JPH08160568A - 帯電防止用塗布組成物、これによる帯電防止層を持つプラスチックフィルム及び帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
帯電防止用塗布組成物、これによる帯電防止層を持つプラスチックフィルム及び帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料Info
- Publication number
- JPH08160568A JPH08160568A JP30227394A JP30227394A JPH08160568A JP H08160568 A JPH08160568 A JP H08160568A JP 30227394 A JP30227394 A JP 30227394A JP 30227394 A JP30227394 A JP 30227394A JP H08160568 A JPH08160568 A JP H08160568A
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- JP
- Japan
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- layer
- antistatic
- conductive polymer
- coating composition
- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 π電子系導電性ポリマーとアクセプター・ド
ーパントを含む水系帯電防止用塗布組成物の導電性を安
定化し、優れた帯電防止性能を有するプラスチックフィ
ルム及びハロゲン化銀写真感光材料を提供する。 【構成】 π電子系導電性ポリマーとアクセプター・ド
ーパントとを含みのカルシウムイオン濃度が500ppm以下
の水溶液または水分散液に帯電防止用塗布組成物、それ
により帯電防止されたプラスチックフィルム及びそのプ
ラスチックフィルムを用いたハロゲン化銀写真感光材
料。 【効果】 π電子系導電性ポリマーとアクセプター・ド
ーパントを含む水系帯電防止用塗布組成物中のカルシウ
ムイオン濃度を500ppm以下にすることによって、帯電防
止性能を安定かつ優れたものにする。
ーパントを含む水系帯電防止用塗布組成物の導電性を安
定化し、優れた帯電防止性能を有するプラスチックフィ
ルム及びハロゲン化銀写真感光材料を提供する。 【構成】 π電子系導電性ポリマーとアクセプター・ド
ーパントとを含みのカルシウムイオン濃度が500ppm以下
の水溶液または水分散液に帯電防止用塗布組成物、それ
により帯電防止されたプラスチックフィルム及びそのプ
ラスチックフィルムを用いたハロゲン化銀写真感光材
料。 【効果】 π電子系導電性ポリマーとアクセプター・ド
ーパントを含む水系帯電防止用塗布組成物中のカルシウ
ムイオン濃度を500ppm以下にすることによって、帯電防
止性能を安定かつ優れたものにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電防止用塗布組成物、
それが塗布されてなる帯電防止層を有するプラスチック
フィルム及びそのプラスチックフィルムを有する帯電防
止されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。詳しくは
π電子系導電性ポリマーによる帯電防止用塗布組成物、
それが塗布されてなる帯電防止層を有するプラスチック
フィルム及びそのプラスチックフィルムを有するハロゲ
ン化銀写真感光材料に関する。
それが塗布されてなる帯電防止層を有するプラスチック
フィルム及びそのプラスチックフィルムを有する帯電防
止されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。詳しくは
π電子系導電性ポリマーによる帯電防止用塗布組成物、
それが塗布されてなる帯電防止層を有するプラスチック
フィルム及びそのプラスチックフィルムを有するハロゲ
ン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラスチックフィルムは絶縁体で
あり、望まざる静電気の発生が色々な分野で問題になっ
ている。とりわけ絶縁性フィルム支持体を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料(以下、写真感光材料と記すことも
ある)では、製造工程、カメラ内などでの搬送中に帯電
による障害が起こり易く、また同種あるいは異質の物質
の表面との間の接触摩擦、剥離などにより発生し蓄積さ
れた静電気が放電して、写真感光材料を感光させ、現像
してみなければ検出できないやっかいな欠陥を生ずる。
すなわち写真感光材料はユーザの手に渡る前に破壊検査
をして出荷するわけにいかず、ユーザが撮影し、現像し
てその欠陥が発見されたのでは欠陥商品となってしま
う。そこでメーカーからは種々な帯電防止技術を開発
し、絶縁体であるプラスチック支持体の帯電防止加工方
法が数多く提案されている。このうち最も多く提案され
ている技術はイオン性のポリマーを用いるものである
が、イオン性ポリマーによる帯電防止加工は、帯電性能
が湿度に依存するという性質があり、冬等湿度の低い状
態で静電気が発生しやすいという欠点を有していた。こ
の欠点を解決する方法として近年金属酸化物粒子、π電
子系導電性ポリマー等電子伝導性物質による導電性帯電
防止技術が提案されている。
あり、望まざる静電気の発生が色々な分野で問題になっ
ている。とりわけ絶縁性フィルム支持体を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料(以下、写真感光材料と記すことも
ある)では、製造工程、カメラ内などでの搬送中に帯電
による障害が起こり易く、また同種あるいは異質の物質
の表面との間の接触摩擦、剥離などにより発生し蓄積さ
れた静電気が放電して、写真感光材料を感光させ、現像
してみなければ検出できないやっかいな欠陥を生ずる。
すなわち写真感光材料はユーザの手に渡る前に破壊検査
をして出荷するわけにいかず、ユーザが撮影し、現像し
てその欠陥が発見されたのでは欠陥商品となってしま
う。そこでメーカーからは種々な帯電防止技術を開発
し、絶縁体であるプラスチック支持体の帯電防止加工方
法が数多く提案されている。このうち最も多く提案され
ている技術はイオン性のポリマーを用いるものである
が、イオン性ポリマーによる帯電防止加工は、帯電性能
が湿度に依存するという性質があり、冬等湿度の低い状
態で静電気が発生しやすいという欠点を有していた。こ
の欠点を解決する方法として近年金属酸化物粒子、π電
子系導電性ポリマー等電子伝導性物質による導電性帯電
防止技術が提案されている。
【0003】ところで、写真感光材料に帯電防止技術を
応用する場合、いろいろな制約がある。例えば、写真感
光材料の感度、かぶり、粒状性、シャープネス、色バラ
ンス等に影響を及ぼさないこと、耐接着性に悪影響を与
えないこと、写真感光材料の処理液の疲労を早めないこ
と、処理後乾燥を遅らせないこと、搬送ローラーを汚染
しないこと、写真感光材料の各構成層間の接着強度を低
下させないこと等々の性能が要求される。
応用する場合、いろいろな制約がある。例えば、写真感
光材料の感度、かぶり、粒状性、シャープネス、色バラ
ンス等に影響を及ぼさないこと、耐接着性に悪影響を与
えないこと、写真感光材料の処理液の疲労を早めないこ
と、処理後乾燥を遅らせないこと、搬送ローラーを汚染
しないこと、写真感光材料の各構成層間の接着強度を低
下させないこと等々の性能が要求される。
【0004】π電子導電性ポリマーを用いた写真感光材
料は低湿時の帯電防止性能としては確かに優れたものを
有しているが、着色が強く、また他の写真感光材料とし
ての上記の如き性能についても不満足な状態であり、前
述の問題を解決するには至っていない。
料は低湿時の帯電防止性能としては確かに優れたものを
有しているが、着色が強く、また他の写真感光材料とし
ての上記の如き性能についても不満足な状態であり、前
述の問題を解決するには至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】π電子系導電性ポリマ
ーによる着色の問題はそのものの本質的なものであっ
て、これを解決することが重要な課題であり、その対策
としては帯電防止層の厚さを薄くすることによって改善
できることが知られているが、逆にこれによって帯電防
止性能が低下するという背反する課題があった。また帯
電防止層にバインダーを用いた場合、π電子系導電性ポ
リマーをバインダー中に高濃度に含有させなければ、帯
電防止性能が保てないという課題があり、それが他の写
真性能等にも影響するという問題があった。つまりバイ
ンダーを使用してもπ電子系導電性ポリマーを少なく使
用しても問題が起こらないという少量化の課題があっ
た。
ーによる着色の問題はそのものの本質的なものであっ
て、これを解決することが重要な課題であり、その対策
としては帯電防止層の厚さを薄くすることによって改善
できることが知られているが、逆にこれによって帯電防
止性能が低下するという背反する課題があった。また帯
電防止層にバインダーを用いた場合、π電子系導電性ポ
リマーをバインダー中に高濃度に含有させなければ、帯
電防止性能が保てないという課題があり、それが他の写
真性能等にも影響するという問題があった。つまりバイ
ンダーを使用してもπ電子系導電性ポリマーを少なく使
用しても問題が起こらないという少量化の課題があっ
た。
【0006】π電子導電性ポリマーはそのままでは良好
な導電性を示さないため、π電子導電性ポリマーにドー
パントでドーピングすることによって、優れた導電性を
発現させるのが一般的である。しかしながら、帯電防止
用塗布組成物としてπ電子系導電性ポリマーを調製し、
プラスチックフィルムに塗設し帯電性能を調べてみる
と、導電性レベルが変動し、安定な帯電防止層を得るこ
とが出来ないことがわかった。
な導電性を示さないため、π電子導電性ポリマーにドー
パントでドーピングすることによって、優れた導電性を
発現させるのが一般的である。しかしながら、帯電防止
用塗布組成物としてπ電子系導電性ポリマーを調製し、
プラスチックフィルムに塗設し帯電性能を調べてみる
と、導電性レベルが変動し、安定な帯電防止層を得るこ
とが出来ないことがわかった。
【0007】本発明の目的は、第1にπ電子系導電性ポ
リマーを用い導電性が安定な水系の帯電防止用塗布組成
物を、また、着色の少ない帯電防止用塗布組成物を提供
することであり、第2の目的は安定化したπ電子系導電
性ポリマーを用いた帯電防止用塗布組成物をプラスチッ
クフィルムに塗設し優れた帯電性能を有するプラスチッ
クフィルムを提供することにあり、第3の目的は安定化
したπ電子系導電性ポリマーを用いた優れた帯電性能を
有する写真感光材料を提供することにある。
リマーを用い導電性が安定な水系の帯電防止用塗布組成
物を、また、着色の少ない帯電防止用塗布組成物を提供
することであり、第2の目的は安定化したπ電子系導電
性ポリマーを用いた帯電防止用塗布組成物をプラスチッ
クフィルムに塗設し優れた帯電性能を有するプラスチッ
クフィルムを提供することにあり、第3の目的は安定化
したπ電子系導電性ポリマーを用いた優れた帯電性能を
有する写真感光材料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、π電子系
導電性ポリマー及びアクセプター・ドーパント(以下単
にドーパントと略す)を含有する水分散液または水溶液
のカルシウムイオン濃度を500ppm以下にすることによっ
て導電性の優れたまた安定な帯電防止用塗布組成物が得
られ、これによって課題解決を達成したのである。そし
てこの帯電防止用塗布組成物をプラスチックフィルムに
塗設することにより導電性に優れまた安定な帯電防止プ
ラスチックフィルムを、またそのプラスチックフィルム
の少なくとも1面にハロゲン化銀乳剤感光層を設けるこ
とによって安定で優れた帯電性能を持つ写真感光材料を
得ることが出来た。
導電性ポリマー及びアクセプター・ドーパント(以下単
にドーパントと略す)を含有する水分散液または水溶液
のカルシウムイオン濃度を500ppm以下にすることによっ
て導電性の優れたまた安定な帯電防止用塗布組成物が得
られ、これによって課題解決を達成したのである。そし
てこの帯電防止用塗布組成物をプラスチックフィルムに
塗設することにより導電性に優れまた安定な帯電防止プ
ラスチックフィルムを、またそのプラスチックフィルム
の少なくとも1面にハロゲン化銀乳剤感光層を設けるこ
とによって安定で優れた帯電性能を持つ写真感光材料を
得ることが出来た。
【0009】本発明者らは、π電子系導電性ポリマーを
含有する水分散液あるいは水溶液をプラスチックフィル
ムに塗布後に帯電性能を評価した結果、非常にばらつき
が多かったため、その原因を調べたところ、π電子系導
電性ポリマーへのドーパントの寄与の度合いが異なって
いることがわかった。π電子系導電性ポリマーの導電率
とドーパント濃度との関係は下記のごとく知られている
(緒方直哉編、“導電性高分子”12頁、講談社、199
0)。
含有する水分散液あるいは水溶液をプラスチックフィル
ムに塗布後に帯電性能を評価した結果、非常にばらつき
が多かったため、その原因を調べたところ、π電子系導
電性ポリマーへのドーパントの寄与の度合いが異なって
いることがわかった。π電子系導電性ポリマーの導電率
とドーパント濃度との関係は下記のごとく知られている
(緒方直哉編、“導電性高分子”12頁、講談社、199
0)。
【0010】σ=10×yπ 3 ここで、σは導電率(Scm-1)、yπはπ電子当たりの
ドーパントイオン濃度である。またSはジーメンスでオ
ームの逆数Ω-1である。
ドーパントイオン濃度である。またSはジーメンスでオ
ームの逆数Ω-1である。
【0011】しかし、水分散液系あるいは水溶液系にお
いてはこのような関係は明確でない場合があり、π電子
系導電性ポリマーを水に分散または溶解させて、ドーパ
ントでドーピングして塗布組成物をつくり、プラスチッ
クフィルムに塗布して、その導電性を測定すると、導電
性レベルが変動していることがわかり、他の因子にかな
り導電性レベルが依存していることがわかってきて。そ
の因子としては水中の金属イオン濃度が主たるものであ
って、金属イオンの中でもカルシウムイオン濃度の影響
を大きく受けることがわかった。カルシウムイオンがど
のようにπ電子系に対するドーパントイオンの好都合な
配置(均一化)を阻害するのかその理由は明らかではな
いが、カルシウムイオンがドーパントイオンに作用し
て、π電子系ポリマーへのドーパントイオンの寄与を減
少させるためではないかと推定される。本発明の帯電防
止用塗布組成物の水分散液又は水溶液のカルシウムイオ
ン濃度を500ppm以下に少なくすることによって、導電性
レベルを安定させることが出来、また導電性を高めるこ
とも出来たばかりでなく、塗設層が薄くとも導電性が良
好なため薄膜化が出来るようになり、その結果π電子系
導電性ポリマー特有の着色を減少させることが出来るの
で、ハロゲン化銀写真感光材料の感度を低減させること
もなく、またカラー写真における色バランスも良好にす
ることが出来るようになった。また該帯電防止層のバイ
ンダーにゼラチンの如き水溶性バインダーを用いた場合
にはカラー写真の現像等処理後の乾燥性も早くなり処理
時間の短縮が期待できるようになった。
いてはこのような関係は明確でない場合があり、π電子
系導電性ポリマーを水に分散または溶解させて、ドーパ
ントでドーピングして塗布組成物をつくり、プラスチッ
クフィルムに塗布して、その導電性を測定すると、導電
性レベルが変動していることがわかり、他の因子にかな
り導電性レベルが依存していることがわかってきて。そ
の因子としては水中の金属イオン濃度が主たるものであ
って、金属イオンの中でもカルシウムイオン濃度の影響
を大きく受けることがわかった。カルシウムイオンがど
のようにπ電子系に対するドーパントイオンの好都合な
配置(均一化)を阻害するのかその理由は明らかではな
いが、カルシウムイオンがドーパントイオンに作用し
て、π電子系ポリマーへのドーパントイオンの寄与を減
少させるためではないかと推定される。本発明の帯電防
止用塗布組成物の水分散液又は水溶液のカルシウムイオ
ン濃度を500ppm以下に少なくすることによって、導電性
レベルを安定させることが出来、また導電性を高めるこ
とも出来たばかりでなく、塗設層が薄くとも導電性が良
好なため薄膜化が出来るようになり、その結果π電子系
導電性ポリマー特有の着色を減少させることが出来るの
で、ハロゲン化銀写真感光材料の感度を低減させること
もなく、またカラー写真における色バランスも良好にす
ることが出来るようになった。また該帯電防止層のバイ
ンダーにゼラチンの如き水溶性バインダーを用いた場合
にはカラー写真の現像等処理後の乾燥性も早くなり処理
時間の短縮が期待できるようになった。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明のπ電子系導電性ポリマーとは、炭
素原子と炭素原子もしくはヘテロ原子とを結合する二重
結合または三重結合が単結合と交互に長く連なった共役
系を分子骨格とした共役系ポリマーである。これら共役
系ポリマーとしては、1)脂肪族共役系:ポリアセチレ
ンの如き炭素−炭素の共役系で交互に長く連なっている
ポリマー、2)芳香族共役系:ポリ(パラフェニレン)
の如き芳香族炭化水素が長く結合する共役が発達したポ
リマー、3)複素環式共役系:ポリピロール、ポリチオ
フェンの如き複素環式化合物が結合して共役系が発達し
たポリマー、4)含ヘテロ原子共役系:ポリアニリンの
如き脂肪族または芳香族の共役系をヘテロ原子で結合し
たポリマー、5)混合型共役系:ポリ(フェニレンビニ
レン)の如き上記共役系の構成単位が交互に結合した構
造を持つ共役系ポリマー、6)複鎖型共役系:分子中に
複数の共役鎖を持つ共役系で、芳香族共役系に近い構造
を有しているポリマー、7)金属フタロシアニン系:金
属フタロシアニン類またはこれらの分子間をヘテロ原子
や共役系で結合したポリマー、8)導電性複合体:上記
共役系ポリマー鎖を飽和ポリマーにグラフト共重合した
ポリマー及び飽和ポリマー中で上記共役系ポリマーを重
合することで得られる複合体等が挙げられるが、上記共
役系ポリマーがπ電子系導電性ポリマーとして本発明に
適用できる。
素原子と炭素原子もしくはヘテロ原子とを結合する二重
結合または三重結合が単結合と交互に長く連なった共役
系を分子骨格とした共役系ポリマーである。これら共役
系ポリマーとしては、1)脂肪族共役系:ポリアセチレ
ンの如き炭素−炭素の共役系で交互に長く連なっている
ポリマー、2)芳香族共役系:ポリ(パラフェニレン)
の如き芳香族炭化水素が長く結合する共役が発達したポ
リマー、3)複素環式共役系:ポリピロール、ポリチオ
フェンの如き複素環式化合物が結合して共役系が発達し
たポリマー、4)含ヘテロ原子共役系:ポリアニリンの
如き脂肪族または芳香族の共役系をヘテロ原子で結合し
たポリマー、5)混合型共役系:ポリ(フェニレンビニ
レン)の如き上記共役系の構成単位が交互に結合した構
造を持つ共役系ポリマー、6)複鎖型共役系:分子中に
複数の共役鎖を持つ共役系で、芳香族共役系に近い構造
を有しているポリマー、7)金属フタロシアニン系:金
属フタロシアニン類またはこれらの分子間をヘテロ原子
や共役系で結合したポリマー、8)導電性複合体:上記
共役系ポリマー鎖を飽和ポリマーにグラフト共重合した
ポリマー及び飽和ポリマー中で上記共役系ポリマーを重
合することで得られる複合体等が挙げられるが、上記共
役系ポリマーがπ電子系導電性ポリマーとして本発明に
適用できる。
【0014】上記のπ電子系導電性ポリマーをポリマー
群として下記に示すと、1)としては、ポリアセチレ
ン、ポリ(1,6-ヘプタジエン)等、2)としては、ポリパ
ラフェニレン、ポリナフタレン、ポリアントラセン等、
3)としては、ポリピロールとその誘導体、ポリフラン
とその誘導体、ポリチオフェンとその誘導体、ポリイソ
チオナフテンとその誘導体、ポリセレノフェンとその誘
導体等、4)としては、ポリアニリンとその誘導体等、
ポリ(パラフェニレンスルフィド)とその誘導体、ポリ
(パラフェニレンオキシド)とその誘導体、ポリ(パラフ
ェニレンセレニド)とその誘導体、また脂肪族系ではポ
リ(ビニレンスルフィド)、ポリ(ビニレンオキシド)、ポ
リ(ビニレンセレニド)等、5)としては、ポリ(パラフ
ェニレンビニレン)とその誘導体、ポリ(ピロールビニレ
ン)とその誘導体、ポリ(チオフェンビニレン)とその誘
導体、ポリ(フランビニレン)とその誘導体、ポリ(2,2′
-チエニルピロール)とその誘導体等、6)としては、ポ
リペリナフタレン、7)としては金属フタロシアニン、
及び8)としては、3)のポリチオフェン(誘導体を含
む)、ポリピロール(誘導体を含む)、4)のポリアニ
リン(誘導体を含む)等を、また、5)のポリ(パラフ
ェニレンビニレン)(その誘導体を含む)、ポリ(チオフ
ェンビニレン)(その誘導体を含む)等を接続基を介し
て側鎖に持つポリマーのπ電子導電性ポリマー複合体等
を挙げることができる。
群として下記に示すと、1)としては、ポリアセチレ
ン、ポリ(1,6-ヘプタジエン)等、2)としては、ポリパ
ラフェニレン、ポリナフタレン、ポリアントラセン等、
3)としては、ポリピロールとその誘導体、ポリフラン
とその誘導体、ポリチオフェンとその誘導体、ポリイソ
チオナフテンとその誘導体、ポリセレノフェンとその誘
導体等、4)としては、ポリアニリンとその誘導体等、
ポリ(パラフェニレンスルフィド)とその誘導体、ポリ
(パラフェニレンオキシド)とその誘導体、ポリ(パラフ
ェニレンセレニド)とその誘導体、また脂肪族系ではポ
リ(ビニレンスルフィド)、ポリ(ビニレンオキシド)、ポ
リ(ビニレンセレニド)等、5)としては、ポリ(パラフ
ェニレンビニレン)とその誘導体、ポリ(ピロールビニレ
ン)とその誘導体、ポリ(チオフェンビニレン)とその誘
導体、ポリ(フランビニレン)とその誘導体、ポリ(2,2′
-チエニルピロール)とその誘導体等、6)としては、ポ
リペリナフタレン、7)としては金属フタロシアニン、
及び8)としては、3)のポリチオフェン(誘導体を含
む)、ポリピロール(誘導体を含む)、4)のポリアニ
リン(誘導体を含む)等を、また、5)のポリ(パラフ
ェニレンビニレン)(その誘導体を含む)、ポリ(チオフ
ェンビニレン)(その誘導体を含む)等を接続基を介し
て側鎖に持つポリマーのπ電子導電性ポリマー複合体等
を挙げることができる。
【0015】上記のうち、3)の複素環式共役系、4)
の含ヘテロ原子共役系、5)混合型共役系、6)の導電
性複合体系、及び8)の導電性複合体は高い導電性を得
易く、本発明の電子系導電性ポリマーとして好ましい。
の含ヘテロ原子共役系、5)混合型共役系、6)の導電
性複合体系、及び8)の導電性複合体は高い導電性を得
易く、本発明の電子系導電性ポリマーとして好ましい。
【0016】更に、これらのうち下記一般式ASP
(I)、ASP(II)、ASP(III)、ASP(IV)及びASP
(V)で示される繰り返し単位を持つポリマーが本発明
において特に好ましい。
(I)、ASP(II)、ASP(III)、ASP(IV)及びASP
(V)で示される繰り返し単位を持つポリマーが本発明
において特に好ましい。
【0017】一般式ASP(I)
【0018】
【化1】
【0019】一般式ASP(II)
【0020】
【化2】
【0021】一般式ASP(III)
【0022】
【化3】
【0023】一般式ASP(IV)
【0024】
【化4】
【0025】一般式ASP(V)
【0026】
【化5】
【0027】ここで式中、Xは>N−RX、−S−、−O
−、−Se−を表し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R
7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、
R16、R17及びR18はそれぞれ水素原子、ハロゲン原
子、ヒドロキシ基、炭素数1〜12のアルキル基、アリル
基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシル
基、スルホ基またはその塩、アルキルスルホ基またはそ
の塩、カルボキシル基またはその塩、アルキルカルボキ
シル基またはその塩、スルホアミド基を表す。RXはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、アルキル
オキシ基、アリル基、アリール基、アラルキル基、アシ
ル基、アルキルスルホ基またはその塩、アルキルカルボ
キシル基またはその塩、アルキルスルホアミド基を表
し、特に水素原子が好ましい。またR1、R2、R3、
R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R
13、R14、R15、R16、R17、R18及びRXは同じであ
っても異なっていてもよい。また、R1とR2、R3と
R4、R5とR6、R7とR8、R9とR10、R11とR12、R
13とR14、R15とR16及びR17とR18はそれぞれ結合し
て環を形成してもよい。
−、−Se−を表し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R
7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、
R16、R17及びR18はそれぞれ水素原子、ハロゲン原
子、ヒドロキシ基、炭素数1〜12のアルキル基、アリル
基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシル
基、スルホ基またはその塩、アルキルスルホ基またはそ
の塩、カルボキシル基またはその塩、アルキルカルボキ
シル基またはその塩、スルホアミド基を表す。RXはそ
れぞれ水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、アルキル
オキシ基、アリル基、アリール基、アラルキル基、アシ
ル基、アルキルスルホ基またはその塩、アルキルカルボ
キシル基またはその塩、アルキルスルホアミド基を表
し、特に水素原子が好ましい。またR1、R2、R3、
R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R
13、R14、R15、R16、R17、R18及びRXは同じであ
っても異なっていてもよい。また、R1とR2、R3と
R4、R5とR6、R7とR8、R9とR10、R11とR12、R
13とR14、R15とR16及びR17とR18はそれぞれ結合し
て環を形成してもよい。
【0028】これらR1、R2、R3、R4、R5、R6、R
7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、
R16、R17とR18及びRXはそれぞれ置換基を有しても
よく、置換基としては、アルキル基、アリル基、アリー
ル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ア
ミド基、ニトロ基、シアノ基、アシル基、スルホ基また
はその塩、カルボキシル基またはその塩、アルキルスル
ホ基またはその塩、アルキルカルボキシル基またはその
塩から選ばれる少なくとも一つの基である。
7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、
R16、R17とR18及びRXはそれぞれ置換基を有しても
よく、置換基としては、アルキル基、アリル基、アリー
ル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ア
ミド基、ニトロ基、シアノ基、アシル基、スルホ基また
はその塩、カルボキシル基またはその塩、アルキルスル
ホ基またはその塩、アルキルカルボキシル基またはその
塩から選ばれる少なくとも一つの基である。
【0029】また、R1またはR2、R3またはR4、R5
またはR6、R7またはR8、R9またはR10、R11または
R12、R13またはR14、R15またはR16、及びR17また
はR18は、一般式ASP(V)で示される如く、それぞれ
そのいずれかの一方が他の鎖状ポリマー主鎖P1とπ電
子系導電性ポリマーAとを結ぶ2価の連結基Lと結合し
ていてもよい。
またはR6、R7またはR8、R9またはR10、R11または
R12、R13またはR14、R15またはR16、及びR17また
はR18は、一般式ASP(V)で示される如く、それぞれ
そのいずれかの一方が他の鎖状ポリマー主鎖P1とπ電
子系導電性ポリマーAとを結ぶ2価の連結基Lと結合し
ていてもよい。
【0030】ここで一般式ASP(V)のP1とP2は他の
鎖状ポリマー主鎖を形成するモノマー単位を表し、P1
はポリマー主鎖を形成し、側鎖として連結基Lの一部を
形成できるモノマー単位であり、P2はP1と共にポリマ
ー主鎖を形成するモノマー単位を表し、Lはポリマー主
鎖とπ電子系導電性ポリマーとを連結できる2価の連結
基であり、Aは一般式ASP(I),ASP(II)、ASP(II
I)及びASP(IV)で示されるπ電子系導電性ポリマーの
モノマー単位を表し、上記主鎖と連結基Lで結合されて
いる。
鎖状ポリマー主鎖を形成するモノマー単位を表し、P1
はポリマー主鎖を形成し、側鎖として連結基Lの一部を
形成できるモノマー単位であり、P2はP1と共にポリマ
ー主鎖を形成するモノマー単位を表し、Lはポリマー主
鎖とπ電子系導電性ポリマーとを連結できる2価の連結
基であり、Aは一般式ASP(I),ASP(II)、ASP(II
I)及びASP(IV)で示されるπ電子系導電性ポリマーの
モノマー単位を表し、上記主鎖と連結基Lで結合されて
いる。
【0031】上記P1及びP2の鎖状ポリマーとしては、
任意のものでもよく、例えば、ビニルポリマー、ポリエ
ーテル、ポリスルホンアミド、ポリペプチド、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリ尿素、ポリウレタンなどが挙げ
られるが、ビニルポリマーが鎖状ポリマーとして好まし
い。
任意のものでもよく、例えば、ビニルポリマー、ポリエ
ーテル、ポリスルホンアミド、ポリペプチド、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリ尿素、ポリウレタンなどが挙げ
