JPH08167429A - 再充電可能な電気化学的セル及びその製造方法 - Google Patents
再充電可能な電気化学的セル及びその製造方法Info
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- JPH08167429A JPH08167429A JP7156851A JP15685195A JPH08167429A JP H08167429 A JPH08167429 A JP H08167429A JP 7156851 A JP7156851 A JP 7156851A JP 15685195 A JP15685195 A JP 15685195A JP H08167429 A JPH08167429 A JP H08167429A
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- H01M6/18—Cells with non-aqueous electrolyte with solid electrolyte
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 改良された再充電可能電気化学的セル及び
その製造方法を提供すること。 【構成】 本発明による再充電可能な電気化学的セル
は、アルカリ金属を表面に可逆的に取り込み得る第1電
極と、前記アルカリ金属を内部に可逆的に取り込み得る
第2電極と、前記第1及び第2電極に接触可能な電解質
とを含み、前記第1電極が当該セルの充電前に前記アル
カリ金属を概ね含んでいないことを特徴とする。また、
本発明によれば、前述の再充電可能な電気化学的セルの
製造方法も提供される。
その製造方法を提供すること。 【構成】 本発明による再充電可能な電気化学的セル
は、アルカリ金属を表面に可逆的に取り込み得る第1電
極と、前記アルカリ金属を内部に可逆的に取り込み得る
第2電極と、前記第1及び第2電極に接触可能な電解質
とを含み、前記第1電極が当該セルの充電前に前記アル
カリ金属を概ね含んでいないことを特徴とする。また、
本発明によれば、前述の再充電可能な電気化学的セルの
製造方法も提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば再充電可能なリ
チウムバッテリーのような、再充電可能な電気化学的ア
ルカリ金属セルに関する。
チウムバッテリーのような、再充電可能な電気化学的ア
ルカリ金属セルに関する。
【0002】
【従来の技術】本分野では、例えばリチウムセルのよう
な、様々な非水性アルカリ金属電気化学的セルが知られ
ている。例えばNagauraらに付与された米国特許
第4,828,834号明細書に示されているようなリ
チウムセルは、金属リチウムの形態の高い電気的活性を
示すアノードと、電解質として用いられる一若しくは複
数の有機溶剤に溶けたリチウム塩と、金属酸化物または
遷移金属のカロゲナイド(chalogenide)か
らなる電気化学的に活性なカソードと、アノードとカソ
ードとの間に配置された半透性のセパレータとを含む。
このセパレータは、短絡に対する機械的防御手段として
機能する。
な、様々な非水性アルカリ金属電気化学的セルが知られ
ている。例えばNagauraらに付与された米国特許
第4,828,834号明細書に示されているようなリ
チウムセルは、金属リチウムの形態の高い電気的活性を
示すアノードと、電解質として用いられる一若しくは複
数の有機溶剤に溶けたリチウム塩と、金属酸化物または
遷移金属のカロゲナイド(chalogenide)か
らなる電気化学的に活性なカソードと、アノードとカソ
ードとの間に配置された半透性のセパレータとを含む。
このセパレータは、短絡に対する機械的防御手段として
機能する。
【0003】リチウムセルの一つの欠点は、金属リチウ
ムが高い反応性を有する金属であり、空気中の水蒸気と
容易に反応してしまうため、リチウムアノードを完全に
乾燥した環境で製造しなければならないことである。
ムが高い反応性を有する金属であり、空気中の水蒸気と
容易に反応してしまうため、リチウムアノードを完全に
乾燥した環境で製造しなければならないことである。
【0004】リチウムセルの他の欠点は、充電/放電サ
イクルの間にリチウムの樹枝状結晶が形成されることで
ある。リチウムの樹枝状結晶は電解質と反応して、引き
続き行われる充電/放電サイクルに寄与しない電気化学
的非活性部分を生じてしまう。このことは放電効率の低
下につながる。更に、リチウムの樹枝状結晶は、カソー
ドとアノードとの間の間隔を埋め、それによって内部短
絡によるセルの破壊を引き起こすことがある。
イクルの間にリチウムの樹枝状結晶が形成されることで
ある。リチウムの樹枝状結晶は電解質と反応して、引き
続き行われる充電/放電サイクルに寄与しない電気化学
的非活性部分を生じてしまう。このことは放電効率の低
下につながる。更に、リチウムの樹枝状結晶は、カソー
ドとアノードとの間の間隔を埋め、それによって内部短
絡によるセルの破壊を引き起こすことがある。
【0005】リチウムの樹枝状結晶の形成に起因する前
述の効率の低下を部分的に克服する一つの方法は、大量
の過剰リチウム(通常4倍)をセル内に用いることであ
る。セル内の過剰リチウムは、AAサイズのセルでは通
常150〜200ミクロンであるアノードの厚さを増加
させる。アノードの総合面積と得られるセルの電力との
間に相関が存在するため、相対的に厚い金属リチウム
は、表面面積が相対的に小さくなってしまい、そのた
め、充電及び放電サイクルに於いて相対的にパワー密度
も小さくなってしまう。更に、セル内の過剰リチウム
は、総合的なセル容量(cell capacity)
を低下させる上、リチウムが増えると、特性上、より危
