JPH0815988A - 画像形成装置における現像ローラとその製造方法 - Google Patents
画像形成装置における現像ローラとその製造方法Info
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- JPH0815988A JPH0815988A JP17003594A JP17003594A JPH0815988A JP H0815988 A JPH0815988 A JP H0815988A JP 17003594 A JP17003594 A JP 17003594A JP 17003594 A JP17003594 A JP 17003594A JP H0815988 A JPH0815988 A JP H0815988A
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Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体へのキャリア引きやかぶりの防止を簡
便に行え、もって画像不良をうまく防止できる画像形成
装置における現像ローラを提供する。 【構成】 マグネットローラ3の感光体1に前記トナー
を供給する部位Bに対応する領域での磁束密度分布曲線
Eをスリーブローラ2の周方向に沿った方向で先端側が
幅狭になるように形成する。
便に行え、もって画像不良をうまく防止できる画像形成
装置における現像ローラを提供する。 【構成】 マグネットローラ3の感光体1に前記トナー
を供給する部位Bに対応する領域での磁束密度分布曲線
Eをスリーブローラ2の周方向に沿った方向で先端側が
幅狭になるように形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば静電写真複写機
などの画像形成装置の現像ローラ、更に詳しくは、スリ
ーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナーと
キャリアとより成る二成分系の現像剤(一般的にはトナ
ーが非磁性体で、キャリアが磁性体となっている)を用
いて、この現像剤の内のトナーを前記感光体に供給する
ための現像ローラとその製造方法に関する。
などの画像形成装置の現像ローラ、更に詳しくは、スリ
ーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナーと
キャリアとより成る二成分系の現像剤(一般的にはトナ
ーが非磁性体で、キャリアが磁性体となっている)を用
いて、この現像剤の内のトナーを前記感光体に供給する
ための現像ローラとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現像剤としてトナーとキャリアとを混合
した二成分系のものが採用されたこの種の画像形成装置
に用いられる現像器は、従来、トナーを感光体に供給す
る現像ローラ、トナーとキャリアとを攪拌する攪拌ロー
ラ、攪拌された現像剤を現像ローラに供給する供給ロー
ラ、現像ローラに吸着した現像剤を規制する穂切板、ト
ナー濃度を検出するセンサー等を有している。
した二成分系のものが採用されたこの種の画像形成装置
に用いられる現像器は、従来、トナーを感光体に供給す
る現像ローラ、トナーとキャリアとを攪拌する攪拌ロー
ラ、攪拌された現像剤を現像ローラに供給する供給ロー
ラ、現像ローラに吸着した現像剤を規制する穂切板、ト
ナー濃度を検出するセンサー等を有している。
【0003】そして前記現像ローラ01は、図9に示され
るように、マグネットローラ02とこのマグネットローラ
02に反時計方向に回転するようにして外嵌された非磁性
体のスリーブ03よりなっている。このマグネットローラ
02は、現像剤を感光体04に供給するために複数の磁極N
1,N2,S1,S2,S3を有している。そしてこの
複数の磁極はそれぞれ現像剤を吸着して、搬送し、感光
体04と接近する部分では現像剤が穂立ちした状態である
磁気ブラシを形成したりする機能を有する。そしてその
各磁極間の磁束密度分布は、同図に示されるようになっ
ていて、この現像ローラの内、図上左中央部分、つまり
N1磁極に対応する領域05、つまり前記現像剤が穂立ち
した状態で磁気ブラシを形成する領域、で現像剤を感光
体04に供給する構成となっている。
るように、マグネットローラ02とこのマグネットローラ
02に反時計方向に回転するようにして外嵌された非磁性
体のスリーブ03よりなっている。このマグネットローラ
02は、現像剤を感光体04に供給するために複数の磁極N
1,N2,S1,S2,S3を有している。そしてこの
複数の磁極はそれぞれ現像剤を吸着して、搬送し、感光
体04と接近する部分では現像剤が穂立ちした状態である
磁気ブラシを形成したりする機能を有する。そしてその
各磁極間の磁束密度分布は、同図に示されるようになっ
ていて、この現像ローラの内、図上左中央部分、つまり
N1磁極に対応する領域05、つまり前記現像剤が穂立ち
した状態で磁気ブラシを形成する領域、で現像剤を感光
体04に供給する構成となっている。
【0004】ところで、この種、画像形成装置は、周知
の通り、チャージャーによって前記感光体04の表面を、
例えば正(または負)に、帯電させた後、露光を行い、
引き続いて感光体04を回転させてこの露光領域を前記現
像ローラ01と対向する現像剤供給領域05に到達させ、こ
の露光領域に負(または正)帯電されたトナーを現像ロ
ーラ01から付着させることによって現像を行うものであ
る。またキャリアは正(または負)帯電されている。
の通り、チャージャーによって前記感光体04の表面を、
例えば正(または負)に、帯電させた後、露光を行い、
引き続いて感光体04を回転させてこの露光領域を前記現
像ローラ01と対向する現像剤供給領域05に到達させ、こ
の露光領域に負(または正)帯電されたトナーを現像ロ
ーラ01から付着させることによって現像を行うものであ
る。またキャリアは正(または負)帯電されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
画像形成装置では、時として感光体04の表面に所謂トナ
ーのかぶり現象やキャリアが吸引される所謂キャリア引
き現象が見られ、これらの現象は基本的には画像不良の
原因ともなる上に、他の周辺機器に対する悪影響を招来
する。
画像形成装置では、時として感光体04の表面に所謂トナ
ーのかぶり現象やキャリアが吸引される所謂キャリア引
き現象が見られ、これらの現象は基本的には画像不良の
