JPH08167794A - 角形ワークの搬送装置 - Google Patents

角形ワークの搬送装置

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JPH08167794A
JPH08167794A JP33178994A JP33178994A JPH08167794A JP H08167794 A JPH08167794 A JP H08167794A JP 33178994 A JP33178994 A JP 33178994A JP 33178994 A JP33178994 A JP 33178994A JP H08167794 A JPH08167794 A JP H08167794A
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守一 平田
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文史郎 阿部
Yasuhiro Hiraide
泰弘 平出
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 間欠的に回転するインデックステーブル60
と、インデックステーブル60に角形のワーク10を供給す
る供給部と、ワーク10を一つずつ排出する排出部を備
え、インデックステーブル60の停止時にワーク10に対し
て組立加工処理を行う角形ワークの搬送装置において、
インデックステーブル60の外周部にL形の窪み63を等間
隔に複数個設けるとともに、供給部から排出部の間でイ
ンデックステーブル60の外周に対向するリング状の固定
案内板80を設け、インデックステーブル60に供給された
ワーク10を、窪み63と固定案内板80の間に保持して、供
給部から排出部まで搬送する。 【効果】 ワーク10をL字形の窪み63に係合させるだけ
なので、ワーク10の保持機構が簡単で製造が容易であ
る。別個の駆動源を設けることなく、インデックステー
ブル60の駆動力によってワーク10を排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子部品等の角形
部品の搬送装置に係り、特に、間欠的に回転するインデ
ックステーブルを備え、インデックステーブルの停止時
にワークに対して組立加工処理を行う搬送装置の構成に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の搬送装置は図7のように
構成されていた。間欠的に回転するインデックステーブ
ル20の周辺部には8個のチャック21が設けられている。
チャック21は、溝22とその横に取付けられた押さえ板23
と、押さえ板23を溝22の方向に付勢するスプリング24と
で構成されている。角形のワーク10は供給シュート30を
通じてチャック21の溝22の中に供給され、図8のように
スプリング24の力で溝22側に付勢された押さえ板23によ
って保持される。供給シュート30は、ワーク10を一列に
並べて図7で左方に送るベルトコンベア31と、供給シュ
ート30内を矢印方向に往復するプッシャー32を備えてい
る。一列に並んで送られてきたワーク10は、インデック
ステーブル20が図7で反時計方向に1ステップ回動する
ごとに、一つずつプッシャー32に押されてチャック21の
溝22内に装着される。図7は7個のチャック21にワーク
10が装着された状態を示している。インデックステーブ
ル20の停止時にワーク10に組立加工を施し、インデック
ステーブルが1ステップ回動するごとに、加工を終えた
ワーク10が一つずつ排出シュート40に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構造
では、ワーク10を保持するチャック21の機構が複雑なう
え、形状的に溝22の中に塵が詰まりやすく故障の原因に
なることが多い。また、図9に示すように、ワーク10の
外形寸法が小さくなると同じチャック21では保持できな
いので、チャック21を交換しなければならないという問
題があった。さらに、インデックステーブル20からワー
ク10を排出するには2系統の可動要素が必要であり、構
造が複雑でコスト高になる欠点もあった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、構造が簡単で、ワークの外形
寸法の変化に容易に対応でき、故障が少ない角形ワーク
の搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸を中心に間
欠的に回転するインデックステーブルと、インデックス
テーブルに角形のワークを1個ずつ連続的に供給する供
給部と、インデックステーブルからワークを1個ずつ連
続的に排出する排出部とを備え、インデックステーブル
の停止時にワークに対して組立加工処理を行う角形ワー
クの搬送装置において、インデックステーブルの外周部
にL形の窪みを等間隔に複数個形成するとともに、少な
くとも供給部から排出部の間でインデックステーブルの
