JPH081678B2 - 2線式計測回路 - Google Patents
2線式計測回路Info
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- JPH081678B2 JPH081678B2 JP11663490A JP11663490A JPH081678B2 JP H081678 B2 JPH081678 B2 JP H081678B2 JP 11663490 A JP11663490 A JP 11663490A JP 11663490 A JP11663490 A JP 11663490A JP H081678 B2 JPH081678 B2 JP H081678B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- reference voltage
- circuit
- output
- amplifier
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2線式計測回路に関し、特にセンサとマイク
ロコンピュータを内蔵することによりいわゆるインテリ
ジェント伝送器として構成され、工業的用途に用いられ
る2線式計測回路に関するものである。
ロコンピュータを内蔵することによりいわゆるインテリ
ジェント伝送器として構成され、工業的用途に用いられ
る2線式計測回路に関するものである。
従来のインテリジェント伝送器の例としては特開昭59
−114930号公報に開示されるものがある。この文献に開
示される従来回路によれば、センサから送られてくる複
数のアナログ入力信号をマルチプレクサで選択し、選択
した入力信号を可変利得増幅器で所定のレベルまで増幅
し、その後アナログ信号をディジタル信号に変換するた
めに、自走三角波と前記可変利得増幅器の出力との大小
を比較して得られるパルスの幅を時間計測してディジタ
ル値に変換するように構成される。このディジタル値
を、内蔵されたマイクロコンピュータで補正演算して正
規化する。
−114930号公報に開示されるものがある。この文献に開
示される従来回路によれば、センサから送られてくる複
数のアナログ入力信号をマルチプレクサで選択し、選択
した入力信号を可変利得増幅器で所定のレベルまで増幅
し、その後アナログ信号をディジタル信号に変換するた
めに、自走三角波と前記可変利得増幅器の出力との大小
を比較して得られるパルスの幅を時間計測してディジタ
ル値に変換するように構成される。このディジタル値
を、内蔵されたマイクロコンピュータで補正演算して正
規化する。
上記の従来の計測回路では、パルス幅の計測を行うに
当り三角波の電圧レベルと入力信号の電圧レベルとを比
較することによって行っているため、計測回路に内蔵し
ているディジタル回路部等から発生する雑音の影響を受
けやすく、A/D変換を精度良く行うことができないとい
う問題があった。また、センサからの信号に雑音が含ま
れると雑音の瞬時波高値に比例してA/D変換値が瞬時的
に変動する。特に2線式計測回路では、各回路ユニット
が微小電力で動作している関係上、雑音を抑制して測定
精度の向上を図ることが、実装上の限界及び入手可能な
デバイスの限界により制限されるという問題があった。
当り三角波の電圧レベルと入力信号の電圧レベルとを比
較することによって行っているため、計測回路に内蔵し
ているディジタル回路部等から発生する雑音の影響を受
けやすく、A/D変換を精度良く行うことができないとい
う問題があった。また、センサからの信号に雑音が含ま
れると雑音の瞬時波高値に比例してA/D変換値が瞬時的
に変動する。特に2線式計測回路では、各回路ユニット
が微小電力で動作している関係上、雑音を抑制して測定
精度の向上を図ることが、実装上の限界及び入手可能な
デバイスの限界により制限されるという問題があった。
本発明の第1の目的は、雑音に強い計測回路系を有
し、高い計測精度を達成することのできる2線式計測回
路を提供することにある。
し、高い計測精度を達成することのできる2線式計測回
路を提供することにある。
本発明の第2の目的は、良く知られた積分形A/D変換
回路を利用し最適なバイアス方法によって構成される2
線式計測回路を提供することにある。
回路を利用し最適なバイアス方法によって構成される2
線式計測回路を提供することにある。
本発明の第3の目的は、本来的に使用できる能動デバ
イスが著しく制限される2線式計測回路であるにも拘ら
ず、デバイスに対する性能要求を軽減することができる
2線式計測回路を提供することにある。
イスが著しく制限される2線式計測回路であるにも拘ら
ず、デバイスに対する性能要求を軽減することができる
2線式計測回路を提供することにある。
本発明に係わる第1の2線式計測回路は、それぞれ種
々の物理量を計測する少なくとも2個以上のセンサと、
これらのセンサを能動状態に保持する励起回路と、制御
信号に基づき複数の前記センサの出力信号のいずれかを
選択的に入力するスイッチ回路と、制御信号により利得
を変化可能に構成され、スイッチ回路からの出力信号を
増幅する作動増幅器と、この作動増幅器の出力電圧と第
1の基準電圧(V1)とを加算し、作動増幅器の出力電圧
を所要のレベルにシフトする加算増幅器(A3)と、この
加算増幅器(A3)の出力電圧(VA)を入力し、入力し
た電圧(VA)と第2の基準電圧(VR)とを減算し所定
時間積分した後、電圧(VA)に換えて第3の基準電圧
(V3)を入力し、この入力した電圧(V3)と第2の基準
電圧(VR)とを減算し積分する積分器と、この積分器
の後段に配置され、積分器の出力電圧と第2の基準電圧
(VR)とを比較する電圧比較器(A5)とを備え、第1
の基準電圧(V1)は第2の基準電圧(VR)より大であ
り、第2の基準電圧(VR)は第3の基準電圧(V3)よ
り大である。
々の物理量を計測する少なくとも2個以上のセンサと、
これらのセンサを能動状態に保持する励起回路と、制御
信号に基づき複数の前記センサの出力信号のいずれかを
選択的に入力するスイッチ回路と、制御信号により利得
を変化可能に構成され、スイッチ回路からの出力信号を
増幅する作動増幅器と、この作動増幅器の出力電圧と第
1の基準電圧(V1)とを加算し、作動増幅器の出力電圧
を所要のレベルにシフトする加算増幅器(A3)と、この
加算増幅器(A3)の出力電圧(VA)を入力し、入力し
た電圧(VA)と第2の基準電圧(VR)とを減算し所定
時間積分した後、電圧(VA)に換えて第3の基準電圧
(V3)を入力し、この入力した電圧(V3)と第2の基準
電圧(VR)とを減算し積分する積分器と、この積分器
