JPH08164624A - 熱転写型プリンタ - Google Patents
熱転写型プリンタInfo
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- JPH08164624A JPH08164624A JP6311833A JP31183394A JPH08164624A JP H08164624 A JPH08164624 A JP H08164624A JP 6311833 A JP6311833 A JP 6311833A JP 31183394 A JP31183394 A JP 31183394A JP H08164624 A JPH08164624 A JP H08164624A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink sheet
- transfer
- sheet
- recording paper
- ink
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スジむらのない高品位の画像を得る。
【構成】 転写の際、まず、インクシート1を転写開始
位置まで搬送してから記録紙12を転写開始位置まで搬
送する。記録紙12の搬送終了後に、記録紙12の搬送
の際に記録紙12とインクシート1とが接触した部分が
転写位置よりも搬送方向に位置するように、インクシー
トを所定量搬送する。この後、転写動作を行う。
位置まで搬送してから記録紙12を転写開始位置まで搬
送する。記録紙12の搬送終了後に、記録紙12の搬送
の際に記録紙12とインクシート1とが接触した部分が
転写位置よりも搬送方向に位置するように、インクシー
トを所定量搬送する。この後、転写動作を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録用のインク
シートを用いた熱転写型プリンタに関するものである。
シートを用いた熱転写型プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタ等の熱転写プリンタで
は、複数の色のインクが順番に繰り返し塗布されたイン
クシートを記録紙に接触させて、複数の発熱素子を有す
るサーマルヘッドによって熱を与えることで記録紙上に
所望の画像を転写する。図3は、熱転写型プリンタで使
用するインクシートの構成を示す概略斜視図である。こ
のインクシート1は、図示していない基台と、基台上に
形成されたイエロー、マゼンタ、シアンの染料が順番に
繰り返し塗布されたインク領域を有している。1回の画
像の転写で、イエロー、マゼンタ、シアンの3色が使用
される。インクシート1は、未使用のときは供給ローラ
2に巻き取られた状態になっている。そして、転写時に
は巻取ローラ3が回転駆動されて供給ローラ2から巻取
ローラ3に巻き取られるように構成されている。前記イ
ンク領域は、最終色であるシアンと第1色となるイエロ
ーの塗布領域の間に、転写時のインクシートの先頭位置
を検出するための先頭位置検出用マーカ4が形成されて
いる。
は、複数の色のインクが順番に繰り返し塗布されたイン
クシートを記録紙に接触させて、複数の発熱素子を有す
るサーマルヘッドによって熱を与えることで記録紙上に
所望の画像を転写する。図3は、熱転写型プリンタで使
用するインクシートの構成を示す概略斜視図である。こ
のインクシート1は、図示していない基台と、基台上に
形成されたイエロー、マゼンタ、シアンの染料が順番に
繰り返し塗布されたインク領域を有している。1回の画
像の転写で、イエロー、マゼンタ、シアンの3色が使用
される。インクシート1は、未使用のときは供給ローラ
2に巻き取られた状態になっている。そして、転写時に
は巻取ローラ3が回転駆動されて供給ローラ2から巻取
ローラ3に巻き取られるように構成されている。前記イ
ンク領域は、最終色であるシアンと第1色となるイエロ
ーの塗布領域の間に、転写時のインクシートの先頭位置
を検出するための先頭位置検出用マーカ4が形成されて
いる。
【0003】図2は、従来の熱転写プリンタの一例の要
部を示す概略構成図である。この熱転写プリンタは、イ
ンクシート1を供給する供給ローラ2と、インクシート
1を巻き取る巻取ローラ3と、サーマルヘッド5と、プ
ラテンローラ6と、記録紙12を搬送するためのキャプ
スタンローラ7と、キャプスタンローラ7との間で記録
