JPH081680Y2 - 細菌検査用具 - Google Patents
細菌検査用具Info
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- JPH081680Y2 JPH081680Y2 JP1991074816U JP7481691U JPH081680Y2 JP H081680 Y2 JPH081680 Y2 JP H081680Y2 JP 1991074816 U JP1991074816 U JP 1991074816U JP 7481691 U JP7481691 U JP 7481691U JP H081680 Y2 JPH081680 Y2 JP H081680Y2
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- JP
- Japan
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- sponge body
- lid
- medium
- sponge
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/10—Petri dish
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M33/00—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
- C12M33/02—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by impregnation, e.g. using swabs or loops
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- Molecular Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、獣肉類や魚肉類、各種
加工食品などの被検査物から細菌類を採取し、該細菌類
を培地へ移植するための用具に関し、更に詳述すると、
菌類を採取する際に指等についている菌を混入させるこ
となく、しかも多量の菌を確実に採取し、培地に移植す
ることができると共に、その細菌の採取作業を非常に簡
便に行うことができる細菌検査用具に関する。
加工食品などの被検査物から細菌類を採取し、該細菌類
を培地へ移植するための用具に関し、更に詳述すると、
菌類を採取する際に指等についている菌を混入させるこ
となく、しかも多量の菌を確実に採取し、培地に移植す
ることができると共に、その細菌の採取作業を非常に簡
便に行うことができる細菌検査用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、獣肉や魚肉、各種加工食品などの
細菌検査を行う場合に、指等に付いている菌を混入する
ことなく、細菌類を培地に採取することができる用具と
して、図5に示した用具が知られている。
細菌検査を行う場合に、指等に付いている菌を混入する
ことなく、細菌類を培地に採取することができる用具と
して、図5に示した用具が知られている。
【0003】即ち、図5の用具は、略円錐台状の本体a
の上面周縁部に周方向に沿ってリング状の堰体bを設
け、この堰体b内に寒天培地cをその上面が該堰体bの
上端から突出するように充填し、該培地cが外部から汚
染されるのを防止するため、蓋体dを堰体bに嵌着させ
て、該蓋体dで培地cを被覆したものである。
の上面周縁部に周方向に沿ってリング状の堰体bを設
け、この堰体b内に寒天培地cをその上面が該堰体bの
上端から突出するように充填し、該培地cが外部から汚
染されるのを防止するため、蓋体dを堰体bに嵌着させ
て、該蓋体dで培地cを被覆したものである。
【0004】この用具を用いて細菌類を採取する場合、
蓋体dを取り除き、本体aを持って培地cを獣肉や魚肉
などの被検査物に接触させ、被検査物から培地cへ直接
菌類を移行させた後、再び蓋体dを装着して汚染を防止
し、用具を培養に適した条件下に移送し、菌類を培養す
るものである。
蓋体dを取り除き、本体aを持って培地cを獣肉や魚肉
などの被検査物に接触させ、被検査物から培地cへ直接
菌類を移行させた後、再び蓋体dを装着して汚染を防止