険も増大するばかりでなく、リチウムは比較的高価であ
るためセル価格も上昇してしまう。
述の効率の低下を部分的に克服する一つの方法は、大量
の過剰リチウム(通常4倍)をセル内に用いることであ
る。セル内の過剰リチウムは、AAサイズのセルでは通
常150〜200ミクロンであるアノードの厚さを増加
させる。アノードの総合面積と得られるセルの電力との
間に相関が存在するため、相対的に厚い金属リチウム
は、表面面積が相対的に小さくなってしまい、そのた
め、充電及び放電サイクルに於いて相対的にパワー密度
も小さくなってしまう。更に、セル内の過剰リチウム
は、総合的なセル容量(cell capacity)
を低下させる上、リチウムが増えると、特性上、より危
険も増大するばかりでなく、リチウムは比較的高価であ
るためセル価格も上昇してしまう。
【0006】樹枝状結晶の形成を抑制する方法の一つと
して、Dahnらに付与された米国特許第4,902,
589号明細書に開示されている高圧力下での機械式パ
ッケージがある。別の方法として、比較的小さな電流密
度、例えば0.3mA/cm2で充電する方法がある
が、これは充電時間の増加につながる。
して、Dahnらに付与された米国特許第4,902,
589号明細書に開示されている高圧力下での機械式パ
ッケージがある。別の方法として、比較的小さな電流密
度、例えば0.3mA/cm2で充電する方法がある
が、これは充電時間の増加につながる。
【0007】Fongらによる国際特許出願PCT/C
A90/00127号明細書に記載されているような別
のタイプの再充電可能なリチウムセルは、LixC6(こ
こでxは1より小さい)を形成するようにリチウムイオ
ンを間に挟むようにされた、例えばコークやグラファイ
トのような適当なカーボン形成物を含むアノードを含ん
でいる。
A90/00127号明細書に記載されているような別
のタイプの再充電可能なリチウムセルは、LixC6(こ
こでxは1より小さい)を形成するようにリチウムイオ
ンを間に挟むようにされた、例えばコークやグラファイ
トのような適当なカーボン形成物を含むアノードを含ん
でいる。
【0008】カーボンを間に挟むリチウムによって形成
されたアノードに基づくリチウムセルの欠点の1つは、
このようなセルから得られる最大容量が、約377mA
h/gであり、純粋な金属リチウムに対する理論値38
60mAh/gよりも極めて小さいということである。
Samarに付与された米国特許第4,423,125
号明細書に開示されたようなグラファイトを間に挟むア
ノードを有するAAセルは、500mAhのオーダーの
最大容量を有するが、それに対してリチウムアノードを
有するセルの容量は700mAhである。
されたアノードに基づくリチウムセルの欠点の1つは、
このようなセルから得られる最大容量が、約377mA
h/gであり、純粋な金属リチウムに対する理論値38
60mAh/gよりも極めて小さいということである。
Samarに付与された米国特許第4,423,125
号明細書に開示されたようなグラファイトを間に挟むア
ノードを有するAAセルは、500mAhのオーダーの
最大容量を有するが、それに対してリチウムアノードを
有するセルの容量は700mAhである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
された再充電可能な電気化学的セルを提供することであ
る。
された再充電可能な電気化学的セルを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一面に従うと、
表面にアルカリ金属(好ましくはリチウム)を可逆的に
取り込むことのできる第1電極と、内部に前記アルカリ
金属のイオンを取り込むことのできる第2電極と、両電
極に接触する電解質とを含むセルが提供されるが、この
セルは、充電前に前記第1電極の表面が前記アルカリ金
属を概ね含まないことを特徴としている。
表面にアルカリ金属(好ましくはリチウム)を可逆的に
取り込むことのできる第1電極と、内部に前記アルカリ
金属のイオンを取り込むことのできる第2電極と、両電
極に接触する電解質とを含むセルが提供されるが、この
セルは、充電前に前記第1電極の表面が前記アルカリ金
属を概ね含まないことを特徴としている。
【0011】更に本発明の他の側面に従うと、好ましく
はリチウムであるアルカリ金属を概ね含まない導電性金
属薄膜と、前記アルカリ金属のイオンを内部に含む電極
と、前記アルカリ金属の塩を含み前記電極と前記薄膜と
に接触する電解質とをセルハウジング内に組み入れる過
程と、前記セルに外部電流を加え、それによって前記電
極から前記薄膜表面へと前記電解質を介して移動するイ
オンとして移送されるアルカリ金属によって前記薄膜表
面をめっきする過程とを含む再充電可能な電気化学的セ
ルの製造方法が提供される。
はリチウムであるアルカリ金属を概ね含まない導電性金
属薄膜と、前記アルカリ金属のイオンを内部に含む電極
と、前記アルカリ金属の塩を含み前記電極と前記薄膜と
に接触する電解質とをセルハウジング内に組み入れる過
程と、前記セルに外部電流を加え、それによって前記電
極から前記薄膜表面へと前記電解質を介して移動するイ
オンとして移送されるアルカリ金属によって前記薄膜表
面をめっきする過程とを含む再充電可能な電気化学的セ
ルの製造方法が提供される。
【0012】更に、本発明の別の側面に従うと、電気化
学的リチウムセルに於ける樹枝状結晶の形成を抑制する
ための方法が提供される。この方法は、リチウムを概ね
含まない導電性金属薄膜と、内部にリチウムイオンを含
む電極と、前記薄膜と電極との間に配置された非導電性
多孔質セパレータと、前記薄膜、電極、及びセパレータ
に接触する非水性電解質とをセルハウジング内にサンド
