JPH081658U - 磁気掛止具 - Google Patents

磁気掛止具

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JPH081658U
JPH081658U JP006081U JP608196U JPH081658U JP H081658 U JPH081658 U JP H081658U JP 006081 U JP006081 U JP 006081U JP 608196 U JP608196 U JP 608196U JP H081658 U JPH081658 U JP H081658U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛具側の本体側への吸着を迅速にかつ本体側
カバー表面に摺接傷をつけること無く行うことができる
磁気掛止具を提供する。 【構成】 永久磁石板1の一方の磁極に第1の強磁性板
2が設けられて、永久磁石板1の他方の磁極を直接覆う
非磁性材製のカバー3で一体化されており、永久磁石板
1の他方の磁極側に第2の強磁性板15が着脱自在に設
けられ、第2の強磁性板15の中央に突設した強磁性突
起16が、永久磁石板1およびカバー3の中央に形成し
た孔5、6を通して前記第1の強磁性板1又は該強磁性
板に突設した強磁性突起8に離接可能としてあると共
に、永久磁石板1およびカバー3には、第2の強磁性板
15が着脱する側で、前記孔5、6の縁部に漏斗状部5
a、6aが設けられ、その外側に前記第1の強磁性板側
の磁極面と平行とした環状の平坦部5b、3aが設けら
れていることを特徴とした磁気掛止具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、永久磁石の吸着力を利用した磁気掛止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、永久磁石板の一方の磁極に第1の強磁性板が設けられて、永久磁石板の 他方の磁極を覆う非磁性材製のカバーで一体化されており、前記永久磁石の他方 の磁極側には、第2の強磁性板が着脱自在に設けられ、該第2の強磁性板に突設 した強磁性突起が永久磁石板およびカバーに形成した孔を通して、前記第1の強 磁性板又は該強磁性板に突設した強磁性突起に離接可能とした磁気掛止具が、ハ ンドバッグ、鞄等の袋物や、衣服或いはベルト等の装身具などの掛止具として知 られ、多用されるに至っている。
【0003】
【考案により解決しようとする課題】
前記の如くの磁気掛止具は、例えばハンドバッグに用いる場合には、永久磁石 側をハンドバッグの本体側に取付ける一方、第2の強磁性板側を蓋片側に取付け て使用されるが、第2の強磁性板を永久磁石側に吸着させる際には、第2の強磁 性板に突設した強磁性突起が、先ず永久磁石の外周縁と前記孔の孔縁の中間部分 に対応するカバー外面に吸着される。これは、第2の強磁性板を吸着させる前の 状態では、前記外周縁と孔縁の中間部分における磁束密度が最も高い為である。 そして、このような吸着状態から、第2の強磁性板に突設した強磁性突起を永久 磁石板およびカバーに形成した孔に突入させて、第1の強磁性板側へ吸着させよ うとする過程においては、カバー外面において永久磁石の外周縁と孔縁の中間部 に対応した位置で第2の強磁性板が強磁性突起を中心として回転し易く、この位 置から孔縁に亘って、前記強磁性突起が直線的に摺動することは少なく、ジグザ グ状に摺動することが多く、この為、カバー外面には多くの摺接傷が付けられる 問題点があった。
【0004】 この摺接傷は、磁気掛止具を取付けたハンドバッグその他の商品の価値を低下 させており、販売の為の陳列時には、カバーの外面に保護シールを貼付したり、 カバー外面に網目模様などを付加して、摺接傷が目立たないようにする対策も必 要としていた。
【0005】 又、前記永久磁石板の、第2の強磁性板が着脱する側の磁極面全体を凹曲面と し、カバー上面全体もこの凹曲面に沿わせた構造の磁気掛止具が提案されている (例えば、実開昭55−52807号の第10図に図示されている磁気掛止具) 。このような構造の磁気掛止具によれば、前記第2の強磁性板に突設した強磁性 突起のカバー面上での摺動を前記凹曲面によって案内することにより可及的に少 なくし、摺接傷を少なくすることが期待できる。しかし、このような構造の磁気 掛止具においては、前記永久磁石板における凹曲面が永久磁石の寸法精度を得る 為の研削或いは研磨に不向きであり、組立精度が得られないことから、吸着力の 弱い磁気掛止具が生ずるなど、製品の歩留りが低下する問題があった。
