JPH08168908A - 深穴加工のための切削液供給装置および方法 - Google Patents
深穴加工のための切削液供給装置および方法Info
- Publication number
- JPH08168908A JPH08168908A JP31380694A JP31380694A JPH08168908A JP H08168908 A JPH08168908 A JP H08168908A JP 31380694 A JP31380694 A JP 31380694A JP 31380694 A JP31380694 A JP 31380694A JP H08168908 A JPH08168908 A JP H08168908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- cutting fluid
- work
- hole
- fluid tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 30
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims abstract description 5
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 claims description 103
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 39
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ねじれ溝の短いドリルを用いて、しかもドリ
ル孔に切削液を円滑に供給して深穴加工を行うこと。 【構成】 ワークの深穴加工されるべき面に対向して潤
滑油タンクを当接して配置し、この潤滑油タンクに、潤
滑油を供給し、ドリルを、潤滑油タンクに形成された挿
通孔を貫通してワークに穴あけ加工を行い、ドリルの切
屑排出溝内を切屑が逃げることができるドリルの軸線方
向の最大長さ未満だけ、穴あけ加工した後には、そのド
リルの先端部が切削液タンク内に到達するまで、一旦、
戻し、これによって切削液をドリル孔内に供給するとと
もに、切屑排出溝内の切屑を落下し、その後、再びドリ
ル孔内にドリルを進入して新たな穴あけ加工を行い、こ
のような動作を繰返す。
ル孔に切削液を円滑に供給して深穴加工を行うこと。 【構成】 ワークの深穴加工されるべき面に対向して潤
滑油タンクを当接して配置し、この潤滑油タンクに、潤
滑油を供給し、ドリルを、潤滑油タンクに形成された挿
通孔を貫通してワークに穴あけ加工を行い、ドリルの切
屑排出溝内を切屑が逃げることができるドリルの軸線方
向の最大長さ未満だけ、穴あけ加工した後には、そのド
リルの先端部が切削液タンク内に到達するまで、一旦、
戻し、これによって切削液をドリル孔内に供給するとと
もに、切屑排出溝内の切屑を落下し、その後、再びドリ
ル孔内にドリルを進入して新たな穴あけ加工を行い、こ
のような動作を繰返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば金属製などの
ワークに横軸または縦軸の深穴加工を施すために用いら
れる新規な切削液供給装置および方法に関し、またその
切削液供給装置を用いてドリルで穴を切削する深穴加工
装置に関する。
ワークに横軸または縦軸の深穴加工を施すために用いら
れる新規な切削液供給装置および方法に関し、またその
切削液供給装置を用いてドリルで穴を切削する深穴加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの深穴加工を行う一般形のドリ
ルは、その軸線方向に長く切刃が形成されている。この
ような先行技術では、長い距離にわたって切刃が形成さ
れているので、強度が低い上に切削液の給油手段が存在
しない。そのため、切損しやすく、また撓みやすく、焼
付を起こし、寿命も短く、穴加工能力と精度が低い。ド
リルの穴あけ加工したときに発生する切屑が、排出溝内
を通過しうる最大距離は、ドリル径の5〜6倍が限度で
ある。したがって深穴用ドリルにおいて長すぎる排出溝
は、ドリルの剛性を低くし、その加工能力を極端に低下
させる。
ルは、その軸線方向に長く切刃が形成されている。この
ような先行技術では、長い距離にわたって切刃が形成さ
れているので、強度が低い上に切削液の給油手段が存在
しない。そのため、切損しやすく、また撓みやすく、焼
付を起こし、寿命も短く、穴加工能力と精度が低い。ド
リルの穴あけ加工したときに発生する切屑が、排出溝内
を通過しうる最大距離は、ドリル径の5〜6倍が限度で
ある。したがって深穴用ドリルにおいて長すぎる排出溝
は、ドリルの剛性を低くし、その加工能力を極端に低下
させる。
【0003】他の先行技術として、ガンドリルがある。
このガンドリルでは、切削液を刃先まで供給し、切屑を
回収するためにドリル内部に大きな油穴を必要とし、高
圧力で多量の切削液を供給する構成を有する。切屑を排
出させるために、高圧力の切削液を必要とするので、切
削液と切屑とを分離させるための装置が複雑であり高価
になり、また管理が厄介である。またこの油穴がドリル
内部に形成されているので、剛性が低く、能率のよい加
工をすることができないという問題がある。
このガンドリルでは、切削液を刃先まで供給し、切屑を
回収するためにドリル内部に大きな油穴を必要とし、高
圧力で多量の切削液を供給する構成を有する。切屑を排
出させるために、高圧力の切削液を必要とするので、切
削液と切屑とを分離させるための装置が複雑であり高価
になり、また管理が厄介である。またこの油穴がドリル
内部に形成されているので、剛性が低く、能率のよい加
工をすることができないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、強度
が大きいドリルを用いて、深穴加工を高精度で能率よく
行うことができ、しかも切削液の供給を容易に行うこと
ができるようにした深穴加工のための切削液供給装置お
よび方法を提供することである。
が大きいドリルを用いて、深穴加工を高精度で能率よく
行うことができ、しかも切削液の供給を容易に行うこと
ができるようにした深穴加工のための切削液供給装置お
よび方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークの深穴
加工されるべき面に対向して配置され、ドリルが挿通し
て案内されかつ横の一直線上に軸線をそれぞれ有する挿
通孔が形成され、内部に切削液が供給される深穴加工の
切削液供給装置である。また本発明は、挿通孔の下方に
は、切屑を収納する収納空間が形成されたことを特徴と
する。また本発明は、収納空間に臨む壁の少なくとも一
部を開閉可能とすることを特徴とする。また本発明は、
(a)ワークの深穴加工されるべき面に対向して配置さ
れ、ドリルが挿通して案内されかつ横の一直線上に軸線
をそれぞれ有する挿通孔が形成され、内部に切削液が供
給される深穴加工の切削液タンクを準備する第1ステッ
プと、(b)ドリルを、挿通孔を貫通してワークに押し
て、ドリルの切屑排出溝内を切屑が駆動することができ
るドリルの軸線方向の最大長さ未満だけ、穴あけ加工す
る第2ステップと、(c)ドリルを、ドリルの先端部が
切削液タンク内に到達するまで、戻し、切屑を切屑液タ
ンクに排出する第3ステップとを含み、(d)切削され
る穴が希望する深さ付近になるまで、第2および第3ス
テップを繰返すことを特徴とする深穴加工方法である。
また本発明は、初回の第2ステップで切削される穴の軸
線方向の深さは、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方向
の長さを超えるように定められることを特徴とする。ま
た本発明は、ワークが着脱可能に固定されて取付けられ
るワーク取付け台と、ドリルを、ドリル軸線まわりに回
転駆動する回転駆動手段と、ワーク取付け台とドリルと
を相対的に、ドリルの軸線方向に往復送りをする送り手
段と、ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工され
るべき面に対向して設けられ、ドリルが挿通しかつドリ
ルの軸線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿通孔がその
軸線方向に間隔をあけて形成され、内部に切削液が供給
され、切屑を排出するために開閉可能である切削液タン
クと、送り手段を制御し、ドリルの切屑排出溝内を切屑
が逃げることができるドリルの軸線方向の最大長さ未満
だけ、穴あけ加工した後、ドリルを、ドリルの先端部が
切削液タンク内に到達するまで戻す動作を繰返す制御手
段とを含むことを特徴とする深穴加工装置である。また
本発明は、基台と、基台にワークを着脱可能に固定する
固定手段と、基台上でワークに近接/離反する移動方向
に変位可能に設けられる移動体と、移動体に設けられ、
ドリルを、ドリル軸線まわりに回転駆動する回転駆動手
段と、移動体を前記移動方向に往復駆動する送り駆動手
段と、ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工され
るべき面に対向して設けられ、ドリルが挿通して案内さ
れかつドリルの軸線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿
通孔がその軸線方向に間隔をあけて形成され、内部に切
削液が供給され、前記移動方向に変位可能に設けられ、
下部に切屑排出孔が形成される切削液タンクと、切削液
