JPH08162393A - 位置合わせ装置 - Google Patents
位置合わせ装置Info
- Publication number
- JPH08162393A JPH08162393A JP6304697A JP30469794A JPH08162393A JP H08162393 A JPH08162393 A JP H08162393A JP 6304697 A JP6304697 A JP 6304697A JP 30469794 A JP30469794 A JP 30469794A JP H08162393 A JPH08162393 A JP H08162393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment
- mask
- substrate
- wafer
- reticle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/70716—Stages
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レチクルとウエハとの位置合わせをする際
に、機械的な振動があっても、高速に且つ正確に位置合
わせを行う。 【構成】 所定のサンプリング周期でレチクルとウエハ
との相対的な位置ずれから目標位置ずれ量を差し引いて
残留誤差εを求める。時間間隔T1 ,T2 ,T3,…毎
に残留誤差εの平均値Δ1 ,Δ2 ,Δ3 ,…を算出し、
これらの平均値が0を中心とする許容幅2・εM の範囲
に入った時点tOKに、位置決め終了と判定して露光を行
う。
に、機械的な振動があっても、高速に且つ正確に位置合
わせを行う。 【構成】 所定のサンプリング周期でレチクルとウエハ
との相対的な位置ずれから目標位置ずれ量を差し引いて
残留誤差εを求める。時間間隔T1 ,T2 ,T3,…毎
に残留誤差εの平均値Δ1 ,Δ2 ,Δ3 ,…を算出し、
これらの平均値が0を中心とする許容幅2・εM の範囲
に入った時点tOKに、位置決め終了と判定して露光を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスク(レチクル等)
上に形成されたパターンを感光基板(ウエハ等)上に転
写する露光装置においてマスクと感光基板との位置合わ
せ(アライメント)を行うための位置合わせ装置に関
し、特に機械的振動の多い環境下で使用される投影光学
系を備えた露光装置の位置合わせ装置に適用して好適な
ものである。
上に形成されたパターンを感光基板(ウエハ等)上に転
写する露光装置においてマスクと感光基板との位置合わ
せ(アライメント)を行うための位置合わせ装置に関
し、特に機械的振動の多い環境下で使用される投影光学
系を備えた露光装置の位置合わせ装置に適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、又は液晶表示素子等の製造
に使用される投影露光装置において、特にウエハ(又は
ガラスプレート等)上の2層目以降に回路パターンを形
成する際には、レチクルとウエハとを高精度に位置合わ
せする必要がある。代表的なアライメント動作であるグ
ローバルアライメントは、アライメントセンサによりウ
エハの位置(又はウエハとレチクルとの相対的な位置)
を計測する工程と、アライメントセンサによる計測結果
を基にウエハを位置決めして露光する工程とに分けられ
る。アライメントセンサによる計測が正しくても、ウエ
ハを露光位置に位置決めする際、目標とする位置に正確
に位置決めできないと、レチクルとウエハとの位置ずれ
が生ずることになる。
に使用される投影露光装置において、特にウエハ(又は
ガラスプレート等)上の2層目以降に回路パターンを形
成する際には、レチクルとウエハとを高精度に位置合わ
せする必要がある。代表的なアライメント動作であるグ
ローバルアライメントは、アライメントセンサによりウ
エハの位置(又はウエハとレチクルとの相対的な位置)
を計測する工程と、アライメントセンサによる計測結果
を基にウエハを位置決めして露光する工程とに分けられ
る。アライメントセンサによる計測が正しくても、ウエ
ハを露光位置に位置決めする際、目標とする位置に正確
に位置決めできないと、レチクルとウエハとの位置ずれ
が生ずることになる。
【0003】一般的に例えばTTL(スルー・ザ・レン
ズ)方式、又はオフ・アクシスのアライメントセンサに
よりウエハの各ショット領域の位置を計測した後、露光
対象のショット領域を露光位置に位置合わせするとき
は、レチクルを静止させた状態でウエハステージの位置
をレーザ干渉計でモニタし、目標位置に対してある許容
値以内にウエハステージが存在していることが確認され
た後、露光を開始するようにしている。具体的には、所
定の一定時間の間、ウエハステージの位置の目標位置に
対するずれ(これもレチクルとの相対位置のずれとみな
せる)が、所定のウィンドウ(2次元の許容領域)に入
ったかどうかを確認するようにしている。例えば、時間
が20msの間、前記ずれが±40nm以内であるかど
うかで判断する。
ズ)方式、又はオフ・アクシスのアライメントセンサに
よりウエハの各ショット領域の位置を計測した後、露光
対象のショット領域を露光位置に位置合わせするとき
は、レチクルを静止させた状態でウエハステージの位置
をレーザ干渉計でモニタし、目標位置に対してある許容
値以内にウエハステージが存在していることが確認され
た後、露光を開始するようにしている。具体的には、所
定の一定時間の間、ウエハステージの位置の目標位置に
対するずれ(これもレチクルとの相対位置のずれとみな
せる)が、所定のウィンドウ(2次元の許容領域)に入
ったかどうかを確認するようにしている。例えば、時間
が20msの間、前記ずれが±40nm以内であるかど
うかで判断する。
【0004】また、レチクルとウエハとの相対位置をレ
チクル及び投影光学系を介して直接観察することのでき
るTTR(スルー・ザ・レチクル)方式のアライメント
センサを装備した投影露光装置においては、TTR方式
のアライメントセンサによって検出されるウエハとレチ
クルとの相対位置のずれが、レーザ干渉計同様、目標追
い込み値に対してある一定時間の間ある許容値以内にあ
ることが確認された後露光が開始される。
チクル及び投影光学系を介して直接観察することのでき
るTTR(スルー・ザ・レチクル)方式のアライメント
センサを装備した投影露光装置においては、TTR方式
のアライメントセンサによって検出されるウエハとレチ
クルとの相対位置のずれが、レーザ干渉計同様、目標追
い込み値に対してある一定時間の間ある許容値以内にあ
ることが確認された後露光が開始される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の技
術によれば、レチクルとウエハとの相対位置のずれがあ
る一定時間内で100%許容値以内でなければ露光を開
始しなかった。そのため、投影露光装置全体に機械的振
動があった場合、又はステージ系のハンチングがある場
合等には、いつまでも露光が開始できなかったり、位置
決めに著しく時間がかかるという不都合があった。
術によれば、レチクルとウエハとの相対位置のずれがあ
る一定時間内で100%許容値以内でなければ露光を開
始しなかった。そのため、投影露光装置全体に機械的振
動があった場合、又はステージ系のハンチングがある場
合等には、いつまでも露光が開始できなかったり、位置
決めに著しく時間がかかるという不都合があった。
【0006】これを避けて、例えばスループット(単位
時間当たりのウエハ処理枚数)を低下させないために、
仮に位置決め許容値を広げたとしても、振動が多い環境
下ではレチクルとウエハとの相対位置のずれが露光中に
目標範囲に収束するとは限らず、場合によっては偏った
位置に位置決めされてしまうことも考えられる。本発明
は斯かる点に鑑み、レチクルステージ又はウエハステー
ジ等に振動があっても、レチクルとウエハとの位置合わ
せを高速に且つ高精度に行うことができる位置合わせ装
置を提供することを目的とする。
時間当たりのウエハ処理枚数)を低下させないために、
仮に位置決め許容値を広げたとしても、振動が多い環境
下ではレチクルとウエハとの相対位置のずれが露光中に
目標範囲に収束するとは限らず、場合によっては偏った
位置に位置決めされてしまうことも考えられる。本発明
は斯かる点に鑑み、レチクルステージ又はウエハステー
ジ等に振動があっても、レチクルとウエハとの位置合わ
せを高速に且つ高精度に行うことができる位置合わせ装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の位置
合わせ装置は、マスク(4)上の転写用のパターンの投
影光学系(5)を介した像を、2次元的に移動自在な基
板ステージ(8X,8Y)上に載置された感光性の基板
(6)上に投影する投影露光装置に設けられ、そのマス
ク(4)とその基板(6)との位置合わせを行う装置に
おいて、そのマスク(4)とその基板(6)との相対的
な位置ずれ量を検出する位置検出手段と、この位置検出
手段により検出される相対的な位置ずれ量の所定時間毎
の平均値を順次求める演算手段(64A)と、を有し、
この平均値が予め定められた許容範囲内になったとき
に、位置決めが完了したと判定するものである。
合わせ装置は、マスク(4)上の転写用のパターンの投
影光学系(5)を介した像を、2次元的に移動自在な基
板ステージ(8X,8Y)上に載置された感光性の基板
(6)上に投影する投影露光装置に設けられ、そのマス
ク(4)とその基板(6)との位置合わせを行う装置に
おいて、そのマスク(4)とその基板(6)との相対的
な位置ずれ量を検出する位置検出手段と、この位置検出
手段により検出される相対的な位置ずれ量の所定時間毎
の平均値を順次求める演算手段(64A)と、を有し、
この平均値が予め定められた許容範囲内になったとき
に、位置決めが完了したと判定するものである。
【0008】本発明による第2の位置合わせ装置は、そ
の第1の位置合わせ装置と同じ前提部において、そのマ
スク(4)とその基板(6)との相対的な位置ずれ量を
検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出
される相対的な位置ずれ量の所定時間毎の平均値及びば
らつきを順次求める演算手段(64A)と、を有し、そ
の平均値が予め定められた許容範囲内になり、且つその
ばらつきが予め定められた許容値以下になったとき、位
置決めが完了したと判定するものである。
の第1の位置合わせ装置と同じ前提部において、そのマ
スク(4)とその基板(6)との相対的な位置ずれ量を
検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出
される相対的な位置ずれ量の所定時間毎の平均値及びば
らつきを順次求める演算手段(64A)と、を有し、そ
の平均値が予め定められた許容範囲内になり、且つその
ばらつきが予め定められた許容値以下になったとき、位
置決めが完了したと判定するものである。
【0009】これらの場合、その位置検出手段の一例
は、マスク(4)が載置されるマスクステージ(9)の
移動量を検出するマスク側レーザ干渉計(62)と、そ
の基板ステージの移動量を検出する基板側レーザ干渉計
(63)と、そのマスク側レーザ干渉計(62)の計測
値とその基板側レーザ干渉計(63)のそのマスク
(4)側に換算した計測値との差分を求める差分手段
(64)と、を有するものである。
は、マスク(4)が載置されるマスクステージ(9)の