紙12を挟み込む押さえローラ8と、インクシート1を
支持するシートガイド9と、インクシート1の先頭位置
検出用マーカ4を検出するためのシートマークセンサ1
0と、記録紙12の端部を検出するためのペーパーエッ
ジセンサ11とを備えている。また、巻取ローラ3を回
転駆動する駆動装置50と、キャプスタンローラ7を回
転駆動する第2の駆動装置52と、プラテンローラ6を
回転駆動する第3の駆動装置53と、これら各駆動装置
50、52、53を制御する制御回路51とを備えてい
る。
部を示す概略構成図である。この熱転写プリンタは、イ
ンクシート1を供給する供給ローラ2と、インクシート
1を巻き取る巻取ローラ3と、サーマルヘッド5と、プ
ラテンローラ6と、記録紙12を搬送するためのキャプ
スタンローラ7と、キャプスタンローラ7との間で記録
紙12を挟み込む押さえローラ8と、インクシート1を
支持するシートガイド9と、インクシート1の先頭位置
検出用マーカ4を検出するためのシートマークセンサ1
0と、記録紙12の端部を検出するためのペーパーエッ
ジセンサ11とを備えている。また、巻取ローラ3を回
転駆動する駆動装置50と、キャプスタンローラ7を回
転駆動する第2の駆動装置52と、プラテンローラ6を
回転駆動する第3の駆動装置53と、これら各駆動装置
50、52、53を制御する制御回路51とを備えてい
る。
【0004】巻取ローラ3の軸には駆動装置50のモー
タ(図示せず)が接続されており、制御回路51により
回転駆動される。これにより矢印P方向に巻取ローラ3
が回転してインクシート1が搬送される。キャプスタン
ローラ7の軸には第2の駆動装置のモータ(図示せず)
が接続されており、押さえローラ8との間に記録紙12
を挟み込んだ状態で制御回路51により回転駆動される
ことで記録紙12を所定の方向に搬送することができ
る。プラテンローラ6の軸には第3の駆動装置53のモ
ータ(図示せず)が接続されている。そして、サーマル
ヘッド5との間にインクシート1と記録紙12とを挟
み、圧接しながら回転駆動することによりインクシート
1と記録紙12とを搬送することができる。サーマルヘ
ッド5は、一列に配置された、通電により発熱する複数
の発熱素子を有している。このサーマルヘッド5は、供
給ローラ2と巻取ローラ3との間に位置するとともに、
回転軸5aを中心に矢印S方向に回転可能に支持され、
回転経路中に初期位置Tと中間位置Uと待機位置Vと圧
接位置Wとが設定されている。そして、圧接位置Wにお
いて、転写する画像に応じて発熱素子を選択的に発熱さ
せることで、インクシート1上のインクの一部が記録紙
12上に転写されて所定の画像が転写されるようになっ
ている。
タ(図示せず)が接続されており、制御回路51により
回転駆動される。これにより矢印P方向に巻取ローラ3
が回転してインクシート1が搬送される。キャプスタン
ローラ7の軸には第2の駆動装置のモータ(図示せず)
が接続されており、押さえローラ8との間に記録紙12
を挟み込んだ状態で制御回路51により回転駆動される
ことで記録紙12を所定の方向に搬送することができ
る。プラテンローラ6の軸には第3の駆動装置53のモ
ータ(図示せず)が接続されている。そして、サーマル
ヘッド5との間にインクシート1と記録紙12とを挟
み、圧接しながら回転駆動することによりインクシート
1と記録紙12とを搬送することができる。サーマルヘ
ッド5は、一列に配置された、通電により発熱する複数
の発熱素子を有している。このサーマルヘッド5は、供
給ローラ2と巻取ローラ3との間に位置するとともに、
回転軸5aを中心に矢印S方向に回転可能に支持され、
回転経路中に初期位置Tと中間位置Uと待機位置Vと圧
接位置Wとが設定されている。そして、圧接位置Wにお
いて、転写する画像に応じて発熱素子を選択的に発熱さ
せることで、インクシート1上のインクの一部が記録紙
12上に転写されて所定の画像が転写されるようになっ
ている。
【0005】ところで、熱転写型プリンタを小型化しよ
うとすると、前述の構成部品を配置するためのスペース
が制約を受けることになる。そして、この制約に対応さ
せた構造とすると、転写処理にもその構造に応じた過程
が用いられることになる。例えば、図2に示す熱転写型
プリンタでは、シートマークセンサ10やペーパーエッ
ジセンサ11の配置場所や記録紙12の搬送経路がスペ
ース上の制限を受けており、サーマルヘッド5が中間位
