JPH08169691A - ウインチの制御回路 - Google Patents
ウインチの制御回路Info
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- JPH08169691A JPH08169691A JP31645394A JP31645394A JPH08169691A JP H08169691 A JPH08169691 A JP H08169691A JP 31645394 A JP31645394 A JP 31645394A JP 31645394 A JP31645394 A JP 31645394A JP H08169691 A JPH08169691 A JP H08169691A
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Links
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 30
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性や作業性を高めたウインチの制御回路
を提供する。 【構成】 原動機に駆動される可変容量形の第1の油圧
ポンプ1と、原動機に駆動されかつ第1の油圧ポンプ1
よりも小容量の第2の油圧ポンプ8と、ウインチ11を
駆動する油圧モータ3と、第1の油圧ポンプ1および第
2の油圧ポンプ8のうちいずれの吐出油を油圧モータ3
に導くかを選択するポンプ選択手段10a,10b,S
W1とを備えたウインチの制御回路において、第1の油
圧ポンプ1の吐出油を油圧モータ3に導いて得られるウ
インチ11の速度域と、第2の油圧ポンプ8の吐出油を
油圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域と
を連続させる。
を提供する。 【構成】 原動機に駆動される可変容量形の第1の油圧
ポンプ1と、原動機に駆動されかつ第1の油圧ポンプ1
よりも小容量の第2の油圧ポンプ8と、ウインチ11を
駆動する油圧モータ3と、第1の油圧ポンプ1および第
2の油圧ポンプ8のうちいずれの吐出油を油圧モータ3
に導くかを選択するポンプ選択手段10a,10b,S
W1とを備えたウインチの制御回路において、第1の油
圧ポンプ1の吐出油を油圧モータ3に導いて得られるウ
インチ11の速度域と、第2の油圧ポンプ8の吐出油を
油圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域と
を連続させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧クレーン、油圧シ
ョベル、杭打機等の建設機械に用いられるウインチの制
御回路に関する。
ョベル、杭打機等の建設機械に用いられるウインチの制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械に岩盤掘削や精密地盤改良用の
アタッチメントを装着し、これをウインチで昇降させる
場合、ウインチを通常速度(ロープ速度で最低4m/分
程度)よりも遥かに遅い超微速度(ロープ速度で0.5
〜1.0m/分程度)で駆動する必要がある。ここで、
ウインチ駆動用のモータへ圧油を供給する主ポンプに
は、幅広い速度領域に対応すべく可変容量形のものが使
用される。ところが、主ポンプは他の油圧アクチュエー
タの油圧源としても共用されるために基本容量が大き
く、上述した超微速度を主ポンプの容量制御で実現する
ことは難しい。そこで、特開平5−254785号公報
の制御回路では、主ポンプに比して吐出容量が十分に小
さい固定容量形の補助ポンプを設け、超微速度が必要な
ときは補助ポンプからの圧油でウインチを駆動してい
る。
アタッチメントを装着し、これをウインチで昇降させる
場合、ウインチを通常速度(ロープ速度で最低4m/分
程度)よりも遥かに遅い超微速度(ロープ速度で0.5
〜1.0m/分程度)で駆動する必要がある。ここで、
ウインチ駆動用のモータへ圧油を供給する主ポンプに
