JPH08165751A - 金属屋根材の接続部における防水構造 - Google Patents

金属屋根材の接続部における防水構造

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JPH08165751A
JPH08165751A JP31080094A JP31080094A JPH08165751A JP H08165751 A JPH08165751 A JP H08165751A JP 31080094 A JP31080094 A JP 31080094A JP 31080094 A JP31080094 A JP 31080094A JP H08165751 A JPH08165751 A JP H08165751A
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Yoshinori Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金属屋根材の接続箇所における漏水の排水を確
実におこないながら、特に、排水のための樋状部材の詰
まりを回避し、排水を良好におこない、かつ樋状部材の
固定を強固におこなう。 【構成】接続押さえ片25,25が対向するように各々
の固定片3において一対の吊子6,6が屋根下地8に固
定され、断面略U字状の樋状部材9の両側壁10,10
の上端部が吊子6の押さえ部7にて押さえられて樋状部
材9が屋根下地8に押圧されて固定され、吊子6の接続
押さえ片25にて左右の金属屋根材A,Aの接続片2が
その被押さえ部14において押さえ保持され、両側壁部
11,11が隣接する金属屋根材A,Aの接続片2,2
に弾接されて断面略逆U字状のキャップ12が金属屋根
材A,Aの接続箇所に嵌着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平坦な金属屋根材の接
続部における防水構造に関し、詳しくは、金属屋根材の
接続箇所における漏水の排水を確実におこないながら、
特に、排水のための樋状部材の詰まりを回避し、排水を
良好におこない、かつ樋状部材の固定を強固におこなお
うとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平坦な金属屋根材の接続箇所の防
水を図るのに、例えば、図3に示す特開平2−2660
53号公報のように、金属屋根材A′,A′間に断面略
U字状の樋状部材9′を配設し、樋状部材9′の長さ方
向に間隔を隔てて吊子6′を配置し、吊子6′の両端部
の固定片3′,3′を屋根下地8にボルトbにて固定
し、吊子6′にて樋状部材9′を押さえ、そして、金属
屋根材A′の被押さえ部14′を吊子6′の接続押さえ
片25′にて押さえ保持し、その後、金属屋根材A′,
A′間に断面略逆U字状のキャップ12を嵌入するので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、樋状部材9′の内部にその長さ
方向に間隔を隔てて吊子6′…を配設するから、樋状部
材9′の底部に配される吊子部分6a′…にごみなどが
引っ掛かり、これが成長し、樋状部材9′における排水
を大きく妨げるという問題があった。また、樋状部材
9′の主として底面を吊子6′にて屋根下地8へと押さ
え保持する構成であるから、樋状部材9′の保持強度も
高くし難いものとなっていた。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、金属屋根材の接
続箇所における漏水の排水を確実におこないながら、特
に、排水のための樋状部材の詰まりを回避し、排水を良
好におこない、かつ樋状部材の固定を強固におこなうこ
とができる金属屋根材の接続箇所における防水構造を提
供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、屋
根材本体1の両側端部に接続片2,2が垂下され、接続
片2の先端部に被押さえ部14が形成されて金属屋根材
Aが構成され、固定片3に起立片4が立設され、起立片
4の上端から水平横片5が固定片3とは反対側に延出さ
れ、水平横片5の先端から接続押さえ片25が垂下さ
れ、接続押さえ片25には押さえ部7が形成されて吊子
6が構成され、接続押さえ片25,25が対向するよう
に各々の固定片3において一対の吊子6,6が屋根下地
8に固定され、断面略U字状の樋状部材9の両側壁1
0,10の上端部が吊子6の押さえ部7にて押さえられ