イッチ構造に組み入れる過程と、当該セルに外部電流を
加え、それによって前記電極から前記薄膜表面へと前記
電解質を介して移動するイオンとして移送されるリチウ
ムによって前記薄膜表面をめっきする過程とを含み、こ
の方法は、めっきによる前記薄膜の厚さの増加によって
前記セル内の内圧が増加し、それによってリチウムの樹
枝状結晶の形成が抑制されることを特徴とする。
学的リチウムセルに於ける樹枝状結晶の形成を抑制する
ための方法が提供される。この方法は、リチウムを概ね
含まない導電性金属薄膜と、内部にリチウムイオンを含
む電極と、前記薄膜と電極との間に配置された非導電性
多孔質セパレータと、前記薄膜、電極、及びセパレータ
に接触する非水性電解質とをセルハウジング内にサンド
イッチ構造に組み入れる過程と、当該セルに外部電流を
加え、それによって前記電極から前記薄膜表面へと前記
電解質を介して移動するイオンとして移送されるリチウ
ムによって前記薄膜表面をめっきする過程とを含み、こ
の方法は、めっきによる前記薄膜の厚さの増加によって
前記セル内の内圧が増加し、それによってリチウムの樹
枝状結晶の形成が抑制されることを特徴とする。
【0013】更に、本発明の他の側面に従うと、前記電
解質は、LiAsF6、LiBF4、LiClO4のようなアル
カリ金属塩を含む非水性溶剤からなるか、あるいはイオ
ン伝導性ポリマーからなり、前記非水性溶剤を用いて形
成された当該セルは、第1電極(金属薄膜)及び第2電
極を分離するための多孔質の非導電性物質を含んでいて
もよい。
解質は、LiAsF6、LiBF4、LiClO4のようなアル
カリ金属塩を含む非水性溶剤からなるか、あるいはイオ
ン伝導性ポリマーからなり、前記非水性溶剤を用いて形
成された当該セルは、第1電極(金属薄膜)及び第2電
極を分離するための多孔質の非導電性物質を含んでいて
もよい。
【0014】更に、本発明の別の側面によると、第1電
極の表面は導電性金属からなる。すなわち、この電極
は、銅、ニッケル、ステンレススチールからなる物質群
の中の一つから形成されているか、または前記物質群の
中の別の物質または金によってコーティングされた前記
物質群の中の一つからなる。別の方法として、前記電極
が電子伝導性ポリマーからなっていてもよい。
極の表面は導電性金属からなる。すなわち、この電極
は、銅、ニッケル、ステンレススチールからなる物質群
の中の一つから形成されているか、または前記物質群の
中の別の物質または金によってコーティングされた前記
物質群の中の一つからなる。別の方法として、前記電極
が電子伝導性ポリマーからなっていてもよい。
【0015】最後に、本発明の他の側面によると、第1
電極の厚さは約5〜50ミクロンであり、セルは第1電
極の厚さが第2電極の厚さより極めて薄いことを特徴と
している。
電極の厚さは約5〜50ミクロンであり、セルは第1電
極の厚さが第2電極の厚さより極めて薄いことを特徴と
している。
【0016】本発明は、添付の図面と共に以下の詳細な
説明によってよりよく理解されるだろう。
説明によってよりよく理解されるだろう。
【0017】
【実施例】図示されているように、本発明の一好適実施
例に従った再充電可能な電気化学的セル10は、好まし
くは、アノード12(後に詳述)と、非水性リチオ化電
解質(lithiated electrolyte)
14と、非導電性マイクロ多孔質セパーレータ16と、
リチオ化金属酸化物を支持する、例えばアルミニウムネ
ットのようなカソード18とを含む。リチオ化金属酸化
物は、前述のネットの両面にある圧力下で加えられたリ
チオ化コバルト酸化物であっても良い。別の方法とし
て、電解質及び非導電性多孔質セパレータを、Alam
girに付与されて米国特許第5,252,413号明
細書に開示されているようなリチウム塩をドーピングさ
れたPVC/PCに基づく固体ポリマー電解質によって
置き換えることもできる。この米国特許は本明細書に引
証として加えられる。
例に従った再充電可能な電気化学的セル10は、好まし
くは、アノード12(後に詳述)と、非水性リチオ化電
解質(lithiated electrolyte)
14と、非導電性マイクロ多孔質セパーレータ16と、
リチオ化金属酸化物を支持する、例えばアルミニウムネ
ットのようなカソード18とを含む。リチオ化金属酸化
物は、前述のネットの両面にある圧力下で加えられたリ
チオ化コバルト酸化物であっても良い。別の方法とし
て、電解質及び非導電性多孔質セパレータを、Alam
girに付与されて米国特許第5,252,413号明
細書に開示されているようなリチウム塩をドーピングさ
れたPVC/PCに基づく固体ポリマー電解質によって
置き換えることもできる。この米国特許は本明細書に引
証として加えられる。
【0018】本発明の好適実施例によるセル内のアノー
ドは、好ましくは導電性薄膜からなる支持部材を含んで
おり、その表面に、好ましくはリチウムであるアルカリ
金属の層が、セルの充電中に、アノードが形成されるべ
き場所にめっきされる。
ドは、好ましくは導電性薄膜からなる支持部材を含んで
おり、その表面に、好ましくはリチウムであるアルカリ
金属の層が、セルの充電中に、アノードが形成されるべ
き場所にめっきされる。
【0019】導電性薄膜は、銅、ニッケル、またはステ
ンレススチールの薄膜のような金属薄膜からなる。別の
方法として、導電性薄膜は、例えば銅、ニッケル、また
はステンレススチールのような他の金属によってコーテ
ィングされた金属であっても良い。またはクロムや金に
よってコーティングされていても良い。また、導電性薄
膜は電子伝導性ポリマーであっても良い。
ンレススチールの薄膜のような金属薄膜からなる。別の
方法として、導電性薄膜は、例えば銅、ニッケル、また
はステンレススチールのような他の金属によってコーテ
