JPH08164629A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08164629A
JPH08164629A JP33337894A JP33337894A JPH08164629A JP H08164629 A JPH08164629 A JP H08164629A JP 33337894 A JP33337894 A JP 33337894A JP 33337894 A JP33337894 A JP 33337894A JP H08164629 A JPH08164629 A JP H08164629A
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toner
electrode
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cloth
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JP33337894A
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Osamu Takagi
修 高木
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像記録媒体に帯電した静電気を予め除去し
得る画像形成装置を提供する。 【構成】 布地Wは、除電用ブラシ56によって静電気
が除去されてから、布地搬送機構10により、プロセス
カートリッジ31の左端に付設されたアパチャ電極体4
0の正面に搬送され、トナー搬送ローラー32により搬
送されるトナー3は、アパチャ電極体40の制御電極へ
の駆動電圧の印加により開口部から飛翔し、背面電極ロ
ーラー50からの電界により布地Wに衝突して付着す
る。布地W上のトナー画像は、その後定着機構20によ
り加熱定着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用可能な画像形成装置であって、アパ
チャ電極体に形成した複数の開口部の制御電極の電圧を
制御することで、開口部を通過したトナーを画像記録媒
体に静電気により付着させて記録する画像形成装置に関
し、特に画像記録媒体に帯電した静電気を除去してから
画像記録することで、トナーの飛翔性を改善するように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁性シートに画像記録媒体の搬
送方向と直交方向に列設された複数の開口部とこれら開
口部の近傍に位置する複数の制御電極からなる電極アレ
イとを形成してなるアパチャ電極体と、アパチャ電極体
の電極アレイにトナーを供給するトナー供給機構と、ア
パチャ電極体の電極アレイに対して画像記録媒体の搬送
隙間を隔てて近接状に対向する背面電極と、画像信号に
基づいて電極アレイの複数の制御電極に印加する駆動電
圧を個別に制御する制御ユニットとを設け、制御ユニッ
トにより、画像信号に基づいて、電極駆動回路を介し
て、各制御電極へ印加する駆動電圧を制御し、制御電極
とトナー搬送ローラー間の電界と、制御電極と背面電極
間の電界を介して、トナー搬送ローラーの表面のトナー
を開口部を通過させて、静電気により画像記録媒体(記
録用紙)に記録するように構成した静電記録方式の画像
形成装置が、種々提案されている(例えば、特開平2─
297570号公報、特開平6─155798号公報参
照)。
【0003】この種の画像形成装置においては、画像記
録媒体として、通常、A4版などの所定の大きさの記録
用紙が一般的に用いられ、前記複数の開口部は、通常、
直径約65〜100μmの大きさの微小開口部であり、
トナー供給機構は、トナー搬送ローラーの周面にマイナ
スに帯電してトナーを付着させて搬送するように構成さ
れ、背面電極に約+1000Vを印加しておき、制御電
極に、画素形成の有無に応じて、+30B又は−30V
の駆動電圧を印加するように構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特開
平2─297570号公報、特開平6─155798号
公報に記載の画像形成装置においては、A4版などの所
定の大きさの記録用紙を画像記録媒体として用いて、静
電記録方式により、画像信号に応じたトナー画像をこの
記録用紙に付着させて画像形成するものであり、記録用
紙以外の、例えば、カラフルに染色された布、オーバー
ヘッドプロジェクターに用いる透明な合成樹脂製のOH
P用シートなどの種々の画像記録媒体に画像記録するこ
とも考えられる。
【0005】ところで、特に、これらOHP用シート、
ナイロン、キュプラ、ジャージー等の化学繊維からなる
布地、ウール、ツィード等の天然繊維からなる布地、ア
ートコート紙や上質紙を画像記録媒体として用いる場合
には、これらの画像記録媒体には、摩擦による静電気が
多量に帯電し易いことから、トナーをマイナス電極に帯