移動量を検出するマスク側レーザ干渉計(62)と、そ
の基板ステージの移動量を検出する基板側レーザ干渉計
(63)と、そのマスク側レーザ干渉計(62)の計測
値とその基板側レーザ干渉計(63)のそのマスク
(4)側に換算した計測値との差分を求める差分手段
(64)と、を有するものである。
【0010】また、その位置検出手段の他の例は、その
マスク(4)上に形成された位置合わせ用のマーク(3
5A)とその基板(6)上に形成された位置合わせ用の
マーク(48A)との位置ずれ量をその投影光学系
(5)を介して検出するマーク検出手段(1)である。
また、その位置検出手段の別の例は、そのマスク(4)
上に形成された回折格子状の位置合わせ用のマーク(3
5A)及びその基板(6)上に形成された回折格子状の
位置合わせ用のマーク(48A)に対し、それぞれ互い
に周波数の異なる一対の光束(RB1 ,RB2 ,W
B1 ,WB2 )を照射する照射光学系(11,13〜2
6)と、そのマスク(4)側の位置合わせ用のマーク
(35A)及びその基板(6)側の位置合わせ用のマー
ク(48A)での回折によりそれぞれ発生するヘテロダ
インビーム(RB1 +1 ,RB2 -1 ,WB1 +1 ,WB
2 -1 )を光電変換してマスク(4)側のビート信号(S
R )及び基板(6)側のビート信号(SW )を生成する
光電検出手段(30,31)と、そのマスク(4)側の
ビート信号(SR )とその基板(6)側のビート信号
(SW )との位相差を検出する位相比較手段(70)
と、を有するヘテロダイン干渉方式のアライメント系で
ある。
マスク(4)上に形成された位置合わせ用のマーク(3
5A)とその基板(6)上に形成された位置合わせ用の
マーク(48A)との位置ずれ量をその投影光学系
(5)を介して検出するマーク検出手段(1)である。
また、その位置検出手段の別の例は、そのマスク(4)
上に形成された回折格子状の位置合わせ用のマーク(3
5A)及びその基板(6)上に形成された回折格子状の
位置合わせ用のマーク(48A)に対し、それぞれ互い
に周波数の異なる一対の光束(RB1 ,RB2 ,W
B1 ,WB2 )を照射する照射光学系(11,13〜2
6)と、そのマスク(4)側の位置合わせ用のマーク
(35A)及びその基板(6)側の位置合わせ用のマー
ク(48A)での回折によりそれぞれ発生するヘテロダ
インビーム(RB1 +1 ,RB2 -1 ,WB1 +1 ,WB
2 -1 )を光電変換してマスク(4)側のビート信号(S
R )及び基板(6)側のビート信号(SW )を生成する
光電検出手段(30,31)と、そのマスク(4)側の
ビート信号(SR )とその基板(6)側のビート信号
(SW )との位相差を検出する位相比較手段(70)
と、を有するヘテロダイン干渉方式のアライメント系で
ある。
【0011】
【作用】斯かる本発明の第1の位置合わせ装置によれ
ば、マスク(4)と感光性の基板(6)とが相対的に目
標位置に位置決めされていることを一定時間の平均位置
で判断するため、露光装置の機械的振動があっても振動
中心が目標位置にあれば露光を開始できるため、位置合
わせが高速に行われ、結果としてスループットが向上す
る。また、従来機械振動分まで見込んで許容値(ウィン
ドウ)を設定していたのに比べて、より小さなウィンド
ウを設定することができるため、位置合わせ精度も向上
する。
ば、マスク(4)と感光性の基板(6)とが相対的に目
標位置に位置決めされていることを一定時間の平均位置
で判断するため、露光装置の機械的振動があっても振動
中心が目標位置にあれば露光を開始できるため、位置合
わせが高速に行われ、結果としてスループットが向上す
る。また、従来機械振動分まで見込んで許容値(ウィン
ドウ)を設定していたのに比べて、より小さなウィンド
ウを設定することができるため、位置合わせ精度も向上
する。
【0012】また、本発明の第2の位置合わせ装置によ
れば、第1の発明同様に位置合わせまでの時間が短縮さ
れ、位置合わせ精度が向上する。更に、露光装置におい
てハンチング等の現象が生じた場合、上下の振れは大き
いにもかかわらず、一定時間内の平均値は測定開始当初
から許容値内にある場合もある。従って第1の発明によ
る平均値だけの判断では誤って位置決めされる可能性が
ある。しかしながら、本発明では一定時間内の平均値に
加えて、一定時間内のばらつき(標準偏差等)も判断基
準に加えるため、マスク(4)や基板(6)が振動しな
がら所定の方向にずれて行くような場合、その振動中心
の平均値がたとえ目標位置にあったとしても位置決めが
終了していないと認識して露光動作に移行することはな
く、誤って位置決めされることがない。
れば、第1の発明同様に位置合わせまでの時間が短縮さ
れ、位置合わせ精度が向上する。更に、露光装置におい
てハンチング等の現象が生じた場合、上下の振れは大き
いにもかかわらず、一定時間内の平均値は測定開始当初
から許容値内にある場合もある。従って第1の発明によ
る平均値だけの判断では誤って位置決めされる可能性が
ある。しかしながら、本発明では一定時間内の平均値に
加えて、一定時間内のばらつき(標準偏差等)も判断基
準に加えるため、マスク(4)や基板(6)が振動しな
がら所定の方向にずれて行くような場合、その振動中心
の平均値がたとえ目標位置にあったとしても位置決めが
終了していないと認識して露光動作に移行することはな
く、誤って位置決めされることがない。
【0013】また、位置検出手段が、マスク(4)が載
置されるマスクステージ(9)の移動量を検出するマス
ク側レーザ干渉計(62)と、基板ステージの移動量を
検出する基板側レーザ干渉計(63)と、マスク側レー
ザ干渉計(62)の計測値と基板側レーザ干渉計(6
3)のマスク(4)側に換算した計測値との差分を求め
る差分手段(64)と、を有する場合には、マスク
(4)側及び基板(6)側レーザ干渉計により検出され
る測定値に基づき差分手段(64)によりその差分を計
算し、マスク(4)と基板(6)との位置ずれを求める
ことができる。
置されるマスクステージ(9)の移動量を検出するマス
ク側レーザ干渉計(62)と、基板ステージの移動量を
検出する基板側レーザ干渉計(63)と、マスク側レー
ザ干渉計(62)の計測値と基板側レーザ干渉計(6
3)のマスク(4)側に換算した計測値との差分を求め
る差分手段(64)と、を有する場合には、マスク
(4)側及び基板(6)側レーザ干渉計により検出され
る測定値に基づき差分手段(64)によりその差分を計
算し、マスク(4)と基板(6)との位置ずれを求める
ことができる。
【0014】また、位置検出手段が、マスク(4)上に
形成された位置合わせ用のマーク(35A)と基板
(6)上に形成された位置合わせ用のマーク(48A)
との位置ずれ量を投影光学系(5)を介して検出するマ
ーク検出手段(1)である場合には、マスク(4)のマ
ーク(35A)と基板(6)のマーク(48A)とを直
接観察して位置合わせすることができる。
形成された位置合わせ用のマーク(35A)と基板
(6)上に形成された位置合わせ用のマーク(48A)
との位置ずれ量を投影光学系(5)を介して検出するマ
ーク検出手段(1)である場合には、マスク(4)のマ
ーク(35A)と基板(6)のマーク(48A)とを直
接観察して位置合わせすることができる。
【0015】また、位置検出手段が、ヘテロダイン干渉
方式のアライメント系である場合には、TTR方式でマ
スク(4)と基板(6)との正確な位置合わせを行うこ
とができる。
方式のアライメント系である場合には、TTR方式でマ
スク(4)と基板(6)との正確な位置合わせを行うこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による位置合わせ装置の一実施
例につき図面を参照して説明する。本実施例は、レチク
ル上のパターンを投影光学系を介してウエハ上の各ショ
ット領域に露光する投影露光装置においてTTR方式で
且つヘテロダイン干渉方式のアライメントセンサを使用
する場合に本発明を適用したものである。
例につき図面を参照して説明する。本実施例は、レチク
ル上のパターンを投影光学系を介してウエハ上の各ショ
ット領域に露光する投影露光装置においてTTR方式で
且つヘテロダイン干渉方式のアライメントセンサを使用
する場合に本発明を適用したものである。
【0017】図1は、本例の投影露光装置の全体の概略
構成を示し、この図1においてレチクル4はレチクルス
テージ9上に保持され、ウエハ6はウエハステージ61
上に保持され、露光時には露光照明系67からの露光用
の波長λ0 の照明光がダイクロイックミラー3を介して
レチクル4に照射され、その照明光のもとでレチクル4
のパターンが投影光学系5を介して例えば1/5に縮小
されてフォトレジストが塗布されたウエハ6の各ショッ
ト領域に露光される。レチクルステージ9、及びウエハ
ステージ61は、それぞれ投影光学系5の光軸に垂直な
平面上でレチクル4及びウエハ6の位置決めを行う。レ
チクルステージ9、及びウエハステージ61の2次元座
標はそれぞれレチクル側の干渉計62、及びウエハ側の
干渉計63により検出され、検出結果が中央制御系64
に供給され、中央制御系64は、レチクルステージ制御
系65、及びウエハステージ制御系66を介してそれぞ
れレチクルステージ9、及びウエハステージ61の動作
を制御する。
構成を示し、この図1においてレチクル4はレチクルス
テージ9上に保持され、ウエハ6はウエハステージ61
上に保持され、露光時には露光照明系67からの露光用
の波長λ0 の照明光がダイクロイックミラー3を介して
レチクル4に照射され、その照明光のもとでレチクル4
のパターンが投影光学系5を介して例えば1/5に縮小
されてフォトレジストが塗布されたウエハ6の各ショッ
ト領域に露光される。レチクルステージ9、及びウエハ
ステージ61は、それぞれ投影光学系5の光軸に垂直な
平面上でレチクル4及びウエハ6の位置決めを行う。レ
チクルステージ9、及びウエハステージ61の2次元座
標はそれぞれレチクル側の干渉計62、及びウエハ側の
干渉計63により検出され、検出結果が中央制御系64
に供給され、中央制御系64は、レチクルステージ制御
系65、及びウエハステージ制御系66を介してそれぞ
れレチクルステージ9、及びウエハステージ61の動作
を制御する。
【0018】次に、プリアライメント用としてTTL
(スルー・ザ・レンズ)方式のプリアライメントセンサ
42が、投影光学系5の側面近傍に配置されている。プ
リアライメントセンサ42は、レチクル4と投影光学系
5との間に配置されたミラー43、及び投影光学系5を
介してウエハ6上のウエハマークの近傍にスリット状に
集光されるレーザビームを照射する。この状態でウエハ
ステージ61を駆動してウエハ6を計測方向に走査する
と、ウエハマークがそのレーザビームにかかると所定の
方向に回折光が発生し、この回折光が投影光学系5、及
びミラー43を介してプリアライメントセンサ42の受
光部に入射する。この受光部42からの光電変換信号が
中央制御系64に供給され、中央制御系64は、その光
電変換信号のレベルが最大になるときのウエハ側の干渉
計63の計測値より、そのウエハマークの2次元座標を
求め、この検出結果に基づいてウエハ6の当該ショット
領域のプリアライメントを行う。即ち、本例のプリアラ
イメントセンサ42はレーザ・ステップ・アライメント
方式であるが、撮像方式等も使用できることは言うまで
もない。
(スルー・ザ・レンズ)方式のプリアライメントセンサ
42が、投影光学系5の側面近傍に配置されている。プ
リアライメントセンサ42は、レチクル4と投影光学系