ィングされた金属であっても良い。またはクロムや金に
よってコーティングされていても良い。また、導電性薄
膜は電子伝導性ポリマーであっても良い。
【0020】導電性薄膜の厚さは5〜50ミクロンであ
ることが好ましいが、より好ましくは8〜20ミクロン
である。一方、従来のアノードの厚さは150〜200
ミクロンが典型的である。ニッケル、銅、ステンレスス
チールのような金属または電子伝導性ポリマーの優れた
機械的強度によって、約10〜15ミクロンの厚さしか
有さないフォイル(foil)を用いることが可能とな
り、それによって非常に広い総面積を得ることが可能と
なっている。例えば、約400cm2の面積を持つアノ
ードを備えた試験済みのAAサイズのセルが得られてお
り、このようなセルに於いては、比較的短時間で大電流
による充電が可能となっている。更に、銅フォイルの方
が、極めて厚いリチウムフォイルよりも安価である。ア
ノードが薄くなることによって、比較的厚いカソードの
ための空間が残される。これらの結果、大容量、高エネ
ルギーを有するセルが可能となる。
ることが好ましいが、より好ましくは8〜20ミクロン
である。一方、従来のアノードの厚さは150〜200
ミクロンが典型的である。ニッケル、銅、ステンレスス
チールのような金属または電子伝導性ポリマーの優れた
機械的強度によって、約10〜15ミクロンの厚さしか
有さないフォイル(foil)を用いることが可能とな
り、それによって非常に広い総面積を得ることが可能と
なっている。例えば、約400cm2の面積を持つアノ
ードを備えた試験済みのAAサイズのセルが得られてお
り、このようなセルに於いては、比較的短時間で大電流
による充電が可能となっている。更に、銅フォイルの方
が、極めて厚いリチウムフォイルよりも安価である。ア
ノードが薄くなることによって、比較的厚いカソードの
ための空間が残される。これらの結果、大容量、高エネ
ルギーを有するセルが可能となる。
【0021】本発明によるセルを製造するための好まし
い方法について、螺旋巻回型セル(a spiral
wound type cell)を例として説明す
る。理解されるように、本方法は螺旋巻回型セルにのみ
限定されるものではなく、他の任意のタイプのセルに適
用することができる。例えばAAサイズのセルのような
上述のセルを製造するために、任意の適当な材料(例え
ばニッケルめっきスチール)から形成された缶が、セル
ハウジング20として用いられる。そして、図示されて
いるように、サンドイッチ状の積層構造が、透過性の非
導電性多孔質セパレータ層とリチウムベースカソード層
とから形成される。その後、この積層構造は、セルハウ
ジング内に固定された内部芯(図示せず)に巻回され
る。次に、電解質が導入され、最後にキャップ22が缶
に封着される。
い方法について、螺旋巻回型セル(a spiral
wound type cell)を例として説明す
る。理解されるように、本方法は螺旋巻回型セルにのみ
限定されるものではなく、他の任意のタイプのセルに適
用することができる。例えばAAサイズのセルのような
上述のセルを製造するために、任意の適当な材料(例え
ばニッケルめっきスチール)から形成された缶が、セル
ハウジング20として用いられる。そして、図示されて
いるように、サンドイッチ状の積層構造が、透過性の非
導電性多孔質セパレータ層とリチウムベースカソード層
とから形成される。その後、この積層構造は、セルハウ
ジング内に固定された内部芯(図示せず)に巻回され
る。次に、電解質が導入され、最後にキャップ22が缶
に封着される。
【0022】アノードが任意の環境の下で準備され得る
ということは、本発明の顕著な特徴のひとつである。こ
のことは、アノードの支持部材に用いられるフォイル
が、リチウムを概ね含まず、アノードを空気から遮断す
る必要がないためである。
ということは、本発明の顕著な特徴のひとつである。こ
のことは、アノードの支持部材に用いられるフォイル
が、リチウムを概ね含まず、アノードを空気から遮断す
る必要がないためである。
【0023】本発明によるセルは、充電されていない状
態で組み立てられる。そしてセルの充電は、セルの使用
時に最初のステップとして行われる。セルの充電の間、
カソードからイオンが電解質を介してアノードへと移動
する。このプロセスによってリチウムが支持部材表面に
めっきされ、リチウムの薄膜層が形成される。典型的に
は、リチウム層は5〜10ミクロンである。その結果、
アノードの全体的な厚さが増加し、それによって積層構
造全体の厚みが増加するが、このような積層構造はある
場合には限度があるため、構成要素間のセルハウジング
内部圧力が増加する。この圧力の増加によって樹枝状結
晶の形成が抑制される。これによって必要とされる過剰
リチウムを最小化することができ、それによってセルの
安全性やセルから得られる全エネルギーが改善される。
態で組み立てられる。そしてセルの充電は、セルの使用
時に最初のステップとして行われる。セルの充電の間、
カソードからイオンが電解質を介してアノードへと移動
する。このプロセスによってリチウムが支持部材表面に
めっきされ、リチウムの薄膜層が形成される。典型的に
は、リチウム層は5〜10ミクロンである。その結果、
アノードの全体的な厚さが増加し、それによって積層構
造全体の厚みが増加するが、このような積層構造はある
場合には限度があるため、構成要素間のセルハウジング
内部圧力が増加する。この圧力の増加によって樹枝状結
晶の形成が抑制される。これによって必要とされる過剰
リチウムを最小化することができ、それによってセルの
安全性やセルから得られる全エネルギーが改善される。
【0024】以下に示す例は、限定的なものではない
が、本発明のある側面を例示している。
が、本発明のある側面を例示している。