られるが、ビニルポリマーが鎖状ポリマーとして好まし
い。
【0032】上記ビニルポリマーを形成する基本モノマ
ーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、これらのアク
リル酸類から誘導されるエステルもしくはアミド(例え
ば、アクリルアミド、メタクリルアミド、n-ブチルアク
リルアミド、t-ブチルアクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド、n-ブチルメタクリルアミド、t-ブチルメタ
クリルアミド、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、n-ブチルアクリレート、t-ブチルアクリレート、is
o-ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレー
ト、n-オクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-ブチ
ルメタクリレート、t-ブチルメタクリレート、iso-ブチ
ルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、
n-オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、
2-ヒドロキシエチルアクリレート及び2-ヒドロキシエチ
ルメタクリレート等)、ビニルエステル(例えば、ビニ
ルアセテート、ビニルプロピオネート及びビニルラウリ
レート等)、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
芳香族ビニル化合物(例えば、スチレン、及びその誘導
体、例えば、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ビニ
ルアセトフェノン及びスルホスチレン)、イタコン酸、
シトラコン酸、クロトン酸、ビニリデンクロライド、ビ
ニルアルキルエーテル(例えば、ビニルエチルエーテ
ル)、マレイン酸エステル、N-ビニル-2-ピロリドン、N
-ビニルピリジン及び2-及び4-ビニルピリジン等があげ
られるが、これらに限定されるものではない。
ーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、これらのアク
リル酸類から誘導されるエステルもしくはアミド(例え
ば、アクリルアミド、メタクリルアミド、n-ブチルアク
リルアミド、t-ブチルアクリルアミド、ジアセトンアク
リルアミド、n-ブチルメタクリルアミド、t-ブチルメタ
クリルアミド、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、n-ブチルアクリレート、t-ブチルアクリレート、is
o-ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレー
ト、n-オクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-ブチ
ルメタクリレート、t-ブチルメタクリレート、iso-ブチ
ルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、
n-オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、
2-ヒドロキシエチルアクリレート及び2-ヒドロキシエチ
ルメタクリレート等)、ビニルエステル(例えば、ビニ
ルアセテート、ビニルプロピオネート及びビニルラウリ
レート等)、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
芳香族ビニル化合物(例えば、スチレン、及びその誘導
体、例えば、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ビニ
ルアセトフェノン及びスルホスチレン)、イタコン酸、
シトラコン酸、クロトン酸、ビニリデンクロライド、ビ
ニルアルキルエーテル(例えば、ビニルエチルエーテ
ル)、マレイン酸エステル、N-ビニル-2-ピロリドン、N
-ビニルピリジン及び2-及び4-ビニルピリジン等があげ
られるが、これらに限定されるものではない。
【0033】P1とA共に連結基Lを形成する連結基の
例として下記に示すが、これらに限定されるものではな
い。
例として下記に示すが、これらに限定されるものではな
い。
【0034】
【化6】
【0035】なお、一般式ASP(I)には前記3)、
5)及び8)が、一般式ASP(II)には前記4)と8)
が、一般式ASP(III)には前記4)と8)が、一般式AS
P(IV)には前記5)と8)が、また一般式ASP(V)に
は前記3)、4)、5)と8)がそれぞれ含まれてい
る。
5)及び8)が、一般式ASP(II)には前記4)と8)
が、一般式ASP(III)には前記4)と8)が、一般式AS
P(IV)には前記5)と8)が、また一般式ASP(V)に
は前記3)、4)、5)と8)がそれぞれ含まれてい
る。
【0036】本発明の帯電防止用塗布組成物中のπ電子
系導電性ポリマーの含量は、帯電防止層として塗設した
場合導電性を高めるためには、該組成物中0.5〜50重量
%が好ましく、特に1〜20重量%が好ましい。
系導電性ポリマーの含量は、帯電防止層として塗設した
場合導電性を高めるためには、該組成物中0.5〜50重量
%が好ましく、特に1〜20重量%が好ましい。
【0037】本発明におけるπ電子系導電性ポリマーの
平均繰り返し単位の数は、3〜100,000のものが適して
おり、好ましくは5〜10,000、更に好ましく10〜3,000
である。
平均繰り返し単位の数は、3〜100,000のものが適して
おり、好ましくは5〜10,000、更に好ましく10〜3,000
である。
【0038】本発明のπ電子系導電性ポリマーを側鎖に
繰り返し単位として有する複合体ポリマーの場合には、
該複合ポリマーの主鎖(P1+P2)のうちで、π電子系
導電性ポリマーを有しない単なる主鎖ポリマー(P2)
のモル比率P2/(P1+P2)は任意であってよいが、
好ましくは20〜95モル%である。
繰り返し単位として有する複合体ポリマーの場合には、
該複合ポリマーの主鎖(P1+P2)のうちで、π電子系
導電性ポリマーを有しない単なる主鎖ポリマー(P2)
のモル比率P2/(P1+P2)は任意であってよいが、
好ましくは20〜95モル%である。
【0039】本発明のπ電子系導電性ポリマーは常法に
より重合することができる。その合成法は、モノマーの
重合により直接共役系骨格をもったポリマーを合成する
直接合成方法と、モノマーの重合により可溶性の先駆ポ
リマーを合成し、これを脱離反応や付加反応等により共
役系を形成する間接合成法とに大別できるが、間接合成
法は共役系が長いものが出来にくく、主に直接合成法が
用いられる。
より重合することができる。その合成法は、モノマーの
重合により直接共役系骨格をもったポリマーを合成する
直接合成方法と、モノマーの重合により可溶性の先駆ポ
リマーを合成し、これを脱離反応や付加反応等により共
役系を形成する間接合成法とに大別できるが、間接合成
法は共役系が長いものが出来にくく、主に直接合成法が
用いられる。
【0040】直接合成法では付加重合、開環重合、環化
重合等の連鎖重合法や重縮合のような逐次重合法が利用
できる。この方法には化学的酸化重合法や電解酸化重合
法等がある。
重合等の連鎖重合法や重縮合のような逐次重合法が利用
できる。この方法には化学的酸化重合法や電解酸化重合
法等がある。
【0041】本発明のポリマーの重合方法に関しては前
出の緒方直哉編の「導電性高分子」の57〜93頁に詳しく
述べられている。またより具体的には、特開平2-255770
号明細書、同2-252726号明細書、J,Chem.Soc.Chem.Comm
un.,1983巻、854頁、J.Polym.Sci.Polym.Lett.ed.,18
巻、9頁(1980)、J.Chem.Soc.Chem.Commun.1986巻,13
48頁、Polymer 27巻、455頁(1986)、Synthetic Metal
s,26巻、383頁(1988)、Polymer Commun.,28巻、229頁
(1987)等に記載されており、本発明のπ電子系導電性
ポリマーはこれらによって合成することが出来る。
出の緒方直哉編の「導電性高分子」の57〜93頁に詳しく
述べられている。またより具体的には、特開平2-255770
号明細書、同2-252726号明細書、J,Chem.Soc.Chem.Comm
un.,1983巻、854頁、J.Polym.Sci.Polym.Lett.ed.,18
巻、9頁(1980)、J.Chem.Soc.Chem.Commun.1986巻,13
48頁、Polymer 27巻、455頁(1986)、Synthetic Metal
s,26巻、383頁(1988)、Polymer Commun.,28巻、229頁
(1987)等に記載されており、本発明のπ電子系導電性
ポリマーはこれらによって合成することが出来る。
【0042】上記化学的酸化重合法は水又有機溶媒中に
もモノマーを溶解又は分散して、−30〜70℃の温度範
囲、好ましくは−10〜5℃の範囲で、酸化剤溶液をゆっ
くりと滴下して反応させると後で加工し易いポリマーが
得られる。
もモノマーを溶解又は分散して、−30〜70℃の温度範
囲、好ましくは−10〜5℃の範囲で、酸化剤溶液をゆっ
くりと滴下して反応させると後で加工し易いポリマーが
得られる。
【0043】また、上記の電解酸化重合法は、水又は有
機溶媒中で、モノマーと導電性塩を溶解又は分散させて
正、負電極を浸漬し、−30〜90℃、好ましくは−10〜5
℃で、定電圧法、定電位法又は定電流法で行われる。
機溶媒中で、モノマーと導電性塩を溶解又は分散させて
正、負電極を浸漬し、−30〜90℃、好ましくは−10〜5
℃で、定電圧法、定電位法又は定電流法で行われる。
【0044】化学的酸化重合法で用いられる触媒として
は、FeCl3、CuCl2等の塩化物、Fe2(SO4)3、 CuSO4等の
硫酸塩、K2S2O8、(NH4)2S208、H202等の過酸化物、ベン
ゾキノン等のキノン類、I2、Br2等のハロゲン、フェリ
シアン化カリウム等が挙げられる。触媒量はモノマーに
応じて変化するが、モル比で0.01〜10の範囲で用いるこ
とが出来る。
は、FeCl3、CuCl2等の塩化物、Fe2(SO4)3、 CuSO4等の
硫酸塩、K2S2O8、(NH4)2S208、H202等の過酸化物、ベン
ゾキノン等のキノン類、I2、Br2等のハロゲン、フェリ
シアン化カリウム等が挙げられる。触媒量はモノマーに
応じて変化するが、モル比で0.01〜10の範囲で用いるこ
とが出来る。
【0045】電解酸化重合法で用いられる電極材料とし
ては、Au、Pt、Ni、Cu、Sn等の金属電極、炭素電極、Sn
O2、In203等の金属酸化電極、ITOガラス(インジウム−
錫酸化物被覆ガラス)等が挙げられる。
ては、Au、Pt、Ni、Cu、Sn等の金属電極、炭素電極、Sn
O2、In203等の金属酸化電極、ITOガラス(インジウム−
錫酸化物被覆ガラス)等が挙げられる。
【0046】電解酸化重合法で用いられる導電性塩とし
ては、Li+、Na+、K+等のアルカリ金属カチオン、NO+、N
O2+、またEt4N+、Bu4N+、Bu2P+等のオニウムカチオン
と、BF4 -、AsF4 -、AsF6 -、SbF6 -、SbCl4 -、PF6 -、Cl
O4 -、AlF4 -、AlF6 -、NiF4 2-、ZrF6 2-、TiF6 2-、HSO4 -、
SO4 2-、Cl-、Br-、F-、I-等の負イオン及びそれらの
塩、CH3C6H4SO3 -、C6H5SO3 -、CF3SO3 -、ポリスチレンス
ルホン酸等のスルホン酸アニオンとそれらの塩、HC00L
i、ポリアクリル酸ソーダのような塩、FeCl3のような塩
化物、ピリジン塩酸塩のような有機アミン塩等を挙げる
ことが出来る。
ては、Li+、Na+、K+等のアルカリ金属カチオン、NO+、N
O2+、またEt4N+、Bu4N+、Bu2P+等のオニウムカチオン
と、BF4 -、AsF4 -、AsF6 -、SbF6 -、SbCl4 -、PF6 -、Cl
O4 -、AlF4 -、AlF6 -、NiF4 2-、ZrF6 2-、TiF6 2-、HSO4 -、
SO4 2-、Cl-、Br-、F-、I-等の負イオン及びそれらの
塩、CH3C6H4SO3 -、C6H5SO3 -、CF3SO3 -、ポリスチレンス
ルホン酸等のスルホン酸アニオンとそれらの塩、HC00L
i、ポリアクリル酸ソーダのような塩、FeCl3のような塩
化物、ピリジン塩酸塩のような有機アミン塩等を挙げる
ことが出来る。
【0047】化学的酸化重合法及び電解酸化重合法で使
用出来る溶媒としては、アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、塩化メチレン、ジメチル硫酸、N,N-ジメチルアセト
アミド、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオ
キシド、スルフォラン、ホルムアミド、ジメトキシエタ
ン、プロピレンカーボネート、ジオキサン、メタノー
ル、エタノール、γ-ブチルラクトン、ニトロベンゼ
ン、テトラヒドロフラン、ニトロメタン等が挙げられ、
水あるいは両者の混合物を挙げることが出来る。
用出来る溶媒としては、アセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、塩化メチレン、ジメチル硫酸、N,N-ジメチルアセト
アミド、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオ
キシド、スルフォラン、ホルムアミド、ジメトキシエタ
ン、プロピレンカーボネート、ジオキサン、メタノー
ル、エタノール、γ-ブチルラクトン、ニトロベンゼ
ン、テトラヒドロフラン、ニトロメタン等が挙げられ、
水あるいは両者の混合物を挙げることが出来る。
【0048】また、化学的酸化重合や電解酸化重合の際
に、塩酸、硫酸等の無機酸、CH3C6H4SO3H、CF3SO3H、ポ
リスチレンスルホン酸等のスルホン酸、ギ酸、酢酸、ポ
リアクリル酸等のカルボン酸等の導電性化合物を加えて
重合してもよい。
に、塩酸、硫酸等の無機酸、CH3C6H4SO3H、CF3SO3H、ポ
リスチレンスルホン酸等のスルホン酸、ギ酸、酢酸、ポ
リアクリル酸等のカルボン酸等の導電性化合物を加えて
重合してもよい。
【0049】上記本発明の前記一般式ASP(V)で示さ
れるπ電子系導電性ポリマー複合体の合成は特開平2-55
770号明細書に記載されている方法で合成できる。
れるπ電子系導電性ポリマー複合体の合成は特開平2-55
770号明細書に記載されている方法で合成できる。
【0050】本発明のπ電子系導電性ポリマーを分散し
て重合する場合には、カチオン、アニオン、ノニオン、
ベタイン等のポリマー及び界面活性剤を用いることが出
来る。例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオ
キシド、ポリプロピレンオキシド、ヒドロキシセルロー
ス、カルボキシセルロース、メチルセルロース、デキス
トリン、ポリビニルピロリドン、スチレンとスチレンス
ルホン酸ナトリウム、アクリル酸及びその塩、アクリル
アミドまたは2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスル
ホン酸ナトリウム等とのコポリマー、ポリアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、ゼラチン、
カゼイン、ラウリン酸ソーダ、ラウリル硫酸ソーダ、ド
デシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ラウリルスルホン酸
ソーダ、スルホコハク酸エステル塩、塩化トリメチルア
ンモニウム、ポリエチレングリコール、ソルビタン脂肪
酸エステル等をあげることが出来る。分散剤の使用量は
モノマーに対して1〜300重量%、好ましくは5〜200重
量%である。界面活性剤を使用する場合には、モノマー
に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%で
ある。
て重合する場合には、カチオン、アニオン、ノニオン、
ベタイン等のポリマー及び界面活性剤を用いることが出
来る。例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオ
キシド、ポリプロピレンオキシド、ヒドロキシセルロー
ス、カルボキシセルロース、メチルセルロース、デキス
トリン、ポリビニルピロリドン、スチレンとスチレンス
ルホン酸ナトリウム、アクリル酸及びその塩、アクリル
アミドまたは2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスル
ホン酸ナトリウム等とのコポリマー、ポリアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、ゼラチン、
カゼイン、ラウリン酸ソーダ、ラウリル硫酸ソーダ、ド
デシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ラウリルスルホン酸
ソーダ、スルホコハク酸エステル塩、塩化トリメチルア
ンモニウム、ポリエチレングリコール、ソルビタン脂肪
酸エステル等をあげることが出来る。分散剤の使用量は
モノマーに対して1〜300重量%、好ましくは5〜200重
量%である。界面活性剤を使用する場合には、モノマー
に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%で
ある。
【0051】上記重合方法で得られるポリマーは反応容
器の底部に沈殿するもの、懸濁状態のもの、ラテックス
状になっているもの、透明な溶液のもの、また電極にフ
ィルムとして析出しているもの等ポリマーの出来方は様
々であるが、透析、限外濾過、洗浄などをして精製し、
本発明の帯電防止用塗布組成物を調製するのが好まし
い。本発明のπ電子系導電性ポリマーが粉末の場合、ボ
ールミル等を用いて微粒子状に分散出来るようにメッシ
ュを揃え、平均粒径0.05〜1μm、好ましくは0.1〜0.5
μmに粉砕してから、界面活性剤、水溶性ポリマー等の
分散剤を水に加えて微粒子分散するのがよい。これら分
散剤については前記合成の時の分散剤と同様なものを用
いることができる。π電子系導電性ポリマーがラテック
スあるいはラテックス状の場合には、すでに分散剤が含
まれているため上記分散剤は原則的に不要であるが、必
要に応じて加えてもよい。
器の底部に沈殿するもの、懸濁状態のもの、ラテックス
状になっているもの、透明な溶液のもの、また電極にフ
ィルムとして析出しているもの等ポリマーの出来方は様
々であるが、透析、限外濾過、洗浄などをして精製し、
本発明の帯電防止用塗布組成物を調製するのが好まし
い。本発明のπ電子系導電性ポリマーが粉末の場合、ボ
ールミル等を用いて微粒子状に分散出来るようにメッシ
ュを揃え、平均粒径0.05〜1μm、好ましくは0.1〜0.5
μmに粉砕してから、界面活性剤、水溶性ポリマー等の
分散剤を水に加えて微粒子分散するのがよい。これら分
散剤については前記合成の時の分散剤と同様なものを用
いることができる。π電子系導電性ポリマーがラテック
スあるいはラテックス状の場合には、すでに分散剤が含
まれているため上記分散剤は原則的に不要であるが、必
要に応じて加えてもよい。
【0052】本発明に用いられるドーパントとしては、
ハロゲン分子(例えば、Cl2、Br2、I2、ICl、ICl3、IB
r、IF)、ルイス酸(例えば、PF5、AsF5、SbF5、BF3、B
Cl3、BBr3、SO3)、プロトン酸(例えば、HF、HCl、HNO
3、H2SO4、HClO4、FSO3H、ClSO3H、CF3SO3H、各種有機
酸、アミノ酸など)、遷移金属化合物(例えば、FeC
l3、FeOCl、TiCl4、ZrCl4、HfCl4、NbF5、NbCl5、TaC
l5、MoF5、MoCl5、WF6、WCl6、LnCl3(Ln=La、Ce、P
r、Nd、Smなどのランタノイド)、電解質アニオン(例
えば、Cl-、Br-、I-、ClO4 -、PF6 -、AsF6 -、SbF6 -、BF4
-、CF3SO3 -、CF3CO2 -、CH3SO3 -、CH3C6H5SO3 -)、ポリ
マー電解質アニオン(例えばポリビニル硫酸、ポリスチ
レンスルホン酸、ポリ(p-ビニルベンジルスルホン
酸)、ポリアクリル酸、ポリエチレンスルホン酸、ポリ
ビニルスルホン酸、ポリリン酸、ポリアスパラギン酸)
等、その他にO2、XeOF4、(NO2 +)(SbF6)、(NO2 +)(SbC
L6 -)、(NO2 +)(BF4 -)、FSO2OOSO2F、AgClO4、H2IrCl6、L
a(NO3)3・6H2O等を挙げることが出来、これらに限定さ
れるものではない。I2、Br2、HCl、H2SO4、AsF5、Sb
F5、KBF4、LiBF4、(C2H5)4NBF4、FeCl3、LiClO4、CF3SO
3Li、CF3SO3Na、CF3SO3H、LiBr、パラトルエンスルホン
酸、ポリスチレンスルホン酸等が好ましく用いられる。
ハロゲン分子(例えば、Cl2、Br2、I2、ICl、ICl3、IB
r、IF)、ルイス酸(例えば、PF5、AsF5、SbF5、BF3、B
Cl3、BBr3、SO3)、プロトン酸(例えば、HF、HCl、HNO
3、H2SO4、HClO4、FSO3H、ClSO3H、CF3SO3H、各種有機
酸、アミノ酸など)、遷移金属化合物(例えば、FeC
l3、FeOCl、TiCl4、ZrCl4、HfCl4、NbF5、NbCl5、TaC
l5、MoF5、MoCl5、WF6、WCl6、LnCl3(Ln=La、Ce、P
r、Nd、Smなどのランタノイド)、電解質アニオン(例
えば、Cl-、Br-、I-、ClO4 -、PF6 -、AsF6 -、SbF6 -、BF4
-、CF3SO3 -、CF3CO2 -、CH3SO3 -、CH3C6H5SO3 -)、ポリ
マー電解質アニオン(例えばポリビニル硫酸、ポリスチ
レンスルホン酸、ポリ(p-ビニルベンジルスルホン
酸)、ポリアクリル酸、ポリエチレンスルホン酸、ポリ
ビニルスルホン酸、ポリリン酸、ポリアスパラギン酸)
等、その他にO2、XeOF4、(NO2 +)(SbF6)、(NO2 +)(SbC
L6 -)、(NO2 +)(BF4 -)、FSO2OOSO2F、AgClO4、H2IrCl6、L
a(NO3)3・6H2O等を挙げることが出来、これらに限定さ
れるものではない。I2、Br2、HCl、H2SO4、AsF5、Sb
F5、KBF4、LiBF4、(C2H5)4NBF4、FeCl3、LiClO4、CF3SO
3Li、CF3SO3Na、CF3SO3H、LiBr、パラトルエンスルホン
酸、ポリスチレンスルホン酸等が好ましく用いられる。
【0053】本発明のπ電子系導電性へのドーピングの
方法は溶液系でドーパントとπ電子系導電性ポリマーと
を反応させる化学ドーピング法が主体であるが、電気化
学的ドーピング法であってもよい。
方法は溶液系でドーパントとπ電子系導電性ポリマーと
を反応させる化学ドーピング法が主体であるが、電気化
学的ドーピング法であってもよい。
【0054】ドーピングの方法は、例えば、π電子系導
電性ポリマーの重合の場においてドーパントを存在させ
る個とでドーピングさせることが出来る。また帯電防止
用塗布組成物を調合する時にドーパントを加えてもよい
が、重合の場のドーピングの方が好ましい。この他、電
気化学的重合の場合析出したフィルム状のポリマーをド
ーパント液に浸漬してもよく、またフィルムに成型して
からドーピングを行ってもよい。
電性ポリマーの重合の場においてドーパントを存在させ
る個とでドーピングさせることが出来る。また帯電防止
用塗布組成物を調合する時にドーパントを加えてもよい
が、重合の場のドーピングの方が好ましい。この他、電
気化学的重合の場合析出したフィルム状のポリマーをド
ーパント液に浸漬してもよく、またフィルムに成型して
からドーピングを行ってもよい。
【0055】本発明のπ電子系導電性ポリマーにドーピ
ングされているドーパントは、π電子系導電性ポリマー
の繰り返し単位あたり1モル%以上が存在させることが
好ましく、10モル%以上あると更に安定した導電性レベ
ルを得ることができ、特に好ましい。
ングされているドーパントは、π電子系導電性ポリマー
の繰り返し単位あたり1モル%以上が存在させることが
好ましく、10モル%以上あると更に安定した導電性レベ
ルを得ることができ、特に好ましい。
【0056】前記化学的酸化重合法又は電解酸化重合法
おいてに示した触媒、導電性化合物、電解質及び酸性化
合物等の内には、本発明のドーパントと同じ化合物もあ
り、これらの化合物が合成中にπ電子系導電性ポリマー
にドーピングしドーパントとして働くこともあり、本発
明のドーピングの範囲内であることはいうまでもない。
おいてに示した触媒、導電性化合物、電解質及び酸性化
合物等の内には、本発明のドーパントと同じ化合物もあ
り、これらの化合物が合成中にπ電子系導電性ポリマー
にドーピングしドーパントとして働くこともあり、本発
明のドーピングの範囲内であることはいうまでもない。
【0057】本発明のπ電子系導電性ポリマーとドーパ
ントとの組み合わせた例示化合物を以下に示すが、これ
らに限定されるものではない。
ントとの組み合わせた例示化合物を以下に示すが、これ
らに限定されるものではない。
【0058】
【化7】
【0059】
【化8】
【0060】
【化9】
【0061】
【化10】
【0062】
【化11】
【0063】
【化12】
【0064】
【化13】
【0065】
【化14】
【0066】
【化15】
【0067】
【化16】
【0068】
【化17】
【0069】(合成例)π電子系導電性ポリマーの合成
法例を下記に示すが、これらに限定されるものではな
い。
法例を下記に示すが、これらに限定されるものではな
い。
【0070】1−1)ポリピロールの合成〔ASP(I)
−1〕 脱イオン水1000mlにヨウ素8gを加えた後、ピロール0.
182モルを添加し、冷暗所に反応容器ごと50時間放置す
る。反応容器の底部に黒色状の物質が沈殿する。この黒
色状反応物を多量のメタノールで洗浄し、ついでアセト
ニトリル、四塩化炭素、95%のエタノールの順で洗浄し
て取り出し、多量の無水エタノールに24時間浸漬して取
り出し、無水エタノールに黒色状物質を投入し、これを
1時間沸騰させて洗浄し、これを数回繰り返した後、真
空乾燥するとポリピロール4.8gが得られた。このもの
は元素分析とNMRの測定から平均重合度は約1,000であっ
た。
−1〕 脱イオン水1000mlにヨウ素8gを加えた後、ピロール0.
182モルを添加し、冷暗所に反応容器ごと50時間放置す
る。反応容器の底部に黒色状の物質が沈殿する。この黒
色状反応物を多量のメタノールで洗浄し、ついでアセト
ニトリル、四塩化炭素、95%のエタノールの順で洗浄し
て取り出し、多量の無水エタノールに24時間浸漬して取
り出し、無水エタノールに黒色状物質を投入し、これを
1時間沸騰させて洗浄し、これを数回繰り返した後、真
空乾燥するとポリピロール4.8gが得られた。このもの
は元素分析とNMRの測定から平均重合度は約1,000であっ
た。
【0071】1−2)ポリ(3,4-ジメトキシピロール)
の合成 〔ASP(I)−6〕 3,4-ジメトキシピロール12g、(C4H9)4NBF4 4g及びア
セトニトリル200mlをとり、窒素雰囲気下で撹拌しなが
ら、室温でこの溶液に、蒸留水30mlに溶解した70gのFe
Cl3・6H2Oを30分間にわたって滴下した。滴下とともに
発熱し、固形物が生成した。更に2時間撹拌した後、得
られた固形物を濾取、乾燥しポリ(3,4-ジメトキシピロ
ール)を得た。このものは元素分析とNMRとの測定から
平均重合度43であった。
の合成 〔ASP(I)−6〕 3,4-ジメトキシピロール12g、(C4H9)4NBF4 4g及びア
セトニトリル200mlをとり、窒素雰囲気下で撹拌しなが
ら、室温でこの溶液に、蒸留水30mlに溶解した70gのFe
Cl3・6H2Oを30分間にわたって滴下した。滴下とともに
発熱し、固形物が生成した。更に2時間撹拌した後、得
られた固形物を濾取、乾燥しポリ(3,4-ジメトキシピロ
ール)を得た。このものは元素分析とNMRとの測定から
平均重合度43であった。
【0072】1−3)上記2合成法により同様にASP
(I)−4、5、7、8、9及び10をそれぞれ合成し
た。それぞれの平均重合度は上記化7及び8に示した。
(I)−4、5、7、8、9及び10をそれぞれ合成し
た。それぞれの平均重合度は上記化7及び8に示した。
【0073】2−1)ポリチオフェンの合成〔ASP
(I)−2〕 ニトロベンゼン300mlに三酸化鉄0.6モルを加えて窒素気
流下100℃で2-クロロチオフェン0.1モルを45分かけて滴
下した。滴下後60℃で5.5時間撹拌した後ニトロベンゼ
ン溶液を濃縮した。これに酢酸エチル500mlを加え生成
物を加熱抽出後セファデックスカラムを用いて精製して
ポリチオフェン6gを得た。このものは元素分析とNMR
より、平均重合度1,200であった。
(I)−2〕 ニトロベンゼン300mlに三酸化鉄0.6モルを加えて窒素気
流下100℃で2-クロロチオフェン0.1モルを45分かけて滴
下した。滴下後60℃で5.5時間撹拌した後ニトロベンゼ
ン溶液を濃縮した。これに酢酸エチル500mlを加え生成
物を加熱抽出後セファデックスカラムを用いて精製して
ポリチオフェン6gを得た。このものは元素分析とNMR
より、平均重合度1,200であった。
【0074】2−2)ポリ-3,4-ジエトキシチオフェン
の合成〔ASP(I)−17〕 三塩化鉄1.5モルをニトロベンゼン1lに加え、窒素気
流下100℃に熱し2-クロロ-3,4-ジエトキシチオフェン0.
5モルを1時間かけて滴下した。滴下後60℃で6時間撹
拌した後このニトロベンゼン溶液を濃縮し、これに酢酸
エチル500mlを加え、加熱抽出後セファデックカラムで
精製し70gのポリ-3,4-ジメトキシチオフェンを得た。
このものは元素分析とNMRにより平均重合度40であっ
た。
の合成〔ASP(I)−17〕 三塩化鉄1.5モルをニトロベンゼン1lに加え、窒素気
流下100℃に熱し2-クロロ-3,4-ジエトキシチオフェン0.