5との間に配置されたミラー43、及び投影光学系5を
介してウエハ6上のウエハマークの近傍にスリット状に
集光されるレーザビームを照射する。この状態でウエハ
ステージ61を駆動してウエハ6を計測方向に走査する
と、ウエハマークがそのレーザビームにかかると所定の
方向に回折光が発生し、この回折光が投影光学系5、及
びミラー43を介してプリアライメントセンサ42の受
光部に入射する。この受光部42からの光電変換信号が
中央制御系64に供給され、中央制御系64は、その光
電変換信号のレベルが最大になるときのウエハ側の干渉
計63の計測値より、そのウエハマークの2次元座標を
求め、この検出結果に基づいてウエハ6の当該ショット
領域のプリアライメントを行う。即ち、本例のプリアラ
イメントセンサ42はレーザ・ステップ・アライメント
方式であるが、撮像方式等も使用できることは言うまで
もない。
【0019】また、ウエハステージ61上には基準マー
ク及び基準回折格子マークが形成された基準マーク部材
41が固定され、レチクルアライメント時には、基準マ
ーク部材41が投影光学系5の露光フィールド内に移動
され、基準マークが底面側から露光用の照明光と同じ波
長λ0 の照明光で照明される。その基準マークを通過し
た照明光は、投影光学系5を経てレチクル4の下面のア
ライメントマーク上に基準マーク像を形成し、レチクル
4の上方のレチクルアライメント顕微鏡39,40によ
りそれらアライメントマーク、及び基準マークの像が撮
像され、撮像信号が中央制御系64に供給される。中央
制御系64では、供給された撮像信号を処理して基準マ
ークに対するアライメントマークの位置ずれ量を求め
る。
ク及び基準回折格子マークが形成された基準マーク部材
41が固定され、レチクルアライメント時には、基準マ
ーク部材41が投影光学系5の露光フィールド内に移動
され、基準マークが底面側から露光用の照明光と同じ波
長λ0 の照明光で照明される。その基準マークを通過し
た照明光は、投影光学系5を経てレチクル4の下面のア
ライメントマーク上に基準マーク像を形成し、レチクル
4の上方のレチクルアライメント顕微鏡39,40によ
りそれらアライメントマーク、及び基準マークの像が撮
像され、撮像信号が中央制御系64に供給される。中央
制御系64では、供給された撮像信号を処理して基準マ
ークに対するアライメントマークの位置ずれ量を求め
る。
【0020】更に、最終的なアライメントを行うため
に、TTR方式でヘテロダイン干渉方式のアライメント
センサが設けられている。このアライメントセンサは、
レーザ制御系69、アライメント送光系1a、ビームス
プリッター26、対物レンズ2、アライメント受光系1
b、及びアライメント信号処理系70等より構成されて
いる。アライメントを行う際には、中央制御系64は、
レーザ制御系69を介してアライメント送光系1a中の
後述の2個のレーザ光源にそれぞれ発光を行わせる。ア
ライメント送光系1a中のレーザ光源から射出されたレ
ーザビームが、所定の周波数変調を経てアライメント光
としてビームスプリッター26に向かい、ビームスプリ
ッター26で反射されたレーザビームが、対物レンズ
2、ダイクロイックミラー3を透過してレチクル4に照
射され、レチクル4を透過したレーザ光が基準マーク部
材41の基準回折格子マーク(又はウエハ6上のウエハ
マーク)に照射される。
に、TTR方式でヘテロダイン干渉方式のアライメント
センサが設けられている。このアライメントセンサは、
レーザ制御系69、アライメント送光系1a、ビームス
プリッター26、対物レンズ2、アライメント受光系1
b、及びアライメント信号処理系70等より構成されて
いる。アライメントを行う際には、中央制御系64は、
レーザ制御系69を介してアライメント送光系1a中の
後述の2個のレーザ光源にそれぞれ発光を行わせる。ア
ライメント送光系1a中のレーザ光源から射出されたレ
ーザビームが、所定の周波数変調を経てアライメント光
としてビームスプリッター26に向かい、ビームスプリ
ッター26で反射されたレーザビームが、対物レンズ
2、ダイクロイックミラー3を透過してレチクル4に照
射され、レチクル4を透過したレーザ光が基準マーク部
材41の基準回折格子マーク(又はウエハ6上のウエハ
マーク)に照射される。
【0021】そして、基準マーク部材41(又はウエハ
マーク)での回折により生じたヘテロダインビーム、及
びレチクルマークでの回折により生じたヘテロダインビ
ームが、ダイクロイックミラー3、対物レンズ2、ビー
ムスプリッター26を経てアライメント受光系1bに入
射し、アライメント受光系では2つのビート信号が生成
される。これらのビート信号がアライメント信号処理系
70に供給され、ここで2つのビート信号の位相差が検
出され、検出された位相差が中央制御系64に供給され
る。検出された位相差に基づいて、中央制御系64はア
ライメント時の目標位相差を求めるか、又は最終的なア
ライメントを行う。
マーク)での回折により生じたヘテロダインビーム、及
びレチクルマークでの回折により生じたヘテロダインビ
ームが、ダイクロイックミラー3、対物レンズ2、ビー
ムスプリッター26を経てアライメント受光系1bに入
射し、アライメント受光系では2つのビート信号が生成
される。これらのビート信号がアライメント信号処理系
70に供給され、ここで2つのビート信号の位相差が検
出され、検出された位相差が中央制御系64に供給され
る。検出された位相差に基づいて、中央制御系64はア
ライメント時の目標位相差を求めるか、又は最終的なア
ライメントを行う。
【0022】また、本例ではヘテロダイン干渉方式のア
ライメントセンサによる最終アライメント時に、アライ
メント信号処理系70からの位相差に基づき、レチクル
4とウエハマークとの位置ずれと後述する目標追い込み
値との差の所定の一定時間毎の平均値及びばらつきとし
ての標準偏差を演算系64Aで演算してその結果を中央
制御系64に供給するようにしている。
ライメントセンサによる最終アライメント時に、アライ
メント信号処理系70からの位相差に基づき、レチクル
4とウエハマークとの位置ずれと後述する目標追い込み
値との差の所定の一定時間毎の平均値及びばらつきとし
ての標準偏差を演算系64Aで演算してその結果を中央
制御系64に供給するようにしている。
【0023】次に、レチクルアライメント顕微鏡、及び
ヘテロダイン方式のアライメントセンサにつき詳細に説
明する。図2は、本実施例の投影露光装置のステージ系
及びアライメント光学系を示し、投影光学系5の光軸A
Xに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面の直交座標系
をX軸、及びY軸とする。この場合、図2(a)はその
投影露光装置をY方向に見た正面図であり、図2(b)
は図2(a)の側面図であり、アライメント光学系1
は、図1のアライメント送光系1a、ビームスプリッタ
ー26、及びアライメント受光系1bに対応し、ウエハ
6をX方向及びY方向にそれぞれ位置決めするXステー
ジ8X、及びYステージ8Yが図1のウエハステージ6
1に対応する。また、図2ではウエハステージとウエハ
6との間に、ウエハ6を保持するウエハホルダ7が設け
られている。実際には、Xステージ8X上に、ウエハ6
をZ方向に位置決めするZステージが載置され、このZ
ステージ上に基準マーク部材41が設けられている。
ヘテロダイン方式のアライメントセンサにつき詳細に説
明する。図2は、本実施例の投影露光装置のステージ系
及びアライメント光学系を示し、投影光学系5の光軸A
Xに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面の直交座標系
をX軸、及びY軸とする。この場合、図2(a)はその
投影露光装置をY方向に見た正面図であり、図2(b)
は図2(a)の側面図であり、アライメント光学系1
は、図1のアライメント送光系1a、ビームスプリッタ
ー26、及びアライメント受光系1bに対応し、ウエハ
6をX方向及びY方向にそれぞれ位置決めするXステー
ジ8X、及びYステージ8Yが図1のウエハステージ6
1に対応する。また、図2ではウエハステージとウエハ
6との間に、ウエハ6を保持するウエハホルダ7が設け
られている。実際には、Xステージ8X上に、ウエハ6
をZ方向に位置決めするZステージが載置され、このZ
ステージ上に基準マーク部材41が設けられている。
【0024】アライメント光学系1からは、露光波長λ
0 と異なる平均波長λ1 で周波数差Δf(本例では50
kHz)のレチクルアライメント照明光RB1 ,R
B2 、及びウエハアライメント照明光WB1 ,WB
2 と、波長λ1 に近い平均波長λ2 で周波数差Δf(=
50kHz)のレチクルアライメント照明光RB3 ,R
B4 、及びウエハアライメント照明光WB3 ,WB4 と
が射出される。
0 と異なる平均波長λ1 で周波数差Δf(本例では50
kHz)のレチクルアライメント照明光RB1 ,R
B2 、及びウエハアライメント照明光WB1 ,WB
2 と、波長λ1 に近い平均波長λ2 で周波数差Δf(=
50kHz)のレチクルアライメント照明光RB3 ,R
B4 、及びウエハアライメント照明光WB3 ,WB4 と
が射出される。
【0025】図2(a)に示すように、レチクルアライ
メント照明光RB1 ,RB2 は対物レンズ2によってレ
チクル4上に集光され、レチクル4の下面の回折格子状
のレチクルマーク35Aにそれぞれ入射角−θR1,θR1
で照射される。図3は、本例のレチクル4のパターン配
置を示し、この図3において、レチクル4の中央部のパ
ターン領域32の周囲に遮光帯33が形成され、遮光帯
33中のX方向に伸びた辺中にY方向にピッチPR で形
成された回折格子よりなるY軸用のレチクルマーク36
A及び36Bが形成され、Y方向に伸びた辺中にX方向
にピッチPR で形成された回折格子よりなるX軸用のレ
チクルマーク35A及び35Bが形成されている。レチ
クルマーク35A及び35Bの内側にそれぞれウエハ側
に向かうアライメント光を通過させるための透過性の窓
部(以下、「レチクル窓」と呼ぶ)37A及び37Bが
形成され、レチクルマーク36A及び36Bの内側にそ
れぞれウエハ側に向かうアライメント光を通過させるた
めのレチクル窓38A及び38Bが形成されている。更
に、遮光帯33をX方向に挟むように十字型のアライメ
ントマーク34A及び34Bが形成されている。
メント照明光RB1 ,RB2 は対物レンズ2によってレ
チクル4上に集光され、レチクル4の下面の回折格子状
のレチクルマーク35Aにそれぞれ入射角−θR1,θR1
で照射される。図3は、本例のレチクル4のパターン配
置を示し、この図3において、レチクル4の中央部のパ
ターン領域32の周囲に遮光帯33が形成され、遮光帯
33中のX方向に伸びた辺中にY方向にピッチPR で形
成された回折格子よりなるY軸用のレチクルマーク36
A及び36Bが形成され、Y方向に伸びた辺中にX方向
にピッチPR で形成された回折格子よりなるX軸用のレ
チクルマーク35A及び35Bが形成されている。レチ
クルマーク35A及び35Bの内側にそれぞれウエハ側
に向かうアライメント光を通過させるための透過性の窓
部(以下、「レチクル窓」と呼ぶ)37A及び37Bが
形成され、レチクルマーク36A及び36Bの内側にそ
れぞれウエハ側に向かうアライメント光を通過させるた
めのレチクル窓38A及び38Bが形成されている。更
に、遮光帯33をX方向に挟むように十字型のアライメ
ントマーク34A及び34Bが形成されている。
【0026】図7は、図3中のレチクルマーク35A及