は、幅広い速度領域に対応すべく可変容量形のものが使
用される。ところが、主ポンプは他の油圧アクチュエー
タの油圧源としても共用されるために基本容量が大き
く、上述した超微速度を主ポンプの容量制御で実現する
ことは難しい。そこで、特開平5−254785号公報
の制御回路では、主ポンプに比して吐出容量が十分に小
さい固定容量形の補助ポンプを設け、超微速度が必要な
ときは補助ポンプからの圧油でウインチを駆動してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報記載のよ
うな制御回路では、主ポンプの最小容量と最大容量の差
を過度に大きくすると小容量から大容量への容量変化が
急激でキャビテーションが発生するおそれがある。従っ
て、主ポンプの最小容量は比較的大きく設定されてい
た。その一方、補助ポンプの吐出容量は超微速駆動のみ
を前提として相当に小さく設定されていた。このため、
主ポンプの吐出油を油圧モータに導いて得られる速度域
と、補助ポンプの吐出油を油圧モータに導いて得られる
速度域とに隔たりが生じ、両速度域の中間の速度が得ら
れない設定となっていた。このため、操作性や作業性に
問題があった。
うな制御回路では、主ポンプの最小容量と最大容量の差
を過度に大きくすると小容量から大容量への容量変化が
急激でキャビテーションが発生するおそれがある。従っ
て、主ポンプの最小容量は比較的大きく設定されてい
た。その一方、補助ポンプの吐出容量は超微速駆動のみ
を前提として相当に小さく設定されていた。このため、
主ポンプの吐出油を油圧モータに導いて得られる速度域
と、補助ポンプの吐出油を油圧モータに導いて得られる
速度域とに隔たりが生じ、両速度域の中間の速度が得ら
れない設定となっていた。このため、操作性や作業性に
問題があった。
【0004】本発明の目的は、操作性や作業性を高めた
ウインチ制御回路を提供することにある。
ウインチ制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、原動機に駆動される可
変容量形の第1の油圧ポンプ1と、原動機に駆動されか
つ第1の油圧ポンプ1よりも小容量の第2の油圧ポンプ
8と、ウインチ11を駆動する油圧モータ3と、第1の
油圧ポンプ1および第2の油圧ポンプ8のうちいずれの
吐出油を油圧モータ3に導くかを選択するポンプ選択手
段10a,10b,SW1とを備えたウインチの制御回
路に適用される。そして、第1の油圧ポンプ1の吐出油
を油圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域
(図2の区間A)と、第2の油圧ポンプ8の吐出油を油
圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域(図
2の区間B)とを連続させて上述した目的を達成する。
請求項2の発明では、第2の油圧ポンプ8が可変容量形
とされている。
応付けて説明すると、本発明は、原動機に駆動される可
変容量形の第1の油圧ポンプ1と、原動機に駆動されか
つ第1の油圧ポンプ1よりも小容量の第2の油圧ポンプ
8と、ウインチ11を駆動する油圧モータ3と、第1の
油圧ポンプ1および第2の油圧ポンプ8のうちいずれの
吐出油を油圧モータ3に導くかを選択するポンプ選択手
段10a,10b,SW1とを備えたウインチの制御回
路に適用される。そして、第1の油圧ポンプ1の吐出油
を油圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域
(図2の区間A)と、第2の油圧ポンプ8の吐出油を油
圧モータ3に導いて得られるウインチ11の速度域(図
2の区間B)とを連続させて上述した目的を達成する。
請求項2の発明では、第2の油圧ポンプ8が可変容量形
とされている。
【0006】
【作用】二つの油圧ポンプ1,8の吐出油を油圧モータ
3にそれぞれ導いて得られる二つの速度域が連続するよ
うにしたので、第2の油圧ポンプ8を使用したときの最
低速度から第1の油圧ポンプ1を使用したときの最高速