電させているときに、画像記録媒体に、例えばマイナス
電極の静電気が帯電している場合には、トナーと画像記
録媒体とが同極であることから、アパチャ電極体の開口
部を通過して飛翔するトナーは、画像記録媒体に対して
反発しながら背面電極の大きな静電力で引き寄せられる
ことから、背面電極に対して拡散しながら画像記録媒体
に付着し、画像の歪みが発生して、画像品質が低下する
という問題がある。
【0006】一方、画像記録媒体に、例えばプラス電極
の静電気が帯電している場合には、トナーと画像記録媒
体とが異極であることから、開口部を通過して飛翔する
トナーは、画像記録媒体に引き寄せられて、トナーの飛
翔性が悪化することはないが、画像記録媒体が制御電極
に接触したときには、その画像記録媒体の静電気と制御
電極に印加されたマイナスの駆動電圧とがショートし
て、電子部品が破損する場合があるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、画像記録媒体に帯電した
余分な静電気を予め除去することで、トナーが背面電極
へ飛翔するときの直進性を高めて画像品質の向上を図
れ、また電子部品の破損を防止し得るような画像形成装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像形成装置
は、絶縁性シートに画像記録媒体の搬送方向と直交方向
に列設された複数の開口部とこれら開口部の近傍に位置
する複数の制御電極からなる電極アレイとを形成したア
パチャ電極体と、アパチャ電極体の電極アレイにトナー
を供給するトナー供給機構と、アパチャ電極体の電極ア
レイに対して画像記録媒体の搬送隙間を隔てて近接状に
対向する背面電極と、画像信号に基づいて電極アレイの
複数の制御電極に印加する駆動電圧を個別に制御する電
極制御手段とを備えた画像形成装置において、搬送隙間
を経由して画像記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬
送経路のうちの、電極アレイよりも搬送方向上流側の搬
送経路に臨むように設けられた除電手段であって、画像
記録媒体に帯電した静電気をトナーの付着に先立って除
去する除電手段を備えたものである。
【0009】ここで、請求項2の画像形成装置は、請求
項1の発明において、前記除電手段は、接地された導電
性のブラシで構成されたものである。また、請求項3の
画像形成装置は、請求項1の発明において、前記除電手
段は、接地された導電性のローラー部材で構成されたも
のである。
【0010】
【作用】請求項1の画像形成装置においては、アパチャ
電極体は、絶縁性シートに複数の開口部とこれら開口部
の近傍に位置する複数の制御電極からなる電極アレイと
を形成してなり、背面電極は電極アレイに対して画像記
録媒体の搬送隙間を隔てて近接状に対向し、トナー供給
機構により電極アレイにトナーが供給され、電極制御手
段により、画像信号に基づいて電極アレイの複数の制御
電極に印加する駆動電圧を個別に制御することで、制御
電極とトナー供給機構間の電界と、制御電極と背面電極
間の電界とを介して、開口部を通過したトナーを飛翔さ
せて画像記録媒体に画像が記録される。
【0011】ここで、搬送隙間を経由して画像記録媒体
を所定の搬送方向に搬送する搬送経路のうちの、電極ア
レイよりも搬送方向上流側の搬送経路に臨むように設け
られた除電手段は、画像記録媒体に帯電した静電気を、
トナーの付着に先立って除去するので、制御電極と背面
電極間に発生する電界やトナーは、画像記録媒体から静
電気的に何ら影響を受けることがないので、開口部を通
過したトナーは、その背面電極の電界による静電力によ
り、背面電極へ飛翔するときの直進性が向上することか
ら、画像品質を向上でき、また画像記録媒体が制御電極
に接触た場合でも、ショートしないことから、電極制御
手段の電子部品が破損するようなことがない。
【0012】請求項2の画像形成装置においては、請求
項1と同様の作用を奏するが、前記除電手段は、接地さ
れた導電性のブラシで構成されるので、簡単なブラシを
用いて画像記録媒体に帯電した静電気を確実に除去でき
る。
【0013】請求項3の画像形成装置においては、請求
項1と同様の作用を奏するが、前記除電手段は、接地さ
れた導電性のローラー部材で構成されるので、画像記録
媒体が特に厚手の毛羽立った布地であっても、その布地
に帯電した静電気を、何ら支障なく確実に除去できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、複写
機、プリンタ、ファクシミリ、プロッター等に適用可能
な静電方式の画像記録装置であり、この画像形成装置1
は、各種の布地Wに、裁断用のマークなどの画像を記録
するように構成されたものであり、図示外の本体フレー
ムに、布地W(画像記録媒体)を搬送する布地搬送機構
10と、定着機構20と、所定量のトナー3と、プロセ
スカートリッジ31を有するトナー供給機構30と、こ
のプロセスカートリッジ31の左端に付設されたアパチ
