JPH08166302A - 外力センサ - Google Patents

外力センサ

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Publication number
JPH08166302A
JPH08166302A JP30761094A JP30761094A JPH08166302A JP H08166302 A JPH08166302 A JP H08166302A JP 30761094 A JP30761094 A JP 30761094A JP 30761094 A JP30761094 A JP 30761094A JP H08166302 A JPH08166302 A JP H08166302A
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JP
Japan
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sawrs
external force
sawr
force sensor
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP30761094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okajima
洋 岡嶋
Ryohei Mogi
良平 茂木
Noriyuki Akaha
紀之 赤羽
Hideki Ouchi
秀樹 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化の影響を受けることがなく正確に加
速度を検出することができる外力センサを提供すること
を目的とする。 【構成】 バイアス周波数ΔfB を設けるように構成さ
れた表面弾性波型外力センサにおいて、第1のSAWR
と第2のSAWRを互いに相似形に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面弾性波共振器(SURF
ACE ACOUSTIC WAVE RESONATOR :SAWR)を利用した
外力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して従来の表面弾性波共振器
(SAWR)を利用した外力センサの例を説明する。外
力センサは固定壁に片持ち支持された弾性体、例えば梁
11と斯かる梁11の上面11A及び下面11Bに配置
されたSAWR21A、21Bを有する。梁11は、例
えば、水晶、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等
の圧電単結晶によって構成され、特に温度特性を重視す
る場合にはSTカット水晶の単結晶が使用される。
【0003】梁11の固定側には支持部材13が装着さ
れ自由端側には重り15が装着されている。上側のSA
WR21Aと下側のSAWR21Bはそれぞれ増幅器2
5A、25Bに接続され、それによって発振回路20
A、20Bが構成される。発振回路20A、20Bの出
力信号はそれぞれバッファアンプ27A、27Bに供給
され、バッファアンプ27A、27Bの出力信号はミキ
サ31を経てフィルタ33に供給される。フィルタ33
は出力信号として発振周波数の差Δfを取り出す。
【0004】
【数1】Δf=f1 −f2
【0005】ここに、f1 は上側の発振回路20Aの発
振周波数、f2 は下側の発振回路20Bの発振周波数で
ある。
【0006】上側のSAWR21Aと下側のSAWR2
1Bの構成を同一とし2つの発振周波数f1 、f2 を同
一とすると、加速度A又は外力Fが作用しないときに発
振周波数の差Δfはゼロとなる。しかしながら、外力F
の方向を判別する目的と2つの発振の吸い込み現象を回
避する目的のために、2つの発振周波数f1 、f2 は予
め異なるように設計されている。
【0007】従って、加速度A又は外力Fが作用しない
ときでも、発振周波数の差Δfはゼロとならず、一定の
周波数出力が発生している。斯かる出力ΔfB をバイア
ス周波数と称する。
【0008】外力センサに矢印方向に沿って加速度A又
は外力Fが作用すると梁11は撓み、2面11A、11
Bの一方の面は伸び他方の面は縮む。それによって各発
振回路20A、20Bより出力される発振周波数は変化
する。従って、フィルタ33より出力される発振周波数
の差Δfは変化する。加速度A又は外力Fは斯かる発振
周波数の差Δfの関数である。
【0009】
【数2】A=K×(Δf−ΔfB
【0010】ここに、Aは入力加速度、Kは比例定数、
ΔfB はバイアス周波数である。外力Fの方向は加速度
Aの符号によって判断することができる。
【0011】図5を参照してバイアス周波数ΔfB と外
力センサの動作範囲の関係について説明する。図6は入
力加速度Aと発振周波数の差Δfの関係を示す。入力加
