JPH0816553A - 文書処理システム及び文書処理方法 - Google Patents

文書処理システム及び文書処理方法

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JPH0816553A
JPH0816553A JP6144461A JP14446194A JPH0816553A JP H0816553 A JPH0816553 A JP H0816553A JP 6144461 A JP6144461 A JP 6144461A JP 14446194 A JP14446194 A JP 14446194A JP H0816553 A JPH0816553 A JP H0816553A
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JP6144461A
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English (en)
Inventor
Terushi Shirasaka
昭史 白坂
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書ファイルを複数の文書処理装置が共有し
て文書編集処理を行なう場合にその文書ファイルに対し
て高い応答性を確保する。 【構成】 文書ファイルを編集する装置(編集装置)に
おいて、文書編集を行なってデータ変更が発生すると、
その編集装置は文書ファイルを保持する装置(管理装
置)にその文書ファイルの該当部分の文書データページ
とそのページ管理テーブルのロックを要求し、管理ファ
イルではその要求に応答して該当部分をロックして他の
アクセスを排他する。そして、該当部分の更新処理を行
ない、ロックを解除する。さらに管理装置はその更新に
伴う情報をその文書ファイルをオープンしている全ての
編集装置に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理システム及び文
書処理方法に関し、特に、複数の文書処理装置が1つの
文書ファイルを共用して文書処理を行なう文書処理シス
テム及び文書処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書ファイルを複数ユーザが共有
可能なファイルシステムに格納しておき、同時にこれを
使用する文書処理では、ファイルの読み出し権や修正権
を特定のユーザのみに限る事により、不特定多数のユー
ザが勝手にデータを変更したり、あるユーザがデータを
読み出している最中に他のユーザがデータを書き換えて
データの矛盾が生じたりすることがないように制御する
方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ネットワークを介して複数のユーザが共同で1
つの文書ファイルを同時に編集作業する場合、同時にそ
の文書ファイルをアクセスすることがあるので、あるユ
ーザがデータを変更した場合、その旨を他の全てのユー
ザに通知し、全ユーザから見たデータ一貫性を保持する
という処理が必要となる。
【0004】このようなデータ一貫性保持処理は、共同
で文書編集作業を行うユーザ数が多くなればなるほど、
ユーザによる文書ファイルの更新作業も頻発し、これに
伴うデータ一貫性保持処理が頻繁に発生するようにな
る。このデータ一貫性保持処理はそれが終了するまで
は、ユーザからのその文書ファイルへのアクセスは許さ
れない。従って、そのデータ一貫性保持処理が文書編集
作業中に頻繁に発生すると、アクセス待ちが発生し、そ
の結果、文書編集処理の応答性が低下するという欠点が
あった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、共用文書ファイルを用いた文書編集処理におけるフ
ァイルアクセスの応答性を向上させた文書処理システム
及び文書処理方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文書処理システムは次のような構成からな
る。即ち、少なくとも第1及び第2の文書処理装置がネ
ットワークで相互に接続され、文書ファイルを前記第1
及び第2の文書処理装置が共有して文書処理を行なう文
書処理システムであって、前記第1の文書処理装置は、
前記文書ファイルを保持する第1記憶手段と、前記文書
ファイルの管理情報を前記文書ファイルのページ単位で
保持する第2記憶手段と、前記第2の文書処理装置から
の要求に従って、前記文書ファイル及び前記管理情報を