びレチクル窓37Aの拡大図であり、レチクルマーク3
5Aに照明光RB1 ,RB2 ,RB3 ,RB4 よりなる
光束50が照射され、レチクル窓37Aを照明光W
B1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 よりなる光束51が通過
している。図2に戻り、入射角−θR1,θR1とレチクル
マーク35Aの格子ピッチPR とは次式の関係にあり、
照明光RB1 の+1次回折光RB1 +1 と照明光RB2 の
−1次回折光RB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、アラ
イメント検出光(ヘテロダインビーム)として対物レン
ズ2を介してアライメント光学系1に戻る。
びレチクル窓37Aの拡大図であり、レチクルマーク3
5Aに照明光RB1 ,RB2 ,RB3 ,RB4 よりなる
光束50が照射され、レチクル窓37Aを照明光W
B1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 よりなる光束51が通過
している。図2に戻り、入射角−θR1,θR1とレチクル
マーク35Aの格子ピッチPR とは次式の関係にあり、
照明光RB1 の+1次回折光RB1 +1 と照明光RB2 の
−1次回折光RB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、アラ
イメント検出光(ヘテロダインビーム)として対物レン
ズ2を介してアライメント光学系1に戻る。
【0027】
【数1】sin (θR1)=λ1 /PR 同様に、レチクルアライメント照明光RB3 ,RB4 も
対物レンズ2によってレチクル4上に集光され、レチク
ル4上のレチクルマーク35Aに入射角−θR2,θR2で
照射される。このとき、照明光RB3 の+1次回折光R
B3 +1 と照明光RB4 の−1次回折光RB4 -1 とがそれ
ぞれ真上に発生し、対物レンズ2を介してアライメント
光学系1に戻る。
対物レンズ2によってレチクル4上に集光され、レチク
ル4上のレチクルマーク35Aに入射角−θR2,θR2で
照射される。このとき、照明光RB3 の+1次回折光R
B3 +1 と照明光RB4 の−1次回折光RB4 -1 とがそれ
ぞれ真上に発生し、対物レンズ2を介してアライメント
光学系1に戻る。
【0028】一方、ウエハアライメント照明光WB1 ,
WB2 はレチクル4上のレチクル窓37Aを通過し、投
影光学系5中の色収差制御板10に達する。色収差制御
板10の照明光WB1 ,WB2 が通過する部分には、そ
れぞれ回折格子状の軸上色収差制御素子G1A ,G1B
(図6参照)が形成されており、照明光WB1 ,WB 2
はそれぞれ角度−θG1,θG1だけ曲げられて、回折格子
状のウエハマーク48Aに対しそれぞれ入射角−θW1,
θW1で照射される。
WB2 はレチクル4上のレチクル窓37Aを通過し、投
影光学系5中の色収差制御板10に達する。色収差制御
板10の照明光WB1 ,WB2 が通過する部分には、そ
れぞれ回折格子状の軸上色収差制御素子G1A ,G1B
(図6参照)が形成されており、照明光WB1 ,WB 2
はそれぞれ角度−θG1,θG1だけ曲げられて、回折格子
状のウエハマーク48Aに対しそれぞれ入射角−θW1,
θW1で照射される。
【0029】図4は、ウエハ6のショット配列の一部を
示し、この図4において、露光対象とするショット領域
47をX方向に挟むようにY方向にピッチPW で形成さ
れた回折格子よりなるY軸用のウエハマーク49A及び
49Bが形成され、ショット領域47をY方向に挟むよ
うにX方向にピッチPW で形成された回折格子よりなる
X軸用のウエハマーク48A及び48Bが形成されてい
る。他のショット領域にもそれぞれウエハマークが付設
されている。
示し、この図4において、露光対象とするショット領域
47をX方向に挟むようにY方向にピッチPW で形成さ
れた回折格子よりなるY軸用のウエハマーク49A及び
49Bが形成され、ショット領域47をY方向に挟むよ
うにX方向にピッチPW で形成された回折格子よりなる
X軸用のウエハマーク48A及び48Bが形成されてい
る。他のショット領域にもそれぞれウエハマークが付設
されている。
【0030】図8は、図4中のウエハマーク48Aの拡
大図であり、この図8においてウエハマーク48Aに、
照明光WB1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 よりなる光束5
1が照射されている。図2(a)に戻り、入射角−
θW1,θW1とウエハマーク48Aの格子ピッチP W とは
次式の関係にあり、照明光WB1 の+1次回折光WB1
+1 と照明光WB2の−1次回折光WB2 -1 とはそれぞれ
真上に発生し、これら2つの回折光がアライメント検出
光(ヘテロダインビーム)となる。
大図であり、この図8においてウエハマーク48Aに、
照明光WB1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 よりなる光束5
1が照射されている。図2(a)に戻り、入射角−
θW1,θW1とウエハマーク48Aの格子ピッチP W とは
次式の関係にあり、照明光WB1 の+1次回折光WB1
+1 と照明光WB2の−1次回折光WB2 -1 とはそれぞれ
真上に発生し、これら2つの回折光がアライメント検出
光(ヘテロダインビーム)となる。
【0031】
【数2】sin (θW1)=λ1 /PW この際に、ウエハアライメント照明光WB3 ,WB4 は
照明光WB1 ,WB2に波長が近いため、色収差制御板
10上で通過する位置は、それぞれほぼ軸上色収差制御
素子G1A ,G1B 上と見なせる。そのため、照明光W
B3 ,WB4 はそれぞれ角度−θG2,θG2だけ曲げられ
て、ウエハマーク48Aに対しそれぞれ入射角−θW2,
θW2で照射される。そして、照明光WB3 の+1次回折
光WB3 + 1 と照明光WB4 の−1次回折光WB4 -1 とが
それぞれ真上に発生し、アライメント検出光となる。
照明光WB1 ,WB2に波長が近いため、色収差制御板
10上で通過する位置は、それぞれほぼ軸上色収差制御
素子G1A ,G1B 上と見なせる。そのため、照明光W
B3 ,WB4 はそれぞれ角度−θG2,θG2だけ曲げられ
て、ウエハマーク48Aに対しそれぞれ入射角−θW2,
θW2で照射される。そして、照明光WB3 の+1次回折
光WB3 + 1 と照明光WB4 の−1次回折光WB4 -1 とが
それぞれ真上に発生し、アライメント検出光となる。
【0032】この場合、図2(b)に示すように、色収
差制御板10の偏向作用によりウエハアライメント照明
光は、非計測方向(Y方向)においてウエハ6に対して
角度θm だけ傾いて入射するため、上記各アライメント
検出光が色収差制御板10上で通過する位置は入射時に
通過した位置と異なる。ウエハマーク48Aからのアラ
イメント検出光は、色収差制御板10上の軸上色収差制
御素子G1C (図6参照)を通ることによって横方向の
色収差が補正されて、レチクル窓37Aに向かう。その
後、各検出光はレチクル窓37A、及び対物レンズ2を
介して再びアライメント光学系1へと戻る。また、ウエ
ハアライメント照明光は、色収差制御板10が配置され
ない場合に比べ、ウエハ6の表面でY方向にΔβだけず
れた位置を照明する。
差制御板10の偏向作用によりウエハアライメント照明
光は、非計測方向(Y方向)においてウエハ6に対して
角度θm だけ傾いて入射するため、上記各アライメント
検出光が色収差制御板10上で通過する位置は入射時に
通過した位置と異なる。ウエハマーク48Aからのアラ
イメント検出光は、色収差制御板10上の軸上色収差制
御素子G1C (図6参照)を通ることによって横方向の
色収差が補正されて、レチクル窓37Aに向かう。その
後、各検出光はレチクル窓37A、及び対物レンズ2を
介して再びアライメント光学系1へと戻る。また、ウエ
ハアライメント照明光は、色収差制御板10が配置され
ない場合に比べ、ウエハ6の表面でY方向にΔβだけず
れた位置を照明する。
【0033】図6は、色収差制御板10を示し、図6に
おいて、ガラス基板よりなる透過性基板上には、12個
の軸上色収差制御素子が形成されている。そして、3個
の軸上色収差制御素子G1A ,G1B ,G1C が図2の
アライメント光学系1のウエハアライメント照明光、及
びアライメント検出光の偏向用に使用されている。実際
には、他に3軸のアライメント光学系があるため、色収
差制御板10上には全体で12(=3×4)個の軸上色
収差制御素子G1A ,G1B ,G1C 〜G4A,G
4B ,G4C が形成されている。
おいて、ガラス基板よりなる透過性基板上には、12個
の軸上色収差制御素子が形成されている。そして、3個
の軸上色収差制御素子G1A ,G1B ,G1C が図2の
アライメント光学系1のウエハアライメント照明光、及
びアライメント検出光の偏向用に使用されている。実際
には、他に3軸のアライメント光学系があるため、色収
差制御板10上には全体で12(=3×4)個の軸上色
収差制御素子G1A ,G1B ,G1C 〜G4A,G
4B ,G4C が形成されている。
【0034】ここで、図5を参照して、アライメント光
学系1について詳しく説明する。図5(b)はアライメ
ント光学系1を図2(b)と同じ方向から見た図、図5
(a)はアライメント光学系1を図2(a)と同じ方向
から見た図、図5(c)は図5(a)の底面図である。
図5において、例えばレーザダイオードよりなる第1の
レーザ光源11から出た波長λ1 のレーザビームと、例
えばHe−Neレーザ光源よりなる第2のレーザ光源1
2から出た波長λ2 のレーザビームとは、ビーム合成プ
リズム13によって照明光Bに合成され、それぞれ周波
数F1 で駆動されている音響光学変調素子(以下、「A
OM」と呼ぶ)14に入射する。AOM14は光を垂直
に入射させてラマン・ナス回折による±1次回折光を均
等に得るもの、即ちラマン・ナス型AOMである。照明
光B内の2つのレーザビームは波長が若干異なるため、
AOM14によってそれぞれ若干異なる角度に回折光が
発生する。これら+1次、及び−1次回折光は、もとの
周波数に対してそれぞれ+F1 ,及び−F1 の周波数差
を持っている。
学系1について詳しく説明する。図5(b)はアライメ
ント光学系1を図2(b)と同じ方向から見た図、図5
(a)はアライメント光学系1を図2(a)と同じ方向
から見た図、図5(c)は図5(a)の底面図である。
図5において、例えばレーザダイオードよりなる第1の
レーザ光源11から出た波長λ1 のレーザビームと、例
えばHe−Neレーザ光源よりなる第2のレーザ光源1
2から出た波長λ2 のレーザビームとは、ビーム合成プ
リズム13によって照明光Bに合成され、それぞれ周波
数F1 で駆動されている音響光学変調素子(以下、「A
OM」と呼ぶ)14に入射する。AOM14は光を垂直
に入射させてラマン・ナス回折による±1次回折光を均
等に得るもの、即ちラマン・ナス型AOMである。照明
光B内の2つのレーザビームは波長が若干異なるため、
AOM14によってそれぞれ若干異なる角度に回折光が
発生する。これら+1次、及び−1次回折光は、もとの
周波数に対してそれぞれ+F1 ,及び−F1 の周波数差
を持っている。
【0035】AOM14から射出されたレーザビームは
レンズ15を通過して空間フィルタ16に入射し、空間
フィルタ16によって±1次回折光のみが選択され、選
択された回折光はレンズ17を経て、AOM14に対し