外周に対向する略リング状の固定案内板を設け、インデ
ックステーブルに供給されたワークを、この窪みと固定
案内板の間に保持して、供給部から排出部まで搬送する
構成を特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明による角形ワークの搬送装置の
一実施例を示す要部の平面図である。ベース50に取付け
られたインデックステーブル60は、二面が直角をなすL
形の窪み63を外周部に等間隔に複数個設けた第1の円板
部61と、円板部61よりも直径が大きい第2の円板部62と
を備えており、円板部62の上に円板部61を重ねて固定し
てある。インデックステーブル60は、図示しないモータ
ー及び割り出し機構によって、軸65を中心に反時計方向
に回転及び停止を繰り返す間欠回転運動を行い、それぞ
れの窪み63が常に定まった位置にくるように停止する。
実施例のインデックステーブル60は、8個の窪み63を備
えているので、1/8回転するごとに停止する間欠的な
回転運動を行う。
【0007】ワーク10が一列に並んで通過できる通路を
有する排出シュート70と、この通路の長手方向に沿って
円板部61の上まで突き出した排出片71をベース50に固定
して設けてある。また、ワーク10を1個ずつインデック
ステーブル60に供給する従来と同一構造の供給シュート
30をベース50に取付けてある。インデックステーブル60
の回転方向に沿って、供給シュート30から排出シュート
70の間には、円板部61、62の外周に対向する略リング状
の固定案内板80をベース50に固定して設けてある。固定
案内板80は、その内側にワーク10が接触して動くことに
なるので、例えばナイロン樹脂のように耐磨耗性のある
摩擦の小さい材質のものが適している。なお、固定案内
板80は下側の円板部62には対向しない構成であってもよ
い。
【0008】90は、固定案内板80に設けた孔81を通っ
て、インデックステーブル60の軸65の中心に向かう方向
に前進及び後退可能な位置出しピンである。位置出しピ
ン90は、軸65の中心に向かってスプリング95で付勢して
あり、前進するときはスプリング95の力で移動する。図
示は省略してあるが、位置出しピン90が後退するときは
エアーシリンダ等の力によって、スプリング95に抗して
押し戻されるように構成される。この実施例では、停止
時のインデックステーブル60の窪み63に対向する三箇所
の位置に位置出しピン90が設けてある。位置出しピン90
の先端に形成した二面が直角をなすL形の凹部91と、円
板部61の窪み63の間に、スプリング95の力でワーク10が
挟持される。ワーク10に対する加工項目が少ない場合
は、位置出しピン90が1個しか設けられないこともあ
る。
【0009】次に、このように構成された角形ワークの
搬送装置の動作について説明する。ベルトコンベア31上
を一列に並んで送られてきたワーク10は、インデックス
テーブル60が図1で反時計方向に1ステップ回動して停
止するごとに、一つずつプッシャー32に押され、供給シ
ュート30から第2の円板部62上に載せられて第1の円板
部61の窪み63内に送り込まれる。インデックステーブル
60は1/8回転と停止を交互に繰り返し、ワーク10は円
板部62に載ったまま間欠的に反時計方向に送られる。円
板部62上のワーク10は、供給シュート30から排出シュー
ト70に達するまでの間、円板部61の窪み63と固定案内板
80の間に挟まれて、窪み63から飛び出さないように保持
される。位置出しピン90の位置にきたワーク10は、イン
デックステーブル60の停止時に、前進した位置出しピン
90の凹部91と窪み63との間に挟持される。ワーク10は窪
み63に押し付けられて正確に位置決めされ、例えば接着
剤の塗布、あるいは半田付け、溶接などの組立加工処理
が施される。
【0010】組立加工処理が終わると、三つの位置出し
ピン90は固定案内板80の内面よりも外側の位置まで後退
し、インデックステーブル60は再び1ステップ回転す
る。三つの位置出しピン90を備えた本実施例の場合、各
ワーク10は三つの停止位置で順次組立加工が施されるこ
とになる。一通り組立加工処理を終えたワーク10が排出
シュート70の位置までくると、このワーク10は図2のよ
うに排出片71に突き当たり、円板部61の窪み63の部分で
押されて、排出シュート70の中に送り出される。インデ
ックステーブル60が1ステップ回転するごとに、加工を
終えたワーク10が一定の向きのまま一つずつ排出シュー
ト70に連続的に排出される。図3に示すように、ワーク
10は、円板部61によって加えられる円周方向の力Pの分
力P1 によって排出シュート70内に押し出されることに
なる。重量が約30gのワーク10であれば、1kg程度
の分力P1 で金属や樹脂のケースに傷をつけることな
く、排出シュート70の中を通して100個以上連続的に
押し出すことが出来る。
【0011】図4は例えば一辺が7mmの角形ワーク10
aを、円板部61の窪み63と位置出しピン90のL形の凹部
91との間に保持した状態を示している。このときの固定