の後段に配置され、積分器の出力電圧と第2の基準電圧
(VR)とを比較する電圧比較器(A5)とを備え、第1
の基準電圧(V1)は第2の基準電圧(VR)より大であ
り、第2の基準電圧(VR)は第3の基準電圧(V3)よ
り大である。
本発明に係わる第2の2線式計測回路は、それぞれ種
々の物理量を計測する少なくとも2個以上のセンサと、
これらのセンサを能動状態に保持する励起回路と、制御
信号に基づき複数の前記センサの出力信号のいずれかを
選択的に入力するスイッチ回路と、制御信号により利得
を変化可能に構成され、スイッチ回路からの出力信号を
増幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧と第
1の基準電圧(V1)とを加算し、差増増幅器の出力電圧
を所要のレベルにシフトする加算増幅器(A3)と、この
加算増幅器(A3)の出力電圧(VA)を入力し、入力し
た電圧(VA)と第2の基準電圧(VR)とを減算し所定
時間積分した後、電圧(VA)に換えて第3の基準電圧
(V3)を入力し、この入力した電圧(V3)と第2の基準
電圧(VR)と減算し積分する積分器と、この積分器の
後段に配置され、積分器の出力電圧と第2の基準電圧
(VR)とを比較する電圧比較器(A5)とを備え、第1
の基準電圧(V1)は第2の基準電圧(VR)より小であ
り、第2の基準電圧(VR)は第3の基準電圧(V3)よ
り小である。
々の物理量を計測する少なくとも2個以上のセンサと、
これらのセンサを能動状態に保持する励起回路と、制御
信号に基づき複数の前記センサの出力信号のいずれかを
選択的に入力するスイッチ回路と、制御信号により利得
を変化可能に構成され、スイッチ回路からの出力信号を
増幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧と第
1の基準電圧(V1)とを加算し、差増増幅器の出力電圧
を所要のレベルにシフトする加算増幅器(A3)と、この
加算増幅器(A3)の出力電圧(VA)を入力し、入力し
た電圧(VA)と第2の基準電圧(VR)とを減算し所定
時間積分した後、電圧(VA)に換えて第3の基準電圧
(V3)を入力し、この入力した電圧(V3)と第2の基準
電圧(VR)と減算し積分する積分器と、この積分器の
後段に配置され、積分器の出力電圧と第2の基準電圧
(VR)とを比較する電圧比較器(A5)とを備え、第1
の基準電圧(V1)は第2の基準電圧(VR)より小であ
り、第2の基準電圧(VR)は第3の基準電圧(V3)よ
り小である。
本発明に係わる第3の2線式計測回路は、上記第1又
は第2の構成の2線式計測回路において、第2の基準電
圧(VR)、第1の基準電圧(V1)、第3の基準電圧(V
3)は、それぞれ、同一の基準電圧に基づいて得られる
電圧である。
は第2の構成の2線式計測回路において、第2の基準電
圧(VR)、第1の基準電圧(V1)、第3の基準電圧(V
3)は、それぞれ、同一の基準電圧に基づいて得られる
電圧である。
本発明に係わる第4の2線式計測回路は、上記第1の
構成において、電圧比較器のパルス幅を時間計測し、得
られた時系列ディジタル値を内蔵マイクロコンピュータ
で補正演算するように構成される。
構成において、電圧比較器のパルス幅を時間計測し、得
られた時系列ディジタル値を内蔵マイクロコンピュータ
で補正演算するように構成される。
本発明に係わる第5の2線式計測回路は、上記第1の
構成において、センサは、計測対象の物理量に依存して
インピーダンスが変化するように構成される。
構成において、センサは、計測対象の物理量に依存して
インピーダンスが変化するように構成される。
本発明に係わる第6の2線式計測回路は、上記第1又
は第2の構成において、加算増幅器(A3)のプラス電源
端子とこの加算増幅器の回路駆動用の定電圧源(VCC)
との間に抵抗(34)を直列に接続し、且つ加算増幅器
(A3)のプラス電源端子とマイナス電源端子との間にバ
イパス用コンデンサ(35)を接続して構成される。
は第2の構成において、加算増幅器(A3)のプラス電源
端子とこの加算増幅器の回路駆動用の定電圧源(VCC)
との間に抵抗(34)を直列に接続し、且つ加算増幅器
(A3)のプラス電源端子とマイナス電源端子との間にバ
イパス用コンデンサ(35)を接続して構成される。
本発明による2線式計測回路では、信号電圧の一定時
間積分値と一定電圧の積分値とが等しくなるまでの時間
を計測し、これによりディジタル値を求める2重積分形
A/D変換器を利用しており、高精度化と耐雑音性を向上
させると共に、所要のバイアス関係を有する加算増幅器
(前処理増幅回路部)を、可変利得増幅器と積分形A/D
変換器との間に設けることによって2線式計測回路への
積分形A/D変換器の適用を可能にしている。
間積分値と一定電圧の積分値とが等しくなるまでの時間
を計測し、これによりディジタル値を求める2重積分形
A/D変換器を利用しており、高精度化と耐雑音性を向上
させると共に、所要のバイアス関係を有する加算増幅器
(前処理増幅回路部)を、可変利得増幅器と積分形A/D
変換器との間に設けることによって2線式計測回路への
積分形A/D変換器の適用を可能にしている。
また本発明による2線式計測回路では、回路各部の参
照電圧や励起電圧等を、単一の基準電圧に基づきこれを
分圧又は増幅することにより発生させ、2線式計測回路
の実現を可能にする。
照電圧や励起電圧等を、単一の基準電圧に基づきこれを
分圧又は増幅することにより発生させ、2線式計測回路
の実現を可能にする。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る2線式計測回路の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図に示した回路の要部を詳
細に示した回路図である。なお第1図中、実線は電力の
流れ、白抜き矢印はアナログ信号の流れ、ハッチングの
矢印はディジタル信号の流れを示す。
すブロック図、第2図は第1図に示した回路の要部を詳
細に示した回路図である。なお第1図中、実線は電力の
流れ、白抜き矢印はアナログ信号の流れ、ハッチングの
矢印はディジタル信号の流れを示す。
先ず第1図を参照して全体構成を説明する。第1図に
おいて1は2線式計測回路、2は受信装置である。2線
式計測回路1と受信装置は2は、2線によって形成され
た伝送路3によって接続される。受信装置2は受信回路
4、受信抵抗(Rs)5、DC電源(Vs)6で構成される。
受信抵抗5とDC電源6と2線式計測回路は直列的に接続
され、受信回路4は受信抵抗5の端子電圧を入力するよ
うに接続されている。伝送路3を流れる伝送信号の電流