度まで切れ目のない連続的な速度制御が可能となる。請
求項2の発明では、第2の油圧ポンプ8の吐出容量の変
更により第2の油圧ポンプ8の吐出油を油圧モータ3に
導いたときの速度域を拡大できる。
3にそれぞれ導いて得られる二つの速度域が連続するよ
うにしたので、第2の油圧ポンプ8を使用したときの最
低速度から第1の油圧ポンプ1を使用したときの最高速
度まで切れ目のない連続的な速度制御が可能となる。請
求項2の発明では、第2の油圧ポンプ8の吐出容量の変
更により第2の油圧ポンプ8の吐出油を油圧モータ3に
導いたときの速度域を拡大できる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1〜図4を参照して本発明の実施例を説明
する。 −第1実施例− 図1は本発明の第1実施例の制御回路を示し、図中符号
1は主ポンプ、2は主ポンプ1からの吐出油の供給方向
を切換える主切換弁、3はウインチ駆動用の油圧モー
タ、4はパイロット圧を発生するチャージポンプ、5は
パイロット操作弁である。主ポンプ1は可変容量形であ
り、その吐出容量はパイロット管路20を介してレギュ
レータ1aに導かれる指令圧が高いほど大きくなる。指
令圧については後述する。主切換弁2は、パイロット操
作弁5からパイロットポート2a,2bに導かれるパイ
ロット圧により、図示の中立位置、i位置およびj位置
の間で切換え制御される。中立位置のときには主ポンプ
1の吐出油がタンクTへ戻される。i位置またはj位置
のときは主ポンプ1の吐出油が油圧モータ3の一対のポ
ート3a,3bのいずれかに導かれる。ポート3aに圧
油が導かれるとウインチ11が巻下げ方向に回転し、ポ
ート3bに圧油が導かれるとウインチ11が巻上げ方向
に回転する。図では省略したが主ポンプ1の吐出油は油
圧モータ3以外の油圧アクチュエータにも供給可能とさ
れている。主ポンプ1は建設機械に搭載される不図示の
原動機(例えばディーゼルエンジン)により駆動され
る。
する。 −第1実施例− 図1は本発明の第1実施例の制御回路を示し、図中符号
1は主ポンプ、2は主ポンプ1からの吐出油の供給方向
を切換える主切換弁、3はウインチ駆動用の油圧モー
タ、4はパイロット圧を発生するチャージポンプ、5は
パイロット操作弁である。主ポンプ1は可変容量形であ
り、その吐出容量はパイロット管路20を介してレギュ
レータ1aに導かれる指令圧が高いほど大きくなる。指
令圧については後述する。主切換弁2は、パイロット操
作弁5からパイロットポート2a,2bに導かれるパイ
ロット圧により、図示の中立位置、i位置およびj位置
の間で切換え制御される。中立位置のときには主ポンプ
1の吐出油がタンクTへ戻される。i位置またはj位置
のときは主ポンプ1の吐出油が油圧モータ3の一対のポ
ート3a,3bのいずれかに導かれる。ポート3aに圧
油が導かれるとウインチ11が巻下げ方向に回転し、ポ
ート3bに圧油が導かれるとウインチ11が巻上げ方向
に回転する。図では省略したが主ポンプ1の吐出油は油
圧モータ3以外の油圧アクチュエータにも供給可能とさ
れている。主ポンプ1は建設機械に搭載される不図示の
原動機(例えばディーゼルエンジン)により駆動され
る。
【0009】パイロット操作弁5は、チャージポンプ4
から導かれる圧力を操作レバー5aの操作方向および操
作量に応じて減圧してパイロット管路21a,21bに
出力する。操作レバー5aが図示の中立位置のときは管
路21a,21bへのパイロット圧の出力が阻止され
る。操作レバー5aを巻下げ方向(矢印A方向)に操作
したときは、その操作量が大きいほど減圧度が小さくな
ってパイロット管路21aのパイロット圧が上昇する。
操作レバー5aを巻上げ方向(矢印B方向)に操作した
ときは、その操作量が大きいほどパイロット管路21b
のパイロット圧が上昇する。
から導かれる圧力を操作レバー5aの操作方向および操
作量に応じて減圧してパイロット管路21a,21bに
出力する。操作レバー5aが図示の中立位置のときは管
路21a,21bへのパイロット圧の出力が阻止され
