JPH0816041B2 - 植物成長調整剤の保存方法 - Google Patents

植物成長調整剤の保存方法

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JPH0816041B2
JPH0816041B2 JP3157687A JP3157687A JPH0816041B2 JP H0816041 B2 JPH0816041 B2 JP H0816041B2 JP 3157687 A JP3157687 A JP 3157687A JP 3157687 A JP3157687 A JP 3157687A JP H0816041 B2 JPH0816041 B2 JP H0816041B2
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JP
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polyethylene
plant growth
container
growth regulator
oxygen
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JP3157687A
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弘 佐藤
敏 渡部
英男 五十嵐
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は植物成長調整剤の保存方法に関し、さらに詳
しくは、脱酸素剤を使用する液状の植物成長調整剤の保
存方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より農薬等は多量に使用される場合が多かった
が、近年土壌等の環境汚染が問題となってきており、そ
れに伴って薬剤の使用量も減少傾向となってきた。たと
えば除草剤の使用量は10アールあたり数グラムで効果を
有するものまで出現している。最近注目されている植物
成長調整剤も少量の散布で効果的な農薬である。この植
物成長調整剤を少量散布するためには希釈した液剤が用
いられ、その保存時にも壜等に希釈液が収容されるのが
常である。しかしながら、植物成長調整剤液の濃度が低
い場合にはこれに黴、細菌、酵母等の微生物が発育して
植物成長調整剤成分を変質させる等の問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は液状、特に低濃度の液状の植物成長調整剤を
容器に収納して保存するに際し、植物成長調整剤に微生
物が発生するようなこともなく、したがって植物成長調
整剤が変質することもなくこれを長期保存せしめること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記問題点に鑑み鋭意検討の結果通気性
を有する合成樹脂製の容器に収納した液状の植物成長調
整剤を脱酸素剤とともに実質的に非通気性の袋内に包装
することにより、包装袋内部の空間の酸素濃度のみなら
ず容器内部の空間の酸素濃度さらには容器に収納された
液状の植物成長調整剤中の溶存酸素濃度をも0.1%以下
とすることができることを見出し本発明を完成するにい
たった。
すなわち、本発明は通気性を有する合成樹脂製の単数
または複数の容器に液状の植物成長調整剤を収納し密封
したのち、該容器と脱酸素剤とを非通気性の包装材料か
らなる外袋に密封包装し、外袋内部の空間の酸素濃度、
容器内部の空間の酸素濃度および液状の植物成長調整剤
中の溶存酸素濃度を0.1%以下とするようにすることを
特徴とする液状の植物成長調整剤の保存方法を提供する
ものである。
本発明において保存対象となる植物成長調整剤は植物
の生育に影響を与える作用を有する組成物であり、植物
の花または茎葉に散布したり、土壌に散布処理して用い
られるものである。具体的にはたとえば葉面散布剤、液
体肥料、土壌処理剤、植物ホルモン剤、浸漬剤、植物用
栄養剤等が挙げられる。これらの薬剤はさらに詳しく
は、たとえば、窒素、燐酸、またはカリ等の微量肥料要
素、ジベレリン等の各種植物ホルモン、アミノ酸類、ビ
タミン類、コリンまたはコリン塩類等の一種または二種
以上を含有するものである。なお、コリン塩類として
は、たとえばコリンの塩酸塩、燐酸塩、ポリ燐酸塩、硫
酸塩、硝酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩等のコリン無機塩、コ
リンの酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、L−酒石酸塩等の
コリン有機酸塩等が挙げられる。上記した植物成長調整
剤のうち本発明で好ましく用いられるものはコリンまた