値Isとしては一般に4〜20mAの直流定電流であり、また
Vsは通常24Vが使用される。この結果、2線式計測回路
1は、印加電圧が10V前後、電流が4mA以下の小電力で動
作するように設計されている。このように2線式計測回
路では低消費電力化を満たすように作られる。また2線
式計測回路1は内部に設けられた複数のセンサのそれぞ
れの感知動作に応答して動作する2端子定電流源として
構成され、受信回路4は、2線式計測回路1から出力さ
れた伝送電流Isに基づき発生する受信抵抗5の端子間電
圧を取り込み、これを計測することにより前記センサで
検出された被測定量を得る。
おいて1は2線式計測回路、2は受信装置である。2線
式計測回路1と受信装置は2は、2線によって形成され
た伝送路3によって接続される。受信装置2は受信回路
4、受信抵抗(Rs)5、DC電源(Vs)6で構成される。
受信抵抗5とDC電源6と2線式計測回路は直列的に接続
され、受信回路4は受信抵抗5の端子電圧を入力するよ
うに接続されている。伝送路3を流れる伝送信号の電流
値Isとしては一般に4〜20mAの直流定電流であり、また
Vsは通常24Vが使用される。この結果、2線式計測回路
1は、印加電圧が10V前後、電流が4mA以下の小電力で動
作するように設計されている。このように2線式計測回
路では低消費電力化を満たすように作られる。また2線
式計測回路1は内部に設けられた複数のセンサのそれぞ
れの感知動作に応答して動作する2端子定電流源として
構成され、受信回路4は、2線式計測回路1から出力さ
れた伝送電流Isに基づき発生する受信抵抗5の端子間電
圧を取り込み、これを計測することにより前記センサで
検出された被測定量を得る。
なお伝送路3には、外部その他のコミュニケータ7が
接続される。
接続される。
2線式計測回路1では複数の、例えば3個のセンサ8,
9,10を有し、これらのセンサ8,9,10は励起回路11によっ
て検出可能状態に励起されている。12は定電圧回路であ
り、定電圧回路12は伝送路3によって伝送されてくる電
圧を所定の定電圧に変換する。定電圧回路12の出力電圧
によって2線式計測回路の1の回路各部に安定な電圧が
供給されるが、第1図中では励起回路11への供給線のみ
示している。13はマルチプレクサであり、センサ8,9,10
からの出力信号を制御信号に基づいてスイッチを適宜に
切換え、選択して取り込む。14は可変利得増幅器であ
り、制御信号によってその利得が必要の値に調整され
る。可変利得増幅器14はマルチプレクサ13で選択された
センサ出力信号を増幅し、次段の2重積分型のA/D変換
器15に送給する。A/D変換器15は所定のレベルに増幅さ
れたセンサ検出信号をディジタル値に変換する。可変利
得増幅器14とA/D変換器15の回路構成及び作用について
は第2図を参照して後で詳述する。
9,10を有し、これらのセンサ8,9,10は励起回路11によっ
て検出可能状態に励起されている。12は定電圧回路であ
り、定電圧回路12は伝送路3によって伝送されてくる電
圧を所定の定電圧に変換する。定電圧回路12の出力電圧
によって2線式計測回路の1の回路各部に安定な電圧が
供給されるが、第1図中では励起回路11への供給線のみ
示している。13はマルチプレクサであり、センサ8,9,10
からの出力信号を制御信号に基づいてスイッチを適宜に
切換え、選択して取り込む。14は可変利得増幅器であ
り、制御信号によってその利得が必要の値に調整され
る。可変利得増幅器14はマルチプレクサ13で選択された
センサ出力信号を増幅し、次段の2重積分型のA/D変換
器15に送給する。A/D変換器15は所定のレベルに増幅さ
れたセンサ検出信号をディジタル値に変換する。可変利
得増幅器14とA/D変換器15の回路構成及び作用について
は第2図を参照して後で詳述する。
16は信号演算・制御処理機能を有したCPU(マイクロ
コンピュータ)であり、17はCPU16に付設されたメモリ
である。18はCPU16で演算・補正された結果を再びアナ
ログ信号に変換するD/A変換器であり、D/A変換器18の出
力は電圧・電流変換器19で対応した電流に変換される。
2線式計測回路1のその他の回路構成としては、前述し
た外部のコミュニケータ7と相互通信を行うためのディ
ジタル送受信回路20が付与されている。また上記CPU16
は、マルチプレクサ13と可変利得増幅器14とA/D変換器1
5に対してそれらの回路条件を設定するための前述した
各制御信号を与える。
コンピュータ)であり、17はCPU16に付設されたメモリ
である。18はCPU16で演算・補正された結果を再びアナ
ログ信号に変換するD/A変換器であり、D/A変換器18の出
力は電圧・電流変換器19で対応した電流に変換される。
2線式計測回路1のその他の回路構成としては、前述し
た外部のコミュニケータ7と相互通信を行うためのディ
ジタル送受信回路20が付与されている。また上記CPU16
は、マルチプレクサ13と可変利得増幅器14とA/D変換器1
5に対してそれらの回路条件を設定するための前述した
各制御信号を与える。
上記構成を有する2線式計測回路1において、CPU16
は、メモリ17に格納された作動プログラムと制御データ
によって各センサ8〜10の出力信号、その他の信号、例
えば励起電圧や可変利得増幅器14の入力短絡状態信号を
走査して計測データを取り込む。マルチプレクサ13で選
択されたアナログのセンサ検出信号は、CPU16の制御の
下に適切な利得に設定された可変利得増幅器14で所要の
レベルまで増幅された後、A/D変換器15でディジタル値
に変換される。
は、メモリ17に格納された作動プログラムと制御データ
によって各センサ8〜10の出力信号、その他の信号、例
えば励起電圧や可変利得増幅器14の入力短絡状態信号を
走査して計測データを取り込む。マルチプレクサ13で選
択されたアナログのセンサ検出信号は、CPU16の制御の
下に適切な利得に設定された可変利得増幅器14で所要の
レベルまで増幅された後、A/D変換器15でディジタル値
に変換される。
上記の如く2線式計測回路1は、アナログ回路部分と
ディジタル回路部分から構成されるが、特にアナログ回
路部分の回路構成が計測限界を決定する。すなわちアナ
ログ回路部分が単電源で動作できると共に、ディジタル
回路部分とうまくインタフェースできることが、2線式
計測回路1を作る上で重要なポイントとなる。
ディジタル回路部分から構成されるが、特にアナログ回
路部分の回路構成が計測限界を決定する。すなわちアナ
ログ回路部分が単電源で動作できると共に、ディジタル
回路部分とうまくインタフェースできることが、2線式
