JPH08160624A - 感光性平版印刷版の現像処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像処理方法

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JPH08160624A
JPH08160624A JP30476094A JP30476094A JPH08160624A JP H08160624 A JPH08160624 A JP H08160624A JP 30476094 A JP30476094 A JP 30476094A JP 30476094 A JP30476094 A JP 30476094A JP H08160624 A JPH08160624 A JP H08160624A
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JP
Japan
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silver
printing plate
lithographic printing
salt
silver halide
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Application number
JP30476094A
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English (en)
Inventor
Akira Kaneko
亮 金子
Masahiko Saikawa
正彦 斉川
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】銀錯塩拡散転写法を利用し、印刷性に優れた平
版印刷版を提供する。 【構成】銀塩拡散転写法を応用した平版印刷版におい
て、ピロ亜硫酸塩を含む処理液で現像処理をする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀錯塩拡散転写法を用
いる平版印刷版、特にアルミニウム板を支持体とする感
光性平版印刷版の現像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版は油脂性のインキに対する受
容性(以下、インキ受容性)の高い画線部分と、水に対
する受容性(以下、親水性)の高い非画像部分とから構
成される。通常の平版印刷では、印刷機上で水とインキ
の両者を版面に供給し、画像部は着色性のインキを、非
画像部は水を選択的に受け入れ、該画線上のインキを、
例えば紙などの被印刷体に転写させることによって印刷
がなされている。
【0003】従って、良い印刷物を得るためには、画線
部のインキ受容性と非画線部の親水性の差が十分に大き
く、水及びインキを版面に供給したときに、画線部は十
分量のインキを受け付け、非画線部は全くインキを受け
付けないことが必要となる。
【0004】銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用いた感
光性平版印刷版については、フォーカル・プレス、ロン
ドン ニューヨーク(1972年)発行、アンドレ ロ
ット及びエディス ワイデ著、「フォトグラフィック・
シルバー・ハライド・ディフュージョン・プロセシ
ズ」、第101頁〜第130頁に幾つかの例が記載され
ている。
【0005】その中で述べられているように、DTR法
を用いた平版印刷版では、露光によって感光核を生じた
銀塩結晶は現像液中の還元剤により化学現像を生起し黒
色の銀に還元される。ゆえに物理現像核への析出銀の形
成は起こらず、親水性の非画像部を形成する。一方、未
感光の銀塩結晶は現像液中の銀塩錯化剤により銀錯体を
形成、表面の核層まで拡散し、核を触媒とし物理現像を
起してインキ受容性の銀を主体とする画像部を形成す
る。
【0006】この様に該平版印刷版では析出した銀層を
インキ受容性の画線部として利用するために、画像部の
転写銀量や非画像部である表面との接着性や析出銀強度
が、印刷機上での画線部の欠落や、画線部のインキ受容
性が徐々に失われる等のトラブルの原因となっていた。
【0007】該平版印刷版には転写材料と受像材料を別
々にしたツーシートタイプ、あるいはそれらを一枚の支
持体上に設けたモノシートタイプの二方式が知られてい
る。ツーシートタイプの平版印刷版については、特開昭
57−158844号公報に詳しく記載されている。
又、モノシートタイプについては、特公昭48−305
62号、同51−15765号、特開昭51−1111
03号、同52−150105号や、また金属特にアル
ミニウム板を支持体とした平版印刷版について特開昭5
7−118244号、同57−158844号、同63