て45°回転して配置され、且つ周波数F2 で駆動され
ているAOM18に交差するように入射する。AOM1
8はブラッグ型AOMであり、入射角はブラッグ角の1
/sin 45°になるよう設定してある。従って、光軸の
回りに45°回転した面で見れば、回折光の入射角はブ
ラッグ角である。この場合、AOM14で+F1 の周波
数変調を受けたレーザビームはAOM18で−1次回折
光が強く発生し、その−1次回折光はAOM18で−F
2 の周波数変調を受け、レーザ光源11,12から射出
されるときに対して+(F1 −F2 )の周波数変調を受
けたアライメントビームB1 ,B 3 になる。同様に、A
OM14で−F1 の周波数変調を受けたレーザビームは
AOM18で+1次回折光が強く発生し、その+1次回
折光はAOM18で−F2の周波数変調を受け、レーザ
光源11,12から射出されるときに対して−(F 1 −
F2 )の周波数変調を受けたアライメントビームB2 ,
B4 になる。その結果、アライメントビームB1 ,B3
とアライメントビームB2 ,B4 との周波数差Δfは2
(F1 −F2 )で表され、この例ではΔfは50kHz
に設定されるものとする。AOM18を通過したレーザ
ビームは、レンズ19を経て空間フィルタ20に入射
し、空間フィルタ20で選択されたアライメントビーム
B1 〜B 4 は後段へと導かれる。
レンズ15を通過して空間フィルタ16に入射し、空間
フィルタ16によって±1次回折光のみが選択され、選
択された回折光はレンズ17を経て、AOM14に対し
て45°回転して配置され、且つ周波数F2 で駆動され
ているAOM18に交差するように入射する。AOM1
8はブラッグ型AOMであり、入射角はブラッグ角の1
/sin 45°になるよう設定してある。従って、光軸の
回りに45°回転した面で見れば、回折光の入射角はブ
ラッグ角である。この場合、AOM14で+F1 の周波
数変調を受けたレーザビームはAOM18で−1次回折
光が強く発生し、その−1次回折光はAOM18で−F
2 の周波数変調を受け、レーザ光源11,12から射出
されるときに対して+(F1 −F2 )の周波数変調を受
けたアライメントビームB1 ,B 3 になる。同様に、A
OM14で−F1 の周波数変調を受けたレーザビームは
AOM18で+1次回折光が強く発生し、その+1次回
折光はAOM18で−F2の周波数変調を受け、レーザ
光源11,12から射出されるときに対して−(F 1 −
F2 )の周波数変調を受けたアライメントビームB2 ,
B4 になる。その結果、アライメントビームB1 ,B3
とアライメントビームB2 ,B4 との周波数差Δfは2
(F1 −F2 )で表され、この例ではΔfは50kHz
に設定されるものとする。AOM18を通過したレーザ
ビームは、レンズ19を経て空間フィルタ20に入射
し、空間フィルタ20で選択されたアライメントビーム
B1 〜B 4 は後段へと導かれる。
【0036】アライメントビームB1 〜B4 はレンズ2
1によって視野絞り22上に集光され、レチクル又はウ
エハ上でのビーム形状が決められた後、レチクル・ウエ
ハビーム分離プリズム23によってレチクルアライメン
ト照明光RB1 〜RB4 、及びウエハアライメント照明
光WB1 〜WB4 に分けられる。その後、アライメント
照明光はレンズ24を経て直視プリズム25に到達す
る。直視プリズム25は光軸を中心に回転可能であり、
不図示のモータによって図1の中央制御系64からの指
示により駆動される。直視プリズム25が回転すると波
長λ1 ,λ2 の2色の照明光は相対角度が変化し、波長
λ1 の照明光RB1 ,WB1 ,RB2 ,WB2 に対して
それぞれ波長λ2 の照明光RB3 ,WB3 ,RB4 ,W
B4 が分離される。このように相対角度が変化した照明
光は、ビームスプリッタ26を経て図2の対物レンズ2
に向かう。相対角度の変化により、波長λ1 ,λ2 の2
色の照明光のレチクル及びウエハ上での照射位置の相対
関係も変化する。
1によって視野絞り22上に集光され、レチクル又はウ
エハ上でのビーム形状が決められた後、レチクル・ウエ
ハビーム分離プリズム23によってレチクルアライメン
ト照明光RB1 〜RB4 、及びウエハアライメント照明
光WB1 〜WB4 に分けられる。その後、アライメント
照明光はレンズ24を経て直視プリズム25に到達す
る。直視プリズム25は光軸を中心に回転可能であり、
不図示のモータによって図1の中央制御系64からの指
示により駆動される。直視プリズム25が回転すると波
長λ1 ,λ2 の2色の照明光は相対角度が変化し、波長
λ1 の照明光RB1 ,WB1 ,RB2 ,WB2 に対して
それぞれ波長λ2 の照明光RB3 ,WB3 ,RB4 ,W
B4 が分離される。このように相対角度が変化した照明
光は、ビームスプリッタ26を経て図2の対物レンズ2
に向かう。相対角度の変化により、波長λ1 ,λ2 の2
色の照明光のレチクル及びウエハ上での照射位置の相対
関係も変化する。
【0037】一方、図2のレチクルマーク35A及びウ
エハマーク48Aからのアライメント検出光は、図5の
アライメント光学系1に戻った後、ビームスプリッタ2
6により反射され、レンズ27を経てレチクル、及びウ
エハと共役な位置にある検出光分離プリズム28によっ
て、レチクル検出光とウエハ検出光とに分離される。レ
チクル検出光RB1 +1 ,RB2 -1 及びRB3 +1 ,RB4
-1 は検出光分離プリズム28を透過し、波長λ1 の光
束のみを透過させる色フィルタ29により検出光RB1
+1 ,RB2 -1 のみが選別され、光電検出素子30によ
って受光される。ウエハ検出光WB1 +1 ,WB2 -1 及び
WB3 +1 ,WB4 -1 は検出光分離プリズム28で反射さ
れて、光電検出素子31によって受光される。光電検出
素子30からレチクルマークの位置に対応するレチクル
ビート信号SR が出力され、光電検出素子31からウエ
ハマークの位置に対応するウエハビート信号SW が出力
される。
エハマーク48Aからのアライメント検出光は、図5の
アライメント光学系1に戻った後、ビームスプリッタ2
6により反射され、レンズ27を経てレチクル、及びウ
エハと共役な位置にある検出光分離プリズム28によっ
て、レチクル検出光とウエハ検出光とに分離される。レ
チクル検出光RB1 +1 ,RB2 -1 及びRB3 +1 ,RB4
-1 は検出光分離プリズム28を透過し、波長λ1 の光
束のみを透過させる色フィルタ29により検出光RB1
+1 ,RB2 -1 のみが選別され、光電検出素子30によ
って受光される。ウエハ検出光WB1 +1 ,WB2 -1 及び
WB3 +1 ,WB4 -1 は検出光分離プリズム28で反射さ
れて、光電検出素子31によって受光される。光電検出
素子30からレチクルマークの位置に対応するレチクル
ビート信号SR が出力され、光電検出素子31からウエ
ハマークの位置に対応するウエハビート信号SW が出力
される。
【0038】レチクルビート信号SR は検出光R
B1 +1 ,RB2 -1 による周波数Δfの正弦波状のビート
信号であり、ウエハビート信号SW は検出光WB1 +1 ,
WB2 -1 及びWB3 +1 ,WB4 -1 による周波数Δfの正
弦波状のビート信号である。両者の位相差Δφ[ra
d]はレチクル4、及びウエハ6のX方向への相対移動
量により変化し、その相対移動量Δxは以下の式に示す
通りである。
B1 +1 ,RB2 -1 による周波数Δfの正弦波状のビート
信号であり、ウエハビート信号SW は検出光WB1 +1 ,
WB2 -1 及びWB3 +1 ,WB4 -1 による周波数Δfの正
弦波状のビート信号である。両者の位相差Δφ[ra
d]はレチクル4、及びウエハ6のX方向への相対移動
量により変化し、その相対移動量Δxは以下の式に示す
通りである。
【0039】
【数3】Δx(レチクル上)=PR ・Δφ/(4π)
【0040】
【数4】Δx(ウエハ上) =PW ・Δφ/(4π) なお、Y方向用のアライメントセンサにより、Y軸用の
レチクルマーク及びウエハークに対応するビート信号が
得られる。レチクルビート信号SR 及びウエハビート信
号SW はそれぞれ増幅器52,53により信号強度(振
幅)が調整され、アナログ/デジタル(A/D)変換器
54,55を経由してアライメント信号処理系70に供
給され、ここで両信号SR,SW の位相差が検出され
る。検出された位相差は中央制御系64に供給される。
中央制御系64に付属する演算系64Aは、中央制御系
64から供給される両ビート信号SR ,SW の位相差に
基づき、レチクル4とウエハマークとの位置ずれと後述
する目標追い込み値との差の所定の一定時間毎の平均値
及びばらつきとしての標準偏差を演算してその結果を中
央制御系64に供給する。
レチクルマーク及びウエハークに対応するビート信号が
得られる。レチクルビート信号SR 及びウエハビート信
号SW はそれぞれ増幅器52,53により信号強度(振
幅)が調整され、アナログ/デジタル(A/D)変換器
54,55を経由してアライメント信号処理系70に供
給され、ここで両信号SR,SW の位相差が検出され
る。検出された位相差は中央制御系64に供給される。
中央制御系64に付属する演算系64Aは、中央制御系
64から供給される両ビート信号SR ,SW の位相差に
基づき、レチクル4とウエハマークとの位置ずれと後述
する目標追い込み値との差の所定の一定時間毎の平均値
及びばらつきとしての標準偏差を演算してその結果を中
央制御系64に供給する。
【0041】なお、図2では、ウエハマークが投影光学
系5の下に位置決めされているが、アライメント光学系
1の調整(キャリブレーション)時には、基準マーク部
材41を投影光学系5の下に移動し、基準マーク部材4
1上の格子マークをウエハアライメント照明光で照明す
る。次に、本例における位置決め及び露光動作の2つの
例につき説明する。以下では、X方向への位置決め動作
につき説明するが、同様にY方向への位置決めも行われ
る。
系5の下に位置決めされているが、アライメント光学系
1の調整(キャリブレーション)時には、基準マーク部
材41を投影光学系5の下に移動し、基準マーク部材4
1上の格子マークをウエハアライメント照明光で照明す
る。次に、本例における位置決め及び露光動作の2つの
例につき説明する。以下では、X方向への位置決め動作
につき説明するが、同様にY方向への位置決めも行われ
る。
【0042】[干渉計の計測値を用いる方法]先ず、図
1のレチクル4がレチクルステージ9上に搬送され、図
3に示すレチクル4のアライメントマーク34A,34
B及びウエハステージ61(Xステージ8X、Yステー
ジ8Y)上の基準マーク部材41上の枠型の基準マーク
(不図示)をレチクルアライメント顕微鏡39,40に
より観察してレチクル4が位置決めされる。次に、ウエ
ハ6が不図示のウエハオートローダによってウエハステ
ージ61上に搬送される。この際に、ウエハ6上には各
ショット領域に付設されるヘテロダイン干渉方式のアラ
イメントセンサ用のウエハマークとは別に、図1のプリ
アライメントセンサ42用のアライメントマーク(グロ
ーバルアライメントマーク)が形成されている。そこで
図1において、ウエハステージ61を駆動しながら、ウ
エハ側の干渉計63の計測値からレチクル側の干渉計6
2の計測値のβ倍(βは投影光学系5の投影倍率で、例
えばβ=1/5)を差し引いた結果をモニタすることに
より、プリアライメントセンサ42でウエハ6上の4個
以上のグローバルアライメントマークの座標位置(X,