計測回路1を作る上で重要なポイントとなる。
次に、2線式計測回路1におけるアナログ回路部分の
詳細な回路構成を第2図に基づいて説明する。
詳細な回路構成を第2図に基づいて説明する。
第2図において8〜10はセンサ、11は励起回路、12は
定電圧回路、13はマルチプレクサ、14は可変利得増幅
器、15はA/D変換器である。センサ8〜10はそれぞれ例
えば2個又は4個の抵抗によって構成され、励起回路11
の出力電圧VEが印加される。センサ8〜10の検出出力
は、計測対象である各物理量に依存して変化するインピ
ーダンスに対応して発生する。センサ8〜10の出力はマ
ルチプレクサ13に入力される。定電圧回路12は抵抗31と
ツェナーダイオードZDの直列回路によって構成され、ツ
ェナーダイオードZDの端子電圧として定電圧VRが取り出
される。励起回路11は演算増幅器A7を用いて非反転増幅
回路として構成され、定電圧VRを所定レベルまで増幅
し、電圧VEを発生する。可変利得増幅器14は演算増幅器
A1,A2と梯子形に接続された複数の抵抗からなる抵抗群3
2と複数のスイッチ素子33とによって構成される。第2
図中可変利得増幅器14の出力部においてセンサ出力電圧
の同相分をVCとして示している。A/D変換器15は前処理
増幅回路15Aと2重積分形A/D変換器15Bによって構成さ
れる。前処理増幅回路15Aは演算増幅器A3と抵抗R1〜R4
で構成され、2重積分形A/D変換器15Bは増幅器A4〜A6と
抵抗R5〜R7とスイッチSW1〜SW3と積分コンデンサCによ
って構成される。2重積分形A/D変換器15Aは原理的に既
に公知なものであり、その作動は例えば特開昭42−2509
0号公報に開示される。なお第2図において2重積分形A
/D変換器の制御ロジック部の構成は省略されている。
定電圧回路、13はマルチプレクサ、14は可変利得増幅
器、15はA/D変換器である。センサ8〜10はそれぞれ例
えば2個又は4個の抵抗によって構成され、励起回路11
の出力電圧VEが印加される。センサ8〜10の検出出力
は、計測対象である各物理量に依存して変化するインピ
ーダンスに対応して発生する。センサ8〜10の出力はマ
ルチプレクサ13に入力される。定電圧回路12は抵抗31と
ツェナーダイオードZDの直列回路によって構成され、ツ
ェナーダイオードZDの端子電圧として定電圧VRが取り出
される。励起回路11は演算増幅器A7を用いて非反転増幅
回路として構成され、定電圧VRを所定レベルまで増幅
し、電圧VEを発生する。可変利得増幅器14は演算増幅器
A1,A2と梯子形に接続された複数の抵抗からなる抵抗群3
2と複数のスイッチ素子33とによって構成される。第2
図中可変利得増幅器14の出力部においてセンサ出力電圧
の同相分をVCとして示している。A/D変換器15は前処理
増幅回路15Aと2重積分形A/D変換器15Bによって構成さ
れる。前処理増幅回路15Aは演算増幅器A3と抵抗R1〜R4
で構成され、2重積分形A/D変換器15Bは増幅器A4〜A6と
抵抗R5〜R7とスイッチSW1〜SW3と積分コンデンサCによ
って構成される。2重積分形A/D変換器15Aは原理的に既
に公知なものであり、その作動は例えば特開昭42−2509
0号公報に開示される。なお第2図において2重積分形A
/D変換器の制御ロジック部の構成は省略されている。
以上の構成を有するアナログ回路部分は、2線式計測
回路1を動作させるために、後述する如く単電源で動作
するように回路設計されている。更に2線式計測回路1
では、小電力で動作するアナログ回路部分とCPUを含む
ディジタル回路部分とが共存するように構成されている
ので、電源系を介してディジタル回路部分からアナログ
回路部分にパルス状雑音が混入するということは避けら
れない。かかるパルス状雑音の混入の問題を、本実施例
では後述するように積分形A/D変換器を採用して回路設
計することにより解決している。
回路1を動作させるために、後述する如く単電源で動作
するように回路設計されている。更に2線式計測回路1
では、小電力で動作するアナログ回路部分とCPUを含む
ディジタル回路部分とが共存するように構成されている
ので、電源系を介してディジタル回路部分からアナログ
回路部分にパルス状雑音が混入するということは避けら
れない。かかるパルス状雑音の混入の問題を、本実施例
では後述するように積分形A/D変換器を採用して回路設
計することにより解決している。
次に、積分器の動作を説明する。ここで、増幅器A6の
出力電圧(第1の基準電圧)V1は、定電圧(第2の基準
電圧)VRより大であり、この電圧VRは、スイッチSW2
に供給される電圧(第3の基準電圧)V3より大となるよ
うに設定されている。また、基準電圧V1は、演算増幅器
(加算増幅器)A3において、可変利得増幅器14の出力と
加算されるので、増幅器A3の出力電圧VAは、定電圧VR
より大となる。これにより、各部の電圧の関係は、VA
>VR>V3を満足する構成となっている。第1のフェー
ズではスイッチSW1及びSW2が共にオフ、スイッチSW3が
オンであり、積分コンデンサCは完全に放電されてい
る。このとき、積分回路15Bは反転増幅器として働き、
その出力電圧V0の値は、電圧VRと同一となる。第2の
フェーズではスイッチSW1がオン、スイッチSW3及びSW2
がオフであり、スイッチSW1がオンになると同時に図示
しないカウンタで基準クロックの計数を開始する。この
場合、積分用演算増幅器A4の出力電圧V0は次式によって
与えられる。
出力電圧(第1の基準電圧)V1は、定電圧(第2の基準
電圧)VRより大であり、この電圧VRは、スイッチSW2
に供給される電圧(第3の基準電圧)V3より大となるよ
うに設定されている。また、基準電圧V1は、演算増幅器
(加算増幅器)A3において、可変利得増幅器14の出力と
加算されるので、増幅器A3の出力電圧VAは、定電圧VR
より大となる。これにより、各部の電圧の関係は、VA
>VR>V3を満足する構成となっている。第1のフェー
ズではスイッチSW1及びSW2が共にオフ、スイッチSW3が
オンであり、積分コンデンサCは完全に放電されてい
る。このとき、積分回路15Bは反転増幅器として働き、
その出力電圧V0の値は、電圧VRと同一となる。第2の
フェーズではスイッチSW1がオン、スイッチSW3及びSW2
がオフであり、スイッチSW1がオンになると同時に図示
しないカウンタで基準クロックの計数を開始する。この
場合、積分用演算増幅器A4の出力電圧V0は次式によって
与えられる。
このとき、電圧V0は、電圧VRから下降する動作をす
る。
る。
カウンタがNSを計数した後の出力は、クロック時間