る。操作レバー5aを巻下げ方向(矢印A方向)に操作
したときは、その操作量が大きいほど減圧度が小さくな
ってパイロット管路21aのパイロット圧が上昇する。
操作レバー5aを巻上げ方向(矢印B方向)に操作した
ときは、その操作量が大きいほどパイロット管路21b
のパイロット圧が上昇する。
【0010】パイロット操作弁5の出力圧はパイロット
管路21cを介して指令圧選択弁6にも導かれる。指令
圧選択弁6のソレノイド6sが消磁されているときは、
パイロット操作弁5の出力圧が主ポンプ1のレギュレー
タ1aに指令圧として導かれる。この場合は、操作レバ
ー5aの操作量が大きいほど主ポンプ1の吐出容量が大
きくなる。指令圧選択弁6のソレノイド6sを励磁する
と、チャージポンプ4の吐出圧が減圧弁7で減圧されて
レギュレータ1aに導かれる。減圧弁7の減圧度はレバ
ー7aにより手動調整可能である。
管路21cを介して指令圧選択弁6にも導かれる。指令
圧選択弁6のソレノイド6sが消磁されているときは、
パイロット操作弁5の出力圧が主ポンプ1のレギュレー
タ1aに指令圧として導かれる。この場合は、操作レバ
ー5aの操作量が大きいほど主ポンプ1の吐出容量が大
きくなる。指令圧選択弁6のソレノイド6sを励磁する
と、チャージポンプ4の吐出圧が減圧弁7で減圧されて
レギュレータ1aに導かれる。減圧弁7の減圧度はレバ
ー7aにより手動調整可能である。
【0011】以上が主ポンプ1にて油圧モータ3を駆動
するための回路であり、本実施例では以下の回路の追加
によりウインチ11の超微速駆動が実現される。すなわ
ち、本実施例では主ポンプ1とは別に小容量の補助ポン
プ8が設けられている。補助ポンプ8は可変容量形であ
り、その吐出容量はチャージポンプ4から減圧弁13を
介してレギュレータ8aに導かれる指令圧が高いほど大
きくなる。減圧弁13の減圧度はレバー13aにより手
動調整可能である。補助ポンプ8aの吐出容量の調整範
囲は後述する。補助ポンプ8は主ポンプ1と同じく不図
示の原動機で駆動される。補助ポンプ8の吐出油は補助
管路12を介して補助切換弁9に導かれる。補助切換弁
9は、パイロットポート9a,9bに導かれるパイロッ
ト圧により、図示の中立位置、e位置およびf位置の間
で切換え制御される。中立位置のときには補助ポンプ8
の吐出油がタンクTへ戻される。e位置またはf位置の
ときは補助ポンプ8の吐出油が油圧モータ3の一対のポ
ート3a,3bのいずれかに導かれる。
するための回路であり、本実施例では以下の回路の追加
によりウインチ11の超微速駆動が実現される。すなわ
ち、本実施例では主ポンプ1とは別に小容量の補助ポン
プ8が設けられている。補助ポンプ8は可変容量形であ
り、その吐出容量はチャージポンプ4から減圧弁13を
介してレギュレータ8aに導かれる指令圧が高いほど大
きくなる。減圧弁13の減圧度はレバー13aにより手
動調整可能である。補助ポンプ8aの吐出容量の調整範
囲は後述する。補助ポンプ8は主ポンプ1と同じく不図
示の原動機で駆動される。補助ポンプ8の吐出油は補助
管路12を介して補助切換弁9に導かれる。補助切換弁
9は、パイロットポート9a,9bに導かれるパイロッ
ト圧により、図示の中立位置、e位置およびf位置の間
で切換え制御される。中立位置のときには補助ポンプ8
の吐出油がタンクTへ戻される。e位置またはf位置の
ときは補助ポンプ8の吐出油が油圧モータ3の一対のポ
ート3a,3bのいずれかに導かれる。
【0012】補助切換弁9のパイロットポート9a,9
bは電磁弁10a,10bを介してパイロット管路21
a,21bにそれぞれ接続されている。電磁弁10a,
10bのソレノイド10sの励磁および消磁は運転席に
設けたスイッチSW1により切換えられる。スイッチS
W1がオフのときはソレノイド10sが消磁される。こ
のとき、パイロット操作弁5から出力されたパイロット
圧が電磁弁10a,10bを経て主切換弁2のパイロッ
トポート2a,2bのいずれかに導かれ、補助切換弁9
側にはパイロット圧が導かれない。従って、パイロット
操作弁5の操作に応じて主切換弁2のみが切換えられ、
