JPH08162751A - 部分ハンダ付け装置およびハンダ付け方法 - Google Patents

部分ハンダ付け装置およびハンダ付け方法

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JPH08162751A
JPH08162751A JP29870894A JP29870894A JPH08162751A JP H08162751 A JPH08162751 A JP H08162751A JP 29870894 A JP29870894 A JP 29870894A JP 29870894 A JP29870894 A JP 29870894A JP H08162751 A JPH08162751 A JP H08162751A
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solder
soldered
transport
soldering
rail
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JP29870894A
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English (en)
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Sotoji Toyoshita
外司 土用下
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Komatsu Giken Co Ltd
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Komatsu Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンダ付け後にツララやブリッジ等が発生す
るのを防いで、ハンダ付け品質を向上させるとともに作
業効率を向上させることのできる部分ハンダ付け装置お
よびハンダ付け方法を提供することを目的とする。 【構成】 ハンダ付け装置1では、搬送レール9,10
に、これをプリント基板Pの搬送方向と平行な軸線回り
に揺動させる揺動機構21を備える構成とした。そし
て、ハンダ槽でプリント基板Pを噴流ハンダに接触させ
た後、揺動機構21によって搬送レール9,10を揺動
させつつ上昇させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子部品等を
実装する回路基板等、板状の被ハンダ付け品を部分ハン
ダ付けするときに用いて好適な部分ハンダ付け装置およ
びハンダ付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプリント基板等の被ハンダ
付け品のハンダ付けには、噴流ハンダ付け方法と、リフ
ローハンダ付け方法が一般に用いられている。周知のよ
うに、噴流ハンダ付け方法は、電子部品の実装されたプ
リント基板を、ハンダ槽において噴流ハンダに接触、ま
たは浸漬させることによりハンダ付けを行うようになっ
ている。一方、リフローハンダ付け方法は、所定量の粘
性ハンダを予めプリント基板上に供給しておき、電子部
品を実装した後に、プリント基板を加熱炉の中に通して
ハンダを溶融させることによってハンダ付けを行うよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
電子部品の高集積化、小型化にともない、IC等の高集
積化部品やチップ部品と、コンデンサ等のリード線を有
した部品とを、プリント基板に高密度に混載している。
【0004】このようなプリント基板をハンダ付けする
に際し従来の噴流ハンダ付け方法を適用した場合には、
特にIC等の高集積化部品ではピン間隔が狭いために、
ハンダ付けした部分から垂れたハンダがそのまま固化
し、隣接するピンどうしが導通してしまうブリッジ等の
現象が発生し、この結果、製品が不良品となってしまう
という問題がある。
【0005】このような問題に対し、IC等の部品のハ
ンダ付けを前記したリフローハンダ付け方法により行え
ば、ブリッジ等の不良の発生を防ぐことが可能である。
しかしながら、このリフローハンダ付け方法では、コン
デンサ等のリード線を有した部品をうまくハンダ付けす
ることが困難である。このため、上記のように複数種の
部品を高密度に混載したプリント基板をハンダ付けする
ときには、リフローハンダ付け方法によりハンダ付けを
行った後、この方法で対応不可能な部品については手作
業でハンダ付けを行っているのが現実であり、当然作業
効率の向上が困難であるという問題がともなっていた。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、