タンクに、ワークに向けてばね力を与えるばねと、移動
体に連動して、移動体がワークから遠去った退避位置に
ある状態で、前記ばねのばね力に抗して切削液タンクを
ワークから離間させる連動手段と、切削液タンクがワー
クから離間した状態で、そのタンクの切屑排出孔を開い
て切屑を下方に落下する切屑排出手段とを含むことを特
徴とする深穴加工装置である。また本発明は、連動手段
は、タンクに一端部が固定され、前記退避位置側に移動
方向に平行に延びる移動軸と、移動軸の長手方向の途中
に設けられ、前記ばねによってワークに向けてばね力が
与えられる突部と、移動体に固定され、突部に当接して
突部を退避位置で切削液タンクがワークから離間するよ
うに移動させる移動片とを有することを特徴とする。ま
た本発明は、送り駆動手段は、初回の切削される穴の軸
線方向の深さが、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方向
の長さを超えるように、移動体をワークに近接移動する
ことを特徴とする。また本発明は、前記ドリルは、シャ
ンクが先端側の加工部とその他の部分の軸部とから成
り、上記加工部は、シャンクの先端部に切刃が形成され
るとともにそれに続く切屑排出溝がその部分の直径の約
5〜10倍の長さにわたって形成されて成り、上記軸部
は加工部とほぼ同一径に形成されるとともに外表面には
微少な横断面積の切屑油排出溝がシャンクの軸方向に形
成されて成ることを特徴とする。また本発明は、前記ド
リルは、シャンクが先端側の加工部とその他の部分の軸
部とから成り、上記加工部はシャンクの先端部に切刃が
形成されるとともにそれに続く切屑排出溝がその部分の
直径の約5〜10倍の長さにわたって形成されて成り、
上記軸部は上記加工部の直径よりわずかに小径に構成さ
れていることを特徴とする。
加工されるべき面に対向して配置され、ドリルが挿通し
て案内されかつ横の一直線上に軸線をそれぞれ有する挿
通孔が形成され、内部に切削液が供給される深穴加工の
切削液供給装置である。また本発明は、挿通孔の下方に
は、切屑を収納する収納空間が形成されたことを特徴と
する。また本発明は、収納空間に臨む壁の少なくとも一
部を開閉可能とすることを特徴とする。また本発明は、
(a)ワークの深穴加工されるべき面に対向して配置さ
れ、ドリルが挿通して案内されかつ横の一直線上に軸線
をそれぞれ有する挿通孔が形成され、内部に切削液が供
給される深穴加工の切削液タンクを準備する第1ステッ
プと、(b)ドリルを、挿通孔を貫通してワークに押し
て、ドリルの切屑排出溝内を切屑が駆動することができ
るドリルの軸線方向の最大長さ未満だけ、穴あけ加工す
る第2ステップと、(c)ドリルを、ドリルの先端部が
切削液タンク内に到達するまで、戻し、切屑を切屑液タ
ンクに排出する第3ステップとを含み、(d)切削され
る穴が希望する深さ付近になるまで、第2および第3ス
テップを繰返すことを特徴とする深穴加工方法である。
また本発明は、初回の第2ステップで切削される穴の軸
線方向の深さは、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方向
の長さを超えるように定められることを特徴とする。ま
た本発明は、ワークが着脱可能に固定されて取付けられ
るワーク取付け台と、ドリルを、ドリル軸線まわりに回
転駆動する回転駆動手段と、ワーク取付け台とドリルと
を相対的に、ドリルの軸線方向に往復送りをする送り手
段と、ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工され
るべき面に対向して設けられ、ドリルが挿通しかつドリ
ルの軸線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿通孔がその
軸線方向に間隔をあけて形成され、内部に切削液が供給
され、切屑を排出するために開閉可能である切削液タン
クと、送り手段を制御し、ドリルの切屑排出溝内を切屑
が逃げることができるドリルの軸線方向の最大長さ未満
だけ、穴あけ加工した後、ドリルを、ドリルの先端部が
切削液タンク内に到達するまで戻す動作を繰返す制御手
段とを含むことを特徴とする深穴加工装置である。また
本発明は、基台と、基台にワークを着脱可能に固定する
固定手段と、基台上でワークに近接/離反する移動方向
に変位可能に設けられる移動体と、移動体に設けられ、
ドリルを、ドリル軸線まわりに回転駆動する回転駆動手
段と、移動体を前記移動方向に往復駆動する送り駆動手
段と、ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工され
るべき面に対向して設けられ、ドリルが挿通して案内さ
れかつドリルの軸線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿
通孔がその軸線方向に間隔をあけて形成され、内部に切
削液が供給され、前記移動方向に変位可能に設けられ、
下部に切屑排出孔が形成される切削液タンクと、切削液
タンクに、ワークに向けてばね力を与えるばねと、移動
体に連動して、移動体がワークから遠去った退避位置に
ある状態で、前記ばねのばね力に抗して切削液タンクを
ワークから離間させる連動手段と、切削液タンクがワー
クから離間した状態で、そのタンクの切屑排出孔を開い
て切屑を下方に落下する切屑排出手段とを含むことを特
徴とする深穴加工装置である。また本発明は、連動手段
は、タンクに一端部が固定され、前記退避位置側に移動
方向に平行に延びる移動軸と、移動軸の長手方向の途中
に設けられ、前記ばねによってワークに向けてばね力が
与えられる突部と、移動体に固定され、突部に当接して
突部を退避位置で切削液タンクがワークから離間するよ
うに移動させる移動片とを有することを特徴とする。ま
た本発明は、送り駆動手段は、初回の切削される穴の軸
線方向の深さが、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方向
の長さを超えるように、移動体をワークに近接移動する
ことを特徴とする。また本発明は、前記ドリルは、シャ
ンクが先端側の加工部とその他の部分の軸部とから成
り、上記加工部は、シャンクの先端部に切刃が形成され
るとともにそれに続く切屑排出溝がその部分の直径の約
5〜10倍の長さにわたって形成されて成り、上記軸部
は加工部とほぼ同一径に形成されるとともに外表面には
微少な横断面積の切屑油排出溝がシャンクの軸方向に形
成されて成ることを特徴とする。また本発明は、前記ド
リルは、シャンクが先端側の加工部とその他の部分の軸
部とから成り、上記加工部はシャンクの先端部に切刃が
形成されるとともにそれに続く切屑排出溝がその部分の
直径の約5〜10倍の長さにわたって形成されて成り、
上記軸部は上記加工部の直径よりわずかに小径に構成さ
れていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に従えば、ドリルを用いてたとえば金属
製などのワークに水平または斜めの横軸または縦軸の深
穴加工を行う際に、そのワークの深穴加工されるべき面
に対向して切削液タンクを配置し、この切削液タンク内
には切削液を供給し、この切削液タンクには、ドリルが
挿通してドリルの振れ止めをして案内するための一直線
上に軸線をそれぞれ有する挿通孔が形成されており、こ
の挿通孔を貫通してドリルを移動させ、ワークに穴あけ
加工を行う。一般的に、ドリルの穴あけ加工時には、前
述のように、その切刃が形成されたドリルの加工部の直
径のせいぜい約5〜6倍程度のドリル軸線方向の長さに
わたって、切屑切削溝によって切屑が排出されるけれど
も、それ以上の長さには切屑を排出することができな
い。
製などのワークに水平または斜めの横軸または縦軸の深
穴加工を行う際に、そのワークの深穴加工されるべき面
に対向して切削液タンクを配置し、この切削液タンク内
には切削液を供給し、この切削液タンクには、ドリルが
挿通してドリルの振れ止めをして案内するための一直線
上に軸線をそれぞれ有する挿通孔が形成されており、こ
の挿通孔を貫通してドリルを移動させ、ワークに穴あけ
加工を行う。一般的に、ドリルの穴あけ加工時には、前
述のように、その切刃が形成されたドリルの加工部の直
径のせいぜい約5〜6倍程度のドリル軸線方向の長さに
わたって、切屑切削溝によって切屑が排出されるけれど
も、それ以上の長さには切屑を排出することができな
い。
【0007】そこで本発明で用いるドリルは、切屑を通
過させるための排出溝は直径のたとえば約5〜6倍のド
リル軸線方向の長さを有しており、その長さ未満の深さ
だけ穴あけ加工をした後には、ドリルの刃先が切削液タ
ンク内に少なくとも部分的に到達するまで、戻し、これ
によって切削液タンク内の切削液は、ワーク側の挿通孔
を経て穴あけ加工されたドリル孔内に入り込む。ドリル
を上述のように戻すことによって、切屑排出溝に残存し
ている切屑は、切削液タンク内に落下する。そこで再び
ドリルを、すでに穴あけ加工したドリル孔内に進入し、
新たに、ドリルの切屑排出溝内を切屑が移動して排出す
ることができるドリルの軸線方向の最大長さ未満、たと
えば上述のようにドリルの切刃が形成された加工部がそ
の加工部の直径の約5〜6倍の長さ未満にわたる分だ
け、新たに穴あけ加工を行う。このような動作を繰返す
ことによって、希望する深さまで、深穴加工を行うこと
ができる。
過させるための排出溝は直径のたとえば約5〜6倍のド
リル軸線方向の長さを有しており、その長さ未満の深さ
だけ穴あけ加工をした後には、ドリルの刃先が切削液タ
ンク内に少なくとも部分的に到達するまで、戻し、これ
によって切削液タンク内の切削液は、ワーク側の挿通孔