Y)を計測する。
1のレチクル4がレチクルステージ9上に搬送され、図
3に示すレチクル4のアライメントマーク34A,34
B及びウエハステージ61(Xステージ8X、Yステー
ジ8Y)上の基準マーク部材41上の枠型の基準マーク
(不図示)をレチクルアライメント顕微鏡39,40に
より観察してレチクル4が位置決めされる。次に、ウエ
ハ6が不図示のウエハオートローダによってウエハステ
ージ61上に搬送される。この際に、ウエハ6上には各
ショット領域に付設されるヘテロダイン干渉方式のアラ
イメントセンサ用のウエハマークとは別に、図1のプリ
アライメントセンサ42用のアライメントマーク(グロ
ーバルアライメントマーク)が形成されている。そこで
図1において、ウエハステージ61を駆動しながら、ウ
エハ側の干渉計63の計測値からレチクル側の干渉計6
2の計測値のβ倍(βは投影光学系5の投影倍率で、例
えばβ=1/5)を差し引いた結果をモニタすることに
より、プリアライメントセンサ42でウエハ6上の4個
以上のグローバルアライメントマークの座標位置(X,
Y)を計測する。
【0043】この際に、グローバルアライメントマーク
とウエハ上の各ショット領域との関係は予め分かってい
るので、その計測結果を用いて各ショット領域の座標位
置(Xi ,Yi )(i=1,2,3,…)を算出する。
その後、露光工程に移行して、例えばウエハ6上のi番
目のショット領域47への露光を行う際には、ウエハス
テージ61をステッピングさせてそのi番目のショット
領域(このX座標をXi とする)を露光位置に位置決め
する。そのためには、X方向についてのみ着目すると、
ウエハ側の干渉計63の計測値をIW 、レチクル側の干
渉計62の計測値をIR とすれば、目標位置における状
態は次式で表すことができる。
とウエハ上の各ショット領域との関係は予め分かってい
るので、その計測結果を用いて各ショット領域の座標位
置(Xi ,Yi )(i=1,2,3,…)を算出する。
その後、露光工程に移行して、例えばウエハ6上のi番
目のショット領域47への露光を行う際には、ウエハス
テージ61をステッピングさせてそのi番目のショット
領域(このX座標をXi とする)を露光位置に位置決め
する。そのためには、X方向についてのみ着目すると、
ウエハ側の干渉計63の計測値をIW 、レチクル側の干
渉計62の計測値をIR とすれば、目標位置における状
態は次式で表すことができる。
【0044】
【数5】IW −IR ・β−Xi =ε=0 この場合、Xi は目標追い込み値(定数)とも考えられ
る。また、IR ・βはレチクル4の位置をウエハステー
ジ61側に換算した値であるため、(数5)の左辺はレ
チクル4とウエハ6上のi番目のショット領域との相対
的な位置ずれから、目標追い込み値を差し引いたもので
ある。ここでは、これを目標位置に対する残留誤差εと
呼ぶことにする。中央制御系64は例えば1ms周期で
その残留誤差εを算出する。
る。また、IR ・βはレチクル4の位置をウエハステー
ジ61側に換算した値であるため、(数5)の左辺はレ
チクル4とウエハ6上のi番目のショット領域との相対
的な位置ずれから、目標追い込み値を差し引いたもので
ある。ここでは、これを目標位置に対する残留誤差εと
呼ぶことにする。中央制御系64は例えば1ms周期で
その残留誤差εを算出する。
【0045】ここで、(数5)を満足させるために、ウ
エハステージ61(Xステージ8X,Yステージ8Y)
及びレチクルステージ9の何れを移動させてもよい。即
ち、Xステージ8X及びYステージ8Yを適当に1ヶ所
に静止させ、レチクルステージ9側で最終追い込みをす
るよう制御しても良いし、その逆でも良い。図9は、残
留誤差εの時間変化の一例を示し、横軸は時間t、縦軸
は残留誤差εを表している。干渉計62,63からの出
力は1ms毎にデジタル的に出力されるので、それらの
データから残留誤差εを計算し、これを時間に対して連
続的にプロットしたものが残留誤差曲線L1である。こ
の図9に示すように、残留誤差曲線L1は高速に振動し
ながら位置決め開始時には全体として上下に大きく振れ
ているが、時間が経つにつれて収束してくる。但し、機
械的振動等が激しい場合この上下の振れは一定時間内で
収束せず、従来の位置合わせ装置によれば、いつまでも
最終アライメントが開始できない場合もある。
エハステージ61(Xステージ8X,Yステージ8Y)
及びレチクルステージ9の何れを移動させてもよい。即
ち、Xステージ8X及びYステージ8Yを適当に1ヶ所
に静止させ、レチクルステージ9側で最終追い込みをす
るよう制御しても良いし、その逆でも良い。図9は、残
留誤差εの時間変化の一例を示し、横軸は時間t、縦軸
は残留誤差εを表している。干渉計62,63からの出
力は1ms毎にデジタル的に出力されるので、それらの
データから残留誤差εを計算し、これを時間に対して連
続的にプロットしたものが残留誤差曲線L1である。こ
の図9に示すように、残留誤差曲線L1は高速に振動し
ながら位置決め開始時には全体として上下に大きく振れ
ているが、時間が経つにつれて収束してくる。但し、機
械的振動等が激しい場合この上下の振れは一定時間内で
収束せず、従来の位置合わせ装置によれば、いつまでも
最終アライメントが開始できない場合もある。
【0046】そこで本例では、所定の一定時間T毎の平
均値Δを求める。図9中、時間間隔T1 ,T2 ,…,T
5 ,…はこの一定時間Tの時間帯を順次示すもので、時
間間隔T1 ,T2 ,…,T5 ,…における残留誤差εの
平均値ΔをそれぞれΔ1 ,Δ 2 ,…,Δ5 ,…とする。
例えば、時間間隔T1 において、デジタル的に出力され
る計測値から計算される残留誤差εがN個あるものとし
て、これらN個の残留誤差εの値をそれぞれε1 〜εN
として、次式より平均値Δ1 を求める。
均値Δを求める。図9中、時間間隔T1 ,T2 ,…,T
5 ,…はこの一定時間Tの時間帯を順次示すもので、時
間間隔T1 ,T2 ,…,T5 ,…における残留誤差εの
平均値ΔをそれぞれΔ1 ,Δ 2 ,…,Δ5 ,…とする。
例えば、時間間隔T1 において、デジタル的に出力され
る計測値から計算される残留誤差εがN個あるものとし
て、これらN個の残留誤差εの値をそれぞれε1 〜εN
として、次式より平均値Δ1 を求める。
【0047】
【数6】
【0048】それに続く時間間隔T2 ,T3 ,…でもそ
れぞれ残留誤差εの平均値Δ2 ,Δ 3 ,…を計算してい
く。また、予め残留誤差εの許容値εM が(本例では5
nm)が設定されており、平均値Δi の絶対値が許容値
εM 以下になったとき、即ち、平均値Δi が0を中心と
して許容幅2・εM の範囲内に入ったときに位置決め終
了と判断する。図9の例では時刻tOKに中央制御系64
により位置決め終了の判断がなされている。実際に判断
を下すのはアライメント信号処理系70及び中央制御系
64の何れでもよい。アライメントの終了に伴い中央制
御系64の指令により露光照明光がレチクル4に照射さ
れ、ウエハ6の対象ショット領域にレチクル4の回路パ
ターンが転写される。
れぞれ残留誤差εの平均値Δ2 ,Δ 3 ,…を計算してい
く。また、予め残留誤差εの許容値εM が(本例では5
nm)が設定されており、平均値Δi の絶対値が許容値
εM 以下になったとき、即ち、平均値Δi が0を中心と
して許容幅2・εM の範囲内に入ったときに位置決め終
了と判断する。図9の例では時刻tOKに中央制御系64
により位置決め終了の判断がなされている。実際に判断
を下すのはアライメント信号処理系70及び中央制御系
64の何れでもよい。アライメントの終了に伴い中央制
御系64の指令により露光照明光がレチクル4に照射さ
れ、ウエハ6の対象ショット領域にレチクル4の回路パ
ターンが転写される。
【0049】以上のような構成をもつ本例の位置合わせ
装置によれば、レチクル4とウエハ6との相対的な位置
ずれと目標追い込み値との誤差を一定時間毎の平均値で
評価するため、投影露光装置の機械的振動があっても振
動中心が目標位置に対して許容範囲内にあれば露光を開
始することができる。そのため、アライメント時間が短
縮されスループットが向上する。更に、従来機械振動分
まで見込んで許容値(ウィンドウ)を大き目に設定して
いたのに比べて、より小さなウィンドウを設定すること
ができるため、位置合わせ精度も向上する。
装置によれば、レチクル4とウエハ6との相対的な位置
ずれと目標追い込み値との誤差を一定時間毎の平均値で
評価するため、投影露光装置の機械的振動があっても振
動中心が目標位置に対して許容範囲内にあれば露光を開
始することができる。そのため、アライメント時間が短
縮されスループットが向上する。更に、従来機械振動分
まで見込んで許容値(ウィンドウ)を大き目に設定して
いたのに比べて、より小さなウィンドウを設定すること
ができるため、位置合わせ精度も向上する。
【0050】[TTR方式のアライメントセンサの計測
値を用いる方法]この場合も、干渉計の計測値を用いる
場合と同様に、レチクル4の位置決めを行う。その後、
ヘテロダイン干渉方式のアライメント光学系1から、レ
チクル4上のレチクルマーク35A及び基準マーク部材
41上の基準回折格子マーク(不図示)に対して照明光
を照射して、図5(a)におけるレチクルビート信号S
R及びウエハビート信号SW を取り込み、両ビート信号
の位相差Δφ0 を目標位相差として記憶する。
値を用いる方法]この場合も、干渉計の計測値を用いる
場合と同様に、レチクル4の位置決めを行う。その後、
ヘテロダイン干渉方式のアライメント光学系1から、レ
チクル4上のレチクルマーク35A及び基準マーク部材
41上の基準回折格子マーク(不図示)に対して照明光
を照射して、図5(a)におけるレチクルビート信号S
R及びウエハビート信号SW を取り込み、両ビート信号
の位相差Δφ0 を目標位相差として記憶する。
【0051】その後、ウエハステージ61上にウエハ6
を載置し、図1のプリアライメントセンサ42を用いて
グローバルアライメントマークの位置を計測し、この計
測結果よりウエハ6上の各ショット領域の座標(Xi ,
Yi )を算出する。そして、例えばウエハ6上のi番目
のショット領域47に露光する際には、先ずプリアライ
メントセンサ42の計測結果に基づいて、そのショット
領域47をウエハマーク48Aの格子ピッチPW の±1
/4以内の精度で露光位置に位置決めする。
を載置し、図1のプリアライメントセンサ42を用いて
グローバルアライメントマークの位置を計測し、この計
測結果よりウエハ6上の各ショット領域の座標(Xi ,
Yi )を算出する。そして、例えばウエハ6上のi番目
のショット領域47に露光する際には、先ずプリアライ
メントセンサ42の計測結果に基づいて、そのショット
領域47をウエハマーク48Aの格子ピッチPW の±1
/4以内の精度で露光位置に位置決めする。
【0052】その後、図2のレチクルマーク35A及び
ウエハマーク48Aがヘテロダイン干渉方式のアライメ
ント照明光で照明され、レチクルビート信号SR 及びウ
エハビート信号SW がそれぞれ光電検出素子30,31
から出力される。両ビート信号SR ,SW は、アライメ
ント信号処理系70に供給され、アライメント信号処理
系70によりそれらの位相差Δφが検出される。中央制
御系64は、(数4)よりその位相差Δφをウエハ上で
の相対移動量Δxに換算する。そして、この相対移動量
Δxから、目標位相差Δφ0 をウエハ上での距離に換算
した目標値Δx 0 を差し引いて残留誤差εを求める。
ウエハマーク48Aがヘテロダイン干渉方式のアライメ