【0025】例1 AAサイズの試験用セルを、以下の構成要素を用いて形
成した。15ミクロンの厚さの銅フォイルをアノード支
持部材として用いた。カソードは、アルミニウムフォイ
ル支持部材の両面に加圧形成されたLiCoO2から形成
した。5重量%のグラファイトを導電性物質として用
い、PVDFをバインダーとして用いた。アノードとカ
ソードの間を分離すると共にその間に位置するマイクロ
多孔質ポリプロピレンとして、“Celgard”タイ
プ3402を用いた。1,3−ジオキソランとテトラヒ
ドロフラン(THF)の混合物中のLiAsF6の1mo
lを電解質として用いた。
成した。15ミクロンの厚さの銅フォイルをアノード支
持部材として用いた。カソードは、アルミニウムフォイ
ル支持部材の両面に加圧形成されたLiCoO2から形成
した。5重量%のグラファイトを導電性物質として用
い、PVDFをバインダーとして用いた。アノードとカ
ソードの間を分離すると共にその間に位置するマイクロ
多孔質ポリプロピレンとして、“Celgard”タイ
プ3402を用いた。1,3−ジオキソランとテトラヒ
ドロフラン(THF)の混合物中のLiAsF6の1mo
lを電解質として用いた。
【0026】セル積層構造(アノード支持部材、セパー
レータ、及びカソード)を、螺旋巻回構造に組み上げ、
ニッケルメッキスチールからなる缶に挿入した。カバー
はプラズマ溶接によって封着した。電解質は缶底の1m
mの開口を通して導入し、続いて抵抗溶接(resis
tance welding)を行った。アノード支持
部材の厚さは15ミクロンであり、その幅は40mm、
長さは550mmであった。カソードはアノードと同じ
幅及び長さであったが、その厚さはずっと厚く、180
ミクロンであった。これによって電極となり得る面積は
440cm2となった。
レータ、及びカソード)を、螺旋巻回構造に組み上げ、
ニッケルメッキスチールからなる缶に挿入した。カバー
はプラズマ溶接によって封着した。電解質は缶底の1m
mの開口を通して導入し、続いて抵抗溶接(resis
tance welding)を行った。アノード支持
部材の厚さは15ミクロンであり、その幅は40mm、
長さは550mmであった。カソードはアノードと同じ
幅及び長さであったが、その厚さはずっと厚く、180
ミクロンであった。これによって電極となり得る面積は
440cm2となった。
【0027】電解質を詰めた約1時間後に、セルの開路
電圧(open circuitvoltage:OC
V)は安定し、0.32Vになった。
電圧(open circuitvoltage:OC
V)は安定し、0.32Vになった。
【0028】セルの充電は平均電流250mAで行っ
た。充電中、セル電圧は急速に上昇し、5分間に3.9
Vまで達した。セルは5.5時間後にカットオフ電圧値
4.1Vに達した。セルを250mAの電流で放電した
ところ、3.4Vのカットオフ電圧(少なくとも95%
の“放電深さ(depth of dischage:
DOD)”)となるまでに、1.2Ahの容量を示し
た。平均動作電圧は3.8Vであった。これは、500
Wh/リットルのエネルギー密度となる。10回の深い
(少なくとも95%のDOD)充電/放電サイクルの
後、セル容量は930mAhまで低下した。30サイク
ル後のセル容量は830mAhであった。
た。充電中、セル電圧は急速に上昇し、5分間に3.9
Vまで達した。セルは5.5時間後にカットオフ電圧値
4.1Vに達した。セルを250mAの電流で放電した
ところ、3.4Vのカットオフ電圧(少なくとも95%
の“放電深さ(depth of dischage:
DOD)”)となるまでに、1.2Ahの容量を示し
た。平均動作電圧は3.8Vであった。これは、500
Wh/リットルのエネルギー密度となる。10回の深い
(少なくとも95%のDOD)充電/放電サイクルの
後、セル容量は930mAhまで低下した。30サイク
ル後のセル容量は830mAhであった。
【0029】比較例 対照実験用に、4倍の過剰金属リチウムを含むAAサイ
ズのセルを準備した。例1と同様にアノード幅とカソー
ド幅は40mmであった。しかし、アノードの厚さは大
幅に厚く170ミクロンとし、例1の15ミクロンと比
較できるようにした。カソードとアノードの長さは27
0mmであり、従って電極面積は216cm2であっ
た。試作品のセルと同様に、このセルも250mAの電
流で充電及び放電した。最初の放電サイクルの間に、セ
ルは640mAhしか伝達しなかった。セル容量は10
サイクル後には450mAまで低下した。セルは、24
サイクル目の放電プロセスの間に内部短絡を起こした。
この短絡は、例1のセルにおいては0.57mA/cm
2であったのに対し、対照セルにおいては1.16mA
/cm2と、充電電流密度が高かったことに起因してい
ると思われる。
ズのセルを準備した。例1と同様にアノード幅とカソー
ド幅は40mmであった。しかし、アノードの厚さは大
幅に厚く170ミクロンとし、例1の15ミクロンと比
較できるようにした。カソードとアノードの長さは27
0mmであり、従って電極面積は216cm2であっ
た。試作品のセルと同様に、このセルも250mAの電
流で充電及び放電した。最初の放電サイクルの間に、セ
ルは640mAhしか伝達しなかった。セル容量は10
サイクル後には450mAまで低下した。セルは、24
サイクル目の放電プロセスの間に内部短絡を起こした。
この短絡は、例1のセルにおいては0.57mA/cm
2であったのに対し、対照セルにおいては1.16mA
/cm2と、充電電流密度が高かったことに起因してい
ると思われる。
【0030】例2 アノード支持部材が25ミクロンの厚さのニッケルフォ
イルから形成されており、カソードの厚さが170ミク