ページ単位で排他する排他手段と、前記排他手段によっ
て排他された前記文書ファイル及び/或いは前記管理情
報を更新する更新手段と、前記更新手段による更新終了
後、前記排他手段によって排他された前記文書ファイル
及び/或いは前記管理情報の排他を解放する排他解放手
段とを有し、前記第2文書処理装置は、前記文書ファイ
ルを編集する編集手段と、前記編集手段による編集結果
を前記文書ファイルに反映させるよう前記第1の文書処
理装置に対して更新依頼を行なう依頼手段とを有するこ
とを特徴とする文書処理システムを備える。
【0007】また他の発明によれば、少なくとも第1及
び第2の文書処理機器がネットワークで相互に接続さ
れ、文書ファイルを前記第1及び第2の文書処理機器が
共有して文書処理を行なう文書処理方法であって、前記
文書ファイルを前記第1の文書処理機器の第1の記憶媒
体に保持する第1記憶工程と、前記文書ファイルの管理
情報を前記文書ファイルのページ単位で前記第1の文書
処理機器の第2の記憶媒体に保持する第2記憶工程と、
前記第2文書処理機器において、前記文書ファイルを編
集する編集工程と、前記第2文書処理機器において、前
記編集工程による編集結果を前記文書ファイルに反映さ
せるよう前記第1の文書処理機器に対して更新依頼を行
なう依頼工程と、前記第2の文書処理機器からの前期更
新依頼の要求に従って、前記文書ファイル及び前記管理
情報をページ単位で排他する排他工程と、前記排他工程
において排他された前記文書ファイル及び/或いは前記
管理情報を更新する更新工程と、前記更新工程による更
新終了後、前記排他工程において排他された前記文書フ
ァイル及び/或いは前記管理情報の排他を解放する排他
解放工程とを有することを特徴とする文書処理方法を備
える。
【0008】
【作用】以上の構成により、本発明は第2の文書処理装
置からの更新依頼に基づいて、文書ファイルとその管理
情報を保持する第1の文書処理装置は、ページ単位で文
書ファイルとその管理情報を排他して、その排他された
文書ファイル及び/或いは管理情報を更新し、その更新
終了後、排他された文書ファイル及び/或いは管理情報
の排他を解放するよう動作する。
【0009】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の代表的な実施例である文書
処理装置が用いられるネットワーク環境を示したシステ
ム構成図である。図1において、1〜6は独立に動作可
能な文書処理装置、7は各文書処理装置1〜6が互いに
アクセス可能なネットワークバス、8〜13はネットワ
ークバス7に設けられ各文書処理装置1〜6がネットワ
ークとの情報の授受を行なうためのトランシーバであ
る。トランシーバ8〜13を介して文書処理装置1〜6
は互いに接続され、文書処理装置1〜6全てが各々の文
書処理装置に存在する文書ファイルデータを使用するこ
とができる。なお、文書処理装置1〜6の構成は同じと
する。
【0011】図2は文書処理装置1の構成を示すブロッ
ク図である。図2において、31は文書処理装置全体を
制御するCPUであり、後述するフローチャートに示す
処理を実行することによって、他の文書処理装置と文書
ファイルデータを共有して文書編集や文書印刷等の処理
を行う。CPU31はシステムバス34によってネット
ワークインタフェース30と接続され、トランシーバ8
とネットワークバス7を介して他の文書処理装置のCP
Uと情報を交換する事ができる。
【0012】32はCPU31が実行する各種制御プロ
グラム、後述するファイル共有を考慮した文書処理プロ
グラム、及び、プリントイメージ展開時に用いるフォン
トデータを格納するROM、33はCPU31が実行す
るプログラムの作業領域として用いられたり、システム
バス34を介して得られる各種データやプリントイメー
ジデータを一時記憶するRAMである。28はディスク
インタフェース29により接続されるハードディスクで
共同編集の対象となる大量の文書データを格納する。
【0013】文書データが自分の処理装置に格納されて
いるときは、CPU31がディスクインタフェース29
を介してハードディスク28からデータを読み出す。一
方、文書データが他の処理装置に格納されているときは
CPU31がネットワークインタフェース30とトラン
シーバ8、ネットワーク7を介して他の文書処理装置の
CPUにデータのアクセス及び読みだし/書き込み要求
を行う。その要求を受けた文書処理装置のCPUはその
装置のディスクインタフェースを介してその装置のハー
ドディスクから該当データを読み出し、その装置のネッ