ント照明光で照明され、レチクルビート信号SR 及びウ
エハビート信号SW がそれぞれ光電検出素子30,31
から出力される。両ビート信号SR ,SW は、アライメ
ント信号処理系70に供給され、アライメント信号処理
系70によりそれらの位相差Δφが検出される。中央制
御系64は、(数4)よりその位相差Δφをウエハ上で
の相対移動量Δxに換算する。そして、この相対移動量
Δxから、目標位相差Δφ0 をウエハ上での距離に換算
した目標値Δx 0 を差し引いて残留誤差εを求める。
【0053】図10は、この場合の残留誤差εの時間変
化を示し、横軸は時間t、縦軸は残留誤差εを表してい
る。データ採取条件その他は図9と同様である。この場
合も、先ず一連の時間間隔T1 ,T2 ,T3 ,…でそれ
ぞれ残留誤差εの平均値Δ1,Δ2 ,Δ3 ,…を求めて
行く。この図10は、ハンチングが激しい例を示し、残
留誤差曲線L2の一連の平均値Δ1 ,Δ2 ,Δ3 ,…は
ほぼ0であるが、最初はウエハステージがハンチングに
より静定していないため揺れの振幅は大きい。そこで、
本例では揺れの振幅を評価するために一定時間T毎の標
準偏差Sを算出して行く。そして、残留誤差εの一定時
間T毎の平均値が許容範囲(幅で2εM)に収まり、且
つ標準偏差Sが所定の許容値εS 以下になったときに、
アライメント終了と判定する。例えば時間間隔T1 にお
いてN個の残留誤差ε1 〜εN が得られるとすれば、標
準偏差Sは次式で表される。
化を示し、横軸は時間t、縦軸は残留誤差εを表してい
る。データ採取条件その他は図9と同様である。この場
合も、先ず一連の時間間隔T1 ,T2 ,T3 ,…でそれ
ぞれ残留誤差εの平均値Δ1,Δ2 ,Δ3 ,…を求めて
行く。この図10は、ハンチングが激しい例を示し、残
留誤差曲線L2の一連の平均値Δ1 ,Δ2 ,Δ3 ,…は
ほぼ0であるが、最初はウエハステージがハンチングに
より静定していないため揺れの振幅は大きい。そこで、
本例では揺れの振幅を評価するために一定時間T毎の標
準偏差Sを算出して行く。そして、残留誤差εの一定時
間T毎の平均値が許容範囲(幅で2εM)に収まり、且
つ標準偏差Sが所定の許容値εS 以下になったときに、
アライメント終了と判定する。例えば時間間隔T1 にお
いてN個の残留誤差ε1 〜εN が得られるとすれば、標
準偏差Sは次式で表される。
【0054】
【数7】
【0055】図10では、時間間隔T4 の直後の時刻t
OKにおいて標準偏差Sが標準偏差の許容量εS を下回
り、且つ残留誤差の平均値Δが許容値εM を下回ったこ
とが中央制御系64により確認されたためアライメント
が終了している。アライメントの終了に伴い中央制御系
64の指令により露光照明光がレチクル4に照射され、
ウエハ6の対象ショット領域47にレチクル4の回路パ
ターンが転写される。
OKにおいて標準偏差Sが標準偏差の許容量εS を下回
り、且つ残留誤差の平均値Δが許容値εM を下回ったこ
とが中央制御系64により確認されたためアライメント
が終了している。アライメントの終了に伴い中央制御系
64の指令により露光照明光がレチクル4に照射され、
ウエハ6の対象ショット領域47にレチクル4の回路パ
ターンが転写される。
【0056】図10のような例では、上下の振れは大き
いにもかかわらず、一定時間内の平均値は測定開始当初
から許容値εM 内にある。従って平均値だけの判断では
正確に位置決めできない。しかしながら、本例ように一
定時間内の平均値に加えて、一定時間内の標準偏差も判
断基準に加えることにより、レチクル4やウエハステー
ジ61が静定せず、所謂ハンチングを起こした場合、そ
の振動中心がたとえ目標位置にあったとしても位置決め
が終了していないと認識して露光動作に移ることはな
い。
いにもかかわらず、一定時間内の平均値は測定開始当初
から許容値εM 内にある。従って平均値だけの判断では
正確に位置決めできない。しかしながら、本例ように一
定時間内の平均値に加えて、一定時間内の標準偏差も判
断基準に加えることにより、レチクル4やウエハステー
ジ61が静定せず、所謂ハンチングを起こした場合、そ
の振動中心がたとえ目標位置にあったとしても位置決め
が終了していないと認識して露光動作に移ることはな
い。
【0057】なお、標準偏差Sを求める代わりに一定の
時間T内での最大値と最小値との差分等を求めてもよ
い。なお、本発明の位置合わせ装置は、上述のTTR方
式によるヘテロダイン干渉式のアライメントセンサに限
らず、ハロゲンランプを光源とする波長帯域幅の広い光
で照明したアライメントマークを画像処理して計測する
FIA(Field Image Alignment)方式のアライメントセ
ンサ等を使用する場合にも適用することができる。
時間T内での最大値と最小値との差分等を求めてもよ
い。なお、本発明の位置合わせ装置は、上述のTTR方
式によるヘテロダイン干渉式のアライメントセンサに限
らず、ハロゲンランプを光源とする波長帯域幅の広い光
で照明したアライメントマークを画像処理して計測する
FIA(Field Image Alignment)方式のアライメントセ
ンサ等を使用する場合にも適用することができる。
【0058】このように本発明は上述実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
【0059】
【発明の効果】本発明の第1の位置合わせ装置によれ
ば、この位置合わせ装置が使用される露光装置のステー
ジ等の機械的な振動によりマスク又は基板が振動して
も、マスクと基板との位置ずれの所定の時間毎の平均値
を事前に設定されている許容値と比較するため、短時間
に位置決めができ、露光工程のスループットを向上させ
ることができる。また、従来許容値には機械的な振動を
考慮して大幅なマージンを持たせてきたが、本発明によ
れば、このマージンを小さくすることができ、位置合わ
せ精度が向上する。
ば、この位置合わせ装置が使用される露光装置のステー
ジ等の機械的な振動によりマスク又は基板が振動して
も、マスクと基板との位置ずれの所定の時間毎の平均値
を事前に設定されている許容値と比較するため、短時間
に位置決めができ、露光工程のスループットを向上させ
ることができる。また、従来許容値には機械的な振動を
考慮して大幅なマージンを持たせてきたが、本発明によ
れば、このマージンを小さくすることができ、位置合わ
せ精度が向上する。
【0060】また、本発明の第2の位置合わせ装置によ
れば、平均値だけでなく、位置ずれ量の標準偏差等のば
らつきも判断基準に加えるため、機械振動を原因としな
い、例えばステージのハンチング等による振動がある場
合にも、正確に位置合わせすることができる。これらの
場合、位置検出手段が、マスクが載置されるマスクステ
ージの移動量を検出するマスク側レーザ干渉計と、基板
ステージの移動量を検出する基板側レーザ干渉計と、マ
スク側レーザ干渉計の計測値と基板側レーザ干渉計のマ
スク側に換算した計測値との差分を求める差分手段と、
を有する場合には、マスク側及び基板側レーザ干渉計に
より検出される測定値の差分により、マスクと基板との
位置ずれを求めることができる。
れば、平均値だけでなく、位置ずれ量の標準偏差等のば
らつきも判断基準に加えるため、機械振動を原因としな
い、例えばステージのハンチング等による振動がある場
合にも、正確に位置合わせすることができる。これらの
場合、位置検出手段が、マスクが載置されるマスクステ
ージの移動量を検出するマスク側レーザ干渉計と、基板
ステージの移動量を検出する基板側レーザ干渉計と、マ
スク側レーザ干渉計の計測値と基板側レーザ干渉計のマ
スク側に換算した計測値との差分を求める差分手段と、
を有する場合には、マスク側及び基板側レーザ干渉計に
より検出される測定値の差分により、マスクと基板との
位置ずれを求めることができる。
【0061】また、位置検出手段が、マスク上に形成さ
れた位置合わせ用のマークと基板上に形成された位置合
わせ用のマークとの位置ずれ量を投影光学系を介して検
出するマーク検出手段である場合には、マスクのマーク
と基板のマークとを直接観察して位置合わせすることが
できる。また、位置検出手段が、ヘテロダイン干渉方式
のアライメント系である場合には、出力されるビート信
号を処理して得られる位置ずれ量の分解能がかなり細か
いため、本発明のようにその平均値(及びばらつき)で
判定する方法は特に有効である。
れた位置合わせ用のマークと基板上に形成された位置合
わせ用のマークとの位置ずれ量を投影光学系を介して検
出するマーク検出手段である場合には、マスクのマーク
と基板のマークとを直接観察して位置合わせすることが
できる。また、位置検出手段が、ヘテロダイン干渉方式
のアライメント系である場合には、出力されるビート信
号を処理して得られる位置ずれ量の分解能がかなり細か
いため、本発明のようにその平均値(及びばらつき)で
判定する方法は特に有効である。
【図1】本発明の実施例で使用される投影露光装置の全
体を示す概略構成図である。
体を示す概略構成図である。
【図2】(a)は実施例で使用される投影露光装置の主
にステージ系及びアライメント光学系を示す正面図、
(b)は図2(a)の側面図である。
にステージ系及びアライメント光学系を示す正面図、
(b)は図2(a)の側面図である。
【図3】図2中のレチクル4のパターン配置を示す平面
図である。
図である。
【図4】図2中のウエハ6のショット領域及びウエハマ
ークを示す拡大平面図である。
ークを示す拡大平面図である。
【図5】(a)は図2中のアライメント光学系1及び信
号処理系の構成を示す図、(b)は図5(a)の光学系
の側面図、(c)は図5(a)の光学系の底面図であ
る。
号処理系の構成を示す図、(b)は図5(a)の光学系
の側面図、(c)は図5(a)の光学系の底面図であ
る。
【図6】図2中の色収差制御板10上の軸上色収差制御
素子の配置を示す平面図である。
素子の配置を示す平面図である。
【図7】レチクルマーク35A及びレチクル窓37Aを
示す拡大平面図である。
示す拡大平面図である。
【図8】ウエハマーク48Aを示す拡大平面図である。
【図9】本発明の実施例において位置決めを行う場合の
レチクルとウエハとの間の相対位置の残留誤差の変化の
一例を示す図である。
レチクルとウエハとの間の相対位置の残留誤差の変化の
一例を示す図である。
【図10】本発明の実施例において位置決めを行う場合
のレチクルとウエハとの間の相対位置の残留誤差の変化
の他の例を示す図である。
のレチクルとウエハとの間の相対位置の残留誤差の変化
の他の例を示す図である。
1 アライメント光学系 2 対物レンズ 3 ダイクロイックミラー 4 レチクル 5 投影光学系 6 ウエハ 7 ウエハホルダ 8X Xステージ 8Y Yステージ 9 レチクルステージ 10 色収差制御板 11,12 レーザ光源 22 視野絞り 23 レチクル・ウエハビーム分離プリズム 26 ビームスプリッタ 30,31 光電検出素子 34A,34B レチクル側のアライメントマーク 35A,35B,36A,36B レチクルマーク 39,40 レチクルアライメント顕微鏡 48A,48B,49A,49B ウエハマーク 41 基準マーク部材 42 プリアライメントセンサ 64 中央制御系 64A 演算系 70 アライメント信号処理系
Claims (5)
- 【請求項1】 マスク上の転写用のパターンの投影光学
系を介した像を、2次元的に移動自在な基板ステージ上
に載置された感光性の基板上に投影する投影露光装置に
設けられ、前記マスクと前記基板との位置合わせを行う
装置において、 前記マスクと前記基板との相対的な位置ずれ量を検出す
