JPH081692B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH081692B2
JPH081692B2 JP1052247A JP5224789A JPH081692B2 JP H081692 B2 JPH081692 B2 JP H081692B2 JP 1052247 A JP1052247 A JP 1052247A JP 5224789 A JP5224789 A JP 5224789A JP H081692 B2 JPH081692 B2 JP H081692B2
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head
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康夫 三橋
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオテープレコーダ(以下、VTRと称
す)などの磁気記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、たとえば放送用1インチヘリカルVTRなど
において、オートマチツク・スキヤン・トラツキング
(以下、ASTと称す)やダイナミツク・トラツク・フオ
ローイング(以下、DTFと称す)という名称で呼ばれて
いるもののように、再生時にヘツドをテープのトラツク
幅方向に動かしながら自動的にトラツキングをおこなう
ように構成したものが既に開発されている。
第7図は従来の磁気記録再生装置における回転ヘツド
装置のヘツド構造を示す斜視図であり、同図において、
(1),(2)は通常の記録再生用固定ヘツド、
(3),(4)はASTやDTF時に動作する特殊再生専用可
動ヘツド、(5),(6)はバイモルフ型圧電素子で、
上記特殊再生専用可動ヘツド(3),(4)を取り付け
ている。(7)は回転ドラムで、上記記録再生用固定ヘ
ツド(1),(2)およびバイモルフ型圧電素子
(5),(6)を取り付けて1800rpmで回転する。
第8図はDTF方式VTRにおいて、上記特殊再生専用可能
ヘツド(3),(4)のアクチユエータ部分の拡大構造
を示す図で、同図において、(8)は固定ドラム、
(9)は磁気テープである。
また、第9図は従来から使用されている上記バイモル
フ型圧電素子(5),(6)の動作原理を示すものであ
り、このバイモルフ型圧電素子(5),(6)は2枚の
圧電素子(5a),(5b)、(6a)(6b)を3枚の電極
(5c)、(6c)でサンドイツチ状にはさんだ構造のバイ
モルフ板より構成されており、このバイモルフ板の自由
端に上記特殊再生専用可動ヘツド(3),(4)が取り
付けられている。この特殊再生専用可動ヘツド(3),
(4)は、電極(5c)、(6c)に交流電圧を付加するこ
とにともなう圧電素子(5a),(5b)、(6a),(6b)
の伸縮作用により第8図に示すように、ドラムの軸方向
(a−b)に上下移動できる構造になつている。
つぎに、上記構成の動作について、第10図を参照しな
がら、例えば高速再生動作(ノイズレスのスピードサー
チ)をおこなつた場合の原理について説明する。
第10図において、A1,B1,A2,B2,A3,B3・・・は磁気テ
ープ(9)上に記録されたビデオトラツクを示し、Cは
コントロールトラツク、Dはオーデイオトラツクを示し
ている。ここでA1,A2,A3・・・と、B1,B2,B3とは異なる
アジマス角度のヘツドで記録されたビデオトラツクであ
る。
いま、スピードサーチの一例として5倍速で再生する
場合を想定する。その特殊再生専用可動ヘツド(3)用
の圧電素子(5)を駆動しない場合、その特殊再生専用
可動ヘツド(3)の走査軌跡は第10図の破線Lのように
なり、特殊再生専用可動ヘツド(3)のアジマス角度が
Aトラツクのアジマス角度と同一であると、再生される
信号はトラツクA1,A2,A3を走査する部分のみであり、再
生画面にノイズバーを生じる。ここで、再生時にテープ
が5倍速で走行しても、トラツクA1を完全に再生するた
めには、特殊再生専用可動ヘツド(3)が磁気テープ