5モルを1時間かけて滴下した。滴下後60℃で6時間撹
拌した後このニトロベンゼン溶液を濃縮し、これに酢酸
エチル500mlを加え、加熱抽出後セファデックカラムで
精製し70gのポリ-3,4-ジメトキシチオフェンを得た。
このものは元素分析とNMRにより平均重合度40であっ
た。
【0075】2−3)上記の合成法により同様にASP
(I)−11、12、13、14、15及び16を得た。平均重合度
については前記化8及び9に記載した。
(I)−11、12、13、14、15及び16を得た。平均重合度
については前記化8及び9に記載した。
【0076】2−4)また、ASP(I)−3及び26につ
いてもモノマーにそれぞれ2-クロロフラン及び2-クロロ
-3,4-ジメトキシセレノフェンを用いて上記合成法によ
り同様に得ることが出来る。これらの平均重合度及びド
ーパントについては前記化7及び11に記載した。
いてもモノマーにそれぞれ2-クロロフラン及び2-クロロ
-3,4-ジメトキシセレノフェンを用いて上記合成法によ
り同様に得ることが出来る。これらの平均重合度及びド
ーパントについては前記化7及び11に記載した。
【0077】2−5)ASP(I)−27及び28については
モノマーとして2,2′-チエニルピロール及び2,5-ジ(2-
チエニル)-ピロールを用いて同様に合成出来る。平均重
合度及びドーパントについては前記化11に記載した。
モノマーとして2,2′-チエニルピロール及び2,5-ジ(2-
チエニル)-ピロールを用いて同様に合成出来る。平均重
合度及びドーパントについては前記化11に記載した。
【0078】3−1)ポリチアナフテンの合成 〔ASP
(I)−18〕 デキストラン5g、蒸留水100ml、窒素雰囲気下で撹拌
しながら塩化メチレン10mlに溶解したイソチアナフテン
10gを加え懸濁液を得た。室温でこの懸濁液に、蒸留水
30mlに溶解した20gのFeCl3・6H2Oを30分間にわたって
滴下した。滴下と共に発熱し、重合が進行した。更に2
時間撹拌した後、透析を行い、ポリイソチアナフテンの
水分散液を得た。
(I)−18〕 デキストラン5g、蒸留水100ml、窒素雰囲気下で撹拌
しながら塩化メチレン10mlに溶解したイソチアナフテン
10gを加え懸濁液を得た。室温でこの懸濁液に、蒸留水
30mlに溶解した20gのFeCl3・6H2Oを30分間にわたって
滴下した。滴下と共に発熱し、重合が進行した。更に2
時間撹拌した後、透析を行い、ポリイソチアナフテンの
水分散液を得た。
【0079】得られたポリイソチアナフテン粒子の平均
粒径は0.09μmであった(コールターエレクトロニクス
(株)製で測定)。この水分散液は3カ月経過後も沈殿な
どもなく、また粒径の変化も見られなかった。ポリイソ
チアナフテンとしての固形分は8.5gであった。
粒径は0.09μmであった(コールターエレクトロニクス
(株)製で測定)。この水分散液は3カ月経過後も沈殿な
どもなく、また粒径の変化も見られなかった。ポリイソ
チアナフテンとしての固形分は8.5gであった。
【0080】3−2)ポリ(5-ドデシルベンゾ〔c〕チ
オフェン) 〔ASP(I)−20〕 5-ドデシルベンゾ〔c〕チオフェン3g、テトラメチル
アンモニウムクロライド2gをアセトニトリル150mlに
溶解したものを反応電解液とし、作用電極にはITO板
(表面抵抗値10/□)を、対電極にはPt板を、参照電極
にはLi/Li+を用いて、2.5Vの定電圧で30分電気化学的
に重合したところ、作用電極上にポリ(5-ドデシルベン
ゾ〔c〕チオフェン)のフィルムが生成した。このフィ
ルムはテトラヒドロフラン、トルエン、キシレン、プロ
ピレンカーボネート、塩化メチレン、ジメチルホルムア
ミド、N-メチルピロリドン、N,N′-ジメチルアセトアミ
ドに可溶であり加工性を持っている。このものは元素分
析とNMRにより平均重合度83であった。このフィルムを
5重量%のH2SO4水溶液に浸漬しドーピングを行った。
オフェン) 〔ASP(I)−20〕 5-ドデシルベンゾ〔c〕チオフェン3g、テトラメチル
アンモニウムクロライド2gをアセトニトリル150mlに
溶解したものを反応電解液とし、作用電極にはITO板
(表面抵抗値10/□)を、対電極にはPt板を、参照電極
にはLi/Li+を用いて、2.5Vの定電圧で30分電気化学的
に重合したところ、作用電極上にポリ(5-ドデシルベン
ゾ〔c〕チオフェン)のフィルムが生成した。このフィ
ルムはテトラヒドロフラン、トルエン、キシレン、プロ
ピレンカーボネート、塩化メチレン、ジメチルホルムア
ミド、N-メチルピロリドン、N,N′-ジメチルアセトアミ
ドに可溶であり加工性を持っている。このものは元素分
析とNMRにより平均重合度83であった。このフィルムを
5重量%のH2SO4水溶液に浸漬しドーピングを行った。
【0081】3−3)上記合成法により同様にASP
(I)−19、21及び22を得た。これらの平均重合度及び
ドーパントについては上記化4及び5に記載した。
(I)−19、21及び22を得た。これらの平均重合度及び
ドーパントについては上記化4及び5に記載した。
【0082】4−1)ポリアニリンの合成1〔ASP(I
I)−1〕 蒸留精製したアニリン0.15モルと1.33モル/mlの塩酸を
150mlを加え、これを−5℃に保ち、30mlの蒸留水に溶
かした過硫酸アンモニウム0.07モルをこれに1時間かけ
て撹拌しながら滴下し、後に12時間撹拌を続けると、徐
々にポリマーが沈殿が生じてくる。沈殿したポリマーを
濾別し、蒸留水で洗浄し、pHが6以上になるまで洗浄
を続け、ついでメタノールで溶液が透明になるまで繰り
返し洗浄する。ポリアニリンを5gを得た。このものは
元素分析とNMRより平均重合度83であった。
I)−1〕 蒸留精製したアニリン0.15モルと1.33モル/mlの塩酸を
150mlを加え、これを−5℃に保ち、30mlの蒸留水に溶
かした過硫酸アンモニウム0.07モルをこれに1時間かけ
て撹拌しながら滴下し、後に12時間撹拌を続けると、徐
々にポリマーが沈殿が生じてくる。沈殿したポリマーを
濾別し、蒸留水で洗浄し、pHが6以上になるまで洗浄
を続け、ついでメタノールで溶液が透明になるまで繰り
返し洗浄する。ポリアニリンを5gを得た。このものは
元素分析とNMRより平均重合度83であった。
【0083】4−2)ポリアニリンの合成2 蒸留精製したアニリン0.2モル、LiClO40.7モル及びアセ
トニトリル1,000mlを撹拌しながら正、負電極ともPt板
を用い、定電圧法(3V、2mA/cm2)にて1時間電解
重合を行い負電極にポリマー析出物を得た。その後ポリ
マー析出物をメチルエチルケトンで加熱抽出し、ポリア
ニリン18gを得た。このものは元素分析とNMRより平均
重合度110であった。
トニトリル1,000mlを撹拌しながら正、負電極ともPt板
を用い、定電圧法(3V、2mA/cm2)にて1時間電解
重合を行い負電極にポリマー析出物を得た。その後ポリ
マー析出物をメチルエチルケトンで加熱抽出し、ポリア
ニリン18gを得た。このものは元素分析とNMRより平均
重合度110であった。
【0084】4−3)上記の方法を用いてASP(II)−
2、3、4、5、6、7、8、9、10及び11を合成し
た。これらのそれぞれの平均重合度及びドーパントにつ
いては前記化12、13及び14に記載した。
2、3、4、5、6、7、8、9、10及び11を合成し
た。これらのそれぞれの平均重合度及びドーパントにつ
いては前記化12、13及び14に記載した。
【0085】5−1)ポリ(パラフェニレンビニレン)
の合成 〔ASP(IV)−1〕 p-キシレンジクロライド0.1モルをアセトン200mlに溶解
し、−5℃にてジエチルスルフィド0.24モルを1時間か
けて滴下し、3時間後に常温にして、0.12モルの水酸化
ナトリウム水溶液100mlを30分かけて滴下して重合を開
始させ、水を100mlを加えながら反応をすすめると粘稠
の溶液となる。この反応液をステンレス板にキャストし
てフィルムとなし、水を加熱させて蒸発させ、ステンレ
ス板からこのフィルムを剥離し、280℃のオーブン中に
て30分加熱すると透明なフィルムが得られた。このフィ
ルムを水中にて洗浄し未反応物や硫黄化合物等を除去
し、乾燥させた。このものを元素分析とNMRにて測定し
た結果ポリ(パラフェニレンビニレン)であり、平均重
合度は200であった。このフィルムを5重量%のポリス
チレンスルホン酸溶液に3時間浸漬してドーピングを行
った。
の合成 〔ASP(IV)−1〕 p-キシレンジクロライド0.1モルをアセトン200mlに溶解
し、−5℃にてジエチルスルフィド0.24モルを1時間か
けて滴下し、3時間後に常温にして、0.12モルの水酸化
ナトリウム水溶液100mlを30分かけて滴下して重合を開
始させ、水を100mlを加えながら反応をすすめると粘稠
の溶液となる。この反応液をステンレス板にキャストし
てフィルムとなし、水を加熱させて蒸発させ、ステンレ
ス板からこのフィルムを剥離し、280℃のオーブン中に
て30分加熱すると透明なフィルムが得られた。このフィ
ルムを水中にて洗浄し未反応物や硫黄化合物等を除去
し、乾燥させた。このものを元素分析とNMRにて測定し
た結果ポリ(パラフェニレンビニレン)であり、平均重
合度は200であった。このフィルムを5重量%のポリス
チレンスルホン酸溶液に3時間浸漬してドーピングを行
った。
【0086】5−2)ポリ(3,6-ジメトキシパラフェニ
レンビニレン)の合成〔ASP(IV)−2〕 1,4-ジクロロメチル-3,6-ジメトキシベンゼン0.1モルを
200mlのアセトンに溶解し、−5℃にてジエチルスルフ
ィド0.25モルを1時間かけて滴下し、3時間後に常温に
して、0.12モルの水酸化ナトリウムを含む水メタノール
混合液(50/50容量分率)を加えて重合反応を行い、3
時間後反応を続け中和を行い、さらにメタノールを100m
l加え引き続き反応を行ってから大量の水に沈殿させて
洗浄し、乾燥後テトラヒドロフランに溶解させ、ステン
レス板の上にキャストし乾燥させ、板から剥離後、250
℃のオーブンにて30分加熱し、透明なフィルムが得られ
た。このフィルムは元素分析とNMRによってポリ(3,6-ジ
メトキシパラフェニレンビニレン)であることを確認
し、平均重合度を求めたところ55であった。
レンビニレン)の合成〔ASP(IV)−2〕 1,4-ジクロロメチル-3,6-ジメトキシベンゼン0.1モルを
200mlのアセトンに溶解し、−5℃にてジエチルスルフ
ィド0.25モルを1時間かけて滴下し、3時間後に常温に
して、0.12モルの水酸化ナトリウムを含む水メタノール
混合液(50/50容量分率)を加えて重合反応を行い、3
時間後反応を続け中和を行い、さらにメタノールを100m
l加え引き続き反応を行ってから大量の水に沈殿させて
洗浄し、乾燥後テトラヒドロフランに溶解させ、ステン
レス板の上にキャストし乾燥させ、板から剥離後、250
℃のオーブンにて30分加熱し、透明なフィルムが得られ
た。このフィルムは元素分析とNMRによってポリ(3,6-ジ
メトキシパラフェニレンビニレン)であることを確認
し、平均重合度を求めたところ55であった。
【0087】5−3)上記二つの方法のいずれかの方法
により同様にASP(IV)−3及び4を合成した。平均重
合度及びドーパントについては前記化14及び15に記載し
た。
により同様にASP(IV)−3及び4を合成した。平均重
合度及びドーパントについては前記化14及び15に記載し
た。
【0088】6−1)ポリチオフェンを側鎖に持つアク
リル系ポリマーの合成〔ASP(V)−1〕 2-クロロ−4-ヒドロキシエチルチオフェン0.15モル、ピ
リジン0.15モル、及びアセトニトリル150mlを5℃の温
度で撹拌しながらメタクリルクロライド0.15モルを40分
で滴下し、1時間撹拌後、酢酸エチル300ml及び水300ml
を加えた後、酢酸エチル側を抽出し、濃縮し、カラムで
精製、2-クロロ-4-チエニルメトキシエチルメタクリレ
ート(A)35gを得た。
リル系ポリマーの合成〔ASP(V)−1〕 2-クロロ−4-ヒドロキシエチルチオフェン0.15モル、ピ
リジン0.15モル、及びアセトニトリル150mlを5℃の温
度で撹拌しながらメタクリルクロライド0.15モルを40分
で滴下し、1時間撹拌後、酢酸エチル300ml及び水300ml
を加えた後、酢酸エチル側を抽出し、濃縮し、カラムで
精製、2-クロロ-4-チエニルメトキシエチルメタクリレ
ート(A)35gを得た。
【0089】前記P1のモノマーとして(A)を10g、
P2のモノマーとしてn-ブチルアクリレートを30g、酢
酸エチル300ml及び2,2-アゾビスイソブチロニトリル0.8
gを窒素ガスを容器中に流しながら撹拌し5時間反応さ
せた。回転濃縮機で減圧下酢酸エチルを除去濃縮した
後、ニトロベンゼン1l、FeCl3・6H2Oを1.5モルを加え
て窒素ガスを流しながら100℃で2-クロロ-チオフェン0.
5モルを1時間かけて滴下した。滴下後60℃で6時間撹
拌した後ニトロベンゼンを回転濃縮機で減圧下濃縮し
た。これに酢酸エチル500mlを加え化合物(B)を加熱
抽出後セファデックスカラムで精製し化合物ポリチオフ
ェンを側鎖に持つアクリルポリマー(B)を65g得た。
このものを元素分析とNMRにより主鎖のアクリルポリマ
ーの(P1)x/(P2)yの比率は1/30.2であった。また側
鎖のポリチオフェンの平均重合度は35であった。
P2のモノマーとしてn-ブチルアクリレートを30g、酢
酸エチル300ml及び2,2-アゾビスイソブチロニトリル0.8
gを窒素ガスを容器中に流しながら撹拌し5時間反応さ
せた。回転濃縮機で減圧下酢酸エチルを除去濃縮した
後、ニトロベンゼン1l、FeCl3・6H2Oを1.5モルを加え
て窒素ガスを流しながら100℃で2-クロロ-チオフェン0.
5モルを1時間かけて滴下した。滴下後60℃で6時間撹
拌した後ニトロベンゼンを回転濃縮機で減圧下濃縮し
た。これに酢酸エチル500mlを加え化合物(B)を加熱
抽出後セファデックスカラムで精製し化合物ポリチオフ
ェンを側鎖に持つアクリルポリマー(B)を65g得た。
このものを元素分析とNMRにより主鎖のアクリルポリマ
ーの(P1)x/(P2)yの比率は1/30.2であった。また側
鎖のポリチオフェンの平均重合度は35であった。
【0090】6−2)ポリアニリンを側鎖に持つアクリ
ル系ポリマーの合成〔ASP(V)−3〕 2-アミノエチルメタクリレート1.5モル、p-クロルニト
ロベンゼン1.5モル及びN,N-ジメチルアセトアミド750ml
を窒素ガスを流しながら120℃で2時間撹拌した。これ
に酢酸エチル1500mlを加え、酢酸エチル層を抽出、濃縮
後メタノール1500mlを加え、Pd-C触媒を用いて、水素加
圧下還元した。Pd-C触媒を除去した後にメタノールを回
転濃縮器で濃縮し、シリカゲルカラムで精製せて2,4-ア
ミノフェニルアミノエチルメタクリレート(C)を200
gを得た。
ル系ポリマーの合成〔ASP(V)−3〕 2-アミノエチルメタクリレート1.5モル、p-クロルニト
ロベンゼン1.5モル及びN,N-ジメチルアセトアミド750ml
を窒素ガスを流しながら120℃で2時間撹拌した。これ
に酢酸エチル1500mlを加え、酢酸エチル層を抽出、濃縮
後メタノール1500mlを加え、Pd-C触媒を用いて、水素加
圧下還元した。Pd-C触媒を除去した後にメタノールを回
転濃縮器で濃縮し、シリカゲルカラムで精製せて2,4-ア
ミノフェニルアミノエチルメタクリレート(C)を200
gを得た。
【0091】(C)(P1成分)を10g、n-ブチルメタ
クリレート(P2成分)80g、酢酸エチル600ml及び2,
2′-アゾビスメチルイソブチレート1.5gを窒素ガスを
流しながら90℃で5時間撹拌した。反応液を回転濃縮器
で濃縮し、セファデックスカラムで精製し、共重合ポリ
マー(D)90gを得た。
クリレート(P2成分)80g、酢酸エチル600ml及び2,
2′-アゾビスメチルイソブチレート1.5gを窒素ガスを
流しながら90℃で5時間撹拌した。反応液を回転濃縮器
で濃縮し、セファデックスカラムで精製し、共重合ポリ
マー(D)90gを得た。
【0092】(D)を3g、アニリン4.5g,LiClO419
g及びアセトニトリル1300mlを撹拌しながら正電極及び
負電極ともPt板を用い、定電圧法(3V、2mA/cm2)
で2時間電解重合を行い負電極上にポリマーが析出し
た。この析出ポリマーをメチルエチルケトンで加熱抽出
し、回転濃縮器で濃縮した後、セファデックスカラムで
精製し、ポリマー(E)を30g得た。このものを元素分
析及びNMRにより分析を行った結果、共重合中ポリマ
ーの主鎖の(P1)xと(P2)yとの比率x/yは1/17.6で
あり、側鎖のポリアニリンの平均重合度は10であった。
g及びアセトニトリル1300mlを撹拌しながら正電極及び
負電極ともPt板を用い、定電圧法(3V、2mA/cm2)
で2時間電解重合を行い負電極上にポリマーが析出し
た。この析出ポリマーをメチルエチルケトンで加熱抽出
し、回転濃縮器で濃縮した後、セファデックスカラムで
精製し、ポリマー(E)を30g得た。このものを元素分
析及びNMRにより分析を行った結果、共重合中ポリマ
ーの主鎖の(P1)xと(P2)yとの比率x/yは1/17.6で
あり、側鎖のポリアニリンの平均重合度は10であった。
【0093】6−3)上記の方法によりASP(V)−
2、4、5、6及び7をそれぞれ合成した。共重合ポリ
マーの主鎖の(P1)xと(P2)yとの比率x/y及び側鎖の
π電子系導電性ポリマーの平均重合度及びドーパントに
ついては前記化15及び16に示した。
2、4、5、6及び7をそれぞれ合成した。共重合ポリ
マーの主鎖の(P1)xと(P2)yとの比率x/y及び側鎖の
π電子系導電性ポリマーの平均重合度及びドーパントに
ついては前記化15及び16に示した。
【0094】本発明の帯電防止用塗布組成物はπ電子系
導電性ポリマー及びドーパントを含有する水分散液また
は水溶液であり、通常の方法で簡単に調製することが出
来る。すなわち、上記π電子系導電性ポリマーが溶液の
場合には水にこの溶液を撹拌して調製すればよく、π電
子系導電性ポリマーが分散液の場合にはそのまま水に凝
集しないように撹拌分散すればよく、また該ポリマーが
固形分の場合には水に、必要ならば分散剤を添加しボー
ルミルなどで粉砕して、分散させて調製すればよい。
導電性ポリマー及びドーパントを含有する水分散液また
は水溶液であり、通常の方法で簡単に調製することが出
来る。すなわち、上記π電子系導電性ポリマーが溶液の
場合には水にこの溶液を撹拌して調製すればよく、π電
子系導電性ポリマーが分散液の場合にはそのまま水に凝
集しないように撹拌分散すればよく、また該ポリマーが
固形分の場合には水に、必要ならば分散剤を添加しボー
ルミルなどで粉砕して、分散させて調製すればよい。
【0095】本発明の帯電防止用塗布組成物には必要に
応じて層形成に有用なバインダーを含有させることが出
来る。バインダーとしては前記分散して重合する時に使
用されるポリマーと同様なものを挙げることが出来る。
すなわち、バインダーポリマーとしては、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキ
シド、ヒドロキシセルロース、カルボキシセルロース、
メチルセルロース、デキストリン、ポリビニルピロリド
ン、スチレンあるいはアルキルアクリレートとスチレン
スルホン酸ナトリウム、アクリル酸及びその塩、アクリ
ルアミドあるいは2-アクリルアミド-2-メチルプロパン
スルホン酸ナトリウム等とのコポリマー、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸及びナトリウム、ゼラチン、カ
ゼイン等が有用であり、その中でもゼラチンが好ましく
用いられる。
応じて層形成に有用なバインダーを含有させることが出
来る。バインダーとしては前記分散して重合する時に使
用されるポリマーと同様なものを挙げることが出来る。
すなわち、バインダーポリマーとしては、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキ
シド、ヒドロキシセルロース、カルボキシセルロース、
メチルセルロース、デキストリン、ポリビニルピロリド
ン、スチレンあるいはアルキルアクリレートとスチレン
スルホン酸ナトリウム、アクリル酸及びその塩、アクリ
ルアミドあるいは2-アクリルアミド-2-メチルプロパン
スルホン酸ナトリウム等とのコポリマー、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸及びナトリウム、ゼラチン、カ
ゼイン等が有用であり、その中でもゼラチンが好ましく
用いられる。
【0096】本発明に用いられる帯電防止用組成物中の
上記バインダー量は該組成物に対して、0.5〜20重量%
が塗布するのに好ましく、より好ましくは1〜10重量%
である。
上記バインダー量は該組成物に対して、0.5〜20重量%
が塗布するのに好ましく、より好ましくは1〜10重量%
である。
【0097】本発明の水分散液または水溶液の帯電防止
用塗布組成物のカルシウムイオン濃度は500ppm以下であ
るが、安定性または導電性を高めるためには好ましくは
100ppm以下であり、更に好ましくは20ppm以下である。
用塗布組成物のカルシウムイオン濃度は500ppm以下であ
るが、安定性または導電性を高めるためには好ましくは
100ppm以下であり、更に好ましくは20ppm以下である。
【0098】本発明のカルシウムイオンの低濃度の帯電
防止用塗布組成物を得るためには、使用する水を(例え
ば、井水、地下水、河川、上水道などの水あるいは工業
用水を)定法により、例えば、イオン交換によりまた蒸
留によって、脱カルシウムすることと、帯電防止用塗布
組成物に添加する物質からも脱カルシウムイオン化する
ことが好ましい。
防止用塗布組成物を得るためには、使用する水を(例え
ば、井水、地下水、河川、上水道などの水あるいは工業
用水を)定法により、例えば、イオン交換によりまた蒸
留によって、脱カルシウムすることと、帯電防止用塗布
組成物に添加する物質からも脱カルシウムイオン化する
ことが好ましい。
【0099】使用する水のイオン交換にはカチオン交換
樹脂を用いればよく、特に強酸性カチオン交換樹脂が好
ましい。カチオン、アニオン両イオン交換樹脂のいわゆ
るミックスド・ベッド法の方が他の不必要なイオンまで
除去されるので好ましい。また添加する物質がカルシウ
ムイオンを含む場合には、添加物のカルシウムイオン含
有量の少ないものを使用することが好ましい。なお、水
中にはカチオンとしてカルシウムイオンの他にマグネシ
ウムイオンも含まれており、カルシウムと同様にドーピ
ングを阻害する可能性があり、カルシウムイオンと同時
に出来る限りマグネシウムを除くことが好ましい。
樹脂を用いればよく、特に強酸性カチオン交換樹脂が好
ましい。カチオン、アニオン両イオン交換樹脂のいわゆ
るミックスド・ベッド法の方が他の不必要なイオンまで
除去されるので好ましい。また添加する物質がカルシウ
ムイオンを含む場合には、添加物のカルシウムイオン含
有量の少ないものを使用することが好ましい。なお、水
中にはカチオンとしてカルシウムイオンの他にマグネシ
ウムイオンも含まれており、カルシウムと同様にドーピ
ングを阻害する可能性があり、カルシウムイオンと同時
に出来る限りマグネシウムを除くことが好ましい。
【0100】本発明の帯電防止用塗布組成物にバインダ
ーとしてゼラチンを用いる場合、カルシウムイオンの量
を注意しなければならない。通常ゼラチンには多いもの
で、約6,000ppmものカルシウムイオンが含まれているも
のもあり、そのようなゼラチンは本発明にそのまま使用
するのは好ましくない場合がある。通常の写真用のアル
カリ処理オセインゼラチンは約4,000ppmのカルシウムイ
オンが含まれており、そのまま脱カルシウムしないで帯
電防止用塗布組成物にバインダーとして用いることはで
きるが、脱カルシウム処理または低減カルシウム処理し
たゼラチンを用いる方が好ましい。カルシウムの量を1,
000ppm以下のゼラチンを用いるのがより好ましく、更に
400ppm以下のゼラチンが好ましく、特にほとんど脱カル
シウムされた100ppm以下のゼラチンが好ましい。ゼラチ
ンの原料としては、ピッグスキン、カーフスキン、オセ
イン等があり、またゼラチンの処理方法として酸処理、
アルカリ処理(石灰浸け処理)がある。ゼラチンの種類
としては酸処理ピッグスキンゼラチン、酸処理オセイン
ゼラチン、アルカリ処理カーフスキンゼラチン、アルカ
リ処理オセインゼラチン等があり、いずれも本発明の帯
電防止用塗布組成物として使用することが出来る。これ
らのうち、アルカリ処理ゼラチンは多量のカルシウムイ
オンを含有しているため、必要に応じてカチオン交換樹
脂などを用いて脱カルシウムイオンを行うとよい。イオ
ン交換処理はゼラチン溶液を30〜60℃の温度で行うのが
好ましい。
ーとしてゼラチンを用いる場合、カルシウムイオンの量
を注意しなければならない。通常ゼラチンには多いもの
で、約6,000ppmものカルシウムイオンが含まれているも
のもあり、そのようなゼラチンは本発明にそのまま使用
するのは好ましくない場合がある。通常の写真用のアル
カリ処理オセインゼラチンは約4,000ppmのカルシウムイ
オンが含まれており、そのまま脱カルシウムしないで帯
電防止用塗布組成物にバインダーとして用いることはで
きるが、脱カルシウム処理または低減カルシウム処理し
たゼラチンを用いる方が好ましい。カルシウムの量を1,
000ppm以下のゼラチンを用いるのがより好ましく、更に
400ppm以下のゼラチンが好ましく、特にほとんど脱カル
シウムされた100ppm以下のゼラチンが好ましい。ゼラチ
ンの原料としては、ピッグスキン、カーフスキン、オセ
イン等があり、またゼラチンの処理方法として酸処理、
アルカリ処理(石灰浸け処理)がある。ゼラチンの種類
としては酸処理ピッグスキンゼラチン、酸処理オセイン
ゼラチン、アルカリ処理カーフスキンゼラチン、アルカ
リ処理オセインゼラチン等があり、いずれも本発明の帯
電防止用塗布組成物として使用することが出来る。これ
らのうち、アルカリ処理ゼラチンは多量のカルシウムイ
オンを含有しているため、必要に応じてカチオン交換樹
脂などを用いて脱カルシウムイオンを行うとよい。イオ
ン交換処理はゼラチン溶液を30〜60℃の温度で行うのが
好ましい。
【0101】ところで、本発明の帯電防止用塗布組成物
の水分散液又は水溶液中のカルシウムイオン含有量はご
く一般的なキレート法、原子吸光スペクトル測定法やイ
オンクロマトグラフィー法などの分析法で測定出来る。
また、ゼラチン中のカルシウム濃度の測定は写真用ゼラ
チン試験法(パギイ法)第7版(1992年)15項、24頁記載
のカルシウム含量測定法のキレート滴定法によって、ま
た同18項、28頁記載の金属分析法のフレーム型原子吸光
装置によって行われている。また最近では、イオンクロ
マトグラフィーによって測定する方法が用いられるよう
になって来ている。
の水分散液又は水溶液中のカルシウムイオン含有量はご
く一般的なキレート法、原子吸光スペクトル測定法やイ
オンクロマトグラフィー法などの分析法で測定出来る。
また、ゼラチン中のカルシウム濃度の測定は写真用ゼラ
チン試験法(パギイ法)第7版(1992年)15項、24頁記載
のカルシウム含量測定法のキレート滴定法によって、ま
た同18項、28頁記載の金属分析法のフレーム型原子吸光
装置によって行われている。また最近では、イオンクロ
マトグラフィーによって測定する方法が用いられるよう
になって来ている。
【0102】本発明におけるカルシウムイオン含有量は
いずれの方法によっても出来るが、本発明の組成物の中
にゼラチンなどのカルボン酸を有する混合物がある場合
には、それらの物質にカルシウムイオンが吸着されフリ
ーのカルシウムイオンの含有量を正確に知ることが出来
にくい。IAGレポート(1989年、426頁)にゼラチン中のカ
ルシウムイオンのイオンクロマトグラフィーによる定量
について記載がある。原子吸光法による従来の分析法
(例えばパギー法)では吸着されているカルシウムまで
測定され、フリーのイオンとしてのカルシウムを測る方
法としては好ましくない。逆にいうと、ゼラチンが存在
するとカルシウムイオンが吸着されて正確な値が得られ
ないため、ゼラチンを測定系から除く必要がある。ゼラ
チンを測定系から除く方法としては、ゼラチンを含む水
溶液を遠心分離と限外濾過を組み合わせた方法、ゼラチ
ン粒を10℃以下の水に長時間浸漬し、膨潤したゼラチン
を濾過する方法、またはビールス濾過メンブラン(0.05
μm)を通す方法などがあるが、いずれの方法からの濾
液であっても原子吸光法、キレート法、イオンクロマト
グラフィー法を用いてカルシウムイオンの分析が出来
る。またゼラチン水溶液のpHによりゼラチンへのカル
シウムイオンの吸着の度合いが異なり、カルシウムイオ
ンの測定値が変化する。ゼラチンの等電点より高いpH
では、カルシウムイオンはゼラチンに吸着されるためフ
リーのカルシウムイオン測定値は小さく、またゼラチン
の等電点より低いpHでは、カルシウムイオン測定値は
ほとんど全て測定されるため大きくなる。
いずれの方法によっても出来るが、本発明の組成物の中
にゼラチンなどのカルボン酸を有する混合物がある場合
には、それらの物質にカルシウムイオンが吸着されフリ
ーのカルシウムイオンの含有量を正確に知ることが出来
にくい。IAGレポート(1989年、426頁)にゼラチン中のカ
ルシウムイオンのイオンクロマトグラフィーによる定量
について記載がある。原子吸光法による従来の分析法
(例えばパギー法)では吸着されているカルシウムまで