を経て穴あけ加工されたドリル孔内に入り込む。ドリル
を上述のように戻すことによって、切屑排出溝に残存し
ている切屑は、切削液タンク内に落下する。そこで再び
ドリルを、すでに穴あけ加工したドリル孔内に進入し、
新たに、ドリルの切屑排出溝内を切屑が移動して排出す
ることができるドリルの軸線方向の最大長さ未満、たと
えば上述のようにドリルの切刃が形成された加工部がそ
の加工部の直径の約5〜6倍の長さ未満にわたる分だ
け、新たに穴あけ加工を行う。このような動作を繰返す
ことによって、希望する深さまで、深穴加工を行うこと
ができる。
【0008】ドリルが既に穴あけ加工されたドリル孔内
に進入し、また穴あけ加工の切削を行っているとき、切
屑排出溝によって、切削液がいわばスクリューポンプ状
にドリル孔から排出されることになるけれども、本発明
によれば、上述のようにドリルを一旦、切削液タンク内
に戻すことによって、ドリル孔内に切削液を供給するこ
とが可能になり、これによって次の円滑な穴あけ加工が
可能になる。
に進入し、また穴あけ加工の切削を行っているとき、切
屑排出溝によって、切削液がいわばスクリューポンプ状
にドリル孔から排出されることになるけれども、本発明
によれば、上述のようにドリルを一旦、切削液タンク内
に戻すことによって、ドリル孔内に切削液を供給するこ
とが可能になり、これによって次の円滑な穴あけ加工が
可能になる。
【0009】特に本発明では、送り駆動手段によってド
リルをワークに近接移動してゆき、初回で切削される穴
の軸線方向の深さを、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線
方向の長さを超えるように定め、これによって第2回目
以降の深穴切削加工時には、ドリルの切屑排出溝のドリ
ル軸線方向全長は、穴内にあり、したがって一旦、切削
された穴に入り込んだ切削液が、ドリルの回転によって
スクリューポンプ状で排出されてしまうことが防がれ
る。これによって穴の深さが大きいときであっても、そ
の穴内に切削液が確実に貯留されることになり、穴内の
切削液が瞬時にドリルの回転によって排出されてしまう
ことはなく、特に穴の先端付近では切削液が存在し、こ
れによって円滑に切削加工を行うことができる。
リルをワークに近接移動してゆき、初回で切削される穴
の軸線方向の深さを、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線
方向の長さを超えるように定め、これによって第2回目
以降の深穴切削加工時には、ドリルの切屑排出溝のドリ
ル軸線方向全長は、穴内にあり、したがって一旦、切削
された穴に入り込んだ切削液が、ドリルの回転によって
スクリューポンプ状で排出されてしまうことが防がれ
る。これによって穴の深さが大きいときであっても、そ
の穴内に切削液が確実に貯留されることになり、穴内の
切削液が瞬時にドリルの回転によって排出されてしまう
ことはなく、特に穴の先端付近では切削液が存在し、こ
れによって円滑に切削加工を行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の簡略化した斜視図
であり、図2はその縦断面図であり、図3はその平面図
である。これらの図面を参照して、ベース1には、ワー
ク取付け台2が固定されており、このワーク取付け台2
には、クランプ手段3によって金属製などのワーク4が
着脱可能に固定される。ワーク4の横軸深穴加工される
べき面5に対向して、切削液タンク6がワーク取付け台
2またはベース1に配置される。ベース1と取付け台2
とは、基台を構成する。
であり、図2はその縦断面図であり、図3はその平面図
である。これらの図面を参照して、ベース1には、ワー
ク取付け台2が固定されており、このワーク取付け台2
には、クランプ手段3によって金属製などのワーク4が
着脱可能に固定される。ワーク4の横軸深穴加工される
べき面5に対向して、切削液タンク6がワーク取付け台
2またはベース1に配置される。ベース1と取付け台2
とは、基台を構成する。
【0011】水平軸線を有するドリル8はチャック9に
よって把持され、回転駆動手段10によってそのドリル
8の軸線まわりに回転駆動される。さらにこのドリル8
は、回転駆動手段10とともに、送り駆動手段11によ
ってそのドリル8の軸線方向である移動方向の前後に往
復送り駆動される。
よって把持され、回転駆動手段10によってそのドリル
8の軸線まわりに回転駆動される。さらにこのドリル8
は、回転駆動手段10とともに、送り駆動手段11によ
ってそのドリル8の軸線方向である移動方向の前後に往
復送り駆動される。
【0012】図4は、切削液タンク6の図2における左
方から見た断面図である。この切削液タンク6は、ワー
ク4の面5に当接する一方の端壁13と、それから間隔
をあけて配置されるもう1つの端壁14と、それらの端
壁13,14の外周部を囲む周壁15とを有する。タン
ク6の周壁15の上部には接続口16が設けられ、管1
7を介してポンプ18から切削液が供給される。ポンプ
18は、たとえば遠心ポンプであってもよく、その供給
圧力は、たとえば大気圧よりもわずかに高い程度の比較
的低圧力でよい。
方から見た断面図である。この切削液タンク6は、ワー
ク4の面5に当接する一方の端壁13と、それから間隔
をあけて配置されるもう1つの端壁14と、それらの端
壁13,14の外周部を囲む周壁15とを有する。タン
ク6の周壁15の上部には接続口16が設けられ、管1
7を介してポンプ18から切削液が供給される。ポンプ
18は、たとえば遠心ポンプであってもよく、その供給
圧力は、たとえば大気圧よりもわずかに高い程度の比較
的低圧力でよい。
【0013】端壁13,14には、ドリル8が緩やかに
挿通することができる挿通孔19,20が形成される。
挿通孔19,20は、軸線方向に細長く直円柱状に形成
され、ドリル8を挿通して、そのドリル8の振れ止めを
して案内する働きを果たす。この挿通孔19,20は、
ドリル8の軸線の延長上の一直線上に軸線をそれぞれ有
する。端壁13は、ワーク4のドリル8側の表面に平行
であり、もう1つの端壁14は、端壁13に平行であっ
てもよいし、傾斜していてもよい。
挿通することができる挿通孔19,20が形成される。
挿通孔19,20は、軸線方向に細長く直円柱状に形成
され、ドリル8を挿通して、そのドリル8の振れ止めを
して案内する働きを果たす。この挿通孔19,20は、
ドリル8の軸線の延長上の一直線上に軸線をそれぞれ有
する。端壁13は、ワーク4のドリル8側の表面に平行
であり、もう1つの端壁14は、端壁13に平行であっ
てもよいし、傾斜していてもよい。
【0014】ドリル8のチャック9は、移動体27に回
転自在に設けられ、この移動体27は、ドリル8の軸線
方向である移動方向に往復移動可能である。移動体27
には、モータ28が設けられ、ベルト29などの動力伝
達手段を介してチャック9がその軸線まわりに回転駆動
される。この移動体27はベース1上に取付けてある一
対のレール30に沿って移動することができる。
転自在に設けられ、この移動体27は、ドリル8の軸線
方向である移動方向に往復移動可能である。移動体27
には、モータ28が設けられ、ベルト29などの動力伝
達手段を介してチャック9がその軸線まわりに回転駆動
される。この移動体27はベース1上に取付けてある一
対のレール30に沿って移動することができる。
【0015】図5は、図2の切断面線V−Vから見た簡
略化した断面図である。送り駆動手段11において、ベ
ース1には、位置決め用のモータ31が設けられ、これ
によってボールねじ32が、その軸線まわりに回転駆動
される。ボールねじ32は、ドリル8の軸線を通る一平
面内に軸線を有し、かつドリル8の軸線に平行である。
ボールねじ32に螺合するナット33は、移動体27に
固定される。こうしてボールねじ32がモータ31によ
って回転駆動されることによって、移動体27が往復移
動される。
略化した断面図である。送り駆動手段11において、ベ
ース1には、位置決め用のモータ31が設けられ、これ
によってボールねじ32が、その軸線まわりに回転駆動
される。ボールねじ32は、ドリル8の軸線を通る一平
面内に軸線を有し、かつドリル8の軸線に平行である。
ボールねじ32に螺合するナット33は、移動体27に
固定される。こうしてボールねじ32がモータ31によ
って回転駆動されることによって、移動体27が往復移
動される。
【0016】切削液タンク6の端壁14には、ドリル8
の軸線に平行な一対の移動軸34の一端部が固定され
る。この移動軸34は、ベース1に立設されて固定され
た案内部材35,36によってその軸線方向に移動可能
とされる。移動軸34には、突部37が固定されてお
り、この突部37と案内部材36との間には圧縮ばね3
8が介在される。このばね38は、突部37、したがっ
て移動軸34および切削液タンク6をワーク4に向けて
ばね力を与える。移動体27には移動軸34が挿通され
る挿通孔39を有する移動片40が固定される。移動片
40は、図1および図2に示される移動体27の退避位
置で突部37をばね38のばね力に抗して切削液タンク
6がワーク4から離間するように移動する。
の軸線に平行な一対の移動軸34の一端部が固定され
る。この移動軸34は、ベース1に立設されて固定され
た案内部材35,36によってその軸線方向に移動可能
とされる。移動軸34には、突部37が固定されてお
り、この突部37と案内部材36との間には圧縮ばね3
8が介在される。このばね38は、突部37、したがっ
て移動軸34および切削液タンク6をワーク4に向けて
ばね力を与える。移動体27には移動軸34が挿通され
