JPH08165509A - 転炉出鋼孔補修装置 - Google Patents

転炉出鋼孔補修装置

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JPH08165509A
JPH08165509A JP6310638A JP31063894A JPH08165509A JP H08165509 A JPH08165509 A JP H08165509A JP 6310638 A JP6310638 A JP 6310638A JP 31063894 A JP31063894 A JP 31063894A JP H08165509 A JPH08165509 A JP H08165509A
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piston rod
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Satoshi Saito
聡 齋藤
Kazuya Higuchi
和也 樋口
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スリーブレンガを転炉に容易に固定するための
転炉出鋼孔補修装置を提供する。 【構成】移動台車42に支持部材44を介してスリーブ
レンガ挿入シリンダ46を取り付け、ピストンロッド5
0の中央部に、ピストンロッド50の直径よりも少し大
きい直径をもつフランジ押し板を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端部にフランジを有す
るパイプが中心孔に挿入されたスリーブレンガを上記端
部とは反対側の端部から転炉の出鋼孔に挿入する転炉出
鋼孔補修装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銑鉄から鋼を製造するために転炉が広く
使用されている。転炉には、通常、溶鋼が流れ出る出鋼
孔が形成されており、この出鋼孔は、摩耗や温度変化に
強いスリーブレンガで形成されているものの溶損する。
溶損した出鋼孔を補修する従来の技術の一つを、図3か
ら図6までを参照して説明する。
【0003】図3は転炉出鋼孔を示す模式図、図4は中
心孔にパイプが挿入されたスリーブレンガを示す概略
図、図5は転炉にスリーブレンガが固定された状態を示
す概略図、図6は転炉にスリーブレンガを固定する従来
方法を示す概略図である。一般に、図3に示す転炉10
の出鋼孔12にスリーブレンガ14を挿入するに当たっ
ては、図4に示すように、端部にフランジ16を有する
出鋼孔補修パイプ18にスリーブレンガ14をセット
し、フランジ18にモルタル20を塗り、出鋼孔補修パ
イプ18と共にスリーブレンガ14を出鋼孔12に挿入
する。出鋼孔12の開口の周りには、図5及び図6に示
すように、モルタル20を介してフランジ16が固定さ
れる鏡板22が取り付けられており、鏡板22には、L
字形ブラケット24が溶接されている。スリーブレンガ
14を転炉10に固定するためには、L字形ブラケット
24に棒26を渡し、棒26とフランジ16との間にコ
ッタ28を差し込み、大ハンマ30でコッタ28を打ち
込んでスリーブにレンガ14を転炉10に固定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
炉体の近くで大ハンマ30を振り上げ、コッタ28を棒
26とフランジ16との間に打ち込んでスリーブレンガ
14を転炉10に固定するので、炉体近くの高温環境で
比較的労力が必要とされ、スリーブレンガ14を転炉1
0に容易に固定できないという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、スリーブレン
ガを転炉に容易に固定できる転炉出鋼孔補修装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の転炉出鋼孔補修装置は、端部にフランジを有
するパイプが中心孔に挿入されたスリーブレンガを、上
記端部とは反対側の端部から転炉の出鋼孔に挿入する転
炉出鋼孔補修装置であって、 (1)上記フランジ側から上記パイプに挿入されるピス
トンロッド (2)このピストンロッドの途中に固定された、上記フ
ランジを押圧する押圧部材 (3)上記ピストンロッドを上記フランジ側から上記パ
イプに挿入し上記押圧部材で上記フランジを押圧してこ
のフランジを撓ませる傾動自在なシリンダを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の転炉出鋼孔補修装置を使ってスリーブ
レンガを出鋼孔に挿入するに当たっては、フランジにモ
ルタルを塗っておき、ピストンロッドをフランジ側から
パイプに挿入する。パイプはスリーブレンガの中心孔に
挿入されており、スリーブレンガが転炉の出鋼孔に挿入
されるようにシリンダを傾動させ、ピストンロッドを前
方に動かし、押圧部材でフランジを押圧して出鋼孔にス
リーブレンガを挿入する。スリーブレンガが出鋼孔に挿
入された後、ピストンロッドをさらに前方に押すと、フ
ランジに塗られたモルタルが出鋼孔の開口付近の例えば
鏡板に押し潰されると共に、押圧部材がフランジを押圧
してこのフランジを撓ませる。
【0008】上記の鏡板にはフランジを固定するための
例えばL字形ブラケットが溶接されており、スリーブレ
ンガを転炉に固定するためにL字形ブラケットに棒を渡
しこの棒とフランジとの間に例えばコッタを差し込む
が、本発明の転炉出鋼孔補修装置を使うと、上記のよう
に、押圧部材でフランジを撓ませることができるので、
コッタを大ハンマで打つことなく、棒とフランジとの間
に例えば手でコッタを差し込んだ後、押圧部材の押圧力
を解除してフランジの撓みを無くすことにより棒とフラ
ンジとの間にコッタを強く挟むことができ、スリーブレ
