JPH08167918A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH08167918A
JPH08167918A JP30920294A JP30920294A JPH08167918A JP H08167918 A JPH08167918 A JP H08167918A JP 30920294 A JP30920294 A JP 30920294A JP 30920294 A JP30920294 A JP 30920294A JP H08167918 A JPH08167918 A JP H08167918A
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JP
Japan
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signal
frequency
carrier
circuit
degree phase
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JP30920294A
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Inventor
Atsushi Yoshioka
厚 吉岡
Hiroaki Matsushita
博明 松下
Isao Akitake
勇夫 秋武
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直交変調回路を用いてディジタル変調信号を
生成し送信する際、搬送波の90度位相差の精度を高め
て変調精度を良好にし、かつシステムを変更してもその
まま使用できるようにする。 【構成】 1つのデバイスとしての直交変調回路2に、
搬送波の2倍ないし4倍の周波数で発振するローカル発
振器2Fを設け、その出力を90度位相シフタ2Cで分
周して90度位相差の搬送波を得る。入力端子1A,1
Bから入力されたI,Q信号は夫々、ミクサ回路2A,
2Bで90度位相シフタ2Cからの互いに90度位相差
の搬送波と積算され、加算器2Dで加算された後、ミク
サ回路2Eで第1のローカルVCO2Gからの搬送波が
積算されて、送信信号としての直交変調信号が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル変調信号を
用いて送受信する、例えば、携帯電話などの通信機器に
係り、特に、QPSK変調などのように直交変調回路を
用いて送信信号を生成する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の分野では、通話音質や秘匿
性,周波数の有効利用などの観点から、ディジタル変調
信号を用いて送受信する方式が開発され、既に実用化し
ている。また、同じ技術を用いて、コードレス電話も今
後ディジタル化が促進される。日本国内では、前者はP
DC(Personal Digital Cellular)、後者はPHS
(Personal Handyphone System)と略称するものを
用いる。例えば、前者の場合、その規格書である(財)
電波システム開発センター編;デジタル方式自動車電話
システム標準規格RCR STD−27B(平成4年1
2月)pp.15〜29に記載されるように、送信信号
はπ/4シフトQPSK変調信号である。これは同書の
図3.3−1に記載されているとおり、2ビット毎のデ
ータを変調シンボルとし、差動符号化して得られた1組
のI,Q信号を直交変調して生成することができる。
【0003】図5は直交変調回路を中心とした送受信を
行なう通信装置の一従来例を示すブロック図であって、
1A,1Bは入力端子、3は帯域制限用フィルタ、4は
HPA(High Power Amplifier:ハイパワーアン
プ)、5はアンテナ共用器、6はアンテナ、7はLNA
(Low Noise Amplifier:低ノイズアンプ)、8は帯
域制限用フィルタ、9はミクサ回路、10は帯域制限用
フィルタ、11はミクサ回路、12は帯域制限用フィル
タ、13は出力端子、14,15はVCO(Voltage
Controlled Oscillator:電圧制御発振器)、20は
直交変調回路、20A,20Bはミクサ回路、20Cは
90度位相シフタ、20Dは加算器、20Eはミクサ回
路である。
【0004】同図において、二重線で囲んで示す回路は
1つの独立した能動デバイス(ICやモジュール,単体
のFETなど)である。この送受信回路全体の動作につ
いては本発明の実施例の項で詳しく述べるので、ここで