る挿通孔39を有する移動片40が固定される。移動片
40は、図1および図2に示される移動体27の退避位
置で突部37をばね38のばね力に抗して切削液タンク
6がワーク4から離間するように移動する。
【0017】切削液タンク6において、挿通孔19,2
0の下方には、切屑を収納する収納空間21が形成され
る。
0の下方には、切屑を収納する収納空間21が形成され
る。
【0018】再び図2を参照して、切削液タンク6の周
壁15の下部には、切屑排出孔42が形成される。移動
体27が図2に示されるように退避位置にあるとき、切
削液タンク6の端壁13はワーク4の端面から参照符L
1で示されるように離間し、このとき切屑排出孔42は
ベッド1の下部に形成された切屑案内孔43に一致し、
したがってタンク6の空間21内の下部に堆積されてい
る切屑は、この案内孔43から切削液とともに管路44
を経て外部に排出される。移動体27が退避位置からワ
ーク4寄りに移動してドリル8を用いてワーク4を切削
し、またそのドリル8の刃先が切削液タンク6の収納空
間21内に少なくとも部分的に入っている状態では、ば
ね38のばね力によって切削液タンク6の端壁13はワ
ーク4の端面に、そのばね38のばね力で押付けられて
おり、このとき切削液タンク6の切屑排出孔42は案内
孔43からずれており、閉じられている。
壁15の下部には、切屑排出孔42が形成される。移動
体27が図2に示されるように退避位置にあるとき、切
削液タンク6の端壁13はワーク4の端面から参照符L
1で示されるように離間し、このとき切屑排出孔42は
ベッド1の下部に形成された切屑案内孔43に一致し、
したがってタンク6の空間21内の下部に堆積されてい
る切屑は、この案内孔43から切削液とともに管路44
を経て外部に排出される。移動体27が退避位置からワ
ーク4寄りに移動してドリル8を用いてワーク4を切削
し、またそのドリル8の刃先が切削液タンク6の収納空
間21内に少なくとも部分的に入っている状態では、ば
ね38のばね力によって切削液タンク6の端壁13はワ
ーク4の端面に、そのばね38のばね力で押付けられて
おり、このとき切削液タンク6の切屑排出孔42は案内
孔43からずれており、閉じられている。
【0019】図6は、切削液タンク6の一方の挿通孔1
9付近の拡大断面図である。この端壁13には取付け孔
45が形成され、挿通孔19を有する短筒46と一体的
に形成された外向きフランジ47がボルト48によって
端壁13に着脱交換可能に取付けられる。この短筒46
に形成されている挿通孔19の内径は、ドリル8の外径
に対応して、そのドリル8が円滑に挿入離脱して案内す
ることができるような値に選ばれる。もう1つの端壁1
4にもまた、この短筒46および外向きフランジ47を
有するドリル案内部材49が、参照符49aで示される
ように設けられる。
9付近の拡大断面図である。この端壁13には取付け孔
45が形成され、挿通孔19を有する短筒46と一体的
に形成された外向きフランジ47がボルト48によって
端壁13に着脱交換可能に取付けられる。この短筒46
に形成されている挿通孔19の内径は、ドリル8の外径
に対応して、そのドリル8が円滑に挿入離脱して案内す
ることができるような値に選ばれる。もう1つの端壁1
4にもまた、この短筒46および外向きフランジ47を
有するドリル案内部材49が、参照符49aで示される
ように設けられる。
【0020】図7は図1に示される実施例の電気的構成
を示すブロック図である。ドリル8の軸線方向に沿う送
り量は、送り量検出手段25によって検出され、マイク
ロコンピュータなどによって実現される処理回路26に
与えられる。この処理回路26は、上述のように回転駆
動手段10、送り駆動手段11およびポンプ18などを
制御する。
を示すブロック図である。ドリル8の軸線方向に沿う送
り量は、送り量検出手段25によって検出され、マイク
ロコンピュータなどによって実現される処理回路26に
与えられる。この処理回路26は、上述のように回転駆
動手段10、送り駆動手段11およびポンプ18などを
制御する。
【0021】ドリル8は、シャンクの先端部に切刃が形
成された加工部を有し、その加工部は、加工部の直径の
たとえば約5〜6倍の長さにわたって形成され、これは
ねじれ溝として、切屑排出溝となっており、その加工部
に続く軸部は、加工部とほぼ同一径に形成されるととも
にその外表面に切削液排出溝がシャンクの軸方向に形成
される。
成された加工部を有し、その加工部は、加工部の直径の
たとえば約5〜6倍の長さにわたって形成され、これは
ねじれ溝として、切屑排出溝となっており、その加工部
に続く軸部は、加工部とほぼ同一径に形成されるととも
にその外表面に切削液排出溝がシャンクの軸方向に形成
される。
【0022】図8は横軸深穴加工を自動的に行うための
処理回路26の動作を説明するフローチャートであり、
この図8と図9に示される断面図と併せて、動作を説明
する。ステップa1からステップa2に移り、図9
(1)に示されるようにドリル8を回転駆動しつつ送り
駆動手段11によってそのドリル8を切削液タンク6の
挿通孔20から19を経て貫通し、まず深さL1にわた
って穴あけ加工をする。深さL1は、ドリル8の切屑排
出溝内を切屑が移動することができるドリル8の軸線方
向の最大長さL0未満の予め定める値に選ばれる。すな
わち初回で切削される穴の軸線方向の深さL1は、ドリ
ルの切屑排出溝のドリル軸線方向の長さL0を超えるよ
うに定められ、これによって第2回目以降の切削加工時
に、穴内に入り込んだ切削液がドリルのスクリュポンプ
作用で瞬時に排出されてしまうことが防がれ、これによ
って穴内に切削液が残存し、円滑な切削加工を行うこと
ができる。
処理回路26の動作を説明するフローチャートであり、
この図8と図9に示される断面図と併せて、動作を説明
する。ステップa1からステップa2に移り、図9
(1)に示されるようにドリル8を回転駆動しつつ送り
駆動手段11によってそのドリル8を切削液タンク6の
挿通孔20から19を経て貫通し、まず深さL1にわた
って穴あけ加工をする。深さL1は、ドリル8の切屑排
出溝内を切屑が移動することができるドリル8の軸線方
向の最大長さL0未満の予め定める値に選ばれる。すな
わち初回で切削される穴の軸線方向の深さL1は、ドリ
ルの切屑排出溝のドリル軸線方向の長さL0を超えるよ
うに定められ、これによって第2回目以降の切削加工時
に、穴内に入り込んだ切削液がドリルのスクリュポンプ
作用で瞬時に排出されてしまうことが防がれ、これによ
って穴内に切削液が残存し、円滑な切削加工を行うこと
ができる。
【0023】ステップa3では、n=1とし、次のステ
ップa4では、図9(2)に示されるように、ドリル8
を、穴あけ加工後に、距離L2だけ戻す。
ップa4では、図9(2)に示されるように、ドリル8
を、穴あけ加工後に、距離L2だけ戻す。
【0024】 L2=L1+ΔL1 …(1) である。ドリル8の先端部58は、切削液タンク6内に
到達しており、しかもこのドリル8は、端壁14の挿通
孔20内にある。これによってドリル8の切屑排出溝内
の切屑は切削液タンク6の収納空間21内に落下すると
ともに、そのタンク6内の切削液は、挿通孔19および
先に穴あけ加工されたドリル孔59内に進入する。ドリ
ル8は挿通孔20内に挿通しているので、この挿通孔2
0から無駄な大量の切削液が排出されてしまうことはな
い。
到達しており、しかもこのドリル8は、端壁14の挿通
孔20内にある。これによってドリル8の切屑排出溝内
の切屑は切削液タンク6の収納空間21内に落下すると
ともに、そのタンク6内の切削液は、挿通孔19および
先に穴あけ加工されたドリル孔59内に進入する。ドリ
ル8は挿通孔20内に挿通しているので、この挿通孔2
0から無駄な大量の切削液が排出されてしまうことはな
い。
【0025】ドリル8の切屑排出溝から切屑が排出さ
れ、かつドリル孔59内に切削液が供給され終わった後
には、図8のステップa5においてドリル8を送り駆動
手段11によってドリル孔59内に進入して距離L2だ
け進み、その後、ステップa6で、図9(3)に示され
るように長さL3(=L1)だけ穴あけ加工を行う。ス
テップa7では、希望する深さだけ穴あけ加工が行われ
たかどうかを判断し、そうでなければ、ステップa8に
おいてnを1だけインクリメントして、ステップa4に
戻る。図9(4)では、ドリル8は、距離L4(=L2
+L3)だけ戻り、ドリル孔60への切削液の供給と、
切屑の排出とを行う。このような動作を繰返して、ワー
ク4に希望する深さの穴あけ加工を行う。
れ、かつドリル孔59内に切削液が供給され終わった後
には、図8のステップa5においてドリル8を送り駆動
手段11によってドリル孔59内に進入して距離L2だ
け進み、その後、ステップa6で、図9(3)に示され
るように長さL3(=L1)だけ穴あけ加工を行う。ス
テップa7では、希望する深さだけ穴あけ加工が行われ
たかどうかを判断し、そうでなければ、ステップa8に
おいてnを1だけインクリメントして、ステップa4に
戻る。図9(4)では、ドリル8は、距離L4(=L2
+L3)だけ戻り、ドリル孔60への切削液の供給と、
切屑の排出とを行う。このような動作を繰返して、ワー
ク4に希望する深さの穴あけ加工を行う。
【0026】ドリル孔60の切削後には、移動体27を
前述の図2に示される退避位置とし、これによってばね
38のばね力に抗して案内軸34、したがって切削液タ
ンク6が図2および図9(5)の右方に変位して間隔L
1があけられ、これによって収納空間21内の切屑は、
切屑排出孔42から案内孔43を経て管路44を経て排
出される。
