JPH08164375A - 生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法 - Google Patents
生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法Info
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- JPH08164375A JPH08164375A JP6308560A JP30856094A JPH08164375A JP H08164375 A JPH08164375 A JP H08164375A JP 6308560 A JP6308560 A JP 6308560A JP 30856094 A JP30856094 A JP 30856094A JP H08164375 A JPH08164375 A JP H08164375A
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- JP
- Japan
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- temperature
- carrier
- humidity
- microbial carrier
- food waste
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生ごみの投入によって必要以上に高くなった
微生物担体の含水率と、必要以上に低くなった担体温度
とを、微生物が分解能力を最も良く発揮することができ
る値にすることにより、生ごみの処理能力を向上するこ
とができる生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法を提供す
ること。 【構成】 担体温度検出センサ11で検出された微生物
担体3の温度が目標温度よりも小さい場合に、微生物担
体3を目標温度に到達するまで、電気ヒータ10で温め
られた空気をエアポンプ9によって微生物担体3の底部
へ送風することにより加熱し、さらに担体温度が目標温
度に到達した後に、微生物担体3を電気ヒータ10によ
って目標温度に所定時間維持する。
微生物担体の含水率と、必要以上に低くなった担体温度
とを、微生物が分解能力を最も良く発揮することができ
る値にすることにより、生ごみの処理能力を向上するこ
とができる生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法を提供す
ること。 【構成】 担体温度検出センサ11で検出された微生物
担体3の温度が目標温度よりも小さい場合に、微生物担
体3を目標温度に到達するまで、電気ヒータ10で温め
られた空気をエアポンプ9によって微生物担体3の底部
へ送風することにより加熱し、さらに担体温度が目標温
度に到達した後に、微生物担体3を電気ヒータ10によ
って目標温度に所定時間維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家庭やレストランな
どの厨房から排出される生ごみを、微生物が担持された
微生物担体を収容した生ごみ処理槽へ投入し、その生ご
みを微生物の分解作用を利用して処理する生ごみ処理装
置及び生ごみ処理方法に関する。
どの厨房から排出される生ごみを、微生物が担持された
微生物担体を収容した生ごみ処理槽へ投入し、その生ご
みを微生物の分解作用を利用して処理する生ごみ処理装
置及び生ごみ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特開平5−96262号公報に
記載されているように、微生物担体を収容した生ごみ処
理槽の内壁に湿度センサーを設け、その湿度センサーが
微生物担体が必要以上に乾燥した状態を感知したことに
基づいて生ごみ処理槽内に散水したり、警報ブザーや警
報ランプなどで異常乾燥を知らせたりすることにより、
微生物担体の含水率の低下を防止する生ごみ処理装置が
知られている。
記載されているように、微生物担体を収容した生ごみ処
理槽の内壁に湿度センサーを設け、その湿度センサーが
微生物担体が必要以上に乾燥した状態を感知したことに
基づいて生ごみ処理槽内に散水したり、警報ブザーや警
報ランプなどで異常乾燥を知らせたりすることにより、
微生物担体の含水率の低下を防止する生ごみ処理装置が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の実験によれ
ば、生ごみ処理装置の微生物担体に担持された微生物
が、最も良く活動するために必要な微生物担体に含まれ
る水分の量(以下、含水率と略す)と、微生物担体の温
度(以下、担体温度と略す)は、略一定値に定まってい
る。すなわち、含水率と担体温度が必要以上に高かった
り低かったりすると、微生物の活動が低下し、生ごみ処
理装置の生ごみ処理効率も低下する。
ば、生ごみ処理装置の微生物担体に担持された微生物
が、最も良く活動するために必要な微生物担体に含まれ
る水分の量(以下、含水率と略す)と、微生物担体の温
度(以下、担体温度と略す)は、略一定値に定まってい
る。すなわち、含水率と担体温度が必要以上に高かった
り低かったりすると、微生物の活動が低下し、生ごみ処
理装置の生ごみ処理効率も低下する。
【0004】ところで、微生物担体を収容した処理槽へ
新たに生ごみを投入すると、その生ごみに含まれる水分
により微生物担体の含水率が必要以上に高くなり、微生
物の活動が低下する場合がある。また、生ごみ処理装置
を冬季に使用する場合に、担体温度が必要以上に低くな
り、微生物の活動が低下する場合がある。しかし、前記
従来の生ごみ処理装置は、湿度センサーが微生物担体の
異常乾燥を検出したときにのみ、微生物担体の水分を補
給する構成である。そのため、微生物担体の含水率の低
下を防止することはできるものの、微生物担体の含水率
が必要以上に高くなった場合に含水率を低下させる対策
が講じられていないし、微生物担体の温度が必要以上に
低くなった場合に温度を上昇させる対策も講じられてい
ない。したがって、生ごみ処理装置の生ごみ処理効率を
向上することができない。
新たに生ごみを投入すると、その生ごみに含まれる水分
により微生物担体の含水率が必要以上に高くなり、微生
物の活動が低下する場合がある。また、生ごみ処理装置
を冬季に使用する場合に、担体温度が必要以上に低くな