【0006】 そこで、永久磁石板の磁極面を凹曲面とするのに代えて、中央孔を有し上下面 とも平坦な永久磁石板の上面に、前記中央孔周縁部側を凹曲面とした強磁性材製 のヨークを重合し、該ヨークの上面形状に対応させて前記中央孔周縁部側を凹曲 面としたカバーを載置して一体化する試みもなされたが、部品点数が増すばかり でなく、部品点数が増すに従って、部品の寸法誤差が加重されることから、やは り組立精度が得られない問題が残っていた。
【0007】 磁気掛止具に関する発明の一つである特開昭62−95808号は、中央孔1 aを有し上下面とも平坦な永久磁石板1の上面に、該中央孔1a方向に向けて周 縁部が漸次薄肉となる傾斜面5bを有する強磁性材製の磁気シールド板5を重合 し、ケース4もこの磁気シールド板5の傾斜面5bに沿わせた構造の磁気掛止具 を提案している。この特開昭62−95808号は、平坦な磁気シールド板5を 永久磁石板1の上面に重合した場合、磁気漏洩がほとんど生じないように磁気シ ールド板5を厚くすれば掛具側を吸い寄せる力が少なくなると共に吸着力も減少 するという問題点があり、一方、磁気シールド板5を薄くすれば磁気シールド効 果が少なくなるという問題点があることに鑑みて、永久磁石板1の上側磁極面か らの磁気の漏出を抑え、しかも掛具側3を吸い寄せ吸着する力を低下させないよ うにする磁気シールド対策を設けた磁気掛止具を提案することを目的としてなさ れたものである。したがって、本願考案とは解決すべき課題を異にする発明であ るが、前述した永久磁石板の磁極面を凹曲面とするのに代えて、中央孔を有し上 下面とも平坦な永久磁石板の上面に前記中央孔周縁部側を凹曲面とした強磁性材 製のヨークを重合する試みの一つと考える事ができる。しかし、この特開昭62 −95808号の構造を採用した場合、前述したように、部品点数が増すばかり でなく、部品点数が増すに従って、部品の寸法誤差が加重されることから、やは り組立精度が得られないという問題が生じていた。また、この特開昭62−95 808号の構造にあっては、永久磁石板1の上側磁極面と掛具側の第二強磁性板 3との間にカバー4のみならず磁気シールド板5も介在する事になり、その分だ け掛具側を吸い寄せる力が少なくなると共に吸着力も減少するという問題を避け られなかった。特に、磁気シールド板5を永久磁石板1の上側磁極面とカバー4 との間に介在させる事を必須の要件とした場合には、磁気シールド板5が存在す る分だけ永久磁石板1の体積が減少することになる。したがって、永久磁石板1 の磁力による所定の吸着力を得るために必要な永久磁石板1の体積を確保するた めには本体側の体積が大きくならざるを得ず、一方、本体側の体積を所定の大き さにおさめようとすれば、磁気吸着力の低下を一定程度犠牲にして、磁気シール ド板5が存在する分だけ永久磁石板1の体積を減少させねばならないという問題 点があった。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
そこでこの考案は、前記中央孔を有する本体側の永久磁石板において上側磁極 面の該中央孔縁部を漏斗状にするとともにその外周部を下側磁極面と平行にした 環状平坦部とし、カバーもこの永久磁石板の形状に対応して中央孔縁部を漏斗状 にするとともにその外周部に環状平坦部を有する形状とし、該カバーを永久磁石 板に直接被冠することによって、前記問題点を解決したのである。
【0009】 即ちこの考案の磁気掛止具は、永久磁石板の一方の磁極に第1の強磁性板が設 けられて、永久磁石板の他方の磁極を直接覆う非磁性材製のカバーで一体化され ており、前記永久磁石板の他方の磁極側に第2の強磁性板が着脱自在に設けられ 、該第2の強磁性板の中央に突設した強磁性突起が、永久磁石板およびカバーの 中央に形成した孔を通して前記第1の強磁性板又は該強磁性板に突設した強磁性 突起に離接可能としてあると共に、前記永久磁石板およびカバーには、第2の強 磁性板が着脱する側で、前記孔の縁部に漏斗状部が設けられ、その外側に、前記 第1の強磁性板側の磁極面と平行とした環状の平坦部が設けられていることを特 徴としている。
【0010】 前記第2の強磁性板は平板状として良いが、永久磁石板およびカバーの漏斗状 部に対応させて中央部を突出させ、該突出部に強磁性突起を設けることもできる 。
【0011】
【作用】