置Uに位置したときにシートマークセンサ10を用いて
インクシート1の頭出し処理を行い、待機位置Vに位置
したときにペーパーエッジセンサ11を用いて記録紙1
2を給紙するように構成されているものとする。
うとすると、前述の構成部品を配置するためのスペース
が制約を受けることになる。そして、この制約に対応さ
せた構造とすると、転写処理にもその構造に応じた過程
が用いられることになる。例えば、図2に示す熱転写型
プリンタでは、シートマークセンサ10やペーパーエッ
ジセンサ11の配置場所や記録紙12の搬送経路がスペ
ース上の制限を受けており、サーマルヘッド5が中間位
置Uに位置したときにシートマークセンサ10を用いて
インクシート1の頭出し処理を行い、待機位置Vに位置
したときにペーパーエッジセンサ11を用いて記録紙1
2を給紙するように構成されているものとする。
【0006】図5は、このような、インクシートの頭出
し後に記録紙を所定位置まで給紙するように構成された
熱転写型プリンタにおける転写処理の過程を示すフロー
チャートである。以下、このフローチャートに基づいて
処理の過程を説明する。転写処理が開始されると(ステ
ップ100)、サーマルヘッド5はキャプスタンローラ
7と押さえローラ8から離れた位置にある初期位置Tか
ら中間位置Uまで移動する(ステップ110)。次に、
制御回路51の制御信号に基づいて駆動装置50が駆動
されて、巻取ローラ3が回転する。その結果、インクシ
ート1が供給ローラ2から巻取ローラ3に巻き取られる
方向に搬送される。この搬送動作は、シートマークセン
サ10がインクシート1に形成された先頭位置検出用マ
ーカ4を検出するまで行われる。これにより第1色目の
頭出しが行われる(ステップ120)。この後、サーマ
ルヘッド5が中間位置Uから待機位置Vまで移動する
(ステップ130)。そして、制御回路51の制御信号
に基づいて第2の駆動装置52が駆動されて、キャプス
タンローラ7が図中時計回りの方向に回転する。この状
態で、1画像分の転写領域が形成された記録紙12がキ
ャプスタンローラ7と押さえローラ8との間に挿入され
ると、記録紙12は押さえローラ8によってキャプスタ
ンローラ7に圧接されるため矢印A方向に搬送される。
その際、記録紙12の先端はインクシート1に接触して
向きを変え、矢印B方向に搬送される。記録紙12の搬
送は、ペーパーエッジセンサ11が記録紙12の後端を
検出するまで行われる。こうして、記録紙12が転写開
始位置まで搬送され、給紙が行われる(ステップ14
0)。この後、サーマルヘッド5を、待機位置Vから圧
接位置Wまで移動させて、サーマルヘッド5とプラテン
ローラ6によってインクシート1と記録紙12とを圧接
する(ステップ150)。そして、この圧接状態のま
ま、インクシート1と記録紙12とを同時に同一方向に
搬送する。つまり、インクシート1は巻取り方向に移動
し、記録紙12は給紙時とは逆の方向に移動する。その
際、所定の画像信号に応じてサーマルヘッド5の発熱素
子を選択して発熱させることで、第1色目のインクが記
録紙12上に転写される。1ライン分の転写が終わる
と、制御回路51から駆動回路50、第2の駆動回路5
2および第3の駆動回路53に制御信号が出力される。
これにより、キャプスタンローラ7とプラテンローラ6
とが、記録紙12における次に転写するラインの位置が
サーマルヘッド5に対峙するように回転する。また、前
記制御信号によって巻取ローラ3が回転駆動されること
と、プラテンローラ6とサーマルヘッド5に挟まれるこ
とで生じる摩擦によって、プラテンローラ6の回転によ
り記録紙12が移動する量だけインクシート1も移動す
る。こうして、次のラインに転写を行うための準備が終
了すると、サーマルヘッド5に所定の画像信号が入力し
て次のラインに対する転写が行われる。以下、同様にし
て記録紙12の転写領域部に対して第1色目のインクの
転写を行う(ステップ160)。第1色目のインクの転
写が終了したら、制御回路51は各駆動回路に停止指令
を出力してインクシート1、記録紙12の搬送を停止し
て、サーマルヘッド5を待機位置まで移動させる(ステ
ップ170)。そして、記録紙12に対してイエロー、
マゼンタ、シアンの3色分のインクの転写が終了したか
否かを検出する(ステップ180)。終了しているとき
は後述のステップ210に進み、そうでないときは次の
ステップ190に進む。ステップ190では、ステップ
140と同様に、記録紙12をペーパーエッジセンサ1
