JPH0816576A - 構造化文書編集装置 - Google Patents

構造化文書編集装置

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JPH0816576A
JPH0816576A JP6150868A JP15086894A JPH0816576A JP H0816576 A JPH0816576 A JP H0816576A JP 6150868 A JP6150868 A JP 6150868A JP 15086894 A JP15086894 A JP 15086894A JP H0816576 A JPH0816576 A JP H0816576A
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JP6150868A
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Shigeya Senda
滋也 千田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペーストする際に実体参照に置き換えること
により、ユーザがあとから確認して置き換える作業がい
らなくなるようにし、編集作業の効率化を図る。 【構成】 エディタはSGML文書1を入力として受取
り、編集結果を出力としてSGML文書形式で格納す
る。新規文書の場合、使用者にDTDを指定してもら
い、DTDのみを読み込む。エディタがSGML文書・
DTDを読み込む場合、まず入力をSGMLパーザ2で
解析する。該SGMLパーザ2は解析結果としてDTD
に対応して有限オートマトン(DFA)5を作成し、D
TD保持部3に格納する。DFA5は各タグの下位のノ
ードの可能な並びを表現する。構造化文書中にテキスト
領域を挿入する際に、挿入先文書にある実体宣言に一致
する文字列がテキスト領域にある場合、該文字列を実体
参照に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造化文書編集装置に
関し、より詳細には、ペースト(paste)する際に実体
参照に置き換えることにより、ユーザがあとから確認し
て置き換える作業がいらなくなるようにし、編集作業の
効率化を図るようにした構造化文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の構造文書編集装置について記載し
た公知文献としては、例えば、特開平2−247772
号公報がある。この公報のものは、ユーザがタブ表示を
必要とするかどうかに係わりなく、文書階層の要素論理
構造を操作することを可能にし、標準一般化マークアッ
プ言語(SGML)によって定義されるようなテキスト
やグラフィック・イメージ又は他のデータを含む階層的
文書構造の要素をマークするものである。すなわち、構
造文書編集において、カーソルのある位置のエレメント
を含む構造の階層を表示するものである。
【0003】SGML規格は、構造化文書の交換を標準
化するための規格である。文書の構造は文書型定義(D
TD,Document Type Definition)によって定義され
る。DTDで規定された文書構造にしたがって文書を作
成する場合、プレーンテキストとしてタグを内容と同時
に入力し、バッチ処理によってSGML文書を処理する
か、専用のエディット機能を持つ構造化文書エディタを
利用する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文書を標準化し、多量
の文書を効率良く管理、運用するために構造化文書(S
GML)を用いることが考えられる。しかし、現状では
SGML文書ではなく他の記述形式で書かれた文書、例
えば、通常のワードプロセッサなどで書かれた文書など
がほとんどで、それらをSGML化する作業が必要であ
る。これらの作業のために文書の変換処理を行う機構が
考えられる。変換機構は、文書構造がはっきり分かって
いる場合はバッチ的に処理可能である場合もあるが、そ
うでない場合、人間の介入が必要になって来る。従来の
エディタでは、従来文書からの変換に関してはほとんど
考慮されておらず、単にテキストのcut&pasteなどが用
意されているだけであった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、ペーストする際に実体参照に置き換えること
により、ユーザがあとから確認して置き換える作業がい
らなくなるようにし、編集作業の効率化を図ること、ま
た、ペーストする際に未定義の実体宣言を複写先にコピ
ーすることにより、ユーザがあとから新たに宣言する必
要をなくし、編集作業の効率化を図ること、さらに、部
分構造を構造文書間で削除、複写、挿入することで、同
様の内容を新たに作ることなく文書を作成でき、編集作