り、微生物の活動が低下する場合がある。しかし、前記
従来の生ごみ処理装置は、湿度センサーが微生物担体の
異常乾燥を検出したときにのみ、微生物担体の水分を補
給する構成である。そのため、微生物担体の含水率の低
下を防止することはできるものの、微生物担体の含水率
が必要以上に高くなった場合に含水率を低下させる対策
が講じられていないし、微生物担体の温度が必要以上に
低くなった場合に温度を上昇させる対策も講じられてい
ない。したがって、生ごみ処理装置の生ごみ処理効率を
向上することができない。
【0005】そこで、この発明の目的は、生ごみの投入
によって必要以上に高くなった微生物担体の含水率と、
必要以上に低くなった担体温度とを、微生物が分解能力
を最も良く発揮することができる値にすることにより、
生ごみの処理効率を向上することができる生ごみ処理装
置を提供することにある。
によって必要以上に高くなった微生物担体の含水率と、
必要以上に低くなった担体温度とを、微生物が分解能力
を最も良く発揮することができる値にすることにより、
生ごみの処理効率を向上することができる生ごみ処理装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、生ごみを分解
する微生物を担持した微生物担体(3)が備えられた生
ごみ処理装置(1)において、前記微生物担体(3)を
加熱する加熱手段(8,9,10)と、前記微生物担体
(3)の温度(T2)を検出する担体温度検出手段(1
1)と、前記担体温度検出手段(11)により検出され
た微生物担体(3)の温度が目標温度より小さいか否か
を判断する温度判断手段(13,S7)と、前記温度判
断手段(13,S7)により、前記微生物担体(3)の
温度(T2)が目標温度(T3)より小さいという判断
結果が出された場合に、前記微生物担体(3)の温度が
目標温度(T3)に到達するまで前記加熱手段(8,
9,10)へ作動信号を付与する第1の制御手段(1
3,S7〜S11)と、前記微生物担体(3)の温度が
目標温度(T3)に到達した後に、前記加熱手段(8,
9,10)へ作動信号を付与して前記微生物担体(3)
の温度(T2)を目標温度(T3)に所定時間維持する
第2の制御手段(13,S12)とを備えるという技術
的手段を採用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、生ごみを分解
する微生物を担持した微生物担体(3)が備えられた生
ごみ処理装置(1)において、前記微生物担体(3)を
加熱する加熱手段(8,9,10)と、前記微生物担体
(3)の温度(T2)を検出する担体温度検出手段(1
1)と、前記担体温度検出手段(11)により検出され
た微生物担体(3)の温度が目標温度より小さいか否か
を判断する温度判断手段(13,S7)と、前記温度判
断手段(13,S7)により、前記微生物担体(3)の
温度(T2)が目標温度(T3)より小さいという判断
結果が出された場合に、前記微生物担体(3)の温度が
目標温度(T3)に到達するまで前記加熱手段(8,
9,10)へ作動信号を付与する第1の制御手段(1
3,S7〜S11)と、前記微生物担体(3)の温度が
目標温度(T3)に到達した後に、前記加熱手段(8,
9,10)へ作動信号を付与して前記微生物担体(3)
の温度(T2)を目標温度(T3)に所定時間維持する
第2の制御手段(13,S12)とを備えるという技術
的手段を採用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の生ごみ処理装置(1)において、前記第2の制御手
段(13,S12)には、前記微生物担体(3)の温度
(T2)が、前記加熱手段(8,9,10)により、前
記目標温度(T3)に到達するまでに要した加熱時間
(Δh)を演算する加熱時間演算手段(13,S7〜S
11)と、前記加熱時間の増大に対応して増加した時間
となるように、前記所定時間を前記加熱時間に基づいて
演算する所定時間演算手段(13,S12)とが備えら
れるという技術的手段を採用する。
載の生ごみ処理装置(1)において、前記第2の制御手
段(13,S12)には、前記微生物担体(3)の温度
(T2)が、前記加熱手段(8,9,10)により、前
記目標温度(T3)に到達するまでに要した加熱時間
(Δh)を演算する加熱時間演算手段(13,S7〜S
11)と、前記加熱時間の増大に対応して増加した時間
となるように、前記所定時間を前記加熱時間に基づいて
演算する所定時間演算手段(13,S12)とが備えら
れるという技術的手段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の生ごみ処理装置(1)において、前
記第1の制御手段(13,S7〜S11)には、前記目
標温度(T3)を外気温度(T1)の大きさに対応させ
て演算する目標温度演算手段(13,S2)が備えられ
るという技術的手段を採用する。請求項4に記載の発明
では、生ごみを分解する微生物を担持した微生物担体
(3)が備えられた生ごみ処理装置(1)を用いて生ご
みを処理する生ごみ処理方法であって、前記前記微生物
担体(3)を、前記前記微生物担体(3)の温度(T
2)が目標温度(T3)に到達するまで加熱し、前記前
記微生物担体(3)の温度(T2)が目標温度(T3)
に到達した後に、前記前記微生物担体(3)の温度(T
2)を目標温度(T3)に所定時間維持するという技術
的手段を採用する。
は請求項2に記載の生ごみ処理装置(1)において、前
記第1の制御手段(13,S7〜S11)には、前記目
標温度(T3)を外気温度(T1)の大きさに対応させ
て演算する目標温度演算手段(13,S2)が備えられ
るという技術的手段を採用する。請求項4に記載の発明
では、生ごみを分解する微生物を担持した微生物担体
(3)が備えられた生ごみ処理装置(1)を用いて生ご
みを処理する生ごみ処理方法であって、前記前記微生物
担体(3)を、前記前記微生物担体(3)の温度(T
2)が目標温度(T3)に到達するまで加熱し、前記前
記微生物担体(3)の温度(T2)が目標温度(T3)
に到達した後に、前記前記微生物担体(3)の温度(T
2)を目標温度(T3)に所定時間維持するという技術
的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、生ごみを分解
する微生物を担持した微生物担体(3)を備えた生ごみ
処理装置(14)において、前記微生物担体(3)を加