速度Aが− maxA〜+ maxAの範囲にて、発振周波数の
差Δfの最小値Δfmin がゼロ近傍にならないように設
定しなければならない。
【0012】次に、図6を参照して従来のバイアス周波
数ΔfB を設ける方法について説明する。図6Aは梁1
1の上面11AのSAWR21Aを示し、このSAWR
21Aは入力インターディジタルトランスデューサ(I
DT)21−1A及び出力インターディジタルトランス
デューサ(IDT)21−2Aと2つの反射器21−3
A、21−4Aとを有する。図6Bは梁11の下面11
BのSAWR21Bを示し、同様にこのSAWR21B
は入力IDT21−1B及び出力IDT21−2Bと2
つの反射器21−3B、21−4Bとを有する。
【0013】バイアス周波数ΔfB を設けるために、通
常、2つのSAWR21A、21Bの共振キャビティ長
1 、L2 が異なるように2つのSAWR21A、21
Bは設計される。
【0014】最も簡単な方法は、図6に示すように、上
面11Aの入力IDT21−1A及び出力IDT21−
2Aと反射器21−3A、21−4Aと下面11Bの入
力IDT21−1B及び出力IDT21−2Bと反射器
21−3B、21−4Bとをそれぞれ同一形状とし、上
面11Aの反射器21−3A、21−4A間の距離L 1
と下面11Bの反射器21−3B、21−4B間の距離
2 とが異なるように設計する。
【0015】図7を参照して、このような方法によって
形成したSAWRの温度特性を説明する。図7Aの曲線
は上面11AのSAWR21Aの温度特性を示し、図7
Bの曲線は下面11BのSAWR21Bの温度特性を示
す。但し、この例は温度特性の優れたSTカット水晶の
場合を想定している。
【0016】図7のグラフにおいて横軸は温度T、縦軸
はSAWR21A、21Bを使用した発振回路20A、
20Bの発振周波数f1 、f2 である。一般に、STカ
ット水晶を用いたSAWR発振回路の発振周波数は温度
によって変化し、図示のように、放物線状に変化する。
発振周波数が最大f0 となる温度を頂点温度T0 と称す
る。
【0017】頂点温度はSAWRを構成するIDT及び
反射器の形状、大きさ、相対的位置関係等によって変化
する。従って、上面11AのSAWR21Aと下面11
BのSAWR21Bの共振キャビティ長L1 、L2 が異
なる場合には、図示のように、2つのSAWR21A、
21Bの頂点温度T10、T20は異なる。SAWRの温度
特性は典型的には頂点温度によって表される。
【0018】梁11の上面11Aに生成される発振周波
数f1 は、表面の歪みε(伸びを+、縮みを−)と温度
Tの関数として、次のように表される。
【0019】
【数3】 f1 =f10{1−a(T−T102 }(1−kε)
【0020】ここに、f1 は発振周波数、Tは温度、ε
は歪み、f10は頂点温度T10における発振周波数、aは
温度特性を表する定数、kは定数である。
【0021】同様に、梁11の下面11Bに生成される
発振周波数f2 は表面の歪みεと温度Tの関数として、
次のように表される。
【0022】
【数4】 f2 =f20{1−a(T−T202 }(1−kε)
【0023】発振周波数の差Δfは次のように表され
る。
【0024】
【数5】Δf=f1 −f2 =f10{1−a(T−T10
2 }(1−kε)−f20{1−a(T−T202 }(1
−kε)=〔f10{1−a(T−T102 }−f20{1
−a(T−T202 }〕(1−kε)
【0025】バイアス周波数ΔfB は外力がゼロ、即
ち、歪みε=0のときの発振周波数の差Δfであるか
ら、数5の式でε=0により求められる。
【0026】
【数6】ΔfB =f10{1−a(T−T102 }−f20
{1−a(T−T202
【0027】ここで、数5の式を数6の式のバイアス周
波数ΔfB を使用して次のように書き換えることができ
る。
【0028】
【数7】Δf=f1 −f2 =ΔfB (1−kε)
【0029】数7の式によって表される発振周波数の差
Δfは発振回路20A、20B又は外力センサの出力信
号である。ここで、数7の式の係数であるバイアス周波
数ΔfB を次のように変形する。
【0030】
【数8】ΔfB =f10{1−a(T−T102 }−f20
{1−a(T−T202 }=f10−f20−a(f10−f
20)(T−T202 +2af10(T10−T20)(T−T
102 −af10(T10−T202
【0031】数7の式及び数8の式より明らかなよう
に、出力信号Δfは外力即ち歪みεの関数であるが、温
度T、頂点温度T10、T20、頂点温度における共振周波
数f10、f20の関数である。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来、表面弾性波型外
力センサにおいて、バイアス周波数ΔfB を設ける場
