JPH08159929A - 床遮音性能の測定方法及び測定装置 - Google Patents

床遮音性能の測定方法及び測定装置

Info

Publication number
JPH08159929A
JPH08159929A JP6329612A JP32961294A JPH08159929A JP H08159929 A JPH08159929 A JP H08159929A JP 6329612 A JP6329612 A JP 6329612A JP 32961294 A JP32961294 A JP 32961294A JP H08159929 A JPH08159929 A JP H08159929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
sound
octave
vibration
insulation performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6329612A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Asai
透 浅井
Yoshisada Fukutomi
善貞 福富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clion Co Ltd
Original Assignee
Onoda ALC Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onoda ALC Co Ltd filed Critical Onoda ALC Co Ltd
Priority to JP6329612A priority Critical patent/JPH08159929A/ja
Publication of JPH08159929A publication Critical patent/JPH08159929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】建築物の上階の音源室と下階の受音室との間に
構築した床の遮音性能を純粋かつ正確に評価できるよう
にする。また、床パネルの単体について測定するだけ
で、その床パネルで構築される床の遮音性能を推定でき
るようにする。 【構成】 建築物1の音源室2と受音室3との間に構築
された床4の遮音性能を測定するには、床4から離して
マイクロホン13をセットするとともに、床4に振動セ
ンサ15を取り付け、床衝撃音発生器11,12によっ
て床4に衝撃音を発生させる。マイクロホン13で検出
した床衝撃音をオクターブ分析するとともに、振動セン
サ15で検出した床振動をオクターブ分析し、床衝撃音
のオクターブ分析に基づいて床遮音性能を評価するとと
もに、両オクターブ分析の比較に基づいて、床衝撃音に
混入した梁6、周壁7等からの雑音成分を分析し、前記
床遮音性能の評価を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の床遮音性能の
測定方法及び同方法に使用する測定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物の床遮音性能はJISに
規定された方法で測定されている。すなわち、JIS
A1418には「建築物の現場における床衝撃音レベル
の測定方法」として、建築物の上階の音源室と下階の受
音室との間に床を構築し、受音室に床から離して複数の
マイクロホンをセットし、音源室に設置した床衝撃音発
生器によって床に衝撃音を発生させ、マイクロホンで検
出した床衝撃音をオクターブ分析する方法が規定されて
いる。また、JIS A1419には「建築物のしゃ音
等級」として、前記音のオクターブ分析に基づいて床遮
音性能を評価する方法が規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記JIS
A1418の測定方法では、床衝撃音発生器によって
床に衝撃音を発生させると、床以外の建築物各部(梁、
柱、壁等)にも衝撃音が伝達するため、マイクロホンに
は、純粋な床衝撃音だけでなく、梁、柱、壁等からの雑
音成分が混入し、同成分を無視できない場合がある。こ
のような場合、雑音成分が混入した床衝撃音をオクター
ブ分析しても、純粋な床衝撃音レベルは正確に得られ
ず、また、JIS A1419に従って評価しても、純
粋な床遮音性能を正確に評価したことにはならなかっ
た。つまり、仮に、純粋な床遮音性能が十分に高かった
としても、梁、柱、壁等からの雑音成分が大きいと、床