原因ともなる上に、他の周辺機器に対する悪影響を招来
する。
【0006】一方、現像剤の供給領域05の磁束密度の分
布曲線0Eを見てみると、図9にも示されるように、スリ
ーブ近くの基部近傍から、当該マグネットローラ02の半
径方向外方側の先端部位にわたるほぼ全域で幅広く、特
に先端ではスリーブ03の回転方向に距離を持っているこ
とが理解される。つまり、この供給領域05でのキャリア
に対する磁気的引力は、図10の磁力線の流れの模式図に
示される通り、この磁束密度分布曲線0E(図9)のスリ
ーブ周方向いずれの部位においてもあまり高低差がな
く、ほぼ均等であることがうかがえる。しかもその吸引
方向は、この先端磁束密度分布曲線0Eのどの部位であっ
ても概ねこの感光体04とマグネットローラ02との軸芯同
士を繋ぐ仮想線分(法線)0Pに沿ってこのマグネットロ
ーラ02の軸芯側に向かっていることがうかがえる。
布曲線0Eを見てみると、図9にも示されるように、スリ
ーブ近くの基部近傍から、当該マグネットローラ02の半
径方向外方側の先端部位にわたるほぼ全域で幅広く、特
に先端ではスリーブ03の回転方向に距離を持っているこ
とが理解される。つまり、この供給領域05でのキャリア
に対する磁気的引力は、図10の磁力線の流れの模式図に
示される通り、この磁束密度分布曲線0E(図9)のスリ
ーブ周方向いずれの部位においてもあまり高低差がな
く、ほぼ均等であることがうかがえる。しかもその吸引
方向は、この先端磁束密度分布曲線0Eのどの部位であっ
ても概ねこの感光体04とマグネットローラ02との軸芯同
士を繋ぐ仮想線分(法線)0Pに沿ってこのマグネットロ
ーラ02の軸芯側に向かっていることがうかがえる。
【0007】従って、この磁束密度分布曲線0Eの何処に
あっても、キャリアには、感光体04の軸芯とマグネット
ローラ02の軸芯とを結ぶ線分(法線)0Pにほぼ沿う方向
でマグネットローラ03側に向かう比較的強力な磁気的引
力を受けることになる。
あっても、キャリアには、感光体04の軸芯とマグネット
ローラ02の軸芯とを結ぶ線分(法線)0Pにほぼ沿う方向
でマグネットローラ03側に向かう比較的強力な磁気的引
力を受けることになる。
【0008】ところで前記キャリア引き現象をいま少し
詳しく見てみると、例えば感光体は正帯電され、またキ
ャリアもトナーとの攪拌混合によって正帯電されてい
る。しかし、キャリアは、一度感光体04の表面に吸着さ
れると、本来的には正帯電していたものが、感光体側が
部分的に負極に帯電されてしまっていることが理解さ
れ、またそれ以外の大部分は正極に帯電したままの状態
となっていることが理解される。
詳しく見てみると、例えば感光体は正帯電され、またキ
ャリアもトナーとの攪拌混合によって正帯電されてい
る。しかし、キャリアは、一度感光体04の表面に吸着さ
れると、本来的には正帯電していたものが、感光体側が
部分的に負極に帯電されてしまっていることが理解さ
れ、またそれ以外の大部分は正極に帯電したままの状態
となっていることが理解される。
【0009】また、キャリアは、一度感光体の表面に吸
着されると、所謂静電誘導によって分極現象が生じ、感
光体側がN極に、反対側つまりは、現像ローラ側がS極
となってしまう現象を呈する。
着されると、所謂静電誘導によって分極現象が生じ、感
光体側がN極に、反対側つまりは、現像ローラ側がS極
となってしまう現象を呈する。
【0010】さらに、トナーは磁気的引力によってキャ
リアの表面に付着されて感光体側へ供給されるのである
が、キャリアに対するトナーの付着状態を観察すると、
キャリアの全周にくまなくトナーが付着されることはな
く、キャリアの表面には比較的多くのトナー非付着領域
が残っていることが理解される。即ち、未だ多くのトナ
ーが付着されるに足る十分な表面を有していることが窺
える。
リアの表面に付着されて感光体側へ供給されるのである
が、キャリアに対するトナーの付着状態を観察すると、
キャリアの全周にくまなくトナーが付着されることはな
く、キャリアの表面には比較的多くのトナー非付着領域
が残っていることが理解される。即ち、未だ多くのトナ
ーが付着されるに足る十分な表面を有していることが窺
える。
【0011】そこで本発明は、上記従来から見られるこ
のキャリア引きやかぶりの現象に鑑み、種々研究の結
果、従来の如き機械的な手段によるのではなくて、前記
磁束密度分布、キャリアとトナーとの付着状況、更には
キャリア引きの際のキャリアの性状、これらの各現象を
旨く活用することによってキャリア引きやかぶりの防止
を簡便に行える新規な現像ローラを提供することを第1
の目的とする。
のキャリア引きやかぶりの現象に鑑み、種々研究の結
果、従来の如き機械的な手段によるのではなくて、前記
磁束密度分布、キャリアとトナーとの付着状況、更には
キャリア引きの際のキャリアの性状、これらの各現象を
旨く活用することによってキャリア引きやかぶりの防止
を簡便に行える新規な現像ローラを提供することを第1
の目的とする。
【0012】また第2の目的は、本発明画像形成装置に
おける現像ローラの効率的な製造が可能になる方法を提
供することにある。
おける現像ローラの効率的な製造が可能になる方法を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の画像形成装置における現像ローラは、スリ
ーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナーと
キャリアとより成る現像剤を用い、この現像剤の内のト
ナーを感光体に供給する画像形成装置の現像ローラにお
いて、前記マグネットローラの前記感光体にトナーを供
給する部位に対応する領域での磁束密度分布曲線が前記
スリーブローラの周方向に沿った方向で先端側が幅狭に
なっていることを特徴とするものである。
めに本発明の画像形成装置における現像ローラは、スリ
ーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナーと
キャリアとより成る現像剤を用い、この現像剤の内のト
ナーを感光体に供給する画像形成装置の現像ローラにお
いて、前記マグネットローラの前記感光体にトナーを供
給する部位に対応する領域での磁束密度分布曲線が前記
スリーブローラの周方向に沿った方向で先端側が幅狭に
なっていることを特徴とするものである。
【0014】また、第2の目的を達成する製造方法は、
スリーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナ
ーとキャリアとより成る現像剤を用い、この現像剤の内
のトナーを感光体に供給する画像形成装置の現像ローラ
の製造方法において、複数の磁場発生手段の磁束密度分
布によって前記マグネットローラの定位置にトナーを吸
着させるための複数の磁極を形成する際に、上記複数の
磁極間の、前記マグネットローラの前記感光体にトナー
を供給する部位に対応する領域での磁束密度分布曲線を
前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先端側を幅
狭にするために他の磁場発生手段を用いて前記磁束密度
分布を規制することを特徴とするものである。
スリーブローラの内側にマグネットローラを有し、トナ
ーとキャリアとより成る現像剤を用い、この現像剤の内
のトナーを感光体に供給する画像形成装置の現像ローラ
の製造方法において、複数の磁場発生手段の磁束密度分
布によって前記マグネットローラの定位置にトナーを吸
着させるための複数の磁極を形成する際に、上記複数の
磁極間の、前記マグネットローラの前記感光体にトナー
を供給する部位に対応する領域での磁束密度分布曲線を
前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先端側を幅
狭にするために他の磁場発生手段を用いて前記磁束密度
分布を規制することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】以上のように構成された本発明の画像形成装置
における現像ローラは、そのマグネットローラの感光体
にトナーを供給する部位に対応する領域での磁束密度分
布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先
端側を幅狭にしてあるから、図1,2に示されるよう
に、この磁束密度分布曲線の先端側ではスリーブ周方向
の幅は殆どなくなっていて、図9,10にも示される従来
のように、スリーブ近くの基部近傍から、当該マグネッ
トローラの半径方向外方側の先端部位にわたるほぼ全域
で幅広く、特に先端ではスリーブの周方向に距離を持つ
と言う性状が全くないことが理解される。
における現像ローラは、そのマグネットローラの感光体
にトナーを供給する部位に対応する領域での磁束密度分
布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先
端側を幅狭にしてあるから、図1,2に示されるよう
に、この磁束密度分布曲線の先端側ではスリーブ周方向
の幅は殆どなくなっていて、図9,10にも示される従来
のように、スリーブ近くの基部近傍から、当該マグネッ
トローラの半径方向外方側の先端部位にわたるほぼ全域
で幅広く、特に先端ではスリーブの周方向に距離を持つ
と言う性状が全くないことが理解される。
【0016】つまり、従来の構造によれば、前記供給領
域でのキャリアに対する磁気的引力は、この磁束密度分
布曲線のスリーブ周方向いずれの部位においてもあまり
高低差がなく、ほぼ均等であることが窺えるのに反し
て、本発明では、図1,2に示されるように、スリーブ
周方向で、先端側の幅狭な中央部分が極めて高く、その
両側に遠ざかるに従って可及的に低くなっているから、
この先端側の幅狭な部位でのキャリアに対する磁気的引
力が格段に強力であるに反して、この先端側の幅狭な中
央部分から僅かにスリーブ周方向にずれるとキャリアに
対する磁気的引力は忽ちのうちに減衰する特性を有して
いると言える。
域でのキャリアに対する磁気的引力は、この磁束密度分
布曲線のスリーブ周方向いずれの部位においてもあまり
高低差がなく、ほぼ均等であることが窺えるのに反し
て、本発明では、図1,2に示されるように、スリーブ
周方向で、先端側の幅狭な中央部分が極めて高く、その
両側に遠ざかるに従って可及的に低くなっているから、
この先端側の幅狭な部位でのキャリアに対する磁気的引
力が格段に強力であるに反して、この先端側の幅狭な中
央部分から僅かにスリーブ周方向にずれるとキャリアに
対する磁気的引力は忽ちのうちに減衰する特性を有して
いると言える。
【0017】従って、図4(A)に示されるように、感
光体1に吸着されているキャリアの内、前記磁束密度分
布曲線の先端側の幅狭な部分存在位置よりも感光体回転
方向上手側にあるものは、現像ローラ側への磁気的引力
(R1)もさることながら磁力線の向きに影響されて上方
(接線方向)に吸引される力(T1)も受けることにな
り、個々に両方の力の合力(RF1)が作用し、キャリア
Dにはこの合力(RF1)の働く方向、つまり反時計方
向、への回転力が与えられることになり、逆に前記磁束
密度分布の先端尖鋭な部分存在位置よりも感光体回転方
向下手側にあるものは、図5(A)に示されるように、
同様に現像ローラ側への磁気的引力(R2)もさることな
がら磁力線の向きに影響されて下方(接線方向)に吸引
される力(T2)も受けることになり、個々に両方の力の
合力(RF2)が作用し、キャリアDにはこの合力(RF
2)の働く方向、つまり時計方向、への回転力が与えら
れることになる。しかしこの時、前記の通り、キャリア
Dの側の負極は感光体側に面した局部的な部分にしか存
在しないから、このようにキャリアに僅かな回転力が付
与されるだけで、図4,5の各(B)に示されるよう
に、今までの感光体側の正極とこのキャリア側の負極と
のバランスが一挙に崩れて、キャリアは忽ちの内に剥離
されてしまう。
光体1に吸着されているキャリアの内、前記磁束密度分
布曲線の先端側の幅狭な部分存在位置よりも感光体回転
方向上手側にあるものは、現像ローラ側への磁気的引力
(R1)もさることながら磁力線の向きに影響されて上方
(接線方向)に吸引される力(T1)も受けることにな
り、個々に両方の力の合力(RF1)が作用し、キャリア
Dにはこの合力(RF1)の働く方向、つまり反時計方
向、への回転力が与えられることになり、逆に前記磁束
密度分布の先端尖鋭な部分存在位置よりも感光体回転方
向下手側にあるものは、図5(A)に示されるように、
同様に現像ローラ側への磁気的引力(R2)もさることな
がら磁力線の向きに影響されて下方(接線方向)に吸引
される力(T2)も受けることになり、個々に両方の力の
合力(RF2)が作用し、キャリアDにはこの合力(RF
2)の働く方向、つまり時計方向、への回転力が与えら
れることになる。しかしこの時、前記の通り、キャリア
Dの側の負極は感光体側に面した局部的な部分にしか存
在しないから、このようにキャリアに僅かな回転力が付
与されるだけで、図4,5の各(B)に示されるよう