トワークインタフェースとその装置が接続するトランシ
ーバ、及び、ネットワークバス16を介してその該当デ
ータを送出する。このようにして、文書データが自装置
のハードディスクに格納されていても他の文書処理装置
のハードディスクに格納されていても、同様に、編集や
印刷等の作業が可能になる。
【0014】また、23はVRAM24の内容を表示す
るCRTで文書編集作業等の状態を表示する事ができ、
ユーザは入力インタフェース27に接続されたキーボー
ド25やマウス26を使って編集作業を行い、編集結果
の文書をプリンタインタフェース22に接続されたプリ
ンタ21から出力する事ができる。
【0015】次に、上記のような構成の文書処理装置で
文書作成編集を行なう文書データの構成について説明す
る。
【0016】図3は文書作成編集の対象となるある文書
の1ページの構成(レイアウト)例を示す図である。図
3に示すその1ページは、文書全ページに連続するテキ
スト列からなる本文と、文書編集に係わらず指定ページ
のある位置に表示(或いは印刷)位置が固定される固定
ブロックと、本文の文書編集に連動して表示(或いは印
刷)位置が移動する浮動ブロックとで構成される。この
固定ブロックや浮動ブロックには表や線画などの図形や
イメージあるいはテキスト等のデータが表示される。
【0017】図4〜図5は図3に示したような文書のフ
ァイルデータの構成を示す図である。このファイルデー
タは、図4に示すような文書データの実体的な部分に対
応する実体データ部と、図5に示すような文書データの
管理に必要な管理データ部とで構成されている。実体デ
ータ部は、図4に示すように、1つの本文データ、複数
の浮動ブロックデータ、複数の固定ブロックデータから
なっている。一方、管理データ部は、図5に示すよう
に、1ページ毎の構成情報を保持する複数のページ管理
ブロックからなるページ管理テーブルとなっている。各
ページ管理ブロックには、指定されたページを表示する
ために必要なデータが保持される。
【0018】このページ管理ブロックに保持されている
情報によって、ある特定のページを表示のために展開し
たいときは、その特定ページのページ管理ブロックが読
み出され、そのブロック内の固定ブロックn(n=1、
N)アドレスを参照してまず該当ページ内の固定ブロッ
クのデータをRAM33に展開し、次に、本文データ開
始アドレスと本文組/フォント情報とを参照して本文の
データをRAM33に展開する。さらに、そのブロック
内の浮動ブロックn(n=1、N)アドレスを参照して
まず該当ページ内の浮動ブロックのデータをRAM33
に展開する。
【0019】なお、本文組/フォント情報とは、本文が
どのような組構成(例えば、縦書きであるか横書きであ
るか、横書きであれば、1ページにいくつの欄を設ける
か等)であるかを設定する設定情報や、どのようなサイ
ズのどのような種類のフォントを用いるかなどの指定情
報である。また、ページ管理ブロックには本文が変更さ
れたか否かを示す本文データ変更フラグ、そのページの
どれかの1つの固定ブロックについてサイズや表示位置
などが変更された場合にはフラグの値がONとなる固定
ブロック変更フラグ、固定ブロック各々のサイズや表示
位置などが変更されたか否かを示す固定ブロックn(n
=1、N)変更フラグ、そのページのどれか1つの浮動
ブロックについてサイズなどが変更された場合にはフラ
グの値がONとなる浮動ブロック変更フラグ、浮動ブロ
ック各々のサイズなどが変更されたか否かを示す浮動ブ
ロックn(n=1、N)変更フラグなどが設けられてい
る。
【0020】さて、通常の文書編集作業はある特定の1
ページをCRT23に表示させて行うが、該当する文書
ファイルのページ管理テーブルはその文書ファイルが存
在する装置(以下、この装置を管理装置という)のメモ
リ領域に展開され、一方、各々のユーザが文書編集に用
いる装置(以下、この装置を編集装置という)において
起動される文書処理プログラムはまず、そのページ管理
テーブルへのアクセスを行なう。そして、各ユーザの文
書処理プログラムは、自分が編集するページのページ管
理ブロックにアクセスを行ない、この管理ブロックの情
報に従って、管理装置のハードディスクから文書データ
を読み出して表示編集(追加/削除/変更など)を行な
う。
【0021】次に、上記のような構成の文書処理装置を
用いた複数ユーザによる共同編集処理の詳細について、
図6〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0022】最初に管理装置が実行する編集処理を図6
