JPH08163316A - カラー画像入力装置 - Google Patents

カラー画像入力装置

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JPH08163316A
JPH08163316A JP6300927A JP30092794A JPH08163316A JP H08163316 A JPH08163316 A JP H08163316A JP 6300927 A JP6300927 A JP 6300927A JP 30092794 A JP30092794 A JP 30092794A JP H08163316 A JPH08163316 A JP H08163316A
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JP
Japan
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image data
color
image
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measuring
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JP6300927A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Uno
輝比古 宇野
Naohisa Nakano
尚久 中野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】読取対象物の搬送速度の変動などによる搬送方
向の色ずれが生じても、それを高精度に補正し、常に安
定した解像度で高精度のカラー画像を入力することがで
きるカラー画像入力装置を提供する。 【構成】実際の読取対象物101による画像入力を行な
う前に、3ラインカラーセンサ104によってテストチ
ャートの無彩色画像データを読取り、その画像データを
基に、CPU114は、読取対象物101の搬送速度変
動によって生じるカラー画像データの色ずれ量を計測
し、この計測した色ずれ量に応じて、読取対象物101
を読取る3ラインカラーセンサ104を走査駆動する主
走査信号HSYNCOを生成する主走査信号生成部10
8を制御することにより、カラー画像データの色ずれを
補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、郵便物処理
装置やデジタルカラー複写装置などにおいて、読取対象
物上のカラー画像データを読取り入力するカラー画像入
力装置に係り、特に3ラインカラーセンサを用いたカラ
ー画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、読取対象物を搬送し、その搬
送方向と直交方向に1次元イメージセンサを配置して、
2次元の画像データを得る画像入力装置においては、読
取対象物を搬送する搬送手段の速度が不安定になると、
主走査方向(センサ走査方向)と副走査方向(搬送方
向)の解像度が異なってしまうという不具合が生じる。
【0003】このような不具合を解消する目的で、たと
えば、特開昭61−150082号公報に示される画像
情報読取装置では、PLL(Phase Lock Loop )回路を
用いて、1次元イメージセンサのダミー画素の数を制御
し、1ラインの走査時間を変えることにより、搬送方向
の読取密度を一定に保つ手段が報告されている。
【0004】また、近年、高精度画像入力装置に利用さ
れ始めているTDI(Time Delay &Integration)セン
サでは、読取対象物の搬送方向に並んだ複数のラインセ
ンサに搬送中の画像データが連続的に蓄積されていく構
成のため、ラインセンサの走査速度と読取対象物の搬送
速度とを確実に同期する必要がある。
【0005】たとえば、特開平4−365276号公報
に示される旋回撮像装置では、読取対象物の搬送手段で
ある回転テーブルの回転速度、および、仰角を定量化し
た電圧値からセンサ駆動周波数を計算することにより、
読取対象物の搬送速度とラインセンサの走査速度との同
期を行なっている。
【0006】さらに、デジタルカラー複写装置などで用
いられているCCD形の3ラインカラーセンサを用いた
カラー画像入力装置などでも、3ライン間の物理的空間
を正確に補正し、3色間の色ずれを防止するために、高
精度な搬送速度の測定が不可欠である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のカラー画像入力装置においては、たとえば、搬
送系の経時変化などにより、読取対象物の搬送速度を測
定する測定手段としてのロータリエンコーダの回転速度
と読取対象物の実際の搬送速度とが異なってくると、搬
送方向の速度がずれ、結果的に各色間にずれが生じ、こ
のような色ずれが生じた場合には補正ができないという
不具合があった。
【0008】そこで、本発明は、読取対象物の搬送速度
の変動などによる搬送方向の色ずれが生じても、それを
高精度に補正し、常に安定した解像度で高精度のカラー
画像を入力することができるカラー画像入力装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像入力
装置は、搬送される読取対象物上のカラー画像データを
読取り入力するカラー画像入力装置において、搬送され
る読取対象物上の画像データを走査によって読取り、複
数色の電気信号に変換する光電変換手段と、この光電変
換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像データに変
換する画像変換手段と、この画像変換手段で変換された
画像データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手
段に記憶された画像データを外部へ出力する出力手段
と、前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測
手段と、この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に
基づき、前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生
成する走査信号生成手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れた画像データを基に、前記読取対象物の搬送速度変動
によって生じるカラー画像データの色ずれ量を計測する
色ずれ量計測手段と、この色ずれ量計測手段で計測され
た色ずれ量に応じて、前記走査信号生成手段から出力さ
れる走査信号を制御することにより前記カラー画像デー
タの色ずれを補正する補正手段とを具備している。
【0010】また、本発明のカラー画像入力装置は、搬
送される読取対象物上のカラー画像データを読取り入力
するカラー画像入力装置において、搬送される読取対象
物上の画像データを走査によって読取り、複数色の電気
信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段から