ハンダ付け後にツララやブリッジ等が発生するのを防い
で、ハンダ付け品質を向上させるとともに作業効率を向
上させることのできる部分ハンダ付け装置およびハンダ
付け方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
板状の被ハンダ付け品を一方向に搬送するため互いに平
行に延在する一対の搬送レールと、該搬送レールの下方
に設けられて前記被ハンダ付け品を部分ハンダ付けする
ハンダ槽と、前記搬送レールを昇降させる昇降機構と、
前記搬送レールをその軸線と平行な軸回りに揺動させる
揺動機構とが備えられていることを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明は、互いに平行に延在
する一対の搬送レールと、該搬送レールの下方に設けら
れたハンダ槽とを備えた部分ハンダ付け装置で板状の被
ハンダ付け品を部分ハンダ付けするに際して、前記搬送
レールで前記被ハンダ付け品の両端部を保持してこれを
一方向に搬送し、前記ハンダ槽にて被ハンダ付け品の下
面の定められた位置を前記ハンダ槽の噴流ハンダに接触
または浸漬させた後、前記搬送レールに予め備えた揺動
機構で前記搬送レールをその軸線と直交する面内で揺動
させつつ、該搬送レールを上昇させることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、部分ハンダ付け装置
に、一対の搬送レールと、搬送レールの下方に設けられ
たハンダ槽と、搬送レールを昇降させる昇降機構と、搬
送レールをその軸線と平行な軸回りに揺動させる揺動機
構とを備える構成とした。これにより、搬送レールで搬
送してきた被ハンダ付け品をハンダ槽の噴流ハンダに接
触または浸漬させた後、揺動機構で搬送レールを揺動さ
せつつ昇降機構で上昇させると、搬送レール上の被ハン
ダ付け品は傾斜しつつハンダ槽から引き上げられること
になり、これによって被ハンダ付け品をハンダ槽から引
き上げるときのハンダのキレをよくすることができる。
【0009】請求項2記載の発明では、部分ハンダ付け
装置で、板状の被ハンダ付け品を部分ハンダ付けするに
際して、ハンダ槽で被ハンダ付け品の定められた位置を
ハンダ槽の噴流ハンダに接触または浸漬させた後、搬送
レールに予め備えた揺動機構で前記搬送レールをその軸
線と直交する面内で揺動させつつ昇降機構で上昇させる
構成とした。すると、搬送レール上の被ハンダ付け品は
傾斜しつつハンダ槽から引き上げられることになり、こ
れによって被ハンダ付け品をハンダ槽から引き上げると
きのハンダのキレをよくすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。ここでは、本発明を、例えばプリント基板
のハンダ付けを行う噴流式の部分ハンダ付け装置に適用
する場合の実施例を用いて説明する。図1および図2
は、本発明に係る部分ハンダ付け装置1の概略構成を示
したものである。これらの図に示すように、部分ハンダ
付け装置1は、基台2上に、入口側(図中左側)より出
口側に向けて、ハンダ付けすべきプリント基板(被ハン
ダ付け品)Pの下面にフラックスを塗布するフラクサー
3と、塗布したフラックスを乾燥させてプリント基板P
を余熱するプリヒータ5と、プリント基板Pをハンダ付
けするハンダ槽6a,6bと、ハンダ付けした部分を冷
却する冷却ファン(図示なし)とが順次配設されてい
る。そして、これらフラクサー3、プリヒータ5,ハン
ダ槽6a,6b,冷却ファン(図示なし)の上方には、
前記入口側から出口側に向けて一方向に延在して、ハン
ダ付けすべきプリント基板Pを搬送するための搬送コン
ベヤ8が設けられている。
【0011】図1および図3に示すように、搬送コンベ
ヤ8は、互いに平行に設けられた2本の搬送レール9,
10を備えたレール部11と、搬送レール9,10上の
プリント基板Pを一方向に送るための送り出し機構12
とから構成されている。
【0012】レール部11は、以下に示すような構成と
なっている。図4および図5に示すように、搬送レール
9,10には、その内側に、プリント基板Pの両端を支
持するレール部材9a,10aが一体に設けられてお
り、搬送されるプリント基板Pはこれらレール部材9
a,10aの上面を滑走するようになっている。
【0013】搬送レール10の側方には、搬送レール
9,10と平行に延在する支持レール13が配設されて
いる。この支持レール13は、これと直交する方向に延
在する接続シャフト14,14,…を介して搬送レール
9と一体化されている。そして、搬送レール10は、こ
れら接続シャフト14に沿って移動自在に設けられてい