主ポンプ1の吐出油で油圧モータ3が駆動される。一
方、スイッチSW1がオンされて電磁弁10a,10b
のソレノイド10sが励磁されると、パイロット操作弁
5から出力されたパイロット圧が電磁弁10a,10b
を経て補助切換弁9のパイロットポート9a,9bのい
ずれかに導かれ、主切換弁2側にはパイロット圧が導か
れない。従って、パイロット操作弁5の操作に応じて補
助切換弁9のみが切換えられ、補助ポンプ8の吐出油で
油圧モータ3が駆動される。
bは電磁弁10a,10bを介してパイロット管路21
a,21bにそれぞれ接続されている。電磁弁10a,
10bのソレノイド10sの励磁および消磁は運転席に
設けたスイッチSW1により切換えられる。スイッチS
W1がオフのときはソレノイド10sが消磁される。こ
のとき、パイロット操作弁5から出力されたパイロット
圧が電磁弁10a,10bを経て主切換弁2のパイロッ
トポート2a,2bのいずれかに導かれ、補助切換弁9
側にはパイロット圧が導かれない。従って、パイロット
操作弁5の操作に応じて主切換弁2のみが切換えられ、
主ポンプ1の吐出油で油圧モータ3が駆動される。一
方、スイッチSW1がオンされて電磁弁10a,10b
のソレノイド10sが励磁されると、パイロット操作弁
5から出力されたパイロット圧が電磁弁10a,10b
を経て補助切換弁9のパイロットポート9a,9bのい
ずれかに導かれ、主切換弁2側にはパイロット圧が導か
れない。従って、パイロット操作弁5の操作に応じて補
助切換弁9のみが切換えられ、補助ポンプ8の吐出油で
油圧モータ3が駆動される。
【0013】図2は主ポンプ1の吐出油で油圧モータ3
を駆動するときのウインチ11のロープ速度と、補助ポ
ンプ8の吐出油で油圧モータ3を駆動するときのウイン
チ11のロープ速度との関係を示す。図中V1は杭打ち
工法で要求される最低速度、V5は最高速度である。区
間Aは主ポンプ1を使用する場合の速度域、区間Bは補
助ポンプ8を使用する場合の速度域である。最低速度V
1は補助ポンプ8の吐出容量を最小に設定しかつ原動機
を実用最低回転数で運転したときに得られる。最高速度
V5は主ポンプ1の吐出容量を最大に設定しかつ原動機
を実用最高回転数で運転したときに得られる。区間Aの
最低速度V3は主ポンプ1の吐出容量を最小に設定し原
動機を実用最低回転数で運転したときに得られる。
を駆動するときのウインチ11のロープ速度と、補助ポ
ンプ8の吐出油で油圧モータ3を駆動するときのウイン
チ11のロープ速度との関係を示す。図中V1は杭打ち
工法で要求される最低速度、V5は最高速度である。区
間Aは主ポンプ1を使用する場合の速度域、区間Bは補
助ポンプ8を使用する場合の速度域である。最低速度V
1は補助ポンプ8の吐出容量を最小に設定しかつ原動機
を実用最低回転数で運転したときに得られる。最高速度
V5は主ポンプ1の吐出容量を最大に設定しかつ原動機
を実用最高回転数で運転したときに得られる。区間Aの
最低速度V3は主ポンプ1の吐出容量を最小に設定し原
動機を実用最低回転数で運転したときに得られる。
【0014】ここで、主ポンプ1の最大容量は最高速度
V5に合わせて大きく設定される。また、キャビテーシ
ョンを避けながら主ポンプ1を最大容量まで迅速に移行
させるため、主ポンプ1の最小容量も比較的大きく設定
される。さらに、一般的な建設機械の原動機の実用回転
数域は、実用最高回転数が実用最低回転数のほぼ2倍程
度(例えば1000〜2000r.p.m.)である。その一
方、超微速領域での最低速度V1はウインチ11の通常
速度と比べて桁違いに小さい。以上の理由から区間Aの
最低速度V3と区間Bの最低速度V1との差は相当に大き
くなる。従って、補助ポンプ8を固定容量とし、原動機
が実用最低回転数のとき最低速度V1が得られるように
すると、原動機の回転数を上昇させても最低速度V1か
らその2倍程度の最高速度V2までの区間Cでしかロー
プ速度を変化させることができず、速度V2から速度V3
までの区間Dが速度設定の不可能な空白領域となる。こ
の空白領域を放置すると作業性や操作性が悪化する。