合、梁11の上面11AのSAWR21Aと下面11B
のSAWR21Bは互いに形状が異なるように形成され
る。そのために2つのSAWR21A、21Bの温度特
性、即ち、頂点温度に差ΔT0 =(T10−T20)が生
じ、数7の式及び数8の式に示すように出力信号Δfが
頂点温度の差ΔT0 の影響を受けることとなった。
【0033】従来の表面弾性波型外力センサでは、バイ
アス周波数ΔfB を設けると数7の式及び数8の式に示
すように温度Tが変化すると出力信号Δfが変化し、正
確な加速度を得ることができない欠点があった。
【0034】本発明は斯かる点に鑑み、温度変化によっ
て影響を受けることなく正確に加速度を検出することが
できる外力センサを提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明によると、例えば
図1に示すように、外力を歪みに変換するための単結晶
圧電板によって形成され片持ち支持された梁と、該梁の
2つの面に装着され該梁に発生した歪みを共振周波数の
変化に変換するための表面弾性波共振器と、を有する外
力センサにおいて、上記梁の第1の面に形成された第1
の表面弾性波共振器のパターンと上記梁の第2の面に形
成された第2の表面弾性波共振器のパターンとは互いに
相似形であることを特徴とする。
【0036】本発明によると、外力センサにおいて、上
記第1の表面弾性波共振器のパターンと上記第2の表面
弾性波共振器のパターンはフォトマスク作成時にシュリ
ンクテクニックを用いて互いに相似形に形成されたこと
を特徴とする。
【0037】
【作用】一般にバイアス周波数ΔfB を設けるために、
2つのSAWR21A、21Bの形状が異なるように、
即ち、2つのSAWR21A、21Bの共振キャビティ
長L1 、L2 が異なるように構成する。2つのSAWR
21A、21Bの共振キャビティ長L1 、L2 が異なる
と、2つのSAWR21A、21Bの温度特性が異なる
こととなる。即ち頂点温度T10、T20が異なる。それに
よって、出力信号である発振周波数の差Δfは温度によ
って影響を受けることとなる。
【0038】しかしながら、2つのSAWR21A、2
1Bの形状が異なり、従って、2つのSAWR21A、
21Bの共振キャビティ長L1 、L2 が異なる場合であ
っても、共振波長λ10、λ20に対する共振キャビティ長
1 、L2 の比L1 /λ10、L2 /λ20が等しい場合に
は、2つのSAWR21A、21Bの温度特性は同一と
なり、頂点温度T10、T20は同一となる。即ち出力信号
である発振周波数の差Δfは温度によって影響を受けな
い。尚、共振波長λ10、λ20はSAWRのデザインルー
ルによって決まる。
【0039】従って、共振波長λ10、λ20に対する共振
キャビティ長L1 、L2 の比L1 /λ10が同一L1 /λ
10=L2 /λ20となる条件で、2つのSAWR21A、
21Bの形状を設定すれば、出力信号である発振周波数
の差Δfは温度によって影響を受けない。
【0040】本発明によれば、2つのSAWR21A、
21Bは互いに相似形に形成される。それによって、共
振波長λ10、λ20に対する共振キャビティ長L1 、L2
の比が同一L1 /λ10=L2 /λ20となる条件が満たさ
れ、且つ、バイアス周波数ΔfB が設けられる。
【0041】本発明によると、2つのSAWR21A、
21Bはフォトリソグラフィ法によって形成され、シュ
リンク法によって容易に相似形が得られる。しかも、シ
ュリンク法では、シュリンク率を所定の値にすることに
よって、所望の共振周波数比f10/f20が得られるか
ら、所望のバイアス周波数ΔfB を容易に得ることがで
きる。
【0042】
【実施例】先ず本発明の概念について説明する。表面弾
性波型外力センサにおいて、従来の方法でバイアス周波
数ΔfB を設けると数7の式及び数8の式に表されるよ
うに、出力信号Δfは温度Tの関数となる。数8の式の
右辺の各項のうち、出力信号Δfに最も大きく影響を与
えるのは頂点温度の差ΔT0 =(T10−T20)を含む第
3項である。従って、頂点温度の差ΔT0 がゼロであれ
ば、出力信号Δfは温度Tの影響を受けず、歪みεだけ
の関数となる。
【0043】しかしながら、上述のように梁11の両側
のSAWR21A、21Bの形状が異なるように構成す
ると、2つのSAWR21A、21Bの温度特性、即
ち、頂点温度に差ΔT0 =(T10−T20)が生ずる。
【0044】頂点温度はSAWRの形状等によって変化
するが、詳細には、共振波長と共振キャビティの比L1
/λ10、L2 /λ20の関数である。共振波長λ10、λ20
はSAWR21A、21Bのデザインルールによって決
まる。従って、SAWRの形状が変わっても、共振周波
長に対する共振キャビティの比L1 /λ10、L2 /λ 20
が変わらなければ、頂点温度は変化しない。
【0045】従って、バイアス周波数ΔfB を設けるた