測定され、フリーのイオンとしてのカルシウムを測る方
法としては好ましくない。逆にいうと、ゼラチンが存在
するとカルシウムイオンが吸着されて正確な値が得られ
ないため、ゼラチンを測定系から除く必要がある。ゼラ
チンを測定系から除く方法としては、ゼラチンを含む水
溶液を遠心分離と限外濾過を組み合わせた方法、ゼラチ
ン粒を10℃以下の水に長時間浸漬し、膨潤したゼラチン
を濾過する方法、またはビールス濾過メンブラン(0.05
μm)を通す方法などがあるが、いずれの方法からの濾
液であっても原子吸光法、キレート法、イオンクロマト
グラフィー法を用いてカルシウムイオンの分析が出来
る。またゼラチン水溶液のpHによりゼラチンへのカル
シウムイオンの吸着の度合いが異なり、カルシウムイオ
ンの測定値が変化する。ゼラチンの等電点より高いpH
では、カルシウムイオンはゼラチンに吸着されるためフ
リーのカルシウムイオン測定値は小さく、またゼラチン
の等電点より低いpHでは、カルシウムイオン測定値は
ほとんど全て測定されるため大きくなる。
【0103】本発明の水分散液あるいは水溶液の帯電防
止用塗布組成物に使用する水のカルシウムイオンの測定
は次ぎのように行った。1)水100gを共栓付きの三角
フラスコに採取。2)20μlを用いてイオンクロマトグ
ラフィー法によりカチオンを測定。3)検量線により含
有量を読み取る。
止用塗布組成物に使用する水のカルシウムイオンの測定
は次ぎのように行った。1)水100gを共栓付きの三角
フラスコに採取。2)20μlを用いてイオンクロマトグ
ラフィー法によりカチオンを測定。3)検量線により含
有量を読み取る。
【0104】本発明におけるゼラチンのカルシウムイオ
ン含有量の測定は以下のように行った。1)ゼラチン5
gを精秤し、200mlの共栓付き三角フラスコに採取し、
予め10℃以下に冷やしておいた超純水(18μΩ以上)10
0mlを加え、よく撹拌した後、10℃以下の冷蔵庫に放
置。2)冷蔵庫中で1時間放置後ゼラチンが十分膨潤し
た後、再度、よく撹拌し、再度冷蔵庫中に放置する。
3)17時間後、No.2濾紙を用いて、固液を分離する。
4)分離した液体成分20μlを用いて、イオンクロマト
グラフィー法によりカチオンを測定する。5)検量線に
より含有量を読み取る。なお3)で濾過した後、濾過液
をビールス濾過メンブランに通し、その濾液を測定に供
する方がより好ましい結果が得られる。
ン含有量の測定は以下のように行った。1)ゼラチン5
gを精秤し、200mlの共栓付き三角フラスコに採取し、
予め10℃以下に冷やしておいた超純水(18μΩ以上)10
0mlを加え、よく撹拌した後、10℃以下の冷蔵庫に放
置。2)冷蔵庫中で1時間放置後ゼラチンが十分膨潤し
た後、再度、よく撹拌し、再度冷蔵庫中に放置する。
3)17時間後、No.2濾紙を用いて、固液を分離する。
4)分離した液体成分20μlを用いて、イオンクロマト
グラフィー法によりカチオンを測定する。5)検量線に
より含有量を読み取る。なお3)で濾過した後、濾過液
をビールス濾過メンブランに通し、その濾液を測定に供
する方がより好ましい結果が得られる。
【0105】本発明の帯電防止用塗布組成物中のカルシ
ウムイオンの測定は以下のように行った。1)該組成液
100gを共栓三角フラスコに採取し10℃以下に冷やして
よく撹拌した後、10℃以下の冷蔵庫に放置。2)17時間
放置後、No.2濾紙を用いて、固液を分離する。3)更
に濾液をビールス濾過メンブランに通す。4)分離した
液体20mlを用いて、イオンクロマトグラフィー法により
カチオンを測定する。5)検量線により含有量を読み取
る。
ウムイオンの測定は以下のように行った。1)該組成液
100gを共栓三角フラスコに採取し10℃以下に冷やして
よく撹拌した後、10℃以下の冷蔵庫に放置。2)17時間
放置後、No.2濾紙を用いて、固液を分離する。3)更
に濾液をビールス濾過メンブランに通す。4)分離した
液体20mlを用いて、イオンクロマトグラフィー法により
カチオンを測定する。5)検量線により含有量を読み取
る。
【0106】本発明におけるカルシウムイオンの測定に
用いたイオンクロマトグラフィーの条件は液クロマトグ
ラフィー用ポンプは日立液クロポンプL-6200;カラムオ
ーブンはGLサイエンスLC-カラム・オーブンMode l554;
カラムはイオンクロマトグラフィー用カラム日立#271
0;検出器は電導度検出器は日立L-3720;カラム温度40
℃;溶離液は塩酸27.5ミリモル、2-3ジアミノプロピオ
ン酸モノハイドロクロライド2.25ミリモル、L-ヒスチジ
ンモノハイドロクロライド(1水塩)2.25ミリモル;溶離
液の流量1.0ml/分;サンプル注入量20μlである。
用いたイオンクロマトグラフィーの条件は液クロマトグ
ラフィー用ポンプは日立液クロポンプL-6200;カラムオ
ーブンはGLサイエンスLC-カラム・オーブンMode l554;
カラムはイオンクロマトグラフィー用カラム日立#271
0;検出器は電導度検出器は日立L-3720;カラム温度40
℃;溶離液は塩酸27.5ミリモル、2-3ジアミノプロピオ
ン酸モノハイドロクロライド2.25ミリモル、L-ヒスチジ
ンモノハイドロクロライド(1水塩)2.25ミリモル;溶離
液の流量1.0ml/分;サンプル注入量20μlである。
【0107】なお、帯電防止用塗布組成物のpHは調節
しないでカルシウムイオン含有量測定をした。該組成物
にゼラチンの如きカルボン酸を有する添加物がある場合
には、カルシウムイオンがカルボン酸に吸着されている
ため、pHを5以下、好ましくは4.0に調整して全カルシ
ウムイオンを参考値として測定しておくことが好まし
い。
しないでカルシウムイオン含有量測定をした。該組成物
にゼラチンの如きカルボン酸を有する添加物がある場合
には、カルシウムイオンがカルボン酸に吸着されている
ため、pHを5以下、好ましくは4.0に調整して全カルシ
ウムイオンを参考値として測定しておくことが好まし
い。
【0108】本発明の帯電防止用塗布組成物には他の水
不溶性のポリマーを含有させてもよい。水不溶性ポリマ
ーのモノマー成分としてはアルキルアクリレートまたは
アルキルメタクリレート(アルキル:メチル、エチル、
n-またはiso-プロピル、n-、sec-、及びter-ブチル、シ
クロヘキシル、2-エチルヘキシル、ヒドロキシエチル、
グリシジル等)、スチレン、アクリロニトリル、ブタジ
エン、イソプレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン、アクリルアミド等)の少なくとも一種あるいは
他との組み合わせによるホモ又はコポリマーのラテック
ス、その他ウレタン樹脂分散液、ポリエチレン樹脂分散
液等が挙げられる。中でもラテックスポリマーを該組成
物に添加するのが好ましく、ゼラチンをバインダーにし
た場合には特に好ましい。これら水不溶性ポリマーは帯
電防止用塗布組成物に対して0.5〜20重量%含まれるこ
とが好ましい。
不溶性のポリマーを含有させてもよい。水不溶性ポリマ
ーのモノマー成分としてはアルキルアクリレートまたは
アルキルメタクリレート(アルキル:メチル、エチル、
n-またはiso-プロピル、n-、sec-、及びter-ブチル、シ
クロヘキシル、2-エチルヘキシル、ヒドロキシエチル、
グリシジル等)、スチレン、アクリロニトリル、ブタジ
エン、イソプレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン、アクリルアミド等)の少なくとも一種あるいは
他との組み合わせによるホモ又はコポリマーのラテック
ス、その他ウレタン樹脂分散液、ポリエチレン樹脂分散
液等が挙げられる。中でもラテックスポリマーを該組成
物に添加するのが好ましく、ゼラチンをバインダーにし
た場合には特に好ましい。これら水不溶性ポリマーは帯
電防止用塗布組成物に対して0.5〜20重量%含まれるこ
とが好ましい。
【0109】本発明の帯電防止用塗布組成物にはこの他
種々の添加剤を加えることが出来る。例えば、硬膜剤、
表面張力調整剤、マット剤等が挙げられる。
種々の添加剤を加えることが出来る。例えば、硬膜剤、
表面張力調整剤、マット剤等が挙げられる。
【0110】特にバインダーとしてゼラチンを用いる場
合には、現像等処理中帯電防止層が溶解、溶出されない
ように、塗設後帯電防止性のゼラチン層を不溶化するこ
とが重要である。その結果、不溶解、不溶出の他に、帯
電防止層が現像処理中の吸水量が減少し、乾燥を早め、
処理速度を速くすることが出来るようになる。ゼラチン
の不溶化はゼラチンに対する硬膜剤を該組成物に加える
ことはによって達成される。硬膜剤としては下記の如
く、エポキシ系、アルデヒド系、アクリロイル系、エチ
レンイミン系、ビニルスルホン系、活性ハロゲン系等を
挙げる事が出来、有用に使用出来る。下記化合物に限定
されるものではない。
合には、現像等処理中帯電防止層が溶解、溶出されない
ように、塗設後帯電防止性のゼラチン層を不溶化するこ
とが重要である。その結果、不溶解、不溶出の他に、帯
電防止層が現像処理中の吸水量が減少し、乾燥を早め、
処理速度を速くすることが出来るようになる。ゼラチン
の不溶化はゼラチンに対する硬膜剤を該組成物に加える
ことはによって達成される。硬膜剤としては下記の如
く、エポキシ系、アルデヒド系、アクリロイル系、エチ
レンイミン系、ビニルスルホン系、活性ハロゲン系等を
挙げる事が出来、有用に使用出来る。下記化合物に限定
されるものではない。
【0111】
【化18】
【0112】
【化19】
【0113】〈帯電防止されたプラスチックフィルム〉
本発明の帯電防止されたプラスチックフィルムは本発明
の帯電防止用塗布組成物をプラスチックフィルムに塗設
することによって得られる。
本発明の帯電防止されたプラスチックフィルムは本発明
の帯電防止用塗布組成物をプラスチックフィルムに塗設
することによって得られる。
【0114】〈プラスチックフィルム〉本発明に係わる
プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート、金属スルホ芳香族
ジカルボン酸含有変性ポリエステル、金属スルホ芳香族
ジカルボン酸含有ポリエステルとポリエチレンテレフタ
レート及び/またはポリエチレンナフタレートとの積層
構造ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリフェニルスルホン、ポリフェニルエーテ
ル、セルローストリアセテート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンラミネートされた紙等のフィル
ムが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
中でも写真用支持体に有用なプラスチックフィルムとし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、金属スルホ芳香族ジカルボン酸含有変性ポリ
エステル、金属スルホ芳香族ジカルボン酸含有ポリエス
テルとポリエチレンテレフタレート及び/またはポリエ
チレンナフタレートとの積層構造ポリエステル、ポリカ
ーボネート、セルローストリアセテート、ポリエチレン
ラミネートされた紙等のフィルムが好ましい。
プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート、金属スルホ芳香族
ジカルボン酸含有変性ポリエステル、金属スルホ芳香族
ジカルボン酸含有ポリエステルとポリエチレンテレフタ
レート及び/またはポリエチレンナフタレートとの積層
構造ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリフェニルスルホン、ポリフェニルエーテ
ル、セルローストリアセテート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンラミネートされた紙等のフィル
ムが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
中でも写真用支持体に有用なプラスチックフィルムとし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、金属スルホ芳香族ジカルボン酸含有変性ポリ
エステル、金属スルホ芳香族ジカルボン酸含有ポリエス
テルとポリエチレンテレフタレート及び/またはポリエ
チレンナフタレートとの積層構造ポリエステル、ポリカ
ーボネート、セルローストリアセテート、ポリエチレン
ラミネートされた紙等のフィルムが好ましい。
【0115】セルローストリアセテートフィルムは主に
カラー写真フィルムに使用されており、広く使用されて
いる。セルローストリアセテートフィルムは原料である
セルローストリアセテートをメチレンクロライドに溶解
して粘稠な溶液とし、これをエンドレスのステンレスス
ティールベルト上に所定な厚さにダイスから押出しベル
ト上で乾燥され、ベルトが1周したところでベルトから
剥離され、両面から更に加熱され、溶媒が除去されて作
られる。ポリカーボネートフィルムについてもセルロー
ストリアセテートと同様にして作ることが出来るが、市
販されているポリカーボネートフィルムを本発明に使用
出来る。
カラー写真フィルムに使用されており、広く使用されて
いる。セルローストリアセテートフィルムは原料である
セルローストリアセテートをメチレンクロライドに溶解
して粘稠な溶液とし、これをエンドレスのステンレスス
ティールベルト上に所定な厚さにダイスから押出しベル
ト上で乾燥され、ベルトが1周したところでベルトから
剥離され、両面から更に加熱され、溶媒が除去されて作
られる。ポリカーボネートフィルムについてもセルロー
ストリアセテートと同様にして作ることが出来るが、市
販されているポリカーボネートフィルムを本発明に使用
出来る。
【0116】ポリエチレンテレフタレートフィルムは主
に印刷用写真フィルムまたは医療用写真フィルム(X線
フィルムとも呼ばれる)に主に用いられているが、カラ
ー写真フィルムにも使用されている。最近、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、変性ポリエステルフィルム、
ポリカーボネートフィルム等を新しい写真フィルムに適
用する提案がなされている。
に印刷用写真フィルムまたは医療用写真フィルム(X線
フィルムとも呼ばれる)に主に用いられているが、カラ
ー写真フィルムにも使用されている。最近、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、変性ポリエステルフィルム、
ポリカーボネートフィルム等を新しい写真フィルムに適
用する提案がなされている。
【0117】ポリエチレンテレフタレートフィルム及び
ポリエチレンナフタレート、特にポリエチレン-2,6-ナ
フタレートはポリエステルの定法により作ることが出来
るが、一般に市販されているので、これを本発明に係わ
るプラスチックフィルムとして使用することが出来る。
上記変性ポリエステルフィルムはポリエチレンテレフ
タレートと同じ定法で樹脂チップ及びフィルムを作るこ
とが出来る。また上記積層ポリエステルフィルムは上記
変性ポリエステルとポリエチレンテレフタレート及び/
またはポリエチレンナフタレートを主として3層以上に
組み合わせたフィルムで、それぞれの原料を用いて積層
用の押出ダイスから通常のポリエチレンフタレートと同
様にフィルムを作ることが出来る。以下変性ポリエステ
ル及び積層ポリエステルフィルムについてこれらのフィ
ルムの作り方について説明する。
ポリエチレンナフタレート、特にポリエチレン-2,6-ナ
フタレートはポリエステルの定法により作ることが出来
るが、一般に市販されているので、これを本発明に係わ
るプラスチックフィルムとして使用することが出来る。
上記変性ポリエステルフィルムはポリエチレンテレフ
タレートと同じ定法で樹脂チップ及びフィルムを作るこ
とが出来る。また上記積層ポリエステルフィルムは上記
変性ポリエステルとポリエチレンテレフタレート及び/
またはポリエチレンナフタレートを主として3層以上に
組み合わせたフィルムで、それぞれの原料を用いて積層
用の押出ダイスから通常のポリエチレンフタレートと同
様にフィルムを作ることが出来る。以下変性ポリエステ
ル及び積層ポリエステルフィルムについてこれらのフィ
ルムの作り方について説明する。
【0118】積層フィルムの少なくとも1層を構成する
金属スルホ芳香族ジカルボン酸変性ポリエステルは、ポ
リエチレンテレフタレート、あるいはポリエチレンナフ
タレートを変性ポリエステルの主構成成分として持って
いることが好ましい。つまり、テレフタル酸とエチレン
グリコールを主構成成分とする繰り返し単位を多く持っ
ているポリマーであり、またナフタレンジカルボン酸と
エチレングリコールを主構成成分とする繰り返し単位を
多く持っているポリマーである。ナフタレンジカルボン
酸としてはナフタレン-2,6-ジカルボン酸が好ましい。
ここで繰り返し単位を多く持つとは繰り返し単位が70モ
ル%以上、好ましくは85モル%以上、特に好ましくは90
モル%以上あることをいう。
金属スルホ芳香族ジカルボン酸変性ポリエステルは、ポ
リエチレンテレフタレート、あるいはポリエチレンナフ
タレートを変性ポリエステルの主構成成分として持って
いることが好ましい。つまり、テレフタル酸とエチレン
グリコールを主構成成分とする繰り返し単位を多く持っ
ているポリマーであり、またナフタレンジカルボン酸と
エチレングリコールを主構成成分とする繰り返し単位を
多く持っているポリマーである。ナフタレンジカルボン
酸としてはナフタレン-2,6-ジカルボン酸が好ましい。
ここで繰り返し単位を多く持つとは繰り返し単位が70モ
ル%以上、好ましくは85モル%以上、特に好ましくは90
モル%以上あることをいう。
【0119】残りの変性部分は、テレフタル酸、2,6-ナ
フタレンジカルボン酸、他のナフタレンジカルボン酸、
金属スルホネート基を含有する芳香族ジカルボン酸、イ
ソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、あるいはこれら芳
香族ジカルボン酸とC1〜C4のアルコールあるいはC2
〜C10とのグリコールジハーフエステル;アジピン酸、
セバチン酸等の脂肪族ジカルボン酸あるいはこれら脂肪
族ジカルボン酸とC1〜C4のアルコールあるいはC2〜
C10とのジハーフエステル;ポリエチレンオキシドジカ
ルボン酸、ポリプロピレンオキシドジカルボン酸等のポ
リエーテルジカルボン酸あるいはC1〜C8のアルコール
あるいはC2〜C10とのジエステル等の酸成分と、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、p-キシリデングリコー
ル、1,4-シクロヘキサンジメタノール等のグリコール
類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレンオキシド-ポリプロピレンオキシド共重合
グリコール等のポリオレフィンオキシドグリコール類等
のグリコール成分とのエステルあるいはポリエステル成
分からなっている。
フタレンジカルボン酸、他のナフタレンジカルボン酸、
金属スルホネート基を含有する芳香族ジカルボン酸、イ
ソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、あるいはこれら芳
香族ジカルボン酸とC1〜C4のアルコールあるいはC2
〜C10とのグリコールジハーフエステル;アジピン酸、
セバチン酸等の脂肪族ジカルボン酸あるいはこれら脂肪
族ジカルボン酸とC1〜C4のアルコールあるいはC2〜
C10とのジハーフエステル;ポリエチレンオキシドジカ
ルボン酸、ポリプロピレンオキシドジカルボン酸等のポ
リエーテルジカルボン酸あるいはC1〜C8のアルコール
あるいはC2〜C10とのジエステル等の酸成分と、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、p-キシリデングリコー
ル、1,4-シクロヘキサンジメタノール等のグリコール
類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレンオキシド-ポリプロピレンオキシド共重合
グリコール等のポリオレフィンオキシドグリコール類等
のグリコール成分とのエステルあるいはポリエステル成
分からなっている。
【0120】変性ポリエステルの変性成分としての金属
スルホ芳香族ジカルボン酸類としては、金属スルホネー
ト基を含むイソフタル酸が好ましく、金属イオンはナト
リウム、カリウム、リチウム、セシウム等のアルカリ金
属で、ナトリウムが好ましく、具体的には5-ナトリウム
スルホイソフタル酸、2-ナトリウムスルホイソフタル
酸、4-ナトリウムスルホイソフタル酸、4-ナトリウムス
ルホ-2,6-ナフタレンジカルボン酸あるいはこれらのメ
チルエステル、エチレングリコールハーフエステル、そ
の他下記化20で示されるグリコールハーフエステルなど
が挙げられるが、好ましくは5-ナトリウムスルホイソフ
タル酸あるいはそのメチルエステルまたはエチレングリ
コールエステルも用いられる。金属スルホネート基を有
する芳香族ジカルボン酸の変性ポリエステルの全エステ
ル結合に対して2〜10モル%の割合で含まれるのがよ
い。好ましくは2〜7モル%で、特に好ましくは3〜6
モル%である。
スルホ芳香族ジカルボン酸類としては、金属スルホネー
ト基を含むイソフタル酸が好ましく、金属イオンはナト
リウム、カリウム、リチウム、セシウム等のアルカリ金
属で、ナトリウムが好ましく、具体的には5-ナトリウム
スルホイソフタル酸、2-ナトリウムスルホイソフタル
酸、4-ナトリウムスルホイソフタル酸、4-ナトリウムス
ルホ-2,6-ナフタレンジカルボン酸あるいはこれらのメ
チルエステル、エチレングリコールハーフエステル、そ
の他下記化20で示されるグリコールハーフエステルなど
が挙げられるが、好ましくは5-ナトリウムスルホイソフ
タル酸あるいはそのメチルエステルまたはエチレングリ
コールエステルも用いられる。金属スルホネート基を有
する芳香族ジカルボン酸の変性ポリエステルの全エステ
ル結合に対して2〜10モル%の割合で含まれるのがよ
い。好ましくは2〜7モル%で、特に好ましくは3〜6
モル%である。
【0121】
【化20】
【0122】変性ポリエステルの有用な変性成分として
のポリアルキレングリコール類としては、ポリエチレン
グリコールが好ましく、その分子量は特に限定されない
が、好ましくは300〜100,000でより好ましくは600〜10,
000、特に好ましくは1,000〜5,000である。ポリアルキ
レングリコールの変性ポリエステルのポリエステル全重
量に対して3〜10重量%がよく、好ましく含有量は4〜
8重量%である。
のポリアルキレングリコール類としては、ポリエチレン
グリコールが好ましく、その分子量は特に限定されない
が、好ましくは300〜100,000でより好ましくは600〜10,
000、特に好ましくは1,000〜5,000である。ポリアルキ
レングリコールの変性ポリエステルのポリエステル全重
量に対して3〜10重量%がよく、好ましく含有量は4〜
8重量%である。
【0123】変性ポリエステルの変性成分としての脂肪
族ジカルボン酸としては、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸等が挙げられる
が、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸が好まし
く、特にアジピン酸が好ましく用いられる。脂肪族ジカ
ルボン酸のポリエステル全重量に対して3〜10重量%が
よく、好ましくは4〜8重量%であるが、ポリアルキレ
ングリコールとこの脂肪族ジカルボン酸とを共に用いる
場合には、合わせて3〜10重量%が好ましく、特に4〜
8重量%好ましい。
族ジカルボン酸としては、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸等が挙げられる
が、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸が好まし
く、特にアジピン酸が好ましく用いられる。脂肪族ジカ
ルボン酸のポリエステル全重量に対して3〜10重量%が
よく、好ましくは4〜8重量%であるが、ポリアルキレ
ングリコールとこの脂肪族ジカルボン酸とを共に用いる
場合には、合わせて3〜10重量%が好ましく、特に4〜
8重量%好ましい。
【0124】変性ポリエステルのポリエーテルジカルボ
ン酸としては、ポリエチレンオキシジカルボン酸、ポリ
プロピレンオキシジカルボン酸、ポリ(エチレン/プロ
ピレン)オキシジカルボン酸、ポリテトラメチレンオキ
シジカルボン酸及びその共重合体などが好ましいが、ポ
リエステルの重合反応性やフィルムの平面安定性の点で
特に、下記式で示されるポリエチレンオキシジカルボン
酸エステルを用いるのがより好ましい。
ン酸としては、ポリエチレンオキシジカルボン酸、ポリ
プロピレンオキシジカルボン酸、ポリ(エチレン/プロ
ピレン)オキシジカルボン酸、ポリテトラメチレンオキ
シジカルボン酸及びその共重合体などが好ましいが、ポ
リエステルの重合反応性やフィルムの平面安定性の点で
特に、下記式で示されるポリエチレンオキシジカルボン
酸エステルを用いるのがより好ましい。
【0125】R1OOCCH2−(OCH2CH2)n−OCH2COOR2 ここで、R1,R2は水素または炭素数1〜8のアルキル
基、nは正の整数である。また、ポリエーテルジカルボ
ン酸成分の変性割合としては、全ポリエステル重量の2
〜30重量%、好ましくは5〜15重量%、特に好ましくは
7〜12重量%である。
基、nは正の整数である。また、ポリエーテルジカルボ
ン酸成分の変性割合としては、全ポリエステル重量の2
〜30重量%、好ましくは5〜15重量%、特に好ましくは
7〜12重量%である。
【0126】本発明に有用な変性ポリエステル樹脂の固
有粘度は0.45〜0.85が好ましく、特に0.50〜0.70が好ま
しい。
有粘度は0.45〜0.85が好ましく、特に0.50〜0.70が好ま
しい。
【0127】変性ポリエステル樹脂の変性割合は、プラ
スチックフィルムが使用出来る範囲で、更に他の成分と
共重合されていても良いし、他の樹脂がブレンドされて
いてもかまわない。ブレンドされる樹脂としては、ポリ
エステル系の樹脂が好ましい。
スチックフィルムが使用出来る範囲で、更に他の成分と
共重合されていても良いし、他の樹脂がブレンドされて
いてもかまわない。ブレンドされる樹脂としては、ポリ
エステル系の樹脂が好ましい。
【0128】本発明に有用な積層プラスチックフィルム
の構成は上記変性ポリエステルフィルム層を少なくとも
1層有することが有用であるが、3層以上の場合、該変
性ポリエステル層が積層構成の内部層にあっても、また
外部層にあってもよいが、内部層にあることが好まし
い。この積層プラスチックフィルムはフィルム特に写真
フィルムとしての巻癖が付きにくいという点で好まし
い。
の構成は上記変性ポリエステルフィルム層を少なくとも
1層有することが有用であるが、3層以上の場合、該変
性ポリエステル層が積層構成の内部層にあっても、また
外部層にあってもよいが、内部層にあることが好まし
い。この積層プラスチックフィルムはフィルム特に写真
フィルムとしての巻癖が付きにくいという点で好まし
い。
【0129】本発明に有用な積層プラスチックフィルム
の変性ポリエステルフィルムと共に用いられる樹脂層の
成分としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリスルホン、ポリアミド、ポリア
ラミド、ポリイミド等が挙げられ、中でもポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好まし
い。ポリエチレンナフタレートではポリエチレン-2,6-
ナフタレート、ポリエチレン-1,5-ナフタレート、ポリ
エチレン-2,7-ナフタレートが好ましい。その中でも特
に、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレン-2,6-
ナフタレートのポリエステル樹脂が好ましい。積層構成
が3層以上の場合、上記樹脂層は内部層にあっても外層
部にあってもよいが、外層部が好ましい。最外層の2層
は同じ材質の樹脂であっても、別の樹脂であっても良
い。
の変性ポリエステルフィルムと共に用いられる樹脂層の
成分としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリスルホン、ポリアミド、ポリア
ラミド、ポリイミド等が挙げられ、中でもポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好まし
い。ポリエチレンナフタレートではポリエチレン-2,6-
ナフタレート、ポリエチレン-1,5-ナフタレート、ポリ
エチレン-2,7-ナフタレートが好ましい。その中でも特
に、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレン-2,6-
ナフタレートのポリエステル樹脂が好ましい。積層構成
が3層以上の場合、上記樹脂層は内部層にあっても外層
部にあってもよいが、外層部が好ましい。最外層の2層
は同じ材質の樹脂であっても、別の樹脂であっても良
い。
【0130】本発明に有用な積層プラスチックフィルム
の最外層に特に好ましく用いられるポリエチレンテレフ
タレート樹脂、及びポリエチレン-2,6-ナフタレート樹
脂は品質は特に限定されないが、写真フィルムに用いる
場合には、特に写真グレードのものが好ましい。また該
ポリエステル樹脂の固有粘度は0.50〜0.85が好ましく、