をτとすると、 V0=VR−(VA−VR)((NSτ)/(R7・C))とな
る。
をτとすると、 V0=VR−(VA−VR)((NSτ)/(R7・C))とな
る。
第3のフェーズでは、計数値が一定値NSに達した時
に、スイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンにして積分
用演算増幅器A4の入力を基準電圧によって与えられる基
準電圧V3に切換え、更に前記カウンタで新たに計数を開
始する。t′後の積分用演算増幅器A4の出力は、 となる。このとき、電圧V0は上昇する。
に、スイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンにして積分
用演算増幅器A4の入力を基準電圧によって与えられる基
準電圧V3に切換え、更に前記カウンタで新たに計数を開
始する。t′後の積分用演算増幅器A4の出力は、 となる。このとき、電圧V0は上昇する。
次に次段の電圧比較器A5で、積分用演算増幅器A4の出
力電圧V0と基準電圧VRとの関係において、V0=VRとなる
瞬間を検出し、前記のカウンタにおける計数をN0で停止
させるものとすれば、次の関係式が成立する。
力電圧V0と基準電圧VRとの関係において、V0=VRとなる
瞬間を検出し、前記のカウンタにおける計数をN0で停止
させるものとすれば、次の関係式が成立する。
−(VA−VR)(NSτ/(R7・C)) +VR(N0τ/(R7・C))=0 この式により、 が得られ、積分形A/D変換器15Bに入力されたアナログ電
圧VAがディジタル量N0に変換されたことになる。
圧VAがディジタル量N0に変換されたことになる。
前記の如く2重積分形A/D変換器15Bの変換プロセスに
従えば、入力電圧VA又は基準電圧VRは積分処理を受ける
ので、当該入力電圧及び基準電圧にパルス性の雑音が混
入しても、雑音の存在時間が積分時間NSτに比較して短
い時間であれば、出力の値に大きな影響を与えず、雑音
に起因する誤差はほとんど生じない。また積分形A/D変
換器では、変換時間が長くなるが、その間において入力
信号をアナログ的に平均化していることになるので、1
回のA/D変換で十分なS/N比を確保することができる。
従えば、入力電圧VA又は基準電圧VRは積分処理を受ける
ので、当該入力電圧及び基準電圧にパルス性の雑音が混
入しても、雑音の存在時間が積分時間NSτに比較して短
い時間であれば、出力の値に大きな影響を与えず、雑音
に起因する誤差はほとんど生じない。また積分形A/D変
換器では、変換時間が長くなるが、その間において入力
信号をアナログ的に平均化していることになるので、1
回のA/D変換で十分なS/N比を確保することができる。
以上の動作を、他の方式のA/D変換器(例えばR−2R
抵抗ラダーを用いた逐次比較方式、特開昭59−114930号
公報に開示される方式等)を用いた場合と比較すると、
これらの方式のA/D変換器では、ディジタル値を定める
タイミングを、入力電圧の瞬時値と所要の基準値とを比
較することにより決定している。従ってディジタル回路
部分に由来するパルス状雑音が混入する可能性を考慮す
ると、可変利得増幅器14の応答帯域を制限したり、繰り
換し計測を行ってディジタル的に平均値を求めるという
回路構成が要求される。このため、CPU16では、低電力
動作に起因して処理能力が低減化されているにも拘ら
ず、頻繁にデータ取込み処理が要求され、本来の仕事で
ある補正演算処理等を行う時間が制約を受けるという不
具合が発生する。更に、可変利得増幅器14の帯域を制限
するために、センサ8〜10からの出力信号をマルチプレ
クサ13で切換えるごとに、可変利得増幅器14の動作が安
定するまでの間A/D変換動作を開始できないという不具
合が発生する。従って上記の不具合によって、積分形以
外の他の方式のA/D変換器を使用する場合には、実際
上、2線式計測回路を実現することは不可能である。
抵抗ラダーを用いた逐次比較方式、特開昭59−114930号
公報に開示される方式等)を用いた場合と比較すると、
これらの方式のA/D変換器では、ディジタル値を定める
タイミングを、入力電圧の瞬時値と所要の基準値とを比
較することにより決定している。従ってディジタル回路
部分に由来するパルス状雑音が混入する可能性を考慮す
ると、可変利得増幅器14の応答帯域を制限したり、繰り
換し計測を行ってディジタル的に平均値を求めるという
回路構成が要求される。このため、CPU16では、低電力
動作に起因して処理能力が低減化されているにも拘ら
ず、頻繁にデータ取込み処理が要求され、本来の仕事で
ある補正演算処理等を行う時間が制約を受けるという不
具合が発生する。更に、可変利得増幅器14の帯域を制限
するために、センサ8〜10からの出力信号をマルチプレ
クサ13で切換えるごとに、可変利得増幅器14の動作が安
定するまでの間A/D変換動作を開始できないという不具
合が発生する。従って上記の不具合によって、積分形以
外の他の方式のA/D変換器を使用する場合には、実際
上、2線式計測回路を実現することは不可能である。
2線式計測回路では、回路が正常に動作するためには
回路各部のすべての電圧信号が、基準となる電位(接地
電位)に対して同極性になることが要求される。第2図
の回路において単電源動作を行うための回路条件は、回
路中の各部の電圧V1とVRとV3との大小関係に関して、 V1>VR>V3又はV1<VR<V3 となることであり、本実施例の回路ではこの条件を満た
すように設計されている。
回路各部のすべての電圧信号が、基準となる電位(接地
電位)に対して同極性になることが要求される。第2図
の回路において単電源動作を行うための回路条件は、回
路中の各部の電圧V1とVRとV3との大小関係に関して、 V1>VR>V3又はV1<VR<V3 となることであり、本実施例の回路ではこの条件を満た
すように設計されている。
ただし、V1<VR<V3の場合は、V1>VR>V3の場合の
電圧V0の上昇及び下降が反転する。いずれの場合におい
ても、電圧VRを基準として、電圧V0は上昇及び下降す
る必要があり、電圧V1とV3とは、互いに異なる電圧値で
あり、かつ、電圧VRは、電圧V1とV3との間の電圧値と
ならなければならない。
電圧V0の上昇及び下降が反転する。いずれの場合におい
ても、電圧VRを基準として、電圧V0は上昇及び下降す
る必要があり、電圧V1とV3とは、互いに異なる電圧値で
あり、かつ、電圧VRは、電圧V1とV3との間の電圧値と
ならなければならない。
そのため、上述のように、V1>VR>V3又はV1<VR<
V3のいずれかの条件を満足する必要がある。
V3のいずれかの条件を満足する必要がある。
なお、V1<VR<V3の条件においては、第3フェーズ
では、t′秒後の積分用演算増幅器A4の出力は、次式の
ようになる。
では、t′秒後の積分用演算増幅器A4の出力は、次式の
ようになる。
センサ8〜10の出力信号では接地電位に対する同相電
圧が必ずしも等しくない。第2図の回路では、センサ8
〜10のいずれのセンサを選択しても同相電圧が励起回路
11の出力電圧VEの約1/2になるように設定されている。
また可変利得増幅器14における演算増幅器A1,A2は差動
入力及び差動出力の増幅器である。従って、可変利得増
幅器14では各センサの出力電圧中の同相電圧成分は増幅
されず、差動電圧成分のみが増幅される。このようにし
て、センサ出力の同相成分の影響を実用上無視できる値
まで相殺するように回路を構成する。可変利得増幅器14
で増幅されたセンサ出力の差動電圧成分は、次段のレベ
ルシフト加算増幅を行う前処理増幅回路15Aで所定のレ
ベルまで増幅され、2重積分形A/D変換器15Bのステージ
に供給される。単電源動作を必要とする2線式計測回路
では、前処理増幅回路15Aにおいて同相成分相殺条件を
満たすようにR1/R2=R3/R4の関係が成立している。2重
積分形A/D変換器15Bでは、前述した通り、加算増幅器A3
の出力VAを所定時間積分した後、接地電位又は一定電位
で逆方向に積分し、A/D変換器15Bの当該積分器の出力電
圧が、基準電圧VRと一致するまでの時間をカウンタで計
測し、センサ出力に対応するディジタル値を得るように
している。また上記積分器において積分時間を抵抗R7に
関して不感状態とするには、積分器すなわち積分用演算
増幅器A4の正入力端子の電位は、電圧比較器A5の基準電
位VRと一致させる必要がある。
圧が必ずしも等しくない。第2図の回路では、センサ8
〜10のいずれのセンサを選択しても同相電圧が励起回路
11の出力電圧VEの約1/2になるように設定されている。
また可変利得増幅器14における演算増幅器A1,A2は差動
入力及び差動出力の増幅器である。従って、可変利得増
幅器14では各センサの出力電圧中の同相電圧成分は増幅
されず、差動電圧成分のみが増幅される。このようにし
て、センサ出力の同相成分の影響を実用上無視できる値
まで相殺するように回路を構成する。可変利得増幅器14
で増幅されたセンサ出力の差動電圧成分は、次段のレベ
ルシフト加算増幅を行う前処理増幅回路15Aで所定のレ
ベルまで増幅され、2重積分形A/D変換器15Bのステージ
に供給される。単電源動作を必要とする2線式計測回路
では、前処理増幅回路15Aにおいて同相成分相殺条件を
満たすようにR1/R2=R3/R4の関係が成立している。2重
積分形A/D変換器15Bでは、前述した通り、加算増幅器A3
の出力VAを所定時間積分した後、接地電位又は一定電位
で逆方向に積分し、A/D変換器15Bの当該積分器の出力電
圧が、基準電圧VRと一致するまでの時間をカウンタで計
測し、センサ出力に対応するディジタル値を得るように
している。また上記積分器において積分時間を抵抗R7に
関して不感状態とするには、積分器すなわち積分用演算
増幅器A4の正入力端子の電位は、電圧比較器A5の基準電
位VRと一致させる必要がある。
以上のように2重積分形A/D変換器15Bの積分器でデュ
アルスロープの積分動作を正常に行わせるには、加算増
幅用の演算増幅器A3の出力VAが、計測対象のセンサの出
力信号の大小及び極性に依存せず、常にVA≧VR又はVA≦
VRであることが必要である。すなわち、計測中におい
て、VAとVRの大小関係が反対になることは禁じられる。
アルスロープの積分動作を正常に行わせるには、加算増
幅用の演算増幅器A3の出力VAが、計測対象のセンサの出
力信号の大小及び極性に依存せず、常にVA≧VR又はVA≦
VRであることが必要である。すなわち、計測中におい
て、VAとVRの大小関係が反対になることは禁じられる。
そこで、本発明においては、計測中において、上記V
A≧VRを満足させるために、可変利得増幅器14と2重積
分形A/D変換器15Bとの間に加算増幅器A3を配置し、V1>
VRを満足する電圧V1を加算増幅器A3の入力信号に加算
させる。また、上記VA≦VRを満足させるために、V1<
VRを満足する電圧V1を加算増幅器A3の入力信号に加算
するように構成する。
A≧VRを満足させるために、可変利得増幅器14と2重積
分形A/D変換器15Bとの間に加算増幅器A3を配置し、V1>
VRを満足する電圧V1を加算増幅器A3の入力信号に加算
させる。また、上記VA≦VRを満足させるために、V1<
VRを満足する電圧V1を加算増幅器A3の入力信号に加算
するように構成する。
2線式計測回路1において前述した条件が満足される
時、センサ回路を含む回路全体を単一電圧と接地電圧と
の間で動作させることができ、単電源動作が可能とな
る。ここで具体的な数値例を述べるとVCC=6.2V、V1=
3.65V、VR=2.1V、V3=0V、R1=R3=68KΩ、R2=R4=92
KΩ、R7=420KΩである。
時、センサ回路を含む回路全体を単一電圧と接地電圧と
の間で動作させることができ、単電源動作が可能とな
る。ここで具体的な数値例を述べるとVCC=6.2V、V1=
3.65V、VR=2.1V、V3=0V、R1=R3=68KΩ、R2=R4=92
KΩ、R7=420KΩである。
次に2線式計測回路1は、伝送信号Isが最小で4mAで
あるため、全回路が4mA以下の消費電力で動作する必要
がある。このため、回路各部はできるだけ小さい電流で
動作させることになる。動作電流が小さいと、第2図に
示されたアナログ回路部分は電源を経由してディジタル
回路部分からの雑音を受けやすくなる。そこで本実施例
では、加算増幅用演算増幅器A3の電源端子と電源VCCと
の間に抵抗34を挿入し、これにコンデンサ35によるバイ
パス路を形成することで対策を施している。演算増幅器
A3の消費電流を100μAとすれば、数KΩの抵抗を挿入
することができ、バイパスコンデンサを1μFとすれ
ば、フィルタ効果は100Hz程度以上で期待することがで
きる。回路は低電力化のため帯域が狭くなっており、こ
のため電源フィルタは抵抗でも効果的な定数にする必要
がある。従来の如くコンデンサのみ或いはLCフィルタで
同じ効果を得るためには、極めて大きな素子定数とな
り、実用性が低い。
あるため、全回路が4mA以下の消費電力で動作する必要
がある。このため、回路各部はできるだけ小さい電流で
動作させることになる。動作電流が小さいと、第2図に
示されたアナログ回路部分は電源を経由してディジタル
回路部分からの雑音を受けやすくなる。そこで本実施例