V5に合わせて大きく設定される。また、キャビテーシ
ョンを避けながら主ポンプ1を最大容量まで迅速に移行
させるため、主ポンプ1の最小容量も比較的大きく設定
される。さらに、一般的な建設機械の原動機の実用回転
数域は、実用最高回転数が実用最低回転数のほぼ2倍程
度(例えば1000〜2000r.p.m.)である。その一
方、超微速領域での最低速度V1はウインチ11の通常
速度と比べて桁違いに小さい。以上の理由から区間Aの
最低速度V3と区間Bの最低速度V1との差は相当に大き
くなる。従って、補助ポンプ8を固定容量とし、原動機
が実用最低回転数のとき最低速度V1が得られるように
すると、原動機の回転数を上昇させても最低速度V1か
らその2倍程度の最高速度V2までの区間Cでしかロー
プ速度を変化させることができず、速度V2から速度V3
までの区間Dが速度設定の不可能な空白領域となる。こ
の空白領域を放置すると作業性や操作性が悪化する。
【0015】ところが本実施例では補助ポンプ8を可変
容量形としたので、補助ポンプ8の吐出容量を最大に設
定し原動機を実用最高回転数で運転したときの速度V4
を区間Aの最低速度V3よりも高く設定でき、減圧弁1
3のレバー13aや減圧弁7のレバー操作7aまたはパ
イロット操作弁5の操作と原動機の回転数の調整により
最低速度V1から最高速度V5まで連続的にロープ速度を
変更できる。ちなみに、主ポンプ1の最大容量と最小容
量の比(最大容量/最小容量)の比をほぼ5倍、補助ポ
ンプ8の最大容量と最小容量の比をほぼ4倍、主ポンプ
1の最大容量と補助ポンプ8の最小容量の比をほぼ20
倍、補助ポンプ8の最大容量を主ポンプ1の最小容量よ
りも幾らか大きく設定したところ、ウインチに必要な全
速度域をカバーできた。なお、図1の減圧弁13を省略
し、図3に示すように電磁弁6の出力圧を補助ポンプ8
のレギュレータ8aに導いてもよい。
容量形としたので、補助ポンプ8の吐出容量を最大に設
定し原動機を実用最高回転数で運転したときの速度V4
を区間Aの最低速度V3よりも高く設定でき、減圧弁1
3のレバー13aや減圧弁7のレバー操作7aまたはパ
イロット操作弁5の操作と原動機の回転数の調整により
最低速度V1から最高速度V5まで連続的にロープ速度を
変更できる。ちなみに、主ポンプ1の最大容量と最小容
量の比(最大容量/最小容量)の比をほぼ5倍、補助ポ
ンプ8の最大容量と最小容量の比をほぼ4倍、主ポンプ
1の最大容量と補助ポンプ8の最小容量の比をほぼ20
倍、補助ポンプ8の最大容量を主ポンプ1の最小容量よ
りも幾らか大きく設定したところ、ウインチに必要な全
速度域をカバーできた。なお、図1の減圧弁13を省略
し、図3に示すように電磁弁6の出力圧を補助ポンプ8
のレギュレータ8aに導いてもよい。
【0016】−第2実施例− 図4は本発明の第2実施例を示す。なお、図1との共通
部分には同一符号を付してある。この実施例では、図1
の油圧パイロット式の補助切換弁9に代え、電磁式の補
助切換弁15を設けている。また、チャージポンプ4と
パイロット操作弁5との間に電磁弁16を設けている。
補助切換弁15のソレノイド15a,15bおよび電磁
弁16のソレノイド16sの励磁および消磁の切換えは
運転席に設けたスイッチSW2で行なう。スイッチSW
2の接点a、接点b側がいずれも開放状態のときはソレ
ノイド15a,15b,16sがすべて消磁され、補助
切換弁15が図示の中立位置、電磁弁16がg位置にそ
れぞれ保持される。この状態では補助ポンプ8から油圧
モータ3への圧油の供給が補助切換弁15で阻止され、
チャージポンプ4からパイロット操作弁5への圧油の供
給が許容される。従って、油圧モータ3は主ポンプ1の
吐出油で駆動される。
部分には同一符号を付してある。この実施例では、図1
の油圧パイロット式の補助切換弁9に代え、電磁式の補
助切換弁15を設けている。また、チャージポンプ4と
パイロット操作弁5との間に電磁弁16を設けている。
補助切換弁15のソレノイド15a,15bおよび電磁
弁16のソレノイド16sの励磁および消磁の切換えは