ャ電極体40と、アパチャ電極体40と布地搬送隙間
(例えば、約20mm)を隔てて配設された背面電極ロ
ーラー50とを設けたものである。
【0015】前記布地搬送機構10は、平坦状の布地W
を支持しながら搬送する無端状のベルト体からなる幅広
の搬送用ベルト11と、この搬送用ベルト11を搬送駆
動する複数の搬送用ローラー14,15と、布地搬送機
構10を駆動するローラー駆動機構(図示略)等で構成
されている。ここで、搬送用ベルト11には、画像形成
に供する布地Wの先端部を着脱可能に支持して固定する
先端取付け具12と、その布地Wの後端部を着脱可能に
支持して固定する後端取付け具13とが固定されてい
る。定着機構20は、ハロゲンランプを内蔵した定着用
ローラー16と押圧ローラー17とからなり、布地Wの
表面(図1において右側の記録面)に記録されたトナー
3を加熱しつつ押圧して布地Wに定着させるものであ
る。
【0016】次に、トナー供給機構30について説明す
ると、図示外の本体フレームには、着脱自在のプロセス
カートリッジ31が配設されている。このプロセスカー
トリッジ31は、布地搬送方向(下方から上方向き)に
直交する方向に、布地Wの最大幅より広幅であり、その
プロセスカートリッジ31の内部には、電気絶縁性を有
するトナー3が収納されている。更に、プロセスカート
リッジ31の内部には、トナー搬送ローラー32と、こ
のトナー搬送ローラー32にトナー3を供給するトナー
供給ローラー33と、このトナー供給ローラー33にト
ナー3を補給するトナー補給板34とが左右方向向きに
水平に配設され、これらローラー32,33及びトナー
補給板34は、夫々回転可能に枢支されている。
【0017】ここで、トナー供給ローラー33は、シリ
コン発泡体で構成されており、このトナー供給ローラー
33は、トナー3をトナー搬送ローラー32の方へ移送
し且つトナー3との摩擦接触を介してトナー3をマイナ
ス電極に帯電させる。トナー搬送ローラー32は、絶縁
材料からなる合成樹脂発泡体製のローラー本体部32a
の外周に、ニッケル製のスリーブ32bを外嵌した構造
であり、このトナー搬送ローラー32の表面に静電気力
で付着したトナー3が、矢印A方向へ搬送される。これ
らトナー供給ローラー33とトナー搬送ローラー32と
は、図示外のローラー駆動機構により、矢印B方向及び
矢印A方向へ回転駆動される。尚、トナー搬送ローラー
32の全周面には、合成樹脂製絶縁被膜又は半導電性被
膜を形成する場合もある。
【0018】前記プロセスカートリッジ31内には、薄
い板状の弾性を有する絶縁材料製のトナー層規制ブレー
ド35が取付けられ、その湾曲部分がトナー搬送ローラ
ー32に押圧状に接触しており、トナー搬送ローラー3
2の表面に層状に付着したトナー3の層厚が、このトナ
ー層規制ブレード35で所定厚さ(約40〜50μm)に規
制される。
【0019】プロセスカートリッジ31の左端部には、
プロセスカートリッジ31の左端の開口部分を覆うよう
に且つトナー搬送ローラー32の左端部に層状のトナー
3を介して左側から接触するように、ほぼ屋根型に傾斜
したアパチャ電極体40が取付けられている。このアパ
チャ電極体40について説明すると、図2、図3に示す
ように、アパチャ電極体40は、合成樹脂(例えば、ポ
リイミド)製の厚さ約25μmの絶縁性シート41と、
多数の微小な開口部42と、絶縁性シート41の表面
(図2において左側の面)において多数の開口部42の
外周部に夫々形成された多数の環状の制御電極43から
なる電極アレイ44と、これら多数の制御電極43から
夫々所定方向へ延びる多数の導線45等で構成されてい
る。
【0020】前記絶縁性シート41の上下方向の略中央
部の位置には、多数の開口部42が、布地Wの搬送方向
と直交する水平方向へ所定の微小間隔おきに1列状に形
成され、絶縁性シート41の表面には、各開口部42の
外周を囲撓する銅被膜製の環状の制御電極43と制御電
極43から一体的に延びる銅被膜製の導線45とが形成
されている。前記開口部42の直径は例えば約65μm
で、開口部42間のピッチは約127μmであり、布地
Wの大きさに応じて多数の開口部42が形成されてい
る。
【0021】一方、図1に示すように、アパチャ電極体
40の直ぐ左側には、布地Wを搬送する搬送隙間を隔て
て背面電極ローラー50(これが背面電極に相当する)
が配設され、この背面電極ローラー50は、その支軸5
0aを介して本体フレームに回転可能に枢支され、図示
外のローラー駆動機構により搬送用ベルト11の搬送と
同期して矢印C方向へ回転駆動される。布地Wは、この
背面電極ローラー50の前端部に接しながら搬送方向に
搬送され、この布地Wの表面には、搬送中に制御電極4
3に印加される駆動電圧に応じてトナー搬送ローラー3
2の表面から飛翔し開口部42を通過したトナー3が付
着する。即ち、アパチャ電極体40と背面電極ローラー
50との間の搬送隙間を経由して布地Wを搬送方向に搬
送する搬送経路は、周回駆動される搬送用ベルト11の
搬送軌跡に相当する。