熱する加熱手段(8,9,10)と、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度を検出する湿度検出手
段(15)と、前記湿度検出手段(15)により検出さ
れた湿度が、目標湿度より小さいか否かを判断する湿度
判断手段(13,SA3,SA6)と、前記湿度判断手
段(13,SA3,SA6)により、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度が目標湿度より大きい
という判断結果が出された場合に、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度が目標湿度に到達する
まで前記微生物担体(3)を加熱する湿度制御手段(1
3,SA2〜SA7)を備えるという技術的手段を採用
する。
する微生物を担持した微生物担体(3)を備えた生ごみ
処理装置(14)において、前記微生物担体(3)を加
熱する加熱手段(8,9,10)と、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度を検出する湿度検出手
段(15)と、前記湿度検出手段(15)により検出さ
れた湿度が、目標湿度より小さいか否かを判断する湿度
判断手段(13,SA3,SA6)と、前記湿度判断手
段(13,SA3,SA6)により、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度が目標湿度より大きい
という判断結果が出された場合に、前記微生物担体
(3)に接触している空気の湿度が目標湿度に到達する
まで前記微生物担体(3)を加熱する湿度制御手段(1
3,SA2〜SA7)を備えるという技術的手段を採用
する。
【0010】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例に記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
する実施例に記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0011】
【発明の作用効果】請求項1ないし請求項4に記載の発
明によれば、微生物担体を第1の制御手段により目標温
度に到達するまで加熱することができ、微生物が必要以
上の低温によって活動が低下することを防止することが
できる。また、担体温度が目標温度に到達した後に、微
生物担体を目標温度に所定時間維持する第2の制御手段
を備えているため、微生物担体の含水率が目標値に到達
するまでに必要な、目標温度を維持する時間を予め求め
ておき、その求めた時間を前記所定時間とすれば、微生
物担体の含水率を目標値に制御することができる。
明によれば、微生物担体を第1の制御手段により目標温
度に到達するまで加熱することができ、微生物が必要以
上の低温によって活動が低下することを防止することが
できる。また、担体温度が目標温度に到達した後に、微
生物担体を目標温度に所定時間維持する第2の制御手段
を備えているため、微生物担体の含水率が目標値に到達
するまでに必要な、目標温度を維持する時間を予め求め
ておき、その求めた時間を前記所定時間とすれば、微生
物担体の含水率を目標値に制御することができる。
【0012】このように、請求項1ないし請求項4に記
載の発明によれば、微生物担体の温度及び含水率を微生
物の活動が最も良好に発揮される値に維持することがで
きるため、生ごみ処理装置の生ごみ処理効率を向上する
ことができる。さらに、請求項2に記載の発明によれ
ば、加熱時間演算手段により前記第1の制御手段の加熱
時間を演算することができるとともに、所定時間演算手
段により、前記所定時間を生ごみの量の増大に応じて増
加させた時間に演算することができるため、これらの演
算結果を用いれば、微生物担体を生ごみの量に対応した
正確な目標温度及び目標湿度に制御することができる。
載の発明によれば、微生物担体の温度及び含水率を微生
物の活動が最も良好に発揮される値に維持することがで
きるため、生ごみ処理装置の生ごみ処理効率を向上する
ことができる。さらに、請求項2に記載の発明によれ
ば、加熱時間演算手段により前記第1の制御手段の加熱
時間を演算することができるとともに、所定時間演算手
段により、前記所定時間を生ごみの量の増大に応じて増
加させた時間に演算することができるため、これらの演
算結果を用いれば、微生物担体を生ごみの量に対応した
正確な目標温度及び目標湿度に制御することができる。
【0013】そしてさらに、請求項3に記載の発明によ
れば、目標温度演算手段により、微生物担体の目標温度
を外気温度の大きさに対応させて演算することができる
ため、外気温度が微生物担体の温度に与える影響を考慮
した正確な目標温度を設定することができる。請求項5
に記載の発明によれば、湿度検出手段により微生物担体
に接触している空気の湿度を検出することができ、湿度
判断手段により前記微生物担体の湿度が目標湿度より大
きいという判断結果が出された場合に、湿度制御手段に
より微生物担体の湿度が目標湿度に到達するまで前記微
生物担体を加熱することができる。
れば、目標温度演算手段により、微生物担体の目標温度
を外気温度の大きさに対応させて演算することができる
ため、外気温度が微生物担体の温度に与える影響を考慮
した正確な目標温度を設定することができる。請求項5
に記載の発明によれば、湿度検出手段により微生物担体
に接触している空気の湿度を検出することができ、湿度
判断手段により前記微生物担体の湿度が目標湿度より大
きいという判断結果が出された場合に、湿度制御手段に
より微生物担体の湿度が目標湿度に到達するまで前記微
生物担体を加熱することができる。
【0014】したがって、微生物担体の含水率が目標値
であるときの、微生物担体が接触している空気の湿度を
目標湿度として予め求めておき、微生物担体が接触して
いる空気の湿度が目標湿度になるように微生物担体を加
熱すれば、微生物担体の含水率を目標値に制御すること
ができるため、生ごみ処置装置の生ごみ処理効率を向上
することができる。特に、微生物担体が接触している空
気の湿度は、微生物担体の含水率と直結しているため、
微生物担体が接触している空気の湿度を検出することに
より、正確な微生物担体の含水率を検出するこができ
る。
であるときの、微生物担体が接触している空気の湿度を
目標湿度として予め求めておき、微生物担体が接触して
いる空気の湿度が目標湿度になるように微生物担体を加