この考案の磁気掛止具によれば、第2の強磁性板を永久磁石板側に吸着させよ うとした場合、第2の強磁性板に突設した強磁性突起が、先ず永久磁石板の周縁 と孔縁の中間部分に対応する位置のカバー外面に吸着されるので、これに引き続 いて、前記強磁性突起を、漏斗状に形成されたカバー外面に沿って摺動させて、 カバーおよび永久磁石板の孔内に突入させれば良い。この結果、強磁性突起がカ バーの外面に接して摺動する距離は、漏斗状の部分で孔に向って直線的に案内さ れるために最短にでき、摺接傷を少なくすることができる。
【0012】 この考案の磁気掛止具は、前記作用を発揮させるために、前記中央孔を有する 本体側の永久磁石板において上側磁極面の孔縁部を漏斗状にするとともにその外 周部を下側磁極面と平行にした環状平坦部とし、かかる永久磁石板の上側磁極面 の形状に対応して中央孔縁部が漏斗状でその外周部が環状平坦部となっているカ バーを該永久磁石板の上側磁極面に直接被冠させる構造を採用している。
【0013】 永久磁石板自身をこのような形状とすることによって、上下面とも平坦な永久 磁石板を採用しつつカバーのみが中央孔縁部を漏斗状でその外周部を環状平坦部 を有する構造とする場合に生じる不都合、例えば、平坦な永久磁石板の上面に他 の部材を重合させねばならないため部品点数が増加し組み立て精度が低下する、 あるいは平坦な永久磁石板の上面とカバーとの間にエアーギャップが存在し磁気 吸着力が低下する、等々の不都合を防止し、強力な吸着力を得る事ができる。ま た、カバーの形状を永久磁石板の上側磁極面の形状に対応させ、該永久磁石板の 上側磁極面に直接被冠させる構造を採用することによって、掛具側の強磁性板と 本体側永久磁石板の当接および強磁性突起相互若しくは強磁性突起と本体側の強 磁性板の当接に過不足をなくし、夫々正確に当接させて、より強力な吸着力を得 る事ができる。
【0014】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0015】 図1は実施例の分解斜視図であり、図2は実施例の吸着状態における断面図で ある。
【0016】 図中、Aが永久磁石板1を有する本体側であり、Bが掛具側である。本体側A は円盤状の永久磁石板1の下面磁極に円盤状とした第1の強磁性板(鉄板)2が 当接され、永久磁石板1と第1の強磁性板2は有頂筒状とした非磁性材製のカバ ー3が被冠されて、永久磁石板1の上面磁極が直接覆われており、該カバー3の 筒状部下端縁に設けた爪片4、4を内側に屈曲させて一体化されている。
【0017】 前記永久磁石板1は中央に孔5が設けられていると共に、該孔5の上側孔縁部 が漏斗状部5aとされ、その外側が環状の平坦部5bとされている。又、カバー 3も頂板の平坦部3aの中央部に、前記孔5に合せて孔6が設けられ、孔6に内 筒7が連設してあると共に、孔6の孔縁部は前記漏斗状部5aに合わせて漏斗状 部6aとされている。
【0018】 前記第1の強磁性板2の中央上側には、永久磁石板1の孔5の径よりやや小径 とし、かつ永久磁石板1の厚さの約半分とした強磁性突起8が設けてある。前記 強磁性突起8は下面中央に杆体9が連設されて、第1の強磁性板2の中央に穿設 された透孔10に挿通可能とされており、第1の強磁性板2の下面より突出した 杆体9には、脚片11、11と基板12で門型とした固着具13の基板12に穿 設した透孔14を嵌装可能としてある。そして、杆体9の端部を圧縮変形させる ことにより、固着具13が第1の強磁性板2の下面に固着されている。
【0019】 一方掛具側Bは、円盤状とした第2の強磁性板15と、強磁性突起16と、固 着具13で構成されている。前記第2の強磁性板15は第1の強磁性板2と同一 径とされていると共に、中央部は、前記カバー3の平坦部3aおよび該平坦部3 aの内側の漏斗状部6aに隙間なく当接できるように、下側に向けて突出部15 aが形成してある。そしてこの突出部15aの下面中央に穿設した透孔17に強 磁性突起16の上側に連設した杆体18が挿通され、杆体18の突出部には固着 具13の基板12に穿設した透孔14が嵌装され、杆体18の端部を圧縮変形さ せて、全体が一体化してある。
【0020】 尚、前記第1の強磁性板2と強磁性突起8並びに第2の強磁性板15と強磁性 突起16は夫々一体物として形成することも可能であるのは言うまでもない。