−260491号、特開平3−116151号、同4−
282295号などの各公報に詳しく記載されている。
【0008】特開昭63-260491号、特開平3-116151号、
同4-282295号などの各公報には、粗面化し陽極酸化した
アルミニウム板を支持体とし、その上に物理現像核を担
持し、更にその上に感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けた
モノシートタイプでDTR 法を利用する平版印刷版が詳述
されている。それによれば、上記平版印刷版を像露光
し、DTR現像した後、 ハロゲン化銀乳剤層を温水で洗浄
し除去し印刷版を作製する。しかしこれらの特許は、主
に感光性ハロゲン化銀乳剤とアルミニウム板とが接触す
ることにより生じるアルミニウム板の腐食を防止するこ
とに向けられた技術である。
【0009】本発明が対象とする金属特にアルミニウム
板を支持体とした該平版印刷版においては、印刷時に保
水性を維持するため等の目的により粗面化、陽極酸化処
理によりアルミ表面が酸化アルミとなり、且つ微細な粗
面構造を持つ事が公知である。この表面構造は、DTR
より形成される銀膜の印刷機能に影響を与え、画像部の
転写銀量や非画像部である酸化アルミ表面との接着性や
析出銀強度が、印刷機上での画線部の欠落や、画線部の
インキ受容性が徐々に失われる等のトラブルの原因とな
っていた。しかしながら、酸化アルミ表面と銀膜との接
着強度や、ハロゲン化銀のDTR現像後の表面状態、銀
粒子間強度を現像時にコントロールして、耐刷性などの
印刷性の点で好ましい銀画像を該アルミ表面上に形成さ
せるための諸因子について明らかにされていなかった。
【0010】本発明者らは、銀塩錯化剤という観点から
該平版印刷版の他の性能を低下させることなく、耐刷力
を向上させるべく鋭意検討を重ねた結果、ピロ亜硫酸塩
を現像液中に使用することにより物理現像を加速し、画
線部の転写銀量を増加させ、かつ画像銀の銀粒子間の結
合強度の増加により、印刷性を向上させることに成功し
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を解決し耐刷力の優れた平版印刷版の処理方法を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は銀塩
拡散転写法を用いた平版印刷版、特に粗面化され陽極酸
化されたアルミニウム支持体とハロゲン化銀乳剤層の間
に物理現像核を有する平版印刷版において、該平版印刷
版をピロ亜硫酸塩を含む現像液で処理することによって
達成された。
【0013】本発明で用いられるピロ亜硫酸塩はアルカ
リ金属塩例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩
などの形で使用される。またその量は現像液1Lあたり
1〜40gが好ましい。
【0014】現像液には、現像主薬、例えばポリヒドロ
キシベンゼン類、3-ピラゾリジノン類、アルカリ性物
質、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
リチウム、第3燐酸ナトリウム、あるいはアミン化合
物、保恒剤、例えば亜硫酸ナトリウム、粘稠剤、例えば
カルボキシメチルセルロース、カブリ防止剤、例えば臭
化カリウム、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾー
ル、現像変成剤、例えばポリエチレンオキサイドを含ま
せることが出来る。またピロ亜硫酸塩以外のハロゲン化
銀溶剤、例えばチオ硫酸ナトリウム、チオシアン酸カリ
ウム等も組み合わせて使用する事もできる。
【0015】現像液のpHとして通常約10〜14、好
ましくは約12〜13であるが、使用する平版印刷版の
アルミニウム支持体の前処理(例えば陽極酸化)条件、
写真要素、所望の像、現像液中の各種化合物の種類及び
量、現像条件等によって異なる。
【0016】本発明に用いられる粗面化され陽極酸化さ
れたアルミ支持体にはピットが0.03〜0.30μm
の直径を有するものが100μm2 当たり500個以上
存在することが好ましい。上限は約15,000個まで
が好ましい。0.03〜0.30μmの直径を有するピ
ットの平均直径は0.05〜0.20μmであることが
好ましい。ピットの直径は、円形以外の形状のものにつ
いてはその直径は円形と見做したときの寸法である。こ
のピットの中心深さは、ピットの直径に対して1/3
(0.01〜0.10μm)以上であることが望まし
い。
【0017】本発明に用いられる粗面化され陽極酸化さ
れたアルミ板の陽極酸化層の厚みは約0.3〜3.0μ
mの範囲が好ましい。尚、陽極酸化処理に先立ってデス
マット処理を施すことが好ましい。すなわち、粗面化処
理したアルミニウム基板を、10〜50%の熱硫酸(4