に、今までの感光体側の正極とこのキャリア側の負極と
のバランスが一挙に崩れて、キャリアは忽ちの内に剥離
されてしまう。
【0018】また、このキャリアDに回転力が付与され
てその向きが変えられることによって、キャリア表面の
トナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは
感光体表面側により近く、容易に向けることができるも
ので、このことによって、感光体表面の非露光領域に付
着しているトナーをうまくこのキャリアのトナー非付着
部位に吸引させることができる。
てその向きが変えられることによって、キャリア表面の
トナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは
感光体表面側により近く、容易に向けることができるも
ので、このことによって、感光体表面の非露光領域に付
着しているトナーをうまくこのキャリアのトナー非付着
部位に吸引させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7は、本発明にかかる現像ローラを使用した現
像器を備えた静電写真複写機などの画像形成装置におけ
る現像部付近の構成を示す概略断面図で、現像剤は二成
分系が採用されている。
する。図7は、本発明にかかる現像ローラを使用した現
像器を備えた静電写真複写機などの画像形成装置におけ
る現像部付近の構成を示す概略断面図で、現像剤は二成
分系が採用されている。
【0020】この実施例の静電写真複写機では、図7,
8に示されるように、感光体1が複写機本体の内部に横
架されるとともに、回転するスリーブローラ2の内部に
マグネットローラ3を静止状態で設けて成る現像ローラ
4と、トナーとキャリアとを混合して現像剤とするため
の撹拌ローター5、更にこの攪拌ローター5で攪拌され
た現像剤を前記現像ローラ4に供給するための供給ロー
ラ6とが現像剤収容ケース7に内蔵されると共に、前記
現像ローラ4上の現像剤の穂の高さを規定する穂切り部
材(穂切り板)8と、穂切り後の余剰の現像剤を前記供
給ローラ6の上方に迂回させてトナー補給装置9からの
トナー補給部に還流させる仕切り板10とが配設され、か
つ、前記供給ローラ6の回転軸線方向に所定間隔を隔て
て前記仕切り板10上に整流板11が設けられると共に、当
該整流板11がトナーの流下方向下流側ほど前記回転軸線
方向の一端側に偏倚して設けられている。
8に示されるように、感光体1が複写機本体の内部に横
架されるとともに、回転するスリーブローラ2の内部に
マグネットローラ3を静止状態で設けて成る現像ローラ
4と、トナーとキャリアとを混合して現像剤とするため
の撹拌ローター5、更にこの攪拌ローター5で攪拌され
た現像剤を前記現像ローラ4に供給するための供給ロー
ラ6とが現像剤収容ケース7に内蔵されると共に、前記
現像ローラ4上の現像剤の穂の高さを規定する穂切り部
材(穂切り板)8と、穂切り後の余剰の現像剤を前記供
給ローラ6の上方に迂回させてトナー補給装置9からの
トナー補給部に還流させる仕切り板10とが配設され、か
つ、前記供給ローラ6の回転軸線方向に所定間隔を隔て
て前記仕切り板10上に整流板11が設けられると共に、当
該整流板11がトナーの流下方向下流側ほど前記回転軸線
方向の一端側に偏倚して設けられている。
【0021】そして、前記余剰の現像剤の濃度検出に基
づいてトナー補給装置9を駆動させるトナー濃度センサ
ーSが前記穂切り部材8の近傍に設けられ、前記仕切り
板10から落下した現像剤を撹拌し、かつ前記回転軸線方
向の他端側に向けて移送しつつ当該現像剤も前記攪拌ロ
ーター5で攪拌するように形成されている。
づいてトナー補給装置9を駆動させるトナー濃度センサ
ーSが前記穂切り部材8の近傍に設けられ、前記仕切り
板10から落下した現像剤を撹拌し、かつ前記回転軸線方
向の他端側に向けて移送しつつ当該現像剤も前記攪拌ロ
ーター5で攪拌するように形成されている。
【0022】前記仕切り板10には、供給ローラ6の回転
軸線方向視で山形を呈し、前記供給ローラ6によって押
し上げられつつ前記穂切り部材8によって穂切りされた
余剰の現像剤を上方やゝ後方に還流させる上流側の斜板
部10aと、当該斜板部10aを乗り越えた現像剤を後方斜
め下方の撹拌ローター5に向けて還流させる下流側の斜
板部10bとが備わっている。
軸線方向視で山形を呈し、前記供給ローラ6によって押
し上げられつつ前記穂切り部材8によって穂切りされた
余剰の現像剤を上方やゝ後方に還流させる上流側の斜板
部10aと、当該斜板部10aを乗り越えた現像剤を後方斜
め下方の撹拌ローター5に向けて還流させる下流側の斜
板部10bとが備わっている。
【0023】図7中、12は前記トナー補給装置9の下端
部に配設されたトナー補給ローラで、トナー補給装置9
内のトナーを前記撹拌ローター5に供給する。
部に配設されたトナー補給ローラで、トナー補給装置9
内のトナーを前記撹拌ローター5に供給する。
【0024】前記現像ローラ4は、図8に示されるよう
に、その回転するスリーブローラ2の内部に静止状態で
配設されるマグネットローラ3が異なった複数(図例で
は5つであるが、個数は種々存在する)の磁極S1,N
1,S2,N2,S3を周方向にこの順で配置して構成
されていて、これらの磁極の内の1つの磁極N1が、前
記現像剤が穂立ちした状態で磁気ブラシを形成する機能
を果たし、この部位がキャリアの供給領域Bとされる。
に、その回転するスリーブローラ2の内部に静止状態で
配設されるマグネットローラ3が異なった複数(図例で
は5つであるが、個数は種々存在する)の磁極S1,N
1,S2,N2,S3を周方向にこの順で配置して構成
されていて、これらの磁極の内の1つの磁極N1が、前
記現像剤が穂立ちした状態で磁気ブラシを形成する機能
を果たし、この部位がキャリアの供給領域Bとされる。
【0025】そして、図1に示されるように、前記マグ
ネットローラ3の前記感光体1へトナーを供給する部位
に対応する領域、つまり前記供給領域Bに対応する領
域、での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ2の
周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるように形成さ
れている。
ネットローラ3の前記感光体1へトナーを供給する部位
に対応する領域、つまり前記供給領域Bに対応する領
域、での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ2の