る。図5に示したように、搬送レール10は、これと一
体に設けられたクランプ機構15のクランプレバーを操
作することによって、これら接続シャフト14上の任意
の位置で固定できるようになっている。このようにし
て、搬送レール9,10間の離間距離、すなわち搬送幅
は、搬送すべきプリント基板Pの幅に応じて、変更・調
整が可能となっている。
【0014】図4および図5に示したように、基台2上
には、断面視略コ字状のアングル材が平面視略E字状に
組まれてなるフレーム16が備えられている。このフレ
ーム16は、基台2上に設置されて上下方向に伸縮駆動
される例えばエアシリンダ(昇降機構)17,17と、
上下方向に伸縮自在なガイド部材18,18,…とによ
って支持されている。これにより、フレーム16は、エ
アシリンダ17,17を伸縮駆動させると、一定ストロ
ークで上下動するようになっている。
【0015】図5および図6に示すように、このような
E字状のフレーム16の上面の、搬送レール9の鉛直下
方位置には、支柱19,19,…が設けられている。各
支柱19の上端部には、搬送レール9と平行に延在する
軸19aが備えられており、各軸19aには、それぞ
れ、搬送レール9の下面に固定された取付部材20が回
転自在に軸支されている。これによって搬送レール9,
10は、各支柱19の軸19aを中心として揺動自在な
構成となっている。
【0016】そして、このような搬送レール9,10に
は、これを揺動させる駆動源として、以下に示すような
構成の揺動機構21が備えられている。図4,図5,お
よび図7に示すように、フレーム16の上面には、一定
間隔を隔てて支持部材22,22が取り付けられてい
る。これら支持部材22,22の上端部には、搬送レー
ル10と平行に延在するシャフト23が、その軸線周り
に回動自在に支持されて設けられている。シャフト23
の両端部には、それぞれタイミングプーリ24が一体に
設けられている。そして、図5および図7に示したよう
に、各支持部材22の下端部には、シャフト23と平行
な回転軸を有するタイミングプーリ25が回転自在に設
けられており、一方のタイミングプーリ25には、駆動
モータ27(図7参照)の回転軸27aが連結されてい
る。これらのタイミングプーリ24,25との間には、
それぞれ、無端状のタイミングベルト28が捲回されて
いる。これにより、一方の支持部材22のタイミングプ
ーリ25と、他方の支持部材22のタイミングプーリ2
5は、タイミングベルト28,28およびシャフト23
を介して連結された構成となっており、駆動モータ27
で一方のタイミングプーリ25を回転駆動させると、双
方のタイミングプーリ25,25が同期して等速度で回
転するようになっている。
【0017】また、各タイミングプーリ25には、円板
状のプレート29が一体に備えられており、このプレー
ト29には、タイミングプーリ25の回転軸に対して偏
心した位置にクランクピン29aが取り付けられてい
る。そして、このクランクピン29aには、コネクティ
ングロッド30の基端部が回転自在に接合されている。
このコネクティングロッド30の先端部には、軸31a
を介して取付部材31が回転自在に軸支されている。こ
のようにして支持部材22,22にそれぞれ備えられた
取付部材31,31は、前記支持レール13の下面に取
り付けられている。
【0018】図5に示したように、このような構成の揺
動機構21を備えたレール部11では、駆動モータ27
を回転駆動させてタイミングプーリ25,25を回転さ
せると、この回転が、プレート29,29、コネクティ
ングロッド30、取付部材31を介して支持レール13
に伝達される。このとき、コネクティングロッド30の
下端部側でのクランクピン29aの回転運動が、上端部
において上下方向の往復動に変換され、これによって支
持レール13が搬送レール9のシャフト23を中心とし
て一定角度の範囲で円弧状に揺動することになる。する
と、搬送レール9,10は、これと平行な軸線、すなわ
ち軸19aを中心として揺動することになる。
【0019】図5,図8,および図9に示すように、前
記送り出し機構12は、以下に示すようになっている。
基台2上に立設された支柱40,41,42の上端部間
には、前記搬送レール9,10(図5,図9参照)と平
行に延在するガイドレール43が設けられている。ガイ
ドレール43上には、これに沿ってスライド移動自在な
スライドユニット45,45,45が設けられている。
これらのスライドユニット45は、プレート46の両端
部および中間部に取り付けられており、これによってス
ライドユニット45,45,45は、ガイドレール43
に沿って一体にスライド移動するようになっている。
【0020】このようなスライドユニット45,45,
45には、ガイドレール43と平行に延在するシャフト