【0021】 上記の実施例において、掛具側Bの第2の強磁性板15を図2に示したように 、本体側Aのカバー3の頂板上に当接した状態では、永久磁石板1から出る磁力 線が、永久磁石板1の孔5内で当接する強磁性突起8、16に集中する結果、本 体側Aと掛具側Bは強い吸着力で掛止するものである。磁力線の経路は、永久磁 石板1の下面の磁極から強磁性板2を経て強磁性突起8へ至る経路と、永久磁石 板1の上面の磁極から強磁性板15を経て強磁性突起16へ至る経路とで構成さ れる。強磁性突起8、16相互の当接部や、強磁性板15がカバー3を介して、 永久磁石板1の磁極に当接する部分に、エアーギャップが存在すると、吸着力は 弱まる。
【0022】 掛具側Bを本体側Aに吸着させる際には、掛具側Bの強磁性突起16は、前記 孔6にスムーズに突入することは少なく、先ず図3に示したように本体側Aを構 成したカバー3の平坦部3aにおいて、外周縁と孔6の中間部分に吸着されるこ とが多い。この部分の磁束密度が頂板上では最も高いからである。従って強磁性 突起16を孔6に突入させる為には、吸着された強磁性突起16を頂板上を孔6 に向けて摺動させる必要があるが、この摺動範囲は漏斗状部6aとなっているの で、強磁性突起16は漏斗状部6aの斜面によって孔6に向けて直線的に案内さ れる。この結果、摺動距離が最短となり、孔6への突入をスムーズにできると共 に、摺接傷を少なくすることができる。
【0023】 次に、掛具側Bを本体側Aに吸着させた状態の時、強力な吸着力を発揮させる 為には、2つの強磁性突起8、16がエアーギャップを介在することなく、確実 に当接すると共に、掛具側Bの第2の強磁性板15が本体側Aのカバー3の頂板 にエアーギャップを介在することなく、確実に当接する必要がある。この為、製 造段階では永久磁石板1の厚みおよび強磁性突起8、16の厚みの寸法精度を精 密に加工する必要がある。この点、永久磁石板1は平円環状の形状とし、中心部 の孔5の孔縁部のみを漏斗状部5aとし、その外側に環状の平坦部5bを設けた ので、強磁性板2の当接する磁極面と平行な平坦部5bの面は研削又は研磨する ことが可能で、これにより高い寸法精度の部材とすることができる。従って強磁 性突起8、16の当接および第2の強磁性板15とカバー3の頂板の当接も夫々 、過不足がなく確実化し、掛止具として強力な吸着力を確保することができる。
【0024】 又、前記第2の強磁性板15の中央部に下向きに突出部15aを形成した結果 、これに対応して第2の強磁性板15の上側面には、凹入部15bが形成され、 該凹入部15bによって以下のような作用効果もある。
【0025】 即ち、この掛具側Bは、固着具13の脚片11、11を折畳んで、図4に示し たように、例えばハンドバッグの蓋片19に固着される。
【0026】 この場合、折畳んだ脚片11、11を含めて固着具13は、その一部を前記凹 入部15b内に収容させることができるので、その分、外部に接する外側皮(又 は布)19aの突出を少なくすることができ、ハンドバッグの外観を損ねるのを 防止できる。
【0027】 尚、前記固着具13としては、図5に示したような袋状金具20と突入金具2 1で構成したものや、図6に示したように受金具22と突入爪金具23で構成し たものとすることも可能で、これらの場合も固着具の一部を凹入部15b内に収 容させて、外側皮19aの突出を少なくすることができる。
【0028】 次に、図7はこの考案の他の実施例の断面を表わしたものである。この実施例 においては、掛具側Bの第2の強磁性板24の中央部は、前記実施例のように突 出部15aを形成することなく、平坦としてある。この第2の強磁性板24以外 の部材は前記実施例と同一であり、符号も同一の番号を付してある。
【0029】 この実施例では、第2の強磁性板24の上側に凹入部が形成されないことから 、固着具13による取付部の突出を少なくする作用効果は得られないのであるが 、第2の強磁性板24に突設した強磁性突起16の摺動による摺接傷を少なくで きる作用効果および部材の寸法精度が高くできる結果、強力な吸着力が確保でき る作用効果は前記実施例と同様である。
【0030】
【考案の効果】
以上に説明した通りこの考案によれば、本体側を構成した永久磁石板の上面お よびカバーの中央部の孔の孔縁部に漏斗状部を形成し、その外側に永久磁石板の 下面に平行な環状平坦部を形成したので、掛具側の強磁性突起の摺動による摺接 傷を少なくできる効果があり、カバーの頂板に保護シールを貼付するなどの必要 性を無くすることができると共に、掛止側の本体側への吸着操作を迅速にできる 効果がある。
【0031】 また、この考案の磁気掛止具は、前記中央孔を有する本体側の永久磁石板にお いて上側磁極面の孔縁部を漏斗状とするとともにその外周部を下側磁極面と平行 にした環状平坦部としたので、永久磁石板の厚みは研削或いは研磨により高い寸 法精度を確保することができ、製造上の歩留りを向上させ、全体の組立精度も高 く維持することができる。