の各出力をそれぞれデジタル画像データに変換する画像
変換手段と、この画像変換手段で変換された画像データ
を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶さ
れた画像データを外部へ出力する出力手段と、前記読取
対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段と、この
搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、前記
光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成する走査信
号生成手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像デー
タの少なくとも2色の画像データの濃度変化領域を検出
する濃度変化領域検出手段と、この濃度変化領域検出手
段で検出された濃度変化領域における各色のずれ量を計
測する色ずれ量計測手段と、この色ずれ量計測手段で計
測された色ずれ量に基づき前記読取対象物の搬送速度変
動方向を検出する搬送速度変動方向検出手段と、この搬
送速度変動方向検出手段で検出された搬送速度変動方向
および前記色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に応
じて、前記走査信号生成手段から出力される走査信号を
制御することにより前記カラー画像データの色ずれを補
正する補正手段とを具備している。
【0011】また、本発明のカラー画像入力装置は、搬
送される読取対象物上のカラー画像データを読取り入力
するカラー画像入力装置において、搬送される読取対象
物の搬送方向と直交方向に複数個平行に配設されたカラ
ーラインセンサからなり、搬送される読取対象物上の画
像データを走査によって読取り、複数色の電気信号に変
換する光電変換手段と、この光電変換手段からの各出力
をそれぞれデジタル画像データに変換する画像変換手段
と、この画像変換手段で変換された各画像データをそれ
ぞれ記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に対し
各画像データを記憶する際、前記光電変換手段における
各カラーラインセンサのライン間距離と前記読取対象物
の搬送速度とから求められるライン数分時間的にずらし
て記憶するよう制御する制御手段と、前記画像記憶手段
に記憶された画像データを外部へ出力する出力手段と、
前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
と、この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づ
き、前記光電変換手段の各カラーラインセンサを走査駆
動する走査信号を生成する走査信号生成手段と、前記画
像記憶手段に記憶された画像データを基に、前記読取対
象物の搬送速度変動によって生じるカラー画像データの
色ずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、この色ずれ量
計測手段で計測された色ずれ量に応じて、前記走査信号
生成手段から出力される走査信号を制御することにより
前記カラー画像データの色ずれを補正する補正手段とを
具備している。
【0012】また、本発明のカラー画像入力装置は、搬
送される読取対象物上のカラー画像データを読取り入力
するカラー画像入力装置において、搬送される読取対象
物上の画像データを走査によって読取り、複数色の電気
信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段から
の各出力をそれぞれデジタル画像データに変換する画像
変換手段と、この画像変換手段で変換された画像データ
を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶さ
れた画像データを外部へ出力する出力手段と、前記読取
対象物の搬送速度に応じたパルスを発生するパルス発生
手段と、このパルス発生手段から出力されるパルスを計
数する計数手段と、この計数手段の計数値を基準値と比
較し、両者が一致するごとに前記計数手段をクリアする
とともに、その一致信号を前記光電変換手段を走査駆動
する走査信号として出力する比較手段と、前記画像記憶
手段に記憶された画像データを基に、前記読取対象物の
搬送速度変動によって生じるカラー画像データの色ずれ
量を計測する色ずれ量計測手段と、この色ずれ量計測手
段で計測された色ずれ量に応じて、前記比較手段の基準
値を増減制御する基準値制御手段とを具備している。
【0013】また、本発明のカラー画像入力装置は、搬
送される読取対象物上のカラー画像データを読取り入力
するカラー画像入力装置において、搬送される読取対象
物上のカラー画像データを走査によって読取り、複数色
の電気信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手
段からの各出力をそれぞれデジタル画像データに変換す
る画像変換手段と、この画像変換手段で変換された画像
データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に
記憶された画像データを外部へ出力する出力手段と、前
記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
と、この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づ
き、前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成す
る走査信号生成手段と、前記画像記憶手段に記憶された
カラー画像データから無彩色画像領域を検出する無彩色
画像領域手段と、この無彩色画像領域手段で検出された
無彩色画像領域の濃度変化領域を検出する濃度変化領域
検出手段と、この濃度変化領域検出手段で検出された濃
度変化領域における各色のずれ量を計測する色ずれ量計
測手段と、この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量
に基づき前記読取対象物の搬送速度変動方向を検出する
搬送速度変動方向検出手段と、この搬送速度変動方向検
出手段で検出された搬送速度変動方向および前記色ずれ
量計測手段で計測された色ずれ量に応じて、前記走査信
号生成手段から出力される走査信号を制御することによ
り前記カラー画像データの色ずれを補正する補正手段と
を具備している。
【0014】さらに、本発明のカラー画像入力装置は、
搬送される読取対象物上のカラー画像データを読取り入
力するカラー画像入力装置において、搬送される読取対
象物上の画像データを走査によって読取り、複数色の電
気信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段か
らの各出力をそれぞれデジタル画像データに変換する画
像変換手段と、この画像変換手段で変換された画像デー
タを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶
された画像データを読出して外部へ出力する出力手段
と、前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測
手段と、この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に
基づき、前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生
成する走査信号生成手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れた画像データの少なくとも2色の画像データの濃度変
化領域を検出する濃度変化領域検出手段と、この濃度変
化領域検出手段で検出された濃度変化領域における各色
のずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、この色ずれ量
計測手段で計測された色ずれ量に基づき前記読取対象物
の搬送速度変動方向を検出する搬送速度変動方向検出手
段と、この搬送速度変動方向検出手段で検出された搬送
速度変動方向および前記色ずれ量計測手段で計測された
色ずれ量に応じて、前記出力手段の前記画像記憶手段か
らの画像データ読出タイミングを制御することにより前
記カラー画像データの色ずれを補正する補正手段とを具
備している。
【0015】
【作用】たとえば、実際の画像入力を行なう前に無彩色
の画像データを読取り、この画像データを基に、読取対
象物の搬送速度変動によって生じるカラー画像データの
色ずれ量を計測し、この計測された色ずれ量に応じて、
読取対象物の画像データを読取る光電変換手段を走査駆
動する走査信号を制御することにより、カラー画像デー
タの色ずれを補正するもので、これにより、読取対象物
の搬送速度の変動などによる搬送方向の色ずれが生じて
も、それを高精度に補正し、常に安定した解像度で高精
度のカラー画像を入力することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は、本実施例に係るカラー画像入力装
置の全体的な構成を概略的に示すものである。図示矢印
方向に搬送される読取対象物101は、光源102で照
明され、その反射光は、レンズおよびフィルタおよびミ
ラーなどで構成される光学系103を介して、光電変換
手段としての例えば3ラインカラーセンサ104の受光
面上に結像される。ここで、読取対象物101は、たと
えば、郵便物や複写原稿などであり、モータおよび搬送
ベルトなどで構成される搬送機構105によって、3ラ
インカラーセンサ104の画素並び方向と直交方向に一
定の速度で搬送されるものとする。この操作により、1
次元のカラーラインセンサで2次元の画像データを得て
いる。
【0018】搬送制御部106は、後述するCPU(セ
ントラル・プロセッシング・ユニット)114からの命
令により、搬送機構105に動作のオン,オフ指示を与
えている。搬送速度測定手段としてのロータリエンコー
ダ107は、搬送機構105の搬送速度に応じたパルス
を発生するもので、一般的には、搬送機構105のモー
タからタイミングベルトを介して動力を受け、自らロー
タを回転させて、その回転速度に比例したパルスを出力
するようになっている。
【0019】ロータリエンコーダ107からのパルス
は、主走査信号生成部108内のカウンタ回路のクロッ
クパルスとして用いられる。このカウンタ回路の1周期
分の信号(主走査信号)HSYNC0が1ラインの主走
査時間を示す基準信号となり、画像処理部109のクロ
ック生成部110へ送られる。クロック生成部110で
は、入力される主走査信号HSYNC0を基準にして、
3ラインカラーセンサ104や、その後段の画像処理用
ハードウェアで必要とされる各種クロックパルスを生成
している。
【0020】3ラインカラーセンサ104から出力され
る赤(R),緑(G),青(B)の3色の画像信号は、
それぞれ画像処理部109のアナログ信号処理部111
でオフセットおよびゲイン調整などの信号処理を施され
た後、A/D変換部112でデジタル信号に変換されて
R,G,Bの画像データとなり、それぞれRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)などを用いた画像メモリ11
3に記憶される。
【0021】そして、本装置では、読取った画像データ
に対して各種の画像処理を施したり、外部装置に対して
画像データを転送したり、あるいは、搬送機構105の
オン,オフ制御、さらには、本発明の主要目的である読
取対象物101の搬送速度むらによる色ずれの補正など
を効率良く行なうために、CPU114を備えている。
【0022】また、画像処理やその他の制御に関するプ
ログラムが格納されているプログラム格納部115、プ
ログラム実行中の処理データなどを一時的に記憶する一
時記憶部116、不揮発性の記憶媒体で構成されたデー
タ保存部117、および、外部装置とコマンドの通信や
画像データの交信などを行なうためのデータ通信部11
8がデータバス119を介してCPU114と接続され
ている。
【0023】次に、図2を用いて主走査信号生成部10
8について更に詳細に説明する。ロータリエンコーダ1
07から出力されるパルスは、図3のタイミングチャー
トに示すように、互いに45°位相の異なる2種類のパ
ルスCK1,CK2で構成されている。このパルスCK
1,CK2の1周期の時間は、ロータリエンコーダ10
7の回転速度に反比例しており、回転速度が高くなるほ
ど1周期の時間が短くなる(パルスの周波数は上が
る)。なお、1回転あたりのパルス数は、ロータリエン
コーダ107の種類によって決定される。
【0024】4てい倍回路201は、たとえば、フリッ
プ・フロップ回路などで構成されており、パルスCK
1,CK2の立上がり、および、立下がりの計4箇所の
エッジをクロックパルス化する回路である。4てい倍回
路201の出力は、図3に示すように、オリジナルパル
スの4倍の周波数のクロックパルスCK3となる。
【0025】なお、4てい倍回路201は、後で説明す
る主走査信号HSYNC0の補正をより細かく行なうた
めに必要な回路であり、応用例によっては本4てい倍回
路201を用いず、ロータリエンコーダ107からのパ
ルスCK1またはCK2を直接用いても、本発明の効果
になんら影響を与えない。
【0026】4てい倍されたクロックパルスCK3は、
次段に設けられた計数手段としてのカウンタ回路202
のクロック入力信号となる。カウンタ回路202は、1
クロックごとに出力値が“1”ずつ増える一般的なアッ
プカウンタ(回路の構成によっては1クロックごとに出
力値が“1”減るダウンカウンタでも可能)で、その出
力値CNTは、比較手段としての比較回路203の一方
の入力(A)に入力されている。比較回路203の他方
の入力(B)には、バッファ回路204およびデータバ
ス119を介して、CPU114からセットされる基準
値CMPが入力されている。
【0027】比較回路203の出力(A=B)は、一方
の入力(A)と他方の入力(B)とが等しくなったとき
のみ“0”になる信号(HSYNC0)で、これはカウ
ンタ回路202のロード入力端子に入力されている。ま