業の効率化を図るようにした構造化文書編集装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)構造化文書を保持する文書保持部
と、該構造化文書の編集処理を行う編集処理部と、文書
内容の一部を蓄えるバッファとを具備し、構造化文書中
にテキスト領域を挿入する際に、挿入先文書にある実体
宣言に一致する文字列がテキスト領域にある場合、該文
字列を実体参照に置き換えること、或いは、(2)構造
化文書を保持する文書保持部と、該構造化文書の編集処
理を行う編集処理部と、文書内容の一部を蓄えるバッフ
ァとを具備し、構造化文書中にテキスト領域を挿入する
際に、挿入元文書にある実体宣言が未定義である場合、
該実体宣言を挿入先文書に複写すること、或いは、
(3)構造化文書を保持する文書保持部と、構造に関す
る情報を保持するDTD保持部と、編集過程の情報を表
示する表示入力部と、構造化文書の編集処理を行う編集
処理部と、文書内容の一部を蓄えるバッファとを具備
し、構造化文書中の部分構造を対象として削除、複写、
挿入を行うこと、更には、(4)前記(3)において、
前記部分構造を挿入する際、挿入先文書の文書構造に適
合するノード位置を表示すること、更には、(5)前記
(3)において、前記部分構造を挿入した際、挿入した
部分構造中の文書構造に適合しないノードの情報を表示
すること、更には、(6)前記(3)において、前記部
分構造を挿入する際、挿入元と挿入先の構造間の変換規
則により変換を行った後に挿入すること、或いは、
(7)一般文書と構造化文書を保持する文書保持部と、
構造に関する情報を保持するDTD保持部と、編集過程
の情報を表示する表示入力部と、文書の編集処理を行う
編集処理部とを具備し、一般文書の内容を削除、複写
し、その内容を挿入する際に構造文書の注目点の次に来
るデータ内容までの要素列を内容モデルから作成し、該
内容モデルを使用者にリストとして示して選択させ、そ
の要素列を作成して一般文書の内容をデータ内容として
挿入することを特徴としたものである。
【0007】
【作用】前記構成を有する本発明の構造化文書編集装置
は、構造化文書を保持する文書保持部と、該構造化文書
の編集処理を行う編集処理部と、文書内容の一部を蓄え
るバッファとを具備し、(1)構造化文書中にテキスト
領域を挿入する際に、挿入先文書にある実体宣言に一致
する文字列がテキスト領域にある場合、該文字列を実体
参照に置き換えるので、ペーストする際に実体参照に置
き換えることにより、ユーザがあとから確認して置き換
える作業がいらなくなるため、編集作業が効率的に行え
る。(2)構造化文書中にテキスト領域を挿入する際
に、挿入元文書にある実体宣言が未定義である場合、該
実体宣言を挿入先文書に複写するので、ペーストする際
に未定義の実体宣言を複写先にコピーすることにより、
ユーザがあとから新たに宣言する必要がなく、編集作業
が効率的に行える。
【0008】また、構造化文書を保持する文書保持部
と、構造に関する情報を保持するDTD保持部と、編集
過程の情報を表示する表示入力部と、構造化文書の編集
処理を行う編集処理部と、文書内容の一部を蓄えるバッ
ファとを具備し、(3)構造化文書中の部分構造を対象
として削除、複写、挿入を行うので、部分構造を構造文
書間で削除、複写、挿入することで同様の内容を新たに
作ることなく文書を作成でき、編集作業が効率的に行え
る。(4)前記部分構造を挿入する際、挿入先文書の文
書構造に適合するノード位置を表示するので、部分構造
を構造文書間で削除、複写、挿入する際に内容モデルを
壊すことなく挿入できる位置を見付けることができ、編
集作業が効率的に行える。(5)前記部分構造を挿入し
た際、挿入した部分構造中の文書構造に適合しないノー
ドの情報を表示するので、部分構造を構造文書間で削
除、複写、挿入した際に内容モデルに違反する内容を見
付けることができ、編集作業が効率的に行える。(6)
前記部分構造を挿入する際、挿入元と挿入先の構造間の
変換規則により変換を行った後に挿入するので、部分構
造を構造文書間で削除、複写、挿入する際に、部分構造
を複写先に適合するよう変換することができ、編集作業
が効率的に行える。
【0009】さらに、一般文書と構造化文書を保持する
文書保持部と、構造に関する情報を保持するDTD保持
部と、編集過程の情報を表示する表示入力部と、文書の
編集処理を行う編集処理部とを具備し、(7)一般文書
の内容を削除、複写し、その内容を挿入する際に構造文
書の注目点の次に来るデータ内容までの要素列を内容モ
デルから作成し、該内容モデルを使用者にリストとして
示して選択させ、その要素列を作成して一般文書の内容
をデータ内容として挿入するので、一般の文書から構造
文書への変換の際、構造を簡単に作成することができ、
編集作業が効率的に行える。