はその塩類であり、中でもコリン、コリン塩酸塩または
コリン燐酸塩が実用上特に好ましく、コリン塩酸塩が最
も好ましい。
本発明では植物成長調整剤は液状に希釈されて用いら
れるものであり、その濃度は特に限定されないが、実用
的には通常水で0.0001〜30重量%、好ましくは0.1〜10
重量%の濃度のものが保存に供される。
本発明において通気性を有する合成樹脂製の容器とは
たとえば通気性を有するが液体を通さない性質を有する
合成樹脂製の壜等であって、実用上0.1cc−mm/m224hr a
tm(100%RH)以上の、好ましくは2cc−mm/m224hr atm
(100%RH)以上の酸素透過度からなる材料が用いられ
る。具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート
等の材料からなるものが好ましく用いられる。容器の材
料は2層以上のいわゆる多層容器であってもよい。これ
らの合成樹脂の材料のうちポリエチレンが強度、通気性
等の点から考慮して特に好ましい。該容器の形状は液状
物が密封される構造であれば特に制限はなく、たとえば
通常のネジ蓋壜が用いられる。
本発明において液状の植物成長調整剤を収納する容器
は脱酸素剤とともに外袋に密封包装される。
上記容器は外袋に単数個のみならず複数個密封包装し
てもよい。
本発明において外袋は実質的に非通気性の材料からな
る袋であり、酸素透過量100cc/m224hrs atm以下、好ま
しくは30cc/m224hrs atm以下の包装材料で作られた袋が
用いられる。この外袋を形成するガスバリヤー性材料の
材質としては、たとえば、二層以上のプラスチックフィ
ルム、または紙とプラスチックフィルム、アルミニウム
箔とプラスチックフィルムを、さらには、アルミニウム
箔、紙、プラスチックフィルムを組み合わせた積層シー
トが用いられ、内側は低軟化点フィルムが積層されたも
のが用いられる。たとえば、ポリエチレンテレフタレー
ト/ポリエチレン、ナイロン/ポリエチレン、ポリ塩化
ビニリデンコートポリエチレンテレフタレート/ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロピレン/
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチ
レン/紙/ポリエチレン、ナイロン/ポリエチレン/紙
/ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデンコートポリエチレ
ンテレフタレート/ポリエチレン/紙/ポリエチレン、
ポリ塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエチレン/紙
/ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプ
ロピレン/ポリエチレン/紙/ポリエチレン、紙/ポリ
エチレン/ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレ
ン、紙/ポリエチレン/ナイロン/ポリエチレン、紙/
ポリエチレン/ポリ塩化ビニリデンコートポリエチレン
テレフタレート/ポリエチレン、紙/ポリエチレン/ポ
リ塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエチレン、紙/
ポリエチレン/ポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロ
ピレン/ポリエチレン、紙/ポリエチレン/ポリ塩化ビ
ニリデン/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート
/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレン、ナイ
ロン/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレン、
延伸ポリプロピレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/
ポリエチレン、アルミニウム箔/ポリエチレン/ポリエ
チレンテレフタレート/ポリエチレン、アルミニウム箔
/ポリエチレン/紙/ポリエチレン等を挙げることがで
き、さらに、ポリ塩化ビニリデンコートセロファン/ポ
リエチレン等のセロファン層を含むもの、ポリ塩化ビニ
リデンコートポリエチレンテレフタレート/アルミ蒸着
/ポリエチレン等のアルミ蒸着層を含むもの、延伸ポリ
プロピレン/エバール(商品名、(株)クラレ製)/ポ
リエチレン、OV(商品名)/ポリエチレン、ボブロン
(商品名)/ポリエチレン等のポリビニルアルコール系
のフィルム層を含むもの、バリアロン(商品名)/未延