た、この信号HSYNC0は、1主走査を表す主走査信
号としてクロック生成部110に供給される。
【0028】カウンタ回路202の出力値CNTは、ロ
ード入力端子が“0”信号で、かつ、入力されるクロッ
クパルスCK3が立上がったときに、初期値“0”にク
リアされる。この様子を図3のタイミングチャートに示
す。ここでは、基準値CMPを“n”としている。
【0029】図3のタイミングチャートから明らかなよ
うに、比較回路203の出力、すなわち、主走査信号H
SYNC0は、クロックパルスCK3のn+1倍、また
パルスCK1の(n+1)/4倍で繰り返している。す
なわち、基準値CMPが一定であれば、主走査信号HS
YNC0の時間はロータリエンコーダ107からのパル
スCK1,CK2の1周期の時間に比例する。読取対象
物101の搬送速度は、このパルスCK1,CK2の1
周期の時間に反比例するので、その搬送速度の上昇とと
もに主走査信号HSYNC0の周期は短くなることがわ
かる。すなわち、この反比例の関係が保たれている限
り、搬送速度にむらが生じても、搬送方向の読取り密度
は常に一定に保たれる。
【0030】ただし、ロータリエンコーダ107の回転
速度と読取対象物101の搬送速度との関係は常に比例
関係にあるとは限らず、たとえば、読取対象物101が
搬送機構105において搬送ベルトなどに挟持されて搬
送される場合には、搬送ベルトと読取対象物101との
間でのすべりなどがあるため、動力源のモータの速度で
は読取対象物101の実際の速度を予測することはでき
ない。また、このずれを初期の段階で補正したとして
も、搬送ベルトやその他の搬送機構105に用いられる
部品の経年変化によって、ずれ量が増大することは容易
に予想できる。
【0031】そこで、本実施例では、前記比較回路20
3の基準値CMPを、CPU114によって定期的に再
セットできる構成とすることで、経年変化の影響を受け
ず、常に安定した搬送状態を保つことを可能としてい
る。なお、基準値CMPの計算法およびセットの方法に
ついては後述する。
【0032】次に、図4を用いて3ラインカラーセンサ
104について更に詳細に説明する。3ラインカラーセ
ンサ104は、R,G,Bの3色に対応する3個のカラ
ーラインセンサ104R,104G,104Bを所定間
隔あけて平行に配設して構成されている。すなわち、3
ラインカラーセンサ104は、たとえば、(株)東芝製
のTCD140ACという商品名のデバイスを用いてお
り、図4はその構造を概略的に示すものである。図にお
いて、3列のフォトダイオードアレイ401,402,
403の各表面には、それぞれ赤、緑、青の染色フィル
タがコーティングされており、読取対象物101からの
反射光を各色成分ごとに電荷信号に変換する。
【0033】フォトダイオードアレイ401,402,
403の各両側部には、それぞれシフトゲート404
a,404b、405a,405b、406a,406
bが配設されており、フォトダイオードアレイ401,
402,403に蓄積された各電荷信号は、このシフト
ゲート404a,404b、405a,405b、40
6a,406bに印加されるシフト信号SH1,SH
2,SH3によって、隣接するCCD形のアナログシフ
トレジスタ407a,407b、408a,408b、
409a,409bに転送される。
【0034】アナログシフトレジスタ407a,407
b、408a,408b、409a,409bに転送さ
れた各電荷は、駆動クロックパルスφ1A1〜φ1A
4、φ2A1〜φ2A4およびφ1B,φ2Bによって
2系統で出力ゲート410a,410b、411a,4
11b、412a,412bまで転送された後、電荷/
電圧変換部413a,413b、414a,414b、
415a,415bを介して出力端子OS1〜OS6か
ら外部回路に出力される。
【0035】図5に上記デバイス(TCD140A
C)、すなわち、3ラインカラーセンサ104の動作タ
イミングチャートを示す。本3ラインカラーセンサ10
4の有効画素数は、各色それぞれ5000画素(S1〜
S5000)で、有効画素の手前には128個のダミー
画素(D0〜D127)があり、そのうち96画素はセ
ンサの暗時電圧を計測するための光シールド画素となっ
ている。
【0036】図6は、画像処理部109の構成を詳細に
示すものである。すなわち、3ラインカラーセンサ10
4から出力されるR,G,Bの3色の信号は、それぞれ
サンプル・ホールド回路601,602,603によっ
て信号レベルの安定化が行なわれた後、差動増幅器60
7,608,609の各非反転入力端子、および、クラ
ンプ回路604,605,606のスイッチ部Sに印加
される。
【0037】クランプ回路604,605,606のス
イッチ部Sは、3ラインカラーセンサ104から出力さ
れる画像信号の光シールド画素部のみでオンし、その間
の電圧をコンデンサCにチャージし、差動増幅器60
7,608,609の各反転入力端子に印加する。これ
により、差動増幅器607,608,609の各出力か
らは、画像信号のオフセット電圧が除去された交流成分
(信号成分)のみが抽出される。
【0038】ここに、サンプル・ホールド回路601,
602,603、クランプ回路604,605,60
6、および、差動増幅器607,608,609は、前
記アナログ信号処理部111を構成している。
【0039】差動増幅器607,608,609の各出
力信号は、前記A/D変換部112を構成するA/D変
換器610,611,612でアナログ信号からデジタ
ル信号(通常6〜10ビット程度)にそれぞれ変換さ
れ、それぞれ色ごとに、前記画像メモリ113を構成す
る赤、緑、青の各画像メモリ613,614,615に
格納される。各画像メモリ613,614,615は、
それぞれ前記データバス119に接続されているため、
メモリの内容は全てCPU114によってアクセスが可
能である。
【0040】なお、各部に必要な各種タイミング信号
は、全てクロック生成部110によって生成される。
【0041】次に、本実施例で用いた3ラインカラーセ
ンサ104(TCD140AC)の受光部の物理的構造
について説明する。図7は、3ラインカラーセンサ10
4の画素配列状態を示したものである。各カラーライン
センサ104R,104G,104Bの1画素(フォト
ダイオード)のサイズは14μm×14μm、アレイ数
は5000画素、また、各ライン間の距離pは168μ
mで、これは12ライン分に相当する。すなわち、読取
対象物101が赤ラインセンサ104R側から青ライン
センサ104B側へ移動した場合(レンズを介した光学
系では像が左右逆になるため、読取対象物101は青ラ
インセンサ104B側から赤ラインセンサ104R側へ
移動)、読取対象物101のある領域の緑画像は赤画像
よりも12ライン分遅れて読取られ、また、青画像は2
4ライン分遅れて読取られることになる。
【0042】次に、上記のような構成において、搬送速
度の変動によって生じる色ずれを補正するための第1の
実施例について以下に説明する。
【0043】図6に示した各画像メモリ613,61
4,615の各データ格納状態例を図8に示す。図8
(a)は、赤画像メモリ613の格納状態を示し、左上