案内板80aとしては、窪み63に押しつけられたワーク10
に内面が触れない程度の内径のものを使用している。一
方、図5は一辺が5mmのワーク10bを、窪み63と位置
出しピン90で保持した状態を示し、このときも窪み63に
押しつけられたワーク10に内面が触れない程度の内径の
固定案内板80bを使用している。すなわち、ワーク10が
5mm角のときは、7mm角の場合に比べ、ワーク10の
対角線方向の寸法の差だけ内径の小さい固定案内板80b
を用いている。また、図6も図5と同じく、一辺が5m
mのワーク10bを、窪み63と位置出しピン90で保持した
状態を示している。ただし、図6では固定案内板80aに
図4と同じものを使用し、円板部61の方を取り替えるこ
とで小さいワーク10bに対処している。すなわち、図4
の場合の円板部61に比べて、ワーク10の対角線方向の寸
法の差だけ、窪み63の奥の部分が固定案内板80aに近づ
いた位置にある円板部61bを用いている。このように、
本発明による角形ワークの搬送装置では、ワーク10の大
きさが変わったときには、従来のように複雑な機構のチ
ャックを交換する代わりに、簡単な構造の円板部61また
は固定案内板80を交換することで対応することができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、一つ一つのワークを挟
んで固定するチャックがなく、外側が開いたL字形の窪
みにワークを係合させるだけであるので、ワークの保持
機構が簡単で製造が容易であり、塵詰まりなどによる故
障もない。実施例は8分割のインデックステーブルの例
で説明したが、30分割〜50分割程度の多分割にする
ことにより、大幅な機構の簡素化を図ることができる。
また、加工を終えたワークは、別個の駆動源を新たに設
けることなく、インデックステーブルの駆動力によっ
て、排出シュート内へ整列して送りだすことができる。
外形寸法の異なるワークに対しては、簡単な構造のイン
デックステーブルの円板部または固定案内板を交換する
ことで容易に対応できるなど多くの効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の角形ワークの搬送装置の一実施例を
示す一部断面平面図
【図2】 同装置要部の拡大斜視図
【図3】 同装置要部の拡大平面図
【図4】 ワークの第1の保持例を示す一部断面平面図
【図5】 ワークの第2の保持例を示す一部断面平面図
【図6】 ワークの第3の保持例を示す一部断面平面図
【図7】 従来の搬送装置要部の平面図
【図8】 従来のチャック部分の拡大平面図
【図9】 従来のチャック部分の拡大平面図
【符号の説明】
60 インデックステーブル 61 第1の円板部 62 第2の円板部 63 窪み 70 排出シュート 71 排出片 80 固定案内板 90 位置出しピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を中心に間欠的に回転するインデック
    ステーブルと、該インデックステーブルに角形のワーク
    を1個ずつ連続的に供給する供給部と、インデックステ
    ーブルからワークを1個ずつ連続的に排出する排出部と
    を備え、インデックステーブルの停止時にワークに対し
    て組立加工処理を行う角形ワークの搬送装置において、
    インデックステーブルの外周部にL形の窪みを等間隔に
    複数個形成するとともに、少なくとも供給部から排出部
    の間でインデックステーブルの外周に対向する略リング
    状の固定案内板を設け、インデックステーブルに供給さ
    れたワークを、該窪みと固定案内板の間に保持して、供
    給部から排出部まで搬送することを特徴とする角形ワー
    クの搬送装置。
  2. 【請求項2】 先端にL形の凹部を有しインデックステ
    ーブルの軸の中心に向かう方向に前進後退が可能な位置
    出しピンを、停止時のインデックステーブルの外周部の
    窪みに該凹部が対向する位置に取付け、該凹部と窪みで
    ワークを挟持可能にした請求項1の角形ワークの搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 インデックステーブルが、外周部にL形
    の窪みを設けた第1の円板部と、第1の円板部よりも直
    径が大きい第2の円板部とを備え、第1の円板部を第2
    の円板部の上に重ねて固定し、ワークが第2の円板部の
    上に載るようにした請求項1の角形ワークの搬送装置。
  4. 【請求項4】 ワークが一列に並んで通過できる通路を
    有する排出シュートと、該通路の長手方向に沿って第1
    の円板部の上まで突き出した排出片とを排出部に備え、
    インデックステーブルが回転したとき、インデックステ
    ーブル上の一つのワークが排出片に突き当たって排出シ
    ュートの通路内に排出されるようにした請求項3の角形
    ワークの搬送装置。
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