熱すれば、微生物担体の含水率を目標値に制御すること
ができるため、生ごみ処置装置の生ごみ処理効率を向上
することができる。特に、微生物担体が接触している空
気の湿度は、微生物担体の含水率と直結しているため、
微生物担体が接触している空気の湿度を検出することに
より、正確な微生物担体の含水率を検出するこができ
る。
【0015】なお、目標温度とは、微生物担体に担持さ
れた微生物が、生ごみを分解する能力を最も良く発揮す
ることができる微生物担体の温度のことである。また、
目標湿度とは、微生物担体の含水率が、微生物が生ごみ
を分解する能力を最も良く発揮することができる値であ
るときの、微生物担体が接触している空気の湿度のこと
である。
れた微生物が、生ごみを分解する能力を最も良く発揮す
ることができる微生物担体の温度のことである。また、
目標湿度とは、微生物担体の含水率が、微生物が生ごみ
を分解する能力を最も良く発揮することができる値であ
るときの、微生物担体が接触している空気の湿度のこと
である。
【0016】
【実施例】以下、この発明にかかる生ごみ処理装置の一
実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に
かかる生ごみ処理装置の主要構成を示す説明図である。
生ごみ処理装置1は、上面が開放した処理槽2に、中温
好気性菌などの微生物がオガクズに担持された微生物担
体3を収容して構成されている。処理槽2の相対向する
側壁21,21間には回転軸5が軸止され、その回転軸
5には微生物担体3を攪拌するための複数枚の攪拌翼4
が、軸方向に対して鉛直方向に取付けられている。回転
軸5は、側壁21の外面に設けられたモーター6の回転
軸に連結され、そのモーター6の回転により回転するよ
うになっている。
実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に
かかる生ごみ処理装置の主要構成を示す説明図である。
生ごみ処理装置1は、上面が開放した処理槽2に、中温
好気性菌などの微生物がオガクズに担持された微生物担
体3を収容して構成されている。処理槽2の相対向する
側壁21,21間には回転軸5が軸止され、その回転軸
5には微生物担体3を攪拌するための複数枚の攪拌翼4
が、軸方向に対して鉛直方向に取付けられている。回転
軸5は、側壁21の外面に設けられたモーター6の回転
軸に連結され、そのモーター6の回転により回転するよ
うになっている。
【0017】微生物担体3の底部は、通水性を有する支
持板7により支持され、その支持板7から微生物担体3
の余剰水分が排出されるようになっている。支持板7と
処理槽2の底面との間に形成された空間22には送風管
8が導入され、その送風管8には前記空間22へ送風す
るためのエアポンプ9が接続されている。そのエアポン
プ9の送風側の送風管8には、エアポンプ9から送風さ
れた空気を暖める電気式のヒータ10が設けられてい
る。これらの送風管8、エアポンプ9及びヒータ10に
よって加熱手段が構成されている。
持板7により支持され、その支持板7から微生物担体3
の余剰水分が排出されるようになっている。支持板7と
処理槽2の底面との間に形成された空間22には送風管
8が導入され、その送風管8には前記空間22へ送風す
るためのエアポンプ9が接続されている。そのエアポン
プ9の送風側の送風管8には、エアポンプ9から送風さ
れた空気を暖める電気式のヒータ10が設けられてい
る。これらの送風管8、エアポンプ9及びヒータ10に
よって加熱手段が構成されている。
【0018】処理槽2の側壁21の内面には、微生物担
体3の温度を検出する担体温度検出手段としての担体温
度検出センサ11が埋設されている。また、処理槽2の
側壁21の近傍には、外気温度を検出する外気温度検出
センサ12が設けられている。担体温度検出センサ11
及び外気温度検出センサ12は、コントローラ13と電
気的接続されている。コントローラ13は、図示しない
が、I/Oインターフェース、D/A変換回路、CP
U、ROM及びRAMなどで構成されたマイクロコンピ
ュータ、カウンター回路、加算回路、タイマー回路(減
算回路)、前記マイクロコンピュータから出力された信
号に基づいてヒータ10へ制御信号を出力する制御回路
などから構成されている。
体3の温度を検出する担体温度検出手段としての担体温
度検出センサ11が埋設されている。また、処理槽2の
側壁21の近傍には、外気温度を検出する外気温度検出
センサ12が設けられている。担体温度検出センサ11
及び外気温度検出センサ12は、コントローラ13と電
気的接続されている。コントローラ13は、図示しない
が、I/Oインターフェース、D/A変換回路、CP
U、ROM及びRAMなどで構成されたマイクロコンピ
ュータ、カウンター回路、加算回路、タイマー回路(減
算回路)、前記マイクロコンピュータから出力された信
号に基づいてヒータ10へ制御信号を出力する制御回路
などから構成されている。
【0019】なお、微生物担体3の加熱が終了した後の
担体温度の低下速度は、外気温度が低い場合は速く、外
気温度が高い場合は遅いことから、加熱終了後に微生物
担体3の目標温度をできるだけ長い時間維持し、微生物
の活動を良好にするためには、外気温度に対応させた目
標温度の設定が必要となる。そこで、マイクロコンピュ
ータ内のROMには、担体温度よりも目標温度の方が低
い場合は、高めの目標温度値を演算して加熱終了後の担
体温度の低下速度を小さくし、また逆に担体温度よりも
外気温度の方が高い場合は、低めの目標温度値を演算す
る目標温度演算プログラムがメモリされている。なお、
オガクズに担持された中温好気性菌が最も分解能力を発
揮することができる担体温度は30°Cであり、含水率
は34〜35%であることが実験により求められてい
る。
担体温度の低下速度は、外気温度が低い場合は速く、外
気温度が高い場合は遅いことから、加熱終了後に微生物
担体3の目標温度をできるだけ長い時間維持し、微生物
の活動を良好にするためには、外気温度に対応させた目
標温度の設定が必要となる。そこで、マイクロコンピュ
ータ内のROMには、担体温度よりも目標温度の方が低
い場合は、高めの目標温度値を演算して加熱終了後の担
体温度の低下速度を小さくし、また逆に担体温度よりも
外気温度の方が高い場合は、低めの目標温度値を演算す
る目標温度演算プログラムがメモリされている。なお、
オガクズに担持された中温好気性菌が最も分解能力を発