は、第2のローカル発振器であるVCO15と直交変調
回路20についてのみ説明する。
【0005】入力端子1Aからは差動符号化後のI信号
が、入力端子1Bからは同じくQ信号が夫々入力され、
直交変調回路20に供給される。直交変調回路20で
は、これらI,Q信号が夫々ミクサ回路20A,20B
に供給され、90度位相シフタ20CからのIF周波数
の搬送波とミキシングされる。但し、これらミクサ回路
20A,20Bに供給される搬送波は、90度位相シフ
タ20Cにより、第2のローカルVCO15から出力さ
れるIF周波数の搬送波から生成された互いに90度位
相が異なる直交搬送波である。
【0006】90度位相シフタ20Cとしては、2つの
構成が考えられる。1つはギルバート回路を用い、第2
のローカルVCO15から出力されるIF周波数の搬送
波の周波数を2逓倍し(このためには、基本的には、ミ
クサ回路20A,20Bと同じ構成のミクサ回路を設
け、このミクサ回路の2つの入力端子からかかる搬送波
を入力すればよい)、2逓倍された搬送波で正エッジト
リガ形のフリップフロップと負エッジトリガ形のフリッ
プフロップとをトリガして、夫々から周波数が1/2に
カウントダウンされた信号を得るようにしたものであ
り、これらフリップフロップの出力は、周波数がもとの
IF周波数に等しく、かつ互いに90度の位相差があ
る。他の1つは、互いに時定数が等しいRC形のLPF
(Low PassFilter)とCR形のHPF(High Pass
Filter)とを用い、夫々に上記のIF周波数の搬送波
を供給するものであり、夫々のフィルタからは、互いに
90度の位相差があって周波数がIF周波数に等しい信
号が得られる。
【0007】図5において、ミクサ回路20A,20B
の出力信号は加算器20Dで加算混合され、IF周波数
の直交変調信号が得られる。この直交変調信号は、さら
に、ミクサ回路20Eで第1のローカルVCO14から
の搬送波と積算され、所定の送信周波数の送信信号にア
ップコンバートされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、特に、直交変調回路20において、次のような
問題があった。
【0009】まず、互いに90度位相シフトした2つの
搬送波を発生するために、VCO15からの搬送波を一
旦2逓倍する上記の方法では、二次高調波の発生を抑え
て立上りエッジと立下りエッジのデューティを良好にし
なければ、90度位相差の精度が確保できず、変調精度
が低下する。従来では、2逓倍するためにギルバート回
路を使うのが普通であるが、基本波と三次高調波との掛
け算によって偶数次高調波が発生しやすい。これを低減
するためには、ギルバート回路への搬送波の入力レベル
を絞ればよいが、このようにすると、回路素子の特性バ
ラツキに起因した2逓倍信号への入力搬送波のリークが
問題となり、これが、やはり、立上りエッジと立下りエ
ッジのデューティを低下させる。このため、出力される
2逓倍信号に混入する不要波成分を除去するためのBP
F(Band Pass Filter)を備える必要がある。勿
論、このBPFの時定数は、システムが変わってIF周
波数(直交変調回路20の構成によっては送信周波数)
が変われば、それに合わせて変更しなければならない。
【0010】また、時定数が等しい2つのフィルタを用
いてVCO15からの搬送波を位相シフトして直交搬送
波を得る上記方法では、やはり、適用するシステムのI
F周波数(または、送信周波数)に応じてその時定数を
変更しなければならず、システム間での回路部品の共用
化ができないという問題がある。
【0011】本発明の目的は、かかる問題を解消し、9
0度位相差の精度が確保できて良好な変調精度を得ら
れ、異なるシステム間での回路部品の共用化を可能とし
た通信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ディジタル変調による信号を送信または
送受信する通信装置での送信系における送信信号を生成
するための直交変調回路が、IF周波数の2倍の周波数
の搬送信号を発生するローカル発振器と、該搬送信号の
立上りエッジでトリガされて周波数が1/2にカウント
ダウンされた第1の搬送波と該搬送波の立下りエッジで
トリガされて周波数が1/2にカウントダウンされかつ
該第1の搬送波に対して90度位相シフトされて第2の
搬送波とを出力する90度位相シフタと、該第1の搬送
波と差動符号化後の第1の入力信号とを積算する第1の
ミクサ回路と、該第2の搬送波と差動符号化後の第2の
入力信号とを積算する第2のミクサ回路と、該第1,第