前述の図2に示される退避位置とし、これによってばね
38のばね力に抗して案内軸34、したがって切削液タ
ンク6が図2および図9(5)の右方に変位して間隔L
1があけられ、これによって収納空間21内の切屑は、
切屑排出孔42から案内孔43を経て管路44を経て排
出される。
【0027】上述の実施例では、ドリル8が送り駆動手
段11によってその軸線方向に移動するように構成され
たけれども、本発明の他の実施例としてワーク4および
切削液タンク6が一体的にドリル8の軸線方向に移動す
るように構成し、このときドリル8はその軸線方向には
移動しないように構成されていてもよい。さらに本発明
の他の実施例としてドリル8ならびにワーク4および切
削液タンク6が相互の近接離反方向に変位駆動されるよ
うに構成されてもよい。
段11によってその軸線方向に移動するように構成され
たけれども、本発明の他の実施例としてワーク4および
切削液タンク6が一体的にドリル8の軸線方向に移動す
るように構成し、このときドリル8はその軸線方向には
移動しないように構成されていてもよい。さらに本発明
の他の実施例としてドリル8ならびにワーク4および切
削液タンク6が相互の近接離反方向に変位駆動されるよ
うに構成されてもよい。
【0028】ドリル8の切刃は、強度を充分に得ること
ができるようにするために、充分に短い長さにわたって
形成されていてもよい。
ができるようにするために、充分に短い長さにわたって
形成されていてもよい。
【0029】切削液タンク6は、その他の変形が可能で
ある。この切削液タンク6の端壁13,14または周壁
15のいずれかには、切屑を廃棄して、その内部空間か
ら切屑を排出するために、開閉可能な排出口が形成さ
れ、その排出口を、開閉可能な蓋によって覆うように構
成されてもよく、このような構成もまた、本発明の精神
に含まれる。
ある。この切削液タンク6の端壁13,14または周壁
15のいずれかには、切屑を廃棄して、その内部空間か
ら切屑を排出するために、開閉可能な排出口が形成さ
れ、その排出口を、開閉可能な蓋によって覆うように構
成されてもよく、このような構成もまた、本発明の精神
に含まれる。
【0030】本発明は、横軸深穴加工のために実施され
るだけでなく、たとえば鉛直軸線を有する縦軸深穴加工
のためおよび斜めの深穴加工のためにもまた実施され
る。
るだけでなく、たとえば鉛直軸線を有する縦軸深穴加工
のためおよび斜めの深穴加工のためにもまた実施され
る。
【0031】切削液ポンプ18は、遠心ポンプまたは軸
流ポンプなどの羽車が回転する構成であればよく、この
ような構成では、切削液中に切屑が混入していても、能
力に影響せず、故障が発生することはなく、円滑に切削
液を圧送することができるという点で好ましいけれど
も、また歯車ポンプおよびピストンポンプなどが用いら
れてもよく、その他の構成を有するポンプが用いられて
もよいのは勿論である。
流ポンプなどの羽車が回転する構成であればよく、この
ような構成では、切削液中に切屑が混入していても、能
力に影響せず、故障が発生することはなく、円滑に切削
液を圧送することができるという点で好ましいけれど
も、また歯車ポンプおよびピストンポンプなどが用いら
れてもよく、その他の構成を有するポンプが用いられて
もよいのは勿論である。
【0032】本発明のドリル8は、図10〜図12に示
されるドリルが好適し、また図14および図15に示さ
れるドリルもまた好適する。
されるドリルが好適し、また図14および図15に示さ
れるドリルもまた好適する。
【0033】図10および図12において、ドリルのシ
ャンク61は加工部Lと軸部mとから成り、加工部Lは
シャンク61の先端部に切刃64が形成されるとともに
それに続く切屑排出溝62が形成されて成り、上記軸部
mは加工部Lの直径Dとほぼ同一径に形成されるととも
に外表面には微少な横断面積の切屑油排出溝63がシャ
ンク61の軸方向に複数個形成されている。この切屑油
排出溝63は一対の切屑排出溝62にそれぞれ連続する
ように一対のみ形成してもよい。なお、チャック部71
には上記切屑油排出溝63は形成されていない。
ャンク61は加工部Lと軸部mとから成り、加工部Lは
シャンク61の先端部に切刃64が形成されるとともに
それに続く切屑排出溝62が形成されて成り、上記軸部
mは加工部Lの直径Dとほぼ同一径に形成されるととも
に外表面には微少な横断面積の切屑油排出溝63がシャ
ンク61の軸方向に複数個形成されている。この切屑油
排出溝63は一対の切屑排出溝62にそれぞれ連続する
ように一対のみ形成してもよい。なお、チャック部71
には上記切屑油排出溝63は形成されていない。
【0034】加工部Lの長さはその部分の直径Dのたと
えば約5〜10倍に設定されている。このように設定し
たのは、1回のドリルの移動操作により加工することが
できる範囲が、通常、直径の5〜10倍だからであり、
したがってそれ以上長く設定しても意味がなく、しかも
ねじれ溝62の形成されている部分が長くなるほどシャ
ンク61のねじり剛性を弱めることになるからである。
他の実施例として、L/Dは約2〜10倍でもよく、他
の値でもよい。
えば約5〜10倍に設定されている。このように設定し
たのは、1回のドリルの移動操作により加工することが
できる範囲が、通常、直径の5〜10倍だからであり、
したがってそれ以上長く設定しても意味がなく、しかも
ねじれ溝62の形成されている部分が長くなるほどシャ
ンク61のねじり剛性を弱めることになるからである。
他の実施例として、L/Dは約2〜10倍でもよく、他
の値でもよい。
【0035】切屑油排出溝63は、図例では半円形のも
のを示しているが、この排出溝は単に切屑油を排出させ
るだけの目的であるから、その形状はV形、U形等軸体
に選択すればよい。またその横断面積の大きさは、シャ
ンクの曲げおよびねじり剛性を弱めないように、切屑油
が排出できる範囲でできるだけ小さく設定することが好
ましく、たとえば溝深さを0.1mm程度にすればよ
い。また切屑油排出溝63の数も切屑油の排出という目
的に合致するように設定すればよい。なお、切屑油排出
溝63の幅を拡げ、あるいは数を増加させると、排出溝
63間の部分69が突起のようになるが、このような態
様もこの発明の範囲内である。
のを示しているが、この排出溝は単に切屑油を排出させ
るだけの目的であるから、その形状はV形、U形等軸体
に選択すればよい。またその横断面積の大きさは、シャ
ンクの曲げおよびねじり剛性を弱めないように、切屑油
が排出できる範囲でできるだけ小さく設定することが好
ましく、たとえば溝深さを0.1mm程度にすればよ
い。また切屑油排出溝63の数も切屑油の排出という目
的に合致するように設定すればよい。なお、切屑油排出
溝63の幅を拡げ、あるいは数を増加させると、排出溝
63間の部分69が突起のようになるが、このような態
様もこの発明の範囲内である。
【0036】上記ドリルを用いて穴加工を行うには、図
13に示すように、まず被切屑物65を上記ドリルの加
工部Lよりやや短い深さIだけ加工し、一旦ドリルを上
昇させて切屑を除いた後、再度ドリルを加工穴66中に
下降させて領域IIを加工する。この加工中には常に切
屑油をドリルに供給して加工穴66中に切屑油が連続し
て供給されるようにしている。領域IIを加工する場合
には、切屑排出溝62の全体が加工穴66中に没入する
ことになるために、加工穴66中の切屑油はドリルの下
降に従って切屑排出溝62から切屑油排出溝63を通っ
て排出されることになる。領域IIの加工によって発生
する切屑が切屑排出溝62中に保持された状態でドリル
が上昇し、加工穴66の上方で排出され、次いで再度の
下降により領域IIIの加工が同様に行われる。このよ
うに切屑排出溝62中での切屑の保持が可能な範囲内で
少量ずつ加工を行う。なお、切屑排出溝62がシャンク
全体に形成されている従来のドリルを用いて加工する場
合でも、加工穴が深くなると切屑の排出が困難となるた
めに上記同様にドリルを上昇させて切屑を排出させる必
要があり、したがって加工法は基本的には従来と同様で
ある。
13に示すように、まず被切屑物65を上記ドリルの加
工部Lよりやや短い深さIだけ加工し、一旦ドリルを上
昇させて切屑を除いた後、再度ドリルを加工穴66中に
下降させて領域IIを加工する。この加工中には常に切
屑油をドリルに供給して加工穴66中に切屑油が連続し
て供給されるようにしている。領域IIを加工する場合
には、切屑排出溝62の全体が加工穴66中に没入する
ことになるために、加工穴66中の切屑油はドリルの下
降に従って切屑排出溝62から切屑油排出溝63を通っ
て排出されることになる。領域IIの加工によって発生
する切屑が切屑排出溝62中に保持された状態でドリル
が上昇し、加工穴66の上方で排出され、次いで再度の
下降により領域IIIの加工が同様に行われる。このよ
うに切屑排出溝62中での切屑の保持が可能な範囲内で
少量ずつ加工を行う。なお、切屑排出溝62がシャンク
全体に形成されている従来のドリルを用いて加工する場
合でも、加工穴が深くなると切屑の排出が困難となるた
めに上記同様にドリルを上昇させて切屑を排出させる必
要があり、したがって加工法は基本的には従来と同様で
ある。
【0037】上記加工においては、ドリルには必要最小
限の部分にのみ切屑排出溝62が形成され、その他の部
分はねじれ溝(切屑排出溝)の形成されていない剛性の
高い構成となっているために、加工穴の拡大代は非常に
小さく、精度の高い深穴加工を行うことができる。
限の部分にのみ切屑排出溝62が形成され、その他の部
分はねじれ溝(切屑排出溝)の形成されていない剛性の
高い構成となっているために、加工穴の拡大代は非常に