【0022】次に、その搬送経路のうちの、電極アレイ
44よりも搬送方向上流側の搬送経路に臨むように設け
られた除電機構55について、図1に基づいて説明す
る。プロセスカートリッジ31よりも搬送方向の直ぐ上
流側、つまりプロセスカートリッジ31の直ぐ下側にお
いて、微細なステンレス繊維等金属性の多数の針金を先
端部に植設された導電性の除電用ブラシ56が本体フレ
ームに取付けられ、この除電用ブラシ56は接地されて
いる。そして、その除電用ブラシ56の先端部が搬送さ
れる布地Wに僅かに接触することで、布地Wに帯電した
静電気が確実に除去され、その後除電された布地Wに、
開口部42を通過したトナー3が付着する。ここで、除
電用ブラシ56はステンレス繊維に限られず、カーボン
繊維やアクリルに銅を混入した繊維やアクリルにカーボ
ンを混入した繊維を使用しても良い。
【0023】次に、この画像形成装置1の制御系につい
て、図3に基づいて簡単に説明すると、背面電極ローラ
ー50には、電源回路61により、約+1KVの高電圧
が常に印加され、マイナスに帯電されたトナー3を大き
な静電気力で背面電極ローラー50に引き付けるように
なっている。一方、外部から画像信号を受信する制御ユ
ニット60と、電源回路62と、電極駆動回路63とが
設けられ、制御ユニット60により、画像信号に基づい
て、電極駆動回路63を介して多数の制御電極43に印
加する駆動電圧を制御するように構成してある。また、
トナー搬送ローラー32は常に接地されている。
【0024】即ち、アパチャ電極体40の多数の導線4
5は、多数本の信号線からなる制御線64を介して電極
駆動回路63に接続され、この電極駆動回路63には、
電源回路62から+30Vと−30Vの2種類の駆動電
圧が供給される。制御ユニット60は、多数の制御電極
43の為の画像信号に応じた制御信号を電極駆動回路6
3に同時に出力し、電極駆動回路63は、画素を記録す
る各制御電極43には、+30Vの駆動電圧を制御線6
4を介して出力し、また画素を記録しない各制御電極4
3には、−30Vの駆動電圧を制御線64を介して出力
する。
【0025】次に、以上説明した画像形成装置1の画像
形成動作と画像形成装置1の作用について説明する。先
ず、所定の布地取付け位置において、画像形成に供する
布地Wが、先端取付け具12と後端取付け具13とによ
り、布地Wの先端部と後端部とが搬送用ベルト11に固
定される。そして、搬送用ベルト11が複数の搬送用ロ
ーラー14,15により周回駆動され、図1に示すよう
に、搬送用ベルト11で搬送される布地Wは、その先端
部から除電用ブラシ56に順次接触することで、帯電し
た静電気が除電用ブラシ56で確実に除去されながら電
極アレイ44の方へ搬送される。
【0026】そして、図3に示すように、マイナス電極
に帯電したトナー3は、トナー搬送ローラー32の周面
に付着した状態で、電極アレイ44の方へ搬送され、制
御電極43に+30Vが印加されると、トナー3は制御
電極43からトナー搬送ローラー32へ向かう電界から
静電気力を受け、開口部42を通過して制御電極43の
方へ飛翔し、更に背面電極ローラー50から制御電極4
3へ向かう強力な電界から静電気力を受けて背面電極ロ
ーラー50の方へ直線状に飛翔し、布地Wに衝突して付
着する。しかし、制御電極43に−30Vが印加される
と、トナー3はトナー搬送ローラー32から制御電極4
3に向かう電界から静電気力を受け、開口部42を通過
することがない。そして、布地W上のトナー画像は、そ
の後定着機構20により布地Wに加熱定着される。
【0027】このように、アパチャ電極体40の電極ア
レイ44よりも搬送方向上流側の搬送経路に臨むように
除電用ブラシ56を設けたことにより、布地Wに帯電し
た静電気を、トナー3の付着に先立って除去するので、
制御電極43と背面電極ローラー50間に発生する電界
やトナー3は、布地Wから何ら影響を受けることがない
ので、開口部42を通過したトナー3が背面電極ローラ
ー50へ飛翔するときの直進性が向上することから、画
像品質を向上できる。また、簡単な除電用ブラシ56を
用いて布地Wに帯電した静電気を確実に除去できる。加
えて、画像形成に供する布地Wの静電気が確実に除去さ
れて電極アレイ44に搬送されるので、布地Wが制御電
極43と接触た場合でも、ショートしないことから、電
極駆動回路63の電子部品が破損するようなことがな
い。
【0028】ところで、図4に示すように、画像形成装
置1Aにおいては、前記除電用ブラシ56に代えて、布
地幅よりもローラー軸方向に幅広の金属製のローラー部
材57を、本体フレームに回転可能に枢支し且つ接地す
るようにし、搬送される布地Wに接触状に配設するよう
にして除電機構55Aを構成してもよい。この場合に
は、搬送用ベルト11Aで搬送される画像形成に供する
布地Wが、特に厚手の毛羽立ったものであっても、その
布地に帯電した静電気を、何ら支障なく確実に除去でき
る。また、布地幅よりも幅広の、側面視略湾曲状の接地