のR1,1画素が第1画素目で、1ライン目の画像はシー
ケンシャルに5000バイト(R1,1 〜R1,5000)並ん
でいる。5001バイト目には、2ライン目の第1画素
(R2,1 )が続けて格納されている。図ではラインごと
に改行して記述しているが、メモリ上では連続したアド
レスに書込まれている。図の例では、1画面のライン数
を100ラインとしている。
【0044】図8(b)は、同様に緑画像メモリ614
の格納状態を示しているが、先頭画素には13ライン目
の第1画素になっている。これは、前述したライン間の
物理的ずれ量に対応して、メモリへの画像データ書込み
タイミングをずらすことにより実現している。
【0045】図8(c)は、同様に青画像メモリ615
の格納状態を示しているが、青画像データでは赤画像デ
ータから24ラインずれた25ライン目から画像データ
が書込まれている。この書込みタイミングのクロックパ
ルスはクロック生成部110から供給される。
【0046】次に、テストチャートを入力画像とした場
合の画像メモリ113内の画像データの一例について説
明する。図9は、最もシンプルなテストチャートPの一
例で、搬送方向に垂直な方向、つまり、ラインセンサの
並び方向に黒線BLを1本引いたものである。このテス
トチャートPを本装置に流して読取ったときの赤画像デ
ータおよび青画像データの一例を図10(a)(b)に
示す。本例では、A/D変換後のデジタル画像データの
階調を4ビットとし、真黒を“0”、真白を16進数の
“f”(10進数の“15”)としている。
【0047】ここで、ラインセンサの第i画素目に注目
して、この画素で読取られた画像を搬送方向に1画面分
調べ、黒線BL付近の画像データをプロットしたのが図
11である。横軸が搬送方向の位置(ライン数)を示
し、縦軸が画像データのレベルを示す。画像データのレ
ベルが「8」未満を黒、「8」以上を白とすると、図の
例では赤画像(実線)の黒線領域は4ライン目から8ラ
イン目、青画像(破線)の黒線領域は5ライン目から9
ライン目となり、両者間に1ライン分のずれがあること
がわかる。
【0048】図12および図13に、上記方法を用いた
色ずれ補正のアルゴリズムの一例を示す。なお、本アル
ゴリズムは、プログラム格納部115内にプログラムと
してあらかじめ記憶されており、CPU114によって
実行される。また、画像メモリ113とのインタフェー
スは、データバス119を介して行なわれているものと
する。
【0049】まず、読取対象物101としてのテストチ
ャートPの画像入力が終了するのを待機し(S1)、赤
画像メモリ613に格納された赤画像データのi画素目
の画像データを一時記憶部116に1画面分読込む(S
2)。この読込んだ多値の画像データを閾値t(たとえ
ば“8”)で2値化し(S3)、白画像を“1”、黒画
像を“0”とする。ここで、テストチャートP上の黒線
BLの開始点を調べるため、2値化画像が“1”から
“0”に変化する位置を調べ、先頭からのライン数Rs
を記憶する。同様に、黒線BLの終了点である“0”か
ら“1”への変化位置をRe として記憶する(S4)。
【0050】同様のことを、青画像メモリ615に格納
された青画像データのi番目の画素についても行ない、
黒線BLの開始点Bs および終了点Be をそれぞれ検出
する(S5〜S7)。
【0051】次に、こうして検出した上記4つのエッジ
位置情報Rs ,Re ,Bs ,Be の比較による大小関係
(S8)から、搬送速度の変動による色ずれ補正を行な
うか否かを判断する。比較の結果と搬送速度の関係、お
よび、そのときの補正処理の内容を下記表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】表1のNO.1、NO.2、NO.4は、
青画像データが赤画像データよりも先行している状態で
あり、たとえば、色ずれ量が1ラインの場合、24ライ
ン分離れている赤ラインセンサ104Rと青ラインセン
サ104Bとの間を23ラインで読取ったことを示して
いる。すなわち、搬送速度に対して1ラインの読取時間
が長い状態である。そこで、1ラインの時間を短くする
ために、主走査信号生成部108の主走査時間基準値C
MPの値を「1」減らす(S9)。
【0054】同様に、NO.6、NO.8、NO.9の
場合では、搬送速度に対して1ラインの読取時間が短い
状態なので、主走査時間基準値CMPの値を「1」増や
す(S10)。
【0055】上記いずれの場合とも、基準値CMPを変
更した後、再度テストチャートPを読取り、表1のN
O.3、NO.5、NO.7のいずれかの状態になるま
で補正を繰り返す。
【0056】次に、第1の実施例における基準値CMP
の補正方法の他の例を図14に示すフローチャートを参
照して説明する。ステップS11からS17までの処理
は、前述した図12のステップS1からS7までの処理
と同様である。
【0057】ステップS17の処理が終了すると、赤画
像データと青画像データとの黒線のずれ量Eをエッジ位
置の平均値{(Rs −Bs )+(Re −Bs )}/2と
して求め(S18)、この値を用いて主走査時間基準値
CMPの増減量Tc を計算する(S19)。ここで、T
r は現在設定されている基準値CMPの値、Dは赤ライ
ンセンサ104Rと青ラインセンサ104Bとの間のラ
イン数(TCD140ACの場合は「12」)である。
誤差を最小にするため、基準値CMPの増減値Tc が小
数の場合は小数点以下を四捨五入する。こうして求めた
増減値Tc を基準値CMPに加えて再セットした後(S
20)、処理を終了する。
【0058】なお、上記説明では、図9に示す黒線1本
のテストチャートPを用いた場合について説明したが、
このテストチャートPを用いた場合、前述したように、
色ずれ補正が終了するまで複数回繰り返し読取る必要が
ある。そこで、たとえば、図21に示すように、搬送方
向に垂直な方向に複数(n)本の黒線BL1 〜BLnを
等間隔に引いたテストチャートPを用いることにより、
このテストチャートPを本装置に1回だけ流して読取れ
ば、1回の動作で色ずれ補正を終了させることができ
る。
【0059】次に、搬送速度の変動によって生じる色ず
れを補正するための第2の実施例について以下に説明す
る。
【0060】本実施例では、補正を行なうための読取対
象物101をテストチャートPに限定せず、無彩色画像
を含む全ての対象物で補正が可能である。なお、画像メ
モリ613,614,615の各データ格納状態は図8
と同様とする。
【0061】図15および図16に、本実施例における
色ずれ補正のアルゴリズムの一例を示す。なお、本アル
ゴリズムは、プログラム格納部115内にプログラムと
してあらかじめ記憶されており、CPU114によって
実行される。また、画像メモリ113とのインタフェー
スは、データバス119を介して行なわれているものと
する。
【0062】まず、読取対象物101の画像入力が終了
するのを待機し(S21)、赤画像メモリ613に格納
された赤画像データのi画素目の画像データを一時記憶
部116に1画面分読込む(S22)。この読込んだ多
値の画像データを閾値t(たとえば“8”)で2値化し
(S23)、白画像を“1”、黒画像を“0”とする。