遮音性能が過小評価されてしまい、その床には無用かつ
過剰な改善が要求される事態となる。このようなとき
は、梁、柱、壁等の振動を抑えた方が得策なのである。
【0004】また、上記JIS A1418の測定方法
は、建築物の上階の音源室と下階の受音室との間に床を
構築してからでないと行えなかったので、新しい床パネ
ルを開発するときには、開発途中で床パネルを試作する
たびに、その試験のため、いちいち床を構築してから測
定を行う必要があり、開発にかなりの手間と時間と費用
とがかかっていた。
【0005】そこで、本発明の第一の目的は、建築物の
上階の音源室と下階の受音室との間に構築した床の遮音
性能を純粋かつ正確に評価できるようにすることにあ
る。また、本発明の第二の目的は、床パネルの単体につ
いて測定するだけで、その床パネルで構築される床の遮
音性能を推定できるようにし、床パネルの開発にかかる
手間と時間と費用とを削減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、建築物の上階の音源室と下階の
受音室との間に構築された床の遮音性能を測定する方法
において、受音室に床から離してマイクロホンをセット
するとともに、床に振動センサを取り付け、音源室に設
置した床衝撃音発生器によって床に衝撃音を発生させ、
マイクロホンで検出した床衝撃音をオクターブ分析する
とともに、振動センサで検出した床振動をオクターブ分
析し、床衝撃音のオクターブ分析に基づいて床遮音性能
を評価するとともに、床衝撃音のオクターブ分析と床振
動のオクターブ分析との比較に基づいて、床衝撃音に混
入した床以外の建築物各部からの雑音成分を分析し、前
記床遮音性能の評価を補正することを特徴としている。
【0007】また、請求項2の発明に係る床遮音性能の
測定方法は、床の構築に用いられる床パネルの単体を支
持部材によって支持し、床パネルに振動センサを取り付
け、床衝撃音発生器によって床パネルに衝撃音を発生さ
せ、振動センサで検出した床パネル振動をオクターブ分
析し、床パネル振動のオクターブ分析に基づいて床パネ
ルで構築される床遮音性能を推定することを特徴として
いる。
【0008】また、請求項3の発明に係る床遮音性能の
測定装置は、床に衝撃音を発生させる床衝撃音発生器
と、床から離してセットされるマイクロホンと、床に取
り付けられる振動センサと、マイクロホンで検出された
床衝撃音のアナログデータ及び振動センサで検出された
床振動のアナログデータをそれぞれ床衝撃音のデジタル
データ及び床振動のデジタルデータに変換して記録する
デジタルデータ記録器と、デジタルデータ記録器に記録
された床衝撃音のデジタルデータ及び床振動のデジタル
データをそれぞれ床衝撃音のオクターブデータ及び床振
動のオクターブデータに変換するオクターブ分析器と、
デジタルデータ記録器及びオクターブ分析器に対してそ
れぞれ制御命令を与えるとともに、オクターブ分析器で
変換された床衝撃音のオクターブデータと床振動のオク
ターブデータとを比較処理するマイクロコンピュータと
を備えている。
【0009】ここで、振動センサとしては、動電形ピッ
クアップ、圧電形ピックアップ、サーボ形ピックアップ
等を例示できる。オクターブ分析器としては、高速フー
リエ変換分析器、実時間バンドパス型周波数分析器等を
例示できる。
【0010】
【作用】請求項1の発明に係る床遮音性能の測定方法又
は請求項3の発明に係る床遮音性能の測定装置によれ
ば、床衝撃音発生器によって床に衝撃音を発生させた時
に、マイクロホンで検出した床衝撃音のオクターブ分析
に基づいて床遮音性能を評価するだけでなく、床に取り
付けた振動センサで床振動を検出し、その床振動のオク
ターブ分析と前記床衝撃音のオクターブ分析との比較に
基づいて、床衝撃音に混入した床以外の建築物各部から
の雑音成分を分析し、前記床遮音性能の評価を補正する
ので、純粋な床遮音性能を正確に評価できるようにな
る。
【0011】また、請求項2の発明に係る別の床遮音性
能の測定方法によれば、床パネルの単体について測定す
るだけで、その床パネルで構築される床の遮音性能を推
定できるようになる。
【0012】
【実施例】図1〜図5は、建築物1の上階の音源室2と
下階の受音室3との間に構築された床4の遮音性能を測
定するための、第一実施例の測定装置及び測定方法を示
している。本実施例で測定する床4は、複数枚の床パネ
ル5(例えば軽量気泡コンクリート床パネル)を梁6の
上に取り付けて構築されたものである。なお、7は周壁
を、8は受音室3の床をそれぞれ指している。
【0013】図1は測定装置10を示し、次の要素で構
成されている。床4の上面には、床4に衝撃音を発生さ