では、加算増幅用演算増幅器A3の電源端子と電源VCCと
の間に抵抗34を挿入し、これにコンデンサ35によるバイ
パス路を形成することで対策を施している。演算増幅器
A3の消費電流を100μAとすれば、数KΩの抵抗を挿入
することができ、バイパスコンデンサを1μFとすれ
ば、フィルタ効果は100Hz程度以上で期待することがで
きる。回路は低電力化のため帯域が狭くなっており、こ
のため電源フィルタは抵抗でも効果的な定数にする必要
がある。従来の如くコンデンサのみ或いはLCフィルタで
同じ効果を得るためには、極めて大きな素子定数とな
り、実用性が低い。
また前述した通り、本実施例の回路では定電圧ダイオ
ードZDによって一定の単一基準電圧を発生するように構
成している。そしてこの単一の基準電圧に基づいて、非
反転演算増幅器A6,A7を用いて必要とされる所定電圧を
得るように構成している。
ードZDによって一定の単一基準電圧を発生するように構
成している。そしてこの単一の基準電圧に基づいて、非
反転演算増幅器A6,A7を用いて必要とされる所定電圧を
得るように構成している。
本実施例の2線式計測回路において、センサ8〜10は
計測対象の物理量に依存してインピーダンスが変化する
形式のものである。このような場合、センサの出力ΔVs
はVE、すなわちVRに比例し、ΔVs=kVRとなる。センサ
出力は前述した通り、そのA/D変換値がVRに比例するの
でkは となり、変換結果はVRに依存しない。従って、基準電圧
VRを発生する基準電圧源の回路は高性能なものである必
要はなく、低コストの素子を使用することができる。
計測対象の物理量に依存してインピーダンスが変化する
形式のものである。このような場合、センサの出力ΔVs
はVE、すなわちVRに比例し、ΔVs=kVRとなる。センサ
出力は前述した通り、そのA/D変換値がVRに比例するの
でkは となり、変換結果はVRに依存しない。従って、基準電圧
VRを発生する基準電圧源の回路は高性能なものである必
要はなく、低コストの素子を使用することができる。
可変利得増幅器14は第2図に示すように梯子形抵抗回
路を用いて帰還部を設けている。かかる回路構成によれ
ば、狭い抵抗比で大きな利得可変幅を得ることができ
る。第3図において可変利得増幅器14の詳細な回路構成
を示す。この回路によれば、梯子状に接続された抵抗r1
〜r12を備え、これの抵抗r1〜r12をすべて同一の抵抗と
すれば、可変利得増幅器14の利得は3.41〜575倍まで変
化させることができる。定数を適当に選択すれば、任意
の等比級数で各ステップごとに利得を選択することが可
能となる。仮に抵抗r8とr9とr10が存在しない構成で
は、必要な抵抗の最大値と最小値の比は数十倍に達す
る。第3図の構成によれば、極めて小さい抵抗比の抵抗
のみで可変利得増幅器14を構成することができる。モノ
リシックICやハイブリッドICでは、高精度の抵抗比と温
度係数比を得るには数倍以下の抵抗比であることが望ま
れている。従って、第2図の構成が性能向上に寄与する
ことは明らかである。
路を用いて帰還部を設けている。かかる回路構成によれ
ば、狭い抵抗比で大きな利得可変幅を得ることができ
る。第3図において可変利得増幅器14の詳細な回路構成
を示す。この回路によれば、梯子状に接続された抵抗r1
〜r12を備え、これの抵抗r1〜r12をすべて同一の抵抗と
すれば、可変利得増幅器14の利得は3.41〜575倍まで変
化させることができる。定数を適当に選択すれば、任意
の等比級数で各ステップごとに利得を選択することが可
能となる。仮に抵抗r8とr9とr10が存在しない構成で
は、必要な抵抗の最大値と最小値の比は数十倍に達す
る。第3図の構成によれば、極めて小さい抵抗比の抵抗
のみで可変利得増幅器14を構成することができる。モノ
リシックICやハイブリッドICでは、高精度の抵抗比と温
度係数比を得るには数倍以下の抵抗比であることが望ま
れている。従って、第2図の構成が性能向上に寄与する
ことは明らかである。
なおセンサ8〜10の出力信号の代わりに、マルチプレ
クサ13の入力端子の短絡状態、一定電圧源を測定すれ
ば、可変利得増幅器14の感度やオフセットの影響を自動
補正することができる。
クサ13の入力端子の短絡状態、一定電圧源を測定すれ
ば、可変利得増幅器14の感度やオフセットの影響を自動
補正することができる。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、測定精
度及び耐雑音性が高い積分形A/D変換器を用いて2線式
計測回路を構成することができ、複数の各種センサを用
いた外乱の影響を低減することのできるアナログ/ディ
ジタル混合回路を構成することができるので、2線式計
測回路の低コスト化及び高性能化を容易に達成すること
ができる。また本発明によれば、基準電圧源の共通化を
行うようにしたため、一層の高性能化及び低コスト化を
達成できる。更に加算用増幅器と電源との間に所定の抵
抗とバイパスコンデンサを設けるようにしたため、耐雑
音性が一層向上する。
度及び耐雑音性が高い積分形A/D変換器を用いて2線式
計測回路を構成することができ、複数の各種センサを用
いた外乱の影響を低減することのできるアナログ/ディ
ジタル混合回路を構成することができるので、2線式計
測回路の低コスト化及び高性能化を容易に達成すること
ができる。また本発明によれば、基準電圧源の共通化を
行うようにしたため、一層の高性能化及び低コスト化を
達成できる。更に加算用増幅器と電源との間に所定の抵
抗とバイパスコンデンサを設けるようにしたため、耐雑
音性が一層向上する。
第1図は本発明に係る2線式計測回路の全体構成を示す
ブロック図、第2図は2線式計測回路の要部の詳細な構
成を示した回路図、第3図は可変利得増幅器の詳細回路
図である。 〔符号の説明〕 1……2線式計測回路 2……受信装置 3……伝送路 8,9,10……センサ 11……励起回路 12……定電圧回路 13……マルチプレクサ 14……可変利得増幅器 15……A/D変換器 15A……前段増幅回路 15B……2重積分形A/D変換器 16……CPU(マイクロコンピュータ)
ブロック図、第2図は2線式計測回路の要部の詳細な構
成を示した回路図、第3図は可変利得増幅器の詳細回路
図である。 〔符号の説明〕 1……2線式計測回路 2……受信装置 3……伝送路 8,9,10……センサ 11……励起回路 12……定電圧回路 13……マルチプレクサ 14……可変利得増幅器 15……A/D変換器 15A……前段増幅回路 15B……2重積分形A/D変換器 16……CPU(マイクロコンピュータ)
Claims (6)