特に0.55〜0.70が好ましい。
の最外層に特に好ましく用いられるポリエチレンテレフ
タレート樹脂、及びポリエチレン-2,6-ナフタレート樹
脂は品質は特に限定されないが、写真フィルムに用いる
場合には、特に写真グレードのものが好ましい。また該
ポリエステル樹脂の固有粘度は0.50〜0.85が好ましく、
特に0.55〜0.70が好ましい。
【0131】最も好ましい3層積層構造の積層フィルム
は、二つの最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂層
及び/またはポリエチレンナフタレート樹脂層が、内部
層には金属スルホネート基を含有する変性ポリエステル
樹脂層とからなるものである。
は、二つの最外層にポリエチレンテレフタレート樹脂層
及び/またはポリエチレンナフタレート樹脂層が、内部
層には金属スルホネート基を含有する変性ポリエステル
樹脂層とからなるものである。
【0132】本発明に有用な積層フィルムはその厚さを
二等分した場合、その分割した両側の層構成が非対称的
であることが特徴である。積層フィルムの厚み方向を二
等分する位置を中心として、その両側の積層構造が互い
に非対称になっているものであるということは、樹脂の
構成成分、樹脂の性質、層構成、製膜条件等をそれぞれ
変化させ、かつ適宜選択し組み合わせることによって設
計される。ここでいう非対称とは物理的、機械的あるい
は化学的に相違することを意味し、異なった素材からな
る層(全く異質の層)、層の構成順序、厚さ、構成成分
(共重合の構成単位の種類)、構成成分量(共重合の構
成単位の量比)、固有粘度等物性が異なっていること等
である。
二等分した場合、その分割した両側の層構成が非対称的
であることが特徴である。積層フィルムの厚み方向を二
等分する位置を中心として、その両側の積層構造が互い
に非対称になっているものであるということは、樹脂の
構成成分、樹脂の性質、層構成、製膜条件等をそれぞれ
変化させ、かつ適宜選択し組み合わせることによって設
計される。ここでいう非対称とは物理的、機械的あるい
は化学的に相違することを意味し、異なった素材からな
る層(全く異質の層)、層の構成順序、厚さ、構成成分
(共重合の構成単位の種類)、構成成分量(共重合の構
成単位の量比)、固有粘度等物性が異なっていること等
である。
【0133】これらの積層フィルムの非対称性を測定す
る方法としては、各種分析機器を用いて行うことがで
き、とくに限定されないが、層構成についてはフィルム
の断面を顕微鏡観察、顕微鏡写真を撮影することができ
る。また、該フィルムを顕微鏡観察を行いながら、各層
を削り取るか、フィルムを半分に分割する面まで、それ
ぞれ上下から削り取り上下の層それぞれの分析対象物を
得て、加水分解を行い液体クロマトグラフィー、NMR等
の各種測定装置で測定してもよいし、分析対象物を溶媒
に溶解後にNMR、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー)、固有粘度等の測定を行ってもよいし、分析
対象物をそのまま粉末でX線分光機器、もしくはKBr等
に混ぜてIR(赤外分光機器)等の測定をすることがで
き、結果として絶対量、もしくはそれに相当する測定結
果のピークの位置、強度の違い等でも非対称性を測定す
ることができる。
る方法としては、各種分析機器を用いて行うことがで
き、とくに限定されないが、層構成についてはフィルム
の断面を顕微鏡観察、顕微鏡写真を撮影することができ
る。また、該フィルムを顕微鏡観察を行いながら、各層
を削り取るか、フィルムを半分に分割する面まで、それ
ぞれ上下から削り取り上下の層それぞれの分析対象物を
得て、加水分解を行い液体クロマトグラフィー、NMR等
の各種測定装置で測定してもよいし、分析対象物を溶媒
に溶解後にNMR、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー)、固有粘度等の測定を行ってもよいし、分析
対象物をそのまま粉末でX線分光機器、もしくはKBr等
に混ぜてIR(赤外分光機器)等の測定をすることがで
き、結果として絶対量、もしくはそれに相当する測定結
果のピークの位置、強度の違い等でも非対称性を測定す
ることができる。
【0134】変性ポリエステル樹脂の合成は、従来公知
のポリエステルの製造法に従って行うことができる。例
えば、エステル化反応では酸成分をグリコール成分との
直接エステル化と、酸成分をジメチルエステルとしてグ
リコールとエステル交換法によるエステル化のいずれも
使用できる。また特に変性成分としての酸成分をあらか
じめエチレングリコールのジエステル(くわしくはエチ
レングリコールのジハーフエステル)の形で用いるのが
好ましい。この際、必要に応じてエステル化にはエステ
ル交換反応触媒を、また重合反応では三酸化アンチモン
の如き重合反応触媒を用いてポリエステルを重合合成す
ることができる。以上述べたポリエステル構成成分及び
合成法については、例えば高分子実験学第5巻「重縮合
と重付加」(共立出版、1980年)第103〜136頁、あるい
は「合成高分子V」(朝倉書店、1971年)第187〜286頁
の記載を参考に行うことができる。
のポリエステルの製造法に従って行うことができる。例
えば、エステル化反応では酸成分をグリコール成分との
直接エステル化と、酸成分をジメチルエステルとしてグ
リコールとエステル交換法によるエステル化のいずれも
使用できる。また特に変性成分としての酸成分をあらか
じめエチレングリコールのジエステル(くわしくはエチ
レングリコールのジハーフエステル)の形で用いるのが
好ましい。この際、必要に応じてエステル化にはエステ
ル交換反応触媒を、また重合反応では三酸化アンチモン
の如き重合反応触媒を用いてポリエステルを重合合成す
ることができる。以上述べたポリエステル構成成分及び
合成法については、例えば高分子実験学第5巻「重縮合
と重付加」(共立出版、1980年)第103〜136頁、あるい
は「合成高分子V」(朝倉書店、1971年)第187〜286頁
の記載を参考に行うことができる。
【0135】変性ポリエステル樹脂の具体的な合成方法
は米国特許第4,217,441号、特開平5-210199号に記載さ
れており、これらの方法によって本発明に有用な変性ポ
リエステル樹脂は合成され得る。
は米国特許第4,217,441号、特開平5-210199号に記載さ
れており、これらの方法によって本発明に有用な変性ポ
リエステル樹脂は合成され得る。
【0136】このエステル交換時に用いる触媒として
は、マンガン、カルシウム、亜鉛、コバルト等の金属の
酢酸塩、脂肪酸塩、炭酸塩等を挙げることができる。こ
れらの中でも、酢酸マンガン、酢酸カルシウムの水和物
が好ましく、さらにはこれらを混合したものが好まし
い。前記エステル交換時及び/又は重合時に反応を阻害
したり樹脂を着色したりしない範囲で水酸化物や脂肪族
カルボン酸の金属塩、第四級アンモニウム塩などを添加
することも有効であり、中でも水酸化ナトリウム、酢酸
ナトリウム、テトラエチルアンモニウムハイドレートな
どが好ましく、特に酢酸ナトリウム及びテトラエチルア
ンモニウムハイドレートが好ましい。
は、マンガン、カルシウム、亜鉛、コバルト等の金属の
酢酸塩、脂肪酸塩、炭酸塩等を挙げることができる。こ
れらの中でも、酢酸マンガン、酢酸カルシウムの水和物
が好ましく、さらにはこれらを混合したものが好まし
い。前記エステル交換時及び/又は重合時に反応を阻害
したり樹脂を着色したりしない範囲で水酸化物や脂肪族
カルボン酸の金属塩、第四級アンモニウム塩などを添加
することも有効であり、中でも水酸化ナトリウム、酢酸
ナトリウム、テトラエチルアンモニウムハイドレートな
どが好ましく、特に酢酸ナトリウム及びテトラエチルア
ンモニウムハイドレートが好ましい。
【0137】変性ポリエステルを得るには、酸成分とグ
リコール成分とをエステル交換した後に、前述の変性成
分を添加し、溶融重合を行っても良いし、又、変性成分
をエステル交換する前に添加し、エステル交換した後に
溶融重合を行っても良いし、または溶融重合で得られた
樹脂を固相重合するなど公知の合成方法を採用すること
ができる。
リコール成分とをエステル交換した後に、前述の変性成
分を添加し、溶融重合を行っても良いし、又、変性成分
をエステル交換する前に添加し、エステル交換した後に
溶融重合を行っても良いし、または溶融重合で得られた
樹脂を固相重合するなど公知の合成方法を採用すること
ができる。
【0138】ポリエステルの重合(エステル交換の後
の)に用いる触媒としては三酸化アンチモン、酸化亜
鉛、二酸化マンガン、二酸化チタン等が挙げられるが、
中でも三酸化アンチモンが好ましい。
の)に用いる触媒としては三酸化アンチモン、酸化亜
鉛、二酸化マンガン、二酸化チタン等が挙げられるが、
中でも三酸化アンチモンが好ましい。
【0139】ポリエステルは共に、重合段階でリン酸、
亜リン酸およびそれらのエステルならびに無機粒子(シ
リカ、カオリン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
二酸化チタンなど)が含まれていてもよいし、重合後ポ
リマーに無機粒子などがブレンドされていてもよい。さ
らに重合段階、重合後のいずれかの段階で適宜に顔料、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、マット剤、滑り剤、安定
剤、界面活性剤、分散剤、粘着防止剤、軟化剤、流動性
付与剤などを添加してもかまわない。
亜リン酸およびそれらのエステルならびに無機粒子(シ
リカ、カオリン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
二酸化チタンなど)が含まれていてもよいし、重合後ポ
リマーに無機粒子などがブレンドされていてもよい。さ
らに重合段階、重合後のいずれかの段階で適宜に顔料、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、マット剤、滑り剤、安定
剤、界面活性剤、分散剤、粘着防止剤、軟化剤、流動性
付与剤などを添加してもかまわない。
【0140】上記酸化防止剤はその種類に限定されるも
のではなく、具体的には、ヒンダードフェノール系化合
物、アリルアミノ系化合物、ホスファイト系化合物、チ
オエステル系化合物等が挙げられ、市販のものが使用で
きる。これらの中でも、ヒンダード系が好ましい。変性
ポリエステルの製造に際しては、酸化防止剤を押出し前
に添加するのが最も好ましい。その含有量は通常、積層
フィルムの濁度を増大させずに、かつ優れた写真性能を
得るためには、変性ポリエステルに対して、0.01〜2重
量%であり、このましくは0.1〜0.5重量%である。なお
酸化防止剤は1種単独で使用してもよいし、2種以上組
み合わせて使用してもよい。
のではなく、具体的には、ヒンダードフェノール系化合
物、アリルアミノ系化合物、ホスファイト系化合物、チ
オエステル系化合物等が挙げられ、市販のものが使用で
きる。これらの中でも、ヒンダード系が好ましい。変性
ポリエステルの製造に際しては、酸化防止剤を押出し前
に添加するのが最も好ましい。その含有量は通常、積層
フィルムの濁度を増大させずに、かつ優れた写真性能を
得るためには、変性ポリエステルに対して、0.01〜2重
量%であり、このましくは0.1〜0.5重量%である。なお
酸化防止剤は1種単独で使用してもよいし、2種以上組
み合わせて使用してもよい。
【0141】ポリエステルには、種々の添加剤を含有せ
しめることができる。例えば、写真乳剤層を塗設した支
持体フィルムの断面から光が入射したときに起こるライ
トパイピング現象(ふちかぶり)を防止する目的で、該
ポリエステルに染料を添加することもできる。この染料
につき、その種類は特に限定されないが、製膜工程上、
耐熱性に優れたものが好ましく、例えば、アンスラキノ
ン系化学染料などが挙げられる。
しめることができる。例えば、写真乳剤層を塗設した支
持体フィルムの断面から光が入射したときに起こるライ
トパイピング現象(ふちかぶり)を防止する目的で、該
ポリエステルに染料を添加することもできる。この染料
につき、その種類は特に限定されないが、製膜工程上、
耐熱性に優れたものが好ましく、例えば、アンスラキノ
ン系化学染料などが挙げられる。
【0142】本発明に有用な積層フィルムは2種以上の
樹脂層が3層以上積層された構造を有しているが、この
ような樹脂層を組み合わせて2層の積層構造を有する積
層フィルムの例で説明すると、次のようにして製造する
ことができる。すなわち、例えば2種の樹脂を二つの別
々の真空乾燥機で乾燥し、二つの別々の押出機にそれぞ
れの樹脂を投入し、溶融押出した後、一つの導管にそれ
ぞれの溶融樹脂が上下になるように導き、導管内で2層
の溶融樹脂が層流をなして一つのスリットを持つ押出口
金から冷却ドラム上に押し出されて一つの未延伸シート
を形成させるか、また他の方法としては溶融ポリマーを
一つのダイに2種の溶融ポリマーを導入し、二つのスリ
ットを持つ押出口金から、あるいはダイ内で二つのスリ
ットが一つのスリット結合されるようになっている押出
口金から、層流状になった2層を冷却ドラム上に押出し
て、一つのシートを形成させ、そして冷却ドラム上で冷
却固化して、未延伸フィルムを得た後に、縦延伸機で縦
方向に延伸し、続いて横方向に横延伸機で延伸し、更に
続いて同機内の熱固定ゾーンで熱固定し二軸延伸された
フィルムを得る溶融状態で積層する方法であり、本発明
に有用な方法である。また別の方法は2種の溶融ポリマ
ーで別々に冷却ドラム上に押出し冷却固化させる別位置
製膜法も本発明に有用である。これらを共押出法とも呼
ぶ。
樹脂層が3層以上積層された構造を有しているが、この
ような樹脂層を組み合わせて2層の積層構造を有する積
層フィルムの例で説明すると、次のようにして製造する
ことができる。すなわち、例えば2種の樹脂を二つの別
々の真空乾燥機で乾燥し、二つの別々の押出機にそれぞ
れの樹脂を投入し、溶融押出した後、一つの導管にそれ
ぞれの溶融樹脂が上下になるように導き、導管内で2層
の溶融樹脂が層流をなして一つのスリットを持つ押出口
金から冷却ドラム上に押し出されて一つの未延伸シート
を形成させるか、また他の方法としては溶融ポリマーを
一つのダイに2種の溶融ポリマーを導入し、二つのスリ
ットを持つ押出口金から、あるいはダイ内で二つのスリ
ットが一つのスリット結合されるようになっている押出
口金から、層流状になった2層を冷却ドラム上に押出し
て、一つのシートを形成させ、そして冷却ドラム上で冷
却固化して、未延伸フィルムを得た後に、縦延伸機で縦
方向に延伸し、続いて横方向に横延伸機で延伸し、更に
続いて同機内の熱固定ゾーンで熱固定し二軸延伸された
フィルムを得る溶融状態で積層する方法であり、本発明
に有用な方法である。また別の方法は2種の溶融ポリマ
ーで別々に冷却ドラム上に押出し冷却固化させる別位置
製膜法も本発明に有用である。これらを共押出法とも呼
ぶ。
【0143】この他に別々に製膜したフィルムをラミネ
ーションして積層する方法がある。すなわち、2種の樹
脂を別々に未延伸フィルムを、あるいは一軸延伸フィル
ムを作り、それらにアンカー剤、接着剤等をコーティン
グした後、この2種のフィルムをラミネートして積層
し、次いでこれを二軸延伸し、熱固定する方法である。
しかしこの方法は工程が複雑で設備費がかかり過ぎるの
と品質の面から実用的ではなく、簡易性から共押出法が
好ましい。
ーションして積層する方法がある。すなわち、2種の樹
脂を別々に未延伸フィルムを、あるいは一軸延伸フィル
ムを作り、それらにアンカー剤、接着剤等をコーティン
グした後、この2種のフィルムをラミネートして積層
し、次いでこれを二軸延伸し、熱固定する方法である。
しかしこの方法は工程が複雑で設備費がかかり過ぎるの
と品質の面から実用的ではなく、簡易性から共押出法が
好ましい。
【0144】変性ポリエステル樹脂を押出機で溶融する
温度は260〜320℃の範囲が用いられる。好ましくは280
〜310℃である。共押出する場合、変性ポリエステル樹
脂の溶融温度は最表面層に用いられる樹脂、例えばポリ
エチレンテレフタレート樹脂と同じ温度で溶融すること
が好ましい。
温度は260〜320℃の範囲が用いられる。好ましくは280
〜310℃である。共押出する場合、変性ポリエステル樹
脂の溶融温度は最表面層に用いられる樹脂、例えばポリ
エチレンテレフタレート樹脂と同じ温度で溶融すること
が好ましい。
【0145】積層フィルムの延伸条件は特に限定されな
いが、一般的には複数の樹脂層のガラス転移温度(Tg)
の高い樹脂のTgからTg+100℃の温度範囲で二軸方向に
延伸する。このときポリエチレンテレフタレート層の延
伸方法と同様に下記A、B、Cの方法を採ることができ
る。延伸倍率は面積比で4〜16倍の範囲で行われること
が好ましい。また熱固定は150〜240℃の温度範囲で行う
ことができる。
いが、一般的には複数の樹脂層のガラス転移温度(Tg)
の高い樹脂のTgからTg+100℃の温度範囲で二軸方向に
延伸する。このときポリエチレンテレフタレート層の延
伸方法と同様に下記A、B、Cの方法を採ることができ
る。延伸倍率は面積比で4〜16倍の範囲で行われること
が好ましい。また熱固定は150〜240℃の温度範囲で行う
ことができる。
【0146】(A)未延伸シートをまず縦方向に延伸
し、次いで横方向に延伸する方法 (B)未延伸シートをまず横方向に延伸し、次いで縦方
向に延伸する方法 (C)未延伸シートを1段または多段で縦方向に延伸し
た後、再度縦方向に延伸し、次いで横方向に延伸する方
法。
し、次いで横方向に延伸する方法 (B)未延伸シートをまず横方向に延伸し、次いで縦方
向に延伸する方法 (C)未延伸シートを1段または多段で縦方向に延伸し
た後、再度縦方向に延伸し、次いで横方向に延伸する方
法。
【0147】なお、ここで樹脂層、最外層、内部層等の
層とは、支持体となる樹脂の、ある厚さを持っているフ
ィルムをいい、下引層、帯電防止層、乳剤層等の層とは
区別される。
層とは、支持体となる樹脂の、ある厚さを持っているフ
ィルムをいい、下引層、帯電防止層、乳剤層等の層とは
区別される。
【0148】本発明に係わる積層構造フィルムの厚みの
総和は特に限定されず、用途に応じて任意に定めること
ができるが、通常40〜250μm、特に65〜180μmが好まし
い。帯電防止用塗布組成物が塗設されたこれらの帯電防
止性能を有するプラスチックフィルムの用途は写真フィ
ルムの他に、製図用フィルム、OHP用フィルム、マーキ
ングフィルム、アニメ用フィルム等に広く使用出来る。
総和は特に限定されず、用途に応じて任意に定めること
ができるが、通常40〜250μm、特に65〜180μmが好まし
い。帯電防止用塗布組成物が塗設されたこれらの帯電防
止性能を有するプラスチックフィルムの用途は写真フィ
ルムの他に、製図用フィルム、OHP用フィルム、マーキ
ングフィルム、アニメ用フィルム等に広く使用出来る。
【0149】〈下引層〉本発明に使用されるプラスチッ
クフィルムをフィルム支持体として用いる場合には帯電
防止層等の機能性層を、また写真フィルムの感光性乳剤
層をフィルム支持体上に設けるために、それらの塗布性
を高めたり、それらがフィルム支持体に強固な接着性を
保持する目的で下引処理があらかじめ行われる。
クフィルムをフィルム支持体として用いる場合には帯電
防止層等の機能性層を、また写真フィルムの感光性乳剤
層をフィルム支持体上に設けるために、それらの塗布性
を高めたり、それらがフィルム支持体に強固な接着性を
保持する目的で下引処理があらかじめ行われる。
【0150】セルローストリアセテートやポリカーボネ
ートフィルムの場合には、これらフィルム支持体に対し
て溶解性あるいは膨潤性のある溶媒に親水性ポリマーを
溶解あるいは分散した下引塗布液を塗設する方法が採ら
れる。溶解性あるいは膨潤性溶媒としては、アセトン、
メチレンクロライド、エチレンクロライド、メタノー
ル、酢酸エチル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコ
ールモノアセテート、ジメチルホルムアミド等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
ートフィルムの場合には、これらフィルム支持体に対し
て溶解性あるいは膨潤性のある溶媒に親水性ポリマーを
溶解あるいは分散した下引塗布液を塗設する方法が採ら
れる。溶解性あるいは膨潤性溶媒としては、アセトン、
メチレンクロライド、エチレンクロライド、メタノー
ル、酢酸エチル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコ
ールモノアセテート、ジメチルホルムアミド等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0151】本発明に有用な上記ポリエステルフィルム
の下引は、ポリエチレンテレフタレートの下引法が適用
出来るので、ポリエチレンテレフタレートを例に下記に
説明する。ポリエチレンテレフタレートの下引は製膜中
延伸前、一軸延伸後、二軸延伸後熱固定前、あるいは二
軸延伸熱固定後のいずれかのプロセスにおいて行うこと
ができる。ポリエチレンテレフタレートは二軸延伸後熱
固定された後には配向結晶化が完了し、比較的乳剤層等
の上物が接着しにくくなる。従って、配向結晶完了前に
下引剤を施すのが一般的である。熱固定を行う前に下引
剤を塗設するには下記の如き公知の下引剤及び下引方法
が使用できる。例えば、米国特許第2,852,378号、同第3
58,608号、同第3,630,741号、同第2,627,088号、同第2,
698,235号、特開昭51-135991号、特公昭52-48312号、ベ
ルギー特許第721,469号、同742,769号等に記載のビニル
ハロゲノエステル含有コポリマーまたはビニルハロゲノ
エステル含有コポリマーと塩化ビニルおよび/または塩
化ビニリデン含有コポリマー、特公昭58-58661、特公昭
58-55497、特開昭52-108114等に記載のジオレフィン類
を単量体として含むコポリマー、特開昭61-204242、特
開昭61-204241等に記載のアクリル系ポリマー、特公昭5
7-971、特開昭61-204240、特開昭60-248231、特開平3-2
65624等に記載のポリエステル系ポリマー等が挙げられ
る。
の下引は、ポリエチレンテレフタレートの下引法が適用
出来るので、ポリエチレンテレフタレートを例に下記に
説明する。ポリエチレンテレフタレートの下引は製膜中
延伸前、一軸延伸後、二軸延伸後熱固定前、あるいは二
軸延伸熱固定後のいずれかのプロセスにおいて行うこと
ができる。ポリエチレンテレフタレートは二軸延伸後熱
固定された後には配向結晶化が完了し、比較的乳剤層等
の上物が接着しにくくなる。従って、配向結晶完了前に
下引剤を施すのが一般的である。熱固定を行う前に下引
剤を塗設するには下記の如き公知の下引剤及び下引方法
が使用できる。例えば、米国特許第2,852,378号、同第3
58,608号、同第3,630,741号、同第2,627,088号、同第2,
698,235号、特開昭51-135991号、特公昭52-48312号、ベ
ルギー特許第721,469号、同742,769号等に記載のビニル
ハロゲノエステル含有コポリマーまたはビニルハロゲノ
エステル含有コポリマーと塩化ビニルおよび/または塩
化ビニリデン含有コポリマー、特公昭58-58661、特公昭
58-55497、特開昭52-108114等に記載のジオレフィン類
を単量体として含むコポリマー、特開昭61-204242、特
開昭61-204241等に記載のアクリル系ポリマー、特公昭5
7-971、特開昭61-204240、特開昭60-248231、特開平3-2
65624等に記載のポリエステル系ポリマー等が挙げられ
る。
【0152】二軸延伸熱固定後の下引には、有機溶媒系
下引塗布や、ポリエチレンテレフタレートをエッチング
して下引材料を投錨効果によって接着させるいわゆるエ
ッチング溶剤(例えばフェノール、クレゾール、レゾル
シン、抱水クロラール、クロロフェノール等)を含む有
機溶媒系あるいは水系の下引液を塗布する方法もある。
これはポリエチレンテレフタレートが接着しにくい規則
正しい構造を有しているからであって、この表面構造を
ルーズなもの、あるいは化学的に変化させるものであ
る。このためには、機械的処理、コロナ放電処理、火炎
処理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性
プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、オゾン処理等
の表面活性化処理を施すのがよい。上記処理後に、直接
写真乳剤を塗布しても良好な接着力が得られるが、更に
接着力を強めるために、更に別の下引層を設け、この上
に写真乳剤層を設層してもよい膜付きが得られる。水系
の下引剤でも、上記種々の処理を前処理として活用すれ
ば、容易に接着性を向上させることができる。例えば、
特開昭55-67745号、特開昭59-19941号等に記載の方法の
n-ブチルメタクリレート:t-ブチルメタクリレート、ス
チレン及び2-ヒドロキシエチルメタクリレートからなる
4元共重合体ラテックス、界面活性剤、硬化剤からなる
水系下引液を塗布し乾燥し、続いて再びコロナ放電処理
をし、次に写真乳剤層側にはハレイション防止層や乳剤
層のようなゼラチン水溶液を施すことによって接着性の
よい感光材料を得ることができる。また反対面の帯電防
止層側には上記同様な処理あるいは下引層を施した後、
直接帯電防止組成物を、またセルロースジアセテートの
ような帯電防止層のバインダーを予め塗布した後に帯電
防止用塗布組成物を有機溶媒系液として塗布することに
よって、所望の写真感光材料を仕上げることができる。
下引塗布や、ポリエチレンテレフタレートをエッチング
して下引材料を投錨効果によって接着させるいわゆるエ
ッチング溶剤(例えばフェノール、クレゾール、レゾル
シン、抱水クロラール、クロロフェノール等)を含む有
機溶媒系あるいは水系の下引液を塗布する方法もある。
これはポリエチレンテレフタレートが接着しにくい規則
正しい構造を有しているからであって、この表面構造を
ルーズなもの、あるいは化学的に変化させるものであ
る。このためには、機械的処理、コロナ放電処理、火炎
処理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性
プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、オゾン処理等
の表面活性化処理を施すのがよい。上記処理後に、直接
写真乳剤を塗布しても良好な接着力が得られるが、更に
接着力を強めるために、更に別の下引層を設け、この上
に写真乳剤層を設層してもよい膜付きが得られる。水系
の下引剤でも、上記種々の処理を前処理として活用すれ
ば、容易に接着性を向上させることができる。例えば、
特開昭55-67745号、特開昭59-19941号等に記載の方法の
n-ブチルメタクリレート:t-ブチルメタクリレート、ス
チレン及び2-ヒドロキシエチルメタクリレートからなる
4元共重合体ラテックス、界面活性剤、硬化剤からなる
水系下引液を塗布し乾燥し、続いて再びコロナ放電処理
をし、次に写真乳剤層側にはハレイション防止層や乳剤
層のようなゼラチン水溶液を施すことによって接着性の
よい感光材料を得ることができる。また反対面の帯電防
止層側には上記同様な処理あるいは下引層を施した後、
直接帯電防止組成物を、またセルロースジアセテートの
ような帯電防止層のバインダーを予め塗布した後に帯電
防止用塗布組成物を有機溶媒系液として塗布することに
よって、所望の写真感光材料を仕上げることができる。
【0153】〈本発明の帯電防止層〉本発明のπ電子系
導電性ポリマー・ドーパントの帯電防止層は、プラスチ
ックフィルム上に下引層を介してもあるいは介さなくと
もよいが、直接又は間接的に本発明の帯電防止用塗布組
成物を塗設することによって得られる。該帯電防止層は
最上層にあっても、該帯電防止層の上に保護層の如き上
層があってもよい。また、写真感光層等の上、間、又は
下にあってもよい。下引液及び帯電防止用塗布組成物の
塗布はディップコーティング、エアーナイフコーティン
グ、噴霧あるいは米国特許2,681,294号記載のホッパー
を使用するエクストルージョンコーティング等の方法に
より行うことができる。また米国特許3,508,847号、同
2,941,898号、同3,526,528号等により、2種類またはそ
れ以上の層を同時に塗布するか、あるいは写真感光材料
を本発明の該組成物中に浸漬してもよい。
導電性ポリマー・ドーパントの帯電防止層は、プラスチ
ックフィルム上に下引層を介してもあるいは介さなくと
もよいが、直接又は間接的に本発明の帯電防止用塗布組
成物を塗設することによって得られる。該帯電防止層は
最上層にあっても、該帯電防止層の上に保護層の如き上
層があってもよい。また、写真感光層等の上、間、又は
下にあってもよい。下引液及び帯電防止用塗布組成物の
塗布はディップコーティング、エアーナイフコーティン
グ、噴霧あるいは米国特許2,681,294号記載のホッパー
を使用するエクストルージョンコーティング等の方法に
より行うことができる。また米国特許3,508,847号、同
2,941,898号、同3,526,528号等により、2種類またはそ
れ以上の層を同時に塗布するか、あるいは写真感光材料
を本発明の該組成物中に浸漬してもよい。
【0154】本発明の帯電防止用塗布組成物のπ電子系
導電性ポリマーの塗布量は良好な帯電防止性能を得るた
めには0.0001〜2g/m2であることが好ましく、特に0.