【0010】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による構造化文書編集方式の一実
施例を説明するための構成図で、図中、1はSGML文
書、2はSGMLパーザ、3はDTD保持部、4は文書
保持部、5はDFA(有限オートマトン)、6は編集処
理部、7は文書木構造バッファ、8は一般文書バッフ
ァ、9はカットバッファ、10は表示入力部、11は入
力部、12は一般文書、13は構造変換規則である。
【0011】エディタの入力はSGML文書であり、S
GML文書1内にはDTDの指定またはDTDそのもの
が記述されている。エディタはSGML文書を入力とし
て受取り、編集結果を出力としてSGML文書形式で格
納する。新規文書の場合、使用者にDTDを指定しても
らい、DTDのみを読み込む。エディタがSGML文書
・DTDを読み込む場合、まず入力をSGMLパーザ2
で解析する。該SGMLパーザ2は解析結果としてDT
Dに対応して有限オートマトン(DFA)5を作成し、
DTD保持部3に格納する。DFA5は各タグの下位の
ノードの可能な並びを表現する。
【0012】図2は、1つのタグ“kaigi”についての
DFAを示す図である。DTDで定義される各タグ(エ
レメント)毎にDFA5が作成され、DTD保持部3に
その他のDTDの情報(実体宣言、DTD名 etc…)と
ともに格納される。後の処理では、それを利用してSG
ML文書1の解析を続ける。SGML文書自体の解析の
結果として内部に、図3に示すような文書構造に対応す
る木構造を作成する。作成した木構造は元になったDT
Dと関連づけて文書保持部4に格納される。木構造の各
ノードには種別毎に情報が保持されている。 タグ:タグ名、属性 データ:文字列データ processing instruction:文字列データ
【0013】図4は、図2、図3に対応するSGML文
書のDTDの一部を示す図である。また、図5は、図4
のDTDを使用した文書の例の一部を示す図である。ま
た、図6は、表示部における画面例を示す図で、この画
面では一般文書のウインドウと構造化文書のウインドウ
が示されている。図1において、カットバッファはcut
またはcopyの操作によって一般文書、文書木構造中のテ
キストまたは文書木構造の部分構造を保持する。入力部
(キーボード、マウス等)によって図6の画面上でテキ
スト、構造を指定し、コマンドを実行することでカット
バッファにその内容を入力する。
【0014】図7は、カットバッファに内容をpaste
(ペースト)する際の動作を説明するためのフローチャ
ートである。以下、各ステップ(step)に従って順に説
明する。まず、テキストのみかどうかを判断し(step
1)、テキストのみであれば、次に文字列挿入位置を得
(step2)、テキスト置換処理を行う(step3)。次
に、挿入位置に文字列を挿入する(step4)。前記step
1において、テキストのみでなければ、構造挿入位置を
得(step5)、ノードのテキスト毎にテキスト置換処理
を行う(step6)。次に、挿入位置に構造を挿入する
(step7)。
【0015】この動作は入力部からの指示によって起動
される。カットバッファに取り込まれた内容は取り込ま
れた元の文書の情報と内容を保持している。内容はテキ
ストのみか構造部分木(請求項3)である。そのどちら
かによって処理が分かれる。テキストのみの場合、挿入
位置を得てテキスト置換処理を行い、その結果を挿入す
る。部分構造の場合、挿入位置を得て部分構造のテキス
トを含むノードに対してテキスト置換処理を行う。従来
はテキストのみのcut&pasteが行われているのみであっ
たが、請求項3においては、単に文字列のcut&pasteだ
けでなく、構造単位でcut&pasteでき、便利である。
【0016】図8は、テキスト置換処理を説明するため
のフローチャートである。以下、各ステップ(step)に
従って順に説明する。まず、テキスト中にある実体参照
があるとき、それが複写先にない場合、複写元の実体宣
言を複写先にコピーする(step11)。次に、複写先で
定義されている実体宣言と一致する文字列をその実体参
照に置き換える(step12)。すなわち、元テキスト中
に実体参照がある場合で、その実体参照が複写先文書に
存在しない場合、それを複写先に登録する(請求項
2)。このように、請求項2においては、cutされたテ
キスト中に実体参照がある場合、元の文書では定義され
ているが、挿入された文書では未定義である可能性があ
る。こういった場合に、自動的に挿入先文書に実体定義
を複写する機能が考えられる。
【0017】逆に挿入先文書にある実体宣言と一致する
文字列がテキスト中にある場合、それを実体参照に置換
する(請求項1)。このように、テキストのcut&paste
において、従来は単純に文字列をcut&pasteするだけで
あったが、その文字列中に複写先において実体宣言がな