に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、
ある編集装置からページ管理テーブルを含むある文書フ
ァイルのオープン要求(これを共有オープンという)が
管理装置に対して発行されたときに、処理が開始するも
のとする。
【0023】まず、ステップS801では編集装置から
のオープン要求に応答して、該当する文書ファイルの管
理データ部と実体データ部をオープンし、次にステップ
S802では、文書ファイルを共有オープンしようとし
たユーザリストを作成する。ステップS803で各編集
装置からデータの読み出し要求があったかどうかを調べ
る。ここで、データの読みだし要求があったと判断され
た場合には処理はステップS804に進み、その要求を
行なった編集装置に文書データやページ管理テーブルの
データを送出する。この文書データやページ管理テーブ
ルの送出を行なう場合、他の編集装置からのデータ変更
要求とのアクセス競合が発生してデータの統一性が失わ
れないようにするため、そのデータ送出開始から終了ま
で該当ファイルをロックし、他の編集装置からのアクセ
ス要求を排他する。これに対して、データの読みだし要
求がないと判断された場合、処理はステップS804を
スキップしてステップS805に進む。
【0024】ステップS805では各編集装置からデー
タ変更要求があったかどうかを調べる。ここで、データ
変更要求があったと判断された場合には、処理はステッ
プS806に進み、その要求がなかったと判断された場
合には、処理はステップS814に進む。ステップS8
06ではデータ変更要求を行なった編集装置以外の編集
装置のユーザが変更中のデータをアクセスする事を避け
るため該当文書ファイルの変更対象となる特定ページデ
ータとそのページに対応するページ管理テーブルをロッ
クする。次に、ステップS807ではそのデータ変更要
求がページ管理テーブルに関するものであるかどうかを
調べ、そうであれば処理はステップS808に進み該当
文書ファイルをオープンしている全ての管理装置(のユ
ーザ)に対して、ページ管理テーブルを変更する旨のメ
ッセージを送信し、さらにステップS809では、実際
にページ管理テーブルの更新を行う。ページテーブルを
変更した場合、文書の組状態は大抵変更されるために上
記のメッセージを送信する訳であるが、そのメッセージ
を受信したユーザがその受信メッセージに従って文書編
集処理を行なうかどうかはそのユーザに任されている。
【0025】これに対して、データ変更要求がページ管
理テーブルのみに関するものではなく、文書ファイルの
実体データ部に関するものであった場合、処理はステッ
プS810に進み、データ変更要求が情報削除または追
加等によってファイルサイズの変更に及ぶようなもので
あるか否かを調べる。ここで、その変更要求がファイル
サイズの変更を伴うと判断された場合、処理はステップ
S811に進み、該当文書ファイルをオープンしている
全ての編集装置(のユーザ)に対してそのファイルのデ
ータのどこ以降がどれだけ増減するかを通知するととも
に、ページ管理テーブルを変更する。この情報を通知さ
れた各編集装置(ユーザ)は、その情報に基づいて実体
データ部が変更された後でも同じデータを引き続きアク
セスする事が可能となる。これに対して、その変更要求
がファイルサイズの変更を伴わないと判断された場合、
処理はステップS811をスキップしてステップS81
2に進み、文書ファイルの実体データ部を更新する。そ
して、ステップS813では、先にロックされた文書フ
ァイルのページと対応するページ管理テーブルをアンロ
ックする。
【0026】さて処理はステップS814において、新
たにこの文書ファイルを他の編集装置からオープンする
ような要求がきていないかどうかを監視する。ここで、
その要求があったと判断されれば、処理はステップS8
15に進み、そのユーザ或いはその編集装置についての
情報をユーザリストに追加する。これに対して、他の編
集装置からのオープン要求がない場合には処理はステッ
プS816に進む。
【0027】ステップS816ではこの文書ファイルを
オープンしている編集装置からその使用終了通知(クロ
ーズ要求)がきたかどうかを監視する。ここで、クロー
ズ要求がなければ処理はステップS803に戻る。これ
に対して、クローズ要求があれば、処理はステップS8
17に進み、その要求を発行した編集装置或いはそのユ
ーザの情報をユーザリストから削除し、さらにステップ
S818において、この文書ファイルをオープンしてい
る編集装置があるかないかを調べ、オープンしている編
集装置があれば処理はステップS803に進み、オープ
ンしている編集装置がなくなれば処理を終了する。
【0028】次に、編集装置が実行する編集処理を図7
〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここ
では、1つの編集装置で行なわれる処理を中心して説明
するが、同様の処理が他の編集装置からも実行されるこ
とは言うまでもない。
【0029】まず、ステップS601では処理対象とな
る文書ファイルのオープン要求を管理装置に発行する。
ここで、その文書ファイルとは上記説明した実体データ
部と管理データ部とを含んだものである。この要求に応
答して、管理装置から文書ファイルのデータ(管理デー
タ部と実体データ部)が送られてくると、次にステップ
S602では最初に表示する先頭ページのページ管理ブ
ロックを読み込み、ステップS603ではその読み込ん
だ管理情報に従って文書ファイルの実体データ部を読み
込んで展開表示する。ここまでの処理でネットワークバ
ス7を経て管理装置からその文書ファイルが転送されて
CRTに表示される。
【0030】これ以降が実体的な文書編集処理である。
【0031】実体的な文書編集処理ではまずステップS
604で文書のデータの変更を伴う操作があったかどう
かを調べる。ここで、文書データ変更操作があったと判
断された場合処理はステップS605に進み、そのよう
な操作がないと判断された場合には処理はステップS6
11に進む。
【0032】さて、ステップS605では、他のユーザ
が変更中のデータをアクセスする事を避けるため対象文
書データとそのページ管理テーブルとをロックする要求
を管理装置に対して発行する。続くステップS606で
はその変更がある特定ページのみの変更であるか否かを
調べ、特定ページのみの変更である場合には処理はステ
ップS607に進み、編集装置は、管理装置より送られ
てきたページ管理テーブル中の変更ページに対応するペ
ージ管理ブロックの本文データ変更フラグ、固定ブロッ
ク変更フラグ、及び/或いは、浮動ブロック変更フラグ
に変更中を示す旨のフラグを立てる。これに対して、固
定/浮動ブロックのサイズ変更等、その変更がある特定
ページ以外に及ぶ変更であった場合には処理はステップ
S608に進み、編集装置は、管理装置より送られてき
たページ管理テーブル中の変更が行なわれたページ以降
のすべてのページ管理ブロックの本文データ変更フラ
グ、固定ブロック変更フラグ、及び/或いは、浮動ブロ
ック変更フラグに変更中を示す旨のフラグを立てる。
【0033】ステップS609では、編集装置はステッ
プS607或いはS608で生成された情報に基づい
て、管理装置に対して、文書データやページ管理ブロッ
ク情報の変更要求を行う。これに応じて管理装置は要求
のあった文書データやページ管理ブロック情報を変更す
る(図6のステップS806〜S812)。ステップS
610ではステップS605でロック要求した文書デー
タとページ管理テーブルをアンロックする要求を管理装
置に対して発行する。
【0034】処理はステップS611において、行われ
た変更によって、実際の表示とデータの内容に生じた違
いを実際のデータに則して表示し直す文書の組み直し処
理を行うか否かを調べる。これは、管理装置における図
6のステップS808やステップS811の処理によっ
て編集装置に通知されたメッセージや情報に基づいて行
なわれる。ここで、その組み直しを行う必要があると判
断された場合は処理はステップS612に進み、文書組
み直し処理を実行する。なお、この処理の詳細について
は後で詳述する。これに対して、文書組み直し処理を実
行する必要がないと判断された場合は処理はステップS
613に進む。
【0035】ステップS613では、文書編集処理終了
の要求があったか否かを調べ、その終了の要求があった
と判断された場合、処理はステップS614に進み、ス
テップS601でオープンした文書ファイルをクローズ
するようクローズ要求を管理装置に発行して処理を終了
する。これに対して、文書編集処理終了の要求がない場
合には処理はステップS615を進みこれまで述べた以
外の種々の文書編集指示があるか否かを調べ、そのよう
な指示がある場合には処理はステップS616でその指
示に従った処理を実行し、その後、処理はステップS6
04に戻り文書編集を続行する。これに対して、他の文
書編集指示がない場合には処理はそのままステップS6
04に戻る。
【0036】次にステップS612で実行される文書の