小さく、精度の高い深穴加工を行うことができる。
【0038】本発明に好適する他の構造を有するドリル
は、図14および図15に示される。これらの図14お
よび図15において、ドリルのシャンク81は加工部L
と軸部mとから成り、加工部Lはシャンク81の先端部
に切刃84が形成されるとともにそれに続く切屑排出溝
82が形成されて成り、上記軸部mの直径dは加工部L
の直径Dよりわずかに小径に形成されて、加工穴と軸部
mの外周面との間の間隙から切屑油が排出されるように
形成されている。なお、チャック部分91はその直径を
細くする必要はなく、加工部の直径Dに設定しておけば
よい。
は、図14および図15に示される。これらの図14お
よび図15において、ドリルのシャンク81は加工部L
と軸部mとから成り、加工部Lはシャンク81の先端部
に切刃84が形成されるとともにそれに続く切屑排出溝
82が形成されて成り、上記軸部mの直径dは加工部L
の直径Dよりわずかに小径に形成されて、加工穴と軸部
mの外周面との間の間隙から切屑油が排出されるように
形成されている。なお、チャック部分91はその直径を
細くする必要はなく、加工部の直径Dに設定しておけば
よい。
【0039】加工部Lの長さはその部分の直径Dの約5
〜10倍、特に約5倍に設定されている。このように設
定したのは、1回のドリルの下降操作により加工するこ
とができる範囲が、通常、直径の5〜10倍だからであ
り、したがってそれ以上長く設定しても意味がなく、し
かもねじ溝82の形成されている部分が長くなるほどシ
ャンク81のねじり剛性を弱めることになるからであ
る。他の実施例として、L/Dは約2〜10倍でもよ
く、他の値でもよい。
〜10倍、特に約5倍に設定されている。このように設
定したのは、1回のドリルの下降操作により加工するこ
とができる範囲が、通常、直径の5〜10倍だからであ
り、したがってそれ以上長く設定しても意味がなく、し
かもねじ溝82の形成されている部分が長くなるほどシ
ャンク81のねじり剛性を弱めることになるからであ
る。他の実施例として、L/Dは約2〜10倍でもよ
く、他の値でもよい。
【0040】上記軸部mの直径dはできるだけ加工部L
の直径Dに等しくすることがシャンク81の剛性を高め
るために好ましいが、両者の差は軸部mが加工穴中に挿
入された際にその外周に形成される間隙となり、ここか
ら切屑油を排出させる必要があるために、切屑油が通過
できる限度で小さくすればよい。上記ドリルを用いて穴
加工を行うには、前述の図13に示すとおりである。
の直径Dに等しくすることがシャンク81の剛性を高め
るために好ましいが、両者の差は軸部mが加工穴中に挿
入された際にその外周に形成される間隙となり、ここか
ら切屑油を排出させる必要があるために、切屑油が通過
できる限度で小さくすればよい。上記ドリルを用いて穴
加工を行うには、前述の図13に示すとおりである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ワークの
深穴加工されるべき面に対向して、切削液が供給される
タンクを配置し、ドリルはこの切削液タンクの挿通孔を
貫通してワークの穴あけ加工を行い、そのドリルの切屑
排出溝内を切屑が移動することができるドリルの軸線方
向の最大長さ未満、たとえば切刃が形成されたドリルの
加工部がその加工部の直径の約5〜6倍の長さ未満だ
け、穴あけ加工した後には、ドリルの刃先が切削液タン
ク内に到達するまで、ドリルを戻し、これによってドリ
ル孔内に切削液を供給し、その後、再び新たに穴あけ加
工を行い、このようにして切刃が不所望に長い範囲にわ
たって形成されたドリルを、本発明では必要とせず、そ
のドリルの強度を増大し、またそのドリルが撓むことは
なく、穴あけ加工を高精度で行うことができるようにな
る。
深穴加工されるべき面に対向して、切削液が供給される
タンクを配置し、ドリルはこの切削液タンクの挿通孔を
貫通してワークの穴あけ加工を行い、そのドリルの切屑
排出溝内を切屑が移動することができるドリルの軸線方
向の最大長さ未満、たとえば切刃が形成されたドリルの
加工部がその加工部の直径の約5〜6倍の長さ未満だ
け、穴あけ加工した後には、ドリルの刃先が切削液タン
ク内に到達するまで、ドリルを戻し、これによってドリ
ル孔内に切削液を供給し、その後、再び新たに穴あけ加
工を行い、このようにして切刃が不所望に長い範囲にわ
たって形成されたドリルを、本発明では必要とせず、そ
のドリルの強度を増大し、またそのドリルが撓むことは
なく、穴あけ加工を高精度で行うことができるようにな
る。
【0042】また本発明によれば、穴あけ加工後にドリ
ルを一旦、そのドリルの先端部が切削液タンク内に到達
するまで、戻し、これによって上述のようにドリル孔内
に切削液が供給されるだけでなく、ドリルの切屑排出溝
に入り込んでいる切屑が排出され、したがって切削動力
を低減し、穴あけ加工を円滑に行うことができるように
なる。
ルを一旦、そのドリルの先端部が切削液タンク内に到達
するまで、戻し、これによって上述のようにドリル孔内
に切削液が供給されるだけでなく、ドリルの切屑排出溝
に入り込んでいる切屑が排出され、したがって切削動力
を低減し、穴あけ加工を円滑に行うことができるように
なる。
【0043】さらに本発明によれば、切削液タンクに供
給する切削液は、たとえば大気圧またはそれに近似した
程度の圧力で供給すればよく、そのため切削液タンクに
切削液を供給するポンプは、低圧力の定格を有している
ものであればよく、構成が簡単であるという効果もあ
る。
給する切削液は、たとえば大気圧またはそれに近似した
程度の圧力で供給すればよく、そのため切削液タンクに
切削液を供給するポンプは、低圧力の定格を有している
ものであればよく、構成が簡単であるという効果もあ
る。
【0044】さらに本発明によれば、深穴加工を自動的
に行うことができる。
に行うことができる。
【0045】特に前述の切削液を供給するポンプは、遠
心ポンプまたは軸流ポンプなどとし、これによって切削
液に切屑が混入していても、その能力に悪影響を及ぼす
ことなく、切屑が噛込んだりすることなく、円滑に切削
液を供給することができるという点で優れている。
心ポンプまたは軸流ポンプなどとし、これによって切削
液に切屑が混入していても、その能力に悪影響を及ぼす
ことなく、切屑が噛込んだりすることなく、円滑に切削
液を供給することができるという点で優れている。
【0046】さらに本発明によれば、初回の切削時に、
その切削される穴の軸線方向の深さは、ドリルの切屑排
出溝のドリル軸線方向の長さを超えるように定められ、
これによって2回目以降の切削時において、穴内に入り
込んだ切削液がドリルの切屑排出溝のスクリュポンプ作
用で排出されてしまうことが防がれ、穴の先端付近で切
削液が確実に存在することになり、こうして円滑に切削
加工を行うことができる。
その切削される穴の軸線方向の深さは、ドリルの切屑排
出溝のドリル軸線方向の長さを超えるように定められ、
これによって2回目以降の切削時において、穴内に入り
込んだ切削液がドリルの切屑排出溝のスクリュポンプ作
用で排出されてしまうことが防がれ、穴の先端付近で切
削液が確実に存在することになり、こうして円滑に切削
加工を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を示す簡略化し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図2】図1に示される実施例の一部の構成を示す簡略
化した断面図である。
化した断面図である。
【図3】図1および図2に示される実施例の簡略化した
平面図である。
平面図である。
【図4】切削液タンク6を図2の左方から見た断面図で
ある。
ある。
【図5】図2の切断面線V−Vから見た簡略化した断面
図である。
図である。
【図6】切削液タンク6の端壁13付近の一部の拡大断
面図である。
面図である。
【図7】図1〜図6に示される実施例の電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図8】図7の処理回路26の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】図1〜図8に示される実施例の横軸深穴加工動
作を説明するための断面図である。
作を説明するための断面図である。
【図10】本発明の好ましいドリルの構成を示す側面図
である。
である。
【図11】図10に示されるドリルの底面図である。
【図12】図10に示されるドリルの切断面線III−
IIIから見た断面図である。
IIIから見た断面図である。
【図13】図10〜図12に示されるドリルを用いて深
穴加工を行うときの状態を示す断面図である。
穴加工を行うときの状態を示す断面図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例のドリルを示す側
面図である。
面図である。
【図15】図14に示されるドリルの底面図である。
1 ベース 2 ワーク取付け台 4 ワーク 6 切削液タンク 8 ドリル 9 チャック 10 回転駆動手段 11 送り駆動手段 13,14 端壁 15 周壁 16 接続口 18 ポンプ 19,20 挿通孔 21 収納空間 25 送り量検出手段 27 移動体 28 回転駆動用モータ 30 レール 31 送り駆動用モータ 32 ボールねじ 33 ナット 34 案内軸 35,36 案内部材 37,40 突部 38 圧縮ばね 37 挿通孔 42 切屑排出孔 43 案内孔 44 管路
Claims (11)
- 【請求項1】 ワークの深穴加工されるべき面に対向し