揮することができる担体温度は30°Cであり、含水率
は34〜35%であることが実験により求められてい
る。
【0020】次に、生ごみ処理装置1を用いて生ごみが
処理される過程を図3及び図4のフローチャートに基づ
いて説明する。図2は、生ごみ処理装置1を用いた場合
の担体温度と時間との関係を示すグラフである。まず、
生ごみ処理装置1のシステムスイッチ、エアポンプ9及
びヒータ10の各スイッチ(図示しない)をONし、生
ごみ処理装置1を起動させる(ステップ(S)1)。す
ると、モーター6が回転し、攪拌翼4の攪拌作用によっ
て微生物担体3が攪拌される。また、エアポンプ9から
送風された空気が、ヒータ10によって暖められるとと
もに、送風管8を通って処理槽2底部の空間22へ送り
込まれ、微生物担体3の加熱が開始される。
処理される過程を図3及び図4のフローチャートに基づ
いて説明する。図2は、生ごみ処理装置1を用いた場合
の担体温度と時間との関係を示すグラフである。まず、
生ごみ処理装置1のシステムスイッチ、エアポンプ9及
びヒータ10の各スイッチ(図示しない)をONし、生
ごみ処理装置1を起動させる(ステップ(S)1)。す
ると、モーター6が回転し、攪拌翼4の攪拌作用によっ
て微生物担体3が攪拌される。また、エアポンプ9から
送風された空気が、ヒータ10によって暖められるとと
もに、送風管8を通って処理槽2底部の空間22へ送り
込まれ、微生物担体3の加熱が開始される。
【0021】この生ごみ処理装置1の起動と同時に、外
気温度検出センサ12によって外気温度T1が、担体温
度検出センサ11によって担体温度T2がそれぞれ検出
され、その各検出データはコントローラ13のマイクロ
コンピュータ内のD/A変換回路においてデジタルデー
タに変換された後、マイクロコンピュータ内のRAMに
メモリされる。そして、マイクロコンピュータは、予め
ROMにメモリされたプログラムに前記メモリされた外
気温度T1を取り込んで前記目標温度演算プログラムを
実行し、微生物担体3の目標温度T3を演算する(S
2)。
気温度検出センサ12によって外気温度T1が、担体温
度検出センサ11によって担体温度T2がそれぞれ検出
され、その各検出データはコントローラ13のマイクロ
コンピュータ内のD/A変換回路においてデジタルデー
タに変換された後、マイクロコンピュータ内のRAMに
メモリされる。そして、マイクロコンピュータは、予め
ROMにメモリされたプログラムに前記メモリされた外
気温度T1を取り込んで前記目標温度演算プログラムを
実行し、微生物担体3の目標温度T3を演算する(S
2)。
【0022】次に、RAMに記憶された担体温度T2の
大きさが、前記演算された目標温度T3の大きさとが一
致するか否かが判断される(S3)。そして、担体温度
T2と目標温度T3とが一致するという判断結果が出た
場合は、ヒータ10のスイッチがOFFとなる(S
4)。一方、ステップ3(S3)において、担体温度T
2の大きさと目標温度T3の大きさとが一致しないとい
う判断結果が出た場合は、ステップ2(S2)へ戻り、
再度、担体温度T2の大きさと目標温度T3の大きさと
が一致するか否かの判断が行われる。
大きさが、前記演算された目標温度T3の大きさとが一
致するか否かが判断される(S3)。そして、担体温度
T2と目標温度T3とが一致するという判断結果が出た
場合は、ヒータ10のスイッチがOFFとなる(S
4)。一方、ステップ3(S3)において、担体温度T
2の大きさと目標温度T3の大きさとが一致しないとい
う判断結果が出た場合は、ステップ2(S2)へ戻り、
再度、担体温度T2の大きさと目標温度T3の大きさと
が一致するか否かの判断が行われる。
【0023】そして、処理槽2に生ごみが投入されると
(S5)、再度、外気温度T1から目標温度T3が演算
され(S6)、担体温度T2が目標温度T3より小さい
か否かが判断される(S7)。このステップ7(S7)
における判断が温度判断手段に相当する。ステップ7
(S7)において、担体温度T2が目標温度T3より小
さいと判断された場合は、ステップ8(S8)のTmi
n検出の処理へ移る。このTmin検出は、図4(a)
に示すサブルーチンにしたがって処理される。このサブ
ルーチンでは、まず、カウンター回路のカウントが
“0”か否か、すなわちカウンター回路がリセットされ
ているか否かが判断され(S81)、“0”である(リ
セットされている)と判断されると、担体温度T2が低
下中であるか否かが判断される(S82)。
(S5)、再度、外気温度T1から目標温度T3が演算
され(S6)、担体温度T2が目標温度T3より小さい
か否かが判断される(S7)。このステップ7(S7)
における判断が温度判断手段に相当する。ステップ7
(S7)において、担体温度T2が目標温度T3より小
さいと判断された場合は、ステップ8(S8)のTmi
n検出の処理へ移る。このTmin検出は、図4(a)
に示すサブルーチンにしたがって処理される。このサブ
ルーチンでは、まず、カウンター回路のカウントが
“0”か否か、すなわちカウンター回路がリセットされ
ているか否かが判断され(S81)、“0”である(リ
セットされている)と判断されると、担体温度T2が低
下中であるか否かが判断される(S82)。
【0024】このステップ82(S82)は、担体温度
T2の低下が停止するまで繰り返され、担体温度T2の
低下が停止するとメインルーチンへ戻る(S83)。図
2の時刻h1が、担体温度T2の低下が停止した時刻を
示す。そして、生ごみ処理装置1のシステムスイッチが
ONしているか否かが判断され(S9)、システムスイ
ッチがONしていると判断されるとヒータ10がONす
る(S10)。また、システムスイッチがONしている
と判断された場合は、生ごみ処理が終了する(S9
1)。ここで、ヒータ10がONすると、カウンター回
路において“1”がカウントされ(S11)、加算回路
に加算される。
T2の低下が停止するまで繰り返され、担体温度T2の
低下が停止するとメインルーチンへ戻る(S83)。図
2の時刻h1が、担体温度T2の低下が停止した時刻を
示す。そして、生ごみ処理装置1のシステムスイッチが
ONしているか否かが判断され(S9)、システムスイ
ッチがONしていると判断されるとヒータ10がONす
る(S10)。また、システムスイッチがONしている
と判断された場合は、生ごみ処理が終了する(S9
1)。ここで、ヒータ10がONすると、カウンター回
路において“1”がカウントされ(S11)、加算回路