【0063】次に、緑画像メモリ614に格納された緑
画像データのi画素目の画像データを一時記憶部116
に1画面分読込み(S24)、同様に閾値tで2値化す
る(S25)。同様に、青画像メモリ613に格納され
た青画像データのi画素目の画像データを一時記憶部1
16に1画面分読込み(S26)、閾値tで2値化する
(S27)。
【0064】次に、R,G,Bともに連続Nライン以上
“0”の部分を検出し(S28)、この検出した領域の
両側部に連続Mラインの“1”の部分があるか否かを調
べる(S29)。ステップS28とS29の両条件を満
たした場合、白地に黒の画像データと判断できるため、
色ずれの検出を行なうことができる。
【0065】ここで、読取対象物101の赤画像データ
の黒の開始点を調べるため、2値化画像データが“1”
から“0”に変化する位置を調べ、先頭からのライン数
Rsを記憶する。同様に、赤画像データの黒の終了点で
ある“0”から“1”への変化位置をRe 、青画像デー
タの黒の開始点Bs および終了点Be をそれぞれ求める
(S30)。
【0066】次に、こうして検出した上記4つのエッジ
位置情報Rs ,Re ,Bs ,Be の比較による大小関係
(S31)から、搬送速度の変動による色ずれ補正を行
なうか否かを判断する。比較の結果と搬送速度の関係、
および、そのときの補正処理内容は前述の表1と同様で
ある。
【0067】表1のNO.1、NO.2、NO.4は、
青画像データが赤画像データよりも先行している状態で
あり、たとえば、色ずれ量が1ラインの場合、24ライ
ン分離れている赤ラインセンサ104Rと青ラインセン
サ104Bとの間を23ラインで読取ったことを示して
いる。すなわち、搬送速度に対して1ラインの読取時間
が長い状態である。そこで、1ラインの時間を短くする
ために、主走査信号生成部108の主走査時間基準値C
MPの値を「1」減らす(S32)。
【0068】同様に、NO.6、NO.8、NO.9の
場合では、搬送速度に対して1ラインの読取時間が短い
状態なので、主走査時間基準値CMPの値を「1」増や
す(S33)。
【0069】上記いずれの場合とも、基準値CMPを変
更した後、続く読取対象物101の読取りを待機する。
【0070】本実施例の場合は、通常の画像処理中に継
続的に色ずれの補正が可能であるため、特にテストモー
ドのようなオフライン処理は必要としない。また、ステ
ップS28およびS29で白下地上の黒画像が検出でき
ない場合には補正をせず、次の読取対象物101の入力
を待つルーチンになっているので、カラー画像データと
モノクロ画像データとが混在した場合においても、常に
正確な色ずれ補正が可能である。
【0071】次に、第2の実施例における基準値CMP
の補正方法の他の例を図17および図18に示すフロー
チャートを参照して説明する。ステップS41からS5
0までの処理は、前述した図15および図16のステッ
プS21からS30までの処理と同様である。
【0072】ステップS50の処理が終了すると、赤画
像データと青画像データとの黒線のずれ量Eをエッジ位
置の平均値{(Rs −Bs )+(Re −Bs )}/2と
して求め(S51)、この値を用いて主走査時間基準値
CMPの増減量Tc を計算する(S52)。ここで、T
r は現在設定されている基準値CMPの値、Dは赤ライ
ンセンサ104Rと青ラインセンサ104Bとの間のラ
イン数(TCD140ACの場合は「12」)である。
誤差を最小にするため、基準値CMPの増減値Tc が小
数の場合は小数点以下を四捨五入する。こうして求めた
増減値Tc を基準値CMPに加えて再セットした後(S
53)、続く読取対象物101の読取りを待機する。
【0073】次に、搬送速度の変動によって生じる色ず
れを補正するための第3の実施例について以下に説明す
る。
【0074】本実施例では、補正を行なうための読取対
象物101を図9のテストチャートPとする。この場合
の画像メモリ613,614,615の各データ格納状
態例を図19に示す。本実施例では、前述の第1,第2
の実施例と異なり、R,G,Bの3色の画像データは時
間的に同じタイミングで読込む。
【0075】図20に、本実施例における色ずれ補正の
アルゴリズムの一例を示す。なお、本アルゴリズムは、
プログラム格納部115内にプログラムとしてあらかじ
め記憶されており、CPU114によって実行される。
また、画像メモリ113とのインタフェースは、データ
バス119を介して行なわれているものとする。
【0076】まず、読取対象物101としてのテストチ
ャートPの画像入力が終了するのを待機し(S61)、
赤画像メモリ613に格納された赤画像データのi画素
目の画像データを一時記憶部116に1画面分読込む
(S62)。この読込んだ多値の画像データを閾値t
(たとえば“8”)で2値化し(S63)、白画像を
“1”、黒画像を“0”とする。ここで、テストチャー
トP上の黒線BLの開始点を調べるため、2値化画像が
“1”から“0”に変化する位置を調べ、先頭からのラ
イン数Rs を記憶する。同様に、黒線BLの終了点であ
る“0”から“1”への変化位置をRe として記憶する
(S64)。
【0077】同様のことを、青画像メモリ615に格納
された青画像データのi番目の画素についても行ない、
黒線BLの開始点Bs および終了点Be をそれぞ検出す
る(S65〜S67)。
【0078】次に、赤画像データと青画像データとの黒
線のずれ量Eをエッジ位置の平均値{(Rs −Bs )+
(Re −Bs )}/2として求め(S68)、この求め
た値Eの1/2(E/2)を緑画像データの先頭ライン
LG 、また、求めた値Eを青画像データの先頭ラインL
B として(S69)、画像メモリ113のアクセスする
アドレスを変更する。1ラインの画素数が5000画素
の場合、赤画像データの先頭アドレスを“0”番地とす
ると、 緑画像データの先頭アドレス=5000×LG 青画像データの先頭アドレス=5000×LB となる。ただし、緑画像データに関しては、ずれ量Eが
奇数の場合、先頭ラインLG が小数になってしまうの
で、小数点以下を切り捨てるか、あるいは、切り上げて
整数にする必要がある。
【0079】また、他の方法として、先頭ラインLG の
小数点以下を切り捨て、1ライン目の画像データをライ
ンLG とラインLG +1との平均値、ラインLG +1目
の画像データをラインLG +1とラインLG +2との平
均値というように、搬送方向に1/2ラインずつずらし
た値を採用することも考えられる。
【0080】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、たとえば、実際の読取対象物による画像入力を行な
う前にテストチャート(無彩色の画像データ)を読取
り、その画像データを基に、あるいは、実際の読取対象
物による画像入力を行なうと同時に、その読取対象物の
画像データを基に、読取対象物の搬送速度変動によって
生じるカラー画像データの色ずれ量を計測し、この計測
された色ずれ量に応じて、読取対象物を読取る3ライン
カラーセンサを走査駆動する主走査信号を制御すること
により、カラー画像データの色ずれを補正するものであ
る。
【0081】これにより、ロータリエンコーダなどの搬