る位置検出手段と、 該位置検出手段により検出される相対的な位置ずれ量の
所定時間毎の平均値を順次求める演算手段と、を有し、 該平均値が予め定められた許容範囲内になったときに、
位置決めが完了したと判定することを特徴とする位置合
わせ装置。 - 【請求項2】 マスク上の転写用のパターンの投影光学
系を介した像を、2次元的に移動自在な基板ステージ上
に載置された感光性の基板上に投影する投影露光装置に
設けられ、前記マスクと前記基板との位置合わせを行う
装置において、 前記マスクと前記基板との相対的な位置ずれ量を検出す
る位置検出手段と、 該位置検出手段により検出される相対的な位置ずれ量の
所定時間毎の平均値及びばらつきを順次求める演算手段
と、を有し、 前記平均値が予め定められた許容範囲内になり、且つ前
記ばらつきが予め定められた許容値以下になったとき、
位置決めが完了したと判定することを特徴とする位置合
わせ装置。 - 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記マスクが載置
されるマスクステージの移動量を検出するマスク側レー
ザ干渉計と、前記基板ステージの移動量を検出する基板
側レーザ干渉計と、前記マスク側レーザ干渉計の計測値
と前記基板側レーザ干渉計の前記マスク側に換算した計
測値との差分を求める差分手段と、を有することを特徴
とする請求項1又は2記載の位置合わせ装置。 - 【請求項4】 前記位置検出手段は、前記マスク上に形
成された位置合わせ用のマークと前記基板上に形成され
た位置合わせ用のマークとの位置ずれ量を前記投影光学
系を介して検出するマーク検出手段であることを特徴と
する請求項1又は2記載の位置合わせ装置。 - 【請求項5】 前記位置検出手段は、 前記マスク上に形成された回折格子状の位置合わせ用の
マーク及び前記基板上に形成された回折格子状の位置合
わせ用のマークに対し、それぞれ互いに周波数の異なる
一対の光束を照射する照射光学系と、 前記マスク側の位置合わせ用のマーク及び前記基板側の
位置合わせ用のマークでの回折によりそれぞれ発生する
ヘテロダインビームを光電変換してマスク側のビート信
号及び基板側のビート信号を生成する光電検出手段と、 前記マスク側のビート信号と前記基板側のビート信号と
の位相差を検出する位相比較手段と、を有するヘテロダ
イン干渉方式のアライメント系であることを特徴とする
請求項1又は2記載の位置合わせ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6304697A JPH08162393A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 位置合わせ装置 |
| KR1019950046614A KR960024705A (ko) | 1994-12-08 | 1995-11-30 | 위치 맞춤장치 |
| US09/084,211 US5978071A (en) | 1993-01-07 | 1998-05-26 | Projection exposure apparatus and method in which mask stage is moved to provide alignment with a moving wafer stage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6304697A JPH08162393A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 位置合わせ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08162393A true JPH08162393A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17936135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6304697A Withdrawn JPH08162393A (ja) | 1993-01-07 | 1994-12-08 | 位置合わせ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08162393A (ja) |
| KR (1) | KR960024705A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104668770A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 发那科株式会社 | 缩短趋近时间的激光加工装置的控制装置以及控制方法 |
| KR20150074084A (ko) * | 2012-10-26 | 2015-07-01 | 가부시키가이샤 니콘 | 기판 위치 맞춤 장치, 기판 접합 장치, 기판 위치 맞춤 방법, 적층 반도체 장치의 제조 방법, 및 기판 접합 방법 |
| JP2017194559A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | キヤノン株式会社 | 検出装置、検出方法、プログラム、リソグラフィ装置、および物品製造方法 |
| CN113805025A (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-17 | 均豪精密工业股份有限公司 | 光电检测系统与检测晶粒方法 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6304697A patent/JPH08162393A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-11-30 KR KR1019950046614A patent/KR960024705A/ko not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150074084A (ko) * | 2012-10-26 | 2015-07-01 | 가부시키가이샤 니콘 | 기판 위치 맞춤 장치, 기판 접합 장치, 기판 위치 맞춤 방법, 적층 반도체 장치의 제조 방법, 및 기판 접합 방법 |
| CN104668770A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 发那科株式会社 | 缩短趋近时间的激光加工装置的控制装置以及控制方法 |
| JP2015104741A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | ファナック株式会社 | アプローチ時間を短縮するレーザ加工装置の制御装置及び制御方法 |
| US10226836B2 (en) | 2013-11-29 | 2019-03-12 | Fanuc Corporation | Controller of laser machining device and controlling method for reducing approach time |
| JP2017194559A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | キヤノン株式会社 | 検出装置、検出方法、プログラム、リソグラフィ装置、および物品製造方法 |
| CN107305320A (zh) * | 2016-04-20 | 2017-10-31 | 佳能株式会社 | 检测装置、检测方法、程序、光刻装置和物品制造方法 |
| US10455160B2 (en) | 2016-04-20 | 2019-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Detecting apparatus, detecting method, computer-readable medium storing a program, lithography apparatus, and article manufacturing method that control imaging device to perform imaging at particular time period |
| CN107305320B (zh) * | 2016-04-20 | 2020-12-29 | 佳能株式会社 | 检测装置、检测方法、程序、光刻装置和物品制造方法 |
| CN113805025A (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-17 | 均豪精密工业股份有限公司 | 光电检测系统与检测晶粒方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960024705A (ko) | 1996-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5721607A (en) | Alignment method and apparatus | |
| JP2773147B2 (ja) | 露光装置の位置合わせ装置及び方法 | |
| JP3109852B2 (ja) | 投影露光装置 | |
| US4901109A (en) | Alignment and exposure apparatus | |
| JPH0445512A (ja) | 投影露光装置及び方法 | |
| JPH01309324A (ja) | 露光装置および位置合わせ方法 | |
| JPH11150063A (ja) | 位置ずれ検出方法及びそれを用いたデバイスの製造方法 | |
| JP2938187B2 (ja) | パターン形成方法及び同方法を実施するための装置 | |
| JP2010098143A (ja) | 露光装置およびデバイス製造方法 | |
| JPH10267613A (ja) | 位置測定装置 | |
| JP3271348B2 (ja) | レベリング合わせ面計測方法及び露光装置 | |
| JPH07130636A (ja) | 位置検出装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 | |
| JPH06267820A (ja) | 位置検出装置 | |
| JPH08162391A (ja) | 投影露光装置 | |
| JPH0963924A (ja) | アライメント方法 | |
| JPH0997758A (ja) | 位置合わせ方法 | |
| JPH0992591A (ja) | 位置合わせ方法 | |
| JP3491206B2 (ja) | 位置合わせ方法及び装置、並びに露光方法及び装置 | |
| JP3003694B2 (ja) | 投影露光装置 | |
| JP2775988B2 (ja) | 位置検出装置 | |
| JPH1012530A (ja) | アライメント装置 | |
| JPH07283110A (ja) | 走査露光装置 | |
| JP3305058B2 (ja) | 露光方法及び装置 | |
| JPH0950135A (ja) | 位置合わせ方法 | |
| JPH09266149A (ja) | 投影露光方法及び面位置検出方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |