JPH08169019A - 成形品の離型方法 - Google Patents

成形品の離型方法

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JPH08169019A
JPH08169019A JP31611594A JP31611594A JPH08169019A JP H08169019 A JPH08169019 A JP H08169019A JP 31611594 A JP31611594 A JP 31611594A JP 31611594 A JP31611594 A JP 31611594A JP H08169019 A JPH08169019 A JP H08169019A
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Hideo Mori
日出男 毛利
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】製品部分とバリ部分の離型から分離回収までを
人手に依らずに全自動で行うことにより、作業の確実性
と安全性を向上し、作業時間の短縮と作業者の疲労の軽
減を可能にした成形品の離型方法を提供する。 【構成】この離型方法は、製品部分とバリ部分とからな
る成形品の製品部分のみを金型の割り面上に残した後、
製品部分払出部材を製品部分に接触させながら割り面上
を移動させることにより、割り面から製品部分を離型す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に医療品、電子部
品、食品関連部品などに広く用いられる、特にはJIS
硬度10Hs以上のプラスチックやゴム弾性体からなる成形
品のバリ部分を金型上で分離除去した後、効率よく製品
部分を離型する成形品の離型方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来はゴム弾性体による成形品の金型か
らの離型は、製品部分、バリ部分共に作業者の人手によ
って行われていた。しかし、人手による作業は熱い上下
の金型面を作業者が腰をかがめながら丁寧に成形品を残
らず離型するのが一般的であった。しかも、成形品は金
型から取り出した後、製品部分とバリ部分とを分離除去
する必要があるため、作業が複雑で、多くの成形サイク
ル時間を必要としコスト高になるほか、長時間続けると
疲労も加わって作業能率が低下した。さらに離型時、熱
い金型に触れて手などを火傷する危険性もあり、安全面
からもその改善が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、製品部分とバリ部分の離型から分離回収までを
人手に依らずに全自動で行うことにより、作業の確実性
と安全性を向上し、作業時間の短縮と作業者の疲労の軽
減を可能にした成形品の離型方法を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による成形品の離
型方法は、製品部分とバリ部分とからなる成形品の製品
部分のみを金型の割り面上に残した後、製品部分払出部
材を製品部分に接触させながら割り面上を移動させるこ
とにより、割り面から製品部分を離型することを特徴と
し、特には前記バリ部分が所定の場所に取っ手部および
/またはアンカー部を備えていることを好適とするもの
である。
【0005】本発明は成形品における製品部分とこれに
薄皮状の連絡部で連なったスプルー部、ランナー部、ベ
ント部などのバリ部分との効果的な分離・除去方法に関
するもので、以下、射出成形での応用について例示した
図面にしたがって説明するが、本発明はプレス成形、圧
縮成形などの型成形によるものにも適用できる。図1は
本発明による成形品の一例としてのOリングについて、
射出成形直後の全体の状態を示すもので、図1(a)は
平面図、図1(b)は図1(a)のA−A矢視線にそう
縦断面図である。図中、1が製品部分(Oリング本体)
で、バリ部分はスプルー部2、ランナー部3、ベント部
4、割り面上にはみ出る薄バリ(図示せず)などと、こ
れらと製品部分1とをつなげる薄皮状の連絡部5からな
っている。6はスプルー部2およびベント部4の底部に
必要に応じて設けられるアンカー部で、これによりスプ
ルー部2、ランナー部3、ベント部4などのバリ部分
を、開型時に下金型9に安定して残せるという効果が与
えられる。なお、図1ではスプルー部2、ベント部4の
それぞれに対応してアンカー部が設けられているが、こ
れは成形品の形状によって製品部分1とともに比較的残
り易い部分にのみ設けることもできる。7はベント部4
のように機械的手段により掴みにくい部材の上部に必要
に応じて設けられる取っ手部である。アンカー部6およ
び取っ手部7はいずれも上記製品部分やバリ部分と同時
に一体成形によって設けることができる。
【0006】図2(a)〜(d)は図1に示したOリン
グの離型方法を工程順に縦断面図で示している。まず、
図2(a)は金型の上金型8と下金型9を開いた後、ア
ンカー部6の作用により下金型9に残ったスプルー部
2、ランナー部3、ベント部4などのバリ部分を、スプ
ルー部2の上端部をチャック10で、またベント部4の取
っ手部6をチャック11で、それぞれ掴もうとしている状
態である。なお、製品部分1は図に示すように、上金型
8と下金型9の両割り面にそれぞれ1個づつ付着する場
合もある。図2(b)はスプルー部2とベント部4の取
っ手部6をそれぞれチャック10、11で掴んで引き上げ、
薄皮状の連絡部5より製品1を残して離型した後の状態
を示している。
【0007】図2(c)はシャフト付きロールのような
製品部分払出部材12で上・下金型8、9の割り面上を、
例えば1mm以内のクリアランスで、望ましくは回転力を
加えながら移動させることで、それぞれの割り面に残っ
た製品部分1を離型している状態を示している。この製
品部分払出部材12としては図示のほかブレード、バー、
芯金付きロールなどを用いることもできる。これらの素
材には特に制限はないが、少なくとも表面が製品部分割
り面を傷付けぬように金型や製品よりも軟らかい硬度
で、しかも回転による離型力を有効に製品に伝達するた
め、ゴム弾性体、特にはゴム弾性体を外表面に有する剛
性担持体が好ましく、具体的には外表面がJIS硬度5
〜90Hsの範囲であることが望ましい。図2(d)は製品
部分払出部材12により製品部分1を回収箱13内に回収し
ている状態を示している。これによれば離型された製品
は散乱を防ぐと共に一ケ所にまとめることができる。な
お、上記一連の操作はコンピュータ制御により自動的に
容易に、かつ確実に行わせることができる。
【0008】本発明の離型方法をプレス成形に応用する
場合は、材料のチャージ方法が異なるためバリの形状と
位置は異なるが、アンカー部とチャック用の取っ手部を
成形で設けることにより、射出成形の場合と同等の効果
を得ることができる。さらに、金型内の材料のチャージ
に際して材料の通り道を減圧ないし真空状態にして行う
場合には、取って部7とこれに対応するアンカー部6を
特に設けることのない成形方式である、いわゆるバリな
し成形方式にも適用可能である。
【0009】
【作用】本発明の離型方法によれば、射出またはプレス
成形品などのスプルー部、ランナー部、エアベント部な
どのバリ部分を、金型の割り面上において除去、分離し
た後、製品部分の離型、回収までの全操作を自動で行う
ことができる。
【0010】
【実施例】JIS硬度が40Hsの外径46mm、内径40mmのL
IMS用シリコーン材からなるOリングについて、その
製品部分とバリ部分を分離するために、図2に示す順序
で離型を行った。 ・LIMS用シリコーンゴム(信越化学工業社製) ・駆動用モーター:ACサーボ 100W(安川電機製) ・ロール:シャフト付き発泡シリコーンロール(信越ポ
リマー社製) 本発明の方法によりOリングの離型を行い、1回当りの
離型時間を算出したところ、次の結果が得られた。 ・本発明の離型方法: 10秒、 ・人手による従来方法:35秒、
【0011】
【発明の効果】本発明の離型方法によれば、バリ部分と
製品部分の離型から分離、回収までを全自動で行うため
作業の確実性と安全性が増し、また作業時間の短縮と作
業者の疲労の軽減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形品の一例としてのOリングに
ついて、射出成形直後の全体の状態を示すもので、図1
(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A矢視
線に沿う縦断面図である。
【図2】図1に示したOリングの離型方法を工程順に縦
断面図で示したもので、それぞれ図2(a)は金型を開
いた後、バリ部分をチャックで掴もうとしている状態、
図2(b)はバリ部分をチャックで挟んで割り面より離
型した状態、図2(c)は製品部分払出部材で製品部分
を割り面より離型している状態、図2(d)は製品部分
払出部材で製品部分を回収している状態である。
【符号の説明】
1…製品本体(Oリング)、 2…スプルー部、
3…ランナー部、 4…ベント部、5
…薄皮状の連絡部、 6…アンカー部、7
…取っ手部、 8…上金型、9…下
金型、 10、11…エアチャック、12…
製品部分払出部材、 13…回収箱。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品部分とバリ部分とからなる成形品の製
    品部分のみを金型の割り面上に残した後、製品部分払出
    部材を製品部分に接触させながら割り面上を移動させる
    ことにより、割り面から製品部分を離型することを特徴
    とする成形品の離型方法。
  2. 【請求項2】バリ部分が、所定の場所にアンカー部およ
    び/または取っ手部を備えている請求項1記載の成形品
    の離型方法。
JP31611594A 1994-12-20 1994-12-20 成形品の離型方法 Expired - Lifetime JP3490164B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230350A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Fujikura Rubber Ltd 液状ゴム材料によるoリングの成形離型装置
JP2014237224A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 日本バルカー工業株式会社 金型成形品の製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230350A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Fujikura Rubber Ltd 液状ゴム材料によるoリングの成形離型装置
JP2014237224A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 日本バルカー工業株式会社 金型成形品の製造装置

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