(9)と接触する1フイールド期間にそのヘツド(3)
をトラツク軸方向(図中の左側)に4トラツクピツチだ
け移動させればよい。次のフイールドではもう1つの特
殊再生専用可動ヘツド(4)を4トラツクピツチ分移動
することになる。
このようにして、A1,B3,A6・・・トラツクを完全に走
査し、ノイズレスの再生信号を得ている。すなわち、上
述の動作により、再生時に特殊再生専用可動ヘツド
(3),(4)をテープ速度に応じてトラツク軸方向に
移動させることにより、通常再生はもちろん、あらゆる
速度におけるノイズレス再生が実現できる。
第11図は従来の自動トラツキング装置のブロツク回路
図を示す。同図において、(10)はロータリートラン
ス、(11)は通常再生用のヘツドアンプで、記録再生用
固定ヘツド(1),(2)によりピツクアツプされた微
少レベルの再生FM信号を増幅し、タイミングゼネレータ
(36)の出力信号によつて切換られるスイツチ(12)を
介して再生信号処理回路(13)に入力してビデオ信号V
に復調される。(14)はサーチ用ヘツドアンプで、例え
ば5倍速再生を行なう際に、可動ヘツド(3),(4)
によりピツクアツプされた微少レベルの再生FM信号を増
幅する。(15)はこの再生FM信号のエンベロープを検出
するエンベロープ検波回路、(16)はサーチ時のバイモ
ルフ型圧電素子(5),(6)の駆動電圧信号(以下、
サーチ補正信号と称す)を出力するマイクロコンピユー
タ、(17)はキヤプスタンFG信号(以下、CP・FG信号と
称す)を計数し、コントロール信号(以下、CTL信号と
称す)でリセツトされるFGカウンタ、(18)はコンパレ
ータ、(19)はフローテイングカウンタ、(20)は速度
カウンタ、(21a),(21b)は出力カウンタ、(22
a),(22b)は加算器、(23a),(23b)はローパスフ
イルタ(以下、LPFと称す)、(24a),(24b)はバイ
モルフ型圧電素子(5),(6)を駆動する高圧アン
プ、(25)は垂直同期分離回路(以下、V同期分離回路
と称す)である。
第11図に示した従来の自動トラツキング装置は、CTL
信号、CP・FG信号およびヘツドスイツチ信号(以下、HS
W信号と称す)を入力としてバイモルフ型圧電素子
(5),(6)を駆動する駆動電圧eの信号波形を決定
するように構成したものである。すなわち、CP・FG信号
をCTL信号によつてリセツトされるFGカウンタ(17)で
計数し、コンパレータ(18)に供給する。このコンパレ
ータ(18)のしきい値は速度カウンタ(20)により決定
される。このしきい値がコンパレータ(18)の出力によ
りフローテイングカウンタ(19)にプリセツトされる。
このフローテイングカウンタ(19)の出力信号は出力カ
ウンタ(21a),(21b)のプリセツト値として供給され
る。この出力カウンタ(21a),(21b)は、フローテイ
ングカウンタ(19)から入力されるプリセツト値をHSW
信号の立上りまた立下りでプリセツトするカウンタで、
この出力カウンタ(21a),(21b)の出力信号に、エン
ベロープ検波回路(15)から入力されるエンベロープ検
波信号を基準にしてマイクロコンピユータ(16)で5倍
速再生に必要な補正をおこなうサーチ補正信号を加算器
(22a),(22b)でそれぞれ加算し、これらの出力信号
のリツプル成分をLPF(23a),(23b)で除去し、高圧
アンプ(24a),(24b)に印加して、バイモルフ型圧電
素子(5),(6)を駆動することにより自動トラツキ
ング動作をおこなわせる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の可動ヘツドを備えた磁気記録再生装置は、以上
のように構成されていたので、ノイズレスのスピードサ
ーチやスチル、スローなどの特殊再生動作において、第
8図に示すように、可動ヘツド(3),(4)の先端が
磁気テープ(9)に斜めに接触していても、ほぼ満足す
る再生性能を得ることができる。しかし、通常の再生動
作および記録動作における可動ヘツド(3),(4)と
磁気テープ(9)との接触姿勢は直接C/Nに影響するか
ら、可動ヘツド(3),(4)の先端が磁気テープ
(9)面に斜めに、つまり第8図のaまたはbのポイン
トのように、ある中心ポイントを軸に円弧を描いて可動
ヘッドが移動して接触すると、この接触姿勢において可
動ヘッド(3)(4)の先端と磁気テープ(9)の面が
直角に接触しないため、C/Nがいちじるしく悪くなり、
満足な再生性能が得られない。
また、通常の再生動作時には、可動ヘツド(3),
(4)を再生FM信号のレベルが最大になるように動作さ
せることで、再生性能を多少とも向上できるけれども、
通常の記録動作時において、可動ヘツド(3),(4)
の挙動を定める基準が存在しない。例えばVHS方式VTRの
テープフオーマツトに準拠して正しい記録動作をおこな
おうとしても、挙動制御のための基準となる信号を磁気
テープから検出することができない。
以上の理由により、可動ヘツドによる通常の記録再生
動作を正しくおこなうことは困難であり、そのため、従
来の磁気記録再生装置では、可動ヘツドを特殊再生用ヘ
ツドとしてのみ専用的に使用しており、したがつて、ヘ
ツド数が多くなり、それだけテープたたき現象が多くて
ジツタを発生しやすいとともに、コストも高くなる欠点
があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、1対の可動ヘツドのみによりスピードサー
チなどの特殊再生時のノイズレス化はもちろん、通常再
生時のC/Nの向上および通常記録時の基準フオーマツト
に準拠した適確な挙動制御を可能にして、性能的にもコ
スト的にも有効な磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる磁気記録再生装置は、回転ドラム
と、この回転ドラムにその軸方向に平行移動可能に取り
付けられた記録・再生用の可動ヘッドと、この可動ヘッ
ドを回転ドラムの軸方向と平行に、供給電流に対応した
距離移動させる電磁駆動機構と、可動ヘッドで再生した
信号からエンベロープ検波信号を生成するエンベロープ
検波手段と、記録媒体の走行速度に対応して発生する基
準信号をエンベロープ検波信号によってこのエンベロー
プ検波信号が最大になるよう補正演算する演算手段と、
演算手段により記録済の標準記録媒体の走行速度に対応
して発生する基準信号をエンベロープ検波信号によって
このエンベロープ検波信号が最大になるよう補正演算し
た信号を記憶する記憶手段を備え、記録時には、記憶手
段から読出された信号にもとづいて制御される電磁駆動
機構により可動ヘッドを所定位置に移動させて記録し、
再生時には、演算手段の出力信号にもとづいて制御され
る電磁駆動機構により可動ヘッドを移動させて再生する
ように構成したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、スピードサーチなどの特殊再生お
よび通常再生のいずれの再生動作の場合も、再生FM信号
のレベルが最大となるように、1対の可動ヘツドを磁気
テープに面接触させたまま自動トラツキングすることに
よりノイズレス特殊再生およびC/Nのよい良好な通常再
生をおこなえる。また、記録動作時には上記のような良
好な再生動作時のテープ記録フオーマツトを読出し、そ
れを基準として可動ヘツドの挙動を制御することによ
り、可動ヘツドによつて正しい記録をおこなうことがで
きる。このように、1対の可動ヘツドのみで特殊再生お
よび通常の記録再生のすべての動作が可能なため、回転
ドラム上のヘツド数を少なくして、テープのたたき現象
にともなうジツタの発生を抑制できるとともに、コスト
の低減を図り得る。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置
における回転磁気ヘツド装置のドラム構造を示す縦断面
図であり、同図において、(7)は回転ドラム、(8)
は固定ドラム、(10)は後述する可動ヘツドユニツト内
のコイルに電流を印加するための電極ブラシ、(11)は
回転するスリツプリング、(12)はドラムモータ、(1
3)はロータリートランスである。
(100)は可動ヘツドユニツトであり、少なくともこ
のヘツドユニツト(100)と上記ロータリートランス(1
3)の上部は上記回転ドラム(7)に固着されており、
ドラムモータ(12)の回転動作により1800rpmで一定回
転する。
第2図(a)は上記可動ヘツドユニツト(100)の構
成を示す斜視断面図、第2図(b)はその縦断面図であ
り、同図において、(101),(102)は円形バネで、そ
の一方の円形バネ(101)の一端に可動ヘツド(3),
(4)が固着されている。この円形バネ(101),(10
2)の中心部には空心ボビン(103)が固着されている。
また、この空心ボビン(103)の外周に0.1mm程度の細い
銅線からなる巻線コイル(104)が巻回されている。
第2図(a)は上記可動ヘツドユニツト(100)の構
成を示す斜視断面図、第2図(b)はその縦断面図であ
り、同図において、(101),(102)は円形バネで、そ
の一方の円形バネ(101)の一端に可動ヘツド(3),
(4)が固着されている。この円形バネ(101),(10
2)の中心部には空心ボビン(103)が固着されている。
また、この空心ボビン(103)の外周に0.1mm程度の細い
銅線からなる巻線コイル(104)が巻回されている。
(105)は希土類コバルトなどからなる永久磁石、(1
06)は軟鉄よりなるボールビース、(107),(108)は
軟鉄より構成されるヨークで、上記空心ボビン(103)
の中には上記永久磁石(105)が配置され、この永久磁
石(105)はヨーク(108)に固着されている。これらに
より、上記可動ヘツド(3),(4)の駆動機構を構成
している。(109)はキヤツプ、(110)は巻線コイル
(104)の引き出し線が接続されるプリント基板であ
る。
第3図(a),(b)は上記円形バネ(101),(10
2)の構成を示す拡大平面図である。この2枚の円形バ
ネ(101),(102)は、0.08mmの厚さをもつ銅合金板
(101A),(102A)に第3図(a),(b)に示すよう
に、スリツト(101b),(102a)を数多く形成すること
により、やわらかい均一な弾性をもたせている。その中
心部に小形成形品(101B),(102B)を嵌着し、この中
にコイル付空心ボビン(103)を固着している。また、
円形バネ(101)の外周の一部には第3図(a)で明示
のように、切り込みの入つた長い突片(101a)が取り出
されており、その先端に可動ヘツド(3),(4)が取
り付けられている。
いま、第4図に示すように、永久磁石(105)のS,N極
が上下に設けられ、巻線コイル(104)に電流が流れる
と、フレーミングの左手の法則により矢印A方向に力が
働いて、空心ボビン(103)は下方向に移動する。この
とき、円形バネ(101),(102)の外周はヨーク(10
7)に固着されているが、やわらかい均一な弾性を有し
ているため、空心ボビン(103)の全体が電流の大きさ
に比例して下方向に移動する。
このようなボビン(103)の移動にともなつて、円形
バネ(101)の長い突片(101a)に取り付けられた可動
ヘツド(3),(4)は下方向A1にそのまま平行移動す
る。また、上記巻線コイル(104)に流れる電流を上記
の場合と逆方向にすると、上述とは逆に空心ボビン(10
3)は矢印Bで示すように、上方向に平行移動し、可動
ヘツド(3),(4)は上方向B1に平行移動する。
以上の説明でわかるように、可動ヘツド(3),
(4)はドラム(7),(8)の軸方向に沿つて上下に
平行移動するために、テープと可動ヘツド(3),
(4)の摺動面は常に全面接触して、テープ磁性面のFM
信号を最大限にピツクアツプすることができるととも
に、ヘツド外周面のエツジによりテープを損傷すること
がない。
第5図はこの発明のトラツキング装置の構成を示す電
気回路のブロツク図であり、同図において、第11図の従
来例と同一の符号を付したものは、同一または相当部分
を示している。なお、ここで通常の記録再生用固定ヘツ
ド(1),(2)は除去されており、これにともないロ
ータリートランス(10)の巻線も4個から2個に減少
し、通常再生用ヘツドアンプ(11)は除去されている。
また、(14)は特殊再生および通常再生時のヘツドアン
プであり、記録時の記録アンプを備えた増幅器となる。
第5図において、(31)はエンベロープ検波出力電圧
をデジタル信号に変換するA/D変換回路、(32)はそれ
ぞれのタイミング入力信号、モード出力信号によつて駆
動ヘツドをコントロールするためのデジタルデータ信号
を出力するマイクロコンピユータで、2つの可動ヘツド
(3),(4)を駆動する巻線コイル(104a),(10
b)に対して、それぞれ走査信号基本波形発生ROM(32
a),(32e)と、傾き角補正ROM(32b),(32f)と、
走査信号の磁気テープに対する位相を補正する最適トラ
ツク移動ROM(32c),(32g)と、山登り補正ROM(32
d),(32h)と、可動ヘツド(3),(4)を磁気テー
プと接触していない期間内に振り戻す振り戻し信号波形
発生ROM(32i)とが設けられている。(32a)、(33
b)、(33c)、(33d)は上記マイクロコンピユータ(3
2)のそれぞれの出力ポートに対応した出力信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換回路、(34a),(34b)は
各D/A変換回路(33a)、(33b)、(33c)、(33d)か
ら出力された2つのアナログ信号を加算する加算器、
(35)は各種の再生モードでのシーケンス制御をおこな
うためのシーケンスコントロール回路で、遅延回路(35
a)とコントロール回路(35b)とを有する。
(36a),(36b)は後述する2つのイレーザブルROM
(39a),(39b)から読出したデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換回路、(37)は2つのイレーザ
ブルROM(39a),(39b)を駆動するマイクロコンピユ
ータ、(38a),(38b)は互いに連動したアナログスイ
ツチで、それぞれ特殊および通常再生のポジシヨンPLAY
と記録のポジシヨンREC.が存在する。(39a),(39b)
は不揮発メモリで、書き変え可能なイレーザブルROMか
らなる。(40)は記録信号処理回路である。
つぎに、上記構成の動作を第6図に示した各部の信号
波形を参照して説明する。
シーケンスコントロール回路(35)に、第6図(a)
に示す固定ヘツド切換フリツプフロツプ信号FFが入力さ
れ、遅延回路(35a)で所定量遅延されたのち、第6図
(b)に示す可動ヘツド切換フリツプフロツプ信号MVFF
がマイクロコンピユータ(32)に入力される。
いま、第10図に示すように5倍速の順方向サーチ再生
をおこなうものとすると、この指令がシーケンスコント
ロール回路(35)から出力されると、マイクロコンピユ
ータ(32)は内蔵するROM(32a)〜(32i)のうち、5
倍速の可動ヘツド(3),(4)の走査パターンの理想
値を指定する走査信号基本波形発生ROM(32a)のROM内
容を送出する。この走査信号基本波形発生ROM(32a)よ
り送出された波形信号は(33a)、(34a)、(38a)、
(23a)、(24a)を経て可動ヘツド駆動用巻線コイル
(104a)に印加され、可動ヘツド(3)がトラツクA1上
を走査する基本的な位置、すなわち第10図のL2の軌跡を
とるように定められる。
この動作は、第6図(c)中のイ部の破線で示した動
作に相当する。
このとき、可動ヘツド(3)が再生したトラツクA1の
信号はエンベロープ検波回路(15)でエンベロープ検波
され、A/D変換回路(31)でデジタル信号に変換された
信号Sがシリアルに送出されてマイクロコンピユータ
(32)に加えられる。ついで、このマイクロコンピユー
タ(32)は上記エンベロープ検波信号Sと選定された走
査信号の基本波形とをステツプごとに順次比較・演算
し、種々の補正値が準備されている傾き補正ROM(32b)
(約30種は必要)のうち最適傾き補正値となるものを選
び出し、この傾き補正信号を加算器(34a)で加算した
走査信号が巻線コイル(104a)に印加される。この結
果、可動ヘツド(3)の走査軌跡の傾き角は第6図
(c)中のイ部の矢印で示したように補正され、この補
正動作は、第10図の矢印aで示したヘツド移動量の補正
に相当するものである。
ここまでの動作で、記録トラツクA1の傾角と可動ヘツ
ド(3)の特殊再生時の走査軌跡が第6図(c)中のイ
部の実線に示すように一致することになる。
次に、5倍速の順方向のサーチ時に最適の結果を得る
ために予め選定されたトラツクを選ぶための最適トラツ
ク移動信号を最適トラツク移動ROM(32c)から読み出
し、この移動信号が加算された駆動信号が巻線コイル
(104a)に加えられて最適トラツク上を可動ヘツド
(3)が走査する。この場合も同様にエンベロープ検波
信号Sがマイクロコンピユータ(32)に加えられ、この
レベルから最適トラツクの選定がおこなわれる。
以上の動作で、ほぼ最適状態、つまりL2のトラツク上
を可動ヘツド(3)が走査することになるが、さらに最
適トラツク内で一番よい位置、つまりエンベロープ信号
Sのレベルが最大値となる位置を追尾させるため、可動
ヘツド(3)の走査軌跡と平行に変位させるいわゆる山
登り補正をかける。この動作は再生信号処理回路(13)
で復調され、V同期分離回路(25)で分離された垂直同
期信号V−SYNCを基準に、マイクロコンピユータ(32)
内の山登り補正ROM(32d)で可動ヘッドの走査軌跡と記
録トラックとをオフセツトさせ、シリアルエンベロープ
検波信号Sが最大値になるようにする。
この動作は第6図(d)のロ部の破線で示した動作に
相当し、この結果第10図ではX点を正確に追いかけ、か
つ、1フイールド期間の間、記録トラツクのセンターラ
インを走査するためビデオトラツクに対して直角方向に
微調整をかけることに相当している。
以上の動作説明は可動ヘツド(3)について述べた
が、可動ヘツド(4)についても全く同じで、この場合
は走査信号基本波形発生ROM(32e)、傾き角補正ROM(3
2f)、最適トラツク移動ROM(32g)、山登り補正ROM(3
2h)、D/A変換回路(33c)、(33d)、加算器(34d)、
アナログスイツチ(38b)、LPF(23b)、駆動アンプ(2
4b)の作動により可動ヘツド(4)が駆動され、その移
動量は第10図の矢印bで示す通りである。
次に、可動ヘツド(3)が磁気テープ面の走査を終わ
り、ついで可動ヘツド(4)が磁気テープ面を走査して
いるとき、この可動ヘツド(3)はテープ面との接触は
なく、空中を回転移動している。このフイールド期間、
つまり可動ヘツド(4)が磁気テープ面を走査している
フイールド期間の可動ヘツド(3)の挙動は、前走行フ
イールド期間のエンベロープ信号波形によつて、あらか
じめ想定されている振り戻し信号波形発生ROM(32i)
(約5種は必要)のうち最適なものを選び出し、D/A変
換器(33a)に送出する。この振り戻し信号波形を第6
図(c)のハ部に示す。ハ部破線のように不適当な振り
戻し信号波形を選択すると、MVFF信号の切り換わり点で
大きな段差が生じ、可動ヘツド(3)が大きく変位して
ノイズが発生する。
このように予め準備された振り戻し信号波形発生ROM
(32i)の振り戻し信号波形にしたがつてドラム半回転
時の可動ヘツドを駆動すると、第6図(c)(d)の実
線で示すように連続した滑らかな駆動がおこなわれ、ノ
イズの発生のない安定した5倍速サーチ信号が得られ
る。
なお、第6図に示すように1フイールド期間内のマイ
クロコンピユータ(32)のステツプ数を256ステツプと
すると、第6図(c)および(d)に示すように、マイ
クロコンピユータ(32)の0〜116ステツプの間(1/30H
Z×116/256=約15msec)は選択された固定パターンで可
動ヘツドの振り戻し駆動され、残りの117〜256ステツプ
の間はマイクロコンピユータ(32)の中でエンベロープ
検波信号と比較演算をおこない、次の記録トラツク上を
可動ヘツドが正確に走行するように傾き角補正、山登り
補正をかけていく。この時のエンベロープ検波信号デー
タによつて次の約15msecの間の振り戻し信号の波形を選
択してゆき、可動ヘツド(3),(4)の再生信号がほ
ぼ連続してつながるように可動ヘツドが駆動される。
なお、上記マイクロコンピユータ(32)の具体例とし
ては、M50747(8bit 8kバイトROM)があげられる。
次に、通常再生時の動作について説明する。
通常再生動作は上記したスピードサーチ再生動作と基
本的に同じであるが、この時のテープスピードは1倍の
スピードであるから、可動ヘツド(3),(4)は5倍
速のスピードサーチ再生のときほど大きく移動させる必
要がない。第10図に示したヘツド移動量(a),(b)
がほぼ零に近い。したがつて、可動ヘツド(3),
(4)の駆動信号波形は第6図(e),(f)のように
なる。このときも記録されたテープそれぞれのビデオト
ラツクの傾き角および直線性に従つて可動ヘツド
(3),(4)が完全に追尾するため、十分な再生出力
が得られ、隣接トラツクのクロストークも少なく、高画
質の再生が可能となる。
次に、記録時の動作について説明する。
通常の記録動作時にはテープに基準となる信号が存在
しないため、エンベロープ検波回路(15)からの出力が
ない。そこで基準となる記録テープ、例えばVHS方式の
フオーマツトに正確に準拠した基準テープでビデオトラ
ツクの幅、傾き角、直線性などが正しく管理され、テー
プ製造メーカーが生産工程で使用しているVHS方式標準
テープを挿入して再生動作をおこなう。このときの動作
は、上述した再生動作とまつたく同じであり、このよう
な再生動作時の各ROM(32a),(32b),(32c),(32
d),(32i)の出力信号をイレーザブルROM(39a)に記
憶させる。また、各ROM(32e),(32f),(32g),
(32h),(32i)の出力信号をイレーザブルROM(39b)
に記憶させる。すなわち、イレーザブルROM(39a),
(39b)に上記VHS方式基準テープを使用した再生動作時
における可動ヘツド(3),(4)の理想的な駆動信号
波形データを通常記録に先だって記憶させておく。つい
で、実際の記録動作時において、これらイレーザブルRO
M(39a),(39b)に記憶されたデジタルな駆動信号波
形を読み出して、D/A変換回路(36a),(36b)により
アナログ信号に変換し、アナログスイツチ(38a),(3
8b)のREC.ポジシヨンを経てLPF(23a),(23b)およ
び高圧アンプ(24a),(24b)を介して上記巻線コイル
(104a),(104b)に駆動信号を印加する。
なお、上記イレーザブルROM(39a),(39b)の書き
込みは生産時に一度おこなうだけでよいが、長期間使用
してVTR内部がドリフトした場合、再度ROM(39a),(3
9b)を書きなおすことで、理想的なフオーマツトでの記
録テープをおこなうことができる。この点からソフトテ
ープを作成するダビング機には最適である。
また、標準フオーマツトにあわせるためにドラム上に
取り付ける固定ヘツドの取り付け精度は1μmを必要と
していたが、この発明によれば、イレーザブルROM(39
a),(39b)に書き込まれるデーターにより補正がかか
るので高い取り付け精度を必要とせず、ラフな取り付け
でよいから、組立て性が著しく向上できる。
また、マイクロコンピユータ(32)の内部構成は種々
考えられるので、必ずしも上記実施例の構成でなくても
よい。
また、上記実施例において、第1図から第6図に示し
た構成で、5倍速サーチ再生の場合について説明した
が、スロー、ステイル、逆再生などにもマイクロコンピ
ユータ内のROMを増加すれば対応できる。さらに、可動
ヘツド(3),(4)は巻線コイルを用いて移動させる
構成としたが、ドラムの回転軸方向に約±300μm移動
させることができるように構成されたものであればよ
い。
なお、マイクロコンピユータ内の基本波形発生ROM(3
2a),(32e),(32i)の種類を増やしてエンベロープ
検波信号波形に従つてさらに細かく選択できるように構
成すると、傾き補正の量が少なく、短期間に収束し、か
つ精度もあがるのですばやくノイズが消え、しかも完全
にノイズレスの画像を再生できるトラツキング装置が得
られる。
なお、駆動信号波形を記憶する記憶回路の1例とし
て、上記実施例では、不揮発性メモリであるイレーザブ
ルROM(39a),(39b)を示したが、記憶素子一般の部
品でも構成できる。
また、上記実施例で示した2つのマイクロコンピユー
タ(32),(37)を1つのマイクロコンピユータで構成
してもよい。
さらに、回転ドラムに1対の可動ヘツドを設けたもの
で説明したが、3個以上の可動ヘツドを設けた場合で
も、上記実施例と同様な効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、回転ドラムに取り
付けた可動ヘツドを、再生動作時においては磁気テープ
に面接触させたままで再生FM信号のレベルが最大となる
ように自動トラツキング制御するから、スピードサーチ
のような特殊再生時のノイズレス化および通常再生時の
C/Nの向上が達成できる。しかも、記録動作時には良好
な再生動作時の駆動信号波形を読出して、可動ヘツドの
挙動を適確に制御できるので、標準テープのフオーマツ
トに準拠した正確な記録がおこなえる。したがつて、可
動ヘツドのみで特殊再生および通常の記録再生が可能と
なり、ヘツド数の削減により、テープたたき現象にとも
なうジツタの発生が抑制できるとともに、コストの低減
化を図り得る。また、ヘツドの取り付け精度がラフであ
つても電気的な制御でそれを補正できるから、組立加工
性を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置に
おける回転磁気ヘツド装置のドラム構造を示す縦断面
図、第2図(a)および(b)はヘツドユニツトの構成
を示す斜視断面図および縦断面図、第3図(a),
(b)は円形バネの構成を示す拡大横断面図、第4図は
ヘツドユニツトの動作原理を説明する要部の概略縦断面
図、第5図はトラツキング装置の構成を示す電気回路ブ
ロツク図、第6図はトラツキング動作を説明するための
信号波形図、第7図は従来の磁気記録再生装置における
回転ヘツド装置のドラム構造を示す斜視図、第8図は可
動ヘツドのアクチユエータ部分の拡大構造図、第9図は
バイモルフ型圧電素子の動作原理の説明図、第10図は5
倍速のスピードサーチ動作をおこなつている時のテープ
パターン上の可動ヘツドの移動説明図、第11図は従来の
自動トラツキング装置の具体的な電気回路のブロツク図
である。 (3),(4)……可動ヘツド、(7)……回転ヘツ
ド、(15)……エンベロープ検波回路、(24a),(24
b)……駆動用アンプ、(32),(37)……マイクロコ
ンピユータ、(32a),(32e)……基本波形発生ROM、
(32b),(32f)……傾き補正ROM、(32c),(32g)
……最適トラツク移動ROM、(32d),(32h)……山登
り補正ROM、(32i)……振り戻し基本波形発生ROM、(3
3a),(33b)……D/A変換回路、(34a),(34b)……
加算器、(35)……シーケンスコントロール回路、(36
a),(36b)……D/A変換回路、(39a),(39b)……
イレーザブルROM、(100)……可動ヘツドユニツト、
(104a),(104b)……巻線コイル。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムと、 この回転ドラムにその軸方向に平行移動可能に取り付け
    られた記録・再生用の可動ヘッドと、 この可動ヘッドを回転ドラムの軸方向と平行に、供給電
    流に対応した距離移動させる電磁駆動機構と、 上記可動ヘッドで再生した信号からエンベロープ検波信
    号を生成するエンベロープ検波手段と、 記録媒体の走行速度に対応して発生する基準信号をエン
    ベロープ検波信号によってこのエンベロープ検波信号が
    最大になるよう補正演算する演算手段と、 上記演算手段により記録済の標準記録媒体の走行速度に
    対応して発生する基準信号をエンベロープ検波信号によ
    ってこのエンベロープ検波信号が最大になるよう補正演
    算した信号を記憶する記憶手段を備え、 記録時には、上記記憶手段から読出された信号にもとづ
    いて制御される上記電磁駆動機構により可動ヘッドを所
    定位置に移動させて記録し、 再生時には、上記演算手段の出力信号にもとづいて制御
    される上記電磁駆動機構により可動ヘッドを移動させて
    再生するよう構成したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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