周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるように形成さ
れている。
【0026】このことによって、図2に示されるよう
に、前記供給領域Bにおけるキャリアに対するマグネッ
トローラ3の磁気的引力は、前記磁束密度分布曲線Eの
スリーブ周方向に沿った方向で先端側が幅狭な中央部分
が極めて高く、しかもその吸引方向はこの感光体1とマ
グネットローラ3との軸芯同士を繋ぐ仮想線分(法線)
Pに沿ってストレートにこのマグネットローラ3の軸芯
に向かっているから、この先端側が幅狭な部位でのキャ
リアに対する磁気的引力R〔図3(A)参照〕が格段に
強力である。しかし、これに反して、この先端側が幅狭
な中央部分の両側から遠ざかるに従って吸引力は可及的
に低くなって行き、しかもその吸引方向は前記の法線P
に沿う方向もさることながら、磁力線の向きに影響され
て周方向(接線方向)に向かう吸引力T1,T2〔図4,5
の各(B)参照〕をより強く受けるようになってくる。
従って、この先端側が幅狭な中央部分から僅かにスリー
ブ周方向前後にずれるとキャリアに対する前記法線Pに
沿う方向の磁気的引力は忽ちのうちに減衰する。
に、前記供給領域Bにおけるキャリアに対するマグネッ
トローラ3の磁気的引力は、前記磁束密度分布曲線Eの
スリーブ周方向に沿った方向で先端側が幅狭な中央部分
が極めて高く、しかもその吸引方向はこの感光体1とマ
グネットローラ3との軸芯同士を繋ぐ仮想線分(法線)
Pに沿ってストレートにこのマグネットローラ3の軸芯
に向かっているから、この先端側が幅狭な部位でのキャ
リアに対する磁気的引力R〔図3(A)参照〕が格段に
強力である。しかし、これに反して、この先端側が幅狭
な中央部分の両側から遠ざかるに従って吸引力は可及的
に低くなって行き、しかもその吸引方向は前記の法線P
に沿う方向もさることながら、磁力線の向きに影響され
て周方向(接線方向)に向かう吸引力T1,T2〔図4,5
の各(B)参照〕をより強く受けるようになってくる。
従って、この先端側が幅狭な中央部分から僅かにスリー
ブ周方向前後にずれるとキャリアに対する前記法線Pに
沿う方向の磁気的引力は忽ちのうちに減衰する。
【0027】従って、この磁束密度分布の最も高い前記
磁束密度分布曲線Eの先端側が幅狭な部分上にあるキャ
リアDは、図3(A)の模式図に示されるように、感光
体1の軸芯と現像ローラ4の軸芯とを結ぶ線分(法線)
Pにほぼ沿う方向で現像ローラ4側に向かう強力な磁気
的引力Rを受けるに止まる。
磁束密度分布曲線Eの先端側が幅狭な部分上にあるキャ
リアDは、図3(A)の模式図に示されるように、感光
体1の軸芯と現像ローラ4の軸芯とを結ぶ線分(法線)
Pにほぼ沿う方向で現像ローラ4側に向かう強力な磁気
的引力Rを受けるに止まる。
【0028】しかし、感光体1に吸着されているキャリ
アDの内、前記磁束密度分布曲線Eの先端側が幅狭な部
分存在位置よりも感光体回転方向Y上手側にあるキャリ
アDは、図4(A)の模式図に示されるように、現像ロ
ーラ4側への磁気的引力R1もさることながら磁力線の向
きに影響されて上方(接線方向)に吸引される力T1も受
けることになり、個々に両方の力の合力RF1が作用し、
キャリアDにはこの合力RF1の働く方向へ引っ張られ、
結果として回転力、つまり反時計方向の回転力が与えら
れることになる。
アDの内、前記磁束密度分布曲線Eの先端側が幅狭な部
分存在位置よりも感光体回転方向Y上手側にあるキャリ
アDは、図4(A)の模式図に示されるように、現像ロ
ーラ4側への磁気的引力R1もさることながら磁力線の向
きに影響されて上方(接線方向)に吸引される力T1も受
けることになり、個々に両方の力の合力RF1が作用し、
キャリアDにはこの合力RF1の働く方向へ引っ張られ、
結果として回転力、つまり反時計方向の回転力が与えら
れることになる。
【0029】また、逆に前記磁束密度分布曲線Eの先端
側が幅狭な部分存在位置よりも感光体回転方向Y下手側
にあるキャリアDは、図5(A)の模式図に示されるよ
うに、先と同様に、現像ローラ4側への磁気的引力R2も
さることながら磁力線の向きに影響されて下方(接線方
向)に吸引される力T2も受けることになり、個々に両方
の力の合力RF2が作用し、キャリアDにはこの合力RF2
の働く方向へ引っ張られ、結果として回転力、つまり時
計方向の回転力が与えられることになる。
側が幅狭な部分存在位置よりも感光体回転方向Y下手側
にあるキャリアDは、図5(A)の模式図に示されるよ
うに、先と同様に、現像ローラ4側への磁気的引力R2も
さることながら磁力線の向きに影響されて下方(接線方
向)に吸引される力T2も受けることになり、個々に両方
の力の合力RF2が作用し、キャリアDにはこの合力RF2
の働く方向へ引っ張られ、結果として回転力、つまり時
計方向の回転力が与えられることになる。
【0030】しかしこの時、前記の通り、キャリアの側
の負極は感光体側に面した局部的な部分にしか存在しな
いから、このようにキャリアに僅かな回転力が付与され
るだけで、図4(B)並びに図5(B)の模式図に示さ
れるように、今までの感光体側の正極とこのキャリア側
の負極とのバランスが一挙に崩れて、キャリアDは忽ち
の内に剥離されてしまう。これによって、所謂キャリア
引きをうまく防止できる。
の負極は感光体側に面した局部的な部分にしか存在しな
いから、このようにキャリアに僅かな回転力が付与され
るだけで、図4(B)並びに図5(B)の模式図に示さ
れるように、今までの感光体側の正極とこのキャリア側
の負極とのバランスが一挙に崩れて、キャリアDは忽ち
の内に剥離されてしまう。これによって、所謂キャリア
引きをうまく防止できる。
【0031】また、このキャリアDに回転力が付与され
てその向きが変えられることによって、キャリア表面の
トナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは
感光体表面側により近く、容易に向けることができるも
ので、このことによって、感光体表面の非露光領域に付
着しているトナーをうまくこのキャリアDのトナー非付
着部位に吸引させることができる。これによって、所謂
かぶりを未然にうまく防止できる。
てその向きが変えられることによって、キャリア表面の
トナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは
感光体表面側により近く、容易に向けることができるも