送速度計測手段と読取対象物の搬送速度との関係が経時
的に変化しても、読取った画像データを基に搬送速度の
変動を高精度に補正することができるため、読取対象物
の搬送速度の変動などによる搬送方向の色ずれが生じて
も、それを高精度に補正し、常に安定した解像度で高精
度のカラー画像データを得ることができる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、読
取対象物の搬送速度の変動などによる搬送方向の色ずれ
が生じても、それを高精度に補正し、常に安定した解像
度で高精度のカラー画像を入力することができるカラー
画像入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカラー画像入力装置の全
体的な構成を概略的に示すブロック図。
【図2】主走査信号生成部の構成を概略的に示すブロッ
ク図。
【図3】主走査信号生成部の動作を説明するタイミング
チャート。
【図4】3ラインカラーセンサの具体的な構成例を示す
ブロック図。
【図5】3ラインカラーセンサの動作を説明するタイミ
ングチャート。
【図6】画像処理部の構成を概略的に示すブロック図。
【図7】3ラインカラーセンサの画素配列状態の具体例
を示す図。
【図8】画像メモリ内の画像データ格納状態例を示す
図。
【図9】色ずれ補正を行なうためのテストチャートの一
例を示す図。
【図10】図9のテストチャートを読取ったときの赤画
像データおよび青画像データの一例を示す図。
【図11】ラインセンサの第i画素目の画像濃淡情報の
一例を示す図。
【図12】色ずれ補正を行なうための第1の実施例を説
明するフローチャート。
【図13】色ずれ補正を行なうための第1の実施例を説
明するフローチャート。
【図14】第1の実施例における基準値補正方法の他の
例を説明するフローチャート。
【図15】色ずれ補正を行なうための第2の実施例を説
明するフローチャート。
【図16】色ずれ補正を行なうための第2の実施例を説
明するフローチャート。
【図17】第2の実施例における基準値補正方法の他の
例を説明するフローチャート。
【図18】第2の実施例における基準値補正方法の他の
例を説明するフローチャート。
【図19】第3の実施例における画像メモリ内の画像デ
ータ格納状態例を示す図。
【図20】色ずれ補正を行なうための第3の実施例を説
明するフローチャート。
【図21】色ずれ補正を行なうためのテストチャートの
他の例を示す図。
【符号の説明】
P……テストチャート、BL,BL1 〜BLn ……黒
線、101……読取対象物、102……光源、103…
…光学系、104……3ラインカラーセンサ(光電変換
手段)、104R,104G,104B……カラーライ
ンセンサ、105……搬送機構、106……搬送制御
部、107……ロータリエンコーダ(搬送速度計測手
段)、108……主走査信号生成部、HSYNCO……
主走査信号(走査信号)、109……画像処理部、11
0……クロック生成部、111……アナログ処理部、1
12……A/D変換部、113……画像メモリ、114
……CPU、115……プログラム格納部、116……
一時記憶部、117……データ保存部、201……4て
い倍回路、202……カウンタ回路(計数手段)、20
3……比較回路(比較手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物上の画像データを走査によって読
    取り、複数色の電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された画像データを記憶する画
    像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された画像データを外部へ出力
    する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
    と、 この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、
    前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成する走
    査信号生成手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを基に、前記
    読取対象物の搬送速度変動によって生じるカラー画像デ
    ータの色ずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に応じて、
    前記走査信号生成手段から出力される走査信号を制御す
    ることにより前記カラー画像データの色ずれを補正する
    補正手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
  2. 【請求項2】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物上の画像データを走査によって読
    取り、複数色の電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された画像データを記憶する画
    像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された画像データを外部へ出力
    する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
    と、 この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、
    前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成する走
    査信号生成手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データの少なくとも
    2色の画像データの濃度変化領域を検出する濃度変化領
    域検出手段と、 この濃度変化領域検出手段で検出された濃度変化領域に
    おける各色のずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に基づき前
    記読取対象物の搬送速度変動方向を検出する搬送速度変
    動方向検出手段と、 この搬送速度変動方向検出手段で検出された搬送速度変
    動方向および前記色ずれ量計測手段で計測された色ずれ
    量に応じて、前記走査信号生成手段から出力される走査
    信号を制御することにより前記カラー画像データの色ず
    れを補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
  3. 【請求項3】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物の搬送方向と直交方向に複数個平
    行に配設されたカラーラインセンサからなり、搬送され
    る読取対象物上の画像データを走査によって読取り、複