ンガを転炉に容易に固定できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の転炉出鋼孔補
修装置の一実施例を説明する。図1は転炉出鋼孔補修装
置を示す模式図、図2はフランジが撓んだ状態を示す模
式図であり、図3から図6までの要素と同じ要素は同じ
符号で示す。転炉出鋼孔補修装置40は、車輪42aが
取り付けられた移動台車42と、この移動台車42に支
持部材44を介して固定されたスリーブレンガ挿入シリ
ンダ46と、このスリーブレンガ挿入シリンダ46を傾
動させるスリーブレンガ挿入傾動調整シリンダ48を備
えている。スリーブレンガ挿入シリンダ46のピストン
ロッド50の中央部には、ピストンロッド50の直径よ
りも少し大きい直径をもつフランジ押し板(本発明にい
う押圧部材の一例)52がピストンロッド50と同心に
固定されており、油圧ポンプ54を作動させることによ
りピストンロッド50とフランジ押し板52は前後方向
に移動する。また、移動台車42には、スリーブレンガ
挿入シリンダ46からの反力を受けて移動台車42を固
定するための反力受固定ピン56が挿入され、この反力
受固定ピン56は穴58に差し込まれる。上記の転炉出
鋼孔補修装置40を使って出鋼孔12へ挿入されるスリ
ーブレンガ14の中心孔には、上述したように、端部に
フランジ16を有する出鋼孔補修パイプ18が挿入され
ている。このため、ピストンロッド50の直径は出鋼孔
補修パイプ18の内径よりも小さくなっている。
【0010】次に、転炉出鋼孔補修装置40を使ってス
リーブレンガ14を出鋼孔12に挿入し転炉10に固定
する方法を説明する。モルタル20が塗られたフランジ
16の側からピストンロッド50を出鋼孔補修パイプ1
8に挿入し、スリーブレンガ14が転炉10の出鋼孔1
2に挿入されるようにスリーブレンガ挿入傾動調整シリ
ンダ48でスリーブレンガ挿入シリンダ46を傾動させ
る。スリーブレンガ挿入シリンダ46の傾むきが決めら
れた後、ピストンロッド50を前方に動かし、フランジ
押し板52でフランジ16を押圧して出鋼孔12にスリ
ーブレンガ14を挿入する。スリーブレンガ14が出鋼
孔12に挿入された後、ピストンロッド50をさらに前
方に押すと、フランジ16に塗られたモルタル20が出
鋼孔12の開口付近の鏡板22に押し潰されると共に、
フランジ押し板52がフランジ16を押圧してこのフラ
ンジ16を撓ませる。これにより、鏡板22の表面に地
金付等によって生じた凹凸にモルタル20がなじみ、鏡
板22とフランジ16の凹凸との間にモルタルが充填さ
れ隙間が無くなる。フランジ16を撓ませた状態でL字
形ブラケット24に棒26を渡して棒26とフランジ1
6との間にコッタ28を例えば手で差し込む。フランジ
16が撓んだ状態にあるので、図2に示すように、コッ
タ28は深くまで差し込まれる。コッタ28を入れた
後、ピストンロッド50を出鋼孔補修パイプ18から引
き抜いてフランジ押し板52の押圧が解除されると、撓
んだフランジ16は元の状態に戻り、棒26とフランジ
16との間にコッタ28が強く挟まれ、スリーブレンガ
14が転炉10に固定される。このように、フランジ1
6を撓ませてコッタ28を例えば手で差し込むので、コ
ッタを大ハンマで打つことなく、スリーブレンガ14を
転炉10に容易に固定でき、作業時間も従来より10分
ほど短くなった。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の転炉出鋼孔
補修装置によれば、押圧部材でフランジを撓ませること
ができるので、コッタを大ハンマで打つことなく、コッ
タを棒とフランジとの間に例えば手で差し込み、押圧部
材の押圧力を解除してフランジの撓みを無くすことによ
りスリーブレンガを転炉に容易に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転炉出鋼孔補修装置の一実施例を示す
模式図である。
【図2】フランジが撓んだ状態を示す模式図である。
【図3】転炉出鋼孔を示す模式図である。
【図4】パイプが挿入されたスリーブレンガを示す概略
図である。
【図5】転炉にスリーブレンガが固定された状態を示す
概略図である。
【図6】転炉にスリーブレンガを固定する従来の方法を
示す概略図である。
【符号の説明】
10 転炉 12 出鋼孔 14 スリーブレンガ 18 出鋼孔補修パイプ 40 転炉出鋼孔補修装置 46 スリーブレンガ挿入シリンダ 48 スリーブレンガ挿入傾動調整シリンダ 50 ピストンロッド 52 フランジ押し板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にフランジを有するパイプが中心孔
    に挿入されたスリーブレンガを、前記端部とは反対側の
    端部から転炉の出鋼孔に挿入する転炉出鋼孔補修装置で
    あって、 前記フランジ側から前記パイプに挿入されるピストンロ
    ッドと、 該ピストンロッドの途中に固定された、前記フランジを
    押圧する押圧部材と、 前記ピストンロッドを前記フランジ側から前記パイプに
    挿入し前記押圧部材で前記フランジを押圧して該フラン
    ジを撓ませる傾動自在なシリンダとを備えたことを特徴
    とする転炉出鋼孔補修装置。
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Cited By (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100751700B1 (ko) * 2001-08-10 2007-08-23 주식회사 포스코 전로 내화물용 코팅보조기구 및 이를 사용한 코팅방법
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