1が記録紙12の後端を検出するまで再度矢印A方向に
搬送する(ステップ190)。そして、インクシート1
を巻取ローラ3側に所定量搬送して、次のインク領域の
頭出しを行う(ステップ200)。この後は、ステップ
150に戻って第1色目と同様の処理を行う。ステップ
180で3色分のインクの転写が終了したことを検出し
たときは、制御回路51は、第2の駆動回路52および
第3の駆動回路53を介して記録紙12を給紙時とは逆
の方向に搬送するようにキャプスタンローラ7とプラテ
ンローラ6を駆動する。これにより、記録紙12が排紙
処理される(ステップ210)。この後、サーマルヘッ
ド5を初期位置に移動させて(ステップ220)転写処
理を終了する(ステップ230)。
し後に記録紙を所定位置まで給紙するように構成された
熱転写型プリンタにおける転写処理の過程を示すフロー
チャートである。以下、このフローチャートに基づいて
処理の過程を説明する。転写処理が開始されると(ステ
ップ100)、サーマルヘッド5はキャプスタンローラ
7と押さえローラ8から離れた位置にある初期位置Tか
ら中間位置Uまで移動する(ステップ110)。次に、
制御回路51の制御信号に基づいて駆動装置50が駆動
されて、巻取ローラ3が回転する。その結果、インクシ
ート1が供給ローラ2から巻取ローラ3に巻き取られる
方向に搬送される。この搬送動作は、シートマークセン
サ10がインクシート1に形成された先頭位置検出用マ
ーカ4を検出するまで行われる。これにより第1色目の
頭出しが行われる(ステップ120)。この後、サーマ
ルヘッド5が中間位置Uから待機位置Vまで移動する
(ステップ130)。そして、制御回路51の制御信号
に基づいて第2の駆動装置52が駆動されて、キャプス
タンローラ7が図中時計回りの方向に回転する。この状
態で、1画像分の転写領域が形成された記録紙12がキ
ャプスタンローラ7と押さえローラ8との間に挿入され
ると、記録紙12は押さえローラ8によってキャプスタ
ンローラ7に圧接されるため矢印A方向に搬送される。
その際、記録紙12の先端はインクシート1に接触して
向きを変え、矢印B方向に搬送される。記録紙12の搬
送は、ペーパーエッジセンサ11が記録紙12の後端を
検出するまで行われる。こうして、記録紙12が転写開
始位置まで搬送され、給紙が行われる(ステップ14
0)。この後、サーマルヘッド5を、待機位置Vから圧
接位置Wまで移動させて、サーマルヘッド5とプラテン
ローラ6によってインクシート1と記録紙12とを圧接
する(ステップ150)。そして、この圧接状態のま
ま、インクシート1と記録紙12とを同時に同一方向に
搬送する。つまり、インクシート1は巻取り方向に移動
し、記録紙12は給紙時とは逆の方向に移動する。その
際、所定の画像信号に応じてサーマルヘッド5の発熱素
子を選択して発熱させることで、第1色目のインクが記
録紙12上に転写される。1ライン分の転写が終わる
と、制御回路51から駆動回路50、第2の駆動回路5
2および第3の駆動回路53に制御信号が出力される。
これにより、キャプスタンローラ7とプラテンローラ6
とが、記録紙12における次に転写するラインの位置が
サーマルヘッド5に対峙するように回転する。また、前
記制御信号によって巻取ローラ3が回転駆動されること
と、プラテンローラ6とサーマルヘッド5に挟まれるこ
とで生じる摩擦によって、プラテンローラ6の回転によ
り記録紙12が移動する量だけインクシート1も移動す
る。こうして、次のラインに転写を行うための準備が終
了すると、サーマルヘッド5に所定の画像信号が入力し
て次のラインに対する転写が行われる。以下、同様にし
て記録紙12の転写領域部に対して第1色目のインクの
転写を行う(ステップ160)。第1色目のインクの転
写が終了したら、制御回路51は各駆動回路に停止指令
を出力してインクシート1、記録紙12の搬送を停止し
て、サーマルヘッド5を待機位置まで移動させる(ステ
ップ170)。そして、記録紙12に対してイエロー、
マゼンタ、シアンの3色分のインクの転写が終了したか
否かを検出する(ステップ180)。終了しているとき
は後述のステップ210に進み、そうでないときは次の
ステップ190に進む。ステップ190では、ステップ
140と同様に、記録紙12をペーパーエッジセンサ1
1が記録紙12の後端を検出するまで再度矢印A方向に
搬送する(ステップ190)。そして、インクシート1