て配置され、 ドリルが挿通して案内されかつ横の一直線上に軸線をそ
れぞれ有する挿通孔が形成され、 内部に切削液が供給される深穴加工の切削液供給装置。 - 【請求項2】 挿通孔の下方には、切屑を収納する収納
空間が形成されたことを特徴とする請求項1記載の深穴
加工の切削液供給装置。 - 【請求項3】 収納空間に臨む壁の少なくとも一部を開
閉可能とすることを特徴とする請求項1または2記載の
深穴加工の切削液供給装置。 - 【請求項4】 (a)ワークの深穴加工されるべき面に
対向して配置され、ドリルが挿通して案内されかつ横の
一直線上に軸線をそれぞれ有する挿通孔が形成され、内
部に切削液が供給される深穴加工の切削液タンクを準備
する第1ステップと、 (b)ドリルを、挿通孔を貫通してワークに押して、ド
リルの切屑排出溝内を切屑が駆動することができるドリ
ルの軸線方向の最大長さ未満だけ、穴あけ加工する第2
ステップと、 (c)ドリルを、ドリルの先端部が切削液タンク内に到
達するまで、戻し、切屑を切屑液タンクに排出する第3
ステップとを含み、 (d)切削される穴が希望する深さ付近になるまで、第
2および第3ステップを繰返すことを特徴とする深穴加
工方法。 - 【請求項5】 初回の第2ステップで切削される穴の軸
線方向の深さは、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方向
の長さを超えるように定められることを特徴とする請求
項4記載の深穴加工方法。 - 【請求項6】 ワークが着脱可能に固定されて取付けら
れるワーク取付け台と、 ドリルを、ドリル軸線まわりに回転駆動する回転駆動手
段と、 ワーク取付け台とドリルとを相対的に、ドリルの軸線方
向に往復送りをする送り手段と、 ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工されるべき
面に対向して設けられ、ドリルが挿通しかつドリルの軸
線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿通孔がその軸線方
向に間隔をあけて形成され、内部に切削液が供給され、
切屑を排出するために開閉可能である切削液タンクと、 送り手段を制御し、ドリルの切屑排出溝内を切屑が逃げ
ることができるドリルの軸線方向の最大長さ未満だけ、
穴あけ加工した後、ドリルを、ドリルの先端部が切削液
タンク内に到達するまで戻す動作を繰返す制御手段とを
含むことを特徴とする深穴加工装置。 - 【請求項7】 基台と、 基台にワークを着脱可能に固定する固定手段と、 基台上でワークに近接/離反する移動方向に変位可能に
設けられる移動体と、 移動体に設けられ、ドリルを、ドリル軸線まわりに回転
駆動する回転駆動手段と、 移動体を前記移動方向に往復駆動する送り駆動手段と、 ワークよりもドリル側で、ワークの深穴加工されるべき
面に対向して設けられ、ドリルが挿通して案内されかつ
ドリルの軸線上に軸線をそれぞれ有する一対の挿通孔が
その軸線方向に間隔をあけて形成され、内部に切削液が
供給され、前記移動方向に変位可能に設けられ、下部に
切屑排出孔が形成される切削液タンクと、 切削液タンクに、ワークに向けてばね力を与えるばね
と、 移動体に連動して、移動体がワークから遠去った退避位
置にある状態で、前記ばねのばね力に抗して切削液タン
クをワークから離間させる連動手段と、 切削液タンクがワークから離間した状態で、そのタンク
の切屑排出孔を開いて切屑を下方に落下する切屑排出手
段とを含むことを特徴とする深穴加工装置。 - 【請求項8】 連動手段は、 タンクに一端部が固定され、前記退避位置側に移動方向
に平行に延びる移動軸と、 移動軸の長手方向の途中に設けられ、前記ばねによって
ワークに向けてばね力が与えられる突部と、 移動体に固定され、突部に当接して突部を退避位置で切
削液タンクがワークから離間するように移動させる移動
片とを有することを特徴とする請求項7記載の深穴加工
装置。 - 【請求項9】 送り駆動手段は、初回の切削される穴の
軸線方向の深さが、ドリルの切屑排出溝のドリル軸線方
向の長さを超えるように、移動体をワークに近接移動す
ることを特徴とする請求項7または8記載の深穴加工装
置。 - 【請求項10】 前記ドリルは、シャンクが先端側の加
工部とその他の部分の軸部とから成り、上記加工部は、
シャンクの先端部に切刃が形成されるとともにそれに続
く切屑排出溝がその部分の直径の約5〜10倍の長さに
わたって形成されて成り、上記軸部は加工部とほぼ同一
径に形成されるとともに外表面には微少な横断面積の切
屑油排出溝がシャンクの軸方向に形成されて成ることを
特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の深穴加工装
置。 - 【請求項11】 前記ドリルは、シャンクが先端側の加
工部とその他の部分の軸部とから成り、上記加工部はシ
ャンクの先端部に切刃が形成されるとともにそれに続く
切屑排出溝がその部分の直径の約5〜10倍の長さにわ
たって形成されて成り、上記軸部は上記加工部の直径よ
りわずかに小径に構成されていることを特徴とする請求
項6〜8のいずれかに記載の深穴加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31380694A JPH08168908A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 深穴加工のための切削液供給装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31380694A JPH08168908A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 深穴加工のための切削液供給装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168908A true JPH08168908A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18045746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31380694A Pending JPH08168908A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 深穴加工のための切削液供給装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168908A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043907A1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Euromation Ab | Machine for boring elongated holes in work pieces |
| US7909549B2 (en) * | 2007-06-22 | 2011-03-22 | Hitachi Tool Engineering, Ltd. | Small-diameter deep hole drill and a micro deep hole drilling method |
| KR101291210B1 (ko) * | 2012-10-16 | 2013-07-31 | (주)성림엔지니어링 | 툴 및 부쉬 자동교환이 가능한 cnc 딥홀 드릴링 센터 |
| KR101444240B1 (ko) * | 2014-03-12 | 2014-11-04 | (주)삼영피팅 | 비정형 사이즈의 파이프 제작용 딥홀 가공장치 |
| JP2015510844A (ja) * | 2012-03-21 | 2015-04-13 | カヌート, アルメリーノCANUTO, Almerino | 深穴ドリル加工用の真っ直ぐ且つ溝付きのドリルビットを交換する交換装置 |
| CN105127454A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-12-09 | 芜湖日升重型机床有限公司 | 一种智能带保护装置的数控机床 |
| JP2016198860A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 東芝機械株式会社 | Bta深穴加工機 |
| CN107649706A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-02-02 | 中北大学 | 一种用于深孔加工的振动切削装置 |
| CN108188445A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-06-22 | 环球工业机械(东莞)有限公司 | 一种深孔钻用前导向装置 |
| CN109332754A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-02-15 | 严斌 | 一种用于生产集成灶进气管道的加工装置 |
| CN110385460A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-10-29 | 苏州久越金属科技有限公司 | 一种通讯产品深孔加工设备及其加工工艺 |
| CN111097942A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 太重(天津)滨海重型机械有限公司 | 大型薄壁双层筒深孔加工装置及其加工方法 |