ロンであることを除いて、例1と同様にセルを形成し
た。例1と同様の要領で充電及び放電を行った。最初の
放電サイクルではセル容量は1.1Ahであった。この
値は、徐々に低下し、10サイクル後には0.95Ah
になった。
イルから形成されており、カソードの厚さが170ミク
ロンであることを除いて、例1と同様にセルを形成し
た。例1と同様の要領で充電及び放電を行った。最初の
放電サイクルではセル容量は1.1Ahであった。この
値は、徐々に低下し、10サイクル後には0.95Ah
になった。
【0031】例3 アノード支持部材が、両面を3ミクロンのニッケルによ
ってコーティングされた15ミクロンの銅からなること
を除いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOCV
は0.35Vであった。例1と同様の要領で充電及び放
電したところ、最初の放電サイクルでは1.1Ahの容
量を示した。容量は、10サイクル後には0.8Ahま
で低下した。
ってコーティングされた15ミクロンの銅からなること
を除いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOCV
は0.35Vであった。例1と同様の要領で充電及び放
電したところ、最初の放電サイクルでは1.1Ahの容
量を示した。容量は、10サイクル後には0.8Ahま
で低下した。
【0032】例4 カソードが活性物質としてLiNiO2を含む点を除い
て、例1と同様にセルを形成した。セルの開路電圧(O
CV)は0.75Vであった。例1と同様の充電/放電
の要領で、セルは最初のサイクルでは0.95Ahを伝
達し、10サイクル後にはその値は0.70Ahまで低
下した。
て、例1と同様にセルを形成した。セルの開路電圧(O
CV)は0.75Vであった。例1と同様の充電/放電
の要領で、セルは最初のサイクルでは0.95Ahを伝
達し、10サイクル後にはその値は0.70Ahまで低
下した。
【0033】例5 カソードが活性物質としてLiNiO2を含む点を除い
て、例2と同様にセルを形成した。セルのOCVは0.
6Vであった。例2と同様の充電/放電の要領で、セル
は最初の放電では1.0Ahを伝達した。セル容量は、
10サイクル後には0.9Ahまで低下した。
て、例2と同様にセルを形成した。セルのOCVは0.
6Vであった。例2と同様の充電/放電の要領で、セル
は最初の放電では1.0Ahを伝達した。セル容量は、
10サイクル後には0.9Ahまで低下した。
【0034】例6 カソードが活性物質としてのLiMn2O4からなる点を除
いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOCVは
0.7Vであった。例1と同様の充電/放電の要領で、
セルは、最初の放電では850mAhを伝達し、この値
は10サイクル後には800mAhまで低下した。
いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOCVは
0.7Vであった。例1と同様の充電/放電の要領で、
セルは、最初の放電では850mAhを伝達し、この値
は10サイクル後には800mAhまで低下した。
【0035】例7 電解質が1,3−ジオキソランとテトラハイドロフラン
(THF)の混合液中のLiBF4の1molからなるこ
とを除いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOC
Vは0.35Vであった。例1と同様の充電/放電の要
領で、セルは1回目の放電では1.2Ahを伝達した。
容量は10サイクル後には0.85Ahまで低下した。
(THF)の混合液中のLiBF4の1molからなるこ
とを除いて、例1と同様にセルを形成した。セルのOC
Vは0.35Vであった。例1と同様の充電/放電の要
領で、セルは1回目の放電では1.2Ahを伝達した。
容量は10サイクル後には0.85Ahまで低下した。
【0036】例8 電解質が、プロピレンカーボネート(PC)とジエチル
カーボネート(DEC)の混合物中のLiClO4の1.
0molからなることを除いて、例1と同様にセルを形
成した。セルのOCVは0.40Vであった。カットオ
フ充電電圧が4.2Vであったことを除いて、例1と同
様に充電及び放電を行った。セルは最初の放電では1.
25Ahを伝達した。セル容量は10サイクル後には
0.60Ahまで減少した。
カーボネート(DEC)の混合物中のLiClO4の1.
0molからなることを除いて、例1と同様にセルを形
成した。セルのOCVは0.40Vであった。カットオ
フ充電電圧が4.2Vであったことを除いて、例1と同
様に充電及び放電を行った。セルは最初の放電では1.
25Ahを伝達した。セル容量は10サイクル後には
0.60Ahまで減少した。
【0037】例9 セルを例1と同様に形成した。セルを充電した後に解体
した。均一なリチウムめっきが銅フォイル上に観察され
た。
した。均一なリチウムめっきが銅フォイル上に観察され
た。
【0038】例10 実験室用セルとして、アノード支持部材としての銅フォ
イルと、リチウム塩をドーピングされたPVC/PCベ
ースの固体ポリマー電解質と、リチウムイオン供給源と
してのリチウムコバルト酸化物(lithium co
balt oxide)ベースのカソードとを用いてセ
ルを形成した。銅フォイルの厚さは15ミクロンであ
り、固体ポリマー電解質は70ミクロンであり、リチウ
ムコバルト酸化物ベースカソードは100ミクロンであ
った。活性面の面積は約1cm2であった。1000H
zでのセルの導電率は、室温に於いて1.0mMhoで
あった。セルを0.1mA/cm2の電流密度で、60
℃で充電した。充電中、セルの電圧は30分後には3.