て樋状部材9が屋根下地8に押圧されて固定され、吊子
6の接続押さえ片25にて左右の金属屋根材A,Aの接
続片2がその被押さえ部14において押さえ保持され、
両側壁部11,11が隣接する金属屋根材A,Aの接続
片2,2に弾接されて断面略逆U字状のキャップ12が
金属屋根材A,Aの接続箇所に嵌着されて成ることを特
徴とするものである。
【0006】請求項2においては、樋状部材9の側壁1
0,10が吊子6の起立片4に押圧されて成ることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1においては、樋状部材9の固定に際し
ては、軒棟方向に長く配設された樋状部材9の両側壁1
0,10の上端部を吊子6の押さえ部7にて押さえて、
吊子6をその固定片3において屋根下地8に固定し、樋
状部材9の底面を屋根下地8に押圧して固定する。この
場合、樋状部材9の内部、特に底面上には吊子6が存在
することがない。したがって、金属屋根材A,Aの接続
箇所における漏水を受けて排水する場合に、その樋状部
材9の内部には何も存在せず、内部に詰まりを生じさせ
ることがなく、排水を良好におこなうことはできる。吊
子6は樋状部材9の両側において一対使用する。これら
一対の吊子6,6にて樋状部材9の側壁10,10を確
実に保持して固定する。樋状部材9の保持を強固におこ
なうことができる。
【0008】請求項2においては、樋状部材9の側壁1
0,10が吊子6の起立片4に押圧されていて、樋状部
材9の両側に配設する一対の吊子6,6にて樋状部材9
の固定を一層強固におこなう。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は施工後の断面図、図2は金属屋根材A、キャ
ップ12、樋状部材9及び吊子6を示している。金属屋
根材Aは、棟部から軒先部に至る長尺なもので、平坦な
屋根材本体1の両側端部に垂下して接続片2,2が延出
されている。接続片2の下端部近くには、外側方に開口
させて略コ字状に曲成された被押さえ部14が形成され
ている。金属屋根材Aには発泡合成樹脂層のような裏打
ち材16が裏打ちされている。そして、金属屋根材Aに
おいては、その接続片2,2の屋根材本体1に対する折
曲げ角度は変更することができ、また、被押さえ部14
の形状形態も種々設計変更可能である。
【0010】断面略U字状の樋状部材9の両側壁10,
10の上端には、水平片17と垂片18が折り曲げられ
て形成されている。吊子6は、略水平な固定片3に起立
片4が立設され、起立片4の上端から水平横片5が延出
され、水平横片5の先端から接続押さえ片25が垂下さ
れ、接続押さえ片25には外側方に開口する略コ字状の
押さえ部7が形成されている。このような吊子6は軒棟
方向に長くても短くてもよい。そして、吊子6の形状形
態は種々設計変更可能である。
【0011】屋根下地8は、例えばチャンネル材を使用
する母屋20の上に、断熱材21が敷かれ、断熱材21
の上にルーフィング22が敷かれて構成される。この断
熱材21はコンクリート、鉄骨等を採用できるが、木毛
セメントなど他の材料のものを採用することができる。
平坦な屋根材本体1の下面には、上記樋状部材9の高さ
に略等しい厚さの断熱材23が敷き込まれていて、平坦
な屋根材本体1の上に掛かる荷重を支持するようにして
ある。この断熱材23は発泡樹脂、又は、木毛板が好ま
しいが、他の材料のものを採用することができる。
【0012】しかして、樋状部材9の固定に際して、軒
棟方向に長い樋状部材9を金属屋根材A,Aの接続箇所
の屋根下地8の上に配設し、樋状部材9の両側に一対の
吊子6,6を配設し、樋状部材9の両側壁10,10の
上端部の水平片17及び垂片18を水平横片5及び押さ
え部7にて押さえる。その後、吊子6の固定片3におい
てビス19をルーフィング22、断熱材21及び母屋2
0に貫通して固定する。このようにして、樋状部材9の
底面を屋根下地8に押圧して固定する。この場合、樋状
部材9の内部、特に底面上には吊子6が存在することが
ない。
【0013】次に、金属屋根材Aを断熱材23の上に敷
き、その接続片2の被押さえ部14を吊子6の押さえ部
7に係合させるのである。そして、キャップ12の両側
壁部11,11が隣接する金属屋根材A,Aの接続片
2,2に弾接されて断面略逆U字状のキャップ12が金
属屋根材A,Aの接続箇所に嵌着され、キャップ12の
上面片13が屋根材本体1と略面一にされるのである。
この場合、キャップ12の側壁部11,11の下端部の
略ロ字状の係合部24,24が、金属屋根材Aの被押さ