されている文字列が含まれている場合が考えられる。請
求項1においては、これらの文字列を実体参照にpaste
の際、置き換えることで挿入先での文書の利用がやりや
すくなる。
【0018】図9は、図7における構造挿入位置を得る
ための処理を説明するためのフローチャートである。以
下、各ステップ(step)に従って順に説明する。まず、
一般構造変換処理を行い(step21)、挿入する構造木
のトップノードをxとする(step22)。次に挿入先文
書のノードを1つとり、yとし(step23)、yの子ど
もまたは兄弟としてxが来ることができるかDFAをサ
ーチする(step24)。次に、xが来ることができるか
どうかを判断し(step25)、来ることができなけれ
ば、前記step23へ行き、来ることができれば、ノード
を兄弟の場合は青、子どもの場合は赤でハイライト表示
する(step26)。
【0019】次に、全てのノードを調べたかどうかを判
断し(step27)、調べてなければ、前記step23へ行
き、調べてあれば、ユーザに挿入位置を選択してもらう
(step28)。次に、選択位置がDTDに適合するかD
FAを検索し(step29)、来ることができるかどうか
を判断し(step30)、来ることができなければ、警告
メッセージを表示する(step31)。次に、挿入された
並びのコンテントモデルをDFAでチェックする(step
32)。挿入された構造のコンテントモデルをDFAで
再帰的にチェックし(step33)、両方のチェックでD
FAが満足されなかった位置のノードを反転表示する
(step34)。
【0020】テキストの場合は、単純にテキスト表示の
位置を得るだけであるが、構造の場合、挿入する構造が
DTDに適合することが重要である。まず、挿入できる
位置をユーザに示すため、木構造をサーチし、挿入可能
位置をDTDのDFAから求める。その位置をハイライ
ト表示する(請求項4)。ノードに対し、挿入可能位置
は兄弟、または子どもの位置の2通りが考えられる。
【0021】そこで、この実施例では兄弟の位置の場合
ノードに対して青で、子ども位置の場合赤でハイライト
表示する。ユーザは挿入先を選択するが、画面上では挿
入位置のノードをクリックすることで行う。このときダ
イアログを表示し、兄弟として挿入するか、子どもとし
て挿入するかを選択する。このように、請求項4におい
ては、構造のcut&pasteでは構造を挿入先に挿入すると
き、DTDのコンテントモデルに適合するノード位置を
表示することで間違った挿入を防ぐことができる。
【0022】選択されたノードがDFAに適合しない場
合、警告を表示する(請求項5)。また、適合する場合
でも、挿入によってコンテントモデルが崩れる場合があ
る。例えば、挿入位置に同じエレメントによる構造が存
在する場合である。この場合、同じエレメント名の構造
が挿入によって並んでしまう。さらに、挿入された構造
が挿入前の文書で正しいコンテントモデルであっても挿
入後、挿入先のDTDと適合するとは限らない。そこ
で、ならびと、挿入された構造をDFAでチェックし、
適合しない場合、ノードを反転表示し、使用者に注意を
促す。
【0023】このようなSGML文書間の部分構造のcu
t&pasteでは、DTDが異なっている場合、挿入された
側の文書に同じelementがない場合や名前が同じでもコ
ンテントモデルが異なる場合が考えられる。請求項5に
おいては、コンテントモデルが適合しない場合、適合し
ない箇所を表示し、ユーザに変更を促すので便利であ
る。
【0024】DTDの構造が元のDTDと挿入先で全く
異なる場合、挿入した後、エレメント名の変更や構造の
変更を多量に行わなければならない。全く異なる文書で
も何らかの意図があってcut&pasteしているわけである
ので、使用者にとっては規則的な対応関係があるはずで
ある。そこで、決まっている対応関係がある場合、それ
を規則的に変更してやれば良い。異なるDTD文書の変
換はDSSSLで一般文書変換(GTLP,STTP)
で行われている。これは文書全体を対象とした物である
が、ここではcut&pasteの部分構造木を対象とする。こ
の処理が図9の最初の所で行われる(請求項6)。この
ように、請求項6においては、頻繁にcut&pasteする場
合、自動的に変換できるようにルールを設定できればユ
ーザの手間を省くことができる。
【0025】一般文書から構造化文書へ変換する場合、
cut&pasteだけでは元の文書にない構造を先に変換先に
作成しておいてからテキスト内容を挿入する必要があ
り、変換作業に手間がかかる。そこで、一般文書から構
造化文書への変換の際にエディタにおいて変換支援モー
ドを設ける。このモードにおいては、構造化文書中に挿
入ポイントというものを設ける。挿入ポイントは構造木
のノードに存在する。
【0026】図10は、変換支援モードペースト処理を