組み直し処理について、図8に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0037】まず、ステップS701では管理装置から
送られてきた情報に基づいて、文書の組み直しの対象と
なるページに対応するページ管理ブロックを読み出す。
ステップS702ではそのページブロックに変更マーク
がたっているか否かを判断する。この変更マークとはペ
ージ管理ブロック内の本文データ変更フラグと、固定ブ
ロック変更フラグと、浮動ブロック変更フラグとにセッ
トされるフラグであり、文書編集処理中に管理装置によ
って更新される。このフラグは、文書データの更新が発
生し、編集装置に表示中のデータと管理装置に保持され
ている実際のデータとが異なる場合に立てられる。
【0038】ここで、変更マークがセットされているこ
とが判別された場合、処理はステップS703に進み、
まず他の編集装置からのアクセス競合を避けるため該当
文書データとページ管理テーブルをロックするよう要求
する。次に、管理装置から最新の文書ファイルが送信さ
れてくると、ステップS704ではその最新状態である
文書ファイルから該当のページ管理テーブルを作成し直
し、さらにステップS705で編集装置にあるページ管
理テーブルの変更マークをクリアする。この後ステップ
S706で先にロック要求した文書データ(実体データ
部)とページ管理テーブルをアンロックするよう要求す
る。
【0039】最後にステップS707では最新状態であ
るページ管理テーブルと文書データ(実体データ部)に
従って該当ページを展開し表示する。
【0040】従って本実施例に従えば、編集装置側で行
なわれる編集内容に従って文書ファイル中のデータ更新
が発生する範囲を特定し、その範囲についてのみデータ
アクセスの排他制御を行なうので、文書編集に応じたよ
りきめの細かい排他制御が行なわれることになる。これ
によって、たとえ多くのユーザ或いは編集装置が1つの
文書ファイルを共有して編集する場合であっても、きめ
の細かい排他制御によって、アクセス競合によってアク
セス待ちとなる時間が短くなり、より応答性の高いシス
テムを構築することができる。
【0041】
【他の実施例】前述の実施例では、文書ファイルが更新
されるタイミングで管理装置が更新される通知を全ての
編集装置或いはユーザに対して発行して文書の組み直し
処理を実行するようにしていたが本実施例では、更新文
書データをいつCRTの表示に反映させるかのタイミン
グをユーザが指定できるように、即ち、文書の組み直し
が発生するタイミングをユーザに選択させるようにシス
テムを構成する場合について説明する。なお、本実施例
でも前述の実施例と同様の構成の文書処理装置とシステ
ムを用いるものとし、共通の装置構成や共通の処理につ
いては説明を省略する。
【0042】図9は文書処理装置のCRT3の表示画面
に表示される再組み版タイミング選択メニューと即時処
理ボタンとを示す図である。図9において、901が再
組み版タイミング選択メニュー(以下、選択メニューと
いう)、902が即時処理ボタンである。
【0043】次に、本実施例に従うユーザに依存したタ
イミングでの文書の組み直し処理について図10に示す
フローチャートを参照して説明する。なお、この処理は
図7のステップS611の文書組み直しの判断をユーザ
依存にしたものであり、一度文書組み直しのタイミング
が確定すると、以降の文書の組み直し処理は図8に示し
た処理と同様である。
【0044】さて、ステップS1001では“最新状態
表示”ボタン(図9の902)をピックされたかどうか
を調べ、そのボタンがピックされた場合には、処理はス
テップS1008に進み、文書組み直しを即時的に行な
うと判断する。これによって、文書編集処理の途中の任
意のタイミングで最新のデータを反映した画面表示を行
なうことができる。これに対して、そのボタンがピック
されなかった場合は処理はステップS1002に進む。
【0045】ステップS1002では他の編集装置の編
ユーザがページ管理テーブルを変更した事を知らせるメ
ッセージが管理装置より届いているかどうか調べ、その
メッセージが到着していれば、処理はステップS100
3に進み、選択メニューで“最新状態表示”が指定され
ているかどうかを調べる。ここで、その指定がなされて
いれば処理はステップS1008に進み、その指定がな
いと処理はステップS1004に進む。このように選択
メニューで“最新状態表示”を指定した場合には、他の
編集装置のユーザがデータを変更するとそれが即座に自