ので、このことによって、感光体表面の非露光領域に付
着しているトナーをうまくこのキャリアDのトナー非付
着部位に吸引させることができる。これによって、所謂
かぶりを未然にうまく防止できる。
【0032】次に前記マグネットローラ3の製造方法に
ついて説明すると、該マグネットローラ3は、公知の素
材、例えば磁性粉末及び合成樹脂粉末の混合物、を材料
にして一体成形される。
ついて説明すると、該マグネットローラ3は、公知の素
材、例えば磁性粉末及び合成樹脂粉末の混合物、を材料
にして一体成形される。
【0033】図6は、前記のようにして形成さたマグネ
ットローラ3の着磁装置の拡大断面図で、この着磁装置
13によってマグネットローラ3は、図示される通り、5
箇所を同時に磁着され、しかもN1に対応する領域、つ
まり前記マグネットローラ3の前記供給領域Bに対応す
る領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ2
の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるように形成
されている。
ットローラ3の着磁装置の拡大断面図で、この着磁装置
13によってマグネットローラ3は、図示される通り、5
箇所を同時に磁着され、しかもN1に対応する領域、つ
まり前記マグネットローラ3の前記供給領域Bに対応す
る領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ2
の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるように形成
されている。
【0034】具体的には、図示されるように、前記複数
の磁極の位置と数とに対応して同数の軟鉄製電磁ヨーク
と電磁コイルとが設けられ、軟鉄製電磁ヨーク14aと電
磁コイル14bはマグネットローラ3にN1極を着磁させ
る部分、軟鉄製電磁ヨーク15aと電磁コイル15bはマグ
ネットローラ3にS1極を着磁させる部分、軟鉄製電磁
ヨーク16aと電磁コイル16bはマグネットローラ3にN
2極を着磁させる部分、軟鉄製電磁ヨーク17aと電磁コ
イル17bはマグネットローラ3にS3極を着磁させる部
分、軟鉄製電磁ヨーク18aと電磁コイル18bはマグネッ
トローラ3にS2極を着磁させる部分である。
の磁極の位置と数とに対応して同数の軟鉄製電磁ヨーク
と電磁コイルとが設けられ、軟鉄製電磁ヨーク14aと電
磁コイル14bはマグネットローラ3にN1極を着磁させ
る部分、軟鉄製電磁ヨーク15aと電磁コイル15bはマグ
ネットローラ3にS1極を着磁させる部分、軟鉄製電磁
ヨーク16aと電磁コイル16bはマグネットローラ3にN
2極を着磁させる部分、軟鉄製電磁ヨーク17aと電磁コ
イル17bはマグネットローラ3にS3極を着磁させる部
分、軟鉄製電磁ヨーク18aと電磁コイル18bはマグネッ
トローラ3にS2極を着磁させる部分である。
【0035】そして、前記軟鉄製電磁ヨーク14aと電磁
コイル14bとはマグネットローラ3の前記供給領域Bに
対応する領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブロ
ーラ2の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるよう
に形成されるために設けられたものであり、このマグネ
ットローラ3の軸線に直交する方向の横断面形状におい
て、その先端、つまりマグネットローラ3の周面に対峙
する側、ほど尖鋭に形成されていて、前記N1極を着磁
させる際にこのN1極の前記の通りの分布になるように
磁力線を規制させるものである。
コイル14bとはマグネットローラ3の前記供給領域Bに
対応する領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブロ
ーラ2の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるよう
に形成されるために設けられたものであり、このマグネ
ットローラ3の軸線に直交する方向の横断面形状におい
て、その先端、つまりマグネットローラ3の周面に対峙
する側、ほど尖鋭に形成されていて、前記N1極を着磁
させる際にこのN1極の前記の通りの分布になるように
磁力線を規制させるものである。
【0036】この軟鉄製電磁ヨーク14aの形状は、前記
のように、マグネットローラ3の軸線に直交する方向の
横断面形状において、その先端、つまりマグネットロー
ラ3の周面に対峙する側、ほど尖鋭に形成する他に、全
体の幅を可及的に薄くしてこのマグネットローラ3の軸
線に直交する方向の横断面形状において、短冊型にする
ことによっても前記と同様の作用効果を奏することがで
きる。
のように、マグネットローラ3の軸線に直交する方向の
横断面形状において、その先端、つまりマグネットロー
ラ3の周面に対峙する側、ほど尖鋭に形成する他に、全
体の幅を可及的に薄くしてこのマグネットローラ3の軸
線に直交する方向の横断面形状において、短冊型にする
ことによっても前記と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0037】同図6中、19は各電磁ヨークの磁路を接続
させる磁路ヨーク、20はマグネットローラ3を支持する
樹脂製のスペーサである。
させる磁路ヨーク、20はマグネットローラ3を支持する
樹脂製のスペーサである。
【0038】以上のように製造されたマグネットローラ
3は、その後着磁装置13に収容され、その外周の各位置
に対応する磁極N1,N2,S1,S2,S3が着磁さ
れ、加えてマグネットローラ3の前記供給領域Bに対応
する領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ
2の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるようにも
形成される。着磁されたマグネットローラ3は、図7,
8に示されるように、例えばステンレス製の軸21が圧入
された後、スリーブローラ2の内部に収納されて固定さ
れる。
3は、その後着磁装置13に収容され、その外周の各位置
に対応する磁極N1,N2,S1,S2,S3が着磁さ
れ、加えてマグネットローラ3の前記供給領域Bに対応
する領域での磁束密度分布曲線Eが前記スリーブローラ
2の周方向に沿った方向で先端側が幅狭になるようにも
形成される。着磁されたマグネットローラ3は、図7,
8に示されるように、例えばステンレス製の軸21が圧入