| CN114850530A (zh) * | 2022-07-07 | 2022-08-05 | 南通东之杰智能装备有限公司 | 一种建筑工程机械配件维修用的镗孔装置 |
| CN115647429A (zh) * | 2022-12-06 | 2023-01-31 | 上海阿美泰克工业设备苏州股份有限公司 | 一种管式换热器加工用打孔设备及其方法 |
| CN115647423A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-31 | 共享装备股份有限公司 | 一种深孔加工装置 |
| CN116748563A (zh) * | 2023-08-24 | 2023-09-15 | 江苏精科泵业有限公司 | 一种无泄漏气液混合泵体加工用钻孔设备 |
| CN117532696A (zh) * | 2023-12-13 | 2024-02-09 | 佛山市顺德区鑫宏天机械制造有限公司 | 一种板材自动贴标一体机以及板材铣槽钻孔切割生产线 |
| CN118081380A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-28 | 丹阳市杰锐特种工具制造有限公司 | 一种宝塔钻及其加工设备 |
| CN119566362A (zh) * | 2024-12-25 | 2025-03-07 | 中国第一重型机械股份公司 | 一种重大型深孔钻镗床 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31380694A patent/JPH08168908A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043907A1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Euromation Ab | Machine for boring elongated holes in work pieces |
| US7909549B2 (en) * | 2007-06-22 | 2011-03-22 | Hitachi Tool Engineering, Ltd. | Small-diameter deep hole drill and a micro deep hole drilling method |
| JP2015510844A (ja) * | 2012-03-21 | 2015-04-13 | カヌート, アルメリーノCANUTO, Almerino | 深穴ドリル加工用の真っ直ぐ且つ溝付きのドリルビットを交換する交換装置 |
| KR101291210B1 (ko) * | 2012-10-16 | 2013-07-31 | (주)성림엔지니어링 | 툴 및 부쉬 자동교환이 가능한 cnc 딥홀 드릴링 센터 |
| KR101444240B1 (ko) * | 2014-03-12 | 2014-11-04 | (주)삼영피팅 | 비정형 사이즈의 파이프 제작용 딥홀 가공장치 |
| WO2015137672A1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-09-17 | (주)삼영피팅 | 비정형 사이즈의 파이프 제작용 딥홀 가공장치 |
| JP2016198860A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 東芝機械株式会社 | Bta深穴加工機 |
| CN105127454A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-12-09 | 芜湖日升重型机床有限公司 | 一种智能带保护装置的数控机床 |
| CN107649706A (zh) * | 2017-10-18 | 2018-02-02 | 中北大学 | 一种用于深孔加工的振动切削装置 |
| CN107649706B (zh) * | 2017-10-18 | 2023-09-15 | 中北大学 | 一种用于深孔加工的振动切削装置 |
| CN108188445B (zh) * | 2018-04-03 | 2023-06-16 | 环球工业机械(东莞)有限公司 | 一种深孔钻用前导向装置 |
| CN108188445A (zh) * | 2018-04-03 | 2018-06-22 | 环球工业机械(东莞)有限公司 | 一种深孔钻用前导向装置 |
| CN109332754A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-02-15 | 严斌 | 一种用于生产集成灶进气管道的加工装置 |
| CN110385460A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-10-29 | 苏州久越金属科技有限公司 | 一种通讯产品深孔加工设备及其加工工艺 |
| CN111097942A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 太重(天津)滨海重型机械有限公司 | 大型薄壁双层筒深孔加工装置及其加工方法 |
| CN114850530A (zh) * | 2022-07-07 | 2022-08-05 | 南通东之杰智能装备有限公司 | 一种建筑工程机械配件维修用的镗孔装置 |
| CN115647423A (zh) * | 2022-09-28 | 2023-01-31 | 共享装备股份有限公司 | 一种深孔加工装置 |
| CN115647429A (zh) * | 2022-12-06 | 2023-01-31 | 上海阿美泰克工业设备苏州股份有限公司 | 一种管式换热器加工用打孔设备及其方法 |
| CN116748563A (zh) * | 2023-08-24 | 2023-09-15 | 江苏精科泵业有限公司 | 一种无泄漏气液混合泵体加工用钻孔设备 |
| CN116748563B (zh) * | 2023-08-24 | 2023-10-20 | 江苏精科泵业有限公司 | 一种无泄漏气液混合泵体加工用钻孔设备 |
| CN117532696A (zh) * | 2023-12-13 | 2024-02-09 | 佛山市顺德区鑫宏天机械制造有限公司 | 一种板材自动贴标一体机以及板材铣槽钻孔切割生产线 |
| CN118081380A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-05-28 | 丹阳市杰锐特种工具制造有限公司 | 一种宝塔钻及其加工设备 |
| CN119566362A (zh) * | 2024-12-25 | 2025-03-07 | 中国第一重型机械股份公司 | 一种重大型深孔钻镗床 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08168908A (ja) | 深穴加工のための切削液供給装置および方法 | |
| CA2157710C (en) | Deep bore drilling apparatus with rotatable single tube system | |
| CN201960153U (zh) | 数控插芯锁锁芯壳钻孔专用机 | |
| KR101876269B1 (ko) | 전극 자동 교체 기능을 구비하는 세혈 방전 가공기 | |
| CN212350444U (zh) | 一种加工变速箱壳体的打孔机 | |
| CN111843514B (zh) | 一种用于探针的连续加工设备 | |
| US6637986B2 (en) | Drilling apparatus and method | |
| US6095725A (en) | Drilling tool | |
| CN206216246U (zh) | 自动钻孔去毛刺装置 | |
| CN109128275A (zh) | 液压挺杆自动钻孔装置 | |
| CN220446679U (zh) | 一种导管打孔排废料结构 | |
| JP2004322239A (ja) | 加工用工具 | |
| WO2020114705A1 (de) | Verfahren und bearbeitungsvorrichtung zur schneidenden bearbeitung eines hohlkammerprofilförmigen werkstücks | |
| JPH1058251A (ja) | 複合工作機械 | |
| KR101512830B1 (ko) | 연결편용 결합홀부 성형장치 | |
| CN220533552U (zh) | 一种高效打孔装置 | |
| JPH04111708A (ja) | ガンドリル | |
| CN220862797U (zh) | 拉手螺丝自动钻孔机 | |
| CN119388159B (zh) | 一种角钢自动化加工系统 | |
| KR102333229B1 (ko) | 홀이 형성된 단조볼트핀을 생성하는 장치 | |
| CN220373452U (zh) | 一种可调整开孔直径的木板开孔器 | |
| CN120961993B (zh) | 一种定点钻孔倒角一体的多功能铣刀 | |
| CN215356337U (zh) | 导钻排屑装置和钻孔设备 | |
| CN216989917U (zh) | 一种镗孔用多刀头固定镗杆 | |
| CN117260305B (zh) | 一种长孔径工件内牙加工设备和加工方法 |