    数色の電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された各画像データをそれぞれ
    記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に対し各画像データを記憶する際、前
    記光電変換手段における各カラーラインセンサのライン
    間距離と前記読取対象物の搬送速度とから求められるラ
    イン数分時間的にずらして記憶するよう制御する制御手
    段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを外部へ出力
    する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
    と、 この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、
    前記光電変換手段の各カラーラインセンサを走査駆動す
    る走査信号を生成する走査信号生成手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを基に、前記
    読取対象物の搬送速度変動によって生じるカラー画像デ
    ータの色ずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に応じて、
    前記走査信号生成手段から出力される走査信号を制御す
    ることにより前記カラー画像データの色ずれを補正する
    補正手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
  4. 【請求項4】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物上の画像データを走査によって読
    取り、複数色の電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された画像データを記憶する画
    像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された画像データを外部へ出力
    する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度に応じたパルスを発生するパ
    ルス発生手段と、 このパルス発生手段から出力されるパルスを計数する計
    数手段と、 この計数手段の計数値を基準値と比較し、両者が一致す
    るごとに前記計数手段をクリアするとともに、その一致
    信号を前記光電変換手段を走査駆動する走査信号として
    出力する比較手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データを基に、前記
    読取対象物の搬送速度変動によって生じるカラー画像デ
    ータの色ずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に応じて、
    前記比較手段の基準値を増減制御する基準値制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
  5. 【請求項5】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物上のカラー画像データを走査によ
    って読取り、複数色の電気信号に変換する光電変換手段
    と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された画像データを記憶する画
    像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された画像データを外部へ出力
    する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
    と、 この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、
    前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成する走
    査信号生成手段と、 前記画像記憶手段に記憶されたカラー画像データから無
    彩色画像領域を検出する無彩色画像領域手段と、 この無彩色画像領域手段で検出された無彩色画像領域の
    濃度変化領域を検出する濃度変化領域検出手段と、 この濃度変化領域検出手段で検出された濃度変化領域に
    おける各色のずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に基づき前
    記読取対象物の搬送速度変動方向を検出する搬送速度変
    動方向検出手段と、 この搬送速度変動方向検出手段で検出された搬送速度変
    動方向および前記色ずれ量計測手段で計測された色ずれ
    量に応じて、前記走査信号生成手段から出力される走査
    信号を制御することにより前記カラー画像データの色ず
    れを補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
  6. 【請求項6】 搬送される読取対象物上のカラー画像デ
    ータを読取り入力するカラー画像入力装置において、 搬送される読取対象物上の画像データを走査によって読
    取り、複数色の電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段からの各出力をそれぞれデジタル画像
    データに変換する画像変換手段と、 この画像変換手段で変換された画像データを記憶する画
    像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された画像データを読出して外
    部へ出力する出力手段と、 前記読取対象物の搬送速度を計測する搬送速度計測手段
    と、 この搬送速度計測手段で計測された搬送速度に基づき、
    前記光電変換手段を走査駆動する走査信号を生成する走
    査信号生成手段と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データの少なくとも
    2色の画像データの濃度変化領域を検出する濃度変化領
    域検出手段と、 この濃度変化領域検出手段で検出された濃度変化領域に
    おける各色のずれ量を計測する色ずれ量計測手段と、 この色ずれ量計測手段で計測された色ずれ量に基づき前
    記読取対象物の搬送速度変動方向を検出する搬送速度変
    動方向検出手段と、 この搬送速度変動方向検出手段で検出された搬送速度変
    動方向および前記色ずれ量計測手段で計測された色ずれ
    量に応じて、前記出力手段の前記画像記憶手段からの画
    像データ読出タイミングを制御することにより前記カラ
    ー画像データの色ずれを補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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