001〜1g/m2であることが好ましい。
導電性ポリマーの塗布量は良好な帯電防止性能を得るた
めには0.0001〜2g/m2であることが好ましく、特に0.
001〜1g/m2であることが好ましい。
【0155】〈バック層〉フィルム支持体の片面に感光
層がある感光材料の感光層のない反対側に設けられる層
をバック層という。ハロゲン化銀感光材料の種類によっ
てバック層が設けられる。バック層には親水性ポリマー
バインダーが用いられる場合が多いが、感光層のバイン
ダーと同様なゼラチンが最も好ましく使用され、アルカ
リ処理オセインゼラチン、酸処理オセインゼラチン、酸
処理ピッグスキンゼラチン、フタル化ゼラチン等のゼラ
チン誘導体等のいろいろなゼラチンが使用される。必要
に応じてこのゼラチンバック層に他の親水性ポリマー、
マット剤、滑り剤、界面活性剤、硬膜剤、染料、増粘
剤、ポリマーラテックス、前記帯電防止剤等を添加する
ことができる。
層がある感光材料の感光層のない反対側に設けられる層
をバック層という。ハロゲン化銀感光材料の種類によっ
てバック層が設けられる。バック層には親水性ポリマー
バインダーが用いられる場合が多いが、感光層のバイン
ダーと同様なゼラチンが最も好ましく使用され、アルカ
リ処理オセインゼラチン、酸処理オセインゼラチン、酸
処理ピッグスキンゼラチン、フタル化ゼラチン等のゼラ
チン誘導体等のいろいろなゼラチンが使用される。必要
に応じてこのゼラチンバック層に他の親水性ポリマー、
マット剤、滑り剤、界面活性剤、硬膜剤、染料、増粘
剤、ポリマーラテックス、前記帯電防止剤等を添加する
ことができる。
【0156】〈ハロゲン化銀乳剤層等感光層〉本発明に
係わるハロゲン化銀感光材料としては通常の白黒写真感
光材料(例えば、撮影用白黒写真感光材料、印刷用写真
感光材料、X線用写真感光材料等)、通常のカラー用写
真感光材料(例えば、カラーネガティブフィルム、カラ
ーリバーサルフィルム、カラーポジティブフィルム等)
(以下カラーフィルムと略すこともある)種々の感光材
料を挙げることができる。
係わるハロゲン化銀感光材料としては通常の白黒写真感
光材料(例えば、撮影用白黒写真感光材料、印刷用写真
感光材料、X線用写真感光材料等)、通常のカラー用写
真感光材料(例えば、カラーネガティブフィルム、カラ
ーリバーサルフィルム、カラーポジティブフィルム等)
(以下カラーフィルムと略すこともある)種々の感光材
料を挙げることができる。
【0157】これらの感光層のバインダーは主としてゼ
ラチンからなっており、感光層には下記の如く、ハロゲ
ン化銀粒子の他、ポリマーラテックス、カプラーを分散
させる油剤等が含有されている。
ラチンからなっており、感光層には下記の如く、ハロゲ
ン化銀粒子の他、ポリマーラテックス、カプラーを分散
させる油剤等が含有されている。
【0158】以下ハロゲン化銀感光層等について若干の
説明をする。
説明をする。
【0159】本発明に係わるハロゲン化銀写真感光材料
に用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀粒子その
他の添加剤、例えば化学増感剤、分光増感色素、硬膜
剤、界面活性剤、カラーカプラー等に関しては特に制限
はなく、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Resear
ch Disclosure)No.308119(以下、RD308119と略す)に
記載されているものを用いることができる。記載箇所を
以下に示す。
に用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀粒子その
他の添加剤、例えば化学増感剤、分光増感色素、硬膜
剤、界面活性剤、カラーカプラー等に関しては特に制限
はなく、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Resear
ch Disclosure)No.308119(以下、RD308119と略す)に
記載されているものを用いることができる。記載箇所を
以下に示す。
【0160】 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 ヨード組成 993 I−A 項 製造方法 〃 〃 及び994 E項 晶癖 正常晶 〃 〃 双晶 〃 〃 エピタキシャル 〃 〃 ハロゲン組成 一様 993 I−B項 一様でない 〃 〃 ハロゲンコンバージョン 993 I−C項 ハロゲン置換 〃 〃 金属含有 993 I−D項 単分散 995 I−F項 溶剤添加 〃 〃 潜像形成位置 表面 995 I−G項 内面 〃 〃 適用感光材料 ネガ 995 I−H項 ポジ(内部カブリ粒子含) 〃 〃 乳剤を混合している 995 I−J項 脱塩 995 II−A項 ハロゲン化銀乳剤には、物理熟成、化学熟成及び分光増
感を行ったものを使用する。このような工程で使用され
る添加剤は、リサーチ・ディスクロージャーNo.17643、
同No.l8716及び同No.308119(それぞれ、以下RDl7643、
RDl8716及びRD308119と略す)に記載されている。記載
箇所を以下に示す。
感を行ったものを使用する。このような工程で使用され
る添加剤は、リサーチ・ディスクロージャーNo.17643、
同No.l8716及び同No.308119(それぞれ、以下RDl7643、
RDl8716及びRD308119と略す)に記載されている。記載
箇所を以下に示す。
【0161】 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 〔RD18716〕 化学増感剤 996 III−A項 23 648 分光増感剤 996 IV−A,B,C,D, 23〜24 648〜9 E〜J項 強色増感剤 996 IV−A〜E,J項 23〜24 648〜9 かぶり防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649 使用できる写真用添加剤も上記RDに記載されている。記載箇所を以下に示す 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 〔RD18716〕 色濁り防止剤 1002 VII−I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII−J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIII−C項 25〜26 XIII−C項 光吸収剤 1003 VIII 25〜26 光散乱剤 1003 VIII フィルタ染料 1003 VIII 25〜26 バインダー 1003 IX 26 651 帯電防止剤 1006 XIII 27 650 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑剤 1006 XII 27 650 活性剤・塗布助剤 1005 XI 26〜27 650 マット剤 1007 XVI 現像剤 1011 XX-B項 (感材中に含有) また、種々のカプラーを使用することができ、その具体
例も上記RDに記載されている。関連ある記載箇所を下記
に示す。
例も上記RDに記載されている。関連ある記載箇所を下記
に示す。
【0162】 〔項目〕 〔RD308119の頁〕 〔RD17643〕 イエローカプラー 1001 VII−D項 25 VII−C〜G項 マゼンタカプラー 1001 VII−D項 25 VII−C〜G項 シアンカプラー 1001 VII−D項 25 VII−C〜G項 カラードカプラー 1002 VII−G項 25 VII−G項 DIRカプラー 1001 VII−F項 25 VII−F項 BARカプラー 1002 VII−F項 その他の 1001 VII−F項 有用残基放出 カプラー アルカリ可溶性 1001 VII−E項 カプラー 使用する添加剤はRD308119XIVに記載されている分散法
などにより添加することができる。
などにより添加することができる。
【0163】カラー感光材料には前述のRD308119 VII-K
項に記載されているフィルター層や中間層などの補助層
を設けることができる。また前述のRD308119 VII-K項に
記載されている順層、逆層、ユニット構成などの様々な
層構成をとることができる。
項に記載されているフィルター層や中間層などの補助層
を設けることができる。また前述のRD308119 VII-K項に
記載されている順層、逆層、ユニット構成などの様々な
層構成をとることができる。
【0164】この発明の写真フィルムを現像処理するに
は、例えばT.H.ジェームズ著、セオリイ・オブ・ザ
・ホトグラフィック・プロセス第4版(The Theory of
ThePhotographic Process Forth Edition)第291頁〜第
334頁、およびジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサエティ(JournaI of the American Chemic
al Society)第73巻、第3,100頁(1951)に記載されて
いる公知の現像剤を使用することができる。また、カラ
ー写真感光材料は前述のRD17643の28〜29頁、RDl8716の
615頁及びRD308119のXIXに記載されている通常の方法に
よって、現像処理することができる。
は、例えばT.H.ジェームズ著、セオリイ・オブ・ザ
・ホトグラフィック・プロセス第4版(The Theory of
ThePhotographic Process Forth Edition)第291頁〜第
334頁、およびジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサエティ(JournaI of the American Chemic
al Society)第73巻、第3,100頁(1951)に記載されて
いる公知の現像剤を使用することができる。また、カラ
ー写真感光材料は前述のRD17643の28〜29頁、RDl8716の
615頁及びRD308119のXIXに記載されている通常の方法に
よって、現像処理することができる。
【0165】〈磁気記録層〉必要に応じて、ハロゲン化
銀写真感光材料に下記の目的で、磁気記録材料を感光層
の上層面に、あるいはバック層の上層面に塗布してもよ
い。
銀写真感光材料に下記の目的で、磁気記録材料を感光層
の上層面に、あるいはバック層の上層面に塗布してもよ
い。
【0166】例えば、画像部の横の乳剤面またはバック
面に、強磁性体の微粒子を分散したストライプ状の磁気
記録層を設け、音声や撮影時の条件などの情報を記録す
ることが、特開昭50-62627号公報、同49-4503号公報、
米国特許第3,243,376号明細書、同3,220,843号明細書な
どに記載され、また、写真感光材料のバック面に、磁性
体粒子の量、サイズなどを選択して必要な透明性を得た
透明磁気記録層を設けることが、米国特許第3,782,947
号明細書、同4,279,945号明細書、同4,302,523号明細書
などに記載されている。また、米国特許第4,947,196号
明細書、WO90/04254号には写真フィルムの裏面に磁気
記録を可能とする磁性体を含有した磁気記録層を有する
ロール状フィルムと共に磁気ヘッドを有する撮影用カメ
ラが記載されている。
面に、強磁性体の微粒子を分散したストライプ状の磁気
記録層を設け、音声や撮影時の条件などの情報を記録す
ることが、特開昭50-62627号公報、同49-4503号公報、
米国特許第3,243,376号明細書、同3,220,843号明細書な
どに記載され、また、写真感光材料のバック面に、磁性
体粒子の量、サイズなどを選択して必要な透明性を得た
透明磁気記録層を設けることが、米国特許第3,782,947
号明細書、同4,279,945号明細書、同4,302,523号明細書
などに記載されている。また、米国特許第4,947,196号
明細書、WO90/04254号には写真フィルムの裏面に磁気
記録を可能とする磁性体を含有した磁気記録層を有する
ロール状フィルムと共に磁気ヘッドを有する撮影用カメ
ラが記載されている。
【0167】このように、ハロゲン化銀写真感光材料
に、例えば、写真感光材料の種類・製造番号、メーカー
名、乳剤 No.などの写真感光材料に関する各種の情報、
例えば、撮影日・時、絞り、露出時間、照明の条件、使
用フィルター、天候、撮影枠の大きさ、撮影機の機種、
アナモルフィックレンズの使用などのカメラ撮影時の各
種の情報、例えば、プリント枚数、フィルターの選択、
顧客の色の好み、トリミング枠の大きさなどのプリント
時に必要な各種の情報、例えば、プリント枚数、フィル
ターの選択、顧客の色の好み、トリミング枠の大きさな
どのプリント時に得られた各種の情報、その他顧客情報
などを入力しておくことは、管理の上からも、また、プ
リント品質の向上、プリント作業の効率化の上から上記
の事柄が記録されると便利である。
に、例えば、写真感光材料の種類・製造番号、メーカー
名、乳剤 No.などの写真感光材料に関する各種の情報、
例えば、撮影日・時、絞り、露出時間、照明の条件、使
用フィルター、天候、撮影枠の大きさ、撮影機の機種、
アナモルフィックレンズの使用などのカメラ撮影時の各
種の情報、例えば、プリント枚数、フィルターの選択、
顧客の色の好み、トリミング枠の大きさなどのプリント
時に必要な各種の情報、例えば、プリント枚数、フィル
ターの選択、顧客の色の好み、トリミング枠の大きさな
どのプリント時に得られた各種の情報、その他顧客情報
などを入力しておくことは、管理の上からも、また、プ
リント品質の向上、プリント作業の効率化の上から上記
の事柄が記録されると便利である。
【0168】従来の写真感光材料においては、これら全
ての情報を入力することは不可能であって、わずかに、
撮影時に、撮影日・時、絞り、露出時間などの情報を光
学的に入力していたにすぎなかった。しかも、プリント
時においては、上記情報を写真感光材料へ入力すること
は、その手段がなく全く不可能であった。
ての情報を入力することは不可能であって、わずかに、
撮影時に、撮影日・時、絞り、露出時間などの情報を光
学的に入力していたにすぎなかった。しかも、プリント
時においては、上記情報を写真感光材料へ入力すること
は、その手段がなく全く不可能であった。
【0169】磁気記録方式は記録/再生が容易であると
ころから、写真感光材料へ上記各種の情報を入力するた
めに磁気記録方式を使用することが研究され、各種技術
が上記の如く提案されている。
ころから、写真感光材料へ上記各種の情報を入力するた
めに磁気記録方式を使用することが研究され、各種技術
が上記の如く提案されている。
【0170】これらの磁気記録層を設けることによっ
て、従来困難であった上記各種の情報を写真感光材料中
に記録することが可能となり、さらに、音声や画像信号
をも記録できるという将来性を有している。
て、従来困難であった上記各種の情報を写真感光材料中
に記録することが可能となり、さらに、音声や画像信号
をも記録できるという将来性を有している。
【0171】磁気記録層に用いられる磁性体微粉末とし
ては、金属磁性体粉末、酸化鉄磁性体粉末、Co被着酸化
鉄磁性体粉末、二酸化クロム磁性体粉末、バリュウムフ
ェライト磁性体粉末などが使用できる。
ては、金属磁性体粉末、酸化鉄磁性体粉末、Co被着酸化
鉄磁性体粉末、二酸化クロム磁性体粉末、バリュウムフ
ェライト磁性体粉末などが使用できる。
【0172】透明磁気記録層を感光層側に設ける場合に
は、磁気記録材料のバインダーとしては、ゼラチンの如
き親水性バインダーが用いられる。親水性バインダーの
場合にはゼラチンを用いるのが好ましい。感光層のない
バック側に磁気記録層を設ける場合には、セルロースナ
イトレートの如き疎水性の溶剤可溶バインダーが用いら
れる。
は、磁気記録材料のバインダーとしては、ゼラチンの如
き親水性バインダーが用いられる。親水性バインダーの
場合にはゼラチンを用いるのが好ましい。感光層のない
バック側に磁気記録層を設ける場合には、セルロースナ
イトレートの如き疎水性の溶剤可溶バインダーが用いら
れる。
【0173】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に詳述する
が、本発明がこれに限定されるものでないことは言うま
でもない。
が、本発明がこれに限定されるものでないことは言うま
でもない。
【0174】〔実施例1〕下記プラスチックフィルムに
本発明の帯電防止用塗布組成物を塗設して帯電防止され
たプラスチックフィルムを作成し、試験に供した。
本発明の帯電防止用塗布組成物を塗設して帯電防止され
たプラスチックフィルムを作成し、試験に供した。
【0175】〈プラスチックフィルム〉2軸延伸、熱固
定済の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(表1及び2では支持体としてPETと表示)、同じく
厚さ80μmのポリエチレン-2,6-ナフタレートフィルム
(表1及び2では支持体としてPENと表示)、及び厚さ9
0μmの下記変性ポリエステルとポリエチレンテレフタレ
ートの3層積層フィルム(表1及び2では支持体として
P/M/Pと表示)を下記の如くそれぞれ準備した。
定済の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(表1及び2では支持体としてPETと表示)、同じく
厚さ80μmのポリエチレン-2,6-ナフタレートフィルム
(表1及び2では支持体としてPENと表示)、及び厚さ9
0μmの下記変性ポリエステルとポリエチレンテレフタレ
ートの3層積層フィルム(表1及び2では支持体として
P/M/Pと表示)を下記の如くそれぞれ準備した。
【0176】ポリエチレンテレフタレートフィルム及び
ポリエチレン-2,6-ナフタレートフィルムは市販のもの
を使用し、変性ポリエステル積層フィルムを下記のごと
く作成した。
ポリエチレン-2,6-ナフタレートフィルムは市販のもの
を使用し、変性ポリエステル積層フィルムを下記のごと
く作成した。
【0177】《変性ポリエステルの合成》テレフタル酸
100重量部、エチレングリコール64重量部に酢酸カルシ
ウム水和物0.1重量部を添加し、常法によりエステル化
反応を行った。得られた生成物に5-ナトリウムスルホジ
(β-ヒドロキシエチル)イソフタル酸のエチレングリ
コール溶液(濃度35重量%)28重量部(5モル%/全酸
性分)、ポリエチレングリコール(数平均分子量3000)
8.1重量部(7重量%/ポリマー)、三酸化アンチモン
0.05重量部、リン酸トリメチルエステル0.13重量部を添
加した。次いで徐々に昇温、減圧し、280℃、0.5mmHgで
重合を行い固有粘度0.57を有する変性ポリエステル樹脂
を得た。
100重量部、エチレングリコール64重量部に酢酸カルシ
ウム水和物0.1重量部を添加し、常法によりエステル化
反応を行った。得られた生成物に5-ナトリウムスルホジ
(β-ヒドロキシエチル)イソフタル酸のエチレングリ
コール溶液(濃度35重量%)28重量部(5モル%/全酸
性分)、ポリエチレングリコール(数平均分子量3000)
8.1重量部(7重量%/ポリマー)、三酸化アンチモン
0.05重量部、リン酸トリメチルエステル0.13重量部を添
加した。次いで徐々に昇温、減圧し、280℃、0.5mmHgで
重合を行い固有粘度0.57を有する変性ポリエステル樹脂
を得た。
【0178】《3層積層フィルムの作成》上記変性ポリ
エステル樹脂(表1ではMと略した)と市販の固有粘度
0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂(同じくPと略
した)を各々150℃で別々に真空乾燥した後、3台の押
出機を用いて(2台はポリエチレンテレフタレート樹
脂、1台は変性ポリエステル樹脂)285℃で溶融押出
し、3層が変性ポリエステルを中層の芯として、その両
側の外層にポリエチレンテレフタレートを設けたサンド
イッチ型の構成になるように、また各層の厚さの比(P
/M/P)が3/10/7になるように、また仕上がりの
総膜厚が100μmになるように量を調節してTダイ内で層
状に接合させて押出し、静電密着方法で冷却ドラムに、
密着させながら急冷固化させ、積層未延伸シートを得
た。次いで85℃で縦方向に3.5倍延伸した。続いて95℃
で横方向に3.5倍延伸した後210℃で熱固定して二軸延伸
積層フィルムを得た。
エステル樹脂(表1ではMと略した)と市販の固有粘度
0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂(同じくPと略
した)を各々150℃で別々に真空乾燥した後、3台の押
出機を用いて(2台はポリエチレンテレフタレート樹
脂、1台は変性ポリエステル樹脂)285℃で溶融押出
し、3層が変性ポリエステルを中層の芯として、その両
側の外層にポリエチレンテレフタレートを設けたサンド
イッチ型の構成になるように、また各層の厚さの比(P
/M/P)が3/10/7になるように、また仕上がりの
総膜厚が100μmになるように量を調節してTダイ内で層
状に接合させて押出し、静電密着方法で冷却ドラムに、
密着させながら急冷固化させ、積層未延伸シートを得
た。次いで85℃で縦方向に3.5倍延伸した。続いて95℃
で横方向に3.5倍延伸した後210℃で熱固定して二軸延伸
積層フィルムを得た。
【0179】〈下引層形成〉それぞれのフィルムの両面
に8W/m2・分のコロナ放電処理を施し、一方の面に下
記下引塗布液a−1を乾燥膜厚0.8μmになるよう下引塗
布し下引層A−1とした。また反対側の面に下記下引塗
布液b−1を乾燥膜厚0.8μmになるよう下引塗布し下引
層B−1とした。
に8W/m2・分のコロナ放電処理を施し、一方の面に下
記下引塗布液a−1を乾燥膜厚0.8μmになるよう下引塗
布し下引層A−1とした。また反対側の面に下記下引塗
布液b−1を乾燥膜厚0.8μmになるよう下引塗布し下引
層B−1とした。
【0180】 《下引塗布液a−1》 ブチルアクリレート30重量% t-ブチルアクリレート20重量% スチレン25重量% 2-ヒドロキシエチルアクリレート25重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 270g 化合物(C−6) 0.6g ヘキサメチレン-1,6-ビスエチレンウレア 0.8g 水で1リットルに仕上げる。
【0181】 《下引塗布液b−1》 ブチルアクリレート40重量% スチレン20重量% グリシジルアクリレート40重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 270g 化合物(C−6) 0.6g ヘキサメチレン-1,6-ビスエチレンウレア 0.8g 水で1リットルに仕上げる。
【0182】続いて、下引層B−1および下引層A−1
の上に8W/m2・分のコロナ放電を施し、それぞれの層
の上に下記塗布液b−2及びa−2をそれぞれ乾燥膜厚
1.0μm及び0.1μmになるように塗設し、それぞれ帯電防
止層B−2層及び下引層A−2層とし、それぞれ帯電防
止及び下引されたプラスチックフィルムを得た。
の上に8W/m2・分のコロナ放電を施し、それぞれの層
の上に下記塗布液b−2及びa−2をそれぞれ乾燥膜厚
1.0μm及び0.1μmになるように塗設し、それぞれ帯電防
止層B−2層及び下引層A−2層とし、それぞれ帯電防
止及び下引されたプラスチックフィルムを得た。
【0183】 《塗布液b−2(帯電防止用塗布組成物)》 アルカリ処理オセインゼラチン (ゼラチン中のCa2+含有量3,000ppm、2,000ppm、1,000ppm、 200ppm、20ppmを任意に使用) 20g π電子系導電性ポリマー成分(表1、2参照) 100mg/m2 になる重量 化合物(C−6) 0.2g 化合物(C−7) 0.2g N,N′,N″-トリスアクリロイル-1,3,5-トリメチレントリアミン 0.1g 平均粒径3μmのシリカ粒子 0.1g 水(Ca2+濃度:1500ppm、200ppm、50ppm、10ppm、0ppm
の水を任意に使用)で1リットルに仕上げ、帯電防止用
塗布組成物のCa2+濃度を表1及び2の如くに調製した。
なおこれらの水のうち、Ca2+濃度10ppm以下の水につい
てはカチオン交換樹脂にてイオン交換したものを使用し
た。
の水を任意に使用)で1リットルに仕上げ、帯電防止用
塗布組成物のCa2+濃度を表1及び2の如くに調製した。
なおこれらの水のうち、Ca2+濃度10ppm以下の水につい
てはカチオン交換樹脂にてイオン交換したものを使用し
た。
【0184】 《塗布液a−2》 化合物(C−6) 0.2g 化合物(C−7) 0.2g N,N′,N″-トリスアクリロイル-1,3,5-トリメチレントリアミン 0.1g ゼラチン 10g 平均粒径3μmのシリカ粒子 0.1g 水で1リットルに仕上げる。
【0185】
【化21】
【0186】〈帯電防止性能評価〉下引及び帯電防止加
工済みフィルムを10cm角に2枚づつ切り出し、1枚は23
℃、40%RHの雰囲気に置き、もう1枚は20℃の水に10分
間浸漬した後、濾紙に挟んで軽く水をとり、23℃、40%
RHの雰囲気において乾燥させ、同条件の雰囲気中におい
て調湿し試験に供した。
工済みフィルムを10cm角に2枚づつ切り出し、1枚は23
℃、40%RHの雰囲気に置き、もう1枚は20℃の水に10分
間浸漬した後、濾紙に挟んで軽く水をとり、23℃、40%
RHの雰囲気において乾燥させ、同条件の雰囲気中におい
て調湿し試験に供した。
【0187】《灰付着テスト》プラスチックフィルム試
料を、上記と同条件下で、ゴム板の上に帯電防止層のな
い面側を上にして置き、その面側をゴムローラーを10回
転がし帯電させ後1分後に、別に用意したタバコの灰を
紙の上に密度濃く平均的に広げた上部空間に、試料(帯
電防止面を上にして)を絶縁性の物質のクリップで両端
を掴み垂直の絶縁性のウォームギヤにより試料面が灰の
平面と平行に位置させ、平行に下降させる簡単な装置を
用いて、灰に近づけて、試料に灰が付着する度合いを評
価して帯電防止効果を見た。その試料が灰の面と平行に
なるように毎分1cmの速度で降下させ、灰の付着する高
さを観察した。このテストにおいては試験者は試料を持
つ手からの静電気の漏洩を防ぐように、ゴム手袋を着用
して脱着を行う。
料を、上記と同条件下で、ゴム板の上に帯電防止層のな
い面側を上にして置き、その面側をゴムローラーを10回
転がし帯電させ後1分後に、別に用意したタバコの灰を
紙の上に密度濃く平均的に広げた上部空間に、試料(帯
電防止面を上にして)を絶縁性の物質のクリップで両端
を掴み垂直の絶縁性のウォームギヤにより試料面が灰の
平面と平行に位置させ、平行に下降させる簡単な装置を
用いて、灰に近づけて、試料に灰が付着する度合いを評
価して帯電防止効果を見た。その試料が灰の面と平行に
なるように毎分1cmの速度で降下させ、灰の付着する高
さを観察した。このテストにおいては試験者は試料を持
つ手からの静電気の漏洩を防ぐように、ゴム手袋を着用
して脱着を行う。
【0188】評価レベル A :試料を灰に接触させても全く付着しないレベル。
【0189】B :試料を灰に接触させると、灰が試料
に付着するが、試料と灰との距離が1cmにすると灰は全
く付着しないレベル。
に付着するが、試料と灰との距離が1cmにすると灰は全
く付着しないレベル。
【0190】C :試料と灰との距離が1cmでは灰は付
着するが、2cmの距離では付着しないレベル。
着するが、2cmの距離では付着しないレベル。
【0191】D :試料と灰との距離が2cmでは灰は付
着するが、4cmの距離では付着しないレベル。
着するが、4cmの距離では付着しないレベル。
【0192】E :試料と灰との距離が4cmでは灰は付
着するが、6cmの距離では付着しないレベル。
着するが、6cmの距離では付着しないレベル。
【0193】F :試料と灰との距離が6cmでも灰が付
着するが、8cmの距離では付着しないレベル。
着するが、8cmの距離では付着しないレベル。
【0194】G :試料と灰との距離が8cmでも灰は付
着するが、10cmの距離では付着しないレベル。
着するが、10cmの距離では付着しないレベル。
【0195】H :試料と灰との距離が10cm以上でも灰
が付着するレベル。
が付着するレベル。
【0196】
【表1】
【0197】
【表2】
【0198】〈評価と結果〉表1及び2に示したよう
に、帯電防止用塗布組成物のカルシウムイオン濃度の高
いものは灰とフィルムの距離があっても灰が付着し易
く、カルシウムイオン濃度によって差があることがわか
った。またカルシウムイオン濃度の順に灰の付着高さが
変化していることもわかった。特に500ppm以下のカルシ
ウムイオン濃度の帯電防止用塗布組成物からは優れた帯
電防止性能が得られた。なお、カルシウムイオン濃度の
低い帯電防止用塗布組成物は繰り返し調整しても安定し
た帯電防止性能のものが得られた。また、プラスチック
フィルム(支持体)間の差はなかった。
に、帯電防止用塗布組成物のカルシウムイオン濃度の高
いものは灰とフィルムの距離があっても灰が付着し易
く、カルシウムイオン濃度によって差があることがわか
った。またカルシウムイオン濃度の順に灰の付着高さが
変化していることもわかった。特に500ppm以下のカルシ
ウムイオン濃度の帯電防止用塗布組成物からは優れた帯
電防止性能が得られた。なお、カルシウムイオン濃度の
低い帯電防止用塗布組成物は繰り返し調整しても安定し
た帯電防止性能のものが得られた。また、プラスチック
フィルム(支持体)間の差はなかった。
【0199】〔実施例2〕実施例1で用いた3種類の下
引及び帯電防止されたプラスチックフィルムを写真用支
持体とし、上記下引層A−2及び帯電防止層B−2の両
面に25W/m2・分のコロナ放電を施し、帯電防止層B−
2の上に下記バック層用塗布液b−3及びバック層保護
層塗布液b−4をそれぞれ塗布ゼラチン量を2.0g/m2
及び1.5g/m2になるように2層同時重層塗布してバッ
ク層B−4とした。一方下引層A−2の上に下記乳剤層
塗布液処方を塗布し乳剤層(塗布ゼラチン量2.0g/
m2)とし、更にその上に乳剤保護層(塗布ゼラチン量1.