し、用具を培養に適した条件下に移送し、菌類を培養す
るものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この図5に示した用具
によれば、培地や被検査物に触れることなく菌類を培地
cに採取することができ、しかもこの場合採菌の現場で
直接培地cに植菌することができるので、外部からの汚
染のおそれが極めて少ないものであるが、この細菌検査
用具には、一度に多くの菌を採取することが困難である
という欠点がある。
によれば、培地や被検査物に触れることなく菌類を培地
cに採取することができ、しかもこの場合採菌の現場で
直接培地cに植菌することができるので、外部からの汚
染のおそれが極めて少ないものであるが、この細菌検査
用具には、一度に多くの菌を採取することが困難である
という欠点がある。
【0006】即ち、この用具は培地cを直接被検査物に
押しつけて、培地cに菌類を付着させることにより採菌
するものであるが、この場合培地cを強く被検査物に押
しつけたり、被検査物に擦り付けるようにすると培地c
が崩れてしまう場合がある。このため、採菌の際には培
地cを被検査物表面に軽く押しつけるようにすることし
かできず、多くの菌を培地cに付着させることが困難な
ものである。
押しつけて、培地cに菌類を付着させることにより採菌
するものであるが、この場合培地cを強く被検査物に押
しつけたり、被検査物に擦り付けるようにすると培地c
が崩れてしまう場合がある。このため、採菌の際には培
地cを被検査物表面に軽く押しつけるようにすることし
かできず、多くの菌を培地cに付着させることが困難な
ものである。
【0007】本考案は、上記事情に鑑みなされたもの
で、培地や被検査物に触れることなく、採菌現場で容易
に培地に植菌することができ、しかも多くの菌を容易か
つ確実に採取することができると共に、その細菌の採取
作業を非常に簡便に行うことができる細菌検査用具を提
供することを目的とする。
で、培地や被検査物に触れることなく、採菌現場で容易
に培地に植菌することができ、しかも多くの菌を容易か
つ確実に採取することができると共に、その細菌の採取
作業を非常に簡便に行うことができる細菌検査用具を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、内部に細菌培養用の培地が充填されるシャ
ーレーと、該シャーレーの上端開口面を閉塞する第1蓋
体と、被検査物から細菌類を採取する採菌用スポンジ体
と、上記第1蓋体の上面にリング状の壁体を突設するこ
とにより形成され、このリング状壁体と上記第1蓋体の
上面とで囲まれた空間部に上記スポンジ体を収容するス
ポンジ体収容部と、上記リング状壁体の上端部に嵌着す
ることにより上記スポンジ体収容部の上端開口部を閉塞
すると共に、その閉塞面の内側に上記細菌用スポンジ体
が固定された第2蓋体と、上記スポンジ体収容部の底壁
内面に配設された保水性の基材シートにチオ硫酸ナトリ
ウムを含浸させた水道水処理シートとを具備してなるこ
とを特徴とする細菌検査用具を提供する。
成するため、内部に細菌培養用の培地が充填されるシャ
ーレーと、該シャーレーの上端開口面を閉塞する第1蓋
体と、被検査物から細菌類を採取する採菌用スポンジ体
と、上記第1蓋体の上面にリング状の壁体を突設するこ
とにより形成され、このリング状壁体と上記第1蓋体の
上面とで囲まれた空間部に上記スポンジ体を収容するス
ポンジ体収容部と、上記リング状壁体の上端部に嵌着す
ることにより上記スポンジ体収容部の上端開口部を閉塞
すると共に、その閉塞面の内側に上記細菌用スポンジ体
が固定された第2蓋体と、上記スポンジ体収容部の底壁
内面に配設された保水性の基材シートにチオ硫酸ナトリ
ウムを含浸させた水道水処理シートとを具備してなるこ
とを特徴とする細菌検査用具を提供する。
【0009】
【作用】本考案の細菌検査用具は、獣肉や魚肉、各種加
工食品などの被検査物から菌類を採取し、培地に移植す
るための用具であり、この用具を用いて上記被検査物か
ら細菌を採取する場合、まず第2蓋体を第1蓋体のスポ
ンジ体収容部から取外し、この第2蓋体に固定された採
菌用スポンジ体を被検査物に圧接させ、該スポンジ体に
菌類を移行させる。
工食品などの被検査物から菌類を採取し、培地に移植す
るための用具であり、この用具を用いて上記被検査物か