47が、その軸線回りに回転自在に取り付けられてい
る。このシャフト47には、これと直交する方向に延在
するアーム48,48,…が、一定間隔毎、すなわち、
図1に示したフラクサー3、プリヒータ5、ハンダ槽6
a,6b、冷却ファン(図示なし)の各ステーションの
設置間隔と略同間隔毎に取り付けられている。
【0021】図5および図10に示すように、各アーム
48は、その先端部の下面に、搬送レール9,10上の
プリント基板Pを押すためのプッシャー49を備えた構
成となっている。これにより、アーム48,48,…の
プッシャー49,49,…は、シャフト47と一体に、
これの軸線を中心として揺動自在で、かつガイドレール
43に沿ってスライド移動自在な構成となっている。
【0022】図5および図8に示したように、これらア
ーム48,48,…を揺動させるため、以下のような構
成からなる揺動機構50が備えられている。プレート4
6には、鉛直面内に位置する取付板51が取り付けられ
ており、この取付板51にはシャフト47と平行な軸線
を有する軸51aが備えられている。そして、この軸5
1aには、一方向に沿って伸縮駆動されるエアシリンダ
52が、その基端部が回転自在に軸支されて設けられて
いる。図5に示したように、このエアシリンダ52の伸
縮ロッドの先端部には、シャフト47と平行に延在する
軸52aが設けられている。この軸52aには、シャフ
ト47に向けて延びる揺動アーム53の基端部が回動自
在に軸支されており、この揺動アーム53の先端部は、
シャフト47に一体に固定されている。このような構成
の揺動機構50により、エアシリンダ52を伸縮駆動さ
せると、シャフト47がその軸線回りに回動し、これに
ともなってアーム48,48,…が揺動する構成となっ
ている。
【0023】また、図8および図10(b)に示したよ
うに、アーム48,48,…をガイドレール43に沿っ
てスライドさせるスライド機構54として、例えばロッ
ドレスシリンダ55が、支柱40,56(図8参照)の
間に、ガイドレール43と平行に設けられている。この
ロッドレスシリンダ55には、一定ストロークでスライ
ド駆動されるスライドベース55aが備えられており、
このスライドベース55aに、前記スライドユニット4
5aが固定された構成となっている。これにより、ロッ
ドレスシリンダ55を往復駆動させてスライドベース5
5aをスライド移動させると、アーム48,48,…の
プッシャー49,49,…は、シャフト47と一体にガ
イドレール43に沿って一定ストロークで往復動するよ
うになっている。
【0024】図8に示したように、前記ロッドレスシリ
ンダ55の下方には、これと平行に延在するガイドレー
ル57が配設されている。そして、前記揺動機構50を
支持する取付板51の下端部に、このガイドレール57
に沿って案内されるガイドローラ58が備えられてお
り、これによって、アーム48,48,…のスライド時
に、これらがグラつくのを防止するようになっている。
【0025】また、図9に示したように、搬送レール1
0上のハンダ槽6a,6b(図1参照)それぞれに対応
した位置には、一定長のガイド部材59が設けられてい
る。各ガイド部材59上には、略L字状に組まれた取付
金具60がこれに沿って移動自在に設けられている。図
5に示したように、この取付金具60には、上下方向に
伸縮駆動されるエアシリンダ61を介して、搬送レール
9,10間においてこれの上方に位置する押さえ板(押
さえ部材)62が設けられている。この押さえ板62
は、前記揺動機構50で搬送レール9,10を揺動させ
て傾けたときに、搬送レール9,10上のプリント基板
P上に装着されている部品等がずれたり落下したりする
のを防ぐために設けられている。
【0026】次に、上記のような構成からなる部分ハン
ダ付け装置1の作用について説明する。まず、ハンダ付
けされるプリント基板Pは、以下のようにして搬送レー
ル9,10に沿って搬送されるようになっている。
【0027】図8に示したように、前記レール部11の
アーム48,48,…を水平状態としておき、スライド
機構54のロッドレスシリンダ55を駆動させ、スライ
ドベース55aを搬送方向(図中右方)に向けて移動さ
せる。すると、アーム48,48,…のプッシャー4
9,49,…(図5参照)によって、搬送レール9,1
0上のプリント基板Pは、ロッドレスシリンダ55のス
トローク分だけ移動させられる。次いで、図5に示した
揺動機構50のエアシリンダ52を収縮させて、アーム
48,48,…を跳ね上げる。続いて、図8に示したス
ライド機構54のロッドレスシリンダ55を駆動させて
スライドベース55aを元の位置に復帰させた後、図5
に示した揺動機構50のエアシリンダ52を伸長させて