を巻取ローラ3側に所定量搬送して、次のインク領域の
頭出しを行う(ステップ200)。この後は、ステップ
150に戻って第1色目と同様の処理を行う。ステップ
180で3色分のインクの転写が終了したことを検出し
たときは、制御回路51は、第2の駆動回路52および
第3の駆動回路53を介して記録紙12を給紙時とは逆
の方向に搬送するようにキャプスタンローラ7とプラテ
ンローラ6を駆動する。これにより、記録紙12が排紙
処理される(ステップ210)。この後、サーマルヘッ
ド5を初期位置に移動させて(ステップ220)転写処
理を終了する(ステップ230)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のインクシートの
頭出し後に記録紙を所定位置まで給紙する熱転写プリン
タでは、給紙の際に記録紙の先端がインクシートに接触
するため、インクシートの第1色目のインクが剥離して
しまう場合があった。図4において、この接触位置をp
1 で示す。この後、転写のためにサーマルヘッドが圧接
位置まで移動したときに、サーマルヘッドによってイン
クシートと記録紙とが圧接される位置(転写位置)をp
2 とすると、図に示すようにp1 がp2 よりも供給ロー
ラ側に位置する場合、この後の処理によってインクシー
トが巻取ローラ側に搬送されていくとp1 部分が転写位
置に達してしまう。そのため、給紙時の記録紙との接触
によってインクの剥離が起きていると、この部分が転写
された画像中にスジむらとして残ってしまっていた。本
発明は、このような問題を解決することを目的とする。
頭出し後に記録紙を所定位置まで給紙する熱転写プリン
タでは、給紙の際に記録紙の先端がインクシートに接触
するため、インクシートの第1色目のインクが剥離して
しまう場合があった。図4において、この接触位置をp
1 で示す。この後、転写のためにサーマルヘッドが圧接
位置まで移動したときに、サーマルヘッドによってイン
クシートと記録紙とが圧接される位置(転写位置)をp
2 とすると、図に示すようにp1 がp2 よりも供給ロー
ラ側に位置する場合、この後の処理によってインクシー
トが巻取ローラ側に搬送されていくとp1 部分が転写位
置に達してしまう。そのため、給紙時の記録紙との接触
によってインクの剥離が起きていると、この部分が転写
された画像中にスジむらとして残ってしまっていた。本
発明は、このような問題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のために、請求
項1記載の発明(以下、第1発明という)では、インク
シートと記録紙とを接触させた状態でサーマルヘッドに
より記録紙への転写を行う熱転写型プリンタにおいて、
前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、
前記記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記インクシ
ート搬送手段および記録紙搬送手段を制御する制御手段
とを設け、該制御手段が、転写動作を行う前に、前記イ
ンクシートを転写開始位置まで搬送してから前記記録紙
を転写開始位置まで搬送し、さらに該記録紙の搬送終了
後に、前記記録紙の搬送時に該記録紙とインクシートと
が接触した部分が転写位置よりも搬送方向に位置するよ
うに、インクシートを所定量搬送するように構成した。
項1記載の発明(以下、第1発明という)では、インク
シートと記録紙とを接触させた状態でサーマルヘッドに
より記録紙への転写を行う熱転写型プリンタにおいて、
前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、
前記記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記インクシ
ート搬送手段および記録紙搬送手段を制御する制御手段
とを設け、該制御手段が、転写動作を行う前に、前記イ
ンクシートを転写開始位置まで搬送してから前記記録紙
を転写開始位置まで搬送し、さらに該記録紙の搬送終了
後に、前記記録紙の搬送時に該記録紙とインクシートと
が接触した部分が転写位置よりも搬送方向に位置するよ
うに、インクシートを所定量搬送するように構成した。
【0009】請求項2記載の発明(以下、第2発明とい
う)では、前記所定量が、転写位置よりも搬送方向に位
置するインクシート上のある点を基準としたときに、該