伸ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデンコートポリエチ
レンテレフタレート/未延伸ポリプロピレン等の未延伸
ポリプロピレン層を含むものや2〜3層のナイロン共押
出フィルム等を挙げることができる。
本発明において、合成樹脂製の容器内の空間の酸素お
よび植物成長調整剤液中の溶存酸素を除去する効率を高
めるためには、外袋の酸素透過度が合成樹脂製の容器の
酸素透過度より小さくするように材料を選定することが
好ましい。
本発明において用いられる脱酸素剤は空気と接触して
酸素を吸収する組成物を通気性小袋や容器に収納したも
のであるが、たとえば亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、第一鉄
塩亜二チオン酸塩、ヒドロキノン、カテコール、レゾル
シン、ピロガロール、没食子酸、ロンガリット、アスコ
ルビン酸および/またはその塩、イソアスコルビン酸お
よび/またはその塩、ソルボース、グルコース、リグニ
ン、ジブチルヒドロキシトルエンまたはブチルヒドロキ
シアニソール等を主剤とする脱酸素剤、鉄粉等の金属粉
を主剤とする脱酸素剤等が用いられる。これらの中で鉄
粉を主剤とする脱酸素剤が特に好ましい。
本発明では脱酸素剤が収納される空間には水分が実質
的には存在しないため、特に自力反応型の脱酸素剤が好
ましく用いられる。なお、自力反応型の脱酸素剤とは被
保存物品の水分を利用することなくとも酸素吸収作用を
発揮するタイプの脱酸素剤であり、組成物中の水分含量
が高く設定されているものである。
本発明の保存方法を行うには、前記通気性の容器に液
状の植物成長調整剤を収納し密閉したのち、該容器と脱
酸素剤とを前記非通気性の包装材料からなる外袋に密封
包装して保存すればよい。
本発明において液状の植物成長調整剤の入った通気性
の容器をたとえば10個〜20個の複数個ポリエチレンフィ
ルム等のプラスチックフィルムでシュリンク包装したも
のを前記外袋に脱酸素剤とともに収納するのも好ましい
態様である。
また、本発明にかかる保存方法は特に複数個の容器に
収納した態様で中間流通の手段としても好適に用いられ
る。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 100mlのポリエチレン製の壜に塩化コリンの2%溶液
を入れて栓をし、鉄系脱酸素剤(酸素吸収能力50ml)と
ともにKPET(ポリ塩化ビニリデンコートポリエステル、
12μ)/CPP(未延伸ポリプロピレン、70μ)フィルム
(商品名=ドイパック)の袋に入れて開口部を熱シール
した。これを室温にて3年間保存したが微生物の発生も
なく薬効に何等変化はなかった。
比較例1 100mlのポリエチレン製の壜に塩化コリンの2%溶液
を入れて栓をし、そのまま室温にて保存したところ14日
後に黴の発生がみられた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、脱酸素剤の作用により、外袋を通し
て侵入する酸素を吸収除去しつつ外袋内部に存在する酸
素の濃度を0.1%以下とすることができるのみならず、
液状の植物成長調整剤を収納した容器内部の脱酸素が該
容器面を通して行われ、容器内の空間部の空気中の酸素
濃度および液状の植物成長調整剤中の溶存酸素濃度をも
0.1%以下とすることができる。したがって、本発明に
よれば液状の植物成長調整剤において微生物の発生およ
び酸化劣化を防ぐことができ、その品質を長期間にわた
って保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる液状の植物成長調整剤を保存す
る態様例(正面図、側面図および斜視図)を示す。 図において、 1……外袋 2……液状の植物成長調整剤を収納した容器 3……脱酸素剤 11……外袋のシール部 を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−146702(JP,A) 特開 昭57−144202(JP,A) 特開 昭57−146701(JP,A) 特開 昭57−149201(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通気性を有する合成樹脂製の単数または複
    数の容器に液状の植物成長調整剤を収納し密封したの
    ち、該容器と脱酸素剤とを非通気性の包装材料からなる
    外袋に密封包装し、外袋内部の空間の酸素濃度、容器内
    部の空間の酸素濃度および液状の植物成長調整剤中の溶
    存酸素濃度を0.1%以下とするようにすることを特徴と
    する液状の植物成長調整剤の保存方法。
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