に加算される。
【0025】そして、再度、担体温度T2が目標温度T
3より小さいか否かが比較され(S7)、前記ステップ
8(S8)〜ステップ11(S11)が実行される。ス
テップ7(S7)〜ステップ11(S11)の処理は、
ステップ7(S7)において担体温度T2が目標温度T
3に到達したと判断されるまで繰り返され、ステップ1
1(S11)が実行される毎にカウンター回路において
“1”がカウントされ、加算回路に加算される。この加
算された最終の合計カウント数は、所定のRAMに記憶
される。図2中で示すh2が、担体温度T2が目標温度
T3に到達した時刻を示す。
3より小さいか否かが比較され(S7)、前記ステップ
8(S8)〜ステップ11(S11)が実行される。ス
テップ7(S7)〜ステップ11(S11)の処理は、
ステップ7(S7)において担体温度T2が目標温度T
3に到達したと判断されるまで繰り返され、ステップ1
1(S11)が実行される毎にカウンター回路において
“1”がカウントされ、加算回路に加算される。この加
算された最終の合計カウント数は、所定のRAMに記憶
される。図2中で示すh2が、担体温度T2が目標温度
T3に到達した時刻を示す。
【0026】担体温度T2が目標温度T3に達するまで
に要した合計のカウント数に対応する時間が図2中で示
すΔh(時刻h1からh2になるまでの時間)であり、
ステップ7(S7)〜ステップ11(S11)が第1の
制御手段を構成する。担体温度T2が目標温度T3以上
であると判断されると、ステップ12(S12)のTi
mer処理へ移る。このTimer処理は、担体温度を
T3に維持しながら微生物担体の含水率が目標の含水率
に到達するまでに必要な微生物担体の保温時間を演算す
るためのものであり、図4(b)のサブルーチンにした
がって実行される。このサブルーチンでは、まず、前記
RAMに記憶された合計カウント数に比例定数Kが乗算
される(S121)。この比例係数Kは、合計カウント
数を保温時間に換算するための係数であって予め実験に
より求められている。
に要した合計のカウント数に対応する時間が図2中で示
すΔh(時刻h1からh2になるまでの時間)であり、
ステップ7(S7)〜ステップ11(S11)が第1の
制御手段を構成する。担体温度T2が目標温度T3以上
であると判断されると、ステップ12(S12)のTi
mer処理へ移る。このTimer処理は、担体温度を
T3に維持しながら微生物担体の含水率が目標の含水率
に到達するまでに必要な微生物担体の保温時間を演算す
るためのものであり、図4(b)のサブルーチンにした
がって実行される。このサブルーチンでは、まず、前記
RAMに記憶された合計カウント数に比例定数Kが乗算
される(S121)。この比例係数Kは、合計カウント
数を保温時間に換算するための係数であって予め実験に
より求められている。
【0027】すなわち、投入した生ごみの量が多いほ
ど、担体温度T2と目標温度T3との温度差は大きくな
り、微生物担体の含水率を目標値にするためには、担体
温度を目標温度に維持する時間を長くする必要があるた
め、合計カウント数に比例定数Kが乗算されるのであ
る。そして、タイマー回路(または、減算回路)におい
て、カウントが開始され、そのカウント数が前記保温時
間に達したか否か、すなわちカウント数が“0”になっ
たか否かが判断される(S122)。カウント数が前記
保温時間に達していないと判断されると、“1”が減算
される(S123)。ステップ122(S122)及び
ステップ123(S123)は、カウント数が“0”に
なるまで繰り返され、カウント数が“0”になるとメイ
ンルーチンへ戻り(S124)、ヒータ10がOFFに
なる(S4)。前記ステップ12(S12)〜ステップ
4(S4)が第2の制御手段を構成する。
ど、担体温度T2と目標温度T3との温度差は大きくな
り、微生物担体の含水率を目標値にするためには、担体
温度を目標温度に維持する時間を長くする必要があるた
め、合計カウント数に比例定数Kが乗算されるのであ
る。そして、タイマー回路(または、減算回路)におい
て、カウントが開始され、そのカウント数が前記保温時
間に達したか否か、すなわちカウント数が“0”になっ
たか否かが判断される(S122)。カウント数が前記
保温時間に達していないと判断されると、“1”が減算
される(S123)。ステップ122(S122)及び
ステップ123(S123)は、カウント数が“0”に
なるまで繰り返され、カウント数が“0”になるとメイ
ンルーチンへ戻り(S124)、ヒータ10がOFFに
なる(S4)。前記ステップ12(S12)〜ステップ
4(S4)が第2の制御手段を構成する。
【0028】以後、生ごみが投入される度にステップ5
(S5)〜ステップ4(S4)が繰り返される。このよ
うに、微生物担体3は、生ごみが投入される度に電気ヒ
ータ10によって目標温度T3まで加熱され、目標温度
T3に達した後は、タイマー回路によって微生物担体3
の含水率が目標の含水率に達するまで目標温度に維持さ
れるため、微生物担体3に担持されている微生物の生ご
み処理能力を最も良好に発揮することができ、生ごみ処
理装置1の生ごみ処理効率を向上することができる。し
かも、生ごみ量が多い場合は、微生物担体が目標温度に
長い時間維持されるため、微生物担体の含水率を確実に
目標値に到達させることができる。さらに、目標温度T
3は外気温度が低い場合は大きめに設定されるため、微
生物担体3の加熱終了後に微生物の活動が速く低下する
ことを防止することができる。
(S5)〜ステップ4(S4)が繰り返される。このよ
うに、微生物担体3は、生ごみが投入される度に電気ヒ
ータ10によって目標温度T3まで加熱され、目標温度
T3に達した後は、タイマー回路によって微生物担体3
の含水率が目標の含水率に達するまで目標温度に維持さ
れるため、微生物担体3に担持されている微生物の生ご
み処理能力を最も良好に発揮することができ、生ごみ処
理装置1の生ごみ処理効率を向上することができる。し
かも、生ごみ量が多い場合は、微生物担体が目標温度に
長い時間維持されるため、微生物担体の含水率を確実に
目標値に到達させることができる。さらに、目標温度T
3は外気温度が低い場合は大きめに設定されるため、微
生物担体3の加熱終了後に微生物の活動が速く低下する
ことを防止することができる。
【0029】次に、この発明にかかる生ごみ処理装置の
他の実施例を図面に基づいて説明する。図5はその生ご
み処理装置の主要構成を示す説明図である。生ごみ処理