された後、スリーブローラ2の内部に収納されて固定さ
れる。
【0039】尚、マグネットローラ3は、図例では固定
式のものを採用したが、必ずしもこの構造に限定される
ものではなく、回転式のものも採用できる。
式のものを採用したが、必ずしもこの構造に限定される
ものではなく、回転式のものも採用できる。
【0040】更に、前記磁極は5箇所に設けられ、且
つ、その配置もS1,N1,S2,S3,N2の順に配
された場合を示したが、この点も各種の異なった形態が
採用されることは言うまでもない。
つ、その配置もS1,N1,S2,S3,N2の順に配
された場合を示したが、この点も各種の異なった形態が
採用されることは言うまでもない。
【0041】また、実施例で説明した磁極や帯電の種別
は一例を示しているものであるに過ぎず、従って磁極や
帯電は全く逆となる場合もあることは言うまでもない。
は一例を示しているものであるに過ぎず、従って磁極や
帯電は全く逆となる場合もあることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マグネッ
トローラの感光体にトナーを供給する部位に対応する領
域での磁束密度分布曲線を前記スリーブローラの周方向
に沿った方向で先端側を幅狭にすることによって、感光
体の表面に吸着されるキャリアに回転力を与えることが
できるために、キャリアの側の負極(或いは正極)は感
光体側に面した局部的な部分にしか存在しないから、今
までの感光体側の正極(或いは負極)とこのキャリア側
の負極(或いは正極)とのバランスが一挙に崩れて、キ
ャリアは忽ちの内に剥離されてしまう。これによって、
所謂キャリア引きをうまく防止でき、画像不良を未然に
防止できる。
トローラの感光体にトナーを供給する部位に対応する領
域での磁束密度分布曲線を前記スリーブローラの周方向
に沿った方向で先端側を幅狭にすることによって、感光
体の表面に吸着されるキャリアに回転力を与えることが
できるために、キャリアの側の負極(或いは正極)は感
光体側に面した局部的な部分にしか存在しないから、今
までの感光体側の正極(或いは負極)とこのキャリア側
の負極(或いは正極)とのバランスが一挙に崩れて、キ
ャリアは忽ちの内に剥離されてしまう。これによって、
所謂キャリア引きをうまく防止でき、画像不良を未然に
防止できる。
【0043】また、このキャリアに回転力が付与されて
その向きが変えられることによって、キャリア表面のト
ナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは感
光体表面側により近く、容易に向けることができるもの
で、このことによって、感光体表面の非露光領域に付着
しているトナーをうまくこのキャリアのトナー非付着部
位に吸引させることができる。これによって、所謂かぶ
りを未然にうまく防止できる。
その向きが変えられることによって、キャリア表面のト
ナーの付着していない部位を感光体表面側に、或いは感
光体表面側により近く、容易に向けることができるもの
で、このことによって、感光体表面の非露光領域に付着
しているトナーをうまくこのキャリアのトナー非付着部
位に吸引させることができる。これによって、所謂かぶ
りを未然にうまく防止できる。
【0044】また、本発明による画像形成装置における
現像ローラの製造方法は、マグネットローラの前記感光
体に前記トナーを供給する部位に対応する領域での磁束
密度分布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方
向で先端側を幅狭にするために他の磁場発生手段を用い
て前記磁束密度分布を規制するものであるが、このマグ
ネットローラに必然的に採用されている着磁装置と同様
の着磁装置を採用したものであるから、例えば、他の機
械的な手段を用いてキャリア引きやかぶりの防止を行う
機器に較べて、マグネットローラに他の磁極の着磁を行
う際に一挙に、供給領域に対応する領域での磁束密度分
布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先
端側を幅狭とすることができ、高能率な製造を可能に
し、併せて高付加価値を備えるものである割りには製造
コストの低廉化も図れる上に、構造が簡素であり、装置
の大型化を招来しない利点がある。
現像ローラの製造方法は、マグネットローラの前記感光
体に前記トナーを供給する部位に対応する領域での磁束
密度分布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方
向で先端側を幅狭にするために他の磁場発生手段を用い
て前記磁束密度分布を規制するものであるが、このマグ
ネットローラに必然的に採用されている着磁装置と同様
の着磁装置を採用したものであるから、例えば、他の機
械的な手段を用いてキャリア引きやかぶりの防止を行う
機器に較べて、マグネットローラに他の磁極の着磁を行
う際に一挙に、供給領域に対応する領域での磁束密度分
布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方向で先
端側を幅狭とすることができ、高能率な製造を可能に
し、併せて高付加価値を備えるものである割りには製造
コストの低廉化も図れる上に、構造が簡素であり、装置
の大型化を招来しない利点がある。
【図1】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、現像ローラの磁束密度分布
を示す説明図である。
製造方法の一実施例を示し、現像ローラの磁束密度分布
を示す説明図である。
【図2】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、現像ローラの供給領域での
磁力線の流れの模式図である。
製造方法の一実施例を示し、現像ローラの供給領域での
磁力線の流れの模式図である。
【図3】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
【図4】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
【図5】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
製造方法の一実施例を示し、作用の説明図である。
【図6】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、現像ローラを製造するため
の着磁装置の断面図である。