せる2種類の床衝撃音発生器、すなわちJIS A14
18に規定された重量床衝撃音発生器11と軽量床衝撃
音発生器12とが設置されている。重量床衝撃音発生器
11は、1個の重量衝撃源(等価質量7.3±0.4k
g)により床4を打撃するもので、バングマシンと呼ば
れている。軽量床衝撃音発生器12は、5個のハンマー
(有効質量500±12.5g)により床4を時間間隔
100±5msで打撃するもので、タッピングマシンと
呼ばれている。
【0014】受音室3の一様に分布する5個の測定点に
は、5本のマイクロホン13が、それぞれ周壁7から5
0cm以上離され、受音室3の床8から1.2〜1.5
m離され、上下室間の床4から残り高さ分(1.0〜
1.8m程度)離されて、上向きにセットされている。
各マイクロホン13は増幅器14に接続されている。
【0015】床4の下面の一様に分布する5個の測定点
には、振動センサ15としての5個の圧電形加速度ピッ
クアップが取り付けられている。各振動センサ15は、
その圧電形加速度ピックアップが発生する電荷に比例し
た電圧を出力する電荷増幅器16に接続されている。
【0016】増幅器14及び電荷増幅器16の出力に
は、マイクロホン13で検出した床衝撃音のアナログデ
ータ及び振動センサ15で検出した床振動のアナログデ
ータを、それぞれ床衝撃音のデジタルデータ及び床振動
のデジタルデータに変換して記録するデジタルデータ記
録器17としての多チャンネル形DAT(デジタル・オ
ーディオ・テープレコーダ)が接続されている。変換条
件は、サンプリング周波数48kHz/ビット数16ビ
ット、サンプリング周波数44.1kHz/ビット数1
6ビット、又は、サンプリング周波数32kHz/ビッ
ト数12ビットの三通りがあり、適宜切り替えることが
できる。
【0017】デジタルデータ記録器17の出力には、デ
ジタルデータ記録器17に記録された床衝撃音のデジタ
ルデータ及び床振動のデジタルデータを、それぞれ床衝
撃音のオクターブデータ及び床振動のオクターブデータ
に変換するオクターブ分析器18としての高速フーリエ
変換分析器が接続されている。
【0018】デジタルデータ記録器17及びオクターブ
分析器18の制御端子には、デジタルデータ記録器17
及びオクターブ分析器18に対してそれぞれ制御命令を
与えるマイクロコンピュータ19が、それぞれRS−2
32C及びGP−IB(周知の入出力インターフェイス
規格)によって接続されている。このマイクロコンピュ
ータ19には、市販のパーソナルコンピュータが使用さ
れている。また、マイクロコンピュータ19は、オクタ
ーブ分析器18で変換された床衝撃音のオクターブデー
タと床振動のオクターブデータとを比較処理し、その比
較に基づいて、床衝撃音に混入した床4以外の建築物各
部(梁6、周壁7等)からの雑音成分を分析し、床遮音
性能の評価を補正するように、プログラムに従って動作
する。
【0019】20はマイクロコンピュータ19のモニタ
出力に接続されたモニタディスプレイ、21は同じく印
刷出力に接続されたプリンタ、22は同じくRS−23
2Cによって接続されたプロッタである。
【0020】さて、本実施例の床遮音性能の測定方法
は、上記測定装置10を使用して、図2に示すような手
順で行われる。まず、音源室2に設置した重量床衝撃音
発生器11によって床4を打撃し、床4に衝撃音を発生
させる。
【0021】この打撃時に、マイクロホン13で検出さ
れた床4の衝撃音は、増幅器14によって所定レベルの
アナログデータに増幅され、デジタルデータ記録器17
によってデジタルデータに変換されて記録される。測定
点(5点)の平均の仕方はJIS A1418に従う
(以下同じ)。なお、前述したように、マイクロホン1
3には純粋な床衝撃音だけでなく、梁6、周壁7等から
の雑音成分が混入する。
【0022】この床衝撃音のデジタルデータは、オクタ
ーブ分析器18によって、中心周波数63Hz、125
Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、200
0Hz及び4000Hzの各1オクターブ帯域における
オクターブデータに高速フーリエ変換され、オクターブ
分析される。つまり、床衝撃音レベル/オクターブ帯域
中心周波数のスペクトラム曲線が作成され、オクターブ
分析器18に含まれるディスプレイ部18aに表示され
る。
【0023】マイクロコンピュータ19は、オクターブ
分析器18からの床衝撃音のデジタルデータを受け、そ
のスペクトラム曲線に、JIS A1419に規定され
た遮音等級L−65からL−40までの6段階の基準曲
線を重ね書きして、モニタディスプレイ20に表示する