めに2つのSAWRの形状等が異なるように構成して
も、共振波長に対する共振キャビティ長の比L1
λ10、L2/λ20が同一であれば2つのSAWRの頂点
温度が等しくなる。
【0046】本発明によると、梁11の上面11AのS
AWR21Aと下面11BのSAWR21Bを互いに相
似形に形成する。それによって、バイアス周波数ΔfB
を設けることができ、且つ、2つのSAWR21A、2
1Bにおいて共振波長に対する共振キャビティ長の比が
同一L1 /λ10=L2 /λ20となる。従って、2つのS
AWR21A、21Bの頂点温度は等しくなる。数8の
式にΔT0 =(T10−T20)=0を代入して次の式を得
る。
【0047】
【数9】 ΔfB =f10−f20−a(f10−f20)(T−T202
【0048】この右辺の第2項は微小であるため無視す
ると次の近似式が得られる。
【0049】
【数10】ΔfB =f10−f20
【0050】これを数7の式に代入して出力信号Δfが
得られる。
【0051】
【数11】Δf=(f10−f20)(1−kε)
【0052】図1を参照して本発明による外力センサの
例を説明する。図1は本発明による表面弾性波共振器
(SAWR)の例を示す。図6と同様に、図1Aは梁1
1の上面11Aの第1のSAWR21Aを示し、図1B
は梁11の下面11Bの第2のSAWR21Bを示す。
第1のSAWR21Aは入力インターディジタルトラン
スデューサ(IDT)21−1A及び出力インターディ
ジタルトランスデューサ(IDT)21−2Aと2つの
反射器21−3A、21−4Aとを有し、第2のSAW
R21Bは入力IDT21−1B及び出力IDT21−
2Bと2つの反射器21−3B、21−4Bとを有す
る。
【0053】本例によると、第1のSAWR21Aと第
2のSAWR21Bは互いに相似形に形成されている。
即ち、2つのSAWR21A、21Bは、互いに大きさ
が異なるが形状は同一である。本例によると、2つのS
AWR21A、21Bは互いに相似形に形成されている
ことを除いて、図6に示した2つのSAWR21A、2
1Bと同様であってよい。また本例によると、外力セン
サは2つのSAWR21A、21Bを除いて、図4に示
した外力センサと同様であってよい。
【0054】本例によると2つのSAWR21A、21
Bは適当な方法によって形成される。例えば、フォトリ
ソグラフィ法によって梁11の両面11A、11Bに所
定のパターンを形成することによって製造されてよい。
【0055】好ましくは、2つのSAWR21A、21
Bはシュリンク法によって互いに相似形に形成される。
シュリンク法によると、同一のフォトマスクデータを使
用し、一方のSAWRを100%で作画し、他方のSA
WRを所望のバイアス周波数が得られるように適当な縮
小率で作画する。シュリンク法は、マスクのパターンと
同一の形状のSAWRを所望の拡大率又は縮小率にて容
易に形成することができる。
【0056】次に実際の計算例を示す。上述のように2
つのSAWR21A、21Bを相似形に形成すると共振
波長と共振キャビティ長の比は変化しないが、共振波長
と共振キャビティ長はそれぞれ同じ割合だけ変化する。
2つのSAWR21A、21Bの共振波長の比、即ち、
共振周波数f10、f20の比はSAWRのパターンの拡大
率又は縮小率に等しい。
【0057】
【数12】f20=f10×r
【0058】ここにrは拡大率又は縮小率である。これ
を数10の式に代入してバイアス周波数ΔfB が求めら
れる。
【0059】
【数13】 ΔfB =f10−f20=f10−f10×r=f10(1−r)
【0060】例えば、第1のSAWR21Aの共振周波
数f10がf10=400MHz、バイアス周波数ΔfB
してΔfB =400KHzが得られるように設計する
と、第2の共振周波数f20はf20=399.6MHzと
なり、縮小率はr=0.999となる。即ち、99.9
%のシュリンクをかければよい。
【0061】図2を参照して本発明による外力センサの
梁11の他の構成例を示す。本例によると、梁11は2
枚の薄い梁11−1と11−2を接合することによって
製造される。互いに相似形である2つのSAWR21
A、21Bは、接合されて形成された1枚の梁11の両
面11A、11Bにそれぞれ形成されている。
【0062】SAWR21A、21Bは2枚の薄い梁1
1−1、11−2を接合した後に形成してよいが、好ま
しくは、2枚の薄い梁11−1、11−2を接合する前
に形成される。例えば、2枚の薄い梁11−1、11−
2の各面11A、11Bに、順次、リソグラフィ法によ
ってSAWR21A、21Bし、それから2枚の薄い梁
11−1、11−2を接合してよい。それによって、効
率的にSAWR21A、21Bを形成することができ
る。
【0063】図3に本発明による外力センサの梁11の
他の構成例を示す。この例では図2に示したのと同様な
2枚の薄い梁11−1と11−2を使用する。2枚の薄