された除電部材の湾曲部を布地Wに接触状に配設するよ
うにしてもよい。
【0029】尚、布地Wに帯電している静電気の極性が
判明しているときには、高電圧を放電させてその静電気
を除去するように除電機構を構成したり、布地Wのトナ
ー付着面と反対側の布面の静電気を除去する除電機構を
別途設ける等、本発明の技術的思想の範囲内において、
既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を
加えることもあり得る。尚、記録用紙やオーバーヘッド
プロジェクター用のOHPシートや布地などの各種の画
像記録媒体を上下方向だけでなく、水平方向に搬送する
ように構成し、トナー3の画像記録媒体への付着をアパ
チャ電極体40で制御するように構成した種々の画像形
成装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置によれば、電極
アレイよりも搬送方向上流側の搬送経路に臨むように除
電手段を設けたことにより、画像記録媒体に帯電した静
電気を、トナーの付着に先立って除去するので、制御電
極と背面電極間に発生する電界は、画像記録媒体から何
ら影響を受けることがないので、開口部を通過したトナ
ーが背面電極へ飛翔するときの直進性が向上することか
ら、画像品質を向上でき、また画像記録媒体が制御電極
に接触た場合でも、ショートしないことから、電極制御
手段の電子部品が破損するようなことがない。
【0031】請求項2の画像形成装置によれば、請求項
1と同様の効果を奏するが、前記除電手段は、接地され
た導電性のブラシで構成されるので、簡単なブラシを用
いて画像記録媒体に帯電した静電気を確実に除去でき
る。請求項3の画像形成装置によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記除電手段は、接地された導電性
のローラー部材で構成されるので、画像記録媒体が特に
厚手の毛羽立った布地であっても、その布地に帯電した
静電気を、何ら支障なく確実に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の一部縦断
概略側面図である。
【図2】画像形成装置のアパチャ電極体を制御電極側か
ら視た部分斜視図である。
【図3】図1の画像形成装置の要部拡大断面図である。
【図4】変更態様に係り、ローラー部材を設けた図1相
当図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 トナー 11 搬送用ベルト 30 トナー供給機構 32 トナー搬送ローラー 33 トナー供給ローラー 40 アパチャ電極体 42 開口部 43 制御電極 44 電極アレイ 50 背面電極ローラー 55 除電機構 56 除電用ブラシ 57 ローラー部材 60 制御ユニット 63 電極駆動回路 W 布地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性シートに画像記録媒体の搬送方向
    と直交方向に列設された複数の開口部とこれら開口部の
    近傍に位置する複数の制御電極からなる電極アレイとを
    形成したアパチャ電極体と、アパチャ電極体の電極アレ
    イにトナーを供給するトナー供給機構と、アパチャ電極
    体の電極アレイに対して画像記録媒体の搬送隙間を隔て
    て近接状に対向する背面電極と、画像信号に基づいて電
    極アレイの複数の制御電極に印加する駆動電圧を個別に
    制御する電極制御手段とを備えた画像形成装置におい
    て、 前記搬送隙間を経由して画像記録媒体を所定の搬送方向
    に搬送する搬送経路のうちの、電極アレイよりも搬送方
    向上流側の搬送経路に臨むように設けられた除電手段で
    あって、画像記録媒体に帯電した静電気をトナーの付着
    に先立って除去する除電手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記除電手段は、接地された導電性のブ
    ラシで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記除電手段は、接地された導電性のロ
    ーラー部材で構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
JP33337894A 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置 Pending JPH08164629A (ja)

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JP33337894A JPH08164629A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 画像形成装置

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