とともに、プリンタ21又はプロッタ22によって印刷
出力する。図3はこのスペクトラム曲線の一例を示して
いる。そして、スペクトラム曲線が、全ての周波数帯域
において、ある基準曲線を下回るとき、その最小の基準
曲線の呼び方により遮音等級が表され、もって床遮音性
能が評価される。つまり、図3の例では、床遮音性能が
遮音等級L−55と評価される。但し、この評価は、前
述したように梁6、周壁7等からの雑音成分の混入を含
むものであるから、純粋な床遮音性能を正確に評価した
ものではない。
【0024】一方、前記打撃時に、振動センサ15で検
出された床4の振動は、電荷増幅器16によって所定レ
ベルのアナログデータに増幅され、さらにデジタルデー
タ記録器17によってデジタルデータに変換されて記録
される。なお、振動センサ15では、純粋な床振動だけ
が検出され、梁6、周壁7等からの雑音成分の混入は無
視し得る。
【0025】この床振動のデジタルデータも、オクター
ブ分析器18によって、例えば中心周波数31.5H
z、63Hz、125Hz、250Hz及び500Hz
の各1オクターブ帯域におけるオクターブデータに高速
フーリエ変換され、オクターブ分析される。つまり、床
振動速度レベル/オクターブ帯域中心周波数のスペクト
ラム曲線が作成され、オクターブ分析器18に含まれる
ディスプレイ部18aに表示される。
【0026】マイクロコンピュータ19は、オクターブ
分析器18からの床振動のデジタルデータを受け、その
スペクトラム曲線をモニタディスプレイ20に表示する
とともに、プリンタ21又はプロッタ22によって印刷
出力する。図4はこのスペクトラム曲線の一例を示して
いる。同図の床振動速度レベルは、10-8m/sを基準
とする対数である。このスペクトラム曲線は、純粋な床
振動の特性を示すものといえる。
【0027】そして、マイクロコンピュータ19は、こ
の床振動のオクターブ分析と前記の床衝撃音のオクター
ブ分析とを比較処理し、その比較に基づいて、床衝撃音
に混入した梁6、周壁7等からの雑音成分を分析し、前
記床遮音性能の評価を補正する。図5は、図3の床衝撃
音のスペクトラム曲線と、図4の床振動のスペクトラム
曲線との比較に基づいて補正した、純粋と考えられる床
衝撃音のスペクトラム曲線を示す。この例では、床遮音
性能の評価が遮音等級L−50と補正されたことにな
る。なお、この比較処理のために、マイクロコンピュー
タ19には、多数のサンプル試験に基づいて得られた、
床衝撃音のスペクトラム曲線と、床振動のスペクトラム
曲線と、補正後の床衝撃音のスペクトラム曲線との間の
関係を示す比較処理用(換算用)データが蓄積されてい
る。
【0028】続いて、軽量床衝撃音発生器12によって
床4を打撃し、床4に衝撃音を発生させ、上記と同様に
測定を行えばよい。
【0029】次に、図6〜図9は、床パネル5の単体に
ついて測定することにより、その床パネル5で構築され
る床の遮音性能を推定するための、第二実施例の測定装
置の一部及び測定方法を示している。
【0030】本実施例では、図6に示すように、床パネ
ル5の単体を支持フレーム23の上に支持し、床パネル
5の下面の一様に分布する5個の測定点に5個の振動セ
ンサ15を取り付ける。マイクロホンは使用してもしな
くてもよい。その他は第一実施例と同様の測定装置10
を使用するので、図1の大部分を援用する。
【0031】本実施例の床遮音性能の測定方法は、図7
に示すような手順で行われる。まず、重量床衝撃音発生
器(図示略)によって床パネル5を打撃し、床パネル5
に衝撃音を発生させる。
【0032】この打撃時に、振動センサ15で検出され
た床パネル5の振動は、電荷増幅器16によって所定レ
ベルのアナログデータに増幅され、さらにデジタルデー
タ記録器17によってデジタルデータに変換されて記録
される。
【0033】この床パネル振動のデジタルデータは、オ
クターブ分析器18によって、例えば中心周波数31.
5Hz、63Hz、125Hz、250Hz及び500
Hzの各1オクターブ帯域におけるオクターブデータに
高速フーリエ変換され、オクターブ分析される。つま
り、床パネル振動速度レベル/オクターブ帯域中心周波
数のスペクトラム曲線が作成され、オクターブ分析器1
8に含まれるディスプレイ部18aに表示される。
【0034】マイクロコンピュータ19は、オクターブ
分析器18からの床パネル振動のデジタルデータを受
け、そのスペクトラム曲線をモニタディスプレイ20に
表示するとともに、プリンタ21又はプロッタ22によ
って印刷出力する。図8はこのスペクトラム曲線の一例
を示している。
【0035】そして、マイクロコンピュータ19は、こ