説明するためのフローチャートである。以下、各ステッ
プ(step)に従って順に説明する。まず、テキスト置換
処理を行い(step41)、ノードパスリストxを空にす
る(step42)。次に、挿入ポイントのノードをyとし
(step43)、yの子ども方向にパスを作成してxに登
録する(step44)。yの兄弟方向にパスを作成してx
に登録し(step45)、yの親をyとする(step4
6)。次に、yが存在するかどうかを判断し(step4
7)、yが存在しなければ、前記step45に戻り、yが
存在すれば、パスリストを表示してパスを選択させる
(step48)。パスからノードを作成し、カットバッフ
ァからテキストをデータノードに挿入する(step4
9)。
【0027】すなわち、構造支援モードでは図7で示し
たpaste処理と動作が異なる。図10ではまず図7と同
様のテキスト置換処理(図8)が行われる。次に、挿入
ポイントにおいて次のデータノードにたどり着くノード
パス候補を求める。これは、DFAを挿入ポイントとそ
の祖先のノードからたどることによって得られる。
【0028】例えば、図3においてkenmeiの所に挿入ポ
イントがあるとき、パスは kenmei->sakusei:name: となる。ただし、“->”は弟を示し、“:”は子どもを
示す。つまり、図6にある一般文書で“千田滋也”をcu
tし、挿入ポイントkenmeiで挿入すると、自動的にパス
に従ってsakuseiとnameが作られ、図5に示すようにmyn
ameの実体宣言があれば、実体参照(&myname;)に変
換されてデータがnameの下に挿入される。
【0029】テキスト部分のcut&pasteだけでは他の文
書形式から変換する際に不便である。入力文字列に対し
てユーザがSGMLの構造として指定する機能を付け加
えることにより、より効率的に取り込むことが可能にな
る。つまり、取り込もうとしている部分に対する構造を
ユーザが指定する手段、および、システム側から指定を
手助けするための候補を与えてやることにより、効率良
く構造のない文書を構造を持つ文書構造に変換すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:構造化文書を保持する
文書保持部と、該構造化文書の編集処理を行う編集処理
部と、文書内容の一部を蓄えるバッファとを具備し、構
造化文書中にテキスト領域を挿入する際に、挿入先文書
にある実体宣言に一致する文字列がテキスト領域にある
場合、該文字列を実体参照に置き換えるので、ペースト
する際に実体参照に置き換えることによりユーザがあと
から確認して置き換える作業がいらなくなるため、編集
作業が効率的に行える。 (2)請求項2に対応する効果:構造化文書中にテキス
ト領域を挿入する際に、挿入元文書にある実体宣言が未
定義である場合、該実体宣言を挿入先文書に複写するの
で、ペーストする際に未定義の実体宣言を複写先にコピ
ーすることによりユーザがあとから新たに宣言する必要
がなく、編集作業が効率的に行える。 (3)請求項3に対応する効果:構造化文書を保持する
文書保持部と、構造に関する情報を保持するDTD保持
部と、編集過程の情報を表示する表示入力部と、構造化
文書の編集処理を行う編集処理部と、文書内容の一部を
蓄えるバッファとを具備し、構造化文書中の部分構造を
対象として削除、複写、挿入を行うので、部分構造を構
造文書間で削除、複写、挿入することで同様の内容を新
たに作ることなく文書を作成でき、編集作業が効率的に
行える。 (4)請求項4に対応する効果:前記部分構造を挿入す
る際、挿入先文書の文書構造に適合するノード位置を表
示するので、部分構造を構造文書間で削除、複写、挿入
する際に内容モデルを壊すことなく挿入できる位置を見
付けることができ、編集作業が効率的に行える。 (5)請求項5に対応する効果:前記部分構造を挿入し
た際、挿入した部分構造中の文書構造に適合しないノー
ドの情報を表示するので、部分構造を構造文書間で削
除、複写、挿入した際に内容モデルに違反する内容を見
付けることができ、編集作業が効率的に行える。 (6)請求項6に対応する効果:前記部分構造を挿入す
る際、挿入元と挿入先の構造間の変換規則により変換を
行った後に挿入するので、部分構造を構造文書間で削
除、複写、挿入する際に、部分構造を複写先に適合する
よう変換することができ、編集作業が効率的に行える。 (7)解決手段7に対応する効果:一般文書と構造化文
書を保持する文書保持部と、構造に関する情報を保持す
るDTD保持部と、編集過程の情報を表示する表示入力
部と、文書の編集処理を行う編集処理部とを具備し、一
般文書の内容を削除、複写し、その内容を挿入する際に
構造文書の注目点の次に来るデータ内容までの要素列を
内容モデルから作成し、該内容モデルを使用者にリスト
として示して選択させ、その要素列を作成して一般文書