0g/m2)を、それぞれ2層同時重層塗布し乾燥して、
ハロゲン化銀印刷用写真感光材料を作成し、試験に供し
た。
引及び帯電防止されたプラスチックフィルムを写真用支
持体とし、上記下引層A−2及び帯電防止層B−2の両
面に25W/m2・分のコロナ放電を施し、帯電防止層B−
2の上に下記バック層用塗布液b−3及びバック層保護
層塗布液b−4をそれぞれ塗布ゼラチン量を2.0g/m2
及び1.5g/m2になるように2層同時重層塗布してバッ
ク層B−4とした。一方下引層A−2の上に下記乳剤層
塗布液処方を塗布し乳剤層(塗布ゼラチン量2.0g/
m2)とし、更にその上に乳剤保護層(塗布ゼラチン量1.
0g/m2)を、それぞれ2層同時重層塗布し乾燥して、
ハロゲン化銀印刷用写真感光材料を作成し、試験に供し
た。
【0200】〈バック層及び感光層の形成〉 《バック層用塗布液b−3の調製》ゼラチン36gを水に
膨潤し、加温して溶解後、染料として化合物(C−1)
1.6g、化合物(C−2)310mg、化合物(C−3)1.9
g、及び化合物(N)2.9gを水溶液としてこれに加
え、次にサポニン20%水溶液を11ml、化合物(Lx−
1)を5g加え、更に化合物(C−4)63mgをメタノー
ル溶液として加えた。この液に増粘剤としてポリスチレ
ンスルホン酸ナトリウム水溶性ポリマー800gを加えて
粘度調整を行い、更にクエン酸水溶液でpH5.4に調整
し、ポリグリセロールとエピクロルヒドリンとの反応生
成物1.5gを加え、更にグリオキザール144mgを加え、水
を加えて960mlに仕上げてバック層用塗布液b−3を調
製した。
膨潤し、加温して溶解後、染料として化合物(C−1)
1.6g、化合物(C−2)310mg、化合物(C−3)1.9
g、及び化合物(N)2.9gを水溶液としてこれに加
え、次にサポニン20%水溶液を11ml、化合物(Lx−
1)を5g加え、更に化合物(C−4)63mgをメタノー
ル溶液として加えた。この液に増粘剤としてポリスチレ
ンスルホン酸ナトリウム水溶性ポリマー800gを加えて
粘度調整を行い、更にクエン酸水溶液でpH5.4に調整
し、ポリグリセロールとエピクロルヒドリンとの反応生
成物1.5gを加え、更にグリオキザール144mgを加え、水
を加えて960mlに仕上げてバック層用塗布液b−3を調
製した。
【0201】
【化22】
【0202】
【化23】
【0203】《バック層の保護膜層用塗布液b−4の調
製》ゼラチン50gを水に膨潤し、加温溶解後、2-スルホ
ネート-コハク酸ビス(2-エチルヘキシル)エステルナ
トリウム塩を340mg、塩化ナトリウムを3.4g、グリオキ
ザールを1.1g、そしてムコクロル酸を540mgそれぞれを
加えた。更にマット剤として平均粒径4μmの球形のポ
リメチルメタクリレートを40mg/m2となるように添加
し、水を加えて1リットルに仕上げて保護膜層用塗布液
b−4を調製した。
製》ゼラチン50gを水に膨潤し、加温溶解後、2-スルホ
ネート-コハク酸ビス(2-エチルヘキシル)エステルナ
トリウム塩を340mg、塩化ナトリウムを3.4g、グリオキ
ザールを1.1g、そしてムコクロル酸を540mgそれぞれを
加えた。更にマット剤として平均粒径4μmの球形のポ
リメチルメタクリレートを40mg/m2となるように添加
し、水を加えて1リットルに仕上げて保護膜層用塗布液
b−4を調製した。
【0204】《印刷用ハロゲン化銀乳剤層塗布液処方》 《ハロゲン化銀乳剤塗布液の調製》下記に示す乳剤に化
合物(A)を9mg加えた後、0.5規定水酸化ナトリウム
液を用いてpH6.5に調整し、次いで、化合物(T)を36
0mg加え、更に、ハロゲン化銀1モル当りサポニン20%
水溶液を5ml、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ムを180mg、5-メチルベンズトリアゾールを80mg、化合
物(Lx−2)を43ml加え、化合物(M)を60mg、及び
増粘剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリウム水溶性
ポリマー280mgを順次加えて、水にて475mlに仕上げてハ
ロゲン化銀乳剤塗布液を調整した。
合物(A)を9mg加えた後、0.5規定水酸化ナトリウム
液を用いてpH6.5に調整し、次いで、化合物(T)を36
0mg加え、更に、ハロゲン化銀1モル当りサポニン20%
水溶液を5ml、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ムを180mg、5-メチルベンズトリアゾールを80mg、化合
物(Lx−2)を43ml加え、化合物(M)を60mg、及び
増粘剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリウム水溶性
ポリマー280mgを順次加えて、水にて475mlに仕上げてハ
ロゲン化銀乳剤塗布液を調整した。
【0205】《乳剤の調製》下記のようにして臭化銀含
有率2モル%を含む塩臭化銀乳剤を調製した。硝酸銀60
g当り23.9mgのペンタブロモロジウムカリウム塩、塩化
ナトリウム及び臭化カリウムを含有する水溶液と硝酸銀
水溶液とをゼラチン水溶液中に、攪拌しつつ40℃で25分
間で同時混合して平均粒径0.20μmの塩臭化銀乳剤を作
成した。
有率2モル%を含む塩臭化銀乳剤を調製した。硝酸銀60
g当り23.9mgのペンタブロモロジウムカリウム塩、塩化
ナトリウム及び臭化カリウムを含有する水溶液と硝酸銀
水溶液とをゼラチン水溶液中に、攪拌しつつ40℃で25分
間で同時混合して平均粒径0.20μmの塩臭化銀乳剤を作
成した。
【0206】この乳剤に安定剤として6-メチル-4-ヒド
ロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを200mg加えた後、
水洗、脱塩した。
ロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを200mg加えた後、
水洗、脱塩した。
【0207】これに20mgの6-メチル-4-ヒドロキシ-1,3,
3a,7-テトラザインデンを加えた後、イオウ増感を行っ
た。イオウ増感後、ゼラチンを加え、更に安定剤として
6-メチル-4-ヒドロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを
加え、次いで水を用いて260mlに仕上げて乳剤を調製し
た。
3a,7-テトラザインデンを加えた後、イオウ増感を行っ
た。イオウ増感後、ゼラチンを加え、更に安定剤として
6-メチル-4-ヒドロキシ-1,3,3a,7-テトラザインデンを
加え、次いで水を用いて260mlに仕上げて乳剤を調製し
た。
【0208】《乳剤保護膜用塗布液の調製》ゼラチン50
mgに水を加え、膨潤後40℃で溶解、次いで塗布助剤とし
て、化合物(Z)の1%水溶液500ml、フィルター染料
として化合物(N)、及び化合物(D)50mgずつを順次
加え、更にクエン酸液でpH6.0とした。マット剤(粒径
4.0μmの不定形シリカ)を40mg/m2になるように加え、
乳剤保護膜用塗布液を調製した。
mgに水を加え、膨潤後40℃で溶解、次いで塗布助剤とし
て、化合物(Z)の1%水溶液500ml、フィルター染料
として化合物(N)、及び化合物(D)50mgずつを順次
加え、更にクエン酸液でpH6.0とした。マット剤(粒径
4.0μmの不定形シリカ)を40mg/m2になるように加え、
乳剤保護膜用塗布液を調製した。
【0209】
【化24】
【0210】
【化25】
【0211】得られた試料の各々にセンシトメトリー測
定用ステップウェッジを通して白色光露光を与え、次い
で下記に示す現像等処理を行った。
定用ステップウェッジを通して白色光露光を与え、次い
で下記に示す現像等処理を行った。
【0212】〈現像処理〉 《現像液処方》 (現像組成物A) 水 150ml エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 2g ジエチレングリコール 50g 亜硫酸カリウム(55%W/V水溶液) 100ml 炭酸カリウム 50g ハイドロキノン 15g 5-メチルベンゾトリアゾール 200mg 1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール 30mg 水酸化カリウム 使用液のpHを10.9にする量 臭化カリウム 4.5g (現像組成物B) 水 3ml ジエチレングリコール 50g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 25mg 酢酸(90%W/W水溶液) 0.3ml 5-ニトロインダゾール 110mg 1-フェニル-3-ピラゾリドン 500mg 現像液の使用時に水500ml中に上記現像組成物A、現像
組成物Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕上げ
て用いた。
組成物Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕上げ
て用いた。
【0213】 《定着液処方》 (定着組成物A) チオ硫酸アンモニウム(72.5%W/V水溶液) 230ml 亜硫酸ナトリウム 9.5g 酢酸ナトリウム・3水塩 15.9g 硼酸 6.7g クエン酸ナトリウム・2水塩 2g 酢酸(90%W/W水溶液) 8.1ml (定着組成物B) 水 17ml 硫酸(50%W/Wの水溶液) 5.8g 硫酸アルミニウム (Al2O3換算含量が8.1%W/Wの水溶液) 26.5g 定着液の使用時に水500ml中に上記定着組成物A、定着
組成物Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕上げ
て用いた。この定着液のpHは約4.3であった。なお、上
記W/Wは重量/重量を表わし、W/Vは重量/体積を
表わす。
組成物Bの順に溶かし、水を加えて1リットルに仕上げ
て用いた。この定着液のpHは約4.3であった。なお、上
記W/Wは重量/重量を表わし、W/Vは重量/体積を
表わす。
【0214】現像処理後の試料の各々に対し、帯電防止
性能を評価した。結果を表2に示す。
性能を評価した。結果を表2に示す。
【0215】〈帯電防止性能評価〉 《灰付着テスト》露光現像済み試料をゴム板の上に乳剤
面側を上にして置き、その乳剤面側をゴムローラーを10
回転がし帯電させた。別に用意したタバコの灰を紙の上
に密度濃く平均的に広げ、試料(乳剤面を下にして)を
近づけて、実施例1と同様に試料に灰が付着する度合い
を評価して帯電防止効果を見た。
面側を上にして置き、その乳剤面側をゴムローラーを10
回転がし帯電させた。別に用意したタバコの灰を紙の上
に密度濃く平均的に広げ、試料(乳剤面を下にして)を
近づけて、実施例1と同様に試料に灰が付着する度合い
を評価して帯電防止効果を見た。
【0216】
【表3】
【0217】
【表4】
【0218】〈評価と結果〉表3及び4に示したよう
に、帯電防止用塗布組成物のカルシウムイオン濃度の高
いものは灰とフィルムの距離があっても灰が付着し易
く、カルシウムイオン濃度によって差があることがわか
った。またカルシウムイオン濃度の順に灰の付着高さが
変化していること、特に500ppm以下のものは優れた帯電
防止性能を有していることがわかった。また、プラスチ
ックフィルム(支持体)間の差はなかった。
に、帯電防止用塗布組成物のカルシウムイオン濃度の高
いものは灰とフィルムの距離があっても灰が付着し易
く、カルシウムイオン濃度によって差があることがわか
った。またカルシウムイオン濃度の順に灰の付着高さが
変化していること、特に500ppm以下のものは優れた帯電
防止性能を有していることがわかった。また、プラスチ
ックフィルム(支持体)間の差はなかった。
【0219】〔実施例3〕ポリエチレンテレフタレート
フィルムを形成する過程で両面にインライン下引を施
し、その両面に医療用X線写真乳剤層を塗設して、ハロ
ゲン化銀X線写真用感光材料を作成し、試験に供した。
フィルムを形成する過程で両面にインライン下引を施
し、その両面に医療用X線写真乳剤層を塗設して、ハロ
ゲン化銀X線写真用感光材料を作成し、試験に供した。
【0220】〈ポリエチレンテレフタレートフィルムの
作成と下引層及び帯電防止層の形成〉写真用グレードの
市販の固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂
チップを、150℃で8時間真空乾燥した後、湿気を遮断
したまま150℃でチップを青色染料(Bayel社製染料Macr
olexBlueRR)と回転混合機でまぶし、押出機で熔融混
合着色させながら290℃でTダイから層状に溶融押出
し、回転する50℃の冷却ドラム上に静電印加しながら樹
脂シートを密着させ、急冷却固化させ、未延伸シートと
なし、続いてこの未延伸シートをロール式縦延伸工程
で、85℃で縦方向に3.5倍に延伸して得られた一軸延伸
フィルムに、引き続き下記インライン下引液a−10及び
b−10を両面に塗設し、下引層A-10及びB−10(延伸
後膜厚が0.1μmになるように塗設)とした。更に続いて
テンター式横延伸工程で、95℃で横方向に3.5倍延伸し
た後、210℃で熱固定して下引済みの青色に着色された
厚さ180μmの二軸延伸フィルムを得た。次に下引層A−
10及びB−10の両面に8W/m2・分のコロナ放電処理を
施し、両面に下引液a−11及びb−11を乾燥膜厚が0.8
μmになるように下引層A−11及びB−11を塗設した。
作成と下引層及び帯電防止層の形成〉写真用グレードの
市販の固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂
チップを、150℃で8時間真空乾燥した後、湿気を遮断
したまま150℃でチップを青色染料(Bayel社製染料Macr
olexBlueRR)と回転混合機でまぶし、押出機で熔融混
合着色させながら290℃でTダイから層状に溶融押出
し、回転する50℃の冷却ドラム上に静電印加しながら樹
脂シートを密着させ、急冷却固化させ、未延伸シートと
なし、続いてこの未延伸シートをロール式縦延伸工程
で、85℃で縦方向に3.5倍に延伸して得られた一軸延伸
フィルムに、引き続き下記インライン下引液a−10及び
b−10を両面に塗設し、下引層A-10及びB−10(延伸
後膜厚が0.1μmになるように塗設)とした。更に続いて
テンター式横延伸工程で、95℃で横方向に3.5倍延伸し
た後、210℃で熱固定して下引済みの青色に着色された
厚さ180μmの二軸延伸フィルムを得た。次に下引層A−
10及びB−10の両面に8W/m2・分のコロナ放電処理を
施し、両面に下引液a−11及びb−11を乾燥膜厚が0.8
μmになるように下引層A−11及びB−11を塗設した。
【0221】《下引液及び帯電防止用塗布組成物》 《インライン下引液a−10及びb−10処方》下記変性コ
ポリエステルを合成し、これを水に溶解させて下引液と
した。
ポリエステルを合成し、これを水に溶解させて下引液と
した。
【0222】《変性コポリエステルの合成》テレフタル
酸ジメチル37重量部、イソフタル酸ジメチル30重量部、
5-スルホイソフタル酸ジメチルナトリウム塩10重量部、
エチレングリコール52重量部、1,4-シクロヘキサンジカ
ルボン酸16重量部、ポリエチレングリコール(数平均分
子量3,000)5重量部、三酸化アンチモン0.05重量部、
リン酸トリメチルエステル0.13重量部を添加し、徐々に
昇温、減圧し、280℃、0.5mmHgで重合を行い固有粘度0.
52を有する水溶性の変性コポリエステル樹脂を得た。
酸ジメチル37重量部、イソフタル酸ジメチル30重量部、
5-スルホイソフタル酸ジメチルナトリウム塩10重量部、
エチレングリコール52重量部、1,4-シクロヘキサンジカ
ルボン酸16重量部、ポリエチレングリコール(数平均分
子量3,000)5重量部、三酸化アンチモン0.05重量部、
リン酸トリメチルエステル0.13重量部を添加し、徐々に
昇温、減圧し、280℃、0.5mmHgで重合を行い固有粘度0.
52を有する水溶性の変性コポリエステル樹脂を得た。
【0223】《インライン下引液調整》上記変性コポリ
エステル樹脂を8%(W/W)水溶液になるように調整
した。 《下引液a−11及びb−11の調整》 ブチルアクリレート30重量%、 t-ブチルアクリレート20重量%、 スチレン25重量% 2-ヒドロキシエチルアクリレート25重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 270g 化合物(C−6) 0.6g 硬膜剤 ヘキサメチレン-1,6-ビスエチレンウレア 0.8g 水で1リットルに仕上げる。
エステル樹脂を8%(W/W)水溶液になるように調整
した。 《下引液a−11及びb−11の調整》 ブチルアクリレート30重量%、 t-ブチルアクリレート20重量%、 スチレン25重量% 2-ヒドロキシエチルアクリレート25重量% の共重合体ラテックス液(固形分30%) 270g 化合物(C−6) 0.6g 硬膜剤 ヘキサメチレン-1,6-ビスエチレンウレア 0.8g 水で1リットルに仕上げる。
【0224】下引層A−11及びB−11の両面に8W/m2
・分のコロナ放電処理を施し、その上に下記帯電防止用
塗布組成物a−12及びb−12を乾燥膜厚0.08μmになる
ように帯電防止層A−12及びB−12を塗設した。
・分のコロナ放電処理を施し、その上に下記帯電防止用
塗布組成物a−12及びb−12を乾燥膜厚0.08μmになる
ように帯電防止層A−12及びB−12を塗設した。
【0225】 《帯電防止用塗布組成物a−12及びb−12の調整》 アルカリ処理オセインゼラチン(Ca2+含有量3,000ppm、2,000ppm、 1,000ppm、200ppm、20ppmを任意に使用) 20g π電子系導電性ポリマー成分(表5、6、7参照) 100mg/m2になる重量 化合物(C−6) 0.6g N,N′,N″-トリスアクリロイル-1,3,5-トリメチレントリアミン 0.8g 水(Ca2+濃度:800ppm、100ppm、20ppm、0ppmの水を任
意に使用)で1リットルに仕上げ、組成物のCa2+濃度を
表5、6及び7の如くに調製した。なおこれらの水のう
ち10ppm以下のものはカチオン交換樹脂にてイオン交換
したものを使用した。
意に使用)で1リットルに仕上げ、組成物のCa2+濃度を
表5、6及び7の如くに調製した。なおこれらの水のう
ち10ppm以下のものはカチオン交換樹脂にてイオン交換
したものを使用した。
【0226】上記帯電防止層A−12及びB−12の上に下
記感光層を塗設し、ハロゲン化銀X線用写真感光材料を
作成した。
記感光層を塗設し、ハロゲン化銀X線用写真感光材料を
作成した。
【0227】〈ハロゲン化銀X線用写真フィルムの作
成〉 《ハロゲン化銀乳剤処方》60℃,pAg=8,pH=2.0に
コントロールしつつ、ダブルジェット法で平均粒径0.3
μmの沃化銀2モル%を含む沃臭化銀の単分散立方晶乳
剤を得た。この乳剤は、電子顕微鏡写真から双晶の発生
率は個数で1%以下であった。この乳剤のハロゲン化銀
粒子を種晶(A)として、以下のように成長させた。
成〉 《ハロゲン化銀乳剤処方》60℃,pAg=8,pH=2.0に
コントロールしつつ、ダブルジェット法で平均粒径0.3
μmの沃化銀2モル%を含む沃臭化銀の単分散立方晶乳
剤を得た。この乳剤は、電子顕微鏡写真から双晶の発生
率は個数で1%以下であった。この乳剤のハロゲン化銀
粒子を種晶(A)として、以下のように成長させた。
【0228】即ち、40℃に保たれたゼラチン及び必要に
応じてアンモニアを含む溶液8.5リットルにこの種晶
(A)を溶解させ、更に酢酸によりpHを調整した。こ
の液を母液として3.2規定のアンモニア性銀イオン水溶
液をダブルジェット法で添加した。この場合、pHとEAg
は、沃化銀含有率及び晶癖により随時変化させた。つま
り、pAgを7.3、pHを9.7に制御し、沃化銀含有率35モル
%の層を形成した。次に、粒径の95%まで、pHを9か
ら8へ変化させ、pAgを9.0 に保ち成長させた。その
後、臭化カリ溶液をノズルで8分かけ添加し、pAgを11.
0に落とし、その臭化カリ添加終了3分後に混合終了さ
せた。この乳剤は、平均粒径0.55μm、又粒子全体の沃
化銀含有率は約2.2モル%である。
応じてアンモニアを含む溶液8.5リットルにこの種晶
(A)を溶解させ、更に酢酸によりpHを調整した。こ
の液を母液として3.2規定のアンモニア性銀イオン水溶
液をダブルジェット法で添加した。この場合、pHとEAg
は、沃化銀含有率及び晶癖により随時変化させた。つま
り、pAgを7.3、pHを9.7に制御し、沃化銀含有率35モル
%の層を形成した。次に、粒径の95%まで、pHを9か
ら8へ変化させ、pAgを9.0 に保ち成長させた。その
後、臭化カリ溶液をノズルで8分かけ添加し、pAgを11.
0に落とし、その臭化カリ添加終了3分後に混合終了さ
せた。この乳剤は、平均粒径0.55μm、又粒子全体の沃
化銀含有率は約2.2モル%である。
【0229】次にこの反応液の過剰な可溶性塩を除去す
るために脱塩工程を行なった。即ち、反応液を40℃に保
ち、下記化合物(1)5gをAgX1モル当たり、またMgS
O4を8gをAgX1モル当たり添加し、5分間攪拌しその
後静置した。その後、上澄液を排出し、AgX1モル当た
り200mlの液量にした。その次に、40℃の純水を1.8リッ
トルをAgX1モル当たり加え、5分間攪拌した。次にMgS
O4を20gAgX1モル当たり加え、上記と同様に攪拌静置
し、上澄液を排除し、脱塩を行なった。次に、この溶液
を攪拌し、AgXを再び分散させるためにゼラチンを添加
した。
るために脱塩工程を行なった。即ち、反応液を40℃に保
ち、下記化合物(1)5gをAgX1モル当たり、またMgS
O4を8gをAgX1モル当たり添加し、5分間攪拌しその
後静置した。その後、上澄液を排出し、AgX1モル当た
り200mlの液量にした。その次に、40℃の純水を1.8リッ
トルをAgX1モル当たり加え、5分間攪拌した。次にMgS
O4を20gAgX1モル当たり加え、上記と同様に攪拌静置
し、上澄液を排除し、脱塩を行なった。次に、この溶液
を攪拌し、AgXを再び分散させるためにゼラチンを添加
した。
【0230】
【化26】
【0231】得られた乳剤に次のような化学増感をかけ
た。即ち、まず乳剤を55℃に保った。その後、チオシア
ン酸アンモニウムと塩化金酸とハイポを加え、金・硫黄
増感を行なった。増感終了後、4-ヒドロキシ-6-メチル-
1,3,3a,7-テトラザインデンを加えた。
た。即ち、まず乳剤を55℃に保った。その後、チオシア
ン酸アンモニウムと塩化金酸とハイポを加え、金・硫黄
増感を行なった。増感終了後、4-ヒドロキシ-6-メチル-
1,3,3a,7-テトラザインデンを加えた。
【0232】上述の工程のうちで、各工程の最後に、増
感色素を添加した。
感色素を添加した。
【0233】これらの乳剤に、添加剤として、AgX1モ
ル当たりt-ブチル-カテコールを400mg、ポリビニルピロ
リドン(分子量10,000)を1.0g、ポリスチレンスルホ
ン酸ナトリウム2.5g、トリメチロールプロパンを10
g、ジエチレングリコールを5g、ニトロフェニル-ト
リフェニルホスホニウムクロライドを50mg、1,3-ジヒド
ロキシベンゼン-4-スルホン酸アンモニウム4g、2-メ
ルカプトベンツイミダゾール-5-スルホン酸ソーダ15mg
ル当たりt-ブチル-カテコールを400mg、ポリビニルピロ
リドン(分子量10,000)を1.0g、ポリスチレンスルホ
ン酸ナトリウム2.5g、トリメチロールプロパンを10
g、ジエチレングリコールを5g、ニトロフェニル-ト
リフェニルホスホニウムクロライドを50mg、1,3-ジヒド
ロキシベンゼン-4-スルホン酸アンモニウム4g、2-メ
ルカプトベンツイミダゾール-5-スルホン酸ソーダ15mg
【0234】
【化27】
【0235】1,1-ジメチロール-1-ブロム-1-ニトロメタ
ン10mgそれぞれを加えて乳剤塗布液とした。
ン10mgそれぞれを加えて乳剤塗布液とした。
【0236】又、保護層添加剤として、下記の化合物を
加えた。(添加量はゼラチン1g当りの量で示す。)
加えた。(添加量はゼラチン1g当りの量で示す。)
【0237】
【化28】
【0238】また、ゼラチン量に対して30重量%の前
記化合物(Lx−2)を添加した。
記化合物(Lx−2)を添加した。
【0239】更に平均粒径5μmのポリメチルメタクリ
レートからなるマット剤を7mg、平均粒径0.013μmのコ
ロイダルシリカを70mg、グリオキザールを8mg、ホルム
アルデヒドを6mgを加えて保護層用塗布液とした。
レートからなるマット剤を7mg、平均粒径0.013μmのコ
ロイダルシリカを70mg、グリオキザールを8mg、ホルム
アルデヒドを6mgを加えて保護層用塗布液とした。
【0240】尚、各試料の塗布銀量は両面で5g/m2と
なるように塗布を行った。保護層用塗布液は、3%ゼラ
チン溶液を用い乳剤層保護層を含めての塗布ゼラチン量
は両面で6.5g/m2になるよう塗布したものである。
なるように塗布を行った。保護層用塗布液は、3%ゼラ
チン溶液を用い乳剤層保護層を含めての塗布ゼラチン量
は両面で6.5g/m2になるよう塗布したものである。
【0241】得られた試料のそれぞれについて、下記の
2種の試験(1)及び(2)を行った。
2種の試験(1)及び(2)を行った。
【0242】(1)灰付着試験:実施例2と同様に現像
済みのフィルムの灰の付着試験 (2)スパーク検出試験:23℃、40%RHに調湿されてい
る暗室の中で、実施例2と同様な方法でゴムローラーを
ゴム板の上においた同条件で調湿された未露光の試料の
上で10回転がし、静電気を発生させ、その試料を現像し
てスパークの発生度合いを観察する方法で下記にスパー
ク跡発生度合いとランクを示す。
済みのフィルムの灰の付着試験 (2)スパーク検出試験:23℃、40%RHに調湿されてい
る暗室の中で、実施例2と同様な方法でゴムローラーを
ゴム板の上においた同条件で調湿された未露光の試料の
上で10回転がし、静電気を発生させ、その試料を現像し
てスパークの発生度合いを観察する方法で下記にスパー
ク跡発生度合いとランクを示す。
【0243】 試料面積の中にスパークの跡全然ない ランクA 試料面積の中にスパークらしきはっきりしないものがある B 試料面積の中に非常に小さなスパーク跡が1個ある C 試料面積の中に小さなスパーク跡が数個見られる D 試料面積の中にスパーク跡がかなりある E 試料面積全面にスパーク跡がある F 試料面積全面真っ黒になるほどスパーク跡がある G なお、上記試料の現像は、SRX-501自動現像機(コニカ
(株)製)を用い、XD-SR現像液で45秒処理を行なった。
(株)製)を用い、XD-SR現像液で45秒処理を行なった。
【0244】試験結果を表5、6、7に示す。
【0245】
【表5】
【0246】
【表6】
【0247】
【表7】
【0248】表5、6及び7から明らかなように、帯電
防止用組成物のカルシウムイオン濃度を低めることによ
って帯電防止性を向上させることがわかった。特に500p
pm以下では良好な結果が得られた。なお、繰り返しカル
シウムイオン濃度の少ない本発明の帯電防止用塗布組成
物を調整したが、いずれも安定した帯電防止性能を示し
た。
防止用組成物のカルシウムイオン濃度を低めることによ
って帯電防止性を向上させることがわかった。特に500p
pm以下では良好な結果が得られた。なお、繰り返しカル
シウムイオン濃度の少ない本発明の帯電防止用塗布組成
物を調整したが、いずれも安定した帯電防止性能を示し
た。
【0249】〔実施例4〕プラスチックフィルムとして
セルローストリアセテートフィルムとポリエチレン-2,6
-ナフタレートフィルムを下記の如き下引液及び帯電防
止用塗布組成物が塗設された両プラスチックフィルムを
用い、下記ハロゲン化銀カラー写真乳剤等を塗布して、
カラーフィルムを作成した。
セルローストリアセテートフィルムとポリエチレン-2,6
-ナフタレートフィルムを下記の如き下引液及び帯電防
止用塗布組成物が塗設された両プラスチックフィルムを
用い、下記ハロゲン化銀カラー写真乳剤等を塗布して、
カラーフィルムを作成した。
【0250】〈セルローストリアセテートフィルムの製
膜と塗布液加工〉市販の写真グレードのセルローストリ
アセテート(以下TACと略す)フレークを濃度20%にな
るようにメチレンクロライドに溶解し、可塑剤としてト
リフェニルホスフェートを濃度1%になるように添加し
て粘稠液とし、押出ダイスからステンレスベルト上に乾
燥後の厚さが90μmになるように押出し粘稠フィルムと
する。製膜機械及び乾燥プロセスは次ぎの如くになって
いる。
膜と塗布液加工〉市販の写真グレードのセルローストリ
アセテート(以下TACと略す)フレークを濃度20%にな
るようにメチレンクロライドに溶解し、可塑剤としてト
リフェニルホスフェートを濃度1%になるように添加し
て粘稠液とし、押出ダイスからステンレスベルト上に乾
燥後の厚さが90μmになるように押出し粘稠フィルムと
する。製膜機械及び乾燥プロセスは次ぎの如くになって
いる。
【0251】すなわち離れた距離にある2個のドラム上
に表面が超光沢面に研磨されたステンレスベルトが張ら
れており、上側のステンレスベルトの裏面から40℃の温
水を直接あてて加熱し、下側の裏面側からは60℃の温風
を当てて粘稠液を乾燥させるようになっている。ベルト
の進行に従い粘稠フィルムは乾燥が進み、半乾きのTAC
フィルムとなりベルトが1周した所で固形分濃度50%ぐ
らいになり、これをベルトより剥離し、該フィルムを回
転しているロール群を通して乾燥させ、乾燥の途中で下
記の如き下引液及び帯電防止用塗布組成物を塗布し、更
に溶剤をほとんど100%除去して下引及び帯電防止加工
済みのTACフィルムを得る。この際、下引液a−20及び
b−20を片面づつ両面に乾燥膜厚0.1μmになるように塗
布し、ベルト面側(乳剤塗布側)を下引層A−20とし、
反ベルト面側(バック面側)を下引層B−20とした。次
いで反ベルト面の下引層B−20の上に下記帯電防止用塗
布組成物b−21を乾燥膜厚0.1μmになるように塗布し、
帯電防止層B−21とした。
に表面が超光沢面に研磨されたステンレスベルトが張ら
れており、上側のステンレスベルトの裏面から40℃の温
水を直接あてて加熱し、下側の裏面側からは60℃の温風
を当てて粘稠液を乾燥させるようになっている。ベルト
の進行に従い粘稠フィルムは乾燥が進み、半乾きのTAC
フィルムとなりベルトが1周した所で固形分濃度50%ぐ
らいになり、これをベルトより剥離し、該フィルムを回
転しているロール群を通して乾燥させ、乾燥の途中で下
記の如き下引液及び帯電防止用塗布組成物を塗布し、更
に溶剤をほとんど100%除去して下引及び帯電防止加工
済みのTACフィルムを得る。この際、下引液a−20及び
b−20を片面づつ両面に乾燥膜厚0.1μmになるように塗
布し、ベルト面側(乳剤塗布側)を下引層A−20とし、
反ベルト面側(バック面側)を下引層B−20とした。次
いで反ベルト面の下引層B−20の上に下記帯電防止用塗
布組成物b−21を乾燥膜厚0.1μmになるように塗布し、
帯電防止層B−21とした。
【0252】 《下引液a−20及びb−20》 ポリ酢酸ビニル-コ-無水マレイン酸 4.3g アセトン 640g 酢酸エチル 135g イソプロピルアルコール 40g コロイダルシリカ 0.2g 《帯電防止用塗布組成物b−21》 アルカリ処理ゼラチン(Ca2+含有量3,000ppm、2,000ppm、1,000ppm、 200ppm、20ppmを任意に使用) 20g π電子系導電性ポリマー成分(表9,10,11参照) 100mg/m2になる重量 化合物(C−6) 0.2g 化合物(C−7) 0.2g N,N′,N″-トリスアクリロイル-1,3,5-トリメチレントリアミン 0.1g 平均粒径3μmのシリカ粒子 0.1g 水(Ca2+濃度:1500ppm、650ppm、150ppm、20ppm、0pp
mの水を任意に使用)で1リットルに仕上げ、組成物のC
a2+濃度を表9、10及び11の如くに調製した。なおこれ
らの水のうち10ppm以下のものはカチオン交換樹脂にて
イオン交換したものを使用。
mの水を任意に使用)で1リットルに仕上げ、組成物のC
a2+濃度を表9、10及び11の如くに調製した。なおこれ
らの水のうち10ppm以下のものはカチオン交換樹脂にて
イオン交換したものを使用。
【0253】〈ポリエチレン-2,6-ナフタレート支持体
の作成〉厚さ75μmの市販のポリエチレン-2,6-ナフタレ
ートフィルムの両面に8W/(m2・min)のコロナ放電処
理を施し、一方の面に下引塗布液a−30を乾燥膜厚0.8
μmになるように塗布して下引層A−30を形成し、その
上に更に8W/(m2・min)のコロナ放電処理を施し下引
塗布液a−31を乾燥膜厚0.1μmになるように塗布し、下
引層A−31とした。またもう一方の面に同様にコロナ放
電を施した後、帯電防止用塗布組成物b−30を膜厚が0.