基準から転写位置までのインクシートの長さをL1、前記
基準から記録紙とインクシートとの接触位置までの長さ
をL2とすると(L1−L2)よりも長くなるように設定し
た。
う)では、前記所定量が、転写位置よりも搬送方向に位
置するインクシート上のある点を基準としたときに、該
基準から転写位置までのインクシートの長さをL1、前記
基準から記録紙とインクシートとの接触位置までの長さ
をL2とすると(L1−L2)よりも長くなるように設定し
た。
【0010】
【作用】本発明では、記録紙が給紙された後、記録紙と
の接触によってインクシートに形成されたインクの剥離
部分が、サーマルヘッドによる転写処理の行われない位
置まで搬送される。そして、この搬送後にサーマルヘッ
ドを移動させて、インクの転写処理を行う。そのため、
転写された画像は、第1色目に形成されたインクの剥離
部分の影響を受けずに済む。
の接触によってインクシートに形成されたインクの剥離
部分が、サーマルヘッドによる転写処理の行われない位
置まで搬送される。そして、この搬送後にサーマルヘッ
ドを移動させて、インクの転写処理を行う。そのため、
転写された画像は、第1色目に形成されたインクの剥離
部分の影響を受けずに済む。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における転写処理
の過程を示すフローチャートである。本実施例の熱転写
プリンタの要部は、図2に示す従来の構成と同じであ
る。以下、相違する構成についてのみ説明する。制御装
置51は、インクシート1の第1色目を転写する際に記
録紙12が転写開始位置まで搬送されると、駆動装置5
0を介して巻取ローラ3を回転駆動してインクシート1
を所定量搬送するように設定されている。インクシート
1の搬送量は、巻取ローラ3の回転量によって制御され
る。この回転量自体は、駆動装置51による駆動時間に
よって制御するように設定すればよい。搬送量の設定方
法の一例を図4に基づいて説明する。
の過程を示すフローチャートである。本実施例の熱転写
プリンタの要部は、図2に示す従来の構成と同じであ
る。以下、相違する構成についてのみ説明する。制御装
置51は、インクシート1の第1色目を転写する際に記
録紙12が転写開始位置まで搬送されると、駆動装置5
0を介して巻取ローラ3を回転駆動してインクシート1
を所定量搬送するように設定されている。インクシート
1の搬送量は、巻取ローラ3の回転量によって制御され
る。この回転量自体は、駆動装置51による駆動時間に
よって制御するように設定すればよい。搬送量の設定方
法の一例を図4に基づいて説明する。
【0012】インクシート1は、ステップ120におけ
る第1色目の頭出しの際に、シートマークセンサ10に
よって先頭位置検出用マーカ4を検出された時点で搬送
が停止される。図4において、p0 は先頭位置検出用マ
ーカ4の搬送方向後端の位置を表す。この状態で、ステ
ップ140に進んで給紙が行われると、搬送された記録
紙12の先端がインクシート1に接触する。インクシー
ト1における、この接触位置をp1 で示す。この後、転
写のためにサーマルヘッド5が圧接位置まで移動する
と、インクシート1と記録紙12はサーマルヘッド5の
移動とともにプラテンローラ6に押し付けられる。この
状態を図2において点線で示す。このときに、サーマル
ヘッド5によってインクシート1と記録紙12とが圧接
される位置をp2 で示す。このp2 は、サーマルヘッド
5を駆動したときにインクの転写が開始される位置であ
る。画像にスジむらが生じるのは、図4に示すように、
p1がp2 よりも供給ローラ2側に位置している場合な
ので、このスジむらを防ぐには転写処理の際にp1 がp
2 よりも巻取ローラ3側に位置するように搬送量を設定
すればよい。従って、p0 からp1 までのインクシート
1の長さをL1、p0 からp2 までの長さをL2とすると、
搬送量Lpが(L1−L2)より長くなるように設定する。な
お、インクシートの搬送量を巻取ローラ3の回転量によ
って制御する場合、インクシートの使い始めと終わりで
巻取ローラ3に巻き取られている量が違ってくる。その
ため、最も直径の小さい使い始めのときに、搬送量Lpが
得られるように駆動装置51の駆動時間を設定して所定
の回転量を満たすようにしておく。また、搬送量Lpは、
巻取ローラ3の回転量ではなく、直接インクシート1の