2のミクサ回路の出力信号を加算してIF周波数の直交
変調信号を生成する加算器と、前記加算器の出力信号の
周波数を送信周波数にアップコンバートする第3のミク
サ回路とを含む。
【0013】また、本発明は、第1,第2の受信系を有
してダイバシティ受信を可能とし、該第1,第2の受信
系での受信信号を第2中間周波信号に変換するための搬
送波として、上記90度位相シフタからの第1,第2の
搬送波を用いる。
【0014】
【作用】上記IF周波数の2倍の周波数の搬送信号を発
生するローカル発振器を用い、前記のギルバート回路に
よる2逓倍回路を不要とすることにより、搬送波の立上
りエッジと立下りエッジとの間のデューティが改善さ
れ、90度位相シフタにおける位相精度が向上して変調
精度が良好になる。
【0015】また、IF周波数の2倍の周波数の搬送信
号の不要波成分をBPFなどで除去する必要がないの
で、部品点数が低減し、また、システムが変わっても何
ら変更することなく用いることができる。
【0016】さらに、RCのLPFとCRのHPFを用
いて90度位相シフタを構成した場合に比べ、やはり適
用するシステムが変わってもそのまま使用でき、定数変
更などの手間は不要である。
【0017】さらに、ダイバシティ受信用の2系統の受
信系を備えた装置で、90度位相シフタからの2つの搬
送波を夫々の受信系での受信信号を第2中間周波信号に
変換するための搬送波として用いるので、90度位相シ
フタの2つの出力の負荷が完全に同じとなり、一層位相
精度が向上して変調精度が良好になる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による通信装置の一実施例を示す回路
ブロック図であって、2は直交変調回路、2A,2B,
2Eはミクサ回路、2Cは90度位相シフタ、2Dは加
算器、2Fは第2のローカルVCO、2Gは第1のロー
カルVCOであり、図5に対応する部分には同一符号を
付けている。
【0019】この実施例は、図5に示した従来技術と比
較すると、図1における直交変調回路2が図5における
直交変調回路20と異なっている。即ち、図5において
は、第1のローカルVCO14と第2のローカルVCO
15とが直交変調回路20と別デバイスとなっていた
が、この実施例では、これらに対応する第1のローカル
VCO2Gと第2のローカルVCO2Fとが直交変調回
路2のデイバイス内に含まれている。かかる構成以外の
構成は図5と同様である。
【0020】但し、以下の説明では、これらローカルV
CO2G,2Fは、基準発振器やローカルVCOの出力
を分周するプリスケーラ部,比較器などとともにPLL
ループを形成しており、かかるPLLループ全体を直交
変調回路2のデイバイス内に含ませるものとしている
が、これは必ずしも必要でなく、そのプリスケーラ部だ
けをこのデバイスに含ませるようにしてもよいし、ま
た、これらローカルVCO2G,2Fのうちの第2のロ
ーカルVCO2F(または、それが構成するPLLルー
プのプリスケーラ部)のみがこのデバイス内にあるだけ
であってもよい。
【0021】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0022】入力端子1Aから入力される差動符号化後
のI信号と入力端子1Bから入力される同じくQ信号は
夫々直交変調回路2に供給され、ミクサ回路2A,2B
で90度位相シフタ2Cから供給されるIF周波数の搬
送波と積算される。ミクサ回路2A,2Bに供給される
これら搬送波は互いに90度位相差がある直交搬送波で
あり、1つのデバイスとしての直交変調回路2における
第2のローカルVCOの出力の周波数をIF周波数の2
倍とし、これを90度位相シフタ2Cで1/2にダウン
コンバートすることにより生成される。
【0023】これらミクサ回路2A,2Bの出力信号は
加算器2Dで加算され、IF周波数の直交変調信号とな
る。この直交変調信号は、さらに、ミクサ回路2Eで第
1のローカルVCO2Gからの搬送波と積算され、所定
送信周波数の直交変調信号となる。
【0024】この直交変調信号は直交変調回路2の出力
信号であり、帯域制限用フィルタ3により、ミクサ回路
2Eで発生する不要波成分(イメージ成分)が除去さ
れ、HPA4で増幅されて必要な電力の送信信号とな
り、アンテナ共用器5からアンテナ6に供給されて送信
される。
【0025】一方、アンテナ6からの微弱な受信信号は
アンテナ共用器5を介してLNA7に供給され、後段の
信号処理に必要なレベルまで増幅される。LNA7から
出力される受信信号は、帯域制限用フィルタ8で帯域外
の不要波成分が除去された後、ミクサ回路9で第1のロ