ら細菌を採取する場合、まず第2蓋体を第1蓋体のスポ
ンジ体収容部から取外し、この第2蓋体に固定された採
菌用スポンジ体を被検査物に圧接させ、該スポンジ体に
菌類を移行させる。
【0010】そして、第1蓋体をシャーレーから取外し
てシャーレーを開放し、上記スポンジ体をシャーレー内
に充填した培地に接触させて、採取した細菌をスポンジ
体から培地へと移植するものである。
てシャーレーを開放し、上記スポンジ体をシャーレー内
に充填した培地に接触させて、採取した細菌をスポンジ
体から培地へと移植するものである。
【0011】この場合、スポンジ体を被検査物に圧接し
て菌類をスポンジ体に移行させる際、第2蓋体部分を持
って採菌操作を行うことができ、スポンジ体や被検査物
の菌採取部分に触れることなく、スポンジ体に菌類を採
取することができる。そして、このスポンジ体をシャー
レー内に充填された培地に接触させて、培地に細菌を移
植する際にも、第1蓋体及びシャーレーを持って作業を
行うことができ、この作業もスポンジ体及び培地に触れ
ることなく行うことができるものである。
て菌類をスポンジ体に移行させる際、第2蓋体部分を持
って採菌操作を行うことができ、スポンジ体や被検査物
の菌採取部分に触れることなく、スポンジ体に菌類を採
取することができる。そして、このスポンジ体をシャー
レー内に充填された培地に接触させて、培地に細菌を移
植する際にも、第1蓋体及びシャーレーを持って作業を
行うことができ、この作業もスポンジ体及び培地に触れ
ることなく行うことができるものである。
【0012】このように、本考案の細菌検査用具によれ
ば、スポンジ体、被検査物及び培地に触れることなく細
菌を培地に採取することができ、汚染の心配なく採菌操
作を行うことができる。また、スポンジ体と培地が充填
されたシャーレーとがセット化されているので、上記採
菌作業を現場において容易に行うことができ、しかも現
場に用具を持ち込む際には、培地の充填されたシャーレ
ーは第1蓋体により閉塞されており、またスポンジ体は
スポンジ体収容部と第2蓋体により完全に被覆されてい
るので、これらが汚染されることがなく、従って汚染の
おそれが極めて低い状態で容易に採菌作業を行うことが
できるものである。
ば、スポンジ体、被検査物及び培地に触れることなく細
菌を培地に採取することができ、汚染の心配なく採菌操
作を行うことができる。また、スポンジ体と培地が充填
されたシャーレーとがセット化されているので、上記採
菌作業を現場において容易に行うことができ、しかも現
場に用具を持ち込む際には、培地の充填されたシャーレ
ーは第1蓋体により閉塞されており、またスポンジ体は
スポンジ体収容部と第2蓋体により完全に被覆されてい
るので、これらが汚染されることがなく、従って汚染の
おそれが極めて低い状態で容易に採菌作業を行うことが
できるものである。
【0013】また、本考案の用具は、スポンジ体により
被検査物から細菌を採取するように構成されているの
で、被検査物から細菌を集める際、スポンジ体を被検査
物に強く押しつけたり、スポンジ体を被検査物の表面を
擦るように動かして採菌操作を行うことができ、このた
め多量の菌をスポンジ体に移行させることができる。従
って、多量の細菌を培地に植菌することができ、より正
確な細菌検査を行うことができるものである。
被検査物から細菌を採取するように構成されているの
で、被検査物から細菌を集める際、スポンジ体を被検査
物に強く押しつけたり、スポンジ体を被検査物の表面を
擦るように動かして採菌操作を行うことができ、このた
め多量の菌をスポンジ体に移行させることができる。従
って、多量の細菌を培地に植菌することができ、より正
確な細菌検査を行うことができるものである。
【0014】更に、本考案の用具は、スポンジ体収容部
の底壁内面に基材シートにチオ硫酸ナトリウムを含浸さ
せた水道水処理シートが配設されているので、採菌の際
に第2蓋体を一度スポンジ体収容部から取り外し、この
スポンジ体収容部に水道水を供給した後、再び第2蓋体
をスポンジ体収容部に取り付けてスポンジ体をスポンジ
体収容部に挿入し、スポンジ体に水分を含浸させて、こ
のスポンジ体への細菌移行性を良好にすることができる
ものである。
の底壁内面に基材シートにチオ硫酸ナトリウムを含浸さ
せた水道水処理シートが配設されているので、採菌の際
に第2蓋体を一度スポンジ体収容部から取り外し、この
スポンジ体収容部に水道水を供給した後、再び第2蓋体
をスポンジ体収容部に取り付けてスポンジ体をスポンジ
体収容部に挿入し、スポンジ体に水分を含浸させて、こ
のスポンジ体への細菌移行性を良好にすることができる
ものである。
【0015】即ち、細菌の採取に使用される水分として
は、通常蒸留水等の精製された無菌水が用いられ、殺菌
作用を有する塩素を含む水道水は使用し得ないものであ
るが、本考案の細菌検査用具によれば、スポンジ体収容
部内に水道水中の殺菌性塩素成分を還元作用により分解
除去することができるチオ硫酸ナトリウムを含浸した水
道水処理シートが配設されているため、これにより水道
水中の塩素が分解されて、水道水を使用しても細菌検査
に影響しないものである。従って、特に無菌水を用意す
る必要なく水道水を用いて簡便かつ確実に細菌作業を行
うことができる ものである。
は、通常蒸留水等の精製された無菌水が用いられ、殺菌
作用を有する塩素を含む水道水は使用し得ないものであ
るが、本考案の細菌検査用具によれば、スポンジ体収容
部内に水道水中の殺菌性塩素成分を還元作用により分解
除去することができるチオ硫酸ナトリウムを含浸した水
道水処理シートが配設されているため、これにより水道
水中の塩素が分解されて、水道水を使用しても細菌検査
に影響しないものである。従って、特に無菌水を用意す
る必要なく水道水を用いて簡便かつ確実に細菌作業を行
うことができる ものである。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例にかかる細菌検査用
具につき、図1〜図4を参照して説明すると、この細菌
検査用具は、内部に培地2が充填されたシャーレー1
と、採菌用スポンジ体3と、外面側にこのスポンジ体3
を収容するスポンジ体収容部4を有し、上記シャーレー
1の上端開口部を閉塞する第1蓋体5と、内面側に上記
スポンジ体が固定され、上記スポンジ体収容部4を閉塞
する第2蓋体6とを具備している。
具につき、図1〜図4を参照して説明すると、この細菌
検査用具は、内部に培地2が充填されたシャーレー1
と、採菌用スポンジ体3と、外面側にこのスポンジ体3
を収容するスポンジ体収容部4を有し、上記シャーレー
1の上端開口部を閉塞する第1蓋体5と、内面側に上記
スポンジ体が固定され、上記スポンジ体収容部4を閉塞
する第2蓋体6とを具備している。
【0017】上記シャーレー1は、内部に培地2が形成
されるものであり、この場合培地2としては、特に制限
されないが、通常は寒天培地が用いられる。
されるものであり、この場合培地2としては、特に制限
されないが、通常は寒天培地が用いられる。
【0018】また、上記第1蓋体5は、シャーレー1の
上端部を覆うようにその開口部を閉塞する円形のもの
で、その上面中央部に上記第2蓋体5が嵌着するリング
状壁体7が周方向に沿って一体に突設されており、この
リング状壁体7と第1蓋体5の外面とで囲まれた空間部
が上記スポンジ体3を収容する上記スポンジ体収容部4
となっている。更に、この第1蓋体5の上記スポンジ体
収容部4内の底壁内面(第1蓋体5外面)には、基材シ
ートにチオ硫酸ナトリウムを含浸させた水道水処理シー
ト8が配設されている。
上端部を覆うようにその開口部を閉塞する円形のもの
で、その上面中央部に上記第2蓋体5が嵌着するリング
状壁体7が周方向に沿って一体に突設されており、この
リング状壁体7と第1蓋体5の外面とで囲まれた空間部
が上記スポンジ体3を収容する上記スポンジ体収容部4
となっている。更に、この第1蓋体5の上記スポンジ体
収容部4内の底壁内面(第1蓋体5外面)には、基材シ
ートにチオ硫酸ナトリウムを含浸させた水道水処理シー
ト8が配設されている。
【0019】ここで、上記水道水処理シート8を構成す
る基材シートとしては、濾紙等の紙や織布、不織布等の
布などの保水性を有するシートが用いられる。また、こ
の水道水処理シート8に含浸されたチオ硫酸ナトリウム
は、水道水中の殺菌性塩素成分を分解除去することがで
き、かつそれ自体は殺菌作用を有しないものである。
る基材シートとしては、濾紙等の紙や織布、不織布等の
布などの保水性を有するシートが用いられる。また、こ
の水道水処理シート8に含浸されたチオ硫酸ナトリウム
は、水道水中の殺菌性塩素成分を分解除去することがで
き、かつそれ自体は殺菌作用を有しないものである。
【0020】上記第2蓋体6は、短軸有底筒状の本体9
の上端周縁部からリング状のフランジ体10を外方に向
けて一体に突設すると共に、本体9内の上面中央部に半
円板状のつまみ部11を一体に突設したもので、上記本
体9を上記リング状壁体7の上端内面に嵌合させること
により、上記スポンジ体収容部4の上端開口部を閉塞す
るものである。
の上端周縁部からリング状のフランジ体10を外方に向
けて一体に突設すると共に、本体9内の上面中央部に半
円板状のつまみ部11を一体に突設したもので、上記本
体9を上記リング状壁体7の上端内面に嵌合させること
により、上記スポンジ体収容部4の上端開口部を閉塞す
るものである。
【0021】この第2蓋体6の本体9下面側には、短軸
円柱状の上記採菌用スポンジ体3が両面粘着テープ、粘
着剤又は接着剤などにより固定されており、このスポン
ジ体3は、第2蓋体6で上記スポンジ体収容部4を閉塞
した場合に該スポンジ体収容部4内に収容されるように
なっている。またこの場合、上記第2蓋体6で上記スポ
ンジ体収容部4を閉塞した状態において、スポンジ体3
の下端面が上記水道水処理シート8に接触するようにな
っている。
円柱状の上記採菌用スポンジ体3が両面粘着テープ、粘
着剤又は接着剤などにより固定されており、このスポン
ジ体3は、第2蓋体6で上記スポンジ体収容部4を閉塞
した場合に該スポンジ体収容部4内に収容されるように
なっている。またこの場合、上記第2蓋体6で上記スポ
ンジ体収容部4を閉塞した状態において、スポンジ体3
の下端面が上記水道水処理シート8に接触するようにな
っている。
【0022】上記スポンジ体3は、被検査物に圧接させ
て被検査物から細菌を採取するためのもので、その材質
は特に制限されるものではないが、捕菌性や集めた菌の
培地への移植性などを考慮すると比較的高密度で表面が
滑らかなものが好ましく、具体的には、ウレタンスポン
ジが好適に使用される。
て被検査物から細菌を採取するためのもので、その材質
は特に制限されるものではないが、捕菌性や集めた菌の
培地への移植性などを考慮すると比較的高密度で表面が
滑らかなものが好ましく、具体的には、ウレタンスポン
ジが好適に使用される。
【0023】ここで、上記シャーレー1、第1蓋体5及
び第2蓋体6の材質や大きさなどは、特に制限されるも
のではなく適宜選択されるが、通常上記シャーレー1、
第1蓋体5及び第2蓋体6はプラスチックにより形成さ
れ、またシャーレー1及び第2蓋体6の大きさは片手で
容易に持つことができる程度の大きさとすることが好ま
しい。
び第2蓋体6の材質や大きさなどは、特に制限されるも
のではなく適宜選択されるが、通常上記シャーレー1、
第1蓋体5及び第2蓋体6はプラスチックにより形成さ
れ、またシャーレー1及び第2蓋体6の大きさは片手で
容易に持つことができる程度の大きさとすることが好ま
しい。
【0024】更に、スポンジ体3の大きさは上記第2蓋
体6の大きさによりある程度決定されるが、特にシャー
レー1内の培地2上を左右前後に移動させることができ
る程度の直径とすることが好ましく、これによりスポン
ジ体3に採取した細菌類を培地全体に均一に移植するこ
とができる。
体6の大きさによりある程度決定されるが、特にシャー
レー1内の培地2上を左右前後に移動させることができ
る程度の直径とすることが好ましく、これによりスポン
ジ体3に採取した細菌類を培地全体に均一に移植するこ
とができる。
【0025】この細菌検査用具を用いて獣肉や魚肉など
の被検査物から細菌を採取する場合、まず第2蓋体6を
第1蓋体5のスポンジ体収容部4から取外し(図2参
照)、スポンジ体収容部4内に水道水を供給した後、再
び第2蓋体6でスポンジ体収容部4を閉塞することによ
り、スポンジ体3の表面を水道水処理シート8に接触さ
せて、該シート8に含浸されたチオ硫酸ナトリウムによ
り水道水から殺菌性塩素成分を分解除去した水分をスポ
ンジ体3に供給する。
の被検査物から細菌を採取する場合、まず第2蓋体6を
第1蓋体5のスポンジ体収容部4から取外し(図2参
照)、スポンジ体収容部4内に水道水を供給した後、再
び第2蓋体6でスポンジ体収容部4を閉塞することによ
り、スポンジ体3の表面を水道水処理シート8に接触さ
せて、該シート8に含浸されたチオ硫酸ナトリウムによ
り水道水から殺菌性塩素成分を分解除去した水分をスポ
ンジ体3に供給する。
【0026】次いで、第2蓋体6をスポンジ体収容部4
から再び取外し、この第2蓋体6のつまみ部11をつま
んで持ち、図3に示したように、スポンジ体3の表面を
被検査物12に押しつけて被検査物12に付着している
細菌類をこのスポンジ体3表面に採取する。この場合、
スポンジ体3で被検査物12の表面を擦るように第2蓋
体6を動かして被検査物12の広範囲から細菌をスポン
ジ体3に集めることができる。
から再び取外し、この第2蓋体6のつまみ部11をつま
んで持ち、図3に示したように、スポンジ体3の表面を
被検査物12に押しつけて被検査物12に付着している
細菌類をこのスポンジ体3表面に採取する。この場合、
スポンジ体3で被検査物12の表面を擦るように第2蓋
体6を動かして被検査物12の広範囲から細菌をスポン
ジ体3に集めることができる。
【0027】なお、被検査物12の表面が十分な水分を
有するものである場合は、スポンジ体3に必ずしも水分
を供給する必要はなく、上記水分供給作業を省略するこ
とができる。
有するものである場合は、スポンジ体3に必ずしも水分
を供給する必要はなく、上記水分供給作業を省略するこ
とができる。
【0028】次に、第1蓋体5とシャーレー1とを分離
し、図4に示したように、スポンジ体3の表面をシャー
レー1内に充填された培地2に接触させて、スポンジ体
3に採取した細菌類を該培地2に移植する。この場合、
スポンジ体3で培地2の表面を軽くたたくようにして細
菌を移植させ、更にスポンジ体3を培地2表面を前後左
右に動かして培地2全体に均一に細菌類を移植すること
が好ましい。なお、この作業も第2蓋体6のつまみ部1
1をつまんで作業性よく行なうことができる。
し、図4に示したように、スポンジ体3の表面をシャー
レー1内に充填された培地2に接触させて、スポンジ体
3に採取した細菌類を該培地2に移植する。この場合、
スポンジ体3で培地2の表面を軽くたたくようにして細
菌を移植させ、更にスポンジ体3を培地2表面を前後左
右に動かして培地2全体に均一に細菌類を移植すること
が好ましい。なお、この作業も第2蓋体6のつまみ部1
1をつまんで作業性よく行なうことができる。
【0029】細菌類を培地2に移植した後は、上記第1
蓋体5をシャーレー1の上端部に嵌着してシャーレー1
の上端開口部を閉塞し(図2において第2蓋体6を取外
した状態)、シャーレー1を培養に適した条件下に移送
して、採取した菌類を培養するものである。
蓋体5をシャーレー1の上端部に嵌着してシャーレー1
の上端開口部を閉塞し(図2において第2蓋体6を取外
した状態)、シャーレー1を培養に適した条件下に移送
して、採取した菌類を培養するものである。
【0030】このように、本実施例の細菌検査用具によ
れば、スポンジ体3、被検査物12及び培地2に触れる
ことなく細菌を培地2に採取することができ、汚染の心
配なく採菌及び培地への移植操作を行うことができる。
しかも、スポンジ体3及び培地2が充填されたシャーレ
ー1がセット化されているので、上記採菌作業を現場に
おいて容易に行うことができると共に、採菌現場に用具
を持ち込む際には、培地2が充填されたシャーレー1は
第1蓋体5により閉塞されており、またスポンジ体3は
第2蓋体により密閉されたスポンジ体収容部4内に収容
されているので、これらが汚染されることがなく、その
上、培地2に細菌を採取した後は、直ちに第1蓋体5で
シャーレー1を閉塞することができるので、汚染のおそ
れが極めて低い状態で容易に採菌作業を行うことができ
るものである。
れば、スポンジ体3、被検査物12及び培地2に触れる
ことなく細菌を培地2に採取することができ、汚染の心
配なく採菌及び培地への移植操作を行うことができる。
しかも、スポンジ体3及び培地2が充填されたシャーレ
ー1がセット化されているので、上記採菌作業を現場に
おいて容易に行うことができると共に、採菌現場に用具
を持ち込む際には、培地2が充填されたシャーレー1は
第1蓋体5により閉塞されており、またスポンジ体3は
第2蓋体により密閉されたスポンジ体収容部4内に収容
されているので、これらが汚染されることがなく、その
上、培地2に細菌を採取した後は、直ちに第1蓋体5で
シャーレー1を閉塞することができるので、汚染のおそ
れが極めて低い状態で容易に採菌作業を行うことができ
るものである。
【0031】しかも、本実施例の用具は、スポンジ体3
により被検査物12から細菌を採取するように構成され
ているので、被検査物12から細菌を集める際、スポン
ジ体3を被検査物に強く押しつけたり、スポンジ体3を
被検査物12の表面を擦るように動かして採菌操作を行
うことができ、このため多量の細菌をスポンジ体3に移
行させることができる。従って、多量の細菌を培地2に
植菌することができ、より正確な細菌検査を行うことが
できるものである。
により被検査物12から細菌を採取するように構成され
ているので、被検査物12から細菌を集める際、スポン
ジ体3を被検査物に強く押しつけたり、スポンジ体3を
被検査物12の表面を擦るように動かして採菌操作を行
うことができ、このため多量の細菌をスポンジ体3に移
行させることができる。従って、多量の細菌を培地2に
植菌することができ、より正確な細菌検査を行うことが
できるものである。
【0032】更に、細菌類の採取においては、スポンジ
体3に水分を供給することが必要になる場合があるが、
このような場合本実施例の用具においては、スポンジ体
収容部4内にチオ硫酸ナトリウムが含浸した水道水処理
シート8が配設されているので、水道水でも一度この水
道水処理シート8に含浸させることにより、水道水中の
殺菌性塩素成分を分解除去して良好に使用することがで
きる。従って、特別な無菌水を用意する必要がなく、非
常に便利である。
体3に水分を供給することが必要になる場合があるが、
このような場合本実施例の用具においては、スポンジ体
収容部4内にチオ硫酸ナトリウムが含浸した水道水処理
シート8が配設されているので、水道水でも一度この水
道水処理シート8に含浸させることにより、水道水中の
殺菌性塩素成分を分解除去して良好に使用することがで
きる。従って、特別な無菌水を用意する必要がなく、非
常に便利である。
【0033】なお、本実施例の細菌検査用具は、上記実
施例に限定されるものではなく、第1及び第2蓋体、シ
ャーレー等の形状は種々変更することができる。例え
ば、上記実施例では第2蓋体6につまみ部11を設けた
が、これを省略して第2蓋体6のフランジ部10をつま
むようにして採菌作業等を行なうようにすることもでき
る。更に、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱
しない限り、種々変更することができる。
施例に限定されるものではなく、第1及び第2蓋体、シ
ャーレー等の形状は種々変更することができる。例え
ば、上記実施例では第2蓋体6につまみ部11を設けた
が、これを省略して第2蓋体6のフランジ部10をつま
むようにして採菌作業等を行なうようにすることもでき
る。更に、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱
しない限り、種々変更することができる。
【0034】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の細菌検査
用具によれば、培地や被検査物に触れることなく、採菌
現場で容易に培地に植菌することができ、汚染の心配な
く、しかも多くの菌を確実に採取することができる。ま
た、スポンジ体収容部に配設した水道水処理シートによ
り水道水中の殺菌性塩素成分を分解除去して該水道水を
細菌の採菌作業に用いることができ、特別な無菌水を用
意する必要がなく、非常に簡便に採菌作業を行うことが
できるものである。
用具によれば、培地や被検査物に触れることなく、採菌
現場で容易に培地に植菌することができ、汚染の心配な
く、しかも多くの菌を確実に採取することができる。ま
た、スポンジ体収容部に配設した水道水処理シートによ
り水道水中の殺菌性塩素成分を分解除去して該水道水を
細菌の採菌作業に用いることができ、特別な無菌水を用
意する必要がなく、非常に簡便に採菌作業を行うことが
できるものである。
【図1】本考案の一実施例にかかる細菌検査用具を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同細菌検査用具の第2蓋体を取外した状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】同細菌検査用具のスポンジ体で被検査物から細
菌類を採取する状態を示す概略図である。
菌類を採取する状態を示す概略図である。
【図4】同細菌検査用具の培地にスポンジ体から細菌を
移植する場合の状態を示す断面図である。
移植する場合の状態を示す断面図である。
【図5】従来の細菌検査用具を示す断面図である。
1 シャーレー 2 培地 3 採菌用スポンジ体 4 スポンジ体収容部 5 第1蓋体 6 第2蓋体7 リング状壁体 8 水道水処理シート 11 つまみ部 12 被検査物
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に細菌培養用の培地(2)が充填
されるシャーレー(1)と、該シャーレー(1)の上端
開口面を閉塞する第1蓋体(5)と、被検査物(12)
から細菌類を採取する採菌用スポンジ体(3)と、上記
第1蓋体(5)の上面にリング状の壁体(7)を突設す
ることにより形成され、このリング状壁体(7)と上記
第1蓋体(5)の上面とで囲まれた空間部に上記スポン
ジ体(3)を収容するスポンジ体収容部(4)と、上記
リング状壁体(7)の上端部に嵌着することにより上記
スポンジ体収容部(4)の上端開口部を閉塞すると共
に、その閉塞面の内側に上記採菌用スポンジ体(3)が
固定された第2蓋体(6)と、上記スポンジ体収容部
(4)の底壁内面に配設された保水性の基材シートにチ
オ硫酸ナトリウムを含浸させた水道水処理シートとを具
備してなることを特徴とする細菌検査用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074816U JPH081680Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 細菌検査用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074816U JPH081680Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 細菌検査用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520600U JPH0520600U (ja) | 1993-03-19 |
| JPH081680Y2 true JPH081680Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=13558217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991074816U Expired - Lifetime JPH081680Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 細菌検査用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081680Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5709424B2 (ja) * | 2010-07-26 | 2015-04-30 | 株式会社日研生物医学研究所 | 環境微生物検査用具 |
| CN110938529A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-03-31 | 上海长海医院 | 一种丝状真菌菌种保存转移套件及转种方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS451036Y1 (ja) * | 1966-05-16 | 1970-01-17 | ||
| JPS4533271Y1 (ja) * | 1967-04-24 | 1970-12-18 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP1991074816U patent/JPH081680Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0520600U (ja) | 1993-03-19 |
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