移動量を測定することで制御してもよい。ただし、この
場合は新たに測定手段を設ける必要があるため、配置ス
ペースを考慮すると巻取ローラ3の回転量で制御した方
が好ましい。
る第1色目の頭出しの際に、シートマークセンサ10に
よって先頭位置検出用マーカ4を検出された時点で搬送
が停止される。図4において、p0 は先頭位置検出用マ
ーカ4の搬送方向後端の位置を表す。この状態で、ステ
ップ140に進んで給紙が行われると、搬送された記録
紙12の先端がインクシート1に接触する。インクシー
ト1における、この接触位置をp1 で示す。この後、転
写のためにサーマルヘッド5が圧接位置まで移動する
と、インクシート1と記録紙12はサーマルヘッド5の
移動とともにプラテンローラ6に押し付けられる。この
状態を図2において点線で示す。このときに、サーマル
ヘッド5によってインクシート1と記録紙12とが圧接
される位置をp2 で示す。このp2 は、サーマルヘッド
5を駆動したときにインクの転写が開始される位置であ
る。画像にスジむらが生じるのは、図4に示すように、
p1がp2 よりも供給ローラ2側に位置している場合な
ので、このスジむらを防ぐには転写処理の際にp1 がp
2 よりも巻取ローラ3側に位置するように搬送量を設定
すればよい。従って、p0 からp1 までのインクシート
1の長さをL1、p0 からp2 までの長さをL2とすると、
搬送量Lpが(L1−L2)より長くなるように設定する。な
お、インクシートの搬送量を巻取ローラ3の回転量によ
って制御する場合、インクシートの使い始めと終わりで
巻取ローラ3に巻き取られている量が違ってくる。その
ため、最も直径の小さい使い始めのときに、搬送量Lpが
得られるように駆動装置51の駆動時間を設定して所定
の回転量を満たすようにしておく。また、搬送量Lpは、
巻取ローラ3の回転量ではなく、直接インクシート1の
移動量を測定することで制御してもよい。ただし、この
場合は新たに測定手段を設ける必要があるため、配置ス
ペースを考慮すると巻取ローラ3の回転量で制御した方
が好ましい。
【0013】以下、本実施例における転写処理の過程
を、図1のフローチャートに基づいて説明する。なお、
転写処理の開始(ステップ100)から記録紙12が転
写開始位置まで搬送される(ステップ140)までと、
サーマルヘッド5とプラテンローラ6によるインクシー
ト1と記録紙12との圧接(ステップ150)から転写
処理の終了(ステップ230)までは、図5の従来の過
程と同じなので説明を省略する。
を、図1のフローチャートに基づいて説明する。なお、
転写処理の開始(ステップ100)から記録紙12が転
写開始位置まで搬送される(ステップ140)までと、
サーマルヘッド5とプラテンローラ6によるインクシー
ト1と記録紙12との圧接(ステップ150)から転写
処理の終了(ステップ230)までは、図5の従来の過
程と同じなので説明を省略する。
【0014】本実施例では、ステップ140において記
録紙12が転写開始位置まで搬送されると、制御回路5
1が駆動装置50を介して巻取ローラ3を駆動して、イ
ンクシート1を長さLpだけ巻取り方向に搬送する(ステ
ップ145)。この長さLpは前述の方法により予め求め
ておいたもので、制御回路51は長さLpに基づいて設定
しておいた時間だけ駆動装置50を駆動する。これによ
り、記録紙12の給紙処理におけるインクシート1と記
録紙12との接触部分p1 は、サーマルヘッド5による
圧接位置p2 よりも巻取ローラ3側に移動する。従っ
て、150以下のステップに進んでインクの転写が行わ
れても、前記接触部分p1 は転写に寄与しない。そのた
め、接触によるインクの剥離があったとしても、転写さ
れた画像にはスジむらが発生しない。
録紙12が転写開始位置まで搬送されると、制御回路5
1が駆動装置50を介して巻取ローラ3を駆動して、イ
ンクシート1を長さLpだけ巻取り方向に搬送する(ステ
ップ145)。この長さLpは前述の方法により予め求め
ておいたもので、制御回路51は長さLpに基づいて設定
しておいた時間だけ駆動装置50を駆動する。これによ
り、記録紙12の給紙処理におけるインクシート1と記
録紙12との接触部分p1 は、サーマルヘッド5による
圧接位置p2 よりも巻取ローラ3側に移動する。従っ
て、150以下のステップに進んでインクの転写が行わ
れても、前記接触部分p1 は転写に寄与しない。そのた
め、接触によるインクの剥離があったとしても、転写さ