運転席に設けたスイッチSW2で行なう。スイッチSW
2の接点a、接点b側がいずれも開放状態のときはソレ
ノイド15a,15b,16sがすべて消磁され、補助
切換弁15が図示の中立位置、電磁弁16がg位置にそ
れぞれ保持される。この状態では補助ポンプ8から油圧
モータ3への圧油の供給が補助切換弁15で阻止され、
チャージポンプ4からパイロット操作弁5への圧油の供
給が許容される。従って、油圧モータ3は主ポンプ1の
吐出油で駆動される。
【0017】スイッチSW2の接点aが閉成するとソレ
ノイド15aが励磁されて補助切換弁15がf位置に切
換わる。これにより、補助ポンプ8の吐出油が油圧モー
タ3のポート3aに導かれ、ウインチ11が巻下げ方向
に駆動される。一方、スイッチSW2の接点bが閉成す
るとソレノイド15bが励磁されて補助切換弁15がe
位置に切換わり、補助ポンプ8の吐出油が油圧モータ3
のポート3bに導かれてウインチ11が巻上げ方向に駆
動される。補助ポンプ8の吐出油でウインチ11を駆動
するときの速度は減圧弁13のレバー13aにより調整
する。スイッチSW2の接点a,bのいずれが閉成して
もソレノイド16sが励磁されて電磁弁16がh位置に
切換わる。これによりチャージポンプ4からパイロット
操作弁5への圧油の供給が絶たれる。従って、超微速駆
動時に操作レバー5aを誤って操作しても主ポンプ1の
吐出油は油圧モータ3に導かれない。また、補助切換弁
15を中立位置に戻さない限り操作レバー5aでウイン
チ11を操作できないことになるので、超微速駆動から
通常速度の駆動に戻るときスイッチSW2を切り忘れる
おそれがない。
ノイド15aが励磁されて補助切換弁15がf位置に切
換わる。これにより、補助ポンプ8の吐出油が油圧モー
タ3のポート3aに導かれ、ウインチ11が巻下げ方向
に駆動される。一方、スイッチSW2の接点bが閉成す
るとソレノイド15bが励磁されて補助切換弁15がe
位置に切換わり、補助ポンプ8の吐出油が油圧モータ3
のポート3bに導かれてウインチ11が巻上げ方向に駆
動される。補助ポンプ8の吐出油でウインチ11を駆動
するときの速度は減圧弁13のレバー13aにより調整
する。スイッチSW2の接点a,bのいずれが閉成して
もソレノイド16sが励磁されて電磁弁16がh位置に
切換わる。これによりチャージポンプ4からパイロット
操作弁5への圧油の供給が絶たれる。従って、超微速駆
動時に操作レバー5aを誤って操作しても主ポンプ1の
吐出油は油圧モータ3に導かれない。また、補助切換弁
15を中立位置に戻さない限り操作レバー5aでウイン
チ11を操作できないことになるので、超微速駆動から
通常速度の駆動に戻るときスイッチSW2を切り忘れる
おそれがない。
【0018】以上の実施例では、主ポンプ1が第1の油
圧ポンプを、補助ポンプ8が第2の油圧ポンプを、電磁
弁10a,10bとスイッチSW1または電磁弁16と
スイッチSW2がポンプ選択手段をそれぞれ構成する。
ただし、第2実施例では電磁弁16を省略し、スイッチ
SW2のみでポンプ選択手段を構成してもよい。
圧ポンプを、補助ポンプ8が第2の油圧ポンプを、電磁
弁10a,10bとスイッチSW1または電磁弁16と
スイッチSW2がポンプ選択手段をそれぞれ構成する。
ただし、第2実施例では電磁弁16を省略し、スイッチ
SW2のみでポンプ選択手段を構成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば二
つの油圧ポンプによって実現されるウインチの二つの速
度域を連続させたので、超微速領域から通常速度領域ま
で切れ目のない連続的な速度制御が可能となり、様々な
工法に対応できる。特に請求項2の発明では第2の油圧
ポンプをも可変容量形としたので、第1の油圧ポンプを
使用したときの速度域の最高速度や第2の油圧ポンプを
使用したときの最低速度を必要十分な値に設定しつつ二
つの速度域を連続させることができる。
つの油圧ポンプによって実現されるウインチの二つの速
度域を連続させたので、超微速領域から通常速度領域ま