の内容をデータ内容として挿入するので、一般の文書か
ら構造文書への変換の際、構造を簡単に作成することが
でき、編集作業が効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による構造化文書編集装置の一実施例
を説明するための構成図である。
【図2】 本発明におけるDFAを示す図である。
【図3】 本発明における文書保持部の木構造を示す図
である。
【図4】 本発明におけるDTDの例を示す図である。
【図5】 本発明におけるSGML文書例を示す図であ
る。
【図6】 本発明における表示部の画面例を示す図であ
る。
【図7】 本発明におけるペースト処理を説明するため
のフローチャートである。
【図8】 本発明におけるテキスト置換処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】 本発明における構造挿入位置を保つ処理を説
明するためのフローチャートである。
【図10】 本発明における変換支援モードペースト処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…SGML文書、2…SGMLパーザ、3…DTD保
持部、4…文書保持部、5…DFA(有限オートマト
ン)、6…編集処理部、7…文書木構造バッファ、8…
一般文書バッファ、9…カットバッファ、10…表示入
力部、11…入力部、12…一般文書、13…構造変換
規則。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化文書を保持する文書保持部と、該
    構造化文書の編集処理を行う編集処理部と、文書内容の
    一部を蓄えるバッファとを具備し、構造化文書中にテキ
    スト領域を挿入する際に、挿入先文書にある実体宣言に
    一致する文字列がテキスト領域にある場合、該文字列を
    実体参照に置き換えることを特徴とする構造化文書編集
    装置。
  2. 【請求項2】 構造化文書を保持する文書保持部と、該
    構造化文書の編集処理を行う編集処理部と、文書内容の
    一部を蓄えるバッファとを具備し、構造化文書中にテキ
    スト領域を挿入する際に、挿入元文書にある実体宣言が
    未定義である場合、該実体宣言を挿入先文書に複写する
    ことを特徴とする構造化文書編集装置。
  3. 【請求項3】 構造化文書を保持する文書保持部と、構
    造に関する情報を保持するDTD保持部と、編集過程の
    情報を表示する表示入力部と、構造化文書の編集処理を
    行う編集処理部と、文書内容の一部を蓄えるバッファと
    を具備し、構造化文書中の部分構造を対象として削除、
    複写、挿入を行うことを特徴とする構造化文書編集装
    置。
  4. 【請求項4】 前記部分構造を挿入する際、挿入先文書
    の文書構造に適合するノード位置を表示することを特徴
    とする請求項3記載の構造化文書編集装置。
  5. 【請求項5】 前記部分構造を挿入した際、挿入した部
    分構造中の文書構造に適合しないノードの情報を表示す
    ることを特徴とする請求項3記載の構造化文書編集装
    置。
  6. 【請求項6】 前記部分構造を挿入する際、挿入元と挿
    入先の構造間の変換規則により変換を行った後に挿入す
    ることを特徴とする請求項3記載の構造化文書編集装
    置。
JP6150868A 1994-07-01 1994-07-01 構造化文書編集装置 Pending JPH0816576A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202072B1 (en) 1997-05-08 2001-03-13 Jusystem Corp. Method and apparatus for processing standard generalized markup language (SGML) and converting between SGML and plain text using a prototype and document type definition
KR20010035005A (ko) * 2000-08-29 2001-05-07 채진석 Xml 문서의 외형 정보 지정 방법
KR100435005B1 (ko) * 2001-02-07 2004-06-11 주식회사 비트웹 와이들 웹 프레임 워크를 위한 인코딩 방법
US7281204B1 (en) 1999-11-23 2007-10-09 Fujitsu Limited Hub document preparation method

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