ーカルVCO2Gからの搬送波と積算されて第1の中間
周波信号となり、帯域制限用フィルタ10でこれに伴う
イメージ成分が除去される。しかる後、この第1の中間
周波信号は、ミクサ回路11において、90度位相シフ
タ2Cから出力される一方のIF周波数の搬送波と積算
されて第2の中間周波信号となり、帯域制限用フィルタ
12でこれに伴うイメージ成分が除去された後、出力端
子13から後段の図示しない復調器に供給される。
【0026】なお、例えば、PHSのように、搬送周波
数が送信時と受信時とで同じ(1895.150〜19
17.950MHz,キャリア間隔300kHz)シス
テムでは、第1のローカルVCO2Gと第2のローカル
VCO2Fとのいずれかの発振周波数は、送信時と受信
時で若干(受信側の第2中間周波数分で、例えば、1
0.8MHz)シフトする。一般には、発振周波数が高
い第1のローカルVCO2Gの方がこれに対するシフト
量の割合が小さく済むため、こちらをシフトさせる方が
よい。
【0027】例えば、19.2MHzで発振するクリス
タル発振器に上記2つのVCOをロックさせる場合の例
を示すと、次のようになる。第2のローカルVCO2F
を458.5MHzで発振させ(直交変調後の送信信号
は229.25MHz)、これを4585分周した出力
(100kHz)とクリスタル発振器の出力を192分
周した出力(100kHz)を位相比較する。送信時と
受信時の切換え、チャネルの切換えはここでは行なわな
いので、周波数は一定である。一方、第1のローカルV
CO2Gの発振周波数は、送信時と受信時で10.8M
Hzシフトさせる。受信側の第1中間周波数を、例え
ば、240.05MHzとすると、送信時1665.9〜
1688.7MHz、受信時1655.1〜1677.9
MHzと切り換え、しかも、使用するチャネルにより3
00kHzおきにロックしなければならない。
【0028】そこで、上記のクリスタル発振器の出力を
64分周した出力(300kHz)と、第1のローカル
VCO2Gの出力を送信時1/5553〜1/5629分
周、受信時1/5517〜1/5593分周と分周比を切
り換えて得た出力(300kHz)を位相比較すればよ
い。分周比を1変える毎に発振周波数が300kHzシ
フトし、チャネル切換えができる。また、上記のクリス
タル発振器の出力を9/16倍すると、受信側の第2中
間周波数10.8MHzとなる。この出力は後段の復調
回路のクロックとして用いることができ、復調回路が独
自にクリスタル発振器を持つ必要はなくなる。
【0029】ここで、第2のローカルVCO2Fの発振
周波数をIF周波数の2倍に選んだ点がこの実施例の特
徴となっている。従来では、図5で示したように、直交
変調回路20と第2のローカルVCO15が別のデバイ
スで構成されていたため、受信側のミクサ回路11に与
える搬送波の都合から、2倍に選ぶことは適当ではなか
った。その場合、外付けのカウントダウン回路が必要と
なるからである。この実施例では、図1に示したよう
に、第2のローカルVCO2Fが直交変調回路20と同
じデバイスにあるため、2倍に選んでも何ら問題はな
い。
【0030】即ち、搬送周波数の異なるシステムにもそ
のまま使えるように、90度シフタ2Cには、前述した
ような等しい時定数のLPF,HPFを用いたタイプの
ものは使わない。従って、2逓倍波をカウントダウンし
て得る方法を用いるが、前記従来例のようなギルバート
回路で搬送波を2逓倍する方法を用いるのではなく、第
2のローカルVCO2FをIF周波数の2倍で発振させ
ることとする。このため、前記したような偶数次高調波
と搬送波のリークによって90度位相差の誤差を発生し
たり、不要波除去用フイルタを要したりする問題はなく
なる。また、90度位相シフタ2Cはもともと正エッジ
トリガ,負エッジトリガのフリップフロップで構成して
いるので、受信側のミクサ回路11に与える搬送波はこ
こで得ることができ、新たにカウントダウン回路を要す
こともないという長所もある。
【0031】図2は本発明による通信装置の他の実施例
を示すブロック図であって、2は直交変調回路、2Hは
2分周回路であり、図1に対応する部分には同一符号を
付けて重複する説明を省略する。
【0032】図1に示した実施例では、受信側でのミク
サ回路11の搬送波を90度位相シフタ2Cから出力さ
れる搬送波の一方としたが、図2に示す実施例は、第2
のローカルVCO2Fの出力信号を2分周器2Hで2分
周することによって得るようにしたものである。この2
分周器2Hは、1つのデバイスとしての直交変調回路2
に含まれている。