れた画像にはスジむらが発生しない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明ではインクシート
と記録紙との接触によってインクシートの第1色目のイ
ンクが剥離しても、転写された画像に前記剥離によるス
ジむらが発生しない。そのため、高品位の画像を得るこ
とができる。
と記録紙との接触によってインクシートの第1色目のイ
ンクが剥離しても、転写された画像に前記剥離によるス
ジむらが発生しない。そのため、高品位の画像を得るこ
とができる。
【図1】は、実施例における転写処理の過程を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】は、実施例の熱転写プリンタの要部を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図3】は、熱転写型プリンタで使用するインクシート
の構成を示す概略斜視図である。
の構成を示す概略斜視図である。
【図4】は、インクシートの搬送量の設定方法を説明す
る概略図である。
る概略図である。
【図5】は、従来の転写処理の過程を示すフローチャー
トである。
トである。
【主要部分の符号の説明】 1 インクシート 2 供給ローラ 3 巻取ローラ 5 サーマルヘッド 6 プラテン 9 シートガイド 10 シートマークセンサ 11 ペーパーエッジセンサ 12 記録紙 50 駆動装置 51 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 インクシートと記録紙とを接触させた状
態でサーマルヘッドにより記録紙への転写を行う熱転写
型プリンタにおいて、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、
前記記録紙を搬送する記録紙搬送手段と、前記インクシ
ート搬送手段および記録紙搬送手段を制御する制御手段
とを備え、 該制御手段は、転写動作を行う前に、前記インクシート
を転写開始位置まで搬送してから前記記録紙を転写開始
位置まで搬送し、さらに該記録紙の搬送終了後に、前記
記録紙の搬送時に該記録紙とインクシートとが接触した
部分が転写位置よりも搬送方向に位置するように、イン
クシートを所定量搬送することを特徴とする熱転写型プ
リンタ。 - 【請求項2】 前記所定量は、転写位置よりも搬送方向
に位置するインクシート上のある点を基準としたとき
に、該基準から転写位置までのインクシートの長さをL
1、前記基準から記録紙とインクシートとの接触位置ま
での長さをL2とすると(L1−L2)よりも長いことを特徴
とする熱転写型プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6311833A JPH08164624A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 熱転写型プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6311833A JPH08164624A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 熱転写型プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164624A true JPH08164624A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18021956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6311833A Pending JPH08164624A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 熱転写型プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164624A (ja) |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP6311833A patent/JPH08164624A/ja active Pending
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