分の表示画面に反映される。従って、常にリアルタイム
で最新の情報に従った組みで文書を見る事ができる利点
があるが、多くのユーザが頻繁に修正を加えると表示が
煩わしくなることもある。
【0046】処理はステップS1004において、文書
編集処理中に現在の表示ページを書き換える操作が行わ
れたかどうかを判定し、書き換える操作が行われたと判
断されたなら処理はさらにステップS1005に進み、
選択メニューで“自ページ書換時”が指定されているか
どうかを調べる。ここで、その指定がなされていれば処
理はステップS1008に進み、その指定がないと処理
はステップS1006に進む。このように、選択メニュ
ーで“自ページ書換時”を指定すると、自分で行なった
データ変更などをきちんと表示画面に反映させるための
再表示指示を行うタイミングで、現在のページが自らの
データ変更のみならず、他の編集装置のユーザによって
更新された最新データを反映した再組み版された表示が
行われる。この場合にはリアルタイムではないが、かな
り最新のデータに近い情報を反映した表示が行なわれる
ことになる。
【0047】さらに処理はステップS1006におい
て、他のページに表示を切り替える操作が行われたかど
うかを判定し、切り替える操作が行われたと判断された
なら処理はステップS1007に進み、さらに選択メニ
ューで“他ページ切り替え時”が指定されているかどう
かを調べる。ここで、その指定がなされていれば処理は
ステップS1008に進み、その指定がないと処理はス
テップS1009に進み文書の組み直しは行なわないと
判断する。このように、選択メニューで“他ページ切り
替え時”を指定すると、他のページの表示指示を行なう
まで表示情報の組み直しは発生しないため、現在のペー
ジを編集している限り、たとえ他の編集装置のユーザ
が、本文データを変更して、現在編集している本文デー
タの表示位置が実態と大きくずれる事になっても、自分
のデータ変更以外による画面の崩れ等は起きないという
利点がある。
【0048】従って本実施例に従えば、メニュー或いは
/及びボタンを表示してユーザから所望の運用条件を選
択させて文書の組み直し表示を行なわせることにより、
よりユーザにとって使いやすいシステムを提供すること
ができる。
【0049】なお以上の実施例では管理装置と編集装置
とが別々の装置であることを前提としたが、管理装置と
編集装置とが共通の装置、即ち、自ら保持している文書
ファイルに対して文書編集処理を行なってもよいことは
言うまでもない。
【0050】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2の文書処理装置からの更新依頼に基づいて、文書ファ
イルとその管理情報を保持する第1の文書処理装置は、
ページ単位で文書ファイルとその管理情報を排他して、
その排他された文書ファイル及び/或いは管理情報を更
新し、その更新終了後、排他された文書ファイル及び/
或いは管理情報の排他を解放するので、共有される文書
ファイルがきめ細かく排他制御され、1つの文書ファイ
ルを共有して文書編集する文書処理システムにおいて
も、そのファイルに対して常に応答性の良いアクセスを
行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である文書処理装置が
用いられるネットワーク環境を示したシステム構成図で
ある。
【図2】文書処理装置1の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】文書作成編集の対象となるある文書の1ページ
の構成(レイアウト)例を示す図である。
【図4】図3に示した文書ファイルの実体データ部の構
成を示す図である。
【図5】図3に示した文書ファイルの管理データ部の構
成を示す図である。
【図6】管理装置が実行する文書編集処理を示すフロー
チャートである。
【図7】編集装置が実行する文書編集処理を示すフロー
チャートである。
【図8】編集装置が実行する文書の組み直し処理を示す
フローチャートである。
【図9】CRT3の表示画面に表示される再組み版タイ
ミング選択メニューと即時処理ボタンとを示す図であ
る。
【図10】他の実施例に従うユーザ依存の文書の組み直