い梁11−1、11−2は、その間に支持部材13と重
り15を挟んだ状態で、それらと接合される。
【0064】SAWR21A、21Bは、上側の薄い梁
11−1の上面11Aと下側の薄い梁11−2の下面1
1Bにそれぞれ形成されている。
【0065】同様に、SAWR21A、21Bは2枚の
薄い梁11−1、11−2を支持部材13及び重り15
に接合した後に形成してよいが、好ましくは、2枚の薄
い梁11−1、11−2を接合する前に形成される。例
えば、2枚の薄い梁11−1、11−2の各面11A、
11Bに、順次、リソグラフィ法によってSAWR21
A、21Bし、それから接合してよい。それによって、
効率的にSAWR21A、21Bを形成することができ
る。
【0066】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0067】
【発明の効果】本発明によると、表面弾性波型の外力セ
ンサにおいて、バイアス周波数ΔfBを設けても、出力
信号は温度の影響を受けることがない利点がある。
【0068】本発明によると、表面弾性波型の外力セン
サにおいて、極めて簡単な方法で、2つのSAWRの温
度特性を同一にすることができる利点がある。
【0069】本発明によると、表面弾性波型の外力セン
サにおいて、極めて簡単な方法で、バイアス周波数Δf
B を所望の値に設定することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外力センサのSAWRの例を示す
説明図である。
【図2】本発明による外力センサの梁の構成例を説明す
るための説明図である。
【図3】本発明による外力センサの梁の他の構成例を説
明するための説明図である。
【図4】従来の外力センサの構成例を示す図である。
【図5】従来の外力センサのバイアス周波数ΔfB の機
能を説明するための説明図である。
【図6】従来の外力センサのSAWRの例を示す説明図
である。
【図7】従来の外力センサのSAWRの温度特性を説明
する説明図である。
【符号の説明】
11 弾性体、梁 11−1、11−2 梁 11A 上面 11B 下面 13 支持部材 15 重り 20A、20B 発振回路 21A、21B 表面弾性波共振器(SAWR) 21−1、21−1A、21−1B 入力インターディ
ジタルトランスデューサ(IDT) 21−2、21−2A、21−2B 出力インターディ
ジタルトランスデューサ(IDT) 21−3A、21−3B 反射器 21−4A、21−4B 反射器 25A、25B 増幅器 27A、27B バッファアンプ 31 ミキサ 33 フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図5を参照してバイアス周波数ΔfB と外
力センサの動作範囲の関係について説明する。図5は入
力加速度Aと発振周波数の差Δfの関係を示す。入力加
速度Aが− maxA〜+ maxAの範囲にて、発振周波数の
差Δfの最小値Δfmin がゼロ近傍にならないように設
定しなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 秀樹 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外力を歪みに変換するための単結晶圧電板
    によって形成され片持ち支持された梁と、該梁の2つの
    面に装着され該梁に発生した歪みを共振周波数の変化に
    変換するための表面弾性波共振器と、を有する外力セン
    サにおいて、 上記梁の第1の面に形成された第1の表面弾性波共振器
    のパターンと上記梁の第2の面に形成された第2の表面
    弾性波共振器のパターンとは互いに相似形であることを
    特徴とする外力センサ。
  2. 【請求項2】請求項2記載の外力センサにおいて、 上記第1の表面弾性波共振器のパターンと上記第2の表
    面弾性波共振器のパターンはフォトマスク作成時にシュ
    リンクテクニックを用いて互いに相似形に形成されたこ
    とを特徴とする外力センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156295A (ja) * 2000-10-06 2002-05-31 Robert Bosch Gmbh 力センサ
US6803698B2 (en) * 2000-10-12 2004-10-12 Murata Manufacturing Co., Ltd Acceleration sensor
JP2005214814A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Kyocera Corp 圧力センサモジュール

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