- 【請求項1】それぞれ種々の物理量を計測する少なくと
も2個以上のセンサと、これらのセンサを能動状態に保
持する励起回路と、制御信号に基づき複数の前記センサ
の出力信号のいずれかを選択的に入力するスイッチ回路
と、制御信号により利得を変化可能に構成され、前記ス
イッチ回路からの出力信号を増幅する差動増幅器と、こ
の作動増幅器の出力電圧と第1基準電圧(V1)とを加算
し、前記差動増幅器の出力電圧を所要のレベルにシフト
する加算増幅器(A3)と、この加算増幅器(A3)の出力
電圧(VA)を入力し、入力した電圧(VA)と第2の基
準電圧(VR)とを減算し所定時間積分した後、電圧
(VA)に換えて第3の基準電圧(V3)を入力し、この
入力した電圧(V3)と第2の基準電圧(VR)とを減算
し積分する積分器と、この積分器の後段に配置され、積
分器の出力電圧と第2の基準電圧(VR)とを比較する
電圧比較器(A5)とを備え、第1の基準電圧(V1)は第
2の基準電圧(VR)より大であり、第2の基準電圧
(VR)は第3の基準電圧(V3)より大であることを特
徴とする2線式計測回路。 - 【請求項2】それぞれ種々の物理量を計測する少なくと
も2個以上のセンサと、これらのセンサを能動状態に保
持する励起回路と、制御信号に基づき複数の前記センサ
の出力信号のいずれかを選択的に入力するスイッチ回路
と、制御信号により利得を変化可能に構成され、前記ス
イッチ回路からの出力信号を増幅する差動増幅器と、こ
の差動増幅器の出力電圧と第1の基準電圧(V1)とを加
算し、前記差動増幅器の出力電圧を所要のレベルにシフ
トする加算増幅器(A3)と、この加算増幅器(A3)の出
力電圧(VA)を入力し、入力した電圧(VA)と第2の
基準電圧(VR)とを減算し所定時間積分した後、電圧
(VA)に換えて第3の基準電圧(V3)を入力し、この
入力した電圧(V3)と第2の基準電圧(VR)とを減算
し積分する積分器と、この積分器の後段に配置され、積
分器の出力電圧と第2の基準電圧(VR)とを比較する
電圧比較器(A5)とを備え、第1の基準電圧(V1)は第
2の基準電圧(VR)より小であり、第2の基準電圧
(VR)は第3の基準電圧(V3)より小であることを特
徴とする2線式計測回路。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の2線式計測回路にお
いて、前記第2の基準電圧(VR)、第1の基準電圧(V
1)、第3の基準電圧(V3)は、それぞれ、同一の基準
電圧に基づいて得られる電圧であることを特徴とする2
線式計測回路。 - 【請求項4】請求項1記載の2線式計測回路において、
前記電圧比較器のパルス幅を時間計測し、得られた時系
列ディジタル値を内蔵マイクロコンピュータで補正演算
するように構成されたことを特徴とする2線式計測回
路。 - 【請求項5】請求項1記載の2線式計測回路において、
前記センサは、計測対象の物理量に依存してインピーダ
ンスが変化するように構成されたことを特徴とする2線
式計測回路。 - 【請求項6】請求項1記載の2線式計測回路において、
前記加算増幅器(A3)のプラス電源端子とこの加算増幅
器の回路駆動用の定電圧源(VCC)との間に抵抗(34)
を直列に接続し、且つ前記加算増幅器(A3)のプラス電
源端子とマイナス電源端子との間にバイパス用コンデン
サ(35)を接続したことを特徴とする2線式計測回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11663490A JPH081678B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 2線式計測回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11663490A JPH081678B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 2線式計測回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0415797A JPH0415797A (ja) | 1992-01-21 |
| JPH081678B2 true JPH081678B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14692057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11663490A Expired - Lifetime JPH081678B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 2線式計測回路 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH081678B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005275492A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Yokogawa Electric Corp | 伝送器システム |
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| JP4788260B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-10-05 | 横河電機株式会社 | 多変量伝送器 |
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-
1990
- 1990-05-02 JP JP11663490A patent/JPH081678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007521539A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 二線式バス機器 |
| JP2005275492A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Yokogawa Electric Corp | 伝送器システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0415797A (ja) | 1992-01-21 |
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