アーム48,48,…を下ろして水平状態にする。
【0028】上記のサイクルを繰り返すことによって、
搬送レール9,10上のプリント基板P,P,…は、ロ
ッドレスシリンダ55のストローク分づつ搬送されてい
くようになっている。これにより、すなわち、プリント
基板Pは、アーム48が一ストロークする毎に、フラク
サー3,プリヒータ5,ハンダ槽6a,ハンダ槽6b,
冷却ファン(図示なし)の各ステーションに、順次送ら
れていくようになっている。
【0029】このようにして搬送されるプリント基板P
は、まず、図1に示したフラクサー3においてフラック
スをハンダ付け面に塗着された後、プリヒータ5でフラ
ックスの乾燥を受けるとともに、予備加熱される。
【0030】続いて、ハンダ槽6aに接近して、このハ
ンダ槽6aにおいて所定の位置に部分ハンダ付けされ
る。これには、まず、部分ハンダ付けすべきプリント基
板Pがハンダ槽6aの上方にまで搬送されてきた時点
で、図5に示したエアシリンダ17,17を収縮させ
て、水平状態の搬送レール9,10をフレーム16と一
体に下降させる。すると、図11に示すように、これに
ともなって搬送レール9,10上のプリント基板Pが下
降し(図中符号(イ)に示す状態)、その下面の所定位
置が、ハンダ槽6aのノズルから噴流しているハンダに
接触する。
【0031】この後、図7に示した揺動機構21の駆動
モータ27を駆動させて、搬送レール9,10を、シャ
フト23を中心として揺動させて傾斜させる(図11中
符号(ロ)に示す状態)。すると、プリント基板Pの搬
送レール10側がハンダ槽6の上方に引き上げられ、搬
送レール9側の端部はハンダ槽6の噴流ハンダに接触し
たままの状態となる。この搬送レール9,10の傾斜動
作に引き続き、エアシリンダ17,17を伸長させて搬
送レール9,10を上昇させてプリント基板Pを噴流ハ
ンダから離間させる。そして、図7に示した駆動モータ
27を駆動させて、搬送レール9,10を水平状態とす
る(図11中符号(ハ)に示す状態)。このようにし
て、プリント基板Pを傾斜させつつハンダ槽6から引き
上げることにより、プリント基板Pの下面のハンダのキ
レがよくなる。
【0032】なお、揺動機構21で搬送レール9,10
を傾斜させている間には、図5に示したエアシリンダ6
1を伸長させて、押さえ板62でプリント基板P上の部
品を押さえ付けておく。
【0033】このようにして、図1に示したハンダ槽6
aにおいて部分ハンダ付けされたプリント基板Pは、次
にハンダ槽6bに送られ、上記と同様の動作を繰り返す
ことにより、他の所定位置が部分ハンダ付けされる。こ
のときも、同様にして搬送レール9,10を傾斜させつ
つ上昇させることによって、プリント基板Pのハンダの
キレをよくすることができるようになっている。
【0034】この後、冷却ファン(図示なし)におい
て、ハンダ槽6a,6bでハンダ付けされた部分が冷却
された後に、後工程に向けて排出されるようになってい
る。
【0035】上述したように、部分ハンダ付け装置1で
は、搬送レール9,10に、これをプリント基板Pの搬
送方向と平行な軸線回りに揺動させる揺動機構21を備
える構成とした。そして、ハンダ槽6a,6bにおい
て、それぞれプリント基板Pをハンダ槽6の噴流ハンダ
に接触させた後に、揺動機構21で搬送レール9,10
を揺動させつつこれを上昇させる構成とした。これによ
り、搬送レール9,10上のプリント基板Pは傾斜しつ
つ引き上げられることになるので、プリント基板Pのハ
ンダのキレをよくすることができ、ハンダ付けすべき部
品が、リード線を有した部品である場合にはもちろんの
こと、IC等の高集積化部品であっても、ツララやブリ
ッジ等の発生を抑さえることができる。この結果、複数
種の部品が高密度で搭載されたプリント基板Pをハンダ
付けするに際して、不良品の発生を抑さえ、良好な品質
で部分ハンダ付けを行うことが可能となる。しかも、こ
のように部分ハンダ付け装置1でプリント基板Pを自動
ハンダ付けすることができるので、従来のように手作業
によるハンダ付けを廃することができ、これによって作
業の大幅な効率化を図ることができる。また、搬送レー
ル9,10の揺動するときのスピードを変えることによ
り、従来では、不可能であったハンダ付け条件であって
も、ハンダ付けすべきプリント基板Pや部品に適した条
件でハンダ付けすることが可能となる。
【0036】また、搬送レール10には、プリント基板
Pの上面に装着された部品を押さえるための押さえ板6
2が備えられた構成となっている。これにより、搬送レ
ール9,10を揺動させたときに、これにともなって傾
いたプリント基板P上に装着された部品が傾いたり外れ
るのを防ぐことができる。
【0037】なお、上記実施例において、部分ハンダ付