で切れ目のない連続的な速度制御が可能となり、様々な
工法に対応できる。特に請求項2の発明では第2の油圧
ポンプをも可変容量形としたので、第1の油圧ポンプを
使用したときの速度域の最高速度や第2の油圧ポンプを
使用したときの最低速度を必要十分な値に設定しつつ二
つの速度域を連続させることができる。
【図1】本発明の第1実施例の制御回路を示す図。
【図2】第1実施例で主ポンプを使用したときの速度域
と、補助ポンプを使用したときの速度域との関係を示す
図。
と、補助ポンプを使用したときの速度域との関係を示す
図。
【図3】図1の変形例を示す図。
【図4】本発明の第2実施例の制御回路を示す図。
1 主ポンプ 2 主切換弁 3 ウインチ駆動用の油圧モータ 5 パイロット操作弁 8 補助ポンプ 9,15 補助切換弁 10a,10b 電磁弁 11 ウインチ SW1,SW2 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 原動機に駆動される可変容量形の第1の
油圧ポンプと、 前記原動機に駆動され、かつ前記第1の油圧ポンプより
も小容量の第2の油圧ポンプと、 ウインチを駆動する油圧モータと、 前記第1の油圧ポンプおよび前記第2の油圧ポンプのう
ち、いずれの吐出油を前記油圧モータへ導くかを選択す
るポンプ選択手段と、を備えたウインチの制御回路にお
いて、 前記第1の油圧ポンプの吐出油を前記油圧モータに導い
て得られる前記ウインチの速度域と、前記第2の油圧ポ
ンプの吐出油を前記油圧モータに導いて得られる前記ウ
インチの速度域とが連続していることを特徴とするウイ
ンチの制御回路。 - 【請求項2】 前記第2の油圧ポンプが可変容量形であ
ることを特徴とする請求項1記載のウインチの制御回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31645394A JPH08169691A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ウインチの制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31645394A JPH08169691A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ウインチの制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08169691A true JPH08169691A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18077265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31645394A Pending JPH08169691A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ウインチの制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08169691A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004292102A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | ウインチの速度制御装置およびクレーン |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31645394A patent/JPH08169691A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004292102A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | ウインチの速度制御装置およびクレーン |
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