95Vまで上昇し、その後7時間後には4.05Vで安
定した。同じ電流密度で3時間かけてカットオフ値であ
る3Vまでセルを放電した。効率は37%に達した。
イルと、リチウム塩をドーピングされたPVC/PCベ
ースの固体ポリマー電解質と、リチウムイオン供給源と
してのリチウムコバルト酸化物(lithium co
balt oxide)ベースのカソードとを用いてセ
ルを形成した。銅フォイルの厚さは15ミクロンであ
り、固体ポリマー電解質は70ミクロンであり、リチウ
ムコバルト酸化物ベースカソードは100ミクロンであ
った。活性面の面積は約1cm2であった。1000H
zでのセルの導電率は、室温に於いて1.0mMhoで
あった。セルを0.1mA/cm2の電流密度で、60
℃で充電した。充電中、セルの電圧は30分後には3.
95Vまで上昇し、その後7時間後には4.05Vで安
定した。同じ電流密度で3時間かけてカットオフ値であ
る3Vまでセルを放電した。効率は37%に達した。
【0039】例11 セルを例10と同様に形成した。充電後、セルを解体し
た。銅フォイル上に均一なリチウムめっきが観察され
た。
た。銅フォイル上に均一なリチウムめっきが観察され
た。
【0040】以下の表1は、上述の例1〜例11の実験
条件と結果をまとめたものである。
条件と結果をまとめたものである。
【0041】
【表1】
【0042】当業者には理解されるように、本発明は上
述した例示に限定されるものではなく、本発明の請求範
囲は特許請求の範囲によって確定される。
述した例示に限定されるものではなく、本発明の請求範
囲は特許請求の範囲によって確定される。
【0043】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、大きな
セル容量、アルカリ金属樹枝状結晶の形成の抑制などの
利点を有する改良された再充電可能な電気化学的セルが
提供される。
セル容量、アルカリ金属樹枝状結晶の形成の抑制などの
利点を有する改良された再充電可能な電気化学的セルが
提供される。
【図1】図1は、本発明の好適実施例に従って構成され
動作する螺旋巻回型セルの概略断面図である。
動作する螺旋巻回型セルの概略断面図である。
10 セル 12 アノード 14 電解質 16 セパーレータ 18 カソード 20 セルハウジング 22 キャップ
Claims (23)
- 【請求項1】 再充電可能な電気化学的セルであっ
て、 アルカリ金属を表面に可逆的に取り込み得る第1電極
と、 前記アルカリ金属を内部に可逆的に取り込み得る第2電
極と、 前記第1及び第2電極に接触可能な電解質とを含み、 前記第1電極が当該セルの充電前に前記アルカリ金属を
概ね含んでいないことを特徴とする再充電可能な電気化
学的セル。 - 【請求項2】 前記アルカリ金属が、概ねリチウムか
らなることを特徴とする請求項1に記載の再充電可能な
電気化学的セル。 - 【請求項3】 前記電解質が、内部に前記アルカリ金
属の塩を含む非水性溶剤からなることを特徴とする請求
項1若しくは請求項2に記載の再充電可能な電気化学的
セル。 - 【請求項4】 更に、前記第1電極と第2電極とを分
離する多孔質の非導な電気化学的電性物質を含むことを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の再充電可
能セル。 - 【請求項5】 前記電解質が固体イオン伝導性ポリマ
ーからなることを特徴とする請求項1若しくは請求項2
に記載の再充電可能な電気化学的セル。 - 【請求項6】 前記第1電極の表面が導電性金属から
なることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
の再充電可能な電気化学的セル。 - 【請求項7】 前記第1電極が電子伝導性ポリマーか
らなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
載の再充電可能な電気化学的セル。 - 【請求項8】 前記第1電極の厚さが約5〜50ミク
ロンであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
に記載の再充電可能な電気化学的セル。 - 【請求項9】 前記第1電極が、銅、ニッケル、及び
ステンレススチールからなる群から選択された物質から
なり、 前記物質が、銅、ニッケル、ステンレススチール、及び
金からなる群から選択された別の物質によってコーティ
ングされているか、またはコーティングされていないこ
と特徴とする請求項1に記載の再充電可能な電気化学的
セル。 - 【請求項10】 前記非水性溶剤が、LiAsF6、Li
BF4、及びLiClO4からなる群から選択された物質か
らなることを特徴とする請求項3に記載の再充電可能な
電気化学的セル。 - 【請求項11】 前記第1電極の厚さが、前記第2電
極の厚さより極めて薄いことを特徴とする請求項1乃至
10のいずれかに記載の再充電可能な電気化学的セル。 - 【請求項12】 再充電可能な電気化学的セルの製造
方法であって、 アルカリ金属を概ね含まない導電性金属薄膜と、前記ア
ルカリ金属を内部に取り込んでいる電極と、前記薄膜と
前記アルカリ金属の塩を取り込んでいる電極とに接触可
能な電解質とをセルハウジング内に組み入れる過程と、 前記セルに外部電流を加え、それによって前記電極から
前記薄膜へと前記電解質を介して移送される前記アルカ
リ金属によって前記薄膜の表面をめっきする過程とを含
むことを特徴とする再充電可能な電気化学的セルの製造
方法。 - 【請求項13】 再充電可能な電気化学的セルの製造
方法であって、 リチウムを概ね含まない導電性金属薄膜と、リチウムイ
オンを内部に取り込んでいる電極と、それらの間に位置
する非導電性の多孔質セパレータと、前記薄膜、電極、
及びセパレータに接触可能な電解質とからなるサンドイ
ッチ構造をセルハウジング内に形成する過程と、 当該セルに外部電流を加え、それによって前記電極から
前記薄膜へと前記電解質を介して移動するイオンとして
移送される前記リチウムによって前記薄膜の表面をめっ
きする過程とを含み、 前記めっき過程による前記薄膜の厚さの増加が当該セル
内の圧力を上昇させ、それによってリチウムの樹枝状結
晶の形成を抑制することを特徴とする再充電可能な電気
化学的セルの製造方法。 - 【請求項14】 前記アルカリ金属を概ねリチウムか
ら形成する過程を含むことを特徴とする請求項12に記
載の再充電可能な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項15】 前記電解質を、前記アルカリ金属の
塩を含む非水性溶剤として形成する過程を含むことを特
徴とする請求項12若しくは請求項13に記載の再充電
可能な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項16】 当該セルを、前記薄膜と第2電極と
を分離するための多孔質の非導電性物質を有するものと
して形成する過程を含むことを特徴とする請求項15に
記載の再充電可能な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項17】 前記電解質を固体イオン伝導性ポリ
マーとして形成する過程を含むことを特徴とする請求項
12若しくは請求項13に記載の再充電可能な電気化学