え部14に弾入している。
【0014】このように、金属屋根材A,Aの接続箇所
における漏水を受けて排水するのに、その樋状部材9の
内部には何も存在せず、内部に詰まりを生じさせること
がなく、排水を良好におこなうことができるのである。
しかも、吊子6は樋状部材9の両側において一対使用さ
れていて、これら一対の吊子6,6にて樋状部材9の側
壁10,10を確実に保持して固定するのであり、樋状
部材9の保持を強固におこなうことができるという利点
がある。更に、樋状部材9の側壁10,10が吊子6の
起立片4に押圧されているから、樋状部材9の両側に配
設する一対の吊子6,6にて樋状部材9の固定を一層強
固におこなえるのである。
【0015】
【発明の効果】請求項1においては、屋根材本体の両側
端部に接続片が垂下され、接続片の先端部に被押さえ部
が形成されて金属屋根材が構成され、固定片に起立片が
立設され、起立片の上端から水平横片が固定片とは反対
側に延出され、水平横片の先端から接続押さえ片が垂下
され、接続押さえ片には押さえ部が形成されて吊子が構
成されているから、樋状部材の固定に際しては、軒棟方
向に長く配設された樋状部材の両側壁の上端部を吊子の
押さえ部にて押さえて、吊子をその固定片において屋根
下地に固定し、樋状部材の底面を屋根下地に押圧して固
定するのであり、この場合、樋状部材の内部、特に底面
上には吊子が存在せず、したがって、金属屋根材の接続
箇所における漏水を受けて排水するのに、その樋状部材
の内部には何も存在せず、内部に詰まりを生じさせるこ
とがなく、排水を良好におこなうことができ、しかも、
吊子は樋状部材の両側において一対使用されるから、こ
れら一対の吊子にて樋状部材の側壁を確実に保持して固
定することができ、樋状部材の保持を強固におこなうこ
とができるという利点がある。
【0016】請求項2においては、樋状部材の側壁が吊
子の起立片に押圧されているから、樋状部材の両側に配
設する一対の吊子にて樋状部材の固定を一層強固におこ
なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】(a)は金属屋根材の斜視図、(b)はキャッ
プの斜視図、(c)は樋状部材の斜視図、(d)は吊子
の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 屋根材本体 2 接続片 3 固定片 4 起立片 5 水平横片 6 吊子 7 押さえ部 8 屋根下地 9 樋状部材 10 側壁 11 側壁部 12 キャップ 13 上面片 14 被押さえ部 25 接続押さえ片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材本体の両側端部に接続片が垂下さ
    れ、接続片の先端部に被押さえ部が形成されて金属屋根
    材が構成され、固定片に起立片が立設され、起立片の上
    端から水平横片が固定片とは反対側に延出され、水平横
    片の先端から接続押さえ片が垂下され、接続押さえ片に
    は押さえ部が形成されて吊子が構成され、接続押さえ片
    が対向するように各々の固定片において一対の吊子が屋
    根下地に固定され、断面略U字状の樋状部材の両側壁の
    上端部が吊子の押さえ部にて押さえられて樋状部材が屋
    根下地に押圧されて固定され、吊子の接続押さえ片にて
    左右の金属屋根材の接続片がその被押さえ部において押
    さえ保持され、両側壁部が隣接する金属屋根材の接続片
    に弾接されて断面略逆U字状のキャップが金属屋根材の
    接続箇所に嵌着されて成ることを特徴とする金属屋根材
    の接続部における防水構造。
  2. 【請求項2】 樋状部材の側壁が吊子の起立片に押圧さ
    れて成ることを特徴とする請求項1記載の金属屋根材の
    接続部における防水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0860807A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Sanko Metal Ind Co Ltd 三層外囲体
JPH08135102A (ja) * 1994-11-15 1996-05-28 Doukin Kk 屋根部材の構造および屋根部材の施工方法

Patent Citations (2)

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