け装置1の搬送レール9,10が揺動する構成であれ
ば、例えば送り出し機構12の構造やハンダ槽6の数
等、他の部分の構成については上記に限定するものでは
ない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る部
分ハンダ付け装置によれば、部分ハンダ付け装置に、一
対の搬送レールと、搬送レールの下方に設けられたハン
ダ槽と、搬送レールを昇降させる昇降機構と、搬送レー
ルをその軸線と平行な軸回りに揺動させる揺動機構とを
備える構成とした。これにより、搬送レールで搬送して
きた被ハンダ付け品をハンダ槽の噴流ハンダに接触また
は浸漬させた後、搬送レールを揺動機構によって揺動さ
せつつ昇降機構によって上昇させると、被ハンダ付け品
をハンダ槽から引き上げるときのハンダのキレをよくす
ることができ、ツララやブリッジ等の発生を抑さえるこ
とができる。この結果、IC等の高集積化部品やリード
線を有した部品等、複数種の部品が高密度で搭載された
被ハンダ付け品をハンダ付けするに際して、不良品の発
生を抑さえ、良好な品質でハンダ付けを行うことが可能
となり、しかも作業の大幅な効率化を図ることができ
る。
【0039】請求項2に係るハンダ付け方法によれば、
部分ハンダ付け装置で、板状の被ハンダ付け品を部分ハ
ンダ付けするに際して、ハンダ槽で被ハンダ付け品の定
められた位置をハンダ槽の噴流ハンダに接触または浸漬
させた後、搬送レールに予め備えた揺動機構で前記搬送
レールをその軸線と直交する面内で揺動させつつ昇降機
構で上昇させる構成とした。すると、搬送レール上の被
ハンダ付け品は傾斜しつつ引き上げられることになり、
これによって被ハンダ付け品をハンダ槽から引き上げる
ときのハンダのキレをよくすることができ、ツララやブ
リッジ等の発生を抑さえることができる。この結果、I
C等の高集積化部品やリード線を有した部品等、複数種
の部品が高密度で搭載されたプリント基板をハンダ付け
するに際して、不良品の発生を抑さえ、良好な品質でハ
ンダ付けを行うことが可能となり、しかも作業の大幅な
効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部分ハンダ付け装置を適用した噴
流ハンダ付け装置の一例を示す平面図である。
【図2】同装置の正面図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】同装置に備えた搬送レールを示す平面図であ
る。
【図5】前記装置の要部を示す側断面図である。
【図6】前記搬送レールに備えた揺動機構を示す正面図
である。
【図7】前記揺動機構の背面図である。
【図8】前記装置に備えた送り出し機構を示す正面図で
ある。
【図9】前記送り出し機構の平面図である。
【図10】前記送り出し機構に備えたアームを示す側面
図である。
【図11】本発明にかかるハンダ付け方法を適用して前
記搬送レールを前記揺動機構で揺動させた状態を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1 部分ハンダ付け装置 6a,6b ハンダ槽 9,10 搬送レール 17 エアシリンダ(昇降機構) 21 揺動機構 P プリント基板(被ハンダ付け品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被ハンダ付け品を一方向に搬送す
    るため互いに平行に延在する一対の搬送レールと、該搬
    送レールの下方に設けられて前記被ハンダ付け品を部分
    ハンダ付けするハンダ槽と、前記搬送レールを昇降させ
    る昇降機構と、前記搬送レールをその軸線と平行な軸回
    りに揺動させる揺動機構とが備えられていることを特徴
    とする部分ハンダ付け装置。
  2. 【請求項2】 互いに平行に延在する一対の搬送レール
    と、該搬送レールの下方に設けられたハンダ槽とを備え
    た部分ハンダ付け装置で板状の被ハンダ付け品を部分ハ
    ンダ付けするに際して、前記搬送レールで前記被ハンダ
    付け品の両端部を保持してこれを一方向に搬送し、前記
    ハンダ槽にて被ハンダ付け品の下面の定められた位置を
    前記ハンダ槽の噴流ハンダに接触または浸漬させた後、
    前記搬送レールに予め備えた揺動機構で前記搬送レール
    をその軸線と直交する面内で揺動させつつ、該搬送レー
    ルを上昇させることを特徴とするハンダ付け方法。
JP29870894A 1994-12-01 1994-12-01 部分ハンダ付け装置およびハンダ付け方法 Pending JPH08162751A (ja)

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