の床パネル振動のオクターブ分析に基づいて、床パネル
5で構築される床の遮音性能を推定する。図9は、図8
の床パネル振動のスペクトラム曲線に基づいて推定した
床衝撃音のスペクトラム曲線を示す。この例では、床遮
音性能が遮音等級L−65と推定的に評価されたことに
なり、この推定結果に基づいて、床パネル5の更なる開
発・改良を進めることができる。なお、この推定のため
に、マイクロコンピュータ19には、多数のサンプル試
験に基づいて得られた、床パネル振動のスペクトラム曲
線と、第一実施例のようにして測定され評価・補正され
た床衝撃音のスペクトラム曲線との間の関係を示す推定
用(換算用)データが蓄積されている。
【0036】続いて、軽量床衝撃音発生器(図示略)に
よって床パネル5を打撃し、床パネル5に衝撃音を発生
させ、上記と同様に測定を行えばよい。
【0037】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない
範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)床パネルは如何なる材料で形成されたものでもよ
い。 (2)測定方法の各ステップ及び測定装置の各要素は、
JIS A1418及びA1419の規定に絶対的に拘
束されるわけではなく、同規格外のステップ及び要素を
採用して、より好ましい測定方法を開拓することもでき
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
係る床遮音性能の測定方法又は請求項3の発明に係る床
遮音性能の測定装置によれば、建築物の上階の音源室と
下階の受音室との間に構築した床の遮音性能を純粋かつ
正確に評価できる。
【0039】また、請求項2の発明に係る床遮音性能の
測定方法によれば、床パネルの単体について測定するだ
けで、その床パネルで構築される床の遮音性能を推定で
き、床パネルの開発にかかる手間と時間と費用とを削減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る床遮音性能の測定装
置のブロック図である。
【図2】同実施例の床遮音性能の測定方法を示すフロー
チャートである。
【図3】同方法で測定した床衝撃音のスペクトラム曲線
の一例を示すグラフである。
【図4】同方法で測定した床振動のスペクトラム曲線の
一例を示すグラフである。
【図5】同方法で補正した床衝撃音のスペクトラム曲線
を示すグラフである。
【図6】本発明の第二実施例に係る測定装置の一部を示
す斜視図である。
【図7】同実施例の測定方法を示すフローチャートであ
る。
【図8】同方法で測定した床パネル振動のスペクトラム
曲線の一例を示すグラフである。
【図9】同方法で推定した床衝撃音のスペクトラム曲線
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 建築物 2 音源室 3 受音室 4 床 5 床パネル 10 測定装置 11 重量床衝撃音発生器 12 軽量床衝撃音発生器 13 マイクロホン 15 振動センサ 17 デジタルデータ記録器 18 オクターブ分析器 19 マイクロコンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01H 17/00 Z G01M 7/08 G01N 29/20 G10K 11/16 15/00 G10K 15/00 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の上階の音源室と下階の受音室と
    の間に構築された床の遮音性能を測定する方法におい
    て、 前記受音室に前記床から離してマイクロホンをセットす
    るとともに、 前記床に振動センサを取り付け、 前記音源室に設置した床衝撃音発生器によって前記床に
    衝撃音を発生させ、 前記マイクロホンで検出した床衝撃音をオクターブ分析
    するとともに、 前記振動センサで検出した床振動をオクターブ分析し、 前記床衝撃音のオクターブ分析に基づいて床遮音性能を
    評価するとともに、 前記床衝撃音のオクターブ分析と床振動のオクターブ分
    析との比較に基づいて、前記床衝撃音に混入した床以外
    の建築物各部からの雑音成分を分析し、前記床遮音性能
    の評価を補正することを特徴とする床遮音性能の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 床の構築に用いられる床パネルの単体を
    支持部材によって支持し、 前記床パネルに振動センサを取り付け、 床衝撃音発生器によって前記床パネルに衝撃音を発生さ