し判定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜6 文書処理装置 7 ネットワークバス 8〜13 トランシーバユニット 21 プリンタ 22 プリンタインタフェース(プリンタI/F) 23 CRT 24 VRAM 25 キーボード(KB) 26 マウス 27 入力インタフェース(入力I/F) 28 ハードディスク(HD) 29 ディスクインタフェース(ディスクI/F) 30 ネットワークインタフェース 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 システムバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1及び第2の文書処理装置
    がネットワークで相互に接続され、文書ファイルを前記
    第1及び第2の文書処理装置が共有して文書処理を行な
    う文書処理システムであって、 前記第1の文書処理装置は、 前記文書ファイルを保持する第1記憶手段と、 前記文書ファイルの管理情報を前記文書ファイルのペー
    ジ単位で保持する第2記憶手段と、 前記第2の文書処理装置からの要求に従って、前記文書
    ファイル及び前記管理情報をページ単位で排他する排他
    手段と、 前記排他手段によって排他された前記文書ファイル及び
    /或いは前記管理情報を更新する更新手段と、 前記更新手段による更新終了後、前記排他手段によって
    排他された前記文書ファイル及び/或いは前記管理情報
    の排他を解放する排他解放手段とを有し、 前記第2文書処理装置は、 前記文書ファイルを編集する編集手段と、 前記編集手段による編集結果を前記文書ファイルに反映
    させるよう前記第1の文書処理装置に対して更新依頼を
    行なう依頼手段とを有することを特徴とする文書処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記編集手段は前記文書ファイルの内容
    を表示する表示手段とを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の文書処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の文書処理装置は、前記更新手
    段による更新に伴う前記文書ファイルや前記管理情報の
    更新内容を前記第2の文書処理装置に通知する通知手段
    をさらに有し、 前記第2の文書処理装置は、前記通知手段によって通知
    される更新内容に基づいて、前記編集手段に前記更新内
    容を反映させる編集内容更新手段をさらに有することを
    特徴とする請求項1に記載の文書処理システム。
  4. 【請求項4】 前記編集内容更新手段は、前記通知手段
    によって通知される更新内容に基づいて、自動的に前記
    編集手段に前記更新内容を反映させることを特徴とする
    請求項3に記載の文書処理システム。
  5. 【請求項5】 前記編集内容更新手段は、前記通知手段
    によって通知される更新内容に基づいて前記編集手段に
    前記更新内容を反映させるタイミングを外部からの指示
    によって設定する指示手段を含むことを特徴とする請求
    項3に記載の文書処理システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも第1及び第2の文書処理機器
    がネットワークで相互に接続され、文書ファイルを前記
    第1及び第2の文書処理機器が共有して文書処理を行な
    う文書処理方法であって、 前記文書ファイルを前記第1の文書処理機器の第1の記
    憶媒体に保持する第1記憶工程と、 前記文書ファイルの管理情報を前記文書ファイルのペー
    ジ単位で前記第1の文書処理機器の第2の記憶媒体に保
    持する第2記憶工程と、 前記第2文書処理機器において、前記文書ファイルを編
    集する編集工程と、 前記第2文書処理機器において、前記編集工程による編
    集結果を前記文書ファイルに反映させるよう前記第1の
    文書処理機器に対して更新依頼を行なう依頼工程と、 前記第2の文書処理機器からの前期更新依頼の要求に従
    って、前記文書ファイル及び前記管理情報をページ単位
    で排他する排他工程と、 前記排他工程において排他された前記文書ファイル及び
    /或いは前記管理情報を更新する更新工程と、 前記更新工程による更新終了後、前記排他工程において
    排他された前記文書ファイル及び/或いは前記管理情報
    の排他を解放する排他解放工程とを有することを特徴と
    する文書処理方法。
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