0〜60℃)や希薄なアルカリ(水酸化ナトリウム等)
で処理することにより表面に付着したスマットが除去さ
れる。
【0018】また、陽極酸化処理を行なった後、必要に
応じて後処理を行うことが出来る。例えば、英国特許第
1,230,447号に開示されたポリビニルホスホン
酸の水溶液中に浸漬処理する方法が用いられる。また、
必要に応じて、親水性高分子の下塗層を設けることも可
能であるが、その上に設ける感光層の性質により取捨選
択される。
【0019】本発明の印刷版の感光性ハロゲン化銀乳剤
層には保護コロイドとして各種親水性コロイドを用いる
ことができる。即ち、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼ
ラチン、ゼラチン誘導体、グラフト化ゼラチン等各種ゼ
ラチンを用いることが出来る他、ポリビニルピロリド
ン、各種でんぷん、アルブミン、ポリビニルアルコー
ル、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロース、等の
親水性高分子化合物を含有させることが出来る。用いら
れる親水性コロイドとしては、ゼラチン、ゼラチン誘導
体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が
挙げられるが、好ましくは、物理現像後の親水性コロイ
ド層の剥離性を容易にするために実質的に硬膜剤を含ま
ない親水性コロイド層を用いることが望ましい。
【0020】本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀乳
剤の種類としては、一般に用いられる塩化銀、臭化銀、
ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ臭化銀、ヨウ臭化銀等から
選択される。好ましくは、85%以上の塩化銀からなる
塩化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、塩ヨウ臭化銀等であ
り、更に画質、及び、耐刷に優れたものを得ることがで
きる。また乳剤のタイプとしてはネガ型、ポジ型のいず
れでも良い。
【0021】ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジ
ウム塩、パラジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白
金塩等の重金属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲ
ン化銀1モル当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン
化銀の結晶形態に特に制限はなく、立方体ないし14面
体粒子、さらにはコアシェル型、平板状粒子でもよい。
ハロゲン化銀結晶は、単分散、多分散結晶であってもよ
く、その平均粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。
【0022】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は
又、例えばシアニン、メロシアニン等の色素によって増
感され得る。その増感され得る波長域に特に制限はない
が、走査型露光光源の発光波長領域で感光するように、
増感されうる。従って、アルゴン・レーザー用増感、赤
色半導体レーザー(赤色LD)用増感、赤外半導体レー
ザー(赤外LD)用増感、ヘリウム=ネオン・レーザー
用増感、赤色発光ダイオード(赤色LED)用増感もな
し得る。
【0023】物理現像核層の物理現像核としては、公知
の銀錯塩拡散転写法に用いられるものでよく、例えば
金、銀等のコロイド、パラジウム、亜鉛等の水溶性塩と
硫化物を混合した金属硫化物などが使用できる。保護コ
ロイドとして各種親水性コロイドを用いることもでき
る。これらの詳細及び製法については、例えば、フォー
カル・プレス、ロンドン ニューヨーク(1972年)
発行、アンドレ ロット及びエディス ワイデ著、「フ
ォトグラフィック・シルバー・ハライド・ディヒュージ
ョン・プロセシズ」を参照し得る。
【0024】ゼラチン層を除去するためのウォッシュオ
フは、温度20〜30℃程度の流水で洗い流すことによ
って行なうことが出来る。
【0025】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。
【0026】実施例1 電解粗面化処理と陽極酸化によって、平均直径約5μm
のプラトー上に直径0.03〜0.30μmのピットを
100μm2 当たり約5,600個有し、且つそれらの
ピットの平均直径が0.08μmである厚さ0.30mmのア
ルミニウム板(A)を得た。このアルミ板は粗面化処理
後に陽極酸化したものであり、平均粗さ(Ra)は0.