製造方法の一実施例を示し、現像ローラを製造するため
の着磁装置の断面図である。
【図7】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、現像ローラを使用した現像
器の略示断面図である。
製造方法の一実施例を示し、現像ローラを使用した現像
器の略示断面図である。
【図8】本発明画像形成装置における現像ローラとその
製造方法の一実施例を示し、現像ローラ付近の部分拡大
断面図である。
製造方法の一実施例を示し、現像ローラ付近の部分拡大
断面図である。
【図9】従来の現像ローラの磁束密度分布を示す説明図
である。
である。
【図10】従来の現像ローラの供給領域での磁力線の流れ
の模式図である。
の模式図である。
1─感光体,2─スリーブローラ,3…マグネットロー
ラ,4─現像ローラ,13─着磁装置、14a─軟鉄製電磁
ヨーク,14b─電磁コイル,B─供給領域,D─キャリ
ア,E─磁束密度分布曲線,P─法線,R、R1、R2─法
線方向の磁気的引力,T1、T2─接線方向の磁気的引力,
RF1、RF2─合力。
ラ,4─現像ローラ,13─着磁装置、14a─軟鉄製電磁
ヨーク,14b─電磁コイル,B─供給領域,D─キャリ
ア,E─磁束密度分布曲線,P─法線,R、R1、R2─法
線方向の磁気的引力,T1、T2─接線方向の磁気的引力,
RF1、RF2─合力。
Claims (3)
- 【請求項1】 スリーブローラの内側にマグネットロー
ラを有し、トナーとキャリアとより成る現像剤を用い、
この現像剤の内のトナーを感光体に供給する画像形成装
置の現像ローラにおいて、前記マグネットローラの前記
感光体にトナーを供給する部位に対応する領域での磁束
密度分布曲線が前記スリーブローラの周方向に沿った方
向で先端側が幅狭になっていることを特徴とする画像形
成装置における現像ローラ。 - 【請求項2】 スリーブローラの内側にマグネットロー
ラを有し、トナーとキャリアとより成る現像剤を用い、
この現像剤の内のトナーを感光体に供給する画像形成装
置の現像ローラの製造方法において、複数の磁場発生手
段の磁束密度分布によって前記マグネットローラの定位
置にトナーを吸着させるための複数の磁極を形成する際
に、上記複数の磁極間の、前記マグネットローラの前記
感光体にトナーを供給する部位に対応する領域での磁束
密度分布曲線を前記スリーブローラの周方向に沿った方
向で先端側を幅狭にするために他の磁場発生手段を用い
て前記磁束密度分布を規制することを特徴とする画像形
成装置における現像ローラの製造方法。 - 【請求項3】 前記他の磁場発生手段は金属製の電磁ヨ
ークと電磁コイルとが採用され、この電磁ヨークが、マ
グネットローラの軸線と直交する方向に沿う断面形状に
おいて、その先端側ほど尖鋭の台形状に形成されるか、
全体が細幅の短冊型に形成されるかのいずれかである請
求項2記載の画像形成装置における現像ローラの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17003594A JPH0815988A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 画像形成装置における現像ローラとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17003594A JPH0815988A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 画像形成装置における現像ローラとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0815988A true JPH0815988A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15897407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17003594A Pending JPH0815988A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 画像形成装置における現像ローラとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815988A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7127199B2 (en) * | 2002-05-20 | 2006-10-24 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device and process cartridge with predetermined magnetic force for an image forming apparatus |
| US7352983B2 (en) | 2003-08-05 | 2008-04-01 | Ricoh Company, Ltd. | Development magnet roller, development device, process cartridge and image forming apparatus |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP17003594A patent/JPH0815988A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7127199B2 (en) * | 2002-05-20 | 2006-10-24 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device and process cartridge with predetermined magnetic force for an image forming apparatus |
| US7352983B2 (en) | 2003-08-05 | 2008-04-01 | Ricoh Company, Ltd. | Development magnet roller, development device, process cartridge and image forming apparatus |
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