的セルの製造方法。 - 【請求項18】 前記薄膜の表面を導電性金属として
形成する過程を含むことを特徴とする請求項12若しく
は請求項13に記載の再充電可能な電気化学的セルの製
造方法。 - 【請求項19】 前記薄膜を電子伝導性ポリマーとし
て形成する過程を含むことを特徴とする請求項12若し
くは請求項13に記載の再充電可能セルの製造方法。 - 【請求項20】 前記薄膜を、その厚さが約5〜50
ミクロンになるように形成する過程を含むことを特徴と
する請求項12若しくは請求項13に記載の再充電可能
な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項21】 前記薄膜を、銅、ニッケル、及びス
テンレススチールからなる群から選択された物質から形
成する過程を含み、 前記物質が、銅、ニッケル、ステンレススチール、及び
金からなる群から選択された別の物質によってコーティ
ングされているか、またはコーティングされていないこ
とを特徴とする請求項12若しくは請求項13に記載の
再充電可能な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項22】 前記非水性溶剤を、LiAsF6、Li
BF4、及びLiClO4からなる群から選択された物質か
ら形成する過程を含むことを特徴とする請求項15に記
載の再充電可能な電気化学的セルの製造方法。 - 【請求項23】 前記薄膜を、その厚さが前記電極の
厚さより極めて薄くなるように形成する過程を含むこと
を特徴とする請求項12若しくは請求項13に記載の再
充電可能な電気化学的セルの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IL109845 | 1994-06-01 | ||
| IL10984594A IL109845A (en) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | Rechargeable electrochemical cell |
| US08/254,029 US5576119A (en) | 1994-06-01 | 1994-06-03 | Rechargeable electrochemical alkali-metal cells |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08167429A true JPH08167429A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=26322846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156851A Pending JPH08167429A (ja) | 1994-06-01 | 1995-05-31 | 再充電可能な電気化学的セル及びその製造方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5576119A (ja) |
| EP (1) | EP0689260B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08167429A (ja) |
| AT (1) | ATE179284T1 (ja) |
| DE (1) | DE69509170D1 (ja) |
| IL (1) | IL109845A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US6214061B1 (en) | 1998-05-01 | 2001-04-10 | Polyplus Battery Company, Inc. | Method for forming encapsulated lithium electrodes having glass protective layers |
| JP3526786B2 (ja) | 1998-07-14 | 2004-05-17 | 日本碍子株式会社 | リチウム二次電池 |
| US6225002B1 (en) | 1999-02-05 | 2001-05-01 | Polyplus Battery Company, Inc. | Dioxolane as a proctector for lithium electrodes |
| US6413285B1 (en) | 1999-11-01 | 2002-07-02 | Polyplus Battery Company | Layered arrangements of lithium electrodes |
| US6413284B1 (en) | 1999-11-01 | 2002-07-02 | Polyplus Battery Company | Encapsulated lithium alloy electrodes having barrier layers |
| JP4689058B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2011-05-25 | キヤノン株式会社 | リニアモータ、ステージ装置および露光装置ならびにデバイス製造方法 |
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| WO2003043108A1 (en) * | 2001-11-13 | 2003-05-22 | Midwest Research Institute | Buried anode lithium thin film battery and process for forming the same |
| US6805999B2 (en) | 2001-11-13 | 2004-10-19 | Midwest Research Institute | Buried anode lithium thin film battery and process for forming the same |
| KR100462781B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극 활물질이 없는 리튬 전지 및 그의 제조 방법 |
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| EP1552572A2 (en) | 2002-10-15 | 2005-07-13 | Polyplus Battery Company | Ionically conductive composites for protection of active metal anodes |
| US20080057386A1 (en) | 2002-10-15 | 2008-03-06 | Polyplus Battery Company | Ionically conductive membranes for protection of active metal anodes and battery cells |
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