    せ、 前記振動センサで検出した床パネル振動をオクターブ分
    析し、 前記床パネル振動のオクターブ分析に基づいて前記床パ
    ネルで構築される床遮音性能を推定することを特徴とす
    る床遮音性能の測定方法。
  3. 【請求項3】 床に衝撃音を発生させる床衝撃音発生器
    と、 前記床から離してセットされるマイクロホンと、 前記床に取り付けられる振動センサと、 前記マイクロホンで検出された床衝撃音のアナログデー
    タ及び前記振動センサで検出された床振動のアナログデ
    ータをそれぞれ床衝撃音のデジタルデータ及び床振動の
    デジタルデータに変換して記録するデジタルデータ記録
    器と、 前記デジタルデータ記録器に記録された床衝撃音のデジ
    タルデータ及び床振動のデジタルデータをそれぞれ床衝
    撃音のオクターブデータ及び床振動のオクターブデータ
    に変換するオクターブ分析器と、 前記デジタルデータ記録器及びオクターブ分析器に対し
    てそれぞれ制御命令を与えるとともに、前記オクターブ
    分析器で変換された床衝撃音のオクターブデータと床振
    動のオクターブデータとを比較処理するマイクロコンピ
    ュータとを備えた床遮音性能の測定装置。
JP6329612A 1994-12-02 1994-12-02 床遮音性能の測定方法及び測定装置 Pending JPH08159929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6329612A JPH08159929A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 床遮音性能の測定方法及び測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6329612A JPH08159929A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 床遮音性能の測定方法及び測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08159929A true JPH08159929A (ja) 1996-06-21

Family

ID=18223305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6329612A Pending JPH08159929A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 床遮音性能の測定方法及び測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08159929A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014027622A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定装置
JP2014150545A (ja) * 2014-03-12 2014-08-21 Kyocera Corp 測定装置
JP2016166839A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 日本電気株式会社 検出装置及び検出方法
JP2017003276A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 鹿島建設株式会社 音響性能推定方法、音響性能推定装置及び音響性能推定プログラム
US9618385B2 (en) 2012-05-18 2017-04-11 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
CN106855540A (zh) * 2016-11-17 2017-06-16 中国电力科学研究院 一种变电站主噪声设备隔声罩隔声量测试方法及系统
JP2019078532A (ja) * 2017-10-19 2019-05-23 凸版印刷株式会社 発光性化粧シート、機器操作システム
JP2019219323A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 大和ハウス工業株式会社 床振動評価方法及び床振動評価システム
CN113686957A (zh) * 2021-08-20 2021-11-23 成都市科创节能材料有限公司 一种隔音涂料检测方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9618385B2 (en) 2012-05-18 2017-04-11 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
US9866980B2 (en) 2012-05-18 2018-01-09 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
JP2014027622A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定装置
JP2014150545A (ja) * 2014-03-12 2014-08-21 Kyocera Corp 測定装置
JP2016166839A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 日本電気株式会社 検出装置及び検出方法
JP2017003276A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 鹿島建設株式会社 音響性能推定方法、音響性能推定装置及び音響性能推定プログラム
CN106855540A (zh) * 2016-11-17 2017-06-16 中国电力科学研究院 一种变电站主噪声设备隔声罩隔声量测试方法及系统
CN106855540B (zh) * 2016-11-17 2020-10-20 中国电力科学研究院 一种变电站主噪声设备隔声罩隔声量测试方法及系统
JP2019078532A (ja) * 2017-10-19 2019-05-23 凸版印刷株式会社 発光性化粧シート、機器操作システム
JP2019219323A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 大和ハウス工業株式会社 床振動評価方法及び床振動評価システム
CN113686957A (zh) * 2021-08-20 2021-11-23 成都市科创节能材料有限公司 一种隔音涂料检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020183942A1 (en) Modal analysis method and apparatus therefor
JPH08159929A (ja) 床遮音性能の測定方法及び測定装置
JP2001255241A (ja) 回転機の軸受診断装置
JP4915773B2 (ja) 伝達特性測定方法および装置
Bellini et al. Measurement of loudspeakers with a laser doppler vibrometer and the exponential sine sweep excitation technique
JPH09171008A (ja) 製品の検査方法
CN116847264A (zh) 扬声器谐振频率计算方法、装置及计算机存储介质
JP3145625B2 (ja) 配管系疲労評価装置
JPH07113721A (ja) 構造物の振動試験装置、振動試験方法、および、振動試験用治具
JP4551590B2 (ja) 建設機械の加振力推定方法、振動・騒音推定方法、装置、記録媒体、プログラム及び建設工事の騒音体感装置
KR20250149800A (ko) 하이브리드 시뮬레이션을 통한 음향 소음 모사를 동반하는 테스트 시스템
EP2058795B1 (en) Simulation apparatus and program
JP2004333199A (ja) 異音判定装置及び異音判定方法
JP7410459B2 (ja) 自動車車体の振動特性試験装置、方法及びプログラム
JP3503087B2 (ja) 音波による振動再現装置
JP3055788B2 (ja) 振動特性解析方法及び装置
CN115208468A (zh) 光缆路由点的确定方法、装置、系统及存储介质
US5610837A (en) System and method for nondestructive vibrational testing
JPH08210909A (ja) 電気機器の動作異音検出装置
JP7757363B2 (ja) 診断装置、診断方法及び診断プログラム
KR100482044B1 (ko) 소음 진동 측정장치
JP4062993B2 (ja) 音源判別装置及び音源判別方法
JPH04254734A (ja) 配管系の応力評価装置
JP2002318183A (ja) 疲労試験装置
JP2001147182A (ja) 床遮音性能の試験装置