8μmになるように塗設し、帯電防止層B−30とした。
の作成〉厚さ75μmの市販のポリエチレン-2,6-ナフタレ
ートフィルムの両面に8W/(m2・min)のコロナ放電処
理を施し、一方の面に下引塗布液a−30を乾燥膜厚0.8
μmになるように塗布して下引層A−30を形成し、その
上に更に8W/(m2・min)のコロナ放電処理を施し下引
塗布液a−31を乾燥膜厚0.1μmになるように塗布し、下
引層A−31とした。またもう一方の面に同様にコロナ放
電を施した後、帯電防止用塗布組成物b−30を膜厚が0.
8μmになるように塗設し、帯電防止層B−30とした。
【0254】《下引塗布液a−30》実施例1の下引塗布
液a−1同じ。
液a−1同じ。
【0255】《下引塗布液a−31》実施例1の下引塗布
液a−2と同じ。
液a−2と同じ。
【0256】 《帯電防止用塗布組成物b−30》 ブチルアクリレート40重量%、 ブチレン20重量% グリシジルアクリレート40重量%の の共重合ラテックス液(固形分30%) 270g 化合物(C−6) 0.6g ヘキサメチレン-1,6-ビスエチレンウレア 0.8g π電子系導電性ポリマー 成分(表9,10,11参照)100
mg/m2になる重量水(Ca2+濃度2200ppm、 1100ppm、 66
0ppm、 200ppm、10ppmを任意に使用)で上記組成物1リ
ットルに仕上げ、pH7.0に調整し、撹拌機及びサンドミ
ルで分散し、調製した。
mg/m2になる重量水(Ca2+濃度2200ppm、 1100ppm、 66
0ppm、 200ppm、10ppmを任意に使用)で上記組成物1リ
ットルに仕上げ、pH7.0に調整し、撹拌機及びサンドミ
ルで分散し、調製した。
【0257】上記下引及び帯電防止加工されたTAC及び
ポリエチレン-2,6-ナフタレートのフィルムの反感光層
側のそれぞれB−21及びB−30の面に下記磁気記録層塗
布液c−1を乾燥膜厚1.0μmになるように塗布し、それ
ぞれ磁気記録層をC−22及びC−31とした。
ポリエチレン-2,6-ナフタレートのフィルムの反感光層
側のそれぞれB−21及びB−30の面に下記磁気記録層塗
布液c−1を乾燥膜厚1.0μmになるように塗布し、それ
ぞれ磁気記録層をC−22及びC−31とした。
【0258】〈磁気記録層塗布液c−1〉カルナバワッ
クス 10重量部をトルエン150重量部で加熱溶解後冷却
し、これにシクロヘキサノン75重量部とメチルエチルケ
トン150重量部を混合した後、旭化成(株)製ニトロセル
ロースBTH-1/2 100重量部(固形分70重量%)及びCo被
着γ-Fe2O3(長軸0.8μm、Fe2+/Fe3+=0.2、Hc=600エ
ルステッド)5重量部を加え、ディゾルバーで1時間混
和し、その後サンドミルで分散し、分散液とした。
クス 10重量部をトルエン150重量部で加熱溶解後冷却
し、これにシクロヘキサノン75重量部とメチルエチルケ
トン150重量部を混合した後、旭化成(株)製ニトロセル
ロースBTH-1/2 100重量部(固形分70重量%)及びCo被
着γ-Fe2O3(長軸0.8μm、Fe2+/Fe3+=0.2、Hc=600エ
ルステッド)5重量部を加え、ディゾルバーで1時間混
和し、その後サンドミルで分散し、分散液とした。
【0259】上記加工済みTACフィルムのA−20及びポ
リエチレン-2,6-ナフタレートフィルムのA−31面に下
記の多層カラー写真構成層を順次と施し、ハロゲン化銀
カラー写真感光材料を作成した。
リエチレン-2,6-ナフタレートフィルムのA−31面に下
記の多層カラー写真構成層を順次と施し、ハロゲン化銀
カラー写真感光材料を作成した。
【0260】〈カラー写真構成層の塗設〉上記加工済み
のTACフィルムのA−20面にはそのまま、またポリエチ
レン-2,6-ナフタレートフィルムのA−31面の上には25
W/(m2・min)のコロナ放電を施した後に、多層カラー
写真構成層を塗設した。
のTACフィルムのA−20面にはそのまま、またポリエチ
レン-2,6-ナフタレートフィルムのA−31面の上には25
W/(m2・min)のコロナ放電を施した後に、多層カラー
写真構成層を塗設した。
【0261】以下に示した写真構成層における塗布量は
ハロゲン化銀及びコロイド銀については、金属銀に換算
してg/m2単位で表した量を、又、カプラー、添加剤に
ついてはg/m2単位で表した量を、又増感色素について
は同一層内のハロゲン化銀1モル当たりのモル数で示し
た。
ハロゲン化銀及びコロイド銀については、金属銀に換算
してg/m2単位で表した量を、又、カプラー、添加剤に
ついてはg/m2単位で表した量を、又増感色素について
は同一層内のハロゲン化銀1モル当たりのモル数で示し
た。
【0262】 《第1層:ハレーション防止層》 黒色コロイド銀 0.16 紫外線吸収剤(UV−1) 0.20 高沸点溶媒(OIL−1) 0.16 ゼラチン 1.60 《第2層:中間層》 化合物(SC−1) 0.14 高沸点溶媒(OIL−2) 0.17 ゼラチン 0.80 《第3層:低感度赤感性層》 沃臭化銀乳剤A 0.15 沃臭化銀乳剤B 0.35 増感色素(SD−1) 2.0×10
−4 増感色素(SD−2)
1.4×10-4 増感色素(SD−3) 1.4×10-5 増感色素(SD−4) 0.7×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.53 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.04 DIR化合物(Di−1) 0.025 高沸点溶媒(OIL−3) 0.48 ゼラチン 1.09 《第4層:中感度赤感性層》 沃臭化銀乳剤B 0.30 沃臭化銀乳剤C 0.34 増感色素(SD−1) 1.7×10-4 増感色素(SD−2) 0.86×10-4 増感色素(SD−3) 1.15×10-5 増感色素(SD−4) 0.86×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.33 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.013 DIR化合物(Di−1) 0.02 高沸点溶媒(OIL−1) 0.16 ゼラチン 0.79 《第5層:高感度赤感性層》 沃臭化銀乳剤D 0.95 増感色素(SD−1) 1.0×10-4 増感色素(SD−2) 1.0×10-4 増感色素(SD−3) 1.2×10-5 シアンカプラー(C−2) 0.14 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.016 高沸点溶媒(OIL−1) 0.16 ゼラチン 0.7
9 《第6層:中間層》 化合物(SC−1)
0.09 高沸点溶媒(OIL−2) 0.11 ゼラチン 0.80 《第7層:低感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤A 0.12 沃臭化銀乳剤B 0.38 増感色素(SD−4) 4.6×10-5 増感色素(SD−5) 4.1×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.14 マゼンタカプラー(M−2) 0.14 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.06 高沸点溶媒(OIL−4) 0.34 ゼラチン 0.70 《第8層:中間層》 ゼラチン 0.41 《第9層:中感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤B 0.30 沃臭化銀乳剤C 0.34 増感色素(SD−6) 1.2×10-4 増感色素(SD−7) 1.2×10-4 増感色素(SD−8) 1.2×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.04 マゼンタカプラー(M−2) 0.04 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.017 DIR化合物(Di−2) 0.025 DIR化合物(Di−3) 0.002 高沸点溶媒(OIL−4) 0.12 ゼラチン 0.5
0 《第10層:高感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤D 0.95 増感色素(SD−6) 7.1×10-5 増感色素(SD−7) 7.1×10-5 増感色素(SD−8) 7.1×10-5 マゼンタカプラー(M−1) 0.09 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.011 高沸点溶媒(OIL−4) 0.11 ゼラチン 0.79 《第11層:イエローフィルター層》 黄色コロイド銀 0.08 化合物(SC−1) 0.15 高沸点溶媒(OIL−2) 0.19 ゼラチン 1.10 《第12層:低感度青感性層》 沃臭化銀乳剤A 0.12 沃臭化銀乳剤B 0.24 沃臭化銀乳剤C 0.12 増感色素(SD−9) 6.3×10-5 増感色素(SD−10) 1.0×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.50 イエローカプラー(Y−2) 0.50 DIR化合物(Di−4) 0.04 DIR化合物(Di−5) 0.02 高沸点溶媒(OIL−2) 0.42 ゼラチン 1.40 《第13層:高感度青感性層》 沃臭化銀乳剤C 0.15 増感色素(SD−9)
8.0×10-5 増感色素(SD−11) 3.1×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.12 高沸点溶媒(OIL−2) 0.05 ゼラチン 0.79 《第14層:第1保護層》 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.08μm、沃化銀含有率1.0モル%) 0.40 紫外線吸収剤(UV−1) 0.065 高沸点溶媒(OIL−1) 0.07 高沸点溶媒(OIL−3) 0.07 ゼラチン 0.65 《第15層:第2保護層》 アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 ゼラチン 0.55 尚上記組成物の他に、塗布助剤Su−1、分散助剤Su−
2、粘度調整剤、硬膜剤H−1、H−2、安定剤ST−
1、かぶり防止剤AF−1、平均分子量:10,000及び平均
分子量:1,100,000の2種のポリビニルピロリドン、及
び防腐剤化合物(A)を添加した。
−4 増感色素(SD−2)
1.4×10-4 増感色素(SD−3) 1.4×10-5 増感色素(SD−4) 0.7×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.53 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.04 DIR化合物(Di−1) 0.025 高沸点溶媒(OIL−3) 0.48 ゼラチン 1.09 《第4層:中感度赤感性層》 沃臭化銀乳剤B 0.30 沃臭化銀乳剤C 0.34 増感色素(SD−1) 1.7×10-4 増感色素(SD−2) 0.86×10-4 増感色素(SD−3) 1.15×10-5 増感色素(SD−4) 0.86×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.33 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.013 DIR化合物(Di−1) 0.02 高沸点溶媒(OIL−1) 0.16 ゼラチン 0.79 《第5層:高感度赤感性層》 沃臭化銀乳剤D 0.95 増感色素(SD−1) 1.0×10-4 増感色素(SD−2) 1.0×10-4 増感色素(SD−3) 1.2×10-5 シアンカプラー(C−2) 0.14 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.016 高沸点溶媒(OIL−1) 0.16 ゼラチン 0.7
9 《第6層:中間層》 化合物(SC−1)
0.09 高沸点溶媒(OIL−2) 0.11 ゼラチン 0.80 《第7層:低感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤A 0.12 沃臭化銀乳剤B 0.38 増感色素(SD−4) 4.6×10-5 増感色素(SD−5) 4.1×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.14 マゼンタカプラー(M−2) 0.14 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.06 高沸点溶媒(OIL−4) 0.34 ゼラチン 0.70 《第8層:中間層》 ゼラチン 0.41 《第9層:中感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤B 0.30 沃臭化銀乳剤C 0.34 増感色素(SD−6) 1.2×10-4 増感色素(SD−7) 1.2×10-4 増感色素(SD−8) 1.2×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.04 マゼンタカプラー(M−2) 0.04 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.017 DIR化合物(Di−2) 0.025 DIR化合物(Di−3) 0.002 高沸点溶媒(OIL−4) 0.12 ゼラチン 0.5
0 《第10層:高感度緑感性層》 沃臭化銀乳剤D 0.95 増感色素(SD−6) 7.1×10-5 増感色素(SD−7) 7.1×10-5 増感色素(SD−8) 7.1×10-5 マゼンタカプラー(M−1) 0.09 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.011 高沸点溶媒(OIL−4) 0.11 ゼラチン 0.79 《第11層:イエローフィルター層》 黄色コロイド銀 0.08 化合物(SC−1) 0.15 高沸点溶媒(OIL−2) 0.19 ゼラチン 1.10 《第12層:低感度青感性層》 沃臭化銀乳剤A 0.12 沃臭化銀乳剤B 0.24 沃臭化銀乳剤C 0.12 増感色素(SD−9) 6.3×10-5 増感色素(SD−10) 1.0×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.50 イエローカプラー(Y−2) 0.50 DIR化合物(Di−4) 0.04 DIR化合物(Di−5) 0.02 高沸点溶媒(OIL−2) 0.42 ゼラチン 1.40 《第13層:高感度青感性層》 沃臭化銀乳剤C 0.15 増感色素(SD−9)
8.0×10-5 増感色素(SD−11) 3.1×10-5 イエローカプラー(Y−1) 0.12 高沸点溶媒(OIL−2) 0.05 ゼラチン 0.79 《第14層:第1保護層》 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.08μm、沃化銀含有率1.0モル%) 0.40 紫外線吸収剤(UV−1) 0.065 高沸点溶媒(OIL−1) 0.07 高沸点溶媒(OIL−3) 0.07 ゼラチン 0.65 《第15層:第2保護層》 アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.04 ゼラチン 0.55 尚上記組成物の他に、塗布助剤Su−1、分散助剤Su−
2、粘度調整剤、硬膜剤H−1、H−2、安定剤ST−
1、かぶり防止剤AF−1、平均分子量:10,000及び平均
分子量:1,100,000の2種のポリビニルピロリドン、及
び防腐剤化合物(A)を添加した。
【0263】上記試料に用いた乳剤は、下記のとおりで
ある。尚平均粒径は、立方体に換算した粒径で示した。
また、各乳剤は、金・硫黄増感を最適に施した。
ある。尚平均粒径は、立方体に換算した粒径で示した。
また、各乳剤は、金・硫黄増感を最適に施した。
【0264】
【表8】
【0265】試料はマルチスライドホッパー型コーター
にて、一回目は第1層から第8層までを、2回目はその
上に第9層から第15層までをそれぞれ同時に塗設した。
特定写真感度はISO420であった。尚試料の作成に用いた
各化合物の構造を以下に示す。
にて、一回目は第1層から第8層までを、2回目はその
上に第9層から第15層までをそれぞれ同時に塗設した。
特定写真感度はISO420であった。尚試料の作成に用いた
各化合物の構造を以下に示す。
【0266】
【化29】
【0267】
【化30】
【0268】
【化31】
【0269】
【化32】
【0270】
【化33】
【0271】
【化34】
【0272】
【化35】
【0273】
【化36】
【0274】
【化37】
【0275】〈現像処理〉上記カラー写真フィルム試料
の現像処理は下記の如き処方及び条件で行った。
の現像処理は下記の如き処方及び条件で行った。
【0276】 《処理条件》 1. カラー現像 3分15秒 38.0±0.1℃ 2. 漂 白 6分30秒 38.0±3.0℃ 3. 水 洗 3分15秒 24〜41℃ 4. 定 着 6分30秒 38.0±3.0℃ 5. 水 洗 3分15秒 24〜41℃ 6. 安 定 3分15秒 38.0±3.0℃ 7. 乾 燥 50℃以下 各工程に用いる処理液組成を以下に示す。
【0277】 《発色現像液処方》 4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β-ヒドロキシエチル) アニリン・硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロ三酢酸・ナトリウム塩(1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1リットルとする(pH=10.1) 《漂白液処方》 エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム塩 100.0g エチレンジアミン四酢酸2アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 氷酢酸 10.0g 水を加えて1リットルとし、アンモニア水を用いてpH
6.0に調整する。
6.0に調整する。
【0278】 《定着液処方》 チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1リットルとし、酢酸を用いてpH6.0に調整
する。
する。
【0279】 《安定液処方》 ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(コニカ(株)製) 7.5ml 水を加えて1リットルとする。
【0280】〈評価方法〉 (1)灰付着試験:実施例2同様な灰付着テストを行っ
た。
た。
【0281】(2)剥離スタチック試験:暗室にて試料
を35mm幅、長さ1mの大きさに断裁し、23℃、80%RHの
暗室環境にフィルムを調湿し、40mmの巻芯にフィルムの
先端をテープで止め、感光層を内側に巻き付け、末端を
テープで止め、巻いたフィルムを密封缶の中に封入し、
50℃のオーブンに24時間加温処理し、23℃,20%RHの暗
室環境下で開封、剥離し、直ちに現像処理を行い、青感
層の黄色の静電気による発色の度合いを調べた。発色度
合いを下記の如くランク付けした。
を35mm幅、長さ1mの大きさに断裁し、23℃、80%RHの
暗室環境にフィルムを調湿し、40mmの巻芯にフィルムの
先端をテープで止め、感光層を内側に巻き付け、末端を
テープで止め、巻いたフィルムを密封缶の中に封入し、
50℃のオーブンに24時間加温処理し、23℃,20%RHの暗
室環境下で開封、剥離し、直ちに現像処理を行い、青感
層の黄色の静電気による発色の度合いを調べた。発色度
合いを下記の如くランク付けした。
【0282】 発色なし ランクA 極一部に部分的に僅かに発色らしきものが感じられる。 B 全長の中で僅かに小さな発色の点が1〜2個ある C 全長に亙って発色点が僅かに散見する D 全長に亙って発色点が点在する E 発色がかなり見られる F 全面的に発色がある G 〈評価と結果〉
【0283】
【表9】
【0284】
【表10】
【0285】
【表11】
【0286】表9、10及び11に評価結果を示した。この
表からわかるように、帯電防止用塗布組成物のカルシウ
ムイオン濃度を低めることによって帯電防止性を向上さ
せることがわかった。特に500ppm以下では良好な結果が
得られた。なお、これらの帯電防止用塗布組成物を繰り
返し調整したが、いずれも性能の変化はなく安定した導
電性をしめした。なお、プラスチックフィルム(支持
体)間の差はなかった。
表からわかるように、帯電防止用塗布組成物のカルシウ
ムイオン濃度を低めることによって帯電防止性を向上さ
せることがわかった。特に500ppm以下では良好な結果が
得られた。なお、これらの帯電防止用塗布組成物を繰り
返し調整したが、いずれも性能の変化はなく安定した導
電性をしめした。なお、プラスチックフィルム(支持
体)間の差はなかった。
【0287】
【発明の効果】プラスチックフィルム及びハロゲン化銀
写真感光材料の帯電による弊害が除去され、安定した製
品をつくることが出来る。
写真感光材料の帯電による弊害が除去され、安定した製
品をつくることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 千秋 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内
Claims (15)
- 【請求項1】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有する水分散液または水溶液のカル
シウムイオン濃度が500ppm以下であることを特徴とする
帯電防止用塗布組成物。 - 【請求項2】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有する水分散液または水溶液のカル
シウムイオン濃度が100ppm以下であることを特徴とする
請求項1記載の帯電防止用塗布組成物。 - 【請求項3】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有する水分散液または水溶液のカル
シウムイオン濃度が20ppm以下であることを特徴とする
請求項1記載の帯電防止用塗布組成物。 - 【請求項4】 該水分散液または水溶液がバインダーと
してゼラチンを含有することを特徴とする請求項1乃至
請求項3の何れか1項に記載の帯電防止用塗布組成物。 - 【請求項5】 該π電子系導電性ポリマーがポリピロー
ルとその誘導体、ポリチオフェンとその誘導体、ポリフ
ランとその誘導体、ポリアニリンとその誘導体、ポリ
(2,5-チエニレンビニレン)とその誘導体、ポリイソチ
アナフテンとその誘導体、チオフェンとピロールとの共
重合体とその誘導体、ポリチエニレンビニレンとその誘
導体、ポリセレノフェンとその誘導体、またこれらのπ
電子系導電性ポリマーが他の鎖状ポリマーと連結されて
いる枝状ポリマーの少なくともいずれかであることを特
徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の帯
電防止用塗布組成物。 - 【請求項6】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が500p
pm以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止用
塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有すること
を特徴とするプラスチックフィルム。 - 【請求項7】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が100p
pm以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止用
塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有すること
を特徴とする請求項6記載のプラスチックフィルム。 - 【請求項8】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプタ
ー・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が20pp
m以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止用
塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有すること
を特徴とする請求項6記載のプラスチックフィルム。 - 【請求項9】 該水分散液または水溶液がバインダーと
してゼラチンを含有することを特徴とする請求項6乃至
請求項8の何れか1項に記載のプラスチックフィルム。 - 【請求項10】 該π電子系導電性ポリマーがポリピロ
ールとその誘導体、ポリチオフェンとその誘導体、ポリ
フランとその誘導体、ポリアニリンとその誘導体、ポリ
(2,5-チエニレンビニレン)とその誘導体、ポリイソチ
アナフテンとその誘導体、チオフェンとピロールとの共
重合体とその誘導体、ポリチエニレンビニレンとその誘
導体、ポリセレノフェンとその誘導体、またこれらのπ
電子系導電性ポリマーが他の鎖状ポリマーと連結されて
いる枝状ポリマーの少なくともいずれかであることを特
徴とする請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載のプ
ラスチックフィルム。 - 【請求項11】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプ
ター・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が50
0ppm以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止
用塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有するプ
ラスチックフィルム支持体に少なくとも1層のハロゲン
化銀乳剤層を有することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料。 - 【請求項12】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプ
ター・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が10
0ppm以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止
用塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有するプ
ラスチックフィルム支持体に少なくとも1層のハロゲン
化銀乳剤層を有することを特徴とする請求項11記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項13】 π電子系導電性ポリマー及びアクセプ
ター・ドーパントを含有し、カルシウムイオン濃度が20
ppm以下である水分散液または水溶液からなる帯電防止
用塗布組成物が塗設された層を少なくとも1層有するプ
ラスチックフィルム支持体に少なくとも1層のハロゲン
化銀乳剤層を有することを特徴とする請求項11記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項14】 該水分散液または水溶液がバインダー
としてゼラチンを含有することを特徴とする請求項11乃
至請求項13の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光
材料。 - 【請求項15】 該π電子系導電性ポリマーがポリピロ
ールとその誘導体、ポリチオフェンとその誘導体、ポリ
フランとその誘導体、ポリアニリンとその誘導体、ポリ
(2,5-チエニレンビニレン)とその誘導体、ポリイソチ
アナフテンとその誘導体、チオフェンとピロールとの共
重合体とその誘導体、ポリチエニレンビニレンとその誘
導体、ポリセレノフェンとその誘導体、またこれらのπ
電子系導電性ポリマーが他の鎖状ポリマーと連結されて
いる枝状ポリマーの少なくともいずれかであることを特
徴とする請求項11乃至請求項14の何れか1項に記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30227394A JPH08160568A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 帯電防止用塗布組成物、これによる帯電防止層を持つプラスチックフィルム及び帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30227394A JPH08160568A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 帯電防止用塗布組成物、これによる帯電防止層を持つプラスチックフィルム及び帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08160568A true JPH08160568A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17907027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30227394A Pending JPH08160568A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 帯電防止用塗布組成物、これによる帯電防止層を持つプラスチックフィルム及び帯電防止されたハロゲン化銀写真感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08160568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015056591A1 (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Dic株式会社 | 塗工液、それを用いた物品及び印刷物 |
| EP4556504A4 (en) * | 2022-10-19 | 2025-11-19 | Lg Chemical Ltd | Copolymer |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30227394A patent/JPH08160568A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015056591A1 (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Dic株式会社 | 塗工液、それを用いた物品及び印刷物 |
| JP6031197B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2016-11-24 | Dic株式会社 | 塗工液、それを用いた物品及び印刷物 |
| EP4556504A4 (en) * | 2022-10-19 | 2025-11-19 | Lg Chemical Ltd | Copolymer |
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