【0032】 更に、カバーもこの永久磁石板の形状に対応して中央孔縁部を漏斗状とすると ともにその外周部を環状平坦部にする形状とし、該カバーを本体側永久磁石板の 上側磁極面に直接被冠させたので、本体側全体の大きさを比較的小型にしつつ永 久磁石の必要な体積を確保する事ができ、強力な吸着力を得る事ができる。永久 磁石板及びカバーを前記形状にしたことにより、上下面とも平坦な永久磁石板を 採用しつつカバーのみが中央孔縁部を漏斗状でその外周部を環状平坦部を有する 構造とする場合に生じる不都合、例えば、平坦な永久磁石板の上面に他の部材を 重合させねばならないため部品点数の増加、寸法誤差の加重が生じ、組み立て精 度が低下する、あるいは平坦な永久磁石板の上面とカバーとの間にエアーギャッ プが存在し磁気吸着力が低下する、等々の不都合を防止できる。
【0033】 本考案の磁気掛止具によれば、永久磁石板及びカバーとも中央孔縁部を漏斗状 とするとともにその外周部を永久磁石板の下側磁極面と平行な環状平坦部として いるので、掛具側の第2の強磁性板が平坦な形状である場合には、当該環状平坦 部に過不足なく正確に当接できる。したがって、中央孔を有する本体側の永久磁 石板の上側磁極面全体及びカバー全体を凹曲面状にし、掛具側をこれらの形状に 対応して全体的に下側に凸曲面を有する形状としている従来の磁気掛止具に比較 して、掛止側の強磁性板と永久磁石板の当接および強磁性突起相互若しくは強磁 性突起と本体側の強磁性板の当接に過不足をなくし、夫々正確に当接させて、よ り強力な吸着力を得る事ができる。
【0034】 また、前記永久磁石板及びカバーの漏斗状部に対応させて、掛具側の第2の強 磁性板を突出させて、該突出部に強磁性突起を設けると、本体側と掛具側との相 互の形状によってより緊密かつ確実な係合が可能になり、更に掛具側の固着具の 一部を突出部の形成で設けられる凹入部内に収容させることができるので、取付 部分の固着具による突出を少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】この考案の実施例の吸着状態の断面図である。
【図3】この考案の実施例の吸着途中の状態を説明する
断面図である。
【図4】この考案の実施例の掛具側の取付構造を示す断
面図である。
【図5】固着具を他の構造とした実施例の取付構造を示
す断面図である。
【図6】固着具を更に別の構造とした実施例の取付構造
を示す断面図である。
【図7】この考案の他の実施例の吸着状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 永久磁石板 2 第1の強磁性板 3 カバー 3a、5b 平坦部 5 孔 5a 漏斗状部 6 孔 6a 漏斗状部 8、16 強磁性突起 13 固着具 15、24 第2の強磁性板 15a 突出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石板の一方の磁極に第1の強磁性
    板が設けられて、永久磁石板の他方の磁極を直接覆う非
    磁性材製のカバーで一体化されており、前記永久磁石板
    の他方の磁極側に第2の強磁性板が着脱自在に設けら
    れ、該第2の強磁性板の中央に突設した強磁性突起が、
    永久磁石板およびカバーの中央に形成した孔を通して前
    記第1の強磁性板又は該強磁性板に突設した強磁性突起
    に離接可能としてあると共に、前記永久磁石板およびカ
    バーには、第2の強磁性板が着脱する側で、前記孔の縁
    部に漏斗状部が設けられ、その外側に、前記第1の強磁
    性板側の磁極面と平行とした環状の平坦部が設けられて
    いることを特徴とした磁気掛止具。
  2. 【請求項2】第2の強磁性板は、中央部が永久磁石板お
    よびカバーの漏斗状部に対応させて突出させてあり、該
    突出部に強磁性突起が設けてある請求項1記載の磁気掛
    止具。
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JP2002066867A (ja) * 2000-09-04 2002-03-05 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の送り装置

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