【0033】なお、第2のローカルVCO2Fは基準発
振器や第2のローカルVCO2Fの出力を分周するプリ
スケーラ回路,このプリスケーラ回路の出力信号を基準
発振器の出力信号と位相比較し第2のローカルVCO2
Fの制御信号を生成する位相比較回路などとPLLを形
成するのであるが、このプリスケーラ回路の初段を2分
周段とし、その出力信号をミクサ回路11の搬送波とし
てもよく、2分周器2Hを省略することができる。この
ようにしても、従来のものに比べて、90度位相差の誤
差発生の問題はなく、搬送周波数の異なるシステムにも
そのまま使用することができる。
【0034】図3は本発明による通信装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、2Iは第2のローカ
ルVCO、2Jは2分周器であり、図1に対応する部分
には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0035】同図において、第2のローカルVCO2I
はIF周波数の4倍の周波数で発振し、その出力が2分
周器2Jで2分周されて90度位相シフタ2Cに供給さ
れる。この点以外の構成は図1に示した実施例と同様で
ある。
【0036】2分周器2Jは、第2のローカルVCO2
Iの出力信号の立上りまたは立下りエッジのいずれか一
方でトリガされ、周波数を1/2にして出力する。この
ために、第2のローカルVCO2Iの出力信号のデュー
ティが良好でない場合でも、90度シフタ2Cの入力信
号には、偶数時、高調波がなく、変調精度が一層向上す
る。
【0037】この場合も、図2に示した実施例と同様
に、2分周回路2Jの出力信号をさらに2分周して受信
側のミクサ回路11の搬送波とするようにしてもよい。
【0038】なお、ここでは、直交変調の方法として、
一度IF周波数で変調した後、ミクサ回路2Eで送信周
波数帯にアップコンバートするというIF変調方式を用
いている。このほか、送信周波数帯の搬送波を生成し、
これを用いて直交変調するという直接変調方式がある。
IF周波数の4倍の周波数を発振させるとなると、PH
Sでは、直接変調方式で7.6GHzと極めて高い周波
数となり、実際的でない。しかし、IF変調方式では、
960MHzと充分可能な値となる。即ち、特に図3に
示すこの実施例などでは、IF変調方式との組合せで実
施するとよい。
【0039】図4は本発明による通信装置のさらに他の
実施例を示すブロック図であって、2K,2L,2M,
2Nはミクサ回路、16はアンテナ、17はLNA、1
8,19,21は帯域制限用フィルタ、22は出力端子
であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複
する説明を省略する。
【0040】同図において、この実施例は、図1に示し
た実施例に、アンテナ16、LNA17、受信信号の帯
域制限用フィルタ18、受信信号を第1中間周波信号に
変換するためのミクサ回路2L、第1中間周波信号の帯
域制限用フィルタ19、第1中間周波信号を第2中間周
波信号に変換するためのミクサ回路2N及び第2中間周
波信号の帯域制限用フィルタ21からなる1系統の受信
系が付加されたものであり、また、ミクサ回路2L,2
K,2M,2Nが1つのデバイスをなす直交変調回路2
に含まれている。勿論、これらミクサ回路2L,2K,
2M,2Nは別デバイスにあってもよい。
【0041】このように、受信系を1系統付加して2系
統の受信系とすることにより、衆知のダイバシティ受信
を行なうことができ、これら受信系の出力端子13,2
2のいずれか良好な音質の側の出力が常に選択される。
特に、PDCなどでは、この構成をとることが多い。
【0042】また、ここでは、90度位相シフタ2Cか
ら別々に出力される信号をミクサ回路2M,2N夫々の
搬送波としている。これにより、90度位相シフタ2C
の負荷が90度位相の異なる2つの出力の間で完全に対
称となり、位相差の誤差を完全になくすことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直交変調回路を使用するQPSKなどのディジタル変調
方式による通信機器の送信回路や送受信回路において、
90度位相差の精度を確保できて良好な変調精度を得ら
れ、また、システム間での回路部品の共用化をすること
ができて、フィルタなどの部品点数を低減できるし、必
要に応じてダイバシティ受信の際にも、90度位相差の
精度を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明による通信装置の他の実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明による通信装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【図4】本発明による通信装置のさらに他の実施例を示
すブロック図である。
【図5】従来の通信装置の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B 入力端子 2 直交変調回路 2A,2B ミクサ回路 2C 90度位相シフタ 2D 加算器 2E ミクサ回路 2F 第2のローカルVCO 2G 第1のローカルVCO 2H 2分周器 2I 第2のローカルVCO 2J 2分周器 2K,2L,2M,2N ミクサ回路 3 帯域制限用フィルタ 4 ハイパワー増幅器 5 アンテナ共用器 6 アンテナ 7 低ノイズ増幅器 8 帯域制限用フィルタ 9 ミクサ回路 10 帯域制限用フィルタ 11 ミクサ回路 12 帯域制限用フィルタ 13 出力端子 19,21 帯域制限用フィルタ 22 出力端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信系に送信信号を生成するための直交
    変調回路を設け、ディジタル変調による信号を送信する
    通信装置において、 該直交変調回路は、 生成する直交変調信号の搬送波の2倍の周波数の搬送信
    号を発生するローカル発振器と、 該搬送信号の立上りエッジでトリガされて周波数が1/
    2にダウンコンバートされた第1の搬送波と、該搬送信
    号の立下りエッジでトリガされて周波数が1/2にダウ
    ンコンバートされかつ該第1の搬送波に対して90度位
    相シフトした第2の搬送波とを生成出力する90度位相
    シフタと、 該90度位相シフタからの該第1の搬送波と差動符号化
    後の第1の入力信号とを積算する第1のミクサ回路と、 該90度位相シフタからの該第2の搬送波と差動符号化
    後の第2の入力信号とを積算する第2のミクサ回路と、 該第1,第2のミクサ回路の出力信号を加算し、直交変
    調信号を生成する加算器とを含むことを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ローカル発振器は位相ロックループでの電圧制御発
    振器であって、 前記直交変調回路は、前記ローカル発振器の代わりに、
    該位相ロックループを、または、少なくとも該位相ロッ
    クループでのプリスケーラ回路を含むことを特徴とする
    通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記ローカル発振器の発振周波数は前記IF周波数の2
    倍であり、 前記加算器から出力される直交変調信号信号の周波数を
    送信周波数にアップコンバートするミクサ回路を設けた
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 受信系を備え、 前記90度位相シフタから出力される第1,第2の搬送
    波の一方を、該受信系での受信信号を第2中間周波信号
    に変換するための搬送波とすることを特徴とする通信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 受信系を備え、 前記ローカル発振器の出力信号を2分周する分周器を設
    け、 該分周器の出力信号を該受信系での受信信号を第2中間
    周波信号に変換するための搬送波とすることを特徴とす
    る通信装置。
  6. 【請求項6】 送信系に送信信号を生成するための直交
    変調回路を設け、ディジタル変調による信号を送信する
    通信装置において、 該直交変調回路は、 IF周波数の4倍の周波数の搬送信号を発生するローカ
    ル発振器と、 該ローカル発振器が出力する該搬送波を2分周し、IF
    周波数の2倍の周波数の搬送信号を生成する分周器と、 該分周器で生成された該搬送信号の立上りエッジでトリ
    ガされて周波数が1/2にダウンコンバートされた第1
    の搬送波と、該分周器で生成された該搬送信号の立下り
    エッジでトリガされて周波数が1/2にダウンコンバー
    トされかつ該第1の搬送波に対して90度位相シフトし
    た第2の搬送波とを生成出力する90度位相シフタと、 該90度位相シフタからの該第1の搬送波と差動符号化
    後の第1の入力信号とを積算する第1のミクサ回路と、 該90度位相シフタからの該第2の搬送波と差動符号化
    後の第2の入力信号とを積算する第2のミクサ回路と、 該第1,第2のミクサ回路の出力信号を加算し、IF周
    波数の直交変調信号を生成する加算器とを含むことを特
    徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 送信系と第1の受信系とからなる送受信
    系に第2の受信系が付加され、該送信系に送信信号を生
    成するための直交変調回路を備えて、ディジタル変調に
    よる信号の送受信とダイバシティ受信とを行なう通信装
    置において、 該直交変調回路は、 IF周波数の2倍の周波数の搬送信号を発生するローカ
    ル発振器と、 該搬送信号の立上りエッジでトリガされて周波数が1/
    2にダウンコンバートされた第1の搬送波と、該搬送信
    号の立下がりエッジでトリガされて周波数が1/2にダ
    ウンコンバートされかつ該第1の搬送波に対して90度
    位相シフトした第2の搬送波とを生成出力する90度位
    相シフタと、 該90度位相シフタからの該第1の搬送波と差動符号化
    後の第1の入力信号とを積算する第1のミクサ回路と、 該90度位相シフタからの該第2の搬送波と差動符号化
    後の第2の入力信号とを積算する第2のミクサ回路と、 該第1,第2のミクサ回路の出力信号を加算し、IF周
    波数の直交変調信号を生成する加算器と、 該加算器から出力されるIF周波数の該直交変調信号の
    周波数を送信周波数にアップコンバートして送信信号を
    生成する第3のミクサ回路ととを含み、 該90度位相シフタから出力される該第1,第2の搬送
    波のうち、一方を上記第1の受信系での受信信号を第2
    中間周波信号に変換するための搬送波とし、他方を上記
    第2の受信系での受信信号を第2中間周波信号に変換す
    るための搬送波とすることを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 送信系と第1の受信系とからなる送受信
    系に第2の受信系が付加され、該送信系に送信信号を生
    成するための直交変調回路を備えて、ディジタル変調に
    よる信号の送受信とダイバシティ受信とを行なう通信装
    置において、 該直交変調回路は、 IF周波数の4倍の周波数の搬送信号を発生するローカ
    ル発振器と、 該ローカル発振器からの搬送波を2分周し、該IF周波
    数の2倍の周波数の搬送信号を生成出力する分周器と、 該分周器から出力される該搬送信号の立上りエッジでト
    リガされて周波数が1/2にダウンコンバートされた第
    1の搬送波と、該搬送信号の立下りエッジでトリガされ
    て周波数が1/2にダウンコンバートされかつ該第1の
    搬送波に対して90度位相シフトした第2の搬送波とを
    生成出力する90度位相シフタと、 該90度位相シフタからの該第1の搬送波と差動符号化
    後の第1の入力信号とを積算する第1のミクサ回路と、 該90度位相シフタからの該第2の搬送波と差動符号化
    後の第2の入力信号とを積算する第2のミクサ回路と、 該第1,第2のミクサ回路の出力信号を加算し、IF周
    波数の直交変調信号を生成する加算器と、 該加算器から出力されるIF周波数の該直交変調信号の
    周波数を送信周波数にアップコンバートして送信信号を
    生成する第3のミクサ回路ととを含み、 該90度位相シフタから出力される該第1,第2の搬送
    波のうち、一方を上記第1の受信系での受信信号を第2
    中間周波信号に変換するための搬送波とし、他方を上記
    第2の受信系での受信信号を第2中間周波信号に変換す
    るための搬送波とすることを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6,7または8において、 前記ローカル発振器は位相ロックループでの電圧制御発
    振器であって、 前記直交変調回路は、前記ローカル発振器の代わりに、
    該位相ロックループ、または、少なくとも該位相ロック
    ループでのプリスケーラ回路を含むことを特徴とする通
    信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108781057A (zh) * 2016-02-29 2018-11-09 华为技术有限公司 用于降低本地振荡器中相位噪声和频率偏移方差的混频电路

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