装置14は、密閉式の処理槽16に微生物担体3を収容
して構成され、微生物担体3上方の、微生物担体3と接
触する空気中に湿度検出手段としての湿度センサ15を
設けて構成され、この湿度センサ15によって微生物担
体3上方の空間の湿度を検出するようになっている。湿
度センサ15によって検出された湿度データは、コント
ローラ13へ入力され、RAMにメモリされる。
他の実施例を図面に基づいて説明する。図5はその生ご
み処理装置の主要構成を示す説明図である。生ごみ処理
装置14は、密閉式の処理槽16に微生物担体3を収容
して構成され、微生物担体3上方の、微生物担体3と接
触する空気中に湿度検出手段としての湿度センサ15を
設けて構成され、この湿度センサ15によって微生物担
体3上方の空間の湿度を検出するようになっている。湿
度センサ15によって検出された湿度データは、コント
ローラ13へ入力され、RAMにメモリされる。
【0030】なお、微生物担体3上方の空間の湿度と微
生物担体3の含水率との関係は、図6に示すように予め
実験によって求められている。本発明者の実験によれ
ば、微生物担体3の含水率が34〜35%であるときの
微生物担体3上方の空間の湿度は96%である。すなわ
ち、微生物担体3上方の空間の湿度を96%に維持する
ようにすれば、微生物担体3の含水率が34〜35%と
なり、生ごみ処理装置14の生ごみ処理効率を最も良い
状態にすることができるのである。
生物担体3の含水率との関係は、図6に示すように予め
実験によって求められている。本発明者の実験によれ
ば、微生物担体3の含水率が34〜35%であるときの
微生物担体3上方の空間の湿度は96%である。すなわ
ち、微生物担体3上方の空間の湿度を96%に維持する
ようにすれば、微生物担体3の含水率が34〜35%と
なり、生ごみ処理装置14の生ごみ処理効率を最も良い
状態にすることができるのである。
【0031】次に、この生ごみ処理装置14を用いて生
ごみが処理される過程を図7のフローチャートに基づい
て説明する。まず、システムスイッチ、エアポンプ9及
びヒータ10のスイッチをONし、生ごみ処理装置14
を起動させる(SA1)。次に湿度センサ15によって
微生物担体3上方の空間の湿度Sが検出され(SA
2)、湿度Sが96%以下であるか否かが判断される
(SA3)。この湿度判断手段としてのステップSA3
において、湿度Sが96%より大きいと判断されると、
ヒータ10がONし(SA4)、微生物担体3の加熱が
開始される。
ごみが処理される過程を図7のフローチャートに基づい
て説明する。まず、システムスイッチ、エアポンプ9及
びヒータ10のスイッチをONし、生ごみ処理装置14
を起動させる(SA1)。次に湿度センサ15によって
微生物担体3上方の空間の湿度Sが検出され(SA
2)、湿度Sが96%以下であるか否かが判断される
(SA3)。この湿度判断手段としてのステップSA3
において、湿度Sが96%より大きいと判断されると、
ヒータ10がONし(SA4)、微生物担体3の加熱が
開始される。
【0032】そして、再度、湿度センサ15によって微
生物担体3上方の空気の湿度Sが検出され(SA5)、
湿度Sが96%以下であるか否かが判断される(SA
6)。このステップSA5及びSA6は、湿度Sが96
%以下であると判断されるまで繰り返され、湿度Sが9
6%以下であると判断されると、ヒータ10がOFFと
なる(SA7)。次にシステムスイッチがONしている
か否かが判断され(SA8)、システムスイッチがON
していない場合は生ごみ処理が終了となり、システムス
イッチがONしている場合は、生ごみが投入される毎
に、ステップSA2〜SA8が繰り返される。このステ
ップSA2〜SA7が湿度制御手段を構成する。
生物担体3上方の空気の湿度Sが検出され(SA5)、
湿度Sが96%以下であるか否かが判断される(SA
6)。このステップSA5及びSA6は、湿度Sが96
%以下であると判断されるまで繰り返され、湿度Sが9
6%以下であると判断されると、ヒータ10がOFFと
なる(SA7)。次にシステムスイッチがONしている
か否かが判断され(SA8)、システムスイッチがON
していない場合は生ごみ処理が終了となり、システムス
イッチがONしている場合は、生ごみが投入される毎
に、ステップSA2〜SA8が繰り返される。このステ
ップSA2〜SA7が湿度制御手段を構成する。
【0033】このように、この生ごみ処理装置14によ
れば、微生物担体3上方の空気の湿度を検出し、その湿
度に基づいて微生物担体を加熱することにより、微生物
担体の含水率を微生物の生ごみ処理能力が最も発揮され
る値に維持することができ、生ごみ処理装置の生ごみ処
理効率を向上することができる。しかも、微生物担体に
接触する空気の湿度は、微生物担体の含水率に直結して
いるため、その湿度を制御すれば、含水率を高精度に制
御することができる。
れば、微生物担体3上方の空気の湿度を検出し、その湿
度に基づいて微生物担体を加熱することにより、微生物
担体の含水率を微生物の生ごみ処理能力が最も発揮され
る値に維持することができ、生ごみ処理装置の生ごみ処
理効率を向上することができる。しかも、微生物担体に
接触する空気の湿度は、微生物担体の含水率に直結して
いるため、その湿度を制御すれば、含水率を高精度に制
御することができる。
【0034】なお、前記最初の実施例においては、この
発明にかかる生ごみ処理装置を上面が開放した処理槽2
を備えたものに用いた場合について説明したが、この発
明にかかる生ごみ処理装置は密閉式の処理槽を備えたも
のにも用いることもできる。また、微生物を担持する材
料としては前記オガクズの他、樹脂類でもよい。さら
に、大型の処理槽を用いて大量の生ごみを処理するため
に大きい加熱力を必要とする場合は、電気式のヒータに
代えてガス、石油、重油などを用いた燃焼式のヒータを
用いることもできる。
発明にかかる生ごみ処理装置を上面が開放した処理槽2
を備えたものに用いた場合について説明したが、この発
明にかかる生ごみ処理装置は密閉式の処理槽を備えたも
のにも用いることもできる。また、微生物を担持する材
料としては前記オガクズの他、樹脂類でもよい。さら
に、大型の処理槽を用いて大量の生ごみを処理するため
に大きい加熱力を必要とする場合は、電気式のヒータに
代えてガス、石油、重油などを用いた燃焼式のヒータを
用いることもできる。