5〜0.6μmであった。
【0027】このアルミ支持体上にカレー・レー(Care
y Lea )法により作成された銀ゾルからなる物理現像核
液を塗布した。
【0028】不活性ゼラチンの水溶液を60゜Cに保
ち、強く攪拌しながら、塩化ナトリウム水溶液を同時に
4ml/min の添加速度で加えることにより、塩化銀乳剤
を調整した。これらの乳剤粒子は平均サイズが0.3μ
であり、晶癖は立方体であり、全粒子の90重量%以上
が平均粒子サイズの±30%以内に含まれていた。こう
して得られた乳剤を通常の方法で、沈澱、水洗処理を行
った後、再溶解し、ゼラチン溶液を加えて、ゼラチン対
銀の重量比を1:1にした。
【0029】次に、0.01mole/mole Ag となるよう
にヨウ化カリウム水溶液を加え、pH6.5、EAg2
30mVに調整して、二酸化チオ尿素及び塩化金酸カリ
ウムを加え、60゜Cで90分熟成して、カブらせた。
この後、化1の色素300mg/mole Ag 及び、ピナクリ
プトール・イエロー200mg/mole Ag を加えて、界面
活性剤を加え、pH=6.5に調整して、直接ポジ用ハ
ロゲン化銀乳剤を作成し、上記の処理を施し、物理現像
核液を塗布したアルミ支持体上に塗布した。
【0030】
【化1】
【0031】このようにして得られた平版印刷版に内型
ドラムのアルゴン・レーザー出力機を用いて画像出力を
行った。
【0032】出力後平版印刷版を以下の処方の現像液に
表1にあるようなハロゲン化銀溶剤を加え、20℃10
秒間現像を行った後、直ちに流水で30秒間水洗してゼ
ラチン層を洗い流した。
【0033】現像液処方 ハイドロキノン 20g フェニドン 1g 亜硫酸ナトリウム 100g EDTA 1g 水酸化ナトリウム 20g pHを12.5±0.5に調製。 水を加えて全量を 1000cc
【0034】この様にして作成した平版印刷板を、印刷
機ハイデルベルグTOK(Heidelberg社製オフセット印
刷機の商標)にかけ印刷し、耐刷力を評価した。転写銀
量は蛍光x線分析装置により定量的に測定した。結果を
表2に示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】表2よりピロ亜硫酸塩の使用でより好まし
い結果を得ることが理解できる。
【0038】実施例2
【0039】ポリエチレン被膜紙の片面に特公平 2-262
15の実施例記載のハロゲン化銀乳剤層、核層を塗布、
特公平2-26215記載の像露光を行い、下記の銀塩拡散転
写現像液に表3にあるようなハロゲン化銀溶剤を加え浸
漬することにより30℃で1分間現像処理を行い、印刷
性を評価した。結果を表4に示した。
【0040】 転写現像液水 7
50ml 水酸化カリウム 20g 無水亜硫酸ナトリウム 50g ハイドロキノン 10g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1g チオ硫酸ナトリウム 10g 水を加えて1lとする
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】評価内容は次の通りである。 耐刷力:画像部のインキのり不良あるいは地汚れが生じ
る時のいずれかにより印刷が不能となるときの印刷枚数
で表した。
【0044】表4よりピロ亜硫酸塩の使用でより好まし
い結果を得ることが理解できる。
【0045】
【発明の効果】本発明の処理方法、即ち銀塩拡散転写法
を応用した平版印刷版においてピロ亜硫酸塩を含む処理
液で現像処理する事を特徴とする処理方法において、転
写銀量の増加を図り印刷性、特に耐刷性に優れた印刷版
を得る事ができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩拡散転写法を応用した平版印刷版に
    おいて、ピロ亜硫酸塩を含む処理液で現像処理する事を
    特徴とする処理方法。
  2. 【請求項2】 銀塩拡散転写法を応用し、粗面化され陽
    極酸化されたアルミニウム板を支持体とし、その上に物
    理現像核及びハロゲン化銀写真乳剤層を有する平版印刷
    版において、ピロ亜硫酸塩を含む処理液で現像処理する
    事を特徴とする処理方法。
JP30476094A 1994-12-08 1994-12-08 感光性平版印刷版の現像処理方法 Pending JPH08160624A (ja)

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