによれ
ば、ヒータ本体を形成する炭素と水素との反応を大幅に
抑制することができ、ヒータの寿命延長を図れるという
優れた効果を奏し得る。
ば、ヒータ本体を形成する炭素と水素との反応を大幅に
抑制することができ、ヒータの寿命延長を図れるという
優れた効果を奏し得る。
第1図は本考案の一実施例の要部側断面図、第2図は従
来例の全体側断面図、第3図は第2図のIII−III矢視図
である。 1は加熱炉、2は炉体、3はヒータ本体、5は還元性ガ
ス(還元性雰囲気)、13はカーボン保護膜を示す。
来例の全体側断面図、第3図は第2図のIII−III矢視図
である。 1は加熱炉、2は炉体、3はヒータ本体、5は還元性ガ
ス(還元性雰囲気)、13はカーボン保護膜を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片山 典彦 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 平1−208382(JP,A) 特開 昭59−134585(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】加熱炉内に設置され、水素の如き還元性雰
囲気に晒されるカーボン製の加熱炉用ヒータにおいて、
ヒータ本体の表面に、水素透過量の少ないアルミナや酸
化チタン等のセラミックスをコーティングしてカーボン
保護膜を形成したことを特徴とする加熱炉用ヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127981U JPH081596Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 加熱炉用ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127981U JPH081596Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 加熱炉用ヒータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485687U JPH0485687U (ja) | 1992-07-24 |
| JPH081596Y2 true JPH081596Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31875461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990127981U Expired - Lifetime JPH081596Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 加熱炉用ヒータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081596Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59134585A (ja) * | 1983-01-21 | 1984-08-02 | ティーディーケイ株式会社 | 発熱体の構造 |
| JPH01208382A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-22 | Tokyo Tungsten Co Ltd | コーティング剤及びそれに被覆されている発熱体 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990127981U patent/JPH081596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485687U (ja) | 1992-07-24 |
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