【図1】この発明にかかる生ごみ処理装置の構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】担体温度と時間との関係を示すグラフである。
【図3】生ごみ処理装置1による生ごみの処理過程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】(a)は、図3(a)のS8におけるTmin
検出の処理を示すサブルーチンである。(b)は、図3
(a)のS12におけるTimerの処理を示すサブル
ーチンである。
検出の処理を示すサブルーチンである。(b)は、図3
(a)のS12におけるTimerの処理を示すサブル
ーチンである。
【図5】微生物担体3上方の空間に湿度センサを設け
た、この発明にかかる生ごみ処理装置の構成を示す説明
図である。
た、この発明にかかる生ごみ処理装置の構成を示す説明
図である。
【図6】微生物担体3上方の空気の湿度と担体の含水率
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図7】生ごみ処理装置14による生ごみの処理過程を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1,14・・生ごみ処理装置、2,16・・処理槽、3
・・微生物担体、4・・攪拌翼、5・・回転軸、6・・
モータ、7・・支持板、8・・送風管、9・・エアポン
プ、10・・ヒータ、11・・担体温度検出センサ、1
2・・外気温度検出センサ、15・・湿度センサ。
・・微生物担体、4・・攪拌翼、5・・回転軸、6・・
モータ、7・・支持板、8・・送風管、9・・エアポン
プ、10・・ヒータ、11・・担体温度検出センサ、1
2・・外気温度検出センサ、15・・湿度センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 生ごみを分解する微生物を担持した微生
物担体が備えられた生ごみ処理装置において、 前記微生物担体を加熱する加熱手段と、 前記微生物担体の温度を検出する担体温度検出手段と、 前記担体温度検出手段により検出された微生物担体の温
度が目標温度より小さいか否かを判断する温度判断手段
と、 前記温度判断手段により、前記微生物担体の温度が目標
温度より小さいという判断結果が出された場合に、前記
微生物担体の温度が目標温度に到達するまで前記加熱手
段へ作動信号を付与する第1の制御手段と、 前記微生物担体の温度が目標温度に到達した後に、前記
加熱手段へ作動信号を付与して前記微生物担体の温度を
目標温度に所定時間の間、維持する第2の制御手段とを
備えたことを特徴とする生ごみ処理装置。 - 【請求項2】 前記第2の制御手段には、 前記微生物担体の温度が、前記目標温度に到達するまで
に要した加熱時間を演算する加熱時間演算手段と、 前記加熱時間の増大に応じて増加した時間となるよう
に、前記所定時間を前記加熱時間に基づいて演算する所
定時間演算手段とを備えたことを特徴とする請求項1に
記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項3】 前記第1の制御手段には、 前記目標温度を外気温度の大きさに対応させて演算する
目標温度演算手段を備えたことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項4】 生ごみを分解する微生物を担持した微生
物担体が備えられた生ごみ処理装置を用いて生ごみを処
理する方法であって、 前記微生物担体を、前記微生物担体の温度が目標温度に
到達するまで加熱し、 前記微生物担体の温度が目標温度に到達した後に、前記
微生物担体の温度を目標温度に所定時間維持することを
特徴とする生ごみ処理方法。 - 【請求項5】 生ごみを分解する微生物を担持した微生
物担体を備えた生ごみ処理装置において、 前記微生物担体を加熱する加熱手段と、 前記微生物担体に接触している空気の湿度を検出する湿
度検出手段と、 前記湿度検出手段により検出された湿度が、目標湿度よ
り小さいか否かを判断する湿度判断手段と、 前記湿度判断手段により、前記微生物担体に接触してい
る空気の湿度が目標湿度より大きいという判断結果が出
された場合に、前記微生物担体に接触している空気の湿
度が目標湿度に到達するまで前記加熱手段に作動信号を
付与する湿度制御手段とを備えたことを特徴とする生ご
み処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6308560A JPH08164375A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6308560A JPH08164375A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164375A true JPH08164375A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17982503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6308560A Pending JPH08164375A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 生ごみ処理装置及び生ごみ処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164375A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115494110A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-12-20 | 上海环境卫生工程设计院有限公司 | 一种采用温度特性的垃圾分类识别系统 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6308560A patent/JPH08164375A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115494110A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-12-20 | 上海环境卫生工程设计院有限公司 | 一种采用温度特性的垃圾分类识别系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |