JPH081685A - 消失模型を用いた鋳造方法 - Google Patents
消失模型を用いた鋳造方法Info
- Publication number
- JPH081685A JPH081685A JP6135951A JP13595194A JPH081685A JP H081685 A JPH081685 A JP H081685A JP 6135951 A JP6135951 A JP 6135951A JP 13595194 A JP13595194 A JP 13595194A JP H081685 A JPH081685 A JP H081685A
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- JP
- Japan
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- casting
- model
- molding
- atmosphere
- sand
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- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱により消失する模型を使用して鋳造する
鋳造方法において、鋳込時および型ばらし時などにおい
て発生する有害ガスの大気中への放出を防止して、悪臭
を絶ち環境を保護するとともに、鋳造品の品質を向上さ
せる。 【構成】 加熱することにより消失する消失模型4を鋳
枠5内で鋳物砂6により型込めし、該鋳物砂6の表面を
非通気性シート8で気密に被覆したのち、溶融金属7の
鋳込時に発生するガスを、吸引手段10により強制吸引
して排気管11に導き、さらに浄化装置12を通過させ
て浄化したのちに大気中に放出するようにしてある。
鋳造方法において、鋳込時および型ばらし時などにおい
て発生する有害ガスの大気中への放出を防止して、悪臭
を絶ち環境を保護するとともに、鋳造品の品質を向上さ
せる。 【構成】 加熱することにより消失する消失模型4を鋳
枠5内で鋳物砂6により型込めし、該鋳物砂6の表面を
非通気性シート8で気密に被覆したのち、溶融金属7の
鋳込時に発生するガスを、吸引手段10により強制吸引
して排気管11に導き、さらに浄化装置12を通過させ
て浄化したのちに大気中に放出するようにしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱により消失する模
型を使用して鋳造を行う消失模型を用いた鋳造方法に関
する。
型を使用して鋳造を行う消失模型を用いた鋳造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、消失模型を用いた鋳造方法
は、図2に示すように、加熱することによって消失する
発泡ポリスチレンなどの発泡樹脂によって、鋳造品と同
じ大きさおよび形状の模型部1と、この模型部1に連続
する堰2および湯口3を有する消失模型4を成形し、こ
の消失模型4を鋳枠5内で鋳物砂6により型込めしたの
ち、湯口3の頂部から溶融金属7を注入し、これにより
消失模型4を燃焼消失させて模型部1、堰2および湯口
3を溶融金属7に置換することによって鋳造がなされ
る。
は、図2に示すように、加熱することによって消失する
発泡ポリスチレンなどの発泡樹脂によって、鋳造品と同
じ大きさおよび形状の模型部1と、この模型部1に連続
する堰2および湯口3を有する消失模型4を成形し、こ
の消失模型4を鋳枠5内で鋳物砂6により型込めしたの
ち、湯口3の頂部から溶融金属7を注入し、これにより
消失模型4を燃焼消失させて模型部1、堰2および湯口
3を溶融金属7に置換することによって鋳造がなされ
る。
【0003】ところが、従来の鋳造方法によれば、模型
部1、堰2および湯口3などの発泡樹脂の燃焼消失によ
って発生する熱分解ガスが鋳物砂6の表面から大気中に
未浄化状態のままで排出されるとともに、たとえば鋳物
砂6に付着して残存している有害な分解生成物が型ばら
し時において燃焼して大気中に放出される。
部1、堰2および湯口3などの発泡樹脂の燃焼消失によ
って発生する熱分解ガスが鋳物砂6の表面から大気中に
未浄化状態のままで排出されるとともに、たとえば鋳物
砂6に付着して残存している有害な分解生成物が型ばら
し時において燃焼して大気中に放出される。
【0004】前記熱分解ガスには、金属の種類および注
湯温度によって異なるが、CO、CnHnなどの他に、
ベンゼン、トルエン、スチレンなどの成分が含まれてい
るので、従来の鋳込方法では、CO、CH系などの有害
成分が未浄化状態のままで大気中に排出されることにな
り、異臭を放ち環境を悪化させる欠点がある。
湯温度によって異なるが、CO、CnHnなどの他に、
ベンゼン、トルエン、スチレンなどの成分が含まれてい
るので、従来の鋳込方法では、CO、CH系などの有害
成分が未浄化状態のままで大気中に排出されることにな
り、異臭を放ち環境を悪化させる欠点がある。
【0005】また、模型部1の形状が複雑であると、模
型部1の表面に対する鋳物砂6の型込め圧にバラツキを
生じ、十分な型込めを期待できない。このため、鋳造欠
陥が発生したり、鋳肌が粗くなって鋳造品の品質を低下
させるおそれがある。したがって、従来の鋳造方法で
は、比較的大きい押湯(図示省略)を形成することによ
って、品質の低下を極力抑えるように工夫される。とこ
ろが、消失模型4の燃焼消失時に押湯部から多量の熱分
解ガスが直接大気中に未浄化状態のままで排出されるこ
とになり、異臭を放ち環境を悪化させる不都合を一層増
大させることになる。
型部1の表面に対する鋳物砂6の型込め圧にバラツキを
生じ、十分な型込めを期待できない。このため、鋳造欠
陥が発生したり、鋳肌が粗くなって鋳造品の品質を低下
させるおそれがある。したがって、従来の鋳造方法で
は、比較的大きい押湯(図示省略)を形成することによ
って、品質の低下を極力抑えるように工夫される。とこ
ろが、消失模型4の燃焼消失時に押湯部から多量の熱分
解ガスが直接大気中に未浄化状態のままで排出されるこ
とになり、異臭を放ち環境を悪化させる不都合を一層増
大させることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、鋳込時および型ばらし時に発生する有害ガスが大
気中に排出され異臭を放ち環境を悪化させる点および型
込め圧にバラツキを生じ、鋳造品の品質を低下させる点
である。
点は、鋳込時および型ばらし時に発生する有害ガスが大
気中に排出され異臭を放ち環境を悪化させる点および型
込め圧にバラツキを生じ、鋳造品の品質を低下させる点
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱すること
により消失する消失模型を鋳枠内で鋳物砂により型込め
し、該鋳物砂の表面を非通気性シートで被覆したのち、
吸引手段を運転して、鋳枠内の空気を吸引するととも
に、溶融金属の鋳込時に発生するガスを該吸気手段によ
り強制吸引し、吸引したガスを吸気手段から排気系に排
出し、該排気系に接続した浄化装置を通して浄化したの
ち大気中に放出することを特徴とし、鋳込時に発生する
有害ガスを浄化して大気に放出することで、悪臭を絶ち
環境保護を図るとともに、鋳造品の品質を向上させる目
的を達成した。
により消失する消失模型を鋳枠内で鋳物砂により型込め
し、該鋳物砂の表面を非通気性シートで被覆したのち、
吸引手段を運転して、鋳枠内の空気を吸引するととも
に、溶融金属の鋳込時に発生するガスを該吸気手段によ
り強制吸引し、吸引したガスを吸気手段から排気系に排
出し、該排気系に接続した浄化装置を通して浄化したの
ち大気中に放出することを特徴とし、鋳込時に発生する
有害ガスを浄化して大気に放出することで、悪臭を絶ち
環境保護を図るとともに、鋳造品の品質を向上させる目
的を達成した。
【0008】
【作用】本発明によれば、消失模型の燃焼消失によって
発生する熱分解ガスは、吸気手段によって強制的に吸引
されるので、鋳物砂の表面から大気中に排出されること
はない。また、吸引された有害ガスは排気系に導かれ浄
化装置によって浄化したのち大気に放出されるので悪臭
を絶ち環境を保護できる。しかも、鋳物砂の型込め時に
吸引手段を作動させると、鋳枠内空気の排出により鋳物
砂の型込め密度が高くなって、消失模型の表面に対する
鋳物砂の型込め圧のバラツキを無くすことができるの
で、模型の形状が複雑であっても十分な型込めを期待で
きる。
発生する熱分解ガスは、吸気手段によって強制的に吸引
されるので、鋳物砂の表面から大気中に排出されること
はない。また、吸引された有害ガスは排気系に導かれ浄
化装置によって浄化したのち大気に放出されるので悪臭
を絶ち環境を保護できる。しかも、鋳物砂の型込め時に
吸引手段を作動させると、鋳枠内空気の排出により鋳物
砂の型込め密度が高くなって、消失模型の表面に対する
鋳物砂の型込め圧のバラツキを無くすことができるの
で、模型の形状が複雑であっても十分な型込めを期待で
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、前記図2で説明した従来例と同一または相
当部分には同一符号を付して説明する。本発明の実施に
適用される鋳造装置を図1に示す。この図において消失
模型4は、加熱することによって消失する発泡ポリスチ
レンなどの発泡樹脂により成形され、鋳造品と同じ大き
さおよび形状の模型部1と、この模型部1に連続する堰
2および湯口3を有している。この消失模型4は、鋳枠
5内で鋳物砂6により型込めされ、型込めの途中で合成
樹脂シートのような非通気性シート8により、鋳物砂6
の全表面および鋳枠5の内面を気密に被覆して、鋳物砂
6への通気を遮断したのち非通気性シート8の上側にも
鋳物砂6による型込めを行う。なお、型込め完了後に非
通気性シート8により鋳物砂6の全表面を気密に被覆す
るようにしてもよい。
する。なお、前記図2で説明した従来例と同一または相
当部分には同一符号を付して説明する。本発明の実施に
適用される鋳造装置を図1に示す。この図において消失
模型4は、加熱することによって消失する発泡ポリスチ
レンなどの発泡樹脂により成形され、鋳造品と同じ大き
さおよび形状の模型部1と、この模型部1に連続する堰
2および湯口3を有している。この消失模型4は、鋳枠
5内で鋳物砂6により型込めされ、型込めの途中で合成
樹脂シートのような非通気性シート8により、鋳物砂6
の全表面および鋳枠5の内面を気密に被覆して、鋳物砂
6への通気を遮断したのち非通気性シート8の上側にも
鋳物砂6による型込めを行う。なお、型込め完了後に非
通気性シート8により鋳物砂6の全表面を気密に被覆す
るようにしてもよい。
【0010】一方、鋳枠5の下部を貫通して吸気管9の
入口が接続され、吸気管9の出口は真空ポンプによって
なる吸気手段10の入口に接続されている。また、吸気
手段10の出口に排気管11が接続され、この排気管1
1の出口は、たとえば水槽を備えた浄化手段12に開口
している。
入口が接続され、吸気管9の出口は真空ポンプによって
なる吸気手段10の入口に接続されている。また、吸気
手段10の出口に排気管11が接続され、この排気管1
1の出口は、たとえば水槽を備えた浄化手段12に開口
している。
【0011】前記構成において、吸気手段10の運転状
態で湯口3の頂部から溶融金属7を注入する。これによ
り、消失模型4が燃焼消失し、模型部1、堰2および湯
口3が溶融金属7に置換される。消失模型4の燃焼消失
によって発生する熱分解ガスは、吸気手段10によって
強制的に吸引されるので、鋳物砂6の表面から大気中に
排出されることはない。吸気手段10によって吸引され
た有害ガスは排気管11を通って浄化装置12内つまり
水中に噴出して水に混入されて排出される。吸引された
熱分解ガスには、前述のように複数種の有害な成分が含
まれているが、これらの有害成分は水に解け込んで捕集
されるため、悪臭を絶ち大気汚染の心配がなく、環境を
保護することができる。なお、浄化装置12の水排出路
には図示してないが開閉弁が設けられているのは勿論で
ある。
態で湯口3の頂部から溶融金属7を注入する。これによ
り、消失模型4が燃焼消失し、模型部1、堰2および湯
口3が溶融金属7に置換される。消失模型4の燃焼消失
によって発生する熱分解ガスは、吸気手段10によって
強制的に吸引されるので、鋳物砂6の表面から大気中に
排出されることはない。吸気手段10によって吸引され
た有害ガスは排気管11を通って浄化装置12内つまり
水中に噴出して水に混入されて排出される。吸引された
熱分解ガスには、前述のように複数種の有害な成分が含
まれているが、これらの有害成分は水に解け込んで捕集
されるため、悪臭を絶ち大気汚染の心配がなく、環境を
保護することができる。なお、浄化装置12の水排出路
には図示してないが開閉弁が設けられているのは勿論で
ある。
【0012】一方、鋳込完了後においても、少なくとも
約10分間吸気手段10の運転を継続して吸気し続ける
ことにより、熱分解生成物が鋳物砂6に付着して残存す
るのを防止できる。そのため、型ばらし時における熱分
解生成物の燃焼による環境汚染を防止して、環境を保護
することができる。
約10分間吸気手段10の運転を継続して吸気し続ける
ことにより、熱分解生成物が鋳物砂6に付着して残存す
るのを防止できる。そのため、型ばらし時における熱分
解生成物の燃焼による環境汚染を防止して、環境を保護
することができる。
【0013】他方、前記型込めの途中で合成樹脂シート
のような非通気性シート8により、鋳物砂6の全表面お
よび鋳枠5の内面を気密に被覆して、鋳物砂6への通気
を遮断した時から溶融金属7を注入するまでの間に、吸
気手段10を運転すると鋳枠5内の空気の排出により鋳
物砂6の型込め密度が高くなって、消失模型4の表面に
対する鋳物砂6の型込め圧のバラツキを無くすことがで
きる。その結果、模型部1の形状が複雑であっても十分
な型込めを期待できるので、鋳造欠陥の発生を抑えると
ともに、きめの細かい鋳肌を持つ鋳造が可能になり、鋳
造品の品質を向上させることができる。
のような非通気性シート8により、鋳物砂6の全表面お
よび鋳枠5の内面を気密に被覆して、鋳物砂6への通気
を遮断した時から溶融金属7を注入するまでの間に、吸
気手段10を運転すると鋳枠5内の空気の排出により鋳
物砂6の型込め密度が高くなって、消失模型4の表面に
対する鋳物砂6の型込め圧のバラツキを無くすことがで
きる。その結果、模型部1の形状が複雑であっても十分
な型込めを期待できるので、鋳造欠陥の発生を抑えると
ともに、きめの細かい鋳肌を持つ鋳造が可能になり、鋳
造品の品質を向上させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸気手段から排出される有害ガスを、排気系から浄化装
置に導いて浄化したのちに大気に放出するので、悪臭を
絶ち環境を保護することができる。また、消失模型の表
面に対する鋳物砂の型込め圧のバラツキを無くし、模型
の形状が複雑であっても十分な型込めを行うことによ
り、鋳造欠陥の発生を抑え、きめの細かい鋳肌を持つ鋳
造を行って、鋳造品の品質を向上させることができる。
吸気手段から排出される有害ガスを、排気系から浄化装
置に導いて浄化したのちに大気に放出するので、悪臭を
絶ち環境を保護することができる。また、消失模型の表
面に対する鋳物砂の型込め圧のバラツキを無くし、模型
の形状が複雑であっても十分な型込めを行うことによ
り、鋳造欠陥の発生を抑え、きめの細かい鋳肌を持つ鋳
造を行って、鋳造品の品質を向上させることができる。
【図1】本発明の実施に適用される鋳造装置の一例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】従来の大気中鋳造方法に適用される鋳造装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
1 消失模型 5 鋳枠 6 鋳物砂 7 溶融金属 8 非通気性シート 10 吸気手段 11 排気管 12 浄化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深雪 良一 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱することにより消失する消失模型を
鋳枠内で鋳物砂により型込めし、該鋳物砂の表面を非通
気性シートで被覆したのち、吸引手段を運転して、鋳枠
内の空気を吸引するとともに、溶融金属の鋳込時に発生
するガスを該吸気手段により強制吸引し、吸引したガス
を吸気手段から排気系に排出し、該排気系に接続した浄
化装置を通して浄化したのち大気中に放出することを特
徴とする消失模型を用いた鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135951A JPH081685A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 消失模型を用いた鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135951A JPH081685A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 消失模型を用いた鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081685A true JPH081685A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15163660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6135951A Pending JPH081685A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 消失模型を用いた鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081685